JP2001080234A - 丁合された折り丁からなる丁合束に表紙を取付ける表紙取付装置 - Google Patents

丁合された折り丁からなる丁合束に表紙を取付ける表紙取付装置

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JP2001080234A
JP2001080234A JP26423599A JP26423599A JP2001080234A JP 2001080234 A JP2001080234 A JP 2001080234A JP 26423599 A JP26423599 A JP 26423599A JP 26423599 A JP26423599 A JP 26423599A JP 2001080234 A JP2001080234 A JP 2001080234A
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Ryosuke Takahara
亮介 高原
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 丁合機によって丁合された折り丁からなる丁
合束に対して表紙の背表紙位置を確実に位置決めして表
紙を取付ける表皮取付装置を提案する。 【解決手段】 CCDカメラからの画像デ−タを演算、
比較などの画像処理を行なって、表紙6の背表紙を位置
決めすべき信号を各案内ガイドに送るコンピュ−タ装置
14と、フィ−ダチェンの移動量に応じたパルス信号を
発生するパルス発生装置20と、CCDカメラと表紙貼
付装置との間に設けられ、表紙の先端又は基準位置を検
出する表紙位置検出装置15と、この表紙位置検出装置
からの指令によりパルス発生器からのパルス信号を計数
し、この計数パルスの数が予め設定したCCDカメラと
表紙位置検出装置の間の距離に相当するパルス数に達し
たときにカウントを停止するカウント回路21と、この
カウント回路からのカウント停止にもとずいてCCDカ
メラに撮影開始の指令をし、コンピュ−タ装置14内に
設けられた制御装置とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は丁合された折り丁からな
る丁合束に表紙を取付ける表紙取付装置に係り、詳しく
は、丁合機によって丁合された折り丁からなる丁合束に
対して表紙の背表紙位置を確実に位置決めして表紙を取
付けることができる表紙取付装置に係る。
【0002】
【従来の技術】一般に、編集、デザイン、植字、製版、
印刷等を経た多数の紙葉をとじ合せて1冊の本にまとめ
ることは製本といわれている。この製本の分野は、本、
雑誌、新聞などでグラフィックア−トと呼ばれる分野と
相違し、ペ−ジの組、とじ、表紙の取付けなどの特殊な
技術が必要となるが、その技術は主として手作りに依存
している。
【0003】しかし、出版界が教育の普及と本への要求
の拡大という2つの要因によって発展してきたのにとも
なって、製本技術も手作りから量産技術に発展すること
が望まれ、一部で量産機も提案され、実用化されてい
る。一方、豪華本とかハ−ドバックと呼ばれる本は長期
保存をねらったものであるため、じょうぶで美しい装丁
が望まれ、この面からは単なる量産でなく、精度の高い
装丁が望まれている。
【0004】また、大半の出版社は、製本がこのように
特殊な手作り技術に依存することから、製本に関しては
自分で工場設備をもたずに、製本、装丁などは社外に請
負わせているが、専門化されている製本業者でも量産技
術に依存する割合は低い。
【0005】製本の大半は注文生産であり、しかも、例
えば、本の判型の大きさや形は各種異なり、外観も無限
といってよいほどの変化がある。こうした意図や目的の
多様性に適応するには、規模や種類の違う数多くの設備
や作業が必要になり、製本作業にどうしても部分的な手
仕事が必要となり、それにともなって人件費が増大す
る。
【0006】すなわち、製本の基本単位は折り丁といわ
れ、1回折りは4ペ−ジであり、さらに折り畳めばペ−
ジ数は倍加する。3回折り畳むと16ペ−ジの折り丁と
なり、16ペ−ジの折り丁は10個丁合すると、160
ペ−ジの本が得られることになり、そのときは最初の折
り丁が1〜16ペ−ジ、最後は145〜160ペ−ジと
なる。
【0007】10個の折り丁は、丁合によって順序通り
重ね合わせられ、その丁合束の背の部分を糸や針金で縫
合せるか、背の部分を裁断しておいて接着剤でとじるこ
とがある。
【0008】後者のとじは無線とじともいわれ、糸や、
針金などを使用することなく接着剤で丁合束の背をとじ
