JP4012049B2 - 裁断装置及びその裁断装置を具備する画像形成の後処理装置並びに画像形成装置 - Google Patents

裁断装置及びその裁断装置を具備する画像形成の後処理装置並びに画像形成装置 Download PDF

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    • B65H2701/1321Side portions of folded article or web
    • B65H2701/13212Fold, spine portion of folded article

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、裁断装置、及び、その裁断装置を具備する画像形成の後処理装置並びに画像形成装置に関し、詳しくは、搬入されるシートに対して折り処理をした後に裁断の処理をする裁断装置、及び、搬入される被転写体のシートに対して画像形成後の処理をするその裁断装置を具備する画像形成の後処理装置、並びに、電子写真方法でトナー画像を形成する複写機、プリンター、ファクシミリ装置あるいはこれらの複合機等のその裁断装置を具備する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の裁断装置、及び、その裁断装置を具備する画像形成の後処理装置、並びに、電子写真方法でトナー画像を形成する複写機、プリンター、ファクシミリ装置等の画像形成装置において、シートに折り目を施す折り装置、又は、複写機、プリンター等のトナー画像形成部の下流側に配置されて、出力されるシートの被転写体の転写用紙に、更に、綴じ等を施す、画像形成の後処理装置は広く知られているが、昨今その機能は多機能化され、従来の端面綴じに加えて、中綴じ処理を可能としたものも提案されている。
従来、この種の折り装置、又は、画像形成の後処理装置等では、中綴じ製本の折り手段として、中央部を綴じられたシートの束の中綴じ部を略垂直方向に、折りプレートにより押出し、その移動方向に設けた一対の折りローラを通過させることで、シートの束の半折りを行っている。このような中綴じ製本において、見栄えと、ページを捲る使い勝手が非常に重要であり、ユーザーの強い要望でもある。
然し、多数枚のシートが、中綴じされて2つ折りされた場合、2つ折りされたシートの中綴じがなされた側の反対側の端面が楔形状になるために、その2つ折りされたシート端面を片手で押えながら所定のページを捲る場合に、シート端面の中央部までは捲れても、シート端面の中央部以降は一緒に捲れてしまって、所定のページを捲ることが困難になる等、使い勝手が悪くなっていた。
そこで、シート載置部上に載置されたシート束の折り部近傍を押圧する昇降可能な第1押圧手段によりシート束の上面を押圧し、所定時間経過後、シート束の、折り部の反対側端面の小口近傍を押圧する昇降可能な第2押圧手段によりシート束の、折り部の反対側端面の小口近傍の上面を押圧したのち、昇降可能な裁断手段によりシート束の小口を裁断して、シートの小口揃えをすることは公知である(特開2000−198613等の公報を参照)。
【0003】
然し、このように中綴じ製本された冊子におけるページの捲りは容易になるが、昇降可能な第1押圧手段によるシート束の折り部の折れが不十分で見栄えが悪く、装置も大型になっていた。
そこで、同一出願人の発明者は、図62に図示のように、搬入されるシートの束(P)に対して折り処理をした後に裁断の処理をするために、折り処理搬送路101から搬入されるシートの束(P)を折りプレート102が折り目を施して進入させる回動可能に保持された一対の折りローラ103aからなる折り機構103と、増し折りローラ104aをシートの束(P)の搬送方向と交わる横方向にシートの束(P)の折り目に折り処理を施された折り部上を回動して移動するようにしてシート束(P)の折り部の折れが十分に行われて見栄えも良くなる横方式の増し折り機構104と、直線形状の固定刃105aに当接しながら回転して水平移動する回転移動丸刃105bとからなるスライドカッタの裁断機構105を、この順でシートの束(P)の搬送方向に並べて、シートの束の折り部の折れが十分に行われて使い勝手と見栄えも良く、装置も小型化された裁断装置100、及び、その裁断装置100を具備する画像形成の後処理装置110、並びに、画像形成装置120を提案している。
ここで、増し折り機構104は、その上流側でシートの束(P)を押える必要があり、又、裁断装置100は、その下流側でシートの束(P)を押える必要がある。
そこで、折り機構103の一対の折りローラ103aの加圧ローラを増し折り機構104の押えとし、排紙ローラ106を裁断装置100の裁断時の押えとした。
然し、裁断装置100の裁断時の押えは、比較的に高い押え力が必要となり、これを排紙ローラ106で代用する場合は耐久性に劣り危険である。
又、シートの束(P)後端に処理を施す裁断装置100が下流側に配置されるために、裁断直前に折り部を支えることが困難で、これを回避するためには装置自体が大型化する。
更に、折り機構103からのシートの束(P)の移動が遅く、加えて、増し折り機構104の増し折りが完了してから裁断装置100の裁断位置までの移送距離が長く、シートの束(P)のふくらみが増加して、裁断装置100の裁断時に不揃いとなり見栄えが悪くなっていた。
【特許文献1】
特開2000−198613公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の裁断装置、及び、その裁断装置を具備する画像形成の後処理装置、並びに、画像形成装置は、折り処理をした後に裁断処理したシートの束におけるページ捲り等の使い勝手が悪く、シートの束の折り部の折れが不十分で見栄えも悪いと言う問題が発生していた。
そこで本発明の課題は、このような問題点を解決するものである。即ち、シート束の折り部付近に発生した撓みを開放し、裁断を行った際のずれを低減させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の手段は、搬入されるシートに対して折り処理をした後に裁断の処理をする裁断装置において、搬入されるシートの束を搬送する折り処理搬送路と、上記折り処理搬送路と略直交する方向に移動してシートの束に折り目を施す折りプレートと、上記折りプレートが施したシートの束の折り目に折り処理を施す折り手段と、上記折り手段の形成した折り部に増し折り処理を施す増し折り手段と、上記増し折り手段で増し折り処理を施した後のシートの束の端面を裁断処理する裁断手段と、上記裁断手段と上記増し折り手段の間に配置されて各上記増し折り手段の増し折り処理時と上記裁断手段の裁断処理時にシートの束を押さえる押え手段とを備え、上記折りプレートが折り目を施したシートの束の搬送方向の上流側から上記折り手段、上記裁断手段、上記押え手段、上記増し折り手段がこの順序で直列に配置され、上記押え手段は、シートの束に対して待避可能であるとともに、上記増し折り手段で増し折り処理を施した後に、上記増し折り手段に対してシートの束の搬送方向下流側に配置された搬送手段によってシートの束の先端を挟持させた状態で、当該シートの束に対して待避してから、所定時間経過後に再加圧し、上記裁断手段が裁断処理をすることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、上記押え手段は、シートの束を一対の押えローラで押える一対の押えローラと、当該一対の押えローラのシートの束の押えを解除する押え解除手段とからなることを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、上記一対の押えローラは、回動駆動力が伝達される駆動ローラと、当該駆動ローラに従動する従動ローラと、上記駆動ローラと前記従動ローラに加圧力を付与する加圧部材とからなることを特徴とする。
第4の手段は、第2又は第3の手段において、上記押え解除手段は、上記従動ローラを回動自在に保持して支点を中心として回動自在のアーム部材と、当該アーム部材を回動駆動する偏芯カムとからなることを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4のいずれかの手段において、上記押え手段は、シートの束を搬送することを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段に係る裁断装置を画像形成の後処理装置が備えていることを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段に係る裁断装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の裁断装置の一例の要部構成説明図であり、同図において、搬入されるシートに対して折り処理をした後に裁断の処理をする裁断装置0は、連結された綴じ処理手段7の中綴じスティプラ7aによりシート(p)の中央部を綴じる中綴じ処理を施されて搬入されるシートの束(P)を搬送する折り処理搬送路1と、上記折り処理搬送路1に図示の矢印(A)方向の略直交方向に移動してシートの束(P)に折り目を施す折りプレート2と、上記折りプレート2が施したシートの束(P)の折り目に簡単な装置で確実に折り処理を施す折り手段3の一対の折りローラ3aと、一対の折りローラ3aの形成した折り部に増し折り処理を施す増し折り手段4の増し折りローラ4aと、増し折りローラ4aで増し折り処理を施した後のシートの束(P)の端面を裁断処理する裁断手段5の固定刃5aと回転移動丸刃5bと、固定刃5aと回転移動丸刃5bと増し折りローラ4aの間に配置されて各増し折りローラ4aの増し折り処理時と固定刃5aと回転移動丸刃5bの裁断処理時にシートの束(P)を押さえる押え手段6の一対の押えローラ6aと、シートの束(P)を一対の搬送ローラで搬送して排出する搬送手段8からなり、上記折りプレート2が折り目を施したシートの束(P)の図示の矢印(B)方向の搬送方向の上流側から上記折り手段3、上記裁断手段5、上記押え手段6、上記増し折り手段4、上記搬送手段8の順序に直列に配置したから、折り処理をした後に裁断処理したシート(p)の中央部を綴じる中綴じ処理が施されたシートの束(P)におけるページ捲り等の使い勝手が良く、シートの束(P)の折り部の折れが十分に行われて見栄えも更に良く、その装置もシートの束(P)の移送距離が更に短く、耐久性に更に優れ更に安全で更に小型である。
一対の折りローラ上3aと折りローラ下3aの形成するニップ部(n)を上記折りプレート2の移動軌跡線(l)上に保持するようにして、上記折り手段3の折り位置と中綴じスティプラ7aよる中綴じ位置が、簡単な装置で正確に確実に一致して折りの処理が施されるようになっている。
【0018】
図2乃至図4において、上記増し折り手段4は、一対の折りローラ上3aと上記折りローラ下3aで折り目に折り処理を施されたシートの束(P)の折り部を回動自在に支持されて確実に処理をする増し折りローラ4aと、上記増し折りローラ4aを回動自在に支持する増し折りローラ支持部材4bと、上記増し折りローラ支持部材4bを一対の折りローラ3aで折り目に折り処理を施されたシートの束(P)の搬送方向と交わる方向に案内して移動する案内移動部材4cとからなるから、簡単な装置で確実に十分な折り処理が行われ後に裁断処理したシートの束(P)における、ページ捲り等の使い勝手が良く、シートの束(P)の折り部の折れが十分に行われて見栄えも更に良く、その装置もシートの束(P)の移送距離が短く、耐久性に優れ安全で小型である上記裁断装置0を提供することができるようになった。
上記増し折りローラ4aは、下ガイド板4a上に搬送されて加圧されるシートの束(P)と接触する部分に摩擦部材4aを有している。
即ち、増し折りローラ4aの少なくともシートの束(P)と接触する外周面に摩擦部材4aを設けたので、シートの束(P)の厚みが厚い場合に、シートの束(P)の折り部の上面を増し折りローラ4aが加圧する時、シートの束(P)と上記増し折りローラ4aの接触点が沈んだ状態になって上記増し折りローラ4aが回転しにくい状態になっても、上記摩擦部材4aによってシートの束(P)と上記増し折りローラ4aとの間には回転力に必要な摩擦力が存在するので、上記増し折りローラ4aがシートの束(P)の画像面上で滑って画像面をこすることにより生じるシートの束(P)の面の汚れがなくなった。
上記増し折りローラ支持部材4bは、上ガイド板4bに当接して回動自在に保持されたローラ部材4bを有して、撓みを防止するようになっている。
更に、上記増し折りローラ支持部材4bは、加圧手段4bの加圧バネ部材4b31で上記増し折りローラ4aを上記下ガイド板4a上に搬送されたシートの束(P)を加圧するようになっているから、上記増し折りローラ4aは上記増し折りローラ支持部材4bと一緒に、上記案内移動部材4cの断面形状が角柱形状部からなるガイド部材4cの図示の矢印(C)方向のスラスト方向に移動することができ、その間、上記増し折りローラ4aは上記案内移動部材4cの上記ガイド部材4cによって常に上記下ガイド板4aに向かって加圧され、且つ、簡単な装置で容易に上下方向に移動可能な状態となっている。
上記案内移動部材4cの上記ガイド部材4cの断面形状が円形でなく4角柱形状部になっている。
上記ガイド部材4cの断面形状が、1つ以上の角のある形状であれば、上記ガイド部材4cと嵌合している上記増し折りローラ支持部材4bの姿勢が斜めになることがないので、上記増し折りローラ支持部材4bが上記ガイド部材4cの円周に沿って回ることのない角部が設けられていればよい。
これにより、上記増し折りローラ支持部材4b、上記増し折りローラ4aの姿勢が斜めになることを防止でき、シートの束(P)の折り部上を加圧する力が逃げることなく十分な折り部を形成することができるようになった。
【0019】
パルスモータ4cの回転駆動は、プーリ4cとプーリ4cに張られているタイミングベルト4cによって、上記タイミングベルト4cと嵌合している増し折りローラ支持部材4bに伝わり、増し折りローラ支持部材4bはガイド部材4cにガイドされてガイド部材4cの図示の矢印(C)方向のスラスト方向に摺動しながら移動する。
