JP2007076117A - 製本装置及びこれを用いた画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】表紙シートの紙詰まりなど搬送トラブルが生じても装置内に接着剤が付着したシート束が残留することがなく、また高熱を帯びたシート束から接着剤が滴下しても装置に残留することなく表紙シートを汚損することのない製本装置を提供する。
【解決手段】シート束を所定の接着剤塗布位置に保持するシート保持手段と、前記接着剤塗布位置のシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、前記処理位置の下流側に配置された綴合わせ位置に表紙シートを搬送する表紙シート搬送手段とを備える。そして、前記接着剤塗布手段は、前記表紙シート搬送手段で表紙シートが前記綴合わせ位置にセットされた後前記シート束に接着剤を塗布する塗布動作を開始するように構成する。これにより、表紙シートの給送過程で紙詰まりなどのトラブルが発生しても接着剤を塗布したシート束が装置内に残留することがなく、このシート束を装置から取り除く必要がない。
【選択図】図1

Description

本発明は、束状に整合した一連のシート束の一端縁に接着剤を塗布して表紙シートと伴に綴合わせる製本装置及びこれを用いて画像形成装置で印刷したシートを順次束状に集積してその一端縁に接着剤を塗布し、表紙シートと伴に綴合わせて冊子状に製本処理する製本システム置に係わり、詳細には搬送トラブルなどの装置故障時に接着剤を塗布した状態でシート束が装置内に残留して固化するのを防止するのと同時にシート束に塗布した接着剤が垂れ落ちても装丁時に汚損を招くことのない装置の改良に関する。
一般にこの種の製本装置はプリンタ、印刷機などの画像形成装置の端末装置として、画像形成されたシートをページ順に積重ねて束状に整合した後、その端面に接着剤を塗布して表紙シートに綴合せる装置として広く使用されている。特に最近電子出版などのオンデマンド印刷として、所定の情報の印刷と同時に、これを自動的に綴合わせて表装するシステムが種々提案されている。このような製本装置は、画像形成装置とは分離した装置として印刷済みシートを束状に集積してその端縁(背部)に接着剤を塗布して別途給送する表紙シートと綴合わせて表装するスタンドアロン装置として使用される場合と画像形成装置の排紙口に連結され、印刷済みのシートを順次受取って冊子状に表装するシステム装置として使用される場合とがある。
例えば後者のシステム装置として特許文献1には画像形成装置から出力されたシートを自動的に表装仕上げするシステムが提案されている。同文献には、画像形成装置から出力されたシートを、その排紙口から受取って排紙経路に導き、この排紙経路の下流側に設けたトレイに積載収納し、このトレイ上に集積された水平姿勢のシート束を90度旋回させて鉛直姿勢で糊付け装置に導いて糊付け処理を施す。そして糊付けされたシート束を排紙経路に設けたインサータから供給した表紙シートと一緒に折り畳んで綴合わせる装置が開示されている。
従来このような特許文献1に開示されているシステムにおいて、シート束をグリッパ手段などで鉛直姿勢に保持したシート束に糊付けする場合には、シート束の下端縁に接着剤を収容した容器を設け、この容器内に配置した塗布ロールに接着剤を含侵させこのローラをシート端縁に沿って走行させることによって糊付けしている。そして上述のスタンドアロン装置或いはシステム装置のいずれの場合も、接着剤としては熱溶融性(ホットメルト)の接着剤が用いられている。これは接着剤を容器に充填する迄は固形形態でその取扱いが容易であり、容器内に装填した後は液状に溶融してシート束に塗布し、塗布後は固化して接着することが好ましい為である。従来この種の接着剤はシート束に塗布した後適切な時間で固化して接着することを条件に選択されている。これはシート束に斑なく付着して表紙シートと綴合わせた後は比較的短時間に固化して確実に接着することがシートの離脱を防止する為にも必須の条件とされている。
特開2004−209869号公報
上述のように順次搬出されるシートを束状に集積してその端縁に接着剤を塗布して表紙シートと綴合わせる場合に致命的とも云える問題が起こる。従来、前掲特許文献1のようにシート束に接着剤を塗布し、その下流側に位置する綴合わせ位置に表紙シートを搬送する際に、シート束に接着剤を塗布した後表紙シートをその下流側の綴合わせ位置に搬送している為、接着剤を塗布した後若しくは塗布途上で装置が停止することがある。このように装置が停止すると、その状態で接着剤が固化して接着力を失うこととなり、従来例えば表紙シートの給送過程で紙詰まりなどの搬送トラブルが起きると装置を停止して表紙シートを除去するのと同時に接着剤を塗布した或いは塗布途上のシート束を装置から取除いて破棄している。そして画像形成装置などの上流側の装置を再設定して画像形成から再度やり直している。このようなトラブルは復帰作業の繁雑さを招きシステム装置の生産性と使い易さに重大な欠点となっている。
また、シート束に塗布した接着剤はシートの葉間に進入する程度の粘性とシート束から滴下しない程度の粘性が要求されるがシート自体が熱を帯びて画像形成装置から搬出されることがある。これは画像形成装置で高速に印刷処理しようとすると定着温度が高くなり、シート自体が高熱を帯びて搬出され、これに塗布した接着剤は所定の状態で硬化することなく装置の振動その他で滴下して装置内に残留する問題が生ずる。この接着剤の滴下は粘性を低くするとシートの葉間に進入することなく落丁の原因となり、逆に粘性を高くすると滴下して装置内に残留し、例えば表紙シートに付着して美観を損なうなどの問題を生ずるがシート自体に帯びた熱はコントロールすることが出来ない為、従来このような接着剤の滴下による弊害はやむを得ないこととされていた。
そこで本発明は、表紙シートの紙詰まりなど搬送トラブルが生じても装置内に接着剤が付着したシート束が残留することがなく、また高熱を帯びたシート束から接着剤が滴下しても装置に残留することなく表紙シートを汚損することのない製本装置の提供をその課題としている。更に本発明は、画像形成装置で順次シート上に印刷処理を施し、このシートを束状に集積して接着剤を塗布して表紙シートと綴合わせて表装する際に、表紙シートの給送トラブルが生じても接着剤を塗布したシート束を破棄することなく継続して表装処理することが可能な画像形成システムの提供を課題としている。
本発明は前記課題を解決するために以下の構成を採用したものである。
