JP6186929B2 - 画像形成装置及び用紙処理装置並びに画像形成システム - Google Patents

画像形成装置及び用紙処理装置並びに画像形成システム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置及び用紙処理装置並びに画像形成システムに関し、特に、高品位かつ効率的にくるみ製本処理を行う制御に関する。
画像形成装置において各種の用紙処理装置を接続して画像形成システムを構成することで、さまざまな製本処理が可能になり、印刷装置として使用することができる。
たとえば、用紙の中央で用紙を中折りにした用紙束として、その束の折り目部分にステープル処理をして中綴じ製本が可能である。なお、中綴じした用紙束の背の部分にローラ等で圧力を掛け、角の折り目をつけて背表紙部分を作り、無線綴じに似た状態にする角背処理が可能である。
また、丁合の完了した用紙束(本身)の背に糊を塗布して表紙を貼り付けることで、くるみ製本の処理が可能である。なお、このくるみ製本の際には、裏表紙・背表紙・表(おもて)表紙が一体になった用紙を表紙として用いるが、背表紙の角となる部分には、クリーサー(creaser)と呼ばれる筋付け装置を用いて筋付け処理を施して筋を付けることが行われる。また、くるみ製本処理の場合に、表表紙、背表紙、裏表紙、それぞれの領域に画像を形成することも行われる。
なお、このような製本処理において、製本された状態での品位を保つための技術が以下の特許文献に記載されている。
特開2008−3132728号公報 特開2007−196503号公報
なお、くるみ製本処理の場合には、用紙厚の誤差、環境条件の違いなどによって、本身の用紙束の厚みが計算値と異なる場合がある。この場合には、筋付け処理を行う位置や、表紙(特に背表紙)に画像を形成する位置を、用紙束の厚みに応じて調整することが必要となる。
このため、以上の特許文献1には、本身の用紙束の厚みを計測し、計測結果に基づいて、表紙の筋付け処理の位置を変える技術が提案されている。
また、以上の特許文献2には、本身の用紙束の厚みを計測し、計測結果に基づいて表紙の画像位置を調整して高品位な製本処理を実行する技術が提案されている。
ところで、くるみ製本処理の場合において以上のような用紙束の厚みを計測して表紙の筋付け処理位置や画像位置を調整するとした場合、本身部分の画像形成の後、本身部分の用紙束の厚みを計測し、厚み計測完了後に表紙の用紙について画像形成や筋付け処理を実行することになる。すなわち、くるみ製本処理の場合には、用紙束の厚み計測完了後に表紙を給紙して画像形成や筋付け処理を実行するような制御を行う。
一方、くるみ製本処理の場合でも筋付け処理を行わない場合、あるいは、くるみ製本処理の場合でも背表紙に画像を形成しない場合などでは、上述したように厚み計測を待って表紙の給紙を行うよう制御することにより、無駄な待機時間が生じて画像形成生産性が低下する原因となる。
しかし、以上の特許文献1−2や他の既存の公知技術においても、くるみ製本処理の場合に高品位な製本処理を行いつつ、無駄な待機時間を生じさせないような効率的な制御は存在していなかった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、くるみ製本処理において高品位な製本処理を行いつつ、無駄な待機時間を生じさせずに、生産性を良好に保つことが可能な画像形成装置及び用紙処理装置並びに画像形成システムを提供することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決する本発明は、以下の通りである。
(1)以上の課題を解決する画像形成装置の一態様は、複数枚の用紙を集積して本身部分の用紙束を生成し、くるみ用紙を表紙として前記用紙束を覆うことにより製本する機能、及び前記用紙束の厚みを計測し画像形成装置に通知する機能を有する用紙処理装置と接続されることが可能な画像形成装置であって、前記用紙及び前記表紙を搬送する搬送部と、前記用紙及び前記表紙に画像を形成する画像形成部と、前記用紙及び前記表紙の搬送を制御すると共に前記画像形成部での画像形成を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記計測の結果に基づいて前記表紙への前記画像形成部での画像形成位置を制御する機能を有し、前記表紙に対して前記画像形成部が画像を形成するか否かに応じて、前記表紙を搬送するタイミングと前記表紙へ画像を形成するタイミングとを制御する、ことを特徴とする。
ここで、前記制御部は、前記計測の結果に基づいて画像形成位置を制御しつつ前記表紙に対して前記画像形成部が画像を形成する場合には、前記計測が完了するまでは前記表紙の搬送を前記画像形成部の手前の所定位置で待機させ、前記計測が完了した時点で前記表紙の待機を解除して前記画像形成部に搬送し、前記計測の結果に応じて画像形成位置を制御しつつ前記表紙に画像を形成するよう制御する、ことを特徴とする。
)以上の()において、前記制御部は、複数部の製本を行う場合には、予め定められた所定の部毎の製本において、前記計測を行うと共に前記表紙の搬送の待機と解除とを行うように制御し、残余の部の製本においては、前記計測及び前記表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御する、ことを特徴とする。
)以上の(1)−()において、前記制御部は、前記用紙束の厚みに基づく画像形成位置の調整を伴った前記表紙への画像形成をしない場合には、前記計測中における前記表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御する、ことを特徴とする。
)以上の課題を解決する用紙処理装置の一態様は、くるみ用紙を表紙として本身部分の用紙を覆うことにより製本する機能を有する用紙処理装置であって、前記用紙及び前記表紙を搬送する搬送部と、前記本身部分の用紙による用紙束を表紙で覆うことにより製本する製本部と、前記用紙束の厚みを計測する計測部と、前記搬送と前記製本と前記計測とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記計測のタイミングに応じて、前記搬送部で前記表紙を搬送するタイミングと前記製本部で製本するタイミングとを制御する、ことを特徴とする。
ここで、前記製本部は、前記表紙の背表紙の幅を調整して製本する機能を有し、前記制御部は、前記計測の結果に基づいて前記製本部が前記表紙の背表紙の幅を調整して製本する場合には、前記計測が完了するまでは前記表紙の搬送を前記製本部の手前の所定位置で待機させ、前記計測が完了した時点で前記表紙の待機を解除して前記製本部に搬送して製本を実行するよう制御する、ことを特徴とする。
