JP4854972B2 - 信号検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、相関2重サンプリングにより画像信号を検出する信号検出装置に関するものである。
従来、光の照射を受けてその光を電荷信号に変換して出力するCCDやフォトマルチプライヤーなどの光電変換素子や、放射線の照射を受けて電荷を蓄積するとともに、該蓄積された電荷に応じた電荷信号を出力する画像読取装置が様々な分野で利用されている。そして、上記のような光電変換素子や画像読取装置から出力された電荷信号を検出するものとして、IC化が可能であり、比較的ノイズが小さいチャージアンプが一般的に用いられている。このチャージアンプは、蓄積モードに切り替えることにより上記電荷信号の蓄積を開始し、リセットモードに切り替えられることにより蓄積された電荷信号を放電してその電荷量に応じた電荷信号を出力するものである。
ここで、上記チャージアンプにおける蓄積モードへの切り替えは、チャージアンプのリセットスイッチをON状態からOFF状態に切り替えることにより行われる。このリセットスイッチの切替えによりリセットスイッチの有するkTCノイズが発生し、このノイズが信号成分の電荷信号に含まれてしまう。そこで、このkTCノイズの影響を回避するために相関2重サンプリング処理が施される。相関2重サンプリング処理とは、信号蓄積回路が蓄積モードに切り替わった後所定のベースラインサンプリング時間経過した時に出力される電荷信号とリセットモードに切り替わる直前に出力される電荷信号との差をとり、その差を信号成分とすることにより、上記kTCノイズの影響を回避することができる処理である。
そして、上記のような相関2重サンプリング処理を行う回路においては、信号蓄積回路から出力される電荷信号における高周波ノイズを低減するため信号蓄積回路の後段にローパスフィルターが設けられており、信号蓄積回路から出力された電荷信号はこのローパスフィルターを通過して出力される。
特開2004−147255号公報
ところで、1画素を読み取る時間(1周期)の短縮化を行うことにより画像情報の読取りを高速化したときにはいわゆるフィードスルー期間も短縮する。このとき、フィードスルー期間において基準レベル信号の変動が収束せず、基準レベル信号にリセットノイズが含まれてしまい、その結果ダイナミックレンジが低下してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、画像記録体からの画像の読取りを高速化した場合であっても、リセットノイズの発生を確実に防止することができる信号検出装置を提供することを目的とするものである。
本発明の信号検出装置は、画像情報が電荷信号として記録された画像記録体から電荷信号を読取る信号検出装置において、電荷信号を蓄積する信号蓄積回路と、信号蓄積回路に蓄積された電荷信号が入力される第1ローパスフィルターと、第1ローパスフィルターを通過した電荷信号をサンプルホールドする第1サンプルホールド回路と、信号蓄積回路に蓄積された電荷信号が入力される第2ローパスフィルターと、第2ローパスフィルターを通過した電荷信号の入力が基準電位になったときの基準レベル信号をサンプルホールドする第2サンプルホールド回路と、第1サンプルホールド回路から出力される電荷信号と第2サンプルホールド回路から出力される基準レベル信号との差分を画像信号として出力する差分手段と、第1サンプルホールド回路および第2サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングを制御する制御手段とを備え、制御手段が、第1サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングが第2サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングよりも早くなるように、第1サンプルホールド回路および第2サンプルホールド回路を制御するものであることを特徴とするものである。
ここで、画像記録体は、たとえばCCD素子であってもよいし、放射線の照射により画像情報を静電潜像として記録する固体検出器であってもよい。
なお、制御手段は、第1サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングが第2サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングよりも早く制御するものであれば、信号蓄積回路のリセットタイミングとの関係において、第1サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングおよび第2サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングを調整する機能を有していてもよい。
