JP2003087563A - 画像処理装置およびその制御方法 - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ページメモリを有する複写機などでは、特定
原稿判別は画像の読み取りと並行して一回の原稿走査中
に行われる。判別結果として特定原稿の画像があると判
断された時点で、ページメモリには画像が既に記憶され
ているから、何らかの手段によりページメモリから画像
が読み出されると、結果的に、特定原稿の複写を許すこ
とになる。 【解決手段】 特定原稿判別107により特定原稿の画像
が含まれると判別された画像信号については、スキャナ
部101で読み取られた画像信号とは異なる、記憶装置110
などに予め記憶された置換用の画像信号をプリンタ部11
7へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その制御方法に関し、例えば、特定画像を検出する機能
を有し、紙幣などの複製が禁止された原稿の不正複写を
防ぐ偽造防止機能を有する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー原稿の画像をディジタル的に読み
取って複写画像を生成するシステムとして、図1に示す
ような、所謂カラー複写機が知られている。
【0003】図1において、イメージスキャナ部1001は
原稿画像を読み取りディジタル信号処理を行う。また、
プリンタ部1002は、イメージスキャナ1001によって読み
取られた原稿画像に対応する画像を記録紙にフルカラー
でプリント出力する。
【0004】イメージスキャナ1001において、原稿押圧
面が鏡面処理された圧板1000と、原稿台ガラス1003の間
に載置された原稿1004は、ランプ1005の光に照射され
る。原稿1004からの反射光はミラー1006、1007および10
08に導かれ、レンズ1009によって3ラインの個体撮像素
子(以下CCDと呼ぶ)1010上に像を結ぶ。CCD1010から出
力されるレッド(R)、グリーン(G)およびブルー(B)の三
つの画像信号は信号処理部1011に送られる。なお、ラン
プ1005およびミラー1006は速度Vで、ミラー1007および1
008は速度V/2でCCD1010の電気的走査(主走査)方向に
対して垂直方向に機械的に移動することによって、原稿
1004の全面が走査(副走査)される。原稿1004の画像
は、主走査および副走査ともに400dpiの解像度で読み取
られる。
【0005】信号処理部1011は、入力される画像信号を
電気的に処理して、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー
(Y)およびブラック(K)の各成分に分解し、CMYK画像信号
をプリンタ部1002に送る。イメージスキャナ1001による
一回の原稿走査につきM、C、Y、Kのうち一つの色成分が
プリンタ部1002に送られ、計四回の原稿走査によって、
一回のプリントアウトが完成する。
【0006】プリンタ部1002において、イメージスキャ
ナ部1001より入力されるC、M、YまたはK画像信号は、レ
ーザドライバ1012に送られる。レーザドライバ1012は、
入力される画像信号に応じ半導体レーザ素子1013を変調
駆動する。半導体レーザ素子1013から出力されるレーザ
光は、ポリゴンミラー1014、f-θレンズ1015およびミラ
ー1016を経て感光ドラム1017上を走査し、感光ドラム10
17上に主走査および副走査ともに400dpiの静電潜像を形
成する。
【0007】回転現像器1018は、マゼンタ現像部1019、
シアン現像部1020、イエロー現像部1021およびブラック
現像部1022より構成され、四つの現像部が交互に感光ド
ラム1017に接して、感光ドラム1017上に形成された静電
現像をトナーで現像する。転写ドラム1023には、記録紙
カセット1024または1025から供給される記録紙が巻き付
けられ、感光ドラム1017上に形成されたトナー像が記録
紙に転写される。
【0008】このようにして、M、C、YおよびKの四色の
トナー像が、順次、記録紙に転写された後、記録紙は定
着ユニット1026を通過し、トナーが定着された記録紙は
装置外へ排出される。
【0009】このような構成のカラー複写機において、
信号処理部1011は、周知の方法により原稿画像を表す画
像信号を解析して、紙幣などの複写が禁止されている特
定原稿の画像の有無を判別(以下「特定原稿判別」と呼
ぶ)し、特定原稿の画像が存在すると判断した場合は、
プリンタ部1002へ送る画像信号を、例えば原稿画像に依
存しない所定値に置き換えるなどして、プリンタ部1002
から出力される画像を塗り潰して正常な複写結果が得ら
れないようにする。前述したように、図1の構成は、原
稿画像を四回繰り返して読み取るので、例えば一回目の
読み取り時に特定原稿判別と、M色成分の潜像形成とを
並行して行い、特定原稿画像が存在するという判断が得
られた場合、それ以降のC、YおよびK色成分のレーザ駆
動信号(画像信号)を所定値に置き換えることで、出力
画像全体をほぼ黒く塗り潰して、偽造行為を未然に防止
することができる。
【0010】上記のカラー複写機では、基本的に、原稿
画像を読み取るイメージスキャナ部1001と、複写画像を
出力するプリンタ部1002が同期して動作する必要があ
る。すなわち、CCD1010から出力されるRGB画像信号は一
画素ごとに信号処理部1011で処理されてCMYK画像信号に
変換され、面順次に、プリンタ部1002に送られて、感光
ドラム1017上に静電潜像を形成する。画像形成が行われ
るのはM、C、Y、Kの何れか一つの色成分であり、各色成
分について画像形成プロセスが繰り返され、原稿画像の
読み取りは四回連続して行われる。従って、特定原稿判
別は、四回の走査のうち、遅くとも三回目の走査までに
行われれば、最終的に出力される画像を塗り潰すことが
可能になる。
【0011】なお、上記のカラー複写機の構成では、イ
メージスキャナ部1001とプリンタ部1002とが同時に動作
する必要がある。例えば、定着ユニット1026が通常の加
熱定着タイプで、そのヒータが充分に加熱されていない
場合は、プリンタ部1002が待機状態になり、複写および
画像読み取りを行うことはできない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のカラー複写機の
構成で原稿を複数部複写する場合、複数部の出力に対応
して画像を複数回読み取る必要がある。さらに、原稿が
複数の場合は、原稿それぞれについて複数回読み取る必
要があり、カラー原稿の複写に要する時間は多大なもの
になる。
【0013】そこで、読み取ったカラー画像を少なくと
も一頁分記憶するページメモリをイメージスキャナ部10
01に設けて、ページメモリから画像を四回繰り返して読
み出して複写画像を出力することで、画像の読み取りを
一回だけで済ます構成もある。この構成であれば、原稿
を複数部複写する場合でも、画像の読み取りは一回で済
み、カラー原稿の複写に要する時間を短縮することがで
きる。
【0014】イメージスキャナ部1001がページメモリを
有する場合、特定原稿判別は、画像の読み取りと並行し
て一回の原稿走査中に行われる。判別結果として特定原
稿の画像があると判断された時点で、ページメモリには
画像が既に記憶されている。このため、何らかの手段に
よりページメモリから画像が読み出されると、結果的
に、特定原稿の複写を許すことになる。勿論、特定原稿
があると判断された時点で、画像出力を所定値で塗り潰
すように構成にすることも可能である。しかし、通常、
ページメモリを有する構成では、画像の読み取りと画像
出力とが非同期に行われるため、特定原稿の画像を含む
原稿走査中に、それとは全く無関係の画像を出力してい
ることが有り得る。その場合、本来塗り潰すべき画像で
はない他の画像出力を塗り潰すことになってしまう。
【0015】また、特定原稿の画像があると判断された
時点で、ページメモリに記憶された画像を消してしまう
という方法も考えられる。しかし、このようにすれば、
読み取った画像に対応する画像出力が全く行われないた
め、不正行為が行われたという記録が残らず、装置の運
用上好ましくない。
【0016】本発明は、上述の問題を個々にまたはまと
めて解決するためのもので、印刷する画像を記憶するメ
モリを有する画像処理装置において、読み取られてメモ
リに記憶された原稿画像が画像形成装置へ出力される場
合に、特定原稿の画像を含む画像信号を適切に処置する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0018】本発明にかかる画像処理装置は、原稿画像
を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取ら
れた複数頁分の画像を記憶する第一のメモリと、前記第
一のメモリに記憶された画像の中からプリントする画像
を記憶する第二のメモリと、置換用の画像を記憶する第
三のメモリと、前記第二のメモリに記憶された画像をプ
リンタへ出力する出力手段と、前記読取手段によって読
み取られた画像に特定原稿の画像が含まれるか否かを判
定する判定手段と、前記特定原稿の画像が含まれると判
定された頁の画像の代わりとして、前記第三のメモリに
記憶された置換用の画像を前記第二のメモリに格納する
制御手段とを有することを特徴とする。
【0019】また、原稿画像を読み取る読取手段と、前
記読取手段によって読み取られた複数頁分の画像を記憶
する第一のメモリと、前記第一のメモリに記憶された画
像の中からプリントする画像を記憶する第二のメモリ
と、置換用の画像を記憶する第三のメモリと、前記第一
のメモリに記憶された各頁の画像の記憶ロケーションを
示す管理情報を管理する制御手段と、前記第二のメモリ
に記憶された画像をプリンタへ出力する出力手段と、前
記読取手段によって読み取られた画像に特定原稿の画像
が含まれるか否かを判定する判定手段とを有し、前記制
御手段は、前記判定手段により特定原稿の画像が含まれ
ると判定された頁の管理情報を、前記第三のメモリに記
憶された置換用の画像に関連付けるように書き換えるこ
とを特徴とする。
【0020】また、原稿画像を読み取る読取手段と、前
記読取手段によって読み取られた一頁の画像を所定サイ
ズの複数のブロック領域に分割して各ブロック領域を圧
縮する圧縮手段と、前記圧縮手段によって圧縮された各
