JP3444915B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP3444915B2
JP3444915B2 JP04934693A JP4934693A JP3444915B2 JP 3444915 B2 JP3444915 B2 JP 3444915B2 JP 04934693 A JP04934693 A JP 04934693A JP 4934693 A JP4934693 A JP 4934693A JP 3444915 B2 JP3444915 B2 JP 3444915B2
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秋生 伊藤
善浩 船水
卓 杉浦
悟 轡田
圭三 伊勢村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の画像を合成する
機能を有する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばデジタル複写機では、原稿
をハロゲンランプ等で照射し、その反射光をCCD等の
電荷結合素子を用いて光電変換した後、デジタル信号に
変換し、所定の処理を行った後、レーザープリンター、
インクジェットプリンター等の記録装置を用い画像を形
成している。
【0003】また、アナログ複写機に限らずデジタル複
写機においても2つの原稿A、Bの重ね合わせ処理を行
うにあたり、まず原稿Aを複写し、複写した用紙の上に
原稿Bを重ねて複写している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術では、重ね合わせ処理を行うにあたり、原稿Aと
Bが重なった部分は画像が暗くなってしまうし、もとの
原稿AとBにおけるデータとは異なるデータで記録され
るため、入力された画像が出力画像に反映されない。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する為
に、本発明は、多値の画像データを記憶するメモリと、
多値の画像データを発生する発生手段と、上記メモリか
らの画像データの濃度を特定する上記メモリからの前記
画像データにおける各画素毎の値と上記発生手段からの
画像データの濃度を特定する上記発生手段からの前記画
像データにおける各画素毎の値との画素単位での比較
を、上記メモリからの上記画像データと上記発生手段か
らの上記画像データとにおける同じ位置の画素同士で行
う比較手段と、上記比較手段の比較結果に応じて画素単
位で上記メモリからの画像データと、上記発生手段から
の画像データの一方を選択するものであって、上記比較
手段による比較結果として、上記メモリからの上記画像
データの濃度を特定する上記値が上記発生手段からの上
記画像データの濃度を特定する上記値よりも大きい場
合、上記メモリからの上記画像データを選択し、上記メ
モリからの上記画像データの濃度を特定する上記値が上
記発生手段からの上記画像データの濃度を特定する上記
値よりも小さい場合、および、上記メモリからの上記画
像データの濃度を特定する上記値と上記発生手段からの
上記画像データの濃度を特定する上記値が等しい場合、
上記発生手段からの上記画像データを選択する選択手段
と、を有するものである。また、本発明は、第1の原稿
を読み取る第1の読み取りステップと、上記第1の読み
取りステップで読み取られた第1の原稿の画像をメモリ
に記憶する記憶ステップと、第2の原稿を読み取る第2
の読み取りステップと、上記第1の原稿の画像の濃度を
特定する前記第1の原稿の画像における各画素毎の値と
上記第2の原稿の画像の濃度を特定する前記第2の原稿
の画像における各画素毎の値との画素単位での比較処理
を、上記第1の原稿の画像と上記第2の原稿の画像とに
おける同じ位置の画素同士で行い、比較結果として、上
記第1の原稿の画像の濃度を特定する上記値が上記第2
の原稿の画像の濃度を特定する上記値よりも大きい場
合、上記第1の原稿の画像を選択し、上記第1の原稿の
画像の濃度を特定する上記値が上記第2の原稿の画像の
濃度を特定する上記値よりも小さい場合、および、上記
第1の原稿の画像の濃度を特定する上記値と上記第2の
原稿の画像の濃度 を特定する上記値が等しい場合、上記
第2の原稿の画像を選択し出力する選択処理を行う合成
ステップと、を有し、前記合成ステップは、前記比較処
理と前記選択処理を上記第1の原稿と上記第2の原稿と
における各画素すべてについて行い、上記選択処理にて
各位置毎に選択された全ての画素をそのまま合成するこ
とにより1ページ分の合成原稿画像を生成するものであ
る。また、本発明は、1ページ分の第1の原稿画像と1
ページ分の第2の原稿画像から、1ページ分の合成原稿
画像を生成するものであって、前記第1の原稿画像の濃
度と前記第2の原稿画像の濃度との、前記第1の原稿と
前記第2の原稿とにおける同じ位置の画素同士での比較
処理、及び、前記比較処理の比較結果とし前記第1の
原稿画像と前記第2の原稿画像のうちの濃度の濃い方の
原稿画像を各画素毎に選択して出力する選択処理、を1
ページ分の原稿画像における各画素すべてについて行
い、上記選択処理にて各位置毎に選択された全ての画素
をそのまま合成することにより、1ページ分の合成原稿
画像を生成するものであり、前記比較処理の比較結果と
