JP2007069595A - 製本システム、画像形成装置、及び製本装置 - Google Patents

製本システム、画像形成装置、及び製本装置 Download PDF

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Abstract

【課題】用紙束の厚みに応じて断裁される表紙用紙に対して適切な位置に画像を記録可能とする製本システムを提供する。
【解決手段】用紙束の厚み情報に基づき画像記録手段による表紙用紙への画像の記録位置を制御することにより表紙用紙でくるむ用紙束の厚みに応じて適切な長さに断裁される表紙用紙に対して、断裁量にかかわらず適宜適切な位置に画像を記録可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成処理済みの用紙束を、画像記録手段で画像が記録された表紙用紙で覆った冊子を作成する製本システム、画像形成装置、及び製本装置に関する。
一般に、複写機、ファクシミリ装置、プリンタ、及びこれらの複合機等の画像形成装置本体により画像が記録された用紙は、後処理として、例えば、孔あけ、ステイプル綴じ、中綴じ中折り、表紙付け、折り、スタンプ、糊付け製本等の種々の加工が施される。
また製本された表紙には冊子内容を明記するために標題など印刷することが広く行われており、印刷された表紙を用紙束とあわせて、孔あけ後スパイラルリング等で綴じたり、綴じ針等のいわゆるステイプル綴じ、又は糊付けして糊付け製本する事も知られている。
特許文献1には、用紙束に貼り付ける背表紙に印字する印字手段を備え、用紙束の厚みに応じて印字可能な文字サイズを制限する製本装置が記載されている。
また特許文献2には製本装置を備えた画像形成装置で、用紙サイズ、用紙の厚さ、用紙の枚数を予め検知することにより表紙の長さを断裁する手段を備えた製本装置が記載されている。
特開平8−85275号公報 特開2004−209869号公報
しかしながら特許文献1に記載の装置の場合、予め背表紙の幅が決まっており、用紙束の厚みに応じて背表紙の幅方向の端部を断裁するものではない。従って用紙束の厚みに応じて背表紙に対する印字位置を適宜幅方向に調整するものではない。
また特許文献2の製本装置では、表紙の長さを断裁する手段については明記してあるが表紙用紙に画像を記録する手段については記載されていない。
本発明の目的は用紙束の厚みに応じて断裁される表紙用紙に対して適切な位置に画像を記録可能とすることである。
上記目的は下記構成により達成できる。
(1)表紙用紙に画像を記録する画像記録手段と、
複数枚の用紙で構成される用紙束をくるむ前記表紙用紙の端部を前記用紙束の厚み情報に基づいて断裁する断裁手段と、
前記用紙束を前記表紙用紙でくるんで綴じる綴じ手段と、
前記用紙束の厚み情報に基づき前記画像記録手段による前記表紙用紙への画像の記録位置を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする製本システム。
(2)前記用紙束の厚み情報は、読み取り原稿枚数、または受信画像情報に基づく記録枚数と、前記用紙1枚の厚み情報とにより求められることを特徴とする前記(1)に記載の製本システム。
(3)前記用紙束の厚み情報は、前記用紙束の厚みを検知して求められることを特徴とする前記(1)に記載の製本システム。
(4)前記用紙束の厚みは、前記表紙用紙でくるまれる前の前記用紙束を挟持する用紙束挟持部材の移動量に基づいて検知されることを特徴とする前記(3)に記載の製本システム。
(5)前記綴じ手段は、前記用紙束の一端面に接着剤を塗布し前記表紙用紙を前記一端面に接着する接着剤塗布手段、または前記用紙束を前記表紙用紙にてくるんだ後綴じ部材で綴じ止めする手段を有することを特徴とする前記(1)乃至(4)の何れか1項に記載の製本システム。
(6)前記画像記録手段を有する画像形成装置に、前記綴じ手段および前記断裁手段を有する製本装置が装着された構成であることを特徴とする前記(1)乃至(5)の何れか1項に記載の製本システム。
(7)前記画像形成装置は前記表紙用紙を収容する表紙用紙収容部を有し、前記画像記録手段は前記表紙用紙収容部から給紙された表紙用紙に対して画像を記録することを特徴とする前記(6)に記載の製本システム。
(8)前記製本装置は前記表紙用紙を収容する第2の表紙用紙収容部を有することを特徴とする前記(6)に記載の製本システム。
(9)前記製本装置は前記第2の表紙用紙収容部から給紙された表紙用紙に対して画像を記録する第2の画像記録手段を有することを特徴とする前記(8)に記載の製本システム。
(10)前記断裁手段は前記表紙用紙のサイズ情報と前記用紙のサイズ情報とに基づき、前記表紙用紙の端部を断裁することを特徴とする前記(1)乃至(9)の何れか1項に記載の製本システム。
(11)製本装置が装着可能な画像形成装置であって、
前記製本装置で用紙束をくるむ表紙用紙を収容可能な表紙用紙収容部と、
