JP2003025759A - 製本装置および方法 - Google Patents

製本装置および方法

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JP2003025759A
JP2003025759A JP2001211000A JP2001211000A JP2003025759A JP 2003025759 A JP2003025759 A JP 2003025759A JP 2001211000 A JP2001211000 A JP 2001211000A JP 2001211000 A JP2001211000 A JP 2001211000A JP 2003025759 A JP2003025759 A JP 2003025759A
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Masahiko Sakai
雅彦 坂井
Motohiro Susa
元洋 須佐
Hajime Nishimura
始 西村
Junji Chatani
純司 茶谷
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本文の厚さに応じて表紙を裁断する工程を一連
の製本作業工程の中に組み入れ、製本後の表紙裁断工程
を不要化して、常に本文幅に同調した表紙幅で自動製本
する。 【構成】本文は両側からクランプされた状態で本文移送
手段1により供給され、そのクランプ状態において本文
厚さ検出手段2により厚さ検出され、糊付手段3により
背部にホットメルト接着剤を塗着される。表紙供給手段
5は、本文厚さ検出手段による検出結果を受けて本文の
厚さに応じて表紙を裁断する表紙裁断手段6と、本文厚
さ検出手段による検出結果を受けて表紙裁断手段による
裁断後の表紙の中央が所定位置における本文の厚さ中心
と一致するよう位置決めする表紙位置決め手段7とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製本しようとする
本文の背部をホットメルト接着剤を用いて表紙に接着し
て製本する製本装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】製本しようとする本文の背部をホットメ
ルト接着剤を用いて表紙に接着して製本する製本装置お
よび方法については、従来から各種の提案がなされてい
る。すなわち、本文の背部に溶融状態のホットメルト接
着剤を塗着し、または本文の背部を接着すべき表紙の中
央部に溶融状態のホットメルト接着剤を塗着するか、あ
るいは表紙の中央部にあらかじめホットメルト接着剤シ
ートを添付しておいてこれをヒータで加熱溶融させて、
本文の背部を表紙中央部に対して押圧することにより接
着した後、表紙の背部を本文の厚さに応じて折り曲げて
製本している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、製本しよう
とする本文の厚さは一定ではないので、上記した従来の
製本技術によると、製本後の表紙幅が本文の厚さに伴っ
て異なるものとなってしまう。このため、あらかじめあ
る程度のマージンを見込んで大きなサイズに表紙用紙を
形成しておき、これを用いて製本した後、本文の幅に合
わせて裁断するという工程を必要としており、製本作業
効率を損ねるとともに、製本後の表紙裁断量が多く、資
源の無駄となっていた。
【0004】あらかじめ表紙に何通りかの折り目を形成
しておき、本文の厚さに応じて折り目を選択して製本す
ることも行われているが、多種多様な本文の厚さに対応
した折り目を形成しておくことは実際上不可能であり、
また、本文の厚さ中心と表紙の中央との位置合わせが困
難であるとともに、上記の場合と同様、本文の厚さによ
って製本後の表紙幅が変動するという問題があった。
【0005】特公平6−43152号公報記載の発明で
は、表紙に本文の厚さに応じた間隔で折り目を形成する
とともに、ホットメルト接着剤シートを本文の厚さに応
じた所定幅に切断して表紙の折り目間隔内または熱板上
に載置し、外部加熱手段または熱板加熱により溶融した
ホットメルト接着剤により表紙の折り目間隔内に本文の
背部を接着するようにしている。
【0006】この従来技術によれば、表紙の折り目が本
文の厚さに同調したものとなるので、本文の厚さ中心と
表紙の中央との位置合わせについては問題ないが、依然
として本文の厚さによって製本後の表紙幅が変動すると
いう問題に対する解決手段とはならず、製本後の表紙裁
断工程を必要としていた。
【0007】また、この従来技術では、本文の厚さに応
じた表紙折り目形成およびホットメルト接着剤シート切
断をレバーハンドルの手動または自動操作によって行っ
ているが、切断後のホットメルト接着剤シートを所定位
置に載置する工程が自動化されておらず、表紙上に落下
した切断後のホットメルト接着剤シートを拾い上げ、こ
れを所定位置に載置するといった人手による作業が必要
であり、一連の製本作業を完全に自動化できるものでは
なかった。さらに、切断したホットメルト接着剤シート
を所定位置に正確に載置することが困難であり、しかも
載置後加熱溶融するまでの位置ずれを防ぐためにその裏
面にあらかじめ感圧接着剤を設けておくことが望まれる
などの問題を新たに生ずることになっていた。
【0008】また、冊子の内容を表示するため等の目的
から表紙に所定の印刷を施して製本することが多いが、
従来は製本装置にかける前に所定の印刷を施し、これを
製本装置に供給していた。ところが、上記従来技術によ
ると本文の厚さによって製本後の表紙幅が変動するた
め、あらかじめ印刷した表紙を用いると表紙中心位置の
ずれが生じ、特に全面印刷のような場合にはこの位置ず
れが目立ってしまってきわめて体裁の悪いものとなって
いた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した各従
来技術の不利欠点を解消し、本文の厚さに応じて表紙を
裁断する工程を一連の製本作業工程の中に組み入れ、製
