JP4324141B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置から搬出される複写用紙等のシートを取り込み、シートに対して糊付け、裁断等の処理を施すシート処理装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、複写機等の画像形成装置は、コピー等の処理に要する手間を軽減するために、複数枚のシートからなるシート束の片辺に糊付する糊付処理、糊付け面以外を裁断する裁断処理等の処理を選択的に施すためのフィニッシャ等のシート処理装置が取り付けられるように構成されており、これらを接続することによって画像形成装置を構成している(例えば、特許文献1参照)。
さらに、画像形成装置本体から排出された複数枚のシートを束ねてシート束として、シート束を糊付することでシート束を製本するシート処理装置において、糊付するシート束の厚みを検出する厚さ検出手段を有するものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−286931号公報 特開2005−104063号公報
しかしながら、上記従来例では、製本するシート束が薄い場合は、糊付けを行っても糊をつける面積が十分にないため、シートがシート束から外れてしまうことがあった。また、シート束が厚い場合においても、シート束が糊容器の間口に入らないことによって糊付けできないため、糊付けされてないシート束を搬送、排出できないといった問題点があった。
また、シート処理装置において製本不可能な束の厚みを検出し製本動作を中止したとしても、シート処理装置までシート束は搬送されているためジャム処理を行う必要があり、ユーザビリティの低下が否めなかった。
本発明は、以上の点に着目して成されたものでシート束の厚み情報算出手段によって算出されたシート束の厚み情報が所定量以下である場合に警告を出すことを特徴とする画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、複数のシートからなるシートに糊付けして、糊付けされたシート束とくるみ表紙とを接着することによりシート束を製本するシート処理装置を有する画像形成装置において、
像形成すべき中紙の枚数をカウントする中紙カウント手段と、
少なくとも前記中紙カウント手段によってカウントされた中紙の枚数に基づいて画像形成の開始前に前記シート束の厚み情報を算出する厚み情報算出手段と、
前記厚み情報算出手段によって算出された厚み情報が所定量より小さい場合に製本を行う画像形成の禁止の警告を出し、前記厚み算出手段によって算出された厚み情報が前記所定量以上である場合、製本を行う画像形成を開始する制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明に係る発明によれば、画像形成前に製本可能かどうかの判断を行い、製本不可能と判断された場合には、ユーザに警告を出し画像形成を中止することによって、無駄な画像形成やジャム処理を行う必要の無いユーザビリティに優れた画像形成装置を提供することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
(全体構成)
図1は本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の主要部の縦断面構造を示す構成図である。画像形成装置は、図1に示すように、画像形成装置本体10と、糊付け製本装置500、フィニッシャ400を例にする後処理装置とから構成されている。画像形成装置本体10は、原稿から画像を読み取るイメージリーダ200及び読み取った画像を用紙上に形成するプリンタ350を備えている。
各部の構成を詳述すると、画像形成装置本体10のイメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ図1左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から流し読み取り位置を経て右へ搬送し、その後、外部の排紙トレイ112に向けて排出する。この原稿がプラテンガラス102上の流し読み取り位置を左から右へ向けて通過するときに、原稿画像が流し読み取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読み取られる。この読み取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、原稿の読取面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように、流し読み取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読み取り走査が行われる。即ち、原稿が流し読み取り位置を通過する際に、主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りを行う。光学的に読み取られた画像は、イメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、プリンタ350の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
