JP4618316B2 - 画像処理装置、画像形成装置及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置及び画像処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、画像を処理するパーソナルコンピュータ等の画像処理装置に係り、より詳しくは、ウォータマークを付加する機能を有する画像処理装置に関するものである。
従来から、画像読取部あるいは外部装置から入力される画像に、文字列あるいはグラフィックスによるウォータマークを付加する機能を有する画像形成装置が存在している。
このウォータマークは透かし画像などと呼ばれることもあり、会社のロゴマークのようなグラフィックス、あるいは、「コピー禁止」「社外秘」「confidential」などの文字列などの印刷に用いられることが多い。
特許文献1には、ウォータマークを画像に重ねて印刷する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置においては、ウォータマークの色及び印刷の濃度が、任意の色及び濃度に設定される。通常は、ウォータマークの濃度は、重ねられる画像より薄く設定され、その色も、画像と異なる色に設定されることが多い。
特開2000−293339号公報
しかしながら、特許文献1に開示された画像形成装置では、画像とウォータマークとの色及び濃度が異なることから、両者が重なる領域とその周辺の領域において、互いの色及び濃度が干渉し合い、境界部分の画像が見えにくくなることがあった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、ウォータマークと画像とが重なる領域と近接する領域に濃度の低い画像を形成することで、重なり合う画像とウォータマークとの視認性が低下しない画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明の画像処理装置は、被記録媒体に形成される所定の濃度の主画像と少なくとも一部が重ね合わされる所定の濃度の付加画像を生成する付加画像生成部と、前記主画像と前記付加画像との重合領域と近接する領域に形成され、前記主画像および前記付加画像の両者より濃度の薄い境界画像を生成する境界画像生成部と、前記主画像と前記付加画像と前記境界画像とを合成して、被記録媒体に形成される合成画像を生成する画像合成部と、を備え、前記境界画像生成部は、前記主画像の濃度を検知する主画像濃度検知部と、前記付加画像の濃度を検知する付加画像濃度検知部と、
前記検知された前記主画像の濃度と前記検知された前記付加画像の濃度との、どちらの濃度が濃いかを判断する濃度判断部と、を備え、前記濃度判断部が前記主画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において不連続な形状の前記境界画像を生成し、前記濃度判断部が前記付加画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において連続する形状の前記境界画像を生成することを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記画像合成部は、前記境界画像を、前記付加画像の形成領域に合成することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像処理装置において、前記境界画像生成部は、記濃度判断部の判断結果に応じて、前記境界画像の形成領域の大きさを決定する領域決定部備えたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の画像処理装置において、前記領域決定部は、前記濃度判断部により前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より薄いと判断された場合に生成される前記境界画像の形成領域よりも、前記濃度判断部により前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より濃いと判断された場合に生成される前記境界画像の形成領域の方が大きくなるように、前記境界画像の形成領域を決定することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の画像処理装置において、前記境界画像生成部は、画像を形成するために定められた所定の濃度範囲の中で最も低い濃度の前記境界画像を生成することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の画像処理装置において、前記境界画像生成部は、記濃度判断部により薄いと判断された濃度よりも薄い濃度を、前記境界画像の濃度として決定する濃度決定部備えたことを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、被記録媒体に形成される所定の濃度の主画像と少なくとも一部が重ね合わされる所定の濃度の付加画像を生成する付加画像生成部と、前記主画像と前記付加画像との重合領域と近接する領域に形成され、前記主画像および前記付加画像の両者より濃度の薄い境界画像を生成する境界画像生成部と、前記主画像と前記付加画像と前記境界画像とを合成して、被記録媒体に形成される合成画像を生成する画像合成部と、前記画像合成部によって生成した合成画像を被記録媒体に形成する画像形成部と、を備え、前記境界画像生成部は、前記主画像の濃度を検知する主画像濃度検知部と、前記付加画像の濃度を検知する付加画像濃度検知部と、前記検知された前記主画像の濃度と前記検知された前記付加画像の濃度との、どちらの濃度が濃いかを判断する濃度判断部と、を備え、前記濃度判断部が前記主画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において不連続な形状の前記境界画像を生成し、前記濃度判断部が前記付加画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において連続する形状の前記境界画像を生成することを特徴とするものである。