以上の課題を解決する用紙処理装置の一態様は、くるみ用紙を表紙として本身部分の用紙を覆うことにより製本する機能を有する用紙処理装置であって、前記用紙及び前記表紙を搬送する搬送部と、前記本身部分の用紙による用紙束を表紙で覆うことにより製本する製本部と、前記用紙束の厚みを計測する計測部と、前記製本部において製本する際に前記表紙の折り目が形成される位置に、該製本の前に予め筋を付ける筋付け処理を行う筋付け部と、前記搬送と前記製本と前記計測とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記計測のタイミングに応じて、前記搬送部で前記表紙を搬送するタイミングと前記製本部で製本するタイミングとを制御し、前記制御部は、前記計測の結果に基づいて前記筋付け部が前記表紙に筋を付ける位置を調整し、前記計測の結果に基づいて前記製本部が前記表紙の折り目の位置を調整する場合には、前記計測が完了するまでは前記表紙の搬送を前記筋付け部の手前の所定位置で待機させ、前記計測が完了した時点で前記表紙の待機を解除して前記筋付け部に搬送して筋付け処理を実行するよう制御する、ことを特徴とする。
)以上の()−()において、前記制御部は、複数部の製本を行う場合には、予め定められた所定の部毎の製本において、前記計測を行うと共に前記表紙の搬送の待機と解除とを行うように制御し、残余の部の製本においては、前記計測及び前記表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御する、ことを特徴とする。
)以上の()−()において、前記制御部は、前記用紙束の厚みに基づく前記表紙の背表紙の幅調整を伴う製本処理を行わない場合には、前記計測中における前記表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御する、ことを特徴とする。
)以上の課題を解決する画像形成システムの一態様は、以上の(1)−()のいずれかに記載の画像形成装置と、以上の()−()のいずれかに記載の用紙処理装置と、が接続されて構成されたことを特徴とする。
)以上の()において、前記表紙に対して前記画像形成部が画像を形成する場合には、前記表紙を前記画像形成装置で搬送するタイミングと前記表紙へ画像を形成するタイミングとの制御を優先し、前記用紙束の厚みに基づく画像形成位置の調整を伴った前記表紙への画像形成をしない場合には前記表紙を前記用紙処理装置で搬送するタイミングの制御を優先する、ことを特徴とする。
本発明によると、以下のような効果が得られる。
(1)この画像形成装置では、表紙に対して画像形成するか否かに応じて、表紙を搬送するタイミングと表紙へ画像を形成するタイミングとを制御する。
すなわち、用紙束の厚みに基づいて位置調整を伴って表紙に画像形成する場合には、表紙を搬送するタイミングと表紙へ画像を形成するタイミングとを用紙束厚み計測完了タイミングに合わせて制御することで、高品位なくるみ製本処理を無駄なく行える。
一方、用紙束の厚みに基づく位置調整を伴った表紙への画像形成をしない場合には、表紙を搬送するタイミングと表紙へ画像を形成するタイミングとについて用紙束厚み計測完了タイミングとは独立して制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
ここで、計測の結果に基づいて画像形成位置を制御しつつ表紙に画像を形成する場合には、計測が完了するまでは表紙の搬送を画像形成部の手前の所定位置で待機させ、計測が完了した時点で表紙の待機を解除して画像形成部に搬送して画像を形成するよう制御することで、待機時間を最小限に抑えて生産性を高めながら高品位なくるみ製本処理を行える。
)以上の()において、複数部の製本を行う場合には、予め定められた所定の部毎の製本において計測を行うと共に表紙の搬送の待機と解除とを行うように制御し、残余の部の製本においては、計測及び表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、生産性を高めながら高品位なくるみ製本処理を行える。
)以上の(1)−()において、用紙束の厚みに基づく画像形成位置の調整を伴った表紙への画像形成をしない場合に、計測中における表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
)この用紙処理装置では、本身部分の用紙束の厚みを計測するタイミングに応じて、表紙を搬送するタイミングと製本部で製本するタイミングとを制御する。
すなわち、用紙束の厚みに基づいてくるみ製本処理における背表紙の幅を調整する場合には、表紙搬送タイミングと製本処理タイミングを用紙束厚み計測完了タイミングに合わせて制御することで、高品位なくるみ製本処理を無駄なく行える。
一方、くるみ製本処理における背表紙の幅を調整しない場合には、表紙搬送タイミングと製本処理タイミングとについて用紙束厚み計測完了タイミングとは独立して制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
また、製本部が表紙の背表紙の幅を調整して製本する場合に、計測が完了するまでは表紙の搬送を製本部の手前の所定位置で待機させ、計測が完了した時点で表紙の待機を解除して製本部に搬送して製本を実行するよう制御することで、待機時間を最小限に抑えて生産性を高めながら高品位なくるみ製本処理を行える。
この用紙処理装置では、本身部分の用紙束の厚みを計測するタイミングに応じて、表紙を搬送するタイミングと製本部で製本するタイミングとを制御する。すなわち、用紙束の厚みに基づいてくるみ製本処理における背表紙の幅を調整する場合には、表紙搬送タイミングと製本処理タイミングを用紙束厚み計測完了タイミングに合わせて制御することで、高品位なくるみ製本処理を無駄なく行える。一方、くるみ製本処理における背表紙の幅を調整しない場合には、表紙搬送タイミングと製本処理タイミングとについて用紙束厚み計測完了タイミングとは独立して制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
また、計測の結果に基づいて筋付け部が表紙に筋を付ける位置を調整し、計測の結果に基づいて製本部が表紙の折り目の位置を調整する場合には、計測が完了するまでは表紙の搬送を筋付け部の手前の所定位置で待機させ、計測が完了した時点で表紙の待機を解除して筋付け部に搬送して筋付け処理を実行するよう制御することで、待機時間を最小限に抑えて生産性を高めながら高品位なくるみ製本処理を行える。
)以上の()−()において、制御部は、複数部の製本を行う場合には、予め定められた所定の部毎の製本において計測を行うと共に表紙の搬送の待機と解除とを行うように制御し、残余の部の製本においては計測及び表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、生産性を高めながら高品位なくるみ製本処理を行える。
)以上の()−()において、用紙束の厚みに基づく表紙の背表紙の幅調整を伴う製本処理を行わない場合には、計測中における表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