尚、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読み取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。即ち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ350の露光制御部110は、イメージリーダ200から入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力する。該レーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。
一方、プリンタ300内に装備されている上カセット114或いは下カセット115からピックアップローラ127、128により給紙された用紙は、給紙ローラ129、130によりレジストローラ126まで搬送される。用紙の先端がレジストローラ126まで達したところで、レジストローラ126を任意のタイミングで駆動し、且つ、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、用紙を感光ドラム111と転写部116との間に搬送する。感光ドラム111に形成された現像剤像は、給紙された用紙上に転写部116により転写される。現像剤像が転写された用紙は、定着部117に搬送され、定着部117は、用紙を加熱及び加圧することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過した用紙は、フラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ350から画像形成装置本体外部(糊付け製本装置500)に向けて排出される。
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導き、その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙をスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ350から排出する。この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するとき、又はコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように、先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
また、手差給紙部125からOHP用紙などの硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成するときには、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。更に、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作により用紙を反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送し、両面搬送パス124へ導かれた用紙を上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。
画像形成装置本体10のプリンタ350から排出された用紙は、糊付け製本装置500に送られる。
(システムブロック図)
次に、本画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成及び比較値記憶手段について図50を参照しながら説明する。図50は図1の画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。
コントローラは、図50に示すように、CPU回路部150を有し、CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵し、ROM151に格納されている制御プログラムにより各ブロック101,201,202,209,304,601,501を総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
