JP4769736B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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JP4769736B2 JP2007016565A JP2007016565A JP4769736B2 JP 4769736 B2 JP4769736 B2 JP 4769736B2 JP 2007016565 A JP2007016565 A JP 2007016565A JP 2007016565 A JP2007016565 A JP 2007016565A JP 4769736 B2 JP4769736 B2 JP 4769736B2
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Description

この発明は、シート状記録媒体(以下、単に「用紙」と称す)に対して所定の処理、例
えば綴じや折りを施す綴じ・折り手段を備えたシート処理装置、及びこのシート処理装置
を一体又は別体に備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはデジタル複合機など
の画像形成装置に関する。
この種の技術として、例えば特許文献1及び2に開示された発明が公知である。このう
ち特許文献1には、搬入された用紙に対して所定の処理を施す用紙処理装置において、用
紙束に対して整合・スティプル処理を行うスティプル処理トレイと、スティプル処理トレ
イで整合及びスティプル処理が施された用紙束をそのまま排紙する搬送路と、用紙束を中
折り処理を行う折りプレート側に搬送する束搬送ガイド上下と、搬送路と束搬送ガイド上
下とに用紙束の搬送路を切り換える分岐ガイド板及び可動ガイド板とを備え、前記分岐ガ
イド板及び可動ガイド板は束搬送ガイド上下に切り換えたとき、スティプル処理トレイの
最下流側に位置する放出ローラの外周に沿って用紙束を偏向させ、束搬送ガイド上下に用
紙束を導くようにした発明が開示されている。
また、特許文献2には、搬入された用紙に対して所定の処理を施す用紙処理装置におい
て、用紙束に対して整合・スティプル処理を行うスティプル処理トレイと、スティプル処
理トレイで整合及びスティプル処理が施された用紙束をそのまま排紙する搬送路と、用紙
束を中折り処理を行う折りプレート側に搬送する束搬送ガイド上下と、搬送路と束搬送ガ
イド上下とに用紙束の搬送路を切り換える分岐ガイド板及び可動ガイド板とを備え、前記
分岐ガイド板及び可動ガイド板は、搬送路に搬送するための第1の位置と、折りプレート
側に搬送するための第2の位置と、前記第1の位置と前記第2の位置の中間の第3の位置
のいずれかに設定され、第3の位置を設けることによってより確実な用紙束の偏向を可能
とした発明が開示されている。
特開2003−95506号公報 特開2003−155155号公報
中綴じ、折り処理を行う場合、端綴じ処理部で用紙の搬送方向と幅方向の整合した後、
用紙束を下流に位置する中綴じ処理部へ搬送し、再度用紙の搬送方向と幅方向の整合を行
っている。その際、中綴じ処理部に搬送される用紙束の整合状態をなるべく維持した状態
の方が、その後の整合処理、及び中綴じ、折り処理後の用紙束の整合品質に有利である。
しかし、特許文献1及び2記載の用紙処理装置のように端綴じ処理部から中綴じ処理部へ
搬送する搬送路が屈曲した形状となっていると、用紙束にかかる搬送抵抗が大きくなって紙詰まりが起こりやすくなるという問題、あるいは、屈曲部の内側と外側の用紙に搬送差が生じ、搬送方向にズレが生じるという問題がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、本発明が解決すべき課
題は、用紙束の整合状態を維持した状態で用紙束の搬送を行うことができるようにするこ
とにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、シート状記録媒体を積載する積載手段と、前記積載されたシート状記録媒体を整合する整合手段と、前記整合されたシート状記録媒体の束を搬送する搬送手段と、前記搬送されるシート状記録媒体の束を偏向して案内する偏向案内手段と、前記案内されたシート状記録媒体の束を綴じ処理する綴じ手段と、を備えたシート処理装置において、前記搬送手段は、前記偏向案内手段のシート状記録媒体搬送方向上流側に配置されていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段に係るシート処理装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
本発明によれば、未綴じの用紙束を偏向して案内しても、用紙束の整合状態を維持した状態で綴じ処理部に搬送することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施例1に係るシート処理装置としての用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図であり、図では、用紙後処理装置の全体と画像形成装置の一部を示している。
