JPH11263519A - 画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体 - Google Patents

画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体

Info

Publication number
JPH11263519A
JPH11263519A JP10068533A JP6853398A JPH11263519A JP H11263519 A JPH11263519 A JP H11263519A JP 10068533 A JP10068533 A JP 10068533A JP 6853398 A JP6853398 A JP 6853398A JP H11263519 A JPH11263519 A JP H11263519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
area
forming system
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10068533A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhide Koga
勝秀 古賀
Isamu Sato
勇 佐藤
Tomofumi Nakayama
智文 中山
Tatsuhito Kataoka
達仁 片岡
Yukio Yokoyama
幸生 横山
Takayuki Kawakami
尊之 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10068533A priority Critical patent/JPH11263519A/ja
Publication of JPH11263519A publication Critical patent/JPH11263519A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 綴じ処理のミスをする可能性のある画像を前
もって確認できる画像形成システム,画像形成方法,記
憶媒体を提供する。 【解決手段】 ステープルの種類(コーナ,ダブル,シ
ングル)に応じたステープル位置を記憶し(S103〜
S105)、プレスキャンして得た画像のサイズを記憶
し(S108〜S110)、ステープル処理による綴じ
代が画像領域に重なるか判定し(S111〜S11
2)、重なると判定したときは、その画像をモニタに表
示すると共に、ステープルの表示色を赤色等に変え、或
は点滅させることによりステープルミスを警告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成システ
ム,画像形成方法,記憶媒体に関し、特にハードコピー
の綴じ処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカラー複写機は高画質化
や高機能化し、出力画像の色味や編集処理に関してかな
りユーザの期待に答えられるようになってきた。こうし
た状況において、所望の出力画像を得るために、何度も
紙に画像を出力する代わりにCRT等に画像を表示し
て、確認するといういわゆるプレビュー機能を有する複
写機が、製品化されはじめている。
【0003】その中には、白黒の液晶ディスプレイを用
いて、読み取った原稿画像を表示,確認する装置もある
が、本体がカラー複写機である場合は、出力画像の色味
確認ができないので、やはり、表示装置もフルカラー表
示のプレビューシステムであることが望ましい。
【0004】図21はこうしたシステムの一例を示すブ
ロック図で、2101〜2109のブロックが、フルカ
ラー複写機を構成し、2110〜2112がプレビュー
システムを構成する。
【0005】図21において、2101は、反射原稿を
読み取るRGB出力のセンサ、2102はS/Hおよび
A/D変換回路、2103はシェーディング補正を行う
回路、2104は入力マスキング回路、2105はLO
G変換回路、2106はプリンタ特性に色を合わせるマ
スキングUCR、2107はトリミング,マスキング,
ペイント,変倍等種々の画像編集を行う回路、2108
はエッジ強調回路、2109はプリンタ部で、不図示の
反射原稿を3〜4回スキャンしてフルカラー画像出力を
得るものである。
【0006】次に、2110は回路2104での入力マ
スキング後の画像信号(RGB)を記憶するための画像
メモリ部、2111は画像メモリ2110を制御するメ
モリ制御回路(アドレスカウンタおよびCPUと画像メ
モリとのやりとり)で、2112は画像メモリ2110
の情報を表示するためのCRTである。この場合、読み
取った画像を単にフルカラーでCRT2112に表示す
るだけで、所望の編集処理を不図示の操作部から設定し
てもCRT2112上には反映されない。そこで、画像
メモリ部2110に記憶されたメモリ情報を任意にCP
Uでアクセスできるように構成し、編集回路2107と
等価な編集処理をソフトで行って最終画像をCRT21
12に表示し得るようにしている。
【0007】一方、デジタルカラー複写機において高速
化への要求は根強い。これに答えるべく、4つの感光体
ドラムから構成され、各ドラムにおいて、Y,M,C,
K各1色ずつ現像器が備えられたカラーLBP(レーザ
ビームプリンタ)が提案されている。こうした装置では
ドラム間の空間的なずれを補償する画像メモリが必須で
あり、より高度な画像処理を実現するためには、フルペ
ージ画像メモリを有することが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来は、コピ
ー後にステープルを打つ際に、正確なステープル位置が
わからないために画像にステープルがかかる可能性があ
っても気付かずに打ってしまい、後でそのことに気付い
たユーザは、ステープルをはずし、ステープルが画像に
かかったプリントを探して、若干ずらしたりして再コピ
ーしステープルするという煩わしい作業をしていた。こ
れは即ちミスプリントであり、カラーコピーならば白黒
よりも1枚の単価が高価なためコスト的にも、また時間
的にもユーザに負担をかけるという問題があった。
【0009】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、綴じ処理のミスをする可能性がある画像を前
もって確認できる画像形成システム,画像形成方法,記
憶媒体を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、画像形成システムを次の(1),
(2)および(5)〜(11)のとおりに、画像形成方
法を次の(3)のとおりに、そして記憶媒体を次の
(4)のとおりに構成する。
【0011】(1)出力予定の各ハードコピーにおける
画像領域を検知する画像領域検知手段と、前記出力予定
のハードコピーに綴じ代領域を設定する綴じ代領域設定
手段と、前記画像領域検知手段で検知した各ハードコピ
ーにおける画像領域に、前記綴じ代領域設定手段で設定
した綴じ代領域が重なるかどうかを判定する判定手段
と、この判定手段で重なると判定したとき、警告表示す
る表示手段とを備えた画像形成システム。
【0012】(2)前記(1)項記載の画像形成システ
ムにおいて、綴じ代領域設定手段で設定する綴じ代領域
は、ステープル処理のための領域であり、この領域はス
テープル位置により変わるものである画像形成システ
ム。
【0013】(3)画像形成システムにおける画像形成
方法であって、出力予定の各ハードコピーにおける画像
