JP5388620B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数枚のシートからなるシート束に対して選択的に処理を施すシート処理装置及びこのシート処理装置を有する画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置に接続されるシート処理装置は、画像形成装置から出力されたシートを複数枚のシートからなるシート束として所定の処理を行い、製本を行っている。製本の一つの形態として、シート束の中央部を綴じ、その綴じ部を二つ折りにする中綴じ製本がある。
中綴じ製本処理においては、搬送されてきたシートを順次積載し、整合されたシート束を処理位置(綴じ処理位置又は折り処理位置)まで移動させてから処理を行っている。しかし、シート束を処理位置まで移動する際に、シート束の整合性が損なわれてしまう問題がある。また、例えば坪量が小さい薄紙などのシートからなるシート束を移動させると、コシが弱いことによるシート束の座屈が発生してしまう問題がある。そこで、従来からシート束を把持する把持部材を設けて、処理位置へのシート束の移動時には、前記把持部材を用いてシート束を把持して処理位置に移動させる構成が提案されている(特許文献1参照)。
特開平08−295458
しかし、把持部材を用いてシート束の移動を行うには、把持部材が装置内部の他の機器に干渉しないように、装置内部に把持部材を移動させるためのスペースを確保しなければならず、装置の大型化を招いてしまうおそれがあった。
そこで本発明の目的は、把持部材が装置内部で他の機器に干渉しないように、また、把持部材の移動スペース確保により装置が大型化しないように、装置内部における把持部材の動作スペースの効率化を図ることである。
本発明は、搬送されてきたシートを順次積載するシート積載手段と、前記シート積載手段に積載された複数枚のシートからなるシート束に対して処理位置にて処理を施す処理手段と、前記シート積載手段に積載された前記シート束の端部を把持して前記処理位置に移動させるシート把持手段と、を有し、前記シート把持手段は、第1の位置にて、前記シート積載手段にシートが積載される毎にシートの端部を前記シート積載手段に押さえ付け、前記処理位置に前記シート束を移動させる前に、それまで前記シート束の端部を把持していた前記第1の位置にて前記シート束の把持を一旦解除し、前記処理位置に前記シート束を移動させる方向とは反対方向であって、前記第1の位置より前記シート束の端部に近づく第2の位置に移動して、前記第2の位置にて前記シート束を再び把持してから、前記シート束を前記処理位置に移動させるシート処理装置であって、前記シート把持手段は、前記シート把持手段が前記シート束を移動させる方向における前記シート束の端部を把持するものであり、前記第2の位置で前記シート把持手段によりシート束が把持される領域は、前記第1の位置で前記シート把持手段により前記シート束が把持される領域よりも、前記シート把持手段が前記シート束を移動させる方向において、シートの中央側であることを特徴とする。
本発明によれば、処理位置にシート束を移動させる前に、処理位置にシート束を移動させる方向とは反対方向に移動して、シート束を再び把持し直している。そのため、シート束を把持し直す前の把持位置(第1の位置)から処理位置までの移動スペースを最小限に抑えることができ、装置内部におけるシート把持手段の動作スペースの効率化を図ることができる。これにより、シート把持手段が装置内部で他の機器に干渉するのを防止でき、また、シート把持手段の移動スペース確保による装置の大型化も防止できる。
画像形成装置の主要部の構成を示す全体構成図 画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成を示す全体ブロック図 画像形成装置における操作表示装置を示す平面図 (a)(b)(c)は製本モードの設定画面図 フィニッシャの概略構成を示す断面図 製本モード時の動作の流れを示すフローチャート 製本モード時のフィニッシャ内でのシートの流れを示す断面図 製本モード時のフィニッシャ内でのシートの流れを示す断面図 (a)(b)(c)はシート把持位置の違いによるシート把持部材の動作の違いを示す模式断面図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
ここでは、画像形成装置本体とシート処理装置とを備えた画像形成装置を例示して説明する。
(画像形成装置の全体構成)
まず図1を用いて画像形成装置の全体構成について説明する。図1は画像形成装置の主要部の構成を示す全体構成図である。
画像形成装置は、図1に示すように、画像形成装置本体10とシート処理装置としてのフィニッシャ500とから構成されている。画像形成装置本体10は、原稿の画像を読み取るイメージリーダ200及びシートに画像を記録するプリンタ300を備えている。