請求項に記載の発明は、被記録媒体に形成される所定の濃度の主画像と少なくとも一部が重ね合わされる所定の濃度の付加画像を生成する付加画像生成機能と、前記主画像と前記付加画像との重合領域と近接する領域に形成され、前記主画像および前記付加画像の両者より濃度の薄い境界画像を生成する境界画像生成機能と、前記主画像と前記付加画像と前記境界画像とを合成して、被記録媒体に形成される合成画像を生成する画像合成機能と、を備え、前記境界画像生成機能は、前記主画像の濃度を検知する主画像濃度検知機能と、前記付加画像の濃度を検知する付加画像濃度検知機能と、前記検知された前記主画像の濃度と前記検知された前記付加画像の濃度との、どちらの濃度が濃いかを判断する濃度判断機能と、を備え、前記濃度判断機能が前記主画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において不連続な形状の前記境界画像を生成し、前記濃度判断部が前記付加画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において連続する形状の前記境界画像を生成することを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、主画像と付加画像とが重なる領域と近接する領域に濃度の低い境界画像が形成されるので、重なり合う主画像と付加画像との視認性が低下しない。また、前記主画像の濃度が前記付加画像の濃度より濃いと判断されたときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において不連続な形状の前記境界画像が生成され、前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より濃いと判断されたときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において連続する形状の前記境界画像が生成される。この結果、前記主画像の濃度が濃い場合は、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界において、前記主画像または付加画像が部分的に変更されるのみで前記主画像または付加画像の外観的表示状態が維持され、一方、前記付加画像の濃度が濃い場合は、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界が明確にされる。
請求項2の発明によれば、前記境界画像は、前記付加画像の形成領域に合成されるので、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界の明確さが維持される。さらに、前記境界画像は前記主画像の形成領域には合成されないので、前記主画像の全体的な外観的表示状態が維持される。
請求項の発明によれば、検知された前記主画像の濃度と検知された前記付加画像の濃度との、どちらの濃度が濃いかが判断され、その判断結果に応じて、前記境界画像の形成領域の大きさが決定されるので、重なり合う前記主画像と前記付加画像との濃度の状況に応じて境界の明確さが確保される。
請求項の発明によれば、前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より薄いと判断された場合に生成される前記境界画像の形成領域よりも、前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より濃いと判断された場合に生成される前記境界画像の形成領域の方が大きくなるように、前記境界画像の形成領域が決定される。濃度に対応して境界画像の形成領域が変化されるので、前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より濃い場合は、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界が大きく形成されて明確にされる。また、前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より薄い場合は、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界において、前記主画像または付加画像が変更される領域が少なくなり前記主画像または付加画像の外観的表示状態が維持され、前記主画像または付加画像の見栄えが良くなる。
請求項の発明によれば、画像を形成するために定められた所定の濃度範囲の中で最も低い濃度の前記境界画像が生成されるので、前記境界画像の濃度を決定する処理が容易になる。
