JP2001313822A - 画像処理装置及び画像処理方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法並びに記憶媒体

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JP2001313822A
JP2001313822A JP2000131630A JP2000131630A JP2001313822A JP 2001313822 A JP2001313822 A JP 2001313822A JP 2000131630 A JP2000131630 A JP 2000131630A JP 2000131630 A JP2000131630 A JP 2000131630A JP 2001313822 A JP2001313822 A JP 2001313822A
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JP2000131630A
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Hiromitsu Nishikawa
浩光 西川
Yoshihiro Ishida
良弘 石田
Junichi Hayashi
淳一 林
Keiichi Iwamura
恵市 岩村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単に複写禁止対象物特徴チェックを行なう
ことができ、極めて有効な処理が可能になる画像処理装
置を提供する。 【解決手段】 予め定めた特徴を有する図形を含ませた
紙幣や有価証券等を対象として、紙幣や有価証券等の特
定画像に含まれる予め定めた特徴を有する図形、及び図
形位置情報をROMなどに登録しておき、例えば登録デ
ータを元に読み込んだ画像(S10)の特徴点を検出し
て(S20)、検出した特徴点の位置情報を(S30)
元にレジストレーション処理を行なって(S40)電子
透かしの情報抽出(S50)を行なうことにより、簡単
に複写禁止対象物特徴チェックを行なうことができ、極
めて有効な処理が可能になる画像処理システムを実現し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣や有価証券等
の複写禁止対象物の偽造防止に好適な画像処理装置及び
画像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、カラー複写機の品質向上により、一
般的なカラー複写機を単独使用して紙幣や有価証券等の
偽造が行われる可能性があった。このため、カラー複写
機には紙幣や有価証券等の偽造防止用の画像認識処理機
能等を搭載することが提案されている。
【0003】複写物生成の対象画像データが偽造防止対
象画像であると判定される場合には、その画像データに
対しては、(1)何らかの色彩で塗り潰してプリント出
力する、(2)何らかの記号や図形を重畳してプリント
出力する、(3)色彩や画像サイズを変更して出力す
る、(4)プリント出力を全くしない、等のような機能
を備えさせて正常な複写出力が行われないようにすると
いうものである。
【0004】ところで複写機は、紙幣等の複写禁止物を
除き原稿台上に載置された物体を忠実に複写することが
原則であるため、仮に紙幣に似た画像(紙幣ではなく、
法律的にも複写可能な画像)が入力された場合には、紙
幣ではないと認識してそのままの複写処理を行なう必要
がある。このため、認識対象の画像が偽造防止対象画像
に該当するか否かの判定には、極めて厳密な認識精度が
要求される。
【0005】一方、昨今では、カラー複写機に比して廉
価なカラースキャナやカラープリンタにより得られる画
像の画質も飛躍的に向上しており、これらの機器をパソ
コンに接続して、いわばカラー複写機の要素機器の組み
合わせ使用によっても、同様な偽造行為が可能となって
きている。このため、廉価なカラースキャナやカラープ
リンタを用いる画像処理システムにおいても画像認識処
理機能の搭載等による紙幣や有価証券等の偽造防止対策
が望まれてきている。
【0006】尚、原稿が複写禁止対象物であるか否かの
判定法方法としては、特許第2661966号公報に記
載される紙幣・証券類特徴抽出回路のように、画像デー
タ中の各画素値(三色カラー信号に対応する R,G,
Bの値のセット)に基いて、原稿をスキャンして得られ
る画像データのカラースペクトル分布をROM13に予
め登録してあるデータと比較したり(違いを数値間の差
分値の絶対値の総和として求めたり、分布間の相互相関
値を算出したり等)、あるいは、原稿の一部あるいは全
体の総合的な画像パターンをROM等に予め登録してあ
るパターンデータと比較したりすることで評価値を算出
する方法等が提案されている。
【0007】また、最近では、 “電子透かし”と呼ば
れる技術を用いることにより、印刷物としての原稿内に
複写禁止対象物であることを示す情報を含ませて作成し
ておく事も可能となってきている。
【0008】即ち、複写禁止対象物である原稿を、その
原稿が印刷物として作成される際に、予め、元になる第
一のディジタル情報(主情報)である画像データ(電子
的な画像情報)に対して、複写禁止対象物であることを
示す第二のディジタル情報(副情報)を埋め込むことに
より生成された複写禁止対象物情報入りの画像データ
