JP2003276937A - 用紙処理装置および画像形成システム - Google Patents

用紙処理装置および画像形成システム

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JP2003276937A
JP2003276937A JP2002079477A JP2002079477A JP2003276937A JP 2003276937 A JP2003276937 A JP 2003276937A JP 2002079477 A JP2002079477 A JP 2002079477A JP 2002079477 A JP2002079477 A JP 2002079477A JP 2003276937 A JP2003276937 A JP 2003276937A
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JP2002079477A
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Nobuyasu Suzuki
伸宜 鈴木
Kenji Yamada
健次 山田
Hiromoto Saito
広元 齊藤
Hideya Nagasako
秀也 永迫
Hiroki Okada
浩樹 岡田
Junichi Iida
淳一 飯田
Akito Ando
明人 安藤
Masahiro Tamura
政博 田村
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Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高摺動性の表面処理などをすることなく、形
状の設定だけで皺が発生することなく高品質な中綴じさ
れた冊子を作成することができる用紙処理装置及び画像
形成システムを提供する。 【解決手段】 画像形成後の用紙に製本等の後処理をす
る用紙後処理装置において、用紙を整合しスティプル処
理を施すスティプル手段と、スティプルされた用紙束に
折りを施す折り手段とを備え、前記折り手段が折りプレ
ート74と折りローラ81,82とからなり、前記折り
プレート74は、用紙との当接部分が櫛歯状に形成さ
れ、用紙と当接する突出部74a,74bは、中央付近
と少なくとも主要サイズ幅の両端部に相当する位置に配
置され、前記折りローラ81は、小径部81bと大径部
81aとを有し、前記小径部81bが前記突出部74
a,74bに対向する位置に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、印刷機等の画像形成装置に一体もしくは別体に設け
られ、画像形成済みの用紙(記録媒体)に対して所定の
処理、例えば仕分け、スタック、綴じ、中綴じ製本を行
って排紙する用紙処理装置およびこの用紙処理装置と前
記画像形成装置とからなる画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成(出力)
装置の下流側に配置され、出力される記録紙に綴じなど
の後処理装置は広く知られているが、昨今その機能は多
機能化され、従来の端面綴じに加えて中綴じ処理も可能
としたものも提案されている。そして、このような中綴
じ処理が可能なものでは、中綴じ部分から折って製本す
る機能をも備えているものがある。
【0003】従来、この種のシート処理装置では、折り
手段として折りプレートとローラ対を用い、シート束が
前記折りプレートで前記ローラ対に押込まれ通過する事
でシート束の半折りを行っている。その問題点として折
りプレートでシート束を押込んだ際に折りプレートが噛
み込まれ用紙束との摩擦力で用紙がズレその結果折り皺
を発生させていた。
【0004】このような問題点を解消するため例えば特
開平11−193176号公報記載の発明が提案されて
いる。この発明では、折りプレートのシートに接触する
部分に高摺動性の表面処理を施すことによって摩擦抵抗
を減少させ、折り皺の発生を防止するようにしている。
【0005】また、特開2001−206629号公報
には、櫛歯状の折りプレートと小径部がない折りローラ
で折り手段を構成したことが開示され、特開平9−11
0290号公報には、1本の同径のローラが加圧する構
成が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
知例では、折りプレートのシートに接触する部分に高摺
動性の表面処理を施すと、コストが高くなることは否め
ない。
【0007】また、特開2001−206629号公報
記載の発明も知られている。この発明は、櫛歯状の折り
プレートと小径部がない折りローラで構成されており、
折りプレートの用紙と当接する突出部は、中央と2ヶ所
の綴じ針位置との3ヶ所と最低限にしてあるものの、用
紙束を折る際に折りプレートが折りローラニップに進入
した後折りプレートは後退するが、小径部がない折りロ
ーラを使用しているため、折りプレートの突出部が折り
ローラにくわえ込まれプレートの後退にかなり大きな駆
動力が必要であり、折りプレートで用紙の両端部をロー
ラニップまでガイドしないので両端部が遅れてニップに
進入し、皺が発生し易い。
【0008】また、特開2001−206629号公報
に開示された発明では、折りプレートの用紙と当接する
突出部は、中央と2ヶ所の綴じ針位置との3ヶ所と最低
限にしてあるものの、用紙束を折る際に折りプレートが
折りローラニップに進入した後、折りプレートは後退す
るが、小径部がない折りローラを使用しているため、折
りプレートの突出部が折りローラにくわえ込まれ、プレ
ートの後退にかなり大きな駆動力が必要である。さら
に、折りプレートで用紙の両端部をローラニップまでガ
イドしないので両端部が遅れてニップに進入するので、
皺が発生し易い。
【0009】また、特開平9−110290号公報開示
の発明では、折りローラは同一径で形成されているの
で、特開2001−206629号公報記載の発明と同
様の問題は解決されていない。
【0010】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、高摺動性の表面処理
などをすることなく、形状の設定だけで皺が発生するこ
となく高品質な中綴じされた冊子を作成することができ
る用紙処理装置及び画像形成システムを提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、画像形成後の用紙に製本等の後処理
をする用紙後処理装置において、用紙を整合しスティプ
ル処理を施すスティプル手段と、スティプルされた用紙
束に折りを施す折り手段とを備え、前記折り手段が折り
プレートと折りローラとからなり、前記折りプレート
は、用紙との当接部分が櫛歯状に形成され、用紙と当接
する突出部は、中央付近と少なくとも主要サイズ幅の両
端部に相当する位置に配置され、前記折りローラは、小
径部分と大径部分とを有し、前記小径部分が前記突出部
に対向する位置に設けられていることを特徴とする。
【0012】第2の手段は、第1の手段において、綴じ
針と接しない前記櫛歯の突出部は用紙束に対してほぼ垂