図1において、用紙後処理装置PDは、画像形成装置PRの側部に取り付けられており
、画像形成装置PRから排出された用紙は用紙後処理装置PDに導かれる。前記用紙は、
1枚の用紙に後処理を施す後処理手段(この実施例1では穿孔手段としてのパンチユニッ
ト100)を有する搬送路Aを通り、上トレイ201へ導く搬送路B、シフトトレイ20
2へ導く搬送路C、整合及びスティプル綴じ等を行う処理トレイF(以下端面綴じ処理ト
レイとも称する)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15及び分岐爪16によって振り分
けられるように構成されている。
画像形成装置PRは、特に図示しないが入力される画像データを印字可能な画像データ
に変換する画像処理回路、画像処理回路から出力される画像信号に基づいて感光体に光書
き込みを行う光書き込み装置、光書き込みにより感光体に形成された潜像をトナー現像す
る現像装置、現像装置によって顕像化されたトナー像を用紙に転写する転写装置、及び用
紙転写されたトナー像を定着する定着装置を少なくとも備え、トナー画像が定着された用
紙を用紙後処理装置PDに送り出し、用紙後処理装置PDによって所望の後処理が行われ
る。画像形成装置PRはここでは前述のように電子写真方式のものであるが、インクジェ
ット方式、熱転写方式などの公知の画像形成装置が全て使用できる。なお、この実施例1
では、前記画像処理回路、光書き込み装置、現像装置、転写装置、及び定着装置が画像形
成手段を構成している。
搬送路A及びDを経て端面綴じ処理トレイFへ導かれ、この端面綴じ処理トレイFで整
合及びスティプル等を施された用紙は、偏向手段である分岐ガイド板54と可動ガイド5
5により、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す中綴じ・中折り処理トレイ
G(以下、単に「折り処理トレイ」とも称する)へ振り分けられるように構成され、折り
処理トレイGで折り等を施された用紙は搬送路Hを通り下トレイ203へ導かれる。また
、搬送路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バネにより図の状態に保持さ
れており、搬送ローラ7によって搬送される用紙の後端が前記分岐爪17を通過した後、
搬送ローラ9、10、スティプル排紙ローラ11のうち少なくとも搬送ローラ9を逆転す
ることによって用紙をターンガイド8に沿って逆行させて用紙後端を用紙収容部Eへ導い
て滞留させ、次用紙と重ね合せて搬送することが可能なように構成されている。この動作
を繰り返すことによって2枚以上の用紙を重ね合せて搬送することも可能である。
搬送路B、搬送路C及び搬送路Dの上流で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装
置PRから受け入れる用紙を検出する入口センサ301、その下流に入口ローラ1、パン
チユニット100、パンチかすホッパ101、搬送ローラ2、分岐爪15及び分岐爪16
が順次配置されている。分岐爪15、分岐爪16は図示しないバネにより図1の状態に保
持されており、図示しないソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐
爪16は下方に、各々回動することによって、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振
り分ける。
搬送路Bへ用紙を導く場合は、図1の状態で前記ソレノイドはOFF、搬送路Cへ用紙
を導く場合は、図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方
に、分岐爪16は下方にそれぞれ回動した状態となり、搬送ローラ3から排紙ローラ4を
経て上トレイ201に用紙を排出し、搬送路Dへ用紙を導く場合は、分岐爪16は図1の
状態で前記ソレノイドはOFF、分岐爪15は図1の状態から前記ソレノイドをONする
ことにより、上方に回動した状態となり、搬送ローラ5及び排紙ローラ対6(6a,6b
)を経て用紙をシフトトレイ202側に搬送する。
この用紙後処理装置では、用紙に対して、穴明け(パンチユニット100)、用紙揃え
+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、用紙揃え+中綴じ(中
綴じ上ジョガーフェンス250a、中綴じ下ジョガーフェンス250b、中綴じスティプ
ラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、中折り(折りプレート74、折りロー
ラ81)などの各処理を行うことができる。
2.シフトトレイ部
図1に示すようにこの用紙後処理装置PDの最下流部に位置するシフトトレイ排紙部は
、シフト排紙ローラ対6(6a,6b)と、戻しコロ13と、紙面検知センサ330と、
シフトトレイ202と、シフトトレイ202を用紙搬送方向に直交する方向に往復動させ