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭ページから順に1枚ずつ給送し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上の読取位置へ搬送し、その後外部の排出トレイ112に向けて排出する。
この原稿がプラテンガラス102上の読取位置を通過するときに、原稿の画像は読取位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読み取られる。この読取方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が読取位置を通過する際に、原稿の読取面(画像面)がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105,106,107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように読取位置を通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取走査が行われる。すなわち、原稿が読取位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読み取りが行われる。このようにして光学的に読み取られた画像はイメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部922(図2参照)において所定の処理が施された後にプリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を副走査方向へ走査させることにより原稿の画像を読み取ることも可能である。この読取方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置する。そして、スキャナユニット104を副走査方向へ走査させることにより原稿の読み取りを行う。すなわち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、そのレーザ光はポリゴンミラー110aにより走査されながら感光体ドラム111上に照射される。感光体ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、後述するように、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
この感光体ドラム111上の静電潜像は、感光体ドラム111とともに画像形成部を構成する現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット114,115、手差給送部125又は両面搬送パス124からシートが給送される。このシートは感光体ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光体ドラム111に形成された現像剤像は転写部116により給送されたシート上に転写される。
現像剤像が転写されたシートは定着部117に搬送され、定着部117はシートを熱及び圧力を付与することによって現像剤像をシート上に定着させる。定着部117を通過したシートは切替部材121及び排出ローラ118を経てプリンタ300から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。
ここで、シートをその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過したシートを切替部材121の切替動作により一旦反転パス122内に導く。そのシートの後端が切替部材121を通過した後に、シートをスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排出形態を反転排出と呼ぶ。この反転排出は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するとき、又は、コンピュータから出力された画像を形成するときなどのように先頭ページから順に画像形成するときに行われる。その排出後のシートの順序は正しいページ順になる。
また、手差給送部125からOHPシートなどの硬いシートが給送され、このシートに画像を形成するときには、シートを反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
さらに、シートの両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、切替部材121の切替動作によりシートを反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送する。両面搬送パス124へ導かれたシートを上述したタイミングで感光体ドラム111と転写部116との間に再度給送する制御が行われる。
プリンタ300から排出されたシートはフィニッシャ500に送られる。フィニッシャ500では端部綴じ処理や中綴じ処理や中折り処理などを選択的に行う。
(画像形成装置のコントローラ)