ブロック領域の画像を記憶する第一のメモリと、前記第
一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を伸長す
る伸長手段と、前記伸長手段によって伸長された画像を
記憶する第二のメモリと、置換用の画像を記憶する第三
のメモリと、前記第二のメモリに記憶された画像をプリ
ンタへ出力する出力手段と、前記読取手段によって読み
取られた画像に特定原稿の画像が含まれるか否かを判定
する判定手段と、前記判定手段によって特定原稿の画像
が含まれると判定された場合、前記第一のメモリに記憶
された各ブロック領域の画像の代わりに、前記第三のメ
モリに記憶された置換用の画像を前記第二のメモリに記
憶させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0021】また、原稿画像を読み取る読取手段と、前
記読取手段によって読み取られた一頁の画像を所定サイ
ズの複数のブロック領域に分割して各ブロック領域を圧
縮する圧縮手段と、前記圧縮手段によって圧縮された各
ブロック領域の画像を記憶する第一のメモリと、前記第
一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を伸長す
る伸長手段と、前記伸長手段によって伸長された画像を
記憶する第二のメモリと、置換用の画像を記憶する第三
のメモリと、前記第一のメモリに記憶された各ブロック
領域の画像の記憶ロケーションを示す管理情報を管理す
る制御手段と、前記第二のメモリに記憶された画像をプ
リンタへ出力する出力手段と、前記読取手段によって読
み取られた画像に特定原稿の画像が含まれるか否かを判
定する判定手段とを有し、前記制御手段は、前記判定手
段によって特定原稿の画像が含まれると判定された場合
は、各ブロック領域の管理情報を、前記第三のメモリに
記憶された置換用の画像に関連付けるように書き換える
ことを特徴とする。
【0022】また、外部のコンピュータからプリントデ
ータを受信する受信手段 と、前記受信手段によって受
信されたプリントデータを画像として展開する展開手段
と、前記展開手段によって展開された複数頁分の画像を
記憶する第一のメモリと、前記第一のメモリに記憶され
た画像の中からプリントする画像を記憶する第二のメモ
リと、置換用の画像を記憶する第三のメモリと、前記第
二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力する出力
手段と、前記展開手段によって展開された画像に特定原
稿の画像が含まれるか否かを判定する判定手段と、前記
特定原稿の画像が含まれると判定された頁の画像の代わ
りとして、前記第三のメモリに記憶された置換用の画像
を前記第二のメモリに格納する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0023】また、外部のコンピュータからプリントデ
ータを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信
されたプリントデータを画像として展開する展開手段
と、前記展開手段によって展開された複数頁分の画像を
記憶する第一のメモリと、前記第一のメモリに記憶され
た画像の中からプリントする画像を記憶する第二のメモ
リと、置換用の画像を記憶する第三のメモリと、前記第
一のメモリに記憶された各頁の画像の記憶ロケーション
を示す管理情報を管理する制御手段と、前記第二のメモ
リに記憶された画像をプリンタへ出力する出力手段と、
前記展開手段によって展開された画像に特定原稿の画像
が含まれるか否かを判定する判定手段とを有し、前記制
御手段は、前記判定手段によって特定原稿の画像が含ま
れると判定された頁の管理情報を、前記第三のメモリに
記憶された置換用の画像に関連付けるように書き換える
ことを特徴とする。
【0024】また、外部のコンピュータからプリントデ
ータを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信
されたプリントデータを画像として展開する展開手段
と、前記展開手段によって展開された一頁の画像を所定
サイズの複数のブロック領域に分割して各ブロック領域
を圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段によって圧縮され
た各ブロック領域の画像を記憶する第一のメモリと、前
記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を伸
長する伸長手段と、前記伸長手段によって伸長された画
像を記憶する第二のメモリと、置換用の画像を記憶する
第三のメモリと、前記第二のメモリに記憶された画像を
プリンタへ出力する出力手段と、前記展開手段によって
展開された画像に特定原稿の画像が含まれるか否かを判
定する判定手段と、前記判定手段によって特定原稿の画
像が含まれると判定された場合、前記第一のメモリに記
憶された各ブロック領域の画像の代わりに、前記第三の
メモリに記憶された置換用の画像を前記第二のメモリに
記憶させる制御手段とを有することを特徴とする。
【0025】また、外部のコンピュータからプリントデ
ータを受信する受信手段と、前記受信手段によって受信
されたプリントデータを画像として展開する展開手段
と、前記展開手段によって展開された一頁の画像を所定
サイズの複数のブロック領域に分割して各ブロック領域
を圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段によって圧縮され
た各ブロック領域の画像を記憶する第一のメモリと、前
記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を伸
長する伸長手段と、前記伸長手段によって伸長された画
像を記憶する第二のメモリと、置換用の画像を記憶する
第三のメモリと、前記第一のメモリに記憶された各ブロ
ック領域の画像の記憶ロケーションを示す管理情報を管
理する制御手段と、前記第二のメモリに記憶された画像
をプリンタへ出力する出力手段と、前記展開手段によっ
て展開された画像に特定原稿の画像が含まれるか否かを
判定する判定手段とを有し、前記制御手段は、前記判定
手段によって特定原稿の画像が含まれると判定された場
合は、各ブロック領域の管理情報を、前記第三のメモリ
に記憶された置換用の画像に関連付けるように書き換え
ることを特徴とする。
【0026】また、原稿画像を読み取る読取手段と、読
み取られた画像信号に特定原稿の画像が含まれるか否か
を判別する判別手段と、前記読み取られた画像信号を記
憶するメモリと、前記メモリから読み出した画像信号を
画像形成装置へ出力する出力手段とを有し、前記出力手
段は、前記特定原稿の画像が含まれると判別された画像
信号について、前記読取手段により読み取られた画像信
号とは異なる、前記メモリに予め記憶された置換用の画
像信号を出力することを特徴とする。
【0027】本発明にかかる制御方法は、画像処理装置
の制御方法であって、原稿画像を読み取った複数頁分の
画像を第一のメモリに記憶させ、前記第一のメモリに記
憶された画像の中からプリントする画像を第二のメモリ
に記憶させ、前記原稿画像を読み取った画像に特定原稿
の画像が含まれるか否かを判定し、前記特定原稿の画像
が含まれると判定された頁の画像の代わりとして、第三
のメモリに記憶された置換用の画像を前記第二のメモリ
に格納させ、前記第二のメモリに記憶された画像をプリ
ンタへ出力することを特徴とする。
【0028】また、画像処理装置の制御方法であって、
原稿画像を読み取った複数頁分の画像を第一のメモリに
記憶させ、前記第一のメモリに記憶された画像の中から
プリントする画像を第二のメモリに記憶させ、前記原稿
画像を読み取った画像に特定原稿の画像が含まれるか否
かを判定し、前記第一のメモリに記憶された各頁の画像
の記憶ロケーションを示す管理情報を管理して、前記特
定原稿の画像が含まれると判定された頁の管理情報を、
第三のメモリに記憶された置換用の画像に関連付けるよ
うに書き換え、前記第二のメモリに記憶された画像をプ
リンタへ出力することを特徴とする。
【0029】また、画像処理装置の制御方法であって、
原稿画像を読み取った一頁の画像を所定サイズの複数の
ブロック領域に分割して各ブロック領域を圧縮し、圧縮
された各ブロック領域の画像を第一のメモリに記憶さ
せ、前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画
像を伸長して第二のメモリに記憶させ、前記原稿画像を
読み取った画像に特定原稿の画像が含まれるか否かを判
定し、前記特定原稿の画像が含まれると判定された場合
は、前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画
像の代わりに、第三のメモリに記憶された置換用の画像
を前記第二のメモリに記憶させ、前記第二のメモリに記
憶された画像をプリンタへ出力することを特徴とする。
【0030】また、画像処理装置の制御方法であって、
原稿画像を読み取った一頁の画像を所定サイズの複数の
ブロック領域に分割して各ブロック領域を圧縮し、圧縮
された各ブロック領域の画像を第一のメモリに記憶さ
せ、前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画
像を伸長し、前記原稿画像を読み取った画像に特定原稿
の画像が含まれるか否かを判定し、前記第一のメモリに
記憶された各ブロック領域の画像の記憶ロケーションを
示す管理情報を管理して、前記特定原稿の画像が含まれ
ると判定された場合は、各ブロック領域の管理情報を、
第三のメモリに記憶された置換用の画像に関連付けるよ
うに書き換え、前記第二のメモリに記憶された画像をプ
リンタへ出力することを特徴とする。
【0031】また、画像処理装置の制御方法であって、
外部のコンピュータからプリントデータを受信し、受信
したプリントデータを画像として展開し、展開された複
数頁分の画像を第一のメモリに記憶させ、前記第一のメ
モリに記憶された画像の中からプリントする画像を第二
のメモリに記憶させ、前記展開された画像に特定原稿の
画像が含まれるか否かを判定し、前記特定原稿の画像が
含まれると判定された頁の画像の代わりとして、第三の
メモリに記憶された置換用の画像を前記第二のメモリに
