JP4137084B2 - 不正顕示機能付文書を処理するための方法、及び、不正顕示機能付文書の妥当性検証を行うための方法 - Google Patents
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Description
最初に印刷文書を作成した時期から、その印刷文書がある不正な方法で改変されていないことを保証することは、多くの場合において望ましい。例えば、ある日時に同意され、署名された契約は、その後に不正に改変されている可能性がある。このような改変を詳細に検知できることは、望ましい。同様に、小切手及び通貨代替物を含む様々な種類の有価証券は、不正に改変され易い価値を記録している。不正な改変に対する検知は、いずれの場合においても望ましい。このような検知が自動的に行われ、この検知により改変の正確な特徴を明らかにすることは、更に望ましい。文書に対する不正な改竄を検知することに加えて、このような文書が、不正な改変を可視的に防止できることは望ましい。
本発明の目的は、既存の構成の1つ以上の欠点をほぼ解決するか、あるいは、少なくとも改善することである。
(a)分解手段により、記録されるべきN値レベル画像に関して、前記画像の少なくとも1つの画素をN個の可能な値を有する主成分に分解する工程と、
(b)選択手段により、少なくとも1つの所定のパターンのうちの、前記主成分の値に対応する所定のパターンからパターン要素を選択する工程であって、該所定のパターンはそのパターン要素がそれぞれ位置に対応づけられたシーケンスであり、前記画像内の前記少なくとも1つの画素の位置に対応する該パターン要素を選択する工程と、
(c)形成手段により、前記少なくとも1つの画素に対して選択された前記パターン要素を転送媒体上に記録して不正顕示機能付文書を形成する工程と、
(d)抽出手段により、前記少なくとも1つの画素に対して検索パターン要素を不正顕示機能付文書から抽出する工程と、
(e)判定手段により、(di)前記検索パターン要素から抽出された主成分と、(dii)前記不正顕示機能付文書上の前記少なくとも1つの画素の位置と、に対応するパターン要素を判定する工程と、
(f)比較手段により、前記検索パターン要素と判定された前記パターン要素とを比較する工程と
を有することを特徴とする方法を提供する。
(a)分解手段により、記録されるべきN値レベル画像に関して、前記画像の少なくとも1つの画素を、N個の可能な値を有する主成分と、並びに(ai)前記主成分及び(aii)前記画像内の前記少なくとも1つの画素の位置に依存する、対応するランダム化副成分と、に分解する工程と、
(b)形成手段により、前記少なくとも1つの画素に対する前記主成分及び前記ランダム化副成分を転送媒体上に記録して不正顕示機能付文書を形成する工程と、
(c)抽出手段により、前記少なくとも1つの画素に対する前記主成分を不正顕示機能付文書から抽出する工程と、
(d)判定手段により、(di)前記抽出主成分と、(dii)前記不正顕示機能付文書上の前記少なくとも1つの画素の位置とに依存する、前記対応するランダム化副成分を判定する工程と、
(e)測定手段により、前記少なくとも1つの画素について印刷された前記ランダム化副成分を前記不正顕示機能付文書から測定する工程と、
(f)宣言手段により、測定された前記印刷ランダム化副成分が判定された前記ランダム化副成分と一致しない場合、前記不正顕示機能付文書の前記画素が改竄されたと宣言する工程と
を有することを特徴とする方法を提供する。
(a)抽出手段により、検索パターン要素を、不正顕示機能付文書内の位置から抽出する工程と、
(b)選択手段により、少なくとも1つの所定のパターンのうちの、前記検索パターン要素の特性に対応する所定のパターンからパターン要素を選択する工程であって、該所定のパターンはそのパターン要素がそれぞれ位置に対応づけられたシーケンスであり、前記位置に対応する該パターン要素を選択する工程と、
(c)比較手段により、前記検索パターン要素と選択された前記パターン要素とを比較する工程と
を有することを特徴とする方法を提供する。
(a)抽出手段により、不正顕示機能付文書に含まれる少なくとも1つの記録画素に対して、N個の可能な値を有する主成分を前記不正顕示機能付文書から抽出する工程と、
