JP2000261620A - 画像処理装置および画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置の制御方法

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JP2000261620A
JP2000261620A JP11065752A JP6575299A JP2000261620A JP 2000261620 A JP2000261620 A JP 2000261620A JP 11065752 A JP11065752 A JP 11065752A JP 6575299 A JP6575299 A JP 6575299A JP 2000261620 A JP2000261620 A JP 2000261620A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指定された間隔で読み取った画像を隔離して
用紙に形成する際に、読み取った画像が欠けることがな
いように用紙に形成すること。 【解決手段】 操作部から設定される用紙サイズと複数
の原稿画像を用紙の同一面上に隔離配置するための画像
間隔と、原稿サイズ検知部324により検知された原稿
画像の大きさに基づいて、CPU321が原稿画像の変
倍率を算出し、該算出された変倍率に基づいてリーダ部
での原稿読み取り動作を制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を読み取
る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取られ
た画像情報に所定の処理を施して記憶手段に展開する画
像処理手段と、前記記憶手段に記憶された画像情報を記
録媒体上に形成する画像形成手段とを有する画像処理装
置および画像処理装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機等の画像処理装置は、画像
形成速度の高速化に伴い大量印刷が可能となっており、
パンフレット及び簡易な本の作成が簡単にできるように
なってきている。このような製本作業を行うときなど
に、あらかじめ本文となる中身を綴じ込むための表紙部
分と裏表紙部分に画像を印刷した表紙用用紙を出力して
おき、この用紙に本文を挟み込んで製本を行う方法が用
いられている。
【0003】この表紙用用紙は本文の厚みを考慮した背
表紙部を確保して作成する必要がある。この背表紙部を
確保するために、別々に読み込んだ表表紙原稿と裏表紙
原稿とを指定した背表紙の間隔を空けて印刷する画像処
理装置が提案されている。
【0004】上記の画像処理装置において、表紙を作成
するには、指定される表紙用用紙の大きさと指定される
背表紙幅とに基づいて大きさが決定される表裏表紙部分
に、読み込んだ原稿画像を印刷する第1の方法と、読み
込んだ表裏表紙原稿を指定された背表紙幅だけ間隔を空
けて表紙用用紙に印刷する第2の方法等が用いられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の方法で所定の大きさの表紙用用紙を作成する場合
に、表紙の用紙サイズと背表紙部分の幅とから決定され
る表裏表紙部分の大きさに適合するサイズの表表紙部分
の原稿と裏表紙部分の原稿とをあらかじめ用意しておく
必要があった。
【0006】このため、上記従来の画像処理装置におい
て、本文の厚みが変更されて背表紙の幅を変更すると、
表表紙と裏表紙の大きさも変更されてしまうので、変更
前の背表紙の幅に合わせた表表紙部分の原稿と裏表紙部
分の原稿とを読み込んで表紙用用紙に印刷すると、表紙
に印刷される表紙及び裏表紙の画像が欠けたり、意図し
ない余白が生成されてしまうので、表表紙及び裏表紙の
大きさに合わせた表表紙部分の原稿と裏表紙部分の原稿
を別途用意しなければならず、ユーザの製本作業にかか
る負担が大きくなってしまうという問題点があった。
【0007】また、上記第2の方法で表紙を作成する際
に、本文の厚みが変更され背表紙部の幅が変更した場合
や、表紙画像の原稿サイズを変更した場合に、適切なサ
イズの用紙が給紙可能な給紙段を指定しないと表紙に画
像が欠落して形成されたり、必要以上の余白が発生して
しまうので、ユーザは背表紙幅等の変更毎に作成する表
紙の大きさの画像が印刷可能な用紙サイズを自ら算出し
て最適なサイズが入っている給紙段を指定しなければな
らず、ユーザの操作負担が大きくなってしまうという問
題点があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明の第1の目的は、設定される記
録媒体の大きさと、前記記録媒体に隔離して形成される
複数の原稿画像の間隔と、検出される原稿画像の大きさ
に基づいて原稿画像の変倍率を算出し、該算出された変
倍率に基づいて原稿画像を読み取って画像メモリに隔離
展開することにより、背表紙幅を任意に変更しても表紙
に形成する原稿画像が欠けることなく形成できるように
変倍率を自動算出でき、該算出された変倍率で読み取っ
た画像を用紙に記録できる画像処理装置および画像処理
装置の制御方法を提供することである。
【0009】さらに、本発明の第2の目的は、設定され
る記録媒体に隔離して形成される複数の原稿画像の画像
間隔に基づいて前記複数の原稿画像を画像メモリに隔離
展開し、前記設定される画像間隔と検知される原稿画像
の大きさに基づいて複数の原稿画像すべて隔離形成可能
である最適な大きさの記録媒体を画像形成部に搬送する
ことにより、原稿画像が欠けることなく記録できる用紙
の最適サイズを算出でき、該最適サイズ用紙を格納する
給紙カセットから自動給紙することができる画像処理装
置および画像処理装置の制御方法を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、原稿画像を読み取る読み取り手段(図1に示す原稿
台ガラス201〜第2のミラーユニット211等から構
成される)と、前記読み取り手段により読み取られた画
像情報に所定の処理を施して記憶手段(図2に示す画像
メモリ309)に展開する画像処理手段(図1に示す画
像処理回路部212)と、前記記憶手段に記憶された画
像情報を記録媒体上に形成する画像形成手段(図1に示
す転写ベルト234,感光ドラム225〜228,現像
器221〜224等から構成される)とを有する画像処
理装置であって、前記記録媒体のサイズを設定する第1
の設定手段(図1に示す操作部237)と、前記読み取
り手段により読み取られる複数の原稿画像を前記記録媒
体の同一面上に隔離配置するための画像間隔を設定する
第2の設定手段(図1に示す操作部237)と、前記読
み取り手段により読み取られる原稿画像のサイズを検知
する検知手段(図2に示す原稿サイズ検知部324)
と、前記第1の設定手段により設定される前記記録媒体
のサイズと、前記第2の設定手段により設定される画像
間隔と、前記検知手段により検知される原稿画像の大き
さとに基づいて前記原稿画像の変倍率を算出する算出手
段(図2に示すROM322に格納される制御プログラ
ムに基づき算出するCPU321)と、前記算出手段に
より算出された変倍率に基づいて前記読み取り手段を制
御する変倍処理制御手段(図2に示すROM322に格
納される制御プログラムに基づき制御するCPU32
1)とを有するものである。
【0011】本発明に係る第2の発明は、原稿画像を読
み取る読み取り手段(図1に示す原稿台ガラス201〜
第2のミラーユニット211等から構成される)と、前
記読み取り手段により読み取られた画像情報に所定の処
理を施して記憶手段(図2に示す画像メモリ309)に
展開する画像処理手段(図1に示す画像処理回路部21
2)と、前記記憶手段に記憶された画像情報を記録媒体
上に形成する画像形成手段(図1に示す転写ベルト23
4,感光ドラム225〜228,現像器221〜224
等から構成される)と、前記画像形成手段に前記記録媒
体を給紙する複数の給紙手段とを有する画像処理装置で
あって、前記読み取り手段により読み取られる複数の画
像情報を前記記録媒体の同一面上に隔離配置するための
画像間隔を設定する設定手段(図1に示す操作部23
7)と、前記読み取り手段により読み取られる原稿画像
のサイズを検知する検知手段(図2に示す原稿サイズ検
知部324)と、前記第2の設定手段により設定された
前記画像間隔と前記検知手段により検知された原稿画像
のサイズとに基づいて前記第2の設定手段により設定さ
れた画像間隔で配置される複数の画像情報を前記記録媒
体の同一面上に出力可能な記録媒体のサイズを算出する
算出手段(図2に示すROM322に格納される制御プ
ログラムに基づき算出するCPU321)と、前記算出
手段の算出結果に基づいて前記複数の給紙手段のいずれ
かから前記画像形成手段に前記記録媒体を搬送する制御
手段とを有するものである。
【0012】本発明に係る第3の発明は、前記画像処理
手段は、前記算出手段により算出された変倍率に基づい
て変倍処理を行うものである。
【0013】本発明に係る第4の発明は、前記画像処理
手段は、所定の処理が施された前記複数の画像情報を前
記第2の設定手段により設定された画像間隔に基づいて
前記記憶手段に隔離展開するものである。
【0014】本発明に係る第5の発明は、前記制御手段
は、前記算出手段により算出されたサイズの記録媒体を
前記給紙手段のいずれかから前記画像形成手段に搬送制
御するものである。
【0015】本発明に係る第6の発明は、前記制御手段
は、前記算出手段により算出されたサイズの記録媒体を
前記複数の給紙手段いずれかからも前記画像形成手段に
給紙不可能である場合に、前記算出手段により算出され
たサイズの記録媒体の補充指示を表示部(図11に示す
表示部125)に表示制御するものである。
【0016】本発明に係る第7の発明は、前記画像処理
手段は、前記読み取られる画像情報を主走査方向に第1
の所定数画素および副走査方向に第2の所定数画素の画
素ブロック毎に分割し、該分割される各画素ブロック毎
に画像情報を符号化,復号化するものである。
【0017】本発明に係る第8の発明は、前記画像処理
手段は、前記記憶手段の主走査方向アドレスを指定制御
する主走査アドレス制御部(図5に示す主走査アドレス
発生部423)と前記記憶手段の副走査方向アドレスを
指定制御する副走査アドレス制御部(図5に示す副走査
アドレス発生部424)とを有するものである。
【0018】本発明に係る第9の発明は、前記主走査ア
ドレス制御部は、前記記憶手段への画像情報書き込み時
に主走査方向アドレスを指定制御する書き込み主走査ア
ドレス制御部と、前記記憶手段からの画像情報読み出し
時に主走査方向アドレスを指定制御する読み出し主走査
アドレス制御部とを有するものである。
【0019】本発明に係る第10の発明は、前記副走査
アドレス制御部は、前記記憶手段への画像情報書き込み
時に副走査方向アドレスを指定制御する書き込み副走査
アドレス制御部(図7に示すYカウンタ(W)502)
と、前記記憶手段からの画像情報読み出し時に副走査方
向アドレスを指定制御する複数の読み出し副走査アドレ
ス制御部(図7に示すYカウンタ503〜506)とを
有するものである。
【0020】本発明に係る第11の発明は、前記画像形
成手段は、複数の画像形成部(図1に示す感光ドラム2
25〜228,現像器221〜224等)と前記複数の
画像形成部に前記記録媒体を順次搬送する搬送手段(図
