JP4618138B2 - 画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、および画像形成プログラムに関し、特に、印刷機能としてくるみ綴じ製本を指定した際、背表紙用画像をカバー用紙へ適切に印刷する技術に関する。
近年、印刷後の用紙に対して後処理を行う後処理装置が付設された、電子写真式複写機、複数の機能を有するMFP(Multi−Function Peripheral)等の画像形成装置を用いて、くるみ綴じ製本された印刷物を作ることが行われている。ここで、くるみ綴じ製本とは、オモテ表紙、ウラ表紙、および背表紙が一体となったカバーで、中身である本文をくるんで成形する方式の製本をいう。
かかる製本物を作る場合、製本物の表紙をどの様な仕上がりにするかは極めて重要である。特に、背表紙用画像をカバー用紙に印刷してくるみ綴じ製本を行う場合には、カバー用紙の所定位置に、この製本物の厚さ(背表紙幅)に応じた適正な、背表紙に印刷すべき背表紙用画像の印刷を行う必要がある。
ところが、背表紙用画像の印刷を行う際には、事前に背表紙の幅がわからないため、背表紙幅と背表紙用画像の大きさとが一致せず、背表紙用画像の印刷位置がずれるという問題があった。
そこで、従来、給紙トレイにセットされている用紙の厚さと枚数から背表紙幅を算出する画像処理装置が知られている(特許文献1参照)。しかし、この場合、給紙トレイにセットされる用紙の厚さが登録されていなければならない。さらに、紙質によっては紙厚の誤差が存在するため、正確な背表紙幅が算出できないといった問題もある。
また、製本物の厚さを計測し、かかる製本物の厚さに応じて、印刷される背表紙情報を処理する情報処理手段を備えた背表紙情報印刷装置が知られている(特許文献2参照)。しかし、この場合、計測された製本物の厚さ(背表紙幅)がユーザの望む背表紙用画像のサイズと一致するとは限らない。すなわち、ユーザは、背表紙幅よりも少し大きめに背表紙用画像を印刷したい場合がある。また、実際には本文の厚さが計測されるため、本文をくるむカバーの厚さが大きい場合には、折り曲げによって背表紙用画像が形成されるべき範囲がより広くなり、上記計測値が実際の背表紙幅と異なる結果になる虞があった。
一方、くるみ綴じ製本された製本物を確認用に1部作成し、作成された製本物において背表紙用画像がずれているか否かを確認して、印刷を続行するか、印刷を中止して背表紙用画像を作り直すかを選択する方法も考えられる。しかし、この場合、確認用に出力した本文自体には問題がないにもかかわらず、本文がカバーでくるみ綴じされているために、本文を処分しなければならないという不都合がある。しかも、背表紙用画像を作り直す手間が発生する。
特開2000−184154号公報 特開平10−151734号公報
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、くるみ綴じ製本が指定された際に、確認用に出力された本文を無駄にせずに、背表紙幅に合った最適な背表紙用画像の印刷を可能とする画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラムを提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)くるみ綴じ製本が可能な画像形成装置であって、印刷データを受信する受信手段と、受信された印刷データにくるみ綴じ製本が指定されている場合、くるみ綴じ製本用カバーによってくるまれる本文のための本文用画像を用紙に印刷して排出トレイに排紙する本文用画像印刷手段と、前記本文用画像が印刷された用紙が排紙された後、くるみ綴じ製本用カバーのうちの背表紙の幅についてのユーザによる入力を受け付ける受付手段と、入力された背表紙の幅に基づいて、印刷データに含まれ背表紙に印刷すべき背表紙用画像の印刷位置を決定する決定手段と、ユーザによる背表紙用画像の確認印刷の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定手段により決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷して排出トレイに排紙する確認印刷手段と、ユーザによる背表紙用画像の本番印刷の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定手段により決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷する本番印刷手段と、前記本文用画像印刷手段により排紙された用紙が給紙トレイに存在する場合、当該用紙を本番印刷手段により前記背表紙用画像が印刷されたくるみ綴じ製本用カバーでくるんで製本するくるみ綴じ製本手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
