JP2007158808A - 画像処理装置、その装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、その装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 出力用紙が色紙である場合には、ユーザにより指定された色の地紋画像データを出力すると、地紋画像の効果が保証されない可能性がある。例えば、シアン色の出力用紙上にシアン色の地紋画像データを画像形成した場合には、当該画像形成後の地紋付き画像をコピーしても顕像化の度合いが弱くなってしまう可能性がある。
【解決手段】 出力用紙が色紙に設定されている場合には、たとえ地紋画像印刷を行っても、地紋画像の効果が保証されない可能性があることを警告表示する、又は色紙の色情報に基づいて最適な地紋画像の色を決定する。
【選択図】 図15

Description

本発明は、地紋画像データを生成可能な画像処理装置及び、その装置の制御方法及び、その方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラム、そのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
偽造防止用紙と呼ばれる特殊な用紙が存在する。この偽造防止用紙には、人間が一見しても見えないように「COPY」などの文字列が埋め込まれている。なお、偽造防止用紙を複写することで得られる複写物上では、この埋め込まれた文字列は浮び上がる。そのため、こうした偽造防止用紙を用いて作成された文書は、その複写物とは容易に区別することができる。また、文書の複写物の使用を躊躇させることができる。
偽造防止用紙はこうした効果があるため、住民票や帳票などを作成する際に利用されてきた。しかし、偽造防止用紙は普通紙と比較して値段が高いという問題があった。また、用紙の製作時に埋め込まれた文字列しか複写物上で浮び上がらないという問題があった。
こうした状況の中、近年では、偽造防止用紙と同様の効果を得ることができる新しい技術が注目されている。これは、コンピュータを用いて作成した原稿データ及び地紋(複写牽制地紋と呼ばれることもある)画像データをプリンタ内部で合成し、この合成により得られた地紋付き画像データを普通紙に出力するという技術である。なお、この地紋画像には文字列などが埋め込まれている。そのため、地紋付き画像を複写することで得られる複写物上では、偽造防止用紙を用いた場合と同様に埋め込まれていた文字列が浮び上がる。なお、この技術は普通紙を利用するため、偽造防止用紙を利用する場合に比べて安価に原本を作成することが可能であるという利点がある。またこの技術では、原本を作成する度に新たな地紋画像データを生成することが可能である。そのため、この技術には、地紋画像の色や埋め込み文字列などを自由に設定することが可能であるという利点がある。
ところで、この地紋画像は複写物上で「残る」領域及び「消える」(あるいは「前記の残る領域に比べて薄くなる」)領域から構成される。なお、これら2つの領域における反射濃度は原本上ではほぼ同じとなっている。そのため、人間の目には「COPY」などの文字列が埋め込まれていることが分らない。ここで「残る」とは、原本における画像が複写物上で正確に再現されることである。また「消える」とは、原本における画像が複写物上では再現されないことである。なお、反射濃度は反射濃度計により測定される。
以降、複写物上で「残る」領域を「潜像部」と称し、複写物上で「消える」(あるいは「前記の残る領域に比べて薄くなる」)領域を「背景部」と称する。
図24は、地紋画像におけるドットの状態を示す図である。同図でドットが集中して配置されている領域が潜像部であり、ドットが分散して配置されている領域が背景部である。この2つの領域におけるドットは、それぞれ異なる網点処理や異なるディザ処理により生成されている。例えば、潜像部のドットは低い線数の網点処理により、また背景部のドットは高い線数の網点処理により生成されている。あるいは、潜像部のドットはドット集中型ディザマトリクスを用いて、また背景部のドットはドット分散型ディザマトリクスを用いて生成されている。
ところで、複写機の再現能力は、複写機が有する入力解像度や出力解像度に依存する。そのため、複写機の再現能力には限界が存在する。これにより、地紋画像の潜像部におけるドットが複写機で再現可能なドットより大きく形成され、かつ背景部におけるドットが再現可能なドットより小さく形成されている場合には、複写物上では潜像部におけるドットは再現されるが、背景部におけるドットは再現されにくい。結果として、複写物上では、潜像部が背景部に比べてより濃く再現される。以後、複写物上で潜像部が背景部より濃く再現されることで、埋め込まれていた文字列などが浮び上がったように見えることを顕像化と称する。
図25(a)および(b)は、この顕像化を示す図である。集中したドット(大きなドット)は複写物上で再現され、分散したドット(小さなドット)は複写物上で正確に再現されないことを同図は概念的に示している。
なお、地紋画像は上記構成に限定されるものではなく、複写物上で人間が認識可能に「COPY」などの文字列や記号あるいは模様などが現れる(顕像化する)ように構成されていればよい。また、複写物上で「COPY」などの文字列が白抜き状態で示されても、その地紋画像は目的を達成しているといえる。この場合「COPY」の領域を背景部と呼ぶことは言うまでもない。
特許文献1には、ユーザにより指定された色の地紋画像データを生成する技術が開示されている。
特開2005−094326
しかしながら、出力用紙が色紙である場合には、ユーザにより指定された色の地紋画像データを出力すると、地紋画像の効果が保証されない可能性がある。例えば、シアン色の出力用紙上にシアン色の地紋画像データを画像形成した場合には、当該画像形成後の地紋付き画像をコピーしても顕像化の度合いが弱くなってしまう可能性がある。
上記課題を解決するために、本発明における画像処理装置は以下の構成を有する。即ち、地紋印刷設定がされているか否かを判別する判別手段と、出力用紙が白か否かを判定手段と、前記判別手段で地紋印刷設定がされていると判別され、かつ前記判定手段で出力用紙が白でないと判定された場合に、警告表示を行う表示手段とを有する。
地紋画像の効果が保証されないようなコピー用紙上に地紋付き原稿画像データが画像形成されることを防止することができる。
以下では、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、以下の実施形態においては、潜像文字列や潜像記号を地紋画像の潜像部に設定し、任意のコンテンツ画像と合成して原本(オリジナルの印刷物)を出力するものとする。また、複写物において背景部が潜像部に対して薄くなることで潜像文字列や潜像記号が浮び上がって見えるものとして説明を行う。
しかしながら、本発明における地紋画像はこれに限られるものではない。例えば、上述したように潜像文字列や潜像記号を背景部として設定し、かつ、背景部の周囲の領域を潜像部として設定することで、複写物上で潜像文字列や潜像記号が白抜き表現される形態であってもよい。