)この画像形成システムは、以上の(1)−()のいずれかに記載の画像形成装置と、以上の()−()のいずれかに記載の用紙処理装置とが接続されて構成されており、高品位なくるみ製本処理を無駄なく行える。
すなわち、用紙束の厚みに基づいて位置調整を伴って表紙に画像形成する場合には、表紙を搬送するタイミングと表紙へ画像を形成するタイミングとを用紙束厚み計測完了タイミングに合わせて制御することで、高品位なくるみ製本処理を無駄なく行える。一方、用紙束の厚みに基づく位置調整を伴った表紙への画像形成をしない場合には、表紙を搬送するタイミングと表紙へ画像を形成するタイミングとについて用紙束厚み計測完了タイミングとは独立して制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
また、用紙束の厚みに基づいてくるみ製本処理における背表紙の幅を調整する場合には、表紙搬送タイミングと製本処理タイミングを用紙束厚み計測完了タイミングに合わせて制御することで、高品位なくるみ製本処理を無駄なく行える。一方、くるみ製本処理における背表紙の幅を調整しない場合には、表紙搬送タイミングと製本処理タイミングとについて用紙束厚み計測完了タイミングとは独立して制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
)以上の()において、表紙に対して画像形成部が画像を形成する場合には、表紙を画像形成装置で搬送するタイミングと表紙へ画像を形成するタイミングとの制御を優先し、表紙に対して画像形成部が画像を形成しない場合には、表紙を用紙処理装置で搬送するタイミングの制御を優先することで、画像形成とくるみ製本処理のそれぞれで用紙束厚みに基づく調整を行う場合でも、高品位なくるみ製本を無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めつつ実行することができる。
本発明の実施形態の用紙処理装置を含む画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の用紙処理装置を含む画像形成システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の用紙処理装置の構成を示す構成図である。 本発明の実施形態のくるみ製本の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態のくるみ製本の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態のくるみ製本の様子を示す説明図である。 本発明の実施形態の用紙処理装置の表示画面を示す説明図である。 本発明の実施形態の用紙処理装置の表示画面を示す説明図である。 本発明の実施形態の用紙処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の用紙処理装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
〔全体構成〕
図1と図2とを参照して、本実施の形態に係る画像形成装置と用紙処理装置とを備える画像形成システムの構成について説明する。
図1と図2とに示すように、この画像形成システムは、給紙装置50と、画像形成装置100と、反転装置200と、後処理装置としての用紙処理装置300と、後処理装置としての用紙処理装置400と、後処理装置としての用紙処理装置500と、を有している。
また、給紙装置50,画像形成装置100,反転装置200,用紙処理装置300,用紙処理装置400,用紙処理装置500は、それぞれ通信部52,102,202,302,402,502を介して、それぞれの制御部51,101,201,301,401,501が通信することで連携した制御を行うように構成されている。
なお、反転装置200と用紙処理装置300と用紙処理装置400と用紙処理装置500とについては、これらの機能をまとめた状態の用紙処理装置とすることも可能である。
〔各部の詳細構成〕
給紙装置50は、給紙装置各部を制御する制御部51と、この制御部51により制御されて指定されたトレイから用紙を給紙する給紙部55と、画像形成装置100等と通信する通信部52と、を備えて構成される。
画像形成装置100は、画像形成装置100内の各部を制御すると共に用紙処理装置としてシステム全体を制御する制御部101と、接続されている他の装置と通信するための通信部102と、操作者による操作入力に応じた操作入力信号を制御部101に通知すると共に画像形成装置100の状態表示とを行う操作表示部103と、制御プログラム及び各種設定データを記憶すると共に制御プログラムのワークエリアとして使用される記憶部104と、トレイに収容されている用紙を給紙する給紙部105と、給紙され画像形成される用紙を所定速度で搬送する搬送部110と、原稿をスキャンして画像データを生成する原稿読込部120と、画像形成する際のイメージデータや各種データを記憶する画像データ記憶部130と、画像形成に必要な各種画像処理を実行する画像処理部140と、画像形成命令と画像処理後のイメージデータとに基づいて画像形成(印刷)を実行する画像形成部150と、を備えて構成されている。なお、画像形成装置100で画像形成された用紙は、後段の反転装置200に向けて搬出される。
反転装置200は、反転装置200内の各部を制御する制御部201と、接続されている他の装置と通信するための通信部202と、装置内で用紙を搬送する搬送部210と、後段の用紙処理の関係で必要な場合に用紙を反転する反転部220と、を備えて構成されている。なお、反転装置200を通過した用紙は、後段の用紙処理装置300に向けて搬出される。
用紙処理装置300は、反転装置200の後段に接続されており、用紙処理装置300内の各部を制御する制御部301と、他の装置と通信するための通信部302と、制御プログラム及び各種設定データを記憶すると共に制御プログラムのワークエリアとして使用される記憶部304と、用紙を所定速度で搬送する搬送部310と、折り目となる位置に予め筋を付ける筋付け部320と、用紙を中折りして重ねた状態で中綴じする中綴じ部350と、中綴じされた用紙束の小口部分を断裁する断裁部370と、中綴じされた冊子が排出される冊子排出部390と、を備えて構成される。なお、用紙処理装置300を通過した用紙は、後段の用紙処理装置400に向けて搬出される。
用紙処理装置400は、用紙処理装置300の後段に接続されており、用紙処理装置400内の各部を制御する制御部401と、他の装置と通信するための通信部402と、制御プログラム及び各種設定データを記憶すると共に制御プログラムのワークエリアとして使用される記憶部404と、用紙を所定速度で搬送する搬送部410と、製本処理の用紙を集積して重ね合わせて用紙束にした状態で取り扱う用紙束取扱部420と、製本処理の際の本身部分の用紙束の厚みを計測する用紙束厚計測部430と、用紙束の背表紙側の端部に糊を塗布する糊塗布部440、くるみ用紙を表紙として本身部分の用紙束を覆うことにより製本するくるみ製本部450と、製本された冊子が排出される冊子排出部490と、を備えて構成される。なお、用紙処理装置400を通過した用紙は、後段の用紙処理装置500に向けて搬出される。