又、上記ガイド部材4cの図示の矢印(C)方向のスラスト方向には上記増し折りローラ支持部材4bの位置を検知する検知手段として位置検知センサ前4c、及び、位置検知センサ後4cが存在し、上記増し折りローラ支持部材4bが上記位置検知センサ前4c、及び、上記位置検知センサ後4cの位置に来たときには検知されるようになっている。
そして、上記増し折り手段4に搬送されてくるシートの束(P)は、シートの束検知センサ4cによって検知される。
上記増し折りローラ4aは、上記位置検知センサ後4cによりホームポジションが検出される(図4)。
上記増し折りローラ4aの増し折り動作は、シートの束(P)が所定位置に搬送され停止した後、上記増し折りローラ4aを上記位置検知センサ後4cの位置から上記位置検知センサ前4cにより検知される位置まで移動することで実施される。
図5において、上記増し折りローラ4aのイニシャル動作は、上記位置検知センサ後4cの検知状態を判断して(ステップ11)、上記位置検知センサ後4cが検知状態であれば終了するが、上記位置検知センサ後4cが検知状態でなければ、上記増し折りローラ4aを上記位置検知センサ後4cの方向に移動して(ステップ12)、上記位置検知センサ後4cの検知状態で(ステップ13)、上記増し折りローラ4aの移動を停止して(ステップ14)、終了する。
【0020】
図6と図7は裁断手段の説明図であり、同図において、上記裁断手段5は、直線形状の固定刃5aと、上記固定刃5aに当接しながら回転して水平移動する回転移動丸刃5bとからなる。
上記回転移動丸刃5bは、回動駆動可能に保持するスライダベース5bと、上記スライダベース5bに固定されて上記固定刃5aに押圧する押圧部材5bとからなる。
上記スライダベース5bは、上記固定刃5aが固定されているステー5bを回転自在に挟み込む複数個のコロ部材5bを含む。
上記回転移動丸刃5bは、両端が固定されて配回された有端タイミングベルト5bを介して小型の装置で回転しながら左右に移動するようになっている。
上記固定刃5aは、上記ステー5bに固定されており、上記ステー5bは側板0aと側板0bに固定されており独立したユニットとして成立可能な構成を取っている。
上記側板0aと上記側板0bには、各々ブラケット0cとモータブラケット0dが固定され、それぞれにはアイドラプーリ5b、カッタモータ5bが固定されている。
一方、上記スライダベース5bは、上記コロ部材5bが回転自在に上記ステー5bを挟み込む形で配置され、上記スライダベース5bは直線的に移動可能となっている。
上記スライダベース5bには、ベルト歯形とギヤ歯形を持った2段形のアイドラギヤ5bがある。
又、上記回転移動丸刃5bは軸を介して上記スライダベース5bを挟む形で駆動ギヤ5bと接続されており上記アイドラギヤ5bが回転すると上記回転移動丸刃5bも回転する構成となる。
上記回転移動丸刃5bは、図7に示すように、上記駆動ギヤ5b側から上記押圧部材5bで押圧されており、常に適切な押圧力を持ちながら上記固定刃5aに当接している。
上記有端タイミングベルト5bは、有端のベルトで両端を固定され、上記カッタモータ5bのプーリと上記アイドラプーリ5b、2個のアイドラギヤ5bに配回されている。
このように配回することで、上記カッタモータ5bを図示の矢印(D)方向の時計の回転方向に回転すると、上記スライダベース5bは、上記回転移動丸刃5bが反時計方向に回転しながら図示の矢印(E)方向に移動することとなる。
このような小型の裁断装置で、上記固定刃5aと上記回転移動丸刃5bの隙間にシートの束(P)があれば、裁断が可能となる。
又、上記スライダベース5bのホームポジションは、カッタHPセンサ5b10により検出されるようになっている。
【0021】
図8のフローチャートにおいて、上記裁断手段5の上記スライダベース5bのイニシャル動作は、上記カッタHPセンサ5b10の検出状態を判断して(ステップ21)、上記カッタHPセンサ5b10の検出状態がオン(ON)ならば終了するが、上記カッタHPセンサ5b10の検出状態がオフ(OFF)ならば、上記カッタモータ5bを反時計方向に回転を開始して(ステップ22)、上記カッタHPセンサ5b10のオン(ON)の検知状態で(ステップ23)、上記カッタモータ5bの反時計方向の回転を停止して(ステップ24)、終了する。
図9と図10は押え手段の構成及び動作説明図であり、同図において、上記押え手段6は、上記増し折り手段4で増し折り処理を施した後に、上記増し折り手段4に対してシートの束(P)の搬送方向下流側に配置された上記搬送手段8でシートの束(P)の先端を挟持させた状態で、シートの束(P)に対して待避して、シートの束(P)の折り部付近に発生した撓みを開放して、元の位置に戻した後に、上記裁断手段5が裁断処理をするようになっている。
【0022】
上記押え手段6は、シートの束(P)を一対の押えローラで押える一対の押えローラ6aと、上記一対の押えローラ6aのシートの束(P)の押えを解除する押え解除手段6bとからなる簡単な装置で耐久性に優れて安全である。
上記一対の押えローラ6aは、図示せぬ駆動源より回動駆動力が伝達される駆動ローラ6aと、上記駆動ローラ6aに従動する従動ローラ6aと、上記駆動ローラ6aと上記従動ローラ6aに加圧力を付与する加圧部材6aとからなり、上記増し折り手段4と上記裁断手段5間におけるシートの束(P)の搬送を兼用することで、装置が簡単で小型化、低コスト化されている。
上記押え解除手段6bは、上記従動ローラ6aを回動自在に保持して支点6bを中心として回動自在のアーム部材6bと、上記アーム部材6bを回動駆動する偏芯カム6bとからなる。
上記アーム部材6bに取り付けられたピン6b11と上記偏芯カム6bにより、上記従動ローラ6aを上記駆動ローラ6aに対して接離可能としている。
上記偏芯カム6bは一対の押えローラ解除モータ6bよりタイミングベルト6bを介して駆動伝達がされている。
上記偏芯カム6bのホームポジションは解除カムHPセンサ6bにより検出され(図9を参照)、この位置より上記一対の押えローラ解除モータ6bを所定量だけ、図示の矢印(F)方向の時計方向へ回転することで、上記従動ローラ6aが簡単な装置で解除され、待避が可能となる(図10を参照)。
従って、簡単な装置で上記増し折り手段4で増し折り処理が完了したシートの束(P)をそのまま搬送し、上記搬送手段8の一対の搬送ローラで増し折り部を押えながら、上流のシートの束(P)にかかる圧力を一旦解除することで、シートの束(P)の折り部付近に発生した撓みを開放して、裁断を行うから、裁断を行った際のズレが低減できるようになった。
図11のフローチャートにおいて、一対の押えローラ6aのイニシャル動作は、上記解除カムHPセンサ6bの検出状態を判断して(ステップ31)、上記解除カムHPセンサ6bの検出状態がオン(ON)ならば終了するが、上記解除カムHPセンサ6bの検出状態がオフ(OFF)ならば、上記一対の押えローラ解除モータ6bの回転駆動を開始して(ステップ32)、上記解除カムHPセンサ6bのオン(ON)の検知状態で(ステップ33)、上記一対の押えローラ解除モータ6bの回転駆動を停止して(ステップ34)、終了する。
【0023】
図12において、搬入される被転写体のシート(p)に対して画像形成後の処理をする画像形成の後処理装置10は、搬入されるトナー画像が形成された被転写体のシート(p)を搬送する後処理搬送路11の穿孔搬送路11a、上トレイ搬送路11b、シフトトレイ搬送路11c、整合綴じ搬送路11dと、上記穿孔搬送路11a、上記上トレイ搬送路11b、上記シフトトレイ搬送路11c、上記整合綴じ搬送路11dで搬送されるトナー画像が形成された被転写体のシート(p)に対して、穿孔する穿孔装置10aのパンチユニット、中綴じ、又は、端面閉じ等を行う上記中綴じスティプラ7a、又は、端面綴じスティプラ7b、折り処理をした後に裁断の処理をする上記請求項1乃至21の何れか一項に記載の上記裁断装置0と、上トレイ10b、シフトトレイ10c、整合綴じ処理トレイ10d、シート収容部10e、上記裁断装置0で折り処理をした後に裁断の処理後のトナー画像が形成された被転写体のシートの束(P)を排出する下トレイ12等からなり、折り処理をした後に裁断処理したシートの束(P)におけるページ捲り等の使い勝手が良く、シートの束(P)の折り部の折れが十分に行われて見栄えも良く、その装置もシートの束(P)の移送距離が短く、耐久性に優れ安全で小型である。
上記画像形成の後処理装置10は、図示のように画像形成装置20の側部に取り付けられており、上記画像形成装置20の排紙コロ対21oより排出されたトナー画像形成後の被転写体のシート(p)は上記裁断装置0に導かれる。
搬入される被転写体のシート(p)は、穿孔する上記穿孔装置10aのパンチユニットを有する上記穿孔搬送路11aを通り、上記上トレイ10bへ導く上記上トレイ搬送路11b、上記シフトトレイ10cへ導く上記シフトトレイ搬送路11c、整合、及び、上記綴じ処理手段7の上記中綴じスティプラ7a、又は、上記端面綴じスティプラ7bで中綴じ、又は、端面閉じ等を行う上記整合綴じ処理トレイ10dへ導く整合綴じ搬送路11dへ、分岐爪13、及び、分岐爪14によって振り分けられるように構成される。
【0024】
上記整合閉じ処理トレイ10dで整合、及び、綴じ処理等を施された被転写体のシートの束(P)は、偏向手段である分岐ガイド板10dと可動ガイド10dにより、上記シフトトレイ10cへ導く上記シフトトレイ搬送路11c、折り処理をした後に裁断の処理をする上記裁断装置0へ振り分けられるように構成され、上記裁断装置0で折り処理をした後に裁断を施された被転写体のシートの束(P)は、上記搬送路手段8の一対の搬送ローラを通り上記下トレイ12へ導かれる。
又、上記整合綴じ搬送路11d内に分岐爪11dが配置されており、図示してない低荷重バネにより図示の状態に保持されており、被転写体のシート(p)の後端がこれを通過した後、搬送ローラ11d、搬送ローラ11d、スティプル排出ローラ11dの内、少なくとも上記搬送ローラ11dを逆転することで後端を上記シート収容部10eへ導き滞留させ、次シート(p)と重ね合せて搬送することが可能なように構成されている。この動作を繰返すことで2枚以上の被転写体のシート(p)を重ね合せて搬送する事も可能である。
上記上トレイ10bへ導く上記上トレイ搬送路11b、上記シフトトレイ10cへ導く上記シフトトレイ搬送路11c、整合、及び、上記綴じ処理手段7の上記中綴じスティプラ7a、又は、上記端面綴じスティプラ7bで中綴じ、又は、端面閉じ等を行う上記整合綴じ処理トレイ10dへ導く上記整合綴じ搬送路11dの上流で各々に対し共通な上記穿孔搬送路11aは、上記画像形成装置20から受け入れる被転写体のシート(p)を検出する入口センサ11a、その下流に入口ローラ11a、上記穿孔装置10a、搬送ローラ11a、上記分岐爪13、上記分岐爪14を順次配置されている。
上記分岐爪13、上記分岐爪14は、図示してないバネにより、図示の状態に保持されており、図示しないソレノイドをオン(ON)する事により、上記分岐爪13は上方に、上記分岐爪14は下方に、各々回動する事で、上記上トレイ搬送路11b、上記シフトトレイ搬送路11c、上記整合綴じ搬送路11dへ被転写体のシート(S)を振り分ける。
上記上トレイ搬送路11bへ被転写体のシート(p)を導く場合は、上記分岐爪13は図示の状態で図示しないソレノイドはオフ(OFF)、上記シフトトレイ搬送路11cへ被転写体のシート(S)を導く場合は、図示の状態から図示しないソレノイドをオン(ON)する事により、上記分岐爪13は上方に、上記分岐爪14は下方に、回動した状態となり、上記整合綴じ搬送路11dへ被転写体のシート(p)を導く場合は、上記分岐爪14は図示の状態で図示しないソレノイドはオフ(OFF)、上記分岐爪13は図示の状態から図示しないソレノイドをオン(ON)する事により、上方に回動した状態となる。
上記裁断装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10が有するシート積載装置15は、シフト排出ローラ15aの駆動ローラ15aと従動ローラ15aと、戻しコロ15bと、シート面検知センサ15cと、上記シフトトレイ10cと、昇降機構15d(図13乃至図15を参照)とシフト機構15e(図16乃至図18を参照)等により構成される。
【0025】
図13乃至図15において、上記戻しコロ15b(図13と図14を参照)は、上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15a(図12を参照)から排出された被転写体のシート(p)と接して、被転写体のシート(p)の後端を図示しないエンドフェンスに突き当てて揃えるようになっているスポンジ製のコロである。
上記戻しコロ15b(図13と図14を参照)は、上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15a(図12を参照)の回転力で回転するようになっている。
上記戻しコロ15b(図13と図14を参照)の近傍にはシフトトレイ上昇リミットスイッチ15dが設けられており、上記シフトトレイ10cが上昇して上記戻しコロ15b(図13と図14を参照)を図示の矢印(G)方向に押し上げると、上記シフトトレイ上昇リミットスイッチ15dがオン(ON)して、トレイ昇降モータ15dが停止する。これにより上記シフトトレイ10cのオーバーランが防止される。
上記戻しコロ15b(図13と図14を参照)の近傍には、図12に図示するように、上記シフトトレイ10cの被転写体のシート(p)のシート面位置を検知するシート面位置検知手段としての上記シート面検知センサ15cが設けられている(図15を参照)。
上記シート面検知センサ15cは、シート面検知レバー15cと、シート面検知センサ(スティプル用)15cとシート面検知センサ(ノンスティプル用)15cとで構成されている(図15を参照)。
【0026】
図15に図示する上記紙面検知レバー15cは、その軸部15c11を中心に回動可能に設けられており上記シフトトレイ10cに積載された被転写体のシート(p)の後端上面に接触する接触部15c12と扇形の遮蔽部15c13を有している。
上方に位置する上記シート面検知センサ(スティプル用)15cは主にスティプル排出制御に用いられ、上記シート面検知センサ(ノンスティプル用)15cは主にシフト排出制御に用いられる。
上記遮蔽部15c13によって遮られたときに、上記シート面検知センサ(スティプル用)15c、及び、上記シート面検知センサ(ノンスティプル用)15cはオン(ON)するようになっている。
