JP2000287081A - 画像処理方法、装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理方法、装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000287081A JP11093001A JP9300199A JP2000287081A JP 2000287081 A JP2000287081 A JP 2000287081A JP 11093001 A JP11093001 A JP 11093001A JP 9300199 A JP9300199 A JP 9300199A JP 2000287081 A JP2000287081 A JP 2000287081A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャナでコピーされる物が紙幣等の複写禁
止物か否かを比較的短い時間で判断できるようにする。 【解決手段】 まず、複写対象物をスキャナでプリスキ
ャンして粗い画素密度で読み取り(S10)、その画像
について複写対象物が複写禁止物か否かをチェックする
(S20)。チェック終了後、本スキャンを行って(S
40、S90)所望の高い密度の画像を得る。そして上
記チェックの結果、複写対象物が複写禁止物である可能
性を調べ(S30)、可能性が低いときは上記高い密度
の画像を出力し(S90)、可能性が高いときは、その
画像について再びチェックする(S50)。そのチェッ
クの結果、複写対象物が複写禁止物である可能性を調べ
(S60)、可能性が高いときは、画像を塗り潰す等の
処理(S70)を行って非正常な画像を出力し、可能性
が低いときは、正常な画像を出力する(S80)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣や有価証券等
の偽造防止に好適な画像処理システム、特に、パソコン
にイメージスキャナ等の画像入力装置やプリンタ等の画
像出力装置を接続した画像処理システムに用いて好適な
画像処理方法、装置及びそれらに用いられるコンピュー
タ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙幣や有価証券等の偽造は、一般
的には、カラーコピー機を単独使用して行われていた。
このため、カラーコピー機には紙幣や有価証券等の偽造
防止用の画像認識処理機能等を搭載することが提案され
ている。これは、複写対象物を読み取った画像データの
画像が偽造防止対象画像であると判定される場合には、
その画像データに対して、(1)何らかの色彩で塗り潰
してプリント出力する、(2)何らかの記号や図形を重
畳してプリント出力する、(3)色彩や画像サイズを変
更して出力する、(4)プリント出力を全くしない、等
のように正常な複写出力が行われないようにするという
ものである。
【0003】ところで複写機は、紙幣等の複写禁止物を
除き原稿台上に載置された物体を忠実に複写することが
原則であるため、仮に紙幣に似た画像(紙幣ではなく、
法律的にも複写可能な画像)が入力された場合には、紙
幣ではないと認識してそのままの複写処理を行う必要が
ある。このため、認識対象の画像が偽造防止対象画像に
該当するか否かの判定には、極めて厳密な精度が要求さ
れる。
【0004】一方、昨今では、カラーコピー機に比して
廉価なカラースキャナやカラープリンタにより得られる
画像の画質も飛躍的に向上しており、これらの機器をパ
ソコンに接続して、いわばカラーコピー機の要素機器の
組合せ使用によっても、上記と同様な偽造行為が可能と
なってきている。このため、廉価なカラースキャナやカ
ラープリンタを用いる画像処理システムにおいても、画
像認識処理機能の搭載等による紙幣や有価証券等の偽造
防止対策が望まれてきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、廉価な
カラースキャナやカラープリンタにおいては、比較的高
価なカラー複写機に比して、より安価に画像認識処理機
能の実現を図ることが望ましい。そのためには、画像認
識処理機能を電子回路等を多用したハードウェア主体の
実現方法によらず、なるべくソフトウェア主体の実現方
法をとることが有力な解決策となる。しかしながら、一
方では、先に述べたように厳密な判定精度を要求される
偽造防止対象画像の判定にソフトウェア主体の実現方法
をとると、ハードウェア主体の実現方法に比べて、その
認識、判定に要する処理時間が著しく長くなりがちであ
るという問題がある。偽造防止対象ではない画像を扱う
操作者にとっては、一般に処理時間が短い方が作業効率
の観点からは好ましいものである。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、安価なイメージスキャナやカラープリン
タを使用したパソコンシステムにおいて、偽造防止対象
ではない画像を扱う場合には、なるべく処理時間を速く
し、なおかつ、紙幣や有価証券等の偽造防止に対しては
