JPH08300765A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents

画像処理装置およびその方法

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JPH08300765A
JPH08300765A JP7107332A JP10733295A JPH08300765A JP H08300765 A JPH08300765 A JP H08300765A JP 7107332 A JP7107332 A JP 7107332A JP 10733295 A JP10733295 A JP 10733295A JP H08300765 A JPH08300765 A JP H08300765A
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JP
Japan
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image
unit
processing
image data
color
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JP7107332A
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Mitsuru Kurita
充 栗田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/001Texturing; Colouring; Generation of texture or colour
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6011Colour correction or control with simulation on a subsidiary picture reproducer

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 前記画像形成モードとモニタ表示モードの両
方において、格納手段を各モードに適したように用いる
ことができる画像処理装置およびその方法を提供する。 【構成】 モニタ217により色変換処理された画像をプ
レビューする場合は、合成部206から画像メモリ217へ画
像データを送る。また、編集回路213によりペイントや
フリーカラー処理が施された画像および合成部206で合
成された画像をプレビューする場合は、ガンマ補正部21
4にCMYK画像データをRGB画像データに変換する逆LOGテ
ーブルを設定し、エッジ強調部215から画像メモリ217へ
画像データを送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置およびその
方法に関し、例えば、画像データを画像メモリに格納す
る画像処理装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルカラー複写機の高画質
化や高機能化が進み、出力画像の色味や編集処理に関し
て、ユーザの期待にかなり答えられるようになった。こ
うした状況において、所望の出力画像を得るために、何
度も記録紙に画像を出力する代わりに、CRTなどに画像
を表示して確認するという、所謂、プレビュー機能を備
えた複写機が製品化されている。その中には、白黒の液
晶ディスプレイを用いて、読取った原稿イメージを表示
・確認するものもあるが、カラー複写機である以上、出
力画像の色味を確認するためには、フルカラー表示のプ
レビューシステムであることが望ましい。
【0003】一方、ディジタルカラー複写機においては
高速化への要求は根強く、これに答えるべく、四つの感
光ドラムを備え、各ドラムにY,M,C,K各一色ずつの現像
器を備えたカラーLBPが提案されている。こうした装置
では、感光ドラム間の空間的なずれを補償する画像メモ
リが必須であり、より高度な画像処理を実現するために
はフルページ画像メモリを備えることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。つまり、フルペ
ージ画像メモリに記憶された画像データに、複写機本体
の画像処理と同等の処理をソフトウェアにより施してカ
ラーモニタに表示すれば、ハードウェアに大きな変更を
加えずにプレビューシステムを構築することができる。
しかし、複写機本体が備える編集機能が多数かつ複雑に
なると、その分、プレビュー画像処理用のソフトウェア
の規模が増加するとともに、その演算量も増大し、プレ
ビューに要する時間を短縮するためには、高速なハード
ウェアを導入せざるを得ないなど、コストを上昇させる
問題がある。
【0005】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、前記画像形成モードとモニタ表示モードの両
方において、格納手段を各モードに適したように用いる
ことができる画像処理装置およびその方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】および
【作用】本発明は、前記の目的を達成する一手段とし
て、以下の構成を備える。
【0007】本発明にかかる画像処理装置は、記録剤に
対応させて複数の画像形成部を有する画像処理装置であ
って、画像データを入力する入力手段と、前記画像デー
タを格納する格納手段とを有し、画像形成モードにおい
ては前記格納手段から前記画像形成部の位置ずれに対応
して同一画像の異なる位置の画像データを読出し、モニ
タ表示モードにおいては前記格納手段から同一画像の同
じ位置の画像データを読出すことを特徴とする。
【0008】本発明にかかる画像処理方法は、ことを特
徴とする。
【0009】また、記録剤に対応させて複数の画像形成
部を有する画像処理装置の画像処理方法であって、画像