次に、画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成を示す全体ブロック図である。
コントローラは、図2に示すように、CPU回路部900を有している。CPU回路部900は、CPU(図示せず)、ROM901、RAM902を内蔵しており、ROM901に格納されている制御プログラムにより各ブロック911,921,922,931,941,951を総括的に制御する。RAM902は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部911は、原稿給送装置100をCPU回路部900からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部921は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部922に転送する。
画像信号制御部922は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。また、コンピュータ903から外部I/F904を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。この画像信号制御部922による処理動作は、CPU回路部900により制御される。プリンタ制御部931は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
操作表示装置制御部941は、操作表示装置400(図1参照)とCPU回路部900との間で情報のやり取りを行う。操作表示装置400は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有している。操作表示装置制御部941は、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部900に出力するとともに、CPU回路部900からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
フィニッシャ制御部951はフィニッシャ500に搭載され、CPU回路部900と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ全体の駆動制御を行う。フィニッシャ制御部951は、図示しないCPU、ROM、RAMなどで構成される。図示しない通信ICを介して画像形成装置本体10側に設けられたCPU回路部900と通信してデータ交換を行い、CPU回路部900からの指示に基づきROMに格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ500の駆動制御を行う。
ここでは、フィニッシャ500における中綴じ製本部800の制御構成について具体的に、かつ簡単に説明する。フィニッシャ制御部951は、以下の各種モータなどの駆動制御を行う。搬送モータM1は、搬送ローラ対801を駆動する。シート把持モータM2は、シート把持部材802を駆動し、シート束を把持し、又は把持を解除する。シート把持部材移動モータM3は、収納ガイド803に沿ってシート把持部材802を移動させる。位置決めモータM4は、シート位置決め部材804を昇降駆動する。折りモータM5は、折りローラ対810a,810bを駆動する。突きモータM6は、突き出し部材830を駆動する。
(操作表示装置)
図3は図1の画像形成装置における操作表示装置400を示す平面図である。図3に示すように、操作表示装置400には、様々なキーが配置されている。402は、画像形成動作を開始するためのスタートキーである。403は、画像形成動作を中断するためのストップキーである。404〜412及び414は、置数設定等を行うテンキーである。413はIDキー、415はクリアキー、416はリセットキーである。417は、各種装置の設定を行うユーザーモードキーである。また、操作表示装置400には、上部にタッチパネルが形成された表示部420が配置されており、画面上にソフトキーを作成可能となっている。
画像形成装置では、処理モードとしてノンソート、ソート、ステイプルソート(綴じモード)、製本モードなどの各処理モードを有する。このような処理モードの設定などは操作表示装置400(或いはコンピュータ903)からの入力操作により行われる。例えば、処理モードを設定する際には、図3に示す初期画面でソフトキーである「ソータ」を選択すると、メニュー選択画面が表示部420に表示され、このメニュー選択画面を用いて処理モードの設定が行われる。