して前記第1の原稿と前記第2の原稿とにおける同じ位
置の画素の濃度が等しい場合、前記選択処理にて前記第
1の原稿の画素を選択するものである。また、本発明
は、1ページ分の第1の原稿画像と1ページ分の第2の
原稿画像から、1ページ分の合成原稿画像を生成するも
のであって、前記第1の原稿画像の濃度と前記第2の原
稿画像の濃度との、前記第1の原稿と前記第2の原稿と
における同じ位置の画素同士での比較処理、及び、前記
比較処理の比較結果として前記第1の原稿画像と前記第
2の原稿画像のうちの濃度の薄い方の原稿画像を各画素
毎に選択して出力する選択処理、を1ページ分の原稿画
像における各画素すべてについて行い、上記選択処理に
て各位置毎に選択された全ての画素をそのまま合成する
ことにより、1ページ分の合成原稿画像を生成するもの
であり、前記比較処理の比較結果として前記第1の原稿
と前記第2の原稿とにおける同じ位置の画素の濃度が等
しい場合、前記選択処理にて前記第2の原稿の画素を選
択するものである。また、本発明は、1ページ分の第1
の原稿画像と1ページ分の第2の原稿画像から、1ペー
ジ分の合成原稿画像を生成するものであって、前記第1
の原稿画像の濃度と前記第2の原稿画像の濃度との、前
記第1の原稿と前記第2の原稿とにおける同じ位置の画
素同士での比較処理、及び、前記比較処理の比較結果と
して前記第1の原稿画像と前記第2の原稿画像のうちの
濃度の濃い方の原稿画像を各画素毎に選択して出力する
第1の選択処理、を1ページ分の原稿画像における各画
素すべてについて行い、上記第1の選択処理にて各位置
毎に選択された全ての画素をそのまま合成することによ
り、1ページ分の合成原稿画像を生成する第1の合成処
理と、前記第1の原稿画像の濃度と前記第2の原稿画像
の濃度との、前記第1の原稿と前記第2の原稿とにおけ
る同じ位置の画素同士での比較処理、及び、前記比較処
理の比較結果として前記第1の原稿画像と前記第2の原
稿画像のうちの濃度の薄い方の原稿画像を各画素毎に選
択して出力する第2の選択処理、を1ページ分の原稿画
像における各画素すべてについて行い、上記第2の選択
処理にて各位置毎に選択された全ての画素をそのまま合
成することにより、1ページ分の合成原稿画像を生成す
る第2の合成処理、のうちの何れかの合成処理を、操作
部からの入力に基づいて選択するステップを有するもの
であり、前記第1の合成処理が選択された場合におい
て、前記比較処理の比較結果として前記第1の原稿と前
記第2の原稿とにおける同じ位置の画素の濃度が等しい
場合、前記第1の選択処理にて前記第1の原稿の画素を
選択し、前記第2の合成処理が選択された場合におい
て、前記比較処理の比較結果として前記第1の原稿と前
記第2の原稿とにおける同じ位置の画素の濃度が等しい
場合、前記第2の選択処理にて前記第2の原稿の画素を
選択するものである。
【0007】
【作用】本発明は上記構成によれば、第1の画像の背景
部に第2の画像を容易に合成するものである。
【0008】また、第1の画像に第2の画像をすかしの
ように合成するものである。
【0009】
【実施例】〔第1の実施例〕以下、図面を参照して本発
明の実施例を詳細に説明する。
【0010】(複写機の構成)図1は本発明の実施例で
ある複写機の構成を説明する断面図である。
【0011】図1において、1は原稿を自動的に給送す
る原稿給送装置であり、積載された原稿を1枚ずつある
いは2枚連続して原稿台ガラス面2上の所定位置に給送
する。4は原稿を照射する露光ランプ3や、原稿を露光
走査するための走査ミラー5等で構成されるスキャナ
で、原稿給送装置1により原稿台ガラス面2に原稿を載
置した後に、スキャナ4はAの方向に走査されて原稿か
らの反射光を走査ミラー5〜7、レンズ8を介してCC
Dイメージセンサ101に結像させる。10はレーザス
キャナで構成される露光制御部で、コントローラ部CO
NTの画像信号制御部から出力される画像データに基づ
いて変調された光ビームを感光体11に照射する。12
は赤現像器、13は黒現像器で、感光体11に形成され
た静電潜像を赤色及び黒色の現像剤(トナー)で可視化
する。現像器12、13は現像器切り換え装置30によ
り何れか一方が感光ドラム11に接近配置され、他方が
感光ドラム11から待避配置させられる。また、多重現
象を行なう場合には、コントローラ部CONTが現像器
切り換え装置30を制御する。14、15はシート積載
部で、定形サイズのシートが積載収納されている。シー
トは給送ローラの駆動により積載部14、15からのレ
ジストローラ25の配設位置まで給送され、レジストロ
ーラ2により感光体11に形成される画像の先端とシー
トの先端とが合わさるようなタイミングで給送される。
【0012】16は転写・分離帯電器で、感光体11の
トナー像をシートに転写した後、感光体11からシート
を分離させる。その後シートは、搬送ベルトを介して定
着部17でシートにトナーを定着させる。18は排紙ロ
ーラで、記録されたシートをトレー20に排紙する。2
1は方向フラッパで記録されたシートをトレー20側に
排出させるか内部搬送路22、23、24に搬送させる
かを切り換える。
【0013】両面記録時は、フラッパ21をトレー20
側に排出するように下方にセットし、シート後端が排紙
センサ19を通過した直後、排紙部ローラ18を排紙方
向と反対の方向に回転させ、これと同時にフラッパ21