直に当接し、綴じ針と接する前記櫛歯の突出部は前記綴
じ針の上側あるいは下側に接する位置で用紙に当接する
ように設定されていることを特徴とする。
【0013】第3の手段は、第1の手段において、綴じ
針と接する前記櫛歯の突出部は他の突出部より薄い別部
材で構成され、前記他の突出部の上面又は下面に略平行
に設けられていることを特徴とする。
【0014】第4の手段は、第1ないし第3のいずれか
の手段において、前記折りプレートの突出部の用紙と当
接する部分は、ばね性を有する金属で構成されているこ
とを特徴とする。
【0015】第5の手段は、第1ないし第4のいずれか
の手段において、前記折りローラの下流に折りを再加圧
する加圧ローラを設け、その加圧ローラは大径部と小径
部とが交互に配列され、前記小径部は前記折りローラの
大径部の下流側に位置していることを特徴とする。
【0016】第6の手段は、第1ないし第5のいずれか
1項に記載の用紙処理装置と、入力された画像情報に基
づいて用紙上に画像を形成する画像形成手段および前記
画像形成手段に用紙を供給する給紙手段とを備えた成画
像形成装置とから画像形成システムを構成したことを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0018】1.全体構成 図1は本発明の実施形態に係る用紙処理装置としての用
紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システ
ムのシステム構成を示す図であり、図では、用紙後処理
装置の全体と画像形成装置の一部を示している。
【0019】図1において、用紙後処理装置PDは、画
像形成装置PRの側部に取付けられており、画像形成装
置PRから排出された用紙(記録媒体)は用紙後処理装
置PDに導かれる。前記用紙は、1枚の用紙に後処理を
施す後処理手段(この実施形態では穿孔手段としてのパ
ンチユニット100)を有する搬送路Aを通り、上トレ
イ201へ導く搬送路B、シフトトレイ202へ導く搬
送路C、整合およびスティプル綴じ等を行う処理トレイ
F(以下、スティプル処理トレイとも称する)へ導く搬
送路Dへ、それぞれ分岐爪15および分岐爪16によっ
て振り分けられるように構成されている。
【0020】搬送路AおよびDを経てスティプル処理ト
レイFへ導かれ、スティプル処理トレイで整合およびス
ティプル等を施された用紙は、偏向手段である分岐ガイ
ド板54と可動ガイド55により、シフトトレイ202
へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中
折り処理トレイとも称する)へ振り分けられるように構
成され、中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は
搬送路Hを通り下トレイ203へ導かれる。また、搬送
路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バ
ネにより図の状態に保持されており、用紙後端がこれを
通過した後、搬送ローラ9、10、スティプル排紙ロー
ラ11の内少なくとも搬送ローラ9を逆転することによ
って用紙後端を用紙収容部Eへ導いて用紙を滞留させ、
次用紙と重ね合せて搬送することが可能なように構成さ
れている。この動作を繰り返すことによって2枚以上の
用紙を重ね合せて搬送することも可能である。
【0021】搬送路B、搬送路Cおよび搬送路Dの上流
で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装置から受
け入れる用紙を検出する入口センサ301、その下流に
入口ローラ1、パンチユニット100、パンチかすホッ
パ101、搬送ローラ2、分岐爪15および分岐爪16
が順次配置されている。分岐爪15、分岐爪16は図示
しないバネにより図1の状態に保持されており、図示し
ないソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上
方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによっ
て、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振り分け
る。
【0022】搬送路Bへ用紙を導く場合は、分岐爪15
は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、搬送路Cへ用
紙を導く場合は、図1の状態から前記ソレノイドをON
することにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下
方にそれぞれ回動した状態となり、搬送路Dへ用紙を導
く場合は、分岐爪16は図1の状態で前記ソレノイドは
OFF、分岐爪15は図1の状態から前記ソレノイドを
ONすることにより、上方に回動した状態となる。
【0023】この用紙後処理装置では、用紙に対して、
穴明け(パンチユニット100)、用紙揃え+端部綴じ
(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、
用紙揃え+中綴じ(ジョガーフェンス53、中綴じステ
ィプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、
中折り(折りプレート74、折りローラ81、82)な
どの各処理を行うことができる。
【0024】画像形成装置PRは、この実施形態では、
入力された画像データに基づいて感光体ドラムなどの画
像形成媒体に光書き込みを行って感光体ドラム表面に潜
像を形成し、形成された潜像をトナー現像して用紙など
の記録媒体に転写し、定着して排紙するいわゆる電子写
真プロセスを使用した画像形成装置であり、電子写真プ
ロセスを使用した画像形成装置自体は公知なので、ここ
での詳細な構成の説明と図示は省略する。なお、この実
施形態では、電子写真プロセスを使用した画像形成装置
を例示しているが、そのほかに、インクジェットや印刷
機などの公知の画像形成装置および印刷機(プリンタ)
を使用したシステムでも良いことはいうまでもない。
【0025】2.シフトトレイ部 この用紙後処理装置PDの最下流部に位置するシフトト
レイ排紙部Iは、シフト排紙ローラ6と、戻しコロ13
と、紙面検知センサ330と、シフトトレイ202と、
図2に示すシフト機構Jと、図3に示すシフトトレイ昇
降機構Kとにより構成される。なお、図2はシフト機構
Jの詳細を示す要部を拡大した斜視図、図3はシフトト
レイ昇降機構Kの要部を拡大した斜視図である。
【0026】図1および図3において、符号13はシフ
ト排紙ローラ6から排出された用紙と接して前記用紙の
後端を図2に示すエンドフェンス32に突き当てて揃え
るためのスポンジ製のコロを示す。この戻しコロ13
は、シフト排紙ローラ6の回転力で回転するようになっ
ている。戻しコロ13の近傍にはトレイ上昇リミットス
イッチ333が設けられており、シフトトレイ202が
上昇して戻しコロ13を押し上げると、前記トレイ上昇
リミットスイッチ333がオンしてトレイ昇降モータ1
68が停止する。これによりシフトトレイ202のオー
バーランが防止される。また、戻しコロ13の近傍に