格納し、前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタ
へ出力することを特徴とする。
【0032】また、画像処理装置の制御方法であって、
外部のコンピュータからプリントデータを受信し、受信
したプリントデータを画像として展開し、展開された複
数頁分の画像を第一ののメモリに記憶させ、前記第一の
メモリに記憶された画像の中からプリントする画像を第
二のメモリに記憶させ、前記展開された画像に特定原稿
の画像が含まれるか否かを判定し、前記第一のメモリに
記憶された各頁の画像の記憶ロケーションを示す管理情
報を管理して、前記特定原稿の画像が含まれると判定さ
れた頁の管理情報を、第三のメモリに記憶された置換用
の画像に関連付けるように書き換え、前記第二のメモリ
に記憶された画像をプリンタへ出力することを特徴とす
る。
【0033】また、画像処理装置の制御方法であって、
外部のコンピュータからプリントデータを受信し、受信
したプリントデータを画像として展開し、展開された一
頁の画像を所定サイズの複数のブロック領域に分割して
各ブロック領域を圧縮し、圧縮された各ブロック領域の
画像を第一のメモリに記憶させ、前記第一のメモリに記
憶された各ブロック領域の画像を伸長して第二のメモリ
に記憶させ、前記展開された画像に特定原稿の画像が含
まれるか否かを判定し、前記特定原稿の画像が含まれる
と判定された場合、前記第一のメモリに記憶された各ブ
ロック領域の画像の代わりに、第三のメモリに記憶され
た置換用の画像を前記第二のメモリに記憶させ、前記第
二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力すること
を特徴とする。
【0034】また、画像処理装置の制御方法であって、
外部のコンピュータからプリントデータを受信し、受信
したプリントデータを画像として展開し、展開された一
頁の画像を所定サイズの複数のブロック領域に分割して
各ブロック領域を圧縮し、圧縮された各ブロック領域の
画像を第一のメモリに記憶させ、前記第一のメモリに記
憶された各ブロック領域の画像を伸長して第二のメモリ
に記憶させ、前記展開された画像に特定原稿の画像が含
まれるか否かを判定し、前記第一のメモリに記憶された
各ブロック領域の画像の記憶ロケーションを示す管理情
報を管理して、前記特定原稿の画像が含まれると判定さ
れた場合は、各ブロック領域の管理情報を、第三のメモ
リに記憶された置換用の画像に関連付けるように書き換
え、前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出
力することを特徴とする。
【0035】また、原稿画像を読み取る読取手段、読み
取られた画像信号に特定原稿の画像が含まれるか否かを
判別する判別手段、前記読み取られた画像信号を記憶す
るメモリ、並びに、前記メモリから読み出した画像信号
を画像形成装置へ出力する出力手段を有する画像処理装
置の制御方法であって、前記特定原稿の画像が含まれる
と判別された画像信号について、前記読取手段により読
み取られた画像信号とは異なる、前記メモリに予め記憶
された置換用の画像信号を出力することを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0037】
【第1実施形態】図2は実施形態の画像処理装置の構成例
を示すブロック図である。
【0038】[画像読み取り]スキャナ部101は、CCDに
より原稿画像を読み取り、読み取った画像に対応するカ
ラー画像信号(RGB画像信号)を入力画像処理部102に送
る。入力画像処理部102は、スキャナ部101から送られて
くるカラー画像信号にシェーディング補正、CCDライン
間補正および色補正など周知の画像処理を施す。
【0039】像域分離処理部103は、入力画像処理部102
から入力されるカラー画像信号に対して像域分離処理を
行う。つまり、入力画像の画素ごとに写真領域、文字領
域および網点領域といった画像の特徴を検出して、画像
領域(像域)ごとに属性を表すフラグデータを生成す
る。
【0040】[像域分離処理]像域分離処理とは、画像
の特徴に応じて最適な画像処理を施すために、画像の特
徴を抽出して像域属性を示す信号(以後「フラグデー
タ」という)を生成する処理である。原稿画像には、連
続階調のフルカラー写真領域、白黒の文字領域および新
聞印刷のような網点印刷領域など、様々な像域が混在し
ている場合が多い。これら像域に一律の画像処理を施す
と、一般に、好ましい画質の出力画像が得られない。そ
こで、カラー画像信号を用いて、原稿画像に含まれる像
域を検出して、それを識別するためのフラグデータを生
成する。
【0041】図3は原稿画像の一例を示す図で、一頁の
原稿201内に写真領域202、黒文字領域203、網点印刷領
域204およびカラーグラフィックス領域205が混在してい
る。
【0042】スキャナ部101がこの原稿画像を読み取っ
て得られるカラー画像信号は、像域によって決まる特徴
をもつ。各領域において読み取られる信号値のうちのG
信号を、CCDの並び方向にプロットしてみると例えば図4
に示すようになる。図4でカーブ302、303、304および30
5はそれぞれ、図3の像域202から205のある1ラインを読
み取った場合に特徴的に現れる特性例を示している。な
お、図3に示すグラフの横軸はCCDの並び方向の画素位
置、縦軸は信号値で、縦軸は上に行くほど白に近い(明
るい)画素であることを表す。
【0043】各像域ごとの特徴を説明すると、写真領域
202では、画素位置による信号値の変化が比較的緩やか
で、近距離の信号値の差312は小さな値を示す。黒文字
領域203では、白地に黒文字が描かれているので、その
信号値は、白地部313から文字部323にかけて急激に変化
する特性をもつ。網点領域204では、白地の上に印刷さ
れた網点324の繰り返しになるから信号値の変化は、図4
にカーブ304で示されるように、明暗の変化が高い頻度
で繰り返される特性をもつ。グラフィクス領域205は、
グラフィクスのエッジ部315で信号値が急激に小さくな
り、グラフィクスの内部316ではほぼ一定の値が連続す
る特性をもつ。
【0044】これらの像域を判定するには、上記の特徴
を画像信号から検出して何れの属性に対応するか判別す
ればよい。そのために、注目画素近傍における信号値の
変化量または所定区間における変化量の積算値、周辺画
素の輝度値(白地か色が付いた背景か)、あるいは、所
定区間における信号値の明暗変化回数、など周知の手法
を用いた特徴抽出手法を用いて、それに基づき周知の属
性判別手法を用いる。
【0045】以上の像域分離処理により画素ごとに像域
属性が検出されると、二番目の入力画像処理部104で像
域属性に応じた画像処理が施される。例えば、文字領域
には文字の鮮鋭度を増すために画像の高周波成分を強調
し、網点領域には網点画像に特有のモアレ成分を除去す
るために所謂ローパスフィルタ処理を行う。これらの処
理は、像域分離処理部103で生成されたフラグデータに
応じて画素単位に切り替えて行うことが可能である。
【0046】[画像データの蓄積]上記の種々の入力画
像処理を施されたカラー画像信号、および、上記の手順
で生成されたフラグデータは、それぞれ画像メモリ105
およびフラグメモリ106に一時的に記憶される。その
際、カラー画像信号およびフラグデータは、原稿一頁全
体もしくは一頁のうち予め決められた領域の分が記憶さ
れる。
【0047】一時記憶されたカラー画像信号およびフラ
グデータは、データ圧縮部109により圧縮されて記憶装
置110に記憶される。記憶装置110は、半導体記憶装置の
ような高速の記憶手段であることが望ましい。また、デ
ータ圧縮部109は、カラー画像信号およびフラグデータ
に対して、それぞれ異なるデータ圧縮処理を行う。すな
わち、画像データに対しては、JPEG圧縮のような、非可
逆ではあるが、人間の視覚特性を考慮して画像の劣化を
目立たせずに高い圧縮率でデータ圧縮する処理を施す。
また、フラグデータに対しては、フラグデータの欠落や
変化が生じないように、JBIG圧縮のような、可逆なデー
タ圧縮を施す。
【0048】このようにして、記憶装置110には、異な
る圧縮処理を施されたカラー画像信号およびフラグデー
タが原稿の頁単位に記憶される。記憶装置110に記憶さ
れた圧縮データは、補助記憶装置111に書き出される場
合もある。補助記憶装置111には、ハードディスクのよ
うな、記録スピードが若干遅くても、記憶容量が大きい
メディアを用いることが望ましい。そうすれば、多数頁
の原稿画像を補助記憶装置111に効率的に蓄積すること
が可能になる。
【0049】[特定原稿判別]以上のような画像読み取
り、像域分離処理および画像データの蓄積に並行して、
特定原稿判別部107は、特定原稿判別を行う。すなわ
ち、入力画像処理部102で基本的な画像処理が施された
カラー画像信号は像域分離処理部103に送られると同時
に、特定原稿判別部107に送られ、予め登録されている
紙幣などの特定原稿の画像が含まれるか否かが判別さ
れ、その判別結果を示す判別信号108が生成される。判
別信号108は、図示しない装置全体を制御するCPU100な
どへ送られる。
【0050】特定原稿判別の方法としては、時系列に送
られてくるカラー画像信号から色属性、二次元的なパタ
ーン属性などを抽出し、予め特定原稿判別部107内のメ
モリに登録された特定原稿の画像の色属性、パターン属
性などとの類似度(一致度)を算出し、類似度が所定値
以上の場合に特定原稿の画像があることを表す判定信号
108を出力する、といった周知技術(例えば特開平4-207
466など)を用いる。
【0051】ここで、特定原稿判別は画像の読み取り、
記憶と並列して行われるので、原稿一頁の画像の読み取
りが終了すると同時に、特定原稿判別が終了しているこ
とになる。従って、もし、特定原稿の画像があることを
示す判定信号108が出力された場合、図示しないCPUは、
記憶装置110または補助記憶装置111に記憶された、判別
対象の画像信号を、予め記憶装置110または補助記憶装
置111に記憶されている置き換え用の画像信号に差し換
える。
【0052】置き換え用の画像信号は、例えば、頁全体
を黒色で塗り潰すような画像信号にする。このような画
像信号を予め圧縮して記憶装置110または補助記憶装置1
11に記憶させておくことで、判別対象の画像信号と置き
換えることが可能になる。置き換え用の画像信号は、頁
