JP4640839B2 - くるみ製本システム及びくるみ製本方法 - Google Patents

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本発明は、印刷され積層された多数枚の記録紙を大サイズの用紙でくるみ綴じして表紙とする、くるみ製本システムとくるみ製本方法に関する。
近年、デジタル複合機等の画像形成装置は、高速印刷、高機能化されている。さらに、画像形成装置により画像が印刷された記録紙は、後処理として、例えば、所定の順序でならべられ、ステイプル綴じ、中綴じ中折り、あるいは、糊付け、表紙付け、周辺裁断等を自動的に連続して行う技術が開発されている。また、最近は、例えば、小サイズで印刷され積層された多数枚の記録紙を、大サイズの用紙でくるみ綴じして表表紙と裏表紙とする簡易なくるみ製本技術が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)
特開2005−321757号公報
くるみ製本を行うに際して、例えば、B5サイズで印刷された多数枚の記録紙を積層し、これに表紙画像を印刷したA3サイズの表紙でくるみ綴じするとする。この場合、綴じられる記録紙の積層量(製本時の背表紙に厚さに相当)が変化することで、表表紙または裏表紙に印刷される表紙画像の位置がずれて、見苦しいものとなってしまう。このため、表紙内に綴じられる記録紙の積層量、背表紙の厚さを測定してから後に、表紙の画像位置を設定すると、表紙の印刷が遅れ製本作業が遅れるという問題がある。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、綴じられる記録紙の積層厚さを効率よく測定して、表紙の画像位置を素早く決定して、表紙画像の位置ずれがなく、しかも表紙画像の印刷遅れをなくしたくるみ製本システムとくるみ製本方法の提供を目的とする。
本発明のくるみ製本システムは、印刷を終えた小サイズの記録紙を多数枚積層し、大サイズの表紙でくるみ綴じして表表紙と裏表紙とするくるみ製本システムであって、表表紙及び裏表紙の少なくとも一方に表紙画像を印刷する印刷手段と、最初の製本時と給紙カセットが切り替えられた時に記録紙の厚みを測定する厚み測定手段と、記録紙の厚みに応じて表紙画像の位置を設定する画像位置設定手段を備えていることを特徴とする。
また、測定された記録紙の厚みに基づいて、積層された記録紙の厚みを算出する積層厚み算出手段を備え、積層された記録紙の厚みに応じて表紙画像の位置を設定することもできる。さらに、記録紙の積層された厚みの算出は、積層される記録紙の枚数が異なる場合に行うようにしてもよい。なお、記録紙の厚みは、くるみ綴じする前の積層された厚さから測定するようにしてもよい。
また、本発明のくるみ製本方法は、印刷が終えた小サイズの多数枚の記録紙を積層し、大サイズの表紙でくるみ綴じして表表紙と裏表紙とするくるみ製本方法であって、表表紙及び裏表紙の少なくとも一方に表紙画像を印刷する際に、最初の製本時と給紙カセットが切り替えられた時に記録紙の厚みを測定し、記録紙の厚みに応じて表紙画像の位置を設定することを特徴とする。
本発明によれば、表紙内に綴じられる記録紙の積層厚み(背表紙部分の幅に相当)が変化しても、これによる表紙画像の位置ずれを修正して、くるみ製本した際に、表紙画像が常に適正な位置にくるようにすることができる。また、記録紙の積層厚みを、記録紙の糊付け前に効率よく測定又は算出することにより、表紙への表紙画像の印刷を遅らせることなく、製本作業を効率よく速やかに行うことができる。
図により本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明のくるみ製本システムの概略を説明する図で、図中、1は画像形成装置、2は記録紙、3は表紙、4は搬送路、5は印刷部、6a〜6cは給紙カセット、7は製本装置、8はスタック部、9a,9bは厚さ検出器、10は搬送路、11は糊付部、12はくるみ部、13は裁断部、14は収納部を示す。
