JP2013145968A - 画像形成装置、画像形成方法、及び集積回路 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及び集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】適切な画像出力データを得る。
【解決手段】合成対象の階調が異なる複数の画像データのうち、少なくとも1つの画像データの濃度を、前記合成対象の階調に対応させて変換する濃度変換手段と、前記濃度変換手段により濃度が変換された画像データを用いて、前記複数の画像データを合成する合成手段と、前記合成手段により合成された画像データを用いて、画像を形成する画像形成手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、及び集積回路に関する。
従来では、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)といったカラー画像を形成する通常色の画像形成用トナーに加えて、地紋画像等に用いられる背景画像専用トナーや、出力画像に光沢感を出すために塗布される透明色トナーを備える画像形成装置が知られている。
ここで、例えば地紋画像等を作成するビデオデータは、通常色画像を作成するビデオデータに比べて細かい階調表現が要求されない場合が多い。したがって、例えば、地紋画像等のビデオデータは、コントローラ手段におけるメモリ節約や転送性能の向上等のために、通常色画像のビデオデータと異なる階調で用意される場合がある。
このような場合において、出力画像の品質低下を抑制するため、トナー総量規制を行って、2値画像データの地紋画像と多値画像データの元絵画像とを合成する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述した特許文献1に示すような手法では、単にCMYKの元絵画像データのプレーンが、地紋画像を重ねるプレーンの場合に、その画素のトナー総量を規制するだけである。したがって、上述した手法では、トナー量の観点から、地紋画像と元絵画像とを重ね合わせるだけであるため、例えば、通常色で描かれる画像が、その周辺を囲む地紋画像によって、例えばつぶれたように見えにくくなる等、不適切な合成結果を生じる場合がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされてものであり、適切な画像出力データを得ることが可能となる画像形成装置、画像形成方法、及び集積回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、合成対象の階調が異なる複数の画像データのうち、少なくとも1つの画像データの濃度を、前記合成対象の階調に対応させて変換する濃度変換手段と、前記濃度変換手段により濃度が変換された画像データを用いて、前記複数の画像データを合成する合成手段と、前記合成手段により合成された画像データを用いて、画像を形成する画像形成手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、適切な画像出力データを得ることが可能となる。
本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 図2に示す画像形成装置の光学系の一部と作像部の一部を示す図である。 本実施形態に係るプロッタ画像処理手段の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る濃度データ記憶手段を設けた場合の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る合成手段に最大値出力手段を設けた場合の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る解像度変換手段を設けた場合の機能構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、コントローラ11と、操作手段(オペレーションパネル)12と、プロッタ13と、スキャナ14と、その他ハードウェア手段15とを有するように構成される。
コントローラ11は、CPU(Central Processing Unit)20と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)21と、NB22と、MEM−P23と、MEM−C24と、HDD(Hard Disk Drive)25と、シリアルバス26と、NIC(Network Interface Controller)27と、USB(Universal Serial Bus)デバイス28と、IEEE802.11b/g29と、IEEE1394デバイス30と、メモリカードI/F手段31とを有するように構成される。
CPU20は、本実施形態に係る種々の情報処理用及び制御用のIC(Integrated Circuit)である。ASIC21は、本実施形態に係る種々の画像形成に関する処理用のICである。NB22は、コントローラ11のノースブリッジである。
MEM−P23は、画像形成装置10のシステムメモリである。MEM−C24は、画像形成装置10のローカルメモリである。HDD25は、画像データ、文書データ、プログラム、フォントデータ、データ印刷時における1又は複数の印刷設定情報、アクセス権限情報等の蓄積を行うストレージ(補助記憶装置)の一例である。