前記用紙束の厚み情報に基づき表紙用紙に対する画像の記録位置を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
(12)画像形成装置に装着可能な製本装置であって、
用紙束の厚みを検知する用紙束厚み検知手段と、
前記用紙束厚み検知手段の検知結果に基づき前記用紙束をくるむ表紙用紙の端部を断裁する断裁手段と、
前記用紙束を前記表紙用紙でくるんで綴じる綴じ手段と、
前記用紙束厚み検知手段による検知結果に基づく用紙束の厚み情報を、前記画像形成装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする製本装置。
本発明によれば表紙用紙でくるむ用紙束の厚みに応じて適切な長さに断裁される表紙用紙に対して、断裁量にかかわらず適宜適切な位置に画像を記録可能である。
次に、本発明の製本装置、画像形成装置、及び製本システムを図面に基づいて説明する。
〈画像形成装置A〉
図1は画像形成装置Aと製本装置Bとを備えた製本システムの全体構成図である。
画像形成装置Aは、画像形成装置本体A1内に、回転する像担持体1と、その周囲に、帯電手段2、像露光手段3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、及びクリーニング手段6を配置した画像記録手段を有する。画像記録手段は、帯電手段2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、潜像を現像手段4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。なお画像データはパーソナルコンピュータPCなどの外部機器としての画像データ作成手段(パソコンPCという)などから作成され受信した受信画像情報でも良い。
また、以下の説明において本構成用紙を用紙S1、用紙束を用紙束Sa、表紙用紙を表紙S2、用紙束Saに表紙用紙が接合された冊子としての本を本S3という。なお、表紙S2は画像形成装置にて印字された表紙を表紙S2A、製本装置内に収容してある表紙を表紙S2Bと区別して表記する場合がある。
紙収容部は、通常の用紙S1を収容する用紙収容部7Aと表紙S2を収容可能な表紙用紙収容部7Fを備え、用紙収容部から給紙された用紙S1は転写位置へと送られる。転写位置において、転写手段5Aにより前記トナー像が用紙S1上に転写される。その後に、用紙S1は除電手段5Bにより裏面の電荷が消去されて像担持体1から分離され、搬送部7Bにより搬送され、引き続き定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cから排出される。
用紙S1の両面に画像形成を行う場合には、定着手段8により加熱定着された用紙S1を、搬送路切り替え板7Dにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送部7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した後、再び画像形成部を通過し、用紙S1の裏面に画像を形成し、定着手段8を経て、排紙ローラ7Cから装置外に排出される。排紙ローラ7Cから排出された用紙S1は、製本装置に送り込まれる。
また、画像形成装置Aで表紙S2に画像形成を行う場合は、定着手段8により加熱定着された表紙S2を、搬送路切り替え板7Dにより通常の排紙通路から分岐し、表紙S2の後端が分岐点を通過した時点で、表紙S2を挟持している各搬送ローラの回転方向を切り替え先後端を逆にして排紙ローラ7Cに向けて搬送し、排紙ローラ7Cから装置外に排出される。
原稿搬送装置A2は原稿を1枚ずつ読み取り位置に搬送する。画像読み取り部A3は原稿搬送装置A2により搬送された原稿または原稿台9に載置された原稿の画像を読み取って、画像信号を生成する。通信部A4はネットワーク機器と通信を行い、ネットワークから送信された画像形成指令を受けて画像情報としての画像信号を生成する。
像担持体1の画像処理後の表面は、クリーニング手段6により表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
つぎに第1の実施例として、製本手段に糊を用いた糊付け製本装置Bを基に本発明の製本装置について説明するが、本発明は該実施の形態にこだわらない。
〈製本装置B〉
図2は製本装置Bの正面概略断面図である。
製本装置Bは画像形成装置Aから排出された用紙S1を排紙皿20または用紙反転部40に搬送する搬送部10、用紙反転部40から1枚ずつ送り込まれた用紙S1を集積する集積部50、塗布手段60、表紙S2Bを収容する第2の表紙収容部としての表紙収容部80、表紙S2Bを給紙する給紙ローラ83、表紙S2を用紙S1の束に対応した長さに断裁する断裁手段としてのカッター81、表紙を支持する表紙支持部90及び本排出部100を有する。
切り替えゲートG1は画像形成装置Aから排出された用紙S1または表紙S2の搬送路の切り替えを行う。