有効な画像認識処理機能を得るようにすることを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像処理方法においては、画像デー
タの入力工程と、上記入力工程により入力される画像デ
ータの画像が複写禁止対象物であるか否かをそれぞれチ
ェックすると共に、チェックの順番が定められている複
数の複写禁止対象物チェック工程とを設け、上記複数の
複写禁止対象物チェック工程のうち最終段の工程を除く
各工程は、各チェック結果に基づいて次段の複写禁止対
象物チェック工程でのチェックを行うか否かを判定する
ようにしている。
【0008】また、本発明による画像処理装置において
は、画像データの入力手段と、上記入力手段より入力さ
れる画像データの画像が複写禁止対象物であるか否かを
それぞれチェックすると共に、チェックの順番が定めら
れている複数の複写禁止対象物チェック手段とを設け、
上記複数の複写禁止対象物チェック手段のうち最終段の
手段を除く各手段は、各チェック結果に基づいて次段の
複写禁止対象物チェック手段でのチェックを行うか否か
を判定するようにしている。
【0009】また、本発明による記憶媒体においては、
画像データの入力処理と、上記入力処理により入力され
る画像データの画像が複写禁止対象物であるか否かをそ
れぞれチェックすると共に、チェックの順番が定められ
ている複数の複写禁止対象物チェック処理とを実行する
ためのプログラムを記憶し、上記複数の複写禁止対象物
チェック処理のうち最終段の処理を除く各処理は、各チ
ェック結果に基づいて次段の複写禁止対象物チェック処
理でのチェックを行うか否かを判定するようにしてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。 (第1の実施の形態)図2は、本発明の第1の実施の形
態による画像処理システムを示す。図2おいて、1はコ
ンピュータシステムとしてのパソコン、2は画像入力装
置としてのカラーイメージスキャナ、3はパソコン1の
コンピュータシステムとカラーイメージスキャナ2間で
のデータのやり取りをするための接続ケーブルを示す。
【0011】図3は、図2の構成における主要部を機能
モジュールとしてのブロックにより表現したブロック図
である。図3において、11はCPU、12はRAM、
13はROM、14はディスプレイ制御部、15はディ
スプレイ、16はキーボードやマウス等の操作入力デバ
イス、17は操作入力デバイス16の接続I/O部、1
8はハードディスク装置等の外部記憶装置、19は外部
記憶装置18の接続I/O部、20はバス、21は画像
入力機器としてのカラーイメージスキャナ、22はカラ
ーイメージスキャナ21との接続I/O部、23はネッ
トワーク等の通信手段とのI/F部である。
【0012】図1は、図2及び図3の構成による本実施
の形態の動作手順を示すフローチャートである。この図
1のフローチャートに示す手順を記述したコンピュータ
実行可能なプログラムを、予めROM13に格納してお
き、あるいは予め外部記憶装置19に格納されているプ
ログラムをRAM12上に読み込んだ後に、CPU11
によりそのプログラムを実行することにより本実施の形
態を実現する。
【0013】図1において、一連の処理を開始すると、
ステップS10のプリスキャンにおいて、CPU11は
I/O部22を介してカラーイメージスキャナ21に対
して、原稿台上に置かれている原稿を最終的に所望する
読み取り密度(例えば、400dpi〔dot/inc
h〕)に比して粗い読み取り密度(例えば、100dp
i)で読み取ることを指示する。カラーイメージスキャ
ナ21は、指示された粗い密度での原稿読み取りを行
う。読み取られた粗い密度の画像データは、I/O部2
2を介してRAM12上に取り込まれる。これらの粗い
密度での読み込みは、詳述は避けるが、カラーイメージ
スキャナドライバで提供される公知の機能を用いて実装
される。
【0014】次に、ステップS20に進むと、簡易複写
禁止対象特徴チェックが行われる。ここでは、ステップ
S10で読み込まれたRAM12上の粗い密度で読まれ
た画像データと、ROM13上に予め格納されている粗
い画像密度における複写禁止画像の特徴(例えば、紙幣
や有価証券等の複写禁止画像に固有な画像的特徴)とを
画像認識処理にて照合し、ステップS30に進む。
【0015】ステップS30では、ステップS20の照
合結果から、当該画像が複写禁止対象画像の可能性が高
いか否かを判定し、可能性が高ければステップS40に
進み、そうでなければ、ステップS90に進む。
【0016】ステップS40では、CPU11はI/O
部22を介してカラーイメージスキャナ21に対して、
原稿台上に置かれている原稿を最終的に所望する読み取
り密度(例えば、400dpi)で読み取る本スキャン
を行うことを指示する。カラーイメージスキャナ21は
指示された読み取り密度での原稿読み取りを行う。読み
取られた画像データは、I/O部22を介してRAM1
2上に取り込まれる。ステップS40を終えるとステッ
プS50に進む。