る図示しないシフト機構と、シフトトレイ202を昇降させるシフトトレイ昇降機構とに
より構成される。
図1において、符号13は戻しコロを示し、戻しコロ13はシフト排紙ローラ対6から
排出された用紙と接して前記用紙の後端をエンドフェンスに突き当てて揃えるためのスポ
ンジ製のコロからなる。この戻しコロ13は、シフト排紙ローラ対6の回転力で回転する
ようになっている。戻しコロ13の近傍にはトレイ上昇リミットスイッチが設けられてお
り、シフトトレイ202が上昇して戻しコロ13を押し上げると、前記トレイ上昇リミッ
トスイッチがオンしてトレイ昇降モータが停止する。これによりシフトトレイ202のオ
ーバーランが防止される。また、戻しコロ13の近傍には、図1に示すように、シフトト
レイ202上に排紙された用紙もしくは用紙束の紙面位置を検知する紙面位置検知手段と
しての紙面検知センサ330が設けられている。
本実施例1では、紙面検知センサ(スティプル用)及び紙面検知センサ(ノンスティプ
ル用)は、遮蔽部によって遮られたときにオンするようになっている。したがって、シフ
トトレイ202が上昇して紙面検知レバーの接触部が上方に回動すると、紙面検知センサ
(スティプル用)がオフし、さらに回動すると紙面検知センサ(ノンスティプル用)がオ
ンする。用紙の積載量が所定の高さに達したことが紙面検知センサ(スティプル用)と紙
面検知センサ(ノンスティプル用)によって検知されると、シフトトレイ202はトレイ
昇降モータの駆動により所定量下降する。これにより、シフトトレイ202の紙面位置は
略一定に保たれる。
3.端面綴じ処理トレイ部
3.1 端面綴じ処理トレイの全体構成
スティプル排紙ローラ11によって端面綴じ処理トレイFへ導かれた用紙は、端面綴じ
処理トレイF上に順次積載される。この場合、用紙毎に叩きコロ12で縦方向(用紙搬送
方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53によって横方向(用紙搬送方向と直交する
方向−用紙幅方向とも称す)の整合が行われる。ジョブの切れ目、すなわち、用紙束の最
終紙から次の用紙束先頭紙までの間で、制御装置350(図16参照)からのスティプル
信号により端面綴じスティプラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われ
た用紙束は、ただちに放出爪52aが突設された放出ベルト52によりシフト排紙ローラ
6へ送られ、受け取り位置にセットされているシフトトレイ202に排出される。
3.2 用紙放出機構
放出爪52aは、放出ベルトHPセンサ311によりそのホームポジションが検知され
るようになっており、この放出ベルトHPセンサ311は放出ベルト52に設けられた放
出爪52aによりオン・オフする。この放出ベルト52の外周上には対向する位置に2つ
の放出爪52aが配置され、端面綴じ処理トレイFに収容された用紙束を交互に移動搬送
する。また必要に応じて放出ベルト52を逆回転させ、これから用紙束を移動するように
待機している放出爪52aと対向側の放出爪52aの背面で端面綴じ処理トレイFに収容
された用紙束の搬送方向先端を揃えるようにすることもできる。したがって、この放出爪
52aは用紙束の用紙搬送方向の揃え手段としても機能する。
また、図示しない放出モータにより駆動される放出ベルト52の駆動軸には、用紙幅方
向の整合中心に放出ベルト52とその駆動プーリとが配置され、駆動プーリに対して対称
に放出ローラ56が配置、固定されている。さらに、これらの放出ローラ56の周速は放
出ベルト52の周速より速くなるように設定されている。
3.3 処理機構
叩きコロ12は支点12aを中心に叩きSOL(ソレノイド)によって振り子運動を与
えられ、端面綴じ処理トレイFへ送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェン
ス51に突き当てる。なお、叩きコロ12は反時計回りに回転する。ジョガーフェンス5
3は、正逆転可能な図示しないジョガーモータによりタイミングベルトを介して駆動され
、用紙幅方向に往復移動する。
端面綴じスティプラS1は、正逆転可能な図示しないスティプラ移動モータによりタイ
ミングベルトを介して駆動され、用紙端部の所定位置を綴じるために用紙幅方向に移動す
る。その移動範囲の一側端には、端面綴じスティプラS1のホームポジションを検出する
スティプラ移動HPセンサが設けられており、用紙幅方向の綴じ位置は、前記ホームポジ
ションからの端面綴じスティプラS1移動量により制御される。端面綴じスティプラS1
は、針の打ち込み角度を用紙端部と平行あるいは斜めに変更できるように、さらに、前記
ホームポジション位置でスティプラS1の綴じ機構部だけを所定角度斜めに回転させ、ス
ティプル針の交換が容易にできるように構成されている。すなわち、スティプラS1は斜
めモータによって斜め回転し、針交換位置センサによって所定の斜めの角度に、あるいは
、前記針の交換位置まで達したことが検出されると、斜めモータは停止する。斜め打ちが