本発明によるくるみ製本システムは、画像形成装置1と製本装置7からなる。画像形成装置1は、プリンタ、複写機、デジタル複合機等であって、スキャナ、記録ディスク、ICメモリ、そのほか多通信手段等で入力された画像データを、用紙に高速で印刷して出力するものである。この画像形成装置1は、複数の給紙カセット6a〜6cから所定の用紙が給紙され、印刷部5にて所定の画像が印刷され搬送路4を経て、製本装置7に送出される。
画像等が印刷された記録紙は、印刷後に直接製本装置に搬送するか、又は、一旦排出トレイ(図示せず)等に排出した後、製本装置の給紙トレイに移すようにしてもよい。本発明においては、前者の印刷された記録紙は、製本装置に自動的に直送する形態で説明するものとする。なお、本発明においては、本文が印刷され表紙内に綴じられる小サイズの用紙を記録紙2と言い、複数枚の記録紙を積層してくるみ綴じる表表紙と裏表紙からなる大サイズの用紙を表紙と言うものとする。
製本装置7は、画像形成装置に隣接して配置し、画像形成装置1で印刷された記録紙2は、搬送路10を経てスタック部8に入れられる。スタック部8では、例えば、数十枚〜数百枚の記録紙2が入れられ、エッジを揃えて積層されクリップされる。また、記録紙2がスタック部8に搬送される途中で、厚さ検出器9a等により、記録紙2の厚さを測定しておく。この厚さ検出器9aは、積層前の記録紙1枚分の厚みを計測するもので、何枚かを計測して平均を取ればよく、全数を計測する必要はない。さらに、記録紙2の枚数をカウントし、積層枚数を検出するようにしておくのが望ましい。スタック部8で積層されクリップされた記録紙2は、製本状態で背部なる部分に糊付けして綴じるために、糊付部11に搬送される。
このクリップされた記録紙2を糊付部11に搬送する途中で、記録紙2積層厚さを、厚さ検出器9bを用いて測定しておく。この厚さ検出器9bは、表紙内に綴じられる記録紙全体の厚さを測定するので、この測定値を直接用いて表紙画像位置の設定を行うようにしてもよい。また、記録紙の積層厚さを検出することにより、記録紙2の積層枚数から記録紙1枚当たりの厚さも判別でき、厚さ検出器9aに代えて記録紙の厚さを測定することができる。なお、この記録紙2の積層された状態の厚さ測定や算出は、記録紙の積層枚数が変更されるような場合に実施すればよく、変更がない場合は測定を省略し、処理速度を速めるようにすることが望ましい。
糊付部11において、搬送された積層状態の記録紙2の背部に糊付処理が行われた後、くるみ部12において表紙3でくるみ綴じされる。表紙3は、厚さ検出器9a又は9bにより予め取得された記録紙2の積層厚さ情報に基づいて、記録紙2とは別個に表表紙あるいは裏表紙となる領域に表紙画像等が印刷される。次いで、この表紙画像が印刷された表紙3は、記録紙2とは異なる搬送路10を経てくるみ部12に搬送される。そして、表紙3は、記録紙2の紙面と直交するように配して、記録紙2の糊付けされた背部を表紙の中心部又は背表紙の画像に一致するように位置合わせする。次に、記録紙2の背部に塗布されている糊で、記録紙2は表紙3の背表部に直交する状態で接着し、この後、表表紙と裏表紙を記録紙2の平面と並行になるように折り曲げてくるみ綴じする。
記録紙2が表紙3でくるみ綴じされた後、裁断部13に搬送される。この裁断部13では、例えば、糊付された背表紙部分を除いた3辺について裁断が行われ、表紙3と記録紙2の周囲エッジがきれいに切り揃えられる。これにより、製本終了となって収納部14に搬送され、外部に製本された状態で取り出すことができる。このときの切り屑は、回収容器(図示せず)で集められ廃棄される。
図2は、本発明のくるみ製本システムを説明するブロック図で、画像形成装置1側に示す、20は制御手段、21は原稿読取手段、22は操作・表示手段、23は画像形成手段、24は画像メモリ、25は画像位置設定手段、26a〜26cは給紙カセット、27は印刷手段、28は用紙処理手段である。また、製本装置7側に示す、30は制御手段、31は搬送手段、32は記録紙の厚さ測定手段、33は記録紙の積層厚さ算出手段、34は記録紙のスタック手段、35は枚数カウント手段、36は糊付手段、37はくるみ綴じ手段、38は裁断手段である。
画像形成装置1側の制御手段20は、製本される記録紙及び表紙の印刷に関する制御を含み、ハードウエア及びハードウエアで構成される。
