JP3313748B2 - 付加情報合成機能を有する複写装置及び付加情報合成方法 - Google Patents

付加情報合成機能を有する複写装置及び付加情報合成方法

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JP3313748B2 JP29436691A JP29436691A JP3313748B2 JP 3313748 B2 JP3313748 B2 JP 3313748B2 JP 29436691 A JP29436691 A JP 29436691A JP 29436691 A JP29436691 A JP 29436691A JP 3313748 B2 JP3313748 B2 JP 3313748B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿画像を多値画像デ
ータとして読み取り、前記多値画像データとパターン
報とを合成した合成画像データの画像形成を行う付加情
報合成機能を有する複写装置及び付加情報合成方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パターンを付加する複写機として
は、原稿画像が形成された転写紙にパターンの画像を多
重転写により合成記録する複写機(デジアナ機)、ある
いはデジタル複写機においては原稿画像のビデオ情報
に、パターン情報を付加して複写する装置がある。上記
の様な複写機では、図9(a)の様な画像の上にそのま
まパターンを付加してしまうため原稿画像とパターンと
が重なってしまい、図9(b)の様に原稿画像が見にく
くなってしまうという欠点があった。このような欠点を
除去するために、原稿の画像領域の輪郭を示す輪郭情報
に基づいて、画像領域とパターンとの境界部分を特定濃
度の画像でマスキングして原稿画像とパターンとの合成
を行う機能を有する付加情報合成機能を有する複写装置
が提案されている。これにより、パターンと原稿画像と
の境界が鮮明になり、良好な合成画像を得る事ができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、従
来、マスキングのための輪郭情報を生成するには、例え
ば、多値の原稿画像データの微分及び2値化処理により
エッジ画素を求め、求めたエッジ画素を計数し、計数し
たエッジ画素数に基づき輪郭領域を求めるといった多く
の処理工程を必要としていた。このため輪郭情報の生成
処理を行うための回路構成は複雑なものとなり、装置の
コストアップを引き起こすという問題があった。本発明
は、上述した問題点を解決するためのものであり、中心
画素を注目画素とする所定領域単位で原稿画像の2値画
像データを保持し、注目画素が画像を表す画素ではなく
かつ注目画素を囲む所定領域に画像を表す画素が存在す
る場合に注目画素を輪郭画素と判定することで、原稿画
像の輪郭情報を生成することにより、原稿画像の外部輪
郭領域を示すデータを低コストで簡単に生成することが
できる付加情報合成機能を有する複写装置及び付加情報
合成方法を提供することを目的とする。また、原稿画像
の多値画像データとパターン情報とを合成し、得られた
合成画像データを記憶手段に記憶した後に、原稿画像の
2値画像データに基づき生成された輪郭領域信号に応じ
て、輪郭画像、または記憶手段に記憶された合成画像デ
ータのどちらかを選択的に出力することで、合成画像デ
ータに輪郭画像を付加することにより、合成画像データ
の輪郭画像を変更する場合において、再度、原稿画像と
パターン情報との画像合成を行う必要がなく、輪郭画像
の付加を効率的に行える付加情報合成機能を有する複写
装置及び付加情報合成方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、原稿画像を多値画像データとして読み取り、前記多
値画像データとパターン情報とを合成した合成画像デー
タの画像形成を行う付加情報合成機能を有する複写装置
であって、前記原稿画像の多値画像データを入力する入
力手段と、前記入力手段により入力した多値画像データ
とパターン情報とを合成する合成手段と、前記合成手段
により得られた合成画像データを記憶する記憶手段と、
前記入力手段により入力した多値画像データを2値画像
データに変換する2値化手段と、前記2値化手段により