1に示す転写ベルト234)とを有するものである。
【0021】本発明に係る第12の発明は、原稿画像を
読み取る読み取り部(図1に示す原稿台ガラス201〜
第2のミラーユニット211等から構成される)と、前
記読み取り部により読み取られた画像情報に所定の処理
を施してメモリ(図2に示す画像メモリ309)に展開
する画像処理部(図1に示す画像処理回路部212)
と、前記メモリに記憶される画像情報を記録媒体上に形
成する画像形成部(図1に示す転写ベルト234,感光
ドラム225〜228,現像器221〜224等から構
成される)とを有する画像処理装置の制御方法であっ
て、前記記録媒体のサイズを選択する選択工程(図18
に示すステップ(2))と、前記読み取り部により読み
取られる複数の原稿画像を前記記録媒体の同一面上に隔
離配置するための画像間隔を設定する設定工程(図18
に示すステップ(2))と、前記原稿画像のサイズを検
知する検知工程(図18に示すステップ(4))と、前
記選択工程により選択された前記記録媒体のサイズと、
前記設定工程により設定された画像間隔と、前記検知工
程により検知された原稿画像のサイズとに基づいて前記
画像情報の変倍率を算出する算出工程(図18に示すス
テップ(5))と、前記算出工程により算出された変倍
率に基づいて複数の原稿画像を読み取り部により読み取
り、前記設定工程により設定された画像間隔に基づいて
該読み取られた原稿画像を前記メモリに展開する展開工
程(図18に示すステップ(6),(7))と、前記メ
モリに展開された画像情報を前記画像形成部で記録媒体
上に形成する画像形成工程(図18に示すステップ(1
5))とを有するものである。
【0022】本発明に係る第13の発明は、原稿画像を
読み取る読み取り部(図1に示す原稿台ガラス201〜
第2のミラーユニット211等から構成される)と、前
記読み取り部により読み取られた画像情報に所定の処理
を施してメモリ(図2に示す画像メモリ309)に展開
する画像処理部(図1に示す画像処理回路部212)
と、前記メモリに記憶される画像情報を記録媒体上に形
成する画像形成部(図1に示す転写ベルト234,感光
ドラム225〜228,現像器221〜224等から構
成される)と、前記画像形成部に前記記録媒体を給紙す
る複数の給紙部(図1に示す用紙カセット229,23
0および手差しトレイ232)とを有する画像処理装置
の制御方法であって、前記読み取り部により読み取られ
る複数の画像情報を前記記録媒体の同一面上に隔離配置
するための画像間隔を設定する設定工程(図20のステ
ップ(2))と、前記原稿画像のサイズを検知する検知
工程(図20のステップ4))と、複数の原稿画像を読
み取り部から読み取り、該読み取られた原稿画像を前記
メモリに展開する展開工程(図20に示すステップ
(5)〜(8))と、前記設定工程により設定された画
像間隔と前記検知工程により検知された原稿画像のサイ
ズに基づいて、前記設定工程により設定された画像間隔
で配置される前記複数の画像情報を同一記録媒体上に出
力可能な最小の記録媒体のサイズを算出する算出工程
(図20のステップ(15))と、前記算出工程の算出
結果に基づいて、前記給紙部のいずれかから前記画像形
成部に記録媒体を給送する給紙工程(図20のステップ
(19))とを有するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕以下、本発明の
第1実施形態について説明する。
【0024】〔装置概要説明〕図1は、本発明の第1実
施形態を示す画像処理装置の構成を説明する断面図であ
る。以下、構成及び動作について説明する。
【0025】図において、1000は本体装置(例えば
デジタルカラー複写機)である。201は原稿台ガラス
(原稿台)で、読み取られる原稿202が載置される。
210はミラーユニットで、照明203及びミラー20
4等から構成され、モータ209により所定の速度Vで
機械的に駆動される。211は第2のミラーユニット
で、ミラー205,206等から構成され、モータ20
9により速度1/2Vでミラーユニット210と同一の
方向に駆動される。
【0026】207は光学系で、レンズ等から構成され
る。208はCCDで、ミラーユニット210,第2の
ミラーユニット211,光学系207を介して入力され
た原稿からの反射光を電気信号に変換する。なお、リー
ダ部は原稿台101〜第2のミラーユニット211等か
ら構成される。
【0027】212は画像処理回路部で、読みとられた
画像情報を電気信号として処理し、プリント信号として
出力するところである。213,214,215,21
6は半導体レーザ(半導体レーザのユニット部)で、画
像処理回路部212から出力されたプリント信号により
駆動される。225,226,227,228は感光ド
ラムで、ポリゴンミラー217及びミラー240〜25
1を介して半導体レーザ213〜216で生成されたレ
ーザ光が照射されて潜像が形成される。
【0028】221,222,223,224は現像器
で、それぞれブラック(Bk),イエロー(Y),シア
ン(C),マゼンダ(M)のトナーによって、感光ドラ
ム225〜228上に形成された潜像を現像する。
【0029】234は転写ベルトで、レジストローラ2
33を介して用紙カセット229,230及び手差しト
レイ232のいずれかから給紙された用紙を吸着して搬
送する。転写ベルト234は、吸着した用紙を複数の感
光ドラム228,227,226,225に順次搬送
し、感光ドラム225〜228に形成されるトナー像を
用紙に転写する。235は定着器で、転写ベルト234
から分離され、搬送ベルト239により搬送される用紙
にトナー像を定着させる。236は排紙トレイで、トナ
ー像が定着された用紙が排出される。
【0030】237は操作部で、本体装置1000に配
置されるものであり、コピー動作を行う場合に使用者は
操作部237を操作して各種設定,指示を行う。なお、
操作部237の構成は後述する図11で説明する。
【0031】上記のように構成された本体装置1000
において、例えば操作部237上のスタートキーが押下
されると、原稿202は照明203により光が照射さ
れ、原稿からの反射光はミラー204,205を介して
光学系207によりCCD208上に像が結ばれる。
【0032】更に、モータ209により、ミラー20
4,照明203を含むミラーユニット210は、速度V
で機械的に駆動され、ミラー205,206を含む第2
ミラーユニット211は、速度1/2Vで駆動され、原
稿202の全面が走査される。なお、以後ミラーユニッ
ト210が駆動される方向を副走査方向(若しくはライ
ン方向)、副走査方向に直交する方向を主走査方向(若
しくは画素方向)とする。
【0033】上記のように読み取った原稿202の画像
をCCD208で電気信号に変換し、画像処理回路部2
12で該電気信号に所定の処理を施して、用紙の搬送に
同期させて各半導体レーザ213〜216を駆動してレ
ーザ光を各感光ドラム225〜228に照射し、各感光
ドラム225〜228に潜像を形成する。該形成された
潜像を現像器221〜224で各色のトナーで現像する
上記のように、あらかじめ感光ドラム225,226,
227,228には、用紙の搬送に同期して各色のトナ
ーが現像されており、転写ベルト234により搬送され
る用紙上に各感光ドラム225〜228上に形成される
トナーが転写されるようになっている。各色のトナーが
転写された用紙は、分離/搬送され、定着器235によ
って、トナーが用紙に定着され排紙トレイ236に排紙
される。したがって、現像された感光ドラム225〜2
28上の各色のトナーは、用紙に転写されフルカラーの
プリントアウトがなされる。
【0034】〔画像処理回路部の構成〕図2は、図1に
示した画像処理回路部212の構成を説明するブロック
図である。
【0035】図において、321はCPUで、ROM3
22に格納されている制御プログラムに基づいて画像処
理回路部212の後述する各部および図1に示したミラ
ーユニット210〜CCD208等から構成される画像
読み取り部等を統括的に制御する。323はRAMで、
バックアップデータの格納及びCPU321の作業領域
として用いられる。
【0036】はそれぞれレッド(R),グリーン
(G),ブルー(B)のCCDである。301はA/D
&S/H部で、CCDセンサ208からの各色(RG
B)の信号を図示しないアナログ増幅器により増幅し、
図示しないA/D変換器によりディジタル信号に変換し
て出力する。なお、R,G信号はそれぞれディレイメモ
リによってディレイされ、3つのCCDセンサ208の
空間的ずれが補正されて出力される。
【0037】302はシェーディング補正部で、A/D
&S/H部301からの出力信号をシェーディング補正
する。303は入力マスキング部で、シェーディング補
正部302からの出力信号をNTSC(Nationa
l_Television_System_Commi
ttee)系のRGB信号に変換する。
【0038】304は第1の変倍処理部で、特に拡大時
に画像信号を主走査方向に変倍する。なお、副走査方向
の変倍はミラーユニットの駆動速度を制御することによ
って変倍される。305はLOG変換部で、第1の変倍
処理部304を経た画像信号をRGB信号からCMY信
号に変換する。306は色空間変換器であり、LOG変
換部305からのCMY信号を明度信号Lと色度信号a
及びbに変換する。ここでL,a,b信号はCIE(国
際照明委員会)で国際標準としてL,a,b空間として
規定される色度成分を表す信号であり、L,a,b信号
は次式で計算される。
【0039】
【数1】 ただし、αij,X0,Y0,Z0は定数である。X,
Y,ZはR,G,B信号により発生される信号であり、
以下の式による。
【0040】
【数2】 ただし、βijは定数である。
【0041】307は符号化器で、明度情報であるL信
号を4×4の画素ブロック単位で符号化し、該符号L_
codeを出力すると共に、色度情報のa,b信号を4
×4の画素ブロック単位で符号化し、該符号ab_co
deを出力する。308は特徴抽出回路(黒画素文字領
域検出回路)で、図示しない黒画素検出回路,文字領域
検出回路等から構成され、当該画素が黒信号であるかど
うかを判定する。前記特徴抽出回路308では、黒画素
検出回路によって、4×4の画素ブロック内が黒画素エ
リアであるか否かを判定し、更に文字領域検出回路によ
り、当該画素が文字領域であった場合に黒判定信号は
「1」となり、それ以外は「0」を出力する。
【0042】309は画像メモリで、明度情報の符号で
あるL_code信号,色度情報の符号であるab_c
ode信号,特徴抽出の結果である黒判定信号k_co
de信号が蓄えられる。なお、画像メモリ309に対す
るデータのリード及びライトは、アドレスコントローラ
318及びデータコントローラ319によって制御され
る。
【0043】310a(同様にして310b,310
c,310d)は復号化器で、画像メモリ309から読
み出されたL_code信号により明度情報L信号を複
号し、ab_codeによって色度情報a信号及びb信
号を復号する。311a(同様にして311b,311
c,311d)は色空間変換器で、復号化されたL,
a,b信号をトナー現像色であるマゼンダ(M),シア
ン(C),イエロー(Y),ブラック(Bk)の各成分
に変換する手段である。
【0044】312a(同様にして312b,312
c,312d)はマスキング/UCR部で、図示しない