(b)判定手段により、少なくとも1つの所定のパターンのうちの、前記抽出主成分に対応する所定のパターンからパターン要素を選択し、該パターン要素に対応して予め定められたランダム化副成分を判定する工程であって、該所定のパターンはそのパターン要素がそれぞれ位置に対応づけられたシーケンスであり、前記少なくとも1つの記録画素の位置に対応する該パターン要素に対応して予め定められた対応するランダム化副成分を判定する工程と、
(c)測定手段により、前記少なくとも1つの画素に対応して前記不正顕示機能付文書上に記録されているランダム化副成分を、前記不正顕示機能付文書から測定する工程と、
(d)比較手段により、測定された前記ランダム化副成分と判定された前記ランダム化副成分とを比較する工程と
を有することを特徴とする方法を提供する。
本発明は、1つ以上の添付の図面のステップ及び/又は特徴と関連させて説明される。1つ以上の添付の図面において、同一符号で示すステップ及び/又は特徴は、別途特定されない限り、同一の1つ以上の機能又は動作を表す。
本実施例において、2値レベルソース画像101からの2値レベル信号供給源117は、デジタル形式の白黒文書画像を表現する。この(ソース)画像101は、ラスタ化処理(RIP)提供元、走査提供元又は他の等価の提供元の出力として発信できる。不正顕示機能付文書105を作成するために、このソース画像101の導出を紙転送媒体上にマーキングすることにより、ソース画像101は、不正顕示機能付文書105となる。妥当性検証サブシステム127により実行される妥当性検証(すなわち、改竄検知)処理は、媒体(文書105に対して使用される)がオリジナルのソース画像101の各サンプルに対する3つ以上の識別可能な値を支持する必要がある。従って、オリジナルのソース画像101の解像度を、このような処理が実現されるように設定する必要がある。
図5は、2次元暗号フィールド(2次元暗号フィールドとも呼ばれる)の生成を表す図である。図5は、ストリーム暗号から2次元暗号フィールド306及び2次元暗号フィールド307を生成するための2つの方法を示す。暗号フィールドの生成は、図6に関して説明するプロセス2500に従って、暗号信号供給源102及び暗号信号供給源103(図2を参照)により作成サブシステム126において、並びに暗号信号供給源102’及び暗号信号供給源103’により妥当性検証サブシステム127において行われる。
尚、図2に戻り、特に、選択モジュール104の動作に関して、選択動作(図3の対応するステップ2302、ステップ2303及びステップ2305を参照)として、まず、暗号供給源102及び暗号供給源103からの2つの暗号フィールド、並びにソース画像101からのオリジナル画像は、暗号フィールド及びオリジナル画像の公称中心位置上に位置決めされる。選択段階(図3のプロセス2312に対応)において、位置決め位置の選択は、公称である。しかしながら、選択された位置決め位置は、不正顕示機能付文書105内へロックされ且つ符号化された状態となり、妥当性検証サブシステム127による回復処理(図4を参照)における位置決めのベースを形成する。
図9は、粗位置決めに使用された2次元線形波形関数の2値レベル表現を示す図である。図2の妥当性検証サブシステム127において使用された精位置決めモジュール106により行われた精位置決めを支援するために、図9の波形関数を使用した粗位置決めマークは、粗位置決め提供元111及び組み合わせモジュール114により合成暗号信号118内に組み込まれる。これにより、不正顕示機能付文書105(図2を参照)上に印刷された多値レベル画像を形成する。好適な構成において、図9に示す関数を使用した微弱な粗位置決めパターン画像は、組み合わせモジュール114により、変調された合成暗号信号118(図2を参照)と混合される。この画像混合は、変調された合成暗号信号118内の各画素値の1つ以上のカラーチャネルに適切な値を加算することにより、あるいは、カラーチャネルから適切な値を減算することにより、行われる。加算量は、非常に小さいため、妥当性検証処理127において閾化モジュール107により行われる複数の色間の識別に影響を与えない。位置決めパターンは、図9に示す複数の1次元スケール不変関数の特定構成から形成される。1次元スケール不変関数は、フーリエ法を使用して効率的に検出できる。選択された1次元スケール不変関数の特定構成は、関数の対称軸が、アフィン変換下において不変である一定長さ比を有する線セグメントを規定する点で交差するように選択される。アフィン変換は、図12に関して、特に、ステップ1790に関して、更に説明される。
