JP3260787B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機等の画像処理装置
及び画像処理方法に関し、特に複数の画像を合成する機
能を有する画像処理装置及び画像処理方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機の性能の発達に伴う極秘文
書の複写による被害の発生が多くなってきている。そし
て、従来は、極秘文書の複写防止技術としては、例え
ば、特殊なフィルムで原稿をラミネートしたり、複写に
使用する用紙に特殊な処理を施したりする方法等が考案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の偽造防止方法は、その取り扱いが面倒な上、コ
ストが高くつくという問題があり、そのために一般に普
及するまでには至っていないのが現状である。また、紙
幣などの複写を禁止すべき原稿を検出して、複写プロセ
スを変更する方法が提案されているが、複数の原稿を合
成して1つの再生画像を得ようとする場合、その中の原
稿が複写禁止の対象であるときには、再生画像が全く得
られないことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決することを目的として成されたもので、上述の課題
を解決する一手段として、以下の構成を備える。すなわ
ち、入力カラー画像信号を電気的に処理して出力画像信
号を得る画像処理装置において、前記入力カラー画像信
号から第1の原稿をあらわす画像データを抽出する抽出
手段と、前記抽出された画像データを、第2の原稿をあ
らわす画像データのうち、特定の色成分の画像データに
合成する合成手段とを備える。また、好ましくは、前記
出力画像信号は、マゼンタ,シアン,イエローの色成
分、または、マゼンタ,シアン,イエロー,ブラックの
4色成分に色分解された信号であり、前記合成手段は、
前記抽出手段により抽出された画像データをイエロー成
分の画像データに合成する。また、好ましくは、前記抽
出手段は、前記第1の原稿からは、レッド,グリーン,
ブルーの3色成分に色分解された画像信号のうちのグリ
ーンの色画像データを抽出し、かつ、前記第2の原稿を
あらわす画像データのうちのブルーの色画像データに合
成する。
【0005】また、上述の課題を解決するための、本発
明の他の態様による画像処理方法は、第1のカラー画像
を第2のカラー画像に埋め込むための画像処理方法であ
って、 第1のカラー画像を入力する入力工程と、 前記入
力された第1のカラー画像を複数の色成分信号に分解し
て前記第2のカラー画像に埋め込む埋め込み工程とを備
える更に、上述課題を解決する本発明の他の態様によ
る画像処理装置は、 第1のカラー画像を第2のカラー画
像に埋め込むための画像処理装置であって、 第1のカラ
ー画像を入力する入力手段と、 前記入力された第1のカ
ラー画像を複数の色成分信号に分解して前記第2のカラ
ー画像に埋め込む埋め込み手段とを備える。
【0006】
【作用】以上の構成において、原稿が複写されても、そ
の原画像が容易には判別できないように機能する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明に係る好
適な実施例を詳細に説明する。 [装置の概観説明]図1は、本発明の実施例に係る複写
機の概観構成を示す図である。同図において、イメージ
スキャナ部201では、CCDセンサにより400dp
i (dots/inch)の解像度で原稿を読み取り、ディジタル
信号処理を行なう。また、プリンタ部202は、イメー
ジスキャナ部201にて読み取られた原稿画像に対応し
た画像を、400dpiの解像度で記録用紙上にフルカ
ラーにてプリント出力する。
【0008】イメージスキャナ部201において、鏡面
圧板200は、原稿台ガラス(以下、プラテンという)
203上の原稿204はランプ205で照射され、その
反射光がミラー206,207,208に導かれる。そ
して、ミラーにて導かれた光は、レンズ209によっ
て、3ラインセンサ(以下、CCDという)210上に
像を結び、フルカラー情報レッド(R),グリーン
(G),ブルー(B)成分として信号処理部211に送
られる。なお、上記ランプ205、及びミラー206を
固定しているキャリッジ100は速度vで、また、ミラ
ー207,208は速度1/2vにてラインセンサ21
0の電気的な走査方向(主走査方向)に対して垂直方向
に、機械的に動くことによって原稿全面を走査(副走
査)する。
【0009】信号処理部211では、読み取られた画像
信号を電気的に処理して、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)の各成分に
分解し、それをプリンタ部202に送る。また、イメー
ジスキャナ部201における一回の原稿走査につき、
M,C,Y,Bkの内の一成分がプリンタ部202に送
られ、合計4回の原稿走査によって、一回のプリントア
ウトが完成する。
【0010】イメージスキャナ部201からのM,C,
Y,Bkの各画像信号は、レーザドライバ212に送ら
れる。このレーザドライバ212は、送られてきた画像
