JP2000006547A - 中綴冊子のインライン製本加工システム - Google Patents

中綴冊子のインライン製本加工システム

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JP2000006547A
JP2000006547A JP17642498A JP17642498A JP2000006547A JP 2000006547 A JP2000006547 A JP 2000006547A JP 17642498 A JP17642498 A JP 17642498A JP 17642498 A JP17642498 A JP 17642498A JP 2000006547 A JP2000006547 A JP 2000006547A
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JP
Japan
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saddle
processing means
booklet
saddle stitch
saddle stitching
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JP17642498A
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Ken Torii
憲 鳥居
Seiji Mitsui
清治 三井
Shinichi Goto
真一 後藤
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各種商業印刷物としての冊子に対する各方面か
らの冊子の仕様や形態に対する多様な要望に対応するた
めの能率的な多品種少量生産体制を実現する。 【解決手段】丁合手段11と中綴手段12を備えた中綴
冊子製本機10の前記中綴手段12の前段に紙葉貼込手
段20を設け、中綴手段12の後段に加工手段30を設
け、加工手段30の後段にスタック手段40を設け、前
記中綴冊子製本機10はその主駆動軸にパルスジェネレ
ータを備え、前記紙葉貼込手段20又は/及び加工手段
30又は/及びスタック手段40は前記パルスジェネレ
ータから発信されるパルスにより回転動作するサーボモ
ーターにより駆動回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カタログ冊子、通
帳など冊子形状の印刷物を中綴方式にて丁合し、綴じ付
け製本する中綴冊子製本工程において、綴じ付け工程の
前段と後段に、加工工程を付加した中綴冊子のインライ
ン製本加工システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカタログ、通帳など商業印刷物を
冊子として丁合して綴じ付け製本するための中綴冊子製
本機は、丁合手段Aと中綴手段Bとを備えている。
【0003】丁合手段Aは、予め冊子用に頁紙葉を二つ
折り加工した折丁を集積した折丁群の中から折丁を1枚
ずつ供給する折丁供給部が、所定丁合枚数に対応する数
だけギャザリングチェーンに沿って等間隔に配置されて
いる。
【0004】ギャザリングチェーンに沿って配置された
各々折丁供給部では、折丁群の中から1枚ずつ折丁をギ
ャザリングチェーン方向に供給しつつ、その折丁を二つ
折り部分を開放しながら連続送行する前記ギャザリング
チェーン上に跨ぐようにして載せる。
【0005】このギャザリングチェーンには、各々折丁
供給部からギャザリングチェーン上に先に跨載された折
丁上に次の折丁が互いに二つ折目部分が重なるように順
次跨載されて、所定丁合枚数の折丁が丁合されて丁合折
丁が形成され、各丁合折丁はこのギャザリングチェーン
によって搬送されて次の中綴手段Bに受け渡される。
【0006】中綴手段Bでは、受け渡された各丁合折丁
の重ね合わせられた折目部分(冊子の背となる部分)が
1〜2個所乃至数個所にて針金にて綴じ付けされ、この
ようにして各丁合折丁は中綴じされて中綴冊子が製本さ
れる。
【0007】従来の上記中綴冊子製本機においては、予
め冊子用に頁紙葉を二つ折り加工した折丁を所定枚数丁
合して丁合折丁を形成する丁合工程と、形成された丁合
折丁をその重ね合わせ折目部分にて綴じ付けして中綴冊
子を形成する中綴工程と、形成された中綴冊子の背部を
基準にして冊子の天部と地部と小口部との三方を化粧断
裁する化粧断裁工程と、化粧断裁された中綴冊子を集積
・結束するスタッキング工程は、同じ製本機の製本ライ
ンにてインラインで行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、販売カ