データを入力し、前記画像データを格納手段に格納し、
画像形成モードにおいては前記格納手段から前記画像形
成部の位置ずれに対応して同一画像の異なる位置の画像
データを読出し、モニタ表示モードにおいては前記格納
手段から同一画像の同じ位置の画像データを読出すこと
を特徴とする。
【0010】
【実施例】図1はプレビュー機能を備えた画像処理装置
の構成例を示すブロック図である。
【0011】同図において、1101は反射原稿を読取って
RGB信号を出力するCCDセンサ、1102はサンプルホールド
(S/H)およびA/D変換器、1103はシェーディング補正部、
1104は入力マスキング部、1105はLOG変換部、1106はプ
リンタ特性に色を合わせるマスキング・UCR部、1107は
トリミング,マスキング,ペイント,変倍など種々の画
像編集を行う編集回路、1108はエッジ強調回路、1109は
カラーレーザビームプリンタ(LBP)で、これら一連のブ
ロックによりフルカラー複写機が構成され、原稿画像を
三回から四回スキャンすることによりフルカラー画像を
出力するものである。
【0012】また、入力マスキング後のRGB画像データ
を記憶するための画像メモリ部1110と、画像メモリ1110
を制御するメモリ制御回路1111と、画像メモリ1110に格
納された画像を表示するためのCRT1112とで、プレビュ
ー用のブロックが構成される。
【0013】このような構成の場合、読取った画像がCR
T1112にフルカラーで表示されるが、編集回路1107によ
る編集結果がCRT1112上に反映されることはない。そこ
で、不図示のCPUにより、画像メモリ1110に記憶された
画像データに、編集回路1107による編集と等価な処理を
施して、プレビュー画像を得るようにしている。
【0014】しかし、図1のLOG1105以降の複写機本体の
画像処理を、画像メモリ1110に記憶された画像データ
に、すべてソフトウェアにより施そうとすると、そのソ
フトウェアのサイズは膨大なものになる。さらに、編集
回路1107が備える編集機能が多数ありかつ複雑であれ
ば、その分、ソフトウェアによる演算量は増大し、演算
時間を短縮するためには、高速なハードウェアを導入せ
ざるを得ないなど、コストを上昇させる問題がある。
【0015】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理
装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
【第1実施例】図2は本発明にかかる一実施例の画像処理
装置を構成するディジタル複写機の概観図で、大きく二
つの構成に分けられる。101はリーダ部で、カラー原稿
画像を読取り、さらにディジタル編集処理などを行う。
103はプリンタ部で、異なる像担持体を備え、リーダ部1
01から送られてくる各色のディジタル画像信号に応じて
カラー画像を再現する。なお、リーダ部101にセットさ
れた原稿フィーダ102は、リーダ部101の原稿読取エリア
へ自動的に原稿を搬送する公知のオプション機器であ
る。
【0017】また、図2には示さないが、所定のインタ
フェイスを介して、CRT,LCDまたはFLCDなどのプレビュ
ー用のモニタが接続されている。
【0018】[プリンタ部の構成]図2において、301は
ポリゴンスキャナで、不図示のレーザ制御部から出力さ
れたレーザビームを走査して、後述する画像形成部302
〜305の感光ドラムの所定位置を感光させる。図9に示す
ように、ポリゴンスキャナ301は、レーザ制御部によりM
CYK独立に駆動されるレーザ素子501〜504で発光された
レーザビームを、各色に対応する画像形成部の感光ドラ
ム上に走査する。505〜508はそれぞれビーム検知センサ
(以下「BDセンサ」という)で、走査されたレーザビー
ムを検知して主走査同期信号を生成するための信号BDを
出力する。このように、二枚のポリゴンミラーを同一軸
上に配置して、一つのモータで回転させる場合、例え
ば、M,CとY,Kのレーザビームはその主走査方向が互いに
逆になる。そのため、通常は、一方のM,C画像に対し
て、他方のY,K画像の画像データは、主走査方向に対し
て鏡像になるようにする。
【0019】302はM画像形成部、303はC画像形成部、30
4はY画像形成部、305はK画像形成部で、それぞれ対応す
る色の画像を形成する。画像形成部302〜305の構成は略
同一なので、以下にM画像形成部302の詳細を説明して、
他の画像形成部の説明は省略する。
【0020】M画像形成部302において、318は感光ドラ
ムで、ポリゴンスキャナ301からのレーザビームによっ
て、その表面に潜像が形成される。315は一次帯電器
で、感光ドラム318の表面を所定の電位に帯電させ、潜
像形成の準備を施す。313は現像器で、感光ドラム318上
の潜像を現像して、トナー画像を形成する。なお、現像
器313には、現像バイアスを印加して現像を行うための
スリーブ314が含まれている。319は転写帯電器で、転写
ベルト306の背面から放電を行い、感光ドラム318上のト
ナー画像を、転写ベルト306上の記録紙などへ転写す
る。転写後の感光ドラム318は、クリーナ317でその表面
を清掃され、補助帯電器316で除電され、さらに、前露
光ランプ330で残留電荷が消去されることにより、再
び、一次帯電器315によって良好な帯電が得られるよう
になる。
【0021】次に、記録紙などの上へ画像を形成する手
順を説明する。308は給紙部で、カセット309,310に格納
された記録紙などを、転写ベルト306へ供給する。給紙
部308から供給された記録紙は、吸着帯電器311によって
帯電させられる。312は転写ベルトローラで、転写ベル
ト306を駆動し、かつ、吸着帯電器311と対になって記録
紙などを帯電させ、転写ベルト306に記録紙などを吸着
させる。329は紙先端センサで、転写ベルト306上の記録
紙などの先端を検知する。なお、紙先端センサ329の検
