JP2002012364A - 用紙後処理装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

用紙後処理装置を備えた画像形成装置

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JP2002012364A
JP2002012364A JP2000196454A JP2000196454A JP2002012364A JP 2002012364 A JP2002012364 A JP 2002012364A JP 2000196454 A JP2000196454 A JP 2000196454A JP 2000196454 A JP2000196454 A JP 2000196454A JP 2002012364 A JP2002012364 A JP 2002012364A
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哲郎 平田
Norishige Kato
典成 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中綴じ処理、中折り処理、及び断裁処理にお
ける用紙停止位置の調整を容易かつ正確に実施可能な用
紙後処理装置を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 中折り処理された冊子SAの停止位置を
調整可能にする停止位置調整手段と、用紙搬送方向の中
心位置の基準折り線mを記録したテストチャートTを記
憶する記憶手段9Pと、を有し、画像形成装置本体Aが
記憶手段9Pに記憶されたテストチャートTを印字し
て、印字後のテスト用紙Stを用紙後処理装置Bにより
中折り処理することにより、用紙Stに形成されたテス
トチャート画像の基準折り線mと、中折り処理されたテ
スト用紙Stの折り目部aとの位置ずれを識別すること
により、調整手段による中折り位置を調整する用紙後処
理装置Bを備えた画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙束に対して、
中綴じ処理、中折り処理を行い製本化した後、用紙の小
口を断裁処理する用紙後処理装置を備えた画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数枚で1セットになる用紙束に対して
中綴じ処理を行う用紙後処理装置として、従来、特開平
6−72064号、特開平7−187479号、特開平
8−192951号公報等が知られている。
【0003】また、用紙の搬送方向中央部で二つ折り処
理(以下、中折り処理と称す)することを可能にする用
紙後処理装置として、特開平10−148983号、特
開平10−167562号各公報等が提案されている。
【0004】中綴じ処理、中折り処理されて製本化され
た用紙束に対して、用紙の小口を揃えるため小口を断裁
処理する用紙断裁装置がある。また、近年、複写機、プ
リンタ、これらの複合機等の画像形成装置により画像が
記録された用紙束に対して、用紙後処理装置により中綴
じ処理、中折り処理を行い週刊誌のように製本化した
後、用紙断裁装置により用紙の小口を揃えるため小口を
断裁する用紙断裁装置を備えた用紙後処理装置が提供さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】中綴じ処理、中折り処
理断裁処理されて製本化された冊子を仕上げる従来の用
紙後処理装置を備えた画像形成装置には、以下の課題が
ある。
【0006】(1) 中綴じ処理した冊子を中折り処理
して製本化する用紙後処理装置の調整作業においては、
中折り処理された冊子が正しく用紙の中央で中折り処理
されるように、中折り手段に搬送される用紙先端部を突
き当てて位置決めするストッパの位置を調整する。中綴
じ処理における用紙中央の綴じ位置も、用紙先端部を突
き当てて位置決めするストッパの位置の調整により行わ
れる。
【0007】従来は、中綴じ処理、中折り処理の用紙位
置調整に際して、専用のテスト原稿を画像形成装置のプ
ラテンガラス面上の所定位置に載置し、画像形成処理を
行い、用紙後処理装置による中綴じ処理、中折り処理
後、中綴じ位置、中折り位置を確認し、中綴じ手段、中
折り手段の各調整手段のストッパの位置調整をして、用
紙停止位置を設定していた。また、専用のテスト原稿が
ない場合には、おおよその目安で、中綴じ手段、中折り
手段の各調整手段のストッパの位置調整をして、用紙停
止位置を設定していた。
【0008】中折り処理の用紙停止位置の従来の調整操
作方法を以下に示す。 画像形成装置の操作パネル上で、調整モードを選択
する。
【0009】 操作パネル上で、用紙搬送方向の調整
方向設定(+−)、及び調整値の入力を行う。
【0010】 専用のテスト原稿をプラテンガラス面
上の所定位置に載置し、画像形成装置により、サンプル