用紙処理装置500は、用紙処理装置400の後段に接続されており、用紙処理装置500内の各部を制御する制御部501と、他の装置と通信するための通信部502と、制御プログラム及び各種設定データを記憶すると共に制御プログラムのワークエリアとして使用される記憶部504と、用紙を所定速度で搬送する搬送部510と、用紙を重ねた状態で平綴じする平綴じ部520と、平綴じされた冊子をメイントレイ590mに排出するメイントレイ排出部590Mと、平綴じされた冊子をサブトレイ590sに排出するサブトレイ排出部590Sと、を備えて構成される。
〔筋付け部の構成と概略動作〕
筋付け部320は、図2及び図3に示すように、搬送ローラにより挟持搬送される用紙が位置規制部322により停止位置が規制さた状態で停止し、筋付けナイフ駆動部321aにより筋付けナイフ321bが駆動される。すなわち、紙面垂直方向を長手方向とする筋付けナイフ312bが、同様に紙面垂直方向を長手方向とする凹部の刃型を有する刃型部321cに向かって伸長する。
これにより、筋付けナイフ321bの先端と刃型部321cの凹部との間に用紙が挟持される。この動作により、紙面垂直方向を長手方向とする筋が形成される。なお、この筋付け処理では、用紙全体としては平面状態を保っており、平面上の用紙に断面形状が半円形の筋が形成される。
また、この筋付け処理の際に、搬送ローラによる挟持搬送制御、あるいは、位置規制部322の停止位置制御、または、挟持搬送制御と停止位置制御の両方により、用紙上の所望の位置に1本若しくは複数本の筋を付すことができる。
なお、本実施形態では、図4の破線に示すように、くるみ製本にて表紙として使用されるくるみ用紙Sbに対して、背表紙領域(図4中のクロスハッチング部分)の両端部、及び、表表紙領域において冊子を開く際の折り目となる位置(表紙開閉筋)に筋付け処理がなされる。また、後述するように、本身部分の用紙束の厚みの計測結果に応じて、背表紙幅wが調整されるため、背表紙領域の両端部の筋付け処理の位置も用紙束の厚みに応じて調整される。
〔くるみ製本部の構成と概略動作〕
くるみ製本部450でのくるみ製本処理の様子については、図5の斜視図及び図6の側面図に示される通りである。
まず、用紙束取扱部420によって本身部分の用紙が集積されて用紙束Saとされる。この用紙束Saの背表紙に接する端部は、下部が糊貯留槽441に接しており上部が用紙束の端部に接する糊付けローラ442によって、糊Bが塗布される。この場合、図2の紙面垂直方向に糊付けローラ442が移動することで、用紙束の端部には一様に糊Bが所定厚で塗布される。
このようにして糊Bが塗布された本身部分の用紙束は、用紙束保持部450hで保持された状態で、くるみ用紙Sbの背表紙領域(図4参照)の裏側に押圧されて接着される(図5(a)〜(b)、図6(a)〜(b))。なお、くるみ用紙Sbの背表紙領域の下部には加圧ガイド450aが存在しており、くるみ用紙Sbの背表紙領域裏側と用紙束Saとの接着を助けるように加圧する(図6(a)(b)(c))。
また、くるみ用紙Sbの背表紙領域に近い表表紙領域の下部には加圧ガイド450cが存在しており、同様に、くるみ用紙Sbの背表紙領域に近い裏表紙領域の下部には加圧ガイド450bが存在しており、計測された用紙束の厚みに基づく背表紙幅wに応じて折り目を付けるように移動する(図5(c)の矢印、図6(c)の矢印)。これにより、表表紙領域と裏表紙領域とは、背表紙領域から折り曲げられることになり、くるみ用紙Sbが用紙束Saをくるむことになる。なお、加圧ガイド450a〜450cや用紙束保持部50hは、制御部401の制御の元で、図示されない駆動機構によって駆動されている。
〔実施形態の動作〕
〔動作(1):用紙処理の選択と詳細設定〕
オペレータは操作表示部103で表示される表示画面103Gにおいて、画像形成に伴って実行する用紙処理の内容を、図7の用紙処理選択画面103Ga1を介して選択する。
ここでは、中折り(103Ga11)のタブ、中綴じ(103Ga12)のタブ、断裁(103Ga13)のタブ、パンチ(103Ga14)のタブ、くるみ製本(103Ga15)のタブ、平綴じ(103Ga16)のタブが選択肢として選択可能に表示されている。なお、オペレータが、くるみ製本(103Ga15)のタブを選択して、表示が反転された様子を図示している。この選択結果は、制御部101により検知される。
ここで、オペレータが、「OK」のタブ(103Gb1)を押下すると、選択された用紙処理は確定し、実行可能な状態になる。また、ここで、オペレータが、「詳細設定」のタブ(103Gb3)を押下すると、選択された用紙処理についての詳細設定が可能な表示画面に移行する。
図8は、操作表示部103の表示画面103Gに表示されるくるみ製本処理における詳細設定画面である。このくるみ製本詳細設定画面103Gc1では、表紙に印刷するか、折り位置に筋付け処理を行うか、本身の用紙束について厚み計測を行うか、厚み計測結果を折り位置に反映するか、厚み計測を何部毎に行うかの計測周期、が画面左側にくるみ製本モード画面103Gc11として表示されている。この選択結果は、制御部101により検知される。
なお、計測周期としては、00部とした場合には計測無し、01部とした場合には1部毎に全て計測、02部とした場合には2部毎に1部目で計測、といった設定になる。また、この計測周期の設定として、−1部と設定した場合には、複数部の先頭部のみで計測する、といった割り当ても可能である。
なお、多数の部の冊子を作成する場合には、画像形成装置内の環境条件変化や、途中での用紙のロット番号変化などによる用紙束厚の変化の可能性を考慮し、できるだけ細かな単位(少ない部数)で計測を繰り返すことが、高品位なくるみ製本処理を実現する上では望ましい。
また、画面右側には、表紙印刷詳細設定画面103Gc12として、表表紙に印刷するか、裏表紙に印刷するか、背表紙に印刷するか、厚み計測結果を印刷位置に反映するか、といった詳細設定が可能である。この選択結果は、制御部101により検知される。
この図8では、表紙印刷=ON、筋付け処理=ON、厚み計測=ON、厚みを折りに反映=ON、厚み計測周期=1部毎、表表紙印刷=ON、裏表紙印刷=ON、背表紙印刷=ON、厚みを印刷位置に反映=ON、の状態を示している。
ここで、オペレータが、「OK」のタブ(103Gd1)を押下すると、選択された詳細設定は確定し、実行可能な状態になる。また、ここで、オペレータが、「戻る」のタブ(103Gd4)を押下すると、図8の詳細設定画面103Gc1から、図7の用紙処理選択画面103Ga1に移行する。
〔動作(2):くるみ製本処理〕
