JP2008268818A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、製本処理において紙束を挟む外装用紙への画像形成に際し、製本後に背表紙となる領域への画像形成を行う画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体に関する。
【解決手段】画像形成装置1は、紙束をその紙面に垂直な方向に一枚の外装用紙で挟んで製本する製本機2が接続され、主制御部111が、製本された外装用紙において背表紙となる領域の幅であって紙束の厚さ方向の幅に関する背表紙幅情報を製本前に取得し、画像処理部112で、該取得された背表紙幅情報を用いて製本された外装用紙において背表紙となる領域を含む画像形成領域を特定して、該特定された画像形成領域に対して、エンジン制御部115を介してプリンタエンジン120で画像形成を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体に関し、詳細には、紙束を製本する製本機を接続する画像形成装置において、製本の際に紙束を挟む表紙への画像形成が可能な画像形成装置に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ、書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。また、プリンタや複写機として画像形成を実行した後、製本処理を実行する製本機を接続し、利便性を高めることが行われている。画像形成装置が出力した複数枚の文書(シート)を外装用紙で挟んで(包んで)製本する際、この外装用紙に対しても画像形成を実行出来ると良い。その際に問題となるのが、背表紙となる部分の処理である。この様な問題に対して、製本対象として出力したシート束の厚さを演算し、その厚さ及び製本時の折り目付け高さに基づいて背表紙となる部位を余白として画像形成を実行する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−338416号公報
しかしながら、上記特許文献記載の従来技術にあっては、製本後に背表紙となる部分を余白とするものであり、背表紙への画像形成を目的としたものではない。また、特許文献1においては、主に製本機側の処理に重点をおいた技術を開示しており、本件が要旨とする画像形成装置としての技術とはその目的が異なる。従って、従来技術では表紙となる用紙に画像形成を実行する場合に、背表紙に画像形成を実行することが不可能であった。
そこで、本発明は、上述した実情を考慮してなされたもので、製本処理において紙束を挟む外装用紙への画像形成に際し、製本後に背表紙となる領域への画像形成を適切に行うことのできる画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体を提供することを目的としている。
また、本発明は、外装用紙用の画像情報と外装用紙の画像形成領域とのサイズが異なる場合にも、外装用紙の該画像情報の画像形成領域への画像形成、特に背表紙の画像形成を適切に行う画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の画像形成装置は、紙束をその紙面に垂直な方向に一枚の外装用紙で挟んで製本する製本機と接続可能な画像形成装置であって、前記製本された外装用紙において背表紙となる領域の幅であって前記紙束の厚さ方向の幅に関する背表紙幅情報を製本前に取得する背表紙幅情報取得手段と、前記取得された背表紙幅情報を用いて前記製本された外装用紙において背表紙となる領域を含む画像形成領域を特定する画像形成領域特定手段と、前記特定された画像形成領域に対して画像形成を実行する画像形成手段とを有することにより、上記目的を達成している。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置本体に搬送する用紙を収容する給紙トレイを更に有し、前記画像形成手段は、前記給紙トレイから搬送された用紙に対して画像形成を実行することにより前記紙束を生成し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記紙束に含まれる用紙の枚数と前記用紙の厚さとに基づいて前記背表紙幅情報を取得することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、夫々異なる種類の用紙を格納する複数の給紙トレイと、前記複数の給紙トレイに格納された用紙の厚さ情報を格納する用紙情報テーブルとを有し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記給紙トレイに格納された用紙への画像形成実行命令に応じて前記用紙情報テーブルから当該画像形成動作に用いられる用紙の厚さ情報を取得することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出手段を更に有し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記検出された用紙の厚さに基づいて前記背表紙幅情報を決定することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2乃至4いずれか1項に記載の画像形成装置において、前記画像形成手段は、前記用紙に対する画像形成実行命令に含まれる画像情報から画像形成情報を生成する画像処理手段と、前記画像形成情報に基づいて画像形成を実行する画像形成実行手段とを有し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記画像形成情報の生成結果に基づいて前記紙束に含まれる用紙の枚数を特定することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置に接続された前記製本機の種類に応じて、前記画像形成情報の生成を完了した後、前記紙束の画像形成を先に実行するか前記外装用紙の画像形成を先に実行するか判断することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項2乃至4いずれか1項に記載の画像形成装置において、前記紙束の画像形成において用いられる前記用紙の枚数をカウントする手段を更に有し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記カウントされた用紙の枚数に基づいて前記紙束に含まれる用紙の枚数を特定することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記背表紙幅情報取得手段は、前記画像形成装置に接続された装置であって前記紙束の厚さを検出する紙束厚さ検出手段を有する他の装置から当該紙束の厚さ情報を取得し、前記取得した紙束の厚さ情報に基づいて前記背表紙幅情報を決定することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像形成装置において、前記外装用紙への画像形成実行命令において指定されている用紙のサイズが前記特定された画像形成領域のサイズを満たさない場合、警告を発することを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9いずれか1項に記載の画像形成装置において、前記取得された背表紙幅情報に基づく情報を視覚的に表示する表示手段と、前記表示された情報に基づいてユーザが背表紙幅修正情報を入力する入力手段とを更に有し、前記画像形成領域特定手段は、前記取得された背表紙幅情報と前記入力された背表紙幅修正情報とに基づいて前記画像形成領域を特定することを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、前記背表紙幅情報取得手段は、前記背表紙幅修正情報に関する情報を格納し、前記格納された背表紙幅修正情報に基づいて前記取得した背表紙幅情報を修正することを特徴とする。
さらに、請求項1から請求項11のいずれかに記載の画像形成装置において、例えば、請求項12に記載するように、前記画像形成装置は、前記背表紙用の画像情報のサイズと前記画像形成領域特定手段によって特定された背表紙用画像形成領域のサイズを比較して、該背表紙用画像情報の方が大きいと、該背表紙用画像情報のうち該背表紙用画像形成領域に対応する画像情報部分のみを取り出して前記画像形成手段に該背表紙用画像形成領域に画像形成させる制御手段を備えていてもよい。
また、請求項1から請求項11のいずれかに記載の画像形成装置において、例えば、請求項13に記載するように、前記画像形成装置は、前記背表紙用の画像情報のサイズと前記画像形成領域特定手段によって特定された背表紙用画像形成領域のサイズを比較して、該背表紙用画像情報のサイズと該背表紙用画像形成領域のサイズが異なると、該背表紙用画像情報を該背表紙用画像形成領域のサイズに合わせて変倍処理し、該変倍処理した背表紙用画像情報を用いて前記画像形成手段に該背表紙用画像形成領域に画像形成させる制御手段を備えていてもよい。
さらに、請求項1から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置において、例えば、請求項14に記載するように、前記画像形成装置は、前記画像形成領域特定手段によって特定された背表紙用画像形成領域のサイズに基づいて前記背表紙用画像情報のフォントサイズを選択するフォントサイズ選択手段を備えていてもよい。
また、請求項15記載の発明の画像形成装置の制御方法は、紙束をその紙面に垂直な方向に一枚の外装用紙で挟んで製本する製本機と接続可能な画像形成装置の制御方法であって、前記製本された外装用紙において背表紙となる領域の幅であって前記紙束の厚さ方向の幅に関する背表紙幅情報を製本前に取得し、前記取得した背表紙幅情報を用いて前記製本された外装用紙において背表紙となる領域を含む画像形成領域を特定し、前記特定された画像形成領域に対して画像形成を実行することにより、上記目的を達成している。