は、図1に示すように、シフトトレイ202上に排紙さ
れた用紙もしくは用紙束の紙面位置を検知する紙面位置
検知手段としての紙面検知センサ330が設けられてい
る。
【0027】図1に詳細には図示していないが、紙面検
知センサ330は、図3に示す紙面検知レバー30と、
紙面検知センサ(スティプル用)330aと紙面検知セ
ンサ(ノンスティプル用)330bとから構成されてい
る。紙面検知レバー30は、レバーの軸部を中心に回動
可能に設けられ、シフトトレイ202に積載された用紙
の後端上面に接触する接触部30aと扇形の遮蔽部30
bとを備えている。上方に位置する紙面検知センサ(ス
ティプル用)330aは主にスティプル排紙制御に用い
られ、紙面検知センサ(ノンスティプル用)330bは
主にシフト排紙制御に用いられる。
【0028】本実施形態では、紙面検知センサ(スティ
プル用)330aおよび紙面検知センサ(ノンスティプ
ル用)330bは、遮蔽部30bによって遮られたとき
にオンするようになっている。したがって、シフトトレ
イ202が上昇して紙面検知レバー30の接触部30a
が上方に回動すると、紙面検知センサ(スティプル用)
330aがオフし、さらに回動すると紙面検知センサ
(ノンスティプル用)330bがオンする。用紙の積載
量が所定の高さに達したことが紙面検知センサ(スティ
プル用)330aと紙面検知センサ(ノンスティプル
用)330bによって検知されると、シフトトレイ20
2はトレイ昇降モータ168の駆動により所定量下降す
る。これにより、シフトトレイ202の紙面位置は略一
定に保たれる。
【0029】2.1 シフトトレイの昇降機構 シフトトレイ202の昇降機構について詳細に説明す
る。
【0030】図3に示すようにシフトトレイ202は、
駆動ユニットLにより駆動軸21が駆動されることによ
り昇降する。駆動軸21と従動軸22との間にはタイミ
ングベルト23がタイミングプーリを介してテンション
をもって掛けられ、このタイミングベルト23にシフト
トレイ202を支持する側板24が固定されている。
【0031】このように構成することにより、シフトト
レイ202を含むユニットが昇降可能にタイミングベル
ト23に吊り下げられている。
【0032】駆動ユニットLは、トレイ昇降モータ16
8とウォームギア25とから構成され、駆動源としての
正逆転可能なトレイ昇降モータ168で発生した動力
が、ウォームギヤ25を介して駆動軸21に固定された
ギヤ列の最終ギヤに伝達され、シフトトレイ202を上
下方向に移動させるるようになっている。動力伝達系統
がウォームギヤ25を介しているため、シフトトレイ2
02を一定位置に保持することができ、このギア構成に
より、シフトトレイ202の不意の落下事故等を防止す
ることが可能となっている。
【0033】シフトトレイ202の側板24には、遮蔽
板24aが一体に形成され、下方には積載用紙の満載を
検出する満杯検知センサ334と下限位置を検出する下
限センサ335が配置されており、遮蔽板24aによっ
て満杯検知センサ334と下限センサ335とがオン・
オフされるようになっている。満杯検知センサ334と
下限センサ335はフォトセンサであり、遮蔽板24a
によって遮られたときにオンするようになっている。な
お、図3において、シフト排紙ローラ6は省略してい
る。
【0034】シフトトレイ202の揺動(シフト)機構
は図2に示すように、シフトモータ169とシフトカム
31とからなり、シフトモータ169を駆動源としてシ
フトカム31を回転させることにより、シフトトレイ2
02は用紙排紙方向と直交する方向に往復動する。シフ
トカム31には回転軸中心から一定量離れた位置にピン
31aが立てられ、そのピン31aの他端部がエンドフ
ェンス32の係合部材32aの長孔部32bに遊嵌され
ている。係合部材32aはエンドフェンス32の背面
(シフトトレイ202が位置しない側の面)に固定さ
れ、前記シフトカム31のピン31aの回動位置に応じ
て、用紙排紙方向と直交する方向に往復動し、これにと
もなってシフトトレイ202も用紙排紙方向と直交する
方向に移動する。シフトトレイ202は図1において手
前側と奥側の2つの位置で停止し(図2のシフトカム3
1の拡大図に対応)、その停止制御はシフトカム31の
切り欠きをシフトセンサ336により検出し、この検出
信号に基づいてシフトモータ169をON、OFF制御
することにより行われる。
【0035】エンドフェンス32の前面側には、前記シ
フトトレイ202の案内用の突条32cが設けられ、シ
フトトレイ202の後端部がこの突条32cに上下動自
在に遊嵌され、これにより、シフトトレイ202は上下
動可能かつ用紙搬送方向と直交する方向に往復動可能に
エンドフェンス32に支持される。なお、エンドフェン
ス32はシフトトレイ202上の積載紙の後端をガイド
し、後端を揃える機能を有する。
【0036】2.2 排紙部 図4はシフトトレイ202への排紙部の構造を示す斜視
図である。
【0037】図1および図4において、シフト排紙ロー
ラ6は、駆動ローラ6aと従動ローラ6bを有し、従動
ローラ6bは用紙排出方向上流側を支持され、上下方向
に揺動自在設けられた開閉ガイド板33の自由端部に回
転自在に支持されている。従動ローラ6bは自重または
付勢力により駆動ローラ6aに当接し、用紙は両ローラ
6a、6b間に挟持されて排出される。綴じ処理された
用紙束が排出される時は、開閉ガイド板33が上方に引
き上げられ、所定のタイミングで戻されるようになって
おり、このタイミングはシフト排紙センサ303の検知
信号に基づいて決定される。その停止位置は排紙ガイド
板開閉センサ331の検知信号に基づいて決定され、排
紙ガイド板開閉モータ167により駆動される。なお、
排紙ガイド板開閉モータ167は排紙ガイド板開閉リミ
ットスイッチ332のオンオフにより駆動制御される。
【0038】3 スティプル処理トレイ 3.1 スティプル処理トレイの全体構成 スティプル処理を施すスティプル処理トレイFの構成を
詳細に説明する。
【0039】図5はこのスティプル処理トレイFを用紙
搬送面に垂直な方向から見た平面図、図6はスティプル
処理トレイFとその駆動機構を示す斜視図、図7は用紙
束の放出機構を示す斜視図である。まず、図6に示すよ
うに、スティプル排紙ローラ11によってスティプル処
理トレイFへ導かれた用紙は、スティプル処理トレイF
上に順次積載される。この場合、用紙ごとに叩きコロ1
2で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガー
フェンス53によって横方向(用紙搬送方向と直交する
方向−用紙幅方向とも称す)の整合が行われる。ジョブ
の切れ目、すなわち、用紙束の最終紙から次の用紙束先
頭紙までの間で、制御装置350(図23参照)からの
スティプル信号により端面綴じスティプラS1が駆動さ
れ、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束
は、ただちに放出爪52aが突設された放出ベルト52
によりシフト排紙ローラ6へ送られ、受取り位置にセッ
トされているシフトトレイ202に排出される。
【0040】3.2 用紙放出機構 放出爪52aは、図7に示すように、放出ベルトHPセ
