JPH05136976A - 付加情報合成機能を有する複写装置 - Google Patents
付加情報合成機能を有する複写装置Info
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- JPH05136976A JPH05136976A JP3294366A JP29436691A JPH05136976A JP H05136976 A JPH05136976 A JP H05136976A JP 3294366 A JP3294366 A JP 3294366A JP 29436691 A JP29436691 A JP 29436691A JP H05136976 A JPH05136976 A JP H05136976A
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Abstract
網かけ)を行う際、原稿画像がパターン情報にうもれ
て、見にくくならないようにする。 【構成】 原稿画像とパターンとを合成する際、原稿の
画像領域(黒)の輪郭を示す輪郭情報に基づいて、原稿
の画像領域とパターンとの境界部分を白画像でマスキン
グする。
Description
て、付加情報を合成する機能を持った複写機に関するも
のである。
は、原稿画像が形成された転写紙にパターンの画像を多
重転写により合成記録する複写機(デジアナ機)、ある
いはデジタル複写機においては原稿画像のビデオ情報
に、パターン情報を付加して複写する装置がある。
記の様な複写機では、図9(a)の様な画像の上にその
ままパターンを付加してしまうため原稿画像とパターン
とが重なってしまい、図9(b)の様に原稿画像が見に
くくなってしまうという欠点があった。
加する場合には、図9(c)の様に原稿画像情報からフ
ォントの短形エリアを強制的に抜く方式もあるが、原稿
画像が必要以上消去されてしまう欠点がある。
するために、原稿の画像を読み取る読取手段と、特定の
パターン情報を発生するパターン発生手段と、上記読取
手段により読み取られた原稿の画像領域の輪郭を示す輪
郭情報を発生する輪郭情報発生手段と、上記読取手段に
より読み取られた原稿の画像と上記パターン発生手段よ
り発生されたパターン情報を合成して像形成する像形成
手段と、上記像形成手段により原稿の画像とパターン情
報とを合成して像形成する際、上記輪郭情報発生手段よ
り発生される輪郭情報に基づいて、上記原稿の画像と上
記パターンとの境界領域を特定濃度の画像でマスキング
する処理手段とを有するものである。
に、原稿上の画像領域の輪郭情報に基づいて、パターン
と原稿の画像領域との境界領域を特定濃度の画像でマス
キングすることにより、原稿上の画像情報をそのまま残
し、更にパターンと、原稿情報との境界もはっきりさせ
て理想的なパターン合成を行う事が可能である。
の構成を説明する断面図である。
給送装置で、載置された原稿を1枚ずつ、あるいは2枚
連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。3は
ランプ、走査ミラー5等で構成されるスキャナで、原稿
給送装置1により原稿台ガラス面2に載置されると、ス
キャナが所定方向に往復走査されて原稿反射光を走査ミ
ラー5〜7を介してレンズ8を通過してイメージセンサ
部9に結像する。10はレーザスキャナで構成される露
光制御部で、コントローラ部CONTの画像信号制御部
23(図2参照)から出力される画像データに基づいて
変調された光ビームを感光体11に照射する。12,1
3は現像器で、感光体11に形成された静電潜像を所定
色の現像剤(トナー)で可視化する。尚、12は赤トナ
ー、13は黒トナーを含んでいる。14,15は記録シ
ート積載部で、定形サイズの記録シートが積載収納さ
れ、給送ローラの駆動によりレジストローラ配設位置ま
で給送され感光体11に形成される画像との画像先端合
わせタイミングをとられた状態で再給紙される。
像されたトナー像を記録シートに転写した後、感光体1
1より分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着さ
れる。18は排紙ローラで、画像形成の終了した記録シ
ートをトレー20に積載排紙する。19は方向フラッパ
で画像形成の終了した記録シートの搬送方向を排紙口と
内部搬送路方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセ
スに備える。
明する。
号、すなわち後述するリーダ32からの入力信号は、C
PU35により制御される画像信号制御回路33によっ
て処理を施されてプリンタ制御部部34に至る。プリン
タ制御部部24に入力された信号は露光制御部10にて
光信号に変換されて画像信号に従い感光体11を照射す
る。照射光によって感光体11上に作像された潜像は現
像器12もしくは現像器13によって現像される。上記
潜像タイミングを合わせて記録シート積載部14もしく
は15より記録シートが搬送され、転写部16におい
て、上記現像された像が転写される。転写された像は、