なお、本発明は地紋画像の種類やその生成処理、色、形状、サイズなどによって規定されるものではない。
また、原本の潜像部と背景部にそれぞれ異なるドットパターンを配置することで、複写物上での潜像部と背景部に異なるモアレを生じさせ反射濃度差を生じさせることも可能である。
また、地紋画像をドットでなく万線を用いて形成するなどの考慮されうる様々な手法が代用可能である。
<印刷システム(図1)>
続いて、実施例1について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。このシステムではホストコンピュータ40及び3台の画像形成装置(10,20,30)がLAN50に接続されているが、本発明における印刷システムにおいては、これらの接続数に限られることはない。また、本実施例では接続方法としてLANを適用しているが、これに限られることはない。例えば、WAN(公衆回線)などの任意のネットワーク、USBなどのシリアル伝送方式、セントロニクスやSCSIなどのパラレル伝送方式なども適用可能である。
ホストコンピュータ(以下、PCと称する)40はパーソナルコンピュータの機能を有している。このPC40はLAN50やWANを介してFTPやSMBプロトコルを用いファイルを送受信したり電子メールを送受信したりすることができる。またPC40から画像形成装置10、20、30に対して、プリンタドライバを介した印字命令を行うことが可能となっている。
画像形成装置10と20は同じ構成を有する装置である。画像形成装置30はプリント機能のみの画像形成装置であり、画像形成装置10や20が有するスキャナ部を有していない。以下では、説明の簡単のために、画像形成装置10、20のうちの画像形成装置10に注目して、その構成を詳細に説明する。
画像形成装置10は、画像入力デバイスであるスキャナ部13、画像出力デバイスであるプリンタ部14、画像形成装置10全体の動作制御を司るコントローラ11、ユーザインターフェース(UI)である操作部12から構成される。
<画像形成装置10(図2)>
画像形成装置10の外観を図2に示す。スキャナ部13は、原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報を電気信号に変換する。スキャナ部はさらに電気信号をR,G,B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとしてコントローラ11に対して出力する。
なお、原稿は原稿フィーダ201のトレイ202にセットされる。ユーザが操作部12から読み取り開始を指示すると、コントローラ11からスキャナ部13に原稿読み取り指示が与えられる。スキャナ部13は、この指示を受けると原稿フィーダ201のトレイ202から原稿を1枚ずつフィードして、原稿の読み取り動作を行う。なお、原稿の読み取り方法は原稿フィーダ201による自動送り方式ではなく、原稿を不図示のガラス面上に載置し露光部を移動させることで原稿の走査を行う方法であってもよい。
プリンタ部14は、コントローラ11から受け取った画像データを用紙上に形成する画像形成デバイスである。なお、本実施例において画像形成方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式となっているが、本発明はこれに限られることはない。例えば、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に印字するインクジェット方式などでも適用可能である。また、プリンタ部14には、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きを選択可能とする複数の用紙カセット203、204、205が設けられている。排紙トレイ206には印字後の用紙が排出される。
<コントローラ11の詳細説明(図3)>
図3は、画像形成装置10のコントローラ11の構成をより詳細に説明するためのブロック図である。
コントローラ11はスキャナ部13やプリンタ部14と電気的に接続されており、一方ではLAN50やWAN331を介してPC40や外部の装置などと接続されている。これにより画像データやデバイス情報の入出力が可能となっている。
CPU301は、ROM303に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御すると共に、コントローラ内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM302は、記憶した内容を電源off後も保持しておくSRAM及び電源off後には記憶した内容が消去されてしまうDRAMにより構成されている。ROM303には装置のブートプログラムなどが格納されている。HDD304はハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納することが可能となっている。
操作部I/F305は、システムバス310と操作部12とを接続するためのインターフェース部である。この操作部I/F305は、操作部12に表示するための画像データをシステムバス310から受け取り操作部12に出力すると共に、操作部12から入力された情報をシステムバス310へと出力する。
NetworkI/F306はLAN50及びシステムバス310に接続し、情報の入出力を行う。Modem307はWAN331及びシステムバス310に接続しており、情報の入出力を行う。2値画像回転部308は送信前の画像データの方向を変換する。2値画像圧縮・伸張部309は、送信前の画像データの解像度を所定の解像度や相手能力に合わせた解像度に変換する。なお圧縮及び伸張にあたってはJBIG、MMR、MR、MHなどの方式が用いられる。画像バス330は画像データをやり取りするための伝送路であり、PCIバス又はIEEE1394で構成されている。
スキャナ画像処理部312は、スキャナ部13からスキャナI/F311を介して受け取った画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。なお、スキャナ画像処理部312は、受け取った画像データがカラー原稿か白黒原稿かや、文字原稿か写真原稿かなどを判定する。そして、その判定結果を画像データに付随させる。こうした付随情報を像域データと称する。このスキャナ画像処理部312で行われる処理の詳細については後述する。
圧縮部313は画像データを受け取り、この画像データを32画素x32画素のブロック単位に分割する。なお、この32×32画素の画像データをタイルデータと称する。図4は、このタイルデータを概念的に表している。原稿(読み取り前の紙媒体)において、このタイルデータに対応する領域をタイル画像と称する。なおタイルデータには、その32×32画素のブロックにおける平均輝度情報やタイル画像の原稿上の座標位置がヘッダ情報として付加されている。さらに圧縮部313は、複数のタイルデータからなる画像データを圧縮する。伸張部316は、複数のタイルデータからなる画像データを伸張した後にラスタ展開してプリンタ画像処理部315に送る。