マスキング部,UCR部等から構成される。前記UCR
部では黒抽出回路により式「Bk=min(M,C,
Y)・・・(3)」に基づいて、黒信号Bkが生成され
る。更にマスキング部において、黒判定信号が「0」す
なわち当該画素が黒信号でないときは、C,M,Y,B
kの各信号に所定の係数a1,a2,a3,a4を乗
じ、「(出力C,M,YorBk)=a1M+a2C+
a3Y+a4Bk・・・(4)」に示す和積演算が行わ
れる。
【0045】また、黒判定信号が「1」すなわち当該画
素が黒信号であるときは、C,M,Y,Bkの各信号に
異なる所定の係数b1,b2,b3,b4を乗じ、
「(出力C,M,YorBk)=b1M+b2C+b3
Y+b4Bk・・・(5)」に示す和積演算が行われ
る。
【0046】313a(同様にして313b,313
c,313d)はフィルタ処理判定部(フィルタON/
OFF判定部)で、符号化された画像コードに基づいて
該画像ブロックのフィルタリング処理を決定し、判定信
号を空間フィルタ部314aに送る。フィルタ処理部3
14aは、復号化されたL,a,b信号に対して、フィ
ルタ処理判定部313aの判定結果に基づいて選択的に
空間フィルタを施して画像補正する手段である。
【0047】315は第2の変倍処理部で、特に縮小時
に画像信号を主走査方向に変倍する。なお、副走査方向
の変倍は図1に示したミラーユニット210,211の
駆動速度を制御することによって変倍される。第1の変
倍処理部304と第2の変倍処理部315は、同じ回路
を用いても良い。同じ回路を用いた場合はトライステー
トのゲート回路を用いて、CPU321が変倍モードに
よって出力するゲートを制御するようにする。
【0048】316はガンマ補正部(γ補正部)で、プ
リンタ部(図1に示した各部213〜236等により構
成されるプリンタ装置,出力装置)の画像出力特性によ
りC,M,Y,K(Bk)データを補正する。317は
エッジ強調部で、C,M,Y,Kデータに対しスムージ
ングフィルタ若しくは、エッジ強調フィルタをかけ、プ
リンタ部に出力画像データとして出力する。
【0049】320は区間信号生成部で、主走査区間信
号WLE,RLEと副走査区間信号WPEを生成し、ま
た、プリンタ部から送られてくる副走査区間信号MP
E,CPE,YPE,KPE(BPE)をMPE1,C
PE1,YPE1,KPE1に加工して出力している。
図2に示した各画像処理部は、これらの区間信号により
出力制御される。
【0050】324は原稿サイズ検知部で、CCD20
8により読み込まれた原稿画像の大きさを検知し、CP
U321に通知する。
【0051】〔装置タイミングチャート〕図3は、本発
明の実施形態を示す画像処理装置における制御信号を説
明するタイミングチャートである。
【0052】図において、START信号は、本実施形
態における原稿読み取り動作開始を示す信号である。W
PE信号は、イメージスキャナ(リーダ部)が原稿を読
み取り、画像処理回路部212により符号化処理し、該
処理したデータを画像メモリ209に書き込み(メモリ
ライト)を行う区間を示している。
【0053】ITOP信号は、プリント動作の開始を示
す信号である。MPE信号は、図1に示したマゼンタの
半導体レーザ216を駆動する区間信号であり、CPE
信号は、図1におけるシアンの半導体レーザ215を駆
動する区間信号であり、YPE信号は、図1におけるイ
エロの半導体レーザ214を駆動する区間信号であり、
BPE信号は、図1におけるブラックの半導体レーザ2
13を駆動する区間信号である。
【0054】図に示すように、CPE信号,YPE信
号,BPE信号はそれぞれMPE信号に対してt1,t
2,t3だけ遅延されている。この遅延時間t1〜t3
は図1に示したd1,d2,d3に対し、t1=d/
V,t2=2d/V,t3=3d/V(Vは用紙の送り
速度)なる関係を持つように制御される。
【0055】HSYNC信号は、主走査同期信号であ
る。CLK信号は画素同期信号である。なお図示しない
WLE信号,RLE信号は、それぞれ1HSYNC信号
区間内でイメージスキャナから画像信号が入力されてく
る、有効画像区間を表す区間信号である。
【0056】YPHS信号は、2ビットの副走査カウン
タのカウント値であり、XPHS信号は、2ビットの主
走査カウンタのカウント値であり、後述する図4に示す
インバータ901,2ビットカウンタ902及び903
等で構成される回路で発生される。BLK信号は、画像
ブロックの始まりを示す信号である。BDATA信号
は、画素ブロックデータである。
【0057】図4は、図3に示したYPHS信号,XP
HS信号を生成する主走査カウンタ及び副走査カウンタ
の構成を説明するブロック図である。
【0058】図において、902は2ビットカウンタ
で、インバータ901を介してSTART信号が2ビッ
トカウンタ902のCLR端子に、HSYNC信号が2
ビットカウンタ902のCLK端子に入力され、2ビッ
トカウンタ902のQ端子からYPHS信号が出力され
る。
【0059】903は2ビットカウンタで、HSYNC
信号が2ビットカウンタ903のCLR端子に、CLK
信号が2ビットカウンタ903のCLK端子に入力さ
れ、2ビットカウンタ903のQ端子からXPHS信号
が出力される。なお、カウンタ902,903から出力
されるYHP信号,XHP信号により図1に示した画像
処理回路部212は入力画像を4画素×4画素の画素ブ
ロック単位で処理することが可能となる。
【0060】〔画像メモリ部の構成〕以下、図2に示し
た画像メモリ309,アドレスコントローラ318,デ
ータコントローラ319で構成される画像メモリ部につ
いて説明する。
【0061】本実施形態に使用される画像メモリ309
はDRAMである。DRAMのアクセスは、ROWアド
レスとCOLUMNアドレス2つのアドレスとそれぞれ
のストローブ信号(RAS信号,CAS信号)、そして
イネーブル信号(WE信号)により制御される。
【0062】以下、図5〜図8を参照してアドレスコン
トローラ318の内部の構成及び動作を説明する。
【0063】図5,図6は、図2に示したアドレスコン
トローラ318の構成を説明するブロック図である。
【0064】図5,図6において、400〜411はバ
ッファで、後述するように各種信号が入力される。41
2〜416,421はフリップフロップ回路(F/F)
である。417はインバータである。422はANDゲ
ートである。418はADDECである。
【0065】423は主走査アドレス発生部(XCOU
NTER)で、画像メモリ309への画像データ書き込
み時に主走査方向アドレスを指定制御する書き込み主走
査アドレス制御部と、画像メモリ309からの画像情報
読み出し時に主走査方向アドレスを指定制御する読み出
し主走査アドレス制御部とを有している。424は副走
査アドレス発生部(YCOUNTER)である。425
はアドレスセレクト部(ADR_SEL)で、画像メモ
リ309に対する書込みアドレスまたは読出しアドレス
を発生する。426はメモリ制御信号発生部(RCCO
N)で、画像メモリ309に対する各種のタイミング信
号を生成する。
【0066】427,428はディレイで、RCCON
426から画像メモリ309に出力されるローアドレス
ストローブ信号とカラムアドレスストローブ信号の出力
タイミングを遅延させる。429〜436は出力バッフ
ァである。なお、F/F421の反転出力とF/F41
6の非反転出力とをアンドして、そのアンド結果信号を
カウンタ423,424に出力する。
【0067】アドレスコントローラ318は、主走査ア
ドレス発生部423,副走査アドレス発生部424,ア
ドレスセレクト部425,メモリ制御信号生成部426
に大きく分けられる。
【0068】なお、本実施形態における画像処理装置
は、400dpiの解像度で、主走査方向最大297m
m、副走査方向最大432mmの画像を画像メモリ30
9に記憶させておくことが可能である。したがって、主
走査アドレス発生部423,副走査アドレス発生部42
4はともにその大きさのメモリ空間にアクセスできるよ
うに13bitのアドレスカウンタになっている。
【0069】また、画像メモリ309に記憶できるデー
タ量は上記以外であっても本発明を適用できるのは言う
までもない。
【0070】以下、アドレスコントローラ318の動作
について説明する。区間信号生成部320からバッファ
407を通じて入力された主走査区間信号であるWLE
信号,RLE信号は、F/F413によって1クロック
分遅延し、主走査アドレス発生部423に入力される。
【0071】また、同様にバッファ406から入力され
た副走査区間信号であるWPE信号,MPE信号,CP
E信号,YPE信号の各信号はF/F412によって1
CLK分遅延し、副走査アドレス発生部424に入力さ
れる。これらの区間信号が「H」のとき、有効画像区間
であることを表す。
【0072】ADDEC418は、CPU321からバ
ッファ400,401,402,403,404,40
5を介し、ADR信号,DATA信号,XCS信号,R
D信号,WR信号,RST信号の各信号を受け取り、各
レジスタヘのライト/リードを行う。
【0073】主走査アドレス発生部423には、前記区
間信号のほかに、主走査の位相を表すXPHS信号、カ
ウンタの諸設定を行うWR0信号,WR4信号,WR6
信号,WRA信号,WRC信号が入力される。この主走
査アドレス発生部423からは、DRAMへの主走査ラ
イトアドレス(XAW信号)とDRAMからの主走査リ
ードアドレス(XAR信号)が出力される。
【0074】また、副走査アドレス発生部424から
は、副走査ライトアドレスと副走査リードアドレスであ
るYAW0信号,YAR1信号,YAR2信号,YAR
3信号,YAR4信号が出力され、ADR_SEL42
5に入力される。そして、ADR_SEL425によっ
て主走査,副走査の位相に合わせて後述する図7に示す
副走査アドレス発生部424内の5つのYカウンタ50
2〜506の切り替え制御を行い、4つのアドレス信号
A0〜A3として出力バッファ429〜432を介し
て、外部に出力される。なお、副走査アドレスコントロ
ーラ424の構成及び動作は後述する図7において説明
する。
【0075】一方、RCCON426では、DRAMの
アクセスに必要なWE信号,RAS信号,CAS信号
と、データコントローラのI/Oポートを制御するDI
R信号を生成する。
【0076】RCCON426で生成されたRAS信
号,CAS信号,WE信号の各信号は、デイレイライン
427,428及び出力バッファ433〜435を経由
して、図2に示した画像メモリ309に出力される。デ
ィレイライン427,428は、コントロールすべきメ
モリの特性に従って、データのアクセスがうまく行える
ようにタイミングの調整を行っている。また、DIR信
号は、出力バッファ436を経由してデータコントロー
ラ319に出力される。
【0077】このアドレスコントローラ318から出力
されたアドレス及びメモリ制御信号に従って、データコ
ントローラ319と画像メモリ309間で画像データの
受け渡しが行われる。データコントローラ319で、デ
ータ書き込み(データライト)とデータ読み出し(デー
タリード)の切り替えや、復号化に必要な画像データの
水増し処理、画像回転等の編集処理を行うときにデータ
アクセスの順番の制御などが行われた後、復号化器31
0に出力される。
【0078】図7は、図5に示した副走査カウンタ42