終了し、あるいは針交換が終了すると、元の位置まで回転して次のスティプルに備える。
なお、図1中符号310は端面綴じ処理トレイF上の用紙の有無を検出する紙有無センサ
である。
4.用紙束偏向機構
用紙束偏向機構は、図1及び図2の端面綴じ処理トレイFと折り処理トレイG部分の拡
大図に示すように、紙束に搬送力を与える搬送機構600、紙束をターンさせる放出ロー
ラ56、紙束のターン部のガイドを行うガイド部材609とで構成されている。放出ロー
ラ56は前述のように端面綴じ処理トレイFの上端に設けられ、その外周部にガイド部材
609が配置されている。
各々の詳細な構成を説明すると、図2に示すように搬送機構600のコロ601は駆動
軸602の駆動をタイミングベルト603によって伝達される構成となっており、コロ6
01と駆動軸602はアーム604によって連結支持され、駆動軸602を回転支点とし
て移動できる構成となっている。搬送機構600のコロ601の回転移動はカム605に
よって行われ、カム605は回転軸606を中心に回転し、駆動はモータM1より伝達さ
れる。この搬送機構600の構成は図3−2(a)、(b)の両方の構成が考えられる。
搬送機構600を回転移動させるカム605のホームポジション位置はセンサSN1で検
知され、ホームポジションからの回転角度は図2においてセンサを増設して制御しても良
いし、モータM1のパルス制御で調整しても良い。搬送機構600のコロ601の対向す
る位置には従動ローラ607を配置し、従動ローラ607とコロ601とで用紙束Pを挟
み、例えば引っ張りバネによって構成される弾性材608によって加圧し、搬送力を与え
ている。また用紙束Pの紙厚が厚くなるほど搬送力、つまり加圧力が必要になるため、図
3又は図4に示すように片持ちで揺動可能に構成することもできる。さらには、図5に示
すように搬送部材600のコロ601を弾性材608によって付勢されたカム605によ
って押し付ける構成にし、加圧力はカム605の押し付け角度で調整しても良い。
また、図6に示すように図2における搬送機構600のコロ601と対向する従動ロー
ラに代えて放出ローラ56に兼用させることもできる。ただし、このときローラ601と
放出ローラ56とのニップ位置は、束の搬送軌跡線D1と放出ローラ56の同心円C1と
が接する接点位置若しくはその近傍とする。
端面綴じ処理トレイFから折り処理トレイGへ紙束を搬送する搬送路は、放出ローラ5
6と放出ローラ56の対向する側のガイド部材609とで構成され、ガイド部材609は
支点610を中心に回動し、その駆動はモータM2から伝達される。またガイド部材60
9のホームポジション位置はセンサSN2にて検知される。また端綴じ処理部Fから積載
手段であるシフトトレイ202へ紙束を搬送する搬送路は、図7に示すようにガイド部材
609が支点610を中心に図において時計方向に回動した状態で、ガイド部材609と
ガイド板611とで搬送路を形成する。
5.折り処理トレイ
中綴じ及び中折りは端面綴じ処理トレイFの下流側設けられた折り処理トレイGにおい
て行われる。用紙束は端面綴じ処理トレイFから前記用紙束偏向機構により折り処理トレ
イGに導かれる。以下、中綴じ中折り処理トレイの構成について説明する。
5.1 折り処理トレイの構成
図1に示すように搬送機構600、ガイド部材609及び放出ローラ56からなる用紙
束偏向機構の下流側に折り処理トレイGが設けられている。折り処理トレイGは、前記用
紙束偏向機構の下流側にほぼ垂直に設けられており、中央部に中折り機構が、その上方に
束搬送ガイド板上92が、また、下方に束搬送ガイド板下91が配置されている。また、
束搬送ガイド板上92の上部には束搬送ローラ上71が、下部には束搬送ローラ下72が
それぞれ設けられているとともに、両ローラ71,72間を跨ぐように束搬送ガイド板上
92の側面に沿って両側に中綴じ上ジョガーフェンス250aが配置されている。同様に
束搬送ガイド板下91の側面に沿って両側に中綴じ下ジョガーフェンス250bが設けら
れ、この中綴じ下ジョガーフェンス250bが設置されている箇所に中綴じスティプラS
2が配置されている。中綴じ上ジョガーフェンス250a及び中綴じ下ジョガーフェンス
250bは図示しない駆動機構により駆動され、用搬送方向に直交する方向(用紙の幅方
向)の整合動作を行う。中綴じスティプラS2は、クリンチャ部とドライバ部とが対とな
ったもので、用紙の幅方向に所定の間隔をおいて2対設けられている。なお、ここでは、
2対固定した状態で設けているが、1対のクリンチャ部とドライバ部とを用紙の幅方向に
移動させて2箇所綴じを行うように構成することもできる。
また、束搬送ガイド板下91を横切るように可動後端フェンス73が配置され、タイミ
ングベルトとその駆動機構とを備えた移動機構により用紙搬送方向(図において上下方向
)に移動可能となっている。駆動機構は図1に示すように前記タイミングベルトが掛け渡
された駆動プーリと従動プーリと、駆動プーリを駆動するステッピングモータとにより構
成されている。同様に束搬送ガイド板上92の上端側には、後端叩き爪251と、その駆