プリンタ画像処理部315は、伸張部316から送られた画像データを受け取り、この画像データに付随させられている像域データを参照しながら画像データに画像処理を施す。画像処理後の画像データは、プリンタI/F314を介してプリンタ部14に出力される。このプリンタ画像処理部315で行われる処理の詳細については後述する。
画像変換部317は、画像データに対して所定の変換処理を施す。この処理部は以下に示すような処理部により構成される。
伸張部318は受け取った画像データを伸張する。圧縮部319は受け取った画像データを圧縮する。回転部320は受け取った画像データを回転する。変倍部321は受け取った画像データに対し解像度変換処理(例えば600dpiから200dpi)を行う。色空間変換部322は受け取った画像データの色空間を変換する。この色空間変換部322は、マトリクス又はテーブルを用いて公知の下地飛ばし処理を行ったり、公知のLOG変換処理(RGB→CMY)を行ったり、公知の出力色補正処理(CMY→CMYK)を行ったりすることができる。2値多値変換部323は受け取った2階調の画像データを256階調の画像データに変換する。逆に多値2値変換部324は受け取った256階調の画像データを誤差拡散処理などの手法により2階調の画像データに変換する。
合成部327は受け取った2つの画像データを合成し1枚の画像データを生成する。なお、2つの画像データを合成する際には、合成対象の画素同士が持つ輝度値の平均値を合成輝度値とする方法や、輝度レベルで明るい方の画素の輝度値を合成後の画素の輝度値とする方法が適用される。また、暗い方を合成後の画素とする方法の利用も可能である。さらに合成対象の画素同士の論理和演算、論理積演算、排他的論理和演算などで合成後の輝度値を決定する方法なども適用可能である。これらの合成方法はいずれも周知の手法である。間引き部326は受け取った画像データの画素を間引くことで解像度変換を行い、1/2,1/4,1/8などの画像データを生成する。移動部325は受け取った画像データに余白部分をつけたり余白部分を削除したりする。
RIP328は、PC40などから送信されたPDLコードデータを元に生成された中間データを受け取り、ビットマップデータ(多値)を生成する。
<スキャナ画像処理部312の詳細説明(図5)>
図5にスキャナ画像処理部312の内部構成を示す。
スキャナ画像処理部312はRGB各8bitの輝度信号からなる画像データを受け取る。この輝度信号は、マスキング処理部501によりCCDのフィルタ色に依存しない標準的な輝度信号に変換される。
フィルタ処理部502は、受け取った画像データの空間周波数を任意に補正する。この処理部は、受け取った画像データに対して、例えば7×7のマトリクスを用いた演算処理を行う。ところで、複写機や複合機では、図7における704タブの押し下げによりコピーモードとして文字モードや写真モードや文字/写真モードを選択することができる。ここでユーザにより文字モードが選択された場合には、フィルタ処理部502は文字用のフィルタを画像データ全体にかける。また、写真モードが選択された場合には、写真用のフィルタを画像データ全体にかける。また、文字/写真モードが選択された場合には、後述の文字写真判定信号(像域データの一部)に応じて画素ごとに適応的にフィルタを切り替える。つまり、画素ごとに写真用のフィルタをかけるか文字用のフィルタをかけるかが決定される。なお、写真用のフィルタには高周波成分のみ平滑化が行われるような係数が設定されている。これは、画像のざらつきを目立たせないためである。また、文字用のフィルタには強めのエッジ強調を行うような係数が設定されている。これは、文字のシャープさを出すためである。
ヒストグラム生成部503は、受け取った画像データを構成する各画素の輝度データをサンプリングする。より詳細に説明すると、主走査方向、副走査方向にそれぞれ指定した開始点から終了点で囲まれた矩形領域内の輝度データを、主走査方向、副走査方向に一定のピッチでサンプリングする。そして、サンプリング結果を元にヒストグラムデータを生成する。生成されたヒストグラムデータは、下地飛ばし処理を行う際に下地レベルを推測するために用いられる。入力側ガンマ補正部504は、テーブル等を利用して非線形特性を持つ輝度データに変換する。
カラーモノクロ判定部505は、受け取った画像データを構成する各画素が有彩色であるか無彩色であるかを判定し、その判定結果をカラーモノクロ判定信号(像域データの一部)として画像データに付随させる。文字写真判定部506は、画像データを構成する各画素が文字を構成する画素なのか、文字以外(例えば、写真など)を構成する画素なのかを判定する。そして、その判定結果を文字写真判定信号(像域データの一部)として画像データに付随させる。
<プリンタ画像処理部315の詳細説明(図6)>
図6にプリンタ画像処理315においてなされる処理の流れを示す。
下地飛ばし処理部601は、スキャナ画像処理部312で生成されたヒストグラムを用いて画像データの下地色を飛ばす(除去する)。モノクロ生成部602はカラーデータをモノクロデータに変換する。Log変換部603は輝度濃度変換を行う。このLog変換部603は、例えば、RGB入力された画像データを、CMYの画像データに変換する。出力色補正部604は出力色補正を行う。例えばCMY入力された画像データを、テーブルやマトリックスを用いてCMYKの画像データに変換する。出力側ガンマ補正部605は、この出力側ガンマ補正部605に入力される信号値と、複写出力後の反射濃度値とが比例するように補正を行う。中間調補正部606は、出力するプリンタ部の階調数に合わせて任意の中間調処理を行う。この中間調補正部606は、例えば、受け取った高階調の画像データに対し2値化や32値化などを行う。
なお、スキャナ画像処理部312やプリンタ画像処理部315における各処理部では、受け取った画像データに各処理を施さずに出力させることも可能となっている。このような、ある処理部において処理を施さずにデータを通過させることを、以下では「処理部をスルーさせる」と表現することにする。コントローラ11の説明は以上である。
<コピー動作及びPDLプリント動作の説明>
続いてコピー動作とPDLプリント動作について、図2、図5、図6を用いて説明する。
まずコピー動作について説明する。スキャナ部13で読み取られた原稿は、画像データとしてスキャナI/F311を介してスキャナ画像処理部312に送られる。スキャナ画像処理部312は、この画像データに対して図5に示す処理を行い、新たな画像データと共に像域データを生成する。また、この像域データを画像データに付随させる。続いて圧縮部313は、この画像データを32画素x32画素のブロック単位に分割しタイルデータを生成する。さらに圧縮部313は、この複数のタイルデータからなる画像データを圧縮する。圧縮部313で圧縮された画像データはRAM302に送られ格納される。なお、この画像データは必要に応じて画像変換部317に送られ画像処理が施された上で再びRAM302に送られ格納される。その後、RAM302に格納されている画像データは伸張部316に送られる。伸張部316は、この画像データを伸張する。さらに伸張部316は、伸張後の複数のタイルデータからなる画像データをラスタ展開する。ラスタ展開後の画像データはプリンタ画像処理部315に送られる。プリンタ画像処理部315は、画像データに付随されている像域データに応じた画像データ編集を行う。この処理は図6で示した処理である。プリンタ画像処理部315において編集が終了した画像データはプリンタI/F314を介してプリンタ部14に送られる。最後に、プリンタ部14は出力用紙上に画像形成を行う。