【0017】ステップS50では、ステップS40で読
み込まれた画像データが、ROM13上に予め格納され
ている最終的に所望する画素密度における複写禁止画像
の特徴を有しているかを画像認識処理により照合し、ス
テップS60に進む。
【0018】ステップS60では、ステップS50の照
合結果から、当該画像が複写禁止対象画像か否かを判定
し、複写禁止対象画像と判定される場合にはステップS
70へ進み、そうでない場合にはステップS80に進
む。
【0019】ステップS70では、正常な画像データで
はない画像データを出力する。即ち、先に述べたよう
に、(1)何らかの色彩で塗り潰した画像データを出力
する、(2)何らかの記号や図形を重畳した画像データ
を出力する、(3)色彩や画像サイズを変更した画像デ
ータを出力する、等のいずれか、あるいはそれらの組み
合わせ等により得られる非正常な(読み取られた画像デ
ータそのものではない))画像を出力する。
【0020】これらの非正常な画像の作成は、RAM1
2上の読み込み画像を入力とした相応の公知の画像処理
を施すプログラムモジュールをCPU11で実行するこ
と等により容易に達成可能である。尚、作成された非正
常な画像データは、I/O部19を経由して外部記憶装
置18に画像データファイルとして出力される。ステッ
プS70を終えると、一連の処理を終了する。
【0021】ステップS80では、ステップS30の簡
易判定では複写対象物の可能性ありと判定されたもの
の、ステップS60での最終的に所望されている画素密
度における判定では、複写禁止対象画像ではないと判定
された場合に相当しており、ステップS40で読み込ま
れた画像データを画像データファイルとしてI/O部1
9を介して外部記憶装置18に出力する。ステップS8
0を終えると一連の処理を終了する。
【0022】ステップS90では、CPU11はI/O
部22を介してカラーイメージスキャナ21に対して、
原稿台上におかれている原稿を最終的に所望する読み取
り密度(例えば、400dpi)で読み取る本スキャン
を行うことを指示する。カラーイメージスキャナ21は
指示された読み取り密度での原稿読み取りを行う。読み
取られた画像データは、I/O部22を介してRAM1
2上に取り込まれる。ステップS90を終えるとステッ
プS100に進む。
【0023】ステップS100では、ステップS30の
簡易判定で複写対象物の可能性はないと判定された場合
に相当しており、ステップS30の簡易判定で複写対象
物の可能性があると判定された場合のステップS50の
ような、最終的に所望する画素密度における複写禁止画
像の特徴を有しているかを画像認識処理により照合する
等の処理を施すことなく、ステップS90で読み込まれ
た画像データを画像データファイルとしてI/O部19
を介して外部記憶装置18に出力する。ステップS10
0を終えると、一連の処理を終了する。
【0024】尚、先に述べたステップS70では、必ず
しも何らかの画像データファイルを出力するだけでな
く、(4)画像データ出力を全くしない、ように構成し
てももちろんよい。
【0025】また、ステップS50で行われる画像認識
処理としては、例えば、特許第2661966号公報に
記載される紙幣・証券類特徴抽出回路のように、画像デ
ータ中の各画素値(3色カラー信号に対応するR、G、
Bの値のセット)に基いて、原稿をスキャンして得られ
る画像データのカラースペクトル分布をROM13に予
め登録してあるデータと比較したり(違いを数値問の差
分値の絶対値の総和として求めたり、分布間の相互相関
値を算出したり等)、あるいは、原稿の一部あるいは全
体の総合的な画像パターンをROM等に予め登録してあ
るパターンデータと比較したりすることで評価値を算出
するようにしてよい。
【0026】また、ステップS60では、ステップS5
0で求めた評価値(差分値の絶対値の総和や、分布問の
相互相関値等)を予め定める閾値に基づいて判定する。
例えば、差分値の絶対値の総和が閾値を越えない場合は
複写禁止対象物とみなし、そうでないときは複写禁止対
象物ではないと判定したり、あるいは、相互相関値が閾
値を超える場合には複写禁止対象物とみなし、そうでな
い場合は複写禁止対象物ではないと判定する等である。
【0027】また、ステップS20で行われる簡易画像
認識処理としては、例えば、ステップS50で行われる
画像認識処理をより粗い画素密度の画像データ上で全く
同様の処理を行うことで実現できる。しかしながら、画
像認識処理を行う際に対象とする画像サイズはステップ
S50で行われるそれに比し格段に小さいため、処理対
象となる画素数は非常に少なくできる。このため、判定
の精度は落ちるものの、より高速な画像認識処理を行う
ことができる。
【0028】上述のように、本実施の形態によれば、演
算量の異なる複数の複写禁止対象物のチェック方法を用
意し、少量の演算量で大まかに複写禁止対象物である可
能性を判定し、複写禁止対象物である可能性が高いと判
定されるときのみ相対的に演算量の多い厳密な複写禁止
対象物のチェックをすることにより、複写禁止対象物で
