JP4514218B2 - シート処理装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート束を折り曲げて冊子状にするシート処理装置、特に、シート束に折り目処理を施しているとき、後続のシートを受け入れて、先行シート束のシート処理と、後続シート束のシート処理との間隔を短縮したシート処理装置と、このシート処理装置を装置本体に備えた画像形成装置とに関する。
従来、シートに画像を形成する画像形成装置には、装置本体で画像形成されたシートを束状にしてから折り曲げて冊子状にするシート処理装置が画像形成装置の構成要素として設けられていることがある。このシート処理装置には、画像形成済みのシートを収納トレイで順次受け取って束にして整合し、中央付近を綴じた後、その中央部を折りローラ対のニップに押し込んで、その折りローラ対で搬送しながらシート束を折り曲げて冊子状にするものがある(特許文献1)。
特許文献1に記載のシート処理装置は、図20、図21に示すように、先ず、集積部70で複数枚のシートを整合して束状にした後、その搬送方向中央部を針綴じする。続いて、中折り板部材82と第1折りローラ対83,84がシート束を折り曲げる。そして、第2折りローラ85が、シート束Pの折り目Paを押圧しながら、折り目に沿って移動して、折り目を確実に付ける折り目処理をする。
特開2003−182928号公報
ところが、従来のシート処理装置は、第2折りローラ85によって、シート束の折り目を確実に折り曲げた形状にする処理を行っている間、シート束のシート搬送方向の上流端部が集積部70に残っているため、シート束の上流端部が邪魔になって、集積部70に後続のシートを受け入れることができない。
このため、従来のシート処理装置は、シート束を折り曲げる折り曲げ処理と折り曲げたシート束に折り目を付ける折り目処理とからなるシート処理の間隔を充分に空ける必要があり、シート束を連続してシート処理する場合の製本処理効率が悪かった。
また、画像形成装置は、従来の製本処理効率の悪いシート処理装置を備えているため、画像形成装置全体としての画像処理効率が悪かった。
本発明は、シート束を連続してシート処理する場合において、先行シート束のシート処理中に後続シート束のシートを受け入れて、シート処理間隔を短くして、製本処理効率を向上させたシート処理装置を提供することを目的としている。
本発明は、製本処理効率を向上させたシート処理装置を備えて、画像形成効率を向上させた画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本願発明のシート処理装置は、シートが順次積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシート束を折り曲げる折り曲げ手段と、前記折り曲げ手段に折り曲げられたシート束の折り目を押圧しながら前記折り目に沿って移動する押圧部材を有する折り目処理手段と、前記シート積載手段の排出口から前記押圧部材の押圧位置にシート束の折り目を案内する案内経路と、シート束の折り目を先頭にしてシート束を前記案内経路に沿って搬送する搬送手段と、を備え、前記案内経路の前記案内経路長さが折り曲げられたシート束のシート搬送方向長さより長く設定され、前記案内経路のシート搬送方向と交差する幅方向の中心において、前記シート積載手段の排出口と前記押圧部材の押圧位置を結ぶ距離が前記折り曲げられたシート束のシート搬送方向長さより短く設定され、前記案内経路は前記押圧部材の押圧位置において下向きになるよう湾曲している、ことを特徴としている。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部によって画像を形成されたシート束に折り目処理をするシート処理装置と、を備え、前記シート処理装置が、上記シート処理装置であることを特徴としている。
本発明のシート処理装置は、案内経路の経路長さが、折り曲げられたシート束のシート搬送方向長を超えた長さに設定されているので、折り目処理手段によって折り目処理をされている先行シート束の後端部が、シート積載手段と干渉することがなく、後続のシート束のシートをシート積載手段に順次受け入れることができて、先行シート束のシート処理と後続シート束のシート処理との間隔を短縮して、製本処理効率を高めることができる。
本発明の画像形成装置は、先行シート束に折り目処理をしているとき、後続シート束のシートをシート積載手段に受け入れることのできるシート処理装置を備えているので、画像を形成したシートをシート積載手段に順次送り込むことができて、画像形成装置全体としての画像形成効率を高めることができる。
以下、本発明の実施形態のシート処理装置としての中綴じ製本部800を備えたフィニッシャと、このフィニッシャを備えた画像形成装置とを図に基づいて説明する。
図2は、本発明の実施形態における画像形成装置のシート搬送方向に沿った断面図である。
画像形成装置としての複写機1000は、原稿給送部100、イメージリーダ部200及びプリンタ部300、折り処理部400、フィニッシャ500、中綴じ製本部800(図1参照)、インサータ900等を備えている。折り処理部400、インサータ900等は、オプションとして装備することができる。