印字、及び中綴じ処理、中折り処理を実施する。
【0011】 中折り処理されて作製された冊子の中
折り位置のずれを目視で確認して、中折り手段のストッ
パ位置を調整して、用紙停止位置を修正設定する。
【0012】 前記のサンプル印字、及び中綴じ処
理、中折り処理を再実施し、中折り位置を確認する。
【0013】 中折り処理が用紙中央に行われていな
い場合には、前記に戻り、再度、調整を実行する。
【0014】中綴じ処理、及び断裁処理の用紙停止位置
の調整も、上述の中折り処理の調整と同様な手順で実施
する。
【0015】従来の中綴じ処理、中折り処理、及び断裁
処理における用紙位置調整作業では、装置の設置、修
理、調整を担当するサービスマンが、専用のテスト原稿
を常に持ち歩かなければならない。また、機械操作に不
慣れなサービスマンが用紙位置調整作業をするとき、調
整方向を逆方向に設定する事もあり、調整ミスを繰り返
す可能性があった。
【0016】(2) 画像形成装置本体から排出された
用紙を、用紙後処理装置により中綴じ処理、中折り処理
及び断裁処理後に、断裁処理された用紙の用紙搬送方向
の両端部位置を調整手段のストッパにより位置調整をし
て、用紙停止位置を設定する。この用紙停止位置調整で
も、前記サービスマンが、専用のテスト原稿を使用し
て、用紙の小口の断裁寸法、用紙の断裁線の傾き等を修
正する。また、機械操作に不慣れなサービスマンが用紙
位置調整作業をするとき、調整方向を逆方向に設定する
事もあり、調整ミスを繰り返す可能性があった。
【0017】本発明は、上記の各課題を解消して、用紙
後処理装置を改良し、中綴じ処理、中折り処理、断裁処
理における調整作業を容易、確実、迅速に実行可能な用
紙後処理装置を備えた画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明の用紙後処理装置を備えた画像形成装置により達成
される。
【0019】上記の課題(1)は、本発明の請求項1〜
3に記載の用紙後処理装置を備えた画像形成装置により
解決される。
【0020】上記の課題(2)は、本発明の請求項4に
記載の用紙後処理装置を備えた画像形成装置により解決
される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の用紙後処理装置を備えた
画像形成装置を図面に基づいて説明する。
【0022】図1は画像形成装置本体A、用紙後処理装
置B、用紙断裁装置Cを備えた画像形成シムテムの全体
構成図である。
【0023】図示の画像形成装置本体Aは、画像読み取
り部1、画像処理部2、画像書き込み部3、画像形成部
4、給紙カセット5A、給紙手段5B、搬送部5C、定
着装置6、排紙部7、自動両面コピー給紙部(再搬送
部)8を備えている。
【0024】画像形成装置本体Aの上部には、自動原稿
送り装置Dが搭載されている。画像形成装置本体Aの図
示の左側面の排紙部7側には、用紙後処理装置Bが接続
され、用紙後処理装置Bには用紙断裁装置Cが連結され
ている。
【0025】自動原稿送り装置Dの原稿台上に載置され
た原稿dは搬送手段により搬送され、画像読み取り部1
の光学系により原稿の片面又は両面の画像が読みとら
れ、CCDイメージセンサ1Aに読み込まれる。
【0026】CCDイメージセンサ1Aにより光電変換
されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナロ
グ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処
理等を行った後、画像書き込み部3に信号を送る。
【0027】画像書き込み部3においては、半導体レー
ザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照
射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯
電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が
行われる。給紙カセット5Aから給紙手段5Bにより給
送された用紙Sは転写手段4Bにより画像が用紙Sに転
写される。画像を担持した用紙Sは、定着装置6により
定着され、排紙部7から用紙後処理装置Bに送り込まれ
る。或いは搬送路切り替え板7Aにより自動両面コピー
給紙部8に送り込まれた片面画像処理済みの用紙Sは再
び画像形成部4において、両面画像処理後、排紙部7か
ら排出され、用紙後処理装置Bにおいて、中綴じ処理、
中折り処理された後、用紙断裁装置Cに送り込まれる。
【0028】用紙断裁装置Cは、用紙後処理装置Bによ
り中綴じ処理、中折り処理されて作製された冊子(用紙
束)の小口近傍を、図3(d)に示すように、断裁して
小口bを揃えるもので、図4以降において詳述する。
【0029】用紙後処理装置Bには、図示の上段から、