画像信号制御部202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部304に出力する。また、コンピュータ210から外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部304に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部304は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
操作表示装置制御部601は、操作表示装置600とCPU回路部150との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置600は、前述のように画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有し、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
(糊付け製本装置)
図2は、本発明に係る糊付け製本装置500の内部構成を示した断面図である。
糊付け製本装置500は、製本モードとして画像形成装置から排出された記録紙を積載して用紙束を作成する用紙積載部A、積載された束に対して糊付けを行う糊付け部B、糊付けされた積載束と表紙を接着する接着部C、表紙の接着後に、製本端面の整合を行うため、糊付け面以外の3方向を断裁する断裁部D、完成した製本を排出する製本排出部Eから構成される。
次に、一連の製本動作の流れについて説明する。尚、今回は一連の製本動作の概要の説明のみに留め、各部の詳細な説明は後述する。
用紙積載部Aは製本モードにおいて、画像形成装置から排出された記録紙を積載トレイ520に積載して用紙束540を作成する部位である。用紙積載部Aによって出来上がった用紙束540は糊付け部Bに移動し、糊容器525、糊塗布ローラ524、及び糊塗布ローラ制御モータ522によって、用紙束下側面に糊の塗布を行う。接着部Cは糊付けされた用紙束540を画像形成装置10から排出された表紙Pに接着し、冊子570としてトリムグリッパ512に受け渡す工程を担う。そして、冊子570はトリムグリッパ512により断裁部Dに搬送される。断裁部Dではカッター制御モータ527によりカッター528を水平方向へ移動させ、冊子570の断裁を行う。断裁された断裁屑は屑受け箱533の中に落下し、一連の断裁動作が終了すると屑箱532に断裁屑が回収される。断裁部において断裁が終了した冊子570は断裁部Dから製本排出部Eに搬送され、冊子570が排出される。
以上の流れが製本モードにおける一連の製本動作であるが、製本モードの他に、製本を行わずに通常の排出モードを選択的に可能とする。
搬送ローラ対505の下流側には、切換フラッパ521が配置されている。切換フラッパ521は搬送ローラ対505により送られてきた用紙を用紙積載トレイ520、またはフィニッシャ400に選択的に導くためのフラッパである。
画像形成装置10から排出された用紙Pは通常モード時は搬送ローラ対505、510、511、513、514、及び排紙ローラ515によってフィニッシャ400に排出される。後処理装置としては、製本機の下流装置として接続されているシート後処理装置、例えば、フィニッシャ400等の後処理装置において、束としての加工、つまり、束排出処理、綴じ処理、折り処理、製本処理などの後処理を施すことができる。
また、製本モード時にあっては、画像形成装置10から排出された用紙Pは搬送ローラ対506、507、508、及び積載部排出ローラ509によって上述した用紙積載トレイ520に排紙され、整合されて用紙束540となる。
(紙の流れ)
次に、糊付け製本装置500の紙の流れについて図23ないし図26を参照しながら説明する。
図23に示すように、糊付け製本装置500は画像形成装置10から排出された用紙を搬送ローラ対505により内部に取り込み、搬送パス(a)へ導かれる。用紙束の中紙である場合、搬送ローラ対505により内部に取り込まれた用紙は、切換フラッパ521により搬送パス(b)へ導かれ、搬送ローラ対506、507、508、509により搬送される。用紙Pは、搬送ローラ対509から用紙積載トレイ520へ排出される。中紙となる用紙全てが用紙積載トレイ520へ排出されると、中紙の用紙束540は糊付けグリッパ523によりグリップされ、図24の破線で示すように、用紙積載部Aから糊付け部Bの上方へ束の状態で移動される。
糊付け部Bの上方へ移動した中紙の束は、図25に示すように糊付けグリッパ523にグリップされた状態で垂直な方向に回転され、用紙束の背表紙となる側面が糊付け部Bと対向する位置となる。その後、詳細は後述するが、糊容器525および糊塗布ローラ524が用紙束に沿って移動することで用紙束端部に糊付けが行われる。この間に、表紙となる表紙Pcが画像形成装置10から排出され、糊付け製本装置500へ搬送される。搬送ローラ対505により内部に取り込まれた用紙Pcは、切換フラッパ521が切り換えられており、搬送パス(a)から搬送パス(c)へと導かれ、搬送ローラ対510、511、513、514により搬送される。搬送パス(c)には、搬送ローラ対513の下流側に図示しないセンサが設けられており、図26に示すように、用紙束の表紙となる表紙Pcの先端部をセンサが検知してから所定距離搬送した後、表紙Pcの搬送を停止する。
