JP5058572B2 - くるみ製本装置及びくるみ製本方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施の形態に係るくるみ製本装置を含む画像形成システムの構成を示す縦断面図である。
次に、画像形成システムの動作制御を行う制御部について、図2を参照して説明する。
図3は、図1に示すくるみ製本装置500の内部構成を示す断面図である。
次に、くるみ製本装置500における用紙および表紙の流れについて、図4〜図9を参照して説明する。
糊付けグリッパ523が用紙束540をグリップ(狭持)したときに、グリップ時の用紙束540の束厚測定が行なわれるが、ここで、この束厚測定について図10を参照して説明する。
図5に示すように用紙積載部Aから糊付け部Bの上方へ移動された用紙束540は、図6に示すように、糊付けグリッパ523にグリップされた状態で垂直な方向に回転され、用紙束540の背表紙となる側面(背面)が糊付け部Bと対向する姿勢となる。
図6に示すように、糊付け動作とオーバーラップして、表紙Pcが画像形成装置10から排出され、くるみ製本装置500へ搬送される。搬送ローラ対505により内部に取り込まれた表紙Pcは、切換フラッパ521が切り換えられており、搬送パス(a)から搬送パス(c)へと導かれ、搬送ローラ対510、511、513、514により搬送される。
ただし、Lsは、表紙Pcの搬送方向長さであり、Lwは、上記式(1)で得られた束厚である。
上記の説明では、表紙Pcを画像形成装置10から搬送する例を示したが、くるみ製本装置500の上部には、図3に示すようにインサータ300が設けられており、表紙のみインサータ300から挿入することが可能となっている。
図13は、くるみ製本装置500の糊付け部Bの構成を示す図である。図14は、くるみ製本装置500の糊付け部Bにおける糊付け動作の概要を示す図である。
図15は、くるみ製本装置500の接着部Cの構成を示す側断面図である。
次に、くるみ製本装置500の断裁部Dの動作について、図22〜図25を参照して説明する。図23〜図25は、断裁部Dにおいて行われる、冊子570を整形する工程をそれぞれ示す図である。
図28は、くるみ製本装置500の製本排出部Eの構成を示す側断面図である。
本発明の目的は、以下の処理を実行することによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
100 自動原稿送り装置
200 イメージリーダ
300 インサータ
350 プリンタ
400 後処理装置
500 くるみ製本装置
512 トリムグリッパ
520 用紙積載トレイ
522 糊付けローラ制御モータ
523 糊付けグリッパ
524 糊付けローラ
525 糊容器
527 カッター制御モータ
528 カッター
529 積載板
530 製本支持板
532 断裁屑箱
533 断裁屑受け箱
534 積載安定板
540 用紙束
570 冊子
590 折り目付けローラ(筋付け手段)
600 操作表示部
901 CPU(束厚測定手段)
904 負荷系制御部(束厚測定手段)
A 用紙積載部
B 糊付け部(接着手段)
C 接着部(接着手段、折り曲げ手段)
D 断裁部
E 製本排出部
Claims (2)
- 画像形成装置から排出された複数の用紙を用紙束として集積し、該用紙束に接着材を塗布し、該用紙束に表紙を貼り付けて冊子を作成するくるみ製本装置において、
前記用紙束の厚みを測定する束厚測定手段と、
前記表紙を搬送する搬送手段と、
前記表紙に対して、前記束厚測定手段によって測定された厚みに応じた間隔で第1の筋及び第2の筋を付ける筋付け手段と、
前記筋付け手段によって付けられた前記表紙における前記第1の筋と前記第2の筋との間に、前記用紙束の背面を接着する接着手段と、
前記接着手段によって接着された前記表紙と前記用紙束とからなる冊子において、前記表紙を前記第1の筋及び前記第2の筋に沿って折り曲げる折り曲げ手段と、
前記搬送手段及び前記筋付け手段を制御する制御手段とを有し、
該制御手段は、前記表紙の端部を基準として、前記表紙の長さLsから前記束厚測定手段により測定された前記用紙束の厚みLwを減算した残りの長さの1/2の距離Laだけ前記表紙を搬送し、前記表紙の端部から前記距離Laだけ離れた位置に、前記筋付け手段を一方向に移動させることによって第1の筋を付け、その後、前記表紙を前記用紙束の厚みLwに相当する距離だけ搬送し、該表紙における前記第1の筋とは前記厚みLwに相当する距離だけ離れた位置に、前記筋付け手段を前記一方向とは逆方向に移動させることによって第2の筋を付けるように前記搬送手段及び前記筋付け手段を制御する
ことを特徴とするくるみ製本装置。 - 画像形成装置から排出された複数の用紙を用紙束として集積し、該用紙束に接着材を塗布し、該用紙束に表紙を貼り付けて冊子を作成するくるみ製本装置に適用されるくるみ製本方法において、
前記用紙束の厚みを測定する束厚測定ステップと、
前記表紙を搬送する搬送ステップと、
前記表紙に対して、前記束厚測定ステップにおいて測定された厚みに応じた間隔で第1の筋及び第2の筋を付ける筋付けステップと、
前記筋付けステップにおいて付けられた前記表紙における前記第1の筋と前記第2の筋との間に、前記用紙束の背面を接着する接着ステップと、
前記接着ステップにおいて接着された前記表紙と前記用紙束とからなる冊子において、前記表紙を前記第1の筋及び前記第2の筋に沿って折り曲げる折り曲げステップと、
前記搬送ステップ及び前記筋付けステップにおいて、前記表紙の端部を基準として、前記表紙の長さLsから前記束厚測定手段により測定された前記用紙束の厚みLwを減算した残りの長さの1/2の距離Laだけ前記表紙を搬送し、前記表紙の端部から前記距離Laだけ離れた位置に、筋付け手段を一方向に移動させることによって第1の筋を付け、その後、前記表紙を前記用紙束の厚みLwに相当する距離だけ搬送し、該表紙における前記第1の筋とは前記厚みLwに相当する距離だけ離れた位置に、前記筋付け手段を前記一方向とは逆方向に移動させることによって第2の筋を付けるように制御する制御ステップと
を有することを特徴とするくるみ製本方法。
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