なお、スキャナ画像処理部312やプリンタ画像処理部315内の各処理部、つまり図5や図6で示した各処理部における編集方法は、レジスタの切り替えにより切り替えられる。このレジスタの切り替えは、像域データや操作部12からの(ユーザによる)設定情報などに応じて行われる。また、上述の説明では省略したが、必要に応じて、ROM303やHDD304に格納される処理やROM303やHDD304に格納されている画像データの取出し処理が行われてもよいことは言うまでもない。
続いて、PDL動作について説明を行う。LAN50経由でPC40より送られたPDLデータは、NetworkI/F306を介してRAM302に送られ格納される。このRAM302に格納されているPDLデータを解釈することにより生成された中間データは、RIP328に送られる。RIP328は、この中間データをレンダリングしラスタ形式の画像データを生成する。生成されたラスタ形式の画像データは圧縮部329に送られる。圧縮部329は画像データをブロック単位で分割した後に圧縮する。圧縮後の画像データはRAM302に送られる。なお、この画像データには、PDLデータ内に含まれていたオブジェクトデータ(文字画像か写真画像か等を示すデータ)に相当する像域データが付随されている。ところで、PDLプリントが指示されている場合には、この画像データはプリンタ部14に送られ出力用紙上に画像形成される。この動作はコピー動作と同様なため説明を省略する。
続いて、地紋を設定する方法について説明を行う。
<操作画面の説明(初期画面)>
初期画面を図7、図8に示す。
図7は画像形成装置10における初期画面である。領域701は、画像形成装置10がコピーできる状態にあるか否かを示し、かつ設定したコピー部数を示す。原稿選択タブ704は原稿のタイプを選択するためのタブであり、このタブが押し下げられると文字、写真、文字/写真モードの3種類の選択メニューをポップアップ表示される。フィニッシングタブ706は各種フィニッシングに関わる設定を行うためのタブである。両面設定タブ707は両面読込み及び両面印刷に関する設定を行うためのタブである。読み取りモードタブ702は原稿の読み取りモードを選択するためのタブである。このタブが押し下げられるとカラー/ブラック/自動(ACS)の3種類の選択メニューがポップアップ表示される。なお、カラーが選択された場合にはカラーコピーが、ブラックが選択された場合にはモノクロコピーが行われる。また、ACSが選択された場合には、上述したモノクロカラー判定信号によりコピーモードが決定される。
図8は、図7における応用モードタブ705が押し下げられた際に表示される画面である。ユーザは、この画面上で縮小レイアウト、カラーバランス、地紋に関する設定を行うことができる。
<操作画面の説明(用紙設定画面)>
地紋設定画面を図9、図10に示す。
図9は、図8における地紋タブ801が押し下げられた際に表示される画面である。ユーザは、この画面上で文字列情報(極秘、コピー禁止、無効、CONFIDENTIAL、社外秘、コピー)や記号情報(★)などを潜像として設定することができる。例えば、潜像として記号情報(★)を設定した場合には、記号情報タブ901を押し下げた後、Nextタブ902を押し下げればよい。
図10は、図9におけるNextタブ902が押し下げられた際に表示される画面である。ユーザは、この画面上で潜像のフォントサイズ及び色を設定することができる。フォントサイズの候補には大、中、小(1001)が、色の候補にはブラック、マゼンタ、シアン(1002)、自動(1003)が存在する。本実施例で、自動(1003)が選択された場合には、ブラックが選択された場合と同様の設定となる。フォント及び色の設定終了後、OKタブ1003が押し下げられると地紋設定が完了する。
<操作画面の説明(用紙設定画面)>
用紙設定画面を図11に示す。
図11は、図10での地紋設定が完了した際に表示される画面である。ユーザは、この画面上で用紙選択タブ1101等を押し下げることで用紙の選択ができる。いずれかの用紙選択タブが押し下げられると、図8に示す設定画面に戻る。1101は、A4の普通紙を選択するための用紙選択タブである。なお、各カセットにどの用紙が入っているかについては、予めユーザにより設定されているものとする。
図12は、各カセットにどの用紙が入っているかを設定する際に表示される画面である。
この図12は、用紙カセットをユーザが開閉した際に表示される。以下では、この画面上で、用紙を設定する時の一例を説明する。用紙カセット1に給紙した用紙がA4サイズの普通紙であることを設定する際には、サイズ選択タブ1201を押し下げるとポップアップ表示される用紙サイズメニューから「A4」を選択する。さらに用紙タイプ選択タブ1202を押し下げるとポップアップ表示される用紙タイプメニューから「普通紙」を選択する。ただし、ここでは、用紙タイプとして「普通紙」、「色紙」のみをあげたが、色紙の場合には色情報を入力することが可能となっていてもよい。その際、図12の代わりに図13が表示されることになる。また、赤や青などの色情報ではなく、より詳細にRGB値の入力を行うことができるようにしてもよい。これらの各カセットに対する設定値は操作部12から操作部I/Fを介してRAM302に送られ格納される。
<地紋画像印刷設定と出力用紙の種類とに応じた制御の説明>
図14、図15は、地紋画像印刷設定と出力用紙の種類とに応じた制御を行う際のフローチャートである。以下の処理は、CPU301により統括的に制御される。
まず、ステップ1401にて、ユーザは図7から図10に示す設定画面を用い、地紋の設定を完了する。この時に設定された情報は、操作部12から操作部I/F305を介してRAM302に送られ格納され、ステップ1402に移行する。
続いて、ステップ1402では、図11(又は図13)に示す用紙カセット選択画面を表示画面に表示する。ユーザは、この用紙カセット選択画面を用いて用紙カセットの選択を完了する。この時に設定された情報は、操作部12から操作部I/Fを介してRAM302に送られ格納され、ステップ1502に移行する。
次にステップ1501では、地紋画像印刷が設定されているか否かを判断し、地紋画像印刷が設定されている場合にはステップ1505へと移行する。地紋画像印刷が設定されていない場合にはステップ1503(通常印刷)へと以降する。
次にステップ1502では、設定された用紙カセットに色紙が存在するか普通紙が存在するかを判断する。そして、色紙が存在する用紙カセット(例えば、カセット2やカセット4)が選択されていると判断した場合にはステップ1505(警告表示)に移行する。普通紙が存在する用紙カセット(例えば、カセット1やカセット3)が選択されていると判断した場合には、ステップ1504に以降する。なお、上述したように用紙カセットは、ステップ1501で設定された用紙カセットに係る情報はRAM302に格納されている。このステップ1502では、このRAM302に格納されている情報を元に判断を行う。