定着部17にて記録シートに定着された後、排紙部18
より装置外部に排出される。
ンサ19を通過後、排紙部ローラ18を排紙方向と反対
の方向に回転させる。また、これと同時にフラッパ20
を上方に上げて複写済の記録シートを搬送路22,23
を介して中間トレイ24に格納する。次に行う裏面記録
時に中間トレイ24に格納されている記録シートが給紙
され、裏面の転写が行われる。
に上げて複写済みの記録シートを搬送路22,23の搬
送路を介して中間トレイ24に格納する。次に行う多重
記録に中間トレイ24に格納されている記録シートが給
送され、多重転写が行われる。
NTの構成を説明するブロック図であり、35はCPU
回路部で、ROM36,RAM37を内蔵し、ROM3
6に記憶された制御プログラムに基づいて各部を総括的
に制御する。尚、ROM36には、本発明のパターンデ
ータが格納されている。31は原稿自動給送制御部で、
載置された原稿を1枚ずつ、あるいは2枚連続に原稿台
ガラス2面上の所定位置に給送する等の制御を行う。3
2はイメージリーダで、上記イメージセンサ部9等によ
り構成され、図示していないRGB色分解フィルタによ
り色分解され、光電変換されたアナログ画像信号を画像
信号制御回路33に出力する。34はプリンタ制御部
で、画像信号制御部33から出力されるビデオ信号に基
づいて露光制御部10を駆動して光ビームを感光体11
に照射する。また、38は操作部で、画像形成に必要な
モードの設定をするためのキー、表示器等を有する操作
パネルを備えている。39はディジタイザで、原稿の所
望の領域を指定する。
かけや特定のパターン画像を付加して複写することがで
きる。次に、図3を用いてパターン画像の発生について
説明する。
717はCPU35のデータバスである。また4703
はセレクタであり、信号4714が“0”の時、書き換
え可能なメモリ4705(ここではRAMとする)のア
ドレスにCPUのアドレスバス4716のデータが入力
される事になる。4721には、CPU35のライト信
号(Lowアクティブ)が入力される。つまりRAM4
705のアドレスにCPUのアドレスバスのデータが入
力されている時、CPU35がライト動作をRAM47
05に対して行うと、RAM4705にライト信号が入
力され、同時にRAM4705のデータ部にはCPUの
データバスのデータが入力される。つまり4714を
“0”とする事によりRAM4705の内容を書き換え
られる様に構成されている。
02は副走査アップカウンタであり、4714を“1”
とする事により、RAM4705に格納されたパターン
データを読み出す為のアドレスがRAM4705に入力
される。この時読み出されたパターンデータはバッファ
4707を介して、AND回路4708へ入力される。
この実施例では、例えばRAM4705がバイト構成で
あればデータバス4717のビットごとに8種類のパタ
ーンを同時に出力させる様に構成されており、4718
のパターン選択信号によりその中の任意のパターンを選
択し、OR回路4709から、パターン信号4719と
して出力する様に構成されている。
されて出力されるが、このパターンデータは原稿の画像
領域とは重ならない様に出力制御されている。次にその
処理について説明する。
為の付加情報領域を作る方法について、図4により説明
する図4(a)は2値化された画像情報を5×5画素分
保持した様子を説明するものである。今、ある時間t0
において、マトリクスの中心のmの画素が入力された場
合を考える。この時、nは主走査方向において1つ前の
画素であり、Oは2つ前の画素、lは1つ後ろの画素で
あり、kは2つ前の画素である事を示している。同様に
rは副走査方向に対して1つ前の画素、hは副走査方向
に対して1つ後ろの画素である事を示す。今、時間t0
において図4(b)の回路によりa〜yすべての画素に
対して、論理和を取り、この出力と注目画素mの反転信
号と論理積をとった結果が境界領域を示す事になる。こ
の処理を時間t0の前後において連続的に行う、つま
り、原稿画像全体に対して行うことにより、原稿内の画
像領域の境界を示すデータを得る事ができる。
説明する。原稿中に図5(a)の画像がある場合を考え
る。この画像に対する境界領域は図4(b)の回路か
ら、図5(b)の様に発生される。図4(a)の5×5
画素のマトリクスを使用した場合、図5(b)におい
て、領域の幅aは2画素分となる。
走査に対して45°の傾きを持っている場合について説
明する。図6(a)が原稿内の画像である図4(a)の
ようなマトリクスにより決定される境界領域の幅がaで
あると仮定すると、図6(b)で示される様に45°の
傾きを持ったラインでは境界領域の幅はa√2となる事
がわかる。また長方形の角の部分では図6(b)の様に
境界領域がつぶれる事がわかる。
外輪郭領域に白画像を付加する処理を説明する。
郭領域に白画像を付加し、更にパターン画像を画像周辺
に付加した場合の出力画像は図8(b),(c)の様に
なる。前に説明した図9(b)の出力画像と比べ文字の
周辺が白く抜ける事により、鮮明で見やすい出力画像を
得る事ができる。