本後の表紙裁断工程を不要化して、常に本文幅に同調し
た表紙幅で自動製本することができる新規な製本装置お
よび方法を提供することを目的とする。
【0010】この目的を達成するため、請求項1にかか
る製本装置は、製本しようとする本文を両側からクラン
プした状態で第1の所定位置に供給する本文供給手段
と、本文供給手段によるクランプ状態において本文の厚
さを検出する本文厚さ検出手段と、本文供給手段により
第1の所定位置に供給された本文の背部にホットメルト
接着剤を塗着する糊付手段と、糊付手段により背部にホ
ットメルト接着剤を塗着された本文を第1の所定位置か
ら第2の所定位置に移送する本文移送手段と、本文移送
手段により第2の所定位置に移送された本文のホットメ
ルト接着剤塗着背部の下方に表紙を供給する表紙供給手
段と、表紙供給手段により供給された表紙の中央部を本
文のホットメルト接着剤塗着背部に押圧して接着する表
紙接着手段と、表紙接着手段により接着された表紙を本
文のホットメルト接着剤塗着背部の両側縁に沿って折り
曲げる表紙成型手段とを有してなり、表紙供給手段は、
本文厚さ検出手段による検出結果を受けて本文の厚さに
応じて表紙を裁断する表紙裁断手段と、本文厚さ検出手
段による検出結果を受けて表紙裁断手段による裁断後の
表紙の中央が第2の所定位置における本文の厚さ中心と
一致するよう位置決めする表紙位置決め手段とを含むこ
とを特徴としている。
【0011】請求項2は、請求項1記載の製本装置にお
いて、さらに、表紙裁断手段により裁断された表紙切り
屑を表紙供給手段による通紙経路とは別の切り屑排出経
路を通じて排出する切り屑排出手段を有することを特徴
としている。
【0012】請求項3は、請求項2記載の製本装置にお
いて、通紙経路と切り屑排出経路とが表紙裁断手段の直
下に隣接して設けられており、切り屑排出手段は、表紙
裁断手段により裁断された表紙切り屑を切り屑排出経路
に案内するとともに、裁断後の表紙は通紙経路に案内す
るよう、表紙裁断手段の作動と連動して切替操作される
経路切替手段を有することを特徴としている。
【0013】請求項4は、請求項1ないし3のいずれか
記載の製本装置において、さらに、表紙裁断手段により
裁断された表紙の裁断寸法に応じた任意位置に任意の印
刷を施す表紙印刷手段が設けられることを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項5にかかる製本方法は、製本
しようとする本文を両側からクランプした状態で糊付位
置に供給するとともにその間に本文の厚さを検出し、糊
付位置において本文の背部にホットメルト接着剤を塗着
し、背部にホットメルト接着剤を塗着された本文を表紙
成型位置に移送し、一方、本文の厚さに応じて表紙を裁
断し、裁断後の表紙の中央が表紙成型位置に移送された
本文の厚さ中心と一致するよう表紙を供給し、表紙の中
央部を本文のホットメルト接着剤塗着背部に対して押圧
して接着するとともに、表紙を本文のホットメルト接着
剤塗着背部の両側縁に沿って折り曲げて表紙成型するこ
とを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明による製本装置の概
略構成を示すブロック図であり、本文厚さ検出手段2を
含む本文供給手段1と、糊付手段3と、本文移送手段4
と、表紙裁断手段6および表紙位置決め手段7を含む表
紙供給手段5と、表紙接着手段8と、表紙成型手段9
と、冊子排出手段10と、切り屑排出手段11とを有し
て構成されている。
【0016】本文供給手段1は、製本しようとする本文
を両側からクランプした状態で糊付位置(第1の所定位
置)である糊付位置まで供給する。本文厚さ検出手段2
は、本文供給手段1によるクランプ状態において本文の
厚さを検出する。糊付手段3は、本文供給手段1により
糊付位置に供給された本文の背部にホットメルト接着剤
を塗着する。本文移送手段4は、糊付手段3により背部
にホットメルト接着剤を塗着された本文を糊付位置から
表紙成型位置(第2の所定位置)に移送する。
【0017】表紙供給手段5は、表紙成型位置、より詳
しくは同位置において本文移送手段4により表紙成型位
置に移送された本文のホットメルト接着剤塗着背部の下
方に表紙を供給するもので、本文厚さ検出手段2による
検出結果(本文厚さ検出値)を受けて、表紙裁断手段6
により本文の厚さに応じて表紙を裁断するとともに、裁
断後の表紙の中央が表紙成型位置における本文の厚さ中
心と一致するよう表紙位置決め手段7によって位置決め
して、上記表紙成型位置に表紙を送り込む。表紙裁断手
段6により裁断された表紙切り屑は切り屑排出手段11
により、表紙供給手段5による表紙の通紙経路とは別の
切り屑排出経路を通じて排出される。
【0018】表紙接着手段8は、表紙成型位置におい
て、表紙供給手段5により供給された表紙の中央部を本
文のホットメルト接着剤塗着背部に押圧して接着する。
表紙成型手段9は、表紙接着手段8により接着された表
紙を本文のホットメルト接着剤塗着背部の両側縁に沿っ
て折り曲げて製本する。表紙接着手段8および表紙成型
手段9は、後述の実施形態のように、単一の手段で両方
の機能を同時に実現するように構成してもよい。このよ
うにして製本された表紙付き冊子は、冊子排出手段10
によって上記一連の製本ラインから排出され、所定場所
に搬送される。
【0019】表紙印刷手段12は、表紙裁断手段6によ
り裁断された表紙の裁断寸法に応じた任意位置に任意の
印刷を施すものである。前述のように、表紙裁断手段6
は本文厚さ検出手段2により検出された本文厚さ検出値
を受けて所定寸法に表紙を裁断するので、この時点で、
製本後の冊子の表紙中心位置が分かっている。したがっ
て、表紙印刷手段12は、表紙に印刷すべき文字や画像
等の印刷データの入力を受け、該印刷データを製本後の
冊子の表紙中心位置を考慮しながら印刷することができ
るため、位置ずれを生じさせずに印刷可能であり、特に
全面印刷のような場合に有効である。また、従来のよう
に製本前にプレ印刷を行う必要がなく、製本装置に印刷