(2)前記受付手段はさらに、背表紙用画像の印刷領域の幅についてのユーザによる入力を受け付け、前記決定手段は、入力された背表紙の幅および背表紙用画像の印刷領域の幅に基づいて、背表紙用画像の印刷位置およびを決定することを特徴とする(1)に記載の画像形成装置。
(3)受信された印刷データに、カバーのうちのオモテ表紙に印刷すべきオモテ表紙用画像、またはカバーのうちのウラ表紙に印刷すべきウラ表紙用画像が含まれている場合、入力された背表紙の幅および背表紙用画像の印刷領域の幅に基づいて、オモテ表紙用画像またはウラ表紙用画像の印刷位置およびを決定する第2の決定手段、をさらに有することを特徴とする(2)に記載の画像形成装置。
(4)決定された背表紙用画像のに基づいて、印刷データに含まれる背表紙用画像のを変更する変更手段、をさらに有することを特徴とする(2)に記載の画像形成装置。
)印刷データを受信する受信ステップと、受信された印刷データにくるみ綴じ製本が指定されている場合、くるみ綴じ製本用カバーによってくるまれる本文のための本文用画像を用紙に印刷して排出トレイに排紙する本文用画像印刷ステップと、前記本文用画像が印刷された用紙が排紙された後、くるみ綴じ製本用カバーのうちの背表紙の幅についてのユーザによる入力を受け付ける受付ステップと、入力された背表紙の幅に基づいて、印刷データに含まれ背表紙に印刷すべき背表紙用画像の印刷位置を決定する決定ステップと、ユーザによる背表紙用画像の確認印刷の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定ステップで決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷して排出トレイに排紙する確認印刷ステップと、ユーザによるくるみ綴じ製本の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定ステップで決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷する本番印刷ステップと、前記本文用画像印刷ステップで排紙された用紙が給紙トレイに存在する場合、当該用紙を本番印刷ステップで前記背表紙用画像が印刷されたくるみ綴じ製本用カバーでくるんで製本するくるみ綴じ製本ステップ、を有することを特徴とする画像形成方法。
)印刷データを受信する受信手順と、受信された印刷データにくるみ綴じ製本が指定されている場合、くるみ綴じ製本用カバーによってくるまれる本文のための本文用画像を用紙に印刷して排出トレイに排紙する本文用画像印刷手順と、前記本文用画像が印刷された用紙が排紙された後、くるみ綴じ製本用カバーのうちの背表紙の幅についてのユーザによる入力を受け付ける受付手順と、入力された背表紙の幅に基づいて、印刷データに含まれ背表紙に印刷すべき背表紙用画像の印刷位置を決定する決定手順と、ユーザによる背表紙用画像の確認印刷の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定手順で決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷して排出トレイに排紙する確認印刷手順と、ユーザによるくるみ綴じ製本の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定手順で決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷する本番印刷手順と、前記本文用画像印刷手順で排紙された用紙が給紙トレイに存在する場合、当該用紙を本番印刷手順で前記背表紙用画像が印刷されたくるみ綴じ製本用カバーでくるんで製本するくるみ綴じ製本手順、を有することを特徴とする画像形成プログラム。
)上記()に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、くるみ綴じ製本が指定されている場合、本文用画像を用紙に印刷して、くるみ綴じ製本をせずに、ユーザに本文を確認する機会が与えられる。そして、確認された本文の情報に基づくユーザの背表紙幅についての入力により、入力された背表紙幅に合った画像を生成して、最適な背表紙用画像を印刷することが可能となる。
また、従来処分するしかなかった確認用に印刷した本文を、本番用の本文として再利用することが可能となり、用紙の無駄を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。
本実施形態にかかる画像処理システムは、印刷ジョブ送信装置としてのPC(パーソナルコンピュータ)1と、画像形成装置としてのMFP2とを備え、これらはネットワーク3を介して相互に通信可能に接続されている。なお、ネットワーク3に接続される機器の種類および台数は、図1に示す例に限定されない。また、PC1とMFP2とは、ネットワーク3を介することなく直接機器間で接続(ローカル接続)されていてもよい。
