JP5287072B2 - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、入力された画像データに対する改ざんを検知する画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、改ざん検知システムに関する。
近年の画像処理装置では、文書画像が印刷された印刷物に対する改ざんを検知する改ざん検知技術がある。改ざん検知技術では、改ざん検知の対象となる印刷物に改ざん検知用のドットパターン等が文書画像と共に埋め込まれており、画像処理装置が印刷物を読み取った際のドットパターンの変化に基づき印刷物に対する改ざんを検知することができる。
例えば特許文献1には、検出対象となる文書画像が改ざんされているか否かをチェックし、改ざんされている場合には改ざん箇所を強調した文書画像を表示させることが記載されている。
特開2005−192148号公報
従来の改ざん検知技術では、改ざん検知の結果が予め設定された形式で出力されるため、改ざん検知対象の文書画像の出力形式と、改ざん検知の結果の出力形式とが異なる場合がある。
例えば特許文献1記載の発明では、改ざん検知の結果として、改ざん箇所を強調した文書画像がディスプレイへ表示される。よって、例えば特許文献1記載の技術において改ざん検知対象となる文書画像をコピーする場合等、改ざん検知の結果はコピーされた文書画像には反映されない。このため特許文献1記載の技術では、改ざん検知の結果が反映された文書画像の印刷や、検知結果が反映された文書画像データの保存等を行うことができず、利便性が悪い。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべく成されたものであり、改ざん検知の結果を示すデータを改ざん検知対象の画像データの出力形式と同様の出力形式で出力することが可能な画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムを提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如き構成を採用した。
本発明は、画像データが入力される入力手段と、前記入力された画像データに対する改ざんを検知する改ざん検知手段と、前記改ざん検知手段により改ざんが検知された場合に、出力手段に設定された出力に係る設定情報を取得し、前記出力に係る設定情報に基づき、前記出力手段から出力される画像データのデータ形式に合わせた検知結果画像データを作成する検知結果作成手段と、を有する構成とした。
また本発明の画像処理装置において、前記検知結果作成手段は、前記改ざん検知手段により検知された改ざん箇所の画像データと、前記改ざん箇所の画像データを除く前記入力された画像データと、が異なる色で描画されるように前記検知結果画像データを作成する構成としても良い。
また本発明の画像処理装置において、前記出力手段から出力される画像データの形式には、CMYK形式、RGB形式が含まれるものとした。
また本発明の画像処理装置において、前記出力手段から出力される画像データの形式がCMYK形式であるとき、前記改ざん箇所の画像データは、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックのうち、何れか一色で描画される構成としても良い。
また本発明の画像処理装置において、前記改ざん箇所の画像データがマゼンダで描画され、前記改ざん箇所の画像データを除く前記入力された画像データがブラックで描画される構成としても良い。
また本発明の画像処理装置において、前記改ざん箇所の画像データと、前記改ざん箇所の画像データを除く前記入力された画像データとが同一の色で描画され、前記改ざん箇所の画像データが網点で描画される構成としても良い。
また本発明の画像処理装置において、前記改ざん箇所の画像データと、前記改ざん箇所の画像データを除く前記入力された画像データとがブラックで描画される構成としても良い。
また本発明の画像処理装置において、前記出力手段から出力される画像データの形式がRGB形式であるとき、前記改ざん箇所の画像データは、RGB形式の任意の色で描画される構成としても良い。
また本発明の画像処理装置において、前記検知結果作成手段は、前記出力手段から出力される画像データの形式がCMYK形式であり、且つ当該画像処理装置による画像データの印刷が不可能と判断されたとき、前記検知結果画像データをRGB形式で作成する構成としても良い。
また本発明の画像処理装置において、前記改ざん検知手段は、前記改ざん検知手段による検知結果を出力するか否かを判断し、前記検知結果作成手段は、前記検知結果を出力すると判断されたとき、前記検知結果画像データを作成する構成としても良い。
また本発明の画像処理装置は、前記入力手段より入力される画像データの入力処理を制御する入力フィルタと、前記出力手段による画像データの出力処理を制御する出力フィルタと、前記入力フィルタと前記出力フィルタとの間に接続されて画像データの加工処理を制御する加工フィルタと、前記入力フィルタから入力された画像データのレベルを前記改ざん検知手段で取り扱い可能なレベルに合わせる処理を行うマッチングフィルタと、前記各フィルタ同士を接続する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記入力フィルタと前記加工フィルタとの間に前記マッチングフィルタを接続し、前記マッチングフィルタは、
