JP5665367B2 - シート処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数枚のシートに中綴じ及び中折りを行う機能を有するシート処理装置に関する。
画像形成装置により画像形成された多数枚のシート束に対して中綴じ処理及び中折り処理を行い、製本するシート処理装置が広く提供されている。このようなシート処理装置でシート束を中折り処理する際に、シート束の折り目部がしっかりと折られず、折られたシート束が膨らみ、見栄えが良くないことがある。特に、シートの枚数が多い場合やシートの厚さが厚い場合に折り目部が開きやすくなる。
上述した問題を解決するために特許文献1では、中折り処理して折り目部を形成した後に、折り目部をプレスローラで押圧しながら用紙搬送方向に対して直交する方向にプレスローラを移動させている。これにより、折り目部がしっかりと折られて、作成された冊子の見栄えが良くなる。
特開2003−182928号公報
しかしながら、中綴じ及び中折りされたシート束の折り目部をプレスローラで押圧する場合、加えられる圧力により一番外側にあるシート(表紙)がひっぱられて綴じ部近傍においてシートやぶれが生じることがある。このような表紙やぶれの発生をふせぐためにプレスローラの加圧力を弱くしてしまうと、折り目部の品位を保つことが出来なくなってしまう。
上記課題を解決するために、本発明のシート処理装置は、シート束が積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシート束に対して綴じ処理を行う綴じ手段と、前記綴じ手段により綴じ処理されたシート束を折る折り手段と、前記折り手段により折られたシート束を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されたシート束の折り目部に対して、前記シート束の表紙面に垂直な方向から圧力を加えて折り状態を強化するプレス手段と、前記搬送手段により搬送されたシート束を固定するように前記シート束を把持する把持状態と前記シート束を把持しない解放状態とに変位する把持手段と、前記シート束のシートの枚数が所定枚数未満では、前記把持手段を前記解放状態にし、前記把持手段による把持を行わせずに前記プレス手段に前記シート束をプレスさせ、前記シート束のシートの枚数が前記所定枚数以上では、前記把持手段を前記把持状態に変位させ、前記把持手段による把持を行わせながら前記プレス手段に前記シート束をプレスさせる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、シート束の枚数が多くなってもクランプ部材でシート束を把持しながら折り目部をプレス処理するので表紙やぶれが発生することなく、折り目部の品位を保つことが可能となる。
画像形成装置システムを表わす断面図 フィニッシャを表わす断面図 プレスユニットを表わす平面図 プレス処理を説明するための平面図 プレス処理を説明するための断面図 画像形成システムの制御ブロック図 プレスユニットの移動速度を示す図 プレス処理を説明するための断面図 製本処理の表わすフローチャート 第2の実施形態のプレスユニットを表わす平面図 操作部の設定画面を表わす図 第2の実施形態のプレス処理を説明するための断面図 第2の実施形態のプレス処理及びつぶし処理を説明するための断面図 第2の実施形態における製本処理を表わすフローチャート シート束の枚数とクランプ動作の可否及びつぶし処理の設定可否の関係を示す図
(第1の実施形態)
図1は、本発明のシート処理装置を適用可能な画像形成装置システムの概略正面図である。画像形成装置システム1000はプリンタ部300とフィニッシャ500で構成される。フィニッシャ500は、プリンタ部300で画像形成された複数枚のシートを取り込み、中綴じ製本処理等のシートの処理を行う。プリンタ部300にはユーザに対して情報を表示したり、ユーザからの指示を入力するための操作部990が設けられている。
図2はフィニッシャ500の詳細を示す断面図である。フィニッシャ500は、搬送されたシートを装置内部に取り込むための搬送パス520を有し、搬送パス520には、入口ローラ501、搬送ローラ502〜508が設けられている。搬送ローラ502と搬送ローラ503の間にはパンチユニット530が設けられており、パンチユニット530は必要に応じて動作を行い、搬送されるシートの後端部に穴あけ(穿孔)処理を行う。搬送ローラ508の下流はフラッパ513が設けられ、シートの搬送先を排紙パス521と排紙パス522との何れかに切り替える。排紙パス521へ導かれたシートは、排紙ローラ509によりスタックトレイ701へ排紙される。一方、排紙パス522には、搬送ローラ対510、511、フラッパ514が設けられる。フラッパ514はシートの搬送先を処理トレイ550側と中綴じ製本部800側との何れかに切り替える。処理トレイ550に排紙されたシートは仕分け処理やステイプル処理が行われ、上下に移動可能なスタックトレイ700、701へ選択的に排出される。