全体で均一の値をもつから、圧縮後のデータサイズは極
めて小さく、記憶装置110または補助記憶装置111の記憶
領域を無駄に消費するようなことはない。なお、置き換
え用の画像信号は頁全体のサイズよりも小さくても構わ
ない。その場合、置き換え用の画像信号を頁全体に繰り
返して出力すればよい。
【0053】画像信号の置き換えは、記憶装置110また
は補助記憶装置111に記憶された画像信号を一旦消去し
て、新たに書き換え用の画像信号を上書きする、という
方法で実現することが可能である。また、図5に示すよ
うに、記憶装置110または補助記憶装置111に書き込まれ
た複数頁分の画像信号を管理する頁管理情報に書き込ま
れた、記憶装置110または補助記憶装置111の実記憶領域
を示すアドレス情報を書き換えることでも、画像信号の
置き換えは可能である。複数頁の画像信号を管理する場
合、CPU100は、図5に符号401、402および403で示すよう
に、各頁の頁管理情報をワークメモリなどに記憶して、
画像信号が存在する実記憶領域のロケーション情報を頁
管理情報に保持するのが普通である。つまり、図5に示
す頁管理情報401には、圧縮された画像信号の実記憶領
域404aを示す情報、および、圧縮されたフラグデータの
実記憶領域404b(先頭位置)を示す情報が格納される。
同様に、頁管理情報402には二頁目の実記憶領域405aお
よび405bを、…、頁管理情報403にはN頁目の実記憶領域
406aおよび406bを示す情報が格納されている。
【0054】置き換え用の画像信号を予め決められた実
記憶領域に格納しておき、特定原稿の画像があると判定
された頁の頁管理情報を書き換える。すなわち、置き換
え用の画像信号が格納された実記憶領域407aおよび407b
を参照するように、頁管理情報を書き換える。なお、図
5は、N頁目に特定原稿の画像があると判断され、N頁目
の頁管理情報403が書き換えられる例を示している。
【0055】なお、置き換え用の画像信号のフラグデー
タは、例えば、すべてのフラグデータを「0」にしてお
けばよい。ただし、フラグデータは、画像中の画素ごと
の属性情報を示すだけなので、それによって実際の、複
写禁止された原稿画像をプリント出力することはできな
い。従って、フラグデータの置き換えは行わず、画像信
号の置き換えだけを行うようにしても構わない。その場
合、置き換え用のフラグデータを用意する必要はない。
【0056】[画像データの読み出し]記憶装置110ま
たは補助記憶装置111に記憶された、圧縮された画像信
号および属性フラグデータは、プリント部117へ出力す
るために読み出され、それぞれデータ伸長部112で伸長
され、それぞれ画像メモリ114およびフラグメモリ115に
書き込まれる。その際、圧縮された画像信号を読み出す
ために、前述した頁管理情報を参照する。従って、特定
原稿の画像があると判定された頁に対しては、前述した
置き換え用の画像信号が読み出され、画像メモリ114に
格納される。
【0057】画素密度変換部113は、必要に応じて、記
憶装置110または補助記憶装置111から読み出された画像
信号の画素密度を変換する。画素密度変換部113は、例
えば画像を拡大または縮小してプリント出力する場合、
あるいは、複数頁分の画像をそれぞれ縮小して、一頁に
複数頁分の縮小画像を合成してプリント出力する場合な
どに使用される。
【0058】図6は複数頁の合成出力の例を示す図であ
る。すなわち、二つの原稿501および502の画像を読み取
った画像信号が予め記憶装置110に記憶されているとし
て、これらを例えば原稿と同一サイズの記録紙503上に
合成してプリント出力する。
【0059】そのためには、まず、原稿501に対応する
画像信号を記憶装置110から読み出して伸長し、画素密
度変換部113で所定倍率の縮小処理を施し、図示しない
回転処理部で反時計方向に90度回転処理した画像504に
相当する画像信号を画像メモリ114の所定領域に書き込
む。次に、原稿502に対応する画像信号を記憶装置110か
ら読み出して伸長し、同様に縮小処理を施し、回転処理
した画像505に相当する画像信号を画像メモリ114の所定
領域に書き込む。その際、原稿501および502に対応する
フラグデータも同様に伸長、縮小処理および回転処理し
てフラグメモリ115の対応する領域に書き込む。
【0060】ここで、画像信号の解像度変換とフラグデ
ータの解像度変換とはそれぞれ異なる手法を適用するこ
とが望ましい。例えば、画像信号に対しては、線形補間
や双三次スプライン補間などの周知の手法を適用するこ
とができる。また、フラグデータに対しては、最近傍処
理法などの二値データに適した解像度変換方法を用いる
ことが望ましい。
【0061】以上の処理により、図6に示すような二つ
の原稿501および502に相当する画像504および505が同一
頁503上にレイアウトされてプリント出力される。しか
し、例えば原稿502に特定原稿の画像が含まれると判断
された場合は、原稿502に対応して置き換え用の画像信
号が読み出されるので、同一頁上にレイアウトされてプ
リント出力される画像は、図6に示すように、原稿502に
相当する画像506が例えば黒く塗り潰された状態にな
る。
【0062】このように、複数画像を合成してプリント
出力する場合にも、特定原稿の画像が含まれる画像を無
効にすることができる。ただし、縮小(または拡大)処
理が指定されてプリント出力される場合、原稿画像が縮
小(または拡大)されて出力画像が形成されるから、出
力されるプリント画像は、複写禁止されている本来の原
稿に比べて大きさが異なり、偽造という目的には合致し
ないものになる。従って、ある程度の倍率(70%以下の
縮小、または、140%以上の拡大)が指定されている場合
は、上記の画像置き換えを行わないようにする、という
構成も考えられる。
【0063】[画像データの出力]画像メモリ114およ
びフラグメモリ115に一時的に記憶された画像信号およ
びフラグデータのデータ量が所定量に達すると、画像信
号およびフラグデータは出力画像処理部116に送られ
る。
【0064】出力画像処理部116は、RGB画像信号をプリ
ント用の画像信号に変換する周知の画像処理、つまり輝
度濃度変換、マスキング補正、UCR、ガンマ補正、量子
化(二値化を含む)処理などを行い、変換後のCMYK画像
信号をプリンタ部117へ出力する。プリンタ部117は、送
られてくるCMYK画像信号に基づき、半導体レーザ素子10
13を駆動して、上述した手順で、記録紙上に可視像を形
成する。
【0065】フラグメモリ115に記憶されたフラグデー
タは、出力画像処理部116の処理を切り替えるために用
いられる。すなわち、写真領域と文字領域とでマスキン
グ補正およびUCR処理の係数を変えて、出力画像の画質
を適正にする。例えば文字領域、つまり文字フラグが
「1」である画素は黒トナーのみで再現されるような変
換係数、言い換えれば画素が無彩色の場合はC、Mおよび
Y=0になるような係数を適用する。また、文字領域以外
は、無彩色であってもC、MおよびY≠0にして、深みのあ
る黒色を再現できる係数を適用する。
【0066】また、量子化処理はCMYK画像信号を周知の
誤差拡散処理やディザ処理を用いて‘0’または‘1’の
二値信号などに変換する。その際、文字領域やグラフ領
域では出力画像の鮮鋭度が優先されるので誤差拡散処理
を適用し、写真や網点領域では階調性が重視されるので
ディザ処理を適用する。このように量子化方法をフラグ
データに応じて切り替えれば、出力画像の画質の適正化
を図ることができる。
【0067】図7は出力画像処理部116の構成例を示すブ
ロック図である。画像メモリ114から読み出されたRGB画
像信号は並列に二つのRGB→CMYK変換回路601および602
に入力されて、それぞれ独立に輝度濃度変換、マスキン
グ補正およびUCRが施されて、CMYK画像信号に変換され
る。RGB→CMYK変換回路601および602の出力は、RGB画像
信号に同期して、フラグメモリ115から読み出されたフ
ラグデータに従いセレクタ603により、何れか一方が選
択される。例えば、RGB→CMYK変換回路601に文字領域用
の変換係数が設定されていて、RGB→CMYK変換回路602に
は文字領域以外用の係数が設定されている。フラグデー
タが「1」の場合、セレクタ603はRGB→CMYK変換回路601
の出力を選択し、フラグデータが「0」の場合はRGB→CM
YK変換回路602の出力を選択する。
【0068】セレクタ603の出力は、ガンマ補正回路604
および誤差拡散処理部606の系統、並びに、ガンマ補正
回路605およびディザ処理回路607の系統に並列に供給さ
れる。そして両系統の出力は、セレクタ608により何れ
か一方が選択され、プリンタ部117へ送られる。文字領
域およびグラフ領域に誤差拡散処理を適用するとすれば
文字フラグが「1」または図形フラグが「1」の場合は誤
差拡散処理回路606の出力が選択され、そうでない場合
はディザ処理回路607の出力が選択される。
【0069】
【変形例】上述した実施形態では、特定原稿の画像を含
んだ画像信号を、頁全体を黒く塗り潰すような画像信号
に置き換える例を説明したが、これに限定されるもので
はなく、白色や特定色に塗り潰すような画像信号、ある
いは、不法行為を警告する警告文を印刷するような画像
信号に置き換えてもよい。
【0070】また、画像を塗り潰すのではなく、フラグ
データを置き換えるようにしてもよい。この場合、置き
換え用のフラグデータとして、頁全体のすべての属性
(文字属性、網点属性など)を「1」にするようなフラ
グデータを作成し圧縮して記憶装置110などに記憶させ
ておく。そして、特定原稿の画像を含むと判断された場
合、対象頁のフラグデータを上記のフラグデータに置き
換える。対象頁をプリント出力する際、図7に示したRGB
→CMYK変換回路の一方(例えばRGB→CMYK変換回路602)
のテーブルを書き換え、入力画像信号によらず、常に黒
画像信号を出力するようにして、フラグデータの値がす
べて「1」の場合はRGB→CMYK変換回路602の出力を選択
するようにする。こうすれば、画像信号を置き換えず
に、フラグデータを置き換えることで、頁全面が黒く塗
り潰された画像が出力される。
【0071】また、画像信号およびフラグデータの両方
を記憶する構成を説明したが、勿論、フラグデータを記
憶装置110などに記憶させる必要がない場合もあり、画