領域を検知する画像領域検知ステップと、前記出力予定
のハードコピーに綴じ代領域を設定する綴じ代領域設定
ステップと、前記画像領域検知ステップで検知した各ハ
ードコピーにおける画像領域に、前記綴じ代領域設定ス
テップで設定した綴じ代領域が重なるかどうか判定する
判定ステップと、この判定ステップで重なると判定した
とき警告表示する警告表示ステップとを備えた画像形成
方法。
【0014】(4)前記(3)項記載の画像形成方法を
実現するためのプログラムを格納した記憶媒体。
【0015】(5)原稿をスキャンして、画像を読み取
る画像読取り手段と、前記画像読取り手段で読み取った
画像のサイズを検知する画像サイズ検知手段と、前記画
像読取り手段で読み取った画像を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された情報を元に転写部材に画像を
形成する画像形成手段と、前記画像もしくは前記記憶さ
れた情報に対して少なくとも1つの編集加工を施す編集
加工手段と、前記編集加工手段による編集加工結果を表
示可能な表示手段を有するプレビューシステムと、複数
枚の原稿が積載可能で、原稿台上に原稿を1枚ずつ順次
給紙する原稿給紙手段と、前記画像形成手段から排出さ
れる転写部材を丁合い,仕分けし、積載された転写部材
の任意の位置にステープルが可能な転写部材後処理装置
と、ステープル位置を設定する設定手段と、前記設定手
段で設定したステープル位置と前記画像サイズ検知手段
で検知した画像のサイズとを比較する比較手段と、前記
比較手段の出力結果に応じて警告を出す第1警告手段
と、前記比較手段の出力結果を記憶する比較結果記憶手
段と、前記比較結果記憶手段の記憶内容に応じて警告を
出す第2警告手段とを備えた画像形成システム。
【0016】(6)前記(5)項記載の画像形成システ
ムにおいて、前記画像サイズ検知手段によって検知する
画像サイズは、X軸・Y軸の最小座標と最大座標で表さ
れるものである画像形成システム。
【0017】(7)前記(5)項記載の画像形成システ
ムにおいて、前記設定手段によるステープル位置の設定
は、操作部により入力し、且つ該位置を画面表示するも
のである画像形成システム。
【0018】(8)前記(6)項記載の画像形成システ
ムにおいて、前記比較手段は、設定されたステープル位
置のX・Y座標と検知した画像サイズの最大座標,最小
座標とを比較し、画像サイズ内にステープルがあるか否
かを2値で出力するものである画像形成システム。
【0019】(9)前記(5)項記載の画像形成システ
ムにおいて、前記比較結果記憶手段は、画像サイズ内に
ステープルが入ったのが何枚目の原稿であるかを記憶す
るものである画像形成システム。
【0020】(10)前記(5)項記載の画像形成シス
テムにおいて、前記第1警告手段は、前記比較手段から
の比較結果に応じて、画面表示したステープルの色を変
える、或は点滅させるものである画像形成システム。
【0021】(11)前記(5)項記載の画像形成シス
テムにおいて、前記第2警告手段は、前記プレビューシ
ステムが全原稿画像表示後に、前記比較結果記憶手段が
記憶した内容を操作部或はプレビュー画面に表示するも
のである画像形成システム。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をデジタ
ル複写装置の実施例により詳しく説明する。なお実施例
はスタンドアロンの物であるが、本発明はこれに限ら
ず、所要の機能部分が有線或は無線で結合された物の形
で実施することができる。また物の形に限らず、画像形
成方法の形で、更には、この方法を実現するためのプロ
グラムを格納したCD−ROM等の記憶媒体の形で同様
に実施することができる。
【0023】また、本発明は、複写装置に限らず、ハー
ドコピーを出力するプリンタ等の画像形成装置において
も同様に実施することができる。また、ステープル打ち
に限らず、綴じ代を要する綴じ処理において同様に実施
することができる。
【0024】
【実施例】図3は実施例である“デジタルカラー複写装
置”の概観図である。本装置本体は、カラー原稿を読み
取り、更にデジタル編集処理等を行うカラーリーダ部3
51および異なった像担持体を持ち、リーダから送られ
る各色のデジタル画像信号に応じてカラー画像を再現す
るプリンタ部352に分けられる。また本体には、外部
装置として原稿給紙手段となる原稿給紙装置4(以下D
Fと記す)およびプリンタ部352から排出される転写
部材を丁合い、仕分けし、予め指定された動作モードに
応じて綴じ処理等が行われる転写部材後処理装置5が接
続される。複数枚の原稿が不図示の原稿積載トレイ上に
積載可能であるDF4は、図のように原稿台上に配置さ
れ、原稿を1枚ずつ順次不図示の原稿台上に給紙し、コ
ピー済みの原稿を原稿積載トレイ上に戻す。転写部材後
処理装置5は、機体と、排出される転写部材を積載する
不図示の排出手段(ビンユニット)と、積載された転写
部材の任意の位置に綴じ針を打つことが可能な不図示の
綴じ手段(ステープラ)とから構成される。
【0025】更に、219はプレビュー時に用いるCR
Tで本体とはVGA(VideoGraphics A
rray)インタフェースで接続されている。
【0026】(リーダ部の構成)図2はリーダ351に
おけるデジタル画像処理部の構成を示すブロック図であ
る。不図示の原稿台上のカラー原稿は不図示のハロゲン
ランプで露光される。その結果、反射像がCCD201
にて撮像され、更にA/D&S/H部202にてサンプ
ルホールドされた後A/D変換され、RGB三色のデジ
タル信号が生成される。各色分解データはシェーディン
グ部203にてシェーディングおよび黒補正、画面サイ
ズ検知部244にて画像サイズを検知すると共に不図示
のレジスタに画像サイズの最大座標,最小座標をセット
し、入力マスキング部204にてNTSC信号への補
正、色変換部205にて色変換を行い、その結果を合成
部206に入力する。合成部206は反射原稿の画像デ
ータと画像メモリ208の出力データとの合成等を行う
部分で、その結果はLOG補正部207にてLOG補正
処理が、更に変倍部234にて変倍処理(但し、変倍設
定時)が施される。ここで、変倍処理とは、画像メモリ
部208で施される圧縮処理がローパスフィルタとして
働くため、具体的には拡大処理が施される。更に変倍部
(234)の出力は、メモリ部1(208)に入力され
る。
【0027】画像メモリ部208は圧縮部,画像メモリ
部,伸張部の3つより構成され、4つのそれぞれのドラ
ムに対応する出力マスキング前のCMYデータ(24ビ
ット×4)が読み出される。
【0028】212はそれぞれのドラムに対する色信号
が生成されるマスキングUCR部で、プリンタ特性に適
した色信号が生成される。213はフリーカラー処理お
よびペイント処理が行われる編集回路で、編集結果は、
γ補正部214でγ補正、変倍部211で変倍(具体的
には縮小処理)、更にエッジ強調部215でエッジ強調
され、カラーLBP(レーザビームプリンタ)216に
送られる。
【0029】217はプレビュ処理部で、編集された画
像データを記憶するCRT画像メモリおよび前記CRT
画像メモリを制御するメモリ制御部より構成される。2
19はCRTでCRT画像メモリのデータが表示され
る。217および219については後述する。
【0030】220は領域生成部1で、主走査同期信号
で内部(220)で生成した信号か、LBPプリンタ2
16から送られるBD(228)のいずれかの信号22
9、画先センサの出力DTOP226、LBPプリンタ
内部で生成されるITOP信号(プリンタ出力時、この