さらに、請求項16記載の発明の画像形成装置の制御プログラムは、画像形成装置に請求項1から請求項14のいずれかに記載の画像形成装置として機能させること、または、請求項15に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータが制御可能にプログラミングしたことにより、上記目的を達成している。
また、請求項17記載の発明の記憶媒体は、請求項16に記載の画像形成装置の制御プログラムを記憶したことにより、上記目的を達成している。
本発明によれば、製本処理において紙束を挟む外装用紙への画像形成に際し、製本後に背表紙となる領域への画像形成が可能となる。
また、本発明によれば、外装用紙用の画像情報と外装用紙の画像形成領域とのサイズが異なる場合にも、少なくとも、背表紙用画像情報が背表紙の画像形成領域からはみ出すのを防止して、背表紙の画像形成領域への画像形成を適切に行うことができ、外装用紙の画像品質を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、紙束を製本する製本機を接続可能な画像形成装置において、製本対象である紙束の厚さに係る情報を取得可能であり、取得した厚さ情報に基づいて製本後に背表紙となる領域を特定し、この特定された領域への画像形成を実行可能とするものである。
図1は、本実施例に係る画像読取装置1及び画像形成装置1に接続されている製本機2の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例に係る画像形成装置1は、ADF(Auto Document Feeder:原稿自動搬送装置)101、撮像部102及び排紙トレイ103を含むスキャナユニット100、コントローラ110、プリンタユニット120、ホストI/F130及びディスプレイパネル140を有する。また、コントローラ110は、主制御部111、画像処理部112、用紙テーブル113、入力制御部114、エンジン制御部115及び後処理制御部116を有する。また、プリンタユニット120は、給紙トレイ121、プリントエンジン122及び排紙トレイ123を有する。更に、本実施例に係る製本機2は、コントローラ201、製本エンジン202及び排出トレイ203を有する。尚、図1においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
ホストI/F130は、画像形成装置1がLAN等の回線を介してホスト装置等の他の機器と通信する際のインターフェースである。ホスト装置が送信した印刷ジョブは、ホストI/F130を介してコントローラ110に入力され、コントローラ110の制御に従って印刷ジョブに基づいた画像形成処理が実行される。ディスプレイパネル140は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インターフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作する際の入力インターフェースでもある。
コントローラ110は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM(Read Only Memory)やEEPROMEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory )並びに磁気ディスクや光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU(Central Processing Unit )の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ110が構成される。
主制御部(制御手段)111は、コントローラ110に含まれる各制御部全体を制御する役割を担い、他の制御部が受信若しくは生成した信号に基づいてコントローラ110の各部に命令を与える。画像処理部(画像処理手段)112は、入力制御部114が受信した印刷ジョブに含まれる画像情報に基づき、画像処理を実行して画像形成情報を生成する。用紙テーブル(用紙情報テーブル)113は、給紙トレイ121に格納されている用紙についての情報を格納している。図2に、用紙テーブル113に含まれる情報の例を示す。給紙トレイ121は、格納している用紙の種類に応じて複数設けられており、用紙テーブル113は、夫々の給紙トレイ121に格納されている用紙のサイズ及び用紙の厚さに係る情報並びにそれらを識別するIDを保持している。図2に示すように、用紙サイズは“A4”や、“B5”等のサイズ指定の他、“A3拡”といった指定や、“α×β”というような数値を直接指定する方法等で指定されている。また、用紙厚さは、〜mmのように指定されている。入力制御部114は、ホストI/F130を介して入力される印刷ジョブやディスプレイパネル140からユーザによって入力する操作情報を主制御部111に入力すると共に、主制御部の命令に従ってディスプレイパネル140に情報表示を行い若しくはホストI/F130を介してホスト装置に情報を送信する。
エンジン制御部115は、プリンタユニット(画像形成手段)120及びスキャナユニット100を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。即ち、エンジン制御部115は、主制御部111の命令に従って給紙トレイ121に含まれる給紙ローラや搬送ローラを駆動し、プリントエンジン122に用紙を搬送する。また、エンジン制御部115は、画像処理部112が生成した画像形成情報に基づいてプリントエンジン122を駆動し、用紙に対して画像形成を実行して画像形成実行手段として機能する。プリントエンジン122によって画像形成が施された文書は、印刷ジョブにおいて製本処理が指定されていれば製本エンジン202に搬送され、指定されていなければ排紙トレイ123に排紙される。また、エンジン制御部115は、主制御部111の命令に従ってADF101に含まれる原稿給紙台及び搬送ローラを駆動し、撮像部102に読み取り原稿を搬送すると共に、撮像部102を駆動して原稿の光学情報を電気信号に変換し、画像情報を生成する。撮像部102において撮像された原稿は排紙トレイ103に排出される。
後処理制御部116は、画像形成装置1に接続される製本機2のコントローラ201との間で情報をやりとりする。入力制御部114が受信した印刷ジョブにおいて後処理である製本処理が指定されている場合、主制御部111の制御に従って後処理制御部116がコントローラ201に製本ジョブを送信する。コントローラ201は、後処理制御部116から受信した製本ジョブに基づき、製本エンジン202を駆動して製本処理を実行する。製本エンジン202によって製本された結果物は排出トレイ203に排出される。
次に、本実施例に係る画像形成装置1の通常動作について説明する。画像形成装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入力制御部114がホストI/F130に接続されたUSB(Universal Serial Bus)やLAN(Local Area Network)を介して印刷ジョブを受信すると、画像処理部112が主制御部111の命令に従い、印刷ジョブに含まれる画像情報に基づいて画像形成情報を生成する。エンジン制御部115はプリントエンジン122及び給紙トレイ121を制御し、給紙トレイ121からプリントエンジン122に印刷用紙を搬送する。また、エンジン制御部115は、画像処理部112が生成した画像形成情報に基づいてプリントエンジン122を駆動し、画像形成を実行させる。プリントエンジン122は、給紙トレイ121から搬送される用紙に対して、エンジン制御部115から入力される画像形成情報に従って画像形成を実行する。
画像形成装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル140の操作に応じて入力制御部114が主制御部111に操作信号を送信する。主制御部111は、入力制御部114から受信した操作信号をエンジン制御部115に入力する。エンジン制御部115は、スキャナユニット100を駆動し、ADF101にセットされた撮像対象原稿を撮像部102に搬送する。撮像部102に含まれるCCD等の撮像素子は、エンジン制御部115の制御に従って原稿を光学的に走査し、光学情報から画像情報を生成する。エンジン制御部115は、スキャナユニット100が生成した画像情報を受信し、画像読取装置1が有する記憶媒体に格納し、若しくはホストI/F130を介して外部の記憶装置やホスト装置に送信する。また、画像形成装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部115がスキャナユニット100から受信した画像情報に基づき、画像処理部112が画像形成情報を生成する。その画像形成情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部115がプリンタユニット120を駆動する。
このような画像形成装置1において、本実施例の要旨は、製本処理を伴う印刷ジョブの実行に際し、画像処理部112の画像処理結果を参照して総ページ数の情報を取得すると共に、画像形成を実行した用紙の厚さ情報を用紙テーブル113から取得し、それらの情報に基づいて製本対象となる紙束(文書束)の厚さ情報を生成する。また、製本処理を施す文書束を挟む外装用紙への画像形成に際し、生成した文書束の厚さ情報に基づいて背表紙幅を決定することにより、表紙、背表紙及び裏表紙の夫々の領域に対する画像形成を可能とすることにある。以下、図3、図4を用いて、本実施例に係る画像形成装置1の動作を説明する。図3は、本実施例に係る画像形成装置1において、製本処理が指定された印刷ジョブが発生した場合の動作を示すフローチャートであり、図4は、製本処理が指定された印刷ジョブに含まれる情報例を示す図である。