像信号のみを記憶する方式でも、上記の実施形態を適用
することができる。
【0072】また、上記の実施形態では、読み取った画
像と同一サイズの画像に相当する置き換え用の画像信号
を記憶装置110などに記憶することは必須ではない。読
み取った画像サイズよりも大幅に小さい画像を用いて、
置き換え用の画像信号を蓄積しておく記憶領域を節約す
ることもできる。例えば、置き換え用の画像信号が表す
画像の出力サイズを5cm×5cmとする。そして、特定原稿
の画像が含まれていると判断された場合、この置き換え
用の画像信号を繰り返し読み出して、連続的にプリント
出力することで、頁全面を黒く塗り潰すことが可能にな
る。
【0073】また、置き換え用の画像信号およびフラグ
データを圧縮すれば、記憶装置110などの資源を有効に
活用することができる。その際、圧縮方法は上述した方
法だけではなく、非圧縮を含む他の圧縮方式を採用する
ことができる。
【0074】上述した実施形態では、読み取った画像の
画像信号および置き換え用の画像信号をそれぞれ頁単位
で扱う例を説明した。しかし、画像信号を所定の部分領
域に分割して記憶し、部分領域ごとに画像信号を置き換
えるような構成も可能である。
【0075】図8は読み取った画像を所定サイズに分割
する様子を示す図である。一頁分の画像信号を横Nx画
素、縦Ny画素の矩形領域に分割して、それぞれの矩形領
域(以後「タイル」と呼ぶ)ごとに画像を圧縮して、第
一のタイル701、第二のタイル702、第三のタイル703、
…の順に最終タイル704まで、順次、記憶装置110に記憶
する。記憶された画像信号を出力する場合は、記憶した
順番に基づき、圧縮されたタイルを読み出して伸長し、
ラスターデータに再構成してライン単位にプリント部11
7へ出力する。
【0076】図9はタイル単位に記憶された頁管理情報
の構造例を示す図である。凡そ、その構成は図5と同じ
であるが、図5に示すような頁単位の管理ではなく、タ
イル単位のデータ管理構造を有する。すなわち、1タイ
ル目のヘッダ情報801は1タイル目の圧縮された画像デー
タが記憶された実記憶領域804aのロケーション(位置)
情報、および、1タイル目の圧縮されたフラグデータが
記憶された804bのロケーション(位置)情報を記憶し、
2タイル目のヘッダ情報802は2タイル目の圧縮された画
像データおよびフラグデータが記憶された実記憶領域80
5aおよび805bのロケーション情報805aを記憶し、…とい
うように、最終タイルのヘッダ情報803まで一頁を構成
するすべてのタイルのヘッダ情報が一つの頁管理情報と
して記憶される。そして、置き換え用の画像データおよ
びフラグデータは実記憶領域807aおよび807bに予め記憶
されている。
【0077】特定原稿の画像が含まれると判断された場
合、すべてのタイルのヘッダ情報が保持するロケーショ
ン情報が、置き換え用の画像データの実記憶領域807aお
よび807bを示すように書き換える。こうすれば、すべて
のタイルに対応する画像データは置き換え用の画像デー
タに置き換えられたことになり、記憶装置110などから
読み出されてプリンタ部117へ送られる画像信号は、頁
全面を黒く塗り潰すような信号になる。
【0078】ここで、置き換え用の画像データおよびフ
ラグデータのデータ量は、頁全面より大幅に小さいタイ
ルサイズに相当するデータ量になるので、記憶装置110
などの記憶領域の占有を抑えることができる。
【0079】また、置き換え用の画像データへの置き換
えは、すべてのタイルに適用する必要はなく、例えば1
タイルおきに置き換えるなども可能である。図10は一頁
を構成するタイルを、市松模様状に置き換えを行うべ
く、対応するタイルのヘッダ情報を書き換えた場合の出
力画像例を示す図である。このようにすれば、原画像の
情報をある程度残して、タイル単位に黒く塗り潰すなど
が可能になり、読み取られた画像にどのような特定原稿
が含まれていたかを識別する際に有効である。また、ト
ナー等の着色剤の消費を少なくする効果もある。
【0080】以上説明した実施形態によれば、原稿画像
をスキャンして読み取った画像データを一時的に記憶し
て出力するような画像処理装置において、特定原稿の画
像が含まれると判断された場合、原稿画像の忠実な再生
を阻止して、不正な複写を未然に防ぐとともに、不正行
為を示す画像をプリント出力することができる。従っ
て、不正な複写を行おうとした者に、その不正行為を認
識させ、不正行為を効果的に抑制することが可能にな
る。
【0081】
【第2実施形態】第1実施形態では、入力画像データが、
原稿画像をディジタル的に読み取る画像入力装置から供
給される場合を説明したが、本発明の画像入力手段がそ
れに限定されるというわけではない。第2実施形態で
は、コンピュータからのデータをプリントする場合につ
いて説明する。
【0082】図11は、コンピュータ上で作成された電子
的な文書画像をプリント出力するような構成に、本発明
を適用する際の構成例を示すブロック図である。
【0083】[通信インタフェイス部およびラスタデー
タ生成部]プリントされる文書データは通常、図示しな
いパーソナルコンピュータの所定のアプリケーション上
で作成される。作成された文書データはコンピュータ内
のプリンタドライバを経由してPDLデータとしてネット
ーワークなどの通信路1119に送出される。
【0084】ここでPDLとは、Page Description Langua
geの略語で、文書画像を構成する部品ごとに決められた
コマンド形式として頁全体の画像を記述するための言語
体系のことである。有名なものとして、PostScript
(R)、LIPS (R)、PCL (R)などの記述言語体系が知られて
いる。
【0085】送出されたPDLデータは、通信インタフェ
イス1105で受信されてハードディスクなどの補助記憶装
置1104に一時的に記憶される。
【0086】一頁分のPDLデータの受信が終了すると、C
PU1000は、受信されたPDLデータをPDLインタプリタ部11
01に転送する。PDLインタプリタは、特定の言語で記述
されたPDLコマンドを翻訳して、PDL言語の種類に依らな
い中間言語データに変換する。こうすることで、入力さ
れたPDLデータがどのような記述言語で記述されていて
も、これ以降の処理を共通化することができる。
【0087】次に、生成された中間言語データは、ディ
スプレイリスト生成部1102で後続のRIP部1103を駆動す
るためのディスプレイリストに変換される。RIP部1103
は、ディスプレイリストをラスタ画像に変換する。RIP
とは、Raster Image Processorの略で、入力されるディ
スプレイリストに基づき、第1実施形態で説明したよう
な画素の集合としての画像データをラスタ(ライン)単
位で生成する機能をもっている。
【0088】通常、PDLデータおよび中間言語データ
は、文書を構成する部品単位で構成されているので、RI
P部1103でラスタデータを生成するには、構成部品が頁
の先頭からライン単位の順番で並ぶように順序付けする
必要がある。そのため、ディスプレイリストは、中間言
語データを、頁の先頭から現われる順番に従って並べ替
えたようなものになっている。
【0089】RIP処理後のラスターデータは、スキャナ
読み取り画像と同様に、RGBの三色の色信号が点順次に
配列された二次元画素配列データになっている。
【0090】また、このようなRIP処理をプリンタ側で
はなく、文書データを作成するコンピュータ上で行う場
合も考えられるが、その場合は、ラスタ画像データが通
信インタフェイス部1105から受信され、補助記憶装置11
04に一時的に蓄積された後、RIP部1103の出力に相当す
るものとして扱われることになる。
【0091】[属性フラグデータ生成]上記RIP部1103
には、ラスタ状の画像データを生成させると同時に、画
像の画素単位の属性を示す属性フラグデータも生成させ
ることが可能である。
【0092】属性フラグデータは、第1実施形態でも説
明したように、出力すべき文書画像の画素ごとの特徴に
応じて最適な画像処理を施すために利用される。例え
ば、PDL文書中には連続階調のフルカラーの写真画像
や、黒一色の文字領域、あるいは、ベクタオブジェクト
と呼ばれる直線や曲線、図形で表現された領域、など様
々な画像領域が混在している。第1実施形態と同様に、
これらを一律に同一の画像処理手順で処理して出力する
と、その出力画像の画質として、一般に、好ましい画質
が得られない場合が多い。
【0093】図11のRIP部1103では、入力されるディス
プレイリストに付加された属性情報に基づき、属性フラ
グデータを生成する。例えば、PDLコマンド上で文字と
して入力された部品(オブジェクト)に対してディスプ
レイリスト上にも文字属性を示す情報を付与し、このデ
ィスプレイリストをラスタイメージに展開する際に、文
字として生成された画素に対応する属性フラグ情報に文
字フラグを設定するようにする。同様に、写真の部品領
域には写真フラグ、ベクタオブジェクトの部品領域には
ベクタフラグを設定するようにする。
【0094】以上のようにして生成される属性フラグ情
報は、後述する出力画像処理に反映され、それぞれの部
品に最適な画像処理を施すことが可能になる。
【0095】[画像データの蓄積]RIP部1103で展開さ
れたラスタ画像データ、および、上記の手順で生成され
る属性フラグデータはそれぞれ、画像メモリ1111および
フラグメモリ1106に一時的に記憶される。その際、画像
データおよび属性フラグデータは、原稿一頁分の全体も
しくは一頁のうちの予め決められたサイズ分の部分画像
として記憶される。
【0096】画像データおよび属性フラグデータは、第
1実施形態と同等のデータ形式となっているので、これ
以降の処理は第1実施形態とほぼ同等である。
【0097】一時記憶された画像データおよび属性フラ
グデータは、データ圧縮部1109で圧縮されて記憶装置11
10に記憶される。記憶装置1110は、半導体記憶装置のよ
うな高速アクセスの記憶手段であることが望ましい。ま
た、データ圧縮部1109では、画像データおよびフラグデ
ータに対し、それぞれ異なるデータ圧縮を行う。すなわ
ち、画像データに対してはJPEG圧縮のような、非可逆で
あるが人間の視覚特性を考慮して画像の劣化が目立たな
くするような高能率の圧縮処理を施し、また、フラグデ
ータに対しては属性フラグ情報の欠落や変化が発生しな