従って、上記シフトトレイ10cが上昇して上記シート面検知レバー15cの上記接触部15c12が図示の矢印(H)方向の上方向に回動すると、上記シート面検知センサ(スティプル用)15cがオフ(OFF)し、更に、回動すると上記シート面検知センサ(ノンスティプル用)15cがオン(ON)する。
被転写体のシート(p)の積載量が所定の高さに達したことが上記シート面検知センサ(スティプル用)15c、及び、上記シート面検知センサ(ノンスティプル用)15cによって検知されると、上記シフトトレイ10cは所定量下降される。これにより、上記シフトトレイ10cの被転写体のシート(p)のシート面位置は略一定に保たれる。
上記シフトトレイ10cの上記昇降機構15dは、図13に図示するように上記シフトトレイ10cを駆動軸15dを駆動ユニットにより駆動される事により昇降する。
上記駆動軸15dと従動軸15dとの間にはタイミングプーリ15dを介してタイミングベルト15dがテンションをもって掛けられている。
上記タイミングベルト15dに上記シフトトレイ10cを支持する基板15dが固定されており、かかる構成によって上記シフトトレイ10cを含むユニットが昇降可能に吊り下げられている。
【0027】
上記シフトトレイ10cを図13に図示の矢印(I)方向の上下方向に移動させる駆動源としての正逆転可能な上記トレイ昇降モータ15dで発生した動力がウォームギヤ15dを介して上記駆動軸15dに固定されたギヤ列15dの最終ギヤに伝達されるようになっている。
途中、上記ウォームギヤ15dを介しているため、上記シフトトレイ10cを一定位置に保持することができ、上記シフトトレイ10cの不意の落下事故等を防止する事ができるようになっている。
上記シフトトレイ10cの上記基板15dには、遮蔽板15d10が一体に形成されており、下方には積載された被転写体のシート(p)の満載を検出する満杯検知センサ15d11と下限位置を検出する下限センサ15d12が配置されており、上記遮蔽板15d10によって上記満杯検知センサ15d11と上記下限センサ15d12とがオン(ON)、オフ(OFF)されるようになっている。
上記満杯検知センサ15d11と上記下限センサ15d12は、フォトセンサであり、上記遮蔽板15d10によって遮られたときにオン(ON)するようになっている。
尚、図13において、上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15aは省略している。
【0028】
図16乃至図18において、上記シフトトレイ10cの上記シフト機構15eは、図16に図示するように、シフトモータ15eを駆動源にシフトカム15eを回転させる。
上記シフトカム15eには、回転軸中心から一定量離れた位置にピン15eが立っており、上記ピン15eと、上記シフトトレイ10c上の積載された被転写体のシート(p)の後端をガイドし被転写体のシート(p)の排出方向と直交方向に嵌合されているエンドフェンス15eの長穴部15e41とは嵌合している。
上記シフトカム15eの回動により、上記ピン15eと嵌合している上記エンドフェンス15eは、図示の矢印(J)方向の被転写体のシート(p)の排出方向と直交方向に移動し、それに伴い上記シフトトレイ10cも図示の矢印(K)方向に移動する。
上記シフトトレイ10cは手前と奥の2つの位置で停止し、その停止位置はシフトセンサ15eにより検出され、上記シフトモータ15eのオン(ON)、オフ(OFF)により行なわれる。
【0029】
図19において、上記シフト排出ローラ15aは、上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15aを有し、上記従動ローラ15aは被転写体のシート(p)の排出方向上流側を支持され、図示の矢印(L)方向の上下方向に回動自在に設けられた排出開閉ガイド板15fの自由端部に回転自在に支持されている。上記従動ローラ15aは、自重、又は、付勢力により上記駆動ローラ15aに当接し、被転写体のシート(p)は両上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15a間に挟持されて排出される。
綴じ処理された被転写体のシートの束(P)が排出される時は、上記排出開閉ガイド板15fが上方に回動され、所定のタイミングで戻されるようになっており、このタイミングはシフト排出センサ15aの検知信号に基づいて決定さる。
その停止位置は、排紙開閉ガイド板センサ15fの検知信号に基づいて決定され、排出開閉ガイド板モータ15fにより駆動されるようになっている。
【0030】
図20乃至図26において、上記綴じ処理手段7の上記中綴じスティプラ7aと上記端面綴じスティプラ7bで中綴じ、及び、端面閉じの処理を行なう上記整合綴じ処理トレイ10dにおいては、上記スティプル排出ローラ11dにより導かれた被転写体のシート(p)は、順次積載される(図20と図21を参照)。
この場合、被転写体のシート(p)ごとに、叩きコロ11dで、シート(p)の搬送方向である図示の矢印(M)方向の縦方向の整合が行われる。
ジョガーフェンス11dで、シート(p)の搬送方向と直交する幅方向である図示の矢印(N)方向の横方向の整合が行われる。
ジョブの切れ目、すなわち、被転写体のシートの束(P)の最終シート(p)から次の被転写体のシートの束(P)の先頭シート(p)までの間で、制御手段16からの綴じ信号により上記端面綴じスティプラ7bが駆動され、綴じ処理が行われる。
綴じ処理が行われた被転写体のシートの束(P)は、ただちに、放出爪11dを有する放出ベルト11dにより、上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15aへ送られ、受取り位置にセットされている上記シフトトレイ10cに排出される(図22と図23を参照)。
上記放出爪11dは、図23に図示するように、放出ベルトHPセンサ11dによりそのホームポジションを検知されるようになっており、上記放出ベルトHPセンサ11dは上記放出ベルト11dに設けられた上記放出爪11dによりオン(ON)、オフ(OFF)する。
上記放出ベルト11dの外周上には、対向する位置に2つの上記放出爪11dが配置されており、上記整合綴じ処理トレイ10dに収容された被転写体のシートの束(P)の束を交互に移動搬送する。
又、必要に応じて上記放出ベルト11dを逆回転し、これから被転写体のシートの束(P)を移動するように待機している上記放出爪11dと対向側の上記放出爪11d′の背面で、上記整合綴じ処理トレイ10dに収容された被転写体のシートの束(P)の搬送方向先端を揃えても良い。
【0031】
放出モータ11d10により駆動される上記放出ベルト11dの駆動軸11d11には、シート(p)の幅方向整合中心に上記放出ベルト11dとその駆動プーリ11d12とが配置され、それに対して対称に放出ローラ11d13が配置固定されており、上記放出ローラ11d13の周速は上記放出ベルト11dの周速より速くなるように設定されている(図24を参照)。
上記叩きコロ11dは、図20と図21に図示するように、叩きコロモータ11d53により反時計回りに回転して、支点11d51を中心に叩きソレノイド(SOL)11d52によって振り子運動を与えられ、上記整合綴じ処理トレイ10dへ送り込まれたシート(p)に間欠的に作用してシート(p)を後端フェンス10dに突き当てる。
上記ジョガーフェンス11dは、正逆転可能なジョガーモータ11d61によりタイミングベルト11d62を介して駆動され、シート(p)の幅方向に往復移動する(図20を参照)。
上記綴じ処理手段7の上記中綴じスティプラ7aは、図12と図24に図示するように、上記後端フェンス10dから上記中綴じスティプラ7aの針打ち位置までの距離が、中綴じ可能な最大シート(p)サイズの搬送方向長の半分に相当する距離以上となるように配置され、且つ、シート(p)の幅方向整合中心に対して対称に2つ配置されステー11d14に固定されている。
上記綴じ処理手段7の上記端面綴じスティプラ7bは、図25に図示するように、正逆転可能なスティプラ移動モータ11d15によりタイミングベルト11d16を介して駆動され、シート(p)の端部の所定位置を綴じるためにシート(p)の幅方向に移動する。
その移動範囲の一側端には、上記綴じ処理手段7の上記端面綴じスティプラ7bのホームポジションを検出するスティプラ移動HPセンサ11d17が設けられており、シート(p)の幅方向の綴じ位置は、前記ホームポジションからの端面綴じスティプラ7bの移動量により制御される。
又、端面綴じスティプラ7bは、図26に図示するように、斜めモータ11d21により、斜め方向に回動するようになっている。
【0032】
図27乃至図29において、被転写体のシートの束(P)の偏向手段としての分岐ガイド板10dは、支点10d11を中心に図示の矢印(O)の上下方向に回動自在に設けられ、その下流側に回転自在な加圧コロ10d12を有しており、スプリング10d13により上記放出ローラ11d13に加圧される。
又、上記分岐ガイド板10dの位置は、束分岐駆動モータ10d14より駆動を得て回転するカム10d15のカム面10d151と当接することにより決められる。
被転写体のシートの束(P)の偏向手段としての上記可動ガイド10dは、上記放出ローラ11d13の回転軸11d131に回動自在に支持され、上記可動ガイド10dには回動自在に連結されたリンクアーム10d21が設けられている。
上記リンクアーム10d21は、図24に図示する側板10fに固定された軸10d22と長穴部10d23で嵌合されており、これにより上記可動ガイド10dの回動範囲は規制される。
又、スプリング10d24により下方に付勢されることで、図27の位置に保持される。
更に、上記束分岐駆動モータ10d14より駆動を得て回転する上記カム10d15の上記カム面10d151により、上記リンクアーム10d21が押されると連結されている上記可動ガイド10dは上方へ回動する。
上記カム10d15は束分岐ガイドHPセンサ10d25をその遮蔽部10d26により検知させることで、そのホームポジションを得て、上記束分岐駆動モータ10d14の駆動パルスによりその停止位置を制御する。
図27は、上記カム10d15がホームポジションにある時の上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dの位置関係を示す。
上記可動ガイド10dのガイド面10d27は上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15aへの経路において、シート(p)をガイドする機能を有している。
図28は、上記カム10d15が回転することにより、上記分岐ガイド板10dが下方へ回動し、上記加圧コロ10d12が上記放出ローラ11d13に加圧していることを示す。
図29は、上記カム10d15が、更に、回転することにより、上記可動ガイド10dが上方に回動し、上記整合綴じ処理トレイ10dから上記裁断装置0に導く経路を、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dとで形成することを示す。
又、図24には、奥行き方向の位置関係を示す。上記画像形成の後処理装置10では、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dは1つの駆動モータにより動作するが、個々に駆動モータを設けて、シート(p)サイズや綴じ枚数に応じて、移動タイミングや停止位置を制御可能に構成しても良い。
【0033】
図30と図31において、上記裁断装置0における上記折りプレート2は、装置本体の前後の上記側板0aと上記側板0bに立てられた各2本の軸2aに長穴部2bが嵌合することで支持され、その軸部2cとリンクアーム2dの長穴部2eは嵌合されており、上記リンクアーム2dが支点2fを中心に揺動することで、上記折りプレート2は、図示の矢印(Q)方向の左右に往復移動する。
上記リンクアーム2dの長穴部2gと折りプレート駆動カム2hの軸部2iは嵌合されており、上記折りプレート駆動カム2hの回転運動により上記リンクアーム2dは揺動する。
上記折りプレート駆動カム2hは、折りプレート駆動モータ2jにより図示の矢印(R)方向に回転する。
その停止位置は、半月形状の遮蔽部2hの両端部を折りプレートHPセンサ2kにより検知することで決定される。
図30には、上記折り処理搬送路1の被転写体のシートの束(P)の収容領域から完全に退避したホームポジション位置を示す。
上記折りプレート駆動カム2hを図示の矢印(R)方向に回転させると、上記折りプレート2は、図示の矢印(S)方向に移動し、上記折り処理搬送路1の被転写体のシートの束(P)の収容領域に突出する。
図31には、上記折り処理搬送路1の被転写体のシートの束の(P)の中央を、上記折り手段3の上記一対の折りローラ3の上記折りローラ上3aと上記折りローラ下3aで形成されるニップ部(n)に押し込む位置を示す。
上記折りプレート駆動カム2hを図示の矢印(R)方向に更に回転させると、上記折りプレート2は、図示の矢印(T)方向に移動し、上記折り処理搬送路1の被転写体のシートの束(S)の収容領域から退避する。
上記画像形成の後処理装置10は、図12に図示するように、(1)上記穿孔搬送路11aから上記上トレイ搬送路11bを通り上記上トレイ10bへ排出されるノンスティプルモード(a)と、(2)上記穿孔搬送路11aから上記シフトトレイ搬送路11cを通り上記シフトトレイ10cへ排出されるノンスティプルモード(b)、(3)上記穿孔搬送路11aから上記シフトトレイ搬送路11cを通り上記シフトトレイ10cへ排出されるが、その際、上記シフトトレイ10cが、部の区切れ毎に排出方向と直交方向に揺動する事で排出されるシート(p)は仕分けられるソート、スタックモードと、(4)上記穿孔搬送路11aから上記整合綴じ搬送路11dを経て上記整合綴じ処理トレイ10dで整合、及び、綴じを施され上記シフトトレイ搬送路11cを通り上記シフトトレイ10cへ排出されるスティプルモードと、(5)上記穿孔搬送路11aから上記整合綴じ搬送路11dを経て上記整合綴じ処理トレイ10dで整合、及び、中綴じを施され、更に、上記折り処理搬送路1で中央折りを施され、上記増し折り手段4で増し折りが施され、上記裁断手段5で裁断処理が施されて上記下トレイ12bへ排出される中綴じ製本モードの各後処理モードに応じて排出形態をとるようになっている。