る製本方法であって、この方法によって、並製本または
普製本、上製本(本製本)と呼ばれる本は製本されてい
る。したがって、通常用いられているとじ機はこれらの
本を製本する丁合機であり、無線丁合機であり、これに
表紙をつけとじ込む機械としては無線とじ機が用いられ
ている。無線とじ機は複数の折り丁を丁合した丁合束に
振動装置で振動を与え精度よく揃え、その後、スライサ
によって丁合束の背の部分に接着剤を均一に着くように
背の部分をカットし、接着剤の塗布装置によって接着剤
を塗布したのちに、フィ−ダチェンによって表紙を送
り、丁合束の背部分に貼り付けられる。
【0009】このように丁合された折り丁からなる丁合
束に貼り付ける表紙は、多くは全紙サイズの紙葉に複数
の図柄が印刷され、それを断裁機によって複数に切られ
たものである。
【0010】このように複数の図柄が印刷された表紙
は、積み重ねられた状態で、トンボと呼ばれる見当合わ
せのために印刷された目印を基準に断裁されるが、この
ように積み重ねられた状態では、各紙葉についてトンボ
の上を完全に正確に断裁できない。
【0011】また、紙葉の端面から表紙の基準位置まで
の位置が違ってしまったり、大量に積み重ねられた最上
部と最下部で、紙が完全に垂直に切られなかったりする
ことがおこり、表紙サイズにバラツキが生じる。
【0012】このようにバラツキのある表紙を折り丁が
丁合された丁合束の背に貼り付けると、丁合束の背の中
心と表紙の背表紙位置や図柄の位置がずれることが多
く、このようにずれたまま貼付けると、製本された本は
不良本になってしまう。
【0013】とくに、背の厚みが薄い本の場合は背表紙
に印刷された文字や背文字が切れてしまうことがあり、
薄い本では、少しの表紙のずれでさえ見のがすことの出
来ない問題となっている。
【0014】さらに、表紙を取付けるときに、取付ける
べき表紙の中に異種の表紙混入していることも多く、同
種の表紙であっても、一部の表紙の取付け方向を間違え
ることも多い。このような事故は一般に混入やグルとい
われているが、混入やグルまで防止できる表紙取付装置
は提案されていない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点の解
決を目的とし、具体的には、丁合された折り丁から丁合
束に対し表紙の位置、なかでも背表紙の位置を正確に位
置決めでき、一般に表紙のグルや混入といわれる事故を
防止できる表紙取付装置を提案する。
【0016】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は丁合
された折り丁からなる丁合束を両側から背部分を下にし
て一対の押え板ではさんで押えながら送るとじ機の下側
に設けられる表紙取付装置であって、この丁合束に貼着
する表紙を送るフィ−ダチェンと、このフィ−ダチェン
の先導側に設けられて表紙を両側から拘束して位置決め
する一対の案内ガイドと、この一対の案内ガイドにより
位置決めされた表紙を丁合束の背部分に貼着する表紙貼
着装置とを具える表紙取付装置において、一対の案内ガ
イドの間に設けられ、とじ機で一つのガイド線に沿って
送られる表紙の背表紙における少なくとも一つの形象を
撮影するCCDカメラと、このCCDカメラからの画像
デ−タを演算、比較などの画像処理を行なって、表紙の
背表紙を位置決めすべき信号を各案内ガイドに送るコン
ピュ−タ装置と、フィ−ダチェンの移動量に応じたパル
ス信号を発生するパルス発生装置と、CCDカメラと表
紙貼付装置との間に設けられ、表紙の先端又は基準位置
を検出する表紙位置検出装置と、この表紙位置検出装置
からの指令によりパルス発生器からのパルス信号を計数
し、この計数パルスの数が予め設定したCCDカメラと
表紙位置検出装置の間の距離に相当するパルス数に達し
たときにカウントを停止するカウント回路と、このカウ
ント回路からのカウント停止にもとずいてCCDカメラ
に撮影開始の指令をする制御装置とを具えて成ることを
特徴とする。
【0017】そこで、これら手段たる構成ならびに作用
について図面によってさらに詳しく説明すると、つぎの
とおりである。
【0018】なお、図1は本発明の一つの実施例に係る
表紙取付装置の平面からみた配置図である。
【0019】図2はその正面からみた配置図である。
【0020】まず、図1は、本発明の一つの実施例に係
る表紙の貼着装置の配置図であって、図1において符号
1は一般的に丁合束を示す。この丁合束1とは複数の折
り丁(図示せず)がペ−ジ順に重ねられ、折り丁が重ね
られて束にされたものである。丁合束は手作業で丁合さ