タログ用冊子やダイレクトメール用冊子をはじめとする
各種商業印刷物としての冊子に対しては、各方面からの
冊子の仕様や形態に対する多様な要望があり、それに対
応するための多品種少量生産体制などにおける能率的な
冊子製本加工システムが望まれていた。
【0009】本発明は、各種商業印刷物としての冊子に
対する各方面からの冊子の仕様や形態に対する多様な要
望に対応するための能率的な多品種少量生産体制を実現
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、丁合手段11
と中綴手段12を備えた中綴冊子製本機10の前記中綴
手段12の前段に紙葉貼込手段20を設け、中綴手段1
2の後段に加工手段30を設け、加工手段30の後段に
スタック手段40を設け、前記中綴冊子製本機10はそ
の主駆動軸にパルスジェネレータを備え、前記紙葉貼込
手段20又は/及び加工手段30又は/及びスタック手
段40は前記パルスジェネレータから発信されるパルス
により回転動作するサーボモーターにより駆動回転する
ようにしたことを特徴とする中綴冊子のインライン製本
加工システムである。
【0011】また本発明は、上記発明の中綴冊子のイン
ライン製本加工システムにおいて、前記中綴冊子製本機
10はその主駆動軸に第1タイミングセンサーを備え、
前記紙葉貼込手段20又は/及び加工手段30又は/及
びスタック手段40はその主駆動軸に第2タイミングセ
ンサーを備える中綴冊子のインライン製本加工システム
である。
【0012】また本発明は、上記発明の中綴冊子のイン
ライン製本加工システムにおいて、前記加工手段30
が、三方断裁手段、断ち割り断裁手段、穿孔手段、折り
手段のうちのいずれか1乃至2以上の手段である中綴冊
子のインライン製本加工システムである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の中綴冊子のインライン製
本加工システムの一実施の形態を、図1に示すインライ
ン製本加工機の概要平面図、図2に示すインライン製本
加工機の概要側面図に従って以下に詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の中綴冊子のインライン製
本加工システムを説明するインライン製本加工機の平面
図であり、10は中綴冊子製本機、20は紙葉貼込手
段、30は加工手段である。
【0015】中綴冊子製本機10は丁合手段11と中綴
手段12とを備え、紙葉貼込手段20は中綴手段12の
前段に設けられ、加工手段30は中綴手段12の後段に
設けられている。
【0016】中綴冊子製本機10の丁合手段11は、図
1、図2に示すように、両端部のスプロケット3a、3
bに巻回して回転するエンドレス状の折丁ギャザリング
チェーン1と、該ギャザリングチェーン1に等間隔に取
り付けた複数のギャザリング爪2と、該ギャザリング爪
2の取り付け間隔に対応して等間隔にギャザリングチェ
ーン1に沿って設けられた複数の折丁供給部5(供給フ
ィーダ5-1、5-2、5-3、・・・5-n)を備える。
【0017】折丁供給部5の各供給フィーダ5-1、5-
2、5-3、・・・5-nには、折丁4が積載準備されてお
り、中綴形式のカタログ冊子など中綴冊子の丁合枚数
が、例えば4〜5枚程度の場合は、前記折丁供給部5
は、4〜5基の供給フィーダ5-1、5-2、5-3、5-4、
〜5-5により構成されるものである。
【0018】中綴冊子製本機10の中綴手段12は、図
1、図2に示すように、ストレートなガイドレール6
と、その両側に設けたエンドレス状のサイド搬送ベルト
7、7と、前段のガイドレール6の上方(図1図面手前
側)に設けられた針金綴装置8と、後段のガイドレール
6の上方(図1図面手前側)に互いに対向して設けられ
た対向搬送ロール9、9(又は対向搬送ベルト)とを備
えている。
【0019】中綴冊子製本機10の中綴手段12前段に
設けられる紙葉貼込手段20は、丁合手段11と中綴手
段12との間に設けられていてもよいし、あるいは図1
に図示するように、丁合手段11の折丁供給部5(供給
フィーダ5-1、5-2、5-3、・・・5-n)における途中
に設けられていてもよく、紙葉貼込手段20は、丁合手
段11によって丁合されてくる各々折丁の側方に葉書や
カードなどの紙葉をのりつけ貼着するためのものであ
る。
【0020】前記丁合手段11では、ギャザリングチェ
ーン1に沿って配置された折丁供給部5の各々供給フィ
ーダ5-1、5-2、5-3、・・・5-nが、予め冊子用に頁
紙葉を二つ折り加工した折丁4を集積した折丁群の中か
ら1枚ずつ折丁4をギャザリングチェーン方向に供給し
つつ、その折丁4の二つ折り部分を開放しながら、その
折丁4を連続送行回転する前記ギャザリングチェーン1