また、図3に示す初期画面でソフトキーである「応用モード」を選択すると、表示部420が図4(a)に示すような各種モードを選択する画面に切り替わる。ここで、後述するフィニッシャ500の中綴じ製本部で行う製本モードなどが選択できる。簡単に説明すると、図4(a)に示す画面で「製本」を選択すると、図4(b)に示すように、出力するシートを収納したカセットを選択可能なキーが表示される。ここで、使用するサイズのシートが収納されたカセットを選択し、「次へ」のソフトキーを押下すると、図4(c)に示すように、製本束に対する処理を設定する画面となる。ここで、製本モードを選択した場合、シート束の中央を折り処理する中折り処理は行うが、シート束の中央を綴じる中綴じ処理を行うか否かはユーザーが選択可能であり、「中綴じする」と「中綴じしない」のいずれかを選択する。その後、「OK」キーが押されると設定が終了し、初期画面へと戻り、スタートキー402が押下されて動作が開始するのを待つ状態となる。以下、フィニッシャの構成や中綴じ処理部の動作などについて詳しく説明する。
(フィニッシャ)
まず、フィニッシャ500の構成について図5を参照しながら説明する。図5は図1のフィニッシャ500の構成図である。
図5に示すように、フィニッシャ500は、画像形成装置本体10から排出されたシートを順に取り込むための搬送パス520を有し、この搬送パス520には複数の搬送ローラ対が設けられている。
搬送パス520の途中にはパンチユニット530が設けられている。パンチユニット530は、必要に応じて動作を行い、搬送されるシートの後端部に穴あけ(穿孔)処理を行う。
搬送パス520の終端には切替部材513が設けられている。切替部材513は、下流に繋がれた上排出パス521と下排出パス522とに経路を切り替えるものである。上排出パス521は、上側のスタックトレイ701への排出を行う。一方、下排出パス522は、処理トレイ550への排出を行う。処理トレイ550に排出されるシートは順次整合処理されながら束状に収容され、操作表示装置400又はコンピュータ903からの設定に応じて、仕分け処理やステイプル処理が選択的に行われる。各種処理が選択的に行われたシート束は、束排出ローラ対551によりスタックトレイ700,701に排出される。
なお、上記したステイプル処理はステイプラ560により行われる。ステイプラ560は、シートの搬送方向と直交する幅方向に移動可能となっており、シートの任意の位置にステイプルする事ができる。スタックトレイ700,701は上下方向に移動可能に構成されている。上側のスタックトレイ701は、上排出パス521と処理トレイ550からのシートを受け取ることができる。また、下側のスタックトレイ700は、処理トレイ550からのシートを受け取ることができる。このようにして、スタックトレイ700,701には大量のシートを積載する事ができ、積載されたシートはその後端を上下方向に伸びる後端ガイド710に規制されて整列される。
前記下排出パス522の途中には切替部材514が設けられており、シートを前記処理トレイ550又は製本パス523に導く。切替部材514により製本パス523に導かれたシートは、中綴じ製本部800へ送られる。
(中綴じ製本部)
次に、図2及び図5を用いて、シート処理装置としての中綴じ製本部800の構成について説明する。
中綴じ製本部800に送られたシートは、搬送モータM1により駆動される搬送ローラ対801によってシート積載手段としての収納ガイド803内に送られ、順次積載される。収納ガイド803に搬送されてきたシートは、その先端がシート位置決め部材805に受け止められて保持される。更に前記シートは、その後端がシート把持部材802によって収納ガイド803に押し付けられて把持される。このシート把持部材802は、シート把持モータM2の駆動を受けて、収納ガイド803にシートが積載される毎にシートの一方の端部(シートの後端)を収納ガイド803に押さえ付けるようにして把持するシート把持手段である。また、シート位置決め部材804は、位置決めモータM4の駆動を受けて、前記シート把持部材802の位置を基準にして、シートの搬送方向の長さに応じた他方の端部(シートの先端)の位置に移動する受け止め手段である。そして、シート把持部材802とシート位置決め部材804は、収納ガイド803に積載された複数枚のシートからなるシート束を、所定の処理位置に移動させる。このとき、シート位置決め部材804は位置決めモータM4により移動され、シート把持部材802はシート把持部材移動モータM3により移動される。この処理位置へのシート束の移動動作については、後で詳述する。
中綴じ製本部800には、シート束に選択的に処理を施す処理手段として、綴じ手段としてのステイプラ820a及びアンビル820bと、折り手段としての折りローラ対810a,810b及び突き出し部材830が各処理位置に設けられている。綴じ手段の綴じ処理位置には、収納ガイド803を介してステイプラ820aとアンビル820bが対向して設けられている。この処理位置にて、ステイプラ820aとアンビル820bが協働して、収納ガイド803に積載収納されたシート束に対してステイプル処理を行う構成となっている。折り手段の折り処理位置には、収納ガイド803を介して折りローラ対810a,810bのニップ部と突き出し部材830が対向して設けられている。この処理位置にて、折りローラ対810a,810bと突き出し部材830が協働して、収納ガイド803に積載収納されたシート束に対して折り処理を行う構成となっている。折り処理が行われたシート束は、搬送パス813に導かれ、折り搬送ローラ対811a,811b及び折り搬送ローラ対812a,812bにより製本トレイ850上に排出される。