まず、請求項1の発明は、シート束を所定の接着剤塗布位置に保持するシート保持手段と、前記接着剤塗布位置のシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、前記接着剤塗布位置の下流側に配置された綴合わせ位置に表紙シートを搬送する表紙シート搬送手段とを備える。そして、前記接着剤塗布手段は、前記表紙シート搬送手段で表紙シートが前記綴合わせ位置にセットされた後前記シート束に接着剤を塗布する塗布動作を開始するように構成する。従って、シート束の下端縁に接着剤を塗布する際には、既にその下流側の綴合わせ位置には表紙シートが給送セットされているため、表紙シートの給送過程で紙詰まりなどのトラブルが発生しても接着剤を塗布したシート束が装置内に残留することがなく、このシート束を装置から取り除く必要がない。
また、請求項2の発明は、前記シート保持手段は、前記シート束を略々鉛直姿勢で前記接着剤塗布位置に保持すると共に略々鉛直方向にシート束を移送するグリップ搬送手段で構成する。そして前記表紙シート搬送手段は、略々水平方向に表紙シートを所定の給紙位置から前記綴じ合わせ位置に搬送セットするように構成する。このようにシート束を略々鉛直姿勢で接着剤を塗布しても、既にその下流側には表紙シートがセットされているため、塗布した接着剤が垂れて滴下しても、この接着剤は表紙シート上に滴下して装置内部に残留することがなく、表紙シートを汚損するなどの不具合が生ずることがない。
更に、請求項3の発明は、前記接着剤塗布手段は、前記シート束の端縁に接着剤を塗布する塗布ロールと、この塗布ロールをシート束の一端から他端に移動する駆動手段とから構成する。一方前記表紙シート搬送手段は、所定の給紙位置から前記綴合わせ位置に表紙シートを搬送する搬送ローラ手段で構成し、この搬送ローラ手段で表紙シートを前記綴合わせ位置に搬送セットしたタイミングで前記駆動手段は、前記塗布ロールをシート束の一端から他端に向けて移動開始する制御手段を備える。
また、請求項4の発明は、前記塗布ロールは、前記シート束の一端から他端に移動して接着剤を塗布する作動位置と、この作動位置から退避した待機位置との間で移動自在に構成する。そして前記制御手段は、前記表紙シート搬送手段が前記綴合わせ位置に表紙シートをセットした後、前記塗布ロールを前記待機位置から前記作動位置に移動するように前記駆動手段を制御する。従って、仮に表紙シートの給送過程で紙詰まりなどの搬送トラブルが発生しても、高温の接着剤塗布部材は作動位置から離れた待機位置に位置しているからトラブル処理にあたる操作者の火傷を防止してその安全を確保することができる。
また、請求項5の発明は、前記待機位置は、前記表紙シート搬送手段による表紙シートの搬送領域に対し、搬送直交方向(シート幅方向)の外側に設定する。これによって上述の安全性を更に確実にすることができる。
また、請求項6の発明は、前記接着剤塗布位置と前記綴じ合わせ位置との間には、表紙シートをガイドする搬送ガイド部材を設け、この搬送ガイド部材は表紙シートが前記接着剤塗布位置側に露出するように開閉自在なガイド板を備える。そしてこのガイド板には、前記接着剤塗布手段による塗布動作の際には開放状態にする開閉作動手段を備える。これによって、シート束に塗布した接着剤が垂れて滴下しても、その下流側には表紙シートの綴合わせ面(背部)が位置してこれを受け止めて、その上に後続する接合動作でシート束が接合されるため表紙シートの汚損などを招くことがない。
また、請求項7の発明は、順次給送されるシートを略々水平に集積する積載トレイと、前記積載トレイからのシートを略々鉛直姿勢に偏向して所定の接着剤塗布位置に搬送保持するシート保持手段と、前記シート保持手段に保持されたシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、前記接着剤塗布位置の下流側に位置する綴合わせ位置に、表紙シートを給送セットする略々水平方向の搬送経路に配置された表紙シート搬送手段とを備える。そして、前記接着剤塗布手段は、前記接着剤塗布位置のシート束の端縁に接着剤を塗布する塗布ロールを有し、この塗布ロールは、前記表紙シート搬送手段で表紙シートが前記綴合わせ位置にセットされた後前記シート束に接着剤を塗布する塗布動作を開始するように構成する。
このように、水平姿勢で集積したシート束を垂直姿勢で接着剤を塗布し、水平方向に給送した表紙シートと綴じ合わせることによって装置を小型コンパクトに構成することが出来る。
更に、請求項8の発明は、シートに画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置からのシートを束状に積載する積載トレイと、前記積載トレイからのシート束を所定の接着剤塗布位置に搬送して保持するシート保持手段と、前記接着剤塗布位置のシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、前記接着剤塗布位置の下流側に配置された綴合わせ位置に表紙シートを搬送する表紙シート搬送手段と、前記接着剤塗布手段により接着剤を塗布したシート束の一端と前記表紙シート搬送手段により綴合わせ位置にセットされた表紙シートとを接合する接合手段とを備える。
そして、前記接着剤塗布手段は、前記表紙シート搬送手段で表紙シートが前記綴合わせ位置にセットされた後前記シート束に接着剤を塗布する塗布動作を開始するように構成する。これによって画像形成装置で順次所定の印刷処理を施し、この印刷シートを自動的に表装することが可能であり、このようなシステムで前記請求項1の発明と同様の結果を得ることが出来る。尚、本発明にあって表紙シートは画像形成装置から所定サイズのシートを供給することも、またこれと異なるインサータ装置から表紙シートを給送することもいずれの構成も可能である。
本発明は、シート保持手段で所定の接着剤塗布位置に保持したシート束に接着剤塗布手段で接着剤を塗布する塗布動作の開始前に、表紙シート搬送手段で上記接着剤塗布位置の下流側の綴合わせ位置に表紙シートを搬送セットするようにしたものであるから、この表紙シートに紙詰まりなどの給送トラブルが発生しても、塗布位置に準備されたシート束には接着剤が塗布されていないため接着剤が固化して廃棄する必要がなく、トラブルの解消後継続して表紙シートの給送と綴合わせ処理を続行することが出来る。特に製本装置の上流側に画像形成装置を接続したシステムにあって表紙シートに画像形成装置で印刷を施して製本装置に供給する場合に紙詰まり、印刷ミスなどのトラブルが生じても製本装置内に糊付けシートが残留する恐れがない。
同様にインサータ装置から表紙シートを給送する場合にも所定の表紙シートが準備されていないとき或いは紙詰まりなどのトラブルが発生しても接着剤を塗布したシートが残留することがない。更に、接着剤塗布手段でシート束に塗布動作を開始するときには、下流側の綴合わせ位置に表紙シートが給送セットされているため仮にシート束に塗布した接着剤が垂れて滴下しても、この接着剤は表紙シートの背部(綴合わせ部)に滴下するため装置内に残留することがなく、表紙シートを汚損することもないなどの効果を奏する。