固定排紙皿81、表紙給紙手段40、シフト処理搬送部
20、第1積載部30、綴じ手段50、折り手段60
が、ほぼ垂直方向に縦列配置されている。
【0030】用紙後処理装置Bの図示右上方には入口搬
送部10が配置されている。また、用紙後処理装置Bの
図示左側面には、端綴じ及びシフト処理済みの用紙を積
載する昇降排紙皿82が配置されている。
【0031】図2は、用紙後処理装置Bの用紙搬送経路
を示す模式図である。用紙後処理装置Bは画像形成装置
本体Aから搬出された用紙Sの入口部11が画像形成装
置本体Aの排紙部7と合致するよう位置と高さを調節し
て設置されている。
【0032】入口部11の入口部ローラ12の用紙搬送
下流に接続する用紙Sの搬送路は、上段の第1搬送路
と中段の第2搬送路および下段の第3搬送路の3系
統に分岐されていて、切り替えゲートG1,G2の占め
る角度の選択により用紙Sが何れかの搬送路に給送され
る。
【0033】(1)装置上部の固定排紙皿に直接排紙 画像形成装置本体Aから排出された画像形成済みの用紙
Sは、入口部11に導入され、入口部ローラ12により
搬送されて、入口部センサPS1により用紙Sの搬送方
向長さが検知される。用紙Sは上方の第1の切り替えゲ
ートG1の右方の通路13(第1搬送路)を通過し
て、上方の搬送ローラ14及び搬送ローラ15に挟持さ
れて上昇搬送され、更に排出ローラ16に挟持されて機
外上部の固定排紙皿81上に排出され、順次積載され
る。
【0034】この用紙搬送過程では、切り替えゲートG
1は通路17を閉止し、通路13を開放状態にして、用
紙Sの固定排紙皿81への通過を可能にする。
【0035】(2)シフト処理又はストレート排紙 この搬送モードに設定されると、切り替えゲートG1は
通路13を閉止し、通路17を開放状態に保持し、用紙
Sの通路17の通過を可能にする。
【0036】画像形成装置本体Aから排出された画像形
成済みの用紙Sは、入口部11、入口部ローラ12を通
過し、切り替えゲートG1の下方に開放状態に形成され
た通路17を通過して、搬送ローラ18に挟持されて、
第2搬送路である斜め下方の第2の切り替えゲートG
2の上方の通路21を通過して、搬送ローラ22に挟持
され、通路23を経て、シフト手段25、シフトローラ
24に挟持され、排出ローラ26により排出され、大量
の用紙を収納可能な昇降排紙皿82上に積載される。
【0037】(3)端綴じ処理 端綴じ処理又は中綴じ処理を施す用紙Sは、画像形成装
置本体A内で画像形成処理されて、用紙後処理装置Bの
入口部11に送り込まれ、入口部ローラ12、第1の切
り替えゲートG1の下方の通路17を通過して、搬送ロ
ーラ18に挟持されて、第3搬送路に搬送される。
【0038】第3搬送路において、用紙Sは、切り替
えゲートG2の下方の通路31を通過して、下流の搬送
ローラ32により挟持、搬送される。用紙Sは、更に下
流の搬送ローラ34により挟持されて送り出され、第1
積載部30の傾斜配置された中間スタッカ35の上方空
間に排出され、中間スタッカ35または中間スタッカ3
5上に積載された用紙Sの上面に接し、滑走上昇したの
ち、搬送ローラ34から用紙Sの進行方向後端部が排出
されたのちには、用紙Sの自重により下降に転じ、中間
スタッカ35の傾斜面上を滑落し、綴じ手段50近傍の
端綴じ用可動ストッパ部材(以下、端綴じストッパと称
す)51の用紙突き当て面に用紙Sの進行方向先端部が
当接して停止する。
【0039】36は中間スタッカ35の両側面に移動可
能に設けた一対の上流側幅整合手段である。上流側幅整
合手段36は用紙搬送方向と直交する方向に移動可能で
あり、用紙Sが中間スタッカ35上に排出される用紙受
け入れ時には、用紙幅より広く開放され、中間スタッカ
35上を搬送されて、端綴じストッパ51に当接して停
止するときには、用紙Sの幅方向の側縁を軽打して用紙
束幅揃え(幅整合)を行う。
【0040】この停止位置において、中間スタッカ35
上に所定枚数の用紙Sが積載、整合されると、綴じ手段
50により綴じ合わせ処理が行われ、用紙束が綴じ合わ
される。
【0041】前記中間スタッカ35の用紙積載面の一部
には、駆動プーリ37Aと従動プーリ37Bに巻回され
た複数の排出ベルト38が回動可能に配置されている。
綴じ処理された用紙束は、排出ベルト38の排出爪38
aにより用紙Sの後端部を保持されて、排出ベルト38
上に載せられ、中間スタッカ35の載置面上を滑走して
斜め上方に押し上げられ、排出ローラ26のニップ位置
に進行する。回転する排出ローラ26に挟持された用紙
束は、昇降排紙皿82上に排出、積載される。
【0042】(4)表紙給紙 表紙給紙手段40は、表紙載置部41、表紙送り部42
から構成されている。
【0043】表紙給紙手段40から給紙された1枚の表
紙Kは、第4搬送路である通路43を通過して、搬送
ローラ14の他のニップ位置を通過し、通路19、搬送
ローラ18を通過した後、第3搬送路の搬送ローラ3