なお、シリアルバス26、NIC27、USBデバイス28、IEEE802.11b/g29、IEEE1394デバイス30、メモリカードI/F手段31は、それぞれの規格に準じたI/Fであり、例えばネットワーク等を介して外部装置とのデータの送受信を可能にする。
操作手段12は、ユーザからの入力操作を受け付けると共に、ユーザに向けた表示を行う。プロッタ13は、例えば電子写真方式等により画像データ等のプリント出力を行う。スキャナ14は、画像データ等の入力を行う。その他ハードウェア手段15は、画像形成処理や画像形成動作に必要なその他のハードウェアリソースである。
<画像形成装置の概略構成>
図2は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、コントローラ手段40と、プロッタ画像処理手段41と、プロッタ制御手段42と、プロッタエンジン手段(画像形成手段)43とを有するように構成される。
なお、コントローラ手段40は、例えば図1に示すコントローラ11に対応し、プロッタ画像処理手段41及びプロッタ制御手段42は、例えば図1に示すASIC21に対応し、プロッタエンジン手段43は、例えば図1に示すプロッタ13に対応するが、本発明においてはこれに限定されない。以下の説明では、例えば、プロッタ画像処理手段41及びプロッタ制御手段42のみを制御するASICをコントローラ11の外部に設けて、例えばASIC21に接続した例として説明する。
コントローラ手段40は、画像データ記憶手段44を有している。画像データ記憶手段44は、例えば、画像形成装置10のプロッタ画像の元となるビデオデータ等である透明色データや、地紋データ、通常色データ等を記憶する。なお、画像データ記憶手段44は、例えば図1のHDD25等に対応する。
ここで、透明色データとは、例えば透明色トナーにより形成される透明色画像のデータを示す。また、地紋データとは、例えば背景色等を含む地紋画像のデータを示す。また、通常色データとは、例えば通常用いられる画像形成用トナー(例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)等)により形成される通常色画像のデータ(CMYK各版のデータ)を示す。
なお、地紋データは、後述するように、通常色データと合成され、上述した画像形成用トナーや例えば画像形成用トナーに混ぜ合わされた専用のトナーにより形成される地紋画像のデータである。
コントローラ手段40は、ユーザ等から画像形成指示を受けると、画像データ記憶手段44から上述した透明色データ、地紋データ、通常色データを取得し、プロッタ画像処理手段41に転送する。
プロッタ画像処理手段41は、コントローラ手段11から取得した透明色データや、地紋データ及び通常色データに所定の画像処理を施す。所定の画像処理として、例えば、プロッタ画像処理手段41は、プロッタエンジン手段43の特性に応じたγ変換を施したり、エッジ強調や平滑化等の周波数特性を変更したり、予め設定された色空間に変換するための色補正等の処理を行う。なお、所定の画像処理には、後述する地紋データと通常色データとを合成する合成処理等も含まれる。また、プロッタ画像処理手段41は、所定の画像処理を施した画像出力データをプロッタ制御手段42に出力する。なお、本実施形態に係るプロッタ画像処理手段41の具体的な構成例については後述する。
プロッタ制御手段42は、例えば透明色光源駆動手段45と、通常色光源駆動手段46とを有するように構成される。透明色光源駆動手段45は、プロッタ画像処理手段41から得られる画像出力データに含まれる透明データに対応する光源制御信号にしたがって、プロッタエンジン手段43の透明用光源手段51の点灯又は消灯を制御する。
通常色光源駆動手段46は、プロッタ画像処理手段41から得られる画像出力データに含まれる通常色データや合成データに対応する光源制御信号にしたがって、プロッタエンジン手段43の通常色用光源手段52の点灯又は消灯を制御する。
プロッタエンジン手段43は、透明色用光源手段51と、通常色用光源手段52と、偏向走査手段としてのポリゴンミラー53と、防塵ガラス54と、fθレンズ55と、通常色画像(例えば、CMYK各色)や合成画像等を形成する作像ステーション56と、透明色画像を形成する透明色作像ステーション57と、結像光学素子としてのミラー58と、第1走査レンズ59a及び第2走査レンズ59bとを有するように構成される。
プロッタエンジン手段43は、上述した光走査装置を駆動させることにより、プロッタ画像処理手段41から得られた画像出力データを用いて、通常色作像ステーション56及び透明色作像ステーション57に作像を行う。
例えば、透明色用光源手段51及び通常色用光源手段52から出射された光束は、ポリゴンミラー53に入射し、ポリゴンミラー53は、入射された光束を偏向する。偏向された光束は、防塵ガラス54を通過し、fθレンズ55を透過して等速走査に変換される。また、等速走査された光束は、ミラー58と、第1走査レンズ59a、第2走査レンズ59bを介して通常色作像ステーション56、透明色作像ステーション57の被走査面上に集光され、プロッタ画像処理手段41から出力された画像出力データが作像される。
<光学系の一部及び作像部の一部について>