はない入力画像に対しては、短時問で複写禁止対象物で
あるか否かの判定を終了させることができる。
【0029】これにより、明らかに複写禁止対象物では
ないような画像に対しては、複写禁止対象物であるか否
かのチェックにさほど時間をかけずに、なおかつ、複写
禁止対象画像の可能性の高い入力画像に対しては、より
厳密なチェックをすることができ、偽造防止に有効な画
像認識処理機能をソフトウェア主体でより効率的に実現
することができる。
【0030】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態においては、ステップS20で示した簡易複写禁止対
象チェックを、ステップS50で示した最終的に所望す
る画素密度における複写禁止対象チェックと同様の処理
を、粗い画素密度の画像データ上で同様の特徴を有して
いるか否かを画像認識処理により照合する例を説明した
が、本発明はそれに限るものではない。
【0031】即ち、本発明の第2の実施の形態において
は、簡易複写禁止対象チェックは、例えば、粗い画素密
度の画像データの各画素値(R、G、B)が、予め定め
られている値RL とRH 、GL とGH 、BL とBH のそ
れぞれに対して、RL <R<RH 、かつGL <G<
H 、かつBL <B<BHを満たす画素の総数(もしく
は、粗い画素密度の画像データに含まれる画素の総数に
占める割合でも可)Sが、予め定められている値SL
H に対して、SL<S<SH を満たすか否かで判定す
るようにしている。
【0032】ここで、画素値の各色成分R、G、Bの値
がそれぞれ8ビットのダイナミックレンジを持つとする
と、即ち、0≦R≦255、0≦G≦255、0≦B≦
255とすると、0<RL <RH <255、かつ0<G
L <GH <255、かつ0<BL <BH<255であ
る。
【0033】このようにすると、予めROMに登録して
おかねばならない登録データの容量を原稿のカラースペ
クトル分布のデータや原稿の全体の総合的な画像パター
ンを登録する方法に比べて格段に減らすことが可能であ
る。
【0034】(第3の実施の形態)上記第2の実施の形
態においては、簡易複写禁止対象チェックを、粗い画素
密度の画像データの各画素値(R、G、B)が、予め定
める値RL とRH 、GL とGH 、BL とBH のそれぞれ
に対して、RL <R<RH I、かつGL <G<GH 、か
つBL <B<BHを満たす画素の総数(もしく粗い画素
密度の画像データに含まれる画素の総数に占める割合で
も可)Sが、予め定められている値SL とSH に対し
て、SL <S<SH Iを満たすか否かで判定するとして
説明したが、本発明はこれに限るものではない。
【0035】即ち、本発明の第3の実施の形態において
は、最終的に所望する読み取り密度の画像データの各画
素値(R,G,B)が、予め定められている値RL とR
H 、GL とGH 、BL とBH のそれぞれに対して、RL
<R<RH 、かつGL <G<GH 、かつBL <B<BH
を満たす画素の総数(もしくは粗い画素密度の画像デー
タに含まれる画素の総数に占める割合でも可)Sが、予
め定める値SL とSH 、に対してSL <S<SHを満た
すか否かで判定するようにしている。
【0036】このようにすると、図1のフローチャート
におけるステップS10に示されるプリスキャンの部分
がステップS40とステップS90で説明した本スキャ
ンの動作となり、ステップS40とステップS90にお
ける本スキャンは不要となる。
【0037】この場合のフローチャートを図4に示す。
図4において、ステップS11とステップS21はそれ
ぞれ図3のステップS10とステップS20に対応して
おり、それ以外の部分は図1のフローチャートの同じス
テップ番号の動作と同様な動作をする。この場合、ステ
ップS20における簡易複写禁止対象特徴チェックに要
する処理時間は長くなるものの、プリスキャンを行う必
要が無くなるメリットがある。
【0038】この場合でも、ステップS50における複
写禁止対象特徴チエックの演算量に比し十分に少ない演
算量で簡易的な複写禁止対象で有るか否かの判定を行い
得るので、複写禁止対象画像の可能性があると判断され
ない画像に対しては、開始から終了までの一連の処理に
要する処理時間を低減することができる。
【0039】(第4の実施の形態)上記第1〜3の実施
の形態においては、カラースキャナより読み込んだ画像
に関して、最終的に所望する読み取り密度の画像データ
に直接的に複写禁止対象チェックを施す前に、これに比
してより演算量の少ない、比較的に簡易な複写禁止対象
チェックを行い、複写禁止対象画像の可能性があると判
断された場合のみに、より精度の高い複写禁止対象特徴
チェック施すことについて説明したが、本発明はこれに
限るものではない。
【0040】即ち、本発明の第4の実施の形態では、チ
ェック対象は必ずしもカラースキャナより読み込んだカ
ラー画像に限るものではなく、例えば、図3のネットワ
ーク等の通信手段とのI/F部23を介して入手した
り、あるいは、着脱可能な記憶媒体(例えば、スマート