原稿給送部100のトレイ1001上には、フェイスアップ状態(画像が形成されている面が上向きの状態)で原稿がセットされるようになっている。原稿の綴じ位置は、原稿の左端部であるとする。トレイ1001上にセットされた原稿は、原稿給送部100により先頭頁から順に1枚ずつ左方向、すなわち、綴じ位置を先端にして搬送される。そして、原稿は、湾曲したパスを通過してプラテンガラス102上を左方向から右方向へ搬送され、その後、排紙トレイ112上に排出される。このとき、スキャナユニット104は、所定の原稿読取位置に停止している。
スキャナユニット104は、スキャナユニット104上を左から右へ通過する原稿の画像を読み取る。このような、原稿の読み取り方法を、「流し読み」と言う。原稿がプラテンガラス102上を通過するとき、原稿は、スキャナユニット104のランプ103により照射される。その原稿からの反射光はミラー105,106,107、レンズ108を介してイメージセンサ109に導かれる。
なお、イメージリーダ部200は、原稿給送部100によって原稿をプラテンガラス102上に一旦停止させ、その状態でスキャナユニット104を左から右へと移動させて原稿の読取処理を行うこともできる。この読み取り方法を、「固定読み」と言う。原稿給送部100を使用しないで原稿の読み取りを行う場合、ユーザは、原稿給送部100を開閉して、プラテンガラス102上に原稿をセットする。その後、スキャナユニット104が、原稿を固定読みする。
イメージセンサ109により読み取られた原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて露光制御部110へ送られる。露光制御部110は、画像信号に応じたレーザ光を出力する。レーザ光は、ポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111上には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。
感光ドラム111上に形成された静電潜像は、現像器113により現像され、トナー像として可視化される。一方、シート(記録紙)Pは、カセット114,115、手差し給紙部125、両面搬送パス124のいずれかから転写部116へ搬送される。そして、可視化されたトナー像が転写部116においてシートに転写される。転写されたシートは、定着部177でトナー像を定着される。感光ドラム111、現像器113等は、画像形成部を構成している。
そして、定着部177を通過したシートは、フラッパ121により一旦パス122に案内される。シートは、後端がフラッパ121を抜けると、スイッチバック搬送されて、フラッパ121により排出ローラ118へ案内される。シートは、排出ローラ118によって、プリンタ部300から排出される。これにより、シートは、トナー像が形成された面を下向きの状態(フェイスダウン)にしてプリンタ部300から排出される。これらの動作を、「反転排紙」と言う。
シートをフェイスダウン状態で機外に排出すると、先頭頁から順に画像形成処理を行うことができる。例えば、原稿給送部100を使用して画像形成処理を行う場合や、コンピュータからの画像データに対する画像形成処理を行う場合に頁順序を揃えることができる。
また、シートの両面に画像を形成する場合、プリンタ部300は、シートを定着部177から真っ直ぐ排出ローラ118へ案内し、シートの後端がフラッパ121を抜けた直後に、そのシートをスイッチバック搬送して、フラッパ121により両面搬送パス124へと導く。
次に、折り処理部400、及びフィニッシャ500の構成を図1、図2に基づいて説明する。図1は、フィニッシャのシート搬送方向に沿った断面図である。
図2において、折り処理部400は、プリンタ部300から排出されたシートを受け入れて、フィニッシャ500側に案内する搬送パス131を備えている。搬送パス131には、搬送ローラ対130、排出ローラ133が設けられている。また、排出ローラ133の近傍に設けられた切替フラッパ135は、搬送ローラ対130により搬送されたシートを折りパス136またはフィニッシャ500側に導くようになっている。
シートの折り処理を行う場合、切替フラッパ135は、折りパス136側に切り替わって、シートを折りパス136に案内する。折りパス136に導かれたシートは、折りローラ140,141まで搬送されて、Z型に折り畳まれる。
折り処理を行わない場合、切替フラッパ135は、シートをフィニッシャ500に案内する側に切り替わる。プリンタ部300から排出されたシートは、搬送パス131と切替フラッパ135を通過して、直接、フィニッシャ500に送り込まれる。
折りパス136に搬送されたシートは、ストッパ137に先端を突き当てられてループが形成されてから、折りローラ140,141によって折られる。この折り部を、上方のストッパ143に突き当てることで形成されるループを、折りローラ141,142によりさらに折ることで、シートは、Z折りされる。Z折りされたシートは、搬送パス145,131を案内されて、排出ローラ133によってフィニッシャ500に排出される。なお、折り処理部400による折り処理動作は、選択的に行われる。
フィニッシャ500は、プリンタ部300から折り処理部400を介して搬送されてきた複数枚のシートを整合して、1つのシート束として束ねる処理、シート束の後端側をステイプルするステイプル処理(綴じ処理)、ソート処理、ノンソート処理等のシートの処理を行うようになっている。