機構を組み込むことで一連の製本工程の中で表紙印刷を
行うことができる利点がある。なお、表紙印刷手段12
に用いられる印刷機構は従来公知の任意のものを採用可
能であり、たとえばインクジェット方式の印刷機構を採
用することができる。
【0020】図1では本文厚さ検出手段2により検出さ
れた本文厚さ検出値を表紙裁断手段6、表紙位置決め手
段7および表紙印刷手段12に入力するように示されて
いるが、実際には図示しないコンピュータ等の制御手段
が用いられ、本文厚さ検出値を受けて、表紙裁断手段
6、表紙位置決め手段7および表紙印刷手段12を各々
上記のように作動させるよう制御している。
【0021】図2は本発明の一実施形態としての自動製
本装置の全体構成を示す正面図であり、図1に示される
各手段に対応する機構を備えているが、この実施形態で
は表紙印刷手段は割愛されている。
【0022】図2の実施形態において、本文供給手段1
(図1)は主としてサブクランプ20で構成されてお
り、サブクランプ20に取り付けた厚みセンサ21が本
文厚さ検出手段2(図1)を構成している。
【0023】サブクランプ20は回転機構22により支
軸23を中心として往復揺動可能であり、図示しない制
御手段によって、図2に実線で示す本文供給位置と、本
文供給位置から約60度図において反時計方向に回転さ
せた位置であるジョグ位置と、ジョグ位置からさらに約
30度同方向に回転させた位置である本文受渡位置の3
つの位置を取るように制御される。
【0024】サブクランプ20は、製本しようとする本
文Aを載置収容するテーブル24と、テーブル24上に
載置収容された本文Aを上から押さえ付けるためのクラ
ンプ板25と、クランプ板25を本文Aの厚さ方向に移
動させてテーブル24上の本文Aをクランプするための
移動機構とを備えている。図3にはこの移動機構の一例
が示されており、モータ33の回転をウォームギア34
およびウォームホイール35を介して偏心カム36に伝
達し、この偏心カム36を回転させることでシャフト3
8の一端に設けられたカムフォロア37を移動させ、こ
れによってシャフト38を移動させて、該シャフトの他
端に連結されたクランプ板25をテーブル24に対して
近接または離隔する方向に移動させる。テーブル24と
カムフォロア37との間においてシャフト38の回りに
はコイルスプリング39が巻回されており、このバネ力
によって、テーブル24とクランプ板25との間に挟持
された本文Aに対して所要のクランプ力を与えている。
【0025】テーブル24およびクランプ板25の各先
端部は櫛歯状となっており、突出する爪24a,25a
と凹部24b,25bとが所定間隔で交互に設けられて
いる(図4)。
【0026】テーブル24の先端側(図2において左
側)には、テーブル24上に投入した本文Aの前端を係
止するストッパ28が回動自在に設けられ、また、テー
ブル24上の本文Aの幅方向両側縁を位置規制するため
の固定ガイド29および可動ガイド30が設けられてい
る。さらに、サブクランプ20には、テーブル24に載
置収容させた本文Aの後端を押さえ付ける押さえ板31
が回動可能に設けられている(図3、図5)。可動ガイ
ド30は支軸30aを中心として図6において反時計方
向に回転するようにバネ付勢されており、テーブル24
上に載置した本文Aの幅変動に対応して、固定ガイド2
9と協働して左右位置規制するものである。押さえ板3
1はねじりコイルバネ32により図5において反時計方
向に回転するように付勢されている。押さえ板31は本
文供給手段1(図1)の一部を構成すると同時に、後述
するようにジョグユニット40の一部を構成している。
【0027】なお、図示しないが、サブクランプ20に
は、テーブル24上に供給された本文Aのサイズ(A
4、B5等)を検出する本文サイズセンサが設けられて
いる。
【0028】ジョグユニット40は、サブクランプ20
が前述の回転機構22により退避位置からジョグ位置に
移動したときに、この位置において、サブクランプ20
のテーブル24,クランプ板25間にクランプされた本
文Aに対して所定の振動を与えることによって突き揃え
を行うものであり、回転機構41により退避位置(図2
において二点鎖線で示す)と作動位置(図2において実
線で示す)との間を往復揺動するベース42と、ベース
42に対してスライドレール(図示せず)を介して上下
動可能に取り付けられた略L字形の上下揺動板43と、
ベース42の下端に直角に取り付けられた本文下端位置
決め板44(この実施形態ではベース42の幅方向に間
隔をおいて複数個取り付けられている:図11参照)
と、上下揺動板43をベース42に対してそれらの面と
平行な方向(本文Aの用紙面と平行な方向)に微小往復
移動させる振動機構45と、サブクランプ20に支持さ
れた本文Aを上方から押さえ付ける前述の押さえ板31
と、左右揺動板46と、左右揺動板46を前述の板バネ
30を介して本文Aの左側縁(図6)に対して断続的に
衝突させる振動機構47とを有する(図5、図6、図1
0、図11)。
【0029】この実施形態において、振動機構45は、
モータ45aと、該モータにより回転駆動される偏心カ
ム45bと、該偏心カムと係合するべく上下揺動板43
に設けられた係合穴45cとを有して構成されている。
振動機構47も略同様の構成であり、モータ47aと、
該モータにより回転駆動される偏心カム47bと、該偏
心カムと係合するべく左右揺動板43に設けられた係合
穴47cとを有して構成されている。
【0030】ジョグユニット40による本文突き揃え
は、サブクランプ20がジョグ位置に移動した後クラン
プを開放してフリーとなった本文Aに対して、その上下
の突き揃えについては上端を押さえ板31で押さえなが
ら上下揺動板43の微小上下動によってその下端を突き
揃えることによって行い、左右の突き揃えについては本
文Aの右端を固定ガイド29で固定しながら左右揺動板
46の微小揺動によってその左端を突き揃えることによ
って行う。押さえ板31はコイルバネ32の付勢力に抗
して時計方向(図5)に回動可能であるため、上下揺動
