JP3302039B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3302039B2
JP3302039B2 JP04389692A JP4389692A JP3302039B2 JP 3302039 B2 JP3302039 B2 JP 3302039B2 JP 04389692 A JP04389692 A JP 04389692A JP 4389692 A JP4389692 A JP 4389692A JP 3302039 B2 JP3302039 B2 JP 3302039B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、例
えば画像信号に識別信号を付加する画像処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】従来、フルカラー複写装置の高画質化にと
もない、収入印紙や紙幣等の特定画像を複写することに
よって、フルカラー複写装置を悪用する可能性が出てき
ている。
【0003】このような問題を解決するために、複写出
力に、使用した装置のシリアル番号などの識別情報を薄
いイエローで付加する装置や、特定の2値パターンを識
別情報として用いる装置が、提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例では、識別情報の付加回路部分が独立して構成され
ているため、容易に識別情報の付加回路の機能をとりさ
ることが可能であった。本発明は、上述した従来例の欠
点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、識別情報の付加回路のみの取り外しを困難にでき、
有価証券の偽造等の悪用を防止することができる画像処
理装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、入
力画像信号を処理して処理画像信号を生成する画像処理
手段と、該処理画像信号によって示される画像に当該画
像処理装置を特定するための所定のパターンを人間の目
に識別し難く付加する付加手段とを有し、前記画像処理
手段の少なくとも一部と前記付加手段とを一体化して
一の基板に配置した同一ユニットを構成することを特徴
とする。
【0006】
【作用】かかる構成によれば、画像処理手段は入力画像
信号を処理して処理画像信号を生成し、付加手段は画像
処理手段で生成した処理画像信号によって示される画像
当該画像処理装置を特定するための所定のパターンを
人間の目に識別し難く付加し、画像処理手段の少なくと
も一部と付加手段とを一体化して単一の基板に配置した
同一ユニットを構成し、それぞれを分離不能とした。
【0007】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明に係る好
適な一実施例を詳細に説明する。以下に説明する実施例
では、複写機の例を挙げているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、ファクシミリ装置,プリンタ等、
他の種々の装置に適用できる。 (第1の実施例)[装置概観]まず、複写機全体の構成
について説明する。
【0008】図3は第1の実施例による複写機の構成を
示す側断面図である。同図において、201はイメージ
スキャナ部であり、原稿を読み取り、ディジタル信号処
理を行う部分である。また、202はプリンタ部であ
り、イメージスキャナ部201によつて読み取られた原
稿画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出
力する部分である。イメージスキャナ部201におい
て、200は鏡面圧板であり原稿台ガラス(以下「プラ
テン」と称す)203上の原稿204は、ランプ205
で照射され、ミラー206,207,208に導かれ、
レンズ209によつて、3ラインセンサ(以下「CC
D」と称す)210上に像を結び、フルカラー情報レッ
ド(R),グリーン(G),ブルー(B)成分として信
号処理部211に送られる。なお、ランプ205,ミラ
ー206は速度Vで、ミラー207,208は速度1/
2vでラインセンサの電気的走査(主走査方向)に対し
て垂直方向に機械的に動くことによって、原稿全面を走
査(副走査)する。
【0009】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M),シアン
(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキ
ャナ部201における一回の原稿走査につき、M,C,
Y,Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によって、一回のプリントアウト
が完成する。
【0010】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザドライバ2
12に送られる。レーザドライバ212は、送られてき
た画像信号に応じ、半導体レーザ213を変調駆動す
る。レーザ光は、ポリゴンミラー214,f−θレンズ
215,ミラー216を介し、感光ドラム217上を走
査する。
【0011】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219,シアン現像部220,イエロー現像部22
1,ブラック現像部222より構成され、4つの現像部
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成
された静電現像をトナーで現像する。223は転写ドラ
ムであり、用紙カセット224または225より供給さ
れる用紙をこの転写ドラム223に巻き付け、感光ドラ
ム上に現像された増を用紙に転写する。
【0012】この様にして、M,C,Y,Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。 [イメージスキャナ部]図1は第1の実施例によるイメ
ージスキャナ部201の構成を示すブロック図であり、
図2は図1の要部を示すブロツク図である。
【0013】図1において、1〜12は信号線である。
210−1,210−2,210−3はそれぞれ、レッ
ド(R),グリーン(G),ブルー(B)の分光感度特
性をもつCCD(固体撮像素子)センサであり、A/D
変換された後にそれぞれ8ビット出力0〜255の信号
が出力される。
【0014】本実施例において用いられるCCDセンサ
210−1,210−2,210−3は、一定の距離を
隔てて配置されているため、ディレイ素子401および
402においてその空間的ずれが補正される。
【0015】450は装置全体を制御するCPUで、後
述するCNO信号を出力する。451はプログラムを格
納したROM、452はCPU450のワークエリアと
して用いるRAMをそれぞれ示している。
【0016】403,404,405はlog変換器で
あり、ルックアップテーブルROMまたはRAMにより
構成され、輝度信号が濃度信号に変換される。406は
マスキング及びUCR(下色除去)回路であり、入力さ
れた3信号R,G,Bにより、出力のためのマゼンタ
(M),シアン(C),イエロー(Y),ブラック(B
k)の各信号は、各色(M,C,Y,Bk)の読み取り
動作の度に、面順次に所定のビット長、例えば8ビット
で出力される。
【0017】ここで、CNO信号は、2ビットの面順次
信号であり、4回の読み取り動作の順番を示す制御信号
である。図14は第1の実施例によるCNO信号とプリ
ント出力との関係を示す図であり、図4は図14に示さ
れるCNO信号の切り換えタイミングを示すタイミング
チヤートである。CNO信号は、図4に示すタイミング
で、CPU450によってマスキング・UCR回路40
6の動作条件を切り替える。
【0018】407は空間フィルタ回路であり、出力信
号の空間周波数の補正を行う。408は濃度変換回路で
あり、プリンタ部202のもつ濃度特性を補正するもの
であり、さらにlog変換器403〜405と同様なR
OMで構成される。
【0019】図1において、411は、マスキング・U
CR回路406と、識別信号付加回路410とを一体化
した半導体チツプを示し、図2に示す様な1チップのL
SIとなる。このため図1の構成においては、識別信号
付加回路410の識別信号は同付加回路410のみをバ
イパスすることが困難となる。
【0020】本実施例では、例えば、この半導体チツプ
411のLSIをASICの1種である、ゲートアレイ
により作成し同一ユニットとして構成している。 [パターン付加回路]図5は第1の実施例によるパター
ン付加回路410の構成を示すブロック図である。同図
において、901は副走査カウンタ、902は主走査カ
ウンタ、903はルックアップテーブルROM(以下
「LUT」という)、905はフリップフロップ、91
3はANDゲート、906はレジスタ、910は4to
1のセレクタ、911はANDゲート、912は加算器
をそれぞれ示している。
【0021】ここで、副走査カウンタ901では主走査
同期信号HSYNCを、主走査カウンタ902では画素