図1に示すように、フィニッシャ500は、折り処理部400を介して搬送されてきたシートを装置内部に取り込むための搬送パス520を有している。搬送パス520には、入口ローラ対501からシート搬送方向下流側に向けて順番に搬送ローラ対502乃至508が設けられている。
搬送ローラ502と搬送ローラ503の間には、パンチユニット530が設けられている。パンチユニット530は、必要に応じて動作を行い、搬送されるシートの後端部に孔をあける(穿孔処理を行う)ようになっている。
搬送パス520の終端に設けられたフラッパ513は、下流に繋がれた上排紙パス521と下排紙パス622とに経路を切り替えるようになっている。上排紙パス521は、上排紙ローラ509により、サンプルトレイ701への排紙を行うようになっている。一方、下排紙パス622は、搬送ローラ対510,511,512が設けられており、これらの搬送ローラ対によってシートを処理トレイ550に搬送して排出するようになっている。
処理トレイ550に排出されたシートは、順次整合処理されながら束状に積載されて、操作部1(図11)からの設定に応じて、仕分け処理やステイプル処理が行われ、その後、束排紙ローラ対551によりスタック手段としてのスタックトレイ700とサンプルトレイ701とに選択的に排出される。
なお、上記ステイプル処理は、ステイプラ560により行われる。ステイプラ560は、シートの幅方向(シート搬送方向に対して交差する方向)に移動して、シート束の任意の箇所を綴じるようになっている。スタックトレイ700とサンプルトレイ701は、フィニッシャ500の装置本体500Aに沿って昇降するようになっている。上側のサンプルトレイ701は、上排紙パス521と処理トレイ550からのシートを受け取るようになっている。また、下側のスタックトレイ700は、処理トレイ550からのシートを受け取るようになっている。このように、スタックトレイ700とサンプルトレイ701とには大量のシートが積載されるようになっている。積載されたシートは、その後端を上下方向にびる後端ガイド710に受け止められて整列されるようになっている。
次に、中綴じ製本部800の構成を説明する。なお、以下の説明において、折りローラ対810と突き出し部材830とでシート束を折り曲げる処理を折り曲げ処理という。また、折り曲げ処理をされたシート束にプレスローラ対861で折り目を付ける処理を折り目処理という。そして、折り曲げ処理と折り目処理とからなる処理をシート処理という。
下排紙パス622の途中に設けられた切替フラッパ514は、シートを右側に切り替えて、サドル排紙パス523に案内し、中綴じ製本部800へ案内するようになっている。中綴じ製本部800の入口からは、サドル入口ローラ対801、サイズに応じてソレノイドにより動作するフラッパ802、シートを収納するシート積載手段としての収納ガイド803、滑りローラ804、シート位置決め部材805が順に配設されている。
サドル入り口ローラ対801と滑りローラ804は、モータM1により回転するようになっている。また、収納ガイド803の途中には、収納ガイド803を挟んで対向配置されたステイプラ820が設けられている。ステイプラ820は、針を突き出すドライバー820aと突き出された針を折り曲げるアンビル820bとを備えている。
シート位置決め部材805は、シート搬入時において、シートの先端(下端)を受け止めて、シートの搬送方向中央部が、ステイプラ820の綴じ位置になるように、昇降して位置を調節できるようになっている。シート位置決め部材805は、モータM2によって昇降して、シートサイズに応じた位置に停止するようになっている。
ステイプラ820の下流側には、折りローラ対810a,810bが設けられている。折りローラ対810a,810bの対向位置には、突き出し部材830が設けられている。折りローラ対810a,810bと突き出し部材830は、折り曲げ手段を構成している。
この突き出し部材830は、収納ガイド803から退避した位置をホームポジションとして、収納されたシート束に向けてモータM3により突出し、シート束を、折りローラ対810a,810bのニップに押し込むようになっている。突き出し部材830はその後、再び、ホームポジションに戻るようになっている。折りローラ対810間には、シート束を折り曲げる折り曲げ処理に充分な圧F1が不図示のばねにより加わっている。
折りローラ対810により折り畳まれたシート束は、第1折り搬送ローラ対811a,811b、第2折り搬送ローラ対812a,812bを介して、シート束積載手段としての折り束積載トレイ850に排出されるようになっている。
第1折り搬送ローラ対間811、及び第2折り搬送ローラ対間812にも、折り曲げられたシート束を搬送、停止させるのに充分な力F2,F3が加わっている。
搬送ガイド813は、折りローラ対810と第1折り搬送ローラ対811との間でシート束を案内するようになっている。搬送ガイド814は、第1折り搬送ローラ対811と第2折り搬送ローラ対812との間で、シート束を案内するようになっている。なお、折りローラ対810、第1折り搬送ローラ対811、第2折り搬送ローラ対812は、中折りシート束を両面から挟持して、同一のモータM4により等速回転するようになっている。