出信号は、プリンタ部103からリーダ部101へ送られて、
リーダ部101からプリンタ部103にビデオ信号を送る際の
で副走査同期信号として用いられる。
【0022】この後、記録紙などは、転写ベルト306に
よって搬送され、画像形成部302〜305においてMCYKの順
にその表面にトナー画像が形成される。K画像形成部305
を通過した記録紙などは、転写ベルト306からの分離を
容易にするため、除電帯電器324で除電された後、転写
ベルト306から分離される。325は剥離帯電器で、記録紙
などが転写ベルト306から分離する際の剥離放電による
画像乱れを防止するものである。分離された記録紙など
は、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止するため
に、定着前帯電器326,327で帯電された後、定着器307で
トナー画像が熱定着された後、排出される。340は排紙
センサで、記録紙などが排出されたことを検知するもの
である。
【0023】[リーダ部の構成]図3はリーダ部101にお
けるディジタル画像処理部の構成例を示すブロック図で
ある。
【0024】251は制御部で、CPU,プログラムROM,ワ
ークRAM,I/Oなどで構成され、プログラムROMに格納さ
れたプログラムに従って、以下の各構成を制御し、複写
動作やプレビュー動作を実行する。253は操作部で、制
御部251により装置の動作状態や動作条件が表示されるL
CDなどの表示部と、オペレータの指示を入力するための
キーボードやタッチパネルなどから構成される。
【0025】原稿台ガラス上のカラー原稿はハロゲンラ
ンプからの光を反射し、その反射光は3ラインセンサ100
に導かれて電気信号に変換される。そして、3ラインセ
ンサ100を構成するCCD201から出力された電気信号(ア
ナログ画像信号)は、A/D変換器およびサンプルホール
ド(A/D&S/H)部202でサンプルホールドされA/D変換され
て、例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換され
る。そして、RGB信号は、シェーディング補正部203でシ
ェーディング補正および黒補正が施された後、入力マス
キング部104でNTSC信号に変換され、色変換部205で色変
換される。
【0026】206は合成部で、色変換部205から入力され
た画像データと画像メモリ208に記憶された出力データ
との合成などを行い、その合成結果を対数変換器(LOG)2
07へ入力する。LOG207から出力されたCMY画像データ
は、画像メモリ部208およびセレクタ211へ送られる。
【0027】画像メモリ部208は、入力された出力マス
キング処理前のCMYデータ(例えば24ビット)を記憶し、
四つの画像形成部302〜305における画像形成位置のずれ
に対応した同一画像の異なる位置を示す四組のCMYデー
タを出力する。一方、セレクタ211は、その端子B〜Dに
画像メモリ部208から出力された三組のCMYデータを入力
し、その端子A1〜A3にLOG207から出力されたCMYデータ
を入力して、編集モードに応じて入力信号を選択し出力
する。具体的には、制御部251から送られてくる選択信
号252が‘L’のときは、入力Aを選択して端子E,F,Gから
出力する。また、‘H’のときは入力B,C,Dを選択してそ
れぞれ端子E,F,Gから出力する。
【0028】マスキング・UCR部212は、セレクタ211か
ら出力される三組のCMYデータおよびセレクタ211を介さ
ず画像メモリ208から出力される一組のCMYデータを入力
し、プリンタ特性に適したCMYKデータを生成する。ここ
で、画像メモリ部208からの読出し、および、マスキン
グ・UCR部208は、四つの画像形成部の画像形成の位置ず
れに対応したCMYKデータを生成するために、CMYK各色に
対応させて四系統備わっている。
【0029】なお、セレクタ211の端子A1〜A3に入力さ
れるデータは一組のCMYデータであるので、セレクタ211
において入力Aを選択した場合は、CMYデータの各々が対
応する24ビットデータの上位8ビットを用いてマスキン
グ・UCR部212へ出力される。
【0030】マスキング・UCR部212から出力されたCMYK
データは、マスキング・UCR部212において、UCRおよび
マスキング処理により、黒(K)データが生成されるとと
もに、プリンタ特性に適した色データに変換され、編集
回路213でフルカラー処理およびペイント処理が施さ
れ、ガンマ補正部214でプリンタ特性に応じたガンマ補
正が施され、エッジ強調215でエッジ強調された後、カ
ラーLBP216(図2に示すプリンタ部103)へ送られて記録
紙に画像が形成される。
【0031】また、217はエッジ強調部215から出力され
た編集後の画像データを記憶する画像メモリ部、218は
画像メモリ217を制御するメモリ制御部、219は画像メモ
リ217に格納された画像を表示するモニタである。
【0032】また、220は領域生成部で、カラーLBP216
内部で生成される信号BD,DTOP,ITOPに基づいて、主走査
同期信号HSNCをはじめ、次の各信号を生成する。信号22
1は画像メモリ208を制御する信号で、書込イネーブル信
号2ビット(主走査と副走査各1ビット)と、読出イネー
ブル信号5ビット(主走査1ビット、副走査4ビット)の
計7ビットからなる。信号222は色変換部205のイネーブ
ル信号(エリア信号)、信号223は合成部206のイネーブ
ル信号、信号224は編集回路213のイネーブル信号(4ビッ
ト)、信号225は画像メモリ部217のイネーブル信号(主
走査と副走査各1ビット)である。また、信号226はマス
キング・UCR部212の切換信号で、正規のマスキング・UC
R処理を実行させるか、ND信号を出力させるかを選択す
るための信号であり、制御部251は、編集処理でフリー
カラーが指定された領域において、信号226を切換え、N
D信号が出力されるようにする。