請求項に記載の発明によれば、検知された前記主画像の濃度と検知された前記付加画像の濃度との、どちらの濃度が薄いかが判断され、薄いと判断された濃度よりも薄い濃度が、前記境界画像の濃度として決定される。この結果、境界画像の濃度が前記付加画像の濃度と前記主画像の濃度とに適合した濃度に自動的に設定され、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界が明確になるとともに、主画像と付加画像との外観的表示状態である見栄えが維持される。
請求項の発明によれば、一つの装置で、主画像と付加画像とが重なる領域と近接する領域に濃度の低い境界画像が形成され、合成画像が生成されるので、重なり合う主画像と付加画像との視認性が低下しない状態で被記録媒体上に合成画像を形成することができる。また、前記主画像の濃度が前記付加画像の濃度より濃いと判断されたときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において不連続な形状の前記境界画像が生成され、前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より濃いと判断されたときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において連続する形状の前記境界画像が生成される。この結果、前記主画像の濃度が濃い場合は、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界において、前記主画像または付加画像が部分的に変更されるのみで前記主画像または付加画像の外観的表示状態が維持され、一方、前記付加画像の濃度が濃い場合は、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界が明確にされる。
請求項の発明によれば、主画像と付加画像とが重なる領域と近接する領域に濃度の低い境界画像が形成されるので、重なり合う主画像と付加画像との視認性が低下しない。また、前記主画像の濃度が前記付加画像の濃度より濃いと判断されたときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において不連続な形状の前記境界画像が生成され、前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より濃いと判断されたときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において連続する形状の前記境界画像が生成される。この結果、前記主画像の濃度が濃い場合は、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界において、前記主画像または付加画像が部分的に変更されるのみで前記主画像または付加画像の外観的表示状態が維持され、一方、前記付加画像の濃度が濃い場合は、重なり合う前記主画像と前記付加画像との境界が明確にされる。
本発明を多機能型の画像形成装置に適用した実施形態について、添付図面を参照して以下に説明する。多機能型の画像形成装置は、ファクシミリ機能、プリンタ機能、複写機能、スキャナ機能等を備えており、公知なものである。
<外観的構成>
図1は、本実施形態の画像形成装置10の外観的構成を示す斜視図である。図1に示すように、画像形成装置10は、下部に設けられるプリンタ部20と、上部に設けられるスキャナ部30と、正面上部に設けられる操作パネル部40と、正面に設けられるスロット部50とを備えている。
プリンタ部20は、正面に開口部21を有している。この開口部21に給紙トレイ22及び排紙トレイ23が上下2段に設けられている。給紙トレイ22は、記録用紙を積載するためのものである。この給紙トレイ22に積載された記録用紙は、プリンタ部20の内部へ給送され、所望の画像が印刷された後に排紙トレイ23へ排出されるようになっている。
スキャナ部30は、フラットベットタイプのスキャナである。原稿カバー31は、画像形成装置10の天板として設けられている。その原稿カバー31の下には、図示しないプラテンガラスが配置されている。原稿を読み取る場合は、原稿カバー31が上側に開かれ、原稿がプラテンガラス上に載置され、原稿カバー31が閉じられることで、原稿の読み取り準備が完了する。そして、ユーザにより原稿の読み取りが指示されると、プラテンガラスの下側に設けられている図示しないイメージセンサにより原稿の画像が読み取られる。例えば、原稿に、文字、記号、符号、数字の集合として構成されている主画像が記載されている場合には、この主画像がスキャナ部30によって読み取られる。
操作パネル部40は、キーボード部41とLCD等の表示部42とで構成されている。キーボード部41は、数字ボタンやスタートボタン、機能操作ボタン等の各種のボタンを備えている。表示部42は、ユーザが実行する機能を指示するための機能選択画面を表示することができる。また、表示部42は、操作手順や実行中の処理の状態を表示すると共に、キーボード部41の押下に対応する情報を表示することができる。
ユーザは、操作パネル部40を操作することで、各種機能の設定や動作を実行することができる。例えば、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、及び、コピー機能などの各種機能の選択や、記録用紙のサイズおよび種類(普通紙又は葉書)の設定や、片面印刷モードの設定、両面印刷モードの設定等を、操作パネル部40を介して指示することができる。