【0034】
(1)ノンスティプルモード(a)の動作は、上記穿孔搬送路11aから上記分岐爪13で振り分けられたシート(p)は、上記上トレイ搬送路11bに導かれ搬送ローラ11bと上排出ローラ11bによって上記上トレイ10bへ排出される。
又、上記上排出ローラ11bの近傍に配置されシート(p)の排出を検出する上排出センサ11bによって排出の状態を監視する。
(2)ノンスティプルモード(b)の動作は、上記穿孔搬送路11aから上記分岐爪13と上記分岐爪14で振り分けられたシート(p)は、上記シフトトレイ搬送路11cに導かれ、搬送ローラ11cと上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15aによって上記シフトトレイ10cへ排出される。
又、上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15aの近傍に配置されシート(p)の排出を検出する上記シフト排出センサ15aによって排出の状態を監視する。
(3)ソート、スタックモードの動作は、(2)ノンスティプルモード(b)時と同様の搬送排出を行う。
その際、上記シフトトレイ10cが、部の区切れ毎に排出方向と直交方向に揺動する事で排出されるシート(p)は仕分けられる。
【0035】
(4)スティプルモードの動作は、上記穿孔搬送路11aから上記分岐爪13と上記分岐爪14で振り分けられたシート(p)は、上記整合綴じ搬送路11dに導かれ、搬送ローラ11d18、上記搬送ローラ11d、上記搬送ローラ11d、上記スティプル排出ローラ11dにより上記整合綴じ処理トレイ10dに排出される。
上記整合綴じ処理トレイ10dでは、上記スティプル排出ローラ11dにより順次排出されるシート(p)を整合し所定枚数に達すると、上記綴じ処理手段7の上記端面綴じスティプラ7bにより綴じ処理を行う。
その後、綴じられた被転写体のシートの束(P)は上記放出爪11dにより下流へ搬送され、上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15aによって上記シフトトレイ10cへ排出される。
又、上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15aの近傍に配置され被転写体のシートの束(P)の排出を検出する上記シフト排出センサ15aによって排出の状態を監視する。
スティプルモード時の上記整合綴じ処理トレイ10dにおける動作は、スティプルモードが選択されると、図20と図21に図示するように、上記ジョガーフェンス11dはホームポジションより移動し、上記整合綴じ処理トレイ10dに排出されるシート(p)の幅より片側7mm離れた待機位置で待機する。
シート(p)が上記スティプル排出ローラ11dによって搬送され、シート(p)後端がスティプル排出センサ11d19を通過すると、上記ジョガーフェンス11dが待機位置から5mm内側に移動して停止する。
又、上記スティプル排出センサ11d19は、シート(p)の後端通過時点にそれを検知し、その信号が上記制御手段16のCPU16aに入力される。
【0036】
上記制御手段16の上記CPU16aでは、この信号の受信時点から上記スティプル排出ローラ11dを駆動するスティプル搬送モータ11d41からの発信パルス数をカウントし、所定パルス発信後に上記叩きソレノイド(SOL)1152をオン(ON)させる。
上記叩きコロ11dは、上記叩きソレノイド(SOL)1152のオン(ON)、オフ(OFF)により振り子運動をするようになっている。
上記叩きソレノイド(SOL)1152のオン(ON)時には、上記叩きコロ11dはシート(p)を叩いて下方向に戻し、上記後端フェンス10dに突き当ててシート(p)揃えを行う。
このとき、上記整合綴じ処理トレイ10dに収容されるシート(p)が上記入口センサ11a、又は、上記スティプル排出センサ11d19を通過するたびにその信号が上記制御手段16の上記CPU16aに入力され、シート(p)の枚数がカウントされる。
上記叩きソレノイド(SOL)11d52が、オフ(OFF)されて所定時間経過後、上記ジョガーフェンス11dは、上記ジョガーモータ11d61によって、更に、2.6mm内側に移動して一旦停止し、横揃えが終了する。
上記ジョガーフェンス11dは、その後7.6mm外側に移動して待機位置に戻り、次のシート(p)を待つ。この動作を最終頁まで行う。
その後、再び、7mm内側に移動して停止し、被転写体のシートの束(P)の両側端を押えてスティプル動作に備える。
その後、所定時間後に、図示しないスティプルモータにより上記綴じ処理手段7の上記端面綴じスティプラ7bが作動し、綴じ処理が行われる。
この時、2ヶ所以上の綴じが指定されていれば、1ヶ所の綴じ処理が終了した後、上記スティプル移動モータ11d15が駆動され(図25を参照)、上記端面綴じスティプラ7bがシート(p)の後端に沿って適正位置まで移動され、2ヶ所目の綴じ処理が行なわれる。又、3ヶ所目以降が指定されている場合は、これを繰返す。
【0037】
綴じ処理が終了すると、上記放出モータ11d10が駆動され、上記放出ベルト11dが駆動される(図22を参照)。
この時、上記放出モータ11d10も駆動され、上記放出爪11dにより持ち上げられた被転写体のシートの束(P)を受け入れるべく上記シフト排出ローラ15aの上記駆動ローラ15aと上記従動ローラ15aが回転し始める。この時、上記ジョガーフェンス11dは、シート(p)のサイズ、及び、綴じ枚数により異なるように制御される。
例えば、綴じ枚数が設定枚数より少ない、又は、設定サイズより小さい場合には、上記ジョガーフェンス11dにより、被転写体のシートの束(P)を押えながら上記放出爪11dにより被転写体のシートの束(P)の後端を引っかけ搬送する。
そして、シート有無センサ11d20(図12と図21を参照)、又は、上記放出ベルトHPセンサ11d(図12を参照)による検知より所定パルス後に、上記ジョガーフェンス11dを2mm退避させ、上記ジョガーフェンス11dによるシート(p)への拘束を解除する。
この所定パルスは、上記放出爪11dがシート(p)の後端と接触してから、上記ジョガーフェンス11dの先端を抜ける間で設定されている。
又、綴じ枚数が設定枚数より多い、あるいは設定サイズより大きい場合には、予め上記ジョガーフェンス11dを2mm退避させ、放出を行う。
いずれの場合も、被転写体のシートの束(P)が上記ジョガーフェンス11dを抜けきると、上記ジョガーフェンス11dは、更に、5mm外側に移動して待機位置に復帰し、次のシート(p)に備える。
尚、シート(p)に対する上記ジョガーフェンス11dの距離により拘束力を調整することも可能である。
(5)中綴じ製本モードの動作は、上記穿孔搬送路11aから上記分岐爪13と上記分岐爪14で振り分けられたシート(p)は、上記整合綴じ搬送路11dに導かれ、上記搬送ローラ11d18、上記搬送ローラ11d、上記搬送ローラ11d、上記スティプル排出ローラ11dにより上記整合綴じ処理トレイ10dに排出される。
【0038】
図32乃至図43において、上記整合綴じ処理トレイ10dでは、(4)スティプルモード時と同様に、上記スティプル排出ローラ11dにより順次排出されるシート(p)を整合し、綴じる直前までは同様の動作をする(図32と図33を参照)。
その後、被転写体のシートの束(P)は上記放出爪11dによりシート(p)のサイズ毎に設定された所定距離だけ下流へ運ばれ、その中央を上記中綴じスティプラ7aにより中綴じ処理される(図34を参照)。
図35の位置に、中綴じ処理された被転写体のシートの束(P)は上記放出爪11dにより下流へシート(p)のサイズ毎に設定された所定距離だけ搬送され一旦停止する。この搬送距離は上記放出モータ11d10の駆動パルスにより管理される(図22と図24を参照)。
その後、被転写体のシートの束(P)の先端部は上記放出ローラ11d13と上記加圧コロ10d12により挟持され、図示の矢印(U)方向に回動する上記分岐ガイド板10dと図示の矢印(V)方向に回動する上記可動ガイド10dとで形成され上記裁断装置0の上記折り処理搬送路1へ導かれる経路を通過するべく、再度、上記放出爪11dと上記放出ローラ11d13により下流へ搬送される。
上記放出ローラ11d13は、上記放出ベルト11dの上記駆動軸11d11に設けられており、上記放出ベルト11dと同期して駆動される(図35を参照)。
そして、その被転写体のシートの束(P)は、上記裁断装置0の上記折り処理搬送路1の搬送ローラ上1aと搬送ローラ下1bにより、予めそのシート(p)のサイズに応じた位置にホームポジションから移動して、下側の端面をガイドするべく停止している可動後端フェンス1cまで搬送される。
この時、上記放出爪11dは、上記放出ベルト11dの外周上に対向する位置に配置されたもう1つの上記放出爪11d′が上記後端フェンス10dの近傍に達した位置で停止し、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dはホームポジションへ復帰し、次のシート(p)に備える(図36を参照)。
【0039】
上記裁断装置0の上記折り処理搬送路1の上記可動後端フェンス1cに突き当てられた被転写体のシートの束(P)は、上記搬送ローラ下1bの加圧を解除される(図37を参照)。
その後、シート(p)の束の中綴じ処理された針部近傍は、略直角方向に、上記折りプレート2により押され、折りローラ上3aと折りローラ下3aで形成されるニップ部(n)へと導かれる。
予め回転していた折りローラ上3aと折りローラ下3aは、その被転写体のシートの束(P)を加圧搬送することで、被転写体のシート束(P)の中央に折りを施す(図38を参照)。
その後、被転写体のシート束(P)は、上記増し折り手段4まで搬送されて一旦停止する。この停止位置は上記増し折り手段4に搭載された上記シートの束検知センサ4cからのパルス制御で決定される。こうして被転写体のシート束(P)先端が上記増し折り手段4の所定位置に停止されると、図39に図示するように、上記増し折りローラ4aが駆動され、折りが強化される。
上記増し折りローラ4aは、上記位置検知センサ後4cによりホームポジションが検出される(図4を参照)。
増し折り動作は被転写体のシート束(P)が所定位置に搬送され停止した後、上記増し折りローラ4aを上記位置検知センサ後4cの位置から上記位置検知センサ前4cの位置に移動することで実施される(図2を参照)。
増し折り動作が完了して裁断処理が選択されていない場合には、一対の押えローラ6a、及び、一対の搬送ローラ8により上記下トレイ12へ排出される。
このとき、被転写体のシート束(P)の後端が折り部通過センサ3bに検知されると、上記折りプレート2、上記可動後端フェンス1cはホームポジションに復帰し、上記搬送ローラ下1bの加圧は復帰される。
又、下排出センサ8aの状態をみて被転写体のシート束(P)が上記増し折り手段4外に移動したことが検出されると、上記増し折りローラ4aは上記位置検知センサ後4cの位置に移動される。こうして次の被転写体のシート束(P)に備える。次のジョブが同被転写体のシート束(P)サイズ同枚数であれば、上記可動後端フェンス1cはその位置で待機しても良い。
【0040】
増し折り動作が完了し裁断処理が選択されている場合には、図40に図示するように、まず、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6aにより被転写体のシート束(P)を搬送し、被転写体のシート束(P)の折り目が上記搬送手段8の一対の搬送ローラのニップ部を若干とおり過ぎた位置で停止する。
この位置は、上記下排出センサ8aの検知信号よりパルス制御で決定される。次に、図41に図示するように、一旦、従動ローラ6aを解除して、被転写体のシート束(P)の余分な撓みを開放し、所定時間経過後、図42に図示するように従動ローラ6aを再加圧する。
次に、被転写体のシート束(P)を上記裁断手段5の裁断位置まで移送して、上記スライダベース5bを駆動して、被転写体のシート束(P)の端部の裁断が行われる(図43を参照)。
上記裁断手段5で裁断が完了すると、被転写体のシート束(P)は、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6a、及び、上記搬送手段8の一対の搬送ローラにより上記下トレイ12へ排出される。
このとき、被転写体のシート束(P)の後端が上記折り部通過センサ3bに検知されると、上記折りプレート2、上記可動後端フェンス1cはホームポジションに復帰し、上記搬送ローラ下1bの加圧は復帰される。
又、下排出センサ8aの状態をみて被転写体のシート束(P)が上記増し折り手段4外に移動したことが検出されると、上記増し折りローラ4aは上記位置検知センサ後4cの位置に移動され、上記裁断手段5の上記スライダベース5bもホームポジションに復帰される。
こうして、次の被転写体のシート束(P)に備える。次のジョブが同被転写体のシート束(P)サイズ同枚数であれば、上記可動後端フェンス1cはその位置で待機しても良い。
又、被転写体のシート束(P)の折り部の撓みを開放する際に、上記搬送手段8の一対の搬送ローラ排で折り部近傍を押えることとしたが、上記増し折り手段4の上記増し折りローラ4aで押えても良い。
【0041】
図44は本発明に係る装置の制御系を示す図であり、同図において、上記制御手段16は、上記CPU16a、I/Oインターフェース16b等を有するマイクロコンピュータであり、上記画像形成装置20の操作部21qの各スイッチ等、及び、上記シート面検知センサ15c等の各センサ(SW)からの信号が上記I/Oインターフェース16bを介して上記CPU16aへ入力される。