ンサ311によりそのホームポジションが検知されるよ
うになっており、この放出ベルトHPセンサ311は放
出ベルト52に設けられた放出爪52aによりオン・オ
フする。タイミングベルトからなるこの放出ベルト52
の外周上には対向する位置に2つの放出爪52aが配置
され、スティプル処理トレイFに収容された用紙束を交
互に移動搬送する。また必要に応じて放出ベルト52を
逆回転し、これから用紙束を移動するように待機してい
る放出爪52aと対向側の放出爪52aの背面でスティ
プル処理トレイFに収容された用紙束の搬送方向先端を
揃えるようにすることもできる。したがって、この放出
爪52aは用紙束の用紙搬送方向の揃え手段としても機
能する。
【0041】また、図5に示すように、放出モータ15
7により駆動される放出ベルト52の駆動軸である放出
軸65には、用紙幅方向の整合中心に放出ベルト52と
その駆動プーリ62とが配置され、駆動プーリ62に対
して対称に放出ローラ56が配置、固定されている。さ
らに、これらの放出ローラ56の周速は放出ベルト52
の周速より速くなるように設定されている。
【0042】放出ベルト52は放出モータ157の駆動
力をタイミングベルト、タイミングプーリ62を介して
伝達されている。ここではタイミングプーリ(駆動側の
プーリ)62と放出ローラ56は同一軸(放出軸65)
に配置したことで構成される。放出ローラ56と放出ベ
ルトの速度関係を変更する場合等は放出ローラ56を前
記放出軸65上に空転可能とし、放出ローラ56に対し
放出モータ157から分割された駆動力を伝達して減速
比の設定に自由度を持たせても良い。
【0043】また、放出ローラ56の円筒面はゴム等の
高摩擦部材で形成され、従動ローラである加圧コロ57
の自重あるいは付勢力で、両者間に挟持された用紙ある
いは用紙束に対して搬送力を発生できる。
【0044】3.3 処理機構 図6に示すように、叩きコロ12は支点12aを中心に
叩きSOL(ソレノイド)170によって振り子運動を
与えられ、スティプル処理トレイFへ送り込まれた用紙
に間欠的に作用して用紙を後端フェンス51に突き当て
る。なお、叩きコロ12は図において反時計回りに回転
する。叩きコロ12は叩きコロモータ156によって他
の駆動源とは独立して駆動される。駆動制御は後述のC
PU360によってモータドライバ380を介して行わ
れる。叩きコロモータ156はステッピングモータから
なるので、ステッピングモータ381を駆動するモータ
ドライバ380によって駆動される。また、叩きSOL
170もドライバ390を介して駆動され、CPU36
0によって駆動制御される。
【0045】ジョガーフェンス53は、正逆転可能なジ
ョガーモータ158によりタイミングベルトを介して駆
動され、用紙幅方向に往復移動する。
【0046】端面綴じスティプラS1は、図8のステイ
プラS1を移動機構とともに示す斜視図から分かるよう
に、正逆転可能なスティプラ移動モータ159によりタ
イミングベルトを介して駆動され、用紙端部の所定位置
を綴じるために用紙幅方向に移動する。その移動範囲の
一側端には、端面綴じスティプラS1のホームポジショ
ンを検出するスティプラ移動HPセンサ312が設けら
れており、用紙幅方向の綴じ位置は、前記ホームポジシ
ョンからの端面綴じスティプラS1移動量により制御さ
れる。端面綴じスティプラS1は、図9の斜視図に示す
ように針の打ち込み角度を用紙端部と平行あるいは斜め
に変更できるように、さらには、前記ホームポジション
位置でスティプラS1の綴じ機構部だけを所定角度斜め
に回転させ、スティプル針の交換が容易にできるように
構成されている。スティプラS1は斜めモータ160に
よって斜め回転し、針交換位置センサ313によって所
定の斜めの角度に、あるいは、前記針の交換位置まで達
したことが検出されると、斜めモータ160は停止す
る。斜め打ちが終了し、あるいは針交換が終了すると、
元の位置まで回転して次のスティプルに備える。
【0047】中綴じスティプラS2は図1および図5に
示すように、後端フェンス51から中綴じスティプラS
2の針打ち位置までの距離が、中綴じ可能な最大用紙サ
イズの搬送方向長の半分に相当する距離以上となるよう
に配置され、かつ、用紙幅方向の整合中心に対して対称
に2つ配置され、ステー63に固定されている。中綴じ
スティプラS2自体は公知の構成なので、ここでは詳細
についての説明は省略するが、中綴じを行う場合、ジョ
ガーフェンス53で用紙の搬送方向に直交する方向が整
合され、後端フェンス51と叩きコロ5で用紙の搬送方
向が整合された後、放出ベルト52を駆動して放出爪5
2で用紙束の後端部を持ち上げ、中綴じスティプラS2
の綴じ位置に用紙束の搬送方向の中央部が位置するよう
にし、この位置で停止して、綴じ動作を実行させる。そ
して、綴じられた用紙束は、中折り処理トレイG側に搬
送され、中折りされる。詳細は後述する。
【0048】なお、図中符号64aは前側板、64bは
後側板であり、符号310はスティプル処理トレイF上
の用紙の有無を検出する紙有無センサである。
【0049】4.用紙束偏向機構 前記スティプル処理トレイFで中綴じが行われた用紙束
は用紙の中央部で中折りされる。この中折りは中折り処
理トレイGで行われる。そのためには、綴じた用紙束を
中折り処理トレイGに搬送する必要がある。この実施形
態では、スティプル処理トレイFの搬送方向最下流側
に、用紙束偏向手段が設けられ、中折り処理トレイG側
に用紙束を搬送する。
【0050】用紙束偏向機構は、図1および図15のス
ティプル処理トレイFと中折り処理トレイG部分の拡大
図に示すように分岐ガイド板54と可動ガイド55とか
らなる。分岐ガイド板54は図10ないし図12の動作
説明図に示すように支点54aを中心に上下方向に揺動
自在に設けられ、その下流側に回転自在な加圧コロ57
が設けられ、スプリング58により放出ローラ56側に
加圧される。また、分岐ガイド板54の位置は、束分岐
駆動モータ161より駆動力を得て回転するカム61の
カム面61aとの当接位置によって規定される。
【0051】可動ガイド55は放出ローラ56の回転軸
に揺動自在に支持され、可動ガイド55の一端(分岐ガ
イド板54とは反対側の端部)には連結部60aで回動
自在に連結されたリンクアーム60が設けられている。
リンクアーム60は図5に示す前側板64aに固定され
た軸と長孔部60bでされており、これにより可動ガイ
ド55の揺動範囲は規制される。また、スプリング59
により下方に付勢されることによって図10の位置に保
持される。さらに、束分岐駆動モータ161より駆動を
得て回転するカム61のカム面61bによりリンクアー
ム60が押されると、連結されている可動ガイド55は
上方へ回動する。束分岐ガイドHPセンサ315はカム
61の遮蔽部61cを検知してカム61のホームポジシ
ョンを検知する。これにより、カム61はそのホームポ
ジションを基準として束分岐駆動モータ161の駆動パ
ルスをカウントすることにより、停止位置の制御が行わ
れる。
【0052】図10は、カム61がホームポジションに
位置した時の分岐ガイド板54と可動ガイド55の位置
関係を示す動作説明図である。可動ガイド55のガイド
