JPH10232524A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

Info

Publication number
JPH10232524A
JPH10232524A JP9037754A JP3775497A JPH10232524A JP H10232524 A JPH10232524 A JP H10232524A JP 9037754 A JP9037754 A JP 9037754A JP 3775497 A JP3775497 A JP 3775497A JP H10232524 A JPH10232524 A JP H10232524A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
image forming
forming system
warning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9037754A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhide Koga
勝秀 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9037754A priority Critical patent/JPH10232524A/ja
Publication of JPH10232524A publication Critical patent/JPH10232524A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成後の記録紙にステープル処理が可能
なプリンタ等を用いたシステムにおいて、ステープルミ
スを防止でき、記録紙の所望の位置にステープルをかけ
ることができるようにする。 【解決手段】 センサ201で読み込んだ原稿画像を種
々の処理を施した後、カラーLBP(レーザービームプ
リンタ)216により記録紙に印刷して出力する。ま
た、プレビュー処理部217により、上記印刷後の複数
枚積載された記録紙に対するステープル位置と画像をC
RT219に表示し、両者の位置を確認した上でステー
プル処理を施すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置、特に画像形成前の各部の表示機能及びステープ
ル機能を有した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカラー複写機は高画質化
や高機能化が図られ、出力画像の色味や編集処理に関し
てかなりユーザーの期待に応えられるようになってきて
いる。こうした状況において、所望の出力画像を得るた
めに、何度も用紙に画像を出力する代わりにCRT等に
画像を表示して確認するといういわゆるプレビュー機能
を有した複写機が製品化され始めている。
【0003】その中には、白黒表示の液晶ディスプレイ
を用いて読み取った原稿イメージ(画像)を表示、確認
するものもあるが、本体がカラー複写機である場合は、
出力画像の色味確認ができないので、やはり表示装置も
フルカラー表示のプレビューシステムであることが望ま
しい。
【0004】図1はこのようなシステムの一例を示す図
で、101〜109及び113のブロックがフルカラー
複写機を構成し、110〜112がプレビュー用のブロ
ックである。
【0005】図1において、101は反射原稿を読み取
るCCD等のRGB出力のセンサ、102はS/H(サ
ンプリングホールド)及びA/D変換回路、103はシ
ェーディング補正を行う補正回路、113は反射原稿の
画像領域を検知する画像サイズ検知回路、104は入力
マスキング回路、105はLOG変換回路、106はプ
リンター特性に色を合わせるマスキングUCR回路、1
07はトリミング、マスキング、ペイント、変倍等種々
の画像編集を行う編集回路、108はエッジ強調回路、
109はプリンタ部で、不図示の反射原稿を3〜4回ス
キャンしてフルカラー画像出力を得るものである。
【0006】また、110は入力マスキング回路104
の入力マスキング後の画像信号(RGB)を記憶するた
めの画像メモリ部、111は画像メモリ部110を制御
するメモリ制御回路で、アドレスカウンタ及び不図示の
CPUと画像メモリとのやりとりを行う。112は画像
メモリ情報を表示するためのCRTである。
【0007】上記のようなシステム構成では、読み取っ
た画像を単にフルカラーでCRT112に表示するだけ
で、所望の編集処理を不図示の操作部から設定してもC
RT上には反映されない。そこで、メモリ部110に記
憶されたメモリ情報を任意に不図示のCPUでアクセス
するように構成し、編集回路107と等価な編集処理を
ソフトで行って最終画像を得るようにしている。
【0008】一方、デジタルカラー複写機において高速
化への要求は根強い。そして、これに応えるべく、図3
に示すように4つの感光体ドラムから構成され、各ドラ
ムにおいてY,M,C,K各1色ずつ現像器が備えられ
たカラーLBPが提案されている。このような装置で
は、ドラム間の空間的なずれを補償する画像メモリが必
須であり、より高度な画像処理を実現するためにはフル
ページの画像を記憶するメモリを有することが望まし
い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来では、コ
ピー後にステープルを打つ際に、正確なステープル位置
がわからないために画像にステープルがかかっても気付
かずに打ってしまい、後でそのことに気付いたユーザー
は、ステープルをはずし、画像にかかったプリントを探
して、若干ずらしたり縮小したりして再コピーしてステ
ープルするという煩わしい作業をしていた。これはミス
プリントとなり、カラーコピーならば白黒コピーよりも
1枚の単価が高価なため、コスト的にもまた時間的にも
ユーザに負担をかけるという問題点があった。
【0010】本発明は、特に本体に画像メモリを有した
装置において、かかる問題点を除去し、ステープルミス
しそうな画像だけを効率良く確認でき、出力媒体である
記録紙の所望の位置にステープルが可能となる画像形成
システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成シ
ステムは、次のように構成したものである。
【0012】(1)画像が形成された記録紙の任意の位
置にステープルが可能な後処理手段を有し、その記録紙
上の設定されたステープル位置と画像位置とを比較する
比較手段、及びその比較結果に応じて警告を行う警告手
段を備えた。
【0013】(2)上記(1)のシステムにおいて、原
稿を走査して画像を読み取る読取手段と、画像サイズを
検知する検知手段と、前記読み取った画像を記憶する記
憶手段と、その画像を記録紙に転写する画像形成手段
と、前記画像に編集加工を施す編集手段と、その編集結
果を表示する表示手段とを有し、後処理手段は前記画像
形成手段から排出された記録紙の丁合い、仕分け及び積
載機能を有し、その積載された記録紙の設定位置に応じ
たステープル位置と画像を図面表示するようにした。
【0014】(3)上記(2)のシステムにおいて、直
交するX軸,Y軸の最小座標と最大座標で表された画像
サイズを判定して画像サイズを検知するようにした。