(やはり電子的な画像情報)から印刷物として作成して
おく方法である。
【0009】この複写禁止対象物情報(副情報)は、原
稿を印刷する前の複写禁止対象物情報の入りの画像デー
タから抽出できることはもちろんのこと(電子透かし技
術そのもの)、複写禁止対象物情報入りの画像データ
(電子的な画像情報)から印刷物として作成した時の条
件と読み取りや抽出処理の条件の整合性を取れば、それ
を含んだ電子的な画像情報から作成された印刷物(原
稿)をカラースキャナ等の原稿読取装置により読み取っ
て得られる電子的な画像データから抽出することも可能
であることから、この“電子透かし”と呼ばれる技術
の、印刷物としての原稿の違法な複製を防ぐ用途への適
用が着目され始めている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな場合、複写禁止対象物の認識処理は、先に述べた画
像データ中の各画素値(三色カラー信号に対応する
R,G,Bの値のセット)に基づいて、原稿をスキャン
して得られる画像データのカラースペクトル分布をRO
M13に予め登録してあるデータと比較したり(違いを
数値間の差分値の絶対値の総和として求めたり、分布間
の相互相関値を算出したり等)、あるいは、原稿の一部
あるいは全体の総合的な画像パターンをROM等に予め
登録してあるパターンデータと比較したりすることで評
価値を算出する方法で実現するとしても、やはり、原稿
のおかれる向き(角度)や位置が定まらない場合には、
定まっている場合に比して、予め登録されたスペクトル
データや画像パターンデータとの比較を様々な場合であ
っても対応できるようにするため演算の総量が飛躍的に
大きくなる傾向にある。
【0011】一方で、廉価なカラースキャナやカラープ
リンタにおいては、比較的高価なカラー複写機に比し
て、より安価に複写禁止対象物の偽造防止の実現を図る
ことが望ましい。そのためには、複写禁止対象物の認識
処理機能を電子回路等を多用したハードウェア主体の実
現方法によらず、なるべくソフトウェア主体の実現方法
をとることが有力な解となり得る。
【0012】反面、ソフトウェア主体の実現方法によっ
て複写禁止対象画像の判定を行なおうとすると、演算の
総量が多い以上、その認識・判定に要する処理時間が著
しく長くなりがちであるという問題がある。
【0013】裏返せば、認識・判定にかける演算量を減
らそうとすると、一般的には、厳密な認識精度を要求さ
れる複写禁止対象画像の判定の実現が難しくなる傾向に
あり、故意に読み取り条件(原稿の読み取り面上での置
載角度、置載位置等)を変更して読み込まれた画像か
ら、紙幣等の複写禁止物の検出等が難しくなったり、あ
るいは逆に、紙幣に似た画像(紙幣ではなく、法律的に
も複写可能な画像)が入力された場合でも、複写禁止対
象画像であると誤認識して、正常な出力を行なわずに、
本来の画像処理システムとしての機能を損なってしま
う、等の恐れがある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、安価なイメージスキャナやカラープリンタを
使用したパソコンシステムにおいて、比較的少ない演算
量の認識・判定処理でも、従来に比し、より厳密な複写
禁止対象物か否かの認識を可能とする画像処理システム
を構成する画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体を
提供することにある。
【0015】上記目的を達成するため、本発明に係る一
発明の実施の形態例においては、例えば以下の構成を備
える。
【0016】即ち、入力画像データ中に含まれる特徴図
形を検出する特徴図形検出手段と、前記特徴図形検出手
段により検出された特徴図形の画像中の位置を抽出する
位置抽出手段と、前記位置抽出手段が抽出した特徴図形
の位置情報を用いて前記入力画像データにレジストレー
ション合わせを行なうレジストレーション手段と、前記
レジストレーション手段により得られたレジストレーシ
ョンの合った画像データから情報を抽出する情報抽出手
段と、前記情報抽出手段が抽出した情報を元に前記入力
画像データが予め定めた特徴を有する特定画像か否かを
判定する特定画像判定手段とを備えることを特徴とす
る。
【0017】そして例えば、前記入力画像データは、原
稿画像を読み込んだ画像データであることを特徴とす
る。あるいは、前記入力画像データは、他の装置より通
信を介して送られて来た画像データであることを特徴と
する。
【0018】また例えば、前記入力画像データは、記憶
媒体より読み込まれた画像データであることを特徴とす
る。あるいは、前記特徴図形検出手段は、前記入力画像
データ中に含まれる少なくとも3つの特徴図形を検出す
ることを特徴とする。
【0019】更に例えば、前記レジストレーション手段
によるレジストレーション合わせは幾何的操作であるこ
とを特徴とする。あるいは、前記レジストレーション手
段による幾何的操作は、拡大縮小あるいは回転などの幾
何的操作であることを特徴とする。
【0020】また例えば、前記特定画像判定手段は、前
記入力画像データの中に複写禁止対象画像が含まれてい
るか否かを判定する複写禁止対象物判定を行なう手段で
あることを特徴とする。
【0021】更に例えば、更に、前記特定画像判定手段
による特定画像を有しているか否かの判定結果を出力す
る判定結果出力手段とを備え、前記特定画像判定手段に