前記マッチングフィルタの後段に接続される前記出力フィルタから前記出力に係る設定情報を取得し、前記改ざん検知手段に渡す
また本発明の画像処理装置において、前記出力に係る設定情報は、前記マッチングフィルタの後段に接続される前記出力フィルタの種類を示す出力フィルタ情報と、前記出力フィルタに設定された出力設定情報を含む。
本発明は、画像データが入力される入力手順と、前記入力された画像データに対する改ざんを検知する改ざん検知手順と、前記改ざん検知手順において改ざんが検知された場合に、出力手段に設定された出力に係る設定情報を取得し、前記出力に係る設定情報に基づき、前記出力手段から出力される画像データのデータ形式に合わせた検知結果画像データを作成する検知結果作成手順と、を有する方法とした。
本発明は、演算処理装置と記憶装置とを有する画像処理装置に、画像データが入力される入力ステップと、前記入力された画像データに対する改ざんを検知する改ざん検知ステップと、前記改ざん検知ステップにおいて改ざんが検知された場合に、出力手段に設定された出力に係る設定情報を取得し、前記出力に係る設定情報に基づき、前記出力手段から出力される画像データのデータ形式に合わせた検知結果画像データを作成する検知結果作成ステップと、を実行させるプログラムとした。
本発明によれば、改ざん検知の結果を示すデータを改ざん検知対象の画像データの出力形式に合わせた出力形式で出力することができる。
本発明は、改ざん検知対象の画像データを出力する出力手段に設定された出力データのデータ形式に基づき、出力データのデータ形式と同様のデータ形式で改ざん検知の結果が反映された画像データを作成する検知結果作成手段を設けた。
(実施形態)
以下に図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の画像処理装置100の一例の構成図である。画像処理装置100は、それぞれバスBで相互に接続されているスキャン装置11、プロッタ装置12、ドライブ装置13、補助記憶装置14、メモリ装置15、演算処理装置16、インターフェース装置17、操作パネル18で構成される。
スキャン装置11は、スキャナエンジンとエンジン制御部等により構成されており、紙原稿等を読み込んで画像データとする。プロッタ装置12はプロッタエンジンとエンジン制御部等で構成されており、画像データを印刷用紙等の記録媒体に印刷する。インターフェース装置17は、モデム、LANカードなどで構成されており、画像処理装置100を公衆回線やネットワークに接続する為に用いられる。操作パネル18は、表示機能を有するタッチパネル等で実現され、画像処理装置100の操作ボタンや操作案内、処理の進捗等が表示される。
本発明の画像処理プログラムは、画像処理装置100を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。画像処理プログラムは例えば記録媒体19の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。画像処理プログラムを記録した記録媒体19は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、画像処理プログラムを記録した記録媒体19がドライブ装置13にセットされると、画像処理プログラムは記録媒体19からドライブ装置13を介して補助記憶装置14にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた画像処理プログラムは、インターフェース装置17を介して補助記憶装置14にインストールされる。
補助記憶装置14は、インストールされた画像処理プログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置15は、コンピュータの起動時に補助記憶装置14から画像処理プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置16はメモリ装置15に格納された画像処理プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
本実施形態の画像処理装置100のソフトウェアアーキテクチャには、パイプ&フィルタの概念が適用されている。画像処理装置100は後述する各フィルタを有し、各フィルタはパイプによって接続される。フィルタは、入力されたデータに対して変換を施し、その結果を出力する。パイプは、フィルタから出力されたデータを次のフィルタに伝達する。
すなわち、本実施形態の画像処理装置100では、各機能をデータに対する「変換」の連続として捉える。複合機の各機能は、データの入力、加工、及び出力によって構成されるものとして一般化することができる。そこで「入力」、「加工」、及び「出力」を「変換」として捉え、一つの「変換」を実現するソフトウェア部品がフィルタとして構成される。入力を実現するフィルタを特に「入力フィルタ」という。また、加工を実現するフィルタを特に「加工フィルタ」という。更に、出力を実現するフィルタを特に「出力フィルタ」という。尚各フィルタは独立しており、フィルタ間における依存関係(呼び出し関係)は基本的に存在しない。したがって、フィルタ単位で追加(インストール)又は削除(アンインストール)が可能とされている。