4の構成を説明するブロック図である。
【0079】図7において、500,501はCENB
_SELで、WRY12,WRY26の2つのレジスタ
に設定される値によって、カウンタ部502〜506の
イネーブル制御を行う。502はカウンタ部(Yカウン
タ)で、ライト用(書き込み用)のカウンタである。5
03〜506はカウンタ部(Yカウンタ)で、リード用
(M,C,Y,K各色のデータ読み出し用)のカウンタ
である。
【0080】上記のように、図5に示した副走査カウン
タ424は、ライト用(W),リード用(M,C,Y,
K)の5つのカウンタ部502,503,504,50
5,506等から構成されている。なお、上記カウンタ
部502〜506は以下の図8に示す構成を有してい
る。また、図7に示した5つのカウンタ部502,50
3,504,505,506の中のそれぞれのYカウン
タ出力が、YAW0信号,YAR1信号,YAR2信
号,YAR3信号,YAR4信号である。
【0081】図8は、図7に示したカウンタ部502〜
506の構成を説明するブロック図である。
【0082】図において、PE信号は副走査区間信号
で、図7に示した各カウンタ部502〜506に入力さ
れる。600はF/Fで、入力されるPE信号を6クロ
ック遅延してF/F603のCK端子とF/F604の
D端子に入力する。F/F603はF/F600からの
出力が「L」から「H」に変わるときに内部状態の反転
が入力される。なお、F/F603のPR端子には図2
に示したCPU321からポート信号であるPRSET
信号が入力されており、CPU321が任意にプリセッ
トすることができる。
【0083】F/F603からの出力信号は、2TO1
セレクタ605のセレクト信号に入力されている。2T
O1セレクタ605のA入力にはレジスタWR0、B入
力にはレジスタWR1がセットされていて13ビットカ
ウンタ(UDCT(W),カウンタ)607のロード値
WRに入力される。通常のコピー動作ではWR0,WR
1とも同じ値をセットするが、後述する背表紙モードで
動作するときにはWR0,WR1にそれぞれ異なる値を
セットする。
【0084】F/F604の反転出力とF/F600の
出力とをNANDゲート606を通し、13ビットカウ
ンタ607のLD信号に入力する。この回路により、区
間信号PEがイネーブル状態になった瞬間に13ビット
カウンタ607にロードがかかる。
【0085】また、13ビットカウンタ607のENB
信号には、主走査同期信号より生成されたHS信号をイ
ンバータ602で反転した信号とEN信号とを回路60
8でORした信号が入力される。13ビットカウンタ6
07はHSに同期したある主走査1区間でEN信号にし
たがった回数分カウント動作を行う。
【0086】WR3信号は、13ビットカウンタ607
のUPに入力されるカウンタのアップダウンの切り替え
制御信号であり、WR3信号が「L」のときはアップカ
ウントし、WR3信号が「H」のときはダウンする。
【0087】〔区間信号生成部の構成〕以下、図9を参
照して、図2に示した区間信号生成部320のMPE信
号からMPE1信号を生成する回路構成を説明する。
【0088】図9は、図2に示した区間信号生成部32
0の回路構成の一部を説明するブロック図であり、区間
信号生成部320が図3に示した各種の信号を所定のタ
イミングで発生させる回路に対応する。
【0089】図において、1101はフリップフロップ
回路(F/F)で、MPE信号,CPE信号,YPE信
号,KPE信号のいずれかが入力され、非反転出力がフ
リップフロップ回路1102に出力される。1103は
セレクタで、F/F1101の非反転出力とF/F11
02の反転出力が入力されるナンドゲート1104から
の出力が入力され、該入力に基づいてレジスタWR3に
格納される値の反転値またはWR4に格納される値のい
ずれかをイネーブル端子付きフリップフロップ1106
に出力する。
【0090】イネーブル端子付きフリップフロップ11
06のイネーブル端子には、F/F1101の非反転出
力とイネーブル端子付きフリップフロップ1111のR
C端子からの出力とが入力されるアンドゲート1105
の出力が入力され、イネーブル端子付きフリップフロッ
プ1106のLD端子には、イネーブル端子付きフリッ
プフロップ1106のRC端子の出力とナンドゲート1
104からの出力とが入力されるアンドゲート1107
の出力が入力される。
【0091】1109はコンパレータで、A端子にはレ
ジスタWR5の値が入力され、B端子にはイネーブル端
子付きフリップフロップ1106の出力が入力される。
1110はJK−フリップフロップで、J端子にはコン
パレータ1109の出力が入力され、K端子にはインバ
ータ1108を介したイネーブル端子付きフリップフロ
ップ1106のRC端子からの出力が入力され、CLR
端子にはナンドゲート1104の出力が入力される。
【0092】このJK−フリップフロップ1110の非
反転出力がMPE1信号、CPE1信号,YPE1信
号,KPE1信号となる。また、イネーブル端子付きフ
リップフロップ1111にはレジスタWR6に格納され
る値が入力され、LD端子には、ナンドゲート1104
の出力が入力される。なお、図中のCLK端子にはすべ
てHSYNC信号が入力される。
【0093】上記のように構成される回路において、F
/F1101のD端子にMPE信号,CPE信号,YP
E信号,KPE信号が入力される。F/F1101のQ
端子からの出力は、F/F1102のD端子及びナンド
ゲート1104,アンドゲート1105に入力される。
F/F1102の反転出力はナンドゲート1104に入
力される。
【0094】ナンドゲート1104からの出力は、セレ
クタ1103のセレクト端子,アンドゲート1107に
入力され、JKF/F1110のCLR端子,イネーブ
ル端子付きF/F1111のLD端子に反転入力され
る。セレクタ1103のA端子には、レジスタWR3、
B端子にはレジスタWR4の値が入力され、Y端子から
の出力はイネーブル端子付きF/F1106のD端子に
入力される。
【0095】イネーブル端子付きF/F1106のRC
端子からの出力はアンドゲート1107に入力され、ア
ンドゲート1107の出力はイネーブル端子付きF/F
1106のLD端子に反転入力される。また、イネーブ
ル端子付きF/F1106のRC端子からの出力は、イ
ンバータ1108を介してJKF/F1110のK端子
と、イネーブル端子付きF/F1111のEN端子に入
力される。
【0096】イネーブル端子付きF/F1106のQ端
子からの出力は、セレクタ1109のB端子に入力され
る。また、セレクタ1109のA端子には、レジスタW
R5の値が入力されている。A=Bとなった場合のセレ
クタ1109からの出力は、JKF/F1110のJ端
子に入力され、JKF/F1106のQ端子からMPE
1信号,CPE1信号,YPE1信号,KPE1信号が
出力される。
【0097】以上により、プリンタ部から送られてくる
MPE信号,CPE信号,YPE信号,KPE信号を内
部遅延分だけ送らせたMPE1信号,CPE1信号,Y
PE1信号,KPE1信号が生成される。
【0098】〔区間信号生成部で生成される信号〕図1
0は、図2に示した区間信号生成部320により生成さ
れるリード区間信号(MPE1信号,CPE1信号,Y
PE1信号,KPE1信号)を説明するタイミングチャ
ートであり、図3と同一のものには同一の符号を付して
ある。
【0099】図において、MPE信号,CPE信号,Y
PE信号,KPE信号はプリンタ部から送られてくる副
走査区間信号で、用紙サイズの長さ分(Tl)だけ
「H」となっている。
【0100】MPE1信号,CPE1信号,YPE1信
号,KPE1信号は区間信号生成部320の図9に示し
た回路により出力される信号である。MPE1信号,C
PE1信号,YPE1信号,KPE1信号は内部遅延T
d分ディレイして、「H」に立ち上がり、原稿サイズの
長さTl分「H」の状態を保持する。
【0101】〔操作パネルの構成〕図11は、図1に示
した操作部237の構成を説明する平面図である。
【0102】図において、121はスタートキーで、画
像読み取り(複写動作を含む)を開始させるとき等に押
下するキーである。122はストップキーで、実行され
ている複写動作を中止する時等に押下するキーである。
123は置数キーで、複写枚数等の数値を入力する際に
使用するキーである。
【0103】124はモード設定キーで、画像処理モー
ドを選択する際に押下するキーである。124aは表紙
モードキーで、表紙モードで画像形成する際に押下する
キーである。125は表示部で、タッチキーを有し、画
像処理装置の動作状態や設定状態を表示し、また後述す
る図12〜図16に示す画面を表示する。なお、本実施
形態において表示部125はタッチキーを有する液晶デ
ィスプレイで構成されているものとする。
【0104】以下、図12〜図16を参照して図11に
示した表紙モードキー124aが押下されたときに表示
部125に表示される設定画面を説明する。
【0105】図12は、図11に示した表示部125に
表示される用紙給紙段選択画面を説明する図である。
【0106】図において、1100は表紙用紙給紙段選
択画面である。131は給紙段選択キーで、「A4」,
「A4」,「A3」,「A4(OHPシート等の光透過
性シート)」,「手差し」キー等から構成される。な
お、これらキーにタッチすることで選択される。132
はOKキーで、給紙段の選択が終了した際に押下するキ
ーで、このキーを押下すると、タッチパネルの表示は後
述する図13に示す背表紙幅入力画面1200に遷移す
る。なお、ここでは給紙段は「A4」が選択されたとす
る。
【0107】2001は状況表示ボックスで、画像処理
装置の状況を表示するボックスであり、動作状況,エラ
ー状況,コピー倍率,選択された用紙サイズ,印刷枚数
等が表示される。2002は等倍キーで、等倍率で読み
込んだ原稿を複写する場合に押下する。
【0108】2003は縮小キーで、縮小して複写する
場合に押下する。2004は拡大キーで、拡大して複写
する場合に押下する。2005はズームキーで、原稿を
任意の倍率で拡大/縮小して複写する場合に押下する。
2006は用紙選択キーで、印刷する用紙を選択する際
に押下する。
【0109】2007は濃度選択キーであり、キー20
07aを押下する毎に低濃度で印刷する設定となり、キ
ー2007cを押下する毎に高濃度で印刷する設定とな
り、キー2007bを押下すると自動濃度設定を行う。
2008は文字印刷写真選択キーで、このキーを押下し
て、読み取る原稿画像がテキスト等の文章か写真等の画
像かを選択することにより、その原稿に適した処理モー
ドで印刷を行う。
【0110】2100はヘルプキーで、操作手順などが
わからないときに押下すると、操作手順,操作方法等が
表示される。2200はACS(オートカラーセレク
ト)キーで、このキーを押下すると、原稿を自動判別し
て印刷モードをフルカラー印刷あるいはモノクロ印刷の
いずれかに自動的に設定する。2300はフルカラーキ
ーで、フルカラー印刷を行う場合に押下するキーであ
る。2400はブラックキーで、モノクロ印刷する場合
に押下するキーである。
【0111】2500は原稿検知キーで、原稿台201
に載置される原稿のサイズを検知させる場合や、図示し
ない原稿給送装置に置かれる原稿を検知させる場合に、
押下するキーである。2600はセンタ移動キーで、原
稿台201に載置される原稿を給紙される用紙の中心に