次に、中綴じ製本部800の構成を説明する。サドル排紙パス523へ搬送されたシートはサドル入口ローラ対801に受け渡され、収納ガイド803を介して処理トレイ815へ搬入さる。なお、収納ガイド803の入り口にはフラッパ820が設けられている。フラッパ820は、シートサイズに応じて不図示のソレノイドにより動作し、シートの搬入口を選択する。収納ガイド803へ搬入されたシートはローラ804によりシート位置決め部材805に接するまで搬送される。サドル入口ローラ対801とローラ804はシート搬送モータ904により駆動される。また、収納ガイド803の途中位置には、収納ガイド803を挟んで対向配置された綴じ手段としてのステイプラ802が設けられている。ステイプラ802は、針を突き出すドライバー802aと突き出された針を折り曲げるアンビル802bとに分割されている。なお、シート位置決め部材805はモータ905により移動可能であり、シート搬入時においては、シートの中央部(搬送方向)がステイプラ802の綴じ位置に来るように、シートサイズに応じて予め移動される。
ステイプラ802の下流側には、折りローラ対810(810a,810bで構成される)が設けられており、折りローラ対810の対向位置には、突き出し部材830が設けられている。シート束に対してステイプルを行わない場合は、シートの中央部(搬送方向)が折りローラ対810のニップ部に対向する位置に来るように突き出し部材が移動される。なお、シートにステイプルが行われた後は、ステイプラ802で綴じられたシート束の折り畳み動作は、ステイプル処理終了後に、シート束のステイプル位置が折りローラ対810のニップ位置となるように、シート位置決め部材805が移動される。この突き出し部材830は、折りローラ対810のニップ部に向けて移動可能であり、突きモータ906により駆動される。突き出し部材830が収納されたシート束に向けて突き出すことにより、シート束を、折りローラ対810のニップに押し込みながらシート束を折り畳む。即ち、突き出し部材830と折りローラ対810はシート束を折る折り手段として機能する。このとき、折りローラ対810も回転しながら、押し込まれたシート束を下流側に搬送する。突き出し部材830はその後、突きモータ906によりホームポジションに戻る。なお、折りローラ対810間には、束に折り目付けをするのに充分な圧力F1が不図示のバネにより掛けられている。折り目付けされたシート束は、搬送手段としての第1折搬送ローラ対811(811a、811bで構成される)と第2折搬送ローラ対812(812a、812bで構成される)によりプレスユニット860へ搬送される。第1折搬送ローラ対811及び第2折搬送ローラ対812にも、折り目付けされた束を搬送、停止させるのに充分な圧力F2、F3が掛けられている。なお、折りローラ対810、第1折搬送ローラ対811、第2折搬送ローラ対812は、同一の折り搬送モータ907により等速回転する。
第1折搬送ローラ対811と第2折搬送ローラ対812との間にはシート束を両方の面から挟みこんで把持するためのクランプ部材890(890a、890bで構成される)が設けられている。クランプ部材890aがクランプ部材890bに対して移動し、シート束の把持と解放を行う。クランプ部材890aの移動はクランプモータ909により行われる。即ち、クランプ部材890はシート束を把持する把持手段として機能する。
第2折搬送ローラ対812の下流には、折束排出トレイ850とプレスユニット860が設けられている。プレスユニット860は、プレスローラ対861を有し、プレスローラ対861が折り目部をニップした状態で折り目部に沿って移動する事で、折り目部を強化する。プレスローラ対861による折り目部への処理をプレス処理と称す。
図3はプレスユニット860をシート束の搬送方向下流側から見た図である。プレスユニット860のプレスローラ対861には、プレスローラ対861a、861bとプレスローラ対861c、861dの2組が設けられている。プレスユニット860のプレスローラ対861が停止したシート束の折り目部に沿って矢印A方向(シート束搬送方向に対して垂直な方向)に移動することで、2組のプレスローラ対がそれぞれプレス処理を行い、折り目部の折り状態が強化される。