変換した2値画像データを入力し、入力した2値画像デ
ータを、中心画素を注目画素とする所定領域単位で保持
し、前記注目画素が画像を表す画素ではなくかつ前記注
目画素を囲む前記所定領域に画像を表す画素が存在する
場合に前記注目画素を輪郭画素と判定することで、前記
原稿画像の輪郭領域信号を生成する生成手段と、前記原
稿画像の輪郭部分に付加する輪郭画像を発生する輪郭画
像発生手段と、前記生成手段により生成した輪郭領域信
号に応じて、前記合成画像データに対して所定の輪郭画
像を付加する付加手段とを有し、前記合成手段が原稿画
像の多値画像データとパターン情報とを合成し、前記記
憶手段が得られた合成画像データを記憶した後に、前記
付加手段が、前記輪郭領域信号に応じて、前記輪郭情報
発生手段からの輪郭画像、または前記記憶手段に記憶さ
れた合成画像データのどちらかを選択的に出力すること
で、前記合成画像データに輪郭画像を付加することを特
徴とする。また、本発明の付加情報合成方法では、原稿
画像を多値画像データとして読み取り、前記多値画像デ
ータとパターン情報とを合成した合成画像データの画像
形成を行う付加情報合成方法であって、入力した前記原
稿画像の多値画像データを2値画像データに変換する2
値化工程と、入力した前記原稿画像の多値画像データと
パターン情報とを合成する合成工程と、前記合成工程に
より得られた合成画像データを記憶手段に記憶する記憶
工程と、前記2値化工程により変換した2値画像データ
を、中心画素を注目画素とする所定領域単位で記憶手段
に保持し、前記注目画素が画像を表す画素ではなくかつ
前記注目画素を囲む前記所定領域に画像を表す画素が存
在する場合に前記注目画素を輪郭画素と判定すること
で、前記原稿画像の輪郭領域信号を生成する生成工程
と、前記原稿画像の輪郭部分に付加する輪郭画像を発生
する輪郭画像発生工程と、前記生成工程により生成した
輪郭領域信号に応じて、前記合成画像データに対して所
定の輪郭画像を付加する付加工程とを有し、前記合成工
程が原稿画像の多値画像データとパターン情報とを合成
し、前記記憶工程が得られた合成画像データを記憶手段
に記憶した後に、前記付加工程が、前記輪郭領域信号に
応じて、前記輪郭情報発生工程による輪郭画像、または
前記記憶手段に記憶された合成画像データのどちらかを
選択的に出力することで、前記合成画像データに輪郭画
像を付加することを特徴とする。
【0006】
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す画像処理装置
の構成を説明する断面図である。
【0008】図において、1は原稿給送手段となる原稿
給送装置で、載置された原稿を1枚ずつ、あるいは2枚
連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。3は
ランプ、走査ミラー5等で構成されるスキャナで、原稿
給送装置1により原稿台ガラス面2に載置されると、ス
キャナが所定方向に往復走査されて原稿反射光を走査ミ
ラー5〜7を介してレンズ8を通過してイメージセンサ
部9に結像する。10はレーザスキャナで構成される露
光制御部で、コントローラ部CONTの画像信号制御部
23(図2参照)から出力される画像データに基づいて
変調された光ビームを感光体11に照射する。12,1
3は現像器で、感光体11に形成された静電潜像を所定
色の現像剤(トナー)で可視化する。尚、12は赤トナ
ー、13は黒トナーを含んでいる。14,15は記録シ
ート積載部で、定形サイズの記録シートが積載収納さ
れ、給送ローラの駆動によりレジストローラ配設位置ま
で給送され感光体11に形成される画像との画像先端合
わせタイミングをとられた状態で再給紙される。
【0009】16は転写分離帯電器で、感光体11に現
像されたトナー像を記録シートに転写した後、感光体1
1より分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着さ
れる。18は排紙ローラで、画像形成の終了した記録シ
ートをトレー20に積載排紙する。19は方向フラッパ
で画像形成の終了した記録シートの搬送方向を排紙口と
内部搬送路方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセ
スに備える。