面55aはシフト排紙ローラ6への経路において、用紙
をガイドする機能を有する。
【0053】図11は、カム61が回転することによ
り、分岐ガイド板54が支点54aを中心として図にお
いて反時計方向(下方)へ回動し、加圧コロ57が放出
ローラ56側に接触して加圧している状態を示す動作説
明図である。
【0054】図12は、カム61がさらに回転すること
により、可動ガイド55が図において時計方向(上方)
に回動し、スティプル処理トレイFから中折り処理トレ
イGに導く経路を分岐ガイド板54と可動ガイド55と
で形成した状態を示す動作説明図である。また、図5に
は奥行き方向の位置関係を示す。
【0055】この実施形態では、分岐ガイド板54と可
動ガイド55は1つの駆動モータにより動作するが、個
々に駆動モータを設けて、用紙サイズや綴じ枚数に応じ
て、移動タイミングや停止位置を制御可能に構成しても
良い。
【0056】5.中折り処理トレイ 図13および図14は中折りを行うための折りプレート
74の移動機構の動作説明図である。
【0057】折りプレート74は前後側板64a、64
bに立てられた各2本の軸64cに長孔部74aを遊嵌
することにより支持され、さらに、折りプレート74か
ら立設された軸部74bがリンクアーム76の長孔部7
6bに遊嵌され、リンクアーム76が支点76aを中心
に揺動することにより、折りプレート74は図13およ
び図14中を左右に往復移動する。すなわち、リンクア
ーム76の長孔部76cに折りプレート駆動カム75の
軸部75bは遊嵌されており、折りプレート駆動カム7
5の回転運動によりリンクアーム76は揺動し、これに
応じて、図15において、折りプレート74は束搬送ガ
イド板下上91,92に対して垂直な方向に往復動す
る。
【0058】折りプレート駆動カム75は折りプレート
駆動モータ166により図13中の矢印方向に回転す
る。その停止位置は半月形状の遮蔽部75a両端部を折
りプレートHPセンサ325により検知することで決定
される。
【0059】図13は、処理トレイGの用紙束収容領域
から完全に退避したホームポジション位置を示す。折り
プレート駆動カム75を矢印方向に回転させると折りプ
レート74は矢印方向に移動し、処理トレイGの用紙束
収容領域に突出する。図14は、処理トレイGの用紙束
中央を折りローラ81のニップに押し込む位置を示す。
折りプレート駆動カム75を矢印方向に回転させると折
りプレート74は矢印方向に移動し、処理トレイGの用
紙束収容領域から退避する。
【0060】なお、この実施形態では、中折りについて
は用紙束を折ることを前提にしているが、この発明は1
枚の用紙を折る場合でも適用できる。この場合は、1枚
だけで中綴じが不要なので、1枚排紙された時点で中折
り処理トレイG側に送り込み、折りプレート74と折り
ローラとによって折り処理を実行して下トレイに排紙す
るようにする。
【0061】6.制御装置 制御装置350は、図16に示すように、CPU36
0、I/Oインターフェース370等を有するマイクロ
コンピュータからなり、画像形成装置PR本体のコント
ロールパネルの各スイッチ等、および入口センサ30
1、上排紙センサ302、シフト排紙センサ303、プ
レスタックセンサ304、スティプル排紙センサ30
5、紙有無センサ310、放出ベルトホームポジション
センサ311、スティプル移動ホームポジションセンサ
312、スティプラ斜めホームポジションセンサ313
などの各センサからの信号がI/Oインターフェース3
70を介してCPU360へ入力される。 CPU36
0は、入力された信号に基づいて、シフトトレイ202
用のトレイ昇降モータ168、開閉ガイド板を開閉する
排紙ガイド板開閉モータ167、シフトトレイ202を
移動するシフトモータ169、叩きコロ12を駆動する
叩きコロモータ156、叩きSOL170等の各ソレノ
イド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ロー
ラを駆動する排紙モータ、放出ベルト52を駆動する放
出モータ157、端面綴じスティプラS1を移動させる
スティプラ移動モータ159、端面綴じスティプラS1
を斜めに回転させる斜めモータ160、ジョガーフェン
ス53を移動するジョガーモータ158等の駆動を制御
する。叩きコロモータ156はステッピングモータから
なるので、ステッピングモータ381用のモータドライ
バ380を介して駆動され、叩きSOL170はSOL
用のドライバ390を介して駆動される。モータスティ
プル排紙ローラを駆動する図示しないスティプル搬送モ
ータのパルス信号はCPU360に入力されてカウント
され、このカウントに応じて叩きSOL170およびジ
ョガーモータ158が制御される。また、パンチユニッ
ト100もクラッチやモータを制御することによりCP
U360の指示によって穴明けを実行する。
【0062】なお、用紙後処理装置PDの制御は前記C
PU360が図示しないROMに書き込まれたプログラ
ムを、図示しないRAMをワークエリアとして使用しな
がら実行することにより行われる。
【0063】7.動作 以下、前記CPU360によって実行される本実施形態
に係る用紙後処理装置の動作について説明する。
【0064】7.1 処理モードに応じた動作 本実施形態では、後処理モードに応じて下記の排出形態
をとる。
【0065】本実施例では、後処理モードに応じて下記
の排出形態をとる。
【0066】 ノンスティプルモードa:搬送路A搬
送路Bを通り上トレイ201へ排出される。
【0067】 ノンスティプルモードb:搬送路A搬
送路Cを通りシフトトレイ202へ排出される。
【0068】 ソート、スタックモード:搬送路A搬
送路Cを通りシフトトレイ202へ排出される。その
際、シフトトレイ202が、部の区切れ毎に排紙方向と
直交方向に揺動する事で排出される用紙は仕分けられ
る。
【0069】 スティプルモード:搬送路A搬送路D
を経て処理トレイFで整合及び綴じを施され搬送路Cを
通りシフトトレイ202へ排出される。
【0070】 中綴じ製本モード:搬送路A搬送路D
を経て処理トレイFで整合及び中央綴じを施され、更に
処理トレイGで中央折りを施され搬送路Hを通り下トレ
イ203へ排出される。
【0071】また、各モードでの動作は以下のようにな
る。
【0072】のノンスティプルモードaでは、搬送路
Aから分岐爪15で振り分けられた用紙は、搬送路Bに
導かれ搬送ローラ3と上排紙ローラ4によって上トレイ
201へ排出される。また上排紙ローラ4の近傍に配置
され用紙の排出を検出する上排紙センサ302によって
排紙の状態を監視する。
【0073】のノンスティプルモードbでは、搬送路
Aから分岐爪15分岐爪16で振り分けられた用紙は、
搬送路Cに導かれ搬送ローラ5、シフト排紙ローラ6に
よってシフトトレイ202へ排出される。またシフト排
紙ローラ6の近傍に配置され用紙の排出を検出するシフ
ト排紙センサ303によって排紙の状態を監視する。
【0074】のソート、スタックモードでは、ノンス
ティプルモードb時と同様の搬送排紙を行う。その際、
シフトトレイ202が、部の区切れ毎に排紙方向と直交
方向に揺動する事で排出される用紙は仕分けられる。
