JP2001080235A - 表紙の位置決め装置 - Google Patents

表紙の位置決め装置

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JP2001080235A
JP2001080235A JP26464299A JP26464299A JP2001080235A JP 2001080235 A JP2001080235 A JP 2001080235A JP 26464299 A JP26464299 A JP 26464299A JP 26464299 A JP26464299 A JP 26464299A JP 2001080235 A JP2001080235 A JP 2001080235A
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Ryosuke Takahara
亮介 高原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 丁合された折り丁からなる丁合束に対し、表
紙の背表紙の位置を正確に位置決めでき、表紙を丁合束
の背表紙に対し高精度で位置決めできる表紙の位置決め
装置を提案する。 【解決手段】 表紙を両側から拘束して幅方向に移動さ
せる一対の案内ガイド11、11と、これら各案内ガイ
ド11、11をそれぞれ幅方向に移動させる駆動モ−タ
12、12と、表紙の寸法に基づいて各案内ガイドの移
動量を演算し、移動量に応じた指令を各駆動モ−タに与
え、コンピュ−タ装置13内又はそれに関連して設けら
れた制御装置からの指令により駆動される各駆動モ−タ
の回転数を検出してそれに応じるパルス数を発生するパ
ルス発生器15と、このパルス発生器からのパルスと制
御装置からの指令を比較しその偏差を制御装置を与えて
各駆動モ−タ12、12に与えて駆動する比較器16と
を具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表紙の位置決め装置に係
り、詳しくは、丁合機によって丁合された複数の折り丁
からなる丁合束に対し、送られる表紙位置、とくに、そ
の背表紙の位置を確実に位置決めし、表紙を丁合束の背
部分に取付けることができる表紙の位置決め装置に係
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、製本とは、編集、デザイン、植
字、製版、印刷等を経た多数の紙葉をペ−ジ順に折りた
たみ、この折り丁を丁合させてからとじ合せて1冊の本
にまとめることである。この製本の分野は、本、雑誌、
新聞などでグラフィックア−トと呼ばれる分野と相違
し、ペ−ジの組、とじ、表紙の取付けなどの特殊な技術
が必要となるが、その技術は主として手作りに依存して
いる。
【0003】出版界が教育の普及と本への要求の拡大と
いう2つの要因によって発展してきたことにともなっ
て、製本技術も手作りから量産技術に発展することが望
まれ、一部で丁合作業やとじ作業の機械化がなされ、量
産機も提案され、実用化されている。
【0004】一方、出版界では、豪華本とかハ−ドバッ
クと呼ばれる本が出版されることも多くなり、このよう
な本は長期保存をねらったものであるため、じょうぶで
美しい装丁が望まれている。このような上製本は精度の
高い装丁が不可欠であって、高精度の装丁はコストがか
かり、手軽に装丁の精度を高めたつづり機が望まれ、高
精度のつづり機には厳格な表紙の位置決めが必要であ
り、この面から精度の高い位置決め装置が望まれている
が、未だ実施化されている例をみない。
【0005】また、大半の出版社は、製本がこのように
特殊な手作り技術に依存することから、製本に関しては
自分で工場設備をもたずに、製本、装丁などは社外に請
負わせている。一方、専門化されている製本業者でも手
作業の依存度が高く、提案されている量産機でも精度の
向上はオペレ−タのわざに依存する割合は多く、その改
善が望まれている。
【0006】また、製本の大半は注文生産である。例え