画像形成装置Aから排出された用紙が用紙S1の場合、用紙S1は切り替えゲートG1によって搬送部10に送られ、搬送部10の途中に設けられた切り替えゲート11により排出路12を経て排紙皿20に排出されるか、又は用紙反転部40に搬送される。製本指定が画像形成装置Aの操作部等で指定されていない場合、用紙S1は排紙皿20に排出される。
画像形成装置Aから排出された用紙が表紙S2Aの場合、表紙S2Aは搬送路切り替えゲートG1により搬送部H1に送られる。さらに表紙収容部80から送られる表紙S2Bとの切り替えを行う切り替えゲートG2によってカッター81を経て表紙支持部90に送られる。
製本指定が画像形成装置Aの操作部等で指定されている(製本処理モードという)場合、用紙S1は搬送路13を経て用紙反転部40に搬送され、用紙反転部40においてスイッチバックした後に、集積部50に搬送される。集積部50においては、設定された枚数の用紙S1が集積され、集積部50は設定枚数が集積した段階で挟持回転して、用紙S1の束Saをほぼ垂直状態で保持する。
垂直状態で集積部50により保持された用紙束Saの背面(図2における下端面)に、塗布手段60により接着剤が塗布される。接着剤が塗布された用紙束Saに表紙S2が接触し接着され本S3が作成され、本排出部100に排出される。
以下製本装置各部について詳細に説明する。
搬送路13を搬送された用紙S1は排紙ローラ14で排出され、揺動圧接ローラ401で搬送され、傾斜した反転皿402を上昇した後に揺動圧接ローラ401が逆回転して用紙S1を下方に搬送する。下方に搬送された用紙S1は集積部50に落下し集積する。
用紙反転部40を下降した用紙S1は集積部50において、支持板502及び受け板506からなる用紙支持手段により傾斜状態で支持される。
画像形成装置から順次排出された用紙S1は集積部50に集積され、用紙S1の束Saが形成される。用紙束Saを形成する用紙S1の枚数は、画像形成装置に装着された自動原稿搬送装置A2を用いてカウントした原稿枚数や、パーソナルコンピュータ等により送信された受信画像情報から得られた原稿枚数の他、予め操作者によって入力された原稿枚数などから把握されている。
504は集積された用紙S1の浮き上がりを抑える部材であり、用紙S1が集積部50に1枚供給される毎に接離して用紙S1を抑える。505は用紙の側縁を整合する整合板である。
設定された枚数の用紙S1が集積部50に集積された段階で、保持板503が作動して用紙束Saを挟持保持する。
用紙束Saを挟持保持した状態で集積部50が軸501を軸にして回転し、用紙束Saを傾斜状態から垂直状態にする。
〈塗布工程〉
図3は用紙束Saを集積部50に垂直状態で保持し、接着剤を塗布する工程を示す。
塗布工程を示す前に、図3(a)にて保持板503による用紙の保持を説明する。
集積部50を垂直状態に回転する前に、モータM4の駆動で保持板503が移動して、用紙束Saを押圧する。押圧による駆動トルクが所定の値に達したことを検知して停止することにより、用紙束Saが支持板502と保持板503により強固に保持される。保持板503の停止位置はセンサ510とエンコーダ509により検知され、位置検知手段511の記憶装置に記憶される。これにより、集積部50に集積された用紙束Saの厚みを実測により把握することができる。集積部50は、用紙束Saを支持板502と保持板503とで強固に保持した状態で、軸501を中心に垂直状態になるまで回転される。
用紙束Saが保持された状態で、受け板506が90°回転して図3(b)に示すように退避する。
図3(c)の状態では用紙束Saの下面SAが塗布ローラ63から離れている。
次に図3(d)に示すように、ホットメルト接着剤653が収容されている塗布手段60がモータM2の駆動により上昇して、塗布ローラ63が用紙束Saの図における下面SAに接触する。塗布ローラ63は、図2に示すチェーン64を介してモータM1により回転駆動されながら、図3の紙面に対し直角な方向に移動して、接着剤653を用紙束Saの下面SAに塗布する。
次に塗布工程を図4により説明する。
図4(a)において製本開始の段階では、塗布手段60はホームポジションである右端位置(第1位置)にある。この位置は、図2に示す製本装置Bの正面から見て奥側に位置する。この右端位置において、固形状の接着剤が扉64の開放により補給路66を通って接着剤容器に補給される。塗布手段60は、製本工程の開始時にホームポジションから図4(a)における左方向に移動するが、このホームポジションから左端位置(第2位置)への移動はモータM3で駆動されるベルト67(第2移動手段)の駆動で行われる。モータM3の始動は、反転皿402(図2参照)の直ぐ下流に設けられた用紙センサSEにより、集積部50に集積される用紙束Saを構成する最後の用紙S1の先端通過を検知した信号に基づいて行われる。塗布手段60が左端位置に移動する過程では、塗布ローラ63は用紙束Saの下面SAから離れている。