メディアやコンパクトフラッシュ、光磁気ディスク等)
を、図示しない当該画像処理システムに接続される、そ
れ用の駆動装置に装着することによって、上記着脱可能
な記憶媒体上に保持されるカラー画像データを取り込む
ことによって得られるようにしている。
【0041】この場合の処理手順を図5のフローチャー
トに示す。図5において、一連の処理を開始すると、ス
テップS110では、図示しない着脱可能な記憶媒体の
駆動装置とのI/O部を介して、同駆動装置に装着され
た着脱可能な記憶媒体上に保持される画像データをRA
M12上に読み込む。次にステップS115では、公知
の縮小方法により(例えば、単純に画素を規則的に間引
いて)上記第1〜2の実施の形態で述べた粗い画素密度
の画像データに相当する画像データをRAM12上に生
成する。
【0042】以降、ステップS120、ステップS13
0、ステップS150、ステップS160、ステップS
170、ステップS180、ステップS200は、それ
ぞれ、図4のステップS21、ステップS30、ステッ
プS50、ステップS60、ステップS70、ステップ
S80、ステップS100と同様な動作をするものであ
る。
【0043】尚、ステップS110での画像データの取
り込みは、インターネットのようなネットワーク等の通
信手段とのI/F部23を介して取り込むものであって
もよいのはもちろんである。
【0044】(第5の実施の形態)上記第1〜4の実施
の形態においては、正常画像データとして出力する場合
にせよ非正常画像データとして出力する場合にせよ、I
/O部19を経由して外部記憶装置18(画像処理シス
テム内のハードディスク等)に画像データファイルとし
て出力する場合について説明したが、本発明はこれに限
るものではない。
【0045】即ち、本発明の第5の実施の形態において
は、出力の形態は、画像処理システムの接続されるカラ
ープリンタに出力したり、ネットワーク等の通信手段と
のI/F部23を介して画像処理システムの外部に出力
するようにしている。
【0046】この場合の本実施の形態による画像処理シ
ステムの例を図6に示す。図6において、1はコンピュ
ータシステムとしてのパソコン、4は画像出力装置とし
てのカラープリンタ、5はパソコン1とカラープリンタ
4間でのデータのやり取りをするための接続ケーブルを
示す。
【0047】図7は、図6の構成における主要部を機能
モジュールとしてのブロックにより表現したブロック図
である。図7において、24は画像出力機器としてのカ
ラープリンタ、25はカラープリンタ24との接続I/
O部である。他の部分は図3と全く同一に構成されてい
る。
【0048】本実施の形態の場合は、上記第1〜第5の
実施の形態における図1、図4、図5のフローチャート
におけるステップS70、ステップS80、ステップS
100、ステップS170、ステップS180、ステッ
プS200において、画像データ出力を、それぞれI/
O部25を介して、画像処理システムが接続されるカラ
ープリンタ24に出力するように動作する。
【0049】尚、ステップS70、ステップS80、ス
テップS100、ステップS170、ステップS18
0、ステップS200での画像データの出力形態は、イ
ンターネットのようなネットワーク等の通信手段とのI
/F部23を介して画像データをシステムの外部に出力
するものであってもよいのはもちろんである。
【0050】(第6の実施の形態)上記第1〜5の実施
の形態においては、カラー画像データは、RAM12上
に一旦全て読み込まれてから、簡易複写禁止対象チエッ
クや複写禁止対象チェックを行うものとして説明した
が、本発明はこれに限るものではない。
【0051】即ち、本発明の第6の実施の形態において
は、カラー画像データの読み込み中に逐次読み込み終わ
ったデータに関しての部分的チェックを行うようにして
いる。予め登録したカラースペクトルとの比較用の読み
込み中の画像のカラースペクトル分布の解析・集計等
や、ある定められた画素値を持つ画素のカウント等は、
読み込み中に逐次処理が可能である。
【0052】(第7の実施の形態)上記第1〜6の実施
の形態においては、簡易複写禁止対象チエックで複写禁
止対象である可能性が高いと判定された場合には、次の
複写禁止対象チェックを行うものとして説明したが、こ
の時、本発明の第7の実施の形態においては、複写禁止
対象チェック中に、パソコン1のディスプレイ表示画面
上に、“複写禁止対象チェック中”、もしくは“複写禁
止対象の疑いがあります!”等の文字やマーク、あるい
はグラフィカルなアニメーション等を表示するようにし
ている。この表示は、図1又は図4のステップS50、
あるいは図5のステップS150の処理に要する時間中
に出すようにしてよい。
【0053】このようにすると、操作者に複写対象物チ
ェックのために処理時間を要している旨がシステムより
通知され、待ち時間のいらいら解消や複写禁止物の複写
禁止を警告する効果が期待できる。
【0054】(第8の実施の形態)上記第1〜7の実施
の形態においては、簡易複写禁止対象チエックと複写禁