以下、図9のフローチャートを参照して、本実施形態の画像形成システムにおけるくるみ製本処理の手順を説明する。すなわち、図7−8に示すように、くるみ製本処理が指定された状態での画像形成及び用紙処理について説明する。
〔動作(2−1):本身部分の用紙の画像形成及び厚み計測〕
制御部101は給紙すべき用紙が本身用の用紙であるか表紙用の用紙であるかを識別し(図9中のステップS100)、本身用の用紙を給紙すべきタイミングであれば(図9中のステップS100でNO)、給紙装置50あるいは給紙部105のいずれかのトレイから本身用の用紙を給紙するよう制御する(図9中のステップS101)。また、制御部101は、給紙された本身用の用紙について、画像を形成するように画像形成部150を制御する(図9中のステップS102)。
なお、画像形成部150で画像形成された用紙は、制御部101と制御部401との制御により、製本処理に備えて用紙束取扱部420で集積されて重ね合わされた状態で保管される。そして、本身の最終用紙に至るまで、以上の本身用の用紙の給紙と画像形成とを繰り返すよう、制御部101が制御する(図9中のステップS101−S103)。
本身用の最終の用紙が給紙されて画像形成されると(図9中のステップS103でYES)、制御部101と制御部401との制御により、本身用の全ての用紙について用紙束取扱部420で集積されて整合された状態の用紙束にされる(図9中のステップS104)。
さらに、制御部101と制御部401との制御により、用紙束厚計測部430が、整合された本身用の用紙束の厚みの計測を開始する(図9中のステップS105)。なお、この用紙束の厚み計測は、後述する画像形成や用紙処理で厚みに応じた制御を実行する場合に実行すれば良い。
この用紙束厚計測部430は、既知の各種の手法を用いて用紙束厚を計測することが可能である。例えば、用紙束より大きい既知の間隔に配置された挟持部材により用紙束を挟むようにして、挟持部材が停止するまでの時間や距離をエンコーダやパルスモータで測定することが可能である。または、挟持部材の間隔を光学的な測距センサで計測することも可能である。
〔動作(2−2):表紙用に画像形成を伴うくるみ製本処理〕
制御部101は、本身用の用紙の給紙が完了していれば、表紙用のくるみ用紙を給紙すべきタイミングであると判断し(図9中のステップS100でYES)、給紙装置50あるいは給紙部105のいずれかのトレイから表紙用のくるみ用紙を給紙して搬送部110により搬送するよう制御する(図9中のステップS106)。
なお、表紙用のくるみ用紙とは、図4−6に示すように、本身用の用紙をくるむことが可能な大きさを有する用紙である。
また、図9においては、用紙束の厚み計測開始(図9中のステップS105)の後に表紙用のくるみ用紙の給紙(図9中のステップS106)を行うようになっているが、実際には、本身部分の用紙の給紙(図6中のステップS101)が全て完了した時点で、表紙用のくるみ用紙の給紙(図9中のステップS106)を行う。
そして、制御部101は、指定された製本処理がくるみ製本処理であるか否かを判断する(図9中のステップS107)。
オペレータにより指定された製本処理がくるみ製本処理以外であれば(図9中のステップS107でNO)、制御部101は、指定された製本処理を実行するよう各部を制御する(図9中のステップS108)。なお、本実施形態はくるみ製本処理を前提とするため、くるみ製本処理以外の製本処理についての詳細説明は割愛する。
表紙用の用紙を給紙し(図9中のステップS106)、オペレータにより指定された製本処理がくるみ製本処理であれば(図9中のステップS107でYES)、制御部101は、表紙のいずれかの位置に画像を形成する設定がされているか否かを判断する(図9中のステップS109)。
表紙のいずれかの位置に画像を形成する設定がされている場合(図9中のステップS109でYES)、画像形成部150で画像を転写する際の位置・タイミング合わせに用いられるレジストローラ等の所定位置(以下、レジスト位置と呼ぶ)で、くるみ用紙を待機させるように搬送状態を制御する(図9中のステップS110)。
ここで、制御部101は、制御部401を介して用紙束厚計測部430における用紙束の厚み計測が完了したかを調べ(図9中のステップS111)、厚み計測実行中であればくるみ用紙の待機を続行する(図9中のステップS111でNO)。
また、用紙束厚計測部430における用紙束の厚み計測が完了して用紙束厚計測部430での計測結果を制御部401を介して受けた制御部101は(図9中のステップS111でYES)、くるみ用紙に形成する画像の位置や大きさを調整するよう画像処理部140を制御し(図9中のステップS112)、搬送部110によるくるみ用紙の搬送を再開する(図9中のステップS113)。
なお、画像処理部140は、計測された用紙束の厚みに基づく背表紙幅w(図4参照)に応じて、背表紙領域の画像が表表紙領域や裏表紙領域にはみ出さないように、表表紙領域や裏表紙領域の画像が背表紙領域にはみ出さないように、画像の位置や大きさを画像処理により調整する。
くるみ用紙が搬送された画像形成部150では、用紙束厚に応じて位置や大きさが調整された画像を、くるみ用紙に対して形成する(図9中のステップS114)。
また、制御部101は、くるみ用紙に対して筋付け処理の設定がなされていれるかを判断し(図9中のステップS115)、くるみ用紙に対して筋付け処理の設定がなされていれば(図9中のステップS115でYES)、制御部301を介して筋付け部320に筋付け処理を実行するよう制御する(図9中のステップS116)。この筋付け処理において、用紙束厚を反映する設定であれば、制御部101は、用紙束厚の計測結果を制御部301に通知する。これにより、制御部301から制御される筋付け部320は、用紙束厚に応じて筋付け位置を調整する。
筋付け処理の設定があって筋付け処理が完了したくるみ用紙、または、筋付け処理の設定がないくるみ用紙が、用紙処理装置400に搬送されると、制御部401からくるみ製本処理の指示を受けたくるみ製本部450は、図5及び図6に示したくるみ製本処理を実行する(図9中のステップS117)。
なお、制御部401は、制御部101、制御部201、制御部301と通信し、くるみ用紙が到達してくるみ製本処理を実行開始するタイミングに間に合うように、用紙束取扱部420で保管されている本身部分の用紙束の端部に、糊塗布部440によって糊Bを所定厚で塗布するように制御する。
そして、糊Bが塗布された本身部分の用紙束は、くるみ用紙の背表紙領域(図4参照)裏側に押圧されて接着される。この際に、制御部401の制御により、くるみ用紙の背表紙領域の下部の加圧ガイド450aが、くるみ用紙の背表紙領域裏側と用紙束との接着を助けるように加圧する。
また、制御部401の制御により、くるみ用紙の背表紙領域に近い表表紙領域の下部の加圧ガイド450cと、くるみ用紙の背表紙領域に近い裏表紙領域の下部の加圧ガイド450bが、計測された用紙束の厚みに基づく背表紙幅wに応じて折り目を付けるように移動する(図5(c)の矢印、図6(c)の矢印)。