次に、上述した画像形成装置10の光学系の一部及び作像部の一部について、図を用いて説明する。図3は、図2に示す画像形成装置の光学系の一部及び作像部の一部を示す図である。なお、図3の例では、例えば光学系として通常色用光源手段52とミラー58とを有する露光手段60が示されている。また、作像部の一部として、通常色画像や合成画像のトナー像を形成するシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)用の通常色作像ステーション56a〜56dが示されている。
具体的には、図3に示すように、画像形成装置10は、通常色作像ステーション56a〜56dと、露光手段60と、転写ベルト61と、給紙装置62とを有するように構成されている。また、各通常色作像ステーション56a〜56dは、それぞれ感光体63と、帯電器64と、現像装置65と、転写手段66とを有するように構成される。
感光体63は、例えば感光体ドラム等が用いられる。感光体63は、回転駆動され、帯電器64により一様に帯電された後に、露光手段60から上述した光束が主走査方向に繰り返し走査され、副走査方向に移動することにより、2次元画像が書き込まれる。これにより、感光体63上に静電潜像が形成される。
また、感光体63上に形成された静電潜像は、現像装置65により現像されて、通常色画像や合成画像のトナー像となり、転写手段66により、給紙装置62から搬送ベルト61により搬送されてきた転写紙等に転写され、定着装置により転写紙等に定着される。
<プロッタ画像処理手段41について>
次に、上述したプロッタ画像処理手段41の機能構成について、図を用いて説明する。図4は、本実施形態に係るプロッタ画像処理手段の機能構成の一例を示す図である。なお、以下の説明では、プロッタ画像処理手段41における地紋データと通常色データとの合成処理について具体的に説明する。
図4に示すように、プロッタ画像処理手段41は、濃度変換手段70と、合成手段71とを有するように構成される。
図4の例では、コントローラ手段40の画像データ記憶手段44に、例えば、地紋データ(600dpi)と、通常色データ(600dpi)とが記憶されている。地紋データは、例えば、1bit(2階調:有色及び無色)の二値画像データとして用意され、通常色データは、例えば4bit(16階調:濃度段階0〜15)の多値画像データとして用意されている。
濃度変換手段70は、合成対象の階調が異なる複数の画像データのうち、少なくとも1つの画像データの濃度を、合成対象の階調に対応させて変換する。
例えば、濃度変換手段70は、コントローラ手段40から地紋データを取得すると、地紋データのbit情報(階調情報)と通常色データのbit情報とを比較する。ここで、濃度変換手段70は、地紋データ及び通常色データのbit情報をコントローラ手段40から取得しても良く、地紋データのbit情報のみコントローラ手段40から取得し、通常色データのbit情報については予め保持していても良い。
濃度変換手段70は、地紋データのbit情報と通常色データのbit情報とを比較し、一致しない場合には、一方又は両方の画像データの濃度を、合成対象の階調に対応させて変換する。
ここで、合成対象の階調に対応させるとは、例えば、合成される2つの画像データのうち小さい方の階調を大きい方の階調に一致させても良く、例えば、予め設定された階調値になるようしても良い。また、合成される複数の画像データがある場合には、複数の画像データのうち最も大きい階調に、他の画像データの階調を一致させても良い。
図4の例では、濃度変換手段70は、合成される2つの画像データの小さい方の階調を大きい方の階調に一致させるよう濃度を変換するため、例えば、1bitの地紋データを4bitの中間調データに変換する。このとき、濃度変換手段70は、例えば、地紋画像として予め適切な濃度に変換するよう設定された中間調データを保持しておき、設定された中間調データにしたがって濃度を変換する。
濃度変換手段70は、例えば地紋データの濃度が1bitで「0」の場合、4bitの16段階の濃度のうち「0」に変換し、例えば地紋データの濃度が1bitで「1」の場合、4bitの16段階の濃度のうち「8」に変換する。
なお、濃度変換手段70が、通常色データや他の画像データの濃度を変換する場合には、コントローラ手段40からそれぞれ画像データを取得して濃度を変換すると良い。
合成手段71は、濃度変換手段70により濃度が変換された画像データを用いて、合成対象となる複数の画像データを合成する。上述の例では、合成手段71は、4bitの中間調データに変換された地紋データと4bitの通常色データとを合成する。
図4の例では、地紋データと通常色データとを合成する場合に、地紋データが4bitの適切な濃度の中間調データに変換されている。したがって、合成後において、通常色で描かれるべき画像が地紋画像との濃淡差により、つぶれて見えにくくならず、適切な画像出力データを得ることが可能となる。
また、コントローラ手段40は、プロッタ画像処理手段41に地紋データと通常色データとを転送する前に、地紋データの濃度を変換する必要がないため、コントローラ手段40における記憶容量を抑えることが可能となる。また、コントローラ手段40及びプロッタ画像処理手段41間においては、画像データの転送効率を向上させることが可能となる。
<濃度データ記憶手段を設けた場合>
次に、上述したプロッタ画像処理手段41に、濃度データ記憶手段を設けた場合について、図を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る濃度データ記憶手段を設けた場合の機能構成の一例を示す図である。なお、図4と比較すると、濃度データ記憶手段のみ異なるため、同一の機能については説明を省略する。