【0033】なお、図には示さないが、本実施例は、所
定のインタフェイスを介して色変換部205または画像メ
モリ部208へ、外部のコンピュータなどから画像データ
を入力することもでき、原稿を読取って得た画像データ
と同様に扱うことができる。
【0034】[画像信号の流れ]次に、各画像モードに
おける画像信号の流れを説明する。
【0035】●通常コピー 通常コピーモードのときは、セレクタ211は入力BCDを選
択し、画像メモリ部208から画像形成部の位置ずれに対
応した四組のCMYデータを用いて、プリンタ特性に応じ
たCMYKデータを生成するとともに、各色成分データに対
して編集処理を行う。 CCD201→…→合成部206→LOG207→画像メモリ部208→セ
レクタ211→マスキング・UCR部212→…→カラーLBP216
【0036】●プレビューモード (1)RGB系の編集処理(色変換)結果をモニタ表示 CCD201→…→合成部206→画像メモリ部217→モニタ219 (2)CMY系の編集処理(ペイントやフリーカラー)結果を
モニタ表示 ただし、制御部251は、マスキング・UCR部212に入力を
そのまま出力させる処理パラメータを設定し、ガンマ補
正部214にCMY画像データをRGB画像データに変換する逆L
OGテーブルを設定する。すなわち、LOG207の逆の処理を
画像データに施す。 CCD201→…→合成部206→LOG207→セレクタ211→マスキ
ング・UCR部212→…→エッジ強調回路215→画像メモリ
部217→モニタ219
【0037】上述したRGB系の編集処理及びCMY系の編集
処理を行うときは、画像合成を行わず、また、画像合成
に同期させる必要がないので、セレクタ211において入
力Aを選択することにより、画像メモリ部208を介さず
に、モニタ219上にプレビュー画像を表示する。
【0038】(3)合成結果をモニタ表示 <第一段階> 第一画像を記憶する CCD201→…→合成部206→LOG207→画像メモリ部208 <第二段階> 第一画像と第二画像とを合成する ただし、制御部251は、マスキング・UCR部212に入力を
そのまま出力させる処理パラメータを設定し、ガンマ補
正部214にCMY画像データをRGB画像データに変換する逆L
OGテーブルを設定する。 (第一画像)画像メモリ部208→セレクタ211→マスキン
グ・UCR部212→…→エッジ強調部→合成部206 (第二画像)CCD201→…→合成部206
【0039】<第三段階> 合成画像を記憶し、モニタ表
示する ただし、制御部251は、マスキング・UCR部212に入力を
そのまま出力させる処理パラメータを設定し、ガンマ補
正部214にCMY画像データをRGB画像データに変換する逆L
OGテーブルを設定する。 合成部206→LOG207→画像メモリ部208(記憶) 画像メモリ部208→セレクタ211→マスキング・UCR部212
→… →エッジ強調部215→画像メモリ部217→モニタ219
【0040】以上のように、合成結果をモニタ219に表
示する場合は、合成画像を画像メモリ部208に一旦記憶
する。そして、合成結果をモニタ219に表示するため
に、画像メモリ部208から画像データを読出す。
【0041】ここで、通常コピーモードのときは、上述
したように、画像メモリ部208から四組のCMYデータを、
画像形成位置のずれに対応して独立に読出す。しかし、
モニタ表示する場合は、モニタ219が一画素を示す複数
色成分を同時に用いることに基づいて、画像メモリ部20
8から画像の同一位置を示す三組のCMYデータを読出す。
さらに、モニタ表示する場合は、画像メモリ部217に合
成結果を示すRGBデータを格納するために、画像メモリ
部208から三組のCMYデータを読出す。
【0042】なお、画像メモリ部208の読出制御は、領
域生成部220で生成される信号221の内の読出イネーブル
信号5ビット(主走査1ビット,副走査4ビット)を、通常
コピーモード時とモニタ表示時で変えることにより行
う。
【0043】具体的には、通常コピーモード時は、CMYK
各色に対応した画像形成部における画像形成の位置ずれ
に対応させて、四組のCMYデータを読出す制御に用いる
副走査4ビットを含む読出イネーブル信号5ビットを生成
する。一方、モニタ表示時は、同一画像を示す三組のCM
Yデータを読出す制御に用いる副走査4ビットを含む読出
イネーブル信号5ビットを生成する。なお、モニタ表示
時は、K成分を生成しないので、K成分に対応してCMYデ
ータを読出すことはない。
【0044】以上のように、本実施例は、各画像モード
に適した画像信号の流れを用いるので、処理を効率化し
て、スループットを向上することができる。
【0045】すなわち、画像データを画像メモリ部208
に格納するには、領域生成部220および制御部251に負荷
がかかるとともに、格納時間および読出時間を要する。
従って、本実施例の画像合成処理のように、画像データ
を格納することが必要な処理以外は、画像メモリ部208
を介さずに処理することにより、その処理を効率化する
ことができる。
【0046】また、モニタ表示時と通常コピーモード時
において、読出イネーブルを変えるという簡単な構成
で、画像メモリ部208の読出制御を各処理に適したもの
にすることができる。
【0047】さらに、通常コピーモード時に生じる各組
のCMYデータ間の位置ずれを、モニタ表示する際には吸
収するために、FIFOなどのメモリを備える必要がなくな
り、回路構成を縮小することができる。
【0048】[処理手順]図4は編集処理からプリント
アウトまでの処理手順の一例を示すフローチャートで、
操作部253によりオペレータから処理の開始を指示され
た制御部251が実行するものである。
【0049】まず、ステップS1で編集処理が選択された
か否かを判定し、選択された場合はステップS2でどの編
集処理を実行するのかを判定し、色変換設定処理であれ
ばステップS3へ、ペイント処理であればステップS4へ、
フリーカラー処理であればステップS5へ、カラーインカ