これにより、表表紙領域と裏表紙領域とは、計測された用紙束の厚みに基づく背表紙幅wに応じて、背表紙領域から折り曲げられることになり、くるみ用紙が用紙束をくるむことになる。なお、このようにしてくるみ製本処理されて生成された冊子は、冊子排出部490から排出される。
以上のようにして、用紙束の厚みの計測の結果に基づいて画像形成位置を制御しつつ表紙に画像を形成する場合には、計測が完了するまでは表紙の搬送を画像形成部150の手前の所定位置で待機させ、計測が完了した時点で表紙の待機を解除して画像形成部150に搬送して画像を形成するよう制御することで、待機時間を最小限に抑えて生産性を高めながら高品位なくるみ製本処理を行える。
また、用紙束の厚みに基づく画像形成位置の調整を伴った表紙への画像形成をしない場合に、計測中における表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
〔動作(2−3):表紙に画像形成を伴わない筋付け処理及びくるみ製本処理〕
表紙用のくるみ用紙を給紙し(図9中のステップS106)、指定された製本処理がくるみ製本処理であり(図9中のステップS107でYES)、表紙に画像を形成しない設定である場合(図9中のステップS109でNO)、制御部101は、表紙に筋付け処理の設定がなされているかを確認する(図9中のステップS118)。
表紙に筋付け処理の設定がなされていれば(図9中のステップS118でYES)、制御部101は、制御部201及び制御部301と連携し、給紙された表紙用のくるみ用紙について、搬送部110、搬送部210、搬送部310により搬送するよう制御し、筋付け部320により筋付け処理する直前の位置・タイミング合わせに用いられるタイミングローラ等の所定位置で、くるみ用紙を待機させるように搬送状態を制御する(図9中のステップS119)。
ここで、制御部101は、制御部401を介して用紙束厚計測部430における用紙束の厚み計測が完了したかを調べ(図9中のステップS120)、厚み計測実行中であればくるみ用紙の待機を続行する(図9中のステップS120でNO)。
また、用紙束厚計測部430における用紙束の厚み計測が完了して用紙束厚計測部430での計測結果を制御部401を介して受けた制御部101は(図9中のステップS120でYES)、制御部301を介して搬送部310によるくるみ用紙の搬送を再開する(図9中のステップS121)。
そして、制御部101は、制御部301を介して筋付け部320に筋付け処理を実行するよう制御する(図9中のステップS122)。この筋付け処理において、用紙束厚を反映する設定であれば、制御部101は、用紙束厚の計測結果を制御部301に通知する。これにより、制御部301から制御される筋付け部320は、用紙束厚に応じて筋付け位置を調整する。
筋付け処理が完了したくるみ用紙が用紙処理装置400に搬送されると、制御部401からくるみ製本処理の指示を受けたくるみ製本部450は、図5及び図6に示したくるみ製本処理を実行する(図9中のステップS123)。
なお、このくるみ製本処理では、既にステップS117として説明したものと同様に、表表紙領域と裏表紙領域とは、計測された用紙束の厚みに基づく背表紙幅wに応じて、背表紙領域から折り曲げられることになり、くるみ用紙が用紙束をくるむことになる。なお、このようにしてくるみ製本処理されて生成された冊子は、冊子排出部490から排出される。
以上のように、用紙束の厚みの計測の結果に基づいて筋付け部320が表紙に筋を付ける位置を調整し、計測の結果に基づいて製本部450が表紙の折り目の位置を調整する場合に、計測が完了するまでは表紙の搬送を筋付け部320の手前の所定位置で待機させ、計測が完了した時点で表紙の待機を解除して筋付け部320に搬送して筋付け処理を実行するよう制御することで、待機時間を最小限に抑えて生産性を高めながら高品位なくるみ製本処理を行える。
また、用紙束の厚みに基づく画像形成位置の調整を伴った表紙への画像形成をしない場合には、画像形成装置100側では計測中における表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
また、用紙束の厚みに基づく表紙の背表紙の幅調整を伴う筋付け処理を行わない場合には、計測中における表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
〔動作(2−4):表紙に画像形成と筋付け処理を伴わないくるみ製本処理〕
表紙用のくるみ用紙を給紙し(図9中のステップS106)、オペレータにより指定された製本処理がくるみ製本処理であり(図9中のステップS107でYES)、表紙のいずれかの位置に画像を形成しない設定であり(図9中のステップS109でNO)、表紙に筋付け処理の設定がなされていなければ(図9中のステップS118でNO)、制御部101は、制御部201〜制御部401と連携し、給紙された表紙用のくるみ用紙について、搬送部110〜搬送部410により搬送するよう制御し、製本部450によりくるみ製本処理する直前の位置・タイミング合わせに用いられるタイミングローラ等の所定位置で、くるみ用紙を待機させるように搬送状態を制御する(図9中のステップS124)。
ここで、制御部101は、制御部401を介して用紙束厚計測部430における用紙束の厚み計測が完了したかを調べ(図9中のステップS125)、厚み計測実行中であればくるみ用紙の待機を続行する(図9中のステップS125でNO)。
また、用紙束厚計測部430における用紙束の厚み計測が完了して用紙束厚計測部430での計測結果を制御部401を介して受けた制御部101は(図9中のステップS125でYES)、制御部401を介して搬送部410によるくるみ用紙の搬送を再開する(図9中のステップS126)。あるいは、用紙束厚計測部430での計測結果を受けた制御部401は(図9中のステップS125でYES)、搬送部410によるくるみ用紙の搬送を再開する(図9中のステップS126)。
そして、制御部401からくるみ製本処理の指示を受けたくるみ製本部450は、図5及び図6に示したくるみ製本処理を実行する(図9中のステップS127)。なお、このくるみ製本処理では、既にステップS117として説明したものと同様に、表表紙領域と裏表紙領域とは、計測された用紙束の厚みに基づく背表紙幅wに応じて、背表紙領域から折り曲げられることになり、くるみ用紙が用紙束をくるむことになる。なお、このようにしてくるみ製本処理されて生成された冊子は、冊子排出部490から排出される。
以上のように、用紙束の厚みの計測の結果に基づいて製本部450が表紙の折り目の位置を調整する場合に、計測が完了するまでは表紙の搬送を製本部450の手前の所定位置で待機させ、計測が完了した時点で表紙の待機を解除して製本部450に搬送して製本処理を実行するよう制御することで、待機時間を最小限に抑えて生産性を高めながら高品位なくるみ製本処理を行える。