【0075】のスティプルモードでは、搬送路Aから
分岐爪15、分岐爪16で振り分けられた用紙は、搬送
路Dに導かれ、搬送ローラ7、搬送ローラ9、搬送ロー
ラ10、スティプル排紙ローラ11により処理トレイF
に排出される。前記処理トレイFでは、排紙ローラ11
により順次排出される用紙を整合し所定枚数に達すると
端面綴じスティプラS1により綴じ処理を行う。その
後、綴じられた用紙束は放出爪52aにより下流へ搬送
されシフト排紙ローラ6によりシフトトレイ202へ排
出される。またシフト排紙ローラ6の近傍に配置され用
紙の排出を検出するシフト排紙センサ303によって排
紙の状態を監視する。
【0076】このスティプルモード時の処理トレイFは
以下のように動作する。
【0077】スティプルモードが選択されると、図6に
示すように、ジョガーフェンス53はホームポジション
より移動し、処理トレイFに排出される用紙幅より片側
7mm離れた待機位置で待機する。用紙がスティプル排
紙ローラ11によって搬送され、用紙後端がスティプル
排紙センサ305を通過すると、ジョガーフェンス53
が待機位置から5mm内側に移動して停止する。
【0078】また、スティプル排紙センサ305は用紙
後端通過時点にそれを検知し、その信号がCPU360
に入力される。CPU360ではこの信号の受信時点か
らスティプル排紙ローラ11を駆動する図示しないステ
ィプル搬送モータ155からの発信パルス数をカウント
し、所定パルス発信後に叩きSOL170をオンさせ
る。叩きコロ12は、叩きコロモータ156により駆動
され、叩きSOL170のオン・オフにより振り子運動
をし、オン時には用紙を叩いて下方向に戻し、後端フェ
ンス51に突き当てて紙揃えを行う。このとき、処理ト
レイFに収容される用紙が入口センサ101あるいはス
ティプル排紙センサ305を通過するたびにその信号が
CPU360に入力され、用紙枚数がカウントされる。
【0079】叩きSOL170がオフされて所定時間経
過後、ジョガーフェンス53は、ジョガーモータ158
によってさらに2.6mm内側に移動して一旦停止し、
横揃えが終了する。ジョガーフェンス53はその後7.
6mm外側に移動して待機位置に戻り、次の用紙を待
つ。この動作を最終頁まで行う。その後再び7mm内側
に移動して停止し、用紙束の両側端を押えてスティプル
動作に備える。その後所定時間後に図示しないスティプ
ルモータにより端面綴じスティプラS1が作動し、綴じ
処理が行われる。このとき2ヶ所以上の綴じが指定され
ていれば、1ヶ所の綴じ処理が終了した後、スティプル
移動モータ159が駆動され、端面綴じスティプラS1
が用紙後端に沿って適正位置まで移動され、2ヶ所目の
綴じ処理が行なわれる。また、3ヶ所目以降が指定され
ている場合は、これを繰返す。
【0080】綴じ処理が終了すると、放出モータ157
が駆動され、放出ベルト52が駆動される。このとき、
排紙モータも駆動され、放出爪52aにより持ち上げら
れた用紙束を受け入れるべくシフト排紙ローラ6が回転
し始める。このとき、ジョガーフェンス53は用紙サイ
ズ及び綴じ枚数により異なるように制御される。例え
ば、綴じ枚数が設定枚数より少ない、あるいは設定サイ
ズより小さい場合には、ジョガーフェンス53により用
紙束を押えながら放出爪52aにより用紙束後端を引っ
かけ搬送する。
【0081】そして、紙有無センサ310あるいは放出
ベルトHPセンサ311による検知より所定パルス後に
ジョガーフェンス53を2mm退避させジョガーフェン
ス53による用紙への拘束を解除する。この所定パルス
は、放出爪52aが用紙後端と接触してからジョガーフ
ェンス53の先端を抜ける間で設定されている。
【0082】また、綴じ枚数が設定枚数より多い、ある
いは設定サイズより大きい場合には、予めジョガーフェ
ンス53を2mm退避させ、放出を行う。いずれの場合
も用紙束がジョガーフェンス53を抜けきると、ジョガ
ーフェンス53は、更に5mm外側に移動して待機位置
に復帰し、次の用紙に備える。なお、用紙に対するジョ
ガーフェンス53の距離により拘束力を調整することも
可能である。
【0083】の中綴じ製本モードでは、搬送路Aから
分岐爪15分岐爪16で振り分けられた用紙は、搬送路
Dに導かれ、搬送ローラ7搬送ローラ9搬送ローラ10
スティプル排紙ローラ11により処理トレイFに排出さ
れる。処理トレイFでは、スティプルモード時と同様
に排紙ローラ11により順次排出される用紙を整合し、
スティプルする直前までは同様の動作をする(図1
7)。その後、放出爪52aにより用紙束は図18の位
置(用紙サイズ毎に設定された所定距離下流位置)へ運ば
れ、その時にSOL170をオンして叩きコロ12が用
紙束を押さえる。又、この時叩きコロ12の回転駆動
(図6の矢印で示す方向への回転)は停止している。整合
状態が保たれた用紙束は図18の位置で中綴じスティプ
ラS2により綴じ処理される。綴じられた用紙束は放出
爪52aにより下流へ用紙サイズ毎に設定された所定距
離搬送され一旦停止する(図19)。この移動距離は放
出モータ157の駆動パルスにより管理される。その
後、図19に示すように、用紙束先端部は放出ローラ5
6と加圧コロ57により挟持され、分岐ガイド板54と
可動ガイド55とが回動することによって処理トレイG
へ導かれる経路を通過するべく、再度放出爪52aと放
出ローラ56により下流へ搬送される。この放出ローラ
56は放出ベルト52の駆動軸に設けられており放出ベ
ルト52と同期して駆動される。そして、図20に示す
ように、その用紙束は束搬送ローラ上71と束搬送ロー
ラ下72により、予めその用紙サイズに応じた位置にホ
ームポジションから移動し下側の端面をガイドするべく
停止している可動後端フェンス73まで搬送される。こ
のとき、放出爪52aは、放出ベルト52の外周上に対
向する位置に配置されたもう1つの放出爪52a′が後
端フェンス51近傍に達した位置で停止し、分岐ガイド
板54と可動ガイド55はホームポジションへ復帰し、
次の用紙に備える。
【0084】図21に示すように、可動後端フェンス7
3に突き当てられた用紙束は、束搬送ローラ下72の加
圧を解除される。その後、図22に示すように、綴じら
れた針部近傍は略直角方向に折りプレート74により押
され、その対向する折りローラ81のニップへと導かれ
る。予め回転していた折りローラ81はその用紙束を加
圧搬送することによって用紙束中央に折りを施す。図2
3に示すように、折りを施された用紙束は第2の折りロ
ーラ82により折りぐせを強化され、下排紙ローラ83
により下トレイ203へ排出される。このとき、用紙束
後端が折り部通過センサ323に検知されると、折りプ
レート74可動後端フェンス73はホームポジションに
復帰し、束搬送ローラ下72の加圧は復帰され、次の用
紙に備える。また、次のジョブが同用紙サイズ同枚数で
あれば、可動後端フェンス73はその位置で待機しても
良い。
【0085】そして、図24に示すように、下排紙ロー
ラ83により下トレイ203へ排出される。このとき、
用紙束後端が折り部通過センサ323に検知されると、
折りプレート74と可動後端フェンス73はホームポジ
ションに復帰し、束搬送ローラ下72の加圧は復帰さ