【0010】以下、記録シートへの画像形成について説
明する。
【0011】イメージセンサ部9に入力された画像信
号、すなわち後述するリーダ32からの入力信号は、C
PU35により制御される画像信号制御回路33によっ
て処理を施されてプリンタ制御部部34に至る。プリン
タ制御部部24に入力された信号は露光制御部10にて
光信号に変換されて画像信号に従い感光体11を照射す
る。照射光によって感光体11上に作像された潜像は現
像器12もしくは現像器13によって現像される。上記
潜像タイミングを合わせて記録シート積載部14もしく
は15より記録シートが搬送され、転写部16におい
て、上記現像された像が転写される。転写された像は、
定着部17にて記録シートに定着された後、排紙部18
より装置外部に排出される。
【0012】また、両面記録時は、記録シートが排紙セ
ンサ19を通過後、排紙部ローラ18を排紙方向と反対
の方向に回転させる。また、これと同時にフラッパ20
を上方に上げて複写済の記録シートを搬送路22,23
を介して中間トレイ24に格納する。次に行う裏面記録
時に中間トレイ24に格納されている記録シートが給紙
され、裏面の転写が行われる。
【0013】また、多重記録時は、フラッパ21を上方
に上げて複写済みの記録シートを搬送路22,23の搬
送路を介して中間トレイ24に格納する。次に行う多重
記録に中間トレイ24に格納されている記録シートが給
送され、多重転写が行われる。
【0014】図2は、図1に示したコントローラ部CO
NTの構成を説明するブロック図であり、35はCPU
回路部で、ROM36,RAM37を内蔵し、ROM3
6に記憶された制御プログラムに基づいて各部を総括的
に制御する。尚、ROM36には、本発明のパターンデ
ータが格納されている。31は原稿自動給送制御部で、
載置された原稿を1枚ずつ、あるいは2枚連続に原稿台
ガラス2面上の所定位置に給送する等の制御を行う。3
2はイメージリーダで、上記イメージセンサ部9等によ
り構成され、図示していないRGB色分解フィルタによ
り色分解され、光電変換されたアナログ画像信号を画像
信号制御回路33に出力する。34はプリンタ制御部
で、画像信号制御部33から出力されるビデオ信号に基
づいて露光制御部10を駆動して光ビームを感光体11
に照射する。また、38は操作部で、画像形成に必要な
モードの設定をするためのキー、表示器等を有する操作
パネルを備えている。39はディジタイザで、原稿の所
望の領域を指定する。
【0015】本実施例の装置は、原稿画像に対して、網
かけや特定のパターン画像を付加して複写することがで
きる。次に、図3を用いてパターン画像の発生について
説明する。
【0016】4716はCPU35のアドレスバス、4
717はCPU35のデータバスである。また4703
はセレクタであり、信号4714が“0”の時、書き換
え可能なメモリ4705(ここではRAMとする)のア
ドレスにCPUのアドレスバス4716のデータが入力
される事になる。4721には、CPU35のライト信
号(Lowアクティブ)が入力される。つまりRAM4
705のアドレスにCPUのアドレスバスのデータが入
力されている時、CPU35がライト動作をRAM47
05に対して行うと、RAM4705にライト信号が入
力され、同時にRAM4705のデータ部にはCPUの
データバスのデータが入力される。つまり4714を
“0”とする事によりRAM4705の内容を書き換え
られる様に構成されている。
【0017】4701は、主走査アップカウンタ、47
02は副走査アップカウンタであり、4714を“1”
とする事により、RAM4705に格納されたパターン
データを読み出す為のアドレスがRAM4705に入力
される。この時読み出されたパターンデータはバッファ
4707を介して、AND回路4708へ入力される。
この実施例では、例えばRAM4705がバイト構成で
あればデータバス4717のビットごとに8種類のパタ
ーンを同時に出力させる様に構成されており、4718
のパターン選択信号によりその中の任意のパターンを選
択し、OR回路4709から、パターン信号4719と
して出力する様に構成されている。
【0018】図3の回路により、パターンデータが選択
されて出力されるが、このパターンデータは原稿の画像
領域とは重ならない様に出力制御されている。次にその