また、特に、本実施形態では、コピー機能の一部としてウォータマーク機能が搭載されている。ウォータマーク機能は、後述する小型メモリカードに格納されている画像や、スキャナ部30で原稿から読み取った画像や、後述するEEPROM84に予め記憶されている使用頻度の高い所定の画像をウォータマークとして、スキャナ部30で原稿から読み取った主画像に合成して合成画像を記録用紙に印刷する機能である。そして、このウォータマーク機能を実行する場合のユーザからの指示が、この操作パネル部40を介して入力される。
スロット部50は、記憶媒体である各種小型メモリカードが装填され得るように構成されている。例えば、スロット部50に小型メモリカードが装填された状態でユーザが操作パネル部40の操作を行うことにより、小型メモリカードに記憶された画像データが読み出され、その読み出された画像データが表示部42に表示されたり、記録用紙に印刷されることが可能となる。
<電気的構成>
次に、図2を参照して、画像形成装置10の電気的構成について説明する。
図2は、画像形成装置10の電気的構成を示すブロック図である。画像形成装置10には、CPU81、ROM82、RAM83、EEPROM84を中心として構成された、マイクロコンピュータが備えられている。CPU81は、バス85を介してASIC86に接続されている。
CPU81は、ROM82やRAM83に記憶されている設定値やプログラム或いは、NCU87を介して送受信される各種信号に従って、画像形成装置10が有している各機能の制御や、ASIC86と接続された各部を制御するものである。
ROM82は、画像形成装置10の各種動作を制御するためのプログラム等を格納している。例えば、図3のフローチャートに示す付加画像と主画像とを合成して印刷するメイン処理、図4の付加画像の濃度を検知する付加画像濃度検知処理、図5の主画像の濃度を検知する主画像濃度検知処理、図6の境界画像の形成領域を決定する境界画像決定処理、図7の境界画像の濃度を決定する境界画像濃度決定処理を画像形成装置10に実行させるプログラムは、このROM82に格納されている。
RAM83は、CPU81がこれらのプログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記憶する記憶領域として、また作業領域として用いられる。また、RAM83には、付加画像データメモリ83a、主画像データメモリ83b、付加画像濃度データメモリ83c、主画像濃度データメモリ83d、配置間隔データメモリ83e、付加画像角度データメモリ83f、境界画像領域データメモリ83g、境界画像濃度データメモリ83h、境界画像生成データメモリ83i、合成画像データメモリ83jの各記憶領域が割り当てられている。
付加画像データメモリ83aは、コピー機能の一部に含まれているウォータマーク機能を使用する場合に、ウォータマークとして記録用紙に印刷する付加画像のデータを一時的に記憶する領域である。主画像データメモリ83bは、ウォータマークとしての付加画像と合成して記録用紙に印刷する主画像のデータを一時的に記憶する領域である。付加画像濃度データメモリ83cは、前記付加画像の濃度を一時的に記憶する領域である。主画像濃度データメモリ83dは、前記主画像の濃度を一時的に記憶する領域である。配置間隔データメモリ83eは、付加画像同士の配置間隔を一時的に記憶する領域である。付加画像角度データメモリ83fは、設定された付加画像の角度を一時的に記憶する領域である。境界画像領域データメモリ83gは、境界画像を形成する領域の位置を一時的に記憶する領域である。境界画像濃度データメモリ83hは、境界画像の濃度を一時的に記憶する領域である。境界画像生成データメモリ83iは、境界画像領域データメモリ83gに記憶されている境界画像を形成する領域の大きさに合わせたサイズと、境界画像濃度データメモリ83hに記憶されている境界画像の濃度とで生成された境界画像を一時的に記憶する領域である。合成画像データメモリ83jは、ウォータマーク機能によって記録用紙に印刷する合成画像のデータを一時的に記憶する領域である。
EEPROM84は、電源オフ後も保持すべき設定やフラグ等を格納する。例えば、スロット部50から取り込まれた付加画像を保存できる。これにより、一度取り込んだ付加画像を繰り返し使用することができる。また、前述したように、EEPROM84は、使用頻度の高い所定の付加画像も予め記憶している。
ASIC86は、CPU81からの指令に従い、接続されているプリンタ部20などの周辺機器を制御するものである。
プリンタ部20は、ASIC86のからの印刷命令信号により、記録用紙に画像を形成する。スキャナ部30は、ASIC86からの読取指令信号により、原稿の画像や文字を読み取り、読み取った画像データをASIC86に出力する。操作パネル部40は、ASIC86からの検知指令信号により、操作パネル部40のキーボード部41の操作状態を検知し、その検知された操作データをASIC86に出力する。また、操作パネル部40は、ASIC86からの指示命令信号により、表示部42に画像表示データを供給する。スロット部50は、ASIC86からの読出命令信号により、小型メモリカードに記憶された画像データを読み出し、その読み出された画像データをASIC86に出力する。
ASIC86は、NCU(Network control Unit)87に接続されている。NCU87は、公衆回線から通信信号を入力するように構成されている。モデム88は、この入力された通信信号を復調し、ASIC86に入力するものである。また、ASIC86がファクシミリ送信等で画像データを外部へ送信する場合には、モデム88は、その画像データを通信信号に変調し、その通信信号を、NCU87を介して公衆回線に出力するものである。