図2は、本発明の画像処理装置100のソフトウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の画像処理装置100は、ユーザインタフェース層110、コントロール層120、アプリケーションロジック層130、デバイスサービス層140、デバイス制御層150等より構成される。図中における各層の上下関係は、層間の呼び出し関係に基づいている。すなわち、図中において上にある層が下の層を呼び出す。
ユーザインタフェース層110は、機能(例えば、コピー、印刷、スキャン、FAX送信)の実行要求を受け付ける。ユーザインタフェース層110において受け付けられた要求は、コントロール層120に伝えられる。
コントロール層120は、要求された機能を実現するための処理を制御する。具体的には、コントロール層120は、要求された機能に応じてアプリケーションロジック層130に実装されたフィルタの組み合わせを決定する制御を行う。尚本実施形態において、「画像処理装置100の機能」とは、画像処理装置100がユーザに対して提供する一つのまとまった単位(要求が入力されて最終的な出力が得られるまで)のサービスと同義であり、ソフトウェア的には一つのまとまった単位のサービスを提供するアプリケーションと同義である。
アプリケーションロジック層130は、それぞれが画像処理装置100において提供される機能の一部を実現する部品群(フィルタ)が実装されている部分である。画像処理装置100では、アプリケーションロジック層130に実装されたフィルタを組み合わせることにより一つの機能が実現される。
アプリケーションロジック層130に実装されているフィルタには、フィルタの一種であるアクティビティ131、入力フィルタ132、マッチングフィルタ133、加工フィルタ134、出力フィルタ135が含まれる。
アクティビティ131は、コントロール層120により組み合わされたフィルタ同士を接続し、要求された機能を実現させる。
入力フィルタ132には、画像データを入力するためのフィルタである。入力フィルタ132には、スキャンフィルタ132a、FAX受信フィルタ132b、PC受信フィルタ132c等が含まれる。スキャンフィルタ132aは、スキャン装置11を動作させて紙原稿を画像データとし、この画像データを入力する。FAX受信フィルタ132bは、インターフェース装置17により公衆回線を介して画像データを受信(入力)する。PC受信フィルタ132cは、インターフェース装置17によりネットワークを介して接続されたコンピュータ等の外部装置から送信された画像データを受信(入力)する。
マッチングフィルタ133は、入力フィルタ132から入力された画像データのレベルを後述するデバイスサービス層140の改ざん検知部141で取り扱い可能なレベルに合わせる処理を行う。具体的にはマッチングフィルタ133は、入力フィルタ132から入力された画像データがカラーの画像データであった場合に、カラーの画像データをグレースケールの画像データへ変換する。
加工フィルタ134は、マッチングフィルタ133から入力された画像データの加工を行う。画像データの加工とは、例えば画像データの集約、回転、拡大、縮小、解像度変換、画像形式変換等である。
出力フィルタ135は、画像データを出力するためのフィルタである。出力フィルタ135には、印刷フィルタ135a、FAX送信フィルタ135b、文書登録フィルタ135c等が含まれる。印刷フィルタ135aは、プロッタ装置12を動作させて画像データを印刷させる。FAX送信フィルタ135bは、インターフェース装置17により公衆回線を介して画像データをFAX送信(出力)する。文書登録フィルタ135cは、補助記憶装置14内に設けられたデータベースに画像データを登録(出力)する。また文書登録フィルタ135cは、インターフェース装置17によりネットワークを介して接続された外部装置に画像データを登録(出力)しても良い。
デバイスサービス層140は、アプリケーションロジック層130における各フィルタから共通に利用される下位機能が実装されている部分である。本実施形態のデバイスサービス層140には、画像データの改ざん検知を行う改ざん検知部141が含まれる。改ざん検知部141は、入力フィルタ132から入力された画像データに対して改ざんが行われたか否かを検知する。本実施形態の改ざん検知部141は、後述する検知結果作成部142を有している。検知結果作成部142は、改ざん検知部141が改ざんを検知した際に、改ざん箇所を視認可能とする検知結果画像データを作成する。
デバイス制御層150は、デバイス(ハードウェア)を制御するドライバと呼ばれるプログラムモジュール群が実装されている部分である。例えばスキャン装置11を制御するスキャナ制御部、プロッタ装置12を制御するプロッタ制御部、補助記憶装置14に対するデータの読み書きを制御するメモリ制御部、インターフェース装置17による公衆回線(電話回線)やネットワークへの接続を制御する回線制御部、ネットワーク制御部等が含まれる。
