JP3227174B2 - 画像処理装置及び画像処理装置のための制御方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理装置のための制御方法

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JP3227174B2 JP16038791A JP16038791A JP3227174B2 JP 3227174 B2 JP3227174 B2 JP 3227174B2 JP 16038791 A JP16038791 A JP 16038791A JP 16038791 A JP16038791 A JP 16038791A JP 3227174 B2 JP3227174 B2 JP 3227174B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像中の特定
画像の検出を色味の分布に尾とづいて行う画像処理装置
及び画像処理装置のための制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー複写機の発達に伴って、原
稿複写の再現性が向上している。このため、紙幣、有価
証券等の偽造行為を予防するための技術が必要となる。
その技術の一つとして、RGB色空間での特定原稿のデ
ータをあらかじめ登録しておき、入力画像データの色分
布が色空間上で特定原稿データの分布と一致するか否か
を判定し、特定原稿を判別する技術が本出願人より提案
されている。
【0003】さらに詳しくは入力原画像データのR(レ
ッド)、G(グリーン)、B(ブルー)信号のR、G、
B3次元座標空間での分布と、特定原稿データの3次元
座標空間での分布を比較し、合致している部分が、ある
一定値以上となった場合、複写すべき原稿中に特定原稿
が含まれていると判定するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、判
定すべき特定原稿は、そのR,G,B色空間上での色味
の分布をあらかじめ登録されている必要がある。
【0005】しかしながら、複写に適さない特定原稿は
多種多様であり、カラー複写機が利用される国、地域、
職種等によって大きく異っている。
【0006】従って、それらの原稿のデータをすべて登
録しておくことは不可能でありその使用環境によって容
易に登録変更、あるいは新規登録作業を行えることが望
ましい。
【0007】そこで、本発明は、判定すべき特定原稿に
関するデータを登録可能な画像処理装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明の画像処理装置は、判定対象の入力
画像と特定画像との類似度をそれぞれの画像が有する
味の分布に応じて判定する画像処理装置であって、複数
の色成分毎の信号の値に対応したアドレスを有するメモ
リと、入力された画象を複数の色成分に分解し、複数の
色成分毎の信号を発生する発生手段と、前記メモリに前
記特定画像が有する色味の分布を登録する場合、登録す
べき特定画像を入力させた場合に前記発生手段から順次
発生される複数の色成分毎の信号の値に対応する前記メ
モリのアドレスに所定の値を書き込ませることにより、
前記所定の値が書き込まれたアドレスに応じた複数の色
成分信号が表わす色味を前記特定画像の色味情報として
登録させ、前記判定対象の入力画像と前記特定画像との
類似度を判定する場合、判定対象の入力画像を入力させ
た場合に前記発生手段から順次発生される複数の色成分
信号の値に対応する前記メモリのアドレスに前記所定の
値が記憶されているか否かに応じて前記入力画像の複数
の色成分信号が前記特定画像の色味情報に合致している
か否かを示す判定信号を出力させる制御手段と、前記メ
モリから順次出力される判定信号に基づいて前記判定対
象の入力画像と前記特定画像との類似度判定する判定
手段と、を有することを特徴とする。また、請求項2の
発明の画像処理装置のための制御方法は、入力された画
象を複数の色成分に分解し、複数の色成分毎の信号を発
生する発生手段と、特定画象が有する色味の分布を示す
色味情報として複数の色成分信号の値に対応したアドレ
スに所定の値が記憶され、判定対象の入力画像の複数の
色成分信号の値に対応したアドレスに前記所定の値が記
憶されているか否かに応じて前記入力画像の複数の色成
分信号が前記特定画像の色味情報に合致しているか否か
を示す判定信号を出力するメモリと、前記メモリから出
力される判定信号に基づいて判定対象の入力画像と前記
特定画像との類似度を判定する判定手段を有する画像処
理装置のための制御方法であって、前記発生手段を用い