表紙Pcが搬送パス(c)内で停止した時点で、表紙Pcの後端は切換フラッパ521を抜ける構成となっており、連続して用紙束を作成する場合は、表紙Pcが搬送パス(c)にある間でも、切換フラッパ521を切り換えて、次の用紙束に対する中紙を画像形成装置10から受け取り、搬送パス(a)から搬送パス(b)を経由して用紙積載トレイ520へと搬送を行う。
その後、糊を塗布された用紙束に表紙をくるみ下流へと搬送する部分に関する詳細は後述する。
画像形成装置10から表紙を搬送する場合に関して上述したが、糊付け製本機500の上部にはインサータ300が設けられており、表紙のみインサータ300から挿入することが可能となっている。
次にインサータ300から表紙を挿入して製本を行う場合の紙の流れについて図27ないし図28を参照しながら説明する。
中紙の流れは、図23ないし図26を用いて上述したように画像形成装置10が順次用紙を受け取り、用紙積載トレイ520で用紙束を作成し、糊付けグリッパ523により束ごと糊付け部Bへ移動する。インサータ300から表紙Pcを挿入する場合、図27に示すように、中紙の束を糊付け部Bへ移動している間に、給紙ローラ301により給紙トレイ310上の最上紙から1枚給紙を行う。給紙された表紙Pcは、搬送ローラ対303、503、504で搬送され、切換フラッパ521により、搬送パス(d)から搬送パス(c)へと導かれる。
次に糊付け製本装置500の各部において、各動作の詳細を説明する。
(糊付け部における糊付け手段)
図3は糊付け部Bの構成図を、図4に糊付け部Bにおける糊付け動作の概要を示す。糊付け部Bは、用紙束をグリップする糊付けグリッパ523、糊を貯蔵する糊容器525及び、用紙束に糊を塗布する糊塗布ローラ524と糊塗布ローラ制御モータ522から構成される。
糊容器525に浸漬されている糊塗布ローラ524は糊塗布ローラ制御モータ522の回転により、常に回転をしている状態にある。糊容器525、糊塗布ローラ524、糊塗布ローラ制御モータ522から構成される糊付けユニット580は、糊付けグリッパ523によって直立状態にグリップされた用紙束540の下側面長手方向に用紙束と並行する方向に図示しない駆動手段によって移動を行う。糊の塗布は糊付けユニットの往復動によって行う。図4に示すように、糊付けユニット580は糊付け製本装置500の背面側の初期位置から移動を開始し、糊付け製本装置500の前面の所定の位置で停止する。この時、糊付けユニット580による用紙束下側面への糊付けは行わない。用紙束への糊付けは、糊付け製本装置500の前面から背面へ移動する際に行われる。所定の位置で停止している糊付けユニット580は、用紙束の下側面に糊塗布ローラ524が当接する位置まで上昇する。そして糊付けユニット580が糊付け製本装置500の前面から背面へ移動しながら、糊塗布ローラ524によって用紙束540の下側面に糊を塗布する。
(接着部における接着手段)
図5は接着部Cの断面図を表している。接着部Cは画像形成装置10から供給された表紙550を受容して搬送し、所定の位置に停止させる搬送ガイド560、561、表紙550を用紙束540の糊塗布面に圧接させる加圧部材563、表紙を用紙束にくるむ際に用いる折り部材562、564から構成される。
そして、接着部Cの動作の流れについて図5ないし図12を参照しながら説明する。
用紙束540への糊付け動作終了後、図示しない駆動手段によって用紙束540をグリップした糊付けグリッパ523が糊付け部Bから下降してくる。そして、搬送ガイド560、561によって水平方向に用意された表紙550に糊塗布面を接着させる(図5参照)。
接着後、糊付けグリッパ523が下降し、加圧部材563上に載置された表紙550の接着部は用紙束540の糊塗布面に圧接して接着される。尚、用紙束540の下降による糊塗布面の圧接を行う前に搬送ガイド560上部、搬送ガイド561上部を退避させて用紙束540との干渉を防止する(図6参照)。
表紙550を用紙束540に接着したのち、折り部材562、564、搬送ガイド560下部、搬送ガイド561下部が図示しない駆動手段によって加圧部材563の上斜め方向に上昇し、破線位置から実線位置まで移動する。この折り部材562、564の上斜め方向への上昇によって、表紙550は上方に押し上げられ、表紙550が糊塗布面の側縁部から湾曲され、用紙束540をくるむくるみ処理を行う(図7参照)。
表紙550のくるみ処理終了後、折り部材562、564、搬送ガイド560下部、搬送ガイド561下部が図示しない駆動手段によって破線位置から実線位置まで退避する。同時に加圧部材563も、図示しない駆動手段により水平方向に移動する。加圧部材563の水平移動によって、冊子570が糊付けグリッパ523の下降手段により下降することができる空間を確保する(図8参照)。