おいて前記入力画像データが特定画像であると判別した
場合には、前記判定結果出力手段より前記入力画像デー
タが特定画像を含んでいる事を出力することを特徴とす
る。あるいは、前記判定結果出力手段は、表示手段より
前記入力画像データが特定画像を含んでいる事を出力す
ることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。紙幣や有価
証券等に予め定めた特徴を有する図形を含ませることに
より、電子透かしの情報抽出に極めて有効な処理が可能
になる。このため、本実施の形態例においては、予め定
めた特徴を有する図形を含ませてある紙幣や有価証券等
を簡単な構成で、容易かつ迅速に検出することができる
画像処理装置、及び画像処理方法を提供する。即ち、本
実施の形態例においては、予め定めた特徴を有する図形
を含ませた紙幣や有価証券等を対象として、例えば紙幣
や有価証券等の特定画像に含まれる予め定めた特徴を有
する図形、及び図形位置情報を登録しておき、登録デー
タを元に電子透かしの情報抽出を行なうことにより、簡
単に複写禁止対象物特徴チェックを行なうことができ、
極めて有効な処理が可能になる画像処理システムを実現
している。
【0023】[発明の実施の形態の概要例]まず図1を
参照して本発明に係る一発明の実施の形態例の概要を説
明する。本実施の形態例においては、例えば図1に示す
以下の構成を備える。
【0024】カラーイメージスキャナや外部記憶媒体で
代表される画像データ源110(イメージスキャナ2
1)から画像データを入力する画像データ獲得手段12
0(I/O22、CPU11−S10)、画像データ獲
得手段120を介して得られた画像データ中に存在する
少なくとも3つの特徴図形を検出する特徴図形検出手段
130(CPU11−S20)、特徴図形検出手段13
0により得られた複数有る特徴図形の画像データ中の存
在位置を記憶する特徴図形位置記憶手段140(ROM
13又は外部記憶装置18−S30)、特徴図形位置記
憶手段140により得られた特徴図形の存在位置をレジ
ストレーション信号として用いてレジストレーション合
わせをするレジストレーション手段150(CPU11
−S40)、レジストレーション手段150により得ら
れたレジストレーションの合った画像より画像から付加
情報を抽出する情報抽出手段160(CPU11−S5
0)、情報抽出手段160にて得られた付加情報により
画像データ獲得手段120によって得られた画像が複写
禁止対象画像であるか否かを判断する特定画像判定手段
170(CPU11−S60)、特定画像判定手段17
0の判定情報を送出するための信号送出手段180(C
PU11−S70、80)とを備える構成とする。
【0025】また同図において180は判定情報を受信
して、例えば、画像処理システムの操作者等に原稿が複
写禁止指定画像である事を示す旨を表示するディスプレ
イ装置等の認定情報受信手段(ディスプレイ15)を表
し、200は画像システム全体の動作を制御する制御部
(CPU11)を表している。なお、具体的な図3、図
4に示す対応部分を括弧内に示している。
【0026】以上の概略構成を備えることにより、各機
能ブロック (手段) は次のように動作する。画像システ
ムの操作者により画像処理システムの図示しない指示部
を操作することにより、予めデータ源にセットされた原
稿をもとに得られた画像データが、画像データ獲得手段
120を介して特徴図形検出手段130に入力される。
【0027】特徴図形検出手段130では、例えば詳細
を後述する図5に示す“+”のような予め定めた特徴を
持ち、画像中に少なくとも3つ存在する特徴図形を検出
する。ここで、特徴図形位置記憶手段140は特徴図形
検出手段130により得られた画像データ中の特徴画像
の存在位置を記憶する。レジストレーション手段150
は特徴図形位置記憶手段140より得られた特徴図形の
位置データをレジストレーション信号として用いレジス
トレーション合わせ処理を行なう。なお、ここで言うレ
ジストレーション信号とは、電子透かし情報等の情報抽
出の前処理として幾何的な補正を実行するために必要な
信号である。
【0028】情報抽出手段160では、レジストレーシ
ョン手段150にて前処理をされた画像に含まれる情報
を抽出する。特定画像判定手段170では、情報抽出手
段160にて抽出された情報により画像データ獲得手段
120を介して入力された画像が紙幣や有価証券等複写
禁止対象画像であるか否かの判断を行なう。そしその結
果を制御部200に出力する。
【0029】制御部200においては、特定画像判定手
段170による判定結果が、複写禁止対象物であった場
合には、その旨を、例えば、画像処理システムの操作者
等に伝えるべく、信号送出手段180を介して認定情報
受信手段190に向けて出力する。
【0030】以上が概略である。続い本発明に係る一実
施の形態例の詳細を説明する。
【0031】[第1の発明の実施の形態例]以上の概要
を備える本発明に係る一発明の実施の形態例を以下に説
明する。以下の説明は、原稿内に含まれる複写禁止対象
物であることを示す情報が、“電子透かし”と呼ばれる
技術によって作成されている場合を例として、係る例に
基づいて説明を行なう。
【0032】即ち、本実施の形態例においては、複写禁
止対象物である原稿が、印刷物として作成される元にな
る第一のディジタル情報である画像データ(電子的な画
像情報)に対して、複写禁止対象物であることを示す第