図2は、図1に示されるPCの構成を示すブロック図である。PCは、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスク14、ディスプレイ15、入力装置16、およびネットワークインタフェース17を備えており、これらは信号をやり取りするためのバス18を介して相互に接続されている。
CPU11は、プログラムにしたがって、上記各部の制御や各種の演算処理を行う。ROM12は、各種プログラムや各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラムやデータを記憶する。ハードディスク14は、オペレーティングシステムを含む各種プログラムや各種データを格納する。
このハードディスク14には、文書ファイルを作成するためのアプリケーションと、文書ファイルをMFP2が解釈可能な言語で記述されたプリントデータに変換するためのプリンタドライバとがインストールされている。ここで、プリンタドライバは、アプリケーション(文書作成ソフトウェア)で作成した文書ファイルの印刷指示、印刷すべき文書ファイルの印刷条件(製本方法、確認印刷機能、くるみ綴じ印刷時の背表紙用画像指定など)の指定を行う機能を有する。
ディスプレイ15は、各種の情報を表示する。入力装置16は、マウス等のポインティングデバイスやキーボードであり、各種の入力を行うために使用される。ネットワークインタフェース17は、ネットワーク3を介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格が用いられる。
図3は、図1に示されるMFP2の構成を示すブロック図である。MFP2は、CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、操作パネル部25、印刷装置26、ネットワークインタフェース27、印刷済み用紙供給装置28、およびくるみ綴じ製本装置29を含み、これらは信号を遣り取りするためのバス30を介して相互に接続されている。なお、MFP2の上記各部のうち、PC1の上記各部と同様の機能を有する部分については、説明の重複を避けるためその説明を省略する。
操作パネル部25は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタン、キャンセルボタン等を備えており、各種情報の表示および各種指示の入力に使用される。印刷装置26は、電子写真式プロセス等の周知の作像プロセスを用いて、各種データを用紙などの記録材上に印刷する。
印刷済み用紙供給装置28は、印刷装置26で印刷された又は外部から投入された、印刷済みの用紙を給紙し、次工程の後処理部へ搬送するための第1の後処理装置である。くるみ綴じ製本装置29は、くるみ綴じ製本のための作業を行う第2の後処理装置である。
なお、PC1およびMFP2は、それぞれ、上記した構成要素以外の構成要素を含んでいてもよく、あるいは、上記した構成要素のうちの一部が含まれていなくてもよい。
ネットワーク3は、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI等の規格によりコンピュータやネットワーク機器同士を接続したLANや、LAN同士を専用線で接続したWAN等からなる。
図4は、MFP2の構成要素の配置例を示す図である。MFP2は、プリンタコントローラ20、印刷装置26、印刷済み用紙供給装置28、およびくるみ綴じ製本装置29が順に配置されて構成されている。プリンタコントローラ20は、上記CPU21、ROM22、RAM23、ハードディスク24、およびネットワークインタフェース27を有している。プリンタコントローラ20は、PC1から送信された印刷ジョブをビットマップ形式のデータ(ラスタデータ)に展開する。
図5は、MFPの内部構造を部分的に示す概略図である。印刷済み用紙供給装置28は、印刷済み用紙の供給が指定されている場合、印刷済み用紙供給トレイ38、39より、印刷済み用紙を給紙する。印刷済み用紙供給トレイ38、39から給紙された印刷済み用紙は、搬送経路40a、40bを搬送され、印刷装置26とくるみ綴じ製本装置29との間の搬送経路33に、搬送される仕組みになっている。
くるみ綴じ製本装置29は、本文用画像が印刷された用紙(本文)を集積する集積装置42、本文の背表紙側へ糊を付着する糊塗装装置43、糊を付着している間に印刷されたカバー用紙(カバー)を受領し、糊付けされた本文をカバーへ圧着し製本形成する角背整形装置46、およびくるみ綴じ製本された印刷物を受ける排出トレイ48を有する。また、くるみ綴じ製本装置29は、本文のみを排出する場所となる排出トレイ41(印刷済み用紙収容部)をも有する。
次に、本実施形態における画像処理システムの動作について説明する。