印刷する際に押下するキーである。
【0112】図13は、図11に示した表示部125に
表示される背表紙幅入力画面を説明する図である。
【0113】図において、1200は背表紙幅入力画面
である。141は背表紙幅入力キーで、マイナスキー
「−」を押下することにより、背表紙幅表示欄142に
表示される背表紙幅が所定単位量(例えばmm単位)減
少し、プラスキー「+」を押下することにより、背表紙
幅表示欄142に表示される背表紙幅が所定単位量増加
する。なお、背表紙幅表示欄142には、デフォルトで
図2に示したROM322あるいは不図示の不揮発性メ
モリ等に記憶される初期値(例えば10mm)が表示さ
れる。また、この初期値は操作部237から自在に設定
可能に構成してもよい。143はOKキーで、背表紙幅
の入力が終了した際に押下するキーである。
【0114】図14は、図11に示した表示部125に
表示される背表紙モードスタンバイ画面を説明する図で
ある。
【0115】図において、1300は背表紙モードスタ
ンバイ画面である。151はモード表示欄で、背表紙モ
ードが設定されていることが表示されている。
【0116】図15は、図11に示した表示部125に
表示される表表紙原稿読み取り画面を説明する図であ
る。
【0117】図において、1400は表表紙原稿読み取
り画面である。161は読込キーで、原稿台201に原
稿を載置した後に押下するキーであり、表表紙の画像読
取りを開始する。なお、状況表示ボックス2001内に
は、現在の動作状況である「表表紙読込」が表示されて
いる。
【0118】図16は、図11に示した表示部125に
表示される裏表紙原稿読み取り画面を説明する図であ
る。
【0119】図において、1500は裏表紙原稿読み取
り画面である。171は読込キーで、原稿台201に原
稿を載置した後に押下するキーであり、裏表紙の画像読
取りを開始する。なお、状況表示ボックス2001内に
は、現在の動作状況である「裏表紙読込」が表示されて
いる。
【0120】〔出力結果〕以下、図17を参照して、本
発明に係る画像処理装置における表紙原稿画像処理動作
について説明する。
【0121】図17は、本実施形態に係る画像処理装置
における出力結果の一例を説明する図である。
【0122】図17の(a)において、1601は表表
紙原稿で、作成する表紙の表表紙に形成する画像の原稿
であり、サイズはlh×lvである。1602は裏表紙
原稿で、作成する表紙の裏表紙に形成する画像の原稿で
あり、サイズはlh×lvである。
【0123】図17の(b)において、1600は表紙
で、サイズはLh×Lvである。1603は表表紙部
で、表表紙原稿1601を読み取って、後述する図18
に示すフローチャートに基づいて変倍処理した画像が形
成されている。1604は裏表紙部で、裏表紙原稿16
02を読み取って、後述する図18に示すフローチャー
トに基づいて変倍処理した画像が形成されている。16
05は背表紙部で、指定された幅dで表表紙部1603
と裏表紙部1604とを分離している。
【0124】〔背表紙モードの動作〕以下、図18のフ
ローチャートを参照して、本実施形態における背表紙モ
ードの処理動作を説明する。
【0125】図18は、本発明に係る画像処理装置にお
ける第1のデータ処理手順の一例を説明するフローチャ
ートであり、図2に示したROM322に格納される制
御プログラムに基づいてCPU321により実行される
処理に対応する。なお、(1)〜(15)は各ステップ
を示す。
【0126】なお、ここでは、一例として図17に示し
たサイズlh×lvの表表紙原稿1601と裏表紙原稿
1602とをサイズLh×Lvの用紙に背表紙幅dの間
隔を空けて表紙を作成する場合について説明する。ま
た、本処理は、フィーダから表紙原稿を給送して表紙原
稿処理を行う場合と、表紙原稿をフィーダにセットしな
いで、表紙原稿を原稿台に載置して表紙原稿処理を行う
場合とに対応するので、ステップ(4)〜(7)とステ
ップ(11)〜(14)とは同じ処理となっている。
【0127】まず、操作者は図11に示す操作部125
からコピーモードの設定を行う。すなわち、モード設定
キー124の表紙モードキー124aが押下されて背表
紙モードが選択されると、表示部125は図12に示し
た表紙用紙給紙段選択画面1100に遷移して、給紙段
選択キー131に表示される用紙給紙段候補から用紙給
紙段の指定を行う(1)。
【0128】次に、用紙給紙段選択画面1100のOK
キー132を押下すると、表示部125は図13に示し
た背表紙幅入力画面1200に遷移して、使用者からの
背表紙幅の設定入力を受け付ける(2)。なお、背表紙
幅は、背表紙幅入力キー141の「+」,「−」キーを
押下することで指定することができる。
【0129】次に、図示しないフィーダ(原稿給送装
置)に表表紙、裏表紙になる原稿の少なくとも2枚以上
セットされているかどうかを判断し(3)、フィーダに
原稿がセットされていると判断した場合、すなわち表表
紙,裏表紙になる原稿の少なくとも2枚以上の原稿がフ
ィーダにセットされて、フィーダから原稿画像を読み込
む場合は、ステップ(8)に進み、フィーダに原稿がセ
ットされていないと判断した場合は、原稿台から原稿を
読み込むと判断し、ステップ(4)に進む。
【0130】このように、本実施形態では操作者は表表
紙、裏表紙を図示しないフィーダを利用して読み込むか
原稿台201に直接載置して読み込むかを選択すること
が可能である。なお、本実施形態では、表表紙、裏表紙
になる原稿の少なくとも2枚以上フィーダ(RDF)に
セットすることによりフィーダから原稿を読み込む場合
を説明しているが、1枚の原稿がフィーダにセットされ
ている場合であっても、フィーダを用いて原稿を順次読
み取るように構成してもよい。
【0131】それから、ステップ(4)において、表示
部125に図15に示した表表紙原稿読み取り画面14
00を表示し、使用者が表表紙原稿を原稿台201に載
置して図15に示した読込キー161を押下すると、原
稿を走査して表表紙原稿のサイズを検出する。そして、
図2に示したCPU321はライトスタートアドレスス
タート値をアドレスコントローラ318内部のライトア
ドレスカウンタ(カウンタ部)502のレジスタWR
0,WR1(書込みアドレスを決定するためのレジス
タ)にセットする。
【0132】なお、本実施形態では図2に示した画像メ
モリ309の画像データの入出力は4×4画素単位で行
われる。表表紙のライトスタートアドレスWR0は、
「0000h」がセットされ、また、裏表紙のライトス
タートアドレス値は、Lh/2+dh/2に相当する画
素の1/4に相当する値がレジスタWR1にセットされ
る。同様に、リードアドレスカウンタ(カウンタ部)5
03,504,505,506のレジスタWR0,1に
は画像メモリの先頭番地である「0000h」がセット
される。
【0133】次に、ステップ(2)で設定された表紙用
紙給紙段に格納される用紙のサイズと背表紙幅と、ステ
ップ(4)で検知された原稿サイズとから各表紙部に画
像欠落なく画像出力するための変倍率をCPU321が
算出する(5)。
【0134】なお、ステップ(5)において、副走査方
向の変倍率は表紙用紙の副走査方向長さと表紙用原稿サ
イズの副走査方向長さから「(Lh−d)/(2×l
h)×100(%)」と計算され、主走査方向の変倍率
は表紙用紙の主走査方向長さと原稿サイズの主走査方向
長さから「Lv/1v×100(%)」となり、主走査
と副走査の変倍率を比較して大きな方を変倍率として用
いる。
【0135】次に、ステップ(6)において、アドレス
の設定と変倍率の計算が行われると再度表表紙原稿をス
テップ(5)で計算された変倍率で走査して表表紙原稿
を読み込む。走査前にはアドレスコントローラ318
に、CPU321からアドレスコントローラ318内部
の図8に示したF/F603に「L」レベルの信号が送
られてきて、F/F603をプリセットしておく。
【0136】このプリセットすることによってF/F6
03の出力は「L」となり、表表紙原稿が読み取られ
て、書き込みの副走査区間信号WPEが「H」になった
瞬間に、カウンタ(アドレスカウンタ)607にはWR
0の値がロードされ、表表紙原稿が画像メモリ309の
所定位置に書き込まれる。
【0137】次に、ステップ(7)において、ステップ
(6)で表表紙原稿の読み取りが終了すると、図11に
示した表示部125は図16に示した裏表紙原稿読み取
り画面に遷移する。操作者は裏表紙原稿を原稿台201
に載置し図16に示した読込キー171を押下すると、
ステップ(5)で算出した変倍率で裏表紙原稿を走査す
ることにより裏表紙原稿の画像の読み込みが開始され、
F/F603が「H」になった瞬間、カウンタ607に
はレジスタWR1に設定された値がロードされる。こう
して裏表紙原稿は画像メモリの所定位置に書き込まれ
る。
【0138】次に、表示部125に図14に示した背表
紙モードスタンバイ画面1300を表示して、背表紙モ
ードが設定されスタートスタンバイ状態となり(8)、
図11に示したスタートキー121が押下されると
(9)、図示しないフィーダに原稿がセットされている
かどうか判定し(10)、フィーダに原稿がセットされ
ていないと判定した場合は、ステップ(15)に進む。
【0139】一方、ステップ(10)において、フィー
ダに原稿がセットされていると判断した場合は、上述し
たステップ(4)〜(7)と同様の手順で、フィーダを
駆動させて表表紙原稿を原稿台201に搬送し、表表紙
原稿のサイズを検知し、ステップ(2)で設定された表
紙用紙給紙段に格納される用紙のサイズと背表紙幅と、
ステップ(11)で検知された原稿サイズとから各表紙
部の画像の変倍率を算出し(12)、該算出した変倍率
で表表紙原稿を走査することにより、表表紙原稿の画像
を読み込み(13)、フィーダを駆動させて表表紙原稿
を原稿台201から排紙させるとともに裏表紙原稿を原
稿台201に搬送し、ステップ(12)で算出した変倍
率で裏表紙原稿を走査することにより、裏表紙原稿の画
像を読み込む(14)。このように図示しないフィーダ
に原稿が置かれている場合は、スタートキー121が押
下されると上記手順で表表紙、裏表紙が画像メモリ30
9に格納される。
【0140】次に、原稿の読み取りが終了すると、ステ
ップ(15)において、図2に示したCPU321でプ
リンタ部に出力するためのリード区間信号の設定が行わ
れる。なお、プリンタ部から送られてくる各色の副走査
区間信号は、用紙サイズの長さだけ「H」になる信号で
ある。
【0141】図10に示した区間信号であるMPE信
号,CPE信号,YPE信号,LPE信号は、プリンタ
部から送られてくる副走査区間信号で、用紙サイズの長
さ分だけ「H」となっている。区間信号生成部320の
図9に示した回路でMPE1信号,CPE1信号,YP
E1信号,KPE1信号が出力される。PE1はPEの
立ち上がりより内部遅延分Tdだけディレイして「H」
に立ち上がり、原稿サイズの長さ分「H」の状態を保持
する。
【0142】区間信号の設定が終了すると、CPU32
1は、プリンタ部へ印字可能状態になったことを知ら
せ、記録紙への印刷を開始し、図17の(b)に示した
表紙1600を生成し、印刷が終了すると処理を終了す
る。
【0143】以上のような制御を行うことにより、画像
メモリ309内に格納された画像を出力し、表表紙と裏
表紙とが指定された幅の背表紙部により分離された表紙
を作成する。
