JP2002211164A - 小冊子の製本方法及びその装置 - Google Patents

小冊子の製本方法及びその装置

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JP2002211164A
JP2002211164A JP2001014276A JP2001014276A JP2002211164A JP 2002211164 A JP2002211164 A JP 2002211164A JP 2001014276 A JP2001014276 A JP 2001014276A JP 2001014276 A JP2001014276 A JP 2001014276A JP 2002211164 A JP2002211164 A JP 2002211164A
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Japan
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booklet
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folded
machine
folding
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Hideo Asano
秀夫 浅野
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HOBUNSHA KK
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HOBUNSHA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輪転印刷機にて印刷された複数枚の連続紙か
ら中綴じ2つ折りの小冊子を能率よく製本できるように
する。 【解決手段】 輪転印刷機にて印刷された複数枚の連続
紙から2つ折りする小冊子を製本する小冊子の製本方法
において、輪転印刷機にて印刷されてジグザグ折りされ
た複数枚の連続紙を丁合する丁合工程2と、小冊子とな
る2つ折り部を綴じる綴じ工程6と、丁合された連続紙
の耳部を切除すると共に、連続紙の走行方向での小冊子
の大きさに切断し、小冊子の見開き状態で排出する切断
工程11と、見開き状態の小冊子を少なくとも上記綴じ
工程にて綴じられた部分で折りたたむ折り工程15と、
折りたたんだ小冊子を加圧する加圧工程とを有し、上記
丁合工程から加圧工程を順次連続させて製本する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の薄葉紙を
中綴じ2つ折りしてなる小冊子の製本方法及びその装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
の小冊子としてはダイレクトメール、航空機時刻表、保
険約款等があるが、この種の小冊子は郵送する関係から
定形封筒の規定重量である50g以内に収まるべく軽量
化が図られていて、使用する薄葉紙はますます軽量化さ
れる傾向にある。
【0003】従来のこの種の小冊子の製本方法として
は、枚葉印刷方式と巻取輪転機、及びビジネスフォーム
印刷機を利用する方式がある。
【0004】枚葉印刷方法及び巻取印刷方式は、枚葉紙
の表裏に例えば16枚分の印刷を行い、この枚葉紙を紙
折機にて16折りし、ついでオフラインにて中綴機へ鞍
掛けして針金(ステープラ)綴じすると共に三方断裁
し、その後更に観音折機で2つ折りしている。
【0005】この方法では、1枚の枚葉紙を多数折りす
ると共に、その後、これを三方断裁することにより、損
紙割合が高く、例えば四六全判を用いた場合、50%近
い損紙が発生し、その上に、扱いにくい薄葉紙であるた
め、印刷しわ、堆積時の紙の折れ曲がり、製本の予備紙
などのためさらに損紙が上積みされるという問題がある
と共に、製本がオフラインにて行われていることにより
製本能率が悪かった。
【0006】また、枚葉印刷方式においては空気抵抗を
受けやすく、印刷機、紙折機の給紙速度が普通紙の場合
に比較して60%程度に低下し能率が悪かった。
【0007】一方、ビジネスフォーム印刷機利用方式
は、ビジネスフォーム印刷機にて表裏に印刷されると共
に加工部にて送り孔加工、折ミシン目加工が行われた連
続紙は、折り機にてジグザグ折りされて排出される。そ
してその後、このジグザグ折りされた複数、例えば8枚
の連続紙をピン車やピントラクタにて送り出して丁合機
にて丁合し、ついで引裂機で折ミシン目から切断し、そ
の後、各丁合されて切断された紙の一側辺に糊を付けて
乾燥する。
【0008】その後、折機で2つ折り加工してから、こ
れを上記枚葉印刷方法の場合と同様に中綴機へ鞍掛けし
て針金綴じすると共に三方裁断し、観音折機で2つ折り
する。
【0009】このビジネスフォーム印刷機利用方法で
は、丁合機にて丁合するまでは連続紙であることによ