処理について説明する。
【0019】パターンと原稿情報との境界を明確にする
為の付加情報領域を作る方法について、図4により説明
する図4(a)は2値化された画像情報を5×5画素分
保持した様子を説明するものである。今、ある時間t0
において、マトリクスの中心のmの画素が入力された場
合を考える。この時、nは主走査方向において1つ前の
画素であり、Oは2つ前の画素、lは1つ後ろの画素で
あり、kは2つ前の画素である事を示している。同様に
rは副走査方向に対して1つ前の画素、hは副走査方向
に対して1つ後ろの画素である事を示す。今、時間t0
において図4(b)の回路によりa〜yすべての画素に
対して、論理和を取り、この出力と注目画素mの反転信
号と論理積をとった結果が境界領域を示す事になる。こ
の処理を時間t0の前後において連続的に行う、つま
り、原稿画像全体に対して行うことにより、原稿内の画
像領域の境界を示すデータを得る事ができる。
【0020】次に図5により、実際の境界領域について
説明する。原稿中に図5(a)の画像がある場合を考え
る。この画像に対する境界領域は図4(b)の回路か
ら、図5(b)の様に発生される。図4(a)の5×5
画素のマトリクスを使用した場合、図5(b)におい
て、領域の幅aは2画素分となる。
【0021】次に図6により原稿の画像が主走査及び副
走査に対して45°の傾きを持っている場合について説
明する。図6(a)が原稿内の画像である図4(a)の
ようなマトリクスにより決定される境界領域の幅がaで
あると仮定すると、図6(b)で示される様に45°の
傾きを持ったラインでは境界領域の幅はa√2となる事
がわかる。また長方形の角の部分では図6(b)の様に
境界領域がつぶれる事がわかる。
【0022】図7及び図8により、原稿上の画像情報の
外輪郭領域に白画像を付加する処理を説明する。
【0023】図8(a)が原稿の画像である場合、外輪
郭領域に白画像を付加し、更にパターン画像を画像周辺
に付加した場合の出力画像は図8(b),(c)の様に
なる。前に説明した図9(b)の出力画像と比べ文字の
周辺が白く抜ける事により、鮮明で見やすい出力画像を
得る事ができる。
【0024】図7の回路において、IN端子には、原稿
から読み取った画像情報をデジタル多値化し、シェーデ
ィング補正、輝度濃度変換等を行った後の多値画像信号
が入力される。701は、2値化処理部であり、外輪郭
領域を示すデータを低コストで簡単に生成するために、
ここでは一定のスライスレベルにより、単純2値化を行
っている。704は外輪郭領域生成部であり、図4
(b)で説明した回路がここに相当する。実際にハード
ウェア化する為には、副走査方向においても複数ライン
分の画像情報を保持する必要がある為、ラインメモリあ
るいはラッチ回路が設けられているが、図面上では省略
する。つまり、外輪郭領域であれば領域生成部704か
ら“1”が出力される事になる。702は遅延メモリで
あり、領域生成部704での領域信号の遅延分に画像情
報をあわせるためのものである。703は外輪郭情報生
成部であり、外輪郭部分に付加する画像情報を発生する
ものであり、本実施例では白画像(00H)を発生する
様に構成されている。705はスイッチ回路であり、領
域生成部704から出力された領域信号に応じて輪郭領
域内であれば、外輪郭情報生成部703の出力を境界領
域外であれば遅延メモリ702の出力を選択する。70
9,710はパターン情報を発生する回路で、709は
パターンの画像部分、710はパターンのバックグラン
ド部分のデータを発生する。708はセレクタで、図3
の信号4719の状態により、709と710のデータ
の一方が選択され、パターン情報として出力される。こ
の状態ではパターン情報は原稿全体にわたって出力され
る。706はセレクタで、2値化処理部702からの原
稿画像の2値化信号の反転信号により、原稿の画像情報
とパターン情報の一方が選択される。つまり、インバー
タ707の出力が“1”のときは、パターン情報が選択
され、インバータ707の出力が“0”のときは原稿の
画像情報が選択される。これにより、原稿の画像領域以
外の部分にパターン情報を付加した画像が得られる。こ
の画像が遅延メモリ702で遅延された後、外輪郭情報
発生部703からの白データと選択的に切り換えられ
て、図8(b),(c)のような原稿の画像領域の輪郭