信号に応じて半導体レーザ213を変調駆動する。半導
体レーザ213からのレーザ光は、ポリゴンミラー21
4、f−θレンズ215、及びミラー216を介して、
感光ドラム217上を走査する。
【0011】回転現像器218は、マゼンタ現像部21
9、シアン現像部220、イエロー現像部221、そし
て、ブラック現像部222にて構成され、これら4つの
現像部が交互に感光ドラム217に接することで、感光
ドラム217上に形成された静電潜像をトナーで現像す
る。また、転写ドラム223は、用紙カセット224、
または用紙カセット225より供給される用紙を、この
転写ドラム223に巻き付け、感光ドラム217上に現
像された像を用紙に転写する。このようにして、M,
C,Y,Bkの4色が順次転写された後に、用紙は定着
ユニット226を通過し、そこでトナーが用紙に定着さ
れた後、排紙される。
【0012】[イメージスキャナ部の説明]図2は、本
実施例に係る複写機のイメージスキャナ部201の構成
を示すブロック図である。同図において、CCD(固体
撮像素子)210−1,210−2,210−3は、そ
れぞれレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の
分光感度特性を持つCCDセンサであり、入力信号をA
/D変換した後、それぞれ8ビット出力0〜255の信
号を出力する。本実施例に係る複写機では、CCDセン
サ210−1,210−2,210−3は、一定の距離
を隔てて配置されているため、ディレイ素子401,4
02において、その空間的ずれが補正される。なお、合
成部417については、その詳細は後述する。
【0013】log変換器403,404,405は、
例えば、不図示のルックアップテーブルROM、または
RAMにより構成され、そこでは輝度信号が濃度信号に
変換される。また、マスキング・UCR(下色除去)回
路406では、入力された3信号により、出力のための
マゼンタ(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラ
ック(Bk)の各信号の読み取り動作の度に、面順次に
所定のビット長、例えば、8ビットで出力される。
【0014】空間フィルタ407は、出力信号の空間周
波数の補正を行ない、濃度変換回路408は、プリンタ
部202が有する濃度特性を補正するものであり、lo
g変換器403〜405と同様なROM、またはRAM
にて構成される。また、プリンタ部202では、濃度変
換回路408の出力を使ってレーザ光を変調し、感光ド
ラム217上に潜像を書き込む。
【0015】一方、マイクロコンピュータ(以下、CP
Uという)414は、本複写機全体の制御を司るコンピ
ュータであり、ROM415には、CPU414の動作
プログラムが格納されるとともに、RAM416は、各
種制御を実行するためのワークエリアとして用いられ
る。また、入出力ポート(以下、I/Oポートという)
413は、CPU414に接続されるI/Oポートであ
る。なお、I/Oポート413から合成部417、及び
マスキング・UCR回路406へ出力されるCNO信号
は、図3に示すように2ビットの面順次信号であり、上
述の4回の読み取り動作の順番を示すとともに、プリン
ト出力色を表わす制御信号である。そして、この信号
は、CPU414の制御によりI/Oポート413を経
て出力され、マスキング・UCR回路406の動作条件
を切り替える。
【0016】[画像合成の説明]図4は、画像合成時に
おける原稿台の様子を説明するための図である。ここで
の画像合成とは、同図に示すように、“ABC”という
情報が記載された原稿1401と、情報“○×△”が記
載された原稿1402の2枚の原稿がプラテン203上
に置かれ、“ABC”を極秘文書とした場合、それとは
全く関係の無い、いわゆるカモフラージュ用の画像原稿
“○×△”と“ABC”との画像合成を行ない、かつ、
“ABC”については、人間の目には判別しにくいイエ
ロー(Y)で画像形成を行なうことである。なお、カモ
フラージュ用の画像原稿としては、各色成分を均等に含
む原稿であることが好ましく、文書原稿よりも写真原稿
の方がカモフラージュの効果がより明瞭になる。本実施
例の複写機では、図2に示す合成部417が上記の画像
合成を行ない、I/Oポート413からのADD信号が
論理“1”になっていると、つまり、図2の操作部41
8のモード設定キーが操作されて「隠し合成モード」が
ONになっているとき、上述の合成が行なわれる。
【0017】そこで、具体的な画像合成について説明す
る。図5(A)は、図4に示す原稿1401と1402
における、ある主走査方向1ラインのグリーン(G)の
データである。図示のように、この1ラインは5000
画素を有し、図5(A)の1〜5000までの数字は画
素アドレスを、また、これらの数字に対応するマス
(□)内の数字は、8bit(0〜255)の画像デー
タを表わしている。また、図5(B)は合成後の画像デ
ータを示す。すなわち、図5(A)に示すように原稿1
401と1402の境界が2500画素目と2501画
素目の間にあり、各原稿についての2500画素を合成
することで、図5(B)に示す画像データを得る。