動機構が設けられている。後端叩き爪251はタイミングベルト252と図示しない駆動
機構とによって前記用紙束偏向機構から離れる方向と用紙束の後端(用紙束導入時に後端
に当たる側)を押す方向とに往復移動可能となっている。なお、図1において、符号32
6は後端叩き爪251のホームポジションを検出するためのホームポジションセンサであ
る。
中折り機構は、折り処理トレイGのほぼ中央部に設けられ、折りプレート74と折りロ
ーラ81と、折られた用紙束を搬送する搬送路Hとからなっている。
5.2 折りプレート及びその作動機構
折りプレート74は図示しない前後側板に立てられた各2本の軸に長孔部を遊嵌するこ
とにより支持され、さらに、折りプレート74から立設された軸部がリンクアームの長孔
部に遊嵌され、リンクアームが支点を中心に揺動することにより、折りプレートは図1中
を左右に往復移動する。すなわち、リンクアームの長孔部に折りプレート駆動カムの軸部
は遊嵌されており、折りプレート駆動カムの回転運動によりリンクアームは揺動し、これ
に応じて、図1において、折りプレート74は束搬送ガイド板下上91,92に対して垂
直な方向に往復動する。
なお、この実施例1では、中折りについては用紙束を綴じることを前提にしているが、
この発明は1枚の用紙を折る場合でも適用できる。この場合は、1枚だけで中綴じが不要
なので、1枚排紙された時点で折り処理トレイG側に送り込み、折りプレート74と折り
ローラ81とによって折り処理を実行して排紙ローラ83から下トレイ203に排紙する
ようにする。符号323は中折りされた用紙を検出するための折り部通過センサである。
また、この実施例1では、下トレイ203に中折りされた用紙束の積層高さを検出する
検出レバー501が始点501aによって揺動自在に設けられ、この検出レバー501の
角度を紙面センサ505によって検出し、下トレイ203の昇降動作及びオーバーフロー
検出を行っている。
6.制御装置
図8は制御装置の概略構成を示すブロック図である。制御装置350は、同図に示すよ
うに、CPU360、I/Oインターフェース370等を有するマイクロコンピュータか
らなり、画像形成装置PR本体のコントロールパネルの各スイッチ等、及び入口センサ3
01、上排紙センサ302、シフト排紙センサ303、プレスタックセンサ304、ステ
ィプル排紙センサ305、紙有無センサ310、放出ベルトホームポジションセンサ31
1、スティプル移動ホームポジションセンサ、スティプラ斜めホームポジションセンサ、
ジョガーフェンスホームポジションセンサ、束到達センサ321、可動後端フェンスホー
ムポジションセンサ322、折り部通過センサ323、下排紙センサ324、紙面検知セ
ンサ330,330a,330b,505、等SN1,SN2の各センサからの信号がI
/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。
CPU360は、入力された信号に基づいて、シフトトレイ202用のトレイ昇降モー
タ、開閉ガイド板を開閉する排紙ガイド板開閉モータ、シフトトレイ202を移動するシ
フトモータ、叩きコロ12を駆動する叩きコロモータ、叩きSOL等の各ソレノイド、各
搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを駆動する排紙モータ、放出ベルト52
を駆動する放出モータ、端面綴じスティプラS1を移動するスティプラ移動モータ、端面
綴じスティプラS1を斜めに回転させる斜めモータ、ジョガーフェンス53を移動させる
ジョガーモータ、搬送機構600を駆動するモータM1、ガイド部材609を揺動駆動す
るモータM2、可動後端フェンス73を移動させる図示しない後端フェンス移動モータ、
折りプレート74を移動させる折りプレート駆動モータ166、折りローラ81を駆動す
る図示しない折りローラ駆動モータ等の駆動を制御する。
スティプル排紙ローラを駆動する図示しないスティプル搬送モータのパルス信号はCP
U360に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きSOL170及びジョガ
ーモータ158が制御される。また、パンチユニット100もクラッチやモータを制御す
ることによりCPU360の指示によって穴明けを実行する。なお、用紙後処理装置PD
の制御は前記CPU360が図示しないROMに書き込まれたプログラムを、図示しない
RAMをワークエリアとして使用しながら実行することにより行われる。
7.動作
図9は用紙束偏向部の要部を示す図である。端面綴じ処理トレイFから折り処理トレイ
Gへ紙束を送る場合、図9に示すように端面綴じ処理トレイFで後端フェンス11及びジ
ョガーフェンス53によって整合された用紙束の後端を放出爪52aで押し上げ、端面綴
じ処理トレイFの上部に位置するコロ601と、このコロ601に対向する従動ローラ6
07とによって用紙束を挟み、搬送力を与える。このとき用紙束先端側に位置するコロ6
01は、用紙束の先端にぶつからないような位置で待機している。ここで図10の放出ロ