パラレルインターフェース89は、ASIC86からの通信制御信号により、パソコンなどの外部機器とパラレルケーブルを介してデータの送受信を行う。USBインターフェース90は、ASIC86からの通信制御信号により、パソコンなどの外部機器とUSBケーブルを介してデータの送受信を行う。
<実施形態の動作>
以下に、本実施形態の画像形成装置10の動作について、図3乃至図10を参照して説明する。ここで、図8は、RAM83の合成画像データメモリ83jに記憶されている、主画像データと付加画像データとが合成された内容を概念的に示す図である。図9は、RAM83の合成画像データメモリ83jに記憶されている、付加画像の濃度が主画像の濃度よりも薄い場合の、主画像データと付加画像データと不連続の境界画像データとが合成された内容を概念的に示す図である。図10は、RAM83の合成画像データメモリ83jに記憶されている、付加画像の濃度が主画像の濃度よりも濃い場合の、主画像データと付加画像データと連続の境界画像データとが合成された内容を概念的に示す図である。
(メイン処理)
まず、図3を参照して、画像形成装置10のCPU81により実行されるウォータマークコピーのメイン処理について説明する。図3は、画像形成装置10のメイン処理を示すフローチャートである。このメイン処理は、ユーザによる操作パネル40の操作を介して、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能、及び、コピー機能などの各種機能から、コピー機能が選択された場合に実行される処理である。特に、メイン処理は、ウォータマークと主画像との重合領域と近接する領域に濃度の低い境界画像を形成することで、重なり合う主画像とウォータマークとの視認性が低下しないための処理を含んでいる。
このメイン処理では、まず、ウォータマークコピーが選択されたかが判断される(S1)。本実施形態では、ユーザによってコピー機能が選択されると、表示部42には、ウォータマークコピー、通常コピー、両面コピー等のコピー種別を選択する要求が表示され、その中からウォータマークコピーが選択されたかが判断される。ウォータマークが選択されない場合には(S1:NO)、本メイン処理は終了する。本メイン処理の終了後、画像形成装置1は、コピー機能が選択されるまで、ファクシミリ機能などの他の機能を公知の処理手段にて実行する。
一方、ウォータマークコピーが選択されると(S1:YES)、ウォータマークとして使用する付加画像の候補が表示部42に表示される(S2)。表示される付加画像とは、前述したように、小型メモリカードに格納されている画像や、スキャナ部30で原稿から読み取った画像や、EEPROM84に予め記憶されている所定の画像である。
その表示部42により表示されているウォータマーク候補の中から所定の付加画像が選択されるまで待機し(S3:NO)、所定の付加画像が選択されると(S3:YES)、その選択された付加画像が付加画像データメモリ83aにより記憶される(S4)。
ユーザがキーボード部41を介して「スキャンOK」を入力したか否かが判断される(S5)。「スキャンOK」が入力されるまで待機し(S5:NO)、「スキャンOK」が入力されると(S5:YES)、スキャナ部30が起動され、スキャナ部30によって、プラテンガラス上に載置されている主画像原稿に記載されている主画像が読み取られる(S6)。その読み取られた主画像が主画像データメモリ83bに記憶される(S7)。
付加画像の濃度を検知する図4に示す付加画像濃度検知処理が実行される(S8)。付加画像濃度検知処理の詳細については、後述する。
主画像の濃度を検知する図5に示す主画像濃度検知処理が実行される(S9)。主画像濃度検知処理の詳細については、後述する。
ここで、ステップS4で取得された付加画像が、ステップS7で取得された主画像に付加されて合成され、さらに後述する境界画像が合成されることにより、合成画像を作成されるために、まず、付加画像の各種設定処理が行われる(S10)。この各種設定処理では、主画像に対する付加画像の配置間隔、角度が設定される。例えば、主画像に対する付加画像の位置は、隣り合う2つの付加画像同士の配置間隔が一定間隔になるような位置に決められている。その配置間隔はキーボード部41のキー操作によって設定される。その設定された配置間隔は配置間隔データメモリ83eに記憶される。また、付加画像の角度を指定できることを表す表示が表示部41に表示し、ユーザのキーボード部41のキー操作によって、付加画像の角度が設定される。その設定された付加画像の角度は、付加画像角度データメモリ83fに記憶される。
付加画像と主画像とが重なる重合領域と近接する領域に形成される境界画像の形成領域を決定する図6に示す境界画像領域決定処理が実行される(S11)。境界画像領域決定処理の詳細については、後述する。
境界画像の濃度を決定する図7に示す境界画像濃度決定処理が実行される(S12)。境界画像濃度決定処理の詳細については、後述する。
ステップS11で境界画像の形成領域が決定された後に、その形成領域の大きさ合わせたサイズと、ステップS12で決定された濃度と、ステップS12で境界画像濃度データメモリ83hに記憶された付加画像の濃度が主画像の濃度よりも薄いか否かの判断結果とに従って、境界画像を生成する境界画像生成処理が実行される(S13)。境界画像濃度データメモリ83hに記憶されている付加画像の濃度が主画像の濃度よりも薄いか否かの判断結果に従って、付加画像の濃度が薄い場合は、図9に示す主画像SGが付加画像WMを横切る方向において不連続な形状で境界画像KGが生成され、付加画像の濃度が濃い場合は、図10に示す主画像SGが付加画像WMを横切る方向において連続する形状で境界画像KGが生成される。ここで生成された境界画像が境界画像生成データメモリ83iに記憶される。境界画像生成処理は、本発明の境界画像生成部の一例である。