画像形成装置1がホストI/F130を介して印刷ジョブを受信し若しくはユーザによるディスプレイパネル140の操作により複写機として動作することにより印刷ジョブが発生すると(S301)、主制御部111がコントローラ110各部を制御することにより画像形成動作を開始する。ここで、図4を参照して製本処理が指定された印刷ジョブに含まれる情報について説明する。図4に示すように、印刷ジョブSは、印刷ジョブであることを示す印刷ジョブヘッダ情報S1、最終的に印刷出力する文書、即ち、製本対象である本文の元となる本文画像情報S2、本文画像情報の割り付けや両面印刷等を指定する出力形式情報S3、複数設けられた給紙トレイ121のうちいずれかのトレイを指定する用紙指定情報S4、製本処理を行うか否かを示す製本フラグS5及び外装用紙に対して印刷出力する画像の元となる外装画像情報S6を含む。主制御部111は、製本フラグS5を参照することにより、入力制御部114が受信した印刷ジョブにおいて製本が指定されているか否かを判断する。
画像形成動作の開始に応じて、画像処理部112は印刷ジョブSに含まれる本文画像情報S2及び出力形式情報S3に基づき、画像処理を実行して画像形成情報を生成する(S302)。エンジン駆動部115は、画像処理部112が生成した画像形成情報に基づき、プリンタユニット120を駆動して画像形成を実行する(S303)。印刷ジョブSに含まれる画像情報S2について画像処理部112が画像処理を全て終了すると(S304)、主制御部111は、画像処理結果を参照して画像形成枚数の情報を取得する(S305)。また、主制御部111は、用紙指定情報S4において指定されている用紙トレイに基づいて用紙テーブル113を参照し、用紙厚さの情報を取得する(S306)。そして、主制御部111は、S305において取得した用紙枚数の情報とS306において取得した用紙厚さとの情報に基づき、本文の文書束を挟む外装用紙の背表紙幅を演算する(S307)。即ち、主制御部111が背表紙幅情報取得手段として機能する。その後、画像処理部112がS307において取得された背表紙幅及び外装画像情報S6に基づいて画像処理を実行し外装画像形成情報を生成する。即ち、画像処理部112が画像形成領域特定手段として機能する。そして、エンジン制御部115が外装画像情報に基づいてプリンタユニット120を駆動して外装画像形成を実行し(S308)、処理を終了する。
次に、図5、図6(a)を参照して、外装画像形成について説明する。図5は、印刷ジョブSに含まれる本文画像情報S2の出力結果である本文の文書束3及び製本処理において文書束3を挟む外装用紙4を模式的に示す斜視図である。また、図6(a)は、文書束3の外装として折り曲げられる前の状態の外装用紙4を模式的に示す図である。図5、図6(a)に示すように、外装用紙4は文書束3を挟んだ状態において文書束3の紙面と平行になる表紙面4a、裏表紙面4c及び文書束3の紙面と垂直であって文書束3が重ねられた厚さ方向と平行になる背表紙面(背表紙領域)4bとを有する。また、図6(a)に示すように、外装用紙4は、文書束3を挟んだ状態において切断部分となる余白4dを有する。図3のS308において外装画像形成を実行する際の印刷領域指定について説明する。尚、図6(a)に示す平面状態の外装用紙4を図5に示す状態に折り曲げる折線と平行な方向、若しくは文書束3が製本された状態において、背表紙面4bと当接する辺と平行な方向を、文書束3及び外装用紙4の縦方向とし、文書束3に含まれる文書の紙面及び外装用紙4の紙面において、縦方向と垂直な方向を横方向とする。
表紙面4a、背表紙面4b及び裏表紙面4cの縦方向の幅Wt1及び表紙面4a及び裏表紙面4cの横方向の幅Wy1は、図4に示す印刷ジョブSの用紙指定情報S4において指定されている給紙トレイに基づいて用紙テーブル113を検索し、用紙サイズ情報を参照することにより取得することが可能である。即ち、用紙指定情報S4においてトレイ1が指定されていれば、文書束3の印刷出力に用いる用紙サイズはA4サイズであるため、Wt1及びWy1はA4サイズに基づいて決定される。尚、指定された用紙サイズがA4で合った場合であっても、Wt1及びWy1はA4サイズと完全に同一である必要はなく、文書束3に対する表紙として大きめに決定されても良いし、図5に示すように折り曲げることも考慮して大きめに決定されても良い。
他方、背表紙面4bの横方向の幅Wy2は、図3のS307において演算により取得する。具体的には、文書束3の画像処理が完了した時点で判明する印刷出力の枚数PとS306において用紙テーブル113から取得する用紙厚さQとの積により求められる文書束3の厚さT(=P×Q)に基づいて決定する。尚、文書束3の厚さTと背表紙面4bの幅Wy2とは完全に同一である必要はなく、文書束3を重ねることにより生じる膨らみや製本に際して用いられる接着剤及び外装用紙4の厚さ等も考慮して大きめに決定されても良い。このような処理により、外装用紙4における印刷領域Aの縦横の幅(縦:Wt1、横:2×Wy1+Wy2)が決定される。また、図6(a)において表紙面4aの左上座標を(0,0)とすると、表紙面4aの領域は(0,0)、(Wy1,Wt1)により示され、背表紙面4bの領域は(Wy1,0)、(Wy1+Wy2,Wt1)により示され、裏表紙面4cの領域は、(Wy1+Wy2,0)、(2×Wy1+Wy2,Wt1)により示される。
外装用紙4における余白領域4dは、印刷領域Aの縦方向両端に生じる余白幅WT、WB及び印刷領域Aの横方向両端に生じる余白幅WL、WRにより規定される。これら外装用紙4の余白幅は、外装用紙4の印刷出力に用いる用紙サイズやプリントエンジン122の仕様、設定により適宜決定される。また、文書束3をA4サイズで出力する場合に、縦方向がA4サイズと同一であり、横方向がA4サイズよりも長い(2倍以上)用紙を用いる場合、図6(b)に示すように、縦方向両端には余白が生じず、また、プリントエンジン122における用紙の搬送方向先頭側(図中において左側)にも余白が生じないように画像形成を実行可能であり、余白WRのみとなる場合もある。これら外装用紙4における余白領域4dは、製本機2に含まれる切断機能若しくは排出後のユーザ作業により適宜切断される。
以上説明したように、本実施例に係る画像形成装置においては、製本処理において文書束を挟む外装用紙への画像形成に際し、製本後に背表紙となる領域への画像形成が可能となる。尚、上記の説明においては、図3のS302〜S305に示すように、本文画像情報S2の画像処理を開始した後、画像処理が完了した部分から順次画像形成を開始すると共に、本文画像情報S2の画像処理が完了した時点で画像処理結果から印刷出力枚数を取得する例を説明した。これに限らず、例えば、本文画像情報S2の画像処理を開始した後、画像形成を開始する前に本文画像情報S2の画像処理を全て完了し、先に印刷出力枚数を取得することも可能である。これにより、文書束3となる本文よりも外装用紙4への画像形成を先に実行することが可能となり、例えば製本機2の仕様として文書束3に先んじて外装用紙4を用意する必要がある場合等に効果がある。
さらに、製本機2の仕様として文書束3に先んじて外装用紙4を用意する必要があるか否かについて考慮する場合、入力制御部114が印刷ジョブSを受信した時点で、主制御部111はそれを確認することが好ましい。この確認処理の方法としては、コントローラ110が画像形成装置1に接続されている製本機2の情報を保持しており、主制御部111は、その情報を確認することにより、製本機2に対して外装用紙4を先に出力する必要があるか否かを判断することができる。また、入力制御部114が印刷ジョブSを受信した時点で、後処理制御部116を介して製本機2に問い合わせることにより判断することもできる。尚、画像形成を開始する前に本文画像情報S2をすべて完了する場合、画像処理部112は生成した画像形成情報を画像形成装置1に備えられたHDD等に一時的に格納することにより、画像処理を実行するメモリ空間の不足を解消することができる。
また、上記の説明においては、印刷出力の枚数を、画像処理部112による処理結果から取得する例を説明したが、これ以外にも、例えば給紙トレイ121からプリントエンジン122に用紙が搬送され、若しくはプリンタユニット120内を1枚の用紙が搬送される毎にカウンタ(カウント手段)をインクリメントし、最終的に本文の印刷出力が終了した時点のカウンタ値を参照することにより取得することも可能である。コントローラ110側で画像処理結果に基づいて出力枚数を取得する場合、両面印刷や割り付け印刷などによる出力枚数を考慮して特定する必要があるが、プリンタユニット120でのカウントにより取得することでそのような考慮をする必要がなくなり、処理を簡略化することが可能となる。
実施例1においては、背表紙幅を取得する手段として、画像処理の結果取得可能な印刷出力枚数と、用紙テーブル113から取得可能な用紙厚さとに基づいて演算する例を説明した。本実施例においては、本文の印刷出力に用いられる用紙がプリンタユニット120内を搬送される間に、その用紙の厚さを検出することにより最終的に文書束3となった状態の厚さを取得する例を説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。実施例1の画像形成装置1においては、コントローラ110が用紙テーブル113を有することにより用紙厚さの取得を可能としているが、ユーザの使用態様によっては、用紙テーブル113に格納された情報と実際に給紙トレイ121に格納されている用紙とが異なり得る。そのような場合、主制御部111が演算により導き出した背表紙幅の値は実際の値とは異なる。本実施例はこの様な課題に鑑み、文書束3となる本文の画像形成実行中にプリンタユニット120内を搬送される用紙の厚さを検出することにより、文書束3の厚さひいては背表紙幅の厚さ情報を正確に取得することを可能とする。