ラー処理であればステップS6へそれぞれ分岐し、その処
理が終了した後、ステップS2へ戻る。また、ステップS1
で編集処理が選択されなかった場合、および、ステップ
S2で処理終了が選択された場合は、ステップS7へ進む。
なお、詳細は後述するが、ステップS3からS6の各処理に
おいて、オペレータは処理パラメータを設定するが、と
くに本実施例のプレビュー機能を用いることにより、所
望する画像が得られるように処理パラメータを調整する
ことができる。
【0050】続いて、ステップS7において操作部253の
コピースタートキーが押されるのを待ち、同キーが押さ
れると、ステップS8でプリントアウトを実行する。
【0051】●色変換設定処理 図5は色変換設定処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【0052】まず、ステップS501で色変換を施す領域
(画像の全面か所定エリアか)が選択される。そして、
所定エリアが選択された場合はステップS502で、不図示
のディジタイザなどによりそのエリアが指定される。
【0053】次に、ステップS503で変換前の色が指定さ
れ、ステップS504で変換後の色が指定され、制御部251
は、指定された処理を実行するための処理パラメータを
色変換部205に設定する。この時点で、色変換に必要な
処理パラメータが揃うので、オペレータは、操作部253
のプレビューキーなどを押すことにより、プレビューを
指示することができる。つまり、ステップS505でプレビ
ューが指示されると、ステップS506で、原稿画像を読取
り、前述した「RGB系の編集処理(色変換)結果をモニ
タ表示」で説明した画像信号の流れにより、プレビュー
画像をモニタ219に表示する。また、プレビューが指示
されなかった場合は、この処理を終了して図4に示した
処理に復帰する。
【0054】オペレータは、プレビュー画像を観察し、
所望の色変換結果が得られている場合は、操作部253のO
Kキーなどを押すことで処理の終了を指示する。つま
り、ステップS507で処理の終了が指示された場合は、こ
の処理を終了して図4に示した処理に復帰する。また、
所望する結果が得られていない場合や、さらに他のエリ
アの色変換を設定する場合、オペレータは、操作部253
などを操作し、処理はステップS501からS504の何れかへ
戻る。
【0055】●ペイント処理 図6はペイント処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【0056】まず、ステップS601で例えば不図示のディ
ジタイザを用いてエリアが指定され、ステップS602でペ
イント色が指定され、制御部251は、指定された処理を
実行するための処理パラメータを編集回路213に設定す
る。この時点で、ペイント処理に必要な処理パラメータ
が揃うので、オペレータは、操作部253のプレビューキ
ーなどを押すことにより、プレビューを指示することが
できる。つまり、ステップS603でプレビューが指示され
ると、ステップS604で、原稿画像を読取り、前述した
「CMY系の編集処理(ペイントやフリーカラー)結果を
モニタ表示」で説明した画像信号の流れにより、プレビ
ュー画像をモニタ219に表示する。また、プレビューが
指示されなかった場合は、この処理を終了して図4に示
した処理に復帰する。
【0057】オペレータは、プレビュー画像を観察し、
所望のペイント処理結果が得られている場合は、操作部
253のOKキーなどを押すことで処理の終了を指示する。
つまり、ステップS605で処理の終了が指示された場合
は、この処理を終了して図4に示した処理に復帰する。
また、所望する結果が得られていない場合や、さらに他
のエリアを処理する場合、オペレータは、操作部253な
どを操作し、処理はステップS601からS602の何れかへ戻
る。
【0058】●フリーカラー処理 図7はフリーカラー処理の一例を示すフローチャートで
ある。
【0059】まず、ステップS701で処理を施す領域(画
像の全面か所定エリアか)が選択される。そして、エリ
アが選択された場合はステップS702で、不図示のディジ
タイザなどによりそのエリアが指定される。
【0060】次に、ステップS703でフリーカラー色が指
定され、制御部251は、指定された処理を実行するため
の処理パラメータを編集回路213に設定する。この時点
で、フリーカラー処理に必要な処理パラメータが揃うの
で、オペレータは、操作部253のプレビューキーなどを
押すことにより、プレビューを指示することができる。
つまり、ステップS704でプレビューが指示されると、ス
テップS705で、原稿画像を読取り、前述した「CMY系の
編集処理(ペイントやフリーカラー)結果をモニタ表
示」で説明した画像信号の流れにより、プレビュー画像
をモニタ219に表示する。また、プレビューが指示され
なかった場合は、この処理を終了して図4に示した処理
に復帰する。
【0061】オペレータは、プレビュー画像を観察し、
所望のペイント処理結果が得られている場合は、操作部
253のOKキーなどを押すことで処理の終了を指示する。
つまり、ステップS706で処理の終了が指示された場合
は、この処理を終了して図4に示した処理に復帰する。
また、所望する結果が得られていない場合や、さらに他
のエリアを処理する場合、オペレータは、操作部253な
どを操作し、処理はステップS701からS703の何れかへ戻
る。
【0062】●カラーインカラー(メモリ合成)処理 図8はメモリ合成処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【0063】まず、ステップS801で一枚目の原稿画像を
読取って得た画像データを画像メモリ208に記憶し、ス
テップS802で例えば不図示のディジタイザを用いて二枚
目の原稿画像を合成するエリアが指定される。次に、ス
テップS803で、合成部206により、後述するリード・モ