二のディジタル情報を埋め込むことにより生成された複
写禁止対象物情報入りの画像データ(やはり電子的な画
像情報)から印刷物として生成されていることを前提と
して説明をすすめる。
【0033】上述したように、スキャナ、ファクシミリ
装置、ディジタル複写機などの各種ディジタル画像生成
工程において、傾きや移動が一切無い状態で読み取るこ
とは極めて困難であり、また、画像を読み取る際に微小
な拡大縮小が発生する。このため、生成された画像から
電子透かし技術により埋め込まれた電子透かしデータを
確実に抽出するためには、抽出の前処理として発生した
傾きや拡大縮小を検知しその逆変換をすることが望まし
い。
【0034】図2は本発明に係る一発明の実施の形態例
の画像処理システムの一例を示す図である。図2におい
て、1は画像入力装置としてのカラーイメージスキャ
ナ、2はコンピュータシステムとしてのパーソナルコン
ピュータ、3はカラーイメージスキャナ1とコンピュー
タシステム2との間のインタフェースケーブルであり、
カラーイメージスキャナ1とコンピュータシステム2と
の間でデータの伝送(データ授受)を行なうための接続
ケーブルである。本実施の形態例ではこのような図2に
示す構成を基本構成として説明を進める。
【0035】図2に示す画像処理システムの詳細構成を
図3を参照して以下に説明する。図3は本実施の形態例
の図2に示す画像処理システムの詳細構成を示すブロッ
ク図である。
【0036】図3において、11は例えばROM13あ
るいは外部記憶装置18に格納されている制御手順に従
って本実施の形態例のコンピュータシステム2の全体制
御を司るCPU、12はRAM、13はROM、14は
CPU11の制御に従ってディスプレイ15を制御する
ディスプレイ制御部、15はCRTあるいは液晶表示機
などより構成することができるディスプレイである。
【0037】16はキーボードやマウス等の操作入力デ
バイスを備える操作部であり、各種の指示入力などを行
なう。17はCPU11の制御に従って操作部16を制
御する操作部I/O、18はハードディスク装置等の外
部記憶装置、19はCPU11の制御に従って外部記憶
装置18のアクセス制御を司る記憶装置I/O、20は
バス、21はカラーイメージスキャナ、22はCPU1
1の制御に従ってカラーイメージスキャナ等の画像入力
機器とのインタフェースを司る外部機器接続I/Oであ
る。23はネットワーク等との通信手段である通信イン
タフェース(通信I/F)である。
【0038】なお、上記ROM13あるいは外部記憶装
置18には、上述した制御手順と共に、対象となる紙幣
や有価証券等に予め定めた特徴を有する図形に関する情
報と、画像中の当該図形の位置情報を予め記憶されてい
る。そしてこの情報を用いて電子透かしの情報抽出を行
なえるように構成されている。このため、電子透かしの
情報抽出に極めて有効な処理が可能になる。
【0039】このように、本実施の形態例においては、
予め定めた特徴を有する図形を含ませた紙幣や有価証券
等を対象として、例えば紙幣や有価証券等の特定画像に
含まれる予め定めた特徴を有する図形をROM13ある
いは外部記憶装置18に登録しておき、登録データを元
に電子透かしの情報抽出を行なうことにより、簡単に複
写禁止対象物特徴チェックを行なうことができるように
構成されている。
【0040】次に以上の構成を備える本実施の形態例の
動作を図4を参照して説明する。図4は本実施の形態例
の動作を説明するためのフローチャートである。図4に
示すフローチャートに示す手順を記述したコンピュータ
実行可能なプログラムを、予めROM13に格納してお
き、あるいは、予め外部記憶装置19に格納されている
プログラムをRAM12上に読み込んだのちに、CPU
11により該プログラムを実行することにより本実施の
形態例の機能が達成される。
【0041】図4のフローチャートにおいて、一連の処
理を開始すると、まずステップS10において、CPU
11はI/O部22を介してカラーイメージスキャナ2
1に対して読み取り面上に置かれている原稿を読み取る
ことを指示する。カラーイメージスキャナ21はこの指
示に従って原稿読み取りを行なう。CPU11は、カラ
ーイメージスキャナ21により読み込まれた画像データ
をI/O部22を介して取り込み、RAM12の所定画
像データ格納領域に格納する。
【0042】次に、ステップS20に進み、ステップS
10で読み込まれRAM12の所定領域に格納された画
像データ中に、予め定めた特徴を有する特徴図形が存在
するか否かを検出する処理を行ない、ステップS30に
進む。この処理においては、例えば予め定めた特徴を有
する特徴図形をROM13又は外部記憶装置18に登録
しておき、この特徴図形がステップS10で読み込まれ
RAM12の所定領域に格納された画像データ中に含ま
れているか否かを検出する。なお、このとき、特徴図形
が検出された位置を特定する情報も合わせて検出する。
【0043】例えば少なくとも3つ存在する予め定めた
特徴を有する特徴図形を、公知のパターン認識手法を実
装することにより検出する。
【0044】ステップS30では、ステップS20での
検出結果を基に、図5の点A,B,Cのように存在する
例えば“+”のような特徴図形の存在位置情報をRAM
12上の所定領域に書込み(取り込み)ステップS40
に進む。
【0045】ステップS40では、RAM12上にある