前提として、ユーザは、くるみ綴じ製本を行う場合、クライアントPC1にて文書作成ソフトを用いて元となる文書ファイルの作成を行う。或いは既に作成された文書ファイルを、文書作成ソフトを用いて開く。ユーザは、くるみ綴じ製本と確認印刷とを指定する場合、上記文書作成ソフト上にて、プリンタドライバを呼び出す。
図6は、プリンタドライバの設定画面50の一例を示す。
ユーザがくるみ綴じ製本を設定したい場合、PC1のディスプレイ15に表示される設定画面50内の「折り」の項目をチェックし、選択メニュー51においてくるみ綴じ製本を選択する。また、「くるみ印刷画像指定」の項目のチェックにより、カバー用紙に印刷すべき画像も選択され得る。具体的には、ユーザは、オモテ表紙用画像選択キー52、ウラ表紙用画像選択キー53、背表紙用画像選択キー54を選択して、それぞれ、カバー用紙のオモテ表紙側、ウラ表紙側、背表紙側への印刷を指示することが可能である。確認印刷の設定を行う際には、設定画面50内に設けた「確認印刷」の項目55がチェックされる。
くるみ綴じ製本と合わせて、背表紙用画像の印刷が行われる場合には、プリンタドライバ上にて背表紙用画像が作成され、あるいは別途に、文書作成ソフト等で作成した背表紙用画像がプリンタドライバにて背表紙用画像として指定される。また、オモテ表紙用画像、またはウラ表紙用画像の印刷を行う場合も、背表紙用画像の指定方法と同様の方法にて各画像が指定され得る。そして、クライアントPC1にて上記印刷条件の設定が行われた後、印刷ジョブの送信が行われる。
図7に、PC1における印刷ジョブの送信処理の手順をフローチャートにて示す。なお、図7のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、PC1のハードディスク14などの記憶部にプログラムとして記憶されており、CPU11によって実行される。
まず、PC1は、ユーザの操作に基づいてプリンタドライバを開く(S101)。続いて、プリンタドライバによって表示された設定画面50上の指示に基づいて、各種の印刷条件が設定される(S102)。この際、くるみ綴じ製本の有無を含む印刷条件が設定され得る。
続いて、プリンタドライバによって、文書ファイルが変換されて印刷データが作成される(S103)。印刷データは、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)で作成される。このとき、ステップS102で設定された、くるみ綴じ製本等の印刷条件が印刷データ内に記述される。くるみ綴じ製本が指定される場合には、例えばPJL(Printer Job Language)を使用して、プリンタ記述言語中に、「@PJLFINISHING=PERFECTBIND」等のコマンドが含まれる。
そして、作成された印刷データ、つまり送信指示された印刷ジョブは、ネットワーク3を介して、MFP2内のプリンタコントローラ20へ送信される(S104)。
図8は、MFP2における印刷ジョブの受信処理の手順を示すフローチャートである。なお、図8のフローチャートにより示されるアルゴリズムは、MFP2のROM22などの記憶部にプログラムとして記憶されており、CPU21によって実行される(なお、後述する図9および図10のフローチャートにより示されるアルゴリズムについても同様である)。
まず、MFP2は、PC1から印刷ジョブを受信した場合、その印刷ジョブに後処理としてくるみ綴じ製本が指定されているか否かをプリンタ記述言語(PDL)から判断する(S201)。ここでは、上述の「@PJLFINISHING=PERFECTBIND」のコマンドが存在するか否かによって、くるみ綴じ製本が指定されたか否かが検出され得る。
印刷ジョブを確認した結果、後処理としてくるみ綴じ製本が指定されていない場合(S201でNO)、通常の印刷処理が行われる(S202)。すなわち、印刷データが用紙に印刷されてそのまま排出される。
印刷ジョブを確認した結果、後処理としてくるみ綴じ製本が指定されている場合(S201でYES)、印刷オプションとして確認印刷が指定されているかが、プリンタ記述言語(PDL)から判断される(S203)。例えばPJLが使用される場合、「@PJLWAIT=PROOF」のコマンドが存在するか否かによって、確認印刷が指定されたか否かが検出され得る。
印刷オプションとして確認印刷が指定されていない場合(S203でNO)、図10のステップS401に進み、次に述べる通常のくるみ綴じ製本印刷処理が行われる(S401)。
通常のくるみ綴じ製本印刷処理では、印刷装置26により、まず本文用画像の用紙への印刷が開始される。ここでは、「本文用画像⇒カバー用画像」の順で印刷が行われる場合を説明する。ただし、「カバー用画像⇒本文用画像」の順で印刷が行われてもよい。さらには、上記のいずれかの順が選択可能であってもよい。このことは、後処理装置の機構によって異なる。
印刷装置26において、本文用画像が用紙に印刷されると、本文用画像が印刷された用紙は、印刷装置26内の搬送経路31を通って、印刷済み用紙供給装置28およびくるみ綴じ製本装置29へと搬送される。