以下図示の製本装置及びこれを含む画像形成システムに基づいて本発明を詳述する。
図1は、画像形成システムの全体構成の説明図であり、図2はその要部の説明図である。図1に示す画像形成システムは、シートに順次印刷を施す画像形成装置Aと、この画像形成装置Aからの一連のシートを束状に集積して表紙シートと綴じ合わせて表装する製本装置Bと、この製本装置Bに表紙シートを供給するインサータ装置Jとから構成されている。
「画像形成装置」
コンピュータ、ワードプロセッサなどのシステムに組込まれ、一連の文書をシート上に印刷して排紙口109から搬出する。レーザプリンタ、インクジェットプリンタその他の印刷手段が採用可能であり、図示の実施例に格段の特徴とする構成はなく、既に公知の種々の印刷その他、画像形成装置の構成が採用可能である。この画像形成装置の一例を図1に基づいて説明すると、画像形成装置Aは、静電ドラムなどの印刷ドラム101と、この印刷ドラム101にシートを供給する給紙カセット102と、印刷ドラム101に画像を形成するレーザなどの印刷ヘッド103と、現像器104と定着器105とから構成されている。そして給紙カセット102から給紙経路106にシートを供給する。この給紙経路106には印刷ドラム101が配置され、この印刷ドラム101には印刷ヘッド103で潜画像が形成され現像器104でトナーインクが付着してある。そして印刷ドラム101上に形成されたトナー像をシート上に転写し定着器105で定着した後、排紙口109から排出する。
図示108は反転経路で片面に画像印刷されたシートを表裏反転して再び印刷ドラム101に導きシートの裏面側に印刷するデュープレックスパスである。図示110は画像読取装置であり、オリジナル原稿が書類(ドキュメント)データであるとき、原稿をセットするガラスプラテンと、このプラテンに沿って往復動するスキャニングキャリッジと、光電変換素子とで通常のスキャナ装置として構成されている。図示120は原稿供給送置であり、上記ガラスプラテンに原稿を自動的に供給するため、原稿をスタッカ上にセットし、順次1枚ずつ読取部に供給して原画像を光電変換して前述の印刷ヘッド103のデータ貯蔵部に供給する。一方、このデータ貯蔵部には、コンピュータ、ワードプロセッサなどのオリジナルが電子データである外部機器に接続され、これらのプロセッサから原稿データの供給を受ける。尚、図示の画像形成装置Aはレーザプリンタを示したが、本発明はこれに限らず、インクジェットプリンタ、シルク印刷、オフセット印刷など種々の印刷方式が採用可能である。
「製本装置」
次に製本装置Bについて説明すると、図示の装置は前記画像形成装置Aの排紙口109から順次搬出されるシートをページ順に上下に積み重ねて束状に部揃いする「集積トレイユニットC」と、この部揃え集積されたシート束を次工程の接着剤塗布位置に搬送セットする「束搬送ユニットD」と、シート束の一端に接着剤を塗布する「接着剤塗布ユニットE」と、上記接着剤塗布位置の下流側に配置された綴合わせ位置に表紙シートを給送セットする「表紙シート搬送ユニットF」と、この表紙シートと接着剤を塗布したシート束とを接合する「綴合わせユニットG」と、この綴合わせたシート束の周縁を所定量裁断して揃える「裁断ユニットH」と、冊子状に製本仕上げしたシート束を収納する「収納スタックユニットI」とから構成されている。各構成について以下説明する。
「集積トレイユニット」
図1に示すように前述の画像形成装置Aの排紙口109にはシート搬入経路P1が連結され、このシート搬入経路P1は装置中央を横断するパスで構成され、水平方向に配置されている。この搬入経路P1の入り口端には後述するインサータ装置Jの給紙経路P2が連接してあり経路切換片300を介して排紙経路P3が連結してある。この排紙経路P3は装置中央を横断するシート搬入経路P1に対し装置上方にシートを分岐して案内するように配置され、その排紙口301には排紙ローラ302(シート搬送手段)、シートセンサSeが配置されている。この排紙口301の下流側には段差を形成して積載トレイ303が略々水平方向に図示のように傾斜して配置されている。この積載トレイ303にはシートの搬送方向後端を規制する後端規制部材304と、整合ローラ305と、シートガイド306が配置されている。
整合ローラ305は正逆転可能な駆動モータM2に連結され、シートが排紙口301から搬出されるときには排紙方向(図2時計方向)に回転し、シート後端が積載トレイ303上に進入後は、逆方向(図2反時計方向)に回転してシート後端を後端規制部材304に突き当て整合する。またシートガイド306は図1のように排紙口301からのシートを積載トレイ303上に案内し、シートが搬入された後は積載トレイ303に沿ってシートを後端規制部材304に案内するように揺動自在に構成され図示しない作動ソレノイドなどの駆動手段が連結してある。
また積載トレイ303にはシートの幅方向左右をサイド基準或いはセンタ基準で幅寄せする整合手段が備えられる。この整合手段は図示しないが、例えば左右一対の整合板をトレイ上に幅方向に移動自在に配置し、少なくともいずれか一方の整合板を駆動モータなどで往復移動させシートを所定の基準位置に整合する。特に図示の積載トレイ303は図1上下方向に移動自在に装置フレームに支持され、積載したシート束を図示矢印a方向に移動し、次いで矢印b方向に移送して後続するグリップ搬送手段420(後述のシート保持手段)にシートを転送する。従って、シートを積載する積載位置とこれより所定量下側の降下位置との間で昇降自在に装置フレームに例えばガイドレール部材に嵌合して案内する。そして駆動モータに連結したピニオンと、これに係合したラック307をトレイ側に固定する。これによって積載トレイ303は駆動モータで積載位置と降下位置との間で昇降自在に支持されることとなる。
「束搬送ユニット」
上記積載トレイ303を積載位置から所定量降下した降下位置に移動した後、このシート束を搬出する束搬送ユニットDについて説明する。この束搬送ユニットDはグリップ搬送手段420で構成され、積載トレイ303から略々水平姿勢で受取ったシート束を90度旋廻させて鉛直姿勢に偏向し、次いで次工程の接着剤塗布位置(図2X−X)にシート束を移送する。この為、グリップ搬送手段420は図3に示すように装置フレームに軸424で回転自在に支持されたユニットフレーム429にクランパ421とクランパ422を組込んで構成されている。そしてユニットフレーム429には扇形ギア425が一体に取付けられ、この扇形ギア425を装置フレームに取付けた旋回モータM5で回転することによって軸424を中心に所定回転するようになっている。そこでこのユニットフレーム429には一対のクランパが積載トレイ303から送り出されたシート束を把持するように可動クランパ421と固定クランパ422とから構成されている。