ーラ56と搬送機構600の相対位置を示す説明図に示すように、用紙束が端面綴じ処理
トレイFで整合時に積載される面、もしくは放出爪52aで押し上げられるときに用紙束
がガイドされる面とコロ601との距離L1は、端面綴じ処理トレイFから折り処理トレ
イGへ送る紙束の最大紙厚L2よりも広くし、用紙束先端とコロ601との衝突を回避す
るようにしている。
ここで端面綴じ処理トレイFにおいて整合する紙枚数や、紙種によって用紙束の厚みが
変わるため、コロ601が用紙束の先端との衝突を回避する必要最小限の位置も変わる。
そこで上記紙枚数、紙種の情報によって退避位置を変動させれば、退避位置から搬送力を
与える位置までの移動時間も必要最小限にすることができ、生産性に有利に働くこととな
る。この枚数、紙種の情報は本体からのジョブ情報でも良いし、用紙後処理装置PD内の
センサで得ても良い。しかし端面綴じ処理トレイFで整合した用紙束に想定外の大きなカ
ールが発生している場合、その用紙束を放出爪52aで押し上げられるときに用紙先端と
コロ601とが接触してしまうことも考えられる。そこで、図11の搬送機構600の要
部拡大図に示すようにコロ601直前にガイド612を設け、用紙先端とコロとの接触角
度が小さくなるような構成にしておく。このガイドは固定部材でも弾性部材でも同様の効
果を得ることができる。
次に用紙束偏向時の用紙束偏向部の要部を示す図12に示すように用紙先端が通過して
から用紙表面に搬送機構600のコロ601を接触させ、用紙束に搬送力を与える。この
ときガイド部材609と放出ローラ56とによってターン部のガイドを形成し、このガイ
ドに沿って用紙束を下流の折り処理トレイGへと搬送する。
図13はシフトトレイ202側への用紙束搬送時の用紙束偏向部の要部を示す図である
。端面綴じ処理トレイFからシフトトレイ202へ紙束を送る場合には、図13に示すよ
うにガイド部材609を図示時計方向に回動させ、ガイド部材609の外周面とガイド板
611とによってシフトトレイ202へつながる搬送路を形成する。そして端面綴じ処理
トレイFで整合された紙束の後端を放出爪52aで押し上げ、シフトトレイ202へと搬
送する。
なお、放出ローラ56はモータによって駆動される駆動ローラでも駆動しないで紙束の
搬送に追従する従動ローラとしても、用紙束を偏向させて折り処理トレイG側及び用紙束
のシフトトレイ202側への搬送を行うことができる。
図12及び図13に示した折り処理トレイGへの搬送動作及びシフトトレイ202への
搬送動作の制御手順を図14及び図15のフローチャートに示す。図14はイニシャル処
理の処理手順を示すフローチャートである。イニシャル処理では、カム605とガイド部
材609をイニシャル位置に設定する処理が実行される(ステップS101−S104)
図15は端面綴じ処理トレイFから折り処理トレイGあるいはシフトトレイ202への
搬送動作の制御手順を示すフローチャートである。同図において、ジョブが開始されると
、まず、中綴じ処理か否かをチェックする(ステップS201)。中綴じ処理であれば、
モータM1及びカム605をホームポジションから予め設定された量回動させ、これと並
行してコロ601を待機位置に移動させる(ステップS202)。次いで、モータM2及
びガイド部材609をホームポジションから所定量回動させ、用紙束偏向のためのターン
搬送路を形成する(ステップS203−図12)。そして、端面綴じ処理トレイFにおけ
る処理が終了するまで待ち、処理が終了した時点で(ステップS204)、放出爪52a
によって用紙束の放出(押し上げ)を開始する(ステップS205)。
放出動作が開始され、用紙束の先端がコロ601のニップ位置を通過すると(ステップ
S206)、モータM1及びカム605を予め設定した量回動させ、搬送位置まで移動さ
せる(ステップS207)。その後、用紙束の予め設定された搬送距離の搬送動作が終了
すると(ステップS208)、前記搬送動作が最後のジョブのものかどうかをチェックし
、最後でなければステップS202まで戻って以降の処理を繰り返し、ジョブが終了した
時点で(ステップS209)、モータM1、カム605をホームポジションに移動させ(
ステップS210)、モータM2、ガイド部材609をホームポジションに移動させて(
ステップS211)処理を終える。
一方、ステップS201で中綴じ処理でなければ、端面綴じ処理か否かをチェックし(
ステップS212)、端面綴じも行わないのであれば、そのままこの処理を終了し(シフ
トトレイ202に直接排紙する)、端面綴じを行うのであれば、端面綴じした用紙束をシ
フトトレイ202に搬送するので、モータM1及びカム605をホームポジションから予
め設定された量回動させ、コロ601を待機位置に移動させる(ステップS213)。次
いで、モータM2、ガイド部材609をホームポジションから予め設定された量回動させ
、シフトトレイへの搬送路を形成させる(ステップS214−図13)。そして、端面綴
じ処理トレイFでの処理が終了するまで待ち、処理が終了した時点で(ステップS215
)、放出爪52aによって用紙束の放出(押し上げ)を開始する(ステップS216)。