こうして、ステップS10〜S13で設定された設定内容に基づいて、記録用紙に印刷する合成画像が作成される(S14)。ステップS14は、本発明の画像合成部の一例である。その合成画像が合成画像データメモリ83jに記憶される(S15)。
合成画像データメモリ83jに記憶されている合成画像が表示部42に表示される(S16)。ユーザがキーボード部41を介して「印刷OK」を入力したか否かが判断される(S17)。「印刷OK」の入力がない場合には(S17:NO)、ステップS10からの処理が繰り返され、「印刷OK」の入力があった場合には(S17:YES)、印刷が実行され(S18)、本メイン処理が終了する。
(付加画像濃度検知処理)
画像形成装置10の付加画像濃度検知処理の詳細について、図4を参照して説明する。図4は、ステップS8にて実行される付加画像濃度検知処理の詳細を示すフローチャートである。
この付加画像濃度検知処理では、まず、付加画像データメモリ83aに記憶されている付加画像全体の平均の濃度が検知される(S20)。
そして、検知された付加画像の濃度が付加画像濃度データメモリ83cに記憶される(S21)。こうして、付加画像の濃度が検知され、本付加画像濃度検知処理が終了する。付加画像濃度検知処理は、本発明の付加画像濃度検知部の一例である。
(主画像濃度検知処理)
画像形成装置10の濃度検知処理の詳細について、図5を参照して説明する。図5は、ステップS9にて実行される主画像濃度検知処理の詳細を示すフローチャートである。
この主画像濃度検知処理では、まず、主画像データメモリ83bに記憶されている主画像全体の平均の濃度が検知される(S30)。
そして、検知された主画像の濃度が主画像濃度検知データメモリ83dに記憶される(S31)。こうして、主画像の濃度が検知され、本主画像濃度検知処理が終了する。主画像濃度検知処理は、本発明の主画像濃度検知部の一例である。
(境界画像領域決定処理)
画像形成装置10の境界画像領域決定処理の詳細について、図6を参照して説明する。図6は、ステップS12で実行される境界画像領域決定処理の詳細を示すフローチャートである。
この境界画像領域決定処理では、まず、付加画像と主画像とが重なる重合領域から、境界画像領域の重合領域側の頂点が算出される(S40)。例えば、図8において、付加画像WMと主画像SGとが重なる重合領域R1の頂点は、点T1、T2、T3、T4である。また、重合領域R1を除く付加画像WMの部分領域をWMaとWMbとすると、部分領域WMaの頂点は、点W1、W2、T1、T2となり、部分領域WMbの頂点は、点W3、W4、T3、T4となる。境界画像は付加画像上に形成されるので、部分領域WMa上の境界画像領域Kaの重合領域側の頂点は、点T1、T2となる。また、部分領域WMb上の境界画像領域Kbの重合領域側の頂点は、点T3、T4となる。
境界画像領域の付加画像側の頂点を算出するため、ここで付加画像の濃度の方が主画像の濃度よりも濃いか否かが判断される(S41)。ステップS41は、本発明の濃度判断部の一例である。付加画像の濃度の方が主画像の濃度よりも濃いと判断された場合は(S41:YES)、ROM82に記憶されている濃いと判断された場合の所定の比率Xによって、境界画像領域の付加画像側の頂点が算出される(S42)。例えば、境界画像領域Kaの付加画像側のW1−T1線上の頂点T5は、W1−T1線の長さに、所定の比率Xが掛けられて算出される。境界画像領域Kaの付加画像側のW1−T1線上の頂点T6は、W2−T2線の長さに、所定の比率Xが掛けられて算出される。また、境界画像領域Kbの付加画像側のW3−T3線上の頂点T7は、W3−T3線の長さに、所定の比率Xが掛けられて算出される。境界画像領域Kbの付加画像側のW4−T4線上の頂点T8は、W4−T4線の長さに、所定の比率Xが掛けられて算出される。
これにより境界画像Kaが形成される領域の頂点は、点T1、T2、T5、T6となる(S43)。同様の処理により、境界画像Kbが形成される領域の頂点は、点T3、T4、T7、T8となる。
そして、算出された領域が境界画像領域データメモリ83gに記憶される(S44)。こうして、境界画像の形成領域が決定され、本境界画像領域決定処理が終了する。
また、付加画像の濃度の方が主画像の濃度よりも薄いと判断された場合は(S41:NO)、ROM82に記憶されている薄いと判断された場合の所定の比率Yによって、境界画像領域の付加画像側の頂点が算出される(S45)。例えば、境界画像領域Kaの付加画像側のW1−T1線上の頂点T5は、W1−T1線の長さに、所定の比率Yが掛けられて算出される。境界画像領域Kaの付加画像側のW1−T1線上の頂点T6は、W2−T2線の長さに、所定の比率Yが掛けられて算出される。また、境界画像領域Kbの付加画像側のW3−T3線上の頂点T7は、W3−T3線の長さに、所定の比率Yが掛けられて算出される。境界画像領域Kbの付加画像側のW4−T4線上の頂点T8は、W4−T4線の長さに、所定の比率Yが掛けられて算出される。その後は、前述した、ステップS43からの処理に進む。