同期信号CLKをそれぞれ9ビット幅、即ち512周期
で繰り返しカウントする。更にLUT903は、付加さ
れるべきパターンが保持されている読出し専用メモリ
(以下ROM)であり、副走査カウンタ901、主走査
カウンタ902それぞれのカウント値の下位6ビットず
つが入力される。LUT903の出力は、1ビットのみ
が参照され、ANDゲート904によって主走査カウン
タ901および副走査カウンタ902の上位3ビットず
つと論理積がとられ、フリップフロップ905にて、C
LK信号で同期をとられ、ANDゲート913におい
て、2ビットの面順次信号CNO“0”およびCNO
“1”の両方と論理演算が実行され、ANDゲート91
1に送られる。これはCNO=2、即ち現在イエロー
(Y)でプリントされている時のみに有効な信号である
(図14参照)。
【0022】一方、レジスタ906には、予め、P1な
る値が保持されている。ANDゲート913を介したデ
ータは、ANDゲート911でP1と論理積をとられた
後、パターンとして加算器912で入力信号Vに付加さ
れる。加算器912からは、付加結果のV’が出力され
る。従って、CNO=2、即ち現在イエローでプリント
されているときに、LUT903に保持されているパタ
ーンが繰り返し読み出され、出力されるべき信号Vに付
加される。
【0023】ここで、付加するパターンは、人間の目で
識別し難い様に、イエローのトナーのみで付加される
が、これは、人間の目がイエローのトナーで描かれたパ
ターンに対して識別能力が弱いことを利用したものであ
る。 (複写結果)図6は第1の実施例による複写結果の一例
を示す図である。同図において、1001で示されてい
るのが付加されたパターンであり、LUT903に保持
されている内容が付加されたパターンである。図6に示
す例では、“ABCD”と“1234”とを副走査方向
に並べた構成のパターンが、人間の目には識別し難いよ
うに、64画素×64画素のパターンで付加され、主走
査512画素,副走査512ラインごとに繰り返され
る。そこで、このパターンを機械固有の製造番号もしく
は、製造番号を符号化したものとしておくことで、パタ
ーンの付加された複写物を鑑定すれば、複写した装置を
限定することができる。
【0024】更に、読み取り画像中に、本来複写される
べきでない特定原稿が存在する可能性が高い場合には、
くっきりとしたパターンを付加するというように可能性
に応じた強さでパターンを付加することもできる。
【0025】更に、本実施例においては、パターンを付
加するピッチを主走査512画素(またはライン)ごと
としているが、本実施例では400dpi (dot /inch)
の解像度であるので、約32.5mmごとにパターンを付
加することになる。一方、紙幣(日本銀行券)の短手方
向の幅は約76mmであり、また、主要各国の紙幣の短手
方向の幅も、ほぼ約60mmから120mmの間にあること
から、紙幣が複写された場合には、必ず、複写された紙
幣の内部に必ずこのパターンが付加されることになる。
従って、仮に、紙幣の部分のみが切りとられて悪用され
た場合にも、複写物を鑑定し、付加されたパターンを読
み取ることで複写に用いた複写機の機番を限定すること
ができる。
【0026】(第2の実施例)次に、第2の実施例につ
いて説明する。
【0027】図7は第2の実施例によるイメージスキャ
ナ部の構成を示すブロック図であり、図8は図7の要部
を示すブロツク図である。
【0028】前記第1の実施例では、図1に示す様に、
マスキングUCR回路406と識別信号付加回路40を
1つの半導体チップ420に一体化して構成するもので
あった。
【0029】本第2の実施例においては、図7及び図8
に示される様に、入力R,G,B信号から画像再生のた
めの信号を生成する処理回路(log変換回路403〜
405,マスキング・UCR回路406,空間フイルタ
407,濃度変換回路408)と識別信号付加回路41
0とを1つの半導体チップ601に一体化した構成を挙
げている。本構成を用いることにより、画像再生信号を
生成する処理回路と、識別信号付加回路410とを分離
し、識別信号付加回路410の機能のみをはずすこと
は、事実上不可能となる。 (第3の実施例)次に、第3の実施例について説明す
る。
【0030】前記第1,第2の実施例は、多値プリンタ
を用いた場合に関するものであったが、本発明はこれに
限定されるものではなく、以下に説明する第3の実施例
のように、バブルジェット等の方式を用いた2値プリン
タを用いた場合も含む。
【0031】2値プリンタにおいては、Y(イエロー)