図5において、印刷済み用紙供給装置28は、印刷装置26から本文用画像が印刷された用紙である本文を受け取ると、当該本文を、機内の搬送経路32、33を経てくるみ綴じ製本装置29へ搬送する。
くるみ綴じ製本装置29は、印刷済み用紙供給装置28から受け取った本文を、第1の経路変更部材34、搬送経路35、および第2の経路変更部材36を経て、集積装置42へ搬送し集積する。全ての本文が、集積装置42へ蓄積されると、糊塗装装置43により、本文の背表紙側へ糊が付着される。
くるみ綴じ製本装置29にて糊の付着が行われている間に、印刷装置26は、カバー用画像のカバー用紙への印刷を行う。印刷されたカバー用紙(カバー)は、印刷装置26の搬送経路31、印刷済み用紙供給装置28の搬送経路32を通って、くるみ綴じ製本装置29へ搬送される。
くるみ綴じ製本装置29は、受け取ったカバーを、第1の経路変更部材34、搬送経路37を経て、角背整形装置46へ搬送する。ここで、角背整形装置46とは、糊付けされた本文を、カバーへ圧着させ、製本形成する装置をいう。
カバーが角背整形装置46へ搬送されると、くるみ綴じ製本装置29は、集積装置42において蓄積・糊塗装された本文を、搬送経路44を経て、角背整形装置46へ搬送する。
カバーと本文とが角背整形装置46にセットされると、角背整形装置46は、本文にカバーを圧着させ、くるみ綴じされた状態にする。
角背整形装置46による圧着が完了すると、表紙カット装置45により、カバーの本文からはみだした部分がカットされる。通常、くるみ綴じ製本印刷時は、背表紙幅が事前にわからないため、少し大きめのカバー用紙が利用されるからである。
最後に、くるみ綴じ製本された印刷物は、搬送経路47を通って、排出トレイ48へ排出される。なお、複数部数のくるみ綴じ製本が指定されていて未だ全部数の印刷が終了していない場合(S402:NO)、ステップS401に戻る。全部数の印刷が終了すると(S402:YES)、この処理は終了する。
一方、図8に戻り、ステップS203において、印刷オプションとして確認印刷が指定されていると判断された場合(S203:YES)、つまり、くるみ綴じ製本に確認印刷が付加されていた場合、まずカバーなしの後処理として取り扱い、本文用画像の用紙への印刷が行われる(S204)。
なお、確認印刷が指定されているか否かにかかわらずに、ステップS203をスキップしてステップS204に進むように構成することも可能である。
本文用画像が印刷された用紙である本文は、搬送経路31、32、33、35を通って排出トレイ41(印刷済み用紙収容部)に排紙される。この本文の実際の出力により、ユーザは、くるみ綴じ製本を行う前に、背表紙幅を実際の印刷物を用いて確認することができる。
すなわち、従来の確認印刷では、本文がカバーにくるみ綴じ製本されてしまうために、単にカバーの背表紙位置がずれているだけで本文には何ら問題がなかったとしても、本文とカバーはともに処分又は廃棄されてしまう。再度、背表紙用画像等を変更して印刷するテストを繰り返す事も想定でき、多くの用紙が無駄となってしまう。しかし、本実施形態の場合、確認印刷においてはまず本文のみを後処理なしで印刷することから、本文を再利用可能な状態に置くことが可能であり、後述する背表紙画像の調整、本文の再供給の処理により、無駄となる用紙を最小限に抑えることができる。
図11は、背表紙設定画面の一例を示す。背表紙設定画面56は、操作パネル部25に表示される。背表紙設定画面56には、表紙確認印刷キー57、および本文再供給キー58等のソフトキーが設けられると共に、背表紙幅の数値入力欄59、背表紙用画像幅の数値入力欄60、及び背表紙用画像の印刷位置(背表紙幅の境界線を基準とする増減量)の数値入力欄61が設けられている。ユーザは、本文の実際の出力物を用いて確認した背表紙幅の情報を参考基準としつつ、MFP2の操作パネル部25から、自己の要望をも加味して、背表紙幅、背表紙用画像幅、および背表紙用画像の印刷位置を入力する。その際、操作パネル部25から入力される背表紙用画像幅は、必ずしも本文の実際の出力物を測定して得た背表紙幅と一致する必要はなく、ユーザによって任意に指定可能である。
なお、MFP2において背表紙幅を検出して取得する手段が備えられている場合には、取得された背表紙幅は、背表紙幅の数値入力欄59に表示される。この場合、ユーザは、背表紙幅の数値入力欄59に表示された数値を所望の値に修正できる。
図12および図13は、背表紙用画像の印刷例を示す。ユーザが背表紙幅と同じ幅の背表紙用画像の印刷を指定した場合、くるみ綴じ製本後のカバーは、図12の右に示す図のようになる。しかし、ユーザによっては、図13の右に示す図のように、例えば文字は背表紙幅内に収めたいが、背景色部分は背表紙幅をはみ出すように印刷したい場合がある。このような処理にも対応できるよう、ユーザによって任意に背表紙用画像の印刷位置、および背表紙用画像幅を操作パネル部25から入力可能とされている。