本実施例に係る画像形成装置1の全体構成は、概ね図1に示す実施例1と同様である。ここで、本実施例に係るプリンタユニット120は、給紙トレイ121から引き出され、ユニット内部を搬送される用紙の厚さを検出する機能を有し用紙厚さ検出手段として機能する。この厚さ検出機能は、給紙トレイ121が有しても良いし、プリントエンジン122が有しても良い。また、給紙トレイ121からプリントエンジン122への用紙搬送路並びにプリントエンジン122から排紙トレイ123又は製本機2その間の搬送路に設けられても良い。
次に、図7を用いて本実施例に係る画像形成装置1の動作を説明する。画像形成装置1がホストI/F130を介して印刷ジョブを受信し若しくはユーザによるディスプレイパネル140の操作により複写機として動作することにより印刷ジョブが発生すると(S701)、主制御部111がコントローラ110各部を制御することにより画像形成動作を開始する。画像形成動作の開始に応じて、画像処理部112は印刷ジョブSに含まれる本文画像情報S2及び出力形式情報S3に基づき、画像処理を実行して画像形成情報を生成する(S702)。エンジン駆動部115は、画像処理部112が生成した画像形成情報に基づき、プリンタユニット120を駆動して画像形成を実行する(S703)。主制御部111は、プリンタユニット120の画像形成実行に際し、給紙トレイ121から引き出されユニット内を搬送される用紙の厚さをプリンタユニット120に設けられた用紙厚さ検出手段から取得する(S704)。
ここで、プリンタユニット120を搬送される用紙の厚さ検出動作について更に説明する。給紙トレイ121から用紙が引き出され、プリンタユニット120内を搬送されると、前述の通りプリンタユニット120に設けられた用紙厚さ検出手段が用紙の厚さを検出する。用紙厚さ検出手段は、検出した用紙の厚さをエンジン制御部115に送信する。主制御部111は、エンジン制御部115からの転送により用紙厚さの情報を取得する。主制御部111は、S704において取得した用紙厚さ情報を積算処理のためのメモリ空間に一時的に保持する(S705)。この動作を実行中の印刷ジョブSに係る画像形成がすべて終了するまで(S706)繰り返し、主制御部111は、用紙1枚の画像形成処理の度にプリンタユニット120及びエンジン制御部115から取得される用紙厚さ情報を積算する(S706)。即ち、本実施例においても、主制御部111が背表紙幅情報取得手段として機能する。
実行中の印刷ジョブに係る全ての画像形成出力が終了した時点で、主制御部111は、積算演算を実行している用紙厚さ情報に基づいて背表紙幅を取得する(S707)。尚、ここで取得する背表紙幅は、用紙厚さ情報の積算結果と完全に同一である必要はなく、文書束3を重ねることにより生じる膨らみや製本に際して用いられる接着剤及び外装用紙4の厚さ等も考慮して大きめに決定されても良い。その後、実施例1と同様に外装画像形成を実行し(S708)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施例に係る画像形成装置1においては、文書束3の画像形成動作において、プリンタユニット120内を搬送される用紙の厚さを検出及び積算することにより、外装用紙4の背表紙幅を取得する。これにより、実際に文書束3となる用紙の厚さを直接背表紙幅に反映することが可能であり、画像形成装置1の設定ミス等によって実際と異なる値を背表紙幅として取得するようなことがなくなる。
尚、上記の説明においては、文書束3の印刷出力すべての用紙厚さを検出し、それらを積算することにより背表紙幅を取得する例を説明したが、文書束3となる本文の印刷出力においては、特定の給紙トレイが指定されて画像形成が実行されることが一般的であり、本文に用いられる用紙の厚さはすべて同じであることが多い。従って、例えば最初の1枚のみ用紙厚さ情報を検出しておき、実施例1のように画像処理結果から取得可能な出力枚数情報との積を求めることによっても求めることが可能である。これにより、用紙厚さの検出動作は一度実行すればよく、処理を簡略化することが可能となる。他方、すべての用紙の厚さを積算する態様の場合は、厚さの異なる用紙が給紙トレイ121に格納されている場合であっても、正確な背表紙幅を取得することが可能となる。
実施例1においては、背表紙幅を取得することにより、背表紙面4bにも画像形成を可能とする例を説明したが、背表紙面4bの幅Wy2の値によっては、外装用紙4として用意されている用紙ではサイズが足りなくなる可能性がある。そのような場合に外装用紙4の画像形成を実行してしまうと、画像が切れた状態で印刷出力されることとなる。また、特許文献1においては、表紙となる用紙のセンター部分に余白を設けることとなっており、予め用紙サイズが決定していることが前提となっている。この様な場合、表紙、背表紙及び裏表紙夫々の幅が予め判明しており、少なくともそれらの幅の合計よりも広い幅の用紙を用いるようにしなければ、背表紙の幅が広い場合、即ちシート束が厚い場合に、表紙及び裏表紙がシート束を完全に挟むことが出来なくなってしまう。結果的に、製本機2でのエラー発生、外装用紙4の画像形成のやり直し、更には、製本処理が実行されてしまった場合、文書束3の画像形成のやり直しも必要となり得る。本実施例においては、背表紙幅Wy2の取得後、印刷領域Aのサイズと外装画像形成において指定されている用紙サイズとを比較し、指定されている用紙のサイズが印刷領域Aを満足するか否かを確認する例を説明する。尚、実施例1と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。
図8を参照して、本実施例に係る画像形成装置1の動作について説明する。印刷ジョブの発生(S801)から、背表紙幅Wy2の演算(S807)までは、実施例1の図3において説明したS301〜S307までの処理と同等の処理を実行する。主制御部111は、背表紙幅Wy2を演算により取得すると、表紙面4a、裏表紙面4cの寸法Wy1及びWt1とから印刷領域Aの寸法を特定する(S808)。尚、印刷領域Aの寸法の特定については、図6において説明した方法を用いることができる。次に、主制御部111は、印刷ジョブSにおいて外装用紙4への画像形成用紙として指定されている用紙(以降、指定用紙)の寸法情報を用紙テーブル113から取得し、S808において特定した印刷領域Aの寸法と比較する(S809)。
比較の結果、指定用紙の寸法がS308において特定された印刷領域Aの寸法を満たすものであれば(S809)、実施例1と同様に外装画像形成を実行し(S812)、処理を終了する。他方、指定用紙の寸法が印刷領域Aの寸法を満たさないものであれば(S809)、主制御部111は、入力制御部114にディスプレイパネル140の警告画面表示を実行させ若しくはホストI/F130を通してホスト装置への警告を送信させる(S810)。その後、ユーザによる用紙指定の変更や強制実行命令等により警告が解除されると(S811)、実施例1と同様に外装画像形成を実行し(S812)、処理を終了する。
この様に、本実施例に係る画像形成装置1においては、背表紙幅Wy2が確定し、外装用紙4の印刷領域Aが特定された後、外装用紙4の印刷用紙として指定されている用紙のサイズとの比較を行うため、外装用紙4の画像が切れた状態で印刷出力されることにより、製本機2でのエラー発生、外装用紙4の画像形成のやり直し、及び文書束3の画像形成のやり直しといったような不具合を解決することが可能となる。
実施例1乃至3においては、画像形成装置1が何らかの手段により独自に背表紙幅を取得する例を説明した。本実施例においては、画像形成装置1が製本機2との情報のやり取りにより背表紙幅を取得する例を説明する。尚、実施例1乃至3と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。本実施例に係る画像形成装置1及び製本機2の全体構成は、概ね図1に示す実施例1と同様である。ここで、本実施例に係る製本機2は、製本エンジン202若しくはその他の部位において、文書束3を挟むこと等により、文書束3の厚さを直接検出する機能を有する。
次に、図9を参照して、本実施例に係る画像形成装置1及び製本機2の動作について説明する。印刷ジョブの発生(S901)から、本文画像形成の実行(S903)までは、実施例1の図3において説明したS301〜S303までの処理と同等の処理を実行する。プリンタユニット120による本文画像形成が全て完了し(S904)、本文の印刷出力が文書束3として製本機2において保持されると、製本機2が文書束3を文書が重ねられた方向に挟むことによって文書束3の厚さTを検出する(S905)。主制御部111は、部署束3の厚さを製本機2から取得し、文書束3の厚さに基づいて背表紙幅を決定する(S906)。尚、文書束3の厚さTと背表紙幅とは完全に同一である必要はないが、本実施例においては、実際に文書束3を挟むことにより厚さを検出するため、文書を重ねることによる膨らみ等も含まれ、より背表紙幅に近い値として文書束3の値を検出することが可能である。その後、実施例1と同様に外装画像形成を実行し(S907)、処理を終了する。
尚、S906における主制御部111による文書束3の厚さ情報の取得については、エンジン制御部115がすべての本文画像形成処理が完了したことを主制御部111に通知し、その通知に応じて主制御部111が製本機2に問い合わせるようにすることができる。また、すべての本文画像形成処理が完了し、製本機2において文書束3の厚さが検出され、コントローラ201が後処理制御部116に文書束3の厚さを送信するようにしても良い。この場合、主制御部111は、コントローラ201から後処理制御部116に部署束3の厚さ情報が入力されることを待って、外装画像形成を実行する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置1においては、文書束3の厚さ情報を製本機2から取得することにより、背表紙幅Wy2を特定する。これにより、最終的に製本を行う製本機2での検出結果を参照することとなるため、装置間の誤差等を排したより正確な寸法として背表紙幅Wy2を特定することが可能となる。また、製本機2に設けられる厚さ検出器の機能によっては、実際に文書束3を挟むことにより厚さを検出可能であるため、文書を重ねることによる膨らみ等も含まれ、より背表紙幅に近い値として文書束3の値を検出することが可能である。