ここで、γは、パターン振動速度を特定する定数であり(パターン振動の高速化と共に、距離501は短縮される)、x0は、パターンに対する対称線502を特定する。
ここで、r(図9の半径503を参照)は、パターン半径であり、α(図9の角度504を参照)は、パターン角度である。
ここで、
である。
図2へ戻ると、同一の暗号鍵(図6のステップ2501により生成された鍵等)が2ページ以上の不正顕示機能付文書105を生成するために使用された場合、暗号信号供給源102及び暗号信号供給源103により生成された暗号フィールド115及び暗号フィールド116は、文書105の異なるページから明領域及び暗領域を採取することにより潜在的に発見できる。この可能性を防止するために、好適な構成では、ソルト生成器112により提供されるソルト値を採用する。ソルトは、ディクショナリ攻撃を防止するための暗号法の分野において知られる技法である。ソルト技法は、このように、不正顕示機能付文書105の異なる2ページ上の暗号ストリームの類似性に基づいた攻撃を防止する場合においても使用できる。
ここで、パラメータは、
により計算される。
図2の信号122における最終の多値レベル画像は、カラープリンタ2215を使用して不正顕示機能付文書105上に印刷される。カラープリンタ2215は、例えば、Canon IR C3200電子写真複合機又はCanon i950熱インクジェットプリンタであってもよい。プリンタ解像度に対する200DPI画像のスケーリングは、単純な画素複製を使用して実現されることが好ましい。例えば、Canon IP C3200は、600DPIの装置解像度を有する。このプリンタでは、最終の多値レベル画像の各200DPI画素は、Canon IP C3200装置画素の3×3グループ内に複製される。
図2の妥当性検証サブシステム127へ戻ると、まず、カラースキャナ2218(図1を参照)により、認証されるべき不正顕示機能付文書105を走査することにより、24ビットRGB不正顕示信号120を発生させる。スキャナ2218の走査解像度は、オリジナル画像101の解像度より高いか、又は画像101の解像度に等しいことが要求される。好適な構成において、200DPIオリジナル画像101(図2を参照)の全体にわたり大きなマージンを提供する600DPIスキャナ2218は、使用される。
図2の粗位置決め/ソルト回復モジュール113の動作へ戻ると、粗位置決めパターン(本実施例において、組み合わせモジュール114により、わずかに不正顕示機能付文書105の印刷前の信号118に加算された4つの位置決めマークを有する)に検出及び解析を施すことにより、走査文書120の方向を暗号フィールドと関連付けるアフィン変換を発生させる。
この式は、式(1)の複素バージョンである。そのため、γは、パターン振動速度を特定する定数であり、 は、パターンに対する対称点を特定する。あるいは、ステップ1740の基底関数は、数学的に変換できる。すなわち、式(9)のフーリエ変換の解析解導出後、この解を使用することにより、フーリエ変換1750を直接発生させることができる。
前述の構成において、粗位置決めに対する不変パターンマッチングを行う好適な方法では、チャープZ変換を使用してステップ1720により行われるフーリエ変換の準極変換(図12のステップ1730を参照)を提供する。チャープZ変換は、信号のフーリエ変換のスケーリング部分を計算するための方法である。
が、パッド画像1804の列オフセット
に対応するように行われる。
が、パッド画像1806の行オフセット
に対応するように行われる。
であり、各スケール係数mzは、垂直フリップに対応する
である場合、負の数となる。また、
である場合、スケーリング係数は規定されない。この場合、中心画素位置は、列全体にわたり複製される。
図14は、図12のピーク検出処理1780の一例を示す流れ図である。図12のステップ1770の結果、図2の走査文書信号120内の1次元基底関数(すなわち、4つの位置決めマーク)の方向及びスケールに対応する画像の大きさにピークを有する複素画像は、得られる。そのため、ピーク検出ステップ1780への入力は、上記の複素画像である相関画像1610で示される。複素画像において、P個の最大ピーク(好適な構成において、Pは64である)の位置の決定が所望される。換言すれば、P個の最大ピークは、相関画像の大きさのP個の最大局所極大である。