また、用紙束の厚みに基づく画像形成位置の調整を伴った表紙への画像形成をしない場合には、画像形成装置100側では計測中における表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
また、用紙束の厚みに基づく表紙の背表紙の幅調整を伴う製本処理を行わない場合には、計測中における表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、くるみ製本処理において無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めることができる。
〔動作(2−5):くるみ製本処理における画像形成と用紙処理との関係〕
また、以上の動作(2−3),動作(2−4),動作(2−5)のように、表紙に対して画像形成部150が画像を形成する場合には、表紙を画像形成装置150で搬送するタイミングと表紙へ画像を形成するタイミングとの制御を優先し(図9中のステップS109でYES〜S117)、表紙に対して画像形成部150が画像を形成しない場合には用紙処理装置300〜400で表紙を搬送するタイミングの制御を優先することで(図9中のステップS109でNO、S118〜S127)、画像形成とくるみ製本処理のそれぞれで用紙束厚みに基づく調整を行う場合でも、高品位なくるみ製本を無駄な待機時間を発生させずに、生産性を高めつつ実行することができる。
〔動作(2−6):くるみ製本処理の複数部対応〕
以上の用紙束厚計測中の搬送待機と計測完了時の搬送再開によるくるみ製本処理を、複数部の冊子を作成する製本処理でどのように適用するかを、図10のフローチャートを用いて説明する。
まず制御部101は、実行しようとする処理について、用紙束厚を製本処理に反映する設定であるかを判断する(図10中のステップS201)。
用紙束厚を製本処理に反映する設定でなければ(図10中のステップS201でNO)、通常の画像形成と製本処理で良いために、制御部101は、なにもせずに終了する(図10中のエンド)。
一方、用紙束厚を製本処理に反映する設定であれば(図10中のステップS201でYES)、制御部101は、複数部の冊子を作成する製本処理であるか否かを判断する(図10中のステップS202)。
1部のみの冊子を作成する処理であれば(図10中のステップS202でNO)、その1部に対して、用紙束厚の計測中の搬送待機(図10中のステップS203)、用紙束厚の計測完了での搬送再開(図10中のステップS204)、計測された用紙束厚に応じた画像形成処理や用紙処理(図10中のステップS205)、を実行するよう制御部101が各部を制御する。
なお、搬送待機、搬送再開、用紙束厚に応じた画像形成処理や用紙処理については、図9において説明した内容を意味しているため、重複した説明は省略する。
複数部の冊子を作成する処理であれば(図10中のステップS202でYES)、制御部101は、1部毎に用紙束厚を計測する設定であるか(図10中のステップS206)、複数部の先頭部に用紙束厚を計測する設定であるか(図10中のステップS207)、複数部の所定部毎に用紙束厚を計測する設定であるか(図10中のステップS208)、を判断する。
なお、この計測周期の設定については、図8の詳細設定画面103Gc1においてオペレータにより設定されたものである。
複数部の各部の冊子で計測する処理であれば(図10中のステップS202でYES、S206でYES)、各部に対して、用紙束厚の計測中の搬送待機(図10中のステップS209)、用紙束厚の計測完了での搬送再開(図10中のステップS210)、計測された用紙束厚に応じた画像形成処理や用紙処理(図10中のステップS211)、を実行するよう制御部101が各部を制御する。そして、以上の処理を全ての部が完了するまで繰り返す(図10中のステップS212)。
複数部の1部目の冊子で計測する設定であり(図10中のステップS202でYES、S206でYES、S207でYES)、複数部の1部目であれば(図10中のステップS213でYES)、用紙束厚の計測中の搬送待機(図10中のステップS214)、用紙束厚の計測完了での搬送再開(図10中のステップS215)、計測された用紙束厚に応じた画像形成処理や用紙処理(図10中のステップS217)、を実行するよう制御部101が各部を制御する。
なお、制御部101は、2部目以降で利用するために用紙束の厚み計測結果を記憶部104等に記憶しておく。
一方、複数部の1部目の冊子で計測する設定であり(図10中のステップS202でYES、S206でYES、S207でYES)、複数部の2部目以降であれば(図10中のステップS213でNO)、1部目で計測された用紙束厚のデータを利用し(図10中のステップS216)、計測された用紙束厚に応じた画像形成処理や用紙処理(図10中のステップS217)、を実行するよう制御部101が各部を制御する。そして、以上の処理を全ての部が完了するまで繰り返す(図10中のステップS218)。
複数部の所定周期の部に該当する冊子で計測する設定であり(図10中のステップS202でYES、S206でYES、S207でNO)、所定周期の部に該当すれば(図10中のステップS218でYES)、用紙束厚の計測中の搬送待機(図10中のステップS219)、用紙束厚の計測完了での搬送再開(図10中のステップS220)、計測された用紙束厚に応じた画像形成処理や用紙処理(図10中のステップS222)、を実行するよう制御部101が各部を制御する。
なお、制御部101は、所定周期の部の範囲内で利用するために用紙束の厚み計測結果を記憶部104等に記憶しておく。また、制御部101は、所定周期の部毎に計測し直すたびに、計測結果を上書き保存で更新する。
一方、複数部の所定周期の部に該当する冊子で計測する処理であり(図10中のステップS202でYES、S206でYES、S207でYES)、所定周期の部に該当しなければ(図10中のステップS218でNO)、所定周期の部で計測された用紙束厚のデータを利用し(図10中のステップS221)、計測された用紙束厚に応じた画像形成処理や用紙処理(図10中のステップS222)、を実行するよう制御部101が各部を制御する。そして、以上の処理を全ての部が完了するまで繰り返す(図10中のステップS223)。
以上のように、複数部の製本を行う場合には、予め定められた所定の部(1部目あるいは所定周期の部)の製本において計測を行うと共に表紙の搬送の待機と解除とを行うように制御し、残余の部の製本においては、既に計測された結果を利用し、計測及び表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御することで、生産性を高めながら高品位なくるみ製本処理を行える。
〔その他の実施形態の動作〕
以上の各実施形態では、画像形成システムにおいて画像形成装置100の制御部101が他の制御部201〜501の制御を行っていたが、これに限定されるものではなく、他のいずれかの制御部が統括的な制御を行うことも可能である。例えば、用紙束厚計測部430を有する用紙処理装置400内の制御部401が画像形成システム全体を制御することも可能である。