を上方に上げて複写済のシートを搬送路22、23を介
して中間トレー24に格納する。次に行うシート裏面へ
の記録時には中間トレー24に格納されているシートを
給紙し、シート裏面への転写を行なう。
【0014】(処理概略)図2は本実施例の複写機のブ
ロック構成図である。
【0015】フルカラーの原稿を露光ランプ3より露光
して、反射したカラー画像をCCDイメージセンサ10
1で撮像し、撮像された画像信号を処理、加工して、プ
リンタ103に出力するようになっている。
【0016】原稿100の色情報は、画像読み取り部1
01のレンズ101aを介してCCDイメージセンサ1
01bに結像される。CCDイメージセンサ101bは
原稿の各ラインの画像をR(赤)、G(緑)、B(青)
それぞれ400dpi(dot per inch)の
解像度で読みとる。読みとった信号はアナログ信号で出
力され、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D
コンバータ101cに入力される。A/Dコンバータ1
01cからのデジタル信号は画像処理部102に入力さ
れる。画像処理部102では、シェーディング補正回路
102aでシェーディング補正を行って、R、G、Bそ
れぞれ8bitの画像データを生成する。
【0017】データ処理部102bではCCDイメージ
センサ101bで読みとられたR、G、Bの画像データ
に対して、各種の画像処理が行なわれ、8bitの白黒
の輝度の画像データを造り出す。これは、カラー原稿の
画像を白黒でプリントする場合等に使われる。
【0018】画像メモリ102eはデータ処理部102
bからの多値の画像データを格納するとともに、画像デ
ータを画像合成部102dに出力する。
【0019】画像合成部102cではデータ処理部10
2bと画像メモリ102eからのデータを画素ごとに選
択して出力する。
【0020】画像合成部102cの出力は輝度濃度変換
部102dに入力され、輝度濃度変換部102dで輝度
データが濃度データに変換され、プリンタ103に入力
される。プリンタ103は、用紙の搬送を行うモータな
どの制御回路、入力した画像データを感光ドラムに書き
込むレーザー記録部、及び現像を行う現像制御回路等を
有する。また、CPU回路部104は図1のコントロー
ラ部CONTに相当し、CPU104a、ROM104
b、RAM104cを有し、画像読取部101、画像処
理部102、プリンタ103等を制御し、複写機のシー
ケンスを総括的に制御する。
【0021】(画像合成部)図3は画像合成部102c
の詳細な構成図である。
【0022】本実施例では、データ処理部102bから
のデータに画像メモリ102eからのデータを透かし画
像として合成する構成としている。
【0023】データ処理部102bからと画像メモリか
ら102eからのデータは、輝度データなので、データ
255が「白」、データ0が「黒」となっている。
【0024】データ処理部102bからのデータの白領
域を判断するために、本実施例では所定値をCPUによ
りレジスタ402にセツトし、レジスタ402にセット
された値とデータ処理部102bからのデータとをコン
パレータ401で比較している。コンパレータ401は
データ処理部102bからのデータがレジスタ402に
設定された値よりも大きいときに「1」を出力する。そ
の出力された信号によりセレクタ403において、デー
タ処理部102bからのデータと画像メモリ102eか
らのデータとを選択して出力する構成をとっている。
【0025】したがって、変換テーブル選択信号「0」
のときにはセレクタ403はデータ処理部102bから
のデータを出力し、変換テーブル選択信号が「1」のと
きにはセレクタ403は画像メモリ102eからのデー
タを出力する。
【0026】変換テーブル選択信号とセレクタ403の
出力データは、輝度濃度変換部102dに入力される。
【0027】(輝度濃度変換部)図2における輝度濃度
変換部102dではLUT(ルックアップテーブル)を
用いて輝度データを濃度データに変換する輝度濃度変換
及びプリンターの階調を補正する階調補正が行われる。
まず、輝度濃度変換処理は、読み取られた輝度信号を濃
度信号に変換するもので一般的にlog変換と呼ばれて
いる。log変換テーブルは次式から算出される。
【0028】 Dout=255/Dmax×log(Din/255) (1) (Dmaxはプリンターで出力される最大濃度値)次
に、階調補正について説明する。階調補正テーブルは、
プリンター出力の階調を補正するものであり、例えば、
電子写真のプリンターの階調特性を図4(a)に実線で
示す。それに対する補正テーブルを図4(b)に実線で
示す。
【0029】本実施例では、同一RAMで補正処理を行
っており、 補正data=階調補正(−255/Dmax×log
(Din/255))(2) より求められる変換テーブルがRAM104cに書き込
まれている。
【0030】また、本実施例ではデータ処理部102b
からの画像データ用の変換テーブルと画像メモリ102
eからの画像データ用の変換テーブルをそれぞれ用意し
ており、画像メモリ102eからのデータを透かし部分
の画像として出力するように構成されている。データ処
理部102b用の変換テーブルを変換デーブルA、画像
メモリ用102eの変換テーブルを変換テーブルBとす
ると、変換テーブルAは上記の(2)式により得られる