ステップ1503では、通常印刷を行う(コピーでもPDLでもよい)。即ち、<コピー動作及びPDLプリント動作の説明>で説明した処理を行う。
ステップ1505では、正しく地紋画像が印刷できない恐れがあることをユーザに警告するために操作部12にエラー表示画面を表示する。
ステップ1504では、地紋画像印刷を行う。この地紋画像印刷における処理の詳細を以下に説明する。
<地紋画像印刷>
以下では、ステップ1504における処理の説明を行う。この処理は、原稿の読み取りにより得られた原稿画像データと、上述の設定に応じて生成された地紋画像データとを合成した上で、設定された出力用紙上に画像形成するまでの処理である。なお、各処理の実行にあたっては、CPU301が統括的に制御を行う。また、RAM302は、CPU1の主メモリやワークエリア等として機能する。
RAM302に格納されている原稿画像データは、伸張部318に送られる。伸張部318は、この原稿画像データを伸張する。この伸張された原稿画像データは色空間変換部322に送られる。色空間変換部322は、この原稿画像データに下地飛ばし処理、モノクロ生成処理、Log変換処理、出力色補正処理を施す。なお、これらの処理は、図6における下地飛ばし処理部601、モノクロ生成部602、Log変換部603、出力色補正部604で行われる処理に相当する。以上の処理が施された原稿画像データは圧縮部319に送られる。圧縮部319は、色空間変換部322で画像処理が施された原稿画像データを圧縮する。圧縮された原稿画像データはRAM302に送られ格納される。一方、後述する処理で生成される地紋画像データは、圧縮されていない画像データとしてRAM302に対し出力され、このRAM302に格納される。なお、RAM302に格納された地紋画像データは、原稿画像データ同様に複数のタイルデータから構成されている。
続いてRAM302に格納されている原稿画像データは、伸張部318に送られる。伸張部318は、この原稿画像データを伸張する。伸張された原稿画像データは合成部327に送られる。同様にして地紋画像データは、伸張部318を経由して合成部327に送られる。なお伸張部318は、地紋画像データを伸張しない。これは、地紋画像データがもともと圧縮されていないためである。合成部327は、これら二つの画像データを合成する。なお、二つの画像データは共に複数のタイルデータから構成されているため、合成後の画像データも複数のタイルデータから構成される。合成画像データは圧縮部319に送られる。圧縮部319は合成画像データを圧縮する。圧縮された合成画像データはRAM302に送られ格納される。さらにRAM302に格納されている合成画像データは伸張部316に送られる。伸張部316は、この合成画像データを伸張する。さらに、伸張後の合成画像データをラスタ展開する。ラスタ展開された合成画像データは、プリンタ画像処理部315に送られる。
続いて、プリンタ画像処理部315は、この合成画像データに対して出力側ガンマ補正処理、中間調補正処理を施す。なお、これらの処理は図6における出力側ガンマ補正部605、中間調補正部606で行われる処理に相当する。一方、下地飛ばし処理、モノクロ生成処理、Log変換処理、出力色補正処理は施さない。なお、これらの処理は図6における下地飛ばし処理部601、モノクロ生成部602、Log変換部603、出力色補正部604で行われる処理に相当する。なお下地飛ばし処理、Log変換処理、出力色補正処理を合成画像データに対して施さない理由は、これらの処理を施すことで地紋画像が崩れるのを避けるためである。なお、上述したように原稿画像データに対しては、これらの処理が事前に色空間変換部322で施されている。
プリンタ画像処理部315で以上の処理が施された合成画像データは、プリンタI/F314を介してプリンタ部14に出力される。プリンタ部14は、この合成画像データを出力用紙上に画像形成する。以上が、地紋付き画像(合成画像)の画像形成処理の手順である。
また、上述の説明では省略したが、必要に応じて、ROM303やHDD304に格納される処理やROM303やHDD304に格納されている画像データの取出しが行われてもよいことは言うまでもない。
<地紋画像データの生成処理の流れ(図18)>
続いて、図18を用いて地紋画像データが生成される際の処理の流れを説明する。
まずユーザにより指定された潜像の情報(極秘、コピー禁止、記号情報など)を元にビットマップデータを生成する。記号パターン1801は、記号情報をもとに生成されたビットマップデータの概念図である。
続いて、潜像パターン1802及び背景パターン1803(共にビットマップデータ)をディザ処理により生成する。
なお、ディザ処理は公知の技術であるが、ドット集中型ディザマトリックス及びドット分散型マトリックスが共に4×4である場合(図19及び図20)を例に、図19〜図22を用いて簡単な説明を行う。図21は、図19に示したドット集中型ディザマトリックスに濃度信号値3、6、9を適用することで生成したドットパターンである。ここで図19と図21とを比較すると、ドット集中型ディザマトリックス(図19)内の数値が濃度信号値以下となっている画素位置には、ドットが打たれる(onの)状態になっていることがわかる。同様に図22は、図20に示したドット分散型ディザマトリックスに濃度信号値2、4、5を適用することで生成したドットパターンである。ここで図21と図22とを比較すると、図21におけるドットパターンは集中型のドットパターンとなっているのに対し、図22におけるドットパターンは分散型のドットパターンとなっていることがわかる。
以上でディザ処理の説明を終了し、潜像パターン1802及び背景パターン1803の生成処理の説明に戻る。
HDD304には、予め潜像部生成用ディザマトリックス(以下、潜像マトリックスと称する)及び、そのディザマトリックスに適用するための潜像部生成用濃度信号値が格納されている。また、背景部生成用ディザマトリックス(以下、背景マトリックスと称する)及び、そのディザマトリックスに適用するための背景部生成用濃度信号値が格納されている。
潜像パターン1802を生成するにあたっては、この潜像マトリックス及び潜像部生成用濃度信号値をHDD304から読み出す。そして、読み出した潜像部生成用濃度信号値を潜像マトリックスに適用する。そして潜像パターン1802を生成する。また同様にして、背景パターン1803を生成する。
続いて、潜像パターン1802及び背景パターン1803を所定の回数だけ繰り返したパターン(潜像繰り返しパターン1804及び背景繰り返しパターン1805と称する)を生成する。その後、この潜像繰り返しパターン1804と記号パターン1801から潜像画像データ1806を生成する。同様にして背景画像データ1807を生成する。そして、生成された潜像画像データ1806と背景画像データ1807を合成し地紋画像データ1808を生成する。以上により生成された地紋画像データ1808は2値のビットマップデータである。なお、このビットマップデータにはCMKいずれかの色情報が付随されている。この色情報は図10を用いてユーザにより設定された情報(実施例2の場合には、ステップ2303又はステップ2304で決定された地紋色情報)に基づく。