原稿読取手段21は、製本される記録紙に印刷される本文等を取得するもので、スキャナにより読取られる画像データ、あるいは、FD,CD,ICメモリ等の記録媒体から読取られる画像データ、外部からの通信により受信される画像データのように各種の方法で取得することができる。
操作・表示手段22は、原稿の読取り、画像形成、印刷等の各種の操作と操作ガイドを行うもので、通常の画像形成装置が備えている操作・表示手段を用いることができる。
画像形成手段23は、原稿読取手段21から取得した画像データを、画像メモリ24に展開して編集、合成などの所定の画像を印刷出力するための処理を行う。また、表紙画像についても画像形成手段23と画像メモリ24により作成、編集が行われる。画像位置設定手段25は、後述する表紙画像の印刷に際して、画像位置の設定等を行う。
給紙カセット26a〜26cは、記録紙用あるいは表紙用の用紙を供給するもので、用紙のサイズや種類に応じて複数のカセットを備えている。用紙処理手段28は、所定の給紙カセットを選択して印刷部に用紙を搬送する。また、両面印刷に対するスイッチバックや、印刷された記録紙2あるいは表紙3を所定の排出部や搬送路に送出制御する。
製本装置7側は、製本に関する各種の制御を行う制御手段30を有し、画像形成装置と同様に、CPUを含むソフトウエア及びハードウエアで構成される。また、搬送手段31は画像形成装置で印刷された記録紙及び表紙を所定の場所に搬送する。記録紙の厚さ測定手段32は、積層厚さの算定ベースとなる記録紙の厚さを測定する。この記録紙の厚さは、図1において説明したように、例えば、搬送路上に配された厚さ検出器9a,9bにより検出され測定される。また、記録紙の積層厚さ算出手段33は、記録紙の厚さと積層枚数から積層後の全体の厚さを算出するものであるが、図1の厚さ検出器9bにより、積層後の全体の厚さを測定した測定結果を利用することもできる。
記録紙の厚さ及び記録紙の積層厚さが算出されると、制御手段30を介して画像形成装置の制御手段20と画像位置設定手段25に通知され、表紙の表表紙、裏表紙あるいは背表紙の画像位置設定がなされる。なお、表紙画像は表表紙、裏表紙あるいは背表紙の少なくともいずれかに印刷されるものとし、また、表表紙と裏表紙の双方に、さらには、表紙の表面と裏面の両面と言うように、種々選択することができる。この画像位置設定手段25により画像位置が設定され、印刷手段27により所定の位置に表紙画像が印刷された表紙は、製本装置7に送られ、記録紙をくるみ綴じする。
記録紙スタック手段34は、図1のスタック部8において、本文が印刷された記録紙を所定の順序で積重ねクリップする手段で、スタック部8に入れるときにその積層枚数を計数する枚数カウント手段34を備えた構成とすることができる。また、製本装置7には、積層しクリップされた記録紙の背部に、所定量の糊付けを行う糊付手段36を備え、積層状態にある多数枚の記録紙を接着一体化する。背部に糊付けされた記録紙は、くるみ綴じ手段37により記録紙の2倍以上のサイズを持つ表紙により、くるみ綴じされる。このくるみ綴じ手段37では、記録紙と表紙の位置合せが行われ、所定の位置に背表紙画像、表表紙画像、裏表紙画像が位置決めされて接着される。
また、製本装置7は裁断手段38を備え、記録紙がくるみ綴じされた後、記録紙の周縁部からはみ出る状態にある背表紙部分を除いた表紙周縁の3辺について裁断が行われ、表紙と記録紙の周囲エッジがきれいに切り揃えられる。表紙の周縁部が裁断された状態で、製本は一応完成品とされ、製本装置内に設けた収納部に収納するか、あるいは、外部に排出される。
図3〜図5は、本発明のくるみ製本における作業フローを示す図である。図3は、くるみ製本を開始するに当たって、画像形成装置側で表紙印刷を行うフローである。まず、ステップS1により、本文が印刷される記録紙のサイズを特定(例えば、B5サイズ)する。また、ステップS2で製本1冊分の記録紙の印刷枚数(使用枚数)が特定され、次いで、ステップS3おいて、使用する記録紙の厚さと印刷枚数から製本1冊分の積層厚さが推定算出される。