データが書き込まれている。変換テーブルBは透かし部
分のためのデータが書き込まれており、透かし画像のた
めにlog変換テーブルを、次式のように変更してい
る。
【0031】 Dout=−255/Dmax×log(Din/255)/α(α≧1) (3) 従って、変換テーブルBは 補正data=階調補正(−255/Dmax×log
(Din/255)/α) (4) により得られるデータが書き込まれている。
【0032】この式(4)において、αは透かし画像の
濃度の設定に応じて変更される。すなわち、透かし画像
の濃度を濃くする場合にはαは1に近い値となり、αを
大きくしていくと透かし画像の濃度が薄くなる。このα
の値は後述の操作部からの透かし画像の設定に応じて、
その都度設定されるように構成されている。
【0033】本実施例では、濃度変換、階調補正の各変
換テーブルは図5に示すようにRAM405で構成され
ており、変換テーブルのデータはCPUのプログラムに
より作成され、RAM405に書き込まれる。
【0034】上記のようにして作成された変換テーブル
は変換テーブル選択信号により、画素ごとに選択されて
輝度信号が濃度信号に変換される。テーブル選択信号が
「0」のときには、RAM405内の変換テーブルAが
選択され、テーブル選択信号が「1」のときには、RA
M405内の変換テーブルBが選択される。
【0035】(操作部)図6は、本実施例における複写
機の操作部を示す。
【0036】図6において、表示部51は装置の状態、
複写枚数、複写用紙サイズ、複写モード等を表示する。
【0037】コントロールキー52は、各機能設定画面
において表示部51に表示されるポインターを上下左右
に移動させるキーである。
【0038】OKキー53は、各機能設定画面におい
て、設定された条件が良い場合にこのキーを押す。
【0039】ファンクションキー54は各機能設定画面
において表示部51の右下に出力された設定を実行する
場合にこのキーを押す。
【0040】テンキー55は、各機能設定画面において
数値の入力を行うときに使用する。
【0041】スタートキー56はコピー動作のスタート
を行うときに使用する。
【0042】オプションメモリキー57はオプションメ
モリを使用して透かしコピーを実行するときに使用す
る。
【0043】また、リセットキー58は予め決められた
標準モードに復帰させるときに使用する。
【0044】(透かしコピー設定手順)図7、図8を参
照して、上記の操作部における透かしコピーの設定方法
を説明する。
【0045】図7の(a)は図6の表示部51の標準画
面である。
【0046】オプションメモリキー57が押されると、
図7(b)の画面になる。この画面においてコントロー
ルキー52により、図7(c)のようにすかし合成にカ
ーソルを合わせ、OKキー53を押すと図7(d)の画
面表示となる。この設定画面においてすかし画像の出力
濃度を設定する。通常の出力濃度で出力するときには1
00を、薄くするときには値を小さくして、コントロー
ルキー52或いはテンキー55により数値を入力する。
式(4)におけるαとの対応を示すと、操作部により入
力された濃度の数値をxとすると、 α=100/x (5) となる。数値の入力が終了したらOKキー53を押した
後図8(e)の画面において、用紙サイズを設定する。
その後図8(f)の画面表示に示されている通りに透か
しとして出力する原稿Bを原稿台にセットしてOKキー
52を押す。この原稿の画像を読み取って画像メモリ1
02eに格納している間、図8(g)のような表示がさ
れる。画像の格納が終了すると図8(h)の表示にな
り、原稿Aに換して、スタートキー56を押すと、画
像メモリ102cに格納した画像と読取中の原稿の画像
とを画素単位で選択し、図3の回路により画像合成を行
う。
【0047】尚、図3のレジスタ402にセットする値
は、操作部により操作者が自由セットできるように構成
されているので(不図示)、例えばセツトする値を大き
くすれば原稿画像の白領域にメモリ内の画像が合成さ
れ、セットする値を小さくしていけば、原稿画像の白だ
けでなくグレーの領域のところにもメモリ内の画像が合
成されることになる。
【0048】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、原稿Aに原稿Bを透かし画像として合成するとき
に、透かし画像の濃度を設定する手段を設けたので、操
作者により透かしの濃度を変更することができ、効果的
に原稿Bを合成することができる。
【0049】図11に合成画像の出力例を示す。
【0050】〔第2の実施例〕第1の実施例では、輝度
濃度変換部102dにおいて透かし画像に対しても階調
性をもたせるようにして変換テーブルを作成していた。
【0051】しかし、原稿Bを透かしとして出力するこ
とを前提にしている場合、画像の出力濃度は低い方が望
ましいので、階調性もあまりもたなくても十分効果的に
透かし画像を生成することが可能である。そのため、本
実施例では変換テーブルで、透かし画像の出力濃度を設
定するときには、出力濃度値の最大値を制限するように
して変換テーブルを作成するようにしている。
【0052】即ちlog変換、及び階調補正処理を行っ
たデータに対して、透かし画像の濃度の設定値に応じて
補正dataを制限するようにする。透かし画像用の出