【0144】以上説明したとおり、本実施形態によれ
ば、読み込んだ2枚の画像を操作者が指定した幅を空け
て用紙に出力する際に、画像が欠けたり余白が生じない
最適な変倍率を自動で計算して原稿を読み込むことで迅
速かつ正確に背表紙(綴じ)部分をもった表紙用紙を作
成することができる。
【0145】なお、本実施形態において、算出される主
走査と副走査の変倍率を比較して大きな方を変倍率とし
て用いることにより、意図しない余白が生成されない表
紙を作成することができる場合を説明しているが、小さ
な方を変倍率として用いることにより、原稿画像が欠落
することなく表紙に印刷できる場合も本発明を適用でき
るのはいうまでもない。さらに、算出される主走査方向
と副走査方向の変倍率が異なっている場合に、該算出さ
れる変倍率に基づいて読み込んだ表紙画像を主走査方向
と副走査方向とで異なった変倍率で変倍して画像を表紙
部に印刷することにより、意図しない余白も生成されず
原稿画像が欠落することなく表紙に印刷できる場合も本
発明を適用できるのはいうまでもない。
【0146】したがって、本実施形態では背表紙部を有
する表紙を簡単に作成するために、表紙となる用紙サイ
ズと背表紙幅から表表紙画像と裏表紙画像とが欠けて表
紙が形成されたり、表紙に必要以上の余白が出来ないよ
うな変倍率を自動で計算して、その変倍率で画像を読み
込んで用紙に記録することで表紙を作成することができ
る。
【0147】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
指定される用紙サイズと指定される背表紙幅と検知され
る原稿サイズに基づいて原稿画像の変倍率を算出し、該
算出結果により読み取った原稿画像を表裏表紙部の大き
さに適合するように変倍して用紙に出力することにより
読み込まれる表紙画像が欠落することのない表紙を作成
する場合を説明したが、指定される背表紙幅と検知され
る原稿サイズに基づいて大きさが決定される表紙を作成
する際に、画像を欠落させることなく表紙を印刷可能な
最小の用紙が格納される用紙カセットを自動選択し、該
選択された用紙カセットから給送される用紙に表紙を印
刷するように構成してもよい。以下、その実施形態につ
いて説明する。
【0148】なお、本実施形態で説明する画像処理装置
は第1実施形態で示した画像処理装置と同様のものであ
り、図1〜図16に示した構成,制御構成を有してお
り、図1〜図16で説明する各種信号で制御し、操作画
面を操作部で表示可能である。
【0149】以下、図19を参照して、本実施形態の画
像処理装置において、読み取る原稿画像及び指定される
背表紙幅と形成される画像の関係を説明する。
【0150】図19は、本実施形態に係る画像処理装置
における出力結果の一例を説明する図であり、図17と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0151】図において、1801は表表紙部で、サイ
ズがlh×lvの大きさの表表紙原稿が例えば等倍で印
刷されている。1802は裏表紙部で、サイズがlh×
lvの大きさの裏表紙原稿が例えば等倍で印刷されてい
る。1803は背表紙部で、指定された間隔dで表表紙
部1801と裏表紙部1802とを分離している。
【0152】このように、作成する表紙の横の長さは2
×lh+d、縦の長さはlvとなる。本実施形態の画像
処理装置では、この表紙が欠落することなく印刷可能な
最小の用紙Sが格納されている用紙カセットを自動的に
選択して、該選択された用紙カセットから搬送される用
紙に表紙を印刷することができる。
【0153】〔背表紙モードの動作〕以下、図20のフ
ローチャートを参照して、本実施形態における背表紙モ
ードの処理工程を説明する。
【0154】図20は、本発明に係る画像処理装置にお
ける第2のデータ処理手順の一例を説明するフローチャ
ートであり、図2に示したROM322に格納される制
御プログラムに基づいてCPU321により実行される
処理に対応する。なお、(1)〜(20)は各ステップ
を示す。
【0155】なお、ここでは、一例として図19に示し
たサイズlh×lvの表表紙原稿1801と裏表紙原稿
1802と等倍で背表紙部1803の間隔dだけ空けて
表紙を生成する場合について説明する。
【0156】まず、操作者は図11に示す操作部125
からコピーモードの設定を行う。すなわち、モード設定
キー124の表紙モードキー124aが押下されて背表
紙モードが選択されると、表示部125は図13に示し
た背表紙幅入力画面1200に遷移する。この画面では
背表紙幅入力キー141の「+」,「−」キーを押下し
て、表紙の背表紙部分の幅(所望幅)を指定する
(1)。
【0157】次に、ステップ(2)において、図示しな
いフィーダに表表紙,裏表紙となる原稿の少なくとも2
枚以上セットされているかどうかを判断し(3)、フィ
ーダに原稿がセットされていると判断した場合、すなわ
ち表表紙,裏表紙になる原稿の少なくとも2枚以上の原
稿がフィーダにセットされて、フィーダから原稿画像を
読み込む場合は、ステップ(9)に進み、フィーダに原
稿がセットされていないと判断した場合は、原稿台から
原稿を読み込むと判断し、ステップ(4)に進む。
【0158】なお、本実施形態において、操作者は表表
紙,裏表紙を図示しないフィーダを利用して読み込むか
原稿台201に直接載置して読み込むかを選択すること
が可能である。なお、本実施形態では、表表紙、裏表紙
になる原稿の少なくとも2枚以上フィーダにセットする
ことによりフィーダから原稿を読み込む場合を説明して
いるが、1枚の原稿がフィーダにセットされている場合
であっても、フィーダを用いて原稿を読み取るように構
成してもよい。
【0159】それから、ステップ(4)において、表示
部125に図15に示した表表紙原稿読み取り画面14
00を表示し、使用者が表表紙原稿を原稿台201に載
置して図15に示した読込キー161を押下すると、原
稿をサイズを検知するためのスキャンを行い、主走査の
原稿サイズlv,副走査の原稿サイズlhが計算され
る。そして図2に示したCPU321はライトスタート
アドレススタート値をアドレスコントローラ318内部
のライトアドレスカウンタ(カウンタ部)502のレジ
スタWR0,WR1にセットして、原稿台201に載置
される表表紙原稿を読み込み(5)、表表紙画像を図2
に示した画像メモリ309に書きこむ(6)。
【0160】なお、ステップ(5),(6)において、
本実施形態では図2に示した画像メモリ309の画像デ
ータの入出力は4×4画素単位で行われる。表表紙のラ
イトスタートアドレスはレジスタWR0は「0000
h」がセットされ、同様に、リードアドレスカウンタ
(カウンタ部)503,504,505,506のレジ
スタWR0,1には画像メモリの先頭番地である000
0hがセットされる。
【0161】また、走査前にはアドレスコントローラ3
18に、CPU321からアドレスコントローラ318
内部の図8に示したF/F603に「L」レベルの信号
が送られてきて、F/F603をプリセットしておく。
プリセットすることによってF/F603の出力は
「L」となり、再度原稿が読み取られると書き込みの副
走査区間信号WPEが「H」になった瞬間に、カウンタ
(アドレスカウンタ)607にはWR0の値がロードさ
れ、表表紙原稿が画像メモリ309の所定位置に書き込
まれる。
【0162】次に、ステップ(7)において、ステップ
(6)で表表紙原稿の読み取りが終了すると、図11に
示した表示部125は図16に示した裏表紙原稿読み取
り画面1500に遷移する。操作者は裏表紙原稿を原稿
台201に載置し、図16に示した読込キー171を押
下すると、原稿サイズ検知走査が行われ、主走査の原稿
サイズlv,副走査の原稿サイズlhが計算される。そ
して、裏表紙のライトスタートアドレス値が、lh+d
に相当する画素の1/4に相当する値がWR1にセット
される。
【0163】次に、ステップ(8)において、再度画像
が読み込まれるとF/F603が「H」になった瞬間に
カウンタ607にはWR1の値がロードされ裏表紙の画
像が画像メモリ309の所定位置に書き込まれる。
【0164】次に、表示部125に図14に示した背表
紙モードスタンバイ画面1300を表示して、背表紙モ
ードが設定されスタートスタンバイ状態となり(9)、
図11に示したスタートキー121が押下されると(1
0)、図示しないフィーダに原稿がセットされているか
どうか判定し(11)、フィーダに原稿がセットされて
いないと判定した場合は、ステップ(15)に進む。
【0165】一方、ステップ(11)において、フィー
ダに原稿がセットされていると判断した場合は、上述し
たステップ(4)〜(8)と同様の手順で、フィーダを
駆動させて表表紙原稿を原稿台201に搬送し、表表紙
原稿のサイズを検知し(12)、表表紙原稿を走査する
ことにより、表表紙原稿の画像を読み込み画像メモリ3
09に格納し(13)、フィーダを駆動させて表表紙原
稿を原稿台201から排紙させるとともに裏表紙原稿を
原稿台201に搬送し、裏表紙原稿を走査することによ
り、裏表紙原稿のサイズを検知すると共に画像を読み込
み画像メモリ309に格納する(14)。このように図
示しないフィーダに原稿が置かれている場合は、スター
トキー121が押下されると上記手順で表表紙、裏表紙
が画像メモリ309に格納される。
【0166】次に、原稿の読み取りが終了すると表紙と
なる画像を出力するための最適な用紙サイズの計算をC
PU321が行う(15)。この計算の結果、表紙用紙
サイズとして副走査サイズ(2×lh+d),主走査サ
イズlvが必要であることがわかり、用紙カセット22
9,230及び手差しトレイ232に挿入されている用
紙サイズとステップ(15)において計算された必要と
なる用紙サイズとの比較を行い、副走査サイズ(2×l
h+d),主走査サイズlvをそれぞれ越える(以上で
も良い)最も小さい用紙を最適サイズの用紙と決定す
る。
【0167】次に、決定された最適サイズの用紙が図1
に示した用紙カセット229,230に格納されるかあ
るいは手差しトレイ232に載置されているかを判断し
(16)、最適用紙サイズがあると判断した場合は、ス
テップ(19)に進み、またいずれの用紙サイズも表紙
用紙として適さない場合は、「最適サイズを補給してく
ださい」のメッセージが操作部237の表示部125に
表示されるとともに、警告を発し用紙の補給をユーザに
促し(17)、最適サイズの用紙が補給されたかどうか
を判断し(18)、最適サイズの用紙が補給されるまで
待ってステップ(19)に進む。
【0168】次に、最適用紙サイズが決まると、最適サ
イズの用紙が格納される用紙カセット229,230,
手差しトレイ232いずれかから用紙が給紙され(1
9)、ステップ(20)において、CPU321でプリ
ンタ部に出力するためのリード区間信号の設定が行われ
る。なお、プリンタ部から送られてくる各色の副走査区
間信号は、用紙サイズの長さだけ「H」になる信号であ
る。
【0169】図10に示した区間信号生成部320によ
って生成される区間信号であるMPE信号,CPE信
号,YPE信号,KPE信号は、プリンタ部から送られ
てくる副走査区間信号で、用紙サイズの長さ分だけ
「H」となっている。区間信号生成部320の図9に示
した回路でMPE1信号,CPE1信号,YPE1信
号,KPE1信号が出力される。PE1はPEの立ち上
がりより内部遅延分Tdだけディレイして「H」に立ち