れて束にすることができるが、通常丁合機といわれる量
産機で重ね合わせて丁合束はつくられ、図1の矢印方向
からとじ機2に連続的に供給される。
【0021】すなわち、製本の基本単位は複数のペ−ジ
が印刷された一枚の紙葉であり、この紙葉が各ペ−ジ毎
に折り畳まれたものが折り丁である。さらに、折り丁を
ペ−ジ順に合わせることが丁合といわれ、通常の折り丁
は4ペ−ジからなっている。折り丁に折りたたむ折り畳
み装置は巻取式印刷機ではそれ自体に取付けられている
が、枚葉印刷機ではそれとは別に製本所などに取付けら
れ、通常は、図1でとくに示さないが、つづり機2に連
続されて丁合機が配置されていることが多い。
【0022】ちなみに、1回折りたたんだ折り丁は通常
4ペ−ジからなっているから、折り丁をさらに折りたた
むと、ペ−ジ数は倍加する。3回折りたたむと、その折
り丁は16ペ−ジになる。
【0023】この基本単位が16ペ−ジの折り丁を10
単位丁合すると、160ペ−ジの本になり、このとき
は、最初の単位の折り丁が1〜16ペ−ジ、最後の単位
の折り丁は145〜160ペ−ジになる。
【0024】このように折り丁が丁合された丁合束は丁
合機からとじ機2に移され、とじ機2においてはル−プ
状の無終端チェン3に取付けた一対の押え板4によって
丁合束1は背部分を下にしてはさまれて無終端チェン3
とともに送られ、その間に背の部分がスライサにより裁
断され、背部分1aに接着剤をつけてこれに表紙をはり
付ける。
【0025】このように接着剤を介してとじるとじ機2
は無線とじ機といわれる。無線とじ機2はル−プ状の無
終端チェン3に一定間隔をおいて一対の押え板4が設け
られている。
【0026】一対の押え板4によって丁合束1が両側か
らはさまれて移動する間に、振動ユニット(図示せず)
によって振動を与えることによって、複数の折り丁が精
度よく揃えられ、それから、丁合束の背の部分に接着剤
が均一に塗布されるように、スライサユニット5で背部
分がカットスライスされる。
【0027】その後、接着剤塗布ユニット61によって
接着剤を塗布し、この部分に、一点斜線で囲んだ表紙取
付装置10から表紙6が連続的に送られる。表紙6を送
る一方、のり付けユニット7によって表紙6を丁合束1
に貼り付けにより取付けられ、表紙が取付けされた丁合
束1は製本された本として一方の押え板4がはなされて
排出される。
【0028】次に、表紙取付装置10は、とじ機2によ
って複数の折り丁が丁合束1をはさんで背部分を下にし
て無終端チェン3を介して送る間にこの背部分に表紙6
を送って貼付けにより取付ける装置であって、この送ら
れる表紙6毎に丁合束1の背部分に対して正確に位置決
めしながら、送り、貼着により取付けできる装置であ
る。
【0029】この装置における表紙の丁合束の背部分に
対する位置決めするのは、表紙の背表紙にある文字その
他の形象を表紙毎にCCDカメラ13により画像デ−タ
として検出する。
【0030】すなわち、画像デ−タの検出はCCDカメ
ラ13による撮影であるため、背表紙にある形象そのも
のが検出でき、この形象の外形、文字、模様そのものが
そのまま画像デ−タとして送られる。このような画像デ
−タはコンピュ−タ装置14に送られると、それ自体を
そのまま画像処理できるとともに、コンピュ−タ装置1
4のディスプレイ面にも出力でき、この面をオペレ−タ
がみるところだけによっても表紙の位置決めで監視でき
る。
【0031】このような画像デ−タの画像処理にもとず
くコンピュ−タ装置からの指令により位置決めを行なう
と、表紙の位置決めは、丁合束1の背部分に対する単な
る表紙の背文字などのずれのほかに、グルといわれる表
紙の送り方向の間違い、異種表紙の混入なども検出でき
る。
【0032】この表紙取付装置10は、丁合束を両側か
ら背部分を下にして一対の押え板4、4ではさんで押え
るとじ機2の一部に連結され、その下側に配置される。
表紙貼着装置10には表紙を送るフィ−ダチェン11な
どの送り装置を設けてこのフィ−ダチェン11によって
表紙6をのり付けユニット7に送り、こののり付けユニ
ット7でのり付けされる前に、表紙6を両側からはさん
で位置決めする一対の案内ガイド12、12を設ける。
各案内ガイド12、12はそれぞれ個別的に後記のとお
り駆動モ−タを介して移動し、この移動にともなう指令
はコンピュ−タ装置14における上記のとおりの画像処
理の結果として与えられ、送られる表紙毎に丁合束1の
背表紙に対する位置として位置決めする。
【0033】CCDカメラ13は一対の案内ガイド1
2、12の間にはCCDカメラ13が設けられる。CC
Dカメラ13によって、とじ機2により丁合束1が送ら