このユニットフレーム429には左右側枠423a、423bがユニットフレーム429に対して昇降自在にガイドレール(図示せず)で取付けてあり、この左右側枠423a、423bに固定クランパ422が固定してあり、可動クランパ421は軸受430に嵌合したロッド431に固定してある。そしてこのロッド431にはラック432が設けてあり駆動モータM6に連結したピニオン433が噛合してある。従って駆動モータM6を駆動すると可動クランパ421は図3左右方向に移動するようになっている。またこれらのクランパを取付けた側枠423はユニットフレーム429に取付けた昇降モータM7でピニオン435を介して側枠423に取付けたラック436を図3上下方向に移動する。この昇降モータM7は例えばステッピングモータで構成され、電源パルスの供給制御で左右側枠423a、423bこれに担持された固定クランパ422と可動クランパ421の図2上下(矢印d)方向の位置を制御するようになっている。
従って可動クランパ421は駆動モータM6で固定クランパ422との間にシート束を挟圧及び解除することとなり、この両クランパは昇降モータM7で図2矢印d方向に往復移動可能となる。このような構成でこの両クランパで構成されるグリップ搬送手段420はシート束に接着剤を塗布する塗布位置(図2X−X)にシートをグリップして搬送保持するシート保持手段を構成している。
また上記可動クランパ421にはシート束と圧接した状態を検知するグリップセンサSgが設けてあり、可動クランパ421のロッド431にはシート束厚さ検知センサSa(図示せず)が設けてある。このシート束厚さ検知センサSaは例えばスライダックセンサで固定グリッパ422と可動クランパ421との間隔を検出する。従ってグリップセンサSgがシートと接してONしたときの信号でシート束厚さ検知センサSaの状態(例えば抵抗値)からシート束の厚さを検出することが可能となる。
この厚さ検出手段は前記積載トレイ303で集積されたシート束の厚さを検出して、後述する(1)接着剤塗布ロールとシート束とのギャップをシート束の厚さに応じて設定する。また(2)表紙シートのセット位置をその送り量をシート束の厚さに応じて調整してシート束が表シートのセンタと一致するようにする。また(3)シートの裁断刃の起動位置をシート束の厚さに応じて調節する。など後続する処理動作に使用する。従ってこの厚さ検出手段は例えば排紙口301のシートセンサSeでシート枚数をカウントし、平均的なシートの紙厚を乗算することで構成するなど種々の厚さ検知方法が採用可能である。
以上から明らかなように、駆動モータM6で可動クランパ421を、シート束を把持する方向に移動すると固定クランパ422に接近してシート束と係合する。この係合でグリップセンサSgがONし、その信号から所定量駆動モータM6を駆動する。すると可動クランパ421はシート束を挟んだ状態で図示しない蓄勢スプリングに蓄力しながら固定クランパ422に更に接近して停止する。このときのシート束厚さ検知センサSa(図示せず)の出力値からシート束の厚さが検出され、シート束は確実に保持される。この状態で昇降モータM7を駆動するとグリップ搬送手段420は図2下方向にシート束を把持した状態で移動する。この位置に接着剤塗布位置X−Xが設定してある。
「接着剤塗布ユニット」
接着剤塗布ユニットEは、接着剤塗布位置X−Xに配置された接着剤を収容する容器61と、この容器内に回転自在に取付けられた塗布ロール62と、この塗布ロール62を回転駆動する駆動モータM8と、上記容器61をシート束に沿って往復駆動する駆動モータM9とから構成される。図4にその概念図を示すが、シート束の下端縁S1に対し容器61は短い長さ(寸法)に形成してあり、これに取付けられた塗布ロール62と伴にシート下端縁S1に沿って装置フレームに取付けたガイドレール66(図4参照)に支持され移動自在に構成されている。このガイドレール66に支持された容器61はこのガイドレール66に沿って装置フレームに取付けられたタイミングベルト64に固定され、このタイミングベルト64には駆動モータM9が連結してある。
図示のものは容器61をシート束の長さより小さく構成し、シートに沿って移動するように構成したが、これはシート束の下端縁S1の長さより大きいトレイ形状に容器61を構成し、塗布ロール62のみが同図左右方向に移動するようにしても良い。このように図示のものは塗布ロール62がシート束に糊を塗布する接着剤塗布部材を構成し、このロールは耐熱性の多孔質材で構成され糊を含侵してロール周囲に糊の層を盛り上がるように形成する。
そこで容器61はホームポジション位置HPと、シート束の下端縁S1に沿って往動作を開始する待機位置WPと、シート束に沿って復動作を開始するリターン位置RPと、接着剤を補充する待避位置EPとの間で前記駆動モータM9によって往復動する。そして各位置の関係は図4に示す位置関係に設定され、装置電源投入時(イニシャル時)にはホームポジションHPに設定され、先行する例えば前記グリップ搬送手段420のグリップセンサSg
のシートグリップ信号でホームポジションHPから待機位置WPに移動する。この移動と同時に塗布ロール62は駆動モータM8で回転を開始する。
次いで後述の塗布開始指示信号で駆動モータM9を回転駆動して左側にガイドレール66に沿って移動を開始する。この塗布ロール62はシート束に対し往路(図示左方向移動)ではシート束に圧接してシート端部をバラけさせ、復路(図示右方向移動)ではシート端と所定のギャップを形成して接着剤を塗布するように偏心カムでシート束との位置関係を調節するように構成されている。そこで駆動モータM9はシートのサイズ情報でシート束の一端(図示右端)から他端(図示左端)に移動し、このリターン位置RPで復帰動作をするように制御される。また駆動モータM9は待避指示信号でシート束に接着剤を塗布する作動位置から距離を隔てて待避した待避位置EPに移動すると、この待避位置EPに配置された接着剤タンク65から接着剤の補給を受けるようになっている。
「インサータ装置」
次に上記接着剤塗布ユニットEで糊付けされたシート束は表紙シートと綴合わせることとなるが、この表紙シートの給送について説明する。画像形成装置Aの排紙口109には順次画像形成済みのシートが搬出され、通常はこの排紙口109に排紙スタッカが準備される。本発明はこの排紙口109に後述する製本装置Bとしてのシート搬入経路P1が連結され、このシート搬入経路P1にインサータ装置Jが取付けられる。インサータ装置Jはシートをスタックする1段若しくは複数段、図示のものは2段のスタックトレイ201と、このスタックトレイ201上のシートを1枚ずつ分離するピックアップ手段202と、このピックアップ手段202からのシートをシート搬入経路P1に案内する給紙経路P2とから構成される。