ディファイ・ライトを用いて、画像メモリ208に記憶さ
れた画像データと、二枚目の原稿画像を読取って得た画
像データとを、指定されたエリア情報に基づいて合成
し、再び、画像メモリ208に記憶する。
【0064】そして、ステップS804でプレビューが指示
されると、ステップS805で、前述した「合成結果をモニ
タ表示」で説明した画像信号の流れにより、プレビュー
画像をモニタ219に表示する。また、プレビューが指示
されなかった場合は、この処理を終了して図4に示した
処理に復帰する。
【0065】オペレータは、プレビュー画像を観察し、
所望の合成結果が得られている場合は、操作部253のOK
キーなどを押すことで処理の終了を指示する。つまり、
ステップS806で処理の終了が指示された場合は、この処
理を終了して図4に示した処理に復帰する。また、所望
する結果が得られていない場合や、さらに他のエリアに
画像を合成する場合、オペレータは、操作部253などを
操作し、処理はステップS801からS803の何れかへ戻る。
【0066】[画像メモリ部217]図10は画像メモリ部2
17の構成例を示すブロック図である。
【0067】エッジ強調部215から出力されたRGB画像デ
ータは、それぞれFIFO1006〜1008に入力される。FIFO10
06〜1008は、ディスプレイコントローラ1022の制御に基
づいて、装置本体から高速に送られてくる画像データ
を、表示用のメモリ1009〜1011に書込むための転送速度
に変換するものである。なお、ディスプレイコントロー
ラ1022は、制御部251の指示および領域生成部220から送
られてくる信号225(主走査イネーブル信号および副走
査イネーブル信号)に基づいて、画像メモリ部217を制
御する。
【0068】メモリ1009〜1011はビデオRAMで構成され
ていて、画像データの書込みおよび読出しは、ディスプ
レイコントローラ1022に制御される。なお、ディスプレ
イコントローラ1022は、画像データをメモリ1009〜1011
に書込む際に、その画像サイズをモニタ219の表示エリ
アサイズに変倍する。また、メモリ1009〜1011はモニタ
219の表示エリアに必要なメモリサイズよりも大きなサ
イズを備えているので、制御部251は、CPUバスを介して
ディスプレイコントローラ1022を制御することにより、
メモリの任意位置から画像データを読出したり、画像サ
イズを変倍して読出すことなどが可能である。
【0069】LUT1012〜1014は、メモリ1009〜1011から
読み出された画像データにCRT219のガンマ特性などの補
正を施すためのRAMなどで構成されるルックアップテー
ブルである。なお、制御部251は、CPUバスを介してディ
スプレイコントローラ1022を制御することにより、LUT1
012〜1014に任意の補正特性を設定することができる。
【0070】D/A1015〜1017は、LUT1012〜1014から出力
された画像データを、モニタ219に送るビデオ信号に変
換するためのディジタル-アナログ変換器である。D/A10
15〜1017から出力されたアナログRGB信号は、ディスプ
レイコントローラ1022から出力される同期信号SYNCとと
もにモニタ219に送られ、モニタ219に画像が表示され
る。
【0071】[色変換部]図11は色変換部205の構成例
を示すブロック図で、同部は検出部と変換部に分かれて
いる。
【0072】検出部は、三つのウィンドウコンパレータ
710〜712、二つのANDゲート713と715およびウィンドウ
コンパレータの閾値を格納するレジスタ704〜709を含
む。なお、ウィンドウコンパレータの閾値は制御部251
によってセットされる。そして、入力された画像データ
が下に示す条件をすべて満たすとき、それぞれのウィン
ドウコンパレータおよびANDゲート713の出力が‘1’に
なるので、領域生成部220からANDゲート715に入力され
るエリア信号222が‘1’のとき、ある特性色が検出され
たことになる。 reg1 ≦ Rin ≦ reg2 reg3 ≦ Gin ≦ reg4 reg5 ≦ Bin ≦ reg6 ただし、Rin,Gin,Bin: 色変換部205へ入力されたRGB信
号 reg1〜reg6 : レジスタ704〜709に格納された閾値
【0073】一方、変換部は、三つのセレクタ719〜721
およびレジスタ716〜718を含み、ANDゲート715の出力が
‘1’のときは、制御部251によってレジスタ716〜718セ
ットされた変換色を出力し、‘0’のときは色変換部205
に入力された画像信号を出力する。
【0074】[ペイントおよびフリーカラー処理]図12
は編集回路213の構成例を示すブロック図で、同回路は
各色成分に対して同一の構成を備えているので、マゼン
タ信号に対するフリーカラーペイント回路812の構成だ
けを示し、他の色成分に対するフリーカラーペイント回
路813〜815の詳細構成は省略する。
【0075】フリーカラーペイント回路812は、乗算器8
05、二つのセレクタ809と810および制御部251によって
その値がセットされるレジスタ806〜808を含む。
【0076】フリーカラー処理時におけるその動作は、
マスキングUCR部612で生成されたND信号(=M/3+C/3+Y/
3)と、レジスタ806にセットされた値reg3(ユーザによ
って設定された色によって決まる)とが乗算器805で乗
算され、さらにその乗算出力が、レジスタ808にセット
された値reg2に応じてセレクタ809で選択される。この
とき、イネーブル信号224のビット0は‘1’にセットさ
れているので、セレクタ810はセレクタ809の出力を選択
して出力する。なお、画像の一部のみにフリーカラー処
理を施したいときは、処理したい領域のみ信号224のビ
ット0を‘1’にすればよい。このとき、マスキング・UC
R部212は、フリーカラー処理を施す領域のみND信号を出
力するように制御される。
【0077】また、ペイント処理時は、セレクタ809は