力データを透かしdata、最大出力dataをTHR
とすると、以下のようになる。
【0053】 補正data≧THRのときには、透かしdata=THR 補正data<THRのときには、透かしdata=補正data (6) (THR≦255)(補正data=階調補正(−25
5/Dmax×log(Din/255)))
【0054】ここで、透かし画像の濃度を濃くする場合
にはTHRを大きくし、透かし画像の濃度を薄くする場
合にはTHRを小さくする。このTHRの値は操作部か
らの透かし画像の設定に応じて、その都度設定されるよ
うに構成されている。この設定に関して、図7(d)の
設定画面における入力値をxとすると、式(7)で示さ
れる通りとなる。
【0055】THR=255×x/100 (7) この濃度変換、階調補正、透かし補正の変換テーブルの
作成に関しては、その全てをCPUのプログラムにより
作成するようにしてRAMに書き込むように構成するこ
とも可能であるし、濃度変換、階調補正の変換テーブル
はROMに記憶させておき、それらのデータに対して透
かし補正を組み合わせてRAM等に書き込むように構成
することも可能である。
【0056】また、他の構成は第1の実施例で説明した
ものと同様であるので説明を省略する。
【0057】〔第3の実施例〕図9は画像合成部102
cの他の実施例の構成図である。
【0058】セレクタ1203にはデータ処理部102
bからの画像データと画像メモリ102eからの画像デ
ータが入力される。また、画像処理部102bからの画
像データの上位4ビットはANDゲート1201に入力
され、各ビットのANDがとられる。ここで、セレクタ
1203に入力される信号は輝度データなので、データ
255が「白」、データ0が「黒」となっている。本実
施例ではデータが240以上のときに「白」であると判
断している。すなわち、画像データの上位4ビットのA
NDが「1」のときである。次に、ANDゲート120
1の出力はANDゲート1202を介してセレクタに1
203に入力される。ANDゲート1202は通常の画
像形成と合成画像の形成との選択を制御するものであ
り、ANDゲート1202の一方の入力端子にはメモリ
を使用しないで通常の複写を行う場合は「0」が入力さ
れており、合成を行う時には「1」が入力される。従っ
て、合成を行う場合にはANDゲート1202の出力に
より、原稿からの画像データと画像メモリ102eに記
憶されたデータのどちらかが選択されることになる。す
なわち、データ処理部102bからの画像データが
「白」であると判断されたときに、4入力のANDゲー
ト1201が「1」を出力し、画像メモリ102eから
のデータを選択する。また、データ処理部102bから
の画像データが白でないと判断されるときにはデータ処
理部102bからの画像データが選択されて、セレクタ
1203から出力され、輝度濃度変換部102dに入力
される。
【0059】また、他の構成は第1の実施例で説明した
ものと同様であるので、説明を省略する。
【0060】〔第4の実施例〕上述した実施例ではデー
タ処理部102bからのデータに画像メモリ102eの
データを透かし画像として合成していたが、本実施例で
は、データ処理部102bからのデータに画像メモリ1
02eからのデータを合成するだけでなく、画像メモリ
102eからのデータにデータ処理部102bからのデ
ータを合成することもできる構成としている。そのため
の画像合成部102cの構成を図10に示す。
【0061】画像メモリ102eからのデータを透かし
用データとするときには、CPU104aによりレジス
タ1504に「0」が設定され、セレクタ1501にお
いてデータ処理部102bからのデータが選択されて出
力される。セレクタ1501の出力はコンパレータ15
02においてCPU104aによりレジスタ1503に
設定された値と比較され、セレクタ1501の出力がレ
ジスタ1503の設定値よりも大きいときに、即ち、デ
ータ処理部102bからの画像データが「白」であると
きに「1」を出力する。このとき、レジスタ1501の
出力は「0」なのでEXORゲート1505も「1」を
出力し、セレクタ1506において画像メモリ102e
からデータを選択して出力する。データ処理部102b
からの画像データが「白」でないときは、コンパレータ
1502の出力は「0」となり、EXORゲート150
5の出力は「0」となり、セレクタ1506においてデ
ータ処理部102bからのデータを選択して出力する。
【0062】また、データ処理部102bからのデータ
を透かし用データとするときには、CPU104aによ
りレジスタ1504に「1」を設定すればよい。即ち、
セレクタ1501は画像メモリ102eからのデータを
選択して出力する。セレクタ1501の出力がレジスタ
1503の設定値よりも大きいとき、コンパレータ15
02は「1」を出力するので、EXORゲート1505
は「0」を出力する。従ってセレクタ1506はデータ
処理部102bからのデータを選択して出力する。一方
レジスタ1503の設定値がセレクタ1501の出力よ
りも大きいとき、コンパレータ1502は「0」を出力
するので、EXORゲート1505は「1」を出力す
る。従ってセレクタ1506は画像メモリ102eから
のデータを選択して出力する。
【0063】更に、輝度濃度変換部102dにおける、
変換テーブルが透かし用画像の選択に応じて、透かし用