上記CPU16aは、入力された信号に基づいて、上記シフトトレイ10c用の上記トレイ昇降モータ15d、上記排出開閉ガイド板15fを開閉する排出開閉ガイド板開閉モータ15f、上記シフトトレイ10cを移動する上記シフトモータ15e、上記叩きコロ11dを駆動する叩きコロモータ11d53、上記叩きソレノイド(SOL)11d52等の各ソレノイド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排出ローラを駆動する排紙モータ、上記放出ベルト11dを駆動する上記放出モータ11d10、上記端面綴じスティプラ7bを移動する上記スティプラ移動モータ11d15、上記端面綴じスティプラ7bを斜めに回転する上記斜めモータ11d21、上記ジョガーフェンス11dを移動する上記ジョガーモータ11d61、上記分岐ガイド板10d、及び、上記可動ガイド10dを回動する上記束分岐駆動モータ10d14、上記可動後端フェンス1cを移動する図示しない後端フェンス移動モータ、上記折りプレート2を移動する上記折りプレート駆動モータ2j、一対の折りローラ3aの上記折りローラ上3aと上記折りローラ3aを駆動する図示しない一対の折りローラ駆動モータ等の駆動を制御する。
上記スティプル排出ローラ11dを駆動するスティプル搬送モータ11d41のパルス信号は上記CPU16aに入力されてカウントされ、このカウントに応じて上記叩きソレノイド(SOL)11d52、及び、上記ジョガーモータ11d61が制御される。
【0042】
図45のフローチャートにおいて、上記裁断装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10における、上述のノンスティプルモード(a)の動作は、上記制御手段16によって、次のように実行される(図12を参照)。
シート(p)が上記画像形成装置20側から搬入される状態になると、スタートして、上記穿孔搬送路11aの上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記上トレイ搬送路11bの上記搬送ローラ11bと上記上排出ローラ11bがそれぞれ回動を開始する(ステップ101)。そして、上記入口センサ11aのオン(ON)を判断して(ステップ102)、上記入口センサ11aのオフ(OFF)を判断して(ステップ103)、上記上排出センサ11bのオン(ON)を判断して(ステップ104)、上記上排出センサ11bのオフ(OFF)を判断して(ステップ105)、シート(p)の通過を確認して、最終のシート(p)が通過して(ステップ106)、所定時間が経過すると上記穿孔搬送路11aの上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記上トレイ搬送路11bの上記搬送ローラ11bと上記上排出ローラ11bの回動を停止させて(ステップ107)、エンドで終了する。
これにより、上記画像形成装置20側から搬入されて来たシート(p)を全て上記上トレイ10bに綴じることなく排出して積載する。
尚、図示のように、上記穿孔装置10aが、上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11aの間に配置されているので、この間に、上記穿孔装置10aによって、穴あけをすることもできるようになっている。
【0043】
図46において、上記裁断装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10における、上述のノンスティプルモード(b)の動作は、上記制御手段16によって、次のように実行される(図12を参照)。
シート(p)が上記画像形成装置20側から搬入される状態になると、スタートして、上記穿孔搬送路11aの上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記シフトトレイ搬送路11cの上記搬送ローラ11cと上記シフト排出ローラ15aがそれぞれ回動を開始する(ステップ201)、そして、上記分岐爪13と上記分岐爪14を駆動するソレノイドをオン(ON)して、上記分岐爪13を反時計方向に、上記分岐爪14を時計方向にそれぞれ回動させる(ステップ202)。そして、上記入口センサ11aのオン(ON)を判断して(ステップ203)、上記入口センサ11aのオフ(OFF)を判断して(ステップ204)、上記シフト排出センサ15aのオン(ON)を判断して(ステップ205)、上記シフト排出センサ15aのオフ(OFF)を判断して(ステップ206)、搬入されて来たシート(p)の通過を確認して、最終のシート(p)が通過して(ステップ207)、所定時間が経過すると上記穿孔搬送路11aの上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記シフトトレイ搬送路11cの上記搬送ローラ11cと上記シフト排出ローラ15aの回動を停止させて(ステップ208)、上記分岐爪13と上記分岐爪14を駆動するソレノイドをオフ(OFF)して(ステップ209)、エンドで終了する。
これにより、上記画像形成装置20側から搬入されて来たシート(p)を全て上記シフトトレイ10cに綴じることなく排出して積載する。
尚、図示のように、上記穿孔装置10aが、上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11aの間に配置されているので、この間に、上記穿孔装置10aによって、穴あけをすることもできる。
【0044】
図47において、上記裁断装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10における、上述のソート、スタックモードの動作は、上記制御手段16によって、次のように実行される(図12を参照)。
シート(p)が上記画像形成装置20側から搬入される状態になると、スタートして、上記穿孔搬送路11aの上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記シフトトレイ搬送路11cの上記搬送ローラ11cと上記シフト排出ローラ15aがそれぞれ回動を開始する(ステップ301)、そして、上記分岐爪13と上記分岐爪14を駆動するソレノイドをオン(ON)して、上記分岐爪13を反時計方向に、上記分岐爪14を時計方向にそれぞれ回動させて(ステップ302)、そして、上記入口センサ11aのオン(ON)を判断して(ステップ303)、上記入口センサ11aのオフ(OFF)を判断して(ステップ304)、上記シフト排出センサ15aのオン(ON)を判断して(ステップ305)、上記シフト排出センサ15aを通過したシート(p)が部の先頭のシート(p)であるかを判断して(ステップ306)、シート(p)が部の先頭のシート(p)でなければ、すでに上記シフトトレイ10cは移動しているので、そのまま排出して(ステップ310)へ、シート(p)が部の先頭のシート(p)であれば上記シフトモータ15eをオン(ON)して(ステップ307)、上記シフトセンサ15eが上記シフトトレイ10cを検出してオン(ON)するまで上記シフトトレイ10cをシート(p)の搬送方向と直交する方向に移動させて(ステップ308)、上記シフトセンサ15eが上記シフトトレイ10cの検出により上記シフトモータ15eをオフ(OFF)して(ステップ309)、そして、シート(p)を上記シフトトレイ10cに排出し、上記シフト排出センサ15aのオフ(OFF)を判断して(ステップ310)、そのシート(p)が、最終のシート(p)かどうか判断して(ステップ311)、最終のシート(p)でなければ、次のシート(p)に対して(ステップ(303)からの処理を繰り返し、最終のシート(p)であれば、最終のシート(p)が通過して所定時間が経過した時点で、上記穿孔搬送路11aの上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記シフトトレイ搬送路11cの上記搬送ローラ11cと上記シフト排出ローラ15aの回動を停止させて(ステップ312)、上記分岐爪13と上記分岐爪14を駆動するソレノイドをオフ(OFF)して(ステップ313)、エンドで終了する。
これにより、上記画像形成装置20側から搬入されて来たシート(p)を全て上記シフトトレイ10cに綴じることなく排出し、仕分けして積載する。
尚、図示のように、上記穿孔装置10aが、上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11aの間に配置されているので、この間に、上記穿孔装置10aによって、穴あけをしたシート(p)のソートやスタックが可能である。
【0045】
図48乃至と図50において、上記裁断装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10における、上述のスティプルモードの動作は、上記制御手段16によって、次のように実行される(図12を参照)。
シート(p)が上記画像形成装置20側から搬入される状態になると、スタートして、上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記搬送ローラ11d18、上記搬送ローラ11d、上記搬送ローラ11d、上記スティプル排出ローラ11d、叩きコロ11dがそれぞれ回動を開始する(ステップ401)、そして、上記分岐爪13を駆動するソレノイドをオン(ON)して、上記分岐爪13を反時計方向に回動させて(ステップ402)、次いで、上記端面綴じスティプラ7bを上記スティプル移動HPセンサ11d17で検知して、ホームポジションを確認した後、上記スティプル移動モータ11d15を駆動して、上記端面綴じスティプラ7bを綴じ位置に移動させて(ステップ403)、又、上記放出ベルト11dのホームポジションも上記放出ベルトHPセンサ11dで検知し、その位置を確認した後、上記放出モータ11d10を駆動して待機位置に上記放出ベルト11dを移動させる(ステップ404)。又、上記ジョガーフェンス11dもジョガーフェンスHPセンサでホームポジションの位置を検出した後、待機位置に移動させる(ステップ405)。更に、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dをホームポジションに移動させる(ステップ406)。そして、上記入口センサ11aのオン(ON)を判断して(ステップ407)、上記入口センサ11aのオフ(OFF)を判断して(ステップ408)、上記スティプル排出センサ11d19がオン(ON)を判断して(ステップ409)、上記シフト排出センサ15aがオフ(OFF)を判断して(ステップ410)、上記シフト排出センサ15aがオフ(OFF)であれば、上記整合綴じ処理トレイ10dにシート(p)が排出され、シート(p)が存在しているので、上記叩きソレノイド(SOL)11d52を所定時間オン(ON)にし、上記叩きコロ11dを所定時間オン(ON)して、シート(p)に接触させ、上記可動端フエンス10d側に付勢して、シート(p)の後端を揃えて(ステップ411)、次いで、上記ジョガーモータ11d61を駆動することで、上記ジョガーフエンス11dを所定量内側に移動させて、シート(p)の幅方向、シート(p)の搬送方向に直交する方向の揃え動作を行なった後、待機位置に戻し(ステップ412)、これにより上記整合綴じ処理トレイ10dに送り込まれたシート(p)の縦横、シート(p)の搬送方向に平行な方向と直交する方向が揃えられ、これら(ステップ407)から(ステップ413)までの動作を1枚毎に繰り返し、部の最終のシート(p)になると(ステップ413)、上記ジョガーフエンス11dを所定量内側に移動させてシート(p)の端面がずれない状態にして(ステップ414)、この状態で上記端面綴じスティプラ7bをオン(ON)にして端面閉じをオン(ON)して実行する(ステップ415)。一方、上記シフトトレイ10cを所定量を下降させて、排出スペースを確保して(ステップ416)、シフト排出モータを駆動して上記シフト排出ローラ15aの回動を開始して(ステップ417)、更に、上記放出モータ11d10をオン(ON)にして上記放出ベルト11dを所定量回動させて、綴じられた被転写体のシートの束(P)を上記シフトトレイ搬送路11cの方向に押し上げて、被転写体のシートの束(P)は、上記シフト排出ローラ15aのニップ部に挟まれて、上記シフトトレイ10cへの排出動作が行なわれる(ステップ418)。そして、上記シフト排出センサ15aがオン(ON)を判断して(ステップ419)、被転写体のシートの束(P)が上記シフト排出センサ15aの位置に進入し、上記シフト排出センサ15aがオフ(OFF)になって、被転写体のシートの束(P)が上記シフト排出センサ15aを抜けたことを判断して(ステップ420)、被転写体のシートの束(P)が上記シフト排出ローラ15aによって、上記シフトトレイ10cへの排出動作が完了する状態になっているから、上記放出ベルト11dを待機位置に移動させて(ステップ421)、及び、上記ジョガーフエンス11dも待機位置に移動させて(ステップ422)、上記シフト排出ローラ15aの回動を所定時間経過後に停止させ(ステップ423)、上記シフトトレイ10cをシート(p)の受け入れ位置に上昇させる(ステップ424)、この上昇位置は、シート面検知センサ15cによって上記シフトトレイ10c上に積載された被転写体のシートの束(P)の最上位のシート(p)の上面を検知することにより制御され、これらの一連の動作をジョブの最終の部まで繰り返す(ステップ425)。そして、被転写体のシートの束(P)の最終部になると、上記端面綴じスティプラ7bをホームポジションに移動させ(ステップ426)、上記放出ベルト11dもホームポジションに移動させ(ステップ427)、上記ジョガーフエンス11dもホームポジションに移動させ(ステップ428)、上記穿孔搬送路11aの上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記整合綴じ搬送路11dの上記搬送ローラ11d18、上記搬送ローラ11d、上記搬送ローラ11d、上記スティプル排出ローラ11d、上記整合綴じ処理トレイ10dの叩きコロ11dがそれぞれ回動を停止する(ステップ429)、上記分岐爪13を駆動するソレノイドをオフ(OFF)して(ステップ430)、エンドで終了する。
これにより、上記画像形成装置20側から搬入されて来たシート(p)を上記整合綴じ処理トレイ10dで綴じ処理を行なって上記シフトトレイ10cに排出して積載する。
尚、この場合も、図示のように、上記穿孔装置10aが、上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11aの間に配置されているので、この間に、上記穿孔装置10aによって、穴あけをしたシート(p)の綴じ処理が可能である。
【0046】