板43の微小上下動に伴う本文Aの移動を許容する。ま
た、本文Aの左端には常にバネ板30が弾性係合してい
るため、ジョグ動作の間に左右揺動板46が本文Aから
離れたときの跳ね返りを防止する。
【0031】メインクランプ50は本文移送手段4(図
1)を構成しており、図2において右側の可動クランプ
板51と,左側の固定クランプ板52と、可動クランプ
板51を固定クランプ板52に対して移動させることに
よりメインクランプを開閉するクランプ開閉機構53
と、メインクランプ50全体を水平移動する移動機構5
4とを有している。クランプ開閉機構53としては、た
とえば、サブクランプ20について例示した移動機構
(図3)に類似の機構を採用することができる。
【0032】移動機構54により水平移動するメインク
ランプ50は、サブクランプ20が本文受渡位置に到達
したときにテーブル24とクランプ板25との間に圧接
挟持された状態の本文Aを後述するようにしてメインク
ランプ50に移し替える本文受取位置と、糊付位置と、
表紙成型位置の3つの位置を取るように制御される。図
2においては本文受取位置のメインクランプが実線で示
され、表紙成型位置のメインクランプが点線で示されて
いる。糊付位置は図示されていないが、本文受渡位置か
ら同図において左方向に若干移動し、クランプ板51,
52間にクランプされた本文Aの厚さ中心がヒートロー
ラ64(後述)の中心線上に整列した位置である。
【0033】クランプ板51,52の先端部(上端部)
はサブクランプ20のテーブル24およびクランプ板2
5の先端部と同様に櫛歯状となっており、突出する爪5
1a,52aと凹部51b,52bとが所定間隔で交互
に設けられているが、メインクランプとサブクランプに
おける爪と凹部の配置関係が逆になっており、サブクラ
ンプ20が本文受渡位置に到達したとき、本文Aをクラ
ンプしているテーブル24,クランプ板25の爪24
a,25aが、本文受取位置で待機しているメインクラ
ンプ50のクランプ板51,52の凹部51b,52b
に入り込むとともに、クランプ板51,52の爪51
a,52aはテーブル24,クランプ板25の凹部24
b,25bに入り込む(図4)。
【0034】図2の実施形態における糊付手段3(図
1)はヒータユニット60として示されており、長尺帯
状のホットメルトシート61を巻回するシートローラ6
2と、シートローラ62から巻き出されたホットメルト
シート61を所定の搬送路に沿って搬送するシート送り
ローラ63と、シート送りローラ63から送り出された
ホットメルトシート61をその溶融温度以上に加熱して
溶融させるヒートローラ64と、ヒートローラ64との
接触により溶融したホットメルト接着剤61’を収容す
るハウジング65と、ヒートローラ64を所定方向(図
2、図7において時計方向)に回転させる回転駆動機構
66と、ヒートローラ64を昇降移動させる昇降駆動機
構67とを有している。ハウジング65には上下2箇所
に温度センサ68,69が設けられており(図7)、ハ
ウジング65内に所定量の溶融ホットメルト接着剤6
1’が収容されているか否かを温度センサ68,69に
よる測定温度差によって検出する。
【0035】図2の実施形態における表紙供給手段5
(図1)は給紙ユニット70として示されており、表紙
用紙(以下単に表紙という)Bを収容する表紙カセット
71と、表紙カセット71に収容された表紙Bを所定の
タイミングで一枚ずつ給送する給紙ローラ72と、給紙
ローラ72によって給紙された表紙Bを所定の通紙経路
に沿って搬送する一連の搬送ローラ群73とを有してい
る。最後の搬送ローラは後述の表紙位置決めローラ81
として設けられている。表紙カセット71は、製本サイ
ズ(A4、B5等)に応じた所定の複数種類のサイズの
表紙Bを収容可能である。表紙カセット71には、図示
しないが、表紙カセット71に収容された表紙Bのサイ
ズを検出する表紙サイズセンサが設けられている。ま
た、所定の通紙経路に沿って用紙Bが搬送されているこ
とを検出するセンサとして、下記カット位置センサ74
のほか、複数のセンサ82〜84が設けられている。
【0036】搬送ローラ群73によって規定される表紙
Bの通紙経路の途中に表紙裁断手段6(図1)が設けら
れており、図2の実施形態ではこれをカット位置センサ
74と、カッター刃75aを備えたカッター75で構成
している(図8、図9)。カッター刃75aは図示しな
いモータによって駆動される。
【0037】カッター75により本文Aの厚さに応じた
所定サイズに裁断された表紙B’は、さらに通紙シュー
ト80および搬送ローラ73により所定の通紙経路に沿
って搬送され、後述の表紙位置決め手段7(図1)によ
り所定位置に位置決めされて、表紙成型位置に送り込ま
れる。一方、裁断された表紙切り屑は切り屑排出手段1
1(図1)によって通紙経路とは別の切り屑排出経路を
通って排出される。切り屑排出手段は、図2の実施形態
においては、カッター75の作動と同期して切替制御さ
れる可動板(経路切替手段)77と、可動板77が点線
位置(図2、図9)にあるときにカッター75によりカ
ットされた表紙切り屑を切り屑トレイ79に送り込むた
めに通紙シュート80に隣接して設けられる切り屑排出
シュート78とを有して構成されている。
【0038】裁断後の表紙B’の通紙経路は表紙成型位
置(図1)の直前で略水平面とされ、この水平通紙面の
領域内に、表紙位置決め手段7(図1)を構成する上下
一対の表紙位置決めローラ81と表紙揃えピン85が設
けられている(図12)。表紙位置決めローラ81は常
時は対向するローラ86に圧接した状態に維持される
が、昇降機構87により対向ローラ86から退避可能で
あり、カット後の表紙B’が表紙接着および表紙成型の
ための所定位置に到達する直前で上昇して対向ローラ8
6から退避する。表紙揃えピン85は図12に示される
上昇位置と下方の待機位置との間を昇降可能であり且つ
表紙搬送方向(水平方向)に移動可能であって、表紙位
置決めローラ81が退避している間に、それまでの待機