以上のように、本実施例ではディザ処理を利用して地紋画像データの生成を行うが、本発明はこれに限られることはない。例えば、背景パターンを作るために誤差拡散法や平均濃度法を利用してもよい。
なお、ステップ1505では、正しく地紋画像が印刷できない恐れがあることをユーザに警告するために操作部12にエラー表示画面を表示するものとして説明を行ったが、単なるエラー表示画面ではなく、図16に示すような表示画面を表示してもよい。
この図16には、色紙へかまわず地紋画像印刷を続行するための続行タブ1601と、用紙カセットを変更するための変更タブ1602と、地紋画像印刷を中止するための中止タブ1603が存在する。
ここで、変更タブ1602が押し下げられた場合には、ステップ1402(用紙カセット選択)へと戻る。また、続行タブ1601が押し下げられた場合には、ステップ1504(地紋画像印刷)へと以降する。また、中止タブ1603が押し下げられた場合には、地紋画像印刷を中止する。
なお、ステップ1501では図11に示すように、カセット1からカセット4までの全てを選択できるようにしたが、図17に示すように、色紙がセットされていないカセット1及びカセット2のみを選択できるようにしてもよい。この際に、図17に示すように、選択できないカセットをグレイアウトさせるのもよい。この場合には、ステップ1502とステップ1504が必要なくなることになる。
以上、説明した本実施例によれば、地紋画像の効果が保証されないようなコピー用紙上に地紋付き原稿画像データが画像形成されることを防止することができる。
上述した実施例1では、地紋画像印刷時に色紙を用紙として選択された場合には、警告表示を行った。一方、本実施例では、図10において地紋色としてブラック、マゼンタ、シアンが設定されている場合には、警告表示を行わずそのまま画像形成する。また、図10において地紋色として自動(1003)が設定されている場合には、用紙の色に応じた地紋画像の色設定を行う。このようにすることで、どのようなコピー用紙であっても、地紋画像の効果が保証されるような地紋付き原稿画像データを画像形成することができる。なお、実施例1では、図10において自動(1003)が選択された場合には、ブラックが選択された場合と同様の設定と認識されるとしたが、本実施例においては自動(1003)とブラックの設定は明確に区別され認識されるものとする。
図14、図23は、地紋画像印刷を行う際に、決定した地紋色で地紋画像を出力するフローチャートである。以下の処理は、CPU301により統括的に制御される。
まず、ステップ1401にて、ユーザは図7から図10に示す設定画面を用い、地紋の設定を完了する。この時に設定された情報は、操作部12から操作部I/F305を介してRAM302に送られ格納され、ステップ1402に移行する。
ステップ1402に移行すると、図13に示す用紙設定画面が表示される。ユーザは、この図13に示す設定画面を用いて用紙カセットの選択を完了する。即ち、使用する用紙のカセットを決定する。この時に設定された情報は、操作部12から操作部I/Fを介してRAM302に送られ格納され、ステップ2301に移行する。
図23は、地紋色設定を決定する際のフローチャートである。以下の処理は、CPU301により統括的に制御される。
ステップ2301では、地紋画像印刷設定がされているが否かを判定する。設定がされている場合には、ステップ2302に移行する。また、設定がされていない場合には、ステップ2306(通常印刷)に移行する。
ステップ2302では、地紋色の指定がされているか否かを判定する。色指定がされている場合には、ステップ2303に移行する。また、色指定がされていない場合(図10において、自動設定1004が選ばれた場合)にはステップ2304に移行する。
ステップ2303では、地紋色を、図10で選択されたユーザ指定色に決定する。
ステップ2304では、地紋画像印刷を行う出力用紙の色種類を判定した上で、当該判定された色種類から最適な地紋色を決定する。ここで出力用紙の色種類とは、各用紙カセットに設定された色情報を意味する。以下に最適な地紋色の決定方法を説明する。
<補色に地紋色を決定する場合>
例えば、カセット1や3が選択されている場合には、用紙色が白なので地紋色を黒に決定する。また、カセット2が選択されている場合には、用紙色が赤なので地紋色を、補色であるシアンに決定する。また、カセット2が選択されている場合には、用紙色が青なので地紋色を、補色であるマゼンタに決定する。
<最も色差が大きい色に地紋色を決定する場合>
カセット内の用紙の色情報がRGB各色の輝度情報や濃度情報により構成されていてもよいことは上述した通りである。このような構成の場合には、前記用紙の色情報(RGB各色の輝度情報や濃度情報)との色差が最も大きい色を、地紋色として決定してもよい。ここで、最も大きい色とは、CMYKの記録材の組み合わせで実現できる色の中で前記用紙の色情報との色差が最も大きい色を意味する。
<最も色差が大きい単色に地紋色を決定する場合>
カセット内の用紙の色情報がRGB各色の輝度情報や濃度情報により構成されていてもよいことは上述した通りである。このような構成の場合には、前記用紙の色情報(RGB各色の輝度情報や濃度情報)との色差が最も大きい単色を、地紋色として決定してもよい。ここで、最も大きい色とは、CMYKの中で前記用紙の色情報との色差が最も大きい色を意味する。このように単色に地紋色を決定すれば、単色でしか地紋印刷ができない機種や単色の時に美しく地紋印刷ができる機種に対して、最適な地紋色を決定することができる。
<最も色差が小さい単色以外の単色に地紋色を決定する場合>
カセット内の用紙の色情報がRGB各色の輝度情報や濃度情報により構成されていてもよいことは上述した通りである。このような構成の場合には、前記用紙の色情報(RGB各色の輝度情報や濃度情報)との色差が最も小さい単色以外の単色を、地紋色として決定してもよい。ここで、最も小さい単色とは、CMYKの中で前記用紙の色情報との色差が最も小さい色を意味する。このように単色に地紋色を決定すれば、単色でしか地紋印刷ができない機種や単色の時に美しく地紋印刷ができる機種に対して、最適な地紋色を決定することができる。
<所定値以上の色差を有する色に地紋色を決定する場合>
カセット内の用紙の色情報がRGB各色の輝度情報や濃度情報により構成されていてもよいことは上述した通りである。このような構成の場合には、前記用紙の色情報(RGB各色の輝度情報や濃度情報)と所定以上の色差を有する色を、地紋色として決定してもよい。
<所定値以上の色差を有する単色に地紋色を決定する場合>
カセット内の用紙の色情報がRGB各色の輝度情報や濃度情報により構成されていてもよいことは上述した通りである。このような構成の場合には、前記用紙の色情報(RGB各色の輝度情報や濃度情報)と所定以上の色差を有する単色を、地紋色として決定してもよい。ここで、単色とは、CMYKのうちの何れかの色である。ステップ2304の説明は、以上である。
ステップ2305では、決定した地紋色で地紋画像を生成し、印刷出力する。