図4はプレスユニット860近傍を上側から見た平面図である。第2折搬送ローラ対812の上流にはクランプ部材890が設けられている。第2折搬送ローラ対812の下流にはプレスユニット860が設けられ、プレスユニット860は矢印方向Aに移動することで前述したようにシート束に対してプレス処理を実行する。
図5は図2の紙面手前側から見たプレスユニット860近傍の断面図である。図5(a)はクランプ部材890がシート束に対してクランプしていない状態を示す。クランプ部材890は待機位置であるホームポジションから矢印方向Bに移動することによって図5(b)に示すようにシート束をクランプする。クランプ部材890aがホームポジションに位置していることは不図示のクランプセンサにより検知される。
図6に図1の画像形成システムの制御ブロック図を示す。プリンタ制御部350はCPU351、ROM352、RAM353を有している。フィニッシャ制御部900も同様にCPU901、ROM902、RAM903を有していて、CPU901は、ROM902上に記憶された制御プログラムにより折り搬送モータ907、クランプモータ909、プレスモータ910などを制御する。また、フィニッシャ制御部900はプリンタ制御部350と通信を行うことで、プリンタ制御部350からプリントジョブの情報や搬送されてくるシートの情報などを受け取る。
図7を用いてプレスユニット860のプレスローラ対861の移動について説明を行う。
プレスユニットの移動速度は図7に示すようにシート束の枚数に応じて設定されている。シート束枚数が2〜4枚の時は速度V1、5〜9枚の時は速度V2、10〜14枚の時は速度V3、15〜19枚の時は速度V4、20〜25枚の時は速度V5にそれぞれ設定されている(V1>V2>V3>V4>V5)。シート束の枚数が少ないほど移動速度は速く、シート束の枚数が多いほど移動速度は遅くなっている。シート束の枚数が多くなるほど折り目部が膨らみやすいので、枚数が多いほどプレスローラ対861が低速度で移動し、十分に時間をかけてプレス処理が実行され、折りが強化される。シート束の枚数が少ない場合は折り目部の膨らみは小さいので短時間のプレス処理で十分折が強化される。また、シート束の枚数が少ない場合には搬送されてくるシート束の間隔が短くなるので、高い生産性を保つために高速で移動する必要がある。
プレス処理の方法としては、シート束の折り目部に沿ってプレスローラ対861を所定量移動させた後所定時間停止させることを繰り返し行う方法を用いてもよい。シート束の折り目部に対する処理時間が長くなるので同様の効果が得られる。
次にプレス動作の詳細について説明を行う。図8はシート束のシートの枚数が所定枚数(ここでは10枚)未満の場合のプレス処理の様子を示している。シート束のシート枚数が10枚未満の場合はクランプ部材890によるシート束の把持を行わずにプレス処理が実行される。シート束の枚数が10枚未満の場合は、クランプ部材890によりシート把持を行わなくても、表紙のステイプルされた部分でのやぶれは発生しないことが実験結果から判っている。また、クランプ部材890によりシート束を把持するためには、その動作時間が必要となる。シート束の枚数が少ない場合には搬送されてくるシート束とシート束の時間間隔が短くなるので、クランプ動作を行ってしまうと、その時間内でクランプ部材890の退避を完了させることができなくなる。即ち、クランプ動作に要する処理時間が余分に必要となり、クランプ部材890の退避が完了するまで次の束を受け入れることが出来なくなってしまう。その結果、生産性が低下してしまう。そのため、シート束のシートの枚数が10枚未満の場合は、生産性を高く保つためにクランプ部材によるシート把持は行われない。一方、シート束の枚数が所定枚数以上(10枚以上)であれば、搬送されてくるシート束とシート束の時間間隔内で、クランプ部材の退避を完了させることが出来るため、クランプ動作が生産性に影響を与えることがない。従って、シート束の枚数が10枚以上であれば、クランプ部材890によるクランプ動作が行われる。
図5を用いて所定枚数(10枚)以上のシート束の折り目部に対してプレス処理を行う場合の説明を行う。シート束の枚数が10枚以上の場合は、プレスローラ対861の動作中にシート束を固定させるために、クランプ部材890がシート束の把持を行う。クランプ部材890によりシート束を把持しながらプレス処理が実行されることでプレスローラ対861の圧力により表紙がひっぱられることがなくなり、表紙やぶれの発生が防止される。シート束の枚数が10枚以上の場合には、中綴じ製本部800におけるシート積載処理、綴じ処理、折り処理に要する時間がクランプ部材890の動作に要する時間よりも長くなり、クランプ動作による処理時間の増加は生産性に影響を与えない。