上の各々ギャザリング爪2、2間に跨ぐようにして載せ
る。
【0021】前記ギャザリングチェーン1上に跨載され
た各々折丁4は、このギャザリング爪2によってその後
端部を押送されて次の供給フィーダに移動し、各々供給
フィーダからギャザリングチェーン1上に先に跨載され
た前記折丁4上に次の折丁4が互いに二つ折目部分が重
なるように順次跨載されて丁合される。
【0022】このようにして、ギャザリングチェーン1
により所定丁合枚数の折丁4が丁合されて丁合折丁4A
が形成され、また、紙葉貼込手段20によってその丁合
される途中の折丁4、若しくは丁合された後の丁合折丁
4Aに対して側方から、紙葉(葉書、カードなど)が貼
着された後、各丁合折丁4Aは、このギャザリングチェ
ーン1によって搬送されて次の中綴手段12に順次受け
渡される。
【0023】中綴手段12に順次受け渡される各々丁合
折丁4Aは、中綴手段12のガイドレール6を跨ぐよう
に受け渡され、前段のガイドレール6と送行回転するサ
イド搬送ベルト7、7との間に導入されて針金綴装置8
に順次送り込まれ、各丁合折丁4Aの重ね合わせられた
折目部分(冊子の背となる部分)が1〜2個所乃至数個
所にて針金にて中綴形式に綴じ付けされて中綴冊子の形
状に製本される。
【0024】丁合折丁4Aを中綴形式に綴じ付けして製
本された中綴冊子50は、前記サイド搬送ベルト7、7
によりガイドレール6に沿って、さらに後段のガイドレ
ール6方向に搬送される。
【0025】図2に示すように、後段のガイドレール6
に到達した中綴冊子50は、その中綴じ部分(背部)の
内側綴部が後段のガイドレール6を貫通して下側から上
側に押し上げ動作する押し上げ手段6a(押し上げ板)
によって、上方(図1図面手前側)に押し上げられるこ
とによって、後段のガイドレール6の上方にある対向搬
送ロール9、9間にその中綴冊子50の背部を前端部と
して導入されて、該対向搬送ロール9、9は、中綴冊子
50を上方及び側方(図1図面下方)に搬送ガイドして
加工手段30方向に送り込む。
【0026】加工手段30は、図1に示すように中綴冊
子製本機10の中綴手段12の後段に設けられ、第1加
工手段30-1、第2加工手段30-2、・・・第n加工手
段30-nとにより構成されて、加工手段30に送り込ま
れた前記中綴冊子50は、図1に示すように加工手段3
0の線条搬送ベルト31にて搬送されて第1加工手段3
0-1に導入され、第1加工手段30-1にて適宜加工が施
された後、加工手段30の線条搬送ベルト32にて搬送
されて次の第2加工手段30-2に導入され、第2加工手
段30-2にて適宜加工が施され、第n加工手段30-nま
で順次搬送されて適宜加工がされる。
【0027】例えば、前記第1加工手段30-1は、図1
に示すように三方断裁機であり、中綴冊子50の背部を
搬送方向に対して直角方向に当接する前当て部33と、
中綴冊子50の小口(背部と対向する端部)側を断裁す
る断裁刃35と、中綴冊子50の天及び地を断裁する断
裁刃34、34を備え、中綴冊子50の小口、天、地の
三方を化粧断裁する。
【0028】また前記第2加工手段30-2〜第n加工手
段30-nは、断ち割り断裁機や穿孔機や折り機であって
もよく、例えば、図1に示すように、第2加工手段30
-2が搬送方向に平行に1本乃至2本以上の断ち割り断裁
刃37を備える断ち割り断裁機であれば、第1加工手段
30-1にて三方断裁した中綴冊子50を背部に対して直
角方向に二等分、三等分(小断ち中綴冊子50-1、50
-2、50-3)など等分に断ち割り断裁し、その後、必要
に応じて穿孔機にて穿孔したり、折り機にて背部に対し
て平行方向に二つ折りや三つ折りなど折り形成加工され
る。なお、二等分、三等分など等分に断ち割り断裁され
る小断ち中綴冊子の製本においては、中綴冊子製本機1
0の中綴手段12の前段に設けた紙葉貼込手段20によ
って、中綴冊子50のそれぞれ断ち割り断裁により得ら
れる小断ち中綴冊子の相当部に対して紙葉が添付される
ようにする。
【0029】加工手段30の後段にはスタック手段40
が設けられており、加工手段30にて三方化粧断裁、断
ち割り断裁、穿孔、折りなど適宜加工を施された中綴冊
子50は線条搬送ベルト32にてスタック手段40に送
り込まれ、適宜部数毎に積載(スタック)され結束紐
(バンド)などにて一文字、十文字などに結束される。
【0030】図3は、中綴冊子製本機10側のフレーム
に取り付け固定され、且つ該中綴冊子製本機10側の主
駆動回転軸10aに接続して同軸回転するロータリーエ
ンコーダ13によるパルスジェネレータPGであり、主
駆動回転軸10aの回転速度に対応した周波数のサーボ
用パルスを発信して、紙葉貼込手段20及び加工手段3
0のサーボモーターの回転動作、停止動作を行う。
