JP2954409B2 - 丁合機の折丁落下タイミング調整方法 - Google Patents

丁合機の折丁落下タイミング調整方法

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JP2954409B2 JP32397891A JP32397891A JP2954409B2 JP 2954409 B2 JP2954409 B2 JP 2954409B2 JP 32397891 A JP32397891 A JP 32397891A JP 32397891 A JP32397891 A JP 32397891A JP 2954409 B2 JP2954409 B2 JP 2954409B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中とじ、平とじ、無線
とじ等の製本における丁合機に係るものであり、詳しく
は丁合機の折丁落下タイミング調整方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に中とじ機は、刷本を一部ずつギャ
ザリングチェーン上の所定位置に落下させる複数の丁合
機と、順次丁合された刷本を針金でとじる針金とじ機
と、とじた刷本の天地と小口を一度に断裁して仕上げる
三方断裁機とを連結した構成をしている。このうち丁合
機は、ボックスの下からサッカーにより1折ずつ吸引し
てアッパードラムで引き出し、オープニングドラム及び
ラップドラムによりギャザリングチェーン上に落下させ
る動作を繰り返して行って折丁を順次重ねて行くように
なっている。
【0003】また、平とじ機は、針金とじ機と三方断裁
機の間に表紙を貼り付けるバインダーを有した構成とな
っており、無線とじ機の場合は、針金とじ機がなく、丁
合機、バインダー、三方断裁機の構成となっている。そ
して、これらの丁合機は、ボックスの下からサッカーに
より1折ずつ吸引してアッパードラムで引き出した後、
ベルトサンドした状態で搬送し、ギャザリングチェーン
上に落下させる動作を繰り返して行って折丁を順次重ね
て行くようになっている。
【0004】ここで、ギャザリングチェーンと丁合機の
アッパードラムは、ギャザリングチェーンのフィンガー
が1ピッチ移動する間にアッパードラムが規定の角度
(例えば、1回転)だけ回転する関係になっており、ま
た各丁合機は各々クラッチによってギャザリングチェー
ンの動作に連動するようになっている。したがって、丁
合機より折丁をギャザリングチェーン上に落下させる場
合、各丁合機毎に折丁の落下タイミングを調整する必要
がある。そして、従来この落下タイミングの調整を行う
に際しては、丁合機のクラッチを外した状態にて丁合機
を手回しして折丁を落下させ、ギャザリングチェーン上
のフィンガーとのタイミングを見て合わせるようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
調整方法では、各丁合機毎にインチングにてギャザリン
グチェーン上のフィンガーを移動させ、それに合わせて
丁合機で折丁を落下させてタイミングを調整する必要が
あることから、調整作業が微妙でしかも長時間を要する
という問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、調整のた
めの作業を容易にしかも短時間で行うことのできる丁合
機の折丁落下タイミング調整方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の折丁落下タイミング調整方法は、折丁の落
下タイミングを合わせて丁合機のクラッチを入れた状態
で、ギャザリングチェーン上のフィンガー位置を読み取
るためのフィンガースケールを、フィンガー位置を基準
としてギャザリングチェーンの進行方向に目盛が増加す
るようにギャザリングチェーン付近の不動部材に沿って
取り付けるとともに、フィンガースケールの目盛の(ア
ッパードラム外周長)/(フィンガーピッチ長)倍に目
盛を表示してなるドラムスケールを、アッパードラム付
近の不動部材に付けたアイマークを基準としてアッパー
ドラムの回転方向に目盛が増加するようにアッパードラ
ム外周面に取り付けることにより、各丁合機に前記フィ
ンガースケールと前記ドラムスケールとを取り付けてお
き、運転開始時において各丁合機毎にフィンガー位置の