いようにJBIG圧縮のような可逆圧縮方式を用いるのが望
ましい。
【0098】このようにして、記憶装置1110には、異な
る圧縮処理を施された画像データおよびフラグデータが
原稿一頁単位で記憶される。
【0099】[特定原稿判別部]以上のようなラスタ画
像生成および属性フラグ生成処理と並行して、特定原稿
判別部1107は、ラスタ画像信号中に特定原稿画像が含ま
れるか否かを判定する。
【0100】すなわち、RIP部1103で生成されたラスタ
画像データは画像メモリ1111に送られると同時に、特定
原稿判別部1107にも転送され、予め登録されている複写
禁止画像が含まれるか否かが判別され、判別結果を表す
判定信号1108が生成され、CPU1000などに判別結果が通
知される。
【0101】特定原稿の判別方法としては、転送されて
くる時系列の画像信号から色属性、二次元的なパターン
属性などを抽出し、予め特定原稿判定部1107内の記憶手
段に登録されている特定原稿の色属性、パターン属性な
どとの類似度(一致度)を算出し、類似度が所定値以上
である場合に「特定原稿あり」を表す判定結果を出力
し、また、類似度が所定値以下の場合に「特定原稿な
し」を表す判定結果を出力するといったもので、各種の
周知技術を用いることができることは、第1実施形態と
同様である。
【0102】また、属性フラグ情報を参照しながら特定
原稿の有無を判別する、といった処理方式を適用するこ
とも可能である。PDL文書としてコンピュータ上でデー
タを作成する場合、そこに含まれる不正な画像は、市販
のフラットベッドスキャナなどで読み込まれた紙幣など
の特定原稿の画像データである場合が多い。このような
場合、特定原稿画像の部品の画像属性としては「写真」
属性が与えられる。そこで、特定原稿判別部1107は、RI
P部1103から転送される属性フラグ情報を参照し、判定
処理中の画像データに「写真フラグ」が付加されている
場合にのみ、判定処理を有効とするようにする。このよ
うにすれば、写真領域以外で、本来不正な画像が含まれ
ていない領域に対して判定処理を行い、誤って「特定原
稿あり」と判定する誤判定の発生を防ぐことが可能にな
る。
【0103】ここで、特定原稿の判定処理は、ラスタ画
像の生成および記憶と並列に実行されるので、一頁のPD
L文書のラスタ画像生成が終了すると同時に、特定原稿
の有無が検出されていることになる。従って、もし「特
定原稿あり」という判定が出力された場合、CPU1000
は、記憶装置1110に記憶された対象画像データと、予め
記憶装置1110に記憶されている第二の画像データとの差
し換えを指示する。
【0104】第二の画像データは、例えば頁全体が黒(R
=G=B=0)で塗り潰された画像データとする。これを予めJ
PEG圧縮して記憶装置1110に記憶しておくことで、読み
込まれて記憶された対象頁のデータと置き換えることが
可能になる。第二の画像データは頁全体で均一の値をも
つのでJPEG圧縮後のデータサイズは非常に小さく、記憶
領域に無駄なスペースを大量に占有してしまうことはな
い。
【0105】ここで行う置き換え処理は、第1実施形態
において、図4を用いて説明した方式と同一であるの
で、以降の説明を省略する。
【0106】[画像データの読み出し]記憶装置1110に
記憶された画像データおよび属性フラグデータはそれぞ
れ、プリンタ部1117でプリントするために読み出され、
データ伸長部1112で圧縮データが伸長され、画像メモリ
1114およびフラグメモリ1115に書き出される。
【0107】このとき圧縮された画像データを読み出す
ために、第1実施形態で説明した頁管理情報に保存され
ている画像データの存在位置を参照して実際の画像デー
タを読み出すようにする。従って、「特定原稿あり」と
判定された頁では、黒画像データが読み出され、画像メ
モリ1114に記憶されることになる。
【0108】また、第1実施形態と同様、画素密度変換
部1113によって、必要に応じて、記憶装置1110から読み
出された画像信号の画素密度を変換する。
【0109】[画像データの出力]画像メモリ1114およ
びフラグメモリ1115に一時的に記憶された画像データお
よびフラグデータが所定量(データサイズ)に達する
と、出力画像処理部1116に転送される。
【0110】出力画像処理部1116は、RGBの画像データ
をプリント出力するための周知の画像処理、すなわち輝
度濃度変換、RGB→CMYK変換、ガンマ補正、二値化処理
などを行い、プリンタ部1117へ転送する。
【0111】プリンタ部1117は、転送されるCMYK画像信
号に従い、レーザ素子を駆動して発光を制御し、第1実
施形態と同様の手順で記録紙上に可視画像を形成し出力
する。
【0112】フラグメモリ1115に記憶されたフラグデー
タは、出力画像処理部1116の処理の切り替えに用いられ
る。すなわち、写真領域と文字領域とでRGB→CMYK変換
の係数を異ならせることにより、出力画像の画質を向上
させることができる。例えば、文字領域、すなわち文字
フラグ=‘1’の画素に対しては、黒文字が黒トナーのみ
で再現できるような変換係数(すなわち、画像データが
無彩色の場合はC=M=Y=0になるような係数)を適用し、
それ以外では無彩色であってもC、M、Yが零にならず、
深みのある黒を再現するような係数を用いることができ
る。
【0113】また、二値化処理においては、C、M、Y、K
信号を周知の誤差拡散処理やディザ処理を用いて‘0’
または‘1’の二値信号に変換するが、その際、文字領
域やベクタオブジェクト領域では出力画像の鮮鋭度が優
先されるので誤差拡散処理を適用し、写真領域では階調
性が重視されるのでディザ処理を適用する、というよう
に、第1実施形態と同様、二値化処理の内容を属性フラ
グデータにより切り替えることで出力画像の画質向上を
図ることができる。ただし、属性フラグの構成が若干異
なるので、例えば文字フラグ、ベクタフラグが‘1’の
領域に対しては誤差拡散処理を選択する、といった選択
方法の自由度が若干異なることになる。
【0114】また、第1実施形態で説明したように、デ
ータ圧縮部1109で画像をタイル単位で圧縮するように
し、置換用の画像もタイル単位で置き換えるようにして
もよい。具体的な処理は第1実施形態と同様なので、説
明を省略する。
【0115】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0116】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0117】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0118】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷する画像を記憶するメモリを有する画像処理装置に
おいて、読み取られてメモリに記憶された原稿画像が画
像形成装置へ出力される場合に、特定原稿の画像を含む
画像信号を適切に処置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー複写機の構成例を説明する図、
【図2】実施形態の画像処理装置の構成例を示すブロッ
ク図、
【図3】原稿画像の一例を示す図、
【図4】原稿画像を読み取って得られる画像信号の像域
によって決まる特徴を説明する図、
【図5】頁管理情報を説明する図、
【図6】複数頁の合成出力の例を示す図、
【図7】出力画像処理部の構成例を示すブロック図、
【図8】読み取った画像を所定サイズに分割する様子を
示す図、
【図9】タイル単位に記憶された頁管理情報の構造例を
示す図、
【図10】一頁を構成するタイルを市松模様状に置き換
た場合の出力画像例を示す図、
【図11】第2実施形態の画像処理装置の構成例を示す
ブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ06 AR01 AS02 BB17 CL10 2H134 NA14 NA16 NA21 NA24 NA30 5C073 CC01 CE04 5C077 LL14 MM03 MP02 MP08 NP05 PP32 PP33 PP65 PQ12 PQ22 SS01 SS02 TT06

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段によって読み取られた複数頁分の画像を記
    憶する第一のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された画像の中からプリントす
    る画像を記憶する第二のメモリと、 置換用の画像を記憶する第三のメモリと、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    る出力手段と、 前記読取手段によって読み取られた画像に特定原稿の画
    像が含まれるか否かを判定する判定手段と、 前記特定原稿の画像が含まれると判定された頁の画像の
    代わりとして、前記第三のメモリに記憶された置換用の
    画像を前記第二のメモリに格納する制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第三のメモリに記
    憶された置換用の画像を繰り返し読み出して前記第二の
    メモリに記憶することを特徴とする請求項1に記載され
    た画像処理装置。
  3. 【請求項3】 原稿画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段によって読み取られた複数頁分の画像を記
    憶する第一のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された画像の中からプリントす
    る画像を記憶する第二のメモリと、 置換用の画像を記憶する第三のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された各頁の画像の記憶ロケー
    ションを示す管理情報を管理する制御手段と、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    る出力手段と、 前記読取手段によって読み取られた画像に特定原稿の画
    像が含まれるか否かを判定する判定手段とを有し、 前記制御手段は、前記判定手段により特定原稿の画像が
