JP3245153B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3245153B2 JP33088790A JP33088790A JP3245153B2 JP 3245153 B2 JP3245153 B2 JP 3245153B2 JP 33088790 A JP33088790 A JP 33088790A JP 33088790 A JP33088790 A JP 33088790A JP 3245153 B2 JP3245153 B2 JP 3245153B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理装置に関する。
[従来の技術] カラー画像処理装置において,カラー原稿の色成分を
所定の値へ変換する処理は、原稿の色調を判別するため
に有効な手段である。例えば、ある特定の色調を持つた
原稿が原稿中に含まれているか否かを判定し、含まれて
いる場合には複写動作をストツプするというような場合
を考えると、第12図に示すような構成が考えられる。
色分解されたR,G,B信号は、A/D変換器1301でA/D変
換、シエーデイング補正回路1302でシエーデイング補正
を施され、対数変換器1303とルツクアツプテーブル(以
下LUT)1306へ送られる。対数変換器1303からはマスキ
ング回路1304、UCR回路1305を経て、印字出力のための
Y,M,C,K信号に変換され、複写画像を形成する。
一方、LUT1306には入力のR,G,Bに対して、それが特定
原稿の色に該当するか否かを予め0と1で書き込んであ
り、該当する場合は1を出力する。1307は1の出現回数
をカウントするカウンタ、1308はカウントされた値を所
定のしきい値と比較し、しきい値をこえた場合に1を出
力するコンパレータである。コンパレータから1が出力
されると、セレクタ1309は画像信号をストツプさせ、25
5のような固定値に置き換え、複写画像の形式を中断さ
せる。
[発明が解決しようとしている課題] しかしながら、データ量の多いカラー信号から複数種
類の特定原稿を判定する場合、応答速度が遅い安価なRO
Mなどを利用したLUTでは、処理が間に合わず、複数種類
の特定原稿に対応できないという問題が生じる。
本発明は、上述した問題を解決するためのものであ
り、安価なROMなどを利用したLUTを用いて、複数種類の
特定原稿を判定することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明にかかる画像処
理装置は、入力されるカラー画像信号に応じたカラー画
像が特定画像か否かに応じて、前記カラー画像信号に応
じたカラー画像を形成する画像形成装置に対して忠実な
画像形成を阻止すべく制御信号を出力する画像処理装置
であって、入力されるカラー画像信号を所定間隔でサン
プリングすることで、前記カラー画像信号に間引き処理
を施した間引き信号を出力する間引き手段と、前記間引
き信号が示す色と、予め登録された特定画像に含まれる
色とが一致するか否かを示す一致信号を画像単位に出力
する第一の判定手段と、前記一致信号が空間的に所定の
連続性を有するか否かを示す連続性検出信号を画素単位
に出力する第一の検出手段と、前記連続性検出信号に基
づき、前記特定画像に含まれる色に一致する、前記間引
き信号の画素の数をカウントするカウント手段と、前記
間引き信号および前記連続性検出信号に基づき、前記特
定画像に含まれる色に一致し、かつ、前記間引き信号に
応じたカラー画像に使用されている色の数に相当する、
色空間上の体積を検出する第二の検出手段と、前記特定
画像に含まれる色の数に相当する、前記色空間上の体積
に対する前記第二の検出手段により検出される体積の比
率、並びに、前記カウント手段のカウント値に基づき、
前記カラー画像信号に応じたカラー画像が特定画像か否
かを判定する第二の判定手段と、前記第二の判定手段に
より前記カラー画像信号に応じたカラー画像が前記特定
画像であると判定される場合、前記制御信号を出力する
出力手段とを有することを特徴とする。
[実施例] 以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を
詳細に説明する。
第1図は本発明に係る複写機のイメージスキヤナ部の
内部構成を示すブロツク図である。同図において、101
