JP4724508B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特にシート束を折り曲げて製本するための構成に関する。
従来、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形成装置において、画像が形成された後、排出されるシートを取り込み、このシートに対してシートの略中央付近を綴じ処理し、2つ折り等の処理を行って中綴じ製本するシート処理装置を備えたものがある。
このようなシート処理装置では、中綴じ製本を行う場合は、まず一枚ずつ搬送されたシートを収納トレイにて複数枚整合した後、その中央付近を綴じ処理した後、複数枚のシートを一括して中央部を折りローラ対のニップに挿入させて折り処理を行う。次に、このように折り処理が行われたシート束を、折りローラ対部の排出側にある排出口から折り部を先頭にして、下方の排出トレイに向けて排出する。
ところで、このようなシート処理装置においては、折り目を強化する事を目的とした、折り目処理を更に行うものがある。
例えば、このようなシート処理装置では、先ず集積部で複数枚のシートを整合した後、その搬送方向中央部を針綴じした後、図20及び図21に示す第1折りローラ対83,84により、シート束に対して折り処理を行う。さらに、第1折りローラ対83,84で折り処理された中折りシート束Saの折り目aを第2折りローラ85でニップし、この状態で第2折りローラ対85を支持する走行体853を折り目方向に移動させることで折り目aを強化するようにしている。
なお、第2折りローラ85の動作時は、中折りシート束Saを動かないようにする為に、第1折りローラ83,84で中折りシート束Saを保持している。また、折り目aを走行する時、第2折りローラ85はモータM4で、走行体853はモータM5で駆動される。
特開2003−182928号公報
ところが、このような折り目処理を行う従来のシート処理装置において、走行体853と第2折りローラ851は異なる2つのモータM4,M5により駆動されるため、装置の構成が複雑になり、かつコストが高くなる。
また、第2折りローラ85が折り目aをニップするとき、中折り束Saを乗り上げてニップするが、このとき走行体853の移動速度と、第2折りローラ851の周速度が異なると、中折り束Saにシワや破れ、ローラ跡等のダメージが生じる。このため、走行体853の移動速度と第2折りローラの周速度は等価が求められるが、2つのモータを使用する構成であると、高度な制御が必要となる。
また、中折り束Saのシート枚数等によっては、複数回の走行体853を往復させる場合があり、この場合、走行体853は折り目上にて方向切換えを行う。しかし、この方向切換えの際、走行体853の方向切替と、第2折りローラ851の逆回転とが同じタイミングで行なわれない場合には、中折り束Saにシワや破れ、ローラ跡等のダメージが生じる。この場合にも、中折り束Saにダメージを与えることなく折り目付けを行なうためには高度な制御が必要となる。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、折り曲げられたシート束にダメージを与えることなく折り目処理を行うことができ、かつ構成の簡易化及び低コスト化が可能なシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シート束を折り曲げて製本する処理を行うシート処理装置において、折り曲げられたシート束の折り目を挟持しながら折り目に沿って回転する押圧ローラ対と、前記押圧ローラ対を保持すると共に、前記シート束の折り目に沿って移動し、折り曲げられたシート束の側方の待機位置にある前記押圧ローラ対を前記シート束の折り目に乗り上げさせた後、前記シート束の折り目に沿って移動させる保持手段と、前記押圧ローラ対を駆動すると共に前記保持手段を移動させる共通の駆動源と、前記共通の駆動源からの駆動を前記押圧ローラ対及び前記保持手段に伝達する駆動伝達手段と、を備え、前記駆動伝達手段を、前記押圧ローラ対を構成する各押圧ローラにそれぞれ前記共通の駆動源からの駆動を伝達するとともに、前記保持手段の移動速度と前記押圧ローラ対の周速度とが同じになるように構成したことを特徴とするものである。
本発明のように、共通の駆動源により、折り曲げられたシート束の折り目を押さえながら折り目に沿って回転する押さえ手段を駆動することにより、構成の簡易化及び低コスト化が可能となる。また、共通の駆動源からの駆動を押さえ手段及び保持手段に伝達する駆動伝達手段を、保持手段の移動速度と押さえ手段の周速度とが同じになるように構成することにより、折り曲げられたシート束にダメージを与えることなく折り目処理を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の断面図である。
同図において、1000は複写機であり、この複写機1000は、複写機本体300と、複写機本体300の上面に配されたスキャナ200とを備えている。