て、入力された前記特定画像として登録すべき画像から
複数の色成分信号を発生する発生ステップと、前記複数
の色成分信号の値に応じた前記メモリのアドレスに所定
の値を記憶することにより 、前記所定の値が書き込まれ
たアドレスに応じた複数色成分信号が表わす色味を前記
特定画像の色味情報として登録する登録ステップと、を
有することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、好ましい実施例に基づき、本発明を説
明する。
【0010】以下の実施例では本発明の適用例として複
写装置が示されるが、これに限るものでなくプリンタ、
ファクシミリ等種々の画像処理装置に適用出来ることは
勿論である。
【0011】図10に本発明の第1の実施例の装置の外
観図を示す。
【0012】図10において201はイメージスキャナ
部であり、原稿を読取り、ディジタル信号処理を行う部
分である。また、202はプリンタ部であり、イメージ
スキャナ201に読取られた原稿画像に対応した画像を
用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
【0013】イメージスキャナ部201において、20
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラ
ー206、207、208に導かれ、レンズ209によ
り3ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結び、
フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)成分として信号処理部211に送られる。尚、2
05、206は速度vで、207、208は1/2vで
ラインセンサの電気的走査方向に対して垂直方向に機械
的に動くことによって原稿全面を走査する。信号処理部
211では読取られた信号を電気的に処理し、マゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B
k)の各成分に分解し、プリンタ部202に送る。ま
た、イメージスキャナ部201における一回の原稿走査
(スキャナ)につき、M,C,Y,Bkのうちひとつの
成分がプリンタ部202に送られ、計4回の原稿走査に
より一回のプリントアウトが完成する。
【0014】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,YまたはBkの画信号は、レーザドライバ2
12に送られる。レーザドライバ212は画信号に応
じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光はポ
リゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー21
6を介し、感光ドラム217上を走査する。
【0015】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像器
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム217上
に形成された静電潜像をトナーで現像する。
【0016】223は転写ドラムで、用紙カセット22
4又は225より供給されてきた用紙をこの転写ドラム
223に巻きつけ、感光ドラム217上に現像された像
を用紙に転写する。
【0017】この様にしてM,C,Y,Bkの4色が順
次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過し
て排紙される。
【0018】次に本発明に係る画像信号処理部211に
ついて説明する。
【0019】図1は本実施例のカラー画像処理装置の信
号処理ブロック図である。
【0020】図中、101はCCDカラーセンサーであ
り、図示しないカラー原稿をライン毎に読み取り、読み
取りデータを102のアナログ増幅器へ出力する。10
3はA/D変換器であり102のアナログ出力をサンプ
ルホールドしデジタルデータに変換する。104は画像
信号の読み取り位置による明るさの傾きやCCDの感度
ムラを補正するシェーディング補正回路である。
【0021】105〜107はRGB信号を周知の色修
正処理によりプリンター出力のためのYMCK信号に変
換する対数変換回路、黒成分抽出回路、及びマスキング
・UCR(下色除去)回路である。
【0022】108は読み取り同期信号であるHS、C
LK、VSを生成する回路であり、この同期信号はすべ
ての回路ブロックに供給される。ここでHSは主走査区
間信号、CLKは画素読み取り基本クロック信号、VS
は副走査方向有効領域を示す区間信号である。