はA/D変換器であり、図示せぬCCDより送られるR,G,Bの
各アナログ信号をデジタル信号に変換する。102はシエ
ーデイング補正回路であり、デジタル化された各R,G,B
信号をシエーデイング補正する。103は対数変換器であ
り、シエーデイング補正された各R,G,B信号(輝度信
号)を濃度信号に変換するためのルツクアツプテーブル
ROM(またはRAM)で構成されている。104,105はそれぞ
れマスキング回路,UCR回路であり、これらによつて対数
変換器103よりの濃度信号に対してマスキングと下色除
去が行われる。
111は間引き回路であり、シエーデイング補正回路102
よりの補正された各R,G,B信号を間引く。この間引き回
路111の構成は後述の第2図で説明する。112は特定原稿
判定部であり、間引き回路111によりの間引された各R,
G,B信号に基づいて特定原稿の有無を判定する。この特
定原稿判定部112の構成は後述の第4図で説明する。
第2図は第1の実施例による間引き回路111の構成を
示す回路図である。同図において、201a,201b,201cは画
像信号と同一のクロツクCLKで動作するフリツプフロツ
プ、202a,202b,202cはCLKを4分周したCLK'で動作する
フリツプフロツプである。203のCLKと204のCLK'の波形
も図示してある。この間引き回路111は、時系列の画像
データを所定のnクロツク毎にサンプリングするように
動作する。
ここで、本複写機の構成について説明する。
第10図は本発明の第1の実施例の複写機の内部構成を
示す側断面図である。同図において、1201はイメージス
キヤナ部であり、原稿を読取り、デイジタル信号処理を
行う部分である。また、1202はプリンタ部であり、イメ
ージスキヤナ1201に読取られた原稿画像に対応した画像
を用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
イメージスキヤナ部1201において、1200は鏡面圧板で
あり、原稿台ガラス(以下プラテン)1203上の原稿1204
は、ランプ1205で照射され、ミラー1206,1207,1208に導
かれ、レンズ1209により3ラインセンサ(以下CCD)121
0上に像を結び、フルカラー情報レツド(R),グリー
ン(G),ブルー(B)成分として信号処理部1211に送
られる。尚、1205,1206は速度vで、1207,1208は1/2vで
CCD1210の電気的走査方向に対して垂直方向に機械的に
動くことによつて原稿全面を走査する。信号処理部1211
では読取られた信号を電気的に処理し、マゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラツク(B
k)の各成分に分解し、プリンタ部1202に送る。また、
イメージスキヤナ部1201における一回の原稿走査スキヤ
ンにつき、M,C,Y,Bkのうちひとつの成分がプリンタ部12
02に送られ、計4回の原稿走査により一回のプリントア
ウトが完成する。
イメージスキヤナ部1201より送られてくるM,C,Yまた
はBkの画信号は、レーザドライバ1212に送られる。レー
ザドライバ1212は画信号に応じ、半導体レーザ1213を変
調駆動する。レーザ光はポリゴンミラー1214、f−θレ
ンズ1215、ミラー1216を介し、感光ドラム1217上を走査
する。
1218は回転現像器であり、マゼンタ現像部1219、シア
ン現像部1220、イエロー現像部1221、ブラツク現像部12
22より構成され、4つの現像器が交互に感光ドラム1217
に接し、感光ドラム1217上に形成された静電潜像をトナ
ーで現像する。
1223は転写ドラムで、用紙カセツト1224又は1225より
給紙されてきた用紙をこの転写ドラム1223に巻きつけ、
感光ドラム1217上に現像された像を用紙に転写する。
この様にしてM,C,Y,Bkの4色が順次転写された後に、
用紙は定着ユニツト1226を通過して排紙される。
第4A図は第1図で示した特定原稿判定部112の構成を
示すブロツク図、第5図は積分器4011〜4018の代表的な
構成を示すブロツク図、第6A図,第6B図は第1の実施例
による積分効果を説明する図、第7A図,第7B図は特定原
稿と色空間との関係を説明する図、第8図は特定原稿の
色空間データと判定ROM401のデータとの関係を示した
図、第9図は特定原稿と認識領域との位置関係を示した