(製本モードの動作)
次に、図6、図7及び図8を用いて、フィニッシャ500における製本モードの動作について説明する。図6は中綴じ製本部における製本モードの動作の流れを示すフローチャートである。図7及び図8は、製本モードにおけるシートの流れを示す模式断面図である。
上述した操作表示装置400にて、製本モードが指定され、ステップS1000でスタートキー402が押下されると、製本モードの動作が開始され、ステップS1001に進む。画像形成装置本体10から排出され、フィニッシャ500内に取り込まれて、中綴じ製本部800に導かれたシートPは、搬送モータM1により回転駆動される搬送ローラ対801により収納ガイド803内に送られる(図7(a)参照)。収納ガイド803内に送られたシートPは、その先端がシート位置決め部材804に達し、搬送が停止すると、ステップS1001にてシート1枚の積載動作が完了したと判断する。次に、ステップS1002で整合部材815がシートの搬送方向と直交する幅方向に動作し、シートの幅方向の整合が行われる。なお、シート位置決め部材805は、シート把持部材802の位置(シートPの後端が搬送ローラ対801を抜ける位置)を基準にして、シートPの搬送方向の長さに応じた位置に移動している。前述したように、収納ガイド803に送られたシートPの先端が前記シート位置決め部材804に達することで、シートの搬送方向の整合がなされる。
シートの整合動作の後、ステップS1003にて、収納ガイド803に搬送されてきたシートPに対しての把持動作がを行う。このシートの把持動作は、図7(a)から図7(c)に示すように、収納ガイド803へのシートの搬送を妨げない第1の位置にて行われる。まず、シート把持部材802は、シートPの後端が搬送ローラ対801を抜けるまでは、前記第1の位置にて、図7(a)に示すようにシートPの後端を収納ガイド803に押さえ付ける押さえ姿勢を維持している。そして、前述の整合後、シート把持モータM2を駆動させ、前記押さえ姿勢を維持していたシート把持部材802を、前記第1の位置にて、図7(b)に示すように前記押さえ姿勢を解除する退避姿勢になるよう回動させる。その後、再びシート把持部材802を、前記第1の位置にて、図7(c)に示すようにシートPの後端を押さえる押さえ姿勢になるよう回動させ、シートPの後端を収納ガイド803に押さえ付ける。この一連の動作が、シートの一方の端部(シート後端)を収納ガイド803に押さえ付けるように把持する把持動作であり、収納ガイド803にシートが積載される毎に行われる。
次にS1004で、複数枚のシートからなるシート束の最終シートか否かを判断する。シート束の最終シートでない場合は、ステップS1001に戻り、次のシートに対する積載動作が完了するのを待つ。ステップS1004にて、シート束の最終シートと判断されると、ステップS1005でステイプル前にステイプラ820による処理位置にシート束を移動させる必要があるか否かを判断する。以下、この動作をステイプル前束移動という。
整合されたシート束の中央が既にステイプラ820による処理位置にある場合には、ステイプル前束移動無しと判断される。ステップS1005でステイプル前束移動無しと判断されると、ステップS1011に進み、ステイプラ820によりシート束の中央にステイプル処理(以下、中綴じ)が行われる。
一方、整合されたシート束の中央がステイプラ820による処理位置にない場合には、ステイプル前束移動有りと判断される。ステップS1005でステイプル前束移動有りと判断されると、ステップS1006でシート束を処理位置に移動させる前にシート把持部材802を移動させてシート束を再把持する移動を行うか否かを判断する。以下、この動作を束再把持移動という。この束再把持移動を行か否かは、画像形成装置本体10からフィニッシャ500に通知されるシートの搬送方向の長さとシートの坪量の2つの情報から判断される。下記の表1はシートの搬送方向の長さとシートの坪量に対する束再把持移動の動作有無の関係を示している。
Figure 0005388620
表1に示すように、シートの搬送方向の長さが所定の長さ(ここでは457.2mm)以下の場合は、束再把持移動無しと判断される。また、シートの坪量が所定の値以上(ここでは64g/m以上)の場合も、束再把持移動無しと判断される。ステップS1006で束再把持移動無しと判断されると、ステップS1010に進み、シート束を処理位置に移動させる前にシート把持部材802を移動させてシート束を再把持する動作を行わずに、シート束を処理位置に移動させる。
一方、表1に示すように、シートの搬送方向の長さが所定の長さ(ここでは457.2mm)を超える場合は、束再把持移動有りと判断される。また、シートの坪量が所定の値未満(ここでは64g/m未満)の場合も、束再把持移動有りと判断される。なお、シートの坪量が前記所定の値未満(ここでは64g/m未満)であってもシートの搬送方向の長さが所定の長さ(ここでは309.4mm)以下の場合は、整合されたシート束の中央が既にステイプラ820による処理位置にある。このため、前述したように既にステイプル前束移動無しと判断されており、ステイプル前束移動は行わない。