次に第1の実施形態において、フィニッシャ制御部900のCPU901が実行する製本処理を図9のフローチャートを用いて説明を行う。製本処理が開始されると、CPU901は、収納ガイド803へ複数枚のシートを積載させる(S1100)。次にCPU901は、収納ガイド803へ積載されたシート束に対してステイプラ802により綴じ処理を行わせ(S1101)、突き出し部材830及び折りローラ対810により綴じ処理されたシート束に対して中折り処理を行わせる(S1102)。CPU901は、第1折搬送ローラ対811及び第2折搬送ローラ対812により、綴じ処理されたシート束をプレスユニット860まで搬送させ、停止させる(1103,1104)。次にCPU901は、束枚数が10枚以上であるか否かをプリンタ制御部350から送られてくるジョブ情報から判断する(S1105)。束枚数が10枚より少なければ、CPU901は、プレスモータ910の駆動を開始し、プレスローラ対861を移動させる(S1106)。これにより、シート束に対してプレス処理が実行される。プレス処理が終了するとCPU901は、シート束を折束排出トレイ850へ排出させる(S1107)。なお、プレス処理が終了したか否かの判断は、プレスローラ対861が所定量移動したことにより判断される。プレスローラ対861の移動量は、プレスモータ910に設けられた不図示のエンコーダからのパルスをカウントすることにより判断される。束枚数が10枚より多い場合、CPU901は、クランプモータ909によりクランプ部材890を動作させてシート束を把持させる(S1108)。CPU901は、シート束がクランプ部材890により固定された状態でプレスローラ対861を移動させてプレス処理を実行させる(S1109)。即ち、CPU901はシート束の枚数の応じてクランプ部材を動作させる制御手段として機能する。CPU901は、プレス処理が終わるとクランプモータ909によりクランプ部材890による把持を解除させ(S1110)、シート束を折束排出トレイ850へ排出させる。CPU901は、排出した束がジョブの最終束か否かを判断する(S1111)。最終束であればCPU901は束作成ジョブを終了し、最終束でなければS1100へ戻り、次のシートに対して上述した束作成処理を繰り返す。
以上の様に、本実施形態によれば、中綴じ及び中折りされたシート束に対してクランプ部材によりシート束を固定した状態でプレス処理が行われることにより、シート束の表紙の綴じ位置の部分が破れることを防止できる。さらに、シート束の枚数が所定枚数未満であれば、クランプ部材によるシート束の把持を行われないので、クランプ動作による生産性の低下を防止できる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態について説明を行う。第2の実施形態においてプレスユニット860以外の構成は第1の実施形態と同様とする。
図10を用いて第2の実施形態におけるプレスユニットについて説明する。図10はプレスユニット860近傍の装置上側から見た平面図である。第2折搬送ローラ対812の上流にはクランプ部材890が設けられている。第2折搬送ローラ対812の下流にはプレスユニット860が設けられ、プレスユニット860は矢印方向Aに移動することで前述したようにシート束に対してプレス処理を実行する。プレスユニット860にはプレスローラ対861(a〜d)とつぶしローラ870が設けられている。つぶしローラ870はシート束の折り目部に対して搬送方向下流側から上流側へ加圧することでシートの折り目部が搬送方向に直角な平面になるようにするローラである。つぶしローラ870とプレスローラ対861を横から断面図は図12のようになっている。また、クランプ部材890はつぶしローラ870により折り目部を処理する際にシート束が搬送方向と逆方向へ移動するのを防ぐためにシート束の把持を行い、シート束をしっかり固定させる。
シート束の折り目部への処理はプレスローラ対861のみでプレス処理を行うか、プレスローラ対861とつぶしローラ870で処理を行うか選択出来る構成となっている。シート束を位置P1で停止させた場合にはプレスローラ対861で折り目部に対してプレス処理が行われ、シート束を位置P2で停止させた場合にはプレスローラ対861とつぶしローラ870で折り目部に対してプレス処理とつぶし処理が行われる。位置P2でシート束を停止させるとつぶしローラ870がシート束の折り目部を押し込むことになる。この押し込まれた量だけ折り目部へにつぶし処理が行われる。つぶし処理時にはプレスローラ対861によるプレス処理も並行して行われる。