そして、塗布手段60が左端位置から右端位置に向けて移動する図4(b)の段階で、塗布ローラ63がモータM2の駆動で上昇して用紙束Saの下面SAに接触して接着剤653の塗布を行う。図4(a)の塗布工程の開始は、用紙束Saが垂直状態の塗布可能な状態に設定されたときに、カッター81による断裁後の表紙の搬送停止を待ってから塗布を開始するようにタイミング制御が行われる。
このようなタイミング制御により、各部の動作が連続的に実行され高い効率で製本処理が行われる。塗布手段60がホームポジションに移動した後に、用紙束Saへの表紙S2の接合が行われる。
〈接合工程〉
次に用紙束Saと表紙S2の接合工程について図5〜8を用いて説明する。
図5は表紙を支持する表紙支持部90に関する概略断面図である。
表紙S2は画像形成装置Aから排出され搬送路切り替えゲートG1によって表紙支持部90に収容された表紙S2Aか、または図2に示すように製本装置の下部に設けられた表紙収容部80の給紙トレイ801に収容されている表紙S2Bがある。
表紙S2Bは既に印刷された用紙を表紙として使う場合、または印刷する必要がないが表紙が必要な場合に使用される。また、製本装置Bが後述する第2の画像記録手段を備えている場合は、第2の画像記録手段を使って表紙S2Bに直接印字する場合にも使用される。さらに表紙S2Bを使用することにより、画像形成装置から表紙S2Aが排出されるのを待つことなく、画像形成装置では用紙S1への画像記録を開始できるため、画像形成装置から排出される表紙S2Aを使用するよりも製本完成までの時間を短縮でき、生産性が向上する利点がある。
製本装置Bが表紙S2Bに画像を記録する第2の画像記録手段85を備える場合、図2に示したように、給紙収容部80から表紙支持部90に至るまでの搬送路中に第2の画像記録手段85を配置する。第2の画像記録手段85はラインヘッド状のインクジェット方式を用いた記録手段、あるいはサーマルヘッドとインクリボンからなるサーマル記録手段等からなり、表紙S2Bに直接印字することができる。
表紙S2AまたはS2Bは、表紙支持部90で整合された後スイッチバックして断裁手段としてのカッター81により用紙S1の束に対応した長さに断裁され、搬送ローラにより搬送され、1点鎖線で示す表紙支持手段901上に水平状態に載置される。表紙支持手段901は押圧部材91、92、押圧部材91、92を駆動するカム93、94等の複数の部材で構成されている。
なおカッター81は、表紙S2のサイズの情報、用紙S1のサイズの情報、及び位置検知手段511において記憶されている用紙束Saの厚さの情報に基づいた長さに、表紙S2の端部を断裁する。なお、用紙束Saの厚さの情報については、実測により得た情報の他に、原稿枚数のカウントに基づく記録枚数や、外部機器からの受信画像情報、または、画像形成装置の操作部で入力された受信画像情報から得た記録枚数と、記録する用紙S1の1枚当たりの厚さとを掛け合わせることにより算出することもできる。断裁後の表紙S2の切り屑は収容箱82に収容される。
所定の長さに断裁された表紙S2は搬送ローラにより送り出され、約5mm程の隙間を設けた上ガイド板955と下ガイド板956の間に挿入される。表紙S2は表紙搬送ローラ951と、表紙押さえ部材95,96の先端に設けられている従動ローラ952とにより搬送される。表紙S2は表紙S2のサイズの情報、用紙S1の束の厚さの情報に基づいて所定の位置に来たときに停止するように制御されている。
図6(a)は表紙支持手段901の上面図、図6(b)はC−C断面図である。
ベルト98A,98Bは搬送された表紙S2の傾きなどを補正する整合動作と、製本された本S3を本排出部100に搬送する動作を行う。
表紙S2の整合手段として表紙S2の搬送方向と平行な方向の両端面を整合する整合部材981A、981Bを設け、整合部材981A、981Bにはベルト98A、98Bを張架する太鼓状のローラが取り付けられている。整合部材981A、981Bは表紙S2が搬送されてくる毎に整合動作を行う。さらに後述する表紙支持部材901が上昇するとき、整合部材981A、981Bとベルト98A、98Bは図6(a)の2点鎖線に示す位置に後退する。
図5(b)は表紙S2が押圧部材95、96により押さえつけられ、そのまま表紙支持部材901とともベルト99A、99B(図2参照)を駆動するモータMにより上昇するところを示す図である。
表紙支持手段901は図5(b)の位置から更に、数mm上昇する。この数mm上昇した位置が図5(c)に示す位置である。上昇した後に押圧部材91,92は表紙S2を左右から押圧し、背表紙と表表紙の境界及び背表紙と裏表紙との境界に角を付与して、表紙S2を用紙束Saに密着させ本S3が形成される。押圧部材91,92が押圧している時間はおよそ5秒であり、押圧力は約200Nfである。
また押圧部材91、92の左右方向の移動手段はモータ(不図示)により駆動されるカム93、94(図6参照)により行われる。なお押圧部材91、92の移動は各部材にラックを設け、ラックに噛合するピニオンの回転により移動する構成であっても良い。