図、そして、第13図は特定原稿の判定方法を色空間を用
いて説明する図である。
第4A図において、判定ROM401は、出力データ幅8ビッ
ト、入力アドレス幅15ビットのリードオンリメモリで構
成され、各5ビットのR、GおよびB信号の値を入力ア
ドレスとして、入力カラー信号が示す色が特定原稿で使
用されているか否かを表す信号を、8種類の特定原稿ご
とに出力するように、8種類の特定原稿に対応するデー
タが格納されている。
イメージスキャナ1201によって入力されるR、Gおよ
びBカラー画像信号は、判定ROM401へアドレス信号とし
て入力される。特定ROM401は、カラー画像をR、Gおよ
びBの各色成分で表す場合に、RGB値を入力アドレスと
する複数の格納位置に分かれていて、特定原稿に使用さ
れている色を表さるRGB値をアドレスとする位置には1
が格納されている。そして判定ROM401には、8種類の特
定原稿ごとにデータが格納されていて、8ビット出力の
各ビットが8種類の特定原稿の一つに対応する。第7A図
および第7B図は、判定ROM401に格納されているデータ
を、特定原稿AおよびBに使用されている色の分布とし
てR、GおよびBの三次元空間で概略表示するものであ
る。また、第8図は、特定原稿に使用されている色に対
応する特定ROM401の位置に1が、使用されていない色に
対応する判定ROM401の位置に0が格納される様子を示し
ている。その結果、入力カラー信号が判定ROM401に入力
されると、特定原稿の種類ごとに、特定原稿に使用され
ている色と一致する画素に対しては1が出力され、一致
しない画素に対しては0が出力される。
判定ROM401から出力された上記判定情報は、ラツチ回
路402を経て、積分器4011〜積分器4018に入力される。
積分器4011〜4018は、同一の構成なので、積分器4011
を例として説明する。
第5図は、積分器4011を説明するブロツク図である。
第5図において、501,504は乗算器、502は加算器、50
3はタイミング調整のためのラツチ回路である。乗算器5
04においては、入力されるi番目の信号xi(0又は1)
に対して、所定の重み付け係数βを用いて、xi×255
(1−β)という乗算が行われ、加算器502のB側に入
力される。一方、ラツチ回路503から出力される(i−
1)番目の出力信号yi-1に対して乗算器501においてy
i-1×βという乗算が行われ、加算器502のA側に入力さ
れる。加算器502においては、xi×255(1−β)+yi-1
×βなる加算が行われ、その演算結果がyiとして出力さ
れる。即ち、積分器4011は、次式(0)で表される。即
ち、 yi=xi-1×255(1−β)+yi-1×β …(0) となり、この式による積分を全入力データに対して行う
回路である。
上述の演算を実行することにより、第6B図に示す様
に、積分器4011への入力値1が連続する場合、第6A図に
示す様に積分器4011からの出力値が255に接近し、入力
値0が連続する場合は出力値が0に近接する。
比較演算器4001〜4008は同一の構成なので、比較演算
器4001を例として説明すると、積分器4011からの出力値
Aとレジスタ4021にストアされた所定の定数値Bとの大
小判定を行ない、C1で示される判定信号を出力する。即
ち、(1)式によれば、 C1=1:A1>B1 C1=0:A1≦B1 …(1) となり、上記処理により、入力カラー信号が表す色が、
特定原稿に使用されている色と連続して一致する場合、
比較演算器4001からの出力C1は1になる。なお、比較演
算器4002〜4008、レジスタ4022〜4028も同様に機能す
る。
カウンタ421は、比較演算器4001からの出力C1が1で
ある間、カウントアップするカウンタである。つまり、
入力カラー信号において、特定原稿に使用されている色
の画素が所定数連続した後、引き続き特定原稿に使用さ
れている色の画素があれば、その画素の数がカウンタ42
1により計数される。積分器4011により積分を行い、色
の一致の連続を検出しているため、第9図に示すよう
に、特定原稿に使用されている色に一致する画素の領域
が、特定原稿の大きさよりも若干小さく検出されること
になるが、カウンタ421のカウント値は特定原稿に使用
されている色と一致する画素の領域の面積に比例する。
なお、カウンタ422〜428も同様の構成である。
OR書き込み回路411は、比較演算器4001〜4008の出力