特徴図形の存在位置情報と予めROM13又は外部記憶
装置18に登録された特徴図形の理想存在位置データを
基にレジストレーション処理を行なう。例えば図5に示
すような点A’,B’,C’を検知し、検知した3点の
相関距離や回転角θを用いて、紙幣や有価証券等の画像
入力時に発生した、または画像処理装置操作者が故意に
加えた傾きや拡大縮小の情報算出し、その逆変換をす
る。ステップS40の処理を終えるとステップS50に
進む。
【0046】ステップS50では、ステップS40で前
処理を終えた検査対象画像データが、複写禁止対象物で
あるか否かの特徴チェックを行ない、ステップS60に
進む。
【0047】ステップS60では、ステップS50の特
徴のチェック結果から、当該画像が複写禁止対象画像か
否かを判定する。複写禁止対象画像と判定される場合に
はステップS70へ進み、そうでない場合にはステップ
S80に進む。
【0048】ステップS70では、正常な画像データで
はない画像データを出力する。即ち、先に述べたよう
に、(1)何らかの色彩で塗り潰した画像データを例え
ば記憶装置I/O19を介して外部記憶装置18に出力
する、(2)何らかの記号や図形を重畳した画像データ
を例えば記憶装置I/O19を介して外部記憶装置18
に出力する、(3)色彩や画像サイズを変更した画像デ
ータを例えば記憶装置I/O19を介して外部記憶装置
18に出力する、等のいずれか、あるいはそれらの組み
合わせ等により得られる非正常な(読み取られた画像デ
ータそのものではない)画像を例えば記憶装置I/O1
9を介して外部記憶装置18に出力する。
【0049】これらの非正常な画像の生成はRAM12
上の読み込み画像を入力とした相応の公知の画像処理を
施すプログラムモジュールをCPU11で実行すること
等で容易に構成可能である。
【0050】一方、ステップS60で複写禁止対象画像
と判定されなかった場合にはステップS80に進みステ
ップS10で読み込まれた画像データを特別の画像デー
タファイルとして記憶装置I/O19を介して外部記憶
装置18に出力する。
【0051】なお、生成された非正常な画像データ、あ
るいは正常な画像データは、画像データファイルとして
記憶装置I/O19に出力され、記憶装置I/O19を
経由して外部記憶装置18に記憶される。そしてこれら
のステップS80あるいはステップS90の処理を終え
ると一連の処理を終了する。
【0052】なお、先に述べたステップS70では、必
ずしも何らかの画像データファイルを出力するように構
成するのみならず、(4)画像データをまったく出力しな
い、ように構成しても良い。(5)ディスプレイ制御部1
4を介してディスプレイ装置15に対して、複写禁止対
象物が原稿とされている旨の注意・警告の信号を出力す
るように構成しても良い。
【0053】ステップS60で行われる複写禁止対象物
特徴チェックは、先に述べた電子透かし技術を用いた複
写禁止対象物情報入りの元画像データから作成された印
刷物としての原稿をスキャナで光電走査して得られた画
像データから抽出する方法で行なう様に構成する。
【0054】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、紙幣や有価証券等に予め定めた特徴を有する図形を
ROM13に予め登録しておき、この特徴点を基準に電
子透かしの情報抽出を行なうことにより、簡単に複写禁
止対象物特徴チェックを行なうことができ、極めて有効
な処理が可能になる。
【0055】[第2の発明の実施の形態例]以上に説明
した第1の実施の形態例においては、図4のステップS
20における図形特徴検出処理においては、図5に示す
“+”のような3つの図形を検出していたが、本発明は
これに限るものではない。例えば、“◎”や“×”等の
図形特徴であっても良く、この他にどのような図形であ
っても良い。
【0056】更に、以上の第1の実施の形態例では特徴
点を3ヶ所で抽出していたが、本発明は以上の例に限定
されるものではなく、例えば、特徴図形が2つであって
も良く、更に精度を向上させる場合には4ヶ所あるいは
それ以上の位置で特徴図形を検出しても良いことは勿論
である。
【0057】いずれの場合においても、予めROM13
に特徴図形であることとその存在すべき数を登録してお
くことによって容易に対応することができる。
【0058】[第3の発明の実施の形態例]以上に説明
した第1及び第2の実施の形態例においては、カラース
キャナ21より読み込んだ原稿画像に関して、複写禁止
対象物の特徴チェックを施すことを前提に説明したが、
本発明はこれに限るものではない。例えば、チェック対
象を必ずしもカラースキャナ21よりの読み取りカラー
画像に限るものではなく、例えば、図3の23に示され
るネットワーク等の通信手段とのインタフェース部を介
して汎用ネットワークシステムに接続し、係る汎用ネッ
トワークシステムに接続されている他の情報処理装置よ
り入手した場合においても、入手したカラー画像に対し
て上記した複写禁止対象物の特徴チェックを施し、入手
カラー画像が複写禁止対象物である場合に非正常出力を
行なうように制御するように構成しても良い。
【0059】更に、着脱可能な記憶媒体(例えば、スマ
ートメディアやコンパクトフラッシュ(登録商標)、も
しくは、光磁気ディスク等)をアクセス可能な記憶媒体
駆動装置を本実施の形態例システムに接続し、当該駆動
装置に装着された例えば上記したような記憶媒体より読