表紙S2の接合後の表紙S2の処理について図7により説明する。
表紙支持手段901が上昇したときに表紙押さえ部材95,96は表紙S2を上から押さえており、表紙S2を平面状態に保持する。表紙S2が上昇して、一定時間後モータ(不図示)により表紙押さえ部材95,96、97の圧着を解除し、図7に示す状態となる。このとき表紙S2は表紙S2下に入り込んでいる表紙押さえ部材97により持ち上げられた状態になる。
表紙S2の接合が完了すると、押圧部材91,92を解放し表紙支持手段901はベルト99A、99B(図2参照)の駆動により約100mm下降しホームポジションに戻る。
このとき左右の表紙S2を50mmほど持ち上げるために表紙押さえ部材95,96,97は一度垂直状態から水平状態になり再度反回転させる。
続いてベルト98A,98Bを表紙S2の幅より狭くした位置に戻るように移動し、表紙支持手段901を約70mm上昇させる。
保持板503が退避位置に移動するとともに押圧を解除する。これにより用紙S1の束及び表紙S2からなる本S3がベルト98A,98B上に落下する(図8(a))。表紙支持手段901を再度下降させながら、ベルト98A,98Bを回転し、本S3を本排出部100側に送りながら倒す(図8(b))。このとき表紙押さえ部材96、97を大きく上昇方向に回転させ、左側の表紙を持ち上げる。図8(c)に示すように本S3はベルト98A,98Bにより左端の方まで送られそのまま本排出部100に排出される。
排紙台101はベルト駆動で上下し、本S3が載置された排紙台101が下降して、本S3をベルト102に受け渡し、本S3がベルト102により搬送されて製本装置から排出される。
〈フローチャート〉
次に本発明に係る製本システムについて図9〜図12のフローチャートを用いて説明する。なお本フローチャートでは画像形成装置が開始からウオーミングアップを行い各手段の初期チェックが完了するまでの間は省略してある。
本システムにおいては、表紙の画像や各用紙の画像情報を、画像形成装置Aに接続された外部機器としてのパソコンPCから通信部A4を介して受信することも、画像読み取り部A3で読み取って得ることも可能である。また、画像形成装置A自身がパソコンPCと同等の機能を備え、操作パネル上で画像を作成可能な装置の場合は、操作パネル上で作成された画像を画像情報として得ることも可能である。
まず、本S3を作成開始するに当たり、ステップ1にて、表紙S2の画像情報をパソコンPCを介して受信したか、または、操作パネル上で作成されて受信したか否か判断する。受信する画像情報としては、表表紙用の画像情報のみの場合もあれば、その他に背表紙用の画像情報や裏表紙用の画像情報を含む場合もある。表紙S2用の画像情報がパソコンPCを介して、または、操作パネル上での作成により受信されている場合はステップ5に進む。しかしながら、表紙S2用の画像情報を受信していない場合はステップ2に進み、画像形成装置Aの画像読み取り部A3によって画像が読み取られるのを待つ。画像読み取り部A3により表紙S2用の画像が読み取られると、ステップ3に進み、読み取った画像をそのまま表紙S2に画像形成するのか、若しくは、読み取った画像のサイズを変更したり、記録位置を変更したり、何らかの加工を行ったうえで画像形成するのかが判断される。(ステップ4)何れかの判断がなされると、ステップ5に進む。ステップ5では、各用紙S1用の画像情報をパソコンPC等を介して受信済みか否かが判断される。画像情報を受信済みの場合は、図10のAまたは図11のBに進む。ステップ5で画像情報を受信していなかった場合は、画像形成装置Aの画像読み取り部A3により各用紙S1用の画像が読み取られるのを待つ。各画像が読み取られ、各用紙S1用の画像情報が得られると、図10のAまたは図11のBに進む。
次に、用紙束Saの厚み情報を実測により求める場合は図10のAに進む。一方、用紙束Saの厚み情報を、パソコンPC等を介して受信した用紙S1用の画像情報から得られる用紙記録枚数と、用紙S1の1枚当たりの厚み情報との乗算により求める場合は、図11のBに進む。また、用紙束Saの厚み情報を、画像形成装置Aの原稿搬送装置A2を用いてカウントした原稿枚数から把握される用紙記録枚数と、用紙S1の1枚当たりの厚み情報との積により求める場合も、図11のBに進む。
以下、説明を簡略化するために、本S3を1部のみ作成する場合について説明する。
まず、用紙束Saの厚み情報を、実測により求める場合について説明する。