【0015】(4)上記(2)または(3)のシステム
において、ステープル位置の設定は操作部にて入力し、
且つその位置を図面表示するようにした。
【0016】(5)上記(3)または(4)のシステム
において、比較手段は、設定されたステープル位置の
X,Y座標と画像サイズの最大座標,最小座標とを比較
し、画像サイズ内にステープル位置があるか否かの2値
の信号を出力するようにした。
【0017】(6)前記(1)ないし(5)何れかのシ
ステムにおいて、警告手段は、比較手段の比較結果に応
じて警告音を出力するようにした。
【0018】(7)上記(2)ないし(5)何れかのシ
ステムにおいて、警告手段は、比較手段の比較結果に応
じて図面表示するステープルの表示状態を変えるように
した。
【0019】(8)原稿台上の原稿を走査して画像を読
み取る読取手段と、画像サイズを検知する検知手段と、
前記読み取った画像を記憶する記憶手段と、その画像を
記録紙に転写する画像形成手段と、前記画像に編集加工
を施す編集手段と、その編集結果を表示する表示手段
と、前記原稿台上に原稿を1枚ずつ順次給紙する給紙手
段と、前記画像形成手段から排出された記録紙の丁合
い、仕分け及び積載機能を有し、任意の記録紙上の位置
にステープルが可能な後処理手段と、そのステープル位
置の設定手段と、その記録紙上の設定されたステープル
位置と画像位置を比較する比較手段と、この比較手段の
比較結果の出力に応じて警告を行う警告手段とを備え、
該比較手段の比較結果の出力に応じて前記設定位置に対
応したステープル位置及び画像を図面表示するようにし
た。
【0020】(9)上記(8)のシステムにおいて、直
交するX軸,Y軸の最小座標と最大座標で表された画像
サイズを判定して画像サイズを検知するようにした。
【0021】(10)上記(8)または(9)のシステ
ムにおいて、ステープル位置の設定は操作部にて入力
し、且つその位置を図面表示するようにした。
【0022】(11)上記(9)または(10)のシス
テムにおいて、比較手段は、設定されたステープル位置
のX,Y座標と画像サイズの最大座標,最小座標とを比
較し、画像サイズ内にステープル位置があるか否かの2
値の信号を出力するようにした。
【0023】(12)上記(8)ないし(11)何れか
のシステムにおいて、警告手段は、比較手段の比較結果
に応じて警告音を出力するようにした。
【0024】(13)上記(8)ないし(11)何れか
のシステムにおいて、警告手段は、比較手段の比較結果
に応じて図面表示するステープルの表示状態を変えるよ
うにした。
【0025】(14)上記(11)のシステムにおい
て、比較手段から出力された2値の信号に基づき、画像
サイズ内にステープル位置がある時は該ステープル位置
及び画像を図面表示するようにした。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図20に
ついて説明する。なお、図1の基本構成については前述
したので説明は省略する。
【0027】図3は本実施例におけるデジタルカラー複
写機の構成を示す断面図である。本装置は、カラー原稿
を読み取り、更にデジタル編集処理等を行うカラーリー
ダー351と、異なる像担持体を持ち、リーダー351
から送られた各色のデジタル画像信号に応じてカラー画
像を再現するプリンター352に分けられる。また本体
には、外部装置として原稿給紙手段となる原稿給紙装置
4(フィーダー)及びプリンター352から排出される
転写部材を丁合い、仕分けし、予め指定された動作モー
ドに応じて綴じ処理等が行われる転写部材後処理装置5
とが接続される。
【0028】上記複数枚の原稿が不図示の原稿積載トレ
イ上に積載可能である給紙装置4は、不図示の原稿台上
に配置され、原稿を1枚ずつ順次原稿台上に給紙し、コ
ピー済みの原稿を原稿積載トレイ上に戻す。また後処理
装置5は、機体と、排出された転写部材を積載する不図
示の排出手段(ビンユニット)と、積載された転写部材
の任意の位置に綴じ針を打つことが可能な綴じ手段(ス
テープラ)とから構成される。
【0029】更に、219はプレビュー時に用いるCR
Tで、本体とはVGAインターフェースで接続されてい
る。
【0030】(リーダー部の構成)図2はリーダー35
1におけるデジタル画像処理部の詳細構成を示すブロッ
ク図である。上述の不図示の原稿台上のカラー原稿は、
不図示のハロゲンランプで露光される。その結果、反射
像がCCD等のセンサ201にて撮像され、更にS/H
及びA/D変換回路202にてサンプルホールドされた
後A/D変換され、RGB三色のデジタル信号が生成さ
れる。この各色分解データは、補正回路203にてシェ
ーディング及び黒補正され、画像サイズ検知回路244
にて画像サイズが検知されるとともに、不図示のレジス
タに画像サイズの最大座標、最小座標がセットされ、入
力マスキング回路204にてNTSC信号への補正が行
われ、更に色変換回路205にて色変換が行われ、その
結果が合成部206に入力される。
【0031】合成部206は反射原稿の画像データと画
像メモリ部208の出力データとの合成等を行う部分
で、その結果はLOG変換回路207にてLOG補正処
理が施され、更に変倍回路(2)234にて変倍処理
(但し変倍設定時)が施される。この変倍処理は、画像
メモリ部208で施される圧縮処理がローパスフィルタ
として働くため、具体的には拡大処理が施される。そし
て、変倍回路234の出力は、画像メモリ部208に入
力される。
【0032】上記画像メモリ部208は圧縮部、メモリ
部、伸長部の3つより構成され、4つのそれぞれのドラ
ムに対応する出力マスキング処理前のCMYデータ(2
4ビット×4)が読み出される。
【0033】212はそれぞれのドラムに対する色信号
が生成されるマスキングUCR回路で、プリンター特性
に適した色信号が生成される。213はフリーカラー処
理及びペイント処理が行われる編集回路で、編集結果は
γ補正回路214でγ補正され、変倍回路(1)211
で変倍(具体的には縮小処理)され、更にエッジ強調回
路215でエッジ強調され、カラーLBP216に送ら
れる。
【0034】217はプレビュー処理部で、編集された
画像データを記憶するCRT画像メモリ及びこのCRT
画像メモリを制御するメモリ制御部より構成されてい
る。219はCRTで、CRT画像メモリのデータが表
示される。なお、これらについては後述する。
【0035】220は領域生成部(1)で、主走査同期
信号により内部で生成した信号か、あるいはLBP21
6から送られるBD(228)の何れかの信号229、
センサの出力DTOP226、LBP内部で生成される
ITOP信号(プリンタ出力時、この信号を元に各ドラ
ムに同期した副走査イネーブル信号が生成される)22
7、書き込みイネーブル信号2本(主走査(227−
1)、副走査(227−2)各1本)と読み出しイネー
ブル信号5本(主走査(227−3)1本、副走査(2
27−M、227−C、227−Y、227−K)4
本)の計7本で画像メモリ部内のメモリを制御する信号
221、上記信号227に同期し、画像信号とエリア信
号のタイミング調整をすべく画像メモリ部内の圧縮部、
伸長部それぞれのディレイを考慮して生成される信号2
38(主走査書き込みイネーブル信号238−1、副走
査書き込みイネーブル信号238−2、主走査読み出し