    含まれると判定された頁の管理情報を、前記第三のメモ
    リに記憶された置換用の画像に関連付けるように書き換
    えることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記第三のメモリに記
    憶された置換用の画像が繰り返し読み出されるように管
    理することを特徴とする請求項3に記載された画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 さらに、画像を圧縮するデータ圧縮手段
    と、 圧縮された画像を伸長するデータ伸長手段とを有し、 前記第一のメモリは圧縮された画像を記憶し、前記第二
    のメモリは伸長された画像を記憶することを特徴とする
    請求項1から請求項4の何れかに記載された画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 原稿画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段によって読み取られた一頁の画像を所定サ
    イズの複数のブロック領域に分割して各ブロック領域を
    圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段によって圧縮された各ブロック領域の画像
    を記憶する第一のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を
    伸長する伸長手段と、 前記伸長手段によって伸長された画像を記憶する第二の
    メモリと、 置換用の画像を記憶する第三のメモリと、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    る出力手段と、 前記読取手段によって読み取られた画像に特定原稿の画
    像が含まれるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって特定原稿の画像が含まれると判定
    された場合、前記第一のメモリに記憶された各ブロック
    領域の画像の代わりに、前記第三のメモリに記憶された
    置換用の画像を前記第二のメモリに記憶させる制御手段
    とを有することを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記第一のメモリに記
    憶された一頁の画像のブロック領域の中の一部のブロッ
    ク領域の代わりに、前記第三のメモリに記憶された置換
    用の画像を前記第二のメモリに記憶させることを特徴と
    する請求項6に記載された画像処理装置。
  8. 【請求項8】 原稿画像を読み取る読取手段と、 前記読取手段によって読み取られた一頁の画像を所定サ
    イズの複数のブロック領域に分割して各ブロック領域を
    圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段によって圧縮された各ブロック領域の画像
    を記憶する第一のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を
    伸長する伸長手段と、 前記伸長手段によって伸長された画像を記憶する第二の
    メモリと、 置換用の画像を記憶する第三のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像の
    記憶ロケーションを示す管理情報を管理する制御手段
    と、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    る出力手段と、 前記読取手段によって読み取られた画像に特定原稿の画
    像が含まれるか否かを判定する判定手段とを有し、 前記制御手段は、前記判定手段によって特定原稿の画像
    が含まれると判定された場合は、各ブロック領域の管理
    情報を、前記第三のメモリに記憶された置換用の画像に
    関連付けるように書き換えることを特徴とする画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 画像処理装置の制御方法であって、 原稿画像を読み取った複数頁分の画像を第一のメモリに
    記憶させ、 前記第一のメモリに記憶された画像の中からプリントす
    る画像を第二のメモリに記憶させ、 前記原稿画像を読み取った画像に特定原稿の画像が含ま
    れるか否かを判定し、 前記特定原稿の画像が含まれると判定された頁の画像の
    代わりとして、第三のメモリに記憶された置換用の画像
    を前記第二のメモリに格納させ、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    ることを特徴とする制御方法。
  10. 【請求項10】 画像処理装置の制御方法であって、 原稿画像を読み取った複数頁分の画像を第一のメモリに
    記憶させ、 前記第一のメモリに記憶された画像の中からプリントす
    る画像を第二のメモリに記憶させ、 前記原稿画像を読み取った画像に特定原稿の画像が含ま
    れるか否かを判定し、 前記第一のメモリに記憶された各頁の画像の記憶ロケー
    ションを示す管理情報を管理して、前記特定原稿の画像
    が含まれると判定された頁の管理情報を、第三のメモリ
    に記憶された置換用の画像に関連付けるように書き換
    え、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    ることを特徴とする制御方法。
  11. 【請求項11】 画像処理装置の制御方法であって、 原稿画像を読み取った一頁の画像を所定サイズの複数の
    ブロック領域に分割して各ブロック領域を圧縮し、 圧縮された各ブロック領域の画像を第一のメモリに記憶
    させ、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を
    伸長して第二のメモリに記憶させ、 前記原稿画像を読み取った画像に特定原稿の画像が含ま
    れるか否かを判定し、 前記特定原稿の画像が含まれると判定された場合は、前
    記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像の代
    わりに、第三のメモリに記憶された置換用の画像を前記
    第二のメモリに記憶させ、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    ることを特徴とする制御方法。
  12. 【請求項12】 画像処理装置の制御方法であって、 原稿画像を読み取った一頁の画像を所定サイズの複数の
    ブロック領域に分割して各ブロック領域を圧縮し、 圧縮された各ブロック領域の画像を第一のメモリに記憶
    させ、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を
    伸長し、 前記原稿画像を読み取った画像に特定原稿の画像が含ま
    れるか否かを判定し、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像の
    記憶ロケーションを示す管理情報を管理して、前記特定
    原稿の画像が含まれると判定された場合は、各ブロック
    領域の管理情報を、第三のメモリに記憶された置換用の
    画像に関連付けるように書き換え、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    ることを特徴とする制御方法。
  13. 【請求項13】 外部のコンピュータからプリントデー
    タを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信されたプリントデータを画像
    として展開する展開手段と、 前記展開手段によって展開された複数頁分の画像を記憶
    する第一のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された画像の中からプリントす
    る画像を記憶する第二のメモリと、 置換用の画像を記憶する第三のメモリと、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    る出力手段と、 前記展開手段によって展開された画像に特定原稿の画像
    が含まれるか否かを判定する判定手段と、 前記特定原稿の画像が含まれると判定された頁の画像の
    代わりとして、前記第三のメモリに記憶された置換用の
    画像を前記第二のメモリに格納する制御手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 外部のコンピュータからプリントデー
    タを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信されたプリントデータを画像
    として展開する展開手段と、 前記展開手段によって展開された複数頁分の画像を記憶
    する第一のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された画像の中からプリントす
    る画像を記憶する第二のメモリと、 置換用の画像を記憶する第三のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された各頁の画像の記憶ロケー
    ションを示す管理情報を管理する制御手段と、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    る出力手段と、 前記展開手段によって展開された画像に特定原稿の画像
    が含まれるか否かを判定する判定手段とを有し、 前記制御手段は、前記判定手段によって特定原稿の画像
    が含まれると判定された頁の管理情報を、前記第三のメ
    モリに記憶された置換用の画像に関連付けるように書き
    換えることを特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】 外部のコンピュータからプリントデー
    タを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信されたプリントデータを画像