スケール値とアイマークのスケール値を一致させること
により折丁の落下タイミングを調整するようにしたもの
である。
【0008】また、上記の調整方法において、ドラムス
ケールを取り付ける位置を、アッパードラム外周面に代
えてアッパードラムと一緒に回転するドラムの外周面と
し、アイマークをこのドラム付近の不動部材に取り付
け、ドラムスケールの目盛をフィンガースケールの目盛
の(ドラムスケール取付けドラムの外周長)/(フィン
ガーピッチ長)倍としてもよいものである。
【0009】
【作用】本発明の折丁落下タイミング調整方法では、運
転開始時においてギャザリングチェーンのフィンガーが
基準点からずれて何処の位置にあっても、フィンガー位
置のスケール値とアイマークのスケール値が一致するよ
うにアッパードラムを回転してずらすことによりタイミ
ングが合わせられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は中とじ機における1つの丁合機をそ
の下を通るギャザリングチェーン1とともに示した概略
図であり、分かり易くするためにアッパードラム2、オ
ープニングドラム3及びラップドラム4を離した状態で
図示している。丁合機自体は公知のものであり、丁合機
の上部或いは側部のボックスから折丁Sをアッパードラ
ム2により1折ずつ引き出し、オープニングドラム3及
びラップドラム4によりギャザリングチェーン1上に落
下させる。また、ギャザリングチェーン1と丁合機のア
ッパードラム2は、ギャザリングチェーン1のフィンガ
ー1aが1ピッチ移動する間にアッパードラム2が1回
転する関係になっており、丁合機はクラッチによってギ
ャザリングチェーンの動作に連動するようになってい
る。
【0012】そして、本発明の折丁落下タイミング調整
方法を行うに際し、図1に示すように、ギャザリングチ
ェーン1のフィンガー1a位置を読み取るためのフィン
ガースケール5と、アッパードラム2の回転位置を指示
するためのドラムスケール6とを取り付ける。この場
合、フィンガースケール5はギャザリングチェーン1の
流れに沿った枠材等の不動部材7に取り付け、一方ドラ
ムスケール6はアッパードラム2と同じ径でしかも一緒
に回転するドラム8の外周面に取り付けるようにする。
なお、本実施例では、目盛を表示した粘着テープにより
各スケール5,6を取り付けるようにした。
【0013】ここで、フィンガースケール5は、その表
示長さをフィンガー1aのピッチ長(本実施例では38
1mm)に合わせるとともに、これを30等分した目盛
を表示した。一方ドラムスケール6は、その表示長さを
アッパードラム外周長(本実施例では632mm)に合
わせるとともに、これを同じく30等分した目盛を表示
した。したがって、ドラムスケール6の目盛がフィンガ
ースケール5の目盛に対して(アッパードラム外周長)
/(フィンガーピッチ長)倍、すなわち本実施例では、
約1.65倍に拡大した目盛が表示されていることにな
る。
【0014】もちろん、フィンガースケール5は、ピッ
チ長381mmに合わせた形で381等分した目盛で表
示し、一方のドラムスケール6はその表示長さをアッパ
ードラム外周長に合わせるとともにこれを381等分し
た目盛で表示してもよい。
【0015】なお、この目盛の大きさは本発明を限定す
るものではなく、調整のし易さに応じて適宜の寸法を採
ってもよいものである。
【0016】上記のフィンガースケール5及びドラムス
ケール6を取り付ける手順は次のようである。取り付け
るに先立ち、丁合機のクラッチを外した状態にて丁合機
を手回しして折丁Sを落下させ、ギャザリングチェーン
1上のフィンガー1aとのタイミングを見て合わせるこ
とにより折丁Sの落下タイミングを合わせた後に丁合機
のクラッチを入れた状態とする。このように位置合わせ
してから、まず、フィンガー1aの位置を基準としてギ
ャザリングチェーン1の進行方向に目盛が増加するよう
に前記の不動部材7にフィンガースケール5を取り付け
る。次いで、前記のドラム8に対向する不動部材9に予
め設けておいたアイマーク10を基準としてアッパード
ラム2の回転方向に目盛が増加するように溝カム8の外
周面にドラムスケール6を巻き付けるようにして取り付
ける。この場合、ドラムスケール6の目盛の始めと終り
とが一致した状態となる。このようにして複数の丁合機