次に図3を参照して本実施形態の画像処理装置100による改ざん検知について説明する。図3は、画像処理装置100による改ざん検知を説明する図である。
図3の例では、スキャン装置11により改ざん検知の対象となる検知対象画像20を読み取り、検知対象画像20に対する改ざん検知を行った結果が反映された検知結果画像30を出力する処理を説明する。
画像処理装置100において、ユーザインターフェース層110により検知対象画像20のコピー要求及び検知対象画像に対する改ざん検知要求を受け付けると、コントロール層120は、要求を実現するために必要となるフィルタの組み合わせを行う。コントロール層120は、コピー要求を実現するためのフィルタであるスキャンフィルタ132a、加工フィルタ134、印刷フィルタ135aと、改ざん検知を行うためのマッチングフィルタ133とを組み合わせ、この組み合わせをアプリケーションロジック層130へ通知する。
アプリケーションロジック層130においてアクティビティ131は、コントロール層120からフィルタの組み合わせの通知を受けて各フィルタを接続し、要求を実現するためのジョブの実行を指示する。
図3の例では、スキャンフィルタ132aの後段にマッチングフィルタ133が接続される。マッチングフィルタ133の後段に加工フィルタ134が接続される。加工フィルタ134の後段に印刷フィルタ135aが接続される。
スキャンフィルタ132aにより、検知対象画像20が読み取られて検知対象画像データとされると、検知対象画像データはマッチングフィルタ133へ渡される。マッチングフィルタ133は、検知対象画像データがカラーの画像データであった場合には、後述する理由によりグレースケールの画像データへ変換する。
マッチングフィルタ133は、グレースケールに変換された検知対象画像データ(以下、モノクロ検知対象画像データ)をデバイスサービス層140の改ざん検知部141へ渡す。また本実施形態のマッチングフィルタ133は、マッチングフィルタ133の後段に接続された出力フィルタ135から、出力フィルタ135の種類を示す情報(以下、出力フィルタ情報)と、出力フィルタ135に設定された出力設定に関する情報(以下、出力設定情報)とを取得し、改ざん検知部141へ渡す。
図3の例では、マッチングフィルタ133の後段の出力フィルタ135は、印刷フィルタ135aである。よってマッチングフィルタ133は、改ざん検知部141に出力フィルタ情報が印刷フィルタ135aであることを通知する。また図3の例では、印刷フィルタ135aにおいてモノクロ出力が設定されている。よってマッチングフィルタ133は、出力設定情報がモノクロであることを改ざん検知部141へ通知する。
改ざん検知部141は、モノクロ検知対象画像データを用いて検知対象画像20が改ざんされたか否かを検知する処理を行う。改ざん検知部141は、改ざんを検知した場合は、モノクロ検知対象画像データ、出力フィルタ情報、出力設定情報を検知結果作成部142へ渡す。
ここで改ざん検知部141による改ざん検知を行う際の前提について説明する。
図4は、改ざん検知を行う際の前提を説明する図であり、図4(A)は改ざん前の検知対象画像20Aの一例を示し、図4(B)は改ざんされた検知対象画像20Bの一例を示す図である。
本実施形態の改ざん検知部141では、検知対象画像20Aに、予め改ざん検知用のドットパターン15Aが埋め込まれている場合に改ざん検知を行うことができる。検知対象画像20Aには、図4(A)に示すように、検知対象画像20Aに描画された画像23の背景にドットパターン25Aが埋め込まれている。図4(A)の検知対象画像20Aが、図4(B)に示すように、文字が追記(改ざん)された場合、改ざんされた箇所である改ざん領域26内のドットパターン25Bはドットパターン25Aと異なるパターンとなる。改ざん検知部141は、このドットパターンの相違により改ざんを検知する。
図3へ戻って、検知結果作成部142は、モノクロ検知対象画像データ、出力フィルタ情報、出力設定情報を受け取ると、改ざん検知部141の検知結果が反映された画像データ(以下、検知結果画像データ)を生成する。
ここで検知結果作成部142は、出力フィルタ情報、出力設定情報に基づき、出力フィルタ135から出力される画像データのデータ形式と同様のデータ形式で検知結果画像データを作成する。図3の例では、出力フィルタ情報は印刷フィルタ135aであり、出力設定情報はモノクロである。よって検知結果作成部142は、CMYK形式のK版のみを用いた検知結果画像データを作成する。検知結果作成部142の処理の詳細は後述する。
検知結果作成部142により作成された検知結果画像データは、マッチングフィルタ133へ渡される。マッチングフィルタ133は、検知結果画像データを加工フィルタ134へ渡す。加工フィルタ134は、検知結果画像データに対し検知対象画像20のコピー要求に対応した加工を行う。例えば検知対象画像20のコピー要求に、検知対象画像20の縮小が含まれていた場合、加工フィルタ134は検知結果画像データの縮小処理を行う。