レジスタ808にセットされた値reg2に応じてレジスタ807
にセットされた値reg1を選択し、セレクタ810は信号224
のビット0が‘1’の領域のみセレクタ809の出力を選択
するように制御される。
【0078】なお、シアン,イエロー,ブラックのフリ
ーカラーペイント回路813,814,815は、それぞれエリア
信号224のビット1,ビット2,ビット3により制御され
る。また、プレビュー表示するときは、信号224の全ビ
ットが同時にイネーブルになるように制御する。
【0079】[メモリ合成およびメモリ制御]図13は画
像メモリ部208の構成例を示すブロック図で、それぞれ
制御部を含む同一構成のM用メモリ部1305,C用メモリ部
1306,Y用メモリ部1307,K用メモリ部1308から構成され
る。
【0080】また、各メモリ部には、主走査同期信号HS
NCと画像クロックVCKが入力されるとともに、共通の制
御信号として主走査書込イネーブル信号WLE、主走査読
出イネーブル信号RLE、副走査書込イネーブル信号WPEが
入力される。さらに、M用メモリ部1305にはマゼンタ副
走査読出イネーブル信号MPEが、C用メモリ部1306にはシ
アン副走査読出イネーブル信号CPEが、Y用メモリ部1307
にはイエロー副走査読出イネーブル信号YPEが、K用メ
モリ部1308にはブラック副走査読出イネーブル信号KPE
が、それぞれ入力される。
【0081】図14は各色成分用のメモリ部1305〜1308の
内部構成例を示すブロック図で、二つのメモリ1311と13
12を含み、詳しくは後述するが、読出し書込みとも一画
素ずつトグル動作するように制御されている。
【0082】一方、制御部は以下のブロックから構成さ
れる。なお、各分周器は画像クロックVCKを二分周する
ものである。
【0083】・分周器1313,インバータ1314,ANDゲー
ト1315,1316,ORゲート1317,1318で構成され、イネーブ
ル信号OEの制御を行うブロック
【0084】・分周器11319,インバータ1320,ORゲー
ト1321,1322で構成され、書込イネーブルWEおよび二つ
のメモリ1311,1312の入力ドライバ1323と1325の制御を
行うブロック
【0085】・主走査同期信号HSNCと分周器1327の出力
をカウントし、信号WPEとWLEをNANDするゲート1328の出
力により出力がイネーブルされるライトアドレスカウン
タ1329
【0086】・主走査同期信号HSNCと分周器1327の出力
をカウントし、信号MPE(またはCPE,YPE,KPE)とRLEをN
ANDするゲート1330の出力により出力がイネーブルされ
るリードアドレスカウンタ1331
【0087】・カウンタ1329と1331のどちらかをメモリ
1311,1312のアドレスとして選択するセレクタ1332,1333
と、その選択を制御するための分周器1334,インバータ
1335,ANDゲート1336,1337,ORゲート1338,1339とから
構成されるブロック
【0088】・分周器1340,インバータ1341,ANDゲー
ト1342,1343,ORゲート1344,1345で構成され、二つのメ
モリ1311,1312の出力ドライバ1324,1326の制御を行うブ
ロック
【0089】次に、第一の画像をメモリへ書込む場合
と、第一の画像をメモリから出力するとともに、第二の
画像を読込んで合成した画像をメモリへ書込むリード・
モディファイ・ライトの場合と、第三の画像をメモリか
ら読出す場合との三つに分けて説明する。
【0090】●第一の画像をメモリへ書込む場合 図15は第一の画像をメモリへ書込む場合のタイミングチ
ャート例で、リーダ部101により第一の原稿の画像を読
取り、メモリに書込む場合である。
【0091】このとき、制御部251のI/Oポートから送ら
れてくる信号1351〜1357は、次のように設定され、その
結果、図15に示すように、メモリのアドレスとしてライ
トアドレスカウンタ1329の出力が選択され、さらに、メ
モリ1311,1312への書込みは一画素ずつトグル動作で行
われる。 1351 =‘L’ 1352 =‘L’ 1353 =‘L’ 1354 =‘L’ 1355 =‘L’ 1356 = X 1357 =‘H’ ただし、X: ドントケア
【0092】●リード・モディファイ・ライトの場合 リーダ部101により第二の原稿の画像を読取り、さら
に、その前段階でメモリから読出したデータと合成し、
その結果を再びメモリに記憶する場合である。
【0093】このとき、制御部251のI/Oポートから送ら
れてくる信号1351〜1357は、次のように設定され、その
結果、図16に示すように、メモリの一方が書込時、他方
から読出す動作を交互に行うことになる。 1351 =‘L’ 1352 =‘L’ 1353 =‘L’ 1354 =‘H’ 1355 =‘L’ 1356 =‘H’ 1357 =‘L’
【0094】さらに、信号WPEのみならずMPE(CPE,YPE,K
PE)も信号DTOPに同期している。図16では、メモリから
読出して書込むまでのディレイを、仮に2クロックとし
ているので、例えば、第二の画像データeと第一の画像
データmの合成結果がfとしてメモリ1311へ、第二の画像
データe+1と第一の画像データm+1の合成結果がf+1とし
てメモリ1312へ、…、というように交互に書込まれる。
【0095】●第三の画像をメモリから読出す場合 第三の画像、つまり最終合成結果を出力する場合、制御
部251のI/Oポートから送られてくる信号1351〜1357は、
次のように設定され、その結果、図17に示すように、メ
モリのアドレスとしてはリードアドレスカウンタ1331の
出力が選択される。さらに、二つのメモリのイネーブル
信号OEを制御することにより、メモリから一画素ずつ交
互に読出しを行う。 1351 =‘H’ 1352 =‘L’ 1353 =‘H’ 1354 = X 1355 =‘H’ 1356 = X 1357 =‘L’
【0096】ここで、カラーLBP216へ画像データを出力