図5に示すように、プロッタ画像処理手段41は、濃度変換手段70と、合成手段71と、濃度データ記憶手段72とを有するように構成される。
濃度データ記憶手段72は、濃度変換手段70で用いられる濃度データを記憶する。濃度変換手段70は、外部から設定された濃度に対応させて、濃度データ記憶手段72に記憶された濃度データを用いて濃度を変換する。
濃度データ記憶手段72は、例えば地紋データが適切な濃度に変換されるように、例えば1bitで「0」の場合、4bitの16段階の濃度のうち「A(例えば「0」)」に変換し、1bitで「1」の場合、4bitの16段階の濃度のうち「B(例えば「8」)」に変換するといった変換テーブルにより濃度データを記憶する。
また、濃度データ記憶手段72は、上述した「A」、「B」の値を、例えば、「通常色データが地紋データよりも見えにくくならない設定例(例えばA=「0」、B=「8」)」や、「地紋データを白く浮き立たせる設定例(例えばA=「8」、B=「0」)」等のように、設定項目に応じた濃度変換値として記憶させても良い。
このように、濃度データ記憶手段72に濃度データを記憶しておくことで、濃度変換手段70は、ユーザ等の外部からの指示に応じた濃度に、画像データの濃度を変換させることが可能となる。なお、このような場合には、例えばCPU20等から、上述した16段階の「A」及び「B」の値を変更させることが可能である。
これにより、合成手段71による合成後の画像を鑑みた濃度調整が可能となり、より適切な画像出力データを得ることが可能となる。なお、合成後の合成画像イメージを操作手段12上に表示させ、ユーザ等の指示に応じて各画像データの濃度を調整させても良い。
<最大値出力手段を設けた場合>
次に、上述した合成手段71に最大値出力手段を設けた場合について、図を用いて説明する。図6は、本実施形態に係る合成手段に最大値出力手段を設けた場合の機能構成の一例を示す図である。なお、図4と比較すると、最大値出力手段のみ異なるため、同一の機能については説明を省略する。
図6に示すように、プロッタ画像処理手段41は、濃度変換手段70と、合成手段71とを有するように構成される。また、合成手段71は、最大値出力手段73を有するように構成される。
最大値出力手段73は、濃度変換手段70により濃度が変換された画像データを用いて、複数の画像データの対応する画素ごとに画像濃度を比較し、画像濃度が濃い方の画像データの画像濃度の値を出力する。
図6の例では、最大値出力手段73は、例えば、濃度変換手段70により4bitの中間調データに変換された地紋データと、4bitの通常色データを取得すると、それぞれの対応する画素ごとに画像濃度を比較する。例えば、地紋データは、4bitの中間調データに変換されているため、各画素の濃度は、例えば16段階のうち「0」か「8」となっている。
そこで、最大値出力手段73は、対応する画素ごとに画像濃度を比較して、通常色データの画像濃度が、地紋データの画像濃度よりも濃い値の場合には、通常色データの画像濃度の値を出力する。また、地紋データの画像濃度が、地紋データの画像濃度よりも濃い値の場合には、地紋データの画像濃度の値を出力する。
これにより、合成手段71は、合成データの画像濃度の値を、単に地紋データの画像濃度を選択するか通常色データの画像濃度を選択するかといったセレクタ構成ではなく、画素ごとに濃い方の画像濃度の値を出力することで、より適切な画像出力データを得ることが可能となる。
<解像度変換手段を設けた場合>
次に、上述したプロッタ画像処理手段41に解像度変換手段を設けた場合について、図を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る解像度変換手段を設けた場合の機能構成の一例を示す図である。なお、図4と比較すると、解像度変換手段のみ異なるため、同一の機能については説明を省略する。
図7に示すように、プロッタ画像処理手段41は、濃度変換手段70と、合成手段71と、解像度変換手段74とを有するように構成される。
図7の例では、コントローラ手段40の画像データ記憶手段44に、地紋データ(300dpi)と、通常色データ(600dpi)が記憶されている。
解像度変換手段74は、合成対象の解像度の異なる複数の画像データのうち、少なくとも1つの画像データの解像度を、合成対象の解像度に対応させて変換する。
例えば、解像度変換手段74は、コントローラ手段40から地紋データを取得すると、地紋データの解像度情報と通常色データの解像度情報とを比較する。ここで、解像度変換手段74は、地紋データ及び通常色データの解像度情報をコントローラ手段40から取得しても良く、地紋データの解像度情報のみコントローラ手段40から取得し、通常色データの解像度情報については予め保持していても良い。
解像度変換手段74は、地紋データの解像度情報と通常色データの解像度情報とを比較し、一致しないと判断した場合には、一方又は両方の画像データの解像度を、合成対象の解像度に対応させて変換する。
図7の例では、解像度変換手段74は、地紋データの解像度「300dpi」と通常色データの解像度「600dpi」とを比較し、例えば、地紋データの解像度を通常色データの解像度に一致させるように変倍処理を行う。例えば、解像度変換手段74は、地紋データの解像度「300dpi」を、副走査方向に2倍密(300dpi×2)させる。なお、このとき、スムージング回路等を設けても良い。