【0023】109は読み取り画像データと特定原稿と
の色空間での類似性をリアルタイムで算出する色空間マ
ッチング回路、110は109のマッチング結果により
特定原稿が存在すると判定した場合1を、そうでない場
合0を出力する判定信号生成回路である。
【0024】110の判定信号出力は例えば107のマ
スキング・UCR回路へ入力され、もし特定原稿が存在
する場合にはマスキング係数を通常の値から変更し、複
写出力の色再現性を劣化させ、偽造行為の結果を望まし
くない状態にする事が可能となる。
【0025】111は入力原稿画像1画面分を記憶する
フレームメモリー、112は111のフレームメモリー
のデータにアクセスするCPUであり、109、110
にもデータの書き込みを行う。111、112の詳細は
後述する。
【0026】図2は色空間マッチング回路109を説明
するブロック図である。同図においてR201はシェー
デイング補正回路104からのR(レッド)信号8ビッ
トのうちの上位5ビットのデータである。G202,B
203は同様にG(グリーン)信号、B(ブルー)信号
の上位5ビットのデータである。
【0027】204は複数種類の特定原稿の色味に関す
る情報が格納されているEE−PROM(読み書き消去
可能メモリー)である。アドレスA0〜A14に前記R,
G,B信号が入力され、このR,G,B信号が特定原稿
の色味に合致しているか否かを示す判定信号がデータD
0〜D7に出力される。ROM204には特定原稿の色味
に関する情報が格納されており、入力されるR,G,B
信号が特定原稿の色味に合致する場合は1が、そうでな
い場合には0がD0〜D7に出力される。
【0028】図4はROM204に格納されている複数
原稿に関するデータとROM204のビット位置との関
係を示した図である。これによりD0〜D7から、異なる
8種類の特定原稿(特定原稿Aから特定原稿Hまで)の
色味に関する判定情報(0または1)が並列に出力され
る。
【0029】210から217は色味判定信号X0〜X7
の信号に対し図5、図6で示す平滑化演算をほどこす回
路である。
【0030】図5は平滑回路210〜217の回路構成
を示すブロック図である。
【0031】図6は入力Xnと平滑処理後の出力値Yn
との関係を示す図である。入力Xnの値として1が連続
する場合Ynの値が増大する。Xnが0になるとYn値
は徐々に減少していく。
【0032】これにより入力R,G,B信号が連続して
特定原稿の色味に合致している場合、Xnは連続して1
の値をとり、従ってYnが所定の閾値を越えるまで増大
していく。
【0033】平滑回路の出力C0〜C7はYnを所定閾値
で2値化したものであり、このように特定原稿の色味に
合致している画素が連続している場合のみC0〜C7から
は1が出力され、より正確な判定が可能となる。
【0034】色空間判定回路220〜227はRGB色
空間における特定原稿データと入力カラー信号の類似度
をリアルタイムで算出する回路であり、類似度判定信号
MK0〜MK7を出力する。
【0035】図3は色空間判定回路220〜227のう
ちの1つの回路のブロック図である。
【0036】SRAM230からのデータDnと平滑回
路からの信号Cnは303でOR演算され結果はDnと
して再びSRAM230に書き込まれる。
【0037】一方Dn、Cn、及び204からのデータ
Xnは302でAND演算され、Xn、Cnが1で、か
つDnが0から1に遷移する場合のみ302からは1が
出力される。302の出力が1の場合304のカウンタ
ーでカウントアップされる。カウンター304は副走査
区間信号VSの立ち上がりでクリアーされる。
【0038】305はカウンター304の出力値の最大
値を保持する回路である。305の出力であるカウンタ
ー出力の最大値は307で所定の定数δnと比較され
る。最大値がδnより大きい場合307はMKnとして
1を出力し、そうでない場合MKnとして0を出力す
る。δnの値は色空間上の特定原稿の色味がしめる体積
のうちのS%の値として設定される。すなわち図4で示
したROM204の中の1の数をVorgとして δn=Vorg×S/100 である。Sの値は特定原稿が原稿台に置かれている場
合、約半分まで読み取った時に判定信号MKnが1とな
る様に設定する。
【0039】以上の処理により入力画像データが特定原
稿のデータとRGB3次元色空間上でほぼ同一の形状と
なった時、色空間類似判定信号MK0〜MK7が1になる
ことになる。
【0040】図7は判定信号生成回路110を説明する
回路ブロック図である。本回路構成によりROM204
に登録された複数の特定原稿データのうちどれか1つで
も、入力画像データと色空間上で合致すると判定された