放出動作が開始され、予め設定された距離の搬送が終了すると(ステップS217)、
前記搬送動作が最後のジョブのものかどうかをチェックし、最後でなければステップS2
13まで戻って以降の処理を繰り返し、ジョブが終了した時点で(ステップS218)、
モータM1、カム605をホームポジションに移動させ(ステップS210)、モータM
2、ガイド部材609をホームポジションに移動させて(ステップS211)処理を終え
る。
図16及び図17は実施例2に係る用紙後処理装置の要部を示す図である。なお、図16及び図17に図示した部分以外の各部の構成は実施例1と同等なので、同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この実施例2は実施例1では、搬送機構600により用紙束の外側に駆動力を付与して用紙束を搬送し、あるいは放出ローラ56によってターンさせていたものを、用紙束の内側にも駆動力を付与し、用紙束を搬送するようにしたものである。そのため、実施例1にける従動ローラ607(図4)を駆動ローラ607’とし、この駆動ローラ607’をコロ601に弾性材608によって所定圧で圧接し、用紙束の内側からも駆動力(搬送力)を付与している。
そのため、図16の例では、コロ601を駆動する駆動軸602から第1のタイミングベルトT1、第1及び第2のギアG1,G2、及び第2のタイミングベルトT2を介して駆動ローラ607’を駆動するようにしている。この場合、第1のギアG1は第1のタイミングベルトT1によって駆動され、駆動ローラ607’に駆動力を伝達する第2のタイミングベルトT2は第1のギアG1と噛合する第2のギアG2によって駆動される。すなわち、前記駆動軸602の駆動力によりコロ601と駆動ローラ607’がそれぞれ駆動され、用紙束は両者間のニップに挟持された状態で搬送されることになる。
図17の例は、駆動ローラ607’の駆動力を別途設けたモータM3から得るもので、モータM3によって第3のタイミングベルトT3を駆動し、駆動ローラ607’に対して駆動力を付与し、用紙束をコロ601と駆動ローラ607’とで搬送するようにしている。
その他、特に説明しない各部は全て実施例1と同等に構成され、同等に機能する。
以上のように、本実施形態によれば、
1)ターン搬送路上及び上流側で用紙束に搬送力を与える搬送手段によって用紙束を搬送
するので、用紙束の整合状態を維持した状態で用紙束の搬送を行うことができる。
2)搬送手段は前記ターン搬送路を搬送される用紙束の外側に搬送力を与えるので、綴じ
処理部から中綴じ処理部をつなぐ屈曲した搬送路を用紙束が搬送される際、用紙束の外側
の用紙に搬送力が伝わりにくく、内側の紙と比較して搬送差が起きやすいという問題が解
消され、用紙束の整合状態を維持した状態で用紙束の搬送を行うことができる。
3)搬送手段は用紙束に搬送力を与える位置と搬送力を与えない位置の少なくとも2つ以
上の位置に移動可能であるので、用紙束の整合を妨げてしまうことがない。
4)搬送手段に駆動を与える駆動軸と搬送手段の移動時の回転支点とが同一の軸で構成さ
れているので、構成が簡単になり、製品の組付け性が低下やコストの上昇を招くことがな
い。
5)搬送手段が退避できる位置が、端綴じ処理部で処理できる用紙束の最大紙厚及び最大
枚数時でもその搬送を妨げない位置に設定されているので、用紙束先端と搬送手段とが接
触することがなく、用紙束の先端にキズ、折れ等のダメージを与えることがない。
6)搬送手段が退避できる位置は、端綴じ処理部で処理する用紙束の枚数、紙種などの情
報によって、その用紙束の搬送を妨げない位置に設定されるので、整合枚数が少ないとき
でも多いときでも、動作時間を同等にすることが可能となり、生産性が低下することはな
い。
7)ターン搬送路を形成するガイド部材を可動式とし、端綴じ処理部から前記積載手段へ
と搬送するときにも、前記ガイド部材によって用紙束をガイドするので、構成が簡単にな
り、製品の組付け性の低下やコストの上昇を招くことがない。
8)搬送手段が用紙束に搬送力を与える際、用紙束の厚みが厚いほど搬送力を強くかけら
れるので、用紙束の枚数が多いほど用紙束の送り出す搬送力を大きくすることが可能とな
り、綴じ処理部から中綴じ処理部をつなぐ屈曲した搬送路に用紙束を送り込む場合や、端
綴じ処理部から積載手段上へ用紙束を送り出す際に十分は搬送力を確保することができる

9)搬送手段の用紙束に搬送力を与えるコロ直前のガイド形状は、前記コロと用紙束先端
とが接触する角度が緩くなるような形状に形成されているので、用紙先端に大きなカール
が生じていた場合でも、そのカール部分と搬送手段の搬送力を与えるコロとの接触角を小
さくすることが可能となり、用紙先端にキズ、折れ等のダメージを与える虞がなくなる。
10)表面摩擦が少ない用紙、あるいは画像によって表面摩擦が低下した用紙から用紙束が構成されている場合、外側だけに搬送力を与えると内側まで搬送力が伝達されず、外側の用紙だけ搬送される場合があるが、内側からも搬送力を与えることにより、用紙間の滑りが生じることもなく、まとまって搬送することができる。
等の効果を奏する。