糊付けグリッパ523の下降手段により搬送ガイド560、561の下方まで下降した冊子570は、冊子570の下端がトリムユニット受け渡しローラ565、566に当接する位置まで下降を行う(図9参照)。
その後、冊子570をグリップしていた糊付けグリッパ523が冊子570のグリップを解除し、同時にトリムユニット受け渡しローラ565、566によって冊子570は下方向に搬送される(図10参照)。
トリムユニット受け渡しローラ565、566によって下方への搬送が行われ、所定の位置まで搬送を行った後、冊子570の搬送を停止する。その後、トリムグリッパ512が図示しない駆動手段によって冊子570をグリップする(図11参照)。
図示しないトリムグリッパ512下降手段によって冊子570が下方に下降し、断裁部Dの位置まで冊子570を下降させる。この時、水平方向に移動していた加圧部材563は表紙の接着部の圧接を行える位置まで移動する。(図12参照)。
(断裁部における断裁手段)
次に、断裁部Dの動作の流れについて図12ないし図18を参照しながら説明する。
図12に示すように、上述した接着部で中紙の用紙束と表紙が接着された冊子570は、トリムグリッパ512により断裁部に移動された後、トリムグリッパ512、カッター528、断裁屑受け箱533が連動して各端部の断裁を行う。
断裁動作は、カッター528による断裁を行う前に冊子570の下方に断裁屑受け箱533が移動した後(図14参照)、カッター528が冊子570に対して出没し、一辺に対する断裁を行う。この時、断裁屑は冊子570の下方で待ち受けている断裁屑受け箱533に収納される(図15参照)。その後、カッター532は逆方向に駆動され退避位置へと移動し、断裁屑受け箱533も退避位置へと移動する(図16参照)。
冊子570に対して上述した断裁動作は、小口、および天地の3辺に行うが、接着動作を行った冊子570は背表紙端部を下側にして移動される為、回転可能なトリムグリッパ512を90度回転させて冊子570の向きを90度回転させた後、地辺の断裁を行う。次に、トリムグリッパ512を同一方向に90度回転させて断裁動作を行い、小口の断裁を行う。更に、トリムグリッパ512を90度回転させて断裁動作を行い、天辺の断裁を行うことで背表紙部端部以外の断裁が終了する。
但し、断裁後の冊子570の背表紙部を下方にして後述する製本排出部へ搬送させるために、断裁動作は行わず、トリムグリッパ512により冊子570を更に90度回転させる(図17参照)。
断裁屑受け箱533は、断裁動作を行っていない時の退避位置と断裁動作中の屑受け位置との間を移動する。断裁屑受け箱533の退避位置は、断裁屑箱532の上方に位置している。また、図18に示すように、断裁屑受け箱533の底板部は開放可能な構成になっており、退避位置に移動すると断裁屑受け箱533の底板部が開放され、断裁屑受け箱533内の断裁屑が断裁屑箱532に収納される。
(製本排出部)
図19は製本排出部Eの断面図を表しており、断裁部Dから製本排出部への冊子の搬送を行うトリムグリッパ512、製本排出部への冊子の搬送を行う製本排出部入り口ローラ515、搬送された冊子を一時積載する製本積載板529、製本を縦方向に支持する製本支持板530、製本排出安定板534、そして、製本支持板530を水平方向に移動させる排出搬送ベルト531から構成される。
そして、製本排出部Eの動作の流れを図19ないし図22を参照しながら説明する。
断裁作業終了後の冊子570は図示しないトリムグリッパ512下降手段によって断裁部直下にある製本排出部入り口ローラ515へ搬送される。そして、製本排出部入り口ローラ515によって冊子570の搬送を行い、製本グリッパ512は冊子570の支持を解除し表紙接着部Cの所定の位置へ移動する。この時、製本排出部Eでは製本積載板529が右方向に倒れており、冊子570は製本排出部入り口ローラ515によって製本積載板529に積載される(図19参照)。
その後、倒れていた製本積載板529は垂直方向に起立し、冊子570は製本支持板530により冊子570が縦になった状態で支持される。ここで、排出搬送ベルト531の下方にある製本排出安定板534が図示しない上昇手段により上方に移動し、製本支持板530と製本排出安定板534で冊子570を支持する(図20参照)。その後、製本支持板530は、排出搬送ベルト531によって左方向に移動し、次の冊子571が搬送されてきた場合の排出スペースを確保する(図21参照)。図21で冊子571の排出スペースを確保し、上述の動作を行うことによって、冊子570の隣に冊子571を縦積みすることが可能になる。
(操作表示部)
図29は図1の画像形成装置における操作表示部600を示す図である。