み込んだカラー画像に対して上記した複写禁止対象物の
特徴チェックを施し、入手カラー画像が複写禁止対象物
である場合に非正常出力を行なうように制御するように
構成しても良い。
【0060】このように構成した本発明に係る第3の実
施の形態例においても、基本構成は上述した第1の実施
の形態例と同様の構成と出来る。第3の実施の形態例に
おいては、第1の実施の形態例の図4に示すステップS
10における画像の取り込みを、上記したI/F23を
介した汎用ネットワークよりの取り込み画像とする、あ
るいは、不図示の上記着脱可能な記憶媒体の駆動装置と
のI/O部を介して、同駆動装置に装着された着脱可能
な記憶媒体上に保持される画像データを読み取った画像
とすることが出来る。
【0061】そしてこのような獲得画像をRAM12上
に読み込むように構成すれば良い。つまり、図4に示す
ように、ステップS10で原稿を含む画像を獲得した
後、その画像をもとに特徴図形の検出を行なうような処
理手順とする。
【0062】以上に説明した第3の実施の形態例によれ
ば、原稿画像のみならず、他の装置より送られてきて他
の装置より獲得した画像に対しても、あるいは他の記憶
媒体より獲得した画像に対しても、第1の実施の形態例
と同様に電子透かしの情報抽出を行なうことができ、簡
単に極めて有効な複写禁止対象物に対する処理が可能に
なる。
【0063】[第4の発明の実施の形態例]以上に説明
した第1〜第3の実施の形態例においては、正常画像デ
ータとして出力する場合にせよ非正常画像データとして
出力する場合にせよ、記憶装置I/O19を経由して外
部記憶装置18(画像処理システム内のハードディスク
等)に画像データファイルとして出力する場合を説明し
たが、本発明はこれに限るものではない。
【0064】即ち、出力の形態は、画像処理システムの
接続されるカラープリンタに出力したり、ネットワーク
等の通信手段とのインタフェース部を介して画像処理シ
ステムの外部に出力する場合であっても良い。
【0065】出力の形態が画像処理システムに接続され
るカラープリンタに出力する本発明に係る第4の実施の
形態例を図6及び図7を参照して以下に説明する。図6
は本発明に係る第4の実施の形態例の画像処理するシス
テムの構成を説明するための図、図7は第4の実施の形
態例の図6に示す画像処理システムの詳細構成を示すブ
ロック図である。
【0066】第4の実施の形態例においても基本構成は
上述した図2、図3に示す第1の実施の形態例と同様で
あり、第1の実施の形態例と同様構成の説明は省略し、
以下の説明は第1の実施の形態例と異なる部分について
主に説明する。
【0067】図6において、2はコンピュータシステム
としてのパソコン、4は画像出力装置としてのカラープ
リンタ、5はコンピュータシステム2とカラープリンタ
4との間のインタフェースケーブルであり、コンピュー
タシステム2とカラープリンタ4との間でのデータの授
受をするための接続ケーブルを表わしている。
【0068】第4の実施の形態例においては、図2に示
す第1の実施の形態例に比し、カラープリンタ4が接続
されている。
【0069】図6に示す第4の実施の形態例の詳細構成
を図7を参照して以下説明する。図7に示す第4の実施
の形態例においては、図3に示す第1の実施の形態例に
比し、24に示すカラープリンタ、及び25に示すカラ
ープリンタ等の画像出力機器との接続インタフェースを
司る出力機器I/Oが新たに備えられた構成であり、他
の構成は上述した図3に示す第1の実施の形態例とまっ
たく同様である。
【0070】以上の構成を備える第4の実施の形態例の
動作を以下説明する。
【0071】第4の実施の形態例においては、上述した
第1の実施の形態例における図4に示すフローチャート
のステップS70、ステップS80における画像データ
出力を、外部記憶装置に対して行なうのではなく、それ
それ、出力機器I/O25を介して、画像処理システム
に接続されるカラープリンタ24に出力するように構成
する。
【0072】なお、ステップS70、ステップS80で
の画像データの出力形態は、インターネットの如きネッ
トワーク等の通信手段とのインタフェース機能を有する
通信I/F23を介して画像データをシステムの外部に
出力するものであっても良いのはもちろんである。
【0073】以上に説明したように本発明に係る上述し
た各実施の形態例によれば、紙幣や有価証券等に予め定
めた特徴を有する図形を含ませることにより、電子透か
しの情報抽出に極めて有効な処理が可能になる。
【0074】例えば、紙幣や有価証券等に含まれる予め
定めた特徴を有する図形をROM13に予め登録してお
き、この特徴点を基準に電子透かしの情報抽出を行なう
ことにより、簡単に複写禁止対象物特徴チェックを行な
うことができ、極めて有効な処理が可能になる。
【0075】[他の実施の形態例]なお、本発明は、複
数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース
機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステム
に適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0076】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行ない、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0077】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0078】上述した各実施の形態例を前記記憶媒体に
適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフロー
チャート及び制御の説明に対応するプログラムコードが
格納されることになる。
【0079】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
例えば紙幣や有価証券等の特定画像に含まれる予め定め
た特徴を有する図形を登録しておき、登録データを元に
電子透かしの情報抽出を行なうことにより、簡単に複写
禁止対象物特徴チェックを行なうことができ、極めて有
効な処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る一発明の実施の形態例の画像処理
システムの一例を示す図である。
【図3】本実施の形態例の図2に示す画像処理システム
の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態例の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】本実施の形態例における特徴画像の図形特徴検
出処理を説明するための図である。
【図6】本発明に係る第4の実施の形態例の画像処理す
るシステムの構成を説明するための図である。
【図7】第4の実施の形態例の図6に示す画像処理シス
テムの詳細構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 カラーイメージスキャナ 2 コンピュータシステム(パソコン) 3、5 接続ケーブル 4 カラープリンタ 11 CPU 12 RAM 13 ROM 14 ディスプレイ制御部 15 ディスプレイ 16 入力デバイス 17 操作部I/O 18 外部記憶装置 19 記憶装置I/O 20 バス 21 画像入力機器I/O 22 イメージスキャナ 23 通信インタフェース 24 カラープリンタ 25 出力機器I/O。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 G03G 21/00 552 5C077 9A001 (72)発明者 林 淳一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岩村 恵市 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP04 AR01 CL10 2C087 AA15 AB05 BB10 BB20 BD02 BD06 BD07 BD24 CA03 CB02 CB03 DA13 2H034 FA01 5B057 AA20 CD03 CD05 DA20 DB06 DC05 5C076 AA14 AA21 AA22 AA24 BA06 5C077 LL14 MP08 PP20 PP22 PP23 PP32 PP58 PP65 SS06 TT06 9A001 BB03 HH23 HH24 JJ35 JJ71 KK42 KK58 LL03 LL09

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データ中に含まれる特徴図形を
    検出する特徴図形検出手段と、 前記特徴図形検出手段により検出された特徴図形の画像
    中の位置を抽出する位置抽出手段と、 前記位置抽出手段が抽出した特徴図形の位置情報を用い
    て前記入力画像データにレジストレーション合わせを行
    なうレジストレーション手段と、 前記レジストレーション手段により得られたレジストレ
    ーションの合った画像データから情報を抽出する情報抽
    出手段と、 前記情報抽出手段が抽出した情報を元に前記入力画像デ
    ータが予め定めた特徴を有する特定画像か否かを判定す
    る特定画像判定手段とを備えることを特徴とする画像処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記入力画像データは、原稿画像を読み
    込んだ画像データであることを特徴とする請求項1記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力画像データは、他の装置より通
    信を介して送られて来た画像データであることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記入力画像データは、記憶媒体より読
    み込まれた画像データであることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記特徴図形検出手段は、前記入力画像
    データ中に含まれる少なくとも3つの特徴図形を検出す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載の記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記レジストレーション手段によるレジ
    ストレーション合わせは幾何的操作であることを特徴と