部分を除いた部分にパターン情報を付加した画像が端子
OUTからプリンタ制御部へ出力される。
【0025】また、外輪郭情報生成部703の濃度を黒
(濃度イメージでFFH)として、黒輪郭を付加しても
良い。また任意の濃度とする事も可能である。また外輪
郭領域にパターンを付加する場合には、外輪郭情報生成
部703の所をパターン発生ブロックに置き換えれば良
い。
【0026】また本実施例では、原稿画像とパターンと
を1色での表現としたが、現像器12,13を使用して
原稿画像とパターンとを異なる色で表現する事は容易に
実現できる。この場合は前述した多重複写処理を用いれ
ば良い。
【0027】また、パターン情報を付加する範囲は、原
稿領域全体でなくても、デジタイザ39で指定した範囲
内だけでも良い。この場合、図7の外輪郭領域生成部7
04はディジタイザ39で指定された範囲内について外
輪郭領域を示すデータを発生すれば良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
中心画素を注目画素とする所定領域単位で原稿画像の2
値画像データを保持し、注目画素が画像を表す画素では
なくかつ注目画素を囲む所定領域に画像を表す画素が存
在する場合に注目画素を輪郭画素と判定することで、原
稿画像の輪郭情報を生成することにより、原稿画像の外
部輪郭領域を示すデータを低コストで簡単に生成するこ
とができるという効果がある。また、原稿画像の多値画
像データとパターン情報とを合成し、得られた合成画像
データを記憶手段に記憶した後に、原稿画像の2値画像
データに基づき生成された輪郭領域信号に応じて、輪郭
画像、または記憶手段に記憶された合成画像データのど
ちらかを選択的に出力することで、合成画像データに輪
郭画像を付加することにより、合成画像データの輪郭画
像を変更する場合において、再度、原稿画像とパターン
情報との画像合成を行う必要がなく、輪郭画像の付加を
効率的に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写装置の断面図。
【図2】複写装置の構成を示すブロック図。
【図3】パターン情報発生部を示す回路図。
【図4】画像のマトリクスを示す図及び画像の輪郭部分
の領域信号を発生させる回路を示す図。
【図5】画像の輪郭を説明する為の図。
【図6】画像の輪郭を説明する為の図。
【図7】画像の輪郭部分の外側に白画像を付加する為の
回路を示す図。
【図8】画像の出力例を示す図。
【図9】従来の画像の出力例を示す図。
【符号の説明】
703 外輪郭情報生成部 704 外輪郭領域生成部 4719 パターン信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−302957(JP,A) 特開 昭58−116857(JP,A) 特開 平2−274174(JP,A) 特開 昭58−115969(JP,A) 特開 昭50−26419(JP,A) 特開 平1−255074(JP,A) 特開 平3−189692(JP,A) 特開 昭64−82957(JP,A) 特開 昭62−33649(JP,A) 特開 平1−302417(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 G06T 1/00 - 1/40 G06T 3/00 - 5/50 G06T 9/00 - 9/40

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を多値画像データとして読み取
    り、前記多値画像データとパターン情報とを合成した合
    成画像データの画像形成を行う付加情報合成機能を有す
    る複写装置であって、前記原稿画像の多値画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力した多値画像データとパターン
    情報とを合成する合成手段と、 前記合成手段により得られた合成画像データを記憶する
    記憶手段と、 前記入力手段により入力した 多値画像データを2値画像
    データに変換する2値化手段と、 前記2値化手段により変換した2値画像データを入力
    し、入力した2値画像データを、中心画素を注目画素と
    する所定領域単位で保持し、前記注目画素が画像を表す