上がり、原稿サイズの長さ分「H」の状態を保持する。
区間信号の設定が終了すると、図2に示したCPU32
1は、プリンタ部に印字可能状態になったことを知ら
せ、記録紙への印刷を開始する。ステップ(20)にお
いて以上のような制御を行うことにより、画像メモリ3
09内に格納された画像を出力し背表紙を作成し、処理
を終了する。
【0170】以下、一例を用いて上述した処理を説明す
る。例えば用紙カセット229,230にA4,A3サ
イズの2種類の用紙が格納されている本体装置1000
において、サイズがA4より大きくB4より小さい表紙
を出力する場合に、用紙カセット299,230に格納
される用紙のうち、表紙を出力できる最小の用紙サイズ
はA3であるので、最適用紙サイズは「A3」である。
したがって、A3サイズの用紙が格納される用紙カセッ
トから用紙を給紙し、表紙を出力する。なお、表紙サイ
ズ以上の用紙が用紙カセット299,230に格納され
ていない場合(例えばA3サイズの用紙が空になってい
た場合もしくは元々表紙サイズより大きいサイズの用紙
が用紙カセット299,230に格納されていなかった
場合等)は、操作部で警告を発してユーザにB4サイズ
用紙の補給を促す。
【0171】このように、本実施形態によれば、表紙用
紙を作成するために読み込んだ2枚の画像を操作者が指
定した幅を空けて用紙に出力する際に、表紙に記録する
原稿のサイズと背表紙部分の幅から画像が欠落しない最
適な用紙サイズを計算して、用紙給紙段から自動給紙す
ることで迅速かつ正確に背表紙(綴じ)部分を作成する
ことができ、表紙作成を簡単に行うことができる。
【0172】なお、本実施形態において、読み取った原
稿画像を等倍で表紙に印刷する場合を説明しているが、
読み取った原稿画像を所定のあるいは指定された倍率で
変倍し、該変倍された画像の大きさと指定された背表紙
の幅とに基づいた大きさの表紙を作成する場合にも本発
明を適用できる。
【0173】さらに、上記各実施形態において、フィー
ダを用いて原稿画像を読み込む場合に、2枚以上の原稿
画像を読み込む場合を説明しているが、1枚の原稿の両
面を読み取って表表紙及び裏表紙に印刷するように構成
してもよい。
【0174】また、上記各実施形態において、原稿画像
をリーダ部から読み取る場合を説明しているが、図示し
ないネットワーク等の通信媒体を介して接続されるホス
トコンピュータ,ネットワークスキャナ等の情報処理装
置及び画像処理装置から送信される画像データ等のデー
タに上記のような処理を施して表紙を作成するように構
成してもよい。
【0175】また、上記各実施形態において、デジタル
カラー複写機を一例に上げて説明しているが、モノクロ
複写機,アナログ複写機,電子写真装置,プリンタ装置
等であっても本発明を適用できる。
【0176】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
て実行することによっても、本発明の目的が達成される
ことは言うまでもない。
【0177】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0178】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0179】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0180】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0181】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適応できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0182】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0183】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る第1の
発明によれば、原稿画像を読み取る読み取り手段と、前
記読み取り手段により読み取られた画像情報に所定の処
理を施して記憶手段に展開する画像処理手段と、前記記
憶手段に記憶された画像情報を記録媒体上に形成する画
像形成手段とを有する画像処理装置であって、前記記録
媒体のサイズを設定する第1の設定手段と、前記読み取
り手段により読み取られる複数の原稿画像を前記記録媒
体の同一面上に隔離配置するための画像間隔を設定する
第2の設定手段と、前記読み取り手段により読み取られ
る原稿画像のサイズを検知する検知手段と、前記第1の
設定手段により設定される前記記録媒体のサイズと前記
第2の設定手段により設定される画像間隔と前記検知手
段により検知される原稿画像の大きさとに基づいて前記
原稿画像の変倍率を算出する算出手段と、前記算出手段
により算出された変倍率に基づいて前記読み取り手段を
制御する変倍処理制御手段とを有するので、画像間隔を
任意に変更した際に、ユーザはその画像間隔に合わせた
原稿を新たに用意することなく、同一サイズの用紙に複
数の原稿画像を欠けることなく隔離して形成できる。
【0184】第2の発明によれば、原稿画像を読み取る
読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取られた
画像情報に所定の処理を施して記憶手段に展開する画像
処理手段と、前記記憶手段に記憶された画像情報を記録
媒体上に形成する画像形成手段と、前記画像形成手段に
前記記録媒体を給紙する複数の給紙手段とを有する画像
処理装置であって、前記読み取り手段により読み取られ
る複数の画像情報を前記記録媒体の同一面上に隔離配置
するための画像間隔を設定する第2の設定手段と、前記
読み取り手段により読み取られる原稿画像のサイズを検
知する検知手段と、前記第2の設定手段により設定され
た前記画像間隔と前記検知手段により検知された原稿画
像のサイズとに基づいて前記第2の設定手段により設定
された画像間隔で配置される複数の画像情報を前記記録
媒体の同一面上に出力可能な記録媒体のサイズを算出す
る算出手段と、前記算出手段の算出結果に基づいて前記
複数の給紙手段のいずれかから前記画像形成手段に前記
記録媒体を搬送する制御手段とを有するので、隔離配置
された複数の原稿画像が形成できる最適サイズの用紙を
自動搬送でき、無駄なく確実に画像形成を実行すること
ができる。
【0185】第3の発明によれば、前記画像処理手段
は、前記算出手段により算出された変倍率に基づいて変
倍処理を行うので、読み込んだ原稿画像を変倍処理して
記憶することができる。
【0186】第4の発明によれば、前記画像処理手段
は、所定の処理が施された前記複数の画像情報を前記第
2の設定手段により設定された画像間隔に基づいて前記
記憶手段に隔離展開するので、メモリに記憶される画像
データの読み出し順序を制御することなく複数の画像を
隔離して形成することができる。
【0187】第5の発明によれば、前記制御手段は、前
記算出手段により算出されたサイズの記録媒体を前記給
紙手段のいずれかから前記画像形成手段に搬送制御する
ので、無駄なく画像を形成できる同一サイズの用紙を自
動搬送できる。
【0188】第6の発明によれば、前記制御手段は、前
記算出手段により算出されたサイズの記録媒体を前記複
数の給紙手段いずれかからも前記画像形成手段に給紙不
可能である場合に、前記算出手段により算出されたサイ
ズの記録媒体の補充指示を表示部に表示制御するので、
最適サイズの用紙の給紙指示をユーザに伝達することが
できる。
【0189】第7の発明によれば、前記画像処理手段
は、前記読み取られる画像情報を主走査方向に第1の所
定数の画素および副走査方向に第2の所定数の画素の画
素ブロック毎に分割し、該分割される各画素ブロック毎
に画像情報を符号化、復号化するので、入力される画像
情報を画素ブロック毎に分割して処理することができ
る。 第8の発明によれば、前記画像処理手段は、前記
記憶手段の主走査方向アドレスを指定制御する主走査ア
ドレス制御部と前記記憶手段の副走査方向アドレスを指
定制御する副走査アドレス制御部とを有するので、画像
メモリの主走査方向および副走査方向のアドレスを独立
して制御できる。
【0190】第9の発明によれば、前記主走査アドレス
制御部は、前記記憶手段への画像情報書き込み時に主走
査方向アドレスを指定制御する書き込み主走査アドレス
制御部と、前記記憶手段からの画像情報読み出し時に主
走査方向アドレスを指定制御する読み出し主走査アドレ
ス制御部とを有するので、読み込み時と書き込み時とに
おいてそれぞれ異なる制御により画像メモリに対する読
み書きができる。
【0191】第10の発明によれば、前記副走査アドレ
ス制御部は、前記記憶手段への画像情報書き込み時に副
走査方向アドレスを指定制御する書き込み副走査アドレ
ス制御部と、前記記憶手段からの画像情報読み出し時に
副走査方向アドレスを指定制御する複数の読み出し副走
査アドレス制御部とを有するので、読み出し時と書き込
み時においてそれぞれ異なる制御により画像メモリに対
する読み書きができる。
【0192】第11の発明によれば、前記画像形成手段
は、複数の画像形成部と前記複数の画像形成部に前記記
録媒体を順次搬送する搬送手段とを有するので、複数の
画像を連続して用紙に形成することができる。
【0193】第12の発明によれば、原稿画像を読み取
る読み取り部と、前記読み取り部により読み取られた画
像情報に所定の処理を施してメモリに展開する画像処理
部と、前記メモリに記憶される画像情報を記録媒体上に
形成する画像形成部とを有する画像処理装置の制御方法
であって、前記記録媒体のサイズを選択する選択工程
と、前記読み取り部により読み取られる複数の原稿画像
を前記記録媒体の同一面上に隔離配置するための画像間
隔を設定する設定工程と、前記原稿画像のサイズを検知
する検知工程と、前記選択工程により選択された前記記
録媒体のサイズと、前記設定工程により設定された画像
間隔と、前記検知工程により検知された原稿画像のサイ
ズとに基づいて前記画像情報の変倍率を算出する算出工
程と、前記算出工程により算出された変倍率に基づいて
複数の原稿画像を読み取り部により読み取り、前記設定
工程により設定された画像間隔に基づいて該読み取られ
た原稿画像を前記メモリに展開する展開工程と、前記メ
モリに展開された画像情報を前記画像形成部で記録媒体
上に形成する画像形成工程とを有するので、画像間隔を
任意に変更した際に、ユーザはその画像間隔に合わせた
原稿を新たに用意することなく、同一サイズの用紙に複
数の原稿画像を欠けることなく隔離して形成できる。
【0194】第13の発明によれば、原稿画像を読み取
る読み取り部と、前記読み取り部により読み取られた画
像情報を記憶するメモリと、前記メモリに記憶される画
像情報を記録媒体上に形成する画像形成部と、前記画像
形成部に前記記録媒体を給紙する複数の給紙部とを有す
る画像処理装置の制御方法であって、前記読み取り部に
より読み取られる複数の画像情報を前記記録媒体の同一
面上に隔離配置するための画像間隔を設定する設定工程
と、前記原稿画像のサイズを検知する検知工程と、複数
の原稿画像を読み取り部から読み取り、該読み取られた
原稿画像を前記メモリに展開する展開工程と、前記設定
工程により設定された画像間隔と前記検知工程により検
知された原稿画像のサイズに基づいて、前記設定工程に
より設定された画像間隔で配置される前記複数の画像情