ステップS1006で束再把持移動有りと判断されると、ステップS1007以降の制御が行われ、シート束を処理位置に移動させる前にシート把持部材802を移動させてシート束を再把持する動作が行われる。詳しくは、まず、ステップS1007でシート把持部材802は、シート把持モータM2の駆動により、それまでシート束の端部(後端)を把持していた第1の位置にて前記シート束の把持を一旦解除する。その後、ステップS1008に進み、図7(d)に示すように、シート把持部材移動モータM3を駆動させ、シート把持部材802をシートの搬送方向下流側へ移動させる。すなわち、シート把持部材802は、綴じ処理位置にシート束を移動させる方向とは反対方向であって、前記第1の位置より前記シート束の端部(後端)に近づく方向に移動される。この移動された位置を第2の位置とする。そして、ステップS1009でシート把持部材802は、シート把持モータM2の駆動により、前述の如く移動された第2の位置にて、前記シート束Pを再び把持する。これにより、シート束Pの端部を把持していたシート把持部材802は、そのシート束の端部ではなく、シート束の中心部により近い部分を把持し直すことになる。シート束の再把持が終了したら、ステップS1010でシート束をステイプル位置(綴じ処理位置)に移動させる動作を行う。すなわち、位置決めモータM4とシート把持部材移動モータM3を駆動させ、シート束の中央位置がステイプラ820によるステイプル位置に達するまで、位置決め部材805とシート把持部材802によりシート束を移動させる(図8(a)参照)。このとき、位置決め部材805とシート把持部材802が同じ方向、同じ速度で移動するように、位置決めモータM4とシート把持部材移動モータM3を駆動する。
このように、シート束を処理位置に移動させる前に束再把持移動を行う場合には、シート把持部材をシート束の移動方向とは反対方向に移動させてシート束を再把持してから、そのシート束を処理位置に移動させている。そのため、シート束を把持し直す前の把持位置(第1の位置)から処理位置までの移動スペースを最小限に抑えることができ、装置内部におけるシート把持部材802の動作スペースの効率化を図ることができる。これにより、シート把持部材802が装置内部で他の機器に干渉するのを防止でき、また、シート把持部材802の移動スペース確保による装置の大型化も防止できる。
また、本制御を行うことによる更なる効果として、シート積載時の把持位置とシート束移動時の把持位置が異なるため、シート把持によるシート面の負荷を分散させることができる。これにより、シート把持によるシート面の負荷が一部分に集中することによる、画像剥がれや、シートの損傷を防ぐことができ、製本成果物の品位低下を防ぐことができる。
また、シート把持部材と装置内部の他の機器との干渉を防ぐために、図9(a)に示すようにシート束を把持し直す動作を行っているが、例えば、把持し直し後の位置で常に把持動作を行えば、シート束の把持し直す動作を行う必要はない。しかし、始めから把持し直し動作後の位置でシートの把持動作を行うと、図9(c)に示すように1枚ごとの把持動作において、シート把持部材を開放させるための移動量が大きくなる。これにより、シート1枚毎の把持動作に時間がかかってしまうため、生産性の低下を招くことになる。図9(b)に示すように、シート1枚毎の把持動作を行う場合には、前述したようにシート後端部を把持することで、シート1枚ごとのシート把持部材の開放量が少なく動作時間が短縮されるので、生産性の低下を最小限に抑えることができる。
ステップS1010でシート束の中央位置(ステイプル位置)への移動が終了したら、ステップS1011でステイプラ820による中綴じ動作が行われる(図8(b)参照)。中綴じが終了したら、ステップS1012でシート束をニップ位置(折り処理位置)に移動させる動作を行う。すなわち、位置決めモータM4とシート把持部材移動モータM3を駆動させ、シート束の綴じ処理位置が折りローラ対810a,810bの折り処理位置に達するまで、位置決め部材805とシート把持部材802によりシート束を移動させる(図8(c)参照)。移動が終了すると、ステップS1013でシート把持モータM2の駆動によりシート把持部材802を退避姿勢に回動させ、シート束の把持を解除する。次にステップS1014にて、折りモータM5により折りローラ対810a,810bを回転駆動させると同時に、突きモータM6により突き出し部材830を突出させて、シート束を折りローラ対810a,810bに押し出す(図8(d)参照)。押し出されたシート束は、折りローラ対810a,810bに折り込まれつつ下流へと搬送され、折り搬送ローラ対811a,811b及び折り搬送ローラ対812a,812bにより製本トレイ850へと排出される(ステップS1015)。