くるみ製本を実行するには、記録紙の枚数が所定の範囲内、すなわち記録紙の積層厚さが所定の範囲内にあることが必要とされ、あまり薄すぎても厚すぎても好ましくない。このため、ステップS4では、推定された記録紙の積層厚さが所定の範囲内にあるか否かが判定され、積層厚さが所定の範囲内でなければ(NO)、ステップSでくるみ製本の禁止が報知され処理が終了される。積層厚さが所定の範囲内であれば(YES)、ステップS5に進んで表紙の使用サイズが特定される。例えば、記録紙のサイズがB5に特定されている場合は、くるみ製本に必要なサイズは、B5の2倍以上のA3のサイズの用紙が特定される。
次いで、ステップ6で、ステップS3において推定された積層厚みから、表紙の中央部に背表紙部分の幅を特定する。次いで、ステップ7にて、中央部の背表紙の幅から表表紙画像、裏表紙画像及び背表紙画像の印刷位置(印刷領域)を特定する。図6は、これら表紙の画像位置の特定状態を示す図で、図6(A)に示すように、算出された記録紙の積層厚み(T)から、中央部の背表紙部分となる範囲が特定され、その両側が記録紙の配置位置(S)となる。図6(B)は、図6(A)に基づいて表紙画像の印刷領域を設定する状態を示した図で、記録紙の配置(S)の位置から、背表紙の幅(D)を特定して、中央の背表紙画像の印刷領域(E1)、表表紙画像の印刷領域(E2)、裏表紙画像の印刷領域(E3)がそれぞれ特定される。
図4は、図3に引続くフローで、主として製本装置側での作業フローを示している。まず、ステップS9で製本される冊子内の本文が予め選定されている小サイズの記録紙に印刷される。ステップS10で一冊分の印刷が終了したか否かが判定され、印刷終了していなければ(NO)、再度印刷が続行される。印刷終了であれば(YES)、ステップS11に進み、印刷された所定枚数の記録紙を積層してクリップする。次に、ステップS12で積層されている記録紙の全体の厚みを測定し、ステップS13において、測定された厚みに基づいて大サイズの表紙の印刷範囲を決定する。
なお、図3のフローで、図6に示すように予め表紙画像の印刷範囲は設定されているが、印刷された記録紙の実際の厚さ測定により、印刷位置の修正等が行われ、位置設定が確定される。次いで、ステップS14で表紙に画像印刷が行われ、製本装置の所定位置に搬送される。
この結果、記録紙の積層厚さに応じて、表紙の画像位置が常に適切に設定され、表表紙または裏表紙の画像の位置ずれがなく、見苦しさのないくるみ製本を実現することができる。
ステップS14で表紙画像を印刷している間に、ステップ15で積層された記録紙の背表紙部分に糊付けが行われる。次いで、ステップ16にて、記録紙と表紙の位置合わせが繰り返し行われ、位置合わせが確定したら、ステップS17で表紙に記録紙を接着すると共にくるみ綴じする。
なお、記録紙の厚さ測定は、記録紙に糊付する前に行われ、この結果、表紙画像の印刷も大きな遅れを生じることなく、くるみ製本を効率よく行うことができる。
この後、ステップ18で表紙の3辺を裁断して、表紙と記録紙のエッジを合わせる。そして、製本された冊子は、ステップS19にて所定の収納場所に収納され、くるみ製本が完了する。図7は、ステップ18の裁断前の表紙3でくるみ綴じされた記録紙2の状態を示し、記録紙2の周縁エッジから突き出る表紙3の3辺の周縁部3aが裁断され、記録紙2のエッジと表紙のエッジが整合した状態とされる。
図5は、複数部数のくるみ製本を行う場合のフロー例を示す図である。まず、ステップS20にて、印刷された記録紙の厚み及び積層厚さを測定または算出し、ステップS21でその測定値等を記憶装置で記憶させておく。この後、図4で説明したフロー等により製本処理が行われくるみ製本が実行される。ステップ23にて、くるみ製本が1部だけの場合は(YES)、ここで終了となる。
ステップ23にて、複数部数のくるみ製本が予定されている場合は、ステップ24に進み、画像形成装置の給紙カセットが変更されているか否かが判定される。ここで、給紙カセットが変更されていなければ、同じ給紙カセットには同じ厚さの用紙が入れられるということから、2部以降のくるみ製本においては、記録紙の厚さ及び積層厚さに変更はないとして、ステップ25で、すでに記憶されている記録紙の厚さ(ステップS21)を読み出す。