本発明の信号検出装置によれば、制御手段が、第1サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングが、第2サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングよりも早くなるように制御することにより、第1サンプルホールド回路に残存する残存電荷を先に放出して基準レベル信号の基準電位からの変動を最小限に抑えることができるため、読取が高速化され基準レベル信号の安定させるための期間が短縮された場合であっても、その期間内に基準レベル信号を基準電位に収束させることができ、読取が高速化されたときに確実にリセットノイズの発生を防止することができる。
なお、制御手段が、第1サンプルホールド回路および第2サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングを調整する機能を有するものであれば、電荷蓄積手段における蓄積・リセットのタイミングに合わせて第1サンプルホールド回路および第2サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングを調整することができる。
以下、図面を参照して本発明の信号検出装置の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の信号検出装置が用いられた画像読取装置の好ましい実施の形態を示す概略構成図である。この画像読取装置1は、画像情報が記録された画像記録体である固体検出器10と、固体検出器10にライン光からなる読取光Lを走査しながら照射するパネル状光源20とを備えている。
まず、図1を参照して固体検出器10について説明する。固体検出器10は、たとえば特開2000−284056号公報に開示されているような、いわゆる光読み出し方式とよばれるものであって、読取用電極11、読取用光導電層12、電荷輸送層13、記録用光導電層14、第2電極15を積層した構造を有している。
読取用電極11はたとえばネサ被膜等からなり、矢印Y方向に向かって延びた副数本の第2電極が略平行に形成された構造を有している。この読取用電極11は、各第2電極は電気的に絶縁した状態になっている。読取用光導電層12はたとえばアモルファスセレンからなっており、読取光の照射により導電性を呈し電荷対を発生するものである。電荷輸送層13は読取用光導電層12に積層されており、負電荷に対しては略絶縁体として作用し、正電荷に対しては略導電体として作用するようになっている。記録用光導電層14は、たとえばアモルファスセレンからなっており、記録用の電磁波(光または放射線)の照射によって導電性を呈し電荷対を発生するようになっている。さらに、記録用光導電層14の上には、照射される記録用の電磁波を透過するたとえばITO膜(Indium Tin Oxide)等の材料からなる、矢印Z方向に向かって延びた複数の線状電極により構成された第2電極15が積層されている。
電荷輸送層13と記録用光導電層14との界面には蓄電部19が形成されている。つまり、記録用光導電層14内で発生した電子が、読取用電極11と第2電極15の間で形成される電界により、読取用電極11側へ移動しようとしたときに、電荷輸送層13によってその移動が制限されるようになっている。よって蓄電部19には、記録用の電磁波の照射量に応じた電荷が静電潜像として蓄積され、画像情報が記録されることになる。
ここで、固体検出器10に画像情報を記録するとき、信号検出装置30から読取用電極11と第2電極15との間に高電圧が印加される。すると、読取用電極11には負電荷が帯電し、第2電極15には正電荷が帯電する。次に、第2電極15側から記録用の電磁波が照射されたとき、記録用の電磁波の照射量に応じて、記録用光導電層14において正負の電荷対が発生する。そのうち、電荷対の正孔は第2電極15側に移動し、第2電極15の負電荷と結像し消滅する。一方、電荷対の電子は、読取用電極11側に移動するが、電荷輸送層13によってその移動が制限される。これにより、蓄電部19に静電潜像として画像情報が記録される。
蓄電部19に記録された画像情報を読み取る場合、パネル状光源20から矢印Y方向に延びているライン状の読取光L1が、読取用電極11側から矢印X方向に走査しながら照射される。すると、読取光L1の照射量に応じた電荷対が読取用光導電層12において発生する。発生した電荷対の正孔は、電荷輸送層13を透過して蓄電部19に蓄積された負電荷と結像し消滅する。一方、電荷対の電子は読取用電極11側へ移動し正電荷と結像する。そして、読取用電極11において正孔と負電荷が結像したときに電流が流れる。この電流の変化を信号検出装置30が検出することにより画像情報が読み取られる。