止対象チェックの2つの複写禁止対象チェックを行うも
のとして説明したが、本発明はこれに限るものではな
い。
【0055】即ち、本発明の第8の実施の形態において
は、3つ以上の複写禁止対象チェックを行うように構成
している。第1の複写禁止対象チェックで非常に大まか
な複写禁止対象物チェックを行い、このチェックで複写
禁止対象物の疑いがあると判定される場合にのみ、第2
の複写禁止対象チェックを行い、第2の複写禁止対象チ
ェックでも複写禁止対象物の疑いがあると判定される場
合に限り、さらに第3の複写禁止対象チェックを行うよ
うに構成してもよい。
【0056】例えば、第1の複写禁止対象チェックは、
25dpiの画素密度の画像データを対象として行い、
第2の複写禁止対象チェックは100dpiの画素密度
の画像データを用い、第3の複写禁止対象チェックは4
00dpiの画素密度の画像データを用いるというた構
成にする。それぞれの画素密度における複写禁止画像の
画像特徴を予めROM13に登録しておき、それぞれの
対応する画像密度での対象チェックを行うようにする。
そして、第1又は第2の複写禁止対象チェックにおい
て、複写禁止物ではないと判定される場合には、それ以
降の(より高い画素密度の画像での)複写禁止対象チェ
ックは、行わないようにすればよいわけである。
【0057】次に本発明による記憶媒体について説明す
る。図2、図3、図6、図7の各実施の形態によるシス
テムを、CPU11とROM13、外部記憶装置18等
のメモリ等からなるコンピュータシステムに構成する場
合、上記メモリは本発明による記憶媒体を構成する。こ
の記憶媒体媒体には、前述した図1、図4、図5のフロ
ーチャートによる処理等を実行するためのプログラムが
記憶される。
【0058】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気記憶媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、
FD、磁気カード、磁気テープ、不揮発性メモリカード
等に構成して用いてよい。
【0059】従って、この記憶媒体を上記各実施の形態
によるシステム以外の他のシステムあるいは装置で用
い、そのシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読み出し、実行するこ
とによっても、上記各実施の形態と同等の機能を実現で
きると共に、同等の効果を得ることができ、本発明の目
的を達成することができる。
【0060】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、上記各実施の形態と同等の機
能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、
本発明の目的を達成することができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
明らかに複写禁止対象物ではないような画像には、複写
禁止対象物であるか否かのチェックにさほど時間をかけ
ずに、なおかつ、複写禁止対象画像の可能性の高い入力
画像には、より厳密なチェックを施すことができるの
で、偽造防止に有効な画像認識処理機能をソフトウェア
主体でより効率的に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による動作手順を示
すフローチャートである。
【図2】第1〜3の実施の形態による画像処理システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】第1〜3の実施の形態による画像処理システム
の主要部の構成を示すブロック図である。
【図4】第3の実施の形態による動作手順を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第4の実施の形態による動作手順を示
すフローチャートである。
【図6】本発明の第5の実施の形態による画像処理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図7】第5の実施の形態による画像処理システムの主
要部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 パソコン(コンピュータシステム) 2 カラーイメージスキャナ 3 接続ケーブル 4 カラープリンタ 5 接続ケーブル 11 CPU 12 RAM 13 ROM 14 ディスプレイ制御部 15 ディスプレイ 16 入力デバイスとのI/O部 17 キーボード、マウス等の入力デバイス 18 外部記憶装置 19 外部記憶装置とのI/O部 20 バス 21 イメージスキャナ 22 イメージスキャナとのI/O部 23 通信I/F部 24 カラープリンタ 25 カラープリンタとのI/O部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩村 恵市 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP04 AQ05 AR01 AS02 CL02 HK11 HN15 2H034 FA03 5C077 LL14 LL18 MM20 MP08 PP19 PP20 PP23 PP31 PP32 PP43 PP47 PP48 PP55 PP65 PQ08 PQ12 PQ19 PQ20 RR14 RR18 SS06 SS07