そしてスタックトレイ201上にセットされたシートは画像形成装置Aの排紙口109から順次搬出されるシートの間にシート搬入経路P1に供給される。つまり画像形成装置Aから一連のシートが画像形成されて搬出された後、この最終シートの後にスタックトレイ201からシートが供給される。従ってスタックトレイ201には表紙シートとして厚紙或いはコーティング紙などの特殊シートが準備され、後述する製本装置Bからの制御信号でスタックトレイ201上のシートはシート搬入経路P1に搬入される。またスタックトレイ201を2段設けたのは、種類の異なる表紙シートを予めスタッカに準備出来るようにしたものであり、選択された1つのスタッカから表紙シートが供給される。
上述の画像形成装置Aから搬出されたシートは製本処理のため後述の集積トレイユニットCに向けて搬出される。インサータ装置Jはこの排紙経路に表紙シートを補給する。その為、表紙シートを供給するホッパと、このホッパから1枚ずつシートを繰り出す分離機構と、シートを排紙経路に搬送する搬送機構で構成される。尚、図示の実施例に格段の特徴とする構成はなく、既に公知のインサータの構成が採用可能である。
「表紙シート搬送ユニット」
図1のシステムにおいて、シート搬入経路P1にはインサータ装置Jの給紙経路P2が連結され、集積トレイユニットCの排紙経路P3が連なっている。このシート搬入経路P1には表紙シートの移送経路P4が経路切換片300を介して連結されインサータ装置Jからの表紙シートを表紙移送経路P4に導く。この表紙移送経路P4は製本経路P5と直交するように交わり、シート束と表紙シートを逆T状に接合するようになっている。
この表紙移送経路P4は上下に所定間隔で対向する上部搬送ガイド63a、63bと下部搬送ガイド63cで構成され、上部搬送ガイド63a、63bは製本経路P5との交差部を境に右側の第1上部搬送ガイド63aと左側の第2上部搬送ガイド63bに区割され左右の搬送ガイドが個別に開閉動するようになっている。そして製本経路P5と表紙移送経路P4との交差部に綴合わせ位置150が交差空間として形成され、この位置でシート束と表紙シートとが略々逆T字状に接合される。
そこでこの表紙移送経路P4には、表紙シートを搬送方向と搬送直交方向でそれぞれ位置合わせするレジスト手段と、このレジスト手段で位置合わせした表紙シートを綴合わせ位置150に移送する表紙シート搬送手段が配置されている。まず表紙シート搬送手段は表紙移送経路P4に配置された搬送ローラ69で構成され、下部搬送ガイド63cに取り付けられた駆動ローラ69と上部搬送ガイド63a、63bに取り付けられた従動ローラ69aとから構成されている。駆動ローラ69には駆動モータ10が連結してある。一方上部搬送ガイド63a、63bと従動ローラ69aとは、駆動ローラ69に圧接する位置と上方に浮上して離間する位置との間で移動可能にカムレバーなどで装置フレームに取り付けられている。
従って、上部搬送ガイド63a、63bと従動ローラ69aとは図示しないカムレバーの駆動モータによって経路中の表紙シートと圧接してこれを図2左側に移送する作動位置と、表紙シートから離間して浮上した退避位置との間で移動可能に構成されている。そして、この経路には図5に示す整合ユニット75が設けてある。この整合ユニット75はストッパ段差72aと表紙シートをニップするニップ爪部材72とから構成され、表紙シートの搬入方向(図示矢印)と図示の位置関係にしてある。そして上部ペーパーガイド(図示せず)が一体に取付けられ、この整合ユニット75は固定フレーム76に図示左右方向(図示の横レジ移動方向)に移動自在に取付けてある。つまり固定フレーム76には図示しないガイドレールが設けてあり、このガイドレールに整合ユニット75が移動可能に嵌合してある。また固定フレーム76には正逆転可能なステッピングモータが設けてあり、このステッピングモータと整合ユニット75が連結してある。従ってこのステッピングモータを駆動することによって整合ユニット75は図示左右方向に移動自在となる。
そこでニップ爪部材72は図5に示すように複数設けられ軸72bで回転自在に構成され図示位置では表紙シートをニップしてホールドし、軸72bを図示時計方向に回転するとニップ爪部材72は起立してシート端縁を段差壁72aと共に係止する。軸72bには作動ソレノイド(図示せず)などの駆動手段が連結してある。このニップ爪部材72は前記シート搬入経路P1に配置され、作動ソレノイドをオフして倒伏姿勢にすると表紙シートを表紙移送経路P4に案内し、その後、作動ソレノイドをオンして起立姿勢にするとスイッチバックして逆送する表紙シートを突き当てて停止する。
そこで表紙移送経路P4には上記整合ユニットの下流側に逆転ローラ68が設けられている。この逆転ローラ68は表紙シートと係合する位置と退避して非係合の位置に昇降自在に配置され、揺動自在の支持アームに取付けられている。そしてこの逆転ローラ68には表紙シートを給送方向と反対方向に移送するように駆動モータが連結されている。また表紙移送経路P4には図2に示すように複数、図示のものは第1上部搬送ガイド63aに複数の搬送ローラ69が配置され、また整合ユニット75の上流側には搬送ローラ(入口ローラ)70が配置されている。この搬送ローラ69が後述する表紙シート搬送手段を構成し、上記整合ユニット75で整合されたシートを所定量搬送する。
その構造を動作と共に説明すると、表紙移送経路P4に進入した表紙シートはセンサSiで先端が検出され、搬送ローラ(入口ローラ)70及び搬送ローラ69で送られる。このとき整合ユニット75のニップ爪部材72は倒伏した状態で表紙シートを進入させ、また逆転ローラ68は経路から上方に退避した状態に置かれる。シートの後端がセンサSiからの信号で整合ユニット75を通過する遅延時間の後、搬送ローラ(入口ローラ)70及び搬送ローラ69をシートから退避させる。そこで逆転ローラ68をシートと係合する位置に降下し、同時にシートと係合する全ての搬送ローラをシートから上方に退避させる。そして逆転ローラ68を駆動しシートを給紙方向と反対方向に移動する。この時ニップ爪部材72は作動ソレノイドによって起立した状態にする。するとシートの後端はニップ爪部材72に係止され、その直後に逆転ローラ68を停止するのと同時にシートから離間させる。尚この逆転ローラ68の停止タイミングはセンサSiがシート後端を検出した信号から算出する。
そこで作動ソレノイドの電源を断ってニップ爪部材72を初期姿勢に戻すとシート後端は整合ユニット75のステップ部(板)とニップ爪部材72とにニップされる。この状態で整合ユニット75を給紙方向と直交する方向に移動すると、ニップ爪部材72にニップされたシートも同時に移動する。そこで整合ユニット75を移動可能に支持する固定フレーム76には給紙直交方向に複数のセンサが配置してあり、これらのセンサによってシートの横方向の位置を割り出す。このようなシートの給紙直交方向の位置を割出(整合)した後、搬送ローラ69及び70をシートと係合する位置に降下し、次いで全ての搬送ローラはシートと係合され、逆転ローラ68のみをシートから退避した位置に置く。そこで再び作動ソレノイドをONしてストッパを起立方向に回動し、その後搬送ローラ69を回転駆動する。するとシートは表紙移送経路P4を下流側に搬送され、ニップ爪部材72は初期状態の倒伏姿勢に復帰する。