れ、次の用紙に備える。また、次のジョブが同用紙サイ
ズ同枚数であれば、可動後端フェンス73はその位置で
待機しても良い。
【0086】図25は折りプレート74と折りローラ8
1,82の形状と配置を示す平面図である。同図におい
て折りプレート74は、突出部74a,74bを有し、
移動ベース741と押え板742で挟まれ、止ネジ74
3によって固定される。また、移動ベース741はコロ
を介し前後側板に移動可能に固定されている。折りプレ
ート74は用紙束の綴じ針には突出部74b、中央及び
サイズ幅の両端部(図ではA3 A4 サイズ)には突出
部74aが当接するように配置されている。折りローラ
81は折りプレート74の突出部74a,突出部74b
の用紙搬送方向の延長上の位置は外径が小径となってい
る。また、小径となっている部分の幅は、折りプレート
74の突出部74a,74bの幅よりも大寸に形成さ
れ、前記突出部74a,74bによって折りローラ81
のニップに押し込んだときの干渉を最小限に抑えてい
る。すなわち、前記位置に対応して折りローラ81に
は、大径部81aと小径部81bが交互に配されてい
る。
【0087】一方、用紙搬送方向下流側の折りローラ8
2は、用紙搬送方向の延長上で上流側の折りローラ81
の小径部分が大径に、大径部分が小径にそれぞれ形成さ
れ、同様に大径部82aと小径部82bが交互に配され
ている。これにより上流側の折りローラ81の小径部8
1bで折りが不十分であった個所は、下流側の折りロー
ラ(加圧ローラ)82の大径部82aで充分に折り目が
形成され、上流側の折りローラ81の大径部81aで折
り目が充分に付けられた個所は、下流側の折りローラ8
2では小径部82bを通ることから折り目がさらに強く
つくことがないようにされ、用紙束の幅方向に平均して
良好な折り目が付けられるようにしている。
【0088】また、折りプレート74の突出部74bの
先端は図26に示すように他の突出部74aとは異なっ
て下方(上方でもよい)に曲げられ、綴じ針の中心では
なく側面に接するようになっている。これにより綴じ針
の図において下側の端縁と突出部74bの先端部の上縁
とが接する状態で、突出部74aの中心と綴じ針の中心
が一致するようになっている。綴じ針に対向する突出部
74bは突出部74bの基部で若干折り曲げられ(図2
5)、前記のように構成される。また、折りプレート7
4自体をばね性を有するプレートで構成する。なお、折
りプレート74全体がばね性を備えている必要はない
が、少なくとも突出部74a、74bはばね性を備え、
また、用紙束を押し込んだときに座屈をしないことが条
件である。
【0089】折りプレート74は、図25及び図26に
示されるように綴じ針に対向する突出部74bを基部か
ら折り曲げる代わりに、図27及び図28に示すように
構成することもできる。図27及び図28に示した例で
は、折りプレート74を綴じ針に対向しない突出部74
aのみを備えた第1の折りプレート74−と、綴じ針
に対向する突出部74bのみを備えた第2の折りプレー
ト74−とから構成し、第2の折りプレート74−
の上面に第1の折りプレート74−を重ね、移動ベー
ス741と押さえ板742で挟み、止めネジ743によ
って固定している。これにより突出部74bは第2の折
りプレート74−に、突出部74aは第1の折りプレ
ートに4−にそれぞれ存在し、第2の折りプレート7
4−は第1の折りプレート74−の厚みより薄く設
定されている。ばね性のある材料である必要があるの
は、図30の折りプレート74の薄板のみである。な
お、この場合も、折りプレート74−,全体がばね
性を備えている必要はないが、少なくとも突出部74
a、74bはばね性を備え、また、用紙束を押し込んだ
ときに座屈をしないことが条件である。
【0090】なお、ばね性のあるとは板バネとして一般
的に使用される材料を指し、例えばSUS301−CS
P−3/4H 等の材質を意図している。
【0091】外形が同径の折りローラを使用すると、折
りローラ81には10〜40kgf程度の加圧が必要と
されるため、高荷重を受けたローラには撓みが発生し、
ローラ中央と端部では送りの速度差が発生する、その状
態で用紙を搬送すると送り速度差により撓みが発生し、
その撓みに逃げ道が無いためにニップにて折られ、皺と
なってしまう。これに対し、本実施形態のように大径部
と小径部を設けると、送り速度差により撓みが発生して
も、その撓みを小径部にて吸収するので皺になることは
ない。また、折りローラ82に用紙が進入する時には、
折りプレートによるニップへのガイドがなく、先端が多
少ずれてニップに進入するので、それによる搬送時の撓
みも吸収することができる。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、折り部
を構成する一対の折りプレートと折りローラを、折りプ
レートの用紙との当接部分は櫛歯状とし、更に前記櫛歯
状の凸部に相当する部位で対となる折りローラの外形は
他の外形より小径で構成したので、用紙を折りローラニ
ップまで押込んだ時に、折り紙を介し折りローラで折り
プレートを噛み込みにくくなり、引き抜く際の負荷が低
減され、駆動モータを小型化でき低コスト省スペースを
可能にできる。また、用紙がない状態で折りローラに折
りプレートが進入した場合でも折りプレートが折りロー
ラに噛み込まず、装置の破損を防止できる。また、用紙
と折りプレートとの摩擦力が減るので、用紙にズレが生
じることがなくなる。さらに、万が一皺が発生しても小
径部に皺が集まるのでその部位は強力に加圧されず皺の
折り目が発生しない。
【0093】また、本発明によれば、櫛歯状の折りプレ
ートが、折りを施す中綴じされた用紙束の綴じ部に相当
する部位にその櫛歯状の凸部が位置するように構成さ
れ、前記櫛歯状の凸部の綴じ針と接する部分は他の凸部
に対し上下方向にずらした形状としたので、折り位置が
綴じ針の中央に導かれ、品質の良い中綴じ製本された冊
子を提供できる。
【0094】また、本発明によれば、前記折りプレート
を少なくとも用紙との当接部分の櫛歯形状部分はばね性
のある金属で構成したので、紙折り時に突発的な負荷が
かかった場合でもばね性により塑性変形を回避し装置の
破損を防止できる。
【0095】また、本発明によれば、前記折りローラの
下流に折りを再加圧する加圧ローラを設け、加圧ローラ
は大径と小径とが交互に配列された構成とし、小径部は
上流の折りローラの大径部に相当する位置としたので、
折りローラと再加圧ローラとを通過することで、均一に
折り目をつけることが可能となり、品質の良い中綴じ製
本された冊子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る用紙後処理装置を主に
示す用紙処理装置と画像形成装置とからなる画像処理シ
ステムのシステム構成を示す図である。
【図2】図1の用紙後処理装置のシフト機構の詳細を示
す要部を拡大した斜視図である。
【図3】図1の用紙後処理装置のシフトトレイ昇降機構
の要部を拡大した斜視図である。
【図4】図1の用紙後処理装置のシフトトレイへの排紙
部の構造を示す斜視図である。
【図5】図1の用紙後処理装置のスティプル処理トレイ
を用紙搬送面に垂直な方向から見た平面図である。