画像用の変換テーブルのデータが設定されるようになっ
ている。すなわち、画像メモリ102eからのデータを
透かし用データとするときには、変換テーブルBに透か
し用画像用の変換テーブルが作成され、変換テーブルA
には通常の変換テーブルが作成される。また、データ処
理部102bからのデータを透かし用データとするとき
には、その逆となる。
【0064】その他の構成は上述した実施例で説明した
ものと同様であるので、説明は省略する。
【0065】本実施例によれば図11に示すように
(a)の原稿と(b)の原稿を合成して(c)の出力画
像を得ることができる。
【0066】〔第5の実施例〕図12は画像合成部10
2cの他の実施例を示す構成図である。
【0067】コンパレータ2201にはデータ処理部1
02bからの8ビットの画像データと画像メモリ102
eからの8ビット画像データが入力されており、コンパ
レータ2201はデータ処理部102bからのデータの
値よりも画像メモリ102eからのデータの値が小さい
ときに「1」を出力し、データ処理部102bからのデ
ータの値が小さいときには「0」を出力する。ここで、
コンパレータ2201に入力されるデータは輝度データ
であるので、データの値255が「白」で、0が「黒」
となっている。
【0068】セレクタ2202はコンパレータ2201
の出力が「1」のときに画像メモリ102eからのデー
タを出力し、コンパレータ2201の出力が「0」のと
きにデータ処理部102bからのデータを出力する。す
なわち、セレクタ2202はデータ処理部102bから
のデータと画像メモリ102eからのデータの小さいほ
う、すなわち濃度の濃いほうを選択して出力する。
【0069】セレクタ2202の出力は、次に輝度濃度
変換部102dに入力される。
【0070】他の構成は上述した実施例で説明したもの
と同様なので説明を省略する。
【0071】本実施例によれば、図13に示すように
(a)の原稿と(b)の原稿を合成して(c)の出力画
像を得ることができる。その際、(b)の画像を画像メ
モリ102eに記憶させておけば、新たな原稿と(b)
の画像を合成するときに、再度(b)の画像をスキャン
して画像メモリに記憶させる必要もなくなる。
【0072】以上説明したように、第5の実施例によれ
ば、原稿Aと原稿Bを合成するときに、データの小さい
(濃度の濃い)ほうを選んで出力するようにしたので、
入力された画像が出力画像に反映され、これまでのよう
に多重転写により重なった部分が元の原稿の濃度よりも
濃くなることもなく、良好に合成画像を得ることができ
る。
【0073】〔第6の実施例〕第5の実施例では、画素
ごとに画像データを比較し、データの小さい(濃度の濃
い)ほうを選択することにより合成処理を行っていた。
【0074】本実施例では、画素ごとに画像データを比
較し、データの大きい(濃度の薄い)ほうを選択するよ
うに構成している。そのための画像合成部102cの構
成を図14に示す。
【0075】第5の実施例と異なるのは、セレクタ23
01の出力インバータ2302により、反転されること
である。そのため、データ処理部102bからのデータ
が画像メモリ102eからのデータよりも大きいときに
コンパレータ2301は「1」を出力し、インバータ2
302により反転されてセレクタ2303に入力され、
セレクタ2303はデータ処理部102bからのデータ
を選択して出力する。また、画像メモリ102eからの
データがデータ処理部102bからのデータよりも大き
いときには、画像メモリ102eからのデータが出力さ
れる。
【0076】セレクタ2303の出力は輝度濃度変換部
102cに入力される。
【0077】また、他の構成は第1の実施例で説明した
ものと同様であるので説明を省略する。
【0078】上記のように構成することにより、図15
に示すように原稿(a)と原稿(b)を合成して、原稿
(c)の出力画像を得ることができる。原稿(b)で示
されるパターンを原稿(a)の黒部分にのせるような、
装飾処理を行うことができるようになる。
【0079】〔第7の実施例〕本実施例では、データ処
理部102bからのデータと画像メモリ102eからの
データの小さいほうまたは大きいほうのどちらかを選択
できるような構成をとっている。そのための画像合成部
102cの構成を図16に示す。
【0080】コンパレータ2401はデータ処理部10
2bからのデータが、画像メモリ102eからのデータ
よりも大きいときに「1」を出力する。コンパレータ2
401の出力はEXOR2403に入力される。つぎ
に、レジスタ2402には、CPU104aによりデー
タの小さいほうを選択するときには「0」が設定され、
データの大きいときには「1」が設定される。
【0081】したがって、コンパレータ2401の出力
が「1」でレジスタ2402に「0」が設定されている
ときには、EXOR2403の出力は「1」となり、セ
レクタ2404はデータの値の小さい画像メモリ102
eからのデータを出力する。
【0082】この後の処理は第5、第6の実施例で説明
したものと同様であるので説明を省略する。
【0083】尚、レジスタ2402へのデータ設定は操
作部からの入力に基づいてCPU102cが行う。
【0084】また、上述した第1〜第4の実施例におけ
る「白」の領域へすかし画像を合成する場合、第5〜第
7の実施例のように「黒」に近い「白」の領域の画像と