図51乃至図54において、上記裁断装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10における、裁断手段5による裁断なしの中綴じ製本モードの動作は、上記制御手段16によって、次のように実行される(図12を参照)。
シート(p)が上記画像形成装置20側から搬入される状態になると、スタートして、上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記搬送ローラ11d18、上記搬送ローラ11d、上記搬送ローラ11d、上記スティプル排出ローラ11d、叩きコロ11dがそれぞれ回動を開始する(ステップ501)。そして、上記分岐爪13を駆動するソレノイドをオン(ON)して、上記分岐爪13を反時計方向に回動させて(ステップ502)、次いで、上記放出ベルト11dのホームポジションも上記放出ベルトHPセンサ11dで検知し、その位置を確認した後、上記放出モータ11d10を駆動して待機位置に上記放出ベルト11dを移動させる(ステップ503)。又、上記ジョガーフェンス11dもジョガーフェンスHPセンサでホームポジションの位置を検出した後、待機位置に移動させる(ステップ504)。更に、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dをホームポジションに移動させる(ステップ505)。そして、上記入口センサ11aのオン(ON)を判断して(ステップ506)、上記入口センサ11aのオフ(OFF)を判断して(ステップ507)、上記スティプル排出センサ11d19がオン(ON)を判断して(ステップ508)、上記シフト排出センサ15aがオフ(OFF)を判断して(ステップ509)、上記整合綴じ処理トレイ10dにシート(p)が排出され、シート(p)が存在しているので、上記叩きソレノイド(SOL)11d52を所定時間オン(ON)にし、上記叩きコロ11dを所定時間オン(ON)して、シート(p)に接触させ、上記可動端フエンス10d側に付勢して、シート(p)の後端を揃える(ステップ510)。次いで、上記ジョガーモータ11d61を駆動することで、上記ジョガーフエンス11dを所定量内側に移動させて、シート(p)の幅方向、シート(p)の搬送方向に直交する方向の揃え動作を行なった後、待機位置に戻し(ステップ511)、これにより上記整合綴じ処理トレイ10dに送り込まれた被転写体のシート(S)の縦横、シート(p)の搬送方向に平行な方向と直交する方向が揃えられ、これら(ステップ506)から(ステップ512)までの動作を1枚毎に繰り返し、部の最終のシート(p)になると(ステップ512)、上記ジョガーフエンス11dを所定量内側に移動させてシート(p)の端面がずれない状態にして(ステップ513)、この状態で上記放出モータ11d10をオン(ON)にすることにより上記放出ベルト11dを所定量回動させて(ステップ514)、上記中綴じスティプラ7aの綴じ位置まで被転写体のシートの束(P)を上昇させて、被転写体のシートの束(P)の中央部で上記中綴じスティプラ7aをオン(ON)して、中綴じを行なって(ステップ515)、次いで、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dを所定量を変位させて上記裁断装置0の上記折り処理搬送路1に向かう経路を形成して(ステップ516)、上記折り装置0の上記折り処理搬送路1の上記搬送ローラ上1aと上記搬送ローラ下1bの回動を開始させ(ステップ517)、上記折り処理搬送路1に設けられている上記可動後端フエインス1cのホームポジションを検知した後、上記可動後端フエインス1cを待機位置に移動させる(ステップ518)。このようにして、上記折り処理搬送路1の被転写体のシートの束(P)の受け入れ体制が整えられると、上記放出ベルト11dを、更に、所定量を回動させて(ステップ519)、上記放出ローラ11d13と上記加圧コロ10d12に咥え込ませ、上記折り処理搬送路1側に被転写体のシートの束(P)を搬送して、被転写体のシートの束(P)の先端が到達センサ1dに達し(ステップ520)、所定距離搬送したら、上記折り処理搬送路1の上記搬送ローラ上1aと上記搬送ローラ下1bの回動を停止させ(ステップ521)、上記搬送ローラ下1bの加圧状態を解除させ(ステップ522)。次いで、上記折りプレート2による折り動作を開始して(ステップ523)、一対の折りローラ3a、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6aの回動を開始して(ステップ524)、被転写体のシートの束(P)を所定距離を搬送して、被転写体のシートの束(P)の先端が上記シートの束検知センサ4cに達し(ステップ525)、被転写体のシートの束(P)を所定距離を搬送して一対の折りローラ3a、上記押え手段6の上記一対の折りローラ6aの回動を停止して(ステップ526)、上記増し折り手段4の上記増し折りローラ4aを上記位置検知センサ後4cから上記位置検知センサ前4cに移動して(ステップ527)、一対の折りローラ3a、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6a、上記搬送手段8の搬送ローラ等の回動を開始する(ステップ528)。そして上記折り部通過センサ3bによって中折りされた被転写体のシートの束(P)の通過によるオン(ON)を判断して(ステップ529)、そして上記折り部通過センサ3bによって中折りされた被転写体のシートの束(P)の通過によるオフ(OFF)を判断する(ステップ530)。このようにして、被転写体のシートの束(P)の通過を監視して、上記搬送ローラ下1bを加圧状態にして(ステップ531)、上記折りプレート2をホームポジションに移動させて(ステップ532)、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dをホームポジションに移動させる(ステップ533)。この状態で、下排出センサ8aによって被転写体のシートの束(P)の通過によるオン(ON)を判断して(ステップ534)、上記下排出センサ8aによって被転写体のシートの束(P)の通過によるオフ(OFF)を判断して(ステップ535)、上記下排出センサ8aを被転写体のシートの束(P)の後端が通過すると、一対の折りローラ3a、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6a、上記搬送手段8の搬送ローラの回動を、更に、所定時間を回動させた後、停止して(ステップ536)、上記増し折り手段4の上記増し折りローラ4aを上記位置検知センサ前4cから上記位置検知センサ後4cに移動して戻す(ステップ537)。次いで、上記放出ベルト11dを待機位置に移動させて(ステップ538)、上記ジョガーフエンス11dを待機位置に移動させて(ステップ539)、そして、ジョブの最終の部かどうかを判断して(ステップ540)、ジョブの最終の部でなければ(ステップ506)に戻って以降の処理を繰り返し、ジョブの最終の部であれば、上記放出ベルト11dをホームポジションに移動させて(ステップ541)、上記ジョガーフエンス11dをホームポジションに移動させて(ステップ542)、上記穿孔搬送路11aの上記入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記整合綴じ搬送路11dの上記搬送ローラ11d18、上記搬送ローラ11d、上記搬送ローラ11d、上記スティプル排出ローラ11d、上記整合綴じ処理トレイ10dの叩きコロ11dの回動を停止し(ステップ543)、上記分岐爪13の分岐ソレノイドをオフ(OFF)にして(ステップ544)、すべて初期状態に戻して、エンドで処理を終了する。
これにより、上記画像形成装置20側から搬入されて来たシート(p)を上記整合綴じ処理トレイ10dで中綴じ処理し、上記裁断装置0で中折り処理を行なって上記下トレイ12に、中折りされた被転写体のシートの束(P)を排出して積載する。
【0047】
図55乃至図58において、上記裁断装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10における、上述の上記裁断手段5による裁断の行われる中綴じ製本モードの動作は、上記制御手段16によって、次のように実行される(図12を参照)。
シート(p)が上記画像形成装置20側から搬入される状態になると、スタートして、入口ローラ11aと搬送ローラ11a、搬送ローラ11d18、搬送ローラ11d、搬送ローラ11d、スティプル排出ローラ11d、叩きコロ11dがそれぞれ回動を開始する(ステップ601)。そして、上記分岐爪13を駆動するソレノイドをオン(ON)して、上記分岐爪13を反時計方向に回動させる(ステップ602)。次いで、上記放出ベルト11dのホームポジションも上記放出ベルトHPセンサ11dで検知し、その位置を確認した後、上記放出モータ11d10を駆動して待機位置に上記放出ベルト11dを移動させる(ステップ603)。又、上記ジョガーフェンス11dもジョガーフェンスHPセンサでホームポジションの位置を検出した後、待機位置に移動させる(ステップ604)。更に、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dをホームポジションに移動させる(ステップ605)。そして、上記入口センサ11aのオン(ON)を判断して(ステップ606)、上記入口センサ11aのオフ(OFF)を判断して(ステップ607)、上記スティプル排出センサ11d19がオン(ON)を判断して(ステップ608)、上記シフト排出センサ15aがオフ(OFF)を判断して(ステップ609)、上記整合綴じ処理トレイ10dにシート(p)が排出され、シート(p)が存在しているので、上記叩きソレノイド(SOL)11d52を所定時間オン(ON)にし、上記叩きコロ11dを所定時間オン(ON)して、シート(p)に接触させ、上記可動端フエンス10d側に付勢して、シート(p)の後端を揃える(ステップ610)。次いで、上記ジョガーモータ11d61を駆動することで、上記ジョガーフエンス11dを所定量内側に移動させて、シート(p)の幅方向、シート(p)の搬送方向に直交する方向の揃え動作を行なった後、待機位置に戻し(ステップ611)、これにより上記整合綴じ処理トレイ10dに送り込まれた被転写体のシート(S)の縦横、シート(p)の搬送方向に平行な方向と直交する方向が揃えられ、これら(ステップ606)から(ステップ612)までの動作を1枚毎に繰り返し、部の最終のシート(p)になると(ステップ612)、上記ジョガーフエンス11dを所定量内側に移動させてシート(p)の端面がずれない状態にする(ステップ613)。この状態で上記放出モータ11d10をオン(ON)にすることにより上記放出ベルト11dを所定量回動させて(ステップ614)、上記中綴じスティプラ7aの綴じ位置まで被転写体のシートの束(P)を上昇させて、被転写体のシートの束(P)の中央部で上記中綴じスティプラ7aをオン(ON)して、中綴じを行なう(ステップ615)。次いで、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dを所定量を変位させて上記裁断装置0の上記折り処理搬送路1に向かう経路を形成して(ステップ616)、上記折り装置0の上記折り処理搬送路1の上記搬送ローラ上1aと上記搬送ローラ下1bの回動を開始させ(ステップ617)、上記折り処理搬送路1に設けられている上記可動後端フエインス1cのホームポジションを検知した後、上記可動後端フエインス1cを待機位置に移動させる(ステップ618)。このようにして、上記折り処理搬送路1の被転写体のシートの束(P)の受け入れ体制が整えられると、上記放出ベルト11dを、更に、所定量を回動させて(ステップ619)、上記放出ローラ11d13と上記加圧コロ10d12に咥え込ませ、上記折り処理搬送路1側に被転写体のシートの束(P)を搬送して、被転写体のシートの束(P)の先端が到達センサ1dに達し(ステップ620)、所定距離搬送したら、上記折り処理搬送路1の上記搬送ローラ上1aと上記搬送ローラ下1bの回動を停止させ(ステップ621)、上記搬送ローラ下1bの加圧状態を解除させる(ステップ622)。次いで、上記折りプレート2による折り動作を開始して(ステップ623)、一対の折りローラ3a、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6aの回動を開始して(ステップ624)、被転写体のシートの束(P)を所定距離を搬送して、被転写体のシートの束(P)の先端が上記シートの束検知センサ4cに達し(ステップ625)、被転写体のシートの束(P)を所定距離を搬送して一対の折りローラ3a、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6aの回動を停止して(ステップ626)、上記増し折り手段4の上記増し折りローラ4aを上記位置検知センサ後4cから上記位置検知センサ前4cに移動して(ステップ627)、一対の折りローラ3a、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6a、上記搬送手段8の搬送ローラ等の回動を開始して(ステップ628)、上記下排出センサ8aによって被転写体のシートの束(P)の通過によるオン(ON)を判断して(ステップ629)、一対の折りローラ3a、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6a、上記搬送手段8の搬送ローラ等の回動を停止して(ステップ630)、上記搬送手段8の搬送ローラで増し折り部を押えながら、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6aの上記従動ローラ6aが上記押え解除手段6bにより待避されて解除して(ステップ631)、シートの束(P)の折り部付近に発生した撓みを開放して所定時間経過した後に、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6aの上記従動ローラ6aを上記押え解除手段6bにより上記駆動ローラ6aに対して再加圧して(ステップ632)、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6aの上記駆動ローラ6aと上記従動ローラ6aによって、シートの束(P)を上記裁断手段5の裁断が行われる裁断位置に搬送して(ステップ633)、上記裁断手段5の上記スライダベース5bを所定距離移動して裁断を行う(ステップ634)。