図9のステップ5またはステップ6の後、図10のステップ7に進み、用紙束Saを構成する各用紙S1の画像形成を開始する。全ての用紙S1への画像記録が終了するまで画像記録を繰り返す(ステップ8)。全ての用紙S1への画像記録が終了し、全ての用紙S1が製本装置Bの集積部50に集積されると、ステップ9に進み、モータM4が保持板503を移動して、集積部50の支持板502と保持板503とで用紙束Saを挟持する。前述の通り、保持板503の停止位置はエンコーダ509により検知されて、その情報は位置検知手段511の記憶装置に記憶される。この停止位置により用紙束Saの厚み情報を得ることができる。次にステップ10に進み、画像形成装置AのCPUは、記憶手段に記憶された停止位置を基に、表紙S2の端部の断裁量と、断裁後の表紙S2への画像の記録位置とを求める。この際、本S3を構成する用紙S1および表紙S2のサイズを選択可能な装置の場合は、用紙S1のサイズ情報や表紙S2のサイズ情報も加味して、断裁量と記録位置が求められる。一方、製本可能な用紙S1のサイズが1種類であり、表紙S2も予め決められた1種類のサイズしか用いられないように構成されているシステムの場合は、断裁量や記録位置を求める際に、用紙S1のサイズ情報や表紙S2のサイズ情報まで加味する必要はない。表紙S2への画像記録は表紙端部の断裁前に行われるが、断裁後の表紙S2の表表紙、背表紙、裏表紙の各領域における夫々の画像の記録位置が、指定された記録位置になるように、記録時には断裁量分だけ記録位置をシフトする。例えば各領域における夫々の記録位置について均等割付が指定されている場合は、画像を記録する際は、各領域の均等割付の位置から用紙端部の断裁量分だけシフトさせた位置に、各画像を記録することになる。また、例えば各領域において、領域の端部から画像記録の開始位置までのマージンが指定されている場合は、各領域のマージン分に用紙端部の断裁量分だけシフトした位置を各画像の記録開始位置とする。このようにシフトすることにより、用紙束Saの厚みに関わらず、表紙S2の所望の位置に画像を記録することができる。各領域における画像の記録位置が求められると、ステップ11に進み、画像形成装置Aの画像形成部にて表紙S2への画像が記録される。図13は、表紙S2において、用紙束Saの厚み情報を基に決められた表紙S2の端部の断裁領域、および、表表紙,背表紙,裏表紙に対する画像の記録位置を示している。尚、図13は画像が記録された後に表裏反転された状態の表紙S2を示している。記録後の表紙S2は、画像形成装置A内で表裏反転された後、製本装置Bの表紙支持部90に送り込まれる。表紙S2は表紙支持部90にて整合された後、端部の断裁量に適した量だけ、カッター81の断裁位置までスイッチバック搬送されて断裁される(ステップ12)。その後、ステップ13に進み、端部が断裁された表紙S2を用紙束Saに接合し、くるみ製本処理を行う。製本された本S3は、製本装置Bの本排出部100に排出され(ステップ14)、一連の本S3の作製を終了する。
次に、用紙束Saの厚み情報を、パソコンPC等を介して受信した用紙S1用の画像情報から得られる用紙記録枚数、または、画像形成装置Aの原稿搬送装置A2を用いてカウントした原稿枚数から把握される用紙記録枚数と、用紙S1の1枚当たりの厚み情報との積により求める場合について説明する。
図9のステップ5またはステップ6の後、図11のステップ15に進む。必要とする用紙S1の枚数は、パソコンPCを介して受信した画像情報や、画像形成装置Aの操作部から入力された記録枚数情報や、原稿搬送装置A2で原稿を搬送しながらカウントした原稿枚数から把握される。ステップ16に進み、画像形成装置AのCPUは、必要とする用紙S1の枚数と、用紙S1の1枚毎の厚みの値との乗算により用紙束Saの厚みを求める。尚、用紙S1の1枚毎の厚みの値は、画像形成装置Aの記憶手段ROMに、厚紙、普通紙、薄紙、または、斤量値ごとに、予めそれぞれ格納されている。そして、操作者が使用する用紙S1の種類を指定することで、用紙S1の厚みの値が特定される。続いてステップ17に進み、求められた用紙束Saの厚みに応じて、表紙S2の端部の断裁量を決定する。また、その断裁量に応じて、表紙S2の表表紙、背表紙、裏表紙の各領域に対する画像の記録位置を決定する。この際、ステップ10での説明と同様、本S3を構成する用紙S1および表紙S2のサイズを選択可能な装置の場合は、用紙S1のサイズ情報や表紙S2のサイズ情報も加味して、断裁量と記録位置が求められる。一方、製本可能な用紙S1のサイズが1種類であり、表紙S2も予め決められた1種類のサイズしか用いられないように構成されているシステムの場合は、断裁量や記録位置を求める際に、用紙S1のサイズ情報や表紙S2のサイズ情報まで加味する必要はない。断裁量に応じて記録位置をシフトする点についても前述と同様である。次に、ステップ18に進み、先に決定された表紙S2の各領域への印字位置に、画像形成装置Aの画像形成部にて各画像を記録する。ここで、各用紙S1への画像記録よりも先に表紙S2への画像記録を行うことにより、後続のステップ19の動作とステップ20の動作を並行的に行えるため、本S3の生産性を高めることができる。画像が記録された表紙S2は画像形成装置A内で表裏反転された後に製本装置Bに送られ、ステップ19にて、表紙S2の端部がステップ17で決定された断裁量に基づき、製本装置Bのカッター81により断裁される。画像記録済みの表紙S2は、製本装置Bの表紙支持部90に送り込まれて整合された後、端部の断裁量に基づく適当の距離をスイッチバック搬送されて断裁位置に送られ、その後、カッター81で断裁される。表紙S2の端部の断裁後は、ステップ22に進む。一方、ステップ19と並行的に、画像形成装置Aでは各用紙S1への画像記録を行なう(ステップ20)。必要な全ての画像記録が終了すると(ステップ21)、ステップ22に進む。ステップ22では、端部が断裁された表紙S2を用紙束Saに接合して、くるみ製本処理を行う。製本処理された本S3は、製本装置Bの本排出部100に排出され(ステップ23)、一連の本S3の作製を終了する。