その後、図14のステップ1780(図12も参照)から出力されたピークは、図12のステップ1790により、4つのピークの各可能な結合を順次選択し、且つ次の解析を行うことにより、更に処理される。これにより、4つのピークの結合のうちのこの解析の条件を最も満足する経路を保持する。
この場合、
である。ここで、N=1024である。
により与えられる。
により与えられる。
により規定される。
図4へ戻ると、一旦、粗位置決めマークが回復され、且つステップ2401及びステップ2402に従って粗位置決めが行われた場合、次に、ステップ2422においてソルトは、回復される。ソルトパターンに対応するピークは、粗位置決めマークに対して上述した方法と同様の方法を使用して回復される。ソルト振動定数γを有するベースパターンの最有力検出候補のピークを使用して、検出ピークの角度及び半径から2つの6ビット値は、回復される。これらの値が結合されることにより、12ビットソルト値は、形成される。
図4の精位置決めステップ2403に先行して、図2の妥当性検証サブシステム127の暗号フィールドを再生する必要がある。この再生は、図5及び図6に関して説明した方法と同様の方法で、オリジナル鍵(図6のステップ2501を参照)を使用して行われる。オリジナル鍵は、オペレータにより入力されるか、妥当性検証サブシステム127にとって既知であるか、あるいは、作成サブシステム126から、又は他の手段により転送されてもよい。オリジナル鍵(図6のステップ2501により使用された)は、前述した方法と同様の方法により、ソルト値(図6のステップ2508から)と組み合わされる。その後、暗号フィールドは、信号供給源102及び信号供給源103に関して説明した方法と同様の方法で、図2の暗号信号供給源102’及び暗号信号供給源103’により生成される。図1の粗位置決め/ソルト回復モジュール113により実行された粗位置決めステップ2401及び粗位置決めステップ2402(図4を参照)により判定されたように、信号供給源102’及び信号供給源103’により生成された暗号フィールド空間領域は、粗位置決め走査文書121の等価領域に制限できる。
図15は、図4の精位置決め処理2403における置換マップを形成するために使用されたブロックベース相関付け副処理2403Aを示す図である。ブロックベース相関付け処理2403Aでは、ワープ(すなわち、故意の事前細粒変形)を表現する置換マップDを生成する。ワープは、図2の信号121における粗位置決め走査文書の画素を、カラー暗号フィールドのそれぞれの画素位置にマッピングするために必要とされる。不正顕示信号120を発生させるために、印刷/走査動作が、不正顕示機能付文書105の印刷の際にプリンタ2215により実行され、且つ文書105の走査の際にスキャナ2218により実行されたため、ワーピングでは、粗位置決め走査文書において行われた変形を考慮する。このワーピングは、粗位置決め文書121、暗号フィールド115’及び暗号フィールド116’の精位置決めの一部を構成する。
ここで、Dxは水平寸法であり、Dyは垂直寸法であり、Nは画像2010の幅画素であり、Mは画像2010の高さ画素であり、Qは選択ブロックの大きさである。
ここで、式(22)内の最初の項は、水平方向のオフセットを表し、2番目の項は、垂直方向のオフセットを表す。
にマッピングされる。
を生成する。
ここで、D(i,j)は、考慮中の画素(i,j)に対する置換マップDの置換ベクトル部分である。
の間の誤りの最小化により判定され、アフィン変換点
は、アフィン変換パラメータを変化させることにより判定される。最小化すべき誤り関数は、次式
により規定されたユークリッドノルム測度Eである。
図18は、図17のステップ1950の変形マップD’から精位置決め文書を形成するために使用されたワーピング処理2403Cを示す図である。画像ワーピング処理2403Cでは、入力として、走査文書121と、図12のステップ1790において粗登録処理により生成されたアフィン変換パラメータと、図17のステップ1950の変形マップD’とを使用し、出力として、カラー暗号フィールドに精密に登録された走査文書のワープ形態(精位置決め走査文書と呼ぶ)を使用する。画像ワーピング処理2403Cにおける第1のステップ2601では、変形マップD’を、暗号フィールド内の画素と走査文書121内の画素とを関連付ける関連マップD’cに修正する。この修正は、次式を実行することによって、粗登録ステップ(図12のステップ1790)において判定されたアフィン変換を、変形マップD’に戻り加算することにより行われる。