イネーブル信号238−3、副走査イネーブル信号(2
38−M、238−C、238−Y、238−K))、
プレビュー処理部内のCRT画像メモリのイネーブル信
号225(主走査1本、副走査各1本)より構成され
る。
【0036】230は領域生成部(2)で、各編集処理
のエリア信号の生成する部分である。この部分は後述す
るように各エリア信号を記憶するビットマップメモリ部
及びビットマップメモリを制御するビットマップメモリ
制御部(例えばAGDC(Advanced Display Controlle
r) より構成され、書き込みはCPUにより、読み出し
はDTOP226、HSNC229に同期して行われる
(光学スキャンされた原稿画像データと同期)。その出
力は、205、223−1、236でそれぞれ色変換の
イネーブル信号、画像合成のイネーブル信号、フリーカ
ラー若しくはペイントとイネーブル信号である。
【0037】231はエリアメモリ部、DL(1)23
2、DL(2)233、変倍回路(3)235、DL
(3)237は画像信号とエリア信号を同期させるタイ
ミング調整のための回路である。これらの回路は、具体
的には次のように動作する。
【0038】DL(1) →信号232-2 を色変換のディレイ分
遅らせる(出力は223-1 ) 画素遅延はDF/Fで、ライン遅延はFIFOでなされ
る。
【0039】DL(2) →信号226 をマスキングUCR回路
212 のディレイ分遅らせる(出力は224-2 ) 画素遅延はDF/Fで、ライン遅延はFIFOでなされ
る。
【0040】DL(3) →信号236 を色変換+画像合成+L
OGのディレイ分遅らせる 画素遅延はDF/Fで、ライン遅延はFIFOでなされ
る。
【0041】変倍回路(3) →具体的には拡大処理で変倍
回路234 と全く同じ制御がなされる(遅延数も同じ) エリアメモリ部231は、画像メモリ部203とのディ
レイ調整のための回路で、図8に示す如く、各色のドラ
ムに対応した副走査読み出しイネーブル(238−M〜
K)以外は全く同じ構成を持った4つのメモリ部(8−
101〜104)から構成されている。更に、各色のメ
モリ部は図9に示す如く、メモリ8−201、WLE信
号の立ち上がりでリセットされ、イネーブル時カウント
アップする主走査カウンタ、及びWVE信号の立ち上が
りでリセットされ、イネーブル時カウントアップする副
走査カウンタより構成されるライトアドレスカウンタ8
−202、RLE信号の立ち上がり時リセットされ、イ
ネーブル時カウントアップされる主走査カウンタ、及び
RVE信号の立ち上がり時リセットされ、イネーブル時
カウントアップされる副走査カウンタより構成されるリ
ードアドレスカウンタ8−203、ANDゲート8−2
03,209、インバータ8−207、バッファ8−2
10,8−211、CPU240により指定されるレジ
スタ8−208より構成されている。
【0042】そして、メモリライト時は、次のように動
作する。
【0043】レジスタ8−208→0 アドレス→ライトアドレスカウンタが選択 バッファ8−210→イネーブル バッファ8−211→ディスイネーブル OEN→1 WENはクロックの立ち下がり時に0 となり、バッファ8−210のデータがメモリ8−20
1に書き込まれる。
【0044】また、メモリリード時は、次のように動作
する。
【0045】レジスタ8−208→1 アドレス制御→リードアドレスカウンタが選択 バッファ8−210→ディスイネーブル バッファ8−211→イネーブル OEN→0 WEN→1 となり、メモリ8−201のデータがバッファ8−21
1を通して読み出される。このような構成をとることに
より、それぞれタイミングが異なるエリア信号をあたか
も1プレーンの如く扱うことができる。また、図2のC
PU240は、CPUバス243を通してプログラムR
OM241、ワークRAM242を制御する。各画像処
理部も同様にCPUバス243を通じてデータセットが
なされる。
【0046】(各画像モードでの信号の流れ)図2を用
いて各モードにおけるビデオ信号の流れ及びI/Oポー
トの設定について述べる。
【0047】〔通常コピー〕ビデオ信号の流れは、セン
サ201→S/H&A/D変換回路202→補正回路2
03→(画像サイズ検知回路244)→入力マスキング
回路204→色変換回路205→合成部206(A入力
→C出力)→LOG変換回路207→変倍回路234→
画像メモリ部208→UCR回路212→編集回路21
3→γ補正回路214→変倍回路211→エッジ強調回
路215→LBP216である。
【0048】この時、上述の副走査イネーブル信号22
1−(M〜K)及び238−(M〜K)は、各色ドラム
の間隔を持ってイネーブルになるように制御される。
【0049】〔RGB系編集処理(色変換)結果をCR
Tに表示〕ビデオ信号の流れは、センサ201→回路2
02→補正回路203→(検知回路244)→マスキン
グ回路204→色変換回路205→合成部206(A入
力→B出力)→プレビュー処理部217→CRT219
である。
【0050】このモードの場合、画像メモリ部208内
のメモリに書き込まれるデータは、プレビューモードで
の編集内容の修正の度に変わるため、書き込み(CRT
への表示)の度に原稿の読み込みから行う(ビデオ信号
の流れは上記センサ201からの繰り返し)。
【0051】この時、副走査リードイネーブル221−
(M〜K)及び238−(M〜K)は同時に立ち上が
り、同時に立ち下がる。
【0052】<OK時後のプリントアウト>光学スキャ
ンは行わずに画像メモリ部208からの読み出しのみで
行う。この時、副走査イネーブル信号221−(M〜
K)は、各色ドラムの間隔を持ってイネーブルになるよ
うに制御される。
【0053】〔CMYK系編集処理(ペイント、フリー
カラー)結果をCRTに表示〕ビデオ信号の流れは、セ
ンサ201→回路202→補正回路203→(検知回路
244)→マスキング回路204→色変換回路205→
合成部206(A入力→C出力)→変倍回路207→変
倍回路234→画像メモリ部208→UCR回路212
→編集回路213→γ補正回路214→変倍回路211
→エッジ強調回路215→プレビュー処理部217→C
RT219である。
【0054】このモードの場合、画像メモリ部208内
のメモリに書き込まれるデータは、プレビューモードで
の編集内容に左右されないため、2度目以降の書き込み
(CRTへの表示)では光学スキャンは行わず、編集パ
ラメータの変更及び画像メモリ部208からの読み出し
のみで行う(ビデオ信号の流れは画像メモリ部208か
らスタート)。
【0055】この時、副走査リードイネーブル221−
(M〜K)及び238−(M〜K)は同時に立ち上が
り、同時に立ち下がる。
【0056】<OK時後のプリントアウト>光学スキャ
ンは行わずに画像メモリ部208からの読み出しのみで
行う。この時、副走査イネーブル信号221−(M〜
K)は、各色ドラムの間隔を持ってイネーブルになるよ
うに制御される。
【0057】〔合成結果をCRTに表示〕 1.第1の画像書き込み時のビデオの流れ センサ201→回路202→補正回路203→(検知回
路244)→マスキング回路204→色変換回路205
→合成部206(A入力→C出力)→変倍回路207→
画像メモリ部208 2.第2の画像と合成し、画像メモリ部208内のメモ