すかし画像の濃度の濃い方を選択するようにしても良
い。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像の文字等の濃度のある領域ではなく、白色領域を検出
し、その領域に他の画像を合成するようにしたので、必
要な画像を保持したままで、透かし等の画像合成を良好
に行うことができる。
【0086】また本発明によれば、画像の合成を行うに
際して、画像データの小さいほう、または大きいほう
(濃度の濃いほう、または薄いほう)を選択するように
したので、画像を合成する場合に入力画像のデータが出
力画像に反映され、データが重なる部分の濃度が濃くな
ることもない、また、パターンを原稿の黒部分にのせる
画像装飾処理を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の複写機の断面図である。
【図2】複写機の画像処理を行なうためのブロック図で
ある。
【図3】画像合成部102cの構成図である。
【図4】プリンターの階調特性、補正テーブルの特性を
示す図である。
【図5】輝度濃度変換部102dの構成図である。
【図6】操作部を示す図である。
【図7】透かし合成の操作手順を示す図である。
【図8】透かし合成の操作手順を示す図である。
【図9】第3の実施例における画像合成部102cの構
成図である。
【図10】第4の実施例における画像合成部102cの
構成図である。
【図11】本発明における画像の出力例を示す図であ
る。
【図12】第5の実施例における画像合成部102cの
構成図である。
【図13】第5の実施例における画像の出力例を示す図
である。
【図14】第6の実施例における画像合成部102cの
構成図である。
【図15】第6の実施例における画像の出力例を示す図
である。
【図16】第7の実施例における画像合成部102cの
構成図である。
フロントページの続き (72)発明者 轡田 悟 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊勢村 圭三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 G06T 3/00 300

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値の画像データを記憶するメモリと、 多値の画像データを発生する発生手段と、 上記メモリからの画像データの濃度を特定する上記メモ
    リからの前記画像データにおける各画素毎の値と上記発
    生手段からの画像データの濃度を特定する上記発生手段
    からの前記画像データにおける各画素毎の値との画素単
    位での比較を、上記メモリからの上記画像データと上記
    発生手段からの上記画像データとにおける同じ位置の画
    素同士で行う比較手段と、 上記比較手段の比較結果に応じて画素単位で上記メモリ
    からの画像データと、上記発生手段からの画像データの
    一方を選択するものであって、上記比較手段による比較
    結果として、上記メモリからの上記画像データの濃度を
    特定する上記値が上記発生手段からの上記画像データの
    濃度を特定する上記値よりも大きい場合、上記メモリか
    らの上記画像データを選択し、上記メモリからの上記画
    像データの濃度を特定する上記値が上記発生手段からの
    上記画像データの濃度を特定する上記値よりも小さい場
    合、および、上記メモリからの上記画像データの濃度を
    特定する上記値と上記発生手段からの上記画像データの
    濃度を特定する上記値が等しい場合、上記発生手段から
    の上記画像データを選択する選択手段と、を有すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記メモリに格納さ
    れた画像データと、上記発生手段から発生される画像デ
    ータの再生出力時の濃度を、それぞれ独立に設定する濃
    度設定手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 第1の原稿を読み取る第1の読み取りス
    テップと、 上記第1の読み取りステップで読み取られた第1の原稿
    の画像をメモリに記憶する記憶ステップと、 第2の原稿を読み取る第2の読み取りステップと、 上記第1の原稿の画像の濃度を特定する前記第1の原稿
    の画像における各画素毎の値と上記第2の原稿の画像の
    濃度を特定する前記第2の原稿の画像における各画素毎
    の値との画素単位での比較処理を、上記第1の原稿の画
    像と上記第2の原稿の画像とにおける同じ位置の画素同
    士で行い、比較結果として、上記第1の原稿の画像の濃
    度を特定する上記値が上記第2の原稿の画像の濃度を特
    定する上記値よりも大きい場合、上記第1の原稿の画像
    を選択し、上記第1の原稿の画像の濃度を特定する上記
    値が上記第2の原稿の画像の濃度を特定する上記値より
    も小さい場合、および、上記第1の原稿の画像の濃度を
    特定する上記値と上記第2の原稿の画像の濃度を特定す
    る上記値が等しい場合、上記第2の原稿の画像を選択し
    出力する選択処理を行う合成ステップと、を有し、 前記合成ステップは、前記比較処理と前記選択処理を上