ここで、(a11,a12,a21,a22,x0,y0)は、粗登録ステップにおいて判定されたアフィン変換パラメータである。
図19は、改竄検知の一例を示す図である。画素801は、(図2の信号123又は信号124における)精位置決め走査文書812の一部を形成する。4つの画素802は、図8の不正顕示機能付文書705に示す比較可能なオリジナル画素709から変化した。そのため、非認証人物は、図8の文字「EF」を図19の「FE」に変化させるために、2対の画素802を変化させた。
改竄防止方法は、マイクロソフトのウィンドウズ(登録商標)ベースコンピュータ等の汎用コンピュータ上のプリンタドライバの一部として内蔵していてもよい。この構成において、プリンタドライバの特性には、改竄防止方法を可能とするためにオペレータが選択できるユーザインタフェースエレメントと、鍵(又はパスワード)の入力が可能な第2のユーザインタフェースエレメントとが設けられている。この構成の一変形例において、プリンタドライバは、応用データを印刷待ち画像に変化させるラスタ化処理を含む。この段階において、印刷待ち画像は、改竄防止方法で説明したように、プリンタドライバにより修正され、生成された画像は、プリンタ装置に送信される。
改竄防止方法の別の構成では、Canon IR C3200等の複合機の能力として、改竄防止方法を採用する。この構成において、複合機は、セキュリティコピー動作の一部として改竄防止方法を採用可能とするユーザインタフェースエレメントを提供する。プリンタドライバの場合、第2のユーザインタフェースが、鍵入力を可能とする。この実現されたオプションを使用してコピーされた文書が走査され、上述のように、デジタル走査画像がマーキングされ、且つこの生成されたデジタル画像が印刷されることにより、セキュリティコピー動作を提供できる。また、同一の多機能装置又は別の多機能装置は、認証特徴を採用する。この認証特徴も、ユーザインタフェースエレメント及び第2の鍵入力エレメントにより実現できる。このオプションの範囲下においてコピーされた文書は、上述の認証処理が施される。印刷文書は、非改変領域の黒及び白が再現される状態で、マゼンダ(又は他の強調表示色)が明らかにされた改変領域を有する認証処理結果である。
改竄防止方法の別の構成では、USBインタフェースを介してマイクロソフトのウィンドウズ(登録商標)を稼動し、且つ改竄防止処理を採用したソフトウェアアプリケーションを稼動している汎用コンピュータに接続されたCanon CanoScan 8000F等のスキャナ装置が使用される。この構成において、ソフトウェアアプリケーションは、TWAINスキャナドライバを使用して、オペレータにより提供された紙文書から文書画像を得る。各文書画像は、改竄防止方法に従って解析される。妥当性検証結果は、オペレータによる検査のために、コンピュータ画面上に表示される。
改竄防止方法の別の構成では、Canon DR−5080C等のデスクトップ型高速枚葉スキャナが使用される。この構成において、大容量文書は、オペレータが介入することなく走査される。妥当性検証処理が、走査処理と同期して使用されることにより、改変された文書は、発見される。この構成において、妥当性検証処理の結果であるデジタル画像は、改変画素の閾値を越える画素を含む複数の小さなパッチに対して試験される。パッチの大きさ及び閾値は、オペレータによる設定が可能である。また、文書の異なる領域における異なる閾値及びパッチを設定すること、並びに文書が形態認識システムにより識別されたこれらの領域を有することも可能である。
上述したように、上記の構成が、文書処理産業に適用できることは、明らかである。
Claims (19)
- 不正顕示機能付文書を処理するためのコンピュータシステムの各手段による方法であって、
(a)分解手段により、記録されるべきN値レベル画像に関して、前記画像の少なくとも1つの画素をN個の可能な値を有する主成分に分解する工程と、
(b)選択手段により、少なくとも1つの所定のパターンのうちの、前記主成分の値に対応する所定のパターンからパターン要素を選択する工程であって、該所定のパターンはそのパターン要素がそれぞれ位置に対応づけられたシーケンスであり、前記画像内の前記少なくとも1つの画素の位置に対応する該パターン要素を選択する工程と、