尚本実施形態では、マッチングフィルタ133が出力フィルタ135から取得した出力フィルタ情報、出力設定情報が改ざん検知部141に渡される構成として説明したが、これに限定されない。例えば出力フィルタ情報と出力設定情報は、ユーザにより操作パネル18を用いて予め設定された情報として、メモリ装置15等に記憶されていても良い。その場合改ざん検知部141は、記憶された出力フィルタ情報と出力設定情報を読み出しても良い。
加工フィルタ134は、加工済みの検知結果画像データを印刷フィルタ135aへ渡す。検知結果画像データは、印刷フィルタ135aで取り扱いが可能なCMYK形式の画像データである。印刷フィルタ135aは渡された検知結果画像データを印刷する。検知結果画像データが印刷されると、改ざん検知結果が反映された検知結果画像30となる。
次に、図5を参照して本実施形態の検知結果作成部142の処理を説明する。図5は検知結果作成部142の処理を説明するためのフローチャートである。
画像処理装置100において、改ざん検知部141が検知結果画像データを取得すると(ステップS501)、改ざん検知部141は改ざん検知を行う(ステップS502)。改ざん検知処理が終了すると、改ざん検知部141はデバイス制御層150を介して検知結果を操作パネル18に表示させる(ステップS503)。図6は、操作パネル18に検知結果が表示された例を示す図である。
改ざん検知部141による改ざん検知の結果、改ざんが検知されない場合(ステップS504)、改ざん検知部141の処理は終了する。改ざんが検知された場合(ステップS504)、改ざん検知部141は検知結果を出力するか否かを確認する(ステップS505)。本実施形態では、改ざん検知部141による検知結果を出力するか否かを設定することができる。この設定は、例えば改ざん検知要求を受ける際、検知結果出力無しの場合、アクティビティ131が加工フィルタ134及び出力フィルタ135aを接続せず、出力しないことを改ざん検知部141へ渡して処理を行っても良い。
ステップS505において、検知結果を出力しない設定となっていた場合、改ざん検知部141は、デバイス制御層150を介して操作パネル18に改ざんを検知したことを示すメッセージ等を表示させる。このとき改ざん検知部141は、改ざんがあった箇所を示す情報等をメッセージと共に操作パネル18に表示させても良い。
ステップS505において、検知結果を出力する設定となっていた場合、改ざん検知部141は、出力フィルタ情報、出力設定情報、モノクロ検知対象画像データを検知結果作成部142へ渡す。検知結果作成部142は、出力フィルタ情報と出力設定情報とに基づき、検知結果画像データのデータ形式を決定する(ステップS507)。
始めに、ステップS507において出力フィルタ情報が印刷フィルタ135aであり、出力設定情報がカラーであった場合について説明する。尚本実施形態では、出力設定情報がカラーであった場合、改ざん検知の結果のみをカラーで描画する。
検知結果作成部142は、出力フィルタ情報と出力設定情報とに基づき、検知結果画像データをカラーのCMYK形式の画像データとして作成することを決定する(ステップS508)。検知結果作成部142は、K(ブラック)版に描画されるモノクロ検知対象画像データを作成する(ステップS509)。尚K版に描画されるモノクロ検知対象画像データは、改ざん領域26(図4(B)参照)内の画像データを含まなくても良い。
次に検知結果作成部142は、M(マゼンダ)版に描画される画像データとして、改ざん検知部141により検知された改ざん領域26内に形成された画像データ、すなわち改ざんの検知結果を作成する(ステップS510)。
検知結果作成部142は、K版に描画される画像データと、M版に描画される画像データとを検知結果画像データとし、マッチングフィルタ133を介して検知結果画像データを出力フィルタ135である印刷フィルタ135aへ渡す(ステップS511)。
印刷フィルタ135aは、検知結果画像データが渡されると、K版にモノクロ検知対象画像を描画し、M版に検知結果の画像を描画し、この2つの画像データを重畳させた画像を検知結果画像30として出力する。
図7に、検知結果画像30の例を示す。図7(A)は、改ざん箇所がカラーで描画された検知結果画像の例である。図7(A)に示す検知結果画像30には、画像23とドットパターン25Aとがモノクロ画で描画されている。さらに検知結果画像30には、改ざん領域26内の画像がマゼンダで描画されている。すなわち図7(A)の検知結果画像30では白抜きで表示された箇所が改ざんされた画像としてマゼンダで描画される。
このように本実施形態では、改ざん検知の結果を示す画像データを改ざん検知対象の画像データの出力形式と同様の出力形式で出力することができる。また本実施形態によれば、改ざん箇所の画像のみがマゼンダで描画され、改ざん箇所の画像以外の画像はモノクロで描画されることとなり、改ざん箇所が視認可能な画像となる。
以下に、本実施形態において、改ざん箇所以外の画像データがモノクロで描画される理由について説明する。