ここで、原稿を読み取るスキャナ200は、原稿給送部100、スキャナユニット104、レンズ108、イメージセンサ109等を備えている。そして、このスキャナ200により原稿Dを読み取る際には、まず原稿給送部100のトレイ100a上に原稿Dをセットする。なお、このとき原稿Dは、トレイ100a上に画像が形成されている面が上向きのフェイスアップ状態でセットされているものとする。
次に、このようにセットされた原稿Dを原稿給送部100により先頭頁から順に1枚ずつ左方向(図の矢印方向)に搬送した後、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左方向から右方向へ搬送し、この後、排紙トレイ112上に排出する。
この際、所謂流し読みによる原稿読み取りの際には、スキャナユニット104は、所定の位置に保持された状態にあり、このスキャナユニット104上を原稿Dが左から右へと通過することにより原稿Dの読取処理が行われる。この読取処理においては、プラテンガラス102上を通過する際、原稿Dに対してスキャナユニット104のランプ103により光を照射し、その反射光をミラー105,106,107、レンズ108を介してイメージセンサ109に導くようにする。なお、このイメージセンサ109により読み取られた原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて露光制御部110へ送られる。
一方、所謂固定読みによる原稿読み取りの際には、原稿給送部100により搬送した原稿Dをプラテンガラス102上に一旦停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へと移動させることにより原稿の読取処理を行う。さらに、原稿給送部100を使用しないで原稿の読み取りを行う場合には、ユーザーは、原稿給送部100を持ち上げ、プラテンガラス102上に原稿をセットする。
また、複写機本体300は、カセット114,115に収納されたシートSを給送するシート給送部1002と、シート給送部1002により給送されたシートSに画像を形成する画像形成部1003等を備えている。
ここで、画像形成部1003は、感光ドラム111、現像器113、転写帯電器116等を備えており、画像形成の際には、露光制御部110からのレーザ光が感光ドラム上に照射されることにより、感光ドラム上に潜像が形成され、さらにこの潜像は、この後、現像器113によってトナー像として顕像化されるようになっている。なお、画像形成部1003の下流側には定着装置117、排出ローラ対121等が配設されている。
次に、このような構成の複写機本体300の画像形成動作ついて説明する。
まず、既述したようにスキャナ200における流し読み、或は固定読み等において、イメージセンサ109により読み取られた原稿Dの画像データは、所定の画像処理が施された後、露光制御部110へ送られ、露光制御部110は、この画像信号に応じたレーザ光を出力する。
そして、このレーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射され、感光ドラム111上には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。次に、感光ドラム111上に形成された静電潜像を現像器113により現像し、トナー像として可視化する。
一方、シートSは、カセット114,115、手差し給紙部125、両面搬送パス124の何れかから感光ドラム111と転写帯電器116とにより構成される転写部へ搬送され、この転写部において可視化された感光ドラム上のトナー像がシートSに転写され、転写後のシートSは、定着部117にて定着処理が施される。
次に、定着部117を通過したシートSをフラッパ121により一旦パス122に導き、シートの後端がフラッパ121を抜けた後に、スイッチバックさせ、フラッパ121により排出ローラ118へ搬送し、複写機本体300から排出する。これにより、シートSをトナー像が形成された面が下向きの状態(フェイスダウン)で複写機本体300から排出することができる。
なお、このような所謂反転排紙により、フェイスダウンでシートSを排出することにより、先頭頁から順に画像形成処理を行う場合、例えば、原稿給送部100を使用して画像形成処理を行う場合や、コンピュータからの画像データに対する画像形成処理を行う場合に頁順序を揃えることが出来る。
なお、手差し給紙部125から搬送するOHPシート等の硬いシートSに対して画像形成処理を行う場合は、パス122にシートSを導くことなく、トナー像が形成された面を上向きの状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により複写機本体300から排出する。
また、シートSの両面に画像形成処理を行う場合は、シートSを定着部117からまっすぐ排出ローラ118方向へと導き、シートSの後端がフラッパ121を抜けた直後にシートSをスイッチバックし、フラッパ121により両面搬送パス124へと導くようにする。
ところで、この複写機本体300には、複写機本体300から排出される画像形成済みのシートを折り処理する折り処理部400及びシートに対して綴じ処理や製本処理を行うシート処理装置であるフィニッシャ500が備えられている。