100 画像形成装置
101 制御部
102 通信部
104 記憶部
103 操作表示部
105 給紙部
110 搬送部
130 画像データ記憶部
140 画像処理部
150 画像形成部
300 用紙処理装置
301 制御部
302 通信部
304 記憶部
310 搬送部
320 筋付け部
350 中綴じ部
370 断裁部
390 冊子排出部
400 用紙処理装置
401 制御部
402 通信部
410 搬送部
420 平綴じ部
430 用紙束厚計測部
440 糊塗布部
450 くるみ製本部
490 冊子排出部
500 用紙処理装置

Claims (9)

  1. 複数枚の用紙を集積して本身部分の用紙束を生成し、くるみ用紙を表紙として前記用紙束を覆うことにより製本する機能、及び前記用紙束の厚みを計測し画像形成装置に通知する機能を有する用紙処理装置と接続されることが可能な画像形成装置であって、
    前記用紙及び前記表紙を搬送する搬送部と、
    前記用紙及び前記表紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記用紙及び前記表紙の搬送を制御すると共に前記画像形成部での画像形成を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記計測の結果に基づいて前記表紙への前記画像形成部での画像形成位置を制御する機能を有し、
    前記表紙に対して前記画像形成部が画像を形成するか否かに応じて、前記表紙を搬送するタイミングと前記表紙へ画像を形成するタイミングとを制御
    前記計測の結果に基づいて画像形成位置を制御しつつ前記表紙に対して前記画像形成部が画像を形成する場合には、前記計測が完了するまでは前記表紙の搬送を前記画像形成部の手前の所定位置で待機させ、前記計測が完了した時点で前記表紙の待機を解除して前記画像形成部に搬送し、前記計測の結果に応じて画像形成位置を制御しつつ前記表紙に画像を形成するよう制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、複数部の製本を行う場合には、予め定められた所定の部毎の製本において、前記計測を行うと共に前記表紙の搬送の待機と解除とを行うように制御し、残余の部の製本においては、前記計測及び前記表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御する、
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記用紙束の厚みに基づく画像形成位置の調整を伴った前記表紙への画像形成をしない場合には、前記計測中における前記表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  4. くるみ用紙を表紙として本身部分の用紙を覆うことにより製本する機能を有する用紙処理装置であって、
    前記用紙及び前記表紙を搬送する搬送部と、
    前記本身部分の用紙による用紙束を表紙で覆うことにより製本する製本部と、
    前記用紙束の厚みを計測する計測部と、
    前記搬送と前記製本と前記計測とを制御する制御部と、を備え、
    前記製本部は、前記表紙の背表紙の幅を調整して製本する機能を有して構成され、
    前記制御部は、前記計測のタイミングに応じて、前記搬送部で前記表紙を搬送するタイミングと前記製本部で製本するタイミングとを制御
    前記計測の結果に基づいて前記製本部が前記表紙の背表紙の幅を調整して製本する場合には、前記計測が完了するまでは前記表紙の搬送を前記製本部の手前の所定位置で待機させ、前記計測が完了した時点で前記表紙の待機を解除して前記製本部に搬送して製本を実行するよう制御する、
    ことを特徴とする用紙処理装置。
  5. くるみ用紙を表紙として本身部分の用紙を覆うことにより製本する機能を有する用紙処理装置であって、
    前記用紙及び前記表紙を搬送する搬送部と、
    前記本身部分の用紙による用紙束を表紙で覆うことにより製本する製本部と、
    前記用紙束の厚みを計測する計測部と、
    前記製本部において製本する際に前記表紙の折り目が形成される位置に、該製本の前に予め筋を付ける筋付け処理を行う筋付け部と、
    前記搬送と前記製本と前記計測とを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記計測のタイミングに応じて、前記搬送部で前記表紙を搬送するタイミングと前記製本部で製本するタイミングとを制御し、
    前記計測の結果に基づいて前記筋付け部が前記表紙に筋を付ける位置を調整し、前記計測の結果に基づいて前記製本部が前記表紙の折り目の位置を調整する場合には、前記計測が完了するまでは前記表紙の搬送を前記筋付け部の手前の所定位置で待機させ、前記計測が完了した時点で前記表紙の待機を解除して前記筋付け部に搬送して筋付け処理を実行するよう制御する、
    ことを特徴とす用紙処理装置。
  6. 前記制御部は、複数部の製本を行う場合には、予め定められた所定の部毎の製本において、前記計測を行うと共に前記表紙の搬送の待機と解除とを行うように制御し、残余の部の製本においては、前記計測及び前記表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御する、
    ことを特徴とする請求項4乃至5のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  7. 前記制御部は、前記用紙束の厚みに基づく前記表紙の背表紙の幅調整を伴う製本処理を行わない場合には、前記計測中における前記表紙の搬送の待機と解除を行わないように制御する、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  8. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置と、
    請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の用紙処理装置と、
    が接続されて構成されたことを特徴とする画像形成システム。
  9. 前記表紙に対して前記画像形成部が画像を形成する場合には、前記表紙を前記画像形成装置で搬送するタイミングと前記表紙へ画像を形成するタイミングとの制御を優先し、
    前記用紙束の厚みに基づく画像形成位置の調整を伴った前記表紙への画像形成をしない場合には、前記表紙を前記用紙処理装置で搬送するタイミングの制御を優先する、
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成システム。
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