信号を元に各ドラムに同期した副走査イネーブル信号が
生成される)227、書き込みイネーブル信号2本(主
走査(227−1)、副走査(227−2)各1本)と
読み出しイネーブル信号5本(主走査(227−3)1
本、副走査(227−M,227−C,227−Y,2
27−K)4本)、計7本で画像メモリ部内の画像メモ
リを制御する信号221、前記信号227に同期し、画
像信号とエリア信号のタイミング調整をすべく、画像メ
モリ部内の圧縮部,伸張部それぞれのディレイを考慮し
て生成される信号238(主走査書き込みイネーブル信
号238−1、副走査書き込みイネーブル信号238−
2、主走査読み出しイネーブル信号238−3、副走査
イネーブル信号(238−M,238−C,238−
Y,238−K))、プレビュ処理部内のCRT画像メ
モリのイネーブル信号225(主走査1本、副走査各1
本)より構成される。
【0031】230は領域生成部2で、各編集処理のエ
リア信号を生成する部分である。この部分は後述するよ
うに各エリア信号を記憶するビットマップメモリ部およ
びビットマップメモリを制御するビットマップメモリ制
御部(例えば、AGDC(Advanced Disp
lay Controller))より構成され、書き
込みはCPUにより、一方読み出しはDTOP226、
HSNC229に同期して行われる(光学スキャンされ
た原稿画像データと同期)。出力は205、223−
1、236でそれぞれ色変換のイネーブル信号、画像合
成のイネーブル信号、フリーカラーもしくはペイントの
イネーブル信号である。
【0032】231のエリアメモリ部、232のDL
1、233のDL2、235の変倍3、237のDL3
は画像信号とエリア信号を同期させるタイミング調整の
ための回路である。
【0033】具体的には DL1→信号232−2を色変換のディレイ分遅らせる
(出力は223−1) 画素遅延はDF/Fで、ライン遅延はFIFOでなされ
る。
【0034】DL2→信号226をマスキングUCRの
ディレイ分遅らせる(出力は224−2) 画素遅延はDF/Fで、ライン遅延はFIFOでなされ
る。
【0035】DL3→信号236を色変換+画像合成+
LOGのディレイ分遅らせる 画素遅延はDF/Fで、ライン遅延はFIFOでなされ
る。
【0036】変倍3→具体的には拡大処理で変倍部2・
234と全く同じ制御がなされる(遅延数も同じ) エリアメモリ部231→画像メモリ部208とのディレ
イ調整のための回路で、図8に示す如く、各色のドラム
に対応した副走査読み出しイネーブル(238−M〜
K)以外は全く同じ構成を持った4つのメモリ部(8−
101〜104)から構成される。更に、各色のメモリ
部8−101〜104は図9に示す如く、メモリ8−2
01と、WLEの立ち上がりでリセットされ、イネーブ
ル時カウントアップする主走査カウンタ、およびWVE
の立ち上がりでリセットされ、イネーブル時カウントア
ップする副走査カウンタより構成されるライトアドレス
カウンタ8−202と、RLEの立ち上がり時リセット
され、イネーブル時カウントアップされる主走査カウン
タ、およびRVEの立ち上がり時リセットされ、イネー
ブル時カウントアップされる副走査カウンタより構成さ
れるリードアドレスカウンタ8−205と、ANDゲー
ト(8−203)と、NANDゲート(8−209)
と、インバータ(8−204および8−206)と、バ
ッファ(8−210,8−211)と、CPU240に
より指定されるレジスタ8−212より構成される。
【0037】更にメモリライト時は、 レジスタ8−212→0 アドレス制御→ライトアドレスカウンタ が選択 8−210→イネーブル 8−211→ディスイネーブル OEN→1 WENはクロックの立ち下がり時に0となり、バッファ
8−210のデータがメモリ8−201に書き込まれ
る。
【0038】一方、メモリリード時は、 レジスタ8−212→1 アドレス制御→リードアドレスカウンタ が選択 8−210→ディスイネーブル 8−211→イネーブル OEN→0 WEN→1 となり、メモリ8−201のデータが8−211を通し
て読み出される。
【0039】こうした構成をとることにより、それぞれ
タイミングが異なるエリア信号をあたかも1プレーンの
如く扱うことができる。
【0040】図2に戻り、240はCPUで、CPUバ
ス243を通してプログラムROM241、ワークRA
M242を制御する。各画像処理部も同様にCPUバス
を通じてデータセットがなされる。
【0041】(各画像モードでの信号の流れ)図2を用
いて各モードにおけるビデオ信号の流れおよびI/Oポ
ートの設定について述べる。
【0042】〔通常コピー〕 ビデオの流れ201→202→203→(244)→2
04→205→206(A入力→C出力)→207→2
34→208→212→213→214→211→21
5→216 このとき、副走査イネーブル信号221−(M〜K)お
よび238−(M〜K)は各色ドラムの間隔をもってイ
ネーブルになるよう制御される。
【0043】〔RGB系編集処理(色変換)結果をCR
Tに表示〕 ビデオの流れ201→202→203→(244)→2
04→205→206(A入力→B出力)→217→2
19 このモードの場合、画像メモリ部208内のメモリに書
き込まれるデータはプレビュモードでの編集内容の修正
の度に変わるため、書き込み(CRTへの表示)の度に
原稿の読み込みから行う(ビデオの流れは前記201か
らの繰り返し)。
【0044】このとき、副走査リードイネーブル221
−(M〜K)および238−(M〜K)は同時に立ち上
がり、同時に立ち下がる。
【0045】〈OK時後のプリントアウト〉光学スキャ
ンは行わずに画像メモリ208からの読み出しのみで行
う。
【0046】このとき、副走査イネーブル信号221−
(M〜K)は各色ドラムの間隔を持ってイネーブルにな
るよう制御される。
【0047】〔CMYK系編集処理(ペイント,フリー
カラー)結果をCRTに表示〕 ビデオの流れ201→202→203→(244)→2
04→205→206(A入力→C出力)→207→2
34→208→212→213→214→211→21
5→217→219 このモードの場合、画像メモリ部208内のメモリに書
き込まれるデータはプレビュモードでの編集内容に左右
されないため、2度目以降の書き込み(CRTへの表
示)では光学スキャンは行わず、編集パラメータの変更
および画像メモリ部208からの読み出しのみで行う
(ビデオの流れは208からスタート)。
【0048】このとき、副走査リードイネーブル221
−(M〜K)および238−(M〜K)は同時に立ち上
がり、同時に立ち下がる。
【0049】〈OK時後のプリントアウト〉光学スキャ
ンは行わずに画像メモリ208からの読み出しのみで行
う。
【0050】このとき、副走査イネーブル信号221−
(M〜K)は各色ドラムの間隔を持ってイネーブルにな
るよう制御される。
【0051】〔合成結果をCRTに表示〕 第1の画像書き込み時のビデオの流れ201→202
→203→(244)→204→205→206(A入
力→C出力)→207→208 第2の画像と合成し、208内の画像メモリに再び書
き込むときのビデオの流れ −1。メモリの出力208→212→213→214
→211→215→206 ここで、マスキングUCR212はスルー、γ補正は逆
LOGテーブルが設定される。
【0052】−2。反射原稿のビデオの流れ201→
202→203→(244)→204→205→206 合成およびCRT出力 206→207→208(メモリ書き込み) 208→212→213→214→211→215→2
