JP5408421B2 - 画像形成装置および画像形成システム - Google Patents

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この発明は、画像データに基づいて画像形成を行い、画像形成がされた本身用紙の束を表紙用紙でコの字状に覆うことにより冊子を形成するくるみ綴じを可能にする画像形成装置および画像形成システムに関するものである。
画像データに基づいて画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ、またはこれらの複合機などの画像形成装置では、軽印刷向け等において、パンチ/ステープル/くるみ製本等の多様で高度な後処理の要求が求められている。
くるみ製本では、くるみ綴じモードを実行可能な画像形成装置で本身用紙に画像形成を行い、該画像形成装置に接続された後処理装置で画像形成がされた本身用紙の束を表紙用紙でコの字状に覆って糊付けをして冊子を形成している。表紙用紙は、本身用紙とは別に画像形成装置に収容され、該画像形成装置で画像形成が行われたものや、後処理装置に収納されたものが使用される。
画像形成装置では、くるみ綴じモードを実行可能にする際に、作業効率を向上させるために、本身データと表紙データとを区分けしてHDDなどに保存するものも提案されている(例えば特許文献1参照)。この画像形成装置では、くるみ綴じモードを実行する際には、HDDなどからくるみ綴じモード設定がなされた本身データを読み出すと、表紙に使用するデータも自動的に読み出される。表紙に使用するデータには所望により背表紙幅の情報などが含まれている。表紙に使用するデータとして表紙画像が含まれ、表表紙、裏表紙、背表紙の各領域に合わせてそれぞれ画像を形成する場合には、各画像データを合成して表紙画像を形成する。
特開2008−117285号公報
ところで、HDDなどに記憶されているくるみ綴じモードのJOBを読み出して、本身の一部ページを抜き出し、表紙はそのまま使用してくるみ綴じで出力をしたいという要望が考えられる。しかし、従来の画像形成装置では、本身全体の厚さに応じて背表紙幅が設定されており、本身の一部を抜き出してくるみ綴じを行うと、背表紙幅が変わってくるため、表表紙、裏表紙、背表紙の各領域に合わせてそれぞれ表紙画像を形成する場合には、画像を適正位置に形成できなくなってくるという問題が発生する。したがって、従来の画像形成装置では、本身の一部を抜き出して表紙をそのまま使用してくるみ綴じを行うことについては全く考慮されていない。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、くるみ綴じモードに設定されたJOBの本身の一部ページを抜き出して、良好にくるみ綴じ製本を行うことができる画像形成装置および画像形成システムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成のうち、第1の本発明は、JOBに基づき用紙に画像形成を行う画像形成部を有し、前記画像形成がされた本身用紙の束を表紙用紙でコの字状に覆うことにより冊子を形成する後処理装置と接続可能な画像形成装置であって、
前記画像形成に係る動作を制御し、くるみ綴じモードを実行可能な制御部と、JOBを記憶する記憶部と、操作者による操作入力が可能な操作部とを有し、前記制御部は、くるみ綴じモードにおいて、前記記憶部に記憶され、くるみ綴じモードが選択されているJOBのページのうち複数の任意ページを前記操作部により指定可能にし、前記指定に際し読み出した表紙ページデータが表表紙、背表紙、裏表紙の領域に応じた画像生成がされる場合、前記操作部によって前記指定に係る本身ページおよび表紙ページデータを前記記憶部から読み出すとともに背表紙幅指定を可能にし、前記指定に際し読み出した表紙ページデータが白紙の表紙用紙が使用される場合、又は表表紙、背表紙、裏表紙の境なく画像生成がされる場合、前記操作部によって前記指定に係る本身ページおよび表紙ページデータを前記記憶部から読み出し、前記操作部による背表紙幅指定を可能にしないことを特徴とする。
前記背表紙幅の値の調整は、操作部によって操作者が背表紙幅を指定入力して行うものであってもよく、また、制御部において、指定された任意ページに応じて背表紙幅を算出して調整するようにしてもよい。背表紙幅は、指定された任意ページのページ数に応じて算出することができ、また、ページによって紙厚が異なる場合には、指定された任意ページの紙厚を考慮することができる。
操作部は、画像形成装置本体に備えるものの他、ネットワークなどに接続された外部機器に設けられているものであってもよい。操作部は、表示部と独立して設けられているものでもよく、また、操作部と表示部とが兼用されたものであってもよい。
制御部は、背表紙幅の調整に際し、背表紙幅に応じて表紙画像が合成されて形成される場合には、調整された背表紙幅に応じて表紙画像の合成を再度行い、表紙画像を適正位置に良好に形成することができる。