リに再び書き込む時のビデオの流れ 2−1.メモリの出力は208→212→213→21
1→214→215→206である。この時、マスキン
グUCR回路212はスルー、γ補正回路214は逆L
OGテーブルが設定される。
【0058】2−2.反射原稿のビデオ信号の流れは2
01→202→203→(244)→204→205→
206である。
【0059】3.合成及びCRT出力 信号の流れは206→207→208(メモリ書き込
み)→212→213→214→211→215→21
7→219である。
【0060】次に、各編集時の設定からプレビュー機能
を用いるプリントアウトまでの動作について説明する。
【0061】まず、全体の動作の流れについて図4のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0062】不図示の操作部で編集処理(S402)が
選択された時、色変換処理(S406)、ペイント処理
(S407)、フリーカラー処理(S408)、カラー
inカラー処理(S409)の少なくとも一つが選択さ
れ、更にプレビュー機能等でパラメータがそれぞれ決定
される。また、このような編集処理が終了あるいは選択
されなかった時はステープル処理になり、これを選択す
るとステープル位置がモニタ表示される。その時プレビ
ューがOKであれば、編集処理後のパラメータが設定さ
れ(S403)、最終出力がプリントアウトされる(S
404及びS405)。
【0063】次にそれぞれの画像処理の手順について説
明する。
【0064】1.色変換処理 図5のフローチャートを用いて説明する。色変換では、
まず全面色変換かエリア色変換かの何れかが選択される
(S501)。エリア色変換の時は、続いてエリアが例
えば不図示のデジタイザを用いて指定される(S50
7)。次に変換前の色指定(S502)及び変換後の色
指定(S503)がなされ、この時点で色変換するのに
必要なデータが取りあえず決められる。
【0065】そして、プレビューが選択(例えば不図示
のプレビューボタンを押す)されると(S504)、不
図示の原稿台上に置かれた反射原稿が読み取られ、上述
のRGB系編集処理のCRT表示のところで述べた順で
処理が実行され、CRT219に表示される(S50
5)。結果がOKの場合は他の編集処理の設定もしくは
最終パラメータの設定及びプリントアウトがなされ、N
Gの場合はOKまで再設定がなされる(S506)。
【0066】2.ペイント処理 図6のフローチャートを用いて説明する。ペイントで
は、まずエリアが例えば不図示のデジタイザを用いて指
定される(S601)。続いて、ペイントの色指定がな
される(S602)。次にプレビューが選択されると
(S603)、不図示の原稿台上に置かれた反射原稿が
読み取られ、上述のCMYK系編集処理のCRT表示の
ところで、述べた順で処理が実行され、CRTに表示さ
れる(S604)。結果がOKの場合は他の編集処理の
設定もしくは最終パラメータの設定及びプリントアウト
がなされ、NGの場合はOKまで再設定(2度目以降の
プレビューモード時は前述のように画像メモリ部208
内のメモリからの読み出しデータを用いて表示する)が
なされる(S605)。
【0067】ここで、プリントアウト時は前述のように
画像メモリ部208内のメモリからの読み出しデータを
用いて行われる。
【0068】3.フリーカラー処理 図7のフローチャートを用いて説明する。フリーカラー
では、まず全面モードかエリアモードかが指定される
(S701)。エリアモードの場合、続いてエリアが例
えば不図示のデジタイザを用いて指定される(S70
6)。そして、フリーカラーの色指定がなされる(S7
02)。次にプレビューが選択されると(S703)、
不図示の原稿台上に置かれた反射原稿が読み取られ、上
述のCMYK系編集処理のCRT表示のところで、述べ
た順で処理が実行され、CRTに表示される(S70
4)。結果がOKの場合は他の編集処理の設定もしくは
最終パラメータの設定及びプリントアウトがなされ、N
Gの場合はOKまで再設定(2度目以降のプレビューモ
ード時は前述のように画像メモリ部208内のメモリか
らの読み出しデータを用いて表示する)がなされる(S
705)。
【0069】ここで、プリントアウト時は前述のように
画像メモリ部208内のメモリからの読み出しデータを
用いて行われる。
【0070】(プリンタの構成)図3において、301
はレーザ光を感光ドラム上に走査させるポリゴンスキャ
ナであり、302は初段のイエロー(Y)の画像形成部
であり、同様の構成でマゼンタ(M),シアン(C),
ブラック(K)の各色についての画像形成部303,3
04,305が設けられている。
【0071】ポリゴンスキャナ301は、不図示のレー
ザ制御部によりYMCK独立に駆動されるレーザ素子4
個からのレーザビームを、各色の感光ドラム上に走査す
る。そして、これらの走査されたレーザビームをそれぞ
れ検知するBD検知手段4個で各色の主走査同期信号を
生成する。
【0072】本実施例のように2枚のポリゴンミラーを
同一軸上に配置し、1つのモータで回転させる場合は、
例えばY,MとC,Kのレーザビームでは主走査の走査
方向が互いに逆方向になるため、通常一方のY,M画像
に対して他方のC,K画像データは主走査方向に対して
鏡像になるようにする。
【0073】画像形成部302の中で、318はレーザ
光の露光により潜像を形成する感光ドラムであり、31
3はドラム318上にトナー現像を行う現像器であり、
この現像器313内の314は現像バイアスを印加して
トナー現像を行うスリーブである。315は感光ドラム
318を所望の電位に帯電させる1次帯電器であり、3
17は転写後のドラム318の表面を清掃するクリーナ
であり、316はクリーナ317で清掃されたドラム3
18の表面を除電し、1次帯電器315において良好な
帯電を得られるようにする補助帯電器である。330は
ドラム318上の残留電荷を消去する前露光ランプであ
り、319は転写ベルト306の背面から放電を行いド
ラム318上のトナー画像を転写部材に転写する転写帯
電器である。
【0074】309,310は転写部材を収納するカセ
ットであり、308はカセット309,310から転写
部材を供給する給紙部であり、311は給紙部により給
紙された転写部材を転写ベルト306に吸着させる吸着
帯電器である。312は転写ベルト306の回転に用い
られると同時に吸着帯電器と対になって転写ベルト30
6に転写部材を吸着帯電させる転写ベルトローラであ
る。
【0075】324は転写部材を転写ベルト306から
分離し易くするための除電帯電器であり、325は転写
部材が転写ベルト306から分離する際の剥離放電によ
る画像乱れを防止する剥離帯電器であり、326,32
7は分離後の転写部材上のトナーの吸着力を補い、画像
乱れを防止する定着前帯電器である。322,323は
転写ベルト306を除電し、静電的に初期化するための
転写ベルト除電帯電器であり、328は転写ベルト30
6の汚れを除去するベルトクリーナである。
【0076】307は転写ベルト306から分離され、
定着前帯電器326,327で再帯電された転写部材上
のトナー画像を転写部材上に熱定着させる定着器であ
る。340は定着器307を通過する搬送路上の転写部
材を検知する排紙センサであり、329は給紙部308