なお、前述した形態では、シート束に対して所定の処理位置で処理を施す処理手段として、ステイプラ(綴じ手段)820と、折りローラ対810と突き出し部材830を例示したが、これに限定されるものではない。また、前記処理手段としての綴じ手段及び折り手段は、いずれも、シートの搬送方向中央部を所定の綴じ処理位置で綴じる中綴じ、又は中央部を所定の折り処理位置で2つ折りする中折りを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。シート束に処理を施す位置は、前述したシートの搬送方向中央部に限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。また、前述した形態では、綴じ手段による綴じ処理位置と、折り手段による折り処理位置が、シート搬送方向において異なる位置を例示したが、同じ処理位置であっても良い。この場合、シートの処理に要する時間が更に短縮される。
また、前述した形態では、画像形成装置本体に対して適宜取り付けることが可能なシート処理装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば画像形成装置が一体的に有するシート処理装置であっても良く、該シート処理装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
M1,M2,M3,M4,M5,M6 …モータ
10 …画像形成装置本体
111 …感光体ドラム
113 …現像器
400 …操作表示装置
500 …フィニッシャ
523 …製本パス
530 …パンチユニット
700,701 …スタックトレイ
800 …中綴じ製本部
801 …搬送ローラ対
802 …シート把持部材
803 …収納ガイド
805 …シート位置決め部材
810a,810b …折りローラ対
820a …ステイプラ
820b …アンビル
830 …突き出し部材
850 …製本トレイ
900 …CPU回路部
922 …画像信号制御部
951 …フィニッシャ制御部

Claims (4)

  1. 搬送されてきたシートを順次積載するシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載された複数枚のシートからなるシート束に対して処理位置にて処理を施す処理手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シート束の端部を把持して前記処理位置に移動させるシート把持手段と、
    を有し、
    前記シート把持手段は、第1の位置にて、前記シート積載手段にシートが積載される毎にシートの端部を前記シート積載手段に押さえ付け、前記処理位置に前記シート束を移動させる前に、それまで前記シート束の端部を把持していた前記第1の位置にて前記シート束の把持を一旦解除し、前記処理位置に前記シート束を移動させる方向とは反対方向であって、前記第1の位置より前記シート束の端部に近づく第2の位置に移動して、前記第2の位置にて前記シート束を再び把持してから、前記シート束を前記処理位置に移動させるシート処理装置であって、
    前記シート把持手段は、前記シート把持手段が前記シート束を移動させる方向における前記シート束の端部を把持するものであり、前記第2の位置で前記シート把持手段によりシート束が把持される領域は、前記第1の位置で前記シート把持手段により前記シート束が把持される領域よりも、前記シート把持手段が前記シート束を移動させる方向において、シートの中央側であることを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記シート把持手段とは別に、前記シート積載手段に積載された複数枚のシートからなるシート束を前記処理位置に移動させる受け止め手段を有し、
    前記受け止め手段は、シート束の一方の端部を把持するシート把持手段の位置を基準にして、シートの搬送方向の長さに応じた他方の端部の位置に移動して、前記シート積載手段に搬送されてきたシートの他方の端部を受け止めて保持し、その保持したシート束を前記処理位置に移動させることを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  3. 前記処理位置にシート束を移動させる前の前記シート把持手段の移動動作は、シートの搬送方向の長さが所定の長さを超える場合、又は、シートの坪量が所定の値未満の場合に行い、シートの坪量が前記所定の値未満であってもシートの搬送方向の長さが所定の長さ以下の場合は行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. シートに画像を形成する画像形成部と、画像が形成された複数枚のシートからなるシート束に対して選択的に処理を施す請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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