次に、折り処理部400及びフィニッシャ500の構成について説明する。
折り処理部400は、図1に示すように複写機本体300から排出されたシートを導入し、フィニッシャ500側に導くための搬送パス131を備えており、この搬送パス131上には、搬送ローラ対130,133が設けられている。また、搬送ローラ対133の近傍には切り換えフラッパ135が設けられており、この切り換えフラッパ135は、搬送ローラ対130により搬送されたシートを折りパス136またはフィニッシャ500側に導くためのものである。
ここで、シートSに対し折り処理を行う場合は、切り換えフラッパ135を折りパス136側に切り替え、シートを折りパス136に導くようにする。この後、折りパス136に導かれたシートは、ストッパ137に先端を突き当てられ、このように先端を突き当てられることで次第に形成されるループが、折りローラ140,141により折り曲げられる。さらに、この折り曲げ部を、上方のストッパ143に突き当てることで形成されたループを、折りローラ141,142により更に折ることで、シートはZ折りされる。
なお、このようにZ折りされたシートは、搬送パス145を介して搬送パス131に送られ、排出ローラ133により下流側のフィニッシャ500に排出される。一方、折り処理を行わない場合は、切り換えフラッパ135をフィニッシャ側に切り換え、複写機本体300から排出されたシートを搬送パス131を介して、フィニッシャ500へ直接送り込むようになっている。
一方、フィニッシャ500は、複写機本体300からのシートを取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して、1つのシート束として束ねる処理、ソート処理、ノンソート処理を行うものである。また、シート束の後端側をステイプルするステイプル処理(綴じ処理)、製本処理等の処理を行うものであり、図2に示すようにシートをステイプルするステイプル部600及びシート束を二つ折りにして製本する製本処理部である中綴じ製本部800を備えている。
ここで、このフィニッシャ500は、図2に示すように、折り処理部400を介して搬送されたシートを装置内部に取り込むための搬送パス520を備えており、搬送パス520には、入口ローラ対501及び搬送ローラ対502〜508が設けられている。そして、搬送ローラ502と搬送ローラ503の間にはパンチユニット530が設けられており、パンチユニット530は必要に応じて動作を行い、搬送されるシートの後端部に穴あけ(穿孔)処理を行う。
また、搬送パス520の終端にはフラッパ513が設けられており、このフラッパ513により、下流に繋がれた上排紙パス521と下排紙パス522とに経路を切り替えるようになっている。ここで、上排紙パス521は、上排紙ローラ509により上スタックトレイへの排紙を行うためのものであり、下排紙パス522は、搬送ローラ対510〜512が設けられ、処理トレイ550への排紙を行うためのものである。
なお、514は、搬送パスを下排紙パス522又は後述するサドル排紙パス523に切り替える切替フラッパであり、この切替フラッパ514の実線位置への切替によりシートは処理トレイ550へ排紙されるようになっている。
そして、処理トレイ550に排紙された後、シートは順次整合処理されながら束状に収容され、複写機本体300に設けられた後述する図11に示す操作部1による設定に応じて、仕分け処理やステイプル処理が行われる。この後、束排紙ローラ対551によりスタックトレイ700,701に排出される。なお、ステイプル処理はステイプラ560により行われるものであり、ステイプラ560は幅方向に移動可能となっており、シートの任意の位置にステイプルする事ができる。
また、スタックトレイ700,701は上下方向に移動可能に構成されており、上側のスタックトレイ701は上排紙パス521と処理トレイ550からのシートを、また下側のスタックトレイ700は、処理トレイ550からのシートを受け取ることができる。このようにして、スタックトレイ700,701には大量のシートを積載する事ができ、積載されたシートはその後端を上下方向に伸びる後端ガイド710に規制されて整列される。
一方、下排紙パス522の途中に設けられた切替フラッパ514の破線位置への切替によりシートは、サドル排紙パス523を通過し、中綴じ製本部800へ送られる。この場合、シートは、まずサドル入口ローラ対801に受け渡され、サイズに応じてソレノイドにより動作するフラッパ802により搬入口を選択されて、中綴じ製本部800の収納ガイド803内に搬入される。
そして、このように収納ガイド803内に搬入されたシートは滑りローラ804により先端が上下方向に移動可能なシート位置決め部材805に接するまで搬送される。なお、サドル入り口ローラ対801と滑りローラ804はモータM1により駆動される。
また、収納ガイド803の途中位置には、収納ガイド803を挟んで対向配置された針を突き出すドライバー820aと、突き出された針を折り曲げるアンビル820bとを備えたステイプラ820が設けられている。