(c)形成手段により、前記少なくとも1つの画素に対して選択された前記パターン要素を転送媒体上に記録して不正顕示機能付文書を形成する工程と、
(d)抽出手段により、前記少なくとも1つの画素に対して検索パターン要素を不正顕示機能付文書から抽出する工程と、
(e)判定手段により、(di)前記検索パターン要素から抽出された主成分と、(dii)前記不正顕示機能付文書上の前記少なくとも1つの画素の位置と、に対応するパターン要素を判定する工程と、
(f)比較手段により、前記検索パターン要素と判定された前記パターン要素とを比較する工程と
を有することを特徴とする方法。 - 前記形成する工程においては、前記パターン要素を前記転送媒体上に印刷することにより、該パターン要素を該転送媒体上に記録し、
前記抽出する工程においては、前記不正顕示機能付文書を走査して、該不正顕示機能付文書上に印刷された前記検索パターン要素を抽出する
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 宣言手段により、前記検索パターン要素が判定された前記パターン要素と一致しない場合、前記記録文書の前記画素の前記主成分が改竄されたと宣言する工程をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの所定のパターンは、前記N個の可能な値にそれぞれ対応するN個の暗号フィールドであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- (g)前記分解する工程(a)が、
(ga)前記N個の暗号フィールドのそれぞれについて、パターン要素を生成する工程と、
(gb)前記N個の暗号フィールドの各パターン要素を、各暗号フィールドについて、それぞれ前記N値レベル画像の各画素位置に対応づけて、前記暗号フィールドを位置決めする工程と、
(gc)前記主成分値に対応する前記暗号フィールドを選択する工程と、
(gd)前記選択された暗号フィールドから、前記画像内の前記少なくとも1つの画素の前記位置に対応する前記パターン要素を選択する工程とを有し、
(i)前記記録する工程の後であって前記判定する工程の前に、前記方法が、
(ia)前記N個の暗号フィールドを生成する工程と、
(ib)記録された前記画素の前記位置が設定可能となるように、前記記録されるべきN値レベル画像を使用して、前記暗号フィールドを位置決めする工程とをさらに有することを特徴とする請求項4に記載の方法。 - 前記位置決めする工程(ib)においては、前記暗号フィールドを前記記録されるN値レベル画像とブロック相関付けすることによって、前記暗号フィールドを位置決めすることを特徴とする請求項5記載の方法。
- 前記記録する工程は、位置決めマークを前記転送媒体上に記録することを更に有し、前記位置決めマークは、少なくとも2つの登録マークを有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 前記位置決めマークは、少なくとも1つの線形波形関数を有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
- 不正顕示機能付文書を処理するためのコンピュータシステムの各手段による方法であって、
(a)分解手段により、記録されるべきN値レベル画像に関して、前記画像の少なくとも1つの画素を、N個の可能な値を有する主成分と、並びに(ai)前記主成分及び(aii)前記画像内の前記少なくとも1つの画素の位置に依存する、対応するランダム化副成分と、に分解する工程と、
(b)形成手段により、前記少なくとも1つの画素に対する前記主成分及び前記ランダム化副成分を転送媒体上に記録して不正顕示機能付文書を形成する工程と、
(c)抽出手段により、前記少なくとも1つの画素に対する前記主成分を不正顕示機能付文書から抽出する工程と、
(d)判定手段により、(di)前記抽出主成分と、(dii)前記不正顕示機能付文書上の前記少なくとも1つの画素の位置とに依存する、前記対応するランダム化副成分を判定する工程と、
(e)測定手段により、前記少なくとも1つの画素について印刷された前記ランダム化副成分を前記不正顕示機能付文書から測定する工程と、