整合板対815は、折りローラ対810a,810bの外周面を周りながら収納ガイド803に突出した面を有し、収納ガイド803に収納されたシートの幅整合をするようになっている。整合板対815は、モータM5によって、シートを挟みこみ方向に移動するし、シートの幅方向の位置決めを行うようになっている。
第2折り搬送ローラ対812の下流には、折り目プレスユニット860が設けられている。この折り目プレスユニット860は、プレスローラ対861を支持したプレスホルダ862を有し、プレスローラ対861が折り部をニップした状態で、プレスホルダ862を折り目方向に移動させることで、折り目を強化するようになっている。すなわち、折り目を確実に付けるようになっている。折り目プレスユニット860の真下には、折り束積載トレイ850が設けられている。
次に、折り目プレスユニット860の構成を説明する。図3は、折り目プレスユニットの斜視図である。図4は、折り目プレスユニットの正面図である。図5は、図1のA矢視図である。図6は、図1のC矢視図である。
折り目プレスユニット860は、主要部を組み込んだベース板金863と2本のスライドシャフト864,865を有して、フィニッシャの装置本体500Aの前後側板に固定されている。2本のスライドシャフト864,865は、フィニッシャ500(図1)の前後方向に伸びて並設されて、それぞれプレスホルダ862に固定されたスライド軸受け874,875を介してプレスホルダ862を支持している。
タイミングベルト868は、ベース板金863の前後に回転自在に配設されたプーリ866,867(図6)に掛け渡されている。タイミングベルト868の一部は、連結板金869によってプレスホルダ862に固定されている。プーリ866には、さらに、ベルト870(図5)が掛けられていて、駆動伝達用の歯車列851を経て、ベース板金863に取り付けられたモータM6に連結されている。したがって、プレスホルダ862は、モータM6の回転にともなって、フィニッシャ500の前後(手前・奥)方向(シートの幅方向)に移動するようになっている。
プレスホルダ862のホームポジションは、フィニッシャ500の奥側である。この位置は、ホームセンサーS1(図6)によって検知されるようになっている。プレスホルダ862がホームポジションにいるとき、第2折り搬送ローラ対812による折り束積載トレイ850へのシート束の排出ができるようになっている。
プレスホルダ862を説明する。なお、プレスホルダ862には、プレスローラ対861に対するシートガイド871(図3,4,6)が取り付けられているが、図によっては、構成を理解し易くするため、省略してある。
図7は、プレスホルダ862の外観斜視図である。図8はプレスホルダ862の正面図である。図9は、図1のB矢視図である。図10は、図8のX−X矢視断面図である。
プレスホルダ862は、フレーム840を有している。フレーム840には、スライド軸受け874,875がビス止めされている。プレスローラ対861a,861bは、それぞれローラ軸872a,872bに固着され、不図示の軸受けを介してプレスアーム873a,873bに回転自在に支持されている。また、プレスアーム873a,873b(図10)は、フレーム840に固定された揺動軸874a,874bに、軸受けを介して支持されている。
プレスアーム873a,873bの一端部とフレーム840とには、引っ張りバネ875a,875bが掛け渡してある。プレスローラ対861a,861bは、引っ張りバネ875a,875bによって、互いに近づく方向に牽引されて、ニップを形成している。但し、プレスローラ対861a,861bにシート束が進入すると、プレスアーム873a,873bは、揺動軸874a,874bを支点に回転して、プレスローラ対861a,861b間に隙間が生じるようにしている。
ローラ軸872a,872bの一端部は、フレーム840から外方に突出して、ギア876,877を固定されている。また、フレーム840にはギア880,879,878が順にかみ合いなが回転自在に支持されている。ギア878はギア876に噛み合っている。ギア879はギア877に噛み合っている。そして、ギア880はギア881に噛み合っている。ギア881はギア軸882に固着されている。
ギア軸882は、フレーム840に軸受けを介して支持されている。ギア軸882(図8)の他端にはギア883が固定されている。このギア883が回転すると、プレスローラ対861a,861bはそれぞれギア列を介して回転力が伝達されて回転するようになっている。この回転方向は、挟んだシート束に対して同一の方向である。ギア883はラックギア841(図3,5)に噛み合っている。ラックギア841は、スライドシャフト864,865と平行に伸びてベース板金863に固定されている。
なお、モータM6が回転すると、タイミングベルト868が循環して、プレスホルダ862がスライドシャフト864,865に支持されながら移動する。この移動にともなって、プレスホルダ862のギア883は、ラックギア841と噛み合いながら回転移動する。ギア883の回転によって、プレスローラ対861a,861bも回転する。プレスホルダ862の移動速度と、2つのプレスローラ対861a,861bの周速度は等速になるように、各ギアの歯車比が設定されている。