また、実施例1乃至3においては、文書束3となる本文の印刷ジョブと外装用紙4の印刷ジョブとが対応付けられている必要があり、外装用紙4を印刷する際には本文の印刷ジョブが必須であった。しかしながら、本実施例のように、画像形成装置1が、製本機2からの情報を参照することにより背表紙幅Wy2を決定し、外装用紙4の画像形成を実行可能であれば、既に印刷出力が終了している文書束3を製本機2にセットし、そのセットされた文書束3を製本するための外装用紙4についての印刷ジョブであることを指定して印刷ジョブを入力することにより、外装用紙4の画像形成を単体で実行することが可能となる。更に具体的に説明すると、主制御部111は、入力制御部114に印刷ジョブが入力されると、その印刷ジョブが通常の印刷ジョブか外装用紙の印刷ジョブであるかを判断し、外装用紙の印刷ジョブである場合は、製本機2に予めセットされている文書束3の厚さ情報を取得することにより、外装画像形成を実行することが可能である。
尚、上記の説明においては、文書束3の厚さを検出し、主制御部111に通知する装置として、画像形成装置1に接続された製本機2を用いる例を説明した。しかしながら、特に製本機2である必要はなく、画像形成装置1において画像形成が実行された出力用紙が搬送されるその他の後処理装置であっても良い。また、既に文書束3としてまとめられている文書をセットし、その厚さを検出する専用の装置であっても良いし、画像形成装置1と製本機2との間の用紙搬送経路に接続される他の装置であっても良い。また、ユーザがディスプレイパネル140から直接背表紙幅Wy2を指定しても良い。
実施例1乃至4においては、背表紙幅Wy2が特定された後、そのまま外装画像形成を実行する例を説明した。本実施例においては、特定された背表紙幅Wy2をユーザに通知し、ユーザによる微修正を可能とする例を説明する。尚、実施例1乃至3と同様の符号を付す構成については実施例1と同一又は相当部を示し、説明を省略する。本実施例に係る画像形成装置1及び製本機2の全体構成は、概ね図1に示す実施例1と同様である。また、本実施例に係る画像形成装置1の動作は用紙幅Wy2の特定動作までは図3に示すS307までと同様である。本実施例に係る画像形成装置1において、主制御部111は、特定された背表紙幅Wy2を、入力制御部114を制御してディスプレイパネル(表示手段)140に表示させる。ユーザはディスプレイパネル140の表示を視認することにより、画像形成装置1において特定された背表紙幅Wy2を確認することが可能となる。
図3や図8の例であれば、本文画像処理が完了して背表紙幅が特定された後、本文画像形成が完了して外装画像形成を開始するまでにはある程度の時間があると考えられる。従って、その期間、ユーザはディスプレイパネル(入力手段)140を通して背表紙幅Wy2を修正するための情報(背表紙領域修正情報)を入力することが可能となる。また、図7や図9の例であっても、背表紙幅Wy2を特定してディスプレイパネル140に表示した後、ユーザからの指示があるまで外装画像形成の実行を待機することにより、ユーザが背表紙幅Wy2を修正することが可能である。即ち、画像処理部112は、外装画像処理の実行に際して、特定された背表紙幅Wy2情報及び外装画像情報S6に加え、背表紙領域修正情報を参照する。
このような態様は、同様の文書を複数部出力して製本する場合等、1部目の出力及び製本結果を確認して2部目以降の背表紙幅Wy2を修正する場合等にも適用することができる。具体的には、印刷ジョブにおいて複数部の印刷出力及び製本が指定されている場合、主制御部111は、1部目を出力した後、2部目の出力を開始する前に、エンジン制御部112を制御してプリンタユニット120の駆動を中断させ、入力制御部114を制御して背表紙幅Wy2について修正が必要ないか否かディスプレイパネル140に表示させることができる。これにより、1部目の製本結果を確認した上で2部目以降の製本態様を修正し、最適化することが可能となる。
更に、ユーザによる背表紙幅Wy2の修正が行われた場合、コントローラ110は、ユーザにより修正された値を最適値として格納しておくことにより、背表紙幅Wy2の演算値と最適値とのずれを学習することができる。これにより、実施例1において説明した用紙厚さと印刷出力枚数との積に基づく決定、実施例2において説明した用紙厚さの積算による決定及び実施例4において説明した文書束3の厚さに基づく決定を最適化することが可能となる。
尚、上記実施例1乃至実施例5の説明においては、画像処理装置1が画像形成を実行して出力した文書束等、その紙面に何らか情報が表示された文書を製本する場合を例として説明した。しかしながら、製本とは紙をとじて本の形にすることであり、例えば白紙の紙束を製本してノートを製造する場合等にも適用することが可能である。即ち、本発明における製本には白紙の紙束を外装用紙で挟み、表紙、背表紙、裏表紙を付ける場合も含まれる。
図10〜図15は、本発明の画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体の第6実施例を示す図であり、図10は、第6実施例を適用したレーザプリンタ300の概略構成正面図である。
レーザプリンタ300は、本体部301と本体給紙部302を備えており、本体部301には、製本機400が接続されている。レーザプリンタ300は、本体給紙部302から本体部301に本文用の用紙を搬送し、本体部301が、本文用の所定ページ分の画像を該本文用の用紙に順次形成(転写)して製本機400に送り、また、本体部301が、本体給紙部302から送られてくる外装用の用紙に外装用画像を形成して製本機400に送る。製本機400は、糊付け部401と断裁部402等を備えており、本体部301から送られてきた画像形成済の用紙が、製本対象の用紙でないときには、そのまま図示しない排紙トレイ上に排出し、本体部301から送られてきた画像形成済の用紙が製本対象の用紙であると、該製本対象の用紙を順次糊付け部401に載置する。製本機400は、糊付け部401に順次載置した製本対象の用紙が製本対象部数になると、次に本体筐体部301で後述するように外装用紙用の画像が画像形成された該画像形成済の外装用紙が送られてくるのを待って、該外装用紙が送られてくると、該製本対象の用紙束を該外装用紙で包むように糊付けし、用紙束を糊付けした外装用紙の背表紙側以外の3辺を断裁部402で断裁して、指定サイズに製本した後、図示しない製本排紙部に排出する。
そして、レーザプリンタ300は、図11に示すようにブロック構成されており、コントローラ310、操作パネル330及びプリンタエンジン340等を備えており、ホスト装置HSが接続されている。
コントローラ310は、そのとき設定されている制御モード及びホスト装置HSからの制御コードに従って、ホスト装置HSからの印刷データを、ビデオデータに変換してプリンタエンジン340へ出力する制御機構の総称であり、ホストI/F311、プログラムROM(Read Only Memory)312、フォントROM313、パネルI/F314、大容量記憶装置315、CPU(Central Processing Unit )316、RAM(Random Access Memory)317、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)318、エンジンI/F319及びオプションRAM320等を備えていて、上記各部は、バス321により接続されている。
ホストI/F311には、ホスト装置HSが接続されており、ホストI/F311は、ホスト装置HSからレーザプリンタ300に送られてくる制御信号及びデータを受け取るとともに、レーザプリンタ300からホスト装置HSへのステータス信号等のデータや信号の送り出しを行う。
プログラムROM312は、コントローラ310内でのデータの処理や管理及び周辺モジュールを制御するためのプログラム、具体的には、レーザプリンタ300としての基本処理プログラム及び後述する外装用紙への印刷を制御する画像形成制御プログラム等の各種プログラムを格納しているとともに、これらの各プログラムを実行するのに必要な各種データを格納している。
フォントROM313は、レーザプリンタ300で印刷に使用する各種フォントが予め格納されており、CPU316により読み出されて、印刷処理に供される。
このレーザプリンタ300は、この画像形成制御プログラムが、予めプログラムROM312に格納されている場合に限るものではなく、プログラムROM312が書込可能であって、CD(Compact Disc)、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、フレキシブルディスク等の記録媒体に記録されている後述する画像形成制御プログラムを読み込ませて格納してもよい。そして、このレーザプリンタ300は、上述のように、記録媒体に記録されている画像形成制御プログラムが導入されて、実行されることで、本発明のレーザプリンタ300として構築され、また、画像形成制御方法を実行する。
パネルI/F314には、操作パネル(表示手段、入力手段)330が接続されており、操作パネル330は、レーザプリンタ300のモードやフォント等の切換操作等の各種操作を行うための各種操作キーを備えるとともに、レーザプリンタ300の状態を表示する液晶ディスプレイ等のディスプレイを備えている。パネルI/F314は、コントローラ310と操作パネル330との間の信号の授受を行う。
大容量記憶装置315は、ハードディスク等で構成され、印刷データやビデオデータ及びその他の各種データを記憶する。
CPU(制御手段)316は、プログラムROM312に格納されているプログラムに基づいて、RAM317をワークメモリとして利用しつつ、ホスト装置HSからのデータ(印字データ、制御データ)を処理して、レーザプリンタ300の各部を制御し、印刷出力処理(画像形成処理)を行うとともに、後述するように、外装用紙の画像形成領域の決定と該画像形成領域への画像形成制御を行う外装用紙画像形成制御処理を行う。