により転写ベルト上に給紙された転写部材の先端を検知
する紙先端センサであり、この紙先端センサ329から
の検出信号はプリンタ部からリーダ部に送られ、リーダ
部からプリンタ部にビデオ信号を送る際の副走査同期信
号を生成するために用いられる。
【0077】以下に、リーダー部各ブロックの説明をプ
レビュー処理部、色変換、ペイント、フリーカラーの順
で行う。
【0078】(プレビュー処理部の説明)図12は読み
取られた画像データが全ての処理回路を経由して得た最
終イメージを、CRT219に表示するためのプレビュ
ー処理部217の構成を示すブロック図である。
【0079】前述した最終画像データY1,M1,C
1,K1(1001−1〜4)(YMCKデータ各8ビ
ット)は、まず4×3逆マスキングの補正回路217−
1にそれぞれ入力され、次式の演算が行われる。これ
は、図2のマスキングUCR回路212の逆演算を行う
ものである。
【0080】Y2=a11* Y1+a12* M1+a1
* C1+a14* K1 M2=a21* Y1+a22* M1+a23* C1+a
24* K1 C2=a31* Y1+a32* M1+a33* C1+a
34* K1 ここで、上記a11〜a34の係数は、CPU240か
らCPUバス243を経由してそれぞれ任意の係数を設
定することが可能である。そして、ここで4色の情報か
ら3色の情報Y2,M2,C2に変換され、次に逆対数
変換の補正回路217−2に入力される。ここでは、図
2のLOG変換回路207の逆演算を行うためにLUT
で構成されており、上記と同様にCPU240により任
意の補正データが設定できる。この演算により、YMC
Kの濃度データから輝度データに変換されてCRT等に
表示可能な状態になるが、実際に接続されるCRT21
9には数多くの種類があり、色再現範囲もまちまちであ
り、これを調整する手段が必要となる。次の3×3モニ
タ色補正回路217−3は、このモニタ(CRT21
9)の色特性を補正するためのものであり、次式の演算
が行われる。
【0081】 R2=b11* R1+b12* G1+b13* B1 G2=b21* R1+b22* G1+b23* B1 B2=b31* R1+b32* G1+b33* B1 この時、逆マスキング補正回路217−1と同様CPU
240より任意の係数が設定される。次のモニタガンマ
補正回路217−4は、同様に各モニタのガンマ特性を
補正する回路であり、CPU240により任意の補正デ
ータを設定することができる。
【0082】次の表示編集回路217−5は、モニタに
表示する際にいろいろな編集を行ったり、モニタを制御
するための回路である。図13はこの表示編集回路21
7−5の詳細構成を示す図であり、大きく分けて読み取
られた画像を処理する部分と、その画像に枠とか文字と
いった付加情報を発生させる部分とからなっている。上
記モニタガンマ補正後のR3,G3,B3のデータは、
それぞれのメモリ217−11,217−12,217
−13に入力され、ディスプレーコントローラ217−
10内の書き込みアドレス制御部217−17のアドレ
ス217−21により、メモリの任意の位置から書き込
みが行えるように、CPUバス243からX及びY方向
のスタートアドレスとエンドアドレスを設定することが
できる。本実施例では、メモリのサイズは640×48
0×9×(8bit)の3色分で構成されている。
【0083】また、書き込む際に、もとの画像サイズに
応じて縮小して書き込むことが可能であり、その倍率を
CPU240より設定できる構成となっている。更に、
表示する画像サイズが縦長なのか横長なのかに応じて、
任意に回転することができるように書き込みアドレス制
御部217−17によって制御される。この時、スター
ト/エンドアドレス以外つまり画像が書き込まれない領
域に関しては、前の画像が残っていたりあるいは表示色
が固定となるため、この書き込み領域以外の部分を任意
の色で表示できるように表示色をCPU240より設定
が行えるようになっている。
【0084】次に、メモリに書き込まれた後、モニタに
表示するためのメモリのどの部分から読み出すかを指定
するために、読み出しアドレス制御部217−18によ
り任意の座標指定を行う。これは、後述する操作部のタ
ッチパネルキーによりリアルタイムに表示が行えるよう
にするためである。本実施例のモニタの画像サイズは6
40×480ドットなので、メモリ全体を表示するため
には画像を間引いて表示する必要があり、これもCPU
240より間引き率を設定することが可能になってい
る。本実施例では後述するように、メモリ全体を表示す
る1倍モード、メモリの4/9を表示する2倍モードと
メモリの1/9を表示する3倍モードの選択が行えるよ
うになっている。
【0085】メモリ217−20は画像情報とは別に画
像情報にいろいろな図形や文字を付加するためのもの
で、サイズは640×480×9×(4bit)の構成
となっている。つまり、4面分の異なる図形や文字をそ
れぞれ独立に展開することができる。
【0086】本実施例ではこれらの情報はCPU240
より直接メモリ上に展開していたが、これらの情報を高
速に展開可能な例えばAGDC(NEC)のような専用
コントローラを介してもよい。読み出しアドレス制御部
217−19は上記の読み出しアドレス制御部217−
18と同様に読み出しの開始位置を設定したり、間引き
率を設定することができる。
【0087】上記それぞれのメモリから読み出されたデ
ータは、セレクタ217−14に入力される。このセレ
クタ217−14では、メモリ217−20から読み出
された信号に応じて、信号217−24が“L”の時は
画像データ217−25〜27がそのまま出力され、
“H”の時はそれぞれ4面分に応じたR,G,B(8b
it)のデータが出力される。これらのR,G,Bのデ
ータはCPU240により設定が可能で、各4面分に描
かれた図形や文字に任意の色を付けることが可能となっ
ている。このセレクタ217−14により処理された信
号は、D/Aコンバータ217−16でモニタ用のアナ
ログ信号に変換され、モニタ(CRT218)に最終画
像が表示される。
【0088】(色変換の説明)図14は色変換回路の構
成を示す図である。この色変換回路は検出部と変換部に
分かれている。
【0089】検出部は3つのウィンドウコンパレータ1
110,1111,1112、2つのANDゲート11
13,1115及びこれらのコンパレータ1110〜1
112とゲート1113,1115を制御するレジスタ
1116〜1118(CPU240によってセットされ
る)より構成されている。動作としては ・reg1≦入力ビデオR(1101)≦reg2 ・reg3≦入力ビデオG(1102)≦reg4 ・reg5≦入力ビデオB(1103)≦reg6 の時それぞれのウィンドウコンパレータ1110〜11
12及び2つのANDゲート1113,1115の出力
が“1”になり、ある特性色のみが検出される(ただし
エリア信号212は“1”)。
【0090】一方変換部は3つのセレクタ1119,1
120,1121及び上記レジスタ1116〜1118
より構成され、ANDゲート1115の出力が“1”の
不図示のCPUによってセットされるレジスタ1116
〜1118すなわち変換色が出力(1122〜112
4)され、“0”の時には入力ビデオ信号(1101〜
1103)が出力される。