    として展開する展開手段と、 前記展開手段によって展開された一頁の画像を所定サイ
    ズの複数のブロック領域に分割して各ブロック領域を圧
    縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段によって圧縮された各ブロック領域の画像
    を記憶する第一のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を
    伸長する伸長手段と、 前記伸長手段によって伸長された画像を記憶する第二の
    メモリと、 置換用の画像を記憶する第三のメモリと、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    る出力手段と、 前記展開手段によって展開された画像に特定原稿の画像
    が含まれるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって特定原稿の画像が含まれると判定
    された場合、前記第一のメモリに記憶された各ブロック
    領域の画像の代わりに、前記第三のメモリに記憶された
    置換用の画像を前記第二のメモリに記憶させる制御手段
    とを有することを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 外部のコンピュータからプリントデー
    タを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信されたプリントデータを画像
    として展開する展開手段と、 前記展開手段によって展開された一頁の画像を所定サイ
    ズの複数のブロック領域に分割して各ブロック領域を圧
    縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段によって圧縮された各ブロック領域の画像
    を記憶する第一のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を
    伸長する伸長手段と、 前記伸長手段によって伸長された画像を記憶する第二の
    メモリと、 置換用の画像を記憶する第三のメモリと、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像の
    記憶ロケーションを示す管理情報を管理する制御手段
    と、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    る出力手段と、 前記展開手段によって展開された画像に特定原稿の画像
    が含まれるか否かを判定する判定手段とを有し、 前記制御手段は、前記判定手段によって特定原稿の画像
    が含まれると判定された場合は、各ブロック領域の管理
    情報を、前記第三のメモリに記憶された置換用の画像に
    関連付けるように書き換えることを特徴とする画像処理
    装置。
  17. 【請求項17】 画像処理装置の制御方法であって、 外部のコンピュータからプリントデータを受信し、 受信したプリントデータを画像として展開し、 展開された複数頁分の画像を第一のメモリに記憶させ、 前記第一のメモリに記憶された画像の中からプリントす
    る画像を第二のメモリに記憶させ、 前記展開された画像に特定原稿の画像が含まれるか否か
    を判定し、 前記特定原稿の画像が含まれると判定された頁の画像の
    代わりとして、第三のメモリに記憶された置換用の画像
    を前記第二のメモリに格納し、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    ることを特徴とする制御方法。
  18. 【請求項18】 画像処理装置の制御方法であって、 外部のコンピュータからプリントデータを受信し、 受信したプリントデータを画像として展開し、 展開された複数頁分の画像を第一ののメモリに記憶さ
    せ、 前記第一のメモリに記憶された画像の中からプリントす
    る画像を第二のメモリに記憶させ、 前記展開された画像に特定原稿の画像が含まれるか否か
    を判定し、 前記第一のメモリに記憶された各頁の画像の記憶ロケー
    ションを示す管理情報を管理して、前記特定原稿の画像
    が含まれると判定された頁の管理情報を、第三のメモリ
    に記憶された置換用の画像に関連付けるように書き換
    え、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    ることを特徴とする制御方法。
  19. 【請求項19】 画像処理装置の制御方法であって、 外部のコンピュータからプリントデータを受信し、 受信したプリントデータを画像として展開し、 展開された一頁の画像を所定サイズの複数のブロック領
    域に分割して各ブロック領域を圧縮し、 圧縮された各ブロック領域の画像を第一のメモリに記憶
    させ、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を
    伸長して第二のメモリに記憶させ、 前記展開された画像に特定原稿の画像が含まれるか否か
    を判定し、 前記特定原稿の画像が含まれると判定された場合、前記
    第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像の代わ
    りに、第三のメモリに記憶された置換用の画像を前記第
    二のメモリに記憶させ、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    ることを特徴とする制御方法。
  20. 【請求項20】 画像処理装置の制御方法であって、 外部のコンピュータからプリントデータを受信し、 受信したプリントデータを画像として展開し、 展開された一頁の画像を所定サイズの複数のブロック領
    域に分割して各ブロック領域を圧縮し、 圧縮された各ブロック領域の画像を第一のメモリに記憶
    させ、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像を
    伸長して第二のメモリに記憶させ、 前記展開された画像に特定原稿の画像が含まれるか否か
    を判定し、 前記第一のメモリに記憶された各ブロック領域の画像の
    記憶ロケーションを示す管理情報を管理して、前記特定
    原稿の画像が含まれると判定された場合は、各ブロック
    領域の管理情報を、第三のメモリに記憶された置換用の
    画像に関連付けるように書き換え、 前記第二のメモリに記憶された画像をプリンタへ出力す
    ることを特徴とする制御方法。
  21. 【請求項21】 画像処理装置を制御して、請求項9か
    ら12および17から20の何れかに記載された制御を実行す
    ることを特徴とするプログラム。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載されたプログラムが記
    録されたことを特徴とする記録媒体。
  23. 【請求項23】 原稿画像を読み取る読取手段と、 読み取られた画像信号に特定原稿の画像が含まれるか否
    かを判別する判別手段と、 前記読み取られた画像信号を記憶するメモリと、 前記メモリから読み出した画像信号を画像形成装置へ出
    力する出力手段とを有し、 前記出力手段は、前記特定原稿の画像が含まれると判別
    された画像信号について、前記読取手段によって読み取
    られた画像信号とは異なる、前記メモリに予め記憶され
    た置換用の画像信号を出力することを特徴とする画像処
    理装置。
  24. 【請求項24】 さらに、前記メモリに記憶される画像
    信号を圧縮する圧縮手段、および、前記メモリから読み
    出された画像信号を伸長する伸長手段を有することを特
    徴とする請求項23に記載された画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記置換用の画像信号は、前記読取手
    段によって読み取られた画像に特定原稿の画像が含まれ
    ていることを示す情報が付加されていることを特徴とす
    る請求項23または請求項24に記載された画像処理装置。
  26. 【請求項26】 前記置換用の画像信号は、前記画像形
    成装置の画像形成サイズの一部に相当する画像を表し、
    前記出力手段は、前記画像形成サイズに合わせて、前記
    置換用の画像信号を繰り返し出力することを特徴とする
    請求項23から請求項25の何れかに記載された画像処理装
    置。
  27. 【請求項27】 前記読み取られた画像信号は所定サイ
    ズの画像領域に分割されて前記メモリに記憶され、前記
    置換用の画像信号は前記所定サイズの画像領域に相当す
    る画像を表し、 前記出力手段は、前記特定原稿の画像が含まれると判別
    された画像信号について、前記所定サイズの画像領域単
    位に前記置換用の画像信号を出力することを特徴とする
    請求項23から請求項25の何れかに記載された画像処理装
    置。
  28. 【請求項28】 原稿画像を読み取る読取手段、読み取
    られた画像信号に特定原稿の画像が含まれるか否かを判
    別する判別手段、前記読み取られた画像信号を記憶する
    メモリ、並びに、前記メモリから読み出した画像信号を
    画像形成装置へ出力する出力手段を有する画像処理装置
    の制御方法であって、 前記特定原稿の画像が含まれると判別された画像信号に
    ついて、前記読取手段により読み取られた画像信号とは
    異なる、前記メモリに予め記憶された置換用の画像信号
    を出力することを特徴とする制御方法。
  29. 【請求項29】 画像処理装置を制御して、請求項28に
    記載された制御を実行することを特徴とするプログラ
    ム。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載されたプログラムが記
    録されたことを特徴とする記録媒体。
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