ば、本の判型の大きさや形は各種異なり、外観も無限と
いってよいほどの変化がある。こうした意図や目的の多
様性に適応するには、規模や種類の違う数多くの設備や
作業が必要になり、製本作業にどうしても部分的な手仕
事が必要となり、それにともなって人件費が増大する。
【0007】すなわち、製本の基本単位は折り丁といわ
れ、1回折りは4ペ−ジであり、さらに折り畳めばペ−
ジ数は倍加する。3回折り畳むと16ペ−ジの折り丁と
なり、16ペ−ジの折り丁は10個丁合すると、160
ペ−ジの本が得られることになり、そのときは最初の折
り丁が1〜16ペ−ジ、最後は145〜160ペ−ジと
なる。
【0008】10個の折り丁は、丁合によって順序通り
重ね合わせられ、その丁合束の背の部分を表紙とともに
とじる作業は、現在のところ、糸や針金で縫合せる作業
と背の部分を裁断しておいて接着剤でとじる作業に大別
されている。
【0009】後者のとじは無線とじともいわれ、糸や、
針金などを使用することなく接着剤で丁合束の背をとじ
る方法であって、この方法が広く用いられ、並製本また
は普製本、上製本(本製本)と呼ばれる本は製本されて
いる。
【0010】このため、通常用いられているつづり機は
ほとんどが無線とじの本を製本するつづり機であり、こ
れに表紙をつけとじ込む機械としては無線つづり機が用
いられている。無線つづり機は複数の折り丁を丁合した
丁合束に振動装置で振動を与え精度よく揃え、その後、
スライサによって丁合束の背の部分に接着剤を均一に着
くように背の部分をカットし、このカットした背部分に
塗布装置によって接着剤を塗布したのちに、フィ−ダチ
ェンによって送られる表紙を送り、丁合束の背部分に貼
り付けてとじられる。
【0011】このように丁合束に貼り付ける表紙は、多
くは全紙サイズの紙葉に複数の図柄が印刷され、それを
断裁機によって複数に切られたものである。
【0012】このように複数の図柄が印刷された表紙
は、積み重ねられた状態で、トンボと呼ばれる見当合わ
せのために印刷された目印を基準に断裁されるが、この
ように積み重ねられた状態では、各紙葉についてトンボ
の上を完全に正確に断裁できない。
【0013】また、紙葉の端面から表紙の基準位置まで
の位置が違ってしまったり、大量に積み重ねられた最上
部と最下部で、紙が完全に垂直に切られなかったりする
ことがおこり、表紙サイズにバラツキが生じる。
【0014】このようにバラツキのある表紙を複数の折
り丁を積み重ねて束にした丁合束の背部分に貼り付ける
と、丁合束の背部分の中心に対し表紙の背表紙の位置、
なかでも背表紙の表題や図柄の位置がずれることが多
く、このようにずれたまま貼付けると、製本された本は
不良本になってしまう。
【0015】とくに、厚みが薄い本の場合は背表紙の幅
がせまく、せまい背表紙に印刷された文字や背文字が製
本された本の背表紙から切れてしまうことがあり、薄い
本では、少しの表紙のずれでさえ見のがすことが出来な
い。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点の解
決を目的とし、具体的には、丁合された折り丁からなる
丁合束に対し、表紙の背表紙の位置を正確に位置決めで
き、とくに、表紙の寸法、ちなみに、表紙の巾、背表紙
の巾又は折り丁が丁合された丁合束の巾などにもとずく
表紙を丁合束の背表紙に対し高精度で位置決めできる表
紙の位置決め装置を提案する。
【0017】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は複数
の折り丁が丁合された丁合束を両側から背部分を下にし
てはさみながら送る一方、この丁合束の背部分に表紙を
貼着して製本するときに、この貼着に先立って表紙を位
置決めする表紙の位置決め装置において、丁合束を送る
つづり機の一つのガイド線と平行又は略々平行に配置さ
れ、表紙を両側から拘束して幅方向に移動させる一対の
案内ガイドと、これら各案内ガイドをそれぞれ幅方向に
移動させる駆動モ−タと、表紙の寸法にもとずいて各案