上記制御部は、くるみ綴じモードが設定されたJOBの任意ページが指定された場合に背表紙幅を調整可能にするが、本身ページの全てが出力対象とされる場合には、背表紙幅の変更は不要であるので、背表紙幅調整を行わないものとする。また、白紙の表紙用紙や表表紙、裏表紙、背表紙などの領域に区画して画像形成を行わない場合には、背表紙幅の指定がなされないため、このような仕様では背表紙幅調整を行わないようにすることができる。
上記任意ページの指定は、表紙を除いた本身ページのうちから任意に行うことができ、連続するページに限定されない。
また、指定された任意ページの総数が所定枚数に至らない場合、冊子厚が十分でなく、くるみ綴じを良好に行うことができないため、くるみ製本が可能な最小枚数を設定しておき、指定されたページの総数が最小枚数に至らない場合には、くるみ綴じモードの実行を中止するのが望ましい。最小枚数データは、不揮発の記憶部に記憶しておき、制御部においてくるみ綴じモードの実行に際し該データを読み出してくるみ綴じモードの実行可否を判定することができる。また、この際に、表示部などに警告を発することで、操作者にページ数が不足することを知らせることができる。
画像形成装置で背表紙幅が調整されると、変更された背表紙幅に応じて画像形成装置に接続された後処理装置で表紙用紙に角背形成がなされ、指定されたページに応じた体裁でくるみ製本がなされる。
以上、説明したように、本発明の画像形成装置または画像形成システムによれば、前記画像形成に係る動作を制御し、くるみ綴じモードを実行可能な制御部と、JOBを記憶する記憶部と、操作者による操作入力が可能な操作部とを有し、前記制御部は、くるみ綴じモードにおいて、前記記憶部に記憶され、くるみ綴じモードが選択されているJOBのページのうち複数の任意ページを前記操作部により指定可能にし、該指定がなされた場合、該指定に係る本身ページおよび表紙ページデータを前記記憶部から読み出すとともに、前記表紙ページの背表紙幅調整を可能にするので、本身ページのうち指定された任意のページに応じた背表紙幅調整でくるみ製本がなされる。これにより、小単位くるみや余分な頁を省いた資料の作成が可能になる。
本発明の一実施形態における画像形成装置、後処理装置からなる画像形成システムの機械的な概略断面を示す図である。 同じく、画像形成システムの回路ブロックを示す図である。 同じく、くるみ製本イメージを示す図である。 同じく、くるみ製本設定例を示す図である。 同じく、くるみ綴じモードにおける任意ページ出力例を示す図である。 同じく、くるみ綴じモードにおける出力部数選択画面例(基本画面)および出力ページ指定及び背表紙幅指定画面例を示す図である。 同じく、くるみ綴じモードで任意ページ出力を行う場合の手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の画像形成装置1および後処理装置2を備える画像形成システムの機械的概略を示す図である。以下に、説明する。
(画像形成装置1)
画像形成装置1は、操作部140、スキャナ部130、流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)133、プラテンガラス134、ADF原稿読み取り用スリットガラス135、プリンタ部150、給紙トレイ(1−3)170、大容量給紙トレイ171、第二給紙ローラー172等を備えている。
操作部140は、表示部としてのLCD141を備え、各種操作入力画面、装置の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。
流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)133は、スキャナ部130の上部に開閉可能に取り付けられ、原稿を1枚ずつADF原稿読み取り用スリットガラス135上の原稿読取位置に自動給送し、スキャナ部130での読み取りが完了すると、当該原稿を原稿排紙トレイに排出する。
また、スキャナ部130では、プラテンガラス134上に載置した原稿を読み取ることができる。スキャナ部130は、光源、CCD等により構成され、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像して光電変換することにより原稿の画像を読み取り、読み取った画像をA/D変換器によりデジタル画像データに変換する。
プリンタ部150は、画像データに対応する画像を電子写真プロセスによって用紙上に形成する。プリンタ部150は、LD151、ドラム等を含んで構成されている。
LD151は、入力された画像データに基づいて、帯電器により帯電されたドラム表面にレーザ光を照射することにより静電潜像を形成し、該静電潜像に現像器より現像剤(トナー)を供給して現像する。給紙トレイ(1−3)170または大容量給紙トレイ171から第二給紙ローラー172を介して給紙される用紙にドラムに形成されたトナー像を転写部によって転写する。転写された画像は、定着器によって加熱定着される。画像形成された用紙は、後処理装置2に排出される。なお、画像形成装置1には、ネットワーク4を介して端末である外部機器3が接続されている。