また、本実施例のステップ2303では、図10で選択されたユーザ指定色に地紋色を決定する処理を行うとしたが本発明はこれに限られることはない。例えば、ユーザ指定色と出力用紙の色が似ている場合には、正しく地紋画像が印刷できない恐れがあることをユーザに通知するために操作部12に図16に示すエラー表示画面を表示してもよい。このようにすることで、地紋画像の効果が保証されないようなコピー用紙上に地紋付き原稿画像データが画像形成されることを防止することができる。さらに、本実施例では、地紋画像の効果が保証されるようなコピー用紙上に地紋付き原稿画像データが画像形成されることができる。
<その他の実施例>
なお、以上説明した実施例1、2においては、コピー原稿に地紋画像を合成することを前提として説明を行った。しかしながら、本発明は、これに限られることはない。例えば、ホストPC40上で原稿画像データを生成し、ドライバ上で地紋画像印刷設定及び用紙カセット選択を行うような構成であってもよい。この場合、実施例1及び実施例2のステップ1401、ステップ1402における処理は、ホストPC40上で行われることになる。このように設定された情報及び原稿画像データは、画像形成装置10に送られ<地紋付き画像データの画像形成処理>が行われることになる。なお、ホストPC40上で行われる処理は、ホストPC40内のCPUにより統括的に制御されることになる。
また、実施例1及び実施例2のステップ1401、ステップ1402における処理、さらには地紋画像データの生成までをホストPC40上で行った上で、画像形成装置10に地紋画像データ及び原稿画像データを送信するような構成であってもよい。もちろん、この場合においても、ホストPC40上で行われる処理は、ホストPC40内のCPUにより統括的に制御されることになる。
また、以上説明した実施例2では、出力用紙の色情報に基づいて地紋色を決定した。そして、この地紋色を決定する際、地紋画像と合成されるべき原稿画像の色情報については考慮に入れられなかった。しかしながら、本発明はこれに限られることは無い。例えば、ヒストグラム生成部503で生成された原稿画像の色情報と出力用紙の色情報とを考慮しながら、地紋色を決定してもよい。この場合には、ステップ2304より以前に(例えばステップ2302で)、原稿画像の色情報(ヒストグラム)と出力用紙の色情報とから、原稿画像を出力用紙上に画像形成した際の色情報(ヒストグラム)を求めることになる。そして、「求められた色情報」を用いてステップ2304で最適な色情報を決定することになる。
最適な色情報の決定の仕方は、<補色に地紋色を決定する場合>で記載された方法であっても<最も色差が大きい色に地紋色を決定する場合>で記載された方法であってもよい。また、<最も色差が大きい単色に地紋色を決定する場合>で記載された方法であって<最も色差が小さい単色以外の単色に地紋色を決定する場合>で記載された方法であってもよい。また、<所定値以上の色差を有する色に地紋色を決定する場合>で記載された方法であっても<所定値以上の色差を有する単色に地紋色を決定する場合>で記載された方法であってもよい。どの方法を適用する場合であっても、実施例2時に記載した「出力用紙の色に応じた」地紋色を決定する方法を、上記した「求められた色情報」を用いて最適な色情報の決定に適用することになる。
さらに本発明は、複数の機器(例えばコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用することも、一つの機器からなる装置(複合機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用することも可能である。
また本発明の目的は、上述した実施例で示したフローチャートの手順を実現するプログラムコードを記憶した記憶媒体から、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、そのプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになる。そのため、このプログラムコード及びプログラムコードを記憶した記憶媒体も本発明の一つを構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
またコンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでない。そのプログラムコードの指示に基づきコンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込みまれる場合も想定される。この場合、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される。
画像形成システムの全体構成を示す図 画像形成装置の入出力デバイス外観図 画像形成装置の全体構成を示す図 タイルデータを概念的に示す図 スキャナ画像処理部のブロック図 プリンタ画像処理部のブロック図 操作部のコピー画面の説明図 操作部のコピー画面の説明図 操作部の地紋文字列設定画面の説明図 操作部の地紋色設定画面の説明図 操作部の用紙カセット設定画面の説明図 操作部の用紙情報入力画面の説明図 操作部の用紙カセット設定画面の説明図 実施例1、2の基本フローチャート 実施例1における用紙カセットに応じた処理を示すフローチャート 操作部のエラー画面の説明図 操作部の用紙カセット設定画面の説明図 地紋画像データの生成方法を示す図 ドット集中型ディザマトリックスを示す図 ドット分散型ディザマトリックスを示す図 集中型ディザパターンを示す図 分散型ディザパターンを示す図 実施例2における最適色決定処理のフローチャート 地紋画像におけるドットの状態を表す図 顕像化を表す図

Claims (22)

  1. 地紋印刷設定がされているか否かを判定する地紋印刷設定判定手段と、
    前記地紋画像を画像形成するための出力用紙の種類を判定する用紙判定手段と、
    前記地紋印刷設定判定手段で地紋印刷設定がされていると判定された場合に、
    前記用紙判定手段で判定された出力用紙の種類に応じた色で、前記地紋画像を出力する出力手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記用紙判定手段は、
    前記出力用紙の色種類を判定し、
    前記出力手段は、
    前記用紙判定手段で判定された出力用紙の色種類とは異なる色で、前記地紋画像を出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記出力手段は、
    前記用紙判定手段で判定された出力用紙の色種類との色差が所定値以上の色で、前記地紋画像を出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記出力手段は、
    前記用紙判定手段で判定された出力用紙の色種類の補色で、前記地紋画像を出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記出力手段は、
    前記用紙判定手段で判定された出力用紙の色種類との色差が最も大きい色で、前記地紋画像を出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記出力手段は、
    複数色の記録材で画像形成する画像形成手段で画像形成されるように前記地紋画像を出力するものであって、