RAM317は、CPU316のワークメモリとして利用されるとともに、ホスト装置HSからの印刷データをページ単位に管理して一時記憶するバッファ及びバッファに記憶されたデータを実際の画像パターン(印字パターン)に変換したビデオデータを記憶するビットマップメモリ等として利用される。
NVRAM318は、レーザプリンタ300の電源が切られているときにも記憶内容を保持するメモリであり、レーザプリンタ300の電源がオフの際にも保持する必要のあるデータをCPU316の制御下で記憶する。特に、NVRAM318は、後述する外装用紙画像形成処理で用いる用紙種別の用紙厚さテーブル(用紙情報テーブル)を記憶しており、この用紙厚さテーブルは、プリンタエンジン340で印刷に使用する用紙の用紙種別毎にその用紙の厚さをテーブル形式で記憶する。
オプションRAM320は、いわゆる補助メモリであり、RAM317の容量が不足した際等に補助として使用されるものである。
エンジンI/F319には、プリンタエンジン340が接続されており、コントローラ310からプリンタエンジン340への制御信号やビデオ信号及びプリンタエンジン340からコントローラ310へのステータス信号の授受を行う。
プリンタエンジン(画像形成手段)340は、エンジンI/F319を介してコントローラ310から受け取ったビデオ信号(画像信号)及び制御信号により、例えば、電子写真方式で画像形成(印刷処理)を行う。すなわち、プリンタエンジン340は、図示しないが、電子写真方式の場合、電子写真方式で記録紙に描画データを記録出力するのに必要な部品、例えば、感光体、光書込部、現像部、帯電部及びクリーニング部等を備えており、ビデオ信号及び制御信号により光書込部を動作させて感光体上に静電潜像を形成して、現像部によりトナー(印刷媒体)を感光体上に供給して現像してトナー画像を形成(印刷)する。プリンタエンジン340は、給紙部(給紙トレイ)から記録紙を感光体と転写部との間に給紙して、感光体上のトナー画像を記録紙に転写させ、トナー画像の転写された記録紙を定着部に搬送して、定着部で加熱・加圧して記録紙上のトナー画像を定着させることで、画像を形成する。プリンタエンジン340には、上記製本機400が接続されており、プリンタエンジン340は、画像形成(印刷)の完了した用紙(印刷済用紙)を製本機400に排出する。
そして、レーザプリンタ300は、ホストI/F311を介してホスト装置HSからデータを受け取ると、CPU316が、該受け取ったデータをプログラムROM312上のデータ解析プログラムに従って解析し、印刷データ及び印刷制御データ(SP、CR、LF、HT、VT、・・・等)とその他に分ける。CPU316は、印刷データ及び印刷制御データをRAM317上の受信バッファに一旦記憶し、該一旦記憶した受信データを、プログラムROM312上の制御プログラムに従って一つずつ取り出して、該受信データの処理を行う。例えば、CPU316は、取り出したデータが文字コードであれば、印字位置、印字サイズ、文字コード、フォント情報等を備えた中間コードを作成して、RAM317上に設けられた中間バッファに収納し、取り出したデータが制御コードやエスケープシーケンス等のコマンドであると、それらに予め定義された処理を行う。具体的には、CPU316は、コマンドが印字位置の指定であると、次にきた文字コードの位置を指定された位置に設定し、また、コマンドがフォントの変更であると、次にきた文字コードのフォント情報を指定されたフォントにする等の処理を行う。そして、CPU316は、このようにしてホスト装置HSからのプリント命令の処理を行うか、または、コマンドで指定された処理を行ったデータが1ページ分を超えると、次に中間バッファに貯えられた中間コードを、制御プログラムに従ってビデオデータに変換する処理を行う。CPU316は、中間コードのビデオデータへの変換が終了すると、コントローラ310は、エンジンI/F319を通してプリンタエンジン340にプリントスタートの命令を出し、この命令に同期してビデオデータをプリンタエンジン340に転送する。レーザプリンタ300は、上述のような一連の流れの処理を行うことで、ホスト装置HSからの印刷データをプリンタエンジン340で用紙に印刷出力する。また、CPU316は、印刷データをビデオデータに変換すると、上記プリンタエンジン340に転送する場合だけでなく、処理設定によっては、該ビデオデータを一旦圧縮して、大容量記憶装置315に蓄積する。そして、CPU316は、制御プログラムの指示するタイミングで、大容量記憶装置315に圧縮して蓄積したビデオデータを伸長し、エンジンI/F319を通してプリンタエンジン340にプリントスタートの命令を出して、この命令に同期して該伸長したビデオデータをプリンタエンジン340に転送する。
製本機400は、レーザプリンタ300から送られてくる画像形成済用紙が製本対象であるか、製本対象でないかによって排出方向を切り換え、製本対象でない画像形成済用紙を排紙トレイに排出する。そして、製本機400は、画像形成済用紙が製本対象であると、該製本対象である画像形成済用紙を、必要部数蓄積した後、図12に示すように、糊付け部401で、該画像形成済用紙である本文(中紙)501を、表紙511、背表紙512、裏表紙513となる1枚の外装用紙510で包んで糊付けし、断裁部402で、背表紙512側以外の3辺を断裁して、指定サイズに製本して図示しない製本排紙部に排出する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のレーザプリンタ300は、製本機400で製本する際の外装用紙510の表紙511、背表紙512、裏表紙513の各画像領域を設定して適切の各画像領域に画像形成する外装用紙画像形成制御処理を行う。
製本を伴う文書の印刷においては、レーザプリンタ300は、図13に示すように、まず、製本される本文501の各ページの印刷を行い(ステップS1001〜S1004)、本文501の全てのページの印刷を完了すると、外装用紙510の各紙511、512、513の画像領域を決定して印刷を行った後、製本処理して排出する(ステップS1005〜S1009)。
すなわち、レーザプリンタ300は、製本を伴う文書の印刷において、ホスト装置HSから印刷データからデータ受信を行い(ステップS1001)、受信した本文501の1ページ目の印刷データをRAM317上にビデオデータに変換してメモリ画像として展開する(ステップS1002)。レーザプリンタ300は、該メモリ画像をプリンタエンジン340に転送して、プリンタエンジン340が、指定の給紙トレイの用紙に該メモリ画像を印刷出力し(ステップS1003)、本文501の最終ページであるかチェックする(ステップS1004)。
ステップS1004で、本文501の最終ページでないときには、レーザプリンタ300は、ステップS1001に戻って、本文501の次ページの受信データの処理を行って、メモリ画像に展開した後、プリンタエンジン340に転送して、プリンタエンジン340で本文501の用紙に印刷出力し、最終ページであるかチェックする処理を、本文501の最終ページの印刷が完了するまで、繰り返し行う(ステップS1001〜S1004)。この場合、レーザプリンタ300は、本文501の画像を用紙の表と裏にページ順となるように印刷するが、この本文501の画像の両面印刷においては、1枚の用紙の表面(例えば、奇数ページ)の印刷を行うと、その用紙の裏面(例えば、偶数ページ)に次のページの画像の印刷を行うページ順印刷を行ってもよいし、用紙の表面への印刷を順次最後の表面のページの画像まで印刷して、その後、表面印刷済の用紙の裏面への画像をページ順を合わせて順次行う両面印刷を行ってもよい。
レーザプリンタ300は、両面への本文501の画像の印刷の完了した印刷済用紙を製本機400に送り、製本機400は、レーザプリンタ300から送られてきた印刷済の本文501の用紙を製本機400内でページ順に重ね合わせて載置する。
この製本される本文501の各ページの印刷においては、例えば、左綴じ製本(表紙511が見えるように持ったときに、左側で綴じる製本)の場合、図14に示すように、本文501の偶数ページの描画領域が見える状態としたとき、本文501は、外装用紙510によって図13の右側で綴じられる右側以外の他の3辺が、断裁部402で断裁されるので、右寄りに印刷する。
すなわち、図14において、本文501の印刷用紙の幅をNW、高さをNHとすると、幅NWのうち、断裁幅NW1が断裁されて本文幅領域NW2が残り、高さNHのうち、上側の断裁高さNH2と下側の断裁高さNH3がそれぞれ断裁されて本文高さ領域NH3が残る。
したがって、レーザプリンタ300は、本文501に印刷する画像の本文画像領域501G(本文幅領域NW2と本文高さ領域NH3からなる画像領域)を、印刷用紙に対して右寄り(奇数ページの場合には左より)にして印刷する。
また、本文501の本文画像領域501Gは、基本的には断裁された後の仕上がりサイズと同サイズであるが、仕上がりサイズよりも若干大きいサイズ、または、小さいサイズの場合もある。そこで、レーザプリンタ300は、仕上がりサイズと本文501の本文画像領域501Gのサイズとの間に相違がある場合、偶数ページでは、本文画像領域501Gの左側が断裁され、奇数ページでは本文画像領域501Gの右側が断裁されるので、本文501の左右方向の本文画像領域501Gの位置の決定には、仕上がりサイズに対してセンタリング等を考慮した状態で印刷を行い、また、本文501の本文画像領域501Gを、断裁の容易さを考慮して、上下方向について、センタリングして印刷してもよい。
ステップS1004で、本文最終ページの印刷が完了すると、レーザプリンタ300は、本文501の全ページの印刷で用いた用紙の種別とその用紙枚数からNVRAM318の用紙厚さテーブルを参照して、外装用紙510の背表紙512の幅(背表紙幅)HW4(図15参照)を決定し(ステップS1005)、該背表紙幅HW4から外装用紙510の表紙511、背表紙512及び裏表紙513の描画領域を決定する(ステップS1006)。なお、この背表紙512の幅(背表紙幅)の決定は、上記説明した方法に限るものではなく、例えば、上記各実施例で説明した方法を適宜用いることができる。