り、これに張力が作用していて空気の抵抗を受けること
が少なく、印刷速度の低下の問題は少ないが、次のよう
な問題がある。
【0010】すなわち、ピン車やピントラクタで送り出
して丁合機にて丁合してから切断機にて切断し、その後
の作業はオフラインにて行われているため、能率が悪か
った。また、三方断裁加工が行われるため、損紙が20
%程度発生してしまう。
【0011】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、ビジネスフォーム印刷機を利用して印刷されると
共に、ジグザグ折りされた連続紙をインライン加工にて
極めて能率よく製本することができる小冊子の製本方法
及びその装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る小冊子の製本方法は、輪転印刷機にて
印刷された複数枚の連続紙から2つ折りする小冊子を製
本する小冊子の製本方法において、輪転印刷機にて印刷
されてジグザグ折りされた複数枚の連続紙を丁合する丁
合工程と、小冊子となる2つ折り部を綴じる綴じ工程
と、丁合された連続紙の耳部を切除すると共に、連続紙
の走行方向での小冊子の大きさに切断し、小冊子の見開
き状態で排出する切断工程と、見開き状態の小冊子を少
なくとも上記綴じ工程にて綴じられた部分で折りたたむ
折り工程と、折りたたんだ小冊子を加圧する加圧工程と
を有し、上記丁合工程から加圧工程を順次連続させて製
本する。
【0013】そして上記小冊子の製本方法を実施する装
置は、輪転印刷機にて印刷された複数枚の連続紙から2
つ折りする小冊子を製本する小冊子の製本装置におい
て、輪転印刷機にて印刷されてジグザグ折りされた複数
枚の連続紙を丁合する丁合機と、小冊子となる2つ折り
部を綴じる綴じ機と、丁合された連続紙の耳部を切除す
ると共に、連続紙の走行方向での小冊子の大きさに切断
し、小冊子の見開き状態で排出する切断機と、見開き状
態の小冊子を少なくとも上記綴じ工程にて綴じられた部
分で折りたたむ折り機と、折りたたんだ小冊子を加圧す
る加圧機とからなり、上記切断機と折り機とを搬送手段
で接続して各加圧機を連続的に配置した構成になってい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図4は本発明方法にて製本される小冊子
1を示すもので、この小冊子1は複数の薄葉紙を丁合
し、針金8で中綴じし、この中綴じ部に沿って2つ折り
した構成になっている。このような小冊子1において、
今、仮に折り線方向幅の寸法をa、見開き方向幅の寸法
をbとする。
【0015】図1から図3は上記小冊子1を製本する製
本工程を示す。図中2は丁合工程を示すもので、3a、
3b、3c、3dは各薄葉紙からなる折りたたみ連続紙
であり、この各連続紙3a〜3dは前工程にてビジネス
フォーム印刷機等の輪転印刷機にて印刷され、加工部に
て横ミシン目、送り孔を加工され、折り機にてジグザグ
状に折りたたまれている。
【0016】なお、上記連続紙3a〜3dの折り幅は小
冊子1の折り線方向幅の寸法aより切り落とし寸法だけ
広い幅となったおり、また連続紙3a〜3dの走行方向
と直角方向である幅は、小冊子1の見開き2頁分の寸法
(2×b)より、切り落とし余白分だけ広い幅となって
いる。
【0017】この丁合工程2では、各連続紙3a〜3d
はそれぞれの送り孔に係合するピン車4にて送り出して
丁合し、ピントラクタ5にて丁合紙3として送り出され
る。
【0018】図中6は綴じ工程で、丁合工程2から送り
出される丁合紙3の幅方向中間部をステープラ綴じ機7
にて送り方向の例えば2箇所を針金8にて綴じる。なお
このときも丁合紙3の送り孔9に係合するピントラクタ
にて送る。9aは折りたたみ線であった横ミシン目であ
る。
【0019】上記丁合工程2及び綴じ工程6では小冊子
1の折り曲げ方向内側が下方に向くようにして送られ
る。その後ターンバー10にて反転されて折り曲げ方向
内側が上方へ向けられて送り出される。
【0020】図中11は切断工程で、この切断工程11
では、丁合紙3の幅方向両側の送り孔部を含む耳部12
を耳切りトリマー13にて切除してこの丁合紙3の幅を
小冊子1の見開き2頁分の幅(2×b)にする。ついで
断裁機14にて丁合紙3の送り方向の幅を小冊子1の送
り線方向の幅aにする。すなわち、断裁機14にて、こ
れの横ミシン目9aに平行に装着された下刃15に対し
て自動制御のもとで間欠的に上下動するカッタ刃16に
より、上記横ミシン目の両側で決められらた寸法で断裁
する。そしてこの断裁後の小冊子1は排出ロール17に
て断裁機14より排出される。
【0021】図中18は折り工程で、この折り工程18
では図3に示すように、第1チョッパ折機19にて幅方
向の中間部(ステープラ綴じ部)を上側から2つ折りす
る。ついで第2チョッパ折機20にてこれをさらに同じ
方向に2つ折りする。
【0022】21は上記折り工程18の下流側に設けた
円筒シリンダよりなる加圧機、22は排出機である。
【0023】上記したようにして、ジグザグ状に折りた