2、通路33、搬送ローラ34を経て、中間スタッカ3
5上に到達する。
【0044】(5)中綴じ処理 綴じ手段50は、上部機構50Aと下部機構50Bとの
2分割構造に構成され、その中間に、用紙Sが通過可能
な通路52を形成している。
【0045】綴じ手段50は、用紙搬送方向に直交する
方向に2組配置され、図示しない駆動手段により、用紙
搬送方向に直交する方向に移動可能である。この綴じ手
段50により、用紙幅方向の中央振り分け2箇所に綴じ
針を打つ。
【0046】中綴じモードに設定され、表紙K及び用紙
Sのサイズ(搬送方向の長さ)が設定又は検知される
と、用紙先端部調整手段である中綴じ用可動ストッパ部
材(以下、中綴じストッパと称す)53は、所定位置に
移動して停止する。中綴じストッパ53の起動に連動し
て端綴じストッパ51が退避し、通路52を開放する。
【0047】表紙Kが中間スタッカ35上の所定位置に
載置された後、画像形成装置本体Aから搬出された用紙
Sが、用紙後処理装置Bの入口搬送部10から第3搬送
路を通過して、中間スタッカ35上に載置された表紙
Kの上面に順次積載され、用紙Sの端部が中綴じストッ
パ53に当接して位置決めされる。56は中綴じ処理時
に用紙Sの幅方向を規制する下流側幅整合手段であり、
前記上流側幅整合手段36と同様に1枚の用紙Sが搬入
される都度、用紙Sの幅方向の側端を叩いて幅整合を行
う。
【0048】また、中綴じ処理時に、中間スタッカ35
上を搬送して綴じ手段50の上流側を進行する用紙Sに
対して、用紙Sが中綴じストッパ53に突き当たる頃を
見計らって、上流側幅整合手段36と下流側幅整合手段
56とを同時に作動させて、用紙幅整合を行って用紙揃
えする。
【0049】このようにして、中間スタッカ35上を進
行し、綴じ手段50を中心にして上流側と下流側に亘っ
て延長して積載される用紙S及び表紙Kは、上流側幅整
合手段36と下流側幅整合手段56とにより、用紙Sの
全長に亘り正確に幅整合される。
【0050】最終の用紙Sが中間スタッカ35上に位置
決め載置された後、表紙Kと用紙Sの全頁とから成る用
紙束に綴じ手段50による中綴じ処理を行う。この中綴
じ処理により、表紙K及び用紙Sの搬送方向の中央部に
綴じ針が打ち込まれる。綴じ針SPは綴じ針打ち込み駆
動側を有する下部機構50Bから、綴じ針クリンチ側を
有する上部機構50Aに向けて打ち込まれる。
【0051】(6)中折り処理 中綴じ処理後、中綴じストッパ53が上方に待避して、
第5搬送路である通路52の下流の通路を開放する。
中綴じ処理された表紙Kと用紙Sから成る用紙束は、湾
曲した通路と中間搬送ローラ61を通過して斜め下方の
搬送ベルト62によりガイド板63に案内されて搬送さ
れ、更に、第2積載部(スタック台)64上を搬送され
て、用紙先端部調整手段である折り部可動ストッパ手段
65に用紙束の搬送方向の先端部が当接して、所定位置
に停止する。折り部可動ストッパ手段65は用紙サイズ
の設定又は検知と駆動手段により所定位置に移動可能で
ある。
【0052】折り手段60は、用紙突き出し手段66、
折りローラ67、搬送ベルト68、加圧ローラ69等か
ら構成されている。
【0053】中折り開始信号により、用紙突き出し手段
66の突き出し板66Aが斜め上方に直進して、突き出
し板66Aの先端部は、表紙Kと用紙Sから成る用紙束
の中央部を押し上げ、用紙束を介して折りローラ67の
ニップ部を押し広げて揺動、離間させる。
【0054】突き出し板66Aの先端部が前記ニップ部
を通過後、突き出し板66Aが後退して、用紙束の中央
部は、折りローラ67により挟圧されて、折り目部が形
成される。この折り目部は、前述の中綴じ処理による用
紙束への綴じ針の打ち込み位置と一致する。この中綴
じ、中折り処理は、最大64ページ(16枚)の用紙を
処理可能とする。
【0055】回転する一対の折りローラ67により挟圧
されて折り目部を形成された用紙束の中央部は、一対の
搬送ベルト68に挟持されて搬送され、第6搬送路で
ある一対の加圧ローラ69のニップ位置に送り込まれ、
この位置で折り目部が更にしっかり付けられた後、排出
される。
【0056】図3(a)は用紙Sの中折りする折り目部
aに沿って中央振り分け2箇所に綴じ針SPを打針する
中綴じ処理を示す用紙の平面図、図3(b)は中綴じと
中折りの後処理を施した冊子SAの斜視図、図3(c)
は後処理済みの冊子SAを両開きした状態を示す斜視
図、図3(d)は中綴じと中折りの後処理を施した冊子
SAの断面図である。これらの図において、bは用紙S
の側端部の小口、cは小口揃えするための断裁線であ
る。
【0057】中綴じ処理と中折り処理により作製された
冊子SAは、表紙Kの第1面(p1,p8)を外側に向
け、その裏面側に第2面(p2,p7)、更にその内側
に中身である用紙Sの第1面(p3,p6)、その内側
に用紙Sの第2面(p4,p5)が配置され、図示のよ
うに8頁(p1〜p8)から成る冊子SAの頁揃えがで