中折りシート束は、プレスローラ対861によってシートの折り目を確実な折り目にする折り目処理をされるとき、処理されるシートサイズに拘わらず、中折りシート束の搬送方向の中心を挟む2つ以上のローラ対によって、停止状態を保持されるようになっている。つまり、中折りシート束には、その先端側において第2折り搬送ローラ対812のニップ圧F3が、その後端側において第1折り搬送ローラ対811のニップ圧F2が中折りシート束のサイズ(搬送方向の長さ)によっては、折りローラ対810のニップ圧F1も同時に加わるようになっている。このため、各ローラ対は、プレスローラ対861が中折りシート束をニップするとき、中折りシート束に回転モーメントが生じても、その回転モーメントに抗して中折りシート束が動かないように押さえることができる。
なお、中折りシート束の先端の折り部を確実に折り目処理する際の中折りシート束の先端停止位置(プレス先端位置)が、サイズに拘わらずプレスローラ対861と中折りシート束の先端との相対関係が一定になるように、搬送ガイド814に設けられたセンサ884が、中折りシート束の先端を検知するようになっている。
一方、折り目処理する際の後端位置(プレス後端位置)は、中折りシート束の後端部Pcが収納ガイド803内に開いた状態で、あるいは閉じた状態で残らないように、各部品の配置が決定されている。すなわち、シート束積載手段としての収納ガイド803に収納されているシート束が突き出し部材830に突かれて排出される排出部803aから、折り目処理手段としてのプレスローラ対861のニップの下流側側面861cまでの案内経路885の直線最短距離Ls(図12)は、折り目処理される中折りシート束の最大サイズにおける搬送方向長さL1よりも短く(Ls<L1)設定されている。なお、案内経路885の始点は収納ガイド803の排出部803aであり、終点はプレスローラ対861の下流側側面861cである。
搬送ガイド813,814は、中折りシート束にカールの癖を付けないように緩やかに湾曲している。そして、収納ガイド803の排出部803aから、折りローラ対810と、搬送ガイド813,814を経てプレスローラ対861の下流側側面861cまでの案内経路885の距離Lmは、折り目処理される中折りシート束の最大サイズにおける搬送方向長さL1よりも長く(Lm>L1)設定されている。
なお、プレスローラ対861は、シート束の先端位置Paをプレスローラ対861のニップの下流側側面861c近傍に位置させてシート束の折り目処理する場合(図15参照)もあれば、プレスローラ対861のニップの上流側側面861dの近くに位置させて処理する場合もあれば、さらに、それらの中間位置に位置させて処理する場合もある。しかし、プレスローラ対861のニップの下流側側面861cと上流側側面861dとの中間位置にシート束の先端を位置させて折り目処理するのが好ましい。このため、その中間位置と排出部803aとの距離が上記L1よりも長く、かつその中間位置と排出部803aとの直線最短距離が上記L1よりも短いのが好ましい。
このように、案内経路885が、上記(Ls<L1)に設定され、かつ搬送ガイド813,814が緩やかに湾曲していることによって、搬送ガイド813,814は、プレスホルダ862を含めて、収納ガイド803(図1)と後端ガイド710との間に収まるように配置されている。
また、中綴じ製本部800は、上記(Ls<L1)設定されていることによって、折り束積載トレイ850と折り目プレスユニット860との上下方向の空間を利用して、折り束積載トレイ850の上方にオーバーラップさせて配設することができて、装置の水平方向の長さを短くすることができる。
さらに、中綴じ製本部800は、上記(Lm>L1)に設定されていることによって、プレスローラ対861で折り目処理されている間の中折りシート束Pの後端部Pc(図15)を収納ガイド803内に開いて残すようなことがなく、後端部にカールを付与するようなことがない。この結果、中折りされたシート束の後端部Pcが開くようなことがなく、シート束の見栄えを良くすることができる。
また、中綴じ製本部800は、上記(Lm>L1)に設定されていることによって、収納ガイド803内に中折りシート束の後端部Pcを残すようなことがなく、中折りシート束の折り部に折り目処理を施しているとき、後続シートを収納ガイド803内に順次受け入れることができる。この結果、中折りされたシート束の後端部Pcが開くようなことがなく、シート束の見栄えを良くすることができる。また、中綴じ製本部800は、シート束の折り目処理時間間隔、あるいは先行シート束と後続シート束との間隔を短くして、シート束処理効率を向上させることができる。
次に、フィニッシャ500の上部に設けられたインサータ900を図1に基づいて説明する。インサータ900は、プリンタ部300で画像が形成されたシート(記録紙)の先頭頁、最終頁、または、途中頁に、通常のシートとは別のシート(インサートシート)を挿入する装置である。先頭頁、最終頁のインサートシートは表紙用のシートである。
インサータ900は、ユーザによりインサートトレイ901,902にセットされたシートを、プリンタ部300を通さずに、サンプルトレイ701,スタックトレイ700、折り束積載トレイ850のいずれかに給送するようになっている。インサータ900は、インサートトレイ901,902上に積載されたシート束を、1枚ずつ順次分離して、所望のタイミングでフィニッシャパス520に送り込むようになっている。