17→219 次に、各編集時の設定からプレビュ機能を用いてプリン
トアウトまでの動きについて示す。
【0053】まず、全体の流れについて図4を用いて説
明する。
【0054】不図示の操作部でステープル処理が選択さ
れると、後述するフロー5を実行してプレビュ表示した
後(S411)、コピーボタンがONされればプリント
を出力する(S404,S405)。またステープル処
理が選択されなければ、編集処理(S402)に行っ
て、色変換処理(S406)、ペイント処理(S40
7)、フリーカラー処理(S408)、カラーinカラ
ー処理(S409)の少なくとも一つが選択され、更に
プレビュ機能等でパラメータがそれぞれ決定される。そ
のときプレビュがOKであれば、編集処理後のパラメー
タがS403で設定され、コピーボタンONで最終出力
がプリントアウトされる(S404およびS405)。
【0055】次にそれぞれの画像処理の手順について説
明する。
【0056】色変換処理 図5のフローチャートを用いて説明する。色変換では、
まず全面色変換かエリア色変換かのいずれかが選択され
る(S501)。エリア色変換のときは続いてエリアが
例えば不図示のデジタイザを用いて設定される(S50
7)。次に変換前の色指定(S502)および、変換後
の色指定(S503)がなされ、この時点で色変換する
のに必要なデータが取りあえず決められる。S504で
プレビュが選択(例えば、不図示のプレビュボタンを押
す)されると、不図示の原稿台上に置かれた反射原稿が
読み取られ、前記RGB系編集処理のCRT表示の項で
示された順で処理が実行され、S505でCRT219
に表示される。結果がOKの場合は他の編集処理の設定
もしくは最終パラメータの設定およびプリントアウトが
なされ、NGの場合はOKまで再設定がなされる。
【0057】ペイント処理 図6のフローチャートを用いて説明する。ペイントで
は、まずエリアが例えば不図示のデジタイザを用いて設
定される(S601)。続いて、ペイントの色指定がS
602でなされる。次にS603でプレビュが選択され
ると不図示の原稿台上に置かれた反射原稿が読み取ら
れ、前記CMYK系編集処理のCRT表示の項で示され
た順で処理が実行され、S604でCRT219に表示
される。結果がOKの場合は他の編集処理の設定もしく
は最終パラメータの設定およびプリントアウトがなさ
れ、NGの場合はOKまで再設定(2度目以降のプレビ
ュモード時は前述のように画像メモリ部208内の画像
メモリからの読み出しデータを用いて表示する)がなさ
れる。
【0058】ここで、プリントアウト時は前述のように
画像メモリ部208内の画像メモリからの読み出しデー
タを用いて行われる。
【0059】フリーカラー処理 図7のフローチャートを用いて説明する。フリーカラー
では、まず全面モードかエリアモードかが指定される
(S701)。エリアモードの場合、続いてエリアが例
えば不図示のデジタイザを用いて設定される(S70
6)。S702ではフリーカラーの色指定がなされる。
次にS703でプレビュが選択されると不図示の原稿台
上に置かれた反射原稿が読み取られ、前記CMYK系編
集処理のCRT表示の項で示された順で処理が実行さ
れ、S704でCRT219に表示される。結果がOK
の場合は他の編集処理の設定もしくは最終パラメータの
設定およびプリントアウトがなされ、NGの場合はOK
まで再設定(2度目以降のプレビュモード時は前述のよ
うに画像メモリ部208内の画像メモリからの読み出し
データを用いて表示する)がなされる。
【0060】ここで、プリントアウト時は前述のように
画像メモリ部208内の画像メモリからの読み出しデー
タを用いて行われる。
【0061】次にプリンタ部の構成について図3により
説明する。
【0062】図3において、301はレーザ光を感光ド
ラム上に走査させるポリゴンスキャナであり、302は
初段のイエロ(Y)の画像形成部であり、同様の構成で
マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色
についての画像形成部を303,304,305で示
す。ポリゴンスキャナ301は、図示しないレーザ制御
部によりYMCK独立に駆動されるレーザ素子4個から
のレーザビームを、各色の感光ドラム上に走査する。こ
れらの走査されたレーザビームをそれぞれ検知するBD
検知手段4個で各色の主走査同期信号を生成する。本実
施例のように2枚のポリゴンミラーを同一軸上に配置
し、1つのモータで回転させる場合は、例えばY,Mと
C,Kのレーザビームでは主走査の走査方向が互いに逆
方向になるため、通常、一方のY,M画像に対して、他
方のC,K画像データは主走査方向に対して鏡像になる
ようにする。
【0063】画像形成部302において、318はレー
ザ光の露光により潜像形成する感光ドラムであり、31
3はドラム318上にトナー現像を行う現像器であり、
現像器313内の314は現像バイアスを印加してトナ
ー現像を行うスリーブであり、315は感光ドラム31
8を所望の電位に帯電させる1次帯電器であり、317
は転写後のドラム318の表面を清掃するクリーナであ
り、316はクリーナ317で清掃されたドラム318
の表面を除電し、1次帯電器315において良好な帯電
を得られるようにする補助帯電器であり、330はドラ
ム318上の残留電荷を消去する前露光ランプであり、
319は転写ベルト306の背面から放電を行い、ドラ
ム318上のトナー画像を、転写部材に転写する転写帯
電器である。
【0064】309,310は、転写部材を収納するカ
セットであり、308はカセット309,310から転
写部材を供給する給紙部であり、311は給紙部308
により給紙された転写部材を転写ベルト306に吸着さ
せる吸着帯電器であり、312は転写ベルト306の回
転に用いられると同時に吸着帯電器と対になって転写ベ
ルト306に転写部材を吸着帯電させる転写ベルトロー
ラである。
【0065】324は転写部材を転写ベルト306から
分離し易くするための除電帯電器であり、325は転写
部材が転写ベルト306から分離する際の剥離放電によ
る画像乱れを防止する剥離帯電器であり、326,32
7は分離後の転写部材上のトナーの吸着力を補い、画像
乱れを防止する定着前帯電器であり、322,323は
転写ベルト306を除電し、静電的に初期化するための
転写ベルト除電帯電器であり、328は転写ベルト30
6の汚れを除去するベルトクリーナである。307は、
転写ベルト306から分離され、定着前帯電器326,
327で再帯電された転写部材上のトナー画像を転写部
材上に熱定着させる定着器である。340は定着器30
7を通過する搬送路上の転写部材を検知する排紙センサ
である。329は給紙部308により転写ベルト上に給
紙された転写部材の先端を検知する紙先端センサであ
り、紙先端センサ329からの検出信号はプリンタ部3
52からリーダ部351に送られ、リーダ部351から
プリンタ部352にビデオ信号を送る際の副走査同期信
号を生成するために用いられる。
【0066】次に、以下にリーダ部351の各ブロック
の説明をプレビュ処理部,色変換,ペイント,フリーカ
ラー,操作部の順で行う。
【0067】(プレビュ処理部の説明)図10は読み取
られた画像データが全ての処理回路を経由して得た最終
イメージを、CRT219に表示するためのプレビュ処
理回路のブロック図である。
【0068】前述した最終画像データY1,M1,C
1,K1の1001−1〜4(YMCKデータ各8ビッ
ト)は、まず217−1の4×3逆マスキングの補正回
路にそれぞれ入力され、次式の演算が行われる。これ