操作表示装置600には、画像形成動作を開始するためのスタートキー602、画像形成動作を中断するためのストップキー603、置数設定等を行うテンキー604〜612および614、IDキー613、クリアキー615、リセットキー616などが配置されている。また、上部にタッチパネルが形成された液晶表示部620が配置されており、画面上にソフトキーを作成可能となっている。
例えば、本実施系における本画像形成装置では、フィニッシャ400や糊付製本装置500の後処理モードとして、ノンソートやソート、製本モードなどの各処理モードを有する。このような処理モードを設定する場合は操作表示装置600からの入力操作により行われる。
(製本モードの設定)
以下、図41のフローチャートと図31〜40を用いて製本モード設定の流れを説明する。
製本モードは表示部620から設定する(図30)。図30に示す初期画面で、ソフトキーである「応用モード」キーを選択すると、図31に示されるような応用モードの選択画面へ遷移する。この応用モードのメニューの中から、「製本」のソフトキーを選択すると、製本モードの設定が開始される(S1000)。
まず、成果物のとじ方向を「右開き」、「左開き」のいずれかを選択する(S1001、図32)。「右開き」は本を開いたとき右側のページから左側のページへ増えていき、「左開き」は左側のページから右側のページへ増えていくとじ方である。
とじ方向を選択したあと、「次へ」のソフトキーを押下すると図33に示す表示画面に遷移し、くるみ表紙を給紙する給紙段を選択する(S1002)。ここでは、くるみ表紙の給紙元を給紙カセットやインサータから選択する。ここで給紙元としてインサータが設定された場合については後述する。
S1002で、インサータ以外の給紙段を選択し、「次へ」のソフトキーを押下すると、中紙給紙段設定へ進む(S1004、図34)。ここでは、くるみ表紙で包まれる用紙束を給紙する給紙段を選択する。選択後、「次へ」のソフトキーを押下する。
次に図35、36に示す表示画面で仕上がりサイズの設定を行う(S1005)。図35の表示画面において、断裁後のサイズを規定のサイズから選択するか、もしくは「詳細設定」のソフトキーを押下して、図36の表示画面に遷移し、任意のサイズを指定する。
(原稿読み込みモード設定)
続いて、原稿読み込みモードの設定を行う(S1006)。図37の表示画面において、くるみ表紙の原稿と中紙の原稿が分けられているなら「表紙モード」、表紙/裏表紙と中紙の原稿が1つの束になっているなら「標準モード」を選択する。
「標準モード」を選択して、次へ進んだ場合、表示部620に図38に示すような表示を行い、ユーザに対して原稿を原稿給送装置100へセットするよう促し(S1008)、製本モードの設定を終了する(S1015)。以下、原稿読み取りモードに「標準モード」を選択して、製本を行うモードを「標準モード」と呼ぶ。
S1006で「表紙モード」を選択した場合、くるみ表紙となる原稿の読み取りを行う。表示部620に、図39に示すような表示を行い、ユーザにくるみ表紙の原稿を原稿給送装置100へセットし、スタートボタンを押下するよう促す(S1009)。図29における操作表示部600のスタートボタン602を押下すると表紙原稿の読み込みを開始する(S1010)。
表紙原稿の読み込みが完了すると、表示部620に図40に示すような表示を行い、ユーザに対して中紙の原稿を原稿給送装置100へセットするように促し(S1011)、製本モードの設定を終了する(S1015)。以下、原稿読み取りモードに「表紙モード」を選択して、製本を行うモードを「表紙モード」と呼ぶ。
S1003で給紙段としてインサータが設定された場合、次に、中紙の給紙段の選択へ進む(S1012)。図34に示す表示画面において、くるみ表紙で包まれる用紙束を給紙する給紙段を選択する。選択後、「次へ」のソフトキーを押下する。
次に図35、36に示す表示画面で仕上がりサイズの設定を行う(S1013)。図35の表示画面において、断裁後のサイズを規定のサイズから選択するか、もしくは「詳細設定」のソフトキーを押下して、図36の表示画面に遷移し、任意のサイズを指定する。
S1013で、仕上がりサイズ設定後、表示部620に図38に示すような表示を行い、ユーザに対して原稿を原稿給送装置100へセットするよう促し(S1014)、製本モードの設定を終了する(S1015)。以下、表紙をインサータから給紙して製本を行うモードを「インサートモード」と呼ぶ。
(原稿セット方法)
図42〜44を用いて製本モードを行う際の原稿給送装置100、またはインサータ300に原稿をセットする際の原稿の向きについて示す。
標準モードでは、図42に示すよう先頭ページAが最上面になるように原稿給送装置100にセットする。表紙モードでは、くるみ表紙に画像形成される原稿のセットを促されたときに、成果物の表表紙となるページAが下向きになる図43(a)の向きでセットし、中紙となる原稿のセットを促されたときに、中紙となる原稿の先頭ページCが最上面となる図43(b)の向きでセットする。