きる。
【0058】画像形成装置本体Aの操作部において、冊
子作成オートモードを選択、設定し、表紙載置部41上
に表紙Kを積載し、プリントを開始すると、画像形成装
置本体Aの制御部により、前記の画像プロセスが実行さ
れ、画像を担持した用紙Sは用紙後処理装置Bにより、
中綴じ処理と中折り処理とが行われて、連続して冊子S
Aが作製、排出される。
【0059】用紙後処理装置Bの操作部において、冊子
作製マニュアルモードを選択、設定し、表紙載置部41
上に、表紙Kとその下に画像形成済みの1冊分の用紙S
とを積載し、送り出し動作を開始すると、用紙後処理装
置Bの制御部により、表紙Kと用紙Sは用紙後処理装置
Bにより、中綴じ処理と中折り処理とが行われて、1冊
分の冊子SAが作製、排出される。
【0060】図4は、用紙断裁装置Cの全体構成図であ
る。用紙断裁装置Cは、第1搬送手段(断裁処理前の用
紙搬送手段)100、第2搬送手段(断裁処理後の用紙
搬送手段200、断裁手段300、冊子収納手段400
から構成されている。
【0061】用紙後処理装置Bの折り手段60により中
折り処理された冊子SAは、用紙断裁装置Cの入口部に
配置された搬送ベルト101上に排出される。搬送ベル
ト101は、支持部材102に回動可能に支持され、駆
動ローラ103により回動される。
【0062】搬送ベルト101の用紙搬送方向下流側に
は、駆動ローラ112と従動ローラ113に巻回された
下搬送ベルト111が回動可能に配置されている。下搬
送ベルト111の上方には、上搬送ベルト114が圧接
し、従動して回動される。ローラ115,116を巻回
する上搬送ベルト114は、支持部材117に回動可能
に支持されている。支持部材117は、バネ118によ
り付勢され、上搬送ベルト114を下搬送ベルト111
に圧接する。搬送ベルト101により搬送された冊子S
Aは、下搬送ベルト111と上搬送ベルト114により
圧接、挟持されて搬送される。
【0063】下搬送ベルト111の用紙搬送方向下流側
には、駆動手段に接続する駆動ローラ121と、駆動ロ
ーラ121に圧接して回動する従動ローラ122が配置
されている。下搬送ベルト111と上搬送ベルト114
とに挟持されて搬送される冊子SAは、案内板123を
通過して、駆動ローラ121と従動ローラ122に挟持
されて搬送される。
【0064】駆動ローラ121の用紙搬送方向下流側に
は、断裁上刃301、断裁下刃302、可動板310、
押圧ローラ311、屑箱320及び駆動手段から成る断
裁手段300が配置されている。断裁手段300の詳細
は後述する。
【0065】断裁手段300により小口bを断裁されて
仕上げられた冊子SAは、第2搬送手段200におい
て、回動する下搬送ベルト201、従動して回動される
上搬送ベルト206、及び駆動回転する上ローラ205
に挟持されて搬送される。
【0066】下搬送ベルト201は、駆動手段に接続す
る駆動ローラ202により回動される。203は、下搬
送ベルト201により従動回転する従動ローラである。
下搬送ベルト201の内方で冊子搬送路近傍には、冊子
支持板(第3積載部)204が固設されている。
【0067】上搬送ベルト206は、ローラ207,2
08を巻回して回動可能であり、支持部材209に支持
されている。支持部材209は、バネ付勢され、上搬送
ベルト206を下搬送ベルト201を介して冊子支持板
204に圧接する。断裁処理された冊子SAは、第2搬
送手段200の下搬送ベルト201と上ローラ205と
の間隙を通過し、更に、下搬送ベルト201と上搬送ベ
ルト206により圧接、挟持されて搬送される。
【0068】下搬送ベルト201により水平方向に搬送
される冊子SAは、回転する大径ローラ211と、固定
配置された案内板212に案内されて、垂直上方に約9
0°偏向されて上昇搬送される。冊子SAは、更に大径
ローラ211とピンチローラ213とに挟持されて、冊
子排出口214を通過して排出され、冊子SAの折り目
部aを上に、小口bを下にして、冊子収納手段400の
冊子積載台401上に載置される。
【0069】冊子収納手段400は、冊子積載台40
1、可動壁部材(プッシャ)410、仕切部材(ホル
ダ)420、押圧壁部材430、及び駆動手段とから構
成されている。
【0070】冊子積載台401は、断裁処理済みの複数
の冊子SAを冊子排出口214から順次受容して、冊子
SAの折り目部aを上にして用紙面を重ね合わせて積載
する。可動壁部材410は、冊子積載台401に直立し
て水平移動可能に支持され、冊子積載台401上に積載
された冊子SAの用紙面を押圧し、冊子積載台401上
と冊子排出口214との間を水平方向に往復動する。
【0071】可動壁部材410は、通常は冊子排出口2
14よりも前進した停止位置で冊子積載台401上に積
載された冊子SAを受け止め、断裁処理済みの冊子SA
が冊子積載台401に搬入される都度、冊子排出口21