たまれた連続紙3a〜3dは丁合工程2にて丁合され、
綴じ工程6にてステープラ針8にて中綴じされ、切断工
程11にて両側の耳部12が切除されると共に、小冊子
1の折り線方向幅の寸法aに切断されて見開き状の小冊
子1となる。
【0024】切断工程11の上流までは丁合された丁合
紙3は帯状になって走行される。そして切断工程11に
て切断されて見開きされた小冊子1は、搬送装置23に
て折り工程18に送られ、ここで第1・第2のチョッパ
折り機19,20にて2つ折り、及び4つ折りされて排
出され、ついで加圧機21で加圧されて排出機22より
排出される。上記搬送装置23にて搬送される見開き状
の小冊子1の幅方向の位置は幅方向位置決め部材24に
て決められる。また搬送方向の位置決めはチョッパ折機
内に設けられた位置決め部材にて行われる。
【0025】なお、上記実施の形態において、綴じ工程
6ではステープラによることなく、線糊を中折り部に塗
布して糊付けにて中綴じしてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、ビジネスフォーム印刷
機等の輪転印刷機にて印刷されてジグザグ折りされた連
続紙3a〜3dが、丁合工程2、綴じ工程6、切断工程
11、折り工程15を順次通過することにより、インラ
インにて中綴じ2つ折りの小冊子1が製本されることに
なり、このような小冊子1を能率よく製本することがで
きる。
【0027】そして本発明によれば、巻取輪転印刷機、
例えばビジネスフォーム印刷機にて印刷された連続紙3
a〜3dを用いることにより、27g/mまでの薄紙
を用いることができる。
【0028】また、製本加工がインラインで仕上げ加工
である折り工程まで連続して各工程で行われるため、ミ
スロスがなく、歩留まりよく製本することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製本工程を概略的に示す説明図であ
る。
【図2】切断装置の概略的な構成説明図である。
【図3】チョッパ折り機の概略的な構成説明図である。
【図4】本発明方法にて製本される小冊子の一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1…小冊子、2…丁合工程、3a,3b,3c,3d…
連続紙、4…ピン車、5…ピントラクタ、6…綴じ工
程、7…ステープラ綴じ機、8…針金、9…送り孔、9
a…横ミシン目、11…切断工程、12…耳部、13…
耳切りトリマー、14…断裁機、15…下刃、16…カ
ッタ刃、17…排出ロール、18…折り工程、19,2
0…チョッパ折り機、21…加圧機、22…排出機、2
3…搬送装置、24…幅方向位置決め部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪転印刷機にて印刷された複数枚の連続
    紙から2つ折りする小冊子を製本する小冊子の製本方法
    において、 輪転印刷機にて印刷されてジグザグ折りされた複数枚の
    連続紙を丁合する丁合工程と、小冊子となる2つ折り部
    を綴じる綴じ工程と、丁合された連続紙の耳部を切除す
    ると共に、連続紙の走行方向での小冊子の大きさに切断
    し、小冊子の見開き状態で排出する切断工程と、見開き
    状態の小冊子を少なくとも上記綴じ工程にて綴じられた
    部分で折りたたむ折り工程と、折りたたんだ小冊子を加
    圧する加圧工程とを有し、上記丁合工程から加圧工程を
    順次連続させたことを特徴とする小冊子の製本方法。
  2. 【請求項2】 輪転印刷機にて印刷された複数枚の連続
    紙から2つ折りする小冊子を製本する小冊子の製本装置
    において、 輪転印刷機にて印刷されてジグザグ折りされた複数枚の
    連続紙を丁合する丁合機と、小冊子となる2つ折り部を
    綴じる綴じ機と、丁合された連続紙の耳部を切除すると
    共に、連続紙の走行方向での小冊子の大きさに切断し、
    小冊子の見開き状態で排出する切断機と、見開き状態の
    小冊子を少なくとも上記綴じ工程にて綴じられた部分で
    折りたたむ折り機と、折りたたんだ小冊子を加圧する加
    圧機とからなり、上記切断機と折り機とを搬送手段で接
    続して各加圧機を連続的に配置したことを特徴とする小
    冊子の製本装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104827799A (zh) * 2015-04-20 2015-08-12 东莞市长和兴印刷机械有限公司 一种胶装笔记本生产线
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CN110641189A (zh) * 2019-11-04 2020-01-03 义乌联动机械股份有限公司 一种双纸路联动线

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