ここで、シート位置決め部材805は、シート搬入時において、シート搬送方向中央部が、このステイプラ820の綴じ位置になる位置で停止するようになっている。なお、シート位置決め部材805は、モータM2の駆動を受けて上下方向に移動自在であり、シートサイズに応じて位置を変えることができる。
ステイプラ820の下流側には、折りローラ対810a,810bが設けられており、折りローラ対810a,810bの対向位置には、突き出し部材830が設けられている。この突き出し部材830は、収納ガイド803から退避した位置をホームポジションとしており、モータM3の駆動により、収納されたシート束に向けて突出するようになっている。
そして、このようにシート束に向けて突出することにより、シート束を、折りローラ対810a,810bのニップに押し込むことができ、これによりシート束を折り畳むことができる。なお、この突き出し部材830は、シート束を押し込んだ後、再びホームポジションに戻るようになっている。
一方、シート束が押し込まれる折りローラ対810間にはシート束に折り目付けをするのに充分な圧F1が不図示のバネにより掛けられており、これにより折りローラ対810を通過する際、シート束は折り目付けされる。そして、このように折り目付けされたシート束は、この後、第1折搬送ローラ対811a,811b、第2折搬送ローラ対812a,812bを経て折り束排出トレイ850に排出される。
なお、これら2つの搬送手段である第1折搬送ローラ対811a,811b及び第2折搬送ローラ対812,812bにも、折り目付けされたシート束を搬送、停止させるのに充分な圧F2,F3が掛けられている。また、折りローラ対810、第1折搬送ローラ対811a,811b、第2折搬送ローラ対812a,812bは、同一のモータM4により等速回転する。
ステイプラ820で綴じられたシート束を折り畳む場合は、ステイプル処理終了後に、シート束のステイプル位置が折りローラ対810のニップ位置にくるように、シート位置決め部材805を、ステイプル処理時の場所から所定距離降下させるようにしている。これにより、ステイプル処理を施した位置を中心にしてシート束を折り畳むことが出来る。
なお、図2において、813は、折りローラ対810と第1折搬送ローラ対811間をつなぐ搬送ガイド、814は第1折搬送ローラ対811と第2折搬送ローラ対812をつなぐ搬送ガイドである。
また、815は折りローラ対810a,810bの外周面を周りながら収納ガイド803に突出した面を持ち、収納ガイド803に収納されたシートを整合する整合板対である。そして、この整合板対815は、モータM5の駆動を受けて、シートに対し挟みこみ方向に移動する事によって、シートの幅方向の位置決めを行うようになっている。
900は、フィニッシャ500の上部に設けられたインサータであり、このインサータ900は、シート束の先頭頁、最終頁、またはプリンタ部300にて画像が形成されたシート間に通常のシートとは別のシート(インサートシート)を挿入するためのものである。
そして、このインサータ900は、インサートトレイ901,902にセットされたシートを、プリンタ部300を通すことなく所望のタイミングで搬送パス520に合流させ、スタック700,701及び収納ガイド803のいずれかに給送するようにしている。
ところで、第2折搬送ローラ対812の下流には、シート束の折り目を強化するための折り目プレスユニット860が、折り束排出トレイ850と空間的に重なるように設けられている。ここで、この折り目プレスユニット860は、折り曲げられたシート束の折り目を押さえながら折り目に沿って回転する押さえ手段であるプレスローラ対861と、プレスローラ対861を支持した保持手段であるプレスホルダ862を有している。そして、プレスローラ対861がシート束の折り目をニップした状態で、プレスホルダ862を折り目方向に移動させる事で、折り目を強化するようにしている。
次に、折り目プレスユニット860について図3〜図6を用いて説明する。なお、図3は折り目プレスユニットの斜視図、図4はその正面図、図5は図2のA方向矢視図、図6は図2のC方向矢視図である。
折り目プレスユニット860は、主要部を組み込んだベース板金863と2本のスライドシャフト864,865を有し前後側板に固定されている。ここで、この2本のスライドシャフト864,865は、フィニッシャ500の前後方向に並設されると共に、それぞれプレスホルダ862に固定されたスライド軸受け874,875を介してプレスホルダ862を支持している。
また、このプレスホルダ862は、ベース板金863の前後に回転自在に配設されたプーリ866,867に掛け渡されたベルト868に、連結板金869を介して固定されている。さらに、ベルト868が掛け渡された一方のプーリ866には、ベルト870が掛けられており、このベルト870はベース板金863に取り付けられたモータM6により駆動される。
そして、このような構成により、プレスホルダ862は、プーリ866,867、ベルト868,870からなる第1の駆動伝達部891を介して伝達されるモータM6の駆動に伴って、フィニッシャ500の前後方向での移動が可能となる。