信号C1〜C8をRAM412にOR書き込みする回路である。また
RAM412は判定ROM401と同じサイズのビツト幅8ビツト,
アドレス幅16ビツトのRAMである。
第4B図は、OR書き込み回路411の構成を示すブロツク
図である。412は32KバイトのSRAMでアドレスバスとし
て、A0〜A14にR,G,Bの各5ビツトの信号が入力され、デ
ータとしてD0〜D7に、後述するOR演算後の信号C1〜C8
入力される。4112は第4C図に示すタイミング信号を発生
するタイミング発生回路である。
破線内のOR演算部では、A0〜A14で指定されるアドレ
スに関し、CLK′のタイミングでリードイネーブルOEに
応じて格納されているデータがD0〜D7から読み出され、
各ラツチ回路にラッチされる。これに対して、入力され
た信号C1〜C8と、ラッチされたメモリデータとが各OR回
路でOR演算され、Rioのインバータタイミングでバツフ
アから出力される。
このようにして、R,G,B各5ビツトで規定される各ア
ドレスに対して順次入力されるC1〜C8のうち、少なくと
も1つが1であればRAM412にそのデータが格納される。
D0〜D7は各々独立したアドレスに格納されるので、8
種類の特定原稿に対してパラレルに判定処理を行うこと
ができる。
RAM412の記憶領域のうち1が記憶されたビット(領
域)の数を計数することにより、第13図に斜線部で示す
RGB空間上の観測画像データの体積TORG、つまり特定原
稿に使用されている色に一致する色の数が算出される。
415は特定原稿判定部112全体の制御を行うCPUを示
し、415aはCPU415を動作させる第3図のフローチヤート
に従うプログラム等を記憶したROMを示し、415bは各種
プログラムのワークエリアとして用いるRAMを示してい
る。CPU415は主としてカウンタ421〜428及びRAM412のデ
ータを読み取り、入力原稿に特定原稿が存在しているか
否かを判定する。
第5図の積分器の入力はXi、出力はYiで示される(1
≦i≦8)。処理として、下式(2)に従う演算が行わ
れる。
Yi+1=β・Y1+255(1−β)Xi …(2) 上記(2)式において、βは積分器の積分効果を制御
する定数である。また0<β<1の範囲では以下の関係
が成り立つ。
すなわち、第6A図に示す積分値変化曲線は、βの設定
値が1に近づく程ゆるやかに変化し、βの設定値が0に
近づくとその逆で急激に変化する。第1の実施例では、
β=31/32である。
認識対象を紙幣程度の大きさの原稿を想定している
が、より小さな原稿画像、例えば切手などを認識対象と
する場合、βはより小さな値、例えば、β=7/8といつ
た値が適切である。このβの値は、認識対象に応じて、
不図示の操作部によつて任意の設定できるようにしても
よい。
第3図は第1実施例のCPU415による処理を説明するフ
ローチヤートである。
まず、原稿読み取り開始の情報を検知すると、S1201
において、原稿読み取り開始時INH404信号を0に設定す
る。この後に、S1202において、原稿読み取りが指示さ
れる。S1203において、変数nに1を設定する。即ち、
n番目のカウンタのカウント値を順にRAM415bに格納す
る。S1204において、第4A図のカウンタ、この場合、n
=1のためカウンタ421の値を読み取り、その値はRAM41
5b上に設定された変数areaに格納される。
S1205において、第4A図のRAM412に格納された1の総
数を算出し、この値がRAM415b上に設定された変数volに
格納される。
ここで、変数volは、第13図の斜線部の体積を示す値
であり、即ち、vol=Tjdである。
S1206において、変数areaの値が所定の定数Kを超え
ているか否かを判定する。
変数areaの値は、第9図の斜線部に示す認識領域の画
素数に対応する。従つて、変数areaの値を定数Kと大小
比較判定することにより、紙幣原稿である可能性の有/
無が判定される。即ち、変数area>Kの場合に紙幣原稿
である可能性があると判定する。
S1027において、変数volの値から、式(3)により、
特定原稿の画像データとの類似度rを算出し、定数βと
比較判定する。
第13図に斜線部で示すTORGは、予め登録された特定原
稿の画像データ(以下、特定画像データという)の色数
に相当するRGB空間上の体積を示す。また、第13図に斜
線部で示すTjdは、原稿から読み取られ、間引きされた