図8に戻り、MFP2は、背表紙設定画面56において入力された背表紙幅、背表紙用画像幅、および背表紙用画像の印刷位置の情報を取得し(S205)、取得した情報に応じた最適な背表紙用画像を生成する(S206)。この時、最適な背表紙用画像を生成する方法としては、背表紙幅、背表紙用画像幅、および背表紙用画像の印刷位置の情報が、プリンタコントローラ20へ送信され、プリンタコントローラ20にて最適な背表紙用画像のサイズに変換され、変換後の背表紙用画像を含むカバー用画像がラスタデータに展開された後に、印刷装置26へ送信される方法が挙げられる。なお、ラスタデータを単に縮小するだけでよければ、印刷装置26内において背表紙用画像のラスタデータが縮小されて、最適な背表紙用画像が生成されてもよい。
カバー用紙へ印刷するためのオモテ表紙用画像、またはウラ表紙用画像が指定されている場合、そのオモテ表紙用画像、ウラ表紙用画像、および上記のように生成した背表紙用画像の情報を用いて、カバー用紙へ印刷すべき画像(カバー用画像)が生成される(S207)。この場合、オモテ表紙用画像、およびウラ表紙用画像は、背表紙用画像62の幅および印刷位置によって決定される残余範囲63に配置される(図11参照)。他方、カバー用紙へ印刷するためのオモテ表紙用画像、またはウラ表紙用画像が指定されていない場合、上記のように生成した背表紙用画像の情報だけを用いて、カバー用画像が生成される。この場合のカバー用画像を生成する方法も、上記した最適な背表紙用画像を生成する方法と同様に、プリンタコントローラ20にてカバー用画像を生成する方法や、印刷装置26にてカバー用画像が生成される方法が挙げられる。
次いで、表紙確認印刷が指定されているか否かが判断される(S208)。操作パネル部25を通して背表紙設定画面56内の表紙確認印刷キー57が押されることにより、表紙確認印刷が指示されている場合(S208:YES)、MFP2は、上記のように生成されたカバー用画像を、後処理なしにて、カバー用紙に印刷する(S209)。ユーザは、印刷出力されたカバー用紙であるカバーにより確認印刷で出力した本文を包むことによって、実際にくるみ綴じ製本されたときの、完成後の製本物のイメージを確認することができる。
次に、ステップS205からS209の処理が繰り返され得る。これにより、ユーザが所望するカバーが出力できるまで、背表紙画像を調整することが可能である。
ユーザが所望するカバーの出力が確認され(S208:NO)、ユーザが操作パネル部25におけるスタートボタンを押下することによって、本番印刷が指示されると(S211:YES)、ステップS301に進む。これにより、上記のように調整されたカバー用画像を用いた、くるみ綴じ製本処理、すなわち、図9に示す確認印刷後の本番印刷処理に移行する。
なお、表紙確認印刷キー57、およびスタートボタンが押されず(S208:NO、S211:NO)、操作パネル部25におけるキャンセルボタンが押下された場合(S212:YES)、印刷ジョブはキャンセルされて終了する。一方、ステップS212でキャンセルボタンが押下されていないと判断された場合(S212:NO)、ステップS208に戻る。
図9に示す確認印刷後の本番印刷処理では、まず、本文用画像が印刷された用紙(本文)の再供給指示が有るかどうか、つまり操作パネル部25に表示された背表紙設定画面56内の本文再供給キー58が押されたか否かが判断される。MFP2は、本文の再供給指示が有り、印刷済み用紙供給トレイ38、39に用紙が存在すると判断した場合(S301:YES)、確認印刷で出力した本文が印刷済み用紙供給装置28の印刷済み用紙供給トレイ38、39から給紙される(S302)。その後、カバー用画像のカバー用紙への印刷が開始され、くるみ綴じ製本が実行される(S303)。
すなわち、まず本文が、印刷済み用紙供給トレイ38、39から搬送経路32、33、35を通って集積装置42へ搬送されて集積され、その背表紙側へ糊塗装装置43にて糊が付着される。この間にカバー用画像のカバー用紙への印刷が行われ、印刷されたカバー用紙であるカバーが、搬送経路31、32、第1の経路変更部材34、搬送経路37を通して、角背整形装置46へ搬送される。集積装置42にて糊塗装された本文は、搬送経路44を通って角背整形装置46へ搬送され、カバーと本文とが角背整形装置46にセットされる。そして、本文にカバーが圧着され、くるみ綴じ製本物が作成される。
このように、MFP2は、先に出力した確認用の本文を供給して、本番印刷の本文として使用することができる。
次いで、印刷ジョブにおいて指定されている印刷部数が1より大きいかどうかが判断される(S304)。印刷部数が2部以上の場合(S304:YES)、図10のステップS401に進み、通常のくるみ綴じ製本印刷処理が行われる(S401)。そして、印刷部数が2部よりも多い場合には、通常のくるみ綴じ製本印刷処理が繰り返し行われる(S401、S402)。