【0091】(ペイント、フリーカラーの説明)図15
はフリーカラーペイント処理部の構成を示すブロック図
である。
【0092】1200はM(マゼンタ)のフリーカラー
ペイント回路で、1色のビデオ信号に対して、乗算器1
205とセレクタ1210、CPU240によってセッ
トされるレジスタ1206,1207より構成されてい
る。
【0093】動作としては、フリーカラー処理時は、マ
スキングUCR回路212で生成されたND信号(M/
3+C/3+Y/3)とレジスタ(3)1206(ユー
ザーによって設定された色によって決まる)が乗算器1
205で乗算され、更にその出力がセレクタ1210で
選択されて出力(1212)される。なお、原稿の一部
にのみフリーカラー処理を行いたい時には、処理した所
のみエリア信号224−1を“1”にすれば良い(但
し、図15に示す信号224−2は“0”にする)。こ
の時、上記のエリア信号の所のみND信号が出力される
ようにマスキングUCR回路212は制御される(領域
生成部226に基づいて制御)。
【0094】ペイント処理時は、CPU240でセット
されるレジスタ(1)1207が選択されるように、セ
レクタ1210に入力されるエリア信号224−2が
“1”になるように制御される(但し、図15に示すよ
うに信号224−1は“0”にする)。
【0095】また、1213はC(シアン)のフリーカ
ラーペイント回路、1216はY(イエロー)のフリー
カラーペイント回路、1219はK(ブラック)のフリ
ーカラーペイント回路で、それぞれ入力はCin(12
02),Yin(1203),Kin(1204)、出
力はCout(1215),Yout(1218),K
out(1221)である。そして、エリア信号2(2
24−2),エリア信号3(224−3),エリア信号
4(224−4)で制御される。
【0096】なお、CRT219に表示される時は上記
の信号224−1〜3が同時にイネーブルになるように
制御される。
【0097】(ステープル処理)図10のフローチャー
トを用いて説明する。ステープル処理では、まず図20
に示すようにステープルの種類を操作部に表示し(S9
02)、ここで選択したステープル(本実施例ではコー
ナーあるいはダブルあるはシングル)の種類に応じてス
テープル位置を不図示のレジスタに設定する(S903
〜S905)。そしてプレビューが選択されると(S9
06)、原稿給紙手段4から反射原稿を原稿台上に給紙
してスキャンし(S907,S908)、図11の
(b)に示すように画像サイズを検知した結果の最大座
標及び最小座標を、セットした画像サイズ検知回路内の
不図示のレジスタから読み出し(S909)、上記ステ
ープル位置座標と比較することで(S910)、画像領
域内に選択したステープルが入っているか否か判断する
(S911)。
【0098】そして、画像領域内にステープル位置が入
っていれば操作部の不図示のOKキー等が押されるま
で、不図示のブザー等で警告音を鳴らし、且つステープ
ルの表示色を赤色等に色変更するかあるいは点滅させて
警告表示すると同時に、ステープルがかかっている画像
も表示する(S912,S913)。例えばS904で
ダブルを選択していたのであれば、図13に示すメモリ
217−20に図11の(a)に示すようなデータを書
き込み、それを初期アドレスから順次読み出し、読み込
み画像あるいは編集処理後の画像に付加して(図13の
セレクタ217−14にて)CRT219に表示する。
あるいは、付加したり付加しなかったりCPUバス24
3で切り替えることでCRT219に点滅表示する。
【0099】また、OKキー等が押されるか、画像領域
内に選択したステープルが入っていなければS914へ
行き、原稿給紙手段4の用紙がなくなるまでS907〜
S914を繰り返し、このステープル処理を終了する
(S915)。
【0100】(操作部について)図16は操作部6の外
観を示す図であり、同図中50000は置数キー、50
001はコピースタートキー、50002はストップキ
ー、50003は余熱キー、50004は液晶表示手段
等の表示部である。
【0101】表示部50004の標準画面を図17に示
す。この図17の標準画面内の各表示において、501
01は装置状態、50102はコピー枚数、50103
は用紙サイズ、50104はコピー倍率、50105は
プレビューモードのタッチキーである。
【0102】操作者は、プレビュー処理を開始するに先
立って、操作部6から画像倍率、用紙サイズ、編集処理
の指定を行い、プレビューモードキー50105を押下
して標準画面からプレビュー操作画面に遷移する。
【0103】図18はプレビュー操作画面の一例を示す
図で、50201はプレビュースタートキー、5020
2は表示方向設定キー、50203はエリアモニタ、5
0204は表示位置設定キー、50205は表示倍率設
定キー、50206はエリア微調整キーである。
【0104】操作者はまず原稿を不図示の原稿台もしく
はフィーダ4にセットし、表示方向設定キー50202
により原稿の表示方向(縦もしくは横)を設定する。こ
の表示方向は、通常原稿台の原稿突き当て位置からのイ
メージがCRT219の右上から表示される。また、表
示方向設定キー50202が押されると表示方向設定キ
ーの表示が黒反転し、画像メモリ217−11〜13に
90度回転したイメージが書き込まれるため、原稿台の
原稿突き当て位置からのイメージが90度回転してCR
T219に表示される。
【0105】操作者がプレビュースタートキー5020
1を押下すると、フィーダに原稿がセットされている場
合はフィーダから原稿が原稿台に送られ、更に、プレス
キャンが設定されている場合は原稿台上に載置された原
稿の原稿サイズを検知するためにスキャンが行われる。
そして、画像読み込みを行うスキャン動作が開始され、
画像取り込みが開始される。
【0106】上記取り込まれた画像は、各種設定された
編集処理が施された後、プレビュー処理部217に信号
が送られ、RGBのデータに変換された後、設定された
表示方向、倍率また原稿サイズ等から画像メモリ217
−11〜13の領域に画像全体が入る最も効率的なサイ
ズが計算され、データが書き込まれる。そしてこの画像
メモリ217−11〜13のデータは、モニタガンマ補
正回路217−4によりCRT219の特性によって補
正され、ディスプレイコントローラ217−10により
CRT219にデータが転送されてプレビュー画像が表
示される。
【0107】ここで、上記の画像メモリ217−11〜
13のサイズは、CRT219の表示サイズ640×4
80画素の9倍の1920×1440画素のサイズを有
している。このため、データを画像メモリ217−11
〜13からCRT219に転送する際ディスプレコント
ローラ217−10によりCRT219の表示サイズと
表示倍率設定キー50205で設定される表示倍率から
画像メモリ217−11〜13のデータを変倍してCR
T219にデータを転送することが必要となる。
【0108】図19に具体例を示す。画像メモリ217
−11〜13に50601に示すデータが書き込まれて
いる。この時、表示倍率設定キーで表示倍率1が設定さ
れると、画像メモリ217−11〜13の全体のデータ
領域がディスプレイコントローラ217−10により1
/9に縮小されて50602に示すようにCRT219