図2は本発明の信号検出装置30の好ましい実施の形態を示す回路図である。信号検出装置30は、画像情報が各画素毎に電荷信号として記録された画像記録体から電荷信号を検出する相関2重サンプリング回路であって、電荷信号を蓄積する信号蓄積回路31と、信号蓄積回路31に蓄積された電荷信号がサンプルホールドされる第1サンプルホールド回路32と、基準レベル信号をサンプルホールドする第2サンプルホールド回路33と、第1サンプルホールド回路から出力される電荷信号と第2サンプルホールド回路33から出力される基準レベル信号との差分を画像信号として出力する差分手段34と、第1サンプルホールド回路32および第2サンプルホールド回路33のサンプル開始タイミングを制御する制御手段40とを備えている。
ここで、信号蓄積回路31は、固体検出器10から出力された電荷信号を蓄積するコンデンサ31aと、コンデンサ31aに蓄積された電荷信号を放電させるためのリセットスイッチ31bと、アンプ31cを備えている。そして、リセットスイッチ31bがOFF状態のときに電荷信号がコンデンサ31aに蓄積され、リセットスイッチ31bがON状態になったとき、コンデンサ31aに蓄積された電荷信号が出力されるようになっている。
信号蓄積回路31には抵抗素子Rを介して第1サンプルホールド回路32が接続されている。この第1サンプルホールド回路32は、スイッチ32bとコンデンサ32cとアンプ36とを備えている。ここで、抵抗素子Rとコンデンサ32cとにより第1ローパスフィルターが構成されている。
そして、スイッチ32bがON状態になったときにサンプリングが開始され、信号蓄積回路31から出力された電荷信号は第1ローパスフィルターによるローパスフィルター処理が施された後、第1サンプルホールド回路32に入力されサンプリングが行われる。その後、スイッチがOFF状態になったときには第1サンプルホールド回路32からの出力がホールドされるようになっている。
信号蓄積回路31には抵抗素子Rを介して第2サンプルホールド回路33が接続されており、第1サンプルホールド回路32と第2サンプルホールド回路33とは並列接続された状態になっている。第2サンプルホールド回路33は、スイッチ33bとコンデンサ33cとアンプ37とを備えている。ここで、抵抗素子Rとコンデンサ33cとにより第2ローパスフィルターが構成されている。
そして、スイッチ33bがON状態になったときにサンプリングが開始され、第2ローパスフィルターが信号蓄積回路31から出力された電荷信号にローパスフィルター処理を施した後、第2サンプルホールド回路33に入力されサンプリングが行われる。そして、スイッチがOFF状態になったときに第2サンプルホールド回路33からの出力がホールドされるようになっている。このとき、第2サンプルホールド回路33は、電荷信号が基準電位になったときにホールドするように制御されており、第2サンプルホールド回路33から基準レベル信号が出力されるようになっている。
差分手段34はたとえば差動アンプからなっており、マイナス側に第1サンプルホールド回路32側が接続されており、プラス側に第2サンプルホールド回路33が接続されている。そして、差分手段34は、第1サンプルホールド回路32側から出力される電荷信号と、第2サンプルホールド回路33側から出力される基準レベル信号との差分を画像信号として出力する。その後、この画像信号が図示しないA/D変換手段によってA/D変換されるようになっている。
ここで、上述した信号蓄積回路31の電荷信号の蓄積・リセット、第1サンプルホールド回路32におけるサンプルホールドタイミングおよび第2サンプルホールド回路33におけるサンプルホールドタイミングは、制御手段40により制御されており、制御手段40は図3に示すように各スイッチ31b、31d、32b、33bを制御することにより各種タイミングを制御している。図3は図2の各スイッチを駆動する際のタイムチャートを示すグラフである。図3(a)に示すように、信号検出装置30における信号蓄積回路31のリセットスイッチ31bは、固体検出器10への読取光の照射の前にはON状態になり、コンデンサ31aに蓄積された電荷信号がリセットされるようになっている。一方、読取光の照射が開始されるとリセットスイッチ31bがOFF状態になり、読取光の照射により生じた電荷信号が信号蓄積回路31のコンデンサ31aに蓄積されるようになっている。
ここで、図3(b)、(c)に示すように、リセットスイッチ31bがON状態になっているときに、第1サンプルホールド回路32のスイッチ32bがON状態になる。このとき、第2サンプルホールド回路33のスイッチ33bはOFF状態になっている。すると、図3(e)に示すように、前の画素における電荷信号の際にコンデンサ32cに残存している残存電荷信号が差分手段34から出力され、その後時間経過と共に時間経過とともにゼロに収束する。