    する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記レジストレーション手段による幾何
    的操作は、拡大縮小あるいは回転などの幾何的操作であ
    ることを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記特定画像判定手段は、前記入力画像
    データの中に複写禁止対象画像が含まれているか否かを
    判定する複写禁止対象物判定を行なう手段であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記特定画像判定手段による特定
    画像を有しているか否かの判定結果を出力する判定結果
    出力手段とを備え、 前記特定画像判定手段において前記入力画像データが特
    定画像であると判別した場合には、前記判定結果出力手
    段より前記入力画像データが特定画像を含んでいる事を
    出力することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいず
    れかに記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記判定結果出力手段は、表示手段よ
    り前記入力画像データが特定画像を含んでいる事を出力
    することを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 入力画像データ中に含まれる特徴図形
    を検出する特徴図形検出工程と、 前記特徴図形検出工程により検出された特徴図形の画像
    中の位置を抽出する位置抽出工程と、 前記位置抽出工程で抽出した特徴図形の位置情報を用い
    て前記入力画像データにレジストレーション合わせを行
    なうレジストレーション工程と、 前記レジストレーション工程により得られたレジストレ
    ーションの合った画像データから情報を抽出する情報抽
    出工程と、 前記情報抽出工程が抽出した情報を元に前記入力画像デ
    ータが予め定めた特徴を有する特定画像か否かを判定す
    る特定画像判定工程とを備えることを特徴とする画像処
    理方法。
  12. 【請求項12】 前記特徴図形検出工程では、前記入力
    画像データ中に含まれる少なくとも3つの特徴図形を検
    出することを特徴とする請求項11記載の記載の画像処
    理方法。
  13. 【請求項13】 前記レジストレーション工程における
    レジストレーション合わせは幾何的操作であることを特
    徴とする請求項11又は請求項12に記載の画像処理方
    法。
  14. 【請求項14】 前記レジストレーション工程における
    幾何的操作は、拡大縮小あるいは回転などの幾何的操作
    であることを特徴とする請求項13記載の画像処理方
    法。
  15. 【請求項15】 前記特定画像判定工程は、前記入力画
    像データの中に複写禁止対象画像が含まれているか否か
    を判定する複写禁止対象物判定を行なう工程であること
    を特徴とする請求項11乃至請求項14のいずれかに記
    載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 更に、前記特定画像判定工程における
    特定画像を有しているか否かの判定結果を出力する判定
    結果出力工程とを備え、 前記特定画像判定工程において前記入力画像データが特
    定画像であると判別した場合には、前記判定結果出力工
    程において前記入力画像データが特定画像を含んでいる
    事を出力することを特徴とする請求項11乃至請求項1
    5のいずれかに記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記判定結果出力工程においては、表
    示手段より前記入力画像データが特定画像を含んでいる
    事を出力することを特徴とする請求項16記載の画像処
    理方法。
  18. 【請求項18】 請求項11乃至請求項17のいずれか
    に記載の画像処理を行なうためのコードが記憶されたコ
    ンピュータ可読記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記請求項1乃至請求項17のいずれ
    か1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラム
    列。
  20. 【請求項20】 前記請求項1乃至請求項17のいずれ
    か1項に記載の機能を実現するコンピュータプログラム
    を記憶したコンピュータ可読記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003223083A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Sharp Corp 印字出力装置
JP2017183948A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 日本電信電話株式会社 電子透かし埋め込み装置、電子透かし検出装置、方法、及びプログラム

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