は、図2の212マスキングUCRの逆演算を行う。
【0069】 Y2=a11・Y1+a12・M1+a13・C1+a14・K1 M2=a21・Y1+a22・M1+a23・C1+a24・K1 C2=a31・Y1+a32・M1+a33・C1+a34・K1 前記a11〜a34の係数はCPU240からCPUバ
ス243を経由してそれぞれ任意の係数を設定すること
が可能である。ここで4色の情報から3色の情報Y2,
M2,C2に変換され、次に217−2の逆対数変換の
補正回路に入力される。ここでは、図2のLOG処理部
207の逆演算を行うためにLUT(ルックアップテー
ブル)で構成されており、前述同様CPU240により
任意の補正データが設定できる。この演算によりYMC
Kの濃度データから輝度データに変換されCRT等に表
示可能な状態になるが、実際に接続されるCRTには数
多くの種類があり色再現範囲もまちまちであり、これを
調整する手段が必要となる。次の217−3の3×3モ
ニタ色補正は、モニタの色特性を補正するためのもので
次式の演算が行われる。
【0070】 R2=b11・R1+b12・G1+b13・B1 G2=b21・R1+b22・G1+b23・B1 B2=b31・R1+b32・G1+b33・B1 これも217−1の逆マスキング同様CPU240より
任意の係数が設定される。
【0071】次の217−4のモニタガンマ補正は、同
様に各モニタのガンマ特性を補正する回路で、CPU2
40により任意の補正データを設定することができる。
【0072】次に、217−5の表示編集回路は、モニ
タ219に表示する際にいろいろな編集を行ったり、モ
ニタ219を制御するための回路である。図11は表示
編集回路の詳細な説明図で、大きく分けて読み取られた
画像を処理する部分と、その画像に枠とか文字といった
付加情報を発生させる部分とからなっている。
【0073】217−4のモニタガンマ補正後のR3,
G3,B3データは、それぞれ217−11,217−
12,217−13のメモリに供給され、217−10
のディスプレイコントローラ内の書込アドレス制御回路
217−17の217−21のアドレスにより、メモリ
の任意の位置から書き込みが行えるように、CPUバス
243からXおよびY方向のスタートアドレスとエンド
アドレスを設定することができる。本実施例では、メモ
リのサイズは640×480×9×(8bit)の3色
分で構成されている。
【0074】また、書き込む際に、元の画像サイズに応
じて縮小して書き込むことが可能でその倍率をCPU2
40より設定できる構成となっている。また、更に、表
示する画像サイズが縦長なのか横長なのかに応じて、任
意に回転することができるように書込アドレス制御部2
17−17によって制御される。このとき、スタート/
エンドアドレス以外つまり画像が書き込まれない領域に
関しては、前の画像が残っていたり或は、表示色が固定
となるため、この書込領域以外の部分を任意の色で表示
できるように表示色をCPU240より設定が行えるよ
うになっている。
【0075】次に、メモリ217−11〜13に書き込
まれた後、モニタ219に表示するためメモリのどの部
分から読み出すかを指定するために、217−18の読
み出しアドレス制御部にCPU240より任意の座標指
定を行うことが可能である。これは、後述する操作部の
タッチパネルキーによりリアルタイムに表示が行える。
また、本実施例のモニタ219の画像サイズは640×
480ドットなので、メモリ全体を表示するためには画
像を間引いて表示する必要があり、これもCPU240
より間引き率を設定することが可能になっている。本実
施例では後述するように、メモリ全体を表示する1倍モ
ード、メモリの4/9を表示する2倍モードとメモリの
1/9を表示する3倍モードの選択が行える。
【0076】次に、メモリ217−20は画像情報とは
別に画像情報にいろいろな図形や文字を付加するための
メモリで、サイズは640×480×9×(4bit)
の構成となっている。つまり、4面分の異なる図形や文
字をそれぞれ独立に展開することができる。
【0077】本実施例では、これらの情報はCPU24
0により直接メモリ上に展開していたが、これらの情報
を高速に展開できる、例えば、AGDC(NEC)のよ
うな専用コントローラを介してもよい。217−19の
読み出しアドレス制御は、前述した217−18の読み
出しアドレス制御と同様に読み出しの開始位置を設定し
たり、間引き率を設定することができる。
【0078】次に、これらそれぞれのメモリから読み出
されたデータはセレクタ217−14に入力される。こ
のセレクタでは、メモリ217−20から読み出された
信号に応じて、信号217−24が“L”のときは画像
データ217−25〜27がそのまま出力され、“H”
のときは、それぞれ4面分に応じたR,G,B(8bi
t)のデータが出力される。これらR,G,Bのデータ
はCPU240により設定が可能で、各4面分に描かれ
た図形や文字に任意の色を付けることが可能になってい
る。このセレクタ217−14により処理された信号
は、D/Aコンバータ217−16でモニタ用のアナロ
グ信号に変換されモニタ219に最終画像が表示され
る。
【0079】(色変換の説明)図13は色変換処理を説
明する図である。
【0080】色変換処理は検出部と変換部に分かれる。
【0081】検出部は3つのウィンドウコンパレータ
(1310,1311,1312)、2つのANDゲー
ト(1313,1315)および前述のコンパレータと
ゲートを制御するレジスタ(1304〜1309、CP
U240によってセットされる)より構成される。動作
としては ・reg1≦入力ビデオR(1301)≦reg2 ・reg3≦入力ビデオG(1302)≦reg4 ・reg5≦入力ビデオB(1303)≦reg6 のときそれぞれのウィンドウコンパレータおよび2つの
ANDゲートの出力が“1”になり、ある特性色のみが
検出される(但しエリア信号222は“1”)。一方変
換部は3つのセレクタ1319,1320,1321お
よびレジスタ1316〜1318より構成され、AND
ゲート1315の出力が“1”のとき、CPU240に
よってセットされるレジスタ1316〜1318すなわ
ち変換色が出力1322〜1324され、“0”のとき
には入力ビデオ信号1301〜1303が出力される。
【0082】(ペイント,フリーカラーの説明)図12
はフリーカラーペイント処理部のブロック図である。
【0083】フリーカラーペイント回路は、1色のビデ
オに対して、乗算器1205とセレクタ1210、CP
U240によってセットされるレジスタ1206,12
07より構成される。
【0084】動作としては、フリーカラー処理時は、マ
スキング・UCR回路212で生成されたND信号(M
/3+C/3+Y/3)とレジスタ3(1206、ユー
ザーによって設定された色によって決まる)が乗算器1
205で乗算され、更に出力がセレクタ1210で選択
され、出力(1215)される。尚、原稿の一部にのみ
フリーカラー処理を行いたいときには処理したい所のみ
エリア信号224−1を“1”にすれば良い(但し、図
12に示す様に224−2は“0”にすること)。この
とき、このエリア信号の所のみND信号が出力される様
にマスキング・UCR回路212は制御される(信号2
26に基づいて制御)。
【0085】ペイント処理時は、CPU240でセット
されるレジスタ1(1207)が選択されるように、セ
レクタ1210へのエリア信号224−2が“1”にな
るように制御される(但し、図12に示す様に224−
1は“0”にすること)。