次に、図3(c)に示すように、リセットスイッチ31bがON状態、スイッチ32bがON状態になっているときに、第2サンプルホールド回路33のスイッチ33bがON状態になる。すると、コンデンサ32c、33cの両端電位が等しくなるように動作するため、コンデンサ33cに保持された電荷信号が第1のLPF32側に流れ込み、図3(d)に示すように基準レベル信号が変動するが、時間経過とともに基準電位(たとえば0V)に収束する。
そして、基準レベル信号の変動が収束したときに、スイッチ33bがOFF状態になり、第2サンプルホールド回路33からの出力が基準レベル信号になるようにホールドされる。そして、図3(e)に示すように、スイッチ32bがON状態になっている間、差分手段34から基準レベル信号と電荷信号との差分が画像信号として出力される。
このように、スイッチ32bがスイッチ33bよりも早くON状態になることにより、基準レベル信号の変動を最小限に抑えることができるため、読取の高速化によりいわゆるフィードスルー期間が短くなったときであっても、確実にリセットのイズの除去を行うことができる。
すなわち、従来においては、図4(a)〜(c)に示すように、第1サンプルホールド回路32と第2サンプルホールド回路33とがたとえばリセットスイッチ31bがOFFされる1μsec前に同時にサンプリングを開始するように制御されている。このとき、図4(d)に示すように、配線抵抗とコンデンサ32c、33cで決まる回路時定数に準じたスルーレートで基準電位(0V)に落ち着く。ここで、基準レベル信号が基準電位(0V)にホールドされている状態において、スイッチ32b、33bをともにONにしたとき、第1サンプルホールド回路32と第2のサンプルホールド回路とは並列接続されているため、各サンプルホールド回路32、33の両端電位が等しくなるように動作する。
コンデンサ32cにおいて前回の電荷信号検出による電荷信号がホールドされた状態にあり、コンデンサ33cにおいて基準電位(0V)になっている状態であるため、コンデンサ32cの電荷信号がコンデンサ33c側に流れ込み、第2のサンプルホールド回路33から出力される基準レベル信号が変動する。この基準レベル信号の変動は第2のサンプルホールド回路33がコンデンサ33cの電位をホールドするまでの期間が長ければその期間内に収束し、蓄積された電荷を読取るときには(スイッチ32bがON状態、スイッチ33bがOFF状態)、基準レベル信号は基準電位(0V)になる。ここで、1画素の読取周期Tがたとえば1msecであるときには、基準レベル信号を基準電位に収束させることができる。
しかし、図5に示すように、読取周期Tを500μsecに設定し画像情報の読取りを高速化した場合、スイッチ32b、33bがともにON状態になっている期間が短くなる。したがって、第2のサンプルホールド回路33がコンデンサ33cの電位をホールドするまでの期間内に基準レベル信号の変動が収束せず、蓄積された電荷を読取る際に基準レベル信号が基準電位(0V)にならずたとえば300mVになり、差分手段34から出力される画像信号がノイズ分だけ小さくなってしまい、ダイナミックレンジが低くなるという問題がある。
そこで、制御手段40は、上述した図3(b)、(c)に示すように、第1サンプルホールド回路32のサンプル開始タイミングが第2サンプルホールド回路33のサンプル開始タイミングよりも早くなるように、第1サンプルホールド回路32および第2サンプルホールド回路33を制御する。すると、コンデンサ32cの残存電荷信号はすでに放出されているため、基準レベル信号の変動が僅かなものになり基準レベル信号が基準電位に収束するまでの時間を短くすることができる。よって、読取が高速化され基準レベル信号の安定させるための期間が短縮された場合であっても、その期間内に基準レベル信号を基準電位に収束させることができ、読取が高速化されたときに確実にリセットノイズの発生を防止することができる。
上記実施の形態によれば、制御手段40が、第1サンプルホールド回路32のサンプル開始タイミングが、第2サンプルホールド回路33のサンプル開始タイミングよりも早くなるように制御することにより、基準レベル信号の基準電位からの変動を最小限に抑えることができるため、読取が高速化され基準レベル信号の安定させるための期間が短縮された場合であっても、その期間内に基準レベル信号を基準電位に収束させることができ、読取が高速化されたときであっても確実にリセットノイズの発生を防止することができる。
本発明の実施の形態は、上記実施の形態に限定されない。たとえば制御手段40が、第1サンプルホールド回路32および第2サンプルホールド回路33のサンプル開始タイミングを調整する機能を有するものであってもよい。これにより、信号蓄積回路31における蓄積・リセットのタイミングに合わせて第1サンプルホールド回路32および第2サンプルホールド回路33のサンプル開始タイミングを調整することができる。