に付加情報をのせた場合、目立ちやすく、画質劣化につ
ながるため、第3の実施例では、2値化信号の特定のパ
ターンに意味を持たせ、識別情報を付加する方法を挙げ
ている。
【0032】図9は第3の実施例によるフルカラー複写
装置の画像処理部の回路構成を示すブロック図である。
同図に示す画像処理部は、ラインセンサ3101、A/
Dコンバータ3102、シェーディング補正回路310
3、濃度変換回路3104、マスキング・UCR回路3
108、インクヘッド3109a,3109b,310
9c,3109d、パターン検出・修正回路3110、
パターン付加回路3111、付加パターン生成回路31
12から構成される。
【0033】図10は図9の要部の構成を示すブロツク
図である。
【0034】以上の構成による動作を説明する。
【0035】原稿(不図示)に光を照射し、得られた反
射光は、ラインセンサ3101で赤・緑・青(R・G・
B)に色分解された電気信号に変換される。このライン
センサ3101と原稿とは、ラインセンサ3101の走
査方向と直交する方向に相対的に移動することにより、
原稿全面に渡る画像信号を得ることができるようになっ
ている。そして、画像信号は、A/Dコンバータ310
2においてアナログ量からデジタル量に変換され、シェ
ーディング補正回路3103にて、ラインセンサ310
1の走査方向における光量ムラ,感度ムラが補正され
る。
【0036】補正後の信号は、濃度変換回路3104に
て、光の強弱を表わす信号から濃度の大小を表わす信号
に変換され、さらに、マスキング・UCR回路3105
にて、記録出力するインクの色であるシアン(C),マ
ゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(Bk)の信
号に変換されて、色味の補正と下色除去が行なわれる。
【0037】続いて、γ補正回路3106にて出力時の
非線型性を補正した上で、2値化回路3107における
疑似中間調処理により2値データに変換される。尚、本
実施例においては、公知の誤差拡散方式に基づく2値化
処理を行う。
【0038】そして、2値化された画像信号の内、C,
M,Bkはインクヘッド駆動回路3108に出力され、
インクヘッド駆動回路3108はこれらの信号をもとに
インクヘッド3109を駆動することで、インクが記録
紙(不図示)上に噴射されて出力画像が形成される。
【0039】このとき、イエロー(Y)の信号について
は、2値化回路3107からパターン検出・修正回路3
110へ導かれ、所定のドットパターンが存在した場
合、それを別のドットパターンに置き換える操作を受け
る。こうして所定のドットパターンが取り除かれたイエ
ローの2値化信号は、パターン付加回路3111にて、
取り除かれたドットパターンにより構成された装置固有
の識別情報を付加された後、インクヘッド駆動回路31
08に導かれることで、修正された画像データに基づい
た画像形成を行なう。
【0040】付加パターン生成回路3112は、装置固
有の識別情報、すなわち、モデル名やシリアルナンバー
などを格納しており、上述のドットパターン検出・修正
回路3110において取り除かれるドットパターンを用
いて、格納してある識別情報を符号化し、それを順次出
力する。
【0041】本第3の実施例では、801で示す回路を
1つの半導体チップ(ASICチップ)で構成し、この
半導体チップ801の入出力を図10に示す。
【0042】次に、ドットパターン検出・修正回路31
11について説明する。
【0043】図11は第3の実施例によるドットパター
ン検出・修正回路3111の構成を示すブロック図であ
る。同図に示すように、ドットパターン検出・修正回路
3111は、先入れ先出しメモリ(FIFO)3201
a,3201b、Dフリップフロップ3202a〜32
02f、ゲート回路3203a〜3203d、NORゲ
ート3204、ANDゲート3205から構成される。
【0044】次に、上記構成による動作を説明する。
【0045】図12は第3の実施例において符号化に用
いる2値パターンの一例を示す図である。
【0046】入力されたイエローの2値信号は、FIF
O3201a,3201bでライン遅延を持たせて3ラ
イン分のデータを得る。そして、そのラインデータをD
フリップフロップ3202a〜3202fで1クロック
ずつ遅延させて、3×3画素の画像信号を得る。これら
FIFO、及びフリップフロップからの9個の出力信号
は、各ゲート回路3203a〜3203dに入力され、
そこで所定のドットパターンに相当するか否かの判定を
する。