図11は、複写機1000の制御ブロック図である。CPU回路部150は、CPU(不図示)を有している。CPU回路部150は、ROM151に格納された制御プログラムと操作部1の設定に基づいて、原稿給送制御部101、イメージリーダ制御部201、画像信号制御部202、プリンタ制御部301、折り処理制御部401、フィニッシャ制御部515、外部I/F203を制御するようになっている。そして、原稿給送制御部101は原稿給送部100を、イメージリーダ制御部201はイメージリーダ部200を、プリンタ制御部301はプリンタ部300を、折り処理制御部401は折り処理部400を、フィニッシャ制御部501はフィニッシャ500、中綴じ製本部800、インサータ900を夫々制御するようになっている。操作部1は、画像形成に関する各種機能を設定するための複数のキー、設定状態を表示するための表示部等を有して、ユーザによる各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示するようになっている。
RAM152は、制御データを一時的に保持するための領域や、制御にともなう演算の作業領域として用いられるようになっている。外部I/F203は、複写機1000と外部のコンピュータ204とのインタフェースであり、コンピュータ204からのプリントデータをビットマップ画像に展開して、画像データとして画像信号制御部202へ出力するようになっている。また、イメージリーダ制御部201から画像信号制御部202へは、イメージセンサ(不図示)で読み取った原稿の画像が出力されるようになっている。プリンタ制御部301は、画像信号制御部202からの画像データを露光制御部(不図示)へ出力するようになっている。
次に、中綴じ製本部800の中綴じ製本の動作を説明する。
ユーザにより、中綴じ製本モードが設定されると、画像形成されたシートPが順次、プリンタ部300の排ローラ118(図2)から排出される。シートPは、折り処理部400を通過し、入口ローラ対501(図1)に受け渡された後、搬送パス520を経て下排紙パス622に送り込まれる。シートは、下排紙パス622の途中に設けられた切替フラッパ514により、右側に切り替えられて、サドル排紙パス523を通過して、中綴じ製本部800へ送られる。
シートは、図12に示すように、サドル入口ローラ対801に受け渡されて、サイズに応じてソレノイドにより動作するフラッパ802により搬入口を選択され、中綴じ製本部800の収納ガイド803内に搬入される。シートは、滑りローラ804の搬送力も受けながら、予めシートサイズに適合した位置に停止しているシート位置決め部材805に突き当てられて、搬送方向の位置決めがされる。
続いて、シートが収納ガイド803に送り込まれてくるとき支障のない位置に待機していた整合板対815によって、シートが挟み込み整合されて、シートの両側端が整合される。この結果、シートは、下端と両側端とが整合されたことになる。
以上のシート収容、整合動作は、シートPが収納ガイド803に送り込まれてくるたびに行われる。最終のシートの整合が終了すると、ステイプラ820が、収納ガイド803に収容されたシート束の搬送方向中央部を針綴じする。針綴じされた束は、図13に示すように、シート位置決め部材805の下降にともなって、下方(矢印D方向)に移動する。シート位置決め部材805は、シート束の中央部、すなわち、針綴じ部が、折りローラ対810のニップに対向する位置で停止する。
次に、待機位置にいた突き出し部材830が、折りローラ対810のニップへ(矢印E方向へ)と動き出して、折りローラ対810を押し広げながらシート束Pの中央部を折りローラ対810のニップに押し込む。折りローラ対810は、ニップでシート束Pを挟持して回転しながら搬送して2つに折り畳む(図14)。このとき、折りローラ対810の他に、第1折り搬送ローラ対811、第2折り搬送ローラ対812も、モータM4(図1)の駆動を受けて矢印方向に回転している。これらのローラ対810,811,812は、折られたシート束(中折りシート束)Pの折り部を先頭にして中折りシート束を搬送する。中折りシート束は、搬送ガイド813,814内を搬送されていく。
そして、図15に示すように、中折りシート束Pは、プレスローラ対861にニップされる位置まで搬送されると、折り部Paがセンサ884に検知されて、モータM4が停止して搬送を停止される。このとき、中折りシート束Pは、先端部(折り部)を第2折り搬送ローラ対812で、後端側を第1折り搬送ローラ対811、及び中折りシート束のサイズ(搬送方向の長さ)によっては、折りローラ対810によって保持されている。各ローラ対812,811,810は、シート束の幅方向中心にして対称な位置を挟んでいる。なお、突き出し部材830は、シート束の突き出しが終了すると、再び退避位置へ退避する。
また、図16に示すように、各ローラ対812,811,810による中折りシート束Pの搬送に先立ち、プレスホルダ862は、中折りシート束Pのサイズ(幅方向)に応じた待機位置(奥側)に待機している。中折りシート束Pの停止が完了して、中折りシート束Pの折り部がシートガイド871(鎖線)に挿入されると、モータM6が始動して、折り目プレスユニット860は、プレスローラ対861を回転させながら、手前側(矢印F方向、中折りシート束の幅方向)への移動を開始する。