【0086】又、1213はC(シアン)のフリーカラ
ーペイント回路、1216はY(イエロ)フリーカラー
ペイント回路、1219はK(ブラック)のフリーカラ
ーペイント回路で、それぞれ入力はCin(120
2)、Yin(1203)、Kin(1204)、出力
はCout(1215)、Yout(1218)、Ko
ut(1221)、更にエリア信号2(224−2)、
エリア信号3(224−3)、エリア信号4(224−
4)で制御される。
【0087】尚、CRT219に表示されるときは、2
24−1〜3が同時にイネーブルになるよう、制御され
る。
【0088】(操作部について)図16は、操作部6の
外観図であり、50000は置数キー、50001はコ
ピースタートキー、50002はストップキー、500
03は余熱キー、50004は液晶表示手段等の表示部
である。
【0089】表示部50004の標準画面を図17に示
す。
【0090】図17の標準画面の各表示は、50101
は装置状態、50102はコピー枚数、50103は用
紙サイズ、50104はコピー倍率、50105はプレ
ビューモードのタッチキーである。
【0091】操作者は、プレビュー処理を開始するに先
立って、操作部6から画像倍率,用紙サイズ,編集処
理,ステープル処理の指定を行い、プレビューモードキ
ー50105を押下して標準画面からプレビュー操作画
面に遷移する。
【0092】図18は、プレビュー操作画面の一例で、
50201はプレビュースタートキー、50202は表
示方向設定キー、50203はエリアモニタ、5020
4は表示位置設定キー、50205は表示倍率設定キ
ー、50206はエリア微調整キーである。
【0093】操作者は、まず原稿を不図示の原稿台もし
くはフィーダ4にセットし、表示方向設定キー5020
2により原稿の表示方向(縦もしくは横)を設定する。
表示方向は、通常原稿台の原稿突き当て位置からのイメ
ージがCRT219の右上から表示される。また、表示
方向設定キー50202が押されると表示方向設定キー
の表示が黒反転し、画像メモリ217−11〜13(図
11条参照)に90度回転したイメージが書き込まれる
ため、原稿台の原稿突き当て位置からのイメージが90
度回転してCRT219に表示される。
【0094】操作者がプレビュースタートキー5020
1を押下すると、フィーダに原稿がセットされている場
合はフィーダから原稿が原稿台に送られ、さらにプレス
キャンが設定されている場合は、原稿台上に載置された
原稿の原稿サイズを検知するためにスキャンが行われ
る。そして、画像読み込みを行うスキャン動作を開始し
画像取り込みが開始される。取り込まれた画像は、各種
設定された編集処理が施された後プレビュー処理部21
7に信号が送られ、RGBに変換された後設定された表
示方向、倍率そして原稿サイズ等から画像メモリ217
−11〜13の領域に画像全体が入る最も効率的なサイ
ズが計算されデータが書き込まれる。そしてこの画像メ
モリ217−11〜13のデータは、モニタガンマ補正
217−4によりCRTの特性によって補正され、ディ
スプレイコントローラ217−10によりCRT219
にデータが転送されプレビュー画像が表示される。
【0095】ところでこの画像メモリ217−11〜1
3のサイズは、CRT219の表示サイズ640×48
0の画素の9倍の1920×1440の画素のサイズを
有している。このためデータを画像メモリ217−11
〜13からCRT219に転送する際、ディスプレイコ
ントローラ217−10によりCRT219の表示サイ
ズと表示倍率設定キー50205で設定される表示倍率
から画像メモリ217−11〜13のデータを変培して
CRT219にデータを転送することが必要となる。
【0096】図19に具体的例を示す。画像メモリ21
7−11〜13に50601に示すデータが書き込まれ
ている。このとき、表示倍率設定キーで表示倍率1倍が
設定されると、画像メモリ217−11〜13の全体の
データ領域がディスプレイコントローラ217−10に
より1/9に縮小されて50602に示すようにCRT
219に表示される。また、表示倍率設定キーの2倍が
押下されると、画像モメリ117−11〜13の4/9
の領域のデータがディスプレイコントローラ217−1
0により1/4に縮小されて転送され50603に示す
ようにCRT219に表示されることで、画像メモリ2
17−11〜13の一部が1倍のときの表示に比べ2倍
に拡大されて表示される。また、3倍キーを押下したと
きも同様で、画像メモリの1/9の領域を表示メモリに
等倍で転送することで、50604に示すように画像の
一部が3倍に拡大されてCRT219に表示される。
【0097】また、表示倍率設定キーで2倍,3倍が設
定されているときには、画像メモリ217−20の一部
がCRT219に表示されているためにメモリ領域の読
み出し位置を変えてCRT219に転送すればCRT2
19に表示されていない部分を表示することができる。
つまり、表示倍率設定キーで2倍が設定されているとき
は、画像メモリ217−11〜13の任意の1/4のサ
イズの画像がCRT219に表示されている。このと
き、表示位置設定キー50204の下方向矢印キーを押
下すると、画像メモリ217−11〜13の読み出し開
始位置が下方向に4ドット移動した位置から1/4のサ
イズがCRT219に転送されるため、CRT219に
表示されていなかった画面下部の画像を表示することが
できる。このとき、メモリ217−14の読み出し領域
の一部がメモリの端部となる場合は、次に端部方向に読
み出し開始位置を移動させた場合画像メモリの範囲外と
なるため、これ以上端部方向へは移動できないことを操
作者に認識させるために、端部方向の表示位置設定キー
は網掛け表示となり、キーセンスができなくなる。ま
た、画像を移動させた場合にメモリのどの領域がCRT
219に表示されているのかを操作者を認識できるよう
に、エリアモニタ50203に表示されている。
【0098】次にステープル処理について図1のフロー
チャートを用い説明する。
【0099】ステープル処理では、まず変数を初期化し
(S101)、次に図20のようにステープルの種類を
操作部に表示(S102)、ここで選択したステープル
(本実施例では、コーナ或いはダブル或いはシングル)
の種類に応じてステープル位置を不図示のレジスタに設
定する(S103〜S105)。このとき各ステープル
位置毎に決められた綴じ代領域の最大座標および最少座
標も同時に不図示のレジスタに設定する。そしてS10
6でプレビューが選択されなければS107へ行ってス
テープル処理を終了し、プレビューが選択されれば、原
稿給紙手段4から反射原稿を原稿台上に給紙してプレス
キャンし(S107、S108)、現在の枚数を示す変
数Nに1を計上し(S109)、図15の様に画像サイ
ズ検知した結果の最大座標および最小座標の画像サイズ
検知手段244内の不図示のレジスタにセットし(S1
10)、前記ステープルの綴じ代領域の最大座標と比較
することで(S111)画像領域内に選択したステープ
ルが入っているか否か判断する(S112)。画像領域
内に選択したステープルが入っていれば、何枚目の画像
であるかを示す変数N(I)にNを代入し(S11
3)、そのときの画像をCRT表示するとともに、ステ
ープルの表示色を前述した制御によって赤色等に色変更
するか或いは点滅させて、前記画像に重ね合わせること
によって警告表示する(S114)。例えばS104で
ダブルを選択していたのであれば、これは図11に示す
メモリ217−20に図14の様なデータを書き込み、
それを初期アドレスから順次読み出し、読み取った原稿