一方、図9のステップS301において、本文の再供給指示が行われていないと判断された場合(S301:NO)、図10のステップS401に進む。
このように本実施形態によれば、くるみ綴じ製本が指定されている場合、本文用画像を用紙に印刷して、くるみ綴じ製本をせずに、ユーザに本文を確認する機会が与えられる。そして、確認された本文の情報に基づくユーザの背表紙幅についての入力により、入力された背表紙幅に合った画像を生成して、最適な背表紙用画像を印刷することが可能となる。
また、従来処分するしかなかった確認用に印刷した本文を、本番用の本文として再利用することが可能となり、用紙の無駄を防止することができる。
さらに、入力された背表紙幅の情報にしたがってカバーのみを出力する手段を提供することにより、カバー用画像の試し印刷が可能である。したがって、出力されたカバーにより確認印刷で出力した本文を包んでみることによって、完成後の製本物のイメージを容易に確認することができる。
本発明は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。
たとえば、上記実施形態では、プリントデータ送信装置としてPCが使用されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば携帯端末などの他の印刷ジョブ送信装置が使用されてもよい。
本実施形態にかかる画像処理システムにおける各種処理を行う手段および方法は、専用のハードウェア回路、またはプログラムされたコンピュータのいずれによっても実現することが可能である。上記プログラムは、たとえばフレキシブルディスクやCDROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。この場合、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等の記憶部に転送されて記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
本発明の一実施形態にかかる画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示されるPCの構成を示すブロック図である。 図1に示されるMFPの構成を示すブロック図である。 図1に示されるMFPの構成要素の配置例を示す図である。 図4に示されるMFPの内部構造を部分的に示す概略図である。 プリンタドライバの設定画面の一例を示す。 PCにおける印刷ジョブの送信処理の手順を示すフローチャートである。 MFPにおける印刷ジョブの受信処理の手順を示すフローチャートである。 図8のステップS211から続く、印刷ジョブの受信処理の手順を示すフローチャートである。 図8のステップS203、図9のステップS301およびS304から続く、印刷ジョブの受信処理の手順を示すフローチャートである。 背表紙設定画面の一例を示す。 背表紙用画像の印刷例を示す。 背表紙用画像の印刷例を示す。
符号の説明
1 PC、
11,21 CPU、
12,22 ROM、
13,23 RAM、
14,24 ハードディスク、
15 ディスプレイ、
16 入力装置、
17,27 ネットワークインタフェース、
18,30 バス、
2 MFP、
20 プリンタコントローラ、
25 操作パネル部、
26 印刷装置、
28 印刷済み用紙供給装置、
29 くるみ綴じ製本装置、
3 ネットワーク、
38、39 印刷済み用紙供給トレイ、
50 プリンタドライバの設定画面、
56 背表紙設定画面、
57 表紙確認印刷キー、
58 本文再供給キー、
59 背表紙幅の数値入力欄、
60 背表紙用画像幅の数値入力欄、
61 背表紙用画像を印刷位置の数値入力欄、
62 背表紙用画像。

Claims (7)

  1. くるみ綴じ製本が可能な画像形成装置であって、
    印刷データを受信する受信手段と、
    受信された印刷データにくるみ綴じ製本が指定されている場合、くるみ綴じ製本用カバーによってくるまれる本文のための本文用画像を用紙に印刷して排出トレイに排紙する本文用画像印刷手段と、
    前記本文用画像が印刷された用紙が排紙された後、くるみ綴じ製本用カバーのうちの背表紙の幅についてのユーザによる入力を受け付ける受付手段と、
    入力された背表紙の幅に基づいて、印刷データに含まれ背表紙に印刷すべき背表紙用画像の印刷位置を決定する決定手段と、
    ユーザによる背表紙用画像の確認印刷の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定手段により決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷して排出トレイに排紙する確認印刷手段と、