    前記複数色のうち、前記用紙判定手段で判定された出力用紙の色種類との色差が最も小さい色以外の色で、前記地紋画像を前記画像形成手段で画像形成されるように出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記出力手段は、
    複数色の記録材で画像形成する画像形成手段で画像形成されるように前記地紋画像を出力するものであって、
    前記複数色のうち、前記用紙判定手段で判定された出力用紙の色種類との色差が最も大きい色で、前記地紋画像を前記画像形成手段で画像形成されるように出力することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  8. さらに前記出力手段で出力された地紋画像と原稿画像とを合成する合成手段とを有し、
    前記出力手段は、
    前記地紋印刷設定判定手段で地紋印刷設定がされていると判定された場合に、
    前記用紙判定手段で判定された出力用紙の種類と前記合成手段で地紋画像と合成される原稿画像の色情報とに応じた色で、前記地紋画像を出力することを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  9. 地紋印刷設定がされているか否かを判定する地紋印刷設定判定手段と、
    前記地紋画像を画像形成するための出力用紙の種類を判定する用紙判定手段と、
    前記地紋印刷設定判定手段で地紋印刷設定がされていると判定されて、かつ、前記用紙判定手段で出力用紙の種類が所定の種類であると判定された場合に、
    地紋印刷設定を変更するように警告を表示画面に表示するように制御する警告表示制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  10. 地紋印刷設定がされているか否かを判定する地紋印刷設定判定手段と、
    前記地紋画像を画像形成するための出力用紙の種類を判定する用紙判定手段と、
    前記地紋印刷設定判定手段で地紋印刷設定がされていると判定されて、かつ、前記用紙判定手段で出力用紙の種類が所定の種類であると判定された場合に、
    前記出力用紙の種類を変更するように警告を表示画面に表示するように制御する警告表示制御手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  11. 地紋印刷設定がされているか否かを判定する地紋印刷設定判定工程と、
    前記地紋画像を画像形成するための出力用紙の種類を判定する用紙判定工程と、
    前記地紋印刷設定判定工程で地紋印刷設定がされていると判定された場合に、
    前記用紙判定工程で判定された出力用紙の種類に応じた色で、前記地紋画像を出力する出力工程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  12. 前記用紙判定工程は、
    前記出力用紙の色種類を判定し、
    前記出力工程は、
    前記用紙判定工程で判定された出力用紙の色種類とは異なる色で、前記地紋画像を出力することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置の制御方法。
  13. 前記出力工程は、
    前記用紙判定工程で判定された出力用紙の色種類との色差が所定値以上の色で、前記地紋画像を出力することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御方法。
  14. 前記出力工程は、
    前記用紙判定工程で判定された出力用紙の色種類の補色で、前記地紋画像を出力することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御方法。
  15. 前記出力工程は、
    前記用紙判定工程で判定された出力用紙の色種類との色差が最も大きい色で、前記地紋画像を出力することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御方法。
  16. 前記出力工程は、
    複数色の記録材で画像形成する画像形成工程で画像形成されるように前記地紋画像を出力するものであって、
    前記複数色のうち、前記用紙判定工程で判定された出力用紙の色種類との色差が最も小さい色以外の色で、前記地紋画像を前記画像形成工程で画像形成されるように出力することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御方法。
  17. 前記出力工程は、
    複数色の記録材で画像形成する画像形成工程で画像形成されるように前記地紋画像を出力するものであって、
    前記複数色のうち、前記用紙判定工程で判定された出力用紙の色種類との色差が最も大きい色で、前記地紋画像を前記画像形成工程で画像形成されるように出力することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置の制御方法。
  18. さらに前記出力工程で出力された地紋画像と原稿画像とを合成する合成工程とを有し、
    前記出力工程は、
    前記地紋印刷設定判定工程で地紋印刷設定がされていると判定された場合に、
    前記用紙判定工程で判定された出力用紙の種類と前記合成工程で地紋画像と合成される原稿画像の色情報とに応じた色で、前記地紋画像を出力することを有することを特徴とする請求項11又は12に記載の画像処理装置の制御方法。
  19. 地紋印刷設定がされているか否かを判定する地紋印刷設定判定工程と、
    前記地紋画像を画像形成するための出力用紙の種類を判定する用紙判定工程と、
    前記地紋印刷設定判定工程で地紋印刷設定がされていると判定されて、かつ、前記用紙判定工程で出力用紙の種類が所定の種類であると判定された場合に、
    地紋印刷設定を変更するように警告を表示画面に表示するように制御する警告表示制御工程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  20. 地紋印刷設定がされているか否かを判定する地紋印刷設定判定工程と、
    前記地紋画像を画像形成するための出力用紙の種類を判定する用紙判定工程と、
    前記地紋印刷設定判定工程で地紋印刷設定がされていると判定されて、かつ、前記用紙判定工程で出力用紙の種類が所定の種類であると判定された場合に、
    前記出力用紙の種類を変更するように警告を表示画面に表示するように制御する警告表示制御工程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  21. 請求項11乃至20の何れか1項に記載の方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  22. 請求項21に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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