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの入力工程と、 上記入力工程により入力される画像データの画像が複写
    禁止対象物であるか否かをそれぞれチェックすると共
    に、チェックの順番が定められている複数の複写禁止対
    象物チェック工程とを設け、 上記複数の複写禁止対象物チェック工程のうち最終段の
    工程を除く各工程は、各チェック結果に基づいて次段の
    複写禁止対象物チェック工程でのチェックを行うか否か
    を判定することを特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 上記最終段の複写禁止対象物チェック工
    程のチェック結果に応じて異なる画像処理を行う画像処
    理工程を設けたことを特徴とする請求項1記載の画像処
    理方法。
  3. 【請求項3】 上記画像処理工程は、上記最終段の複写
    禁止対象物チェック工程により上記画像が複写禁止対象
    物であるとするチェック結果が得られたときは、上記画
    像データを非正常な画像データに処理して出力し、上記
    画像が複写禁止対象物ではないとするチェック結果が得
    られたときは、上記画像データを正常な画像データに処
    理して出力することを特徴とする請求項2記載の画像処
    理方法。
  4. 【請求項4】 上記複数の複写禁止対象物チェック工程
    の上記チェックの順番は、それぞれのチェック処理に要
    する演算量に基づいて決められていることを特徴とする
    請求項1記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 上記チェックの順番は、上記演算量の少
    ない順となっていることを特徴とする請求項4記載の画
    像処理方法。
  6. 【請求項6】 上記複数の複写禁止対象物チェック工程
    は、チェック対象となる上記入力される画像データの画
    像の画素密度がそれぞれ異なる工程で構成されており、
    上記演算量は上記画素密度に応じた大きさとなることを
    特徴とする請求項4記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 上記複数の複写禁止対象物チェック工程
    の各々でのチェック終了後、そのチェック処理に用いた
    画像の画素密度より大きい画素密度の画像データを入力
    し、その入力された画像データを上記チェック結果に応
    じて次段の複写禁止対象物チェック工程でチェックする
    ことを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 上記複数の複写禁止対象物チェック工程
    のうちの少なくとも一つの工程でチェック処理中である
    ことを表示するための表示工程を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 画像データの入力手段と、 上記入力手段より入力される画像データの画像が複写禁
    止対象物であるか否かをそれぞれチェックすると共に、
    チェックの順番が定められている複数の複写禁止対象物
    チェック手段とを設け、 上記複数の複写禁止対象物チェック手段のうち最終段の
    手段を除く各手段は、各チェック結果に基づいて次段の
    複写禁止対象物チェック手段でのチェックを行うか否か
    を判定することを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記最終段の複写禁止対象物チェック
    手段のチェック結果に応じて異なる画像処理を行う画像
    処理手段を設けたことを特徴とする請求項9記載の画像
    処理装置。
  11. 【請求項11】 上記画像処理手段は、上記最終段の複
    写禁止対象物チェック手段により上記画像が複写禁止対
    象物であるとするチェック結果が得られたときは、上記
    画像データを非正常な画像データに処理して出力し、上
    記画像が複写禁止対象物ではないとするチェック結果が
    得られたときは、上記画像データを正常な画像データに
    処理して出力することを特徴とする請求項10記載の画
    像処理装置。
  12. 【請求項12】 上記複数の複写禁止対象物チェック手
    段の上記チェックの順番は、それぞれのチェック処理に
    要する演算量に基づいて決められていることを特徴とす