から読み取った画像情報をデジタル多値化し、シェーデ
ィング補正、輝度濃度変換等を行った後の多値画像信号
が入力される。701は、2値化処理部であり、外輪郭
領域を示すデータを低コストで簡単に生成するために、
ここでは一定のスライスレベルにより、単純2値化を行
っている。704は外輪郭領域生成部であり、図4
(b)で説明した回路がここに相当する。実際にハード
ウェア化する為には、副走査方向においても複数ライン
分の画像情報を保持する必要がある為、ラインメモリあ
るいはラッチ回路が設けられているが、図面上では省略
する。つまり、外輪郭領域であれば領域生成部704か
ら“1”が出力される事になる。702は遅延メモリで
あり、領域生成部704での領域信号の遅延分に画像情
報をあわせるためのものである。703は外輪郭情報生
成部であり、外輪郭部分に付加する画像情報を発生する
ものであり、本実施例では白画像(00H)を発生する
様に構成されている。705はスイッチ回路であり、領
域生成部704から出力された領域信号に応じて輪郭領
域内であれば、外輪郭情報生成部703の出力を境界領
域外であれば遅延メモリ702の出力を選択する。70
9,710はパターン情報を発生する回路で、709は
パターンの画像部分、710はパターンのバックグラン
ド部分のデータを発生する。708はセレクタで、図3
の信号4719の状態により、709と710のデータ
の一方が選択され、パターン情報として出力される。こ
の状態ではパターン情報は原稿全体にわたって出力され
る。706はセレクタで、2値化処理部702からの原
稿画像の2値化信号の反転信号により、原稿の画像情報
とパターン情報の一方が選択される。つまり、インバー
タ707の出力が“1”のときは、パターン情報が選択
され、インバータ707の出力が“0”のときは原稿の
画像情報が選択される。これにより、原稿の画像領域以
外の部分にパターン情報を付加した画像が得られる。こ
の画像が遅延メモリ702で遅延された後、外輪郭情報
発生部703からの白データと選択的に切り換えられ
て、図8(b),(c)のような原稿の画像領域の輪郭
部分を除いた部分にパターン情報を付加した画像が端子
OUTからプリンタ制御部へ出力される。
(濃度イメージでFFH)として、黒輪郭を付加しても
良い。また任意の濃度とする事も可能である。また外輪
郭領域にパターンを付加する場合には、外輪郭情報生成
部703の所をパターン発生ブロックに置き換えれば良
い。
を1色での表現としたが、現像器12,13を使用して
原稿画像とパターンとを異なる色で表現する事は容易に
実現できる。この場合は前述した多重複写処理を用いれ
ば良い。
稿領域全体でなくても、デジタイザ39で指定した範囲
内だけでも良い。この場合、図7の外輪郭領域生成部7
04はディジタイザ39で指定された範囲内について外
輪郭領域を示すデータを発生すれば良い。
原稿の画像領域の輪郭を示す輪郭情報に基づいて、画像
領域とパターンとの境界部分を特定濃度の画像でマスキ
ングして原稿画像とパターンとの合成を行う事によりパ
ターンと原稿画像との境界が鮮明になり、良好な合成画
像を得る事ができる。
の領域信号を発生させる回路を示す図。
回路を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿の画像を読み取る読取手段と、 特定のパターン情報を発生するパターン発生手段と、 上記読取手段により読み取られた原稿の画像領域の輪郭
を示す輪郭情報を発生する輪郭情報発生手段と、 上記読取手段により読み取られた原稿の画像と上記パタ
ーン発生手段より発生されたパターン情報を合成して像
形成する像形成手段と、 上記像形成手段により原稿の画像とパターン情報とを合
成して像形成する際、上記輪郭情報発生手段より発生さ
れる輪郭情報に基づいて、上記原稿の画像と上記パター
ンとの境界領域を特定濃度の画像でマスキングする処理
手段とを有することを特徴とする付加情報合成機能を有
する複写装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29436691A JP3313748B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 付加情報合成機能を有する複写装置及び付加情報合成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2009253804A (ja) * | 2008-04-09 | 2009-10-29 | Brother Ind Ltd | 画像処理装置、画像形成装置及び画像処理プログラム |
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-
1991
- 1991-11-11 JP JP29436691A patent/JP3313748B2/ja not_active Expired - Fee Related
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