また、解像度変換手段74が、通常色データの解像度を変換する場合には、コントローラ手段40から通常色データを取得して解像度を変換すると良い。
濃度変換手段70は、解像度変換手段74により解像度が変換された画像データの濃度を、合成対象の階調に対応させて変換する。図7の例では、濃度変換手段70は、解像度変換手段74により解像度が変換された地紋データの濃度を、通常色データの階調に対応させて変換する。
このように、図7の例では、解像度変換手段74を設けることで、合成対象となる異なる解像度の画像データの差異を吸収した上で、合成対象の階調に対応させて画像データの濃度を変換することにより、より適切な画像出力データを得ることが可能となる。
なお、上述したように、ASICとして構成されるプロッタ画像処理手段41は、例えばプロッタ画像処理手段41等が有する各手段を集積回路として構成させても良い。
上述したように、本発明の実施形態によれば、例えば階調が異なる複数の画像データの合成において、適切な画像出力データを得ることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
10 画像形成装置
11 コントローラ
12 操作手段
13 プロッタ
14 スキャナ
15 その他ハードウェア手段
20 CPU
21 ASIC
22 NB
23 MEM−P
24 MEM−C
25 HDD
26 シリアルバス
27 NIC
28 USB
29 IEEE802.11b/g
30 IEEE1394
31 メモリカードI/F手段
40 コントローラ手段
41 プロッタ画像処理手段
42 プロッタ制御手段
43 プロッタエンジン手段
44 画像データ記憶手段
45 透明色光源駆動手段
46 通常色光源駆動手段
51 透明色用光源手段
52 通常色用光源手段
53 ポリゴンミラー
54 防塵ガラス
55 fθレンズ
56 通常色作像ステーション
57 透明色作像ステーション
58 ミラー
59a 第1走査レンズ
59b 第2走査レンズ
60 露光手段
61 転写ベルト
62 給紙装置
70 濃度変換手段
71 合成手段
72 濃度データ記憶手段
73 最大値出力手段
74 解像度変換手段
特開2011−139292号公報

Claims (7)

  1. 合成対象の階調が異なる複数の画像データのうち、少なくとも1つの画像データの濃度を、前記合成対象の階調に対応させて変換する濃度変換手段と、
    前記濃度変換手段により濃度が変換された画像データを用いて、前記複数の画像データを合成する合成手段と、
    前記合成手段により合成された画像データを用いて、画像を形成する画像形成手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記濃度変換手段は、
    前記少なくとも1つの画像データが二値画像である場合、前記二値画像の画像データを、前記合成対象の多値画像に対応させて変換することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記濃度変換手段で用いる濃度データを記憶する濃度データ記憶手段を有し、
    前記濃度変換手段は、
    外部から設定された濃度に対応させて、前記濃度データ記憶手段に記憶された濃度データを用いて濃度を変換することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記合成手段は、
    前記濃度が変換された画像データを用いて、前記複数の画像データの対応する画素ごとに画像濃度を比較し、前記画像濃度が濃い方の画像データの画像濃度の値を出力する最大値出力手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記複数の画像データの解像度が異なる場合、前記少なくとも1つの画像データの解像度を、前記合成対象の解像度に対応させて変換する解像度変換手段を有し、
    前記濃度変換手段は、
    前記解像度変換手段により解像度が変換された画像データの濃度を、前記合成対象の階調に対応させて変換することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載された画像形成装置における画像形成方法において、
    合成対象の階調が異なる複数の画像データのうち、少なくとも1つの画像データの濃度を、前記合成対象の階調に対応させて変換する濃度変換手順と、
    前記濃度変換手順により濃度が変換された画像データを用いて、前記複数の画像データを合成する合成手順と、
    前記合成手順により合成された画像データを用いて、画像を形成する画像形成手順とを有することを特徴とする画像形成方法。
  7. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載された画像形成装置に設けられる集積回路において、
    合成対象の階調が異なる複数の画像データのうち、少なくとも1つの画像データの濃度を、前記合成対象の階調に対応させて変換する濃度変換手段と、
    前記濃度変換手段により濃度が変換された画像データを用いて、前記複数の画像データを合成する合成手段とを有することを特徴とする集積回路。
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