(後処理装置2)
後処理装置2は、くるみ製本機能を有する後処理装置であり、表紙トレイ部200、表紙カット部201、搬送部210、サブコンパイル部220、クランプ部221、糊塗布部230、角背成形部240、冊子収容部250等を備えている。
搬送部210は、画像形成装置1から搬入された用紙をサブトレイ215、サブコンパイル部220、又は角背成形部240に搬送する。
サブコンパイル部220は、画像形成装置1から搬入された画像形成済みの用紙を1部分の用紙の束としてスタック集積する。クランプ部221は、サブコンパイル部220においてスタック集積された用紙を取得して集積し、所定枚数に到達した時点でクランプ(固める)処理を実施する。糊塗布部230は、装置後方側に位置しており、糊塗布時に前進し、後退する時にクランプ処理された用紙束の下部に糊を塗布する。
角背成形部240は、クランプ部221の下方に位置しており、画像形成装置1から供給された表紙用紙または、表紙トレイ部200に収納された表紙用紙を載せて上昇し、糊が塗布された用紙束の下部に表紙を貼り付け、用紙束に貼付された表紙を背表紙幅に従って角背に成形した後、成形された冊子を冊子収容部250に搬送する。冊子収容部250は、完成した冊子を搭載する。表紙カット部201は、表紙用紙に余部がある場合、角背形成前に、所定の大きさに表紙用紙を裁断する。
次に、図2を参照して、画像形成装置1の制御系の構成例について説明する。
すなわち画像形成装置1は、主要な構成として全体制御部110とスキャナ部130と操作部140とプリンタ部150とを有するデジタルコピア100と、LAN4を通して外部機器3(例えば端末)との間で入出力される画像データを処理する画像処理手段(プリント&スキャナコントローラー)160とを備えている。
全体制御部110では、PCIバス112にDRAM制御IC111が接続されており、該DRAM制御IC111に画像制御CPU113が接続されている。該画像制御CPU113には、該CPUを動作させるプログラム、画像形成装置1の設定データ、プロセス制御パラメータなどのデータが格納さる不揮発メモリ117が接続されている。
画像制御CPU113は、画像形成装置1の全体を制御するものであり、不揮発メモリに登録した設定データ、プロセス制御パラメータなどのデータを呼び出して、登録内容に従って画像形成装置を動作、設定するものであり、本発明の制御部に相当する。
また、前記スキャナ部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナ部130全体の制御を行うスキャナ制御部132とを備えている。スキャナ制御部132は、前記画像制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、画像制御CPU113による制御を受けるとともに、前記CCD131で読み取った画像データは、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、圧縮IC118で所定の圧縮処理がなされる。圧縮IC118は、前記したDRAM制御IC111に接続されている。
前記操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記画像制御CPU113とが接続されている。該構成によって操作部140の制御が画像制御CPU113によって行われる。操作部140では、画像形成装置1における設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、警告の表示等が可能になっており、上記画像制御CPU113により制御される。該操作部140は、JOBを呼び出すキーとして機能させることができ、また、くるみ綴じモードが選択されたJOBの任意ページの指定入力や背表紙幅の指定入力を行うことが可能になっている。
DRAM制御IC111は、圧縮メモリ120とページメモリ121とからなる画像メモリに接続されている。該画像メモリには、前記スキャナ部130で取得した画像データやLAN4を通して取得した画像データが格納される。上記のように画像メモリは、画像データの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データを格納する記憶部として機能する。また、該記憶部としては、HDDを備えるものであってもよく、ここではページメモリに含まれるものとする。