このように構成された搬送ローラ69は駆動モータ10に連結され、制御CPUによって制御される。上記のニップ爪部材72で位置決めされた表紙シートを給送方向と直交する方向に幅寄せする整合動作を実行させ、その後搬送ローラ69で表紙シートを綴合わせ位置150に向けて所定量搬送する。この搬送ローラ69の制御は、まず制御CPUは表紙シートのサイズ(搬送方向長さ)と製本経路P5から送られるシート束の厚さからシートの中心が綴合わせ位置の中心と一致する搬送量を算出し、その結果に基づいてステッピングモータで構成される駆動モータのステップ数を割り出し、電源パルスを供給する。この場合シートの長さサイズのみから送り量を算出する場合と、シートの長さサイズと前記シート束厚さ検知センサSaからのシート束の厚さから送り量を算出する場合のいずれかを選択する。
このように表紙シートは表紙移送経路P4と前記製本経路P5との交点である綴合わせ位置150に搬送され所定位置にセットされる。この綴合わせ位置150位置の上部搬送ガイド63a、63bは開閉ガイド板で構成され、製本経路P5を遮り、表紙シートの上部を案内する位置と、この製本経路P5から退避した退避位置との間で移動自在に構成されている。そしてこの搬送ガイド63bは図2に示すように表紙シートを案内した後は、製本経路P5を開放するように退避する。その構造は装置フレームにカムレバーを設け、このレバーに搬送ガイド63bを固定し、レバーをソレノイド、モータなどの駆動手段で揺動するなど適宜の構成を採用すればよい。
「綴合わせユニット」
上記製本経路P5と表紙移送経路P4との交点には綴合わせ位置150が形成され、この位置には、バックアップ部材151で構成される接合手段と背折りブロック155が設けられている。この綴合わせ位置で製本経路P5からのシート束と表紙移送経路P4からの表紙シートが逆T字状に接合される。まず製本経路P5ではグリップ搬送手段420に把持されたシート束に接着剤塗布ユニットEで下側端縁に糊付けが施され、容器61は経路外に退避する。これと同時に表紙移送経路P4では綴合わせ位置150に表紙シートがセットされている
シート束はグリップ搬送手段420で支持され綴合わせ位置150に送られると表紙シートはバックアップ部材151に支持され、両者は接合する。この状態で左右一対のブロック部材で構成された背折りブロック155が互いに離間した位置からシート束の肩部をプレスするように移動し、バックアップ部材151と共に冊子処理の背部をプレス整形するようになっている。一方、綴合わせ位置150の下流側には製本経路P5に折りロール160が設けられている。この一対の折りロールは互いに圧接及び離間自在に構成され、図示しない圧接スプリングで圧接し、作動ソレノイドで離間するようになっている。そこでこの折りロール160を離間させ、前述のグリップ搬送手段420で表紙シートとこれに接合されたシート束を製本経路P5に沿って下流側に下降させる。このシート束の位置をセンサで検出して折りロール160を圧接状態にする。次いでクランパ421、422をシート束から解除して折りロール160を搬出方向に回転させシート束を搬出する。この搬出動作でシート束と表紙シートとは互いに冊子状に接合され折り畳まれることとなる。
「裁断ユニット」
上述の折りロール160で製本シート束は、上記綴合わせ位置150の下流側に配置された裁断ユニットHに送られ、シートの周縁を裁断揃えされる。折りロール160の下流には製本経路P5に回転テーブル170が設けられ、シート束を把持して回転する。この回転テーブル170の下流には裁断刃171と刃受けブロック172が準備され、裁断刃171には裁断モータ173が連結してある。図示174はシートの裁断縁プレス部材であり、シートの裁断縁を押圧保持する。そこで製本経路P5に送られたシート束は回転テーブル170に挟圧保持され、裁断位置に搬送される。裁断位置ではシート束は裁断縁プレス部材174で保持された状態で裁断刃171によって裁断される。このように表紙シートと背部を綴じ合わされたシート束は、天部、地部、小口部の順に裁断され、排紙ローラ175で収納スタッカ180に収容される。
次に上述の装置の制御について説明する。図6は図1のシステム装置の制御構成を示すブロック図であり、図7は製本動作の実行プログラムのフローチャートを示す。まず図1に示すような画像形成装置Aと製本装置Bとを連結したシステムでは、例えば画像形成装置Aの制御部にコントロールパネルと、モード選択手段を設ける。そして画像形成装置Aの制御CPU350はコントロールパネル351から「印刷処理モード」「製本処理モード」「製本・裁断処理モード」の処理選択を入力する。印刷処理モードでは製本装置Bは経路切換片300でシート搬入経路P1に搬入された印刷シートを図2に示す表紙移送経路P4及び排紙経路P6から後処理装置502に搬送し、この後処理装置に設けられたスタッカに収納する。従って印刷シートは製本装置Bを通過するのみである。
また製本処理モードが選択されると製本装置Bはシート搬入経路P1から排紙経路P3に印刷シートを導き、シート集積処理、接着剤塗布処理、表紙シート綴合わせ処理を経て収納スタッカ180に製本済みシートを収納する。また製本裁断モードが選択されると表紙シートと綴合わせたシート束はその綴じ部である背部を除く天部、地部、小口部の各周縁を裁断刃171で裁断して仕上げ処理した上で収納スタッカ180に収納する。このように製本モード若しくは製本裁断モードが選択されると画像形成装置Aの制御CPU350は製本(製本裁断)モードの指示信号と、これと同時に印刷シートのサイズ情報を製本装置Bに伝達する。これと共に部数情報例えばnページの印刷処理の時、最後のnページの印刷が終了したときジョブ終了信号を製本装置Bの制御CPU360に転送する。製本装置の制御CPU360は、製本綴じ制御部361と、インサータ制御部362と、裁断制御部363とで構成され、製本綴じ制御部361にはシート搬入経路P1の搬送ローラ駆動モータと排紙経路P3の排紙ローラ302の駆動モータM1と、整合ローラ305の駆動モータM2と、シートガイド306の駆動モータM3若しくは駆動ソレノイドのドライバ回路が連結してある。同様に積載トレイ303の昇降駆動モータM4、グリップ搬送手段の旋回モータM5、シート束をグリップ動作する可動クランパ421の駆動モータM6と、シート束を接着剤塗布位置に移送する昇降モータM7のドライバ回路が連結してある。