【0018】なお、図6に示すように、合成後のデータ
Qは、合成前の原稿1401(極秘文書)のグリーン
(G)の画素データと、合成前の原稿1402(カモフ
ラージュ用原稿)のブルー(B)の画素データとを加算
して求めたものである。そして、合成後のデータも8b
it(0〜255)であるので、合成の段階でデータ値
が255以上になっても、ここではデータを255に制
限する。また、合成に際して原稿1401(極秘文書)
からは、そのグリーンの画像データを抽出して用いるの
は、グリーンが最も簡易的に人間の目における輝度感覚
に近く、原稿上から抽出したい情報、つまり、極秘とし
たい内容と最も良く対応するからである。
【0019】図7は、図2に示す合成部417の詳細ブ
ロック図である。同図に示す合成回路が動作するのは、
ADD信号が論理“1”で、かつ、CNO信号の値が
“2”(CNO<0>=“0”,CNO<1>=
“1”)のときである。つまり、複写機が合成モードに
あり、そのプリント出力色がイエロー(Y)のとき、本
合成回路が動作する。また、合成を行なうか否かを制御
する信号は、2bitのCNO信号とADD信号をAN
D回路501によって論理積をとった信号である。
【0020】この合成回路の動作時以外のときには、画
像信号Bは、ディレイ回路505とセレクタ506のみ
を通って出力Qとなる。ここでは、ディレイ回路505
によって、合成時及び非合成時に、同じタイミングでデ
ータが合成部417から出力される。そして、ディレイ
回路505,ディレイ素子401,402におけるそれ
ぞれのディレイ量は、log変換器403,404,4
05に、原稿上の同じ画素のデータが入力されるような
値が設定されている。
【0021】また、合成時における画像データは、最初
にメモリ502と503に蓄えられ、それぞれ、あらか
じめ設定しておいたアドレスから読み出される。読み出
されたデータは加算回路504に入力され、加算後、セ
レクタ506を通って出力Qとなる。そして、合成の際
には、上述のように極秘文書である原稿1401の画像
のグリーン(G)のデータと、カモフラージュのために
使われる原稿1402のブルー(B)のデータとを、合
成部417にて合成する。合成後のデータQはlog変
換器405に入力され、そこからは合成した画像データ
についてのイエロー(Y)の濃度信号が出力される。
【0022】以上説明したように、本実施例によれば、
極秘文書の原稿から特定の色画像データを抽出し、ま
た、その画像とは全く関係の無い、カモフラージュ用原
稿の画像データからも特定の色画像データを抽出してそ
れらを合成し、合成後の画像データについては、人間の
目には判別しにくい色成分を有する画像データとして出
力することで、複写された極秘文書の原画像を容易には
判別できないようにし、極秘文書の保護を容易に行なう
ことができるという効果がある。
【0023】なお、上記実施例では、画像合成時に、極
秘文書と、極秘文書とは関係のないカモフラージュ用の
画像原稿の両方をプラテン上に置いたが、これらの内、
カモフラージュ用の画像データをあらかじめ複写機に登
録しておき、操作部418により「隠し合成モード」が
選択されたときに、プラテン上の極秘文書の原稿を読み
取って得た画像データと、登録しておいたカモフラージ
ュ用の画像データとを合成するようにしてもよい。本発
明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の主
旨を逸脱しない範囲において種々変形が可能である。
【0024】<変形例1>図8は、本変形例に係る複写
機のイメージスキャナ部の合成部の構成を示すブロツク
図である。なお、同図において、図7に示す上記実施例
に係る合成部と同一構成要素には同一符号を付し、それ
らの詳細な説明を省略する。図8において、コンパレー
タ602は、その入力端子Aに入力される画像データが
端子BにセツトされているデータTH1よりも小さいと
きに、論理“H”を出力する。TH1の値を、例えば1
28に設定しておくと、信号G′の値が128未満であ
れば、コンパレータ602の出力は、論理“H”にな
り、信号G′の値が128以上であれば、出力は論理
“L”になる。
【0025】また、リミッタ601は、R端子に論理
“H”が入力されると、その出力データをある一定値
(120)以下に制限するよう動作する。これによっ
て、Qの値が128以上であるときには、G′の値が1
28以上である画素に限られることになる。つまり、原
稿1401上の濃度の高い画素のみが、出力画像上でも
イエロー(Y)の濃度が高くなる。このように、本変形
例に係る合成部による処理にて、出力画像上のイエロー
の濃度が高い画素を抽出すれば、容易に原稿1401の
原画像を復元することができる。
【0026】<変形例2>図9は、本変形例に係る複写
機のイメージスキャナ部の合成部の構成を示すブロツク
図である。なお、同図においても、変形例1と同様、図
7に示す上記実施例に係る合成部と同一構成要素には同
一符号を付し、それらの詳細な説明を省略する。図9に
おいて、コンパレータ701は、その入力端子Aに入力
される画像データが、端子Bにセツトされているデータ
TH2よりも大きいときに、論理“H”を出力する。こ