さらにDRAM制御IC111には、圧縮された画像データを伸張する伸張IC125が接続されており、該伸張IC125には書込み処理部126が接続されている。該書込み処理部126は、プリンタ部150のLD(レーザダイオード)151に接続され、該LD151の動作に用いられるデータの処理を行う。また、プリンタ部150は、プリンタ部150の全体を制御するプリンタ制御部152を備えており、プリンタ制御部152は、前記した画像制御CPU113に接続されて制御を受ける。さらに該プリンタ部150には、後処理装置2が接続されており、該後処理装置2は、後処理装置2の全体を制御するフィニッシャ制御部260を備えており、該フィニッシャ制御部260は、前記したプリンタ制御部152に接続されて制御を受ける。また、後処理装置2には、該フィニッシャ制御部260の制御を受ける糊塗布部230、搬送部210を備えている。
また、前記DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、前記した画像処理手段160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理手段160では、DRAM制御IC161に画像メモリ162が接続され、前記DRAM制御IC161にコントローラー制御CPU163、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、前記LAN4に接続されている。
次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
第1に画像形成装置1において、スキャナ部130で原稿の画像を読み取り画像データを生成する場合、スキャナ部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU113から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、DRAM制御ICの指令によって圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ120に格納される。
また、画像データを外部から取得する場合、例えば、外部機器3(端末など)などからLAN4を通して送信される画像データは、LANインターフェース165を介してDRAM制御IC161により画像メモリ162に格納される。画像メモリ162のデータは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ120に格納される。
上記で取得した画像データに基づいて画像形成装置1で画像出力(コピー出力)を行う場合、圧縮メモリ120に格納された画像データをDRAM制御IC111を介して伸張IC125に送出してデータを伸張し、伸張したデータをDRAM制御IC111を介して書込み処理部126に送出し、LD151においてドラムへの書き込みを行う。プリンタ部150では、画像制御CPU113の指令を受けてプリンタ制御部152によって用紙の搬送、転写、定着などの各部の制御が行われ、後処理装置2に搬送される。くるみ綴じの指令がある場合には、画像形成がなされた用紙にさらに後処理装置2でくるみ製本の後処理がなされる。
また、画像データをHDDなどのページメモリ121に格納する際には、上記手順によって圧縮メモリ120に格納したデータページメモリを格納する。HDDなどのページメモリ121に格納したデータを読み出す処理では、DRAM制御IC111を介してページメモリ121に格納されたデータを圧縮メモリ120に記録する。このデータに基づいて画像出力を行う場合は、上記と同様に、圧縮メモリ120に格納された画像データをDRAM制御IC111を介して伸張IC125に送出してデータを伸張し、伸張したデータをDRAM制御IC11を介して書込み処理部126に送出し、LD151においてドラムへの書き込みを行う。プリンタ部150では、画像制御CPU113の指令を受けてプリンタ制御部152によって用紙の搬送、転写、定着などの各部の制御が行われ、後処理装置2に搬送される。くるみ綴じの指令がある場合には、画像形成がなされた用紙にさらに後処理装置2でくるみ製本の後処理がなされる。
以下に、本発明の画像形成システムにおけるくるみ製本について説明する。
図3は、くるみ製本のイメージを示す図である。
画像形成装置1によって画像形成され、搬送部210を介して後処理装置2に搬送された本身の用紙は、サブコンパイル部220で集積され、クランプ部221でクランプされて束状にされる。一方、表紙用紙は、表紙印字を行う場合には、給紙トレイ(1−3)170または大容量給紙トレイ171から給紙されてプリンタ部150で画像形成された後、画像形成装置1から後処理装置2に搬送される。表紙印字を行わない場合は、画像形成装置1から後処理装置2に搬送し、または後処理装置2の表紙トレイ部200に収容した表紙用紙が使用される。表紙用紙は、所定の背表紙幅で角背形成がなされる。表紙用紙に余部がある場合、角背形成に先立って、表紙カット部201で余部がカットされる。角背形成は、画像形成装置1で設定された背表紙幅に従って後処理装置2に備える角背形成部240によって形成される。角背形成によって表紙用紙は、表表紙の部分と背表紙の部分と裏表紙の部分となる。背表紙の内面側と束状にされた本身束の端縁とは、糊塗布部230によって糊付けされ、冊子となる。製本された冊子は、冊子収容部250に搬送され、収容される。