の全てにフィンガースケール5及びドラムスケール6を
取り付ける。
【0017】上記のように各丁合機にフィンガースケー
ル5及びドラムスケール6を取り付けた状態としてお
き、運転開始時において各丁合機毎にフィンガー位置の
スケール値とアイマークのスケール値を一致させること
により折丁の落下タイミングを調整する。この場合、ギ
ャザリングチェーン1のフィンガー1aが基準点からず
れて何処の位置にあっても、フィンガー1a位置のスケ
ール値とアイマーク10のスケール値が一致するように
アッパードラム2を回転してずらすことによりタイミン
グが合わせられる。つまり、アッパードラム2の位置は
基準点から{(アッパードラム外周長)/(フィンガー
ピッチ長)}×(フィンガーの基準点からのズレ)だけ
正方向に回転した位置がタイミングの合う位置となる。
【0018】なお、上記実施例では、アッパードラムと
同じ径でしかも一緒に回転するドラムの外周面にドラム
スケールを取り付けた例を示したが、アッパードラム外
周面に直に取り付けてもよい。すなわち、丁合機の機
種、アイマークの位置等によって適宜選択できる。ま
た、アッパードラムと一緒に回転するドラムの径がアッ
パードラムと異なっている場合には、ドラムスケールの
目盛をフィンガースケールの目盛の(ドラムスケール取
付けドラムの外周長)/(フィンガーピッチ長)倍とす
ることが必要である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の折丁落下
タイミング調整方法では、各丁合機において落下タイミ
ングを合わせた状態で、フィンガーピッチ長とアッパー
ドラム外周長との比率で目盛を表示したフィンガースケ
ールとドラムスケールとをそれぞれの目盛が基準点から
増加する方向に取り付けておき、運転開始時にこの両ス
ケールのスケール値を合わせることにより調整を行うよ
うにしたので、調整作業を容易にしかも短時間で行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中とじ機における1つの丁合機をその下を通る
ギャザリングチェーンとともに示した概略図である。
【符号の説明】
1 ギャザリングチェーン 1a フィンガー 2 アッパードラム 5 フィンガースケール 6 ドラムスケール 7 不動部材 8 ドラム(アッパードラムと一緒に回転する) 9 不動部材 10 アイマーク S 折丁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42C 1/00 B42B 9/00 B65H 39/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折丁の落下タイミングを合わせて丁合機
    のクラッチを入れた状態で、ギャザリングチェーン上の
    フィンガー位置を読み取るためのフィンガースケール
    を、フィンガー位置を基準としてギャザリングチェーン
    の進行方向に目盛が増加するようにギャザリングチェー
    ン付近の不動部材に沿って取り付けるとともに、フィン
    ガースケールの目盛の(アッパードラム外周長)/(フ
    ィンガーピッチ長)倍に目盛を表示してなるドラムスケ
    ールを、アッパードラム付近の不動部材に付けたアイマ
    ークを基準としてアッパードラムの回転方向に目盛が増
    加するようにアッパードラム外周面に取り付けることに
    より、各丁合機に前記フィンガースケールと前記ドラム
    スケールとを取り付けておき、運転開始時において各丁
    合機毎にフィンガー位置のスケール値とアイマークのス
    ケール値を一致させることにより折丁の落下タイミング
    を調整するようにした丁合機の折丁落下タイミング調整
    方法。
  2. 【請求項2】 ドラムスケールを取り付ける位置を、ア
    ッパードラム外周面に代えてアッパードラムと一緒に回
    転するドラムの外周面とし、アイマークをこのドラム付
    近の不動部材に取り付け、ドラムスケールの目盛をフィ
    ンガースケールの目盛の(ドラムスケール取付けドラム
    の外周長)/(フィンガーピッチ長)倍とした請求項1
    記載の丁合機の折丁落下タイミング調整方法。
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