本実施形態では、所定の比率Yは、ステップS41において、付加画像の濃度の方が主画像の濃度よりも濃いと判断された場合(S41:YES)の所定の比率Xよりも小さく設定されている。よって、境界画像領域は、付加画像の濃度が主画像の濃度より薄いと判断された場合よりも、付加画像の濃度が主画像の濃度より濃いと判断された場合の方が大きくなる。この為、付加画像の濃度が主画像の濃度より濃い場合は、重なり合う主画像と付加画像との境界が大きく形成されて明確されることができる。また、付加画像の濃度が主画像の濃度より薄い場合は、重なり合う主画像と付加画像との境界において、付加画像の変更が小さな領域で部分的になされるのみであり付加画像の外観的表示状態が維持され、付加画像の見栄えが良くなる。境界画像領域決定処理は、本発明の領域決定部の一例である。
(境界画像濃度決定処理)
画像形成装置10の境界画像生成処理の詳細について、図7を参照して説明する。図7は、ステップS13で実行される境界画像生成処理の詳細を示すフローチャートである。
この境界画像濃度決定処理では、まず、付加画像濃度データメモリ83cに記憶されている付加画像の濃度が、主画像濃度データメモリ83dに記憶されている主画像の濃度よりも薄いか否かが判断される(S50)。ステップS50は、本発明の濃度判断部の一例である。
付加画像の濃度が、主画像の濃度よりも薄いと判断された場合は(S50:YES)、境界画像の濃度が、付加画像の濃度よりも薄い所定範囲の濃度となるように決定される(S51)。この決定された境界画像の濃度と、ステップS50においての判断結果とが境界画像濃度データメモリ83hに記憶され(S52)、本境界画像濃度決定処理が終了する。
また、付加画像の濃度が、主画像の濃度よりも濃いと判断された場合は(S50:NO)、境界画像の濃度が、主画像の濃度よりも薄い所定範囲の濃度となるように決定される(S53)。この決定された境界画像の濃度と、ステップS50においての判断結果とが境界画像濃度データメモリ83hに記憶され(S52)、本境界画像濃度決定処理が終了する。境界画像濃度決定処理は、本発明の濃度決定部の一例である。
[変形例]
以上、本実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
本実施形態における合成とは、主画像と付加画像と境界画像とを合成することのほかに、主画像と、境界領域に相当する修正を加えた付加画像とを合成するものも含むものである。
本実施形態では、メイン処理のプログラムを搭載した画像形成装置10について説明したが、例えば、このメイン処理のプログラムをパーソナルコンピュータに搭載し、このメイン処理のプログラムで作成した付加画像と主画像と境界画像とを合成し、合成画像を生成させる構成としても良い。
本実施形態では、主画像が付加画像を横切る方向において境界画像を生成したが、これに限定されるものではなく、付加画像が主画像を横切る方向において境界画像を生成してもよい。
本実施形態では、境界画像領域の付加画像側の頂点を算出するために、付加画像の長さに所定の比率を掛けて算出したが、これに限定されるものではなく、主画像の縦の長さ、すなわち主画像が伸びる方向と直交する方向の長さに所定の比率を掛けて算出してもよい。
本実施形態では、付加画像の濃度および主画像の濃度のいずれよりも薄い濃度が境界画像の濃度として決定されたが、付加画像の濃度と主画像の濃度に関係なく、画像を形成するために設定可能な所定の濃度範囲の中で最も低い濃度に決定しても良い。通常、最も低い濃度として、境界画像に何ら印刷処理を行わないときの濃度となり、無色の境界画像となる。
本実施形態では、付加画像よりも主画像の視認性を優先して考えることから、付加画像の濃度が主画像の濃度よりも濃い場合に境界領域を大きくし、付加画像の濃度が主画像の濃度よりも薄い場合に境界領域を小さくする構成である。しかし、この構成に限定されることはなく、主画像よりも付加画像の視認性を優先して考えるのであれば、付加画像の濃度が主画像の濃度より濃い場合には、付加画像の視認性は元々良好であるので、境界領域を小さくしても付加画像の視認性は影響されないが、付加画像の濃度が主画像の濃度よりも薄い場合には、境界領域を大きくして付加画像の視認性が影響されない構成としても良い。
本実施形態では、付加画像および主画像の濃度を検出するにあたって、その画像全体の平均の濃度を検出したが、これに限定されるものではなく、付加画像と主画像との重合領域の付加画像および主画像の平均の濃度を検出する構成としても良い。
本発明の実施形態における画像形成装置の外観的構成を示した斜視図である。 画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 画像形成装置のメイン処理を示すフローチャートである。 画像形成装置の付加画像濃度検知処理を示すフローチャートである。 画像形成装置の主画像濃度検知処理を示すフローチャートである。 画像形成装置の境界画像領域決定処理を示すフローチャートである。 画像形成装置の境界画像濃度決定処理を示すフローチャートである。 主画像データと付加画像データとが合成された内容を概念的に示す図である。 主画像データと付加画像データと不連続の境界画像データとが合成された内容を概念的に示す図である。 主画像データと付加画像データと連続の境界画像データとが合成された内容を概念的に示す図である。
10 画像形成装置
20 プリンタ部
30 スキャナ部
40 キーボード部
50 スロット部
S8 付加画像濃度検知処理
S9 主画像濃度検知処理
S11 境界画像領域決定処理
S12 境界画像濃度決定処理
SG 主画像
WM 付加画像
KG 境界画像
R1 重合領域
Ka 境界画像領域
Kb 境界画像領域