画像データ(以下、観測画像データという)のうち、比
較演算器4001〜4008の出力信号が1になった画像データ
の色数に相当するRGB空間上の体積を示している。この
ときの類似度rは式(3)によって表される。
r=Tjd/TORG …(3) つまり、類似度rの値が1に近付くほど観測画像デー
タと特定画像データとの類似度が高いことを意味する。
ここで、vol=Tjdにより、式(3)は式(4)のように
書き換えられる。
r=vol/TORG>β …(4) 式(4)のβは実験により定められる定数で、色空間
におけるマッチング率を示す(β=0.7とする)。従っ
て、式(4)に示す判定が真を示せば、観測画像データ
と特定画像データとの類似度が高く、複製を禁止すべき
と判定される。
以上の構成において、第2図のフリツプフロツプ202
a,202b,202cの出力は、画像信号を1/4に間引いたデータ
であり、従つて、第4A図の判定ROM401のLUTの動作速度
も従来の1/4で良いことになる。
このように、カラー原稿の色成分抽出において、大容
量のLUTを応答速度の比較的遅いEPROM等で構成すること
ができる。言い換えると、LUTの容量と応答速度とのバ
ランスを保つことができる。
<第2の実施例> 第11図は第2の実施例による間引き回路111の構成を
示すブロツク図である。ここでは、R,G,Bの代表として
Rの回路のみを示す。CLK,CLK'は第2図と同一クロツク
である。第11図において、301はCLKで動作するフリツプ
フロツプで間引き前の画像信号を保持する。302は加算
器、303は加算結果を保持するフリツプフロツプ、309は
ANDゲートでCLKの4周期毎に0となるリセツト信号、RS
T(305)とのANDがとられる。
306は加算器結果を1/4倍するためのビツトシフト回
路、307はCLK'で動作するフリツプフロツプである。こ
の構成においては、CLKの4周期毎に隣り会う4画素の
平均値が出力されることになり、間引きと同時に4画素
のスムージング処理も行なわれることになる。このよう
に、第2の実施例による間引き回路111は、時系列の画
像データを所定のnクロツク分加算平均した後に、サン
プリングするように動作する。
この場合、原稿画像信号中に含まれるランダムノイズ
が除去され、色判定の精度が向上する。
以上説明したように、各実施例によれば、カラー原稿
の色成分抽出において、大容量のLUTを応答速度の比較
的遅いEPROMなどで構成することができる。言い換える
と、LUTの容量と応答速度とのバランスを保つことがで
きる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、入力されるカ
ラー信号に対して、空間的に所定の間引き処理を施し、
間引き処理されたカラー信号をLUTに入力し、LUTの複数
の出力を独立に判定することで前記カラー信号に応じた
画像が複数種類の特定画像であるか否かを判定し、その
判定結果に応じた信号を出力する。従って、複数種類の
特定原稿の判定を安価なROMなどを利用したLUTを用いて
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複写機のイメージスキヤナ部の内
部構成を示すブロツク図、 第2図は第1図の実施例による間引き回路111の構成を
示す回路図、 第3図は第1の実施例のCPUによる動作を説明するフロ
ーチヤート、 第4A図は第1の実施例による特定原稿判定部102の構成
を示すブロツク図、 第4B図はOR書き込み回路411の構成を示すブロツク図、 第4C図はタイミング信号を発生するタイミング発生回路
のタイミングチヤート、 第5図は積分器4011〜4018の代表的な構成を示すブロツ
ク図、 第6A図,第6B図は積分効果を説明する図、 第7A図,第7B図は特定原稿と色空間との関係を説明する
図、 第8図は特定原稿の色空間データと判定ROM401との関係
を説明する図、 第9図は特定原稿と認識領域との位置関係を示した図、 第10図は本発明の第1の実施例の複写機の内部構成を示
す側断面図、 第11図は第2の実施例による間引き回路の構成を示すブ
ロツク図、 第12図は従来例によるイメージスキヤナ部の構成を示す
ブロツク図、 第13図は特定原稿の判定方法を色空間を用いて説明する
図である。 図中、101,1301……A/D変換器、102,1302……シエーデ