更に、接着剤を塗布する塗布ロール62を回転する駆動モータM8と、この塗布ロール62をシート束に沿って移動する駆動モータM9のドライバ回路がそれぞれ接続してある。また、表紙シート搬送手段を構成する搬送ローラ69の駆動モータM10と逆転ローラ68の駆動モータ及び整合ユニット75の整合爪部材72を搬送直交方向にシフトするステッピングモータも制御CPU360に連結してある。一方、シート搬入経路P1のシートセンサSi、排紙口301のシートセンサSe、グリップセンサSgなど各移動部材に設けた検知センサもその信号を制御CPU360に伝達するように接続されている。そこで制御CPU360は、製本動作の実行プログラムをROM365から呼び出して図7に示す動作を実行する。
図7に示すようにシステム電源が投入されると、画像形成装置Aはイニシャライズ動作を実行する。このイニシャライズ動作は、例えば装置内の経路にシートが残存していないか経路中に配置したセンサで検知し、残存シートがある場合はジャム信号を発してその除去作業を促す。また給紙カセット102に保管されている印刷シートのサイズを検知し、メモリに記憶する。同様に感光体ドラム、印刷ヘッドなどが所定の位置で待機しているかホームポジションセンサなどで検知して、異常があれば異常信号を発して復旧を促す。このようなイニシャライズ動作が終了すると画像形成は可能となるが、製本装置Bその他の後処理装置が付設されている場合には後処理装置のイニシャライズ動作の結果信号を受信して正常な場合はシステムジョブを受け付ける。
一方製本装置Bは、製本モード又は製本・裁断モードの信号を受けると、経路切換片300でシート搬入経路P1に搬入された印刷シートを排紙経路P3に送り、排紙ローラ302で排紙口301から順次排出する。排紙経路のシートセンサSeからの信号で整合ローラ305は排紙方向(図1時計方向)に回転し、シートを積載トレイ303上に導き、シート後端がトレイ上に進入すると図示しない整合手段が搬送直交方向の基準位置にシート幅方向を揃える。次いで整合ローラ305は逆方向(図示反時計方向)に回転してシートをトレイに沿ってバックさせシート後端を規制部材304に突き当てて停止させる。このときシートガイド306はトレイ上のシートを押圧して規制部材304に案内する。このような集積動作を繰り返しトレイ上にシートを束状に積み上げる。
画像形成装置Aから所定の印刷の終了信号(以下ジョブエンド信号という)を受けると、制御CPU360はトレイ昇降モータM4を駆動し、積載トレイ303を所定量(図2矢印a)降下させる。このときグリップ搬送手段420を構成する可動クランパ421は固定クランパ422から離れた離間姿勢で図2鎖線位置に置かれ、積載トレイ303からシート束を受取る。そこで駆動モータM6を駆動して可動クランパ421は固定クランパ422との間にシート束を把持する。この状態はグリップセンサSgで検知され、同時に把持したシート束の厚さをシート束厚さ検知センサSa(図示せず)で検知する。グリップセンサSgでシートを把持した信号から所定時間後、制御CPU360は旋回モータM5を回転駆動してグリップ搬送手段420を鎖線状態から実線状態に90度回転して鉛直姿勢にする。この後昇降モータM7を駆動してシート束を所定の接着剤塗布位置X−Xに移送して停止する。
一方、前記ジョブエンド信号で制御CPU360は表紙シートの給紙指示信号を発する。この信号は前記モード選定手段によってインサータ装置Jから供給するか、画像形成装置Aから供給するか設定された装置から供給され例えばシート搬入経路P1に搬送されている。この表紙シートを経路切換片300で表紙シート移送経路P4に移送する。そして搬送ローラ69で構成される表紙シート搬送手段は、シートセンサSiからの後端検知信号から所定時間後にまず前述の動作で逆転ローラ89で表紙シートをバックさせニップ爪部材72に後端を突き当てて整合する。次にニップ爪部材72の作動ソレノイドを駆動してシート後端をニップ爪部材72でニップし、図示しない駆動モータでニップ爪部材72を搬送直交方向にシフトして所定位置に整合する。図示のものはシート幅方向に複数配置したセンサのON、OFF情報と、表紙シートのサイズ情報から基準位置を割り出し、シートの側縁がこの基準位置に一致したときニップ爪部材72のシフトを停止する。
この基準位置のセンサがシートを検知した信号から所定時間後に搬送ローラ69を回転駆動する。この搬送ローラ69の駆動モータM10はステッピングモータで構成され、制御CPU360は表紙シートのセンタが綴合わせ位置に一致するように搬送量を算出し、その算出結果に応じて駆動モータに供給する電源パルスを制御する。尚この場合に製本経路P5にはシート束が固定クランパ422を基準に搬送されて来るため、シート束の厚さによって給送する表紙シートのセンタ位置を異ならせる必要があり、前記シート束厚さ検知センサSa(図示せず)からの厚さ情報に基づいて上記搬送量を調整する。
次に制御CPU360は搬送ローラ69を起動した後、算出して設定した搬送量に応じた駆動後駆動モータM10を停止する。このようにして表紙シートが綴合わせ位置に到達して停止(搬送セット)すると制御CPU360は搬送ガイドを構成する開閉ガイド板63bを図2実線位置から鎖線位置に移動して製本経路P5を解放する。ついで制御CPU360は前記接着剤塗布動作を開始する。前述のようにシート束はグリップ搬送手段420で接着剤塗布位置X−Xに保持され、塗布ロール62はホームポジション位置に待避している。そこで制御CPU360は駆動モータM9を回転駆動して図4左側に図示のものは容器61と一緒に移動し、同時にシートサイズ情報から塗布ロール62の移動量を演算し、シートサイズに応じた移動量で駆動モータM9を逆転させて塗布ロール62をリターン位置RPから待機位置WPに移動する。この塗布ロール62による接着剤塗布は図示のものは往路(待機位置からリターン位置への移動)ではロール表面はシート束を押圧して押し広げるように移動し、復路(リターン位置から待避位置への移動)ではシート束の下端縁からギャップを形成して移動しながら接着剤を塗布する。このときシート束の厚さに応じてギャップを調整するようにしている。
シート束への接着剤塗布動作が終了すると制御CPU360は前記グリップ搬送手段420の昇降モータM7を駆動してシート束を製本経路P5の下流側に移送する。すると下流側の綴合わせ位置150には表紙シートが経路P4にセットされているため、表紙シートとシート束とは逆T字状に接合される。このとき綴合わせ位置150にはバックアップ部材151が表紙シートの背面側を支持している。次いで制御CPU360は左右一対の背折りブロック155を図2の離間した位置から表紙シートを挟圧する位置に移動するとシート束と表紙シートは背部をプレス成形される。この後制御CPU360はバックアップ部材151と背折りブロック155とを経路P5から待避させ、グリップ搬送手段420でシート束を下流側の折りロール160に引き渡す。次いでシート束の裁断及び収納の各動作は、前述の「裁断ユニットH」で説明した動作を実行する。