本発明のくるみ綴じモードでは、複数の設定内容を有しており、その例を図4に示す。
該くるみ綴じモードでは、「表紙印字無し」と、「表紙印字有り」の設定に大別される。「表紙印字無し」の設定では、表紙トレイの指定がなされる(表紙白紙モード)。表紙トレイは、画像形成装置1の給紙トレイ(1−3)170または大容量給紙トレイ171、後処理装置2の表紙トレイ部200のいずれかが指定される。
また、「表紙印字有り」では、「表紙画像合成済み」と、「表紙画像エンジン合成」に大別される。「表紙画像合成済み」の設定では、背表紙幅の指定はなく、背表紙幅の変更に基づいて画像形成のための調整は必要とされない(表紙印字モードB)。例えば連続模様などでは、表表紙、背表紙、裏表紙の境なく画像形成がなされる。「表紙画像エンジン合成」では、背表紙幅の指定がなされ、該指定に従って表表紙、背表紙、裏表紙の領域に応じた画像形成がなされる。この際に、本身の任意ページの指定に応じて背表紙幅の入力設定がなされる。この設定では、「背表紙印字有り」(表紙印字モードC)と「背表紙印字無し」(表紙印字モードA)に区分される。
次に、図5において、本身の任意ページを指定する例を説明する。
本身が章ごとに整理されたくるみ綴じモードのJOBでは、各章ごとに本身ページを抜き出し、各章ごとに表紙ページが読み出されて用意される。これらをそれぞれくるみ印刷することで、各章毎の冊子を得ることができる(図5(a))。
また、本身ページに広告ページが含まれている場合、広告ページを除外するように本身ページを指定することで、広告ページが存在しない冊子を作成することができる(図5(b))。
次に、くるみ綴じモードで任意ページを指定する表示画面を図6(a)(b)に基づいて説明する。
図6(a)(b)は、操作部140におけるLCD141の画面を示すものであり、図6(a)は、くるみ綴じモードでの基本画面143上に、出力枚数を指定するポップ画面144が表示されているものである。このポップ画面144において、ページ指定釦145を押釦すると、基本画面143上に指定ページと背表紙幅を表示したポップ画面146が指定入力可能に表示される。ポップ画面146では、デフォルトでは、指定ページとして本身ページの全てのページが表示され、背表紙幅として本身ページ数に応じた値が表示される。ポップ画面146の指定ページの項目を押釦すると、操作者によって任意のページを指定入力することができる。任意のページを指定入力すると、該任意ページのページ数に応じて背表紙幅が算出され、ポップ画面146に背表紙幅が指定入力可能に表示される。この背表紙幅は、さらに操作者が指定入力して任意値に調整することができる。また、任意値を前記算出値に従って所定の範囲に制限するようにしてもよい。ポップ画面146の「OK」釦147を押釦することで、くるみ綴じ製本が実行される。
図7は、ページメモリに相当するHDDから画像データが読み出され、制御部によってジョブの実行がされる手順を示すフローチャートである。以下に、該手順を説明する。
先ず、任意ページの指定出力であるか否かの判定がなされる(ステップs1)。任意ページの指定出力でなければ(ステップs1、NO)、通常のジョブとして出力処理をする(ステップs2)。
任意ページの指定出力である場合(ステップs1、YES)、くるみ綴じ(製本)モードであるか否かを判定する(ステップ3)。くるみ綴じモードでない場合、通常の任意ページ出力処理を行う(ステップs4)。
一方、ステップ3でくるみ綴じモードであると判定される場合(ステップs3、YES)、表紙印字モードが前記した表紙印字モードAまたは表紙印字モードCであるか否かを判定する(ステップs5)。表紙印字モードA、Cのいずれでもない場合(ステップs5、NO)、背表紙幅の指定はないためページ指定のみ可能な画面がLCD141に表示される(ステップs6)。ページ指定がなされると、指定された本身ページのデータとともに表紙用データが読み出され、くるみ綴じ出力処理を可能にする(ステップs7)。該出力処理に際し、指定された本身ページの枚数が最小枚数に達しているものであるか否かの判定を行う(ステップs8)。最小枚数データは、予め不揮発メモリ117に記憶されており、画像制御CPU113によって読み出し、指定された本身枚数と比較する。本身枚数が最小枚数に達したものであれば(ステップs8、No)、くるみ綴じ出力処理を続行し、その後、手順を終了する。一方、本身枚数が最小枚数に達していなければ(ステップs8、YES)、LCD141に警告表示を行うとともにくるみ綴じ出力処理を中止し(ステップs9)、手順を終了する。