本発明の実施例1に係るシート処理装置としての用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図である。 端面綴じ処理トレイと折り処理トレイ部分の拡大図である。 図2における搬送機構の配置の一例を示す図である。 図2における搬送機構の配置の他の例を示す図である。 図2における搬送機構のコロと放出コロと用紙束との関係を示す図である。 用紙束を中綴じ処理トレイ側に搬送するときのターン搬送部の状態を示す図である。 用紙束をシフトトレイ側に搬送するときのターン搬送部の状態を示す図である。 実施例1における画像形成システムの制御装置の概略構成を示すブロック図である。 用紙束偏向部の要部を示す図である。 放出ローラと搬送機構の相対位置を示す説明図である。 搬送機構の要部拡大図である。 用紙束偏向時の用紙束偏向部の要部を示す図である。 シフトトレイ側への用紙束搬送時の用紙束偏向部の要部を示す図である。 イニシャル処理の処理手順を示すフローチャートである。 端面綴じ処理トレイから中綴じ処理トレイあるいはシフトトレイへの搬送動作の制御手順を示すフローチャートである。 実施例2の搬送機構部近傍の詳細を示す図である。 実施例2の搬送機構部近傍の詳細の他の例を示す図である。
符号の説明
56 放出ローラ
600 搬送機構
601 コロ
602 駆動軸
603 タイミングベルト
604 アーム
605 カム
606 回転軸
607 従動ローラ
607’駆動ローラ
608 弾性材
609 ガイド部材
610 支点
612 ガイド
F 端面綴じ処理トレイ
G 中綴じ・中折り処理トレイ(折り処理トレイ)
M1,M2 モータ
SN1,SN2 センサ
PR 画像形成装置
PD 用紙後処理装置

Claims (12)

  1. シート状記録媒体を積載する積載手段と、
    前記積載されたシート状記録媒体を整合する整合手段と、
    前記整合されたシート状記録媒体の束を搬送する搬送手段と、
    前記搬送されるシート状記録媒体の束を偏向して案内する偏向案内手段と、
    前記案内されたシート状記録媒体の束を綴じ処理する綴じ手段と、
    を備えたシート処理装置において、
    前記搬送手段は、前記偏向案内手段のシート状記録媒体搬送方向上流側に配置されていることを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記搬送手段は前記シート状記録媒体の束を挟持した状態で当該束の外側に駆動力を付与することを特徴とする
    請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記搬送手段は前記シート状記録媒体の束を挟持した状態で当該束の内側に駆動力を付与することを特徴とする
    請求項1記載のシート処理装置。
  4. 前記シート状記録媒体の束に駆動力を付与する駆動位置と駆動力を付与しない退避位置の少なくとも2つの位置に前記搬送手段を移動させる駆動手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記搬送手段に駆動力を付与する駆動軸と前記駆動手段の駆動軸とが同一軸であることを特徴とする請求項4記載のシート処理装置。
  6. 前記退避位置が、処理すべきシート状記録媒体の束の厚さにかかわらず第1処理部での前記シート状記録媒体の束の搬送に影響を与えない距離の位置に設定されていることを特徴とする請求項4又は5記載のシート処理装置。
  7. 前記退避位置が、処理すべきシート状記録媒体の束の厚さにかかわらず第1処理部での処理に影響を与えない距離の位置に設定されていることを特徴とする請求項4又は5記載のシート処理装置。
  8. 前記シート状記録媒体の厚さ、種類、枚数の少なくとも1つを含む厚さ情報に基づいて前記退避位置を設定する退避位置設定手段を備えていることを特徴とする請求項6又は7記載のシート処理装置。
  9. 前記ガイド部材を揺動可能に支持する支持手段と、
    前記ガイド部材を前記支持手段に関して揺動させ、前記第2処理部に搬送する搬送経路と前記ガイド部材の外側から前記シート状記録媒体を排出側に搬送する搬送経路とを切り換える切換手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  10. 前記シート状記録媒体の束の厚さが厚いほど搬送力を大きくする搬送力増強手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  11. 前記搬送手段の前記シート状記録媒体搬送方向直前に前記搬送手段と前記シート状記録媒体の束先端との接触角が緩くなるような形状のガイドを備えていることを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載のシート処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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