インサータモードでは、インサータ300のトレイ310に成果物の表表紙となるページAが上向きになるようにセットする。また、成果物のとじ方向が「右開き」の場合は、図44(a−1)のようにページAが成果物の裏表紙となるページHの表側より見て右側になるように配置しておき、成果物のとじ方向が「左開き」の場合は、図44(a−2)のようにページAが成果物の裏表紙となるページHの表側画より見て左側になるように配置しておく。さらに、中紙となる原稿のセットを促されたときに、中紙となる原稿の先頭ページCが最上面となる図44(b)の向きでセットする。
(画像形成面付け)
図45、図46を用いて、画像形成装置本体10から糊付け製本装置500に排出される用紙の画像形成の位置について示す。
図42で示した標準モード、または図43で示した表紙モードで原稿をセットし、成果物のとじ方向が「右開き」を選択した場合は、図45(a)の(1)から(3)で示す順番で画像形成装置本体10から糊付け製本装置500に用紙が排出され、図46(a)で示す右開きの冊子が製本される(図46(a)は本を底面側から見た図である)。また、成果物のとじ方向が「左開き」を選択した場合は、図45(b)の(1)から(3)で示す順番で画像形成装置本体10から糊付け製本装置500に用紙が排出され、図46(b)で示す左開きの冊子が製本される(図46(b)は本を底面側から見た図である)。
ここで、表紙モードでは、ページFは図43で示すように最後に読み込まれる原稿上に位置し、さらにページFは図45(a)で示すように最初に画像形成装置10から排出される用紙上に位置する。そのため、表紙モードにおいて成果物のとじ方向が「右開き」の場合は、セットされる原稿を最後まで読み込んだ後に画像形成をはじめる必要がある。
図44で示したインサータモードでは、成果物のとじ方向が「右開き」を選択した場合、図45(c)の(1)から(2)で示す順番で画像形成装置本体10から用紙が排出され、「左開き」の場合は、図45(d)の(1)から(2)で示す順番で画像形成装置本体10から用紙が排出される。
(シート束の厚み情報算出)
ここで、本発明の特徴である画像形成すべき中紙の枚数をカウントし、中紙の枚数と、くるみ表紙および中紙の紙種情報よりシート束の厚み情報を算出し、算出された厚み情報が所定値以上もしくは所定値以下である場合は警告メッセージを出すフローについて図47を用いて説明する。
製本モード設定終了後、スタートキー602を押下することで原稿給送装置100へセットされた原稿の読み取りを開始する(S2001)。すべての原稿を読み取り後、画像形成すべき中紙の枚数Nを算出する。
また、プリンタモードで製本動作を行うときは、プリントするページ数を用いて中紙の枚数Nを算出する。
原稿給送装置100を用いて製本動作を行う際について説明する。図42で示した標準モード、または図43で示す表紙モードで原稿をセットした場合は、右開き、左開きにおいてそれぞれ図45(a)、図45(b)で示すように画像形成されるため、中紙の枚数Nは2となる。また、図44で示したインサータモードで原稿をセットした場合においても、右開き、左開きにおいてそれぞれ図45(c)、図45(d)で示すように画像形成されるため、中紙の枚数Nは2となる。
ここで、中紙の枚数Nと、あらかじめ設定されている表紙の坪量A、中紙の坪量Bをもとに、厚み情報(2×A+N×B)を算出する(S2003)。厚み情報が閾値Hよりも大きい場合、すなわち下記の式(1)を満たす場合は、製本される成果物が製本可能な厚さより厚いと判断する。また、厚み情報が閾値Lよりも小さい場合、すなわち下記の式(2)を満たす場合は製本される成果物が製本可能な厚さより薄いと判断する。式(1)、式(2)のいずれかを満たす場合、図48もしくは図49で示す警告メッセージを表示する。また、式(1)、式(2)のいずれも満たさない場合は、画像形成を開始し製本動作を行う。
2×A+N×B > 閾値H ・・・式(1)
2×A+N×B < 閾値L ・・・式(2)
図48の警告メッセージは、製本動作を継続するかどうかの選択をユーザに促し、ユーザが継続を選択した場合は画像形成を開始し(S2007)、製本動作を実行する。逆にユーザがキャンセルを選択した場合は画像形成を中止する。図49の警告メッセージでは、ユーザに選択させることなく画像形成を中止する。
Figure 0004324141
本実施形態では、表1に示すように坪量250g/mのくるみ表紙、坪量64g/mの中紙100枚を閾値H、坪量250g/mのくるみ表紙、坪量64g/mの中紙10枚を閾値Lと想定しており、厚み情報が6900より大きい場合や1140より小さい場合に警告メッセージを表示する。
また、厚み情報を算出するために用いるパラメータとして、シートの材質を用いてもよい。
以上、本発明の画像形成装置は、中紙の枚数と、くるみ表紙および中紙の紙種情報をもとにシート束の厚み情報を算出し、算出された厚み情報が所定量以上もしくは所定量以下である場合は警告を出す。そのため、無駄な画像形成やジャム処理を行う必要のない画像形成装置を提供することができる。