【0047】出力信号が所定のドットパターンに一致し
た場合は、該当するゲート回路の出力が論理“1”とな
り、NORゲート3204の出力が論理“0”になる。
その結果、ANDゲート3205の出力がマスクされ、
3×3画素の中心画素が強制的に論理“0”、すなわ
ち、白ドットに変換される。
【0048】ゲート回路3203a〜3203dは、そ
れぞれ、図12に示す(a)〜(d)のようなドットパ
ターンが入力された場合に、その出力が論理“1”とな
る回路である。従って、ドットパターン検出・修正回路
3110は、図12に示すドットパターンが入力された
場合に、その中心画素の黒ドットを白ドットに変換する
という動作を行なう。
【0049】図13は第3の実施例による付加パターン
生成回路3112の構成を示すブロック図である。この
付加パターン生成回路3112は、図13に示すよう
に、主走査カウンタ3401,副走査カウンタ340
2,固有情報を納めた固有情報LUT3403,固有情
報をドットパターンに変換するためのドットパターンL
UT3404から構成される。
【0050】次に、上記構成による動作を説明する。
【0051】主走査カウンタ3401,副走査カウンタ
3402は、それぞれ画像信号の主走査方向、副走査方
向のクロック信号に従ってカウント動作を行ない、画像
上の位置に対応して固有情報LUT3403を参照す
る。この固有情報LUT3403には、本フルカラー複
写装置のシリアル番号を記憶させてあり、繰り返しシリ
アル番号を出力することができる。
【0052】本実施例におけるフルカラー複写装置で
は、このシリアル番号をもとにしてドットパターンLU
T3404を参照することにより、装置の機種情報をド
ットパターンで表わした画像信号を生成する。尚、ドッ
トパターンLUT3404に記憶されているドットパタ
ーンは、図12に示したドットパターンであり、これは
パターン検出・修正回路3110にて修正を受けるパタ
ーンである。
【0053】この付加パターン生成回路3112からの
出力を、パターン付加回路3111において通常の画像
信号に付加し、出力画像に重ねることで画像形成を行な
う。このように、イエローの画像データに対して、所定
のドットパターンを用いて識別情報が付加された出力画
像は、不図示の読み取り部にて読み取るか、あるいは、
拡大してイエローのみを分版することにより、付加した
情報を抽出することができる。すなわち、情報の付加に
用いるドットパターンは、識別情報が付加されていない
場合、パターン検出・修正回路3110にて全て除去さ
れているため、仮に画像中から所定のドットパターンが
検出された場合は、それは識別情報であると判断でき
る。
【0054】以上説明したように、第3の実施例によれ
ば、2値化された画像データの中から識別情報の符号化
に用いる特定のドットパターンを取り除き、そのドット
パターンを使用して所定の識別情報を付加することによ
り、肉眼には極めて目立ちにくく、かつ、検出が容易な
形態にて識別情報を付加する装置において、識別情報を
付加する部分のみを機能しなくする様に、装置を改造す
ることは困難になる。尚、本発明は、複数の機器から構
成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装
置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。また、本発明で
は、画像出力手段として、上述のようなレーザビームプ
リンタに限らず、インクジェットプリンタ、熱転写プリ
ンタ等のプリンタを適用しても良い。
【0055】また、本発明では、図14に示されるよう
な面順次ではなく、点順次方式の出力手段であっても良
い。
【0056】さらに、本発明では、入力手段として、C
CDセンサにより原稿を走査するタイプのイメージスキ
ヤナに限らず、ホストコンピュータ、ビデオカメラ、ス
チルビデオカメラ、カラーフィルムを読み取るフィルム
リーダ等の機器を用いても良い。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像信号を処理する画像処理機能と、有価証券の偽造等
の悪用を防止するためにその画像信号に印刷元を特定す
るための識別情報を付加する付加機能を一体化して単一
の基板に配置した同一ユニットを構成することで、画像
処理機能を残したまま、付加機能のみを取り外すことが
不可能になる。この結果、画像信号に対して必ず識別情
報を付加することができ、この識別情報が付加された画
像信号に基づいて紙幣等の有価証券が印刷されたとして
も、この識別情報に基づいて印刷元を追求でき、有価証