【0031】図3に示すように、このパルスジェネレー
タPGを構成するロータリーエンコーダ13は、中綴冊
子製本機10(丁合手段11及び中綴手段12)の主駆
動回転軸10aの回転軸カップリング部10cに対して
同軸回転する方向に、そのエンコーダ13の回転軸13
aの回転軸カップリング部13bにて接続固定して設け
られている。
【0032】この主駆動回転軸10aによって回転する
パルスジェネレータPGとしてのロータリーエンコーダ
13からは、紙葉貼込手段20及び加工手段30(各々
第1加工手段30-1、第2加工手段30-2、・・・第n
加工手段30-n)に設けられた各々駆動回転用のサーボ
モーターに対して駆動回転速度制御用のサーボパルス信
号が発信されて、前記紙葉貼込手段20(貼込用接着剤
塗布ローラー、貼込用アクチュエータなど)及び加工手
段30(各々第1加工手段30-1、第2加工手段30-
2、・・・第n加工手段30-n)は、中綴冊子製本機1
0の主駆動回転軸10aの回転速度に同期的に対応する
タイミングの回転速度及び駆動速度で駆動回転するもの
である。
【0033】図4(a)は中綴冊子製本機10(例えば
主駆動回転軸10a)側に取り付けられた第1タイミン
グセンサーT1 であり、図4(b)は加工手段30側の
主駆動回転軸30a(各々第1加工手段30-1、第2加
工手段30-2、・・・第n加工手段30-n側の各々主駆
動回転軸30-1a、30-2a、・・・30-na)及びス
タック手段40側に取り付けられた各々第2タイミング
センサーT2 である。
【0034】図4(a)に示す第1タイミングセンサー
T1 は、中綴冊子製本機10(丁合手段11及び中綴手
段12)の主駆動回転軸10a周面に突出する検出タッ
プ10b(金属)を設け、このタップ10bをその1回
転毎に近接センサー13(磁気検知方式など)にて検出
して、中綴冊子製本機10の1サイクル動作毎のタイミ
ング信号を得るものである。
【0035】図4(b)に示す第2タイミングセンサー
T2 は、紙葉貼込手段20の主駆動回転軸20a及び加
工手段30の主駆動回転軸30aの周面に突出する磁性
金属製の検出タップ20b、30bを設け、このタップ
20b、30bをその1回転毎に近接センサー38(磁
気検知方式など)にて検出して、紙葉貼込手段20及び
加工手段30の1サイクル動作毎のタイミング信号を得
るものである。
【0036】中綴冊子製本機10と紙葉貼込手段20と
加工手段30は、それぞれマニュアル(手動)動作にて
回転させて、それらによって互いに連動して正常な中綴
冊子製本加工が行える状態の位相位置(A点位相位置)
に位置決めして静止させる。
【0037】そして、中綴冊子製本機10と紙葉貼込手
段20と加工手段30とが、互いに前記A点位相位置に
ある時に、前記第1タイミングセンサーT1 と第2タイ
ミングセンサーT2 が同時(又は略同時)にタイミング
信号を発信するような中綴冊子製本機10の主駆動回転
軸10a周面における回転方向の位相位置と、紙葉貼込
手段20と加工手段30の主駆動回転軸20a、30a
周面における回転方向の位相位置に、それぞれ前記第1
タイミングセンサーT1 の検出タップ10bと前記第2
タイミングセンサーT2 のそれぞれ検出タップ20b、
30bを取り付け固定するものである。
【0038】図5は、本発明システムにおけるタイミン
グ制御フロー図であり、中綴製本加工機の停止時には、
中綴製本機側のモーター及びエンコーダ13は回転を停
止していてサーボ用パルスは発信されず、したがって加
工手段30側(紙葉貼込手段20を含む)のサーボモー
ターは停止している。
【0039】次に、中綴製本加工運転を開始する際は中
綴製本機側のモーターを駆動回転させる。これにより中
綴冊子製本機10(丁合手段11及び中綴手段12)は
駆動を開始し、エンコーダ13も回転を開始してサーボ
用パルスが発信される。
【0040】加工手段30(以下、紙葉貼込手段20を
含む)側のサーボモーターは、エンコーダ13から発信
されるパルスの周波数値に基づく回転速度で回転を開始
し、加工手段30を駆動させる。
【0041】上記中綴冊子製本機10の回転開始によ
り、第1タイミングセンサーT1 はその1回転毎のタイ
ミング信号を発信(ON)するとともに、加工手段30
の回転開始により、第2タイミングセンサーT2 もその
1回転毎のタイミング信号を発信(ON)して、ここで
中綴冊子製本機10側と加工手段30側の両者の駆動回
転タイミングが確認される。
【0042】中綴冊子製本機10側と加工手段30側の
両者において、例えばタイミングエラーが無い場合に
は、両者のタイミングセンサーT1 、T2 は同時(又は
略同時)にONとなって、中綴冊子製本機10と加工手