上記ステップs5で、表示印字モードAまたはCであると判定される場合(ステップ5、Yes)、図6(b)に示すポップ画面146でページ指定とくるみ綴じ背表紙幅指定が可能な画面を表示する。この画面では、前記したように指定ページ数から背表紙幅を計算してデフォルト値として背表紙幅を表示する(ステップs10)。例えば、ジョブ全体の本身ページ数が100頁、任意ページ指定本身ページ数が50頁で、ジョブ全体に対応する背表紙幅が10mmであれば、任意ページ指定に対応する背表紙幅は、10×50/100=5mmと算出され、前記ポップ画面での背表紙幅が変更される。また、操作者は、変更された背表紙幅をさらに指定入力により変更することができる(ステップs11)。これら変更が完了した後、指定された任意の本身ページとともに表紙用のデータが読み出され、くるみ綴じ出力処理が開始される。該処理開始に伴って、上記と同様に、指定された本身ページの枚数が最小枚数に達するものであるか否かの判定を行う(ステップs8)。本身枚数が最小枚数に至るものであれば(ステップs8、NO)、くるみ綴じ出力処理を続行し、その後、手順を終了する。本身枚数が最小枚数に達していなければ(ステップs8、YES)、LCD141に警告表示を行うとともにくるみ綴じ出力処理を中止し(ステップs9)、手順を終了する。
上記手順により、本身ページの一部によってくるみ綴じを行う場合にも、背表紙幅を適切に調整してくるみ製本を行うことができる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、上記実施形態の内容に限定をされるものではなく、当然に、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
2 後処理装置
113 画像制御CPU
140 操作部
141 LCD
150 プリンタ部

Claims (9)

  1. JOBに基づき用紙に画像形成を行う画像形成部を有し、前記画像形成がされた本身用紙の束を表紙用紙でコの字状に覆うことにより冊子を形成する後処理装置と接続可能な画像形成装置であって、
    前記画像形成に係る動作を制御し、くるみ綴じモードを実行可能な制御部と、JOBを記憶する記憶部と、操作者による操作入力が可能な操作部とを有し、
    前記制御部は、くるみ綴じモードにおいて、前記記憶部に記憶され、くるみ綴じモードが選択されているJOBのページのうち複数の任意ページを前記操作部により指定可能にし、前記指定に際し読み出した表紙ページデータが表表紙、背表紙、裏表紙の領域に応じた画像生成がされる場合、前記操作部によって前記指定に係る本身ページおよび表紙ページデータを前記記憶部から読み出すとともに背表紙幅指定を可能にし、前記指定に際し読み出した表紙ページデータが白紙の表紙用紙が使用される場合、又は表表紙、背表紙、裏表紙の境なく画像生成がされる場合、前記操作部によって前記指定に係る本身ページおよび表紙ページデータを前記記憶部から読み出し、前記操作部による背表紙幅指定を可能にしないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記JOBの本身ページの全てがくるみ綴じモードの出力対象とされる場合、前記表紙ページの背表紙幅調整を行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、くるみ綴じモードにおいて前記複数の任意ページ指定する際に、表紙を除いた本身ページを対象とすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の任意ページが指定された場合、指定された任意ページに応じて、前記背表紙幅を算出することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記複数の任意ページが指定された場合、本身ページがくるみ製本可能な最小枚数に至らない場合、前記くるみ綴じモードの実行を中止することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記くるみ綴じモードの実行中止に際し、警告を通知することを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  7. 前記操作部が、画像形成装置本体に接続された外部機器に備えられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の画像形成装置と、該画像形成装置で画像形成がされた本身用紙の束を表紙用紙でコの字状に覆うことにより冊子を形成する後処理装置とが接続されている画像形成システム。
  9. 前記表紙用紙を収納する給紙トレイを前記画像形成装置または/および前記後処理装置に備えることを特徴とする請求項記載の画像形成システム。
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