以上の説明から明らかなように、接着剤塗布位置にシート保持手段(上述のグリップ搬送手段420)で保持されたシート束に接着剤塗布手段(上述の塗布ロール62)で接着剤を塗布する際には、下流側の綴合わせ位置に表紙シートが給送セットされ、これを案内する開閉ガイド板63bは製本経路P5から外部に待避しているため、まず表紙シートを給送する際に紙詰まりなどのトラブルが生じてもシート束には接着剤が塗布されていないためトラブル処置時に接着剤が固化する恐れがない。またシート束の下端縁に塗布した接着剤が垂れて落下しても、その下側には表紙シートがセットされ綴合わせるセンタ部が位置しているため、表紙シートが汚損することがない。
本発明に係わる画像形成システムの全体構成を示す説明図。 図1の装置の要部を示す詳細説明図。 図1の装置のシート保持手段(グリップ搬送手段)の斜視説明図。 図1の装置における接着剤塗布手段の概念構成図。 図1の装置における表紙シート移送経路の整合ユニットの構造説明図。 図1の画像形成システムにおける制御部の構成を示すブロック図である。 図6の製本装置における製本動作の実行プログラムの動作フローを示す。
符号の説明
A 画像形成装置
B 製本装置
J インサータ装置
P1 シート搬入経路
P2 給紙経路
P3 排紙経路
P4 表紙シート移送経路
P5 製本経路
62 塗布ロール(接着剤塗布手段)
69 搬送ローラ(表紙シート搬送手段)
75 整合ユニット
150 綴合わせ位置
303 積載トレイ
360 制御CPU(製本装置)
420 シート束保持手段(グリップ搬送手段)
421 可動クランパ
422 固定クランパ
X−X 接着剤塗布位置
M6 (グリップ動作)駆動モータ
M7 (グリップ搬送手段)昇降モータ
M8 (塗布ローラ回転)駆動モータ
M9 (糊容器移動)駆動モータ
M10 (表紙シート搬送手段)駆動モータ

Claims (8)

  1. シート束を所定の接着剤塗布位置に保持するシート保持手段と、
    上記接着剤塗布位置のシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、
    上記接着剤塗布位置の下流側に配置された綴合わせ位置に表紙シートを搬送する表紙シート搬送手段と、を備えた製本装置であって、
    上記接着剤塗布手段は、前記表紙シート搬送手段で表紙シートが上記綴合わせ位置にセットされた後、上記シート束に接着剤を塗布する塗布動作を開始するように構成されていることを特徴とする製本装置。
  2. 前記シート保持手段は、前記シート束を略々鉛直姿勢で前記接着剤塗布位置に保持すると共に略々鉛直方向にシート束を移送するグリップ搬送手段で構成され、
    前記表紙シート搬送手段は、略々水平方向に表紙シートを所定の給紙位置から前記綴合わせ位置に搬送セットするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  3. 前記接着剤塗布手段は、前記シート束の端縁に接着剤を塗布する塗布ロールと、この塗布ロールをシート束の一端から他端に移動する駆動手段とから構成され、
    前記表紙シート搬送手段は、所定の給紙位置から前記綴合わせ位置に表紙シートを搬送する搬送ローラ手段で構成され、
    上記駆動手段は、上記搬送ローラ手段で表紙シートを前記綴合わせ位置に搬送セットしたタイミングで上記塗布ロールをシート束の一端から他端に向けて移動開始する制御手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の製本装置。
  4. 前記塗布ロールは、前記シート束の一端から他端に移動して接着剤を塗布する作動位置と、この作動位置から退避した待機位置との間で移動自在に構成され、
    前記制御手段は、前記表紙シート搬送手段が前記綴合わせ位置に表紙シートをセットした後、上記塗布ロールを上記待機位置から上記作動位置に移動するように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の製本装置。
  5. 前記待機位置は、前記表紙シート搬送手段による表紙シートの搬送領域に対し、搬送直交方向の外側に設定されていることを特徴とする請求項4に記載の製本装置。
  6. 前記接着剤塗布位置と前記綴じ合わせ位置との間には、表紙シートをガイドする搬送ガイド部材が設けられ、
    この搬送ガイド部材は表紙シートが前記接着剤塗布位置側に露出するように開閉自在なガイド板を備え、
    このガイド板は、前記接着剤塗布手段による塗布動作の際には開放状態にする開閉作動手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかの項に記載の製本装置。
  7. 順次給送されるシートを略々水平に集積する積載トレイと、
    上記積載トレイからのシートを略々鉛直姿勢に偏向して所定の接着剤塗布位置に搬送保持するシート保持手段と、
    上記シート保持手段に保持されたシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、
    上記接着剤塗布位置の下流側に位置する綴合わせ位置に、表紙シートを給送セットする略々水平方向の搬送経路に配置された表紙シート搬送手段と、を備え、
    上記接着剤塗布手段は、上記接着剤塗布位置のシート束の端縁に接着剤を塗布する塗布ロールを有し、
    この塗布ロールは、前記表紙シート搬送手段で表紙シートが上記綴合わせ位置にセットされた後、上記シート束に接着剤を塗布する塗布動作を開始するように構成されていることを特徴とする製本装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成装置と、
    この画像形成装置からのシートを束状に積載する積載トレイと、
    上記積載トレイからのシート束を所定の接着剤塗布位置に搬送して保持するシート保持手段と、
    上記接着剤塗布位置のシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、
    上記接着剤塗布位置の下流側に配置された綴合わせ位置に表紙シートを搬送する表紙シート搬送手段と、
    上記接着剤塗布手段により接着剤を塗布したシート束の一端と上記表紙シート搬送手段により綴合わせ位置にセットされた表紙シートとを接合する接合手段と、を備え、
    上記接着剤塗布手段は、前記表紙シート搬送手段で表紙シートが上記綴合わせ位置にセットされた後上記シート束に接着剤を塗布する塗布動作を開始するように構成されていることを特徴とする画像形成システム。
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