レーザプリンタ300は、外装用紙510の表紙511、背表紙512及び裏表紙513の描画領域を決定すると、ホスト装置HSから受信した外装用紙P510用の印刷データまたは既にホスト装置HSから受信して大容量記憶装置315に保存されている外装用紙510用の印刷データを、ビデオデータに変換して、RAM317上に表紙511、背表紙512及び裏表紙513用のメモリ画像として展開し(ステップS1007)、該メモリ画像をプリンタエンジン340に転送して、プリンタエンジン340が、指定の給紙トレイの外装用紙に該メモリ画像を印刷出力して、該画像を印刷した外装用紙510を製本機400に送る(ステップS1008)。
製本機400は、糊付け部401で、糊付け部401に順次載置した製本対象の本文501の用紙を、該本文501の用紙束の左側または右側のうち綴じ側の束幅方向に印刷済の外装用紙510が位置するように合わせて該外装用紙510で包むように糊付けし、本文501の用紙束を糊付けした外装用紙510と本文501の背表紙512側以外の3辺を、図15に示すように、断裁部402で断裁して、指定サイズに製本した後、図示しない製本排紙部に排出する(ステップS1009)。
すなわち、レーザプリンタ300は、本文501を全ページ印刷し終わると、図15に示す外装用紙510の背表紙512の幅HW4を決定する。この背表紙512の幅HW4の決定は、上述のように、本文501の全ページの印刷で用いた用紙の種別とその用紙枚数からNVRAM318の用紙厚さテーブルを参照して決定してもよいし、本文501の用紙束の厚さを、センサ等で直接計測し、該用紙束の厚さに基づいて決定してもよい。また、レーザプリンタ300は、本文501の用紙束の厚みに基づく背表紙512の幅HW4を算出する場合には、本文501の印刷に使用する用紙種別とその枚数が印刷前に分かっているので、実際に本文501を印刷する前に、決定してもよい。
次に、レーザプリンタ300は、背表紙512の幅NW4と仕上がりサイズから、表紙511、裏表紙513の画像領域の位置・大きさを算出し、表紙511、背表紙512及び裏表紙513用の印刷データをビデオデータに変換して、1枚の用紙である外装用紙510用に、RAM317にメモリ画像として展開する。レーザプリンタ300は、この外装用紙510用のメモリ画像をプリンタエンジン340に転送して、プリンタエンジン340が、指定の給紙トレイの外装用紙に該メモリ画像に基づいて印刷出力して、該画像を印刷した外装用紙510を製本機400に送る。
レーザプリンタ300は、外装用紙510への表紙511、背表紙512及び裏表紙513の画像の印刷を、ホスト装置HSから本文501の画像とともにページ順に送られてきて、大容量記憶装置315に蓄積しておいた表紙511、背表紙512及び裏表紙513用の画像を用いて行うが、ホスト装置HS側で印刷順に順番を入れ替えて最後に表紙511、背表紙512及び裏表紙513用の画像がレーザプリンタ300に送信されてくるようにして、該送信されてきた表紙511、背表紙512及び裏表紙513用の画像を用いて印刷するようにしてもよい。
ところが、製本印刷においては、本文501のサイズは、断裁を考慮しても、仕上がりサイズとほぼ同じであるため、本文501の画像サイズと仕上がりサイズとの間には問題が生じることはないが、背表紙512の描画領域のサイズは、本文501の用紙束の厚みによって変わるため、背表紙512の描画領域のサイズを予測することが困難である。
そのため、予め見込みで作成した背表紙512用の描画領域のサイズと背表紙512の画像のサイズ(画像情報サイズ)との間に相違が生じる場合があり、この場合、描画領域と画像サイズとが異なったまま背表紙512と表紙511及び裏表紙513の画像をそれぞれセンタリングしてRAM317上に展開して印刷すると、背表紙512と表紙511との画像及び背表紙512と裏表紙513との画像が重なり合って印刷されることとなり、外装養子510の印刷品質が低下する。
そこで、本実施例のレーザプリンタ300は、図16に示すように、背表紙512用の画像のサイズが本文501の厚さに基づいて決定した背表紙512の描画領域よりも大きいと、背表紙512用の画像サイズを該決定した背表紙512の描画領域に合わせてカットして、背表紙512の画像を印刷する。なお、図16においては、上記図13の外装用紙画像形成制御処理のフローチャートと同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付してその説明を簡略化する。
すなわち、レーザプリンタ300のコントローラ310は、図16に示すように、ホスト装置HSから受信した製本対象の本文501の各ページの印刷データを順次RAM317にビデオデータに変換してメモリ画像として展開して、エンジンプリンタ340で本文501用の用紙に印刷して(ステップS1001〜S1004)、本文最終ページまで印刷すると、本文501の全ページの印刷で用いた用紙の種別とその用紙枚数からNVRAM318の用紙厚さテーブルを参照して、外装用紙510の背表紙512の幅(背表紙幅)HW4を決定する(ステップS1005)。
コントローラ310は、該決定した背表紙幅HW4から外装用紙510の表紙511、背表紙512及び裏表紙513の描画領域を決定し(ステップS1006)、外装用紙510の表紙511、背表紙512及び裏表紙513の描画領域を決定すると、外装用紙P510用の印刷データを、ビデオデータに変換して、RAM317上に表紙511、背表紙512及び裏表紙513用のメモリ画像として展開する(ステップS1007)。
コントローラ310は、該展開した背表紙512用のメモリ画像のサイズがステップS1006で決定した背表紙512用の描画領域のサイズよりも大ききかチェックし(ステップS1101)、背表紙512用のメモリ画像のサイズが描画領域のサイズよりも大きいと、該背表紙512用のメモリ画像を、描画領域からはみ出す部分をカットして、RAM317上にビデオデータを作成してメモリ画像として展開し直す(ステップS1102)。
コントローラ310は、該展開し直した背表紙512用のメモリ画像及び表紙511と裏表紙513のメモリ画像をプリンタエンジン340に転送して、プリンタエンジン340が、指定の給紙トレイの外装用紙に該メモリ画像を印刷出力して、該画像を印刷した外装用紙510を製本機400に送り(ステップS1008)、製本機400が、本文501の用紙を該印刷済の外装用紙510で包んで、断裁して製本した後、製本排紙部に排出する(ステップS1009)。
このように、本実施例のレーザプリンタ300は、背表紙512用の画像情報(印刷データ:メモリ画像)のサイズと特定した背表紙用画像形成領域である背表紙512の描画領域のサイズを比較して、該背表紙用メモリ画像の方が大きいと、該背表紙用メモリ画像のうち該背表紙用描画領域に対応するメモリ画像部分のみを取り出して該背表紙用描画領域に印刷(画像形成)している。
したがって、少なくとも本文を包む外装用紙510の背表紙用メモリ画像が背表紙512の描画領域からはみ出すのを防止して、背表紙512の描画領域への印刷を適切に行うことができ、外装用紙510の画像品質を向上させることができる。
なお、表紙511用のメモリ画像や裏表紙513用のメモリ画像サイズが、それぞれの描画領域のサイズよりも大きい場合には、各メモリ画像をその描画領域にセンタリングしてRAM317上に展開されて印刷すると、背表紙512のメモリ画像と重なり合って印刷されることとなるため、これらの表紙511用のメモリ画像及び裏表紙513のメモリ画像についても、背表紙512のメモリ画像と重なり圧部分について、カットしてメモリ画像を生成して印刷するようにしてもよい。
この場合、表紙511用のメモリ画像及び裏表紙513用のメモリ画像は、背表紙512側以外の3辺側においてその描画領域からはみ出す部分については、あえてRAM317上でメモリ画像として展開する際にカットしなくても、断裁によって切り取られるため、背表紙512側以外の3辺側については、メモリ画像をカットする必要がない。
また、背表紙512のメモリ画像についても、表紙511側及び裏表紙513側以外の上下のメモリ画像は、背表紙512の描画領域からはみ出す部分については、あえてRAM317上でメモリ画像として展開する際にカットしなくても、断裁によって切り取られるため、表紙511及び裏表紙513側以外の上下のメモリ画像については、メモリ画像をカットしなくてもよい。
図17は、本発明の画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体の第7実施例を適用したレーザプリンタによる外装用紙画像形成制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第6実施例のレーザプリンタ300と同様のレーザプリンタに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、第6実施例の説明で餅田符号をそのまま用いて説明する。また、上記第6実施例の図13の外装用紙画像形成制御処理のフローチャートと同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付してその説明を簡略化する。
本実施例のレーザプリンタは、ホスト装置HSから受信した背表紙512用の画像のサイズが本文501の厚さに基づいて決定した背表紙512の描画領域よりも大きいと、背表紙512用の画像サイズを該決定した背表紙512の描画領域に合わせて変倍して、背表紙512の画像を印刷する。
すなわち、レーザプリンタ300は、そのコントローラ310が、図17に示すように、ホスト装置HSから受信した製本対象の本文501の各ページの印刷データを順次RAM317にビデオデータに変換してメモリ画像として展開して、エンジンプリンタ340で本文501用の用紙に印刷して(ステップS1001〜S1004)、本文最終ページまで印刷すると、本文501の全ページの印刷で用いた用紙の種別とその用紙枚数からNVRAM318の用紙厚さテーブルを参照して、外装用紙510の背表紙512の幅(背表紙幅)HW4を決定する(ステップS1005)。