なお、プレスホルダ862のホームポジションはフィニッシャ500の奥側であり、この位置を図6に示すホームセンサS1が検知する。そして、プレスホルダ862がホームポジションにあるとき、第2折搬送ローラ対812によるシート束の折り束排出トレイ850への排出が可能となる。
次に、プレスホルダ862について図7〜図10を用いて説明する。なお、図7はプレスホルダ862の斜視図であり、図8は正面図、図9は図2のB矢視図、図10は図8のX−X断面図である。ここで、本来プレスホルダ862には、プレスローラ対861に対するシートガイド871が取り付けられているが、図7〜図10においては、シートガイド871を外した状態を示している。
プレスホルダ862はフレーム840を有し、このフレーム840にスライド軸受け874,875がビス止めされる。また、プレスローラ対861の各ローラ861a,861bはそれぞれローラ軸872a,872bに固着され、軸受けを介してプレスアーム873a,873bに回転自在に支持されている。
ここで、このプレスアーム873a,873bはフレーム840に固定された図10に示す回動軸874a,874bに、軸受けを介して支持されている。そして、プレスアーム873a,873bの一端部とフレーム840には、引っ張りバネ875a,875bが掛けられている。この引っ張りバネ875a,875bにより、プレスローラ対861の接離可能な各ローラ861a,861bは互いに近づく方向に圧接している。
なお、プレスローラ対861にシート束が挿入されると、プレスアーム873a,873bは引っ張りバネ875a,875bに抗して回動軸874a,874bを支点に回動し、これによりプレスローラ対861の各ローラ861a,861bは離間する。
また、ローラ軸872a,872bの一端部には、フレーム840から外に出た位置で、図9に示すようにギア876,877が固定されている。さらに、フレーム840にはギア880,879,878が順にかみ合いなが回転自在に支持されており、ギア878はギア876と、ギア879はギア877と、それぞれ噛合っている。
また、ギア880はフレーム840に対して、不図示の軸受けを介して支持されるギア軸882に固着されたギア881と噛合う。なお、このギア軸882の他端には、図8に示すようにギア883が固定されており、このギア883が回転すると、プレスローラ対861の各ローラ861a,861bはそれぞれギア列を介して駆動が伝達されて回転する。ここで、このときのプレスローラ対861の各ローラ861a,861bの回転方向は、ニップされたシートに対して同一の方向となるよう、それぞれ逆向きとなっている。
更にギア883は、図3〜図5に示すスライドシャフト864,865と平行に伸びてベース板金863に固定されたラックギア841と噛合っている。従って、モータM6(図3参照)の回転によるタイミングベルト868の移動に伴い、プレスホルダ862がスライドシャフト864、865に支持されながら移動すると、ギア883はラックギア841と噛合いながら回転する。
これにより、プレスローラ対861にも駆動が伝達され、プレスローラ対861の各ローラ861a,861bは、それぞれ逆向きに回転する。つまり、プレスローラ対861はプレスホルダ862に設けられたギア883とラックギア841とにより構成される、例えば図4に示す第2の駆動伝達部892を介して伝達されるモータM6の駆動により回転する。
なお、図4において、890は第1及び第2の駆動伝達部891,892を備えた駆動伝達手段であり、駆動伝達手段890により駆動源であるモータM6からの駆動がプレスローラ対861及びプレスホルダ862に伝達される。ここで、第1及び第2の駆動伝達部891,892のギア列は、プレスホルダ862の移動速度と、プレスローラ対861の各ローラ861a,861bの周速度は等速になるように設定されている。
つまり、折り目プレスユニット860は、モータM6の回転により、プレスホルダ862と一体でプレスローラ対861の各ローラ861a,861bがプレスホルダ862の移動速度と等速の周速度で、かつそれぞれ逆向きに回転するように構成されている。そして、このようにプレスローラ対861及びプレスホルダ862を一つの、即ち共通のモータM6によって駆動することにより、フィニッシャ500の簡易化及び低コスト化が可能となる。
さらに、駆動伝達手段890により、プレスローラ対861の各ローラ861a,861bをそれぞれ駆動することにより、プレスローラ対861の中折り束への乗り上げ性が向上する。
ところで、本実施の形態において、中折りされたシート束(以下、中折り束という)は、プレスローラ対861にて折り目処理される際には、処理されるサイズに関わらず、中折り束の搬送方向中心を挟んで、1つ以上のローラ対で停止状態を保持される。
つまり、中折り束には、先端側において第2折搬送ローラ対812のニップ圧F3が、後端側において第1折搬送ローラ対811のニップ圧F2及び中折り束のサイズ(搬送方向の長さ)によっては、折りローラ対810のニップ圧F1も同時に加えられる。これにより、プレスローラ対861が中折り束をニップする時、回転モーメントが生じても、中折り束を効率良く押える事ができる。