    ユーザによる背表紙用画像の本番印刷の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定手段により決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷する本番印刷手段と、
    前記本文用画像印刷手段により排紙された用紙が給紙トレイに存在する場合、当該用紙を本番印刷手段により前記背表紙用画像が印刷されたくるみ綴じ製本用カバーでくるんで製本するくるみ綴じ製本手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記受付手段はさらに、背表紙用画像の印刷領域の幅についてのユーザによる入力を受け付け、
    前記決定手段は、入力された背表紙の幅および背表紙用画像の印刷領域の幅に基づいて、背表紙用画像の印刷位置およびを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 受信された印刷データに、カバーのうちのオモテ表紙に印刷すべきオモテ表紙用画像、またはカバーのうちのウラ表紙に印刷すべきウラ表紙用画像が含まれている場合、入力された背表紙の幅および背表紙用画像の印刷領域の幅に基づいて、オモテ表紙用画像またはウラ表紙用画像の印刷位置およびを決定する第2の決定手段、をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 決定された背表紙用画像のに基づいて、印刷データに含まれる背表紙用画像のを変更する変更手段、をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 印刷データを受信する受信ステップと、
    受信された印刷データにくるみ綴じ製本が指定されている場合、くるみ綴じ製本用カバーによってくるまれる本文のための本文用画像を用紙に印刷して排出トレイに排紙する本文用画像印刷ステップと、
    前記本文用画像が印刷された用紙が排紙された後、くるみ綴じ製本用カバーのうちの背表紙の幅についてのユーザによる入力を受け付ける受付ステップと、
    入力された背表紙の幅に基づいて、印刷データに含まれ背表紙に印刷すべき背表紙用画像の印刷位置を決定する決定ステップと、
    ユーザによる背表紙用画像の確認印刷の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定ステップで決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷して排出トレイに排紙する確認印刷ステップと、
    ユーザによるくるみ綴じ製本の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定ステップで決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷する本番印刷ステップと、
    前記本文用画像印刷ステップで排紙された用紙が給紙トレイに存在する場合、当該用紙を本番印刷ステップで前記背表紙用画像が印刷されたくるみ綴じ製本用カバーでくるんで製本するくるみ綴じ製本ステップ、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  6. 印刷データを受信する受信手順と、
    受信された印刷データにくるみ綴じ製本が指定されている場合、くるみ綴じ製本用カバーによってくるまれる本文のための本文用画像を用紙に印刷して排出トレイに排紙する本文用画像印刷手順と、
    前記本文用画像が印刷された用紙が排紙された後、くるみ綴じ製本用カバーのうちの背表紙の幅についてのユーザによる入力を受け付ける受付手順と、
    入力された背表紙の幅に基づいて、印刷データに含まれ背表紙に印刷すべき背表紙用画像の印刷位置を決定する決定手順と、
    ユーザによる背表紙用画像の確認印刷の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定手順で決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷して排出トレイに排紙する確認印刷手順と、
    ユーザによるくるみ綴じ製本の指示に応じて、くるみ綴じ製本用カバーの背表紙の前記決定手順で決定された印刷位置に背表紙用画像を印刷する本番印刷手順と、
    前記本文用画像印刷手順で排紙された用紙が給紙トレイに存在する場合、当該用紙を本番印刷手順で前記背表紙用画像が印刷されたくるみ綴じ製本用カバーでくるんで製本するくるみ綴じ製本手順、
    を有することを特徴とする画像形成プログラム。
  7. 請求項に記載の画像形成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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