に表示される。また、表示倍率設定キーの2倍キーが押
下されると、画像メモリ217−11〜13の4/9の
領域のデータがディスプレイコントローラにより1/4
に縮小されて転送されて50603に示すようにCRT
219に表示することで、画像メモリ217−11〜1
3の一部が1倍の時の表示に比べ2倍に拡大されて表示
される。また、3倍キーを押下した時も同様で、画像メ
モリ217−11〜13の1/9の領域を表示メモリに
等倍で転送することで、50604に示すように画像の
一部が3倍に拡大されてCRT219に表示される。
【0109】また、表示倍率設定キーで2倍、3倍が設
定されている時には、画像メモリ217−20の一部が
CRT219に表示されているために、メモリ領域の読
み出し位置を変えてCRT219に転送すれば、CRT
219に表示されていない部分を表示することができ
る。つまり、表示倍率設定キーで2倍が設定されている
時は、画像メモリの任意の1/4のサイズの画像がCR
T219に表示されている。この時、表示位置設定キー
50302の下方向矢印キーを押下すると、画像メモリ
217−11〜13の読み出し開始位置が下方向に4ド
ット移動した位置から1/4のサイズがCRT219に
転送されるため、CRT219に表示されていなかった
画面下部の画像を表示することができる。
【0110】この時、メモリの読み出し領域の一部がメ
モリの端部となる場合は、次に端部方向に読み出し開始
位置を移動させた時に画像メモリの範囲外となるため、
これ以上端部方向へは移動できないことを操作者に認識
させるために、端部方向の表示位置設定キーは網掛け表
示となり、キーセンスができなくなる。また、画像を移
動させた場合にメモリのどの領域がCRT219に表示
されているのかを操作者が認識できるようにエリアモニ
タ50302が表示されている。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成後の記録紙にステープル処理が可能なシステム
において、記録紙上のステープル位置と画像位置を比較
し、その比較結果に応じて警告を行うようにしたため、
ステープルミスしそうな画像だけを効率良く確認でき、
記録紙の所望の位置にステープルが可能になるという効
果がある。
【0112】また、原稿をスキャンして、画像を読み取
る読み取り手段と、画像サイズを判定する画像サイズの
検知手段と、画像を記憶する記憶手段と、記憶された情
報を基に記録紙に画像を形成する画像形成手段と、上記
画像もしくは上記記憶された情報に対して編集加工を施
す手段と、その編集加工結果を表示可能な表示手段とか
ら構成されるプレビュー処理部と、上記画像形成手段か
ら排出された記録紙を丁合い、仕分けし、積載された記
録紙の任意の位置にステープルが可能な後処理手段と、
ステープル位置の設定手段と、その設定位置と画像位置
とを比較する手段と、この比較手段の出力結果に応じて
警告を出す手段とを設け、上記設定位置に応じたステー
プル位置を画面表示するようにし、また複数枚の原稿が
積載可能で、上記原稿台上に原稿を1枚ずつ順次給紙す
る原稿給紙手段を用いた場合には、警告する画像のみを
画面表示するようにすることで、画像にステープルがか
かるもののみステープル位置がCRT上で予め確認でき
るため、記録紙を綴じ損なうというミスがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成システムの基本構成を示すブロック
【図2】 カラーリーダー部の詳細構成を示すブロック
【図3】 デジタルカラー複写機の構成を示す断面図
【図4】 プリント動作の全体の流れを示すフローチャ
ート
【図5】 色変換処理の手順を示すフローチャート
【図6】 ペイント処理の手順を示すフローチャート
【図7】 フリーカラー処理の手順を示すフローチャー
【図8】 図2のエリアメモリ部の構成を示すブロック
【図9】 図8の各メモリ部の回路構成図
【図10】 ステープル処理の手順を示すフローチャー
【図11】 図面表示の例を示す説明図
【図12】 プレビュー処理部の構成を示すブロック図
【図13】 図10の表示編集回路の構成を示すブロッ
ク図
【図14】 色変換回路の構成を示す図
【図15】 フリーカラーペイント処理部の構成を示す
ブロック図
【図16】 操作部の処理を示す平面図
【図17】 表示部の標準画面を示す図
【図18】 プレビュー操作画面の一例を示す図
【図19】 変倍処理の具体例を示す説明図
【図20】 操作部の構成を示す平面図
【符号の説明】
201 センサ 206 合成部 208 画像メモリ部 213 編集回路 216 カラーLBP 217 プレビュー処理部 219 CRT 220 領域生成部 230 領域生成部 231 エリアメモリ部 240 CPU 244 画像サイズ検知回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が形成された記録紙の任意の位置に
    ステープルが可能な後処理手段を有し、その記録紙上の
    設定されたステープル位置と画像位置とを比較する比較
    手段、及びその比較結果に応じて警告を行う警告手段を
    備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 原稿を走査して画像を読み取る読取手段
    と、画像サイズを検知する検知手段と、前記読み取った
    画像を記憶する記憶手段と、その画像を記録紙に転写す
    る画像形成手段と、前記画像に編集加工を施す編集手段
    と、その編集結果を表示する表示手段とを有し、後処理
    手段は前記画像形成手段から排出された記録紙の丁合
    い、仕分け及び積載機能を有し、その積載された記録紙
    の設定位置に応じたステープル位置と画像を図面表示す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 直交するX軸,Y軸の最小座標と最大座
    標で表された画像サイズを判定して画像サイズを検知す
    ることを特徴とする請求項2記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 ステープル位置の設定は操作部にて入力
    し、且つその位置を図面表示することを特徴とする請求
    項2または3記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 比較手段は、設定されたステープル位置
    のX,Y座標と画像サイズの最大座標,最小座標とを比
    較し、画像サイズ内にステープル位置があるか否かの2
    値の信号を出力することを特徴とする請求項3または4
    記載の画像形成システム。
  6. 【請求項6】 警告手段は、比較手段の比較結果に応じ
    て警告音を出力することを特徴とする請求項1ないし5
    何れか記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 警告手段は、比較手段の比較結果に応じ
    て図面表示するステープルの表示状態を変えることを特
    徴とする請求項2ないし5何れか記載の画像形成システ
    ム。
  8. 【請求項8】 原稿台上の原稿を走査して画像を読み取
    る読取手段と、画像サイズを検知する検知手段と、前記