内ガイドの移動量を演算し、この移動量に応じた指令を
各駆動モ−タに与える制御装置と、この制御装置からの
指令により駆動される各駆動モ−タの回転数を検出して
それに応じるパルス数を発生するパルス発生器と、この
パルス発生器からのパルスと制御装置からの指令を比較
しその偏差を各駆動モ−タに与えて駆動する比較器とを
具えて成ることを特徴とする。
【0018】そこで、これら手段たる構成ならびに作用
について図面によってさらに詳しく説明すると、つぎの
とおりである。
【0019】なお、図1は本発明の一つの実施例に係る
表紙の位置決め装置が取付けられたつづり機を平面から
みた配置図である。
【0020】図2は図1に示す表紙の位置決め装置の平
面図である。
【0021】まず、図1において符号1は一般的に丁合
束を示す。この丁合束1とは複数の折り丁(図示せず)
がペ−ジ順に重ねられ、折り丁が重ねられて束にされた
ものである。丁合束は手作業で丁合されて束にすること
ができるが、通常丁合機といわれる量産機で重ね合わせ
て丁合束はつくられ、図1の矢印方向からつづり機2に
連続的に供給される。
【0022】製本の基本単位は、先にのべたとおり、複
数のペ−ジが印刷された一枚の紙葉である。この紙葉が
各ペ−ジ毎に折りたたまれたものが折り丁である。さら
に、折り丁をペ−ジ順に重ね合わせることが丁合といわ
れ、通常の折り丁は4ペ−ジからなって、この折り丁が
重ね合わされて一冊の本がつくられる。このような折り
丁を一枚の紙葉から折りたたむ折りたたみ装置は、紙葉
を印刷する巻取式印刷機の場合にはそれ自体に取付けら
れている。一方、一枚の紙葉が枚葉印刷機では印刷され
たときには、その枚葉印刷機とは別に製本所などに折り
たたみ装置が配置され、折り丁を丁合する丁合機とつづ
り機2とは図1に示すとおり、接続されて配置されてい
る。
【0023】丁合機で丁合された丁合束は、図1に示す
とおり、つづり機2に送られる。つづり機2はル−プ状
の無終端チェン3を具え、無終端チェン3には一対の押
え板4が取付けられ、丁合束1は背部分を下にして一対
の押え板4、4によってはさまれて、無終端チェン3と
ともに送られる。この無終端チェン3が連続的に走行す
る間に、背の部分がスライサにより裁断されてそろえら
れ、背部分に接着剤をつけてから、表紙をはり付ける。
【0024】すなわち、接着剤を介してとじる無線つづ
り機といわれる、無線つづり機2は、ル−プ状の無終端
チェン3に一定間隔をおいて設けられている一対の押え
板4によって丁合束1の両側からはさまれて移動する。
この間、はじめのステ−ジで振動ユニット(図示せず)
によって振動を与えて、複数の折り丁を精度よく揃え、
次のステ−ジで、丁合束の背の部分に接着剤が均一に塗
布されるように、スライサユニット5で背部分がカット
スライスされる。続いて、次のステ−ジで、接着剤塗布
ユニットによって接着剤を塗布し、次のステ−ジで、表
紙が貼着されて取付けられる。
【0025】この取付けられる表紙6は位置決め装置1
0を経て位置決めされてから丁合束1に貼り付けられ
る。
【0026】表紙の位置決め装置10は、つづり機2の
無終端チェン3によって送れる丁合束1の背部分に対
し、その下側から表紙を位置決めして送って貼付ロ−ラ
(図示せず)によって貼付けするときに、送る表紙ごと
に丁合束1の背部分に対して正確に位置決めする装置で
ある。
【0027】図2に示すように、位置決め装置10にお
いては、つづり機2の無終端チェン3の押え板4、4に
よって両側から丁合束1は両側から背部分を下にしては
さみながら送られる。この丁合束1が送られる一つのガ
イド線、すなわち、無終端チェン3に固定される一方の
押え板4と平行又は略々平行に、一対の案内ガイド1
1、11が配置される。一対の案内ガイド11、11は
表紙6を両側から拘束して幅方向に移動させるものであ
って、各案内ガイド11、11はそれぞれ駆動モ−タ1
2、12によって幅方向に移動される。この駆動モ−タ
12、12による移動量は位置すべき表紙6の寸法にも
とずいてコンピュ−タ装置などの制御装置13によって