報を同一記録媒体上に出力可能な最小の記録媒体のサイ
ズを算出する算出工程と、前記算出工程の算出結果に基
づいて、前記給紙部のいずれかから前記が像形成部に記
録媒体を給送する給紙工程とを有するので、隔離配置さ
れた複数の原稿画像が形成できる最適サイズの用紙を自
動搬送でき、無駄なく確実に画像形成を実行することが
できる。
【0195】したがって、背表紙幅を任意に変更しても
表紙に形成する原稿画像が欠けることなく形成できるよ
うに変倍率を自動算出し、該算出された変倍率で読み取
った画像を用紙に記録でき、また、原稿画像が欠けるこ
となく記録できる用紙の最適サイズを算出し、該最適サ
イズ用紙を格納する給紙カセットから自動給紙すること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の構
成を説明する断面図である。
【図2】図1に示した画像処理回路部の構成を説明する
ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態を示す画像処理装置における
制御信号を説明するタイミングチャートである。
【図4】図3に示したYPHS信号,XPHS信号を生
成する主走査カウンタ及び副走査カウンタの構成を説明
するブロック図である。
【図5】図2に示したアドレスコントローラの構成を説
明するブロック図である。
【図6】図2に示したアドレスコントローラの構成を説
明するブロック図である
【図7】図5に示した副走査カウンタの構成を説明する
ブロック図である。
【図8】図7に示したカウンタ部の構成を説明するブロ
ック図である。
【図9】図2に示した区間信号生成部の回路構成の一部
を説明するブロック図である。
【図10】図2に示した区間信号生成部により生成され
るリード区間信号を説明するタイミングチャートであ
る。
【図11】図1に示した操作部の構成を説明する平面図
である。
【図12】図11に示した表示部に表示される用紙給紙
段選択画面を説明する図である。
【図13】図11に示した表示部に表示される背表紙幅
入力画面を説明する図である。
【図14】図11に示した表示部に表示される背表紙モ
ードスタンバイ画面を説明する図である。
【図15】図11に示した表示部に表示される表表紙原
稿読み取り画面を説明する図である。
【図16】図11に示した表示部に表示される裏表紙原
稿読み取り画面を説明する図である。
【図17】本実施形態に係る画像処理装置における出力
結果の一例を説明する図である。
【図18】本発明に係る画像処理装置における第1のデ
ータ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図19】本実施形態に係る画像処理装置における出力
結果の一例を説明する図である。
【図20】本発明に係る画像処理装置における第2のデ
ータ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
309 画像メモリ 320 区間信号生成部 321 CPU 322 ROM 323 RAM

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る読み取り手段と、前
    記読み取り手段により読み取られた画像情報に所定の処
    理を施して記憶手段に展開する画像処理手段と、前記記
    憶手段に記憶された画像情報を記録媒体上に形成する画
    像形成手段とを有する画像処理装置であって、 前記記録媒体のサイズを設定する第1の設定手段と、 前記読み取り手段により読み取られる複数の原稿画像を
    前記記録媒体の同一面上に隔離配置するための画像間隔
    を設定する第2の設定手段と、 前記読み取り手段により読み取られる原稿画像のサイズ
    を検知する検知手段と、 前記第1の設定手段により設定される前記記録媒体のサ
    イズと、前記第2の設定手段により設定される画像間隔
    と、前記検知手段により検知される原稿画像のサイズと
    に基づいて前記原稿画像の変倍率を算出する算出手段
    と、 前記算出手段により算出された変倍率に基づいて前記読
    み取り手段を制御する変倍処理制御手段と、を有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像を読み取る読み取り手段と、前
    記読み取り手段により読み取られた画像情報に所定の処
    理を施して記憶手段に展開する画像処理手段と、前記記
    憶手段に記憶された画像情報を記録媒体上に形成する画
    像形成手段と、前記画像形成手段に前記記録媒体を給紙
    する複数の給紙手段とを有する画像処理装置であって、 前記読み取り手段により読み取られる複数の画像情報を
    前記記録媒体の同一面上に隔離配置するための画像間隔
    を設定する第2の設定手段と、 前記読み取り手段により読み取られる原稿画像のサイズ
    を検知する検知手段と、 前記第2の設定手段により設定された前記画像間隔と前
    記検知手段により検知された原稿画像のサイズとに基づ
    いて前記第2の設定手段により設定された画像間隔で配
    置される複数の画像情報を前記記録媒体の同一面上に出
    力可能な最適な記録媒体のサイズを算出する算出手段
    と、 前記算出手段の算出結果に基づいて前記複数の給紙手段
    のいずれかから前記画像形成手段に前記記録媒体を搬送
    する制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、前記算出手段によ
    り算出された変倍率に基づいて変倍処理を行うことを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、所定の処理が施さ
    れた前記複数の画像情報を前記第2の設定手段により設
    定された画像間隔に基づいて前記記憶手段に隔離展開す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記算出手段により算
    出されたサイズの記録媒体を前記給紙手段のいずれかか
    ら前記画像形成手段に搬送制御することを特徴とする請
    求項2記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記算出手段により算
    出されたサイズの記録媒体を前記複数の給紙手段のいず
    れかからも前記画像形成手段に給紙不可能である場合
    に、前記算出手段により算出されたサイズの記録媒体の
    補充指示を表示部に表示制御することを特徴とする請求
    項2記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理手段は、前記読み取られる
    画像情報を主走査方向に第1の所定数の画素および副走
    査方向に第2の所定数の画素の画素ブロック毎に分割
    し、該分割される各画素ブロック毎に画像情報を符号
    化,復号化することを特徴とする請求項1又は2記載の
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像処理手段は、前記記憶手段の主
    走査方向アドレスを指定制御する主走査アドレス制御部
    と前記記憶手段の副走査方向アドレスを指定制御する副
    走査アドレス制御部とを有することを特徴とする請求項
    1又は2記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記主走査アドレス制御部は、前記記憶
    手段への画像情報書き込み時に主走査方向アドレスを指
    定制御する書き込み主走査アドレス制御部と、前記記憶
    手段からの画像情報読み出し時に主走査方向アドレスを
    指定制御する読み出し主走査アドレス制御部とを有する
    ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記副走査アドレス制御部は、前記記
    憶手段への画像情報書き込み時に副走査方向アドレスを
    指定制御する書き込み副走査アドレス制御部と、前記記
    憶手段からの画像情報読み出し時に副走査方向アドレス
    を指定制御する複数の読み出し副走査アドレス制御部と
    を有することを特徴とする請求項6記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記画像形成手段は、複数の画像形成
    部と前記複数の画像形成部に前記記録媒体を順次搬送す
    る搬送手段とを有することを特徴とする請求項1又は2
    記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 原稿画像を読み取る読み取り部と、前
    記読み取り部により読み取られた画像情報に所定の処理
    を施してメモリに展開する画像処理部と、前記メモリに
    記憶される画像情報を記録媒体上に形成する画像形成部
    とを有する画像処理装置の制御方法であって、 前記記録媒体のサイズを選択する選択工程と、 前記読み取り部により読み取られる複数の原稿画像を前
    記記録媒体の同一面上に隔離配置するための画像間隔を
    設定する設定工程と、 前記原稿画像のサイズを検知する検知工程と、 前記選択工程により選択された前記記録媒体のサイズ
    と、前記設定工程により設定された画像間隔と前記検知
    工程により検知された原稿画像のサイズとに基づいて前
    記画像情報の変倍率を算出する算出工程と、 前記算出工程により算出された変倍率に基づいて複数の
    原稿画像を読み取り部により読み取り、前記設定工程に
    より設定された画像間隔に基づいて該読み取られた原稿
    画像を前記メモリに展開する展開工程と、 前記メモリに展開された画像情報を前記画像形成部で記
    録媒体上に形成する画像形成工程と、を有することを特
    徴とする画像処理装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 原稿画像を読み取る読み取り部と、前
    記読み取り部により読み取られた画像情報を記憶するメ
    モリと、前記メモリに記憶される画像情報を記録媒体上
    に形成する画像形成部と、前記画像形成部に前記記録媒
    体を給紙する複数の給紙部とを有する画像処理装置の制
    御方法であって、 前記読み取り部により読み取られる複数の画像情報を前
    記記録媒体の同一面上に隔離配置するための画像間隔を
    設定する設定工程と、 前記原稿画像のサイズを検知する検知工程と、 複数の原稿画像を読み取り部から読み取り、該読み取ら
    れた原稿画像を前記メモリに展開する展開工程と、 前記設定工程により設定された画像間隔と前記検知工程
    により検知された原稿画像のサイズに基づいて、前記設
    定工程により設定された画像間隔で配置される前記複数
    の画像情報を同一記録媒体上に出力可能な最適な記録媒
    体のサイズを算出する算出工程と、 前記算出工程の算出結果に基づいて、前記給紙部のいず
    れかから前記画像形成部に記録媒体を給送する給紙工程
    と、を有することを特徴とする画像処理装置の制御方
    法。
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