    読み取った画像を記憶する記憶手段と、その画像を記録
    紙に転写する画像形成手段と、前記画像に編集加工を施
    す編集手段と、その編集結果を表示する表示手段と、前
    記原稿台上に原稿を1枚ずつ順次給紙する給紙手段と、
    前記画像形成手段から排出された記録紙の丁合い、仕分
    け及び積載機能を有し、任意の記録紙上の位置にステー
    プルが可能な後処理手段と、そのステープル位置の設定
    手段と、その記録紙上の設定されたステープル位置と画
    像位置を比較する比較手段と、この比較手段の比較結果
    の出力に応じて警告を行う警告手段とを備え、該比較手
    段の比較結果の出力に応じて前記設定位置に対応したス
    テープル位置及び画像を図面表示することを特徴とする
    画像形成システム。
  9. 【請求項9】 直交するX軸,Y軸の最小座標と最大座
    標で表された画像サイズを判定して画像サイズを検知す
    ることを特徴とする請求項8記載の画像形成システム。
  10. 【請求項10】 ステープル位置の設定は操作部にて入
    力し、且つその位置を図面表示することを特徴とする請
    求項8または9記載の画像形成システム。
  11. 【請求項11】 比較手段は、設定されたステープル位
    置のX,Y座標と画像サイズの最大座標,最小座標とを
    比較し、画像サイズ内にステープル位置があるか否かの
    2値の信号を出力することを特徴とする請求項9または
    10記載の画像形成システム。
  12. 【請求項12】 警告手段は、比較手段の比較結果に応
    じて警告音を出力することを特徴とする請求項8ないし
    11何れか記載の画像形成システム。
  13. 【請求項13】 警告手段は、比較手段の比較結果に応
    じて図面表示するステープルの表示状態を変えることを
    特徴とする請求項8ないし11何れか記載の画像形成シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 比較手段から出力された2値の信号に
    基づき、画像サイズ内にステープル位置がある時は該ス
    テープル位置及び画像を図面表示することを特徴とする
    請求項11記載の画像形成システム。
JP9037754A 1997-02-21 1997-02-21 画像形成システム Withdrawn JPH10232524A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9037754A JPH10232524A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9037754A JPH10232524A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10232524A true JPH10232524A (ja) 1998-09-02

Family

ID=12506267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9037754A Withdrawn JPH10232524A (ja) 1997-02-21 1997-02-21 画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10232524A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011116040A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011116040A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Canon Inc 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
US8730499B2 (en) 2009-12-04 2014-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, control method therefor, and storage medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3542428B2 (ja) 画像形成装置及び画像表示方法
US5937232A (en) Image forming apparatus with display device for displaying before and after image processing data
US6222545B1 (en) Image processing apparatus and method
US6115510A (en) Image processing apparatus capable of displaying image to be formed on sheet
US6259811B1 (en) Image processing apparatus and method
US5864634A (en) Image processing apparatus and method
US6249361B1 (en) Image processing apparatus and method
US6825949B1 (en) Image processing apparatus
JPH1079866A (ja) 画像処理装置及び方法
JPH11196258A (ja) 画像処理装置およびその方法
JP3444915B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH1042087A (ja) 画像処理方法及び装置
JPH11263519A (ja) 画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体
JPH10232524A (ja) 画像形成システム
EP0675635B1 (en) Image processing apparatus and method
US5926561A (en) Image processing apparatus and method for performing color converting process
JPH10126606A (ja) 画像処理装置及び方法
JP3689506B2 (ja) 画像処理装置及び方法並びに媒体
JPH1070665A (ja) 画像処理装置及びその方法及び画像処理システム
JPH06334854A (ja) カラー複写機
JP2002232684A (ja) 画像形成システム
JPH11168586A (ja) 画像形成システム及び画像形成方法
JP2000261620A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JPH0937066A (ja) 画像形成システム及び画像形成方法
JP2005027037A (ja) フォーマット変換方法及び画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511