段30の両者の駆動タイミングは良好(OK)となる。
【0043】他方、例えばタイミングエラーが有る場合
には、両者のタイミングセンサーT1 、T2 は同時(又
は略同時)にONとならず、一方がONの時に他方はO
FFとなるか、又は一方がOFFの時に他方はONとな
って、両者の駆動タイミングは不良(NG)となる。
【0044】この確認動作は、両者T1 、T2 の信号を
AND回路によって論理照合することにより行うことが
できる。
【0045】中綴冊子製本機10と加工手段30の両者
の駆動タイミングが不良(NG)となった場合は、中綴
冊子製本機10側のモーターは継続して駆動回転させた
状態で、加工手段30側へのサーボパルスの入力動作を
一旦停止させてサーボモーターの駆動回転を停止させ加
工手段30の駆動停止を行い、中綴冊子製本機10側の
回転位相位置に対する加工手段30側の回転位相を遅ら
せる(後退させる)方向か若しくは早める(前進させ
る)方向に調整して、両者のタイミングセンサーT1 、
T2 が同時(又は略同時)にONとなるように設定す
る。
【0046】これにより、中綴冊子製本機10、紙葉貼
込手段20、加工手段30は、互いに連動して正常な中
綴冊子製本加工が行えるタイミング状態の位相位置(A
点位相位置)に位置決め設定され、このタイミングにて
中綴製本加工運転が再開される。
【0047】
【発明の効果】本発明システムは、販売カタログ用冊子
やダイレクトメール用冊子、通帳等をはじめとする各種
商業印刷物としての中綴冊子に対して、葉書の貼り込
み、又はその冊子に対する二つ折り、三つ折りなどの折
り加工、あるいは穿孔加工など、各方面からの冊子の仕
様や形態に対する多様な要望があった際に、中綴冊子製
本機本体に対して、それに対応するための各種の加工手
段を接続し、迅速にタイミング調整して、多品種少量生
産体制による能率的な冊子製本加工が実施できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムを説明するインライン中綴製本
加工機の概要平面図。
【図2】本発明システムを説明するインライン中綴製本
加工機の概要側面図。
【図3】本発明システムにおける紙葉貼込手段及び加工
手段を駆動させるサーボモーターの回転速度制御用パル
スを発生させるパルスジェネレータの一例を説明する斜
視図。
【図4】(a)は本発明システムにおける中綴製本機側
に取り付けた第1タイミングセンサーを説明する斜視
図、(b)は紙葉貼込手段及び加工手段側に取り付けた
第2タイミングセンサーを説明する斜視図。
【図5】本発明システムにおけるタイミング制御フロー
図。
【符号の説明】
1…ギャザリングチェーン 2…ギャザリング爪 3
a、3b…スプロケット 4…折丁 5…折丁供給部 5-1、5-2、5-3、・・・
5-n…折丁供給フィーダ 10…中綴冊子製本機 11…丁合手段 12…中綴手
段 20…紙葉貼込手段 30…加工手段 40…スタック手段 50…中綴冊子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】丁合手段11と中綴手段12を備えた中綴
    冊子製本機10の前記中綴手段12の前段に紙葉貼込手
    段20を設け、中綴手段12の後段に加工手段30を設
    け、加工手段30の後段にスタック手段40を設け、前
    記中綴冊子製本機10はその主駆動軸にパルスジェネレ
    ータを備え、前記紙葉貼込手段20又は/及び加工手段
    30又は/及びスタック手段40は前記パルスジェネレ
    ータから発信されるパルスにより回転動作するサーボモ
    ーターにより駆動回転するようにしたことを特徴とする
    中綴冊子のインライン製本加工システム。
  2. 【請求項2】前記中綴冊子製本機10はその主駆動軸に
    第1タイミングセンサーを備え、前記紙葉貼込手段20
    又は/及び加工手段30又は/及びスタック手段40は
    その主駆動軸に第2タイミングセンサーを備える請求項
    1記載の中綴冊子のインライン製本加工システム。
  3. 【請求項3】前記加工手段30が、三方断裁手段、断ち
    割り断裁手段、穿孔手段、折り手段のうちのいずれか1
    乃至2以上の手段である請求項1又は請求項2記載の中
    綴冊子のインライン製本加工システム。
JP17642498A 1998-06-23 1998-06-23 中綴冊子のインライン製本加工システム Pending JP2000006547A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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