    画素ではなくかつ前記注目画素を囲む前記所定領域に画
    像を表す画素が存在する場合に前記注目画素を輪郭画素
    と判定することで、前記原稿画像の輪郭領域信号を生成
    する生成手段と、前記原稿画像の輪郭部分に付加する輪郭画像を発生する
    輪郭画像発生手段と、 前記生成手段により生成した輪郭
    領域信号に応じて、前記合成画像データに対して所定の
    輪郭画像を付加する付加手段とを有し、前記合成手段が原稿画像の多値画像データとパターン情
    報とを合成し、前記記憶手段が得られた合成画像データ
    を記憶した後に、前記付加手段が、前記輪郭領域信号に
    応じて、前記輪郭情報発生手段からの輪郭画像、または
    前記記憶手段に記憶された合成画像データのどちらかを
    選択的に出力することで、前記合成画像データに輪郭画
    像を付加 することを特徴とする付加情報合成機能を有す
    る複写装置。
  2. 【請求項2】 前記付加手段は、前記生成手段により生
    成された輪郭領域信号が輪郭領域内を示す領域信号であ
    れば前記郭情報発生手段からの輪郭画像を選択して出力
    し、前記輪郭領域信号が輪郭領域外を示す領域信号であ
    れば前記記憶手段に記憶された合成画像データを選択し
    て出力することを特徴とする請求項1記載の付加情報合
    成機能を有する複写装置。
  3. 【請求項3】 前記輪郭情報発生手段は、任意濃度の輪
    郭画像を発生することを特徴とする請求項1記載の付加
    情報合成機能を有する複写装置。
  4. 【請求項4】 前記輪郭情報発生手段は、所定のパター
    ン画像を発生することを特徴とする請求項1記載の付加
    情報合成機能を有する複写装置。
  5. 【請求項5】 原稿画像を多値画像データとして読み取
    り、前記多値画像データとパターン情報とを合成した合
    成画像データの画像形成を行う付加情報合成方法であっ
    て、 入力した前記原稿画像の多値画像データを2値画像デー
    タに変換する2値化工程と、 入力した前記原稿画像の多値画像データとパターン情報
    とを合成する合成工程と、 前記合成工程により得られた合成画像データを記憶手段
    に記憶する記憶工程と、 前記2値化工程により変換した2値画像データを、中心
    画素を注目画素とする所定領域単位で記憶手段に保持
    し、前記注目画素が画像を表す画素ではなくかつ前記注
    目画素を囲む前記所定領域に画像を表す画素が存在する
    場合に前記注目画素を輪郭画素と判定することで、前記
    原稿画像の輪郭領域信号を生成する生成工程と、 前記原稿画像の輪郭部分に付加する輪郭画像を発生する
    輪郭画像発生工程と、前記生成工程により生成した輪郭
    領域信号に応じて、前記合成画像データに対して所定の
    輪郭画像を付加する付加工程とを有し、 前記合成工程が原稿画像の多値画像データとパターン情
    報とを合成し、前記記憶工程が得られた合成画像データ
    を記憶手段に記憶した後に、前記付加工程が、前記輪郭
    領域信号に応じて、前記輪郭情報発生工程による輪郭画
    像、または前記記憶手段に記憶された合成画像データの
    どちらかを選択的に出力することで、前記合成画像デー
    タに輪郭画像を付加することを特徴とする付加情報合成
    方法。
  6. 【請求項6】 前記付加工程は、前記生成工程により生
    成された輪郭領域信号が輪郭領域内を示す領域信号であ
    れば前記郭情報発生工程による輪郭画像を選択して出力
    し、前記輪郭領域信号が輪郭領域外を示す領域信号であ
    れば前記記憶手段に記憶された合成画像データを選択し
    て出力することを特徴とする請求項5記載の付加情報合
    成方法。
  7. 【請求項7】 前記輪郭情報発生工程は、任意濃度の輪
    郭画像を発生することを特徴とする請求項5記載の付加
    情報合成方法。
  8. 【請求項8】 前記輪郭情報発生工程は、所定のパター
    ン画像を発生することを特徴とする請求項5記載の付加
    情報合成方法。
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