決められ、この移動量の指令が制御装置13から与えら
れ、この指令によって各駆動モ−タ12、12が駆動さ
れて各案内ガイド11、11が移動し、位置決めされ
る。
【0028】このように位置決めするときに、その精度
を高めるために、制御装置13からの指令により駆動さ
れる各駆動モ−タ12、12の回転数、なかでも、各駆
動モ−タ12、12に連結するリ−ドねじ14、14の
回転数をとり出してその回転数に応じたパルスをパルス
発生器15、15によって発生させる。このパルス発生
器15、15からのパルスは比較装置16、16に入力
され、これと制御装置13、13からの指令と比較しそ
の偏差を制御装置13、13に入力し、それに応じて各
駆動モ−タ12、12の駆動を補償する。
【0029】一対の案内ガイド11、11はそれぞれA
Cサ−ボモ−タなどの駆動モ−タ12、12によって移
動される。この際、駆動モ−タとしてステッピングモ−
タも使用できるが、ACサ−ボモ−タを使用すると、一
対の案内ガイド11、11に大きな駆動力が与えられ、
位置決めの精度を向上できる。また、このように駆動モ
−タをACサ−ボモ−タとする場合には、ACサ−ボモ
−タ12、12には、例えば3相200Vの電源からの
交流電力をコンバ−タ(図示せず)によってわずかな脈
動を含む直流とし、この直流をインバ−タ(図示せず)
によって単相交流電力に整流したAC電力が与えられ、
ACサ−ボモ−タ12、12が駆動される。
【0030】このように整流された単相交流電力により
ACサ−ボモ−タ12、12を駆動すると、コンピュ−
タ装置13内の制御装置からの指令によって制御され易
く、各案内ガイド11、11は正確に位置決めできる。
【0031】すなわち、位置決めに先立って、コンピュ
−タ装置13内の制御装置にはオペレ−タが表紙の寸法
などのデ−タ、例えば、表紙6の幅A、丁合束1の厚さ
に相当する背表紙の巾B、所望に応じて、背表紙の背文
字などの表紙6の先端からの距離Cを入力する。これら
表紙寸法デ−タはコンピュ−タ装置13、なかでも制御
装置によって逐次解読し、これにもとずく指令により各
案内ガイド11、11の移動量が演算され、その移動量
に相当する信号が送られて、目標位置に位置決めされ
る。この制御装置は図2に示す例ではコンピュ−タ装置
13内に内蔵されているが、コンピュ−タ装置13とは
別個に設けることができるが、いずれにして制御装置
は、各案内ガイド11、11の目標位置の数値デ−タを
ACサ−ボモ−タ12、12の回転数に演算し、これを
サ−ボアンプを介して各案内ガイド11、11に与える
ものである。この指令によって、例えば3相200Vの
交流電源をコンバ−タならびにインバ−タを介して整流
された単相交流資源により駆動される各ACサ−ボモ−
タ12、12は制御され、各案内ガイドは目標位置まで
移動し、一応の目標位置に位置決めされる。
【0032】一方、一応の目標位置に位置決めされる各
案内ガイド11、11を駆動する各ACサ−ボモ−タ1
2、12の回転はパルス発生器15、15によりアナロ
グ指令として取り出し、インタ−フェイスを経て比較装
置16、16に入力し、比較装置16、16内で偏差カ
ウンタにより先に与えられた一応の目標位置と比較し、
その差にもとずいてコンバ−タを経た直流を単相交流に
変換するインバ−タを制御して各ACサ−ボモ−タ1
2、12の駆動電力を制御し、このように制御し補償さ
れた単相交流によって各ACサ−ボモ−タ12、12を
駆動して各案内ガイド11、11を正確に位置決めす
る。
【0033】つぎに、以上のとおり構成される位置決め
装置によって丁合束に対し表紙を位置決めするのには、
つぎのとおり作動させる。
【0034】最初にオペレ−タは表紙の寸法などのデ−
タを実測し、コンピュ−タ装置13、とくにその中の制
御装置に入力する。このデ−タは、表紙巾A、背巾B、
背文字位置Cなどである。
【0035】ここで、デ−タを入力し終わったら、運転
準備スイッチを押し作動させる。
【0036】この場合、各案内ガイド11、11は丁合