以上のフローチャートの説明は、表紙S2の画像記録も用紙S1の画像記録も、ともに画像形成装置Aの画像形成部で行う場合についてである。しかしながら、製本装置Bが第2の画像記録手段85と第2の表紙収納部80とを備えるシステムにおいては、表紙S2を第2の表紙収納部80から送り出し、第2の画像記録手段85で画像を記録するとともに、用紙S1への画像記録は画像形成装置Aの画像形成部で行うことが可能である。この様な制御により、表紙S2への画像記録と用紙S1への画像記録をそれぞれ別々に行うことができるため、本S3の生産性を高めることができる。図12のフローチャートは、このような制御に関するフローチャートである。
図9のステップ5またはステップ6の後、ステップ24に進む。必要とする用紙S1の枚数は、パソコンPCを介して受信した画像情報や、画像形成装置Aの操作部から入力された記録枚数情報や、原稿搬送装置A2で原稿を搬送しながらカウントした原稿枚数から把握される。ステップ25に進み、画像形成装置AのCPUは、必要とする用紙S1の枚数と、用紙S1の1枚毎の厚みの値との乗算により用紙束Saの厚みを求める。尚、用紙S1の1枚毎の厚みの値は、前述同様、画像形成装置Aの記憶手段ROMに、厚紙、普通紙、薄紙、または、斤量値ごとに、予めそれぞれ格納されている。そして、操作者が使用する用紙S1の種類を指定することで、用紙S1の厚みの値が特定される。続いてステップ26に進み、求められた用紙束Saの厚みに応じて、表紙S2の端部の断裁量を決定する。また、その断裁量に応じて、表紙S2の表表紙、背表紙、裏表紙の各領域に対する画像の記録位置を決定する。この際、前述同様、本S3を構成する用紙S1および表紙S2のサイズを選択可能な装置の場合は、用紙S1のサイズ情報や表紙S2のサイズ情報も加味して、断裁量と記録位置が求められる。一方、製本可能な用紙S1のサイズが1種類であり、表紙S2も予め決められた1種類のサイズしか用いられないように構成されているシステムの場合は、断裁量や記録位置を求める際に、用紙S1のサイズ情報や表紙S2のサイズ情報まで加味する必要はない。断裁量に応じて記録位置をシフトする点についても前述と同様である。続いて、ステップ27に進み、画像形成装置Aの画像形成部にて用紙S1への画像記録を開始する。本S3を構成する全ての用紙S1への記録が終わるまで、画像形成装置Aでの画像記録を続行する(ステップ28)。画像形成装置Aでの画像記録と並行して、製本装置Bでは第2の表紙収納部80から表紙S2Bを送り出して、表紙S2Bへの第2の画像記録手段85による画像記録を行う(ステップ29)。この際、ステップ26で決定された表紙S2の表表紙、背表紙、裏表紙の各領域への画像記録位置に合うように、表紙S2Bへの各画像を記録する。続いてステップ30に進み、各領域への画像が記録された表紙S2Bは、表紙支持部90に送られて整合された後、端部の断裁量に適する量だけスイッチバック搬送され、カッター81の断裁位置に送られる。その後、表紙S2Bの端部が断裁される。全ての用紙S1への画像記録と、表紙S2B端部の断裁が終了すると、ステップ31に進み、用紙束Saに表紙S2Bを接合するくるみ製本処理が行われる。製本された本S3は、製本装置Bの本排出部100に排出され(ステップ32)、一連の本S3の作製を終了する。
〈ステイプル綴じ製本装置C〉
次に第2の実施例として製本手段に綴じ針を用いたステイプル綴じ製本装置Cについて説明する。
図14にステイプル綴じ製本装置Cの概略断面図を示す。なお図1と同一の構成には同じ符号を付してその説明を省略する。またステイプル綴じ手段以外の動作は糊付け製本動作とほぼ同様であるので説明を省略する。
図14において糊塗布手段60の代わりにステイプル綴じ手段140が設けられ、図15(a)は用紙束Saの下面SAに接着剤を塗布せずに角背成形を行う工程を示す。
図15(b)は表紙を合体させ角背成形された冊子がステイプル手段141位置まで下降し、その後ステイプル手段141が矢印方向に移動して、所定位置に綴じ針142にてステイプルすることを示す斜視図である。ステイプル綴じ製本手段は綴じ針が露出してしまうため糊付け製本に較べて製本品質としては見劣りするが、構造が単純であり広く使われている手段である。