(f)宣言手段により、測定された前記印刷ランダム化副成分が判定された前記ランダム化副成分と一致しない場合、前記不正顕示機能付文書の前記画素が改竄されたと宣言する工程と
を有することを特徴とする方法。 - 不正顕示機能付文書の妥当性検証を行うためのコンピュータシステムの各手段による方法であって、
(a)抽出手段により、検索パターン要素を、不正顕示機能付文書内の位置から抽出する工程と、
(b)選択手段により、少なくとも1つの所定のパターンのうちの、前記検索パターン要素の特性に対応する所定のパターンからパターン要素を選択する工程であって、該所定のパターンはそのパターン要素がそれぞれ位置に対応づけられたシーケンスであり、前記位置に対応する該パターン要素を選択する工程と、
(c)比較手段により、前記検索パターン要素と選択された前記パターン要素とを比較する工程と
を有することを特徴とする方法。 - 確定手段により、前記検索パターン要素が、選択された前記パターン要素と一致しない場合、前記不正顕示機能付文書内の前記位置における特性が改竄されたと確定する工程をさらに有することを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 前記特性が、前記不正顕示機能付文書の人間の読み手には可視であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの所定のパターンは、前記不正顕示機能付文書に記録された画像の画素値が取り得る値にそれぞれ対応するN個の暗号フィールドであることを特徴とする請求項10に記載の方法。
- 前記選択される前に、
(e)生成手段により、前記N個の暗号フィールドのそれぞれについて、パターン要素を生成する工程と、
(f)位置決め手段により、前記検索パターン要素の前記位置と暗号フィールド位置との関連付けが可能となるように、前記N個の暗号フィールドの各パターン要素を、各暗号フィールドについて、それぞれ前記記録された画像の各画素位置に対応づけて、前記暗号フィールドを位置決めする工程と
をさらに有することを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 位置決めマークが前記文書上に記録され、前記位置決めマークは、少なくとも2つの登録マークを有することを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 前記位置決めマークは、少なくとも1つの線形波形関数を有することを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 前記位置決めする工程(f)においては、前記暗号フィールドを前記記録された画像とブロック相関付けすることによって、前記暗号フィールドを位置決めすることを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 不正顕示機能付文書の妥当性検証を行うためのコンピュータシステムの各手段による方法であって、
(a)抽出手段により、不正顕示機能付文書に含まれる少なくとも1つの記録画素に対して、N個の可能な値を有する主成分を前記不正顕示機能付文書から抽出する工程と、
(b)判定手段により、少なくとも1つの所定のパターンのうちの、前記抽出主成分に対応する所定のパターンからパターン要素を選択し、該パターン要素に対応して予め定められたランダム化副成分を判定する工程であって、該所定のパターンはそのパターン要素がそれぞれ位置に対応づけられたシーケンスであり、前記少なくとも1つの記録画素の位置に対応する該パターン要素に対応して予め定められた対応するランダム化副成分を判定する工程と、
(c)測定手段により、前記少なくとも1つの画素に対応して前記不正顕示機能付文書上に記録されているランダム化副成分を、前記不正顕示機能付文書から測定する工程と、
(d)比較手段により、測定された前記ランダム化副成分と判定された前記ランダム化副成分とを比較する工程と
を有することを特徴とする方法。 - 確定手段により、測定された前記記録ランダム化副成分が判定された前記ランダム化副成分と一致しない場合、前記不正顕示機能付文書の前記記録画素が改竄されたと確定する工程をさらに有することを特徴とする請求項18に記載の方法。
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