    記第1の原稿と上記第2の原稿とにおける各画素すべて
    について行い、上記選択処理にて各位置毎に選択された
    全ての画素をそのまま合成することにより1ページ分の
    合成原稿画像を生成することを特徴とする画像処理方
    法。
  4. 【請求項4】 更に、上記合成ステップでの選択結果に
    応じて出力される画像の濃度変換方法を操作者による濃
    度設定に基づいて異ならせて濃度変換する変換ステップ
    を有することを特徴とする請求項3記載の画像処理方
    法。
  5. 【請求項5】 更に、上記第1の原稿の画像の出力濃度
    を制限するための値を入力する入力ステップを有するこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 1ページ分の第1の原稿画像と1ページ
    分の第2の原稿画像から、1ページ分の合成原稿画像を
    生成する画像処理方法であって、 前記第1の原稿画像の濃度と前記第2の原稿画像の濃度
    との、前記第1の原稿と前記第2の原稿とにおける同じ
    位置の画素同士での比較処理、及び、前記比較処理の比
    較結果とし前記第1の原稿画像と前記第2の原稿画像
    のうちの濃度の濃い方の原稿画像を各画素毎に選択して
    出力する選択処理、を1ページ分の原稿画像における各
    画素すべてについて行い、上記選択処理にて各位置毎に
    選択された全ての画素をそのまま合成することにより、
    1ページ分の合成原稿画像を生成する画像処理方法であ
    り、前記比較処理の比較結果として前記第1の原稿と前
    記第2の原稿とにおける同じ位置の画素の濃度が等しい
    場合、前記選択処理にて前記第1の原稿の画素を選択す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 1ページ分の第1の原稿画像と1ページ
    分の第2の原稿画像から、1ページ分の合成原稿画像を
    生成する画像処理方法であって、 前記第1の原稿画像の濃度と前記第2の原稿画像の濃度
    との、前記第1の原稿と前記第2の原稿とにおける同じ
    位置の画素同士での比較処理、及び、前記比較処理の比
    較結果として前記第1の原稿画像と前記第2の原稿画像
    のうちの濃度の薄い方の原稿画像を各画素毎に選択して
    出力する選択処理、を1ページ分の原稿画像における各
    画素すべてについて行い、上記選択処理にて各位置毎に
    選択された全ての画素をそのまま合成することにより、
    1ページ分の合成原稿画像を生成する画像処理方法であ
    り、前記比較処理の比較結果として前記第1の原稿と前
    記第2の原稿とにおける同じ位置の画素の濃度が等しい
    場合、前記選択処理にて前記第2の原稿の画素を選択す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 1ページ分の第1の原稿画像と1ページ
    分の第2の原稿画像から、1ページ分の合成原稿画像を
    生成する画像処理方法であって、 前記第1の原稿画像の濃度と前記第2の原稿画像の濃度
    との、前記第1の原稿と前記第2の原稿とにおける同じ
    位置の画素同士での比較処理、及び、前記比較処理の比
    較結果として前記第1の原稿画像と前記第2の原稿画像
    のうちの濃度の濃い方の原稿画像を各画素毎に選択して
    出力する第1の選択処理、を1ページ分の原稿画像にお
    ける各画素すべてについて行い、上記第1の選択処理に
    て各位置毎に選択された全ての画素をそのまま合成する
    ことにより、1ページ分の合成原稿画像を生成する第1
    の合成処理と、前記第1の原稿画像の濃度と前記第2の
    原稿画像の濃度との、前記第1の原稿と前記第2の原稿
    とにおける同じ位置の画素同士での比較処理、及び、前
    記比較処理の比較結果として前記第1の原稿画像と前記
    第2の原稿画像のうちの濃度の薄い方の原稿画像を各画
    素毎に選択して出力する第2の選択処理、を1ページ分
    の原稿画像における各画素すべてについて行い、上記第
    2の選択処理にて各位置毎に選択された全ての画素をそ
    のまま合成することにより、1ページ分の合成原稿画像
    を生成する第2の合成処理、のうちの何れかの合成処理
    を、操作部からの入力に基づいて選択するステップを有
    する画像処理方法であり、 前記第1の合成処理が選択された場合において、前記比
    較処理の比較結果として前記第1の原稿と前記第2の原
    稿とにおける同じ位置の画素の濃度が等しい場合、前記
    第1の選択処理にて前記第1の原稿の画素を選択し、 前記第2の合成処理が選択された場合において、前記比
    較処理の比較結果として前記第1の原稿と前記第2の原
    稿とにおける同じ位置の画素の濃度が等しい場合、前記
    第2の選択処理にて前記第2の原稿の画素を選択するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
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