位置から上昇位置に上昇し、且つ水平方向に前進して、
後述する固定ガイド88(図16)との協働により、成
型位置近傍に送り込まれた表紙B’の位置(特に搬送方
向と直交する方向の位置)を微修正する。この後、表紙
位置決めローラ81を再駆動して、表紙B’を所定の成
型位置に送り込む。
【0039】図2の実施形態において表紙接着手段8
(図1)および表紙成型手段9(図1)は単一の表紙成
型ユニット90が兼用しており、一対の成型プレート9
1,91と、これら成型プレートを開閉するプレート開
閉機構92と、成型プレートの直下に設けられる移動プ
レート93と、移動プレート93を水平方向に移動させ
る移動機構94と、成型プレートの表紙成型ユニット9
0の全体を待機位置(図2において実線で示されてい
る)と成型位置(図2において点線で示されている)と
の間を昇降移動させる昇降機構95とを有している。成
型プレート91,91は、表紙成型位置においてメイン
クランプ50により垂直に立てた状態に支持されている
本文Aの厚さ中心に対して左右対称であり、プレート開
閉機構92により開閉移動するときも該厚さ中心に対し
て左右対称の関係を維持する。
【0040】移動プレート93は、この実施形態の自動
製本装置で製本可能な許容最大厚さ(たとえば20m
m)以上の幅を有して製本後の冊子Cを挿通可能である
冊子挿通孔93aを有しており、図2に示される位置
(実線位置および点線位置=シャッター閉止位置)にあ
るときは本文挿通孔93aは成型プレート91,91間
の開口(プレート開閉機構92により両プレートが開い
たときに両プレート間に形成される開口)と整列してい
ないが、移動機構94により該位置から図2において右
方に移動したとき(シャッター開放位置)は、プレート
開閉機構92により成型プレート91,91が開いたと
きに両プレート間に形成される開口と整列するように位
置制御される。
【0041】表紙成型ユニット90の下方には製本済み
の冊子Cを排出する冊子排出手段10(図1)が設けら
れ、図2の実施形態では、上記成型プレート91,91
間の開口と整列可能な移動プレート93の冊子挿通孔9
3aと、この下方に設けられるガイド96と、ガイド9
6から落下した冊子Cを載置して紙面鉛直方向に移送す
るベルトコンベア97とを有するものとして構成されて
いる。
【0042】以上に述べた自動製本装置の各部の作動は
図示しないコンピュータ等の制御装置によって制御され
るものであり、これについて以下図12〜図14のフロ
ーチャートを参照しながら説明する。
【0043】図13のフローチャートは、製本作業開始
から本文Aがサブクランプ20により供給され、その供
給過程においてジョグユニット40による突き揃えが行
われた後、メインクランプへの受渡が完了するまでの動
作フローを示す。
【0044】まず、S101で初期スタート条件がすべ
て満たされているか否かを確認する。初期スタート条件
には、たとえば、サブクランプ20が前述の本文供給位
置にあり且つジョグユニット40が前述の退避位置にあ
ること、サブクランプ20のテーブル24上に本文Aが
セットされていること、給紙ユニット70のカセット7
1にテーブル24上の本文Aのサイズに対応したサイズ
の表紙Bが収容されていること(前述の本文サイズセン
サと表紙サイズセンサによる検出値に基づいて判断す
る)、ヒータユニット60においてハウジング内に所定
量のホットメルト接着剤61’が既に収容されているこ
と、スタートスイッチがONにされていること、等が含
まれる。
【0045】S101ですべての初期スタート条件が満
たされていることを確認した後、サブクランプ20のク
ランプ板25をテーブル24に近接させる方向に移動
(下降)させて、それらの間に本文Aをクランプし(S
102)、このクランプ状態において本文Aの厚さをセ
ンサ21で検出する(S103)。なお、図2の実施形
態の自動製本装置では厚さ1.5mm以上20mm以下
の本文を製本可能であり、ここではセンサ21による検
出値がこの許容範囲内であることを前提としているが、
範囲外であるときはサブクランプ20を開くとともにエ
ラー表示をしてリセットを待つものとする。
【0046】次に、サブクランプ20をジョグ位置に移
動させるとともに、本文Aの前端を押さえているストッ
パ28を図2点線位置に退避させた(S104)後、回
転機構41によりジョグユニット40をそれまでの退避
位置から作動位置(図2実線位置)に移動させるととも
に、クランプ板25を若干開いて本文Aに対するクラン
プを開放し(S105)、ジョグユニット40による突
き揃えを所定時間行う(S106)。ジョグユニット4
0による突き揃え動作については図5、図6、図10お
よび図11を参照して詳細に既述した通りである。な
お、ジョグユニット40による突き揃えを行っている間
に、表紙成型位置での表紙接着および表紙成型を終えた
メインクランプ50が本文受取位置に向けて移動中また
は既に本文受取位置に復帰しており、また、次の製本作
業のための表紙Bが給紙ユニット70の表紙カセット7
1から給紙され、または搬送途中にある。
【0047】ジョグユニット40による所定時間の突き
揃えが終了した後、クランプ板25を再度テーブル24
に近接移動させて本文Aをクランプし(S107)、ジ
ョグユニット40を退避位置(図2二点鎖線位置)に退
避させる(S108)。
【0048】次いで、メインクランプ50が後述する表
紙接着・表紙成型に関連する一連の動作を完了して本文
受取位置に戻っていることを確認した(S109)後、
突き揃え終了後の本文Aをクランプしているサブクラン
プ20を回転機構22により本文受渡位置に移動させる
(S110)。このときメインクランプ50は開いた状
態(図4(a))にあり、既述したように、サブクラン
プ前端の爪24a,25aがメインクランプの凹部51
b,52bに入り込むとともにメインクランプの爪51
a,52aがサブクランプ前端の凹部24b,25bに
入り込む(図4(b))ため、この後にメインクランプ
を閉じ(S111)、サブクランプ20を開放(S11