そして上記折り部通過センサ3bによって中折りされた被転写体のシートの束(P)の通過によるオフ(OFF)を判断する(ステップ635)。このようにして、被転写体のシートの束(P)の通過を監視して、上記搬送ローラ下1bを加圧状態にして(ステップ636)、上記折りプレート2をホームポジションに移動させて(ステップ637)、上記分岐ガイド板10dと上記可動ガイド10dをホームポジションに移動させる(ステップ638)。この状態で、上記下排出センサ8aによって被転写体のシートの束(P)の通過によるオン(ON)を判断して(ステップ639)、上記下排出センサ8aによって被転写体のシートの束(P)の通過によるオフ(OFF)を判断して(ステップ640)、上記下排出センサ8aを被転写体のシートの束(P)の後端が通過すると、一対の折りローラ3a、上記押え手段6の上記一対の押えローラ6a、上記搬送手段8の一対の搬送ローラの回動を、更に、所定時間を回動させた後、停止して(ステップ641)、上記増し折り手段4の上記増し折りローラ4aを上記位置検知センサ前4cから上記位置検知センサ後4cに移動して戻して(ステップ642)、上記裁断手段5の上記スライダベース5bを上記カッタHPセンサ5b10に移動する(ステップ643)。次いで、上記放出ベルト11dを待機位置に移動させて(ステップ644)、上記ジョガーフエンス11dを待機位置に移動させる(ステップ645)。そして、ジョブの最終の部かどうかを判断して(ステップ646)、ジョブの最終の部でなければ(ステップ606)に戻って以降の処理を繰り返し、ジョブの最終の部であれば、上記放出ベルト11dをホームポジションに移動させて(ステップ647)、上記ジョガーフエンス11dをホームポジションに移動させて(ステップ648)、入口ローラ11aと上記搬送ローラ11a、上記整合綴じ搬送路11dの上記搬送ローラ11d18、上記搬送ローラ11d、上記搬送ローラ11d、上記スティプル排出ローラ11d、上記整合綴じ処理トレイ10dの叩きコロ11dの回動を停止し(ステップ649)、上記分岐爪13の分岐ソレノイドをオフ(OFF)にして(ステップ650)、すべて初期状態に戻して、エンドで処理を終了する。
これにより、上記画像形成装置20側から搬入されて来たシート(p)を上記整合綴じ処理トレイ10dで中綴じ処理し、上記裁断装置0で中折り処理と裁断処理を行なって上記下トレイ12に、中折りと裁断された被転写体のシートの束(P)を排出して積載する。
従って、トナー画像が形成されたシート(p)の転写用紙の折り処理をした後に裁断処理したシートの束(P)におけるページ捲り等の使い勝手が良く、シートの束(P)の折り部の折れが十分に行われて見栄えも良く、その装置もシートの束(P)の移送距離が短く、耐久性に優れ安全で小型である上記裁断装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10を提供することができるようになった。
【0048】
図59乃至図61において、上記裁断装置0を具備する上記画像形成装置20は、画像を形成するトナー画像形成手段21、シート(p)の転写用紙を上記トナー画像形成手段21に供給する給紙装置22、形成画像を読み込むためのスキャナー23、及び、ARDF24等で構成されている。
上記折り装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10は、搬入されるシート(p)の転写用紙を綴じ止めのスティプル処理やパンチ処理等をも行なう画像形成後の処理機能を有しており、上記画像形成装置20の側部に取り付けられて、上記トナー画像形成手段21で画像が形成されて搬入されたシート(p)の転写用紙に対して穴あけ、スティプル綴じの端面綴じ、又は、中綴じ、裁断等の後処理が行なわれる。
尚、一般的なシート(p)の転写用紙の流れは、図示の様に上記給紙装置22→上記トナー画像形成手段21→上記画像形成の後処理装置10(上記裁断装置0)となる(図59を参照)。
上記画像形成装置20は、形成画像を読み込むための上記スキャナー23、及び、上記ARDF24等の無いプリンター形態のシステムの場合も(図60を参照)、その他の構成は、上記コピア形態と同様である。
電子写真方法でトナー画像を形成する上記画像形成装置20の上記トナー画像形成手段21は、中間転写ベルト21a、又は、ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトと、上記中間転写ベルト21a、又は、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトに形成されたトナー画像をシート(p)の転写用紙、又は、上記中間転写ベルト21aに転写する転写手段21c、又は、転写手段21dと、上記転写手段21c、又は、上記転写手段21dのニップ部(n)に回動搬入される上記中間転写ベルト21a、又は、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトの回動搬入方向(V)を不変状態で懸架して維持しながら、上記中間転写ベルト21a、又は、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトに回動搬入方向(W)の上流側に配置されて張力を付与するテンションローラ21e、又は、テンションローラ21f、帯電器21g、光書き込みユニット21h、現像手段21i、搬送ローラ21j、定着装置21k、駆動ローラ21l、クリーニング対向ローラ21m、レジストローラ21n、上記排紙ローラ対21o、上記操作部21q、感光体クリーニング装置21r等で構成されている(図61を参照)。
【0049】
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトは、転写ローラ21dに対向する対向転写ローラ21dや上記テンションローラ21f等の複数の支持ローラに掛け回され懸架された潜像担持体としての感光体ベルトである。
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトは、図中の矢印(V)方向に回動駆動され、その周りには、上記帯電器21g、上記光書き込みユニット21h、上記現像手段21iの4組のブラック(Black)現像装置21i、シアン(Cyan)現像装置21i、マゼンタ(Magenta)現像装置21i、イエロー(Yellow)現像装置21i、上記中間転写ベルト21a、上記感光体クリーニング装置21r等が配置されている。
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトの表面には、有機感光層が形成されている。
上記トナー画像形成手段21において、画像形成動作を実行するときは、上記操作部21qの図示しない画像形成動作スイッチのオン(ON)で、上記帯電器21gに高電圧が印加されることにより、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトが一様に帯電される。
そして、図示しない画像信号処理部では、カラー画像情報、例えば、外部のコンピュータから送られてきたカラー画像信号が光書き込み信号に変換されて、上記光書き込みユニット21hに送られる。
【0050】
上記光書き込みユニット21hでは,上記光書き込み信号に基づいて,光源としてのレーザが制御され、ポリゴンミラー、f/θレンズ、及び、反射ミラー等を介して、ブラック(Black)、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の画像信号に対応した光書き込みが行われ、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルト上に静電潜像が形成される。
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルト上の静電潜像は,各色トナーをそれぞれ有する、上記現像手段21iの4組の各上記ブラック現像装置21i、上記シアン現像装置21i、上記マゼンタ現像装置21i、上記イエロー現像装置21iによって各色ごとに現像される。
これにより、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルト上には、各色ごとにトナー画像が形成される。
上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルトと上記中間転写ベルト21aとの接触部においては、上記中間転写ベルト21aにトナーと逆極性の電荷を印加することにより、上記中間転写ベルト21a上に、上記ベルト形状の像担持体21bである感光体ベルト上に形成されたトナー画像が転写される。
このトナー画像の形成、及び、転写動作を4回繰り返すことにより、上記中間転写ベルト21a上に、4色重ねのカラートナー画像が形成される。
上記中間転写ベルト21a上のカラートナー画像は、上記給紙装置22から上記搬送ローラ21j、上記レジストローラ対21nによって送られてきた被転写体のシート(S)の転写用紙に、2次転写部材としての、上記転写手段21cの簡単な構造の転写ローラ21cと対向転写ローラ21cによって転写される。
カラートナー画像が転写されたシート(p)の転写用紙は、上記定着装置21kに搬送され,カラートナー像が溶融定着された後、上記排紙コロ対21oから、上記裁断装置0を具備する上記画像形成の後処理装置10に排紙、搬入され、中綴じ、折りや裁断等の画像形成後の処理が必要に応じて行なわれて収納されるようになっている。
上記中間転写ベルト21aは、ウレタンベースの弾性体部材からなるベルトであり、各上記駆動ローラ21l、上記クリーニング対向ローラ21m、上記転写手段21cの上記転写ローラ21cに対向する上記対向転写ローラ21c、上記テンションローラ21e等に懸架されて図示の矢印(V)方向に回動する。上記テンションローラ21eを除く、各上記駆動ローラ21l、上記クリーニング対向ローラ21m、上記転写手段21cの上記転写ローラ21cに対向する上記対向転写ローラ21c等は中間転写ユニットのフレームに対して位置固定であり、上記中間転写ベルト21aへの張力は上記テンションローラ21eによって架けられる。
従って、トナー画像が形成されたシート(p)の転写用紙の折り処理をした後に裁断処理したシートの束(P)におけるページ捲り等の使い勝手が良く、シートの束(P)の折り部の折れが十分に行われて見栄えも良く、その装置もシートの束(P)の移送距離が短く、耐久性に優れ安全で小型である上記裁断装置0を具備する画像形成装置20を提供することができるようになった。
【0051】
【発明の効果】
本発明は、以上に説明したように構成されているので、シート束の折り部付近に発生した撓みを開放し、裁断を行った際のずれを低減させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を説明する説明図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の主要部を説明する説明図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の他の主要部を説明する説明図である。
【図4】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図5】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の他の主要部を説明する説明図である。
【図7】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の他の主要部を説明する説明図である。
【図8】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の他の主要部を説明する説明図である。
【図10】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の他の主要部を説明する説明図である。
【図11】本発明の実施の形態例を示す裁断装置の他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置を説明する説明図である。
【図13】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の主要部を説明する斜視図である。
【図14】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の状態を説明する拡大図である。
【図15】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の状態を説明する拡大図である。
【図16】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する斜視図である。
【図17】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する拡大斜視図である。
【図18】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する拡大斜視図である。
【図19】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する斜視図である。
【図20】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する斜視図である。
【図21】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する説明図である。
【図22】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する斜視図である。
【図23】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する拡大斜視図である。
【図24】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する説明図である。