Claims (8)

  1. 被記録媒体に形成される所定の濃度の主画像と少なくとも一部が重ね合わされる所定の濃度の付加画像を生成する付加画像生成部と、
    前記主画像と前記付加画像との重合領域と近接する領域に形成され、前記主画像および前記付加画像の両者より濃度の薄い境界画像を生成する境界画像生成部と、
    前記主画像と前記付加画像と前記境界画像とを合成して、被記録媒体に形成される合成画像を生成する画像合成部と、を備え、
    前記境界画像生成部は、
    前記主画像の濃度を検知する主画像濃度検知部と、
    前記付加画像の濃度を検知する付加画像濃度検知部と、
    前記検知された前記主画像の濃度と前記検知された前記付加画像の濃度との、どちらの濃度が濃いかを判断する濃度判断部と、を備え、
    前記濃度判断部が前記主画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において不連続な形状の前記境界画像を生成し、前記濃度判断部が前記付加画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において連続する形状の前記境界画像を生成することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像合成部は、前記境界画像を、前記付加画像の形成領域に合成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記境界画像生成部は、
    前記濃度判断部の判断結果に応じて、前記境界画像の形成領域の大きさを決定する領域決定部備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記領域決定部は、
    前記濃度判断部により前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より薄いと判断された場合に生成される前記境界画像の形成領域よりも、前記濃度判断部により前記付加画像の濃度が前記主画像の濃度より濃いと判断された場合に生成される前記境界画像の形成領域の方が大きくなるように、前記境界画像の形成領域を決定することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記境界画像生成部は、画像を形成するために定められた所定の濃度範囲の中で最も低い濃度の前記境界画像を生成することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記境界画像生成部は、
    前記濃度判断部により薄いと判断された濃度よりも薄い濃度を、前記境界画像の濃度として決定する濃度決定部備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 被記録媒体に形成される所定の濃度の主画像と少なくとも一部が重ね合わされる所定の濃度の付加画像を生成する付加画像生成部と、
    前記主画像と前記付加画像との重合領域と近接する領域に形成され、前記主画像および前記付加画像の両者より濃度の薄い境界画像を生成する境界画像生成部と、
    前記主画像と前記付加画像と前記境界画像とを合成して、被記録媒体に形成される合成画像を生成する画像合成部と、
    前記画像合成部によって生成した合成画像を被記録媒体に形成する画像形成部と、を備え、
    前記境界画像生成部は、
    前記主画像の濃度を検知する主画像濃度検知部と、
    前記付加画像の濃度を検知する付加画像濃度検知部と、
    前記検知された前記主画像の濃度と前記検知された前記付加画像の濃度との、どちらの濃度が濃いかを判断する濃度判断部と、を備え、
    前記濃度判断部が前記主画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において不連続な形状の前記境界画像を生成し、前記濃度判断部が前記付加画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において連続する形状の前記境界画像を生成することを特徴とする画像形成装置。
  8. 被記録媒体に形成される所定の濃度の主画像と少なくとも一部が重ね合わされる所定の濃度の付加画像を生成する付加画像生成機能と、
    前記主画像と前記付加画像との重合領域と近接する領域に形成され、前記主画像および前記付加画像の両者より濃度の薄い境界画像を生成する境界画像生成機能と、
    前記主画像と前記付加画像と前記境界画像とを合成して、被記録媒体に形成される合成画像を生成する画像合成機能と、を備え、
    前記境界画像生成機能は、
    前記主画像の濃度を検知する主画像濃度検知機能と、
    前記付加画像の濃度を検知する付加画像濃度検知機能と、
    前記検知された前記主画像の濃度と前記検知された前記付加画像の濃度との、どちらの濃度が濃いかを判断する濃度判断機能と、を備え、
    前記濃度判断機能が前記主画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において不連続な形状の前記境界画像を生成し、前記濃度判断部が前記付加画像の濃度が濃いと判断したときは、前記主画像が前記付加画像を横切る方向において連続する形状の前記境界画像を生成することを特徴とする画像処理プログラム。
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