次いで、ステップ26に進んで製本処理が行われ、さらに、くるみ製本が予定されている場合は、ステップ24に戻り、同様なフローでくるみ製本が実行される。これにより、初回のくるみ製本時に記録紙の厚さ測定を行うだけで、2番目以降のくるみ製本での記録紙の厚さ測定を省略することができる。この結果、表紙画像の印刷も、遅れを生じることなく迅速に行うことができる。
他方、ステップ24で、給紙カセットが変更される場合は、カセット内の用紙の厚さが変更されている場合もあることから、ステップS28にて再度、記録紙の厚み測定が行われる。記録紙の厚みが変更されていれば、図4の作業フローで説明したように、測定された厚みに基づいて表紙の印刷範囲を決定(ステップS13)して、表紙に表紙画像を印刷(ステップS14)して、ステップ26に進んで製本処理が行われる。さらに、くるみ製本が予定されている場合は、ステップ24に戻り、同様なフローで次のくるみ製本が実行される。
本発明のくるみ製本システムの概略を説明する図である。 本発明のくるみ製本システムを説明するブロック図である。 本発明のくるみ製本システムで、画像形成装置側で表紙印刷を行う作業フローを示す図である。 図3に引続く、主として製本装置側での作業フローを示す図である。 複数部数のくるみ製本を行う場合の作業フローを示す図である。 本発明のくるみ製本システムで、画像位置の特定状態を示す図である。 裁断前の表紙でくるみ綴じされた記録紙を示す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、2…記録紙、3…表紙、4…搬送路、5…印刷部、6a〜6c…給紙カセット、7…製本装置、8…スタック部、9a,9b…厚さ検出器、10…搬送路、11…糊付部、12…くるみ部、13…裁断部、14…収納部、20…制御手段、21…原稿読取手段、22…操作・表示手段、23…画像形成手段、24…画像メモリ、25…画像位置設定手段、26a〜26c…給紙カセット、27…印刷手段、28…用紙処理手段、30…制御手段、31…搬送手段、32、記録紙の厚さ測定手段、33…記録紙の積層厚さ算出手段、34…記録紙のスタック手段。

Claims (6)

  1. 印刷を終えた小サイズの記録紙を多数枚積層し、大サイズの表紙で包み綴じして表表紙と裏表紙とするくるみ製本システムであって、
    前記表表紙及び裏表紙の少なくとも一方に表紙画像を印刷する印刷手段と、最初の製本時と給紙カセットが切り替えられた時に前記記録紙の厚みを測定する厚み測定手段と、前記記録紙の厚みに応じて前記表紙画像の位置を設定する画像位置設定手段を備えていることを特徴とするくるみ製本システム。
  2. 前記表表紙及び裏表紙の双方に表紙画像を印刷することを特徴とする請求項1に記載のくるみ製本システム。
  3. 前記記録紙の測定された厚みに基づいて、積層された記録紙の厚みを算出する積層厚み算出手段を備え、前記積層された記録紙の厚み応じて前記表紙画像の位置を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載のくるみ製本システム。
  4. 前記記録紙の積層された厚みの算出は、前記積層される記録紙の枚数が異なる場合に行うことを特徴とする請求項に記載のくるみ製本システム。
  5. 前記記録紙の厚みは、くるみ綴じする前の積層された厚さで測定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のくるみ製本システム。
  6. 印刷が終えた小サイズの多数枚の記録紙を積層し、大サイズの表紙で包み綴じして表表紙と裏表紙とするくるみ製本方法であって、
    前記表表紙及び裏表紙の少なくとも一方に表紙画像を印刷する際に、最初の製本時と給紙カセットが切り替えられた時に前記記録紙の厚みを測定し、前記記録紙の厚みに応じて前記表紙画像の位置を設定することを特徴とするくるみ製本方法。
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