4を開放する位置まで待避し、冊子SAが冊子排出口2
14を通過完了後に、冊子SAの用紙面を押圧しながら
停止位置に復帰して待機する。
【0072】仕切部材420は、冊子積載台401に直
交する垂直方向に移動可能であり、可動壁部材410が
次の冊子SAを受れ入れるため、冊子排出口214が開
放されるように待避を始めるとき、仕切部材420が可
動壁部材410の代わりに積載済みの冊子SAの用紙面
を受け止め、可動壁部材410が次の冊子SAの用紙面
を押圧しながら停止位置に前進する動作に合わせて、仕
切部材420が冊子積載台401の後端部に沿って下降
を開始して待避し、冊子積載台401上に次の冊子SA
を受け入れ可能にする。可動壁部材410が停止位置に
移動完了するのに合わせて、仕切部材420が上昇開始
する。
【0073】押圧壁部材430は、冊子積載台401に
直立して移動可能に支持され、バネ付勢されている。押
圧壁部材430の冊子接触面は、可動壁部材410又は
仕切部材420に対向し、冊子積載台401上に積載さ
れた冊子SAの用紙面を押圧、保持する。
【0074】図5は、第2搬送手段200の下搬送ベル
ト201、及び断裁部可動ストッパ221の駆動手段を
示す断面図である。
【0075】モータM1は、歯車g1,g2、ベルトT
Bを介して断裁部可動ストッパ221を用紙サイズに対
応した所定位置に移動させる。ストッパ解除用モータM
2は、歯車g3,g4を介してカム222を駆動回転さ
せ、断裁部可動ストッパ221を起倒させる。断裁部可
動ストッパ221は冊子SAの先端部の突き当て時に
は、起立した初期状態に保持され、冊子SAの排紙時に
は、モータM2の駆動により倒された状態になる。
【0076】冊子SAの厚さ、即ち、1枚の用紙の厚さ
と用紙束の枚数とにより、冊子断裁前の小口の突出量が
異なるから、断裁部可動ストッパ221の設定位置は、
これらの数値設定、又は冊子の厚さ検知により、制御手
段が最適値を選択する。
【0077】図6は、画像形成装置本体A、用紙後処理
装置B、用紙断裁装置Cの制御を示すブロック図であ
る。
【0078】主制御手段9は、画像形成装置本体Aを構
成する給紙手段5B、搬送部5C、再搬送手段8、画像
形成部4の駆動を制御する。
【0079】画像形成装置本体Aの主制御手段9は、通
信手段9A、モード入力手段9B、モード表示手段9
C、モード記憶手段9D、用紙サイズ検知手段9F、用
紙サイズデータ記憶手段9G、カウント手段9L、中綴
じ位置補正データ入力手段9H、中折り位置補正データ
入力手段9J、断裁位置補正データ入力手段9K、表示
手段9M、演算手段9N、及び後述のテストチャート記
憶手段9P等から構成されている。
【0080】主制御手段9には、カセット給紙部、大容
量給紙部、手差し給紙部等の用紙収納手段内の用紙Sの
有無を検知する用紙有無検知手段9Eと、用紙サイズ検
知手段9Fとからの検知信号が入力される。
【0081】画像形成装置本体Aの主制御手段9の通信
手段9Aと、用紙後処理装置Bの後処理制御手段90の
通信手段91とは電気的に接続され、制御信号の授受が
行われる。
【0082】後処理制御手段90は、通信手段91、用
紙サイズ検知手段92、用紙サイズデータ記憶手段9
3、カウント手段94、演算手段95等から構成されて
いる。
【0083】後処理制御手段90は、用紙後処理装置B
内に搬送された用紙Sを端綴じ又は中綴じ処理する第1
積載部30と、中綴じ処理された用紙Sを中折り処理す
る第2積載部64と、用紙断裁装置C内の冊子SAを搬
送、押圧、断裁する第3積載部204等の駆動を制御す
る。
【0084】図7は画像形成装置本体Aの操作盤の基本
画面である。この操作盤面上で、用紙サイズ、設定枚数
等を設定し、さらに出力モードを設定すると、図8に示
す用紙後処理モードになる。
【0085】図8は用紙後処理モードに設定した操作盤
の画面である。この画面において、中綴じ、中折り、断
裁を選択し、OKキーで設定すると、図9に示すフィニ
ッシャー調整メニュー画面になる。
【0086】中綴じストッパ位置調整、中折りストッパ
位置調整、断裁ストッパ位置調整のうち、断裁ストッパ
位置調整を設定すると、図10に示す断裁ストッパ位置
調整画面になる。この画面において、位置調整代を数値
キーにより入力し設定キーにより決定する。入力された
位置調整代は画面上部に表示される。
【0087】図11は、画像形成装置本体Aの主制御手
段9のテストチャート記憶手段(記憶手段)9Pに画像
データとしてストアされたテストチャートTの一例を示
す平面図である。
【0088】テストチャートTには、用紙搬送方向の中
心位置の基準折り線mと、基準折り線mの近傍に等間隔
に形成したスケール線n1,n2とが記録されている。
スケール線n1は、+(プラス)方向に1mmの等間隔
に形成された2本の平行線である。スケール線n2は、
−(マイナス)方向に1mmの等間隔に形成された2本
の平行線である。従って、テストチャートTの中央部近