本実施形態の改ざん検知部141は、モノクロの画像データに対してのみ改ざん検知を行う。本実施形態の改ざん検知部141による改ざん検知は、検知対象画像に埋め込まれたドットパターン15(図4参照)の欠けに基づき行われる。したがって改ざん検知部141による改ざん検知では、画像データ(ドットパターン)の有無のみを判別できればよく、画像データの色を判別する必要がない。よって本実施形態の改ざん検知部141は、モノクロの画像データに対してのみ改ざん検知を行うようにした。
また改ざん検知部141でモノクロの画像データしか取り扱わないため、改ざん検知部141に入力される画像データを全てモノクロとする必要がある。そこで本実施形態では、入力フィルタ132から入力された画像データがカラーの画像データであった場合、マッチングフィルタ133によりカラーの画像データをグレースケールの画像データに変換する。
尚図5の説明では、改ざん箇所がマゼンダで描画される構成としたが、これに限定されない。改ざん箇所の画像は、改ざん箇所以外の画像(画像23とドットパターン25A)と異なる色で描画されれば良い。例えば改ざん結果を示す画像データはC版に描画されても良いし、Y版に描画されても良い。
また図5の説明では、改ざん箇所以外の画像がブラックで描画されるものとしたが、これに限定されない。改ざん箇所以外の画像は、ブラック以外の色で描画されても良い。この場合画像23とドットパターン25Aが、K版以外の版で、改ざん箇所の画像が描画される版と異なる版に描画されれば良い。また、改ざん箇所の画像の色と改ざん箇所以外の画像の色の組み合わせは、2色が異なる色であれば、ユーザにより任意に設定されて良い。
また本実施形態の改ざん検知部141は、モノクロ画像に対してのみ改ざん検知を行う構成としたが、これに限定されない。改ざん検知部141は、カラー画像に対しても改ざん検知を行っても良い。この場合検知結果画像データは、カラー画像で作成されるが、改ざん箇所を視認可能に作成されることが好ましい。
図5に戻って、次に、ステップS507において出力フィルタ情報が印刷フィルタ135aであり、出力設定情報がモノクロであった場合について説明する。
検知結果作成部142は、出力フィルタ情報と出力設定情報とに基づき、検知結果画像データをモノクロのCMYK形式の画像データとして作成することを決定する(ステップS512)。検知結果作成部142は、K版に描画されるモノクロ検知対象画像データを作成する(ステップS513)。次に検知結果作成部142は、改ざん領域26内の画像が網点で描画されるように、検知結果の画像データを作成する(ステップS514)。
検知結果作成部142は、作成した2つの画像データを検知結果画像データとしてマッチングフィルタ133を介して印刷フィルタ135aへ渡す(ステップS511)。印刷フィルタ135aは、この2つの画像データに基づきK版にモノクロ検知対象画像と検知結果の画像を描画し検知結果画像30として出力する。
図7(B)に、改ざん箇所が網点で描画された検知結果画像の例を示す。図7(B)に示す検知結果画像30では、改ざん領域26内の画像が網点で描画される。図7(B)の検知結果画像30では、改ざん領域26内の画像を太字等で描画するようにした。したがって図7(B)に示す検知結果画像30では、改ざん検知の結果を示す画像データを改ざん検知対象の画像データの出力形式と同様の出力形式で出力することができる。また本実施形態によれば、改ざん箇所の画像のみが太字で描画されることとなり、改ざん箇所が視認可能な画像となる。
図5に戻って、次に、ステップS507において出力フィルタ情報が文書登録フィルタ135cであり、出力設定情報がカラーであった場合について説明する。
検知結果作成部142は、出力フィルタ情報と出力設定情報とに基づき、検知結果画像データをカラーのRGB形式の画像データとして作成することを決定する(ステップS515)。検知結果作成部142は、RGB形式で描画されるモノクロ検知対象画像データを作成する(ステップS516)。次に検知結果作成部142は、改ざん領域26内の画像が任意の色や網点等で描画されるように、検知結果の画像データを作成する(ステップS517)。改ざん領域26内の画像データは、例えば予め設定された任意の色で描画されても良い。また改ざん領域26内の画像は、予め網点で描画されるように設定されていても良い。検知結果作成部142は、作成した2つの画像データを検知結果画像データとしてマッチングフィルタ133を介して文書登録フィルタ135cへ渡す(ステップS511)。文書登録フィルタ135cは、この2つの画像データに基づき検知結果が反映されたRGB形式の画像データを作成し、検知結果画像データ30Dとして出力する。尚検知結果画像データ20Dは、例えばPDFファイル等で補助記憶装置14等に登録されて格納されても良い。
図7(C)に、改ざん箇所が赤色で描画された検知結果画像データ30Dの例を示す。図7(C)に示す検知結果画像データ30Dは、改ざん領域26内の画像が赤色で表示される。例えば検知結果画像データ30Dが、画像処理装置100の操作パネル18やネットワークを介して画像処理装置100と接続されたコンピュータのディスプレイ等に表示された場合、図7(C)の改ざん領域26内の画像が赤色で表示される。また図7(C)の検知結果画像データ30Dが表示されたとき、改ざん領域26内の画像を太字等で表示しても良い。したがって図7(C)に示す検知結果画像データ20Dでは、改ざん箇所を視認可能に表示させることができる。