れる一つのガイド線なかでも、一対の押え板4、4のう
ちの固定押え板4の固定位置に沿って送られる表紙6の
背表紙を撮影し、この一つのガイド線に対する背表紙の
位置を検出する。
【0034】CCDカメラ13で撮影された画像にもと
ずく画像デ−タはコンピュ−タ装置で画像処理し、この
処理デ−タが基準画像位置として記憶される。
【0035】一方、一対の案内ガイド12、12を経て
送られる表紙6の背表紙の位置もその送りの都度CCD
カメラ13により撮影され、その画像デ−タはコンピュ
−タ装置14で画像処理され、各表紙6の画像位置を先
に記憶させた基準画像位置と比較する。
【0036】この比較の結果、コンピュ−タ装置14は
各案内ガイド12、12に対し、表紙6の背表紙が一対
の案内ガイド12、12間で位置決めされる位置に対す
る指令を各案内ガイド12、12に送る。この際、ずれ
の場合と相違して、異種表紙の混入や、表紙送り方向の
間違いにもとづくグルなどがおきているときには、比較
の際のずれが許容値をこえていることから、容易に検出
できる。
【0037】このようにコンピュ−タ装置14から指令
が送られると、それに応じて各案内ガイド12、12が
移動し、それにともなって送られる表紙6毎に背表紙
6、とくに背文字等の形象が適正位置になるよう、位置
決めされて、表紙6は丁合束1に貼り付けられる。
【0038】次に、以上のとおり、CCDカメラ13に
よる表紙6の撮影画像にもとずいて表紙6を位置決めす
るときに、表紙6の背表紙においてCCDカメラ13で
撮影すべき形象、とくにその位置、平らたくいうと、背
表紙においてその形象の占める位置を正確に検出し、こ
の検出位置でCCDカメラ13で形象を検出する必要が
ある。
【0039】そのために、CCDカメラ13とその先導
側ののり付けユニット7との間に表紙6の先端縁又は特
定の基準位置を検出するための表紙基準位置検出ユニッ
ト15を設ける。
【0040】したがって、この表紙基準位置検出ユニッ
ト15によって表紙の先端縁などの特定位置を検出して
から、この検出位置からCCDカメラ13までの移動量
をコンピュ−タ装置14に与えると、CCDカメラ13
によって背表紙の形象を適格に撮影できる。このような
ユニット15は通常光センサ−を用いれば十分である
が、照度に応じて位置を検出できるものであればいずれ
のものも用いることができる。ちなみに、レザ−センサ
−、光電センサ−なども用いることができる。
【0041】このように表紙の基準位置検出ユニット1
5からの基準位置信号にもとずいてCCDカメラ13ま
での距離L又は移動量をコンピュ−タ装置14に与える
場合、基準位置検出ユニット15によって送られる表紙
6の基準位置(つまり、先端縁など)からCCDカメラ
13によって撮影すべき形象までの距離を演算する機構
として、その距離を直接電気信号としてコンピュ−タ装
置14に与える機構を構成することもできるが、図2に
示すように、表紙取付装置10における表紙6の送り機
構を無終端のフィ−ダチェン16から構成し、そのフィ
−ダチェン16に関連させてつぎのとおり構成できる。
【0042】図2において、フィ−ダチェン16には間
隔をおいて係止片17が設けられている。フィ−ダチェ
ン16は一対のプ−リィ18、19を介して連続的に駆
動され、表紙6は一枚づつ係止片17に係止されながら
送られる。このような送り機構から成る場合に、表紙6
の送り量はフィ−ダチェン16の移動量や送り量、さら
に、一方の駆動プ−リィ19の回転数として検出でき
る。
【0043】このため、駆動プ−リィ19の駆動軸に、
例えばエンコ−ダのような、表紙6又はフィ−ダチェン
16の移動量に応じてパルスを発生するパルス発生器2
0を取付け、パルス発生器20からのパルスの数を計数
するカウント回路21を設ける。
【0044】カウント回路21はコンピュ−タ装置14
の中に含ませて後記のようにカウントアップの信号をコ
ンピュ−タ装置14、なかでも、コンピュ−タ装置14
のCPUユニットに送るように構成できる。
【0045】また、カウント回路21には基準位置検出
ユニット15からの基準位置検出信号が与えられ、さら
に、表紙6の先端縁又は基準位置とCCDカメラ13に
よって撮影すべき形象までの距離を予め入力し、それに
対応するパルス数を記憶させるように構成する。
【0046】このようにパルス発生器20ならびにカウ
ント回路21を設けると、基準位置検出ユニット15に
よって表紙6の先端又は基準位置が検出したときに、カ
ウント回路21でパルス発生器20から入力されている
パルス数のカウントが開始される。そのカウント数が予