傍には、中央の基準折り線mと、4本のスケール線n
1,n2が平行に記録されている。
【0089】テストチャートTの用紙搬送方向の両側端
位置近傍には、断裁位置調整用の端部スケール線k1,
k2が記録されている。端部スケール線k1は、1mm
の等間隔に形成された2本の平行線である。端部スケー
ル線k2も、1mmの等間隔に形成された2本の平行線
である。なお、端部スケール線k1,k2の本数につい
ては、図示の4本に限定されるものはなく、6本以上に
設定してもよい。また、端部スケール線k1,k2の間
隔も1mmの等間隔に限定されるものはない。
【0090】前記テストチャートTを使用し、中折りモ
ードの調整を行う本発明の操作手順を以下に示す。
【0091】(1) 操作盤上で調整モードを選択し、
画像形成装置本体Aの主制御手段9より、記憶手段9P
による調整を開始する。
【0092】(2) 画像形成装置本体Aにより、テス
トチャートTをテストプリントモードで、サンプル印字
を行う。
【0093】(3) 引き続き用紙後処理装置Bによ
り、サンプル印字されたテスト用紙Stに対して中折り
処理を実施する。
【0094】(4) 図12は、中折り処理されたテス
ト用紙Stの一例を示す斜視図である。テストチャート
Tにより画像形成された基準折り線mに対して、中折り
処理されたテスト用紙Stの折り目部(中折り位置)a
のズレが、+方向か、−方向かをテスト用紙Stから確
認する。また、折り目部aのズレ量をスケール線n1,
n2から目視判断する。
【0095】(5) 中折り処理による折り目部aが基
準折り線mに合致していない場合には、スケール線n
1,n2によりズレ量を確認して、再び(1)の調整モ
ードを選択し、調整値を入力する。例えば、図12に示
すような中折り処理済みのテスト用紙Stの場合には、
折り目部aが基準折り線mに合致せず、+方向に2mm
進んでいるので、−2mmの調整を設定する。この設定
により、中折り処理の用紙停止位置の調整が1回で完了
する。
【0096】中綴じ処理における中綴じ位置の調整も、
テストチャートTにより画像形成された基準折り線mに
対する綴じ針SPの打針位置を確認することにより、容
易に調整可能である。
【0097】断裁処理における小口断裁位置の調整も、
テストチャートTにより画像形成された端部スケール線
k1,k2に対する断裁線cに位置を確認することによ
り、容易に調整可能である。
【0098】本発明の用紙断裁装置Cを含む用紙後処理
装置Bは、複写機、プリンタ、これらの複合機等の画像
形成装置に接続される。画像形成装置により所望のデジ
タル処理が行われ、片面記録、両面記録、頁編集等の処
理後、排出された用紙は、中綴じ処理、中折り処理、及
び断裁処理が正確に行われ、製本化される。
【0099】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の用紙後処理
装置を備えた画像形成装置により以下の効果が奏せられ
る。
【0100】(1) 本発明の用紙後処理装置を備えた
画像形成装置は、用紙中央の基準折り線とスケール線と
が記録されているテストチャートを、画像形成装置本体
の記憶手段に読み出し可能に備えることにより、中折り
手段の用紙停止位置の調整、中綴じ手段の用紙停止位置
の調整を容易かつ正確に実施可能である。即ち、調整に
不慣れなユーザでも、調整不良を繰り返す事なく、最小
の処理時間で正確に実施可能である。また、テストチャ
ートは画像データとして画像形成装置に記憶しているた
め、専用のテストチャートを持ち歩くことなく、中折り
手段及び中綴じ手段の用紙停止位置の調整が速やかに実
施可能である(請求項1〜3)。
【0101】(2) 本発明の用紙後処理装置を備えた
画像形成装置は、用紙の両端部位置近傍に端部スケール
線が記録されているテストチャートを、画像形成装置本
体の記憶手段に読み出し可能に備えることにより、断裁
手段の用紙停止位置の調整を容易かつ正確に実施可能で
ある。即ち、調整に不慣れなユーザでも、調整不良を繰
り返す事なく、最小の処理時間で正確に実施可能であ
る。また、テストチャートは画像データとして画像形成
装置に記憶しているため、専用のテストチャートを持ち
歩くことなく、断裁手段の用紙停止位置の調整が速やか
に実施可能である(請求項4,5)。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置本体、用紙後処理装置、用紙断裁
装置を備えた画像形成システムの全体構成図。
【図2】用紙後処理装置の用紙搬送経路を示す模式図。
【図3】中綴じ処理した用紙の平面図、中綴じと中折り
の後処理を施した冊子の斜視図、冊子を両開きした状態
を示す斜視図、及び冊子の断面図。
【図4】用紙断裁装置の全体構成図。
【図5】第2搬送手段と断裁部可動ストッパの駆動手段
を示す断面図。
【図6】画像形成装置、後処理装置、用紙断裁装置の制
御を示すブロック図。