【図25】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する拡大斜視図である。
【図26】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する拡大斜視図である。
【図27】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の状態を説明する拡大説明図である。
【図28】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する拡大説明図である。
【図29】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する拡大説明図である。
【図30】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図31】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図32】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明する説明図である。
【図33】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の状態を説明する説明図である。
【図34】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図35】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図36】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図37】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図38】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図39】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図40】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図41】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図42】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図43】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の状態を説明する説明図である。
【図44】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部を説明するブロック図である。
【図45】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図46】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図47】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図48】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図49】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャートである。
【図50】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャートである。
【図51】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図52】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャートである。
【図53】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャートである。
【図54】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャートである。
【図55】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図56】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャートである。
【図57】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャートである。
【図58】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成の後処理装置の他の主要部の他の動作を説明するフローチャートである。
【図59】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成装置の概略を説明する説明図である。
【図60】本発明の他の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成装置の概略を説明する説明図である。
【図61】本発明の実施の形態例を示す裁断装置を具備する画像形成装置を説明する拡大説明図である。
【図62】従来の裁断装置を説明する説明図である。
【符号の説明】
0 裁断装置、0a 側板、
0b 側板、
0c ブラケット、
0d モータブラケット、
0e アイドラプーリ
1 折り処理搬送路、1a 搬送ローラ上、
1b 搬送ローラ下、
1c 可動後端フェンス、
1d 到達センサ
2 折りプレート、2a 軸、
2b 長穴、
2c 軸部、
2d リンクアーム、
2e 長穴部、
2f 支点、
2g 長穴部、
2h 折りプレート駆動カム、2h 遮蔽部、
2i 軸部、
2j 折りプレート駆動モータ、
2k 折りプレートHPセンサ
3 折り手段、3a 一対の折りローラ、3a 折りローラ上、
3a 折りローラ下、
3b 折り部通過センサ
4 増し折り手段、4a 増し折りローラ、4a 下ガイド板、
4a 摩擦部材、
4b 増し折りローラ支持部材、4b 上ガイド板、
4b ローラ部材、
4b 加圧手段、
4b31 加圧バネ部材、
4c 案内移動部材、4c ガイド部材、
4c パルスモータ、
4c プーリ、
4c プーリ、
4c タイミングべト、
4c 位置検知センサ前、
4c 位置検知センサ後、
4c シートの束検知センサ、
5 裁断手段、5a 固定刃、
5b 回転移動丸刃、5b スライダベース、
5b 押圧部材、
5b ステー、
5b コロ部材、
5b 有端タイミングベルト、
5b アイドラプーリ、
5b カッタモータ、
5b アイドラギヤ、
5b 駆動ギヤ、
5b10 カッタHPセンサ
6 押え手段、6a 一対の押えローラ、6a 駆動ローラ、
6a 従動ローラ、
6a 加圧部材、
6b 押え解除手段、6b アーム部材、
6b11 ピン、
6b 偏芯カム、
6b 支点、
6b 一対の押えローラ解除モ−タ、
6b タイミングベルト、
6b 解除カムHPセンサ
7 綴じ処理手段、7a 中綴じスティプラ、
7b 端面綴じスティプラ
8 搬送手段、8a 下排出センサ
10 画像形成の後処理装置、10a 穿孔装置、
10b 上トレイ、
10c シフトトレイ、
10d 整合綴じ処理トレイ、
10d 分岐ガイド板、
10d11 支点、
10d12 加圧コロ、
10d13 スプリング、
10d14 束分岐駆動モータ、
10d15 カム、
10d151 カム面、
10d 可動ガイド、
10d21 リンクアーム、
10d22 軸、
10d23 長穴部、
10d24 スプリング、
10d25 束分岐ガイドHPセンサ、
10d26 遮蔽版、
10d27 ガイド面、
10d 可動後端フエンス、
10e シート収容部、
10f 側板
11 後処理搬送路、11a 穿孔搬送路、11a 入口センサ、
11a 入口ローラ、
11a 搬送ローラ、
11b 上トレイ搬送路、11b 搬送ローラ、
11b 上排出ローラ、
11b 上排出センサ、
11c シフトトレイ搬送路、11c 搬送ローラ、
11d 整合綴じ搬送路、
11d 分岐爪、
11d 搬送ローラ、
11d 搬送ローラ、
11d スティプル排出ローラ、
11d41 スティプル搬送モータ、
11d 叩きコロ、
11d51 支点、
11d52 叩きソレノイド(SOL)、
11d53 叩きコロモータ、
11d ジョガーフエンス、
11d61 ジョガーモータ、
11d62 タイミングベルト、
11d 放出爪、
11d 放出ベルト、
11d 放出ベルトHPセンサ、
11d10 放出モータ、
11d11 駆動軸、
11d12 駆動プーリ、
11d13 放出ローラ、
11d131 回転軸、
11d14 ステー、
11d15 スティプラ移動モータ、
11d16 タイミングベルト、
11d17 スティプラ移動HPセンサ、
11d18 搬送ローラ、
11d19 スティプル排出センサ、
11d20 シート有無センサ、
11d21 斜めモータ
12 下トレイ
13 分岐爪
14 分岐爪
15 シート積載装置、15a シフト排出ローラ、
15a 駆動ローラ、
15a 従動ローラ、
15a シフト排出センサ、
15b 戻しコロ、
15c シート面検知センサ、
15c シート面検知レバー、
15c11 軸部、
15c12 接触部、
15c13 遮蔽部、
15c シート面検知センサ(スティプル用)、
15c シート面検知センサ(スティプル用)、
15d 昇降機構、
15d シフトトレイ上昇リミットスイッチ、
15d トレイ昇降モータ、
15d 駆動軸、
15d 従動軸、
15d タイミングプーリ、
15d タイミングベルト、
15d 基板、
15d ウオームギヤ、
15d ギヤ列、
15d10 遮蔽板、
15d11 満杯検知センサ、
15d12 下限センサ、
15e シフト機構、
15e シフトモータ、
15e シフトカム、
15e ピン、
15e エンドフエンス、
15e41 長穴部、
15e シフトセンサ、
15f 排出開閉ガイド板、
15f 排出開閉ガイド板センサ、
15f 排出開閉ガイド板開閉モータ
16 制御手段、16a CPU、
16b I/Oインターフェース
20 画像形成装置
21 トナー画像形成手段、21a 中間転写ベルト、
21b ベルト形状の像担持体、
21c 転写手段、21c 転写ローラ、
21c 対向転写ローラ、
21d 転写手段、21d 転写ローラ、
21d 対向転写ローラ、
21e テンションローラ、
21f テンションローラ、
21g 帯電器、
21h 光書き込みユニット、
21i 現像手段、21i ブラック現像装置、
21i シアン現像装置、
21i マゼンタ現像装置、
21i イエロー現像装置、
21j 搬送ローラ、
21k 定着装置、
21l 駆動ローラ、
21m クリーニング対向ローラ、
21n レジストローラ対、
21o 排紙コロ対、
21q 操作部、
21r 感光体クリーニング装置
22 給紙装置
23 スキャナー
24 ARDF
100 裁断装置
101 折り処理搬送路
102 折りプレート
103 折り機構、103a 一対の折りローラ
104 増し折り機構、104a 増し折りローラ
105 裁断機構、105a 固定刃、
105b 回転移動丸刃
106 排紙ローラ
110 画像形成の後処理装置
120 画像形成装置

Claims (7)

  1. 搬入されるシートに対して折り処理をした後に裁断の処理をする裁断装置において、
    搬入されるシートの束を搬送する折り処理搬送路と、
    上記折り処理搬送路と略直交する方向に移動してシートの束に折り目を施す折りプレートと、
    上記折りプレートが施したシートの束の折り目に折り処理を施す折り手段と、
    上記折り手段の形成した折り部に増し折り処理を施す増し折り手段と、
    上記増し折り手段で増し折り処理を施した後のシートの束の端面を裁断処理する裁断手段と、
    上記裁断手段と上記増し折り手段の間に配置されて各上記増し折り手段の増し折り処理時と上記裁断手段の裁断処理時にシートの束を押さえる押え手段と、
    を備え、
    上記折りプレートが折り目を施したシートの束の搬送方向の上流側から上記折り手段、上記裁断手段、上記押え手段、上記増し折り手段がこの順序で直列に配置され、
    上記押え手段は、シートの束に対して待避可能であるとともに、上記増し折り手段で増し折り処理を施した後に、上記増し折り手段に対してシートの束の搬送方向下流側に配置された搬送手段によってシートの束の先端を挟持させた状態で、当該シートの束に対して待避してから、所定時間経過後に再加圧し、上記裁断手段が裁断処理をすることを特徴とする裁断装置。
  2. 請求項1記載の裁断装置において、
    上記押え手段は、シートの束を一対の押えローラで押える一対の押えローラと、当該一対の押えローラのシートの束の押えを解除する押え解除手段とからなることを特徴とする裁断装置。
  3. 請求項2記載の裁断装置において、
    上記一対の押えローラは、回動駆動力が伝達される駆動ローラと、当該駆動ローラに従動する従動ローラと、上記駆動ローラと前記従動ローラに加圧力を付与する加圧部材とからなることを特徴とする裁断装置。
  4. 請求項2又は3記載の裁断装置において、
    上記押え解除手段は、上記従動ローラを回動自在に保持して支点を中心として回動自在のアーム部材と、当該アーム部材を回動駆動する偏芯カムとからなることを特徴とする裁断装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の裁断装置において、
    上記押え手段は、シートの束を搬送することを特徴とする裁断装置。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項に記載の裁断装置を備えていることを特徴とする画像形成の後処理装置
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の裁断装置を備えていることを特徴とする画像形成装置
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