め入力されている所定のカウント数(表紙6の先端から
撮影すべき形象までの距離)に達したときには、カウン
トアップ(つまり、カウント停止)の信号はコンピュ−
タ装置14のCPUユニットに送られ、それにもとずい
てCCDカメラ13によって形象が撮影される。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は丁合された折り
丁からなる丁合束に表紙を取付ける表紙取付装置であっ
て、丁合束を両側から背部分を下にして一対の押え板で
はさんで押えながら送るとじ機の下側に設けられ、この
丁合束に貼着する表紙を送るフィ−ダチェンと、このフ
ィ−ダチェンの先導側に設けられて表紙を両側から拘束
して位置決めする一対の案内ガイドと、この一対の案内
ガイドにより位置決めされた表紙を丁合束の背部分に貼
着する表紙貼着装置とを具え、さらに、一対の案内ガイ
ドの間に設けられかつとじ機で一つのガイド線に沿って
送られる表紙の背表紙における少なくとも一つの形象を
撮影するCCDカメラと、このCCDカメラからの画像
デ−タを演算、比較などの画像処理を行なって、表紙の
背表紙を位置決めすべき信号を各案内ガイドに送るコン
ピュ−タ装置と、表紙を送るフィ−ダチェンの移動量に
応じたパルス信号を発生するパルス発生装置と、CCD
カメラと表紙貼付装置との間に設けられかつ表紙の先端
又は基準位置を検出する表紙位置検出装置と、この表紙
位置検出装置からの指令により先のパルス発生器からの
パルス信号を計数し、この計数パルスの数が予め設定し
たCCDカメラと表紙位置検出装置の間の距離に相当す
るパルス数に達したときにカウントを停止するカウント
回路と、このカウント回路からのカウント停止にもとず
いてCCDカメラに撮影開始の指令をする制御装置とを
具えている。
【0048】したがって、丁合機によって丁合された折
り丁からなる丁合束に対して表紙の背表紙位置を確実に
位置決めして表紙を取付けるほか、表紙の背表紙におけ
る文字、図形などの形象をそのまま検出して監視するた
め、俗にグル、混入などといわれる事故も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例に係る表紙取付装置の平
面からみた配置図である。
【図2】その正面からみた配置図である。
【符号の説明】
1 丁合束 1a 背部分 2 とじ機 3 チェン 4 押え板 5 スライサユニット 6 表紙 7 のり付けユニット 13 CCDカメラ 14 コンピュ−タ装置 16 フィ−ダチェン 20 パルス発生器 21 カウント回路 61 接着剤塗布ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丁合された折り丁からなる丁合束を両側
    から背部分を下にして一対の押え板ではさんで押えなが
    ら送るとじ機の下側に設けられる表紙取付装置であっ
    て、この丁合束に貼着する表紙を送るフィ−ダチェン
    と、このフィ−ダチェンの先導側に設けられて前記表紙
    を両側から拘束して位置決めする一対の案内ガイドと、
    この一対の案内ガイドにより位置決めされた前記表紙を
    前記丁合束の背部分に貼着する表紙貼着装置とを具える
    表紙取付装置において、 前記一対の案内ガイドの間に設けられ、前記とじ機で一
    つのガイド線に沿って送られる前記表紙の背表紙におけ
    る少なくとも一つの形象を撮影するCCDカメラと、 このCCDカメラからの画像デ−タを演算、比較などの
    画像処理を行なって、前記表紙の背表紙を位置決めすべ
    き信号を前記各案内ガイドに送るコンピュ−タ装置と、 前記フィ−ダチェンの移動量に応じたパルス信号を発生
    するパルス発生装置と、 前記CCDカメラと前記表紙貼付装置との間に設けら
    れ、前記表紙の先端又は基準位置を検出する表紙位置検
    出装置と、 この表紙位置検出装置からの指令により前記パルス発生
    器からのパルス信号を計数し、この計数パルスの数が予
    め設定した前記CCDカメラと前記表紙位置検出装置の
    間の距離に相当するパルス数に達したときにカウントを
    停止するカウント回路と、 このカウント回路からのカウント停止にもとずいて前記
    CCDカメラに撮影開始の指令をし前記コンピュ−タ装
    置に関連して設けられた制御装置とを具えて成る丁合さ
    れた折り丁からなる丁合束に表紙を取付ける表紙取付装
    置。
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