なお、折り目処理する際の中折り束の先端停止位置(プレス先端位置)は、サイズに関わらずプレスローラ対861との相対関係が一定になるように、図2に示す搬送ガイド814に設けられたセンサ884を利用して制御されている。
一方、折り目処理する際の中折り束の後端位置(プレス後端位置)は、例えば後述する図15に示すように折りローラ対810等で規制され、2つの後端が、互いに離れる方向の姿勢をとらないように、各部の配置が決定されている。従って、プレスローラ対861で折り目処理されている間に、中折り束の後端が開く方向のカールが付与される事はない。
更に、プレス後端位置は、図15に示すように収納ガイド803の領域外となるように、各部の配置が決定されている。従って、プレスローラ対861で折り目処理されている間も、次束のシートの収納ガイド803への収納、整合動作を可能にしている。そして、このように構成することにより、生産性の向上を図ることができる。
また、折り目処理される中折り束の最大サイズのプレス後端位置とプレス先端位置との直線距離は、中折り束の搬送方向長さより短くなるように、各部の配置が決められている。このため、折束搬送ガイド813,814は中折り束にカールを付与しない程度の緩やかな湾曲形状をなしている。
さらに、束搬送ガイド813,814は、図2に示すようにプレスホルダ862を含めて、収納ガイド803と後端ガイド710の間に収まるように配置されている。そして、このように構成することにより、また既述したように折り束排出トレイ850と折り目プレスユニット860とを空間的に重ねて配置することにより、フィニッシャ500の搬送方向の大きさを小さくする効果がある。
図11は、複写機1000の制御ブロック図であり、CPU回路部150は、不図示のCPUを有している。そして、ROM151に格納された制御プログラム及び操作部1の設定に従い、原稿給送制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御部501、外部I/F203を制御する。
ここで、原稿給送制御部101は原稿給送部100を、イメージリーダ制御部201はイメージリーダ部200を、プリンタ制御部301はプリンタ部300を、折り処理制御部401は折り処理部400を制御する。また、フィニッシャ制御部501は、フィニッシャ500のステイプル部600、中綴じ製本部800、インサータ900等の動作を制御する。
また、操作部1は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー、設定状態を表示するための表示部等を有している。そして、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力すると共に、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
RAM152は、制御データを一時的に保持するための領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。外部I/F203は、複写機1000と外部のコンピュータ204とのインタフェースであり、コンピュータ204からのプリントデータをビットマップ画像に展開し、画像データとして画像信号制御部202へ出力する。
また、イメージリーダ制御部201から画像信号制御部202へは、不図示のイメージセンサで読み取った原稿の画像が出力され、プリンタ制御部301は、画像信号制御部202からの画像データを不図示の露光制御部へ出力する。
次に、本実施の形態に係る中綴じ製本部800による中綴じ製本処理について説明する。
ユーザにより、中綴じ製本モードが設定されると、適宜、画像形成されたシートPが順次、プリンタ部300の排紙ローラ118から排出される。そして、このシートPは、まず折り部400を通過し、入口ローラ対501に受け渡された後、搬送パス520を通過して、下排紙パス522に進入する。
この後、シートPは、下排紙パス522に設けられた切替フラッパ514によりサドル排紙パス523に導かれる。そして、図12に示すように、シートサイズに応じたフラッパ802にガイドされながら収納ガイド803に排出され、また滑りローラ804の搬送力も受けながら、予めシートサイズに適合した位置で停止しているシート位置決め部材805に突き当てられる。
これにより、搬送方向の位置決めがなされ、この後、シート排出時にはシート排出に支障のない位置で待機していた整合板対815による挟み込み整合がなされて、幅方向の位置決めも行われる。以上のシート収容、整合動作が、シートPが排出されるごとに行われる。
次に、最終シートの整合が終了すると、ステイプラ820がシート束Paの搬送方向中央部を針綴じし、この針綴じが終わると、シート位置決め部材805が下降する。そして、このシート位置決め部材805の下降に伴って図13に示すようにシート束Paが下方(矢印D方向)に移動する。この後、シート位置決め部材805は、シート束Paの中央部、即ち針綴じ部が、折りローラ対810のニップに相当する位置で停止する。