その後、プレスローラ対861は停止保持されている中折りシート束Pのシート搬送方向に沿った側端部Pbに当接する。プレスローラ対861a,861bは、ともに回転しており、中折りシート束Pの側端部Pbを受け入れて側端部に円滑に乗り上がって、折り部を挟持する(図17)。プレスローラ対861は、中折りシート束の厚みが増えても変わることなく、プレスホルダ862の移動に同期して、応答遅れすることなく中折りシート束をニップできるようになっている。このため、プレスローラ対861は、中折りシート束Pを破ったり、中折りシート束に皺を生じさせたり、ローラ跡を付けたりして損傷を与えることなく、中折りシート束Pの折り部に確実に折り目を付けることができる。
また、プレスローラ対861が中折りシート束Pの側端部Pbに乗り上がるとき、プレスローラ対861は、中折りシート束Pを押すようにして側端部Pbに乗り上がるため、中折りシート束Pに回転モーメントが発生する。しかし、中折りシート束Pは、上述したように、長いスパンで第1、第2折り搬送ローラ対811,812で確実に挟持されているため(シートサイズによっては、ローラ対810も中折りシート束Pを挟持している)、回転モーメントに抗することができて、傾いたり、位置がずれたりすることがほとんどない。
このような理由からも、プレスローラ対861は、中折りシート束Pを破ったり、中折りシート束に皺を生じさせたり、ローラ跡を付けたりして損傷を与えることがなく、しかも、円滑に回転走行することができて、折り部に折り目を付けることができる。
なお、第1、第2折り搬送ローラ対811,812は、シート搬送方向に沿った方向に配列されているが、シート搬送方向に対して交差する方向(シートの幅方向)に並ぶようにして配設されていてもよい。すなわち、第1、第2折り搬送ローラ対811,812は、シート束に回転モーメントが発生しないようにする位置に配設されて、シート束を挟持(保持)していればよい。
また、中折りシート束の長さによっては、第1、第2折り搬送ローラ対811,812に相当するローラ対の数を増やしてもよいし、また、第1、第2折り搬送ローラ対811,812の内、いずれか一方のローラ対と、折りローラ対810とだけであっても良い。
各ローラ対812,811,810は、ローラ対でなく、ベルト対であってもよい。
さらに、第1、第2折り搬送ローラ対811,812は、中折りシート束を搬送する搬送機能と、中折りシート束の位置がずれないよう保持する保持機能とを備えているが、搬送機能のみ備え、保持機能を他の保持機構に備えさせてもよい。その保持機構は、プレスローラ対861a,861bが中折りシート束の折り部の形状を整えているとき、不図示のプランジャによって開閉する1対に保持片で、中折りシート束の両面から挟持するようになっている。
また、プレスホルダ862と2つのプレスローラ861a,861bは、1つの駆動源であるモータM6によって駆動されるため、複数のモータを使用した場合に比べて、簡易な構成でそれぞれの速度合わせることができる。
折り部に乗り上がったプレスローラ対861は、折り部を押圧しながら移動を継続して、中折りシート束Pの手前位置で停止して(図18)、再び奥側(矢印C方向)へ戻る。折り部は、プレスローラ対861の往復動作により、確実に折り目付けされたことになる。プレスローラ対861の往復回数は、シートのサイズ、枚数、厚みや画像情報(シートに付着するトナー量)によって変えられるようになっている。つまり、折り目が付きにくいものについては往復回数を増やすことで、折り部に確実に折り目を付けることができる。往復回数は、実験結果に基づいて設定することができる。
プレスローラ対861による折り部の折り目処理中において、前述したように、中折りシート束Pの後端部Pcは、図15に示すように、収納ガイド803の領域外に位置している。したがって、次に、処理すべき後続の束P2があっても、プリンタ部300は、止まることなく継続して画像形成を行い、先行の中折りシート束の折り目処理と平行してシートの収納、整合動作を行うことができる。また、折り目処理中に停止している中折りシート束の後端部Pcは、開くこと無く、重なって束搬送ガイド813に収まっているため、互いに離れる方向のカールが付くこともない。
プレスローラ対861が所定回数往復後、プレスホルダ862は、ホームポジションに移動して、中折りシート束の搬送方向の経路を開放する。続いて、図19に示すように、モータM4により停止していた各ローラ対810,811,812が回転して中折りシート束は、搬送を再開されて折り束積載トレイ850上に排出される。排出された中折りシート束Pは、上記の作用で折り部Paが確実に折り曲げられた状態で、かつ後端部Pcが閉じた状態で折り束排紙トレイ850上に積載される。
中綴じ製本部800が、以上の動作を繰り返すことにより、所望の部数束を折り束排紙トレイ850に積載することができる。各中折りシート束は、上述の折り目処理で折り品位が向上されているため、折り束積載トレイ850での整列品位も向上されて積載されている。