画像に付加して(図11のセレクタ217−14にて)
CTR219に表示する。或いは付加したり付加しなか
ったりCPUバス243で切り替えることでCRT21
9に点滅表示する。これを不図示のタイマ等で決められ
た所定時間だけ表示した後、DF(原稿給紙手段)4に
原稿が残っているか判断し(S115)、まだ残ってい
ればS107へ戻って原稿を再給紙する。こうして原稿
給紙手段4に、給紙する原稿がなくなるまで繰り返し、
なくなれば記憶されたN(1),N(2)、……の値を
使って、操作部6或いはCRT219上に「N(1),
N(2)、……目の画像にステープルがかかる可能性が
あります。」等の警告表示をして(S116)ステープ
ル処理を終了する(S117)。
【0100】以上説明したように、本実施例によれば、
画像部分にステープルがかかる画像のみCRT219上
に画面表示し、しかも全原稿画像のプレビューが終了し
た後も、何枚目の画像にステープルがかかる可能性があ
るか表示するため、ユーザはたとえ画像形成システムか
ら離れたとしても、予めステープルミスしそうな原稿を
知ることができ、転写紙を綴じ損なうというミスを未然
に防ぐことができる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
綴じ処理のミスをする可能性がある画像を前もって確認
することができ、綴じ処理のミスによるコスト的,時間
的ロスをなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ステープル処理のフローチャート
【図2】 デジタル画像処理部の構成を示すブロック図
【図3】 デジタルカラー複写機の構成を示す断面図
【図4】 本実施例の全体の処理を示すフローチャート
【図5】 色変換処理のフローチャート
【図6】 ペイント処理のフローチャート
【図7】 フリーカラー処理のフローチャート
【図8】 エリアメモリ部の詳細示すブロック図
【図9】 Mドラム用メモリおよびその制御部の構成を
示すブロック図
【図10】 プレビュー処理部の構成を示すブロック図
【図11】 プレビュー処理部における表示編集回路の
構成を示すブロック図
【図12】 フリーカラーペイント処理部のブロック図
【図13】 色変換処理部の構成を示すブロック図
【図14】 ダブルステープル選択時のメモリ内容を示
す図
【図15】 画像サイズ検知時の最小,最大座標を示す
【図16】 操作部の概観図
【図17】 操作部の標準画面を示す図
【図18】 プレビュー操作画面の一例を示す図
【図19】 CRT表示サイズの説明図
【図20】 ステープル位置の種類表示画面を示す図
【図21】 従来例の構成を示す図
【符号の説明】
5 転写部材後処理装置 219 CRT(モニタ) 351 カラーリーダ部 352 プリンタ部
フロントページの続き (72)発明者 片岡 達仁 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 横山 幸生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川上 尊之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力予定の各ハードコピーにおける画像
    領域を検知する画像領域検知手段と、前記出力予定のハ
    ードコピーに綴じ代領域を設定する綴じ代領域設定手段
    と、前記画像領域検知手段で検知した各ハードコピーに
    おける画像領域に、前記綴じ代領域設定手段で設定した
    綴じ代領域が重なるかどうかを判定する判定手段と、こ
    の判定手段で重なると判定したとき、警告表示する表示
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成システムにおい
    て、綴じ代領域設定手段で設定する綴じ代領域は、ステ
    ープル処理のための領域であり、この領域はステープル
    位置により変わるものであることを特徴とする画像形成
    システム。
  3. 【請求項3】 画像形成システムにおける画像形成方法
    であって、出力予定の各ハードコピーにおける画像領域
    を検知する画像領域検知ステップと、前記出力予定のハ
    ードコピーに綴じ代領域を設定する綴じ代領域設定ステ
    ップと、前記画像領域検知ステップで検知した各ハード
    コピーにおける画像領域に、前記綴じ代領域設定ステッ
    プで設定した綴じ代領域が重なるかどうか判定する判定
    ステップと、この判定ステップで重なると判定したとき
    警告表示する警告表示ステップとを備えたことを特徴と
    する画像形成方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の画像形成方法を実現する
    ためのプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  5. 【請求項5】 原稿をスキャンして、画像を読み取る画
    像読取り手段と、前記画像読取り手段で読み取った画像
    のサイズを検知する画像サイズ検知手段と、前記画像読
    取り手段で読み取った画像を記憶する記憶手段と、前記
    記憶手段に記憶された情報を元に転写部材に画像を形成
    する画像形成手段と、前記画像もしくは前記記憶された
    情報に対して少なくとも1つの編集加工を施す編集加工
    手段と、前記編集加工手段による編集加工結果を表示可
    能な表示手段を有するプレビューシステムと、複数枚の
    原稿が積載可能で、原稿台上に原稿を1枚ずつ順次給紙
    する原稿給紙手段と、前記画像形成手段から排出される
    転写部材を丁合い,仕分けし、積載された転写部材の任
    意の位置にステープルが可能な転写部材後処理装置と、
    ステープル位置を設定する設定手段と、前記設定手段で
    設定したステープル位置と前記画像サイズ検知手段で検
    知した画像のサイズとを比較する比較手段と、前記比較
    手段の出力結果に応じて警告を出す第1警告手段と、前
    記比較手段の出力結果を記憶する比較結果記憶手段と、
    前記比較結果記憶手段の記憶内容に応じて警告を出す第
    2警告手段とを備えたことを特徴とする画像形成システ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像形成システムにおい
    て、前記画像サイズ検知手段によって検知する画像サイ
    ズは、X軸・Y軸の最小座標と最大座標で表されるもの
    であることを特徴とする画像形成システム。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の画像形成システムにおい
    て、前記設定手段によるステープル位置の設定は、操作
    部により入力し、且つ該位置を画面表示するものである
    ことを特徴とする画像形成システム。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の画像形成システムにおい
    て、前記比較手段は、設定されたステープル位置のX・
    Y座標と検知した画像サイズの最大座標,最小座標とを
    比較し、画像サイズ内にステープルがあるか否かを2値
    で出力するものであることを特徴とする画像形成システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の画像形成システムにおい