また、たとえば図1において信号検出装置に入力される電荷信号を出力するものとして、いわゆる光読取方式の放射線画像検出器を用いたもの説明したが、これに限らず、たとえば、いわゆるTFT方式の放射線画像検出器を用いるようにしてもよいし、また、蓄積性蛍光体シートから発せられた輝尽発光光を光電変換素子により検出して電荷信号を出力する放射線画像検出器を用いるようにしてもよい。さらには、CCD素子の各画素に蓄積された電荷信号を読み取る相関2重サンプリング回路として用いてもよい。
本発明の信号検出装置が用いられた固体検出器の一例を示す構成図 本発明の信号検出装置の好ましい実施の形態を示す回路図 図2の信号検出装置における各スイッチのON/OFFタイミングを示すグラフ 従来の信号検出装置における各スイッチのON/OFFタイミングを示すグラフ 図4の信号検出装置における各スイッチのON/OFFタイミングを高速化した場合のグラフ
符号の説明
10 固体検出器
30 信号検出装置
31 信号蓄積回路
32 第1サンプルホールド回路(第1ローパスフィルター)
32b スイッチ
33 第2サンプルホールド回路(第2ローパスフィルター)
34 差分手段

Claims (7)

  1. 画像情報が電荷信号として記録された画像記録体から該電荷信号を読取る信号検出装置において、
    前記電荷信号を蓄積する信号蓄積回路と、
    該信号蓄積回路に蓄積された前記電荷信号が入力される第1ローパスフィルターと、
    該第1ローパスフィルターによりローパスフィルター処理された前記電荷信号をサンプルホールドする第1サンプルホールド回路と、
    前記信号蓄積回路に蓄積された前記電荷信号が入力される第2ローパスフィルターと、
    該第2ローパスフィルターによりローパスフィルター処理された前記電荷信号の入力が基準電位になったときの基準レベル信号をサンプルホールドする第2サンプルホールド回路と、
    前記第1サンプルホールド回路から出力される前記電荷信号と前記第2サンプルホールド回路から出力される前記基準レベル信号との差分を画像信号として出力する差分手段と、
    前記第1サンプルホールド回路および第2サンプルホールド回路におけるサンプルおよびホールドを制御する制御手段と
    を備え、
    前記第1および第2のサンプルホールド回路が、それぞれ、前記電荷信号および基準レベル信号のホールド後、前記信号蓄積回路のリセット時にサンプル状態に制御され、共通のラインを介して前回ホールドした電荷信号および前記基準レベル信号を放出するものであり、
    前記制御手段が、前記第1サンプルホールド回路をサンプル状態として前回ホールドした電荷信号の放出を開始させた後に、前記第1のサンプルホールド回路のサンプル状態を保ったまま、前記第2サンプルホールド回路をサンプル状態として前回ホールドした基準レベル信号の放出を開始させるものであることを特徴とする信号検出装置。
  2. 前記制御手段が、前記第1サンプルホールド回路および第2サンプルホールド回路のサンプル開始タイミングを調整する機能を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の信号検出装置。
  3. 前記画像記録体が、放射線の照射により静電潜像として画像情報を記録する固体検出器であることを特徴とする請求項1または2に記載の信号検出装置。
  4. 前記第1サンプルホールド回路が、前記第2サンプルホールド回路のサンプル開始よりも前にサンプルを開始し、前記第2サンプルホールド回路のサンプル終了よりも後に前記電荷信号のサンプリングを終了させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の信号検出装置。
  5. 前記差分手段が差動アンプからなるものであり、プラス側の入力端子に前記第2サンプルホールド回路が接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の信号検出装置。
  6. 前記電荷蓄積回路が、前記電荷信号を蓄積するコンデンサを有するチャージアンプと、前記コンデンサへの前記電荷信号の蓄積と放電とを切り替えるためのリセットスイッチとを備えたものであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の信号検出装置。
  7. 前記第1サンプルホールド回路および前記第2サンプルホールド回路が、前記リセットスイッチがオフ状態になり前記チャージアンプによる前記電荷信号の蓄積が開始されるよりも前にサンプルを開始するものであることを特徴とする請求項6記載の信号検出装置。
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