2)しても、ジョグユニット40による突き揃え状態を
ずらさずに、また確実に、本文Aをサブクランプ20か
らメインクランプ50に受け渡すことができる(図4
(c))。
【0049】開放状態とされたサブクランプ20は本文
供給位置に復帰して次の製本のための本文供給を待つ
(S113)。また、S111およびS112によりサ
ブクランプ20から本文Aを受け渡されたメインクラン
プ50に対して、本文受取位置から糊付位置に向けて移
動可能であることを示す信号を出力する(S114)。
そして、次回スタート条件が満たされているか否かを確
認して(S115)、前述のS102に戻る。次回スタ
ート条件には、たとえば、サブクランプ20のテーブル
24上に本文Aがセットされていること、スタートスイ
ッチがONにされていること等が含まれる。所定時間経
過しても次回スタート条件が満たされない場合は、製本
作業が終了したものと判断して装置を停止させる。
【0050】図14のフローチャートは糊付処理から表
紙接着および表紙成型に至るまでの動作フローを示し、
まず、メインクランプ移動可能信号が出力されたこと
(図13:S114)を確認(S201)した後、メイ
ンクランプ50を本文受取位置から糊付位置まで移動さ
せる(S202)。前述のように、サブクランプ20か
ら本文Aを受け取る時のメインクランプ50は、ヒータ
ユニット60のヒートローラ64の中心軸から図2にお
いて若干右方にずれた位置にあり、厚みセンサ21によ
る本文厚さ(図13:S103で検出済み)を参照し
て、メインクランプ50に直立状態にクランプされた本
文Aの厚さ中心がヒートローラ64の中心軸上に位置す
るよう、メインクランプ50を本文受取位置(図2実線
位置)から糊付位置まで移動させるものである。
【0051】次いで、昇降駆動機構67によりヒートロ
ーラ64を上昇させる(S203)。ヒートローラ64
は通常は回転駆動機構66により所定方向に回転してい
て、その周面には所定量の溶融ホットメルト接着剤6
1’が付着している。上昇時(S203)には回転を止
められており、このヒートローラ64を上昇させて、糊
付位置においてメインクランプ50に直立状態にクラン
プされている本文Aの背部に所定の圧接力で圧接させた
後、微小角度範囲内(たとえば±5度程度)において正
逆回転させる(S204)。これにより、本文Aの背部
だけでなく背部近傍の両側面部分にも溶融ホットメルト
接着剤61’を塗着した後、ヒートローラ64を待機位
置に下降させる(S205)。以上でヒータユニット6
0による糊付作業が終了する。
【0052】次いで、表紙(所定サイズに裁断済みの表
紙B’)が表紙成型ユニット90の成型プレート91,
91上の所定位置に既に送り込まれているか否かを確認
(S206)した後、メインクランプ50をさらに図2
において左方に表紙成型位置まで移動させる(S20
7)。なお、メインクランプ50の表紙成型位置におい
ては、背部およびその近接領域にホットメルト接着剤6
1’が塗着された本文Aの厚さ中心が成型プレート9
1,91の中心線上に位置しており、表紙B’も同様に
その幅中心が成型プレート91,91の中心線上に位置
している。この表紙位置決めのための動作については図
15のフローチャートにより後述する。
【0053】そして、これまで閉じていた成型プレート
91,91をプレート開閉機構92により開き(S20
8)、これまで待機位置(図2実線位置)にあった表紙
成型ユニット90を昇降機構95により成型位置(図2
点線位置)に上昇させる(S209)。成型プレート9
1,91が開いた状態で移動プレート93が上昇するこ
とにより、表紙成型位置のメインクランプ50にクラン
プされた直立状態の本文Aの背部に対して表紙が圧接さ
れ、既に塗着されているホットメルト接着剤61’を介
して本文Aの背部が表紙中央に接着される。
【0054】次いで、成型プレート91,91を閉じる
(S210)。S206で成型プレート91,91の間
に本文Aおよび表紙B’が配置されていることが既に確
認されているので、ここで成型プレート91,91を閉
じることにより、本文Aの背部の側縁に沿って表紙を折
り曲げて表紙成型を行うことができる。また、前述の糊
付工程により本文Aの背部に近接する両側面領域にもホ
ットメルト接着剤61’が塗着されている(いわゆる横
糊)ため、成型プレート91,91を閉じることによ
り、横糊を介して本文Aの背部に近接する両側面領域に
も表紙B’を接着することができる。すなわち、S21
0のステップにおいて表紙接着と表紙成型とが同時に行
われる。このときの成型圧はS211で検出され、所定
圧力値で成型を開始してから所定時間(たとえば2秒)
を経過したとき(S212:Yes)に成型を終了す
る。
【0055】成型終了後、移動プレート93の冊子挿通
孔93aが成型プレート91,91の中心軸の直下とな
る位置(シャッター開放位置)まで、移動プレート93
を移動機構94により移動させた(S213)後に成型
プレート91,91を、プレート開閉機構92により開
き(S214)、メインクランプ50を開く(S21
5)。メインクランプ50によるクランプから開放され
ることにより、製本された冊子Cが開放状態の成型プレ
ート91,91間の隙間および冊子挿通孔93aを通過
し、ガイド96により案内されてベルトコンベア97上
に落下して、所定場所に搬送される。ベルトコンベア9
7による冊子Cの排出経路には排出センサ(図示せず)
が設けられており、この排出センサが冊子Cを排出した
ことを検知した(S216:Yes)後、表紙成型ユニ
ット90を成型位置から待機位置に下降させる(S21
7)とともに、移動プレート93をシャッター閉止位置
に復帰させる(S218)。そしてメインクランプ50
を本文受取位置(図2実線位置)に復帰させる(S21
9)。
【0056】以上に述べた一連の糊付から製本までの動
作を、図13:S114でメインクランプ移動可能信号
が出力された都度実行して、製本作業を繰り返し行う。
【0057】次に、給紙ユニット70による表紙供給お
よびこれに関連する表紙カット、切り屑排出、表紙位置