券の偽造等の悪用を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるイメージスキャナ部201
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の要部を示すブロツク図である。
【図3】第1の実施例による複写機の構成を示す側断面
図である。
【図4】図14に示されるCNO信号の切り換えタイミ
ングを示すタイミングチヤートである。
【図5】第1の実施例によるパターン付加回路410の
構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施例による複写結果の一例を示す図で
ある。
【図7】第2の実施例によるイメージスキャナ部の構成
を示すブロック図である。
【図8】図7の要部を示すブロツク図である。
【図9】第3の実施例によるフルカラー複写装置の画像
処理部の回路構成を示すブロック図である。
【図10】図9の要部の構成を示すブロツク図である。
【図11】第3の実施例によるドットパターン検出・修
正回路3111の構成を示すブロック図である。
【図12】第3の実施例において符号化に用いる2値パ
ターンの一例を示す図である。
【図13】第3の実施例による付加パターン生成回路3
112の構成を示すブロック図である。
【図14】第1の実施例によるCNO信号とプリント出
力との関係を示す図である。
【符号の説明】
1〜12 信号線 200 鏡面圧板 201 イメージスキヤナ部 202 プリンタ部 203 プラテン 204,801 原稿 205 ランプ 206,207,208 ミラー 209 レンズ 210 3ラインセンサ 211 信号処理部 212 レーザドライバ 213 半導体レーザ 214 ポリゴンミラー 215 f−θレンズ 216 ミラー 217 感光ドラム 218 回転現像器 219 マゼンダ現像部 220 シアン現像部 221 イエロー現像部 222 ブラツク現像部 223 転写ドラム 224,225 用紙カセツト 226 定着ユニツト 210−1〜210−3 CCD 210−1,210−2,210−3 CCDセンサ 401,402 ディレイ素子 450 CPU 451 ROM 452 RAM 403,404,405 log変換器 406 マスキング・UCR回路 407 空間フィルタ回路 408 濃度変換回路 410 識別信号付加回路 411,601,801 半導体チツプ 901 副走査カウンタ 902 主走査カウンタ 903 LUT 905 フリップフロップ 913 ANDゲート 906,907,908,909 レジスタ 910 セレクタ 911 ANDゲート 912 加算器 3101 ラインセンサ 3102 A/Dコンバータ 3103 シェーディング補正回路 3104 濃度変換回路 3108 マスキング・UCR回路 3109a,3109b,3109c,3109d イ
ンクヘッド 3110 パターン検出・修正回路 3111 パターン付加回路 3112 付加パターン生成回路 3201a,3201b FIFO 3202a〜3202f Dフリップフロップ 3203a〜3203d ゲート回路 3204 NORゲート 3205 ANDゲート 3401 主走査カウンタ 3402 副走査カウンタ 3403 固有情報LUT 3404 ドツトパターンLUT

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像信号を処理して処理画像信号を
    生成する画像処理手段と、 前記処理画像信号によって示される画像に当該画像処理
    装置を特定するための所定のパターンを人間の目に識別
    し難く付加する付加手段とを有し、 前記画像処理手段の少なくとも一部と前記付加手段とを
    一体化して単一の基板に配置した同一ユニットを構成す
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 入力画像信号を処理して処理画像信号を
    生成する画像処理手段と、 前記処理画像信号を2値化する2値化手段と、 該2値化手段で2値化した信号によって示される画像に
    当該画像処理装置を特定するための所定のパターンを人
    間の目に識別し難く付加する付加手段とを有し、 前記2値化手段と前記付加手段とを一体化して単一の基
    板に配置した同一ユニットを構成することを特徴とする
    画像処理装置。
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