本発明の構成を示す全体図である。 糊付け製本装置全体の断面図である。 糊付け部概要の説明図である。 糊付け部概要の説明図である。 接着部概要の説明図である。 接着部概要の説明図である。 接着部概要の説明図である。 接着部概要の説明図である。 接着部概要の説明図である。 接着部概要の説明図である。 接着部概要の説明図である。 接着部概要の説明図である。 断裁部概要の説明図である。 断裁部概要の説明図である。 断裁部概要の説明図である。 断裁部概要の説明図である。 断裁部概要の説明図である。 断裁部概要の説明図である。 製本排出部概要の説明図である。 製本排出部概要の説明図である 製本排出部概要の説明図である 製本排出部概要の説明図である 中紙積載時の紙の流れ説明図である。 中紙積載時の紙の流れ説明図である。 中紙と表紙の流れ説明図である。 中紙と表紙の流れ説明図である インサータ表紙の流れ説明図である。 インサータ表紙の流れ説明図である 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 操作表示部における製本モード設定の説明図である。 製本モード設定のフローチャートである。 製本動作における原稿セット方法の説明図である。 製本動作における原稿セット方法の説明図である。 製本動作における原稿セット方法の説明図である 画像形成時の面付けに関する説明図である。 画像形成時の面付けに関する説明図である。 警告を表示するまでのフローチャートである。 警告表示の際の警告メッセージである。 警告表示の際の警告メッセージである。 本発明のシステムブロック図である。
符号の説明
10 画像形成装置
100 原稿給送装置(中紙カウント手段に対応)
200 イメージリーダ(中紙カウント手段に対応)
300 インサータ
350 プリンタ
400 フィニッシャ
500 糊付け製本装置
512 トリムグリッパ
520 用紙積載トレイ
522 糊塗布ローラ制御モータ
523 糊付けグリッパ
524 糊塗布ローラ
525 糊容器
527 カッター制御モータ
528 カッター
532 断裁屑箱
533 断裁屑受け箱
529 製本積載板
530 製本支持板
534 製本排出安定板
600 操作表示装置

Claims (7)

  1. 複数のシートからなるシートに糊付けして、糊付けされたシート束とくるみ表紙とを接着することによりシート束を製本するシート処理装置を有する画像形成装置において、
    像形成すべき中紙の枚数をカウントする中紙カウント手段と、
    少なくとも前記中紙カウント手段によってカウントされた中紙の枚数に基づいて画像形成の開始前に前記シート束の厚み情報を算出する厚み情報算出手段と、
    前記厚み情報算出手段によって算出された厚み情報が所定量より小さい場合に製本を行う画像形成の禁止の警告を出し、前記厚み算出手段によって算出された厚み情報が前記所定量以上である場合、製本を行う画像形成を開始する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において
    前記制御手段は、前記厚み情報が前記所定量よりも大きい第2の所定量よりも大きい場合にも製本を行う画像形成の禁止の警告を出すことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の画像形成装置において
    前記くるみ表紙の紙種情報を設定するくるみ表紙設定手段と、
    前記中紙の紙種情報を設定する中紙設定手段を備え
    前記厚み算出手段は、前記くるみ表紙の紙種情報と前記中紙の紙種情報と前記中紙の枚数とに基づいて厚み情報を算出することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至請求項3いずれか記載の画像形成装置において、
    原稿を読み取るための読み取り手段を備え、
    前記中紙カウント手段は、前記読み取り手段によって読み取った原稿の枚数をもとに画像形成すべき中紙の枚数をカウントすることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至請求項3いずれか記載の画像形成装置において
    画像を入力するための画像入力手段を備え、
    前記中紙カウント手段は、前記画像入力手段によって入力された画像のページ数をもとに画像形成すべき中紙の枚数をカウントすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記紙種情報は、シートの材質、坪量であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、画像形成の禁止と継続の何れかを操作者に選択させる警告を行うことを特徴とする画像形成装置。
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