次に、待機位置で待機していた突き出し部材830を矢印E方向に移動させ、図14に示すように、折りローラ対810を押し広げながら折りローラ対810のニップにシート束Paの中央部を挿入することにより、シート束Paを折りたたむ。
このとき、折りローラ対810は第1及び第2折搬送ローラ対811,812と共にモータM4(図2参照)により矢印方向に回転しており、折りたたまれたシート束である中折り束Paは折り目を先頭にして搬送ガイド813,814内を搬送されて行く。そして、図15に示すように、中折り束Paが、折り目がプレスローラ対861にニップさせる位置まで搬送されると、モータM4が停止する。
この時、既述したように、中折り束Paは搬送方向中心を挟んで、先端部を第2折搬送ローラ対812で、後端側を第1折搬送ローラ対811及び中折り束のサイズ(搬送方向の長さ)によっては、折りローラ対810で確実に保持される。なお、突き出し部材830は、突き出しが終了すると、再び退避位置へ移動する。
ここで、このような中折り束Paの搬送に先立ち、プレスホルダ862は図16に示すように、中折り束Paのサイズ(幅方向)に応じた待機位置(奥側)にて待機している。そして、中折り束Paの停止が完了して中折り束Paの折り目がシートガイド871(鎖線)に挿入されると、モータM6の駆動を受け、プレスローラ対861を回転させながら、手前側(矢印F方向)への移動を開始する。
この後、プレスローラ対861の各ローラ861a,861bは、まず停止保持されている中折り束Paの側面にそれぞれ当接する。このとき、各ローラ861a,861bは、それぞれ矢印方向に回転しているため、各ローラ共、図17に示すようにスムーズに中折り束Paの側端を駆け上って折り目をニップすることができる。これにより、プレスホルダ862の移動に同期して、応答遅れなしで中折り束Paをニップすることができる。なお、この動作は、中折り束Paの厚みが増えても変わる事はない。
このように、プレスホルダ862の移動に同期して、応答遅れなしで中折り束Paをプレスローラ対861にニップすることができることにより、中折り束Paに対してシワや破れ、ローラ跡等のダメージを与えるのを防ぐことができる。
また、プレスローラ対861の乗り上げの際に、中折り束Paには回転モーメントが加わるが、中折り束Paは既述したように、長いスパンにて複数のローラ対で確実に保持されているため、傾いたり動いたりする事はない。このことによっても、中折り束Paに対してシワや破れ、ローラ跡等のダメージを与えることなく、中折り束Paをニップすることができる。
また、プレスホルダ862とプレスローラ対861は共通の駆動源であるモータM6によって駆動される為、複数のモータを使用した場合に比べて、簡易な構成でそれぞれの速度合わせを可能にしている。
次に、このように中折り束Paの折り目に乗り上げたプレスローラ対861は、折り目を押圧しながら移動を継続し、中折り束Paの他端の手前位置に達すると停止する。この後、モータM6の逆転により図18の矢印G方向に移動を開始し、再び奥側へ戻る。
そして、このようなプレスホルダ862及びプレスローラ対861の往復動作により、折り目は強化されることとなる。ここで、このプレスローラ対861の往復回数は、中折り束Paのサイズ、枚数、厚みや画像情報(シートに付着するトナー量)によって変えられる。例えば、折り目がつきにくいものについては往復回数を増やすようにする事で、折り性を向上することができる。なお、往復回数については、実験結果を元に予め決められている。
また、プレスローラ対861の往復動作を複数回行なう場合には、移動方向の切換えを中折り束Paの端部に近い折り目上で行うようにする。これにより、プレスローラ対861aは何回も中折り束Paに乗り上げなくてよくなり、中折り束Paへのダメージが軽減される。また、移動距離も短縮されるため、生産性も向上される。
ここで、このような移動方向の切換えに連動して、プレスローラ対861は回転方向を変え、更にプレスホルダ862の移動速度は常に、プレスローラ対861の周速度と機械的に同期されている。このため、移動方向の切換えの際、中折り束Paの表面にダメージを与えることも無い。
一方、プレスローラ対861による折り目処理中において中折り束Paの後端は、図15に示すように収納ガイド803の領域外に位置する。従って、次に処理すべき束P2があるときに、プリンタ部300は止まることなく継続して画像形成を行い、前の束の折り目処理と平行してシートの収納、整合動作を行うことができる。また、折り目処理で停止中の束後端部は、重なって束搬送ガイド813に収まっている為、互いに離れる方向のカールが付くこともない。
次に、既述したプレスローラ対861による折り目処理が終了すると、プレスホルダ862はホームポジションに移動し、中折り束Paの搬送方向の経路を開放する。そして、この後、モータM4が駆動され、停止していた中折り束Paの搬送が再び開始され、図19に示すように、第2折搬送ローラ対812によって折り束排紙トレイ850上に排出される。なお、このとき、排出された中折り束Paは、既述したように折り目が強化されると共に、後端部が閉じた状態のまま折り束排紙トレイ850上に積載される。