時、リアルタイムで判定信号fは1になり、ただちにマ
スキング・UCR回路へのフィードバックが実行され
る。
【0041】以上の特定原稿判定回路において必要とな
る色味の分布データ(図4のEEPROM204)、及
び判定しきい値(図3、306δn、図5、506の
α、等)はCPU112がフレームメモリー111の画
像データを参照して決定する。
【0042】以下にその手順の一例を図8を用いて説明
する。
【0043】図8は特定原稿の登録手順を示すフローチ
ャートである。
【0044】ステップ801において、図2で示した8
種類の特定原稿判定回路のうち、どの判定回路に対する
パラメーターを設定するかを選択する。選択された番号
をN(0〜7)とする。
【0045】ステップ802において、図4で示したE
E−PROM204の内容のうち、N番目の判定回路に
対応する色味情報を消去する。
【0046】ステップ803において、登録すべき特定
原稿を画像読み取り装置の原稿台上に置き、これを走査
読み取りし、RGB画像としてフレームメモリー111
に格納する。このとき原稿画像すべてを記憶するとフレ
ームメモリーの容量として非常に大きなものとなるの
で、例えば入力データを16画素毎に間引いて格納する
ようにしてもよい。
【0047】ステップ804において、111に格納さ
れた画像中から特定原稿の存在位置を検出する。これは
原稿(例えば紙幣、有価証券等)が原稿台上のどこに置
かれるかは決まっていないため、フレームメモリー内の
どの部分が意味のあるデータであるかが分からないため
である。図9にこの様子を示す。図中901がフレーム
メモリー中のすべてのデータを表しており、902が必
要とされる特定原稿画像の部分を表している。そこで9
01のデータで、背景部分が暗くなっている場合、例え
ば信号レベルがあるしきい値以上である画素を検出し、
その縦方向座標の最小値(903)と最大値(90
4)、及び横方向座標の最小値(905)と最大値(9
06)を求めれば、特定原稿の存在位置を限定すること
ができる。
【0048】ステップ805において、上で求めた、特
定原稿存在領域の中から1画素分のR,G,Bデータを
111から読み出す。
【0049】ステップ806において、805で読み出
したR,G,B値に対応するアドレスの色味情報をEE
−PROM204に書き込む。(図4に示したN番目の
列の、上記R,G,B値に対応するアドレスに1を書き
込む。)ステップ807において、図9で示されている
領域902のデータすべての画素について805、80
6の処理を繰り返す。この処理が終了すると登録すべき
特定原稿の色味の分布がEE−PROMに登録されたこ
とになる。
【0050】ステップ808において、N番目の判定回
路の判定しきい値α及びδnを設定可能な値の最大値
(この場合255)に設定する。
【0051】ステップ809において、803で読み取
った原稿画像を再び原稿台に置き、再度これを読みとっ
てN番目の判定回路を動作させる。このとき808で設
定された判定しきい値が適切であれば、登録原稿が存在
することが検出され、N番目の判定出力MKnとして1
が出力されるはずである。
【0052】ステップ810において、809でMKn
=1が出力された場合設定しきい値は適切であったとし
て登録作業は終了する。(ステップ811)MKn=0
の場合にはしいき値が不適当であるのでα、δnの値を
所定量だけ小さくして、再び同一原稿に対し判定処理8
09を行う。(ステップ812)以上の処理をMKn=
1となるまで繰り返すことにより対象とする特定原稿の
判定パラメーターがすべて設定されることになる。
【0053】(他の実施例)前記実施例ではカラー複写
機の例を説明したが、他に原稿画像を外部コンピュータ
ー上に取り込み、同様の処理をコンピューター上で行っ
て発生するパラメーターをEEPROMに書き込み、こ
のROMを本発明の画像処理装置に組み込むような構成
としてもよい。
【0054】また判定パラメーターとして、前記実施例
では色味の分布情報と判定しきい値としたが、これらの
いずれか一方、もしくはほかの判定パラメーターに適用
することももちろん可能である。
【0055】以上本発明の実施例によれば、任意の特定
原稿に対し、特定原稿判定回路のパラメーターを容易に
設定できるため、多種多様な特定原稿の判別が可能とな
る。
【0056】またカラー画像処理装置の素子特性の機械
間ばらつき等に起因する判定精度の機械間差も、本発明
を適用することにより機械毎の特性が判定パラメーター
に反映され、常に安定した判定処理を行うことが可能と
なる。
【0057】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、特定画象と