するときは、ドラムの回転に同期して、各色成分(CMYK)
が順次リードイネーブルになるが、プレビューモードの
ときは、同時に、CMYがリードイネーブルになる。
【0097】また、端に画像合成を行うだけであれば、
リード・モディファイ・ライトは不要であるが、このよ
うな構成にすることで、二つの画像を一定の割合で合成
する所謂「透かし合成」なども行うことができる。
【0098】以上説明したように、本実施例によれば、
読取った原稿画像に色変換処理(RGB系の処理)を施し
た画像をプレビューするモード、ペイントやフリーカラ
ー処理(CMY系の処理)を施した画像をプレビューする
モード、および、画像の合成結果をプレビューするモー
ドとを備えているので、すべての画像処理に対してプリ
ントアウトされる画像とほぼ等価な画像をプレビューす
ることができる。
【0099】なお、画像処理装置は、複数の画像形成部
を用いて感光ドラム上に潜像を形成してもよい。
【0100】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
前記画像形成モードとモニタ表示モードの両方におい
て、格納手段を各モードに適したように用いる画像処理
装置およびその方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレビュー機能を備えた画像処理装置の一例を
示すブロック図、
【図2】本発明にかかる一実施例の画像処理装置の構成
例を示す概観図、
【図3】図2に示すリーダ部におけるディジタル画像処
理部の構成例を示すブロック図、
【図4】編集処理からプリントアウトまでの処理手順の
一例を示すフローチャート、
【図5】色変換設定処理の一例を示すフローチャート、
【図6】ペイント処理の一例を示すフローチャート、
【図7】フリーカラー処理の一例を示すフローチャー
ト、
【図8】メモリ合成処理の一例を示すフローチャート、
【図9】レーザビームの走査方法を説明する図、
【図10】図3に示す画像メモリ部217の構成例を示すブ
ロック図、
【図11】図3に示す色変換部の構成例を示すブロック
図、
【図12】図3に示す編集回路の構成例を示すブロック
図、
【図13】図3に示す画像メモリ部208の構成例を示すブ
ロック図、
【図14】図13に示す各色成分用のメモリ部の内部構成
例を示すブロック図、
【図15】第一の画像をメモリへ書込む場合のタイミン
グチャート例、
【図16】リード・モディファイ・ライト時のタイミン
グチャート例、
【図17】第三の画像をメモリから読出す場合のタイミ
ングチャート例である。
【符号の説明】
101 リーダ部 103 プリンタ部 205 色変換部 206 合成部 208 画像メモリ部 213 編集回路 217 画像メモリ部 219 モニタ 220 領域生成部 251 制御部 253 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/60 B41J 3/00 M H04N 1/21 G06F 15/62 A 1/387 15/64 450C 1/405 H04N 1/40 C 1/60 D 1/46 1/46 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録剤に対応させて複数の画像形成部を
    有する画像処理装置であって、 画像データを入力する入力手段と、 前記画像データを格納する格納手段とを有し、 画像形成モードにおいては前記格納手段から前記画像形
    成部の位置ずれに対応して同一画像の異なる位置の画像
    データを読出し、モニタ表示モードにおいては前記格納
    手段から同一画像の同じ位置の画像データを読出すこと
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記格納手段から読出した画像
    データに対して画像処理を行う画像処理手段を有し、 前記画像処理手段は、前記画像形成部に対応して複数系
    統の画像処理部を有することを特徴とする請求項1に記
    載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、編集処理およびマ
    スキング処理を行うことを特徴とする請求項1に記載さ
    れた画像処理装置。
  4. 【請求項4】 さらに、原稿画像を露光し走査すること
    により、その原稿画像を示す複数成分信号で構成される
    画像データを入力する入力手段と、 前記画像データに対して色処理を行う色処理手段とを有
    し、 前記色処理手段は、前記画像データに対して一系統の色
    処理部を用いて色処理を行い、前記格納手段へ出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記格納手段からの画像データ
    の読出しを制御する制御信号を生成する領域信号生成手
    段を有することを特徴とする請求項1に記載された画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記領域信号生成手段は、前記画像形成
    モードにおいて、位置を示す副走査方向に関する制御信
    号を画像形成部の位置ずれに対応させて生成することを
    特徴とする請求項5に記載された画像処理装置。
  7. 【請求項7】 記録剤に対応させて複数の画像形成部を
    有する画像処理装置の画像処理方法であって、 画像データを入力し、 前記画像データを格納手段に格納し、 画像形成モードにおいては前記格納手段から前記画像形
    成部の位置ずれに対応して同一画像の異なる位置の画像
    データを読出し、モニタ表示モードにおいては前記格納
    手段から同一画像の同じ位置の画像データを読出すこと
    を特徴とする画像処理方法。
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