    て、前記比較結果記憶手段は、画像サイズ内にステープ
    ルが入ったのが何枚目の原稿であるかを記憶するもので
    あることを特徴とする画像形成システム。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の画像形成システムにお
    いて、前記第1警告手段は、前記比較手段からの比較結
    果に応じて、画面表示したステープルの色を変える、或
    は点滅させるものであることを特徴とする画像形成シス
    テム。
  11. 【請求項11】 請求項5記載の画像形成システムにお
    いて、前記第2警告手段は、前記プレビューシステムが
    全原稿画像表示後に、前記比較結果記憶手段が記憶した
    内容を操作部或はプレビュー画面に表示するものである
    ことを特徴とする画像形成システム。
JP10068533A 1998-03-18 1998-03-18 画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体 Withdrawn JPH11263519A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10068533A JPH11263519A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10068533A JPH11263519A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11263519A true JPH11263519A (ja) 1999-09-28

Family

ID=13376479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10068533A Withdrawn JPH11263519A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11263519A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096505A (ja) * 2000-09-22 2002-04-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7167261B2 (en) 2001-12-28 2007-01-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus with predetermined copy quality set by user or operator
JP2008042417A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、プログラムおよびプレビュー画像表示方法
JP2015168233A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 キヤノン株式会社 シート処理装置及びその制御方法とプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002096505A (ja) * 2000-09-22 2002-04-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7167261B2 (en) 2001-12-28 2007-01-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus with predetermined copy quality set by user or operator
JP2008042417A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、プログラムおよびプレビュー画像表示方法
US8228343B2 (en) 2006-08-03 2012-07-24 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus, computer program product, and preview image displaying method
US8487961B2 (en) 2006-08-03 2013-07-16 Ricoh Company, Limited Image processing apparatus, computer program product, and preview image displaying method
JP2015168233A (ja) * 2014-03-10 2015-09-28 キヤノン株式会社 シート処理装置及びその制御方法とプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3542428B2 (ja) 画像形成装置及び画像表示方法
US5937232A (en) Image forming apparatus with display device for displaying before and after image processing data
US6222545B1 (en) Image processing apparatus and method
US6115510A (en) Image processing apparatus capable of displaying image to be formed on sheet
US6259811B1 (en) Image processing apparatus and method
US6249361B1 (en) Image processing apparatus and method
JPH08300765A (ja) 画像処理装置およびその方法
JPH11263519A (ja) 画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体
JPH1079866A (ja) 画像処理装置及び方法
JPH11196258A (ja) 画像処理装置およびその方法
JPH1042087A (ja) 画像処理方法及び装置
US5926561A (en) Image processing apparatus and method for performing color converting process
JPH10126606A (ja) 画像処理装置及び方法
JP3689506B2 (ja) 画像処理装置及び方法並びに媒体
JPH1070665A (ja) 画像処理装置及びその方法及び画像処理システム
JP2000324333A (ja) 画像編集可能な画像処理装置
JPH11168586A (ja) 画像形成システム及び画像形成方法
JPH10232524A (ja) 画像形成システム
JPH0937066A (ja) 画像形成システム及び画像形成方法
JPH06334854A (ja) カラー複写機
JP2002232684A (ja) 画像形成システム
JPH1155433A (ja) 画像形成システム、画像形成方法及び装置
JP2005027037A (ja) フォーマット変換方法及び画像処理装置
JPH1117868A (ja) 画像形成システム、画像形成方法及び装置
JP3038392B2 (ja) 画像処理システムおよび画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607