イング補正回路、103,1303……対数変換器、104,1304…
…マスキング回路、105,1305……UCR回路、109,1309…
…セレクタ、111……間引き回路、112……特定原稿判定
部、201a,201b,201c,202a,202b,202c,301,303,307,402,
413,414……フリツプフロツプ、302……セレクタ、304
……AND回路、306……ビツトシフト、401……判定ROM、
411……OR書き込み回路、412,415b……RAM、415……CP
U、421〜428……カウンタ、1201……イメージスキヤナ
部、1202……プリンタ部、1203……プラテン、1204……
原稿、1205……ランプ、1206,1207,1208……ミラー、12
09……レンズ、1210……3ラインセンサ、1211……信号
処理部、1212……レーザドライバ、1213……半導体レー
ザ、1214……ポリゴンミラー、1215……f−θレンズ、
1216……ミラー、1217……感光ドラム、1218……回転現
像器、1219……マゼンタ現像部、1220……シアン現像
部、1221……イエロー現像部、1222……ブラツダ現像
部、1223……転写ドラム、1224,1225……用紙カセツ
ト、1226……定着ユニツト、1306……LUT、1307……カ
ウンタ、1308……コンパレータ、4001〜4008……セレク
タ、4011〜4018……積分器、4021〜4028……レジスタで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宝木 洋一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 太田 英二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−316782(JP,A) 特開 平2−284189(JP,A) 特開 平2−148965(JP,A) 特開 平2−210591(JP,A) 特開 平2−98280(JP,A) 特開 平2−148965(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるカラー画像信号に応じたカラー
    画像が特定画像か否かに応じて、前記カラー画像信号に
    応じたカラー画像を形成する画像形成装置に対して忠実
    な画像形成を阻止すべく制御信号を出力する画像処理装
    置であって、 入力されるカラー画像信号を所定間隔でサンプリングす
    ることで、前記カラー画像信号に間引き処理を施した間
    引き信号を出力する間引き手段と、 前記間引き信号が示す色と、予め登録された特定画像に
    含まれる色とが一致するか否かを示す一致信号を画像単
    位に出力する第一の判定手段と、 前記一致信号が空間的に所定の連続性を有するか否かを
    示す連続性検出信号を画素単位に出力する第一の検出手
    段と、 前記連続性検出信号に基づき、前記特定画像に含まれる
    色に一致する、前記間引き信号の画素の数をカウントす
    るカウント手段と、 前記間引き信号および前記連続性検出信号に基づき、前
    記特定画像に含まれる色に一致し、かつ、前記間引き信
    号に応じたカラー画像に使用されている色の数に相当す
    る、色空間上の体積を検出する第二の検出手段と、 前記特定画像に含まれる色の数に相当する、前記色空間
    上の体積に対する前記第二の検出手段により検出される
    体積の比率、並びに、前記カウント手段のカウント値に
    基づき、前記カラー画像信号に応じたカラー画像が特定
    画像か否かを判定する第二の判定手段と、 前記第二の判定手段により前記カラー画像信号に応じた
    カラー画像が前記特定画像であると判定される場合、前
    記制御信号を出力する出力手段とを有することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記第二の判定手段は、前記カウント値が
    所定数以上で、かつ、前記体積の比率が所定値以上の場
    合、前記カラー画像信号に応じたカラー画像が前記特定
    画像であると判定することを特徴とする請求項1に記載
    された画像処理装置。
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