このように本実施形態では、改ざん検知の結果を示す画像データを改ざん検知対象の画像データの出力形式と同様の出力形式で出力することができる。また本実施形態によれば、改ざん箇所の画像のみが赤字で表示されることとなり、改ざん箇所が視認可能な画像となる。
尚図5のステップS507において、出力フィルタ情報が印刷フィルタ135aであり、且つ画像処理装置100による画像データの印刷が不可能であった場合には、検知結果作成部142は、ステップS515以降の処理を行っても良い。画像処理装置100による画像データの印刷が不可能な場合とは、例えば画像処理装置100の給紙トレイ内に印刷用紙が収納されていない紙切れの場合等である。
(変形例)
以下に図8を参照して本実施形態の変形例について説明する。図8は、本発明の実施形態の変形例を説明する図である。
変形例では、上記実施形態の画像処理装置100の有する改ざん検知部141の有する検知結果作成部142を画像処理装置100の残し、改ざん検知機能を外部のサーバ200に設け、改ざん検知システム300とした。
画像処理装置100Aは、デバイスサービス層140に検知結果作成部142Aを有する。検知結果作成部142Aは、サーバ200から送信される改ざん検知の結果に基づき、出力フィルタから出力される画像データのデータ形式と同様のデータ形式で検知結果画像データを作成する。
サーバ200は、演算処理装置と記憶装置とを有する一般のコンピュータで実現される。サーバ200は、画像処理装置100の改ざん検知部141の有する改ざん検知機能のみを実現する改ざん検知部141Aを有する。サーバ200は、画像処理装置100Aに入力された検知対象画像データに対する改ざんを検知する。
画像処理装置100Aとサーバ200とは、ネットワーク400を介して接続されている。画像処理装置100Aは、検知対象画像20をスキャンすることで検知対象画像データを取得し、ネットワーク400を介して検知対象画像データをサーバ200へ送信する。サーバ200は、検知対象画像データを受信すると改ざん検知部141Aにより改ざん検知を行う。そしてサーバ200は、改ざん検知結果を示す情報(以下、検知結果情報)を画像処理装置100Aへ送信する。
サーバ200から送信される検知結果情報は、例えば改ざんの有無を示す情報、改ざん箇所を示す情報等が含まれる。検知結果作成部142Aは、画像処理装置100Aが検知結果情報を受信すると、検知結果情報に基づき検知結果画像データを作成する。検知結果作成部142Aによる検知結果画像データの作成は、上述した通りである。
変形例では、上記構成により実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の画像処理装置100の一例の構成図である。 本発明の画像処理装置100のソフトウェア構成の一例を示す図である。 画像処理装置100による改ざん検知を説明する図である。 改ざん検知を行う際の前提を説明する図である。 検知結果作成部142の処理を説明するためのフローチャートである。 操作パネル18に検知結果が表示された例を示す図である。 検知結果画像30の例を示す図である。 本発明の実施形態の変形例を説明する図である。
符号の説明
検知対象画像 20
検知結果画像 30
100 画像処理装置
110 ユーザインターフェース層
120 コントロール層
130 アプリケーションロジック層
140 デバイスサービス層
150 デバイス制御層
141 改ざん検知部
142 検知結果作成部
200 サーバ

Claims (13)

  1. 画像データが入力される入力手段と、
    前記入力された画像データに対する改ざんを検知する改ざん検知手段と、
    前記改ざん検知手段により改ざんが検知された場合に、出力手段に設定された出力に係る設定情報を取得し、前記出力に係る設定情報に基づき、前記出力手段から出力される画像データのデータ形式に合わせた検知結果画像データを作成する検知結果作成手段と、
    前記入力手段より入力される画像データの入力処理を制御する入力フィルタと、
    前記出力手段による画像データの出力処理を制御する出力フィルタと、
    前記入力フィルタと前記出力フィルタとの間に接続されて画像データの加工処理を制御する加工フィルタと、
    前記入力フィルタから入力された画像データのレベルを前記改ざん検知手段で取り扱い可能なレベルに合わせる処理を行うマッチングフィルタと、
    前記各フィルタ同士を接続する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記入力フィルタと前記加工フィルタとの間に前記マッチングフィルタを接続し、
    前記マッチングフィルタは、
    前記マッチングフィルタの後段に接続される前記出力フィルタから前記出力に係る設定情報を取得し、前記改ざん検知手段に渡す画像処理装置。
  2. 前記検知結果作成手段は、
    前記改ざん検知手段により検知された改ざん箇所の画像データと、