決めの各動作を図15のフローチャートを参照して説明
する。
【0058】図12:S115で次回スタート条件が満
たされていることを確認した後、表紙カセット71に少
なくとも1枚の表紙が収容されていることを確認(S3
01)して、給紙ローラ72をモータ駆動して、カセッ
ト71内の表紙Bを1枚だけ通紙経路に沿って給送し始
める(S302)。カッター75の直前に設けられたカ
ット位置センサ74は表紙Bの先端を通過したときにO
Nとなり、これをS303で確認すると給紙ローラ72
を一旦停止させ(S304)、所定量(L1)だけ表紙
Bを搬送するべく給紙ローラ72を微量駆動させた(S
305)後に再度停止させる(S306)。これによ
り、センサ74からカッタ刃75aによるカット位置ま
での通紙経路長を(L2)とすると、(L1−L2)だ
け表紙Bの前端がカッター刃75a位置よりも下方に突
出することになる。ここでモータ駆動によりカッター刃
75aを通紙経路と略直交する方向に移動させて用紙B
前端をカットする(S307)。
【0059】表紙カセット71に収容される表紙Bは製
本すべき本文Aのサイズに応じてあらかじめ定められた
サイズを有しており、本文Aの幅を(WA)とし、カッ
ター刃75aによるカット代を(V)だけ取るものと
し、また、ヒータユニット60での糊付け量や表紙成型
ユニット90での成型代(折り曲げ代)として片側で
(α)だけマージンを取るものとして、この自動製本装
置による製本可能な最大許容厚さを(Tmax,この実
施形態では20mm)とすると、次式で示される幅(W
B)を有する表紙Bがあらかじめ準備されており、これ
が表紙カセット71に収容されている。 WB=(WA+α)×2+Tmax+V
【0060】そして、本文厚さセンサ21で測定した本
文厚さを(TA)とすると、最大許容厚さとの差、すな
わち(Tmax−TA)が表紙のカット量となり、これ
が前述の表紙突出量(L1−L2)に等しくなるから、
S305における表紙搬送量(L1)は次式を満たすよ
うに設定すればよいことになる。 L1=Tmax−TA+L2
【0061】S307でカットされた後の表紙幅(W
B’)は次式で表される。 WB’=(WA+α)×2+TA
【0062】次いで、給紙ローラ72をモータ駆動して
カット後の表紙B’の給送を再開し(S308)、セン
サ83が表紙B’の後端通過を検出してONになるのを
待つ(S309)。センサ83がONになると(S30
9:Yes)、給紙ローラ72を停止させ(S31
0)、表紙位置決めローラ81を上昇させて対向ローラ
86から退避させた(S311)後、表紙揃えピン85
の移動による表紙揃えを行う(S312)。表紙揃えピ
ン35は成型位置近傍に送り込まれた表紙B’の一側縁
と係合可能な位置に設けられており、他側縁には固定ガ
イド88,88が設けられている(図16)。S312
における表紙揃えピン35の移動は、それまで表紙B’
には係合しない下方位置に待機していた状態から上昇し
て表紙B’の一側縁と係合し、さらに上昇することによ
って表紙B’を傾けながらるステッピングモータ(図示
せず)により表紙搬送方向に低速にて微量移動させ、表
紙B’の他側縁を固定ガイド88,88に係合させる。
これにより、特に搬送方向と直交する方向おける表紙
B’の位置ずれを補正する。
【0063】S312で表紙揃えが完了すると、表紙揃
えピン35を下方待機位置に下降させた後、表紙位置決
めローラ81を下降させて対向ローラ86に圧接し(S
313)、これを駆動して給紙を再開し(S314)、
センサ84が表紙B’の後端通過を検出してONになっ
たとき(S315:Yes)に表紙位置決めローラ81
を停止させる(S316)。これにより表紙B’が成型
プレート91上の基準位置に送り込まれるが、この時点
では本文厚さ(TA)に応じた所定位置にはまだ位置決
めされていない。このときの位置制御は任意であるが、
たとえば、この自動製本装置による製本許容最小厚さを
(Tmin,この実施形態では1.5mm)として、T
A=Tminのときに、S316で停止した表紙B’の
中心位置が、メインクランプ50が成型位置に移動した
とき(図14:S207)の本文Aの厚さ中心と整列す
るように位置制御する。この位置制御の場合は、S31
6で停止した時点では、実際の本文厚さと製本許容最小
厚さとの差の半分、すなわち(TA−Tmin)/2だ
け、成型位置の本文厚さ中心からずれていることにな
る。
【0064】そこで、この演算結果を受けて、S317
で表紙位置決めローラ81を駆動して上記所定量だけ表
紙B’を搬送させて位置決めを終了し、S318で成型
処理完了を待って、図15の表紙供給に関連するフロー
を終了する。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、本文の厚さに応じて表
紙を裁断する工程を一連の製本作業工程の中に組み入れ
たので、製本後の表紙裁断工程が不要化され、常に本文
幅に同調した表紙幅で自動製本することができる。
【0066】また、本文の厚さに応じて表紙が裁断され
るため、裁断後の表紙の中心位置を正確に把握すること
ができ、これに印刷を施して製本することにより位置ず
れのない表紙印刷が可能であり、特に全面印刷の場合に
有効である。これによって、従来行われていた製本前の
プレ印刷が不要となり、真の意味のオンデマンド製本を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製本装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施形態としての自動製本装置の全
体構成を示す正面図である。
【図3】図2の自動製本装置におけるサブクランプに関
連する構成を示す拡大断面図である。
【図4】この自動製本装置におけるサブクランプとメイ
ンクランプの先端部形状を示すとともにサブクランプか
らメインクランプへの本文受渡の要領を示す説明図であ
る。
【図5】この自動製本装置におけるサブクランプおよび
ジョグユニットに関連する構成を示す平面図である。