の類似度を判定するために使用する複数色成分信号の値
をそのままメモリのアドレスとして利用できるので、判
定基準となるデータの登録及び判定を容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像処理装置の全体ブロック
図。
【図2】色空間マッチング判定回路109を説明する
図。
【図3】色空間判定回路220〜227を説明する図。
【図4】EE−PROM204の内容を説明する図。
【図5】平滑回路210〜217の回路ブロック図。
【図6】平滑回路の動作を説明する図。
【図7】判定信号生成回路110の回路ブロック図。
【図8】本発明の処理手順を説明するフローチャート。
【図9】特定原稿の位置検出を説明する図。
【図10】本発明の適用例としてカラー複写機の構成を
説明する図。
【符号の説明】
109 色空間マッチング回路 110 判定信号生成回路 111 フレームメモリ 112 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/46 H04N 1/46 Z (72)発明者 船田 正広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 宇田川 豊 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−210481(JP,A) 特開 平3−139974(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40,1/46,1/60 G03G 21/04 G06T 1/00,7/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 判定対象の入力画像と特定画像との類似
    度をそれぞれの画像が有する色味の分布に応じて判定す
    る画像処理装置であって、複数の色成分毎の信号の値に対応したアドレスを有する
    メモリと 力された画象を複数の色成分に分解し、複数の色成分
    毎の信号を発生する発生手段と、 前記メモリに前記特定画像が有する色味の分布を登録す
    る場合、登録すべき特定画像を入力させた場合に前記発
    生手段から順次発生される複数の色成分毎の信号の値
    対応する前記メモリのアドレスに所定の値を書き込ませ
    ることにより、前記所定の値が書き込まれたアドレスに
    応じた複数の色成分信号が表わす色味を前記特定画像の
    色味情報として登録させ、 前記判定対象の入力画像と前記特定画像との類似度を判
    定する場合、判定対象の入力画像を入力させた場合に
    記発生手段から順次発生される複数の色成分信号の値
    対応する前記メモリのアドレスに前記所定の値が記憶さ
    れているか否かに応じて前記入力画像の複数の色成分信
    号が前記特定画像の色味情報に合致しているか否かを示
    す判定信号を出力させる制御手段と、 前記メモリから順次出力される判定信号に基づいて前記
    判定対象の入力画像と前記特定画像との類似度判定
    る判定手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 入力された画象を複数の色成分に分解
    し、複数の色成分毎の信号を発生する発生手段と、特定
    画象が有する色味の分布を示す色味情報として複数の色
    成分信号の値に対応したアドレスに所定の値が記憶さ
    れ、判定対象の入力画像の複数の色成分信号の値に対応
    したアドレスに前記所定の値が記憶されているか否かに
    応じて前記入力画像の複数の色成分信号が前記特定画像
    の色味情報に合致しているか否かを示す判定信号を出力
    するメモリと、前記メモリから出力される判定信号に基
    づいて判定対象の入力画像と前記特定画像との類似度を
    判定する判定手段を有する画像処理装置のための制御方
    法であって、前記発生手段を用いて、入力された前記特定画像として
    登録すべき画像 から複数の色成分信号を発生する発生ス
    テップと、 前記複数の色成分信号の値に応じた前記メモリのアドレ
    スに所定の値を記憶することにより、前記所定の値が書
    き込まれたアドレスに応じた複数色成分信号が表わす色
    味を前記特定画像の色味情報として登録する登録ステッ
    プと、 を有することを特徴とする画像処理装置のための制御方
    法。
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