【図6】図1の用紙後処理装置のスティプル処理トレイ
とその駆動機構及び叩きコロの独立した駆動源との関係
を示す斜視図である。
【図7】図1の用紙後処理装置の用紙束の放出機構を示
す斜視図である。
【図8】図1の用紙後処理装置の端面綴じステイプラを
移動機構とともに示す斜視図である。
【図9】図8における端面綴じスティプラの斜め回動機
構を示す斜視図である。
【図10】図1の用紙後処理装置の用紙束偏向機構の動
作説明図で、用紙あるいは用紙束をシフトトレイに排紙
するときの状態を示す。
【図11】図1の用紙後処理装置の用紙束偏向機構の動
作説明図で、図10の状態から分岐ガイド板が放出ロー
ラ側に回動した状態を示す。
【図12】図1の用紙後処理装置の用紙束偏向機構の動
作説明図で、図11の状態から可動ガイドが分岐ガイド
板側に回動し、中折り処理トレイ側に用紙束を偏向する
経路を形成した状態を示す。
【図13】図1の用紙後処理装置の折りプレートの移動
機構の動作説明図で、中折り動作に入る前の状態を示
す。
【図14】図1の用紙後処理装置の折りプレートの移動
機構の動作説明図で、中折り後、初期位置に戻るときの
状態を示す。
【図15】図1の用紙後処理装置のスティプル処理トレ
イと中折り処理トレイの詳細を示す図である。
【図16】本発明の実施形態に係る画像形成システムの
制御系の構成、特に用紙後処理装置の制御構成を主に示
すブロック図である。
【図17】中綴じ製本モードにおいてスティプル処理ト
レイにスタックされた用紙束の状態を示す動作説明図で
ある。
【図18】中綴じ製本モードにおいてスティプル処理ト
レイでスタックされ、中綴じされるときの状態を示す動
作説明図である。
【図19】中綴じ製本モードにおいてスティプル処理ト
レイで中綴じされた用紙束を用紙束偏向機構によって偏
向させる状態を示す動作説明図である。
【図20】中綴じ製本モードにおいてスティプル処理ト
レイで中綴じされた用紙束を用紙束偏向機構によって偏
向させ、中折り処理トレイに送り込んだときの状態を示
す動作説明図である。
【図21】中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイ
で用紙束を中折り位置に位置させたときの状態を示す動
作説明図である。
【図22】中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイ
で中折りプレートを作動させて用紙束の中折り動作を開
始した時の状態を示す動作説明図である。
【図23】中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイ
からで用紙束を中折りローラによって中折りして排紙す
るときの状態を示す動作説明図である。
【図24】中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイ
からで用紙束を2段目の中折りローラによって中折り状
態を補強して排紙するときの状態を示す動作説明図であ
る。
【図25】折りローラと折りプレートの形状を示す平面
図である。
【図26】図25の正面図である。
【図27】折りプレートの他の例を示す平面図である。
【図28】図27の正面図である。
【符号の説明】
74 折りプレート 74− 第1の折りプレート 74− 第2の折りプレート 81,82 折りローラ 81a,82a 大径部 81b,82b 小径部 350 制御回路 360 CPU 370 I/O 741 移動ベース 742 押さえ板 F スティプル処理トレイ G 中折り処理トレイ PD 用紙後処理装置 PR 画像形成装置 S1 端面綴じスティプラ S2 中綴じスティプラ
フロントページの続き (72)発明者 齊藤 広元 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 永迫 秀也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 岡田 浩樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 飯田 淳一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 安藤 明人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田村 政博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 3F108 AA01 AB01 AC02 AC03 AC04 BA03 CD07 GA02 GA04 GA05 GB01 GB03 HA02 HA33 HA36 HA39

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成後の用紙に製本等の後処理をす
    る用紙後処理装置において、 用紙を整合しスティプル処理を施すスティプル手段と、 スティプルされた用紙束に折りを施す折り手段と、を備
    え、 前記折り手段が折りプレートと折りローラとからなり、 前記折りプレートは、用紙との当接部分が櫛歯状に形成
    され、用紙と当接する突出部は、中央付近と少なくとも
    主要サイズ幅の両端部に相当する位置に配置され、 前記折りローラは、小径部分と大径部分とを有し、前記
    小径部分が前記突出部に対向する位置に設けられている
    ことを特徴とする用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 綴じ針と接しない前記櫛歯の突出部は用
    紙束に対してほぼ垂直に当接し、綴じ針と接する前記櫛
    歯の突出部は前記綴じ針の上側あるいは下側に接する位
    置で用紙に当接するように設定されていることを特徴と
    する請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 【請求項3】 綴じ針と接する前記櫛歯の突出部は他の
    突出部より薄い別部材で構成され、前記他の突出部の上
    面又は下面に略平行に設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の用紙後処理装置。
  4. 【請求項4】 前記折りプレートの突出部の用紙と当接
    する部分は、ばね性を有する金属で構成されていること
    を特徴とする請求項1ないし3記載の用紙後処理装置。
  5. 【請求項5】 前記折りローラの下流に折りを再加圧す
    る加圧ローラを設け、その加圧ローラは大径部と小径部
    とが交互に配列され、前記小径部は前記折りローラの大
    径部の下流側に位置していることを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の用紙処理装置と、入力された画像情報に基づいて用紙
    上に画像を形成する画像形成手段および前記画像形成手
    段に用紙を供給する給紙手段とを備えた成画像形成装置
    と、からなることを特徴とする画像形成システム。
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