【図6】この自動製本装置におけるサブクランプに関連
する構成を示す拡大平面図である。
【図7】この自動製本装置におけるヒータカセット部の
構成を示す説明図である。
【図8】この自動製本装置における表紙裁断手段(カッ
ター)に関連する構成を示す正面図である。
【図9】この自動製本装置における切り屑排出手段に関
連する構成を示す正面図である。
【図10】この自動製本装置におけるジョグユニットに
関連する構成を示す側面図である。
【図11】この自動製本装置におけるジョグユニットに
関連する構成を示す正面図である。
【図12】この自動製本装置における表紙位置決め手段
に関連する構成を示す正面図である。
【図13】この自動製本装置において、製本作業開始か
ら本文がサブクランプ20により供給され、その供給過
程においてジョグユニットによる突き揃えが行われた
後、メインクランプへの受渡が完了するまでの動作フロ
ーを示すフローチャートである。
【図14】この自動製本装置において、糊付処理から表
紙接着および表紙成型に至るまでの動作フローを示すフ
ローチャートである。
【図15】この自動製本装置において給紙ユニットによ
る表紙供給およびこれに関連する表紙カット、切り屑排
出、表紙位置決めの各動作フローを示すフローチャート
である。
【図16】この自動製本装置における表紙の左右方向の
位置決め動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 本文供給手段 2 本文厚さ検出手段 3 糊付手段 4 本文移送手段 5 表紙供給手段 6 表紙裁断手段 7 表紙位置決め手段 8 表紙接着手段 9 表紙成型手段 10 冊子排出手段 11 切り屑排出手段 12 表紙印刷手段 A 冊子 B 表紙 B’ 裁断後の表紙 C 製本された冊子 20 サブクランプ 21 厚みセンサ 24 テーブル 25 クランプ板 31 押さえ板 40 ジョグユニット 43 上下揺動板 46 左右揺動板 50 メインクランプ 60 ヒータユニット 64 ヒートローラ 70 給紙ユニット 74 カット位置センサ 75 カッター 77 可動板 78 切り屑排出シュート 81 表紙位置決めローラ 85 表紙揃えピン 90 表紙成型ユニット 91 成型プレート 93 移動板 93a 冊子挿通孔 96 ガイド 97 ベルトコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須佐 元洋 愛知県豊川市中条町3丁目34番地 第2寿 楽荘204号 (72)発明者 西村 始 埼玉県深谷市内ヶ島500 ダイニック株式 会社埼玉事業所内 (72)発明者 茶谷 純司 埼玉県深谷市内ヶ島500 ダイニック株式 会社埼玉事業所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製本しようとする本文を両側からクランプ
    した状態で第1の所定位置に供給する本文供給手段と、
    本文供給手段によるクランプ状態において本文の厚さを
    検出する本文厚さ検出手段と、本文供給手段により第1
    の所定位置に供給された本文の背部にホットメルト接着
    剤を塗着する糊付手段と、糊付手段により背部にホット
    メルト接着剤を塗着された本文を第1の所定位置から第
    2の所定位置に移送する本文移送手段と、本文移送手段
    により第2の所定位置に移送された本文のホットメルト
    接着剤塗着背部の下方に表紙を供給する表紙供給手段
    と、表紙供給手段により供給された表紙の中央部を本文
    のホットメルト接着剤塗着背部に押圧して接着する表紙
    接着手段と、表紙接着手段により接着された表紙を本文
    のホットメルト接着剤塗着背部の両側縁に沿って折り曲
    げる表紙成型手段とを有してなり、表紙供給手段は、本
    文厚さ検出手段による検出結果を受けて本文の厚さに応
    じて表紙を裁断する表紙裁断手段と、本文厚さ検出手段
    による検出結果を受けて表紙裁断手段による裁断後の表
    紙の中央が第2の所定位置における本文の厚さ中心と一
    致するよう位置決めする表紙位置決め手段とを含むこと
    を特徴とする製本装置。
  2. 【請求項2】さらに、表紙裁断手段により裁断された表
    紙切り屑を表紙供給手段による通紙経路とは別の切り屑
    排出経路を通じて排出する切り屑排出手段を有すること
    を特徴とする、請求項1記載の製本装置。
  3. 【請求項3】通紙経路と切り屑排出経路とが表紙裁断手
    段の直下に隣接して設けられており、切り屑排出手段
    は、表紙裁断手段により裁断された表紙切り屑を切り屑
    排出経路に案内するとともに、裁断後の表紙は通紙経路
    に案内するよう、表紙裁断手段の作動と連動して切替操
    作される経路切替手段を有することを特徴とする、請求
    項2記載の製本装置。
  4. 【請求項4】さらに、表紙裁断手段により裁断された表
    紙の裁断寸法に応じた任意位置に任意の印刷を施す表紙
    印刷手段が設けられることを特徴とする、請求項1ない
    し3のいずれか記載の製本装置。
  5. 【請求項5】製本しようとする本文を両側からクランプ
    した状態で糊付位置に供給するとともにその間に本文の
    厚さを検出し、糊付位置において本文の背部にホットメ
    ルト接着剤を塗着し、背部にホットメルト接着剤を塗着
    された本文を表紙成型位置に移送し、一方、本文の厚さ
    に応じて表紙を裁断し、裁断後の表紙の中央が表紙成型
    位置に移送された本文の厚さ中心と一致するよう表紙を
    供給し、表紙の中央部を本文のホットメルト接着剤塗着
    背部に対して押圧して接着するとともに、表紙を本文の
    ホットメルト接着剤塗着背部の両側縁に沿って折り曲げ
    て表紙成型することを特徴とする製本方法。
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