【図7】画像形成装置本体の操作盤の基本画面。
【図8】用紙後処理モードに設定した操作盤の画面。
【図9】フィニッシャー調整メニュー画面。
【図10】断裁ストッパ位置調整画面。
【図11】画像形成装置本体の主制御手段の記憶手段に
ストアされたテストチャートの一例を示す平面図。
【図12】中折り処理されたテスト用紙の一例を示す斜
視図。
【符号の説明】
9 主制御手段 9H 中綴じ位置補正データ入力手段 9J 中折り位置補正データ入力手段 9K 断裁位置補正データ入力手段 9P テストチャート記憶手段(記憶手段) 30 第1積載部 50 綴じ手段 53 中綴じ用可動ストッパ部材(中綴じストッパ) 60 折り手段 64 第2積載部(スタック台) 65 折り部可動ストッパ手段(折り部ストッパ) 90 後処理制御手段 100 第1搬送手段 200 第2搬送手段 204 冊子支持板(第3積載部) 221 断裁部可動ストッパ(停止位置調整手段) 300 断裁手段 400 冊子収納手段 A 画像形成装置本体 B 用紙後処理装置 C 用紙断裁装置 S 用紙 SA 冊子 St テスト用紙 T テストチャート a 折り目部 b 小口 c 断裁線 m 基準折り線 n1,n2 スケール線 k1,k2 端部スケール線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 370 G03G 21/00 370

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体から排出された用紙の
    用紙搬送方向中央部を綴じ合わせる中綴じ手段と、前記
    用紙の用紙搬送方向中央部を中折り処理する中折り手段
    とを有する用紙後処理装置を備えた画像形成装置におい
    て、前記中折り処理された冊子の停止位置を調整可能に
    する停止位置調整手段と、前記用紙搬送方向の中心位置
    の基準折り線を記録したテストチャートを記憶する記憶
    手段と、を有し、前記画像形成装置本体が前記記憶手段
    に記憶した前記テストチャートを印字して、印字後の用
    紙を前記用紙後処理装置により中折り処理することによ
    り、前記用紙に形成されたテストチャート画像の基準折
    り線と、前記中折り処理された用紙の折り線とのずれを
    識別することにより、前記調整手段による中折り位置を
    調整することを特徴とする用紙後処理装置を備えた画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記テストチャートは、用紙搬送方向の
    中心位置に形成した基準折り線と、前記基準折り線の近
    傍に等間隔に形成したスケール線とを有することを特徴
    とする請求項1に記載の用紙後処理装置を備えた画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記中折り位置を調整可能にする調整手
    段は、用紙の進行方向先端部を当接して停止させ、用紙
    の位置決めを行う移動調整可能な先端部ストッパである
    ことを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置を備
    えた画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像形成装置本体から排出された用紙を
    中綴じ処理、中折り処理して作製される冊子の小口を断
    裁手段により断裁して冊子を仕上げる用紙後処理装置を
    備えた画像形成装置において、前記断裁手段による小口
    断裁位置を調整可能にする調整手段と、前記用紙搬送方
    向の両端部位置近傍に断裁位置調整用の端部スケール線
    を記録したテストチャートと、前記テストチャートを記
    憶する記憶手段と、を有し、前記画像形成装置本体が前
    記記憶手段に記憶した前記テストチャートを印字して、
    印字後の用紙を前記用紙後処理装置により中折り処理及
    び断裁処理をすることにより、前記用紙に形成されたテ
    ストチャート画像の調整スケール線と、前記断裁処理さ
    れた用紙の用紙搬送方向の両端部位置とのずれを識別す
    ることにより、前記調整手段による断裁処理位置を調整
    することを特徴とする用紙後処理装置を備えた画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記断裁位置を調整可能にする調整手段
    は、中折り処理された用紙の進行方向先端部に当接して
    停止させ、用紙の位置決めを行う移動調整可能な先端部
    ストッパであることを特徴とする請求項4に記載の用紙
    後処理装置を備えた画像形成装置。
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