    前記改ざん箇所の画像データを除く前記入力された画像データと、が異なる色で描画されるように前記検知結果画像データを作成する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記出力手段から出力される画像データの形式には、CMYK形式、RGB形式が含まれる請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記出力手段から出力される画像データの形式がCMYK形式であるとき、
    前記改ざん箇所の画像データは、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックのうち、何れか一色で描画される請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記改ざん箇所の画像データがマゼンダで描画され、前記改ざん箇所の画像データを除く前記入力された画像データがブラックで描画される請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記改ざん箇所の画像データと、前記改ざん箇所の画像データを除く前記入力された画像データとが同一の色で描画され、
    前記改ざん箇所の画像データが網点で描画される請求項3又は4記載の画像処理装置。
  7. 前記改ざん箇所の画像データと、前記改ざん箇所の画像データを除く前記入力された画像データとがブラックで描画される請求項6記載の画像処理装置。
  8. 前記出力手段から出力される画像データの形式がRGB形式であるとき、
    前記改ざん箇所の画像データは、RGB形式の任意の色で描画される請求項3記載の画像処理装置。
  9. 前記検知結果作成手段は、
    前記出力手段から出力される画像データの形式がCMYK形式であり、且つ当該画像処理装置による画像データの印刷が不可能と判断されたとき、
    前記検知結果画像データをRGB形式で作成する請求項3ないし8の何れか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記改ざん検知手段は、前記改ざん検知手段による検知結果を出力するか否かを判断し、
    前記検知結果作成手段は、前記検知結果を出力すると判断されたとき、前記検知結果画像データを作成する請求項1ないし8の何れか一項に記載の画像処理装置。
  11. 前記出力に係る設定情報は、
    前記マッチングフィルタの後段に接続される前記出力フィルタの種類を示す出力フィルタ情報と、前記出力フィルタに設定された出力設定情報を含む請求項1乃至10の何れか一項に記載の画像処理装置。
  12. 入力手段により入力される画像データの入力処理を制御する入力制御手順と、
    前記入力され画像データに対する改ざんを検知する改ざん検知手段による改ざん検知手順と、
    前記改ざん検知手順において改ざんが検知された場合に、出力手段に設定された出力に係る設定情報を取得し、前記出力に係る設定情報に基づき、前記出力手段から出力される画像データのデータ形式に合わせた検知結果画像データを作成する検知結果作成手順と、
    前記出力手段による画像データの出力処理を制御する出力制御手順と、
    前記入力制御手順と前記出力制御手順との間で行われる画像データの加工処理を制御する加工制御手順と、
    前記入力制御手順から入力された画像データのレベルを前記改ざん検知手順において取り扱い可能なレベルに合わせる処理を行うマッチング手順と、
    前記各制御手順の実行を制御する制御手順と、を有し、
    前記制御手順は、
    前記入力制御手順と前記加工制御手順との間で前記マッチング手順を実行し、
    前記マッチング手順は、
    前記出力手段から前記出力に係る設定情報を取得し、前記改ざん検知手段に渡す画像処理方法。
  13. 演算処理装置と記憶装置とを有する画像処理装置に、
    入力手段により入力される画像データの入力処理を制御する入力制御ステップと、
    前記入力され画像データに対する改ざんを検知する改ざん検知手段による改ざん検知ステップと、
    前記改ざん検知ステップにおいて改ざんが検知された場合に、出力手段に設定された出力に係る設定情報を取得し、前記出力に係る設定情報に基づき、前記出力手段から出力される画像データのデータ形式に合わせた検知結果画像データを作成する検知結果作成ステップと、
    前記出力手段による画像データの出力処理を制御する出力制御ステップと、
    前記入力制御ステップと前記出力制御ステップとの間で行われる画像データの加工処理を制御する加工制御ステップと、
    前記入力制御ステップにおいて入力された画像データのレベルを前記改ざん検知ステップにおいて取り扱い可能なレベルに合わせる処理を行うマッチングステップと、
    前記各制御ステップの実行を制御する制御ステップと、を実行させ、
    前記制御ステップは、
    前記入力制御ステップと前記加工制御ステップとの間で前記マッチングステップを実行させ、
    前記マッチングステップは、
    前記出力手段から前記出力に係る設定情報を取得し、前記改ざん検知手段に渡す処理を実行させる画像処理プログラム。
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