以上の動作を繰り返す事により、所望の部数束を折り束排紙トレイ850上に得ることができる。なお、各中折り束Paは既述した折り目処理により折り性が向上されているため、折り束排紙トレイ850での整列品位も向上する。
このように、共通の駆動源であるモータM6によって中折り束Paの折り目を押さえながら折り目に沿って回転するプレスローラ対861を駆動することにより、構成の簡易化及び低コスト化が可能となる。
また、モータM6からの駆動をプレスローラ対861及びプレスホルダ862に伝達する駆動伝達手段890を、プレスホルダ862の移動速度とプレスローラ対861の周速度とが同じになるように構成することにより、中折り束Paにダメージを与えることなく折り目処理を行うことができる。
更に駆動伝達手段890により、プレスホルダ862の反転に連動してプレスローラ対861を逆回転させることにより、複雑なソフト制御を介さずに、速度同期が取れたままプレスホルダ862の移動方向の切り替えが可能になる。
本発明の実施の形態に係るシート処理装置を備えた画像形成装置の一例である複写機の断面図。 上記シート処理装置であるフィニッシャの断面図。 上記フィニッシャに設けられたプレスユニットの斜視図。 上記プレスユニットの正面図。 上記プレスユニットの図2におけるA方向矢視図。 上記プレスユニットの図2におけるC方向矢視図。 上記プレスユニットに設けられたプレスホルダの斜視図。 上記プレスホルダの正面図。 上記プレスホルダの図2におけるB方向矢視図。 上記プレスホルダの図8におけるX−X断面図。 上記複写機の制御ブロック図。 上記シート処理装置の製本動作を説明する第1の図。 上記シート処理装置の製本動作を説明する第2の図。 上記シート処理装置の製本動作を説明する第3の図。 上記シート処理装置の製本動作を説明する第4の図。 上記プレスユニットの折り目処理を説明する第1の図。 上記プレスユニットの折り目処理を説明する第2の図。 上記プレスユニットの折り目処理を説明する第3の図。 上記シート処理装置の製本動作を説明する第5の図。 従来のシート処理装置の折り目処理を行う構成を説明する図。 従来のシート処理装置の折り目処理を説明する図。
符号の説明
150 CPU回路部
500 フィニッシャ
600 ステイプル部
800 中綴じ製本部
810a,810b 折りローラ対
811a,811b 第1折搬送ローラ対
812a,812b 第2折搬送ローラ対
813,814 束搬送ガイド
820 ステイプラ
830 突き出し部材
860 折り目プレスユニット
861 プレスローラ対
861a,861b プレスローラ
862 プレスホルダ
890 駆動伝達手段
891 第1の駆動伝達部
892 第2の駆動伝達部
1000 複写機
1003 画像形成部
M6 モータ
Pa 中折り束

Claims (6)

  1. シート束を折り曲げて製本する処理を行うシート処理装置において、
    折り曲げられたシート束の折り目を挟持しながら折り目に沿って回転する押圧ローラ対と、
    前記押圧ローラ対を保持すると共に、前記シート束の折り目に沿って移動し、折り曲げられたシート束の側方の待機位置にある前記押圧ローラ対を前記シート束の折り目に乗り上げさせた後、前記シート束の折り目に沿って移動させる保持手段と、
    前記押圧ローラ対を駆動すると共に前記保持手段を移動させる共通の駆動源と、
    前記共通の駆動源からの駆動を前記押圧ローラ対及び前記保持手段に伝達する駆動伝達手段と、を備え、
    前記駆動伝達手段を、前記押圧ローラ対を構成する各押圧ローラにそれぞれ前記共通の駆動源からの駆動を伝達するとともに、前記保持手段の移動速度と前記押圧ローラ対の周速度とが同じになるように構成したことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記駆動伝達手段は、前記共通の駆動源からの駆動により前記保持手段を移動させる第1の駆動伝達部と、前記保持手段の移動に伴って該保持手段の移動速度と等しい周速度で前記押圧ローラ対を回転させる第2の駆動伝達部とを備えていることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記保持手段を往復移動可能とすると共に、前記駆動伝達手段により前記保持手段の移動方向の切替に連動して前記押圧ローラ対を逆回転させることを特徴とする請求項1又は2記載のシート処理装置。
  4. 前記保持手段の移動方向の切替を、前記押圧ローラ対が折り目を押さえた状態で行なうことを特徴とする請求項3記載のシート処理装置。
  5. 折り曲げられたシート束を前記押圧ローラ対に搬送すると共に、前記押圧ローラ対が折り目に沿って回転する際、前記シート束の、折り目と直交する方向の両端部を固定する少なくとも2つの搬送手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成されたシートを製本処理する前記請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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