画像形成装置と糊付け製本装置とを備えた画像形成システムの全体構成図。 糊付け製本装置の断面図。 用紙束Saを集積部に垂直状態で保持し、接着剤を塗布する工程を示す。 接着剤の貼付塗布工程を示す。 表紙を支持する表紙支持部に関する概略断面図である。 図6(a)は表紙支持部の上面図、図6(b)は図6(a)におけるC−C断面図である。 表紙S2が接合後、表紙押さえ部材による表紙S2の押さえが解除されるところを示す図である。 本S3がベルト98A,98B上に落下し、排出されるところを示す。 本発明に係る製本システムについてのフローチャート。 本発明に係る製本システムについてのフローチャート。 本発明に係る製本システムについてのフローチャート。 本発明に係る製本システムについてのフローチャート。 表紙サイズと印字位置範囲を示す図である。 画像形成装置とステイプル綴じ製本装置とを備えた画像形成システムの概略断面図。 図15(a)は角背成形を行う所を示す図。図15(b)は表紙を合体させ角背成形された冊子がステイプル手段の綴じ針にてステイプルすることを示す斜視図を示す。
符号の説明
A 画像形成装置
B 製本装置
50 集積部
60 塗布手段
81 カッター
91、92 押圧部材
93,94 カム
95,96,97 表紙押さえ部材
98A,98B,99A,99B ベルト
140 ステイプル綴じ手段
511 位置検知手段
S1 用紙
S2 表紙
S3 本
Sa 用紙束
SA 用紙束Saの下面

Claims (12)

  1. 表紙用紙に画像を記録する画像記録手段と、
    複数枚の用紙で構成される用紙束をくるむ前記表紙用紙の端部を前記用紙束の厚み情報に基づいて断裁する断裁手段と、
    前記用紙束を前記表紙用紙でくるんで綴じる綴じ手段と、
    前記用紙束の厚み情報に基づき前記画像記録手段による前記表紙用紙への画像の記録位置を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする製本システム。
  2. 前記用紙束の厚み情報は、読み取り原稿枚数、または受信画像情報に基づく記録枚数と、前記用紙1枚の厚み情報とにより求められることを特徴とする請求項1に記載の製本システム。
  3. 前記用紙束の厚み情報は、前記用紙束の厚みを検知して求められることを特徴とする請求項1に記載の製本システム。
  4. 前記用紙束の厚みは、前記表紙用紙でくるまれる前の前記用紙束を挟持する用紙束挟持部材の移動量に基づいて検知されることを特徴とする請求項3に記載の製本システム。
  5. 前記綴じ手段は、前記用紙束の一端面に接着剤を塗布し前記表紙用紙を前記一端面に接着する接着剤塗布手段、または前記用紙束を前記表紙用紙にてくるんだ後綴じ部材で綴じ止めする手段を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の製本システム。
  6. 前記画像記録手段を有する画像形成装置に、前記綴じ手段および前記断裁手段を有する製本装置が装着された構成であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の製本システム。
  7. 前記画像形成装置は前記表紙用紙を収容する表紙用紙収容部を有し、前記画像記録手段は前記表紙用紙収容部から給紙された表紙用紙に対して画像を記録することを特徴とする請求項6に記載の製本システム。
  8. 前記製本装置は前記表紙用紙を収容する第2の表紙用紙収容部を有することを特徴とする請求項6に記載の製本システム。
  9. 前記製本装置は前記第2の表紙用紙収容部から給紙された表紙用紙に対して画像を記録する第2の画像記録手段を有することを特徴とする請求項8に記載の製本システム。
  10. 前記断裁手段は前記表紙用紙のサイズ情報と前記用紙のサイズ情報とに基づき、前記表紙用紙の端部を断裁することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の製本システム。
  11. 製本装置が装着可能な画像形成装置であって、
    前記製本装置で用紙束をくるむ表紙用紙を収容可能な表紙用紙収容部と、
    前記用紙束の厚み情報に基づき表紙用紙に対する画像の記録位置を制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  12. 画像形成装置に装着可能な製本装置であって、
    用紙束の厚みを検知する用紙束厚み検知手段と、
    前記用紙束厚み検知手段の検知結果に基づき前記用紙束をくるむ表紙用紙の端部を断裁する断裁手段と、
    前記用紙束を前記表紙用紙でくるんで綴じる綴じ手段と、
    前記用紙束厚み検知手段による検知結果に基づく用紙束の厚み情報を、前記画像形成装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする製本装置。
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