    る請求項9記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 上記チェックの順番は、上記演算量の
    少ない順となっていることを特徴とする請求項12記載
    の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 上記複数の複写禁止対象物チェック手
    段は、チェック対象となる上記入力される画像データの
    画像の画素密度がそれぞれ異なる手段で構成されてお
    り、上記演算量は上記画素密度に応じた大きさとなるこ
    とを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 上記複数の複写禁止対象物チェック手
    段の各々でのチェック終了後、そのチェック処理に用い
    た画像の画素密度より大きい画素密度の画像データを上
    記入力手段より入力し、その入力された画像データを上
    記チェック結果に応じて次段の複写禁止対象物チェック
    手段がチェックすることを特徴とする請求項14記載の
    画像処理装置。
  16. 【請求項16】 上記複数の複写禁止対象物チェック手
    段のうちの少なくとも一つの手段でチェック処理中であ
    ることを表示するための表示手段を設けたことを特徴と
    する請求項9記載の画像処理装置。
  17. 【請求項17】 画像データの入力処理と、 上記入力処理により入力される画像データの画像が複写
    禁止対象物であるか否かをそれぞれチェックすると共
    に、チェックの順番が定められている複数の複写禁止対
    象物チェック処理とを実行するためのプログラムを記憶
    し、 上記複数の複写禁止対象物チェック処理のうち最終段の
    処理を除く各処理は、各チェック結果に基づいて次段の
    複写禁止対象物チェック処理でのチェックを行うか否か
    を判定することを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
  18. 【請求項18】 上記最終段の複写禁止対象物チェック
    処理のチェック結果に応じて異なる処理を行う画像処理
    を実行するためのプログラムを記憶したことを特徴とす
    る請求項17記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  19. 【請求項19】 上記画像処理は、上記最終段の複写禁
    止対象物チェック処理により上記画像が複写禁止対象物
    であるとするチェック結果が得られたときは、上記画像
    データを非正常な画像データに処理して出力し、上記画
    像が複写禁止対象物ではないとするチェック結果が得ら
    れたときは、上記画像データを正常な画像データに処理
    して出力することを特徴とする請求項18記載のコンピ
    ュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 上記複数の複写禁止対象物チェック処
    理の上記チェックの順番は、それぞれのチェック処理に
    要する演算量に基づいて決められていることを特徴とす
    る請求項17記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  21. 【請求項21】 上記チェックの順番は、上記演算量の
    少ない順となっていることを特徴とする請求項20記載
    のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  22. 【請求項22】 上記複数の複写禁止対象物チェック処
    理は、チェック対象となる上記入力される画像データの
    画像の画素密度がそれぞれ異なる処理で構成されてお
    り、上記演算量は上記画素密度に応じた大きさとなるこ
    とを特徴とする請求項20記載のコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
  23. 【請求項23】 上記複数の複写禁止対象物チェック処
    理の各々でのチェック終了後、そのチェック処理に用い
    た画像の画素密度より大きい画素密度の画像データを入
    力し、その入力された画像データを上記チェック結果に
    応じて次段の複写禁止対象物チェック処理がチェックす
    ることを特徴とする請求項22記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  24. 【請求項24】 上記複数の複写禁止対象物チェック処
    理のうちの少なくとも一つの処理でチェック処理中であ
    ることを表示するための表示処理を実行するためのプロ
    グラムを記憶したことを特徴とする請求項17記載のコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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