本発明の実施形態のシート処理装置としての中綴じ製本部を備えたフィニッシャのシート搬送方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態の画像形成装置としての複写機のシート搬送方向に沿った断面図である。 本発明の実施形態のシート処理装置としての中綴じ製本部の概観斜視図である。 図3における中綴じ製本部の折り目プレスユニットの正面図である。 図3における中綴じ製本部の折り目プレスユニットの図1中A矢視図である。 図3における中綴じ製本部の折り目プレスユニットの図1中C矢視図である。 折り目プレスユニットのプレスホルダ部分の外観斜視図である。 折り目プレスユニットのプレスホルダ部分の正面図である。 図3における中綴じ製本部の折り目プレスユニットの図1中B矢視図である。 図8中X−X矢視図である。 複写機全体の制御ブロック図である。 中綴じ製本部の収納ガイドにシート束が収納されて、綴じられたときの状態を示す図である。 中綴じ製本部の収納ガイドに収納されたシート束の綴じ位置を折り曲げ開始するときの状態を示す図である。 中綴じ製本部がシート束を折り曲げ開始したときの状態図である。 中綴じ製本部が折り曲げシートをプレスローラ対まで搬送した状態の図である。 中綴じ製本部のプレスローラ対が折り曲げシートの折り部に確実に折り目付けするための動作を開始するときの図である。 中綴じ製本部のプレスローラ対が折り曲げシートの折り部に確実に折り目付けするための動作を開始したときの図である。 中綴じ製本部のプレスローラ対が折り曲げシートの折り部に押圧を完了したときの図である。 中綴じ製本部によって、中折りシート束が排出された状態の図である。 従来のシート処理装置の正面図である。 従来のシート処理装置の動作説明用の図である。
符号の説明
M1,M2,M3,M4,M5 モータ
Ls 案内経路の直線最短距離
Lm 案内経路の経路距離
P 中折りシート束
Pa 中折りシート束の折り部
Pb 中折りシート束の側端部
Pc 中折りシート束の後端部
1000 複写機(画像形成装置)
111 感光ドラム(画像形成部)
113 現像器(画像形成部)
500 フィニッシャ
700 スタックトレイ(スタック手段)
800 中綴じ製本部(シート処理装置)
803 収納ガイド(シート積載手段)
803a 収納ガイドの排出部(案内経路の始点)
810 折りローラ対(折り曲げ手段)
810a,810b 折りローラ対
811 第1折り搬送ローラ対
811a、811b 第1折り搬送ローラ対
812 第2折り搬送ローラ対
812a、812b 第2折り搬送ローラ対
813 搬送ガイド
814 搬送ガイド
830 突き出し部材(折り曲げ手段)
850 折り束積載トレイ(シート束積載手段)
860 折り目プレスユニット
861 プレスローラ対(折り目処理手段)
861a、861b プレスローラ対
861c プレスローラ対の下流側側面
861d プレスローラ対の上流側側面
862 プレスホルダ
885 案内経路

Claims (5)

  1. シートが順次積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシート束を折り曲げる折り曲げ手段と、
    前記折り曲げ手段に折り曲げられたシート束の折り目を押圧しながら前記折り目に沿って移動する押圧部材を有する折り目処理手段と、
    前記シート積載手段の排出口から前記押圧部材の押圧位置にシート束の折り目を案内する案内経路と、
    シート束の折り目を先頭にしてシート束を前記案内経路に沿って搬送する搬送手段と、を備え、
    前記案内経路の前記案内経路長さが折り曲げられたシート束のシート搬送方向長さより長く設定され
    前記案内経路のシート搬送方向と交差する幅方向の中心において、前記シート積載手段の排出口と前記押圧部材の押圧位置を結ぶ距離が前記折り曲げられたシート束のシート搬送方向長さより短く設定され、
    前記案内経路は前記押圧部材の押圧位置において下向きになるよう湾曲している、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記案内経路から排出されたシート束が積載されるシート束積載手段が、前記折り目処理手段の下方に、水平方向にオーバーラップして備えられていることを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  3. 前記案内経路を通らずに排出されるシートが積載されるスタック手段を備え、前記案内経路と前記折り目処理手段とが前記シート束積載手段と前記スタック手段との間に配設されていることを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  4. 前記折り曲げ手段が、シート束を挟持して回転搬送するローラ対を有していることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって画像を形成されたシート束に折り目処理をするシート処理装置と、を備え、
    前記シート処理装置が、請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
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