本実形態では、つぶしローラ870による折り目部へのつぶし処理はシート束のシート枚数が10枚以上の場合に実行可能とする。これはシート束の枚数が少なすぎるとつぶしローラ870によるつぶし処理によってシート束の折り目部の品位が低下してしまうためである。また、シート束枚数が10枚以上の場合にはつぶし処理を実行するか否かをユーザが選択出来るようになっている。つぶし処理を選択するための操作部990の画面を図11に示す。
次にプレス処理、つぶし処理の動作について説明を行う。シート束の枚数が10枚未満の場合では第1の実施形態と同様にクランプ部材890によるシート束の把持を行わずにプレス処理が行われる。シート束枚数が10枚以上で且つつぶし処理が選択されていない場合、図12に示すように、シート束の先端は位置P1で停止され、シート束はクランプ部材890により把持された状態で、プレスローラ対861が折り目部をプレスする。このとき、つぶしローラ870はシート束の折り目部より下流側に位置し、シート束の折り目部には接触しないため、つぶし処理は行われない。クランプ部材890によりシート束を把持する理由は第1の実施形態で説明したとおりである。従って、つぶし処理のために用意されているクランプ部材890をプレス処理の際にも利用することが出来る。
シート束の枚数が10枚以上で且つつぶし処理が選択されている場合、図13に示すようにシート束の先端を位置P2で停止される。シート束はクランプ部材890により把持された状態で、プレスローラ対861が折り目部をプレスし、つぶしローラ870が折り目部の頭頂部を押しつぶす。
次に第2の実施形態において、フィニッシャ制御部900のCPU901が実行する製本処理を図14のフローチャートを用いて説明を行う。
S1200〜S1203の処理は第1の実施形態における図9のS1100〜1103の処理と同様である。S1203におけるシート束の搬送の際、CPU901は、シート束に対してつぶし処理を実行することが選択されているか否かを判断する(S1204)。この判断は、プリンタ制御部350から送られてくる情報に基づいて判断される。つぶし処理を実行しない場合、CPU901は、シート束を位置P1(プレス位置)で停止させる(S1205)。さらに、CPU901は、シート束の枚数が10枚以上であるか否かをプリンタ制御部350から送られてくるジョブ情報から判断する(S1206)。10枚未満である場合及び10枚以上である場合の処理(S1205〜S1207,1212,S1213)は、第1の実施形態における図9のS1106〜S1111までの処理と同様である。
S1204でつぶし処理を実行することが選択されていると判断された場合、CPU901は、シート束を位置P2(つぶし位置)で停止させる(S1208)。シート束が停止後、CPU901は、クランプ部材890によりシート束を把持させ(S1209)、プレスローラ対861を移動させてプレス処理を実行させるとともにつぶしローラ870を移動させてつぶし処理を実行させる(S1210)。プレス処理及びつぶし処理終了後に、CPU901はクランプ部材890を退避させ(S1211)、その後上述したS1212、S1213の処理を実行する。
第2の実施形態では、つぶし処理を選択可能か否かのシート束の枚数のしきい値とプレス処理時のクランプ部材によるシート束の把持(クランプ動作)を行うか否かしきい値を、図15(a)のような条件としている。即ち、つぶし処理は10枚以上で選択可能となる。また、プレス時のクランプ動作によるシート束の把持も10枚以上で強制的に実行される。また、シート束の枚数が10枚未満の場合はクランプ動作をさせずにプレス処理が実行される。また、シート束の枚数が10枚以上で且つつぶし処理の設定がされていない時はクランプ動作が行われ、折り目部にプレス処理が実行される。シート束の枚数が10枚以上で且つつぶし処理の設定がされている時はクランプ動作行われ、折り目部にプレス処理とつぶし処理が実行される。なお、つぶし処理を選択可能か否かのシート束の枚数のしきい値及びクランプ動作を行うか否かのしきい値を10枚としているが、それぞれ装置の構成に応じて変更しても構わない。