のTH2の値を、例えば128にしておけば、信号G′
の値が128以上であれば、コンパレータ701の出力
は論理“H”になり、また、TH2が128未満であれ
ば、出力は論理“L”になる。
【0027】また、セレクタ702では、コンパレータ
701の出力が論理“L”ならば、端子Aに入力された
データをそのまま出力し、コンパレータ701の出力が
論理“H”ならば、CPU414より端子Bにセツトさ
れた値D(例えば、250)が出力される。なお、本発
明は、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、1つの機器から成る装置に適用しても良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力カラー画像信号から第1の原稿をあらわす画像デー
タを抽出し、抽出された画像データを、第2の原稿をあ
らわす画像データのうち、例えば人間の目に識別しにく
い等、特定の色成分の画像データに合成するので、第1
の原稿を第2の原稿に人間の目に識別しにくく合成する
ことができる。 また、入力された第1のカラー画像を複
数の色成分信号に分解して第2のカラー画像に埋め込む
ので、所望のカラー画像を別のカラー画像に適切に埋め
込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る複写機の概観構成を示す
図、
【図2】実施例に係る複写機のイメージスキャナ部の構
成を示すブロック図、
【図3】実施例におけるCNO信号を説明する図、
【図4】画像合成時における原稿台の様子を説明するた
めの図、
【図5】実施例における画像合成を説明するための図、
【図6】合成前の画素データと、対応する合成前の画素
データから合成後のデータを求める方法を示す図、
【図7】実施例に係る合成部の詳細ブロック図、
【図8】変形例1に係る複写機のイメージスキャナ部の
合成部の構成を示すブロツク図、
【図9】変形例2に係る複写機のイメージスキャナ部の
合成部の構成を示すブロツク図である。
【符号の説明】
201 イメージスキャナ部 202 プリンタ部 210 CCD 401,402 ディレイ素子 403,404,405 log変換器 406 マスキング・UCR回路 407 空間フィルタ回路 408 濃度変換回路 413 I/Oポート 414 CPU 415 ROM 416 RAM 417 合成部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力カラー画像信号を電気的に処理して
    出力画像信号を得る画像処理装置において、 前記入力カラー画像信号から第1の原稿をあらわす画像
    データを抽出する抽出手段と、 前記抽出された画像データを、第2の原稿をあらわす画
    像データのうち、特定の色成分の画像データに合成する
    合成手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記出力画像信号は、マゼンタ,シア
    ン,イエローの色成分、または、マゼンタ,シアン,イ
    エロー,ブラックの4色成分に色分解された信号であ
    り、前記合成手段は、前記抽出手段により抽出された画
    像データをイエロー成分の画像データに合成することを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記抽出手段は、前記第1の原稿から
    は、レッド,グリーン,ブルーの3色成分に色分解され
    た画像信号のうちのグリーンの色画像データを抽出し、
    かつ、前記第2の原稿をあらわす画像データのうちのブ
    ルーの色画像データに合成することを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記カラー画像信号は、レッド,グリー
    ン,ブルーの3色成分に色分解され、前記合成手段は、
    レッド,グリーン,ブルーの3信号を使ってブルー成分
    の画像データとして合成することを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記抽出手段は、複数の原稿から同時に
    特定の色画像データを抽出することを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 第1のカラー画像を第2のカラー画像に
    埋め込むための画像処理方法であって、 第1のカラー画像を入力する入力工程と、 前記入力された第1のカラー画像を複数の色成分信号に
    分解して前記第2のカラー画像に埋め込む埋め込み工程
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 第1のカラー画像を第2のカラー画像に
    埋め込むための画像 処理装置であって、 第1のカラー画像を入力する入力手段と、 前記入力された第1のカラー画像を複数の色成分信号に
    分解して前記第2のカラー画像に埋め込む埋め込み手段
    とを備えることを特徴とする画像処理装置。
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