束1を送るつづり機2と関連させて位置決めすることが
好ましく、丁合束1が送られる一つのガイド線又はそれ
に平行な線を基準線とする。この基準線としては、固定
されて一定の線をとる必要があり、つづり機で丁合束を
背部分を下にして押さえる押え板4、4のうちで無終端
チェン3に取付けられている固定された押え板4の内面
4aをとるのが好ましい。このところを基準線に決める
ことで、コンピュ−タ装置13、なかでも制御装置での
演算回路が容易に組むことができる。
【0037】このような入力デ−タにもとずいて、コン
ピュ−タ装置13内に予め記憶させた計算式にしたがっ
て各案内ガイド11、11への一応の目標指令は与えら
れ、各案内ガイド11、11は一応の目標位置にそれぞ
れ移動し、その後、上記のとおり、その位置は補償さ
れ、正確に調整される。
【0038】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、本発明は複
数の折り丁が丁合された丁合束を両側から背部分を下に
してはさみながら送る一方、この丁合束の背部分に表紙
を貼着して製本するときに、この貼着に先立って表紙を
位置決めする表紙の位置決め装置であって、丁合束を送
るつづり機の一つのガイド線との関連で表紙を拘束して
幅方向に移動させる一対の案内ガイドと、これら各案内
ガイドをそれぞれ幅方向に移動させる駆動モ−タと、表
紙の寸法にもとずいて各案内ガイドの移動量を演算し、
この移動量に応じた指令を各駆動モ−タに与える制御装
置と、この制御装置からの指令により駆動される各駆動
モ−タの回転数を検出してそれに応じるパルス数を発生
するパルス発生器と、このパルス発生器からのパルスと
先の制御装置からの指令を比較しその偏差を制御装置を
各駆動モ−タに与えて駆動する比較器とを具えている。
【0039】したがって、表紙の寸法などのデ−タを入
力するだけで各案内ガイドは位置決めでき、その位置は
一応の目標位置にセットしてから、さらに、各案内ガイ
ドの位置決めを補償して行なうため、つづり機で送られ
る丁合束に対し表紙の背表紙が厳格に位置決めされて丁
合束に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例に係る表紙の位置決め装
置が取付けられたつづり機を平面からみた配置図であ
る。
【図2】図1に示す表紙の位置決め装置の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 丁合束 2 つづり機 3 無終端チェン 4 押え板 10 位置決め装置 11 案内ガイド 12 駆動モ−タ 13 コンピュ−タ装置 16 比較装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の折り丁が丁合された丁合束を両側
    から背部分を下にしてはさみながら送る一方、この丁合
    束の背部分に表紙を貼着して製本するときに、この貼着
    に先立って前記表紙を位置決めする表紙の位置決め装置
    において、前記丁合束を送るつづり機の一つのガイド線
    と平行又は略々平行に配置され、前記表紙を両側から拘
    束して幅方向に移動させる一対の案内ガイドと、これら
    各案内ガイドをそれぞれ幅方向に移動させる駆動モ−タ
    と、前記表紙の寸法にもとずいて各案内ガイドの移動量
    を演算し、この移動量に応じた指令を前記各駆動モ−タ
    に与える制御装置と、この制御装置からの指令により駆
    動される各駆動モ−タの回転数を検出してそれに応じる
    パルス数を発生するパルス発生器と、このパルス発生器
    からのパルスと前記制御装置からの指令を比較しその偏
    差を前記各駆動モ−タに与えて駆動する比較器とを具え
    て成ることを特徴とする表紙の位置決め装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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