また、図15(a)に示す条件の他に、図15(b)に示す条件での動作が考えられる。例えば、フィニッシャ500の上流に接続される画像形成装置の単位時間当たりの画像形成枚数が少なく(生産性が低く)、シート束が8枚でもクランプ動作の処理時間を確保出来る場合は、シート束が8枚以上でクランプ動作が行われる。つぶし動作の選択は10枚以上で可能とする。また、プレス時のクランプ動作は8枚以上で行われる。この時、シート束の枚数が8枚未満の場合ではクランプ動作なしにプレス処理が実行される。シート束の枚数が8枚以上10枚未満ではクランプ動作を伴ってプレス処理が実行される。シート束の枚数が10枚以上でつぶし処理の設定がされていない時はクランプ動作を伴ってプレス処理が実行される。シート束の枚数が10枚以上でつぶし処理の設定がされている時はクランプ動作を伴ってプレス処理とつぶし処理が実行される。
さらに図15(c)のような条件での動作が考えられる。例えば、フィニッシャ500の上流に接続される画像形成装置の単位時間当たりの像形成枚数が多く(生産性が高く)、シート束の枚数が12枚以上で確保出来る場合は、シート束が12枚以上でクランプ動作が行われる。つぶし動作の選択は10枚以上で可能となる。また、プレス時のクランプ動作は12枚以上で実行される。この時、シート束の枚数が10枚未満ではクランプ動作なしにプレス処理が実行される。シート束の枚数が10枚以上12枚未満でつぶし処理が設定されていない時は、クランプ動作なしにプレス処理が実行される。シート束の枚数が10枚以上12枚未満でつぶし処理が設定されている時は、クランプ動作を伴ってプレス処理とつぶし処理が実行される。シート束の枚数が12枚以上でつぶし処理が設定されていない時は、クランプ動作を伴ってプレス処理が実行される。シート束の枚数が12枚以上でつぶし処理が設定されている時は、クランプ動作を伴ってプレス処理とつぶし処理が実行される。
300 プリンタ
500 フィニッシャ
802 ステイプラ
830 突き出し部材
810 折りローラ対
811 第1折搬送ローラ対
812 第2折搬送ローラ対
860 プレスユニット
861 プレスローラ対
870 つぶしローラ
890 クランプ部材

Claims (6)

  1. シート束が積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシート束に対して綴じ処理を行う綴じ手段と、
    前記綴じ手段により綴じ処理されたシート束を折る折り手段と、
    前記折り手段により折られたシート束を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送されたシート束の折り目部に対して、前記シート束の表紙面に垂直な方向から圧力を加えて折り状態を強化するプレス手段と、
    前記搬送手段により搬送されたシート束を固定するように前記シート束を把持する把持状態と前記シート束を把持しない解放状態とに変位する把持手段と、
    前記シート束のシートの枚数が所定枚数未満では、前記把持手段を前記解放状態にし、前記把持手段による把持を行わせずに前記プレス手段に前記シート束をプレスさせ、前記シート束のシートの枚数が前記所定枚数以上では、前記把持手段を前記把持状態に変位させ、前記把持手段による把持を行わせながら前記プレス手段に前記シート束をプレスさせる制御手段と、
    を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記シート束の表紙面に平行な方向から前記シート束の折り目部を押圧することにより前記折り目部を平坦化する平坦化手段を有し、
    前記制御手段は、前記平坦化手段により前記折り目部を平坦化する場合は、前記シート束のシートの枚数に拘わらず前記把持手段により前記シート束を把持させることを特徴とする請求項記載のシート処理装置。
  3. 前記プレス手段は、前記シート束の折り目部に沿って圧力を加えながら移動するローラを有することを特徴とする請求項1または2に記載のシート処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記シート束のシートの枚数が多くなるほど前記ローラの移動速度を遅くすることを特徴とする請求項記載のシート処理装置。
  5. 前記把持手段は、シート束の両方の面からシート束を挟みこむクランプ部材を有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のシート処理装置。
  6. 請求項1乃至の何れか1項に記載のシート処理装置と、前記シート処理装置へ画像形成されたシートを排出する画像形成装置とを有することを特徴とする画像形成システム。
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