コントローラ310は、該決定した背表紙幅HW4から外装用紙510の表紙511、背表紙512及び裏表紙513の描画領域を決定し(ステップS1006)、外装用紙510の表紙511、背表紙512及び裏表紙513の描画領域を決定すると、外装用紙P510用の印刷データを、ビデオデータに変換して、RAM317上に表紙511、背表紙512及び裏表紙513用のメモリ画像として展開する(ステップS1007)。
コントローラ310は、該展開した背表紙512用のメモリ画像のサイズがステップS1006で決定した背表紙512用の描画領域のサイズよりも大ききかチェックし(ステップS1201)、背表紙512用のメモリ画像のサイズが描画領域のサイズよりも大きいと、該背表紙512用のメモリ画像を、該描画領域のサイズに合わせて変倍して、RAM317上にビデオデータを作成してメモリ画像として展開し直す(ステップS1202)。この変倍処理においては、背表紙512用のメモリ画像のサイズと描画領域のサイズの大きさによって画像を拡大する場合と画像を縮小する場合があり、画像の拡大処理では、例えば、画素の挿入によって行い、画像の縮小処理では、画素の間引きによって行う。
コントローラ310は、該展開し直した背表紙512用のメモリ画像及び表紙511と裏表紙513のメモリ画像をプリンタエンジン340に転送して、プリンタエンジン340が、指定の給紙トレイの外装用紙に該メモリ画像を印刷出力して、該画像を印刷した外装用紙510を製本機400に送り(ステップS1008)、製本機400が、本文501の用紙を該印刷済の外装用紙510で包んで、断裁して製本した後、製本排紙部に排出する(ステップS1009)。
このように、本実施例のレーザプリンタ300は、背表紙512用の画像情報(メモリ画像)のサイズと特定された背表紙512用の描画領域(背表紙用画像形成領域)のサイズを比較して、該背表紙512用のメモリ画像のサイズと該背表紙512用の描画領域のサイズが異なると、該背表紙512用のメモリ画像を該背表紙512用の描画領域のサイズに合わせて変倍処理し、該変倍処理した背表紙512用のメモリ画像を用いて該背表紙512用の描画領域に印刷(画像形成)している。
したがって、少なくとも本文を包む外装用紙510の背表紙512用のメモリ画像が背表紙512の描画領域からはみ出すのをより一層適切に防止して、背表紙512の描画領域への印刷をより一層適切に行うことができ、外装用紙510の画像品質をより一層向上させることができる。
なお、表紙511用のメモリ画像や裏表紙513用のメモリ画像サイズが、それぞれの描画領域のサイズよりも大きい場合には、各メモリ画像をその描画領域にセンタリングしてRAM317上に展開させて印刷すると、背表紙512のメモリ画像と重なり合って印刷されることとなるため、これらの表紙511用のメモリ画像及び裏表紙513のメモリ画像についても、その描画領域のサイズに合わせて変倍処理するようにしてもよい。
また、上記説明においては、背表紙512用のメモリ画像のサイズがその描画領域のサイズよりも大きい場合、また、表紙511用のメモリ画像や裏表紙513用のメモリ画像サイズが、それぞれの描画領域のサイズよりも大きい場合について説明したが、逆に、背表紙512用のメモリ画像のサイズがその描画領域のサイズよりも小さい場合、また、表紙511用のメモリ画像や裏表紙513用のメモリ画像サイズが、それぞれの描画領域のサイズよりも小さい場合にも、同様に、それぞれのメモリ画像をそれぞれの描画領域のサイズに合わせて変倍処理してもよい。
さらに、上記変倍処理においては、メモリ画像の幅と高さを描画領域の対応する幅と高さにそれぞれ合わせて変倍するものとしているが、メモリ画像の幅と高さが、その描画領域の対応する幅と高さとのずれ量が異なる場合には、メモリ画像の幅と高さのうち一方がその描画領域の対応する幅または高さに一致するサイズに変倍処理しても、メモリ画像の幅または高さがその描画領域の幅または高さとは異なることとなる。この場合、メモリ画像の幅と高さのうち、該メモリ画像を描画領域の幅または高さのサイズと一致させて変倍した場合に、該一致させていないメモリ画像の幅または高さが描画領域の対応する幅または高さよりも小さいサイズとなるように、変倍処理を行う。
図18及び図19は、本発明の画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体の第8実施例を示す図であり、図18は、本実施例を適用したレーザプリンタのNVRAM318に格納されているフォントサイズテーブルの一例を示す図、図19は、本実施例を適用したレーザプリンタによる外装用紙画像形成制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第6実施例のレーザプリンタ300と同様のレーザプリンタに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、第6実施例の説明で餅田符号をそのまま用いて説明する。また、上記第6実施例の図13の外装用紙画像形成制御処理のフローチャートと同様の処理ステップには、同一のステップナンバを付してその説明を簡略化する。
本実施例のレーザプリンタは、本文501の厚さ等に基づいて決定した背表紙512の描画領域の大きさに基づいて背表紙512の画像のフォントサイズを決定して印刷する。
本実施例のレーザプリンタ300は、そのNVRAM318に、図18に示すようなフォントサイズテーブル350を格納しており、フォントサイズテーブル350は、背表紙幅と該背表紙幅の背表紙512の印刷に用いるフォントサイズを対応させたテーブルである。すなわち、背表紙512の印刷に用いられるフォントサイズは、その背表紙512の幅に適したフォントサイズがあり、この背表紙512の幅とフォントサイズを予めフォントサイズテーブル350としてNVRAM318に格納して、決定した背表紙512の幅に基づいてフォントサイズテーブル350を参照して背表紙512の印刷で用いるフォントサイズを決定して、背表紙512の画像を印刷する。
すなわち、レーザプリンタ300は、図19に示すように、ホスト装置HSから受信した製本対象の本文501の各ページの印刷データを順次RAM317にビデオデータに変換してメモリ画像として展開して、エンジンプリンタ340で本文501用の用紙に印刷して(ステップS1001〜S1004)、本文最終ページまで印刷すると、本文501の全ページの印刷で用いた用紙の種別とその用紙枚数からNVRAM318の用紙厚さテーブルを参照して、外装用紙510の背表紙512の幅(背表紙幅)を決定する(ステップS1005)。
レーザプリンタ300は、該決定した背表紙幅から外装用紙510の表紙511、背表紙512及び裏表紙513の描画領域を決定し(ステップS1006)、外装用紙510の表紙511、背表紙512及び裏表紙513の描画領域を決定すると、該決定した背表紙512の描画領域の幅に合わせて該背表紙512で用いるフォントサイズを選択する(ステップS1301)。すなわち、レーザプリンタ300は、背表紙512の描画領域の幅を決定すると、該背表紙512の描画領域の幅に基づいてNVRAM318のフォントサイズテーブル350を参照して、該背表紙512の描画領域の幅に対応するフォントサイズを選択して、該フォントサイズを背表紙512の印刷に用いるフォントのフォントサイズとして決定する。
レーザプリンタ300は、外装用紙P510用の印刷データを、ビデオデータに変換して、RAM317上に表紙511、背表紙512及び裏表紙513用のメモリ画像として展開する(ステップS1007)。このとき、レーザプリンタ300は、背表紙512の印刷データのビデオデータへの変換においては、上記ステップS1301で決定したフォントサイズのフォントを用いる。
レーザプリンタ300は、該展開した背表紙512用のメモリ画像及び表紙511と裏表紙513のメモリ画像をプリンタエンジン340に転送して、プリンタエンジン340が、指定の給紙トレイの外装用紙510に該メモリ画像を印刷出力して、該画像を印刷した外装用紙510を製本機400に送り(ステップS1008)、製本機400が、本文501の用紙を該印刷済の外装用紙510で包んで、断裁して製本した後、製本排紙部に排出する(ステップS1009)。
このように、本実施例のレーザプリンタ300は、特定された背表紙512用の描画領域のサイズに基づいて背表紙512用のメモリ画像のフォントサイズを選択して該背表紙512の描画領域への印刷を行っている。
したがって、背表紙512のサイズに適したフォントサイズを選択して印刷することができ、より一層画像品質を向上させることができる。
なお、上記説明では、背表紙512で用いるフォントサイズについて説明したが、表紙511や裏表紙513の印刷で用いるフォントサイズについても、表紙511や裏表紙513の描画領域の大きさに基づいてフォントサイズを決定するようにしてもよい。
また、上記説明では、背表紙512の幅に基づいてフォントサイズを決定しているが、背表紙512の幅と高さに基づいて、フォントの縦横のサイズや線幅等を決定するようにしてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、本文の厚さに合わせて外装用紙の背表紙等を印刷する画像形成装置、画像形成装置の制御方法、画像形成装置の制御プログラム及び記憶媒体に利用することができる。
本発明の第1実施例を適用した画像形成装置の全体構成を示すブロック図。 本実施例に係る用紙テーブルに含まれる情報例を示す図。 本実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート。 本実施例に係る画像読取装置が受信する印刷ジョブに含まれる情報例を示す図。 本実施例に係る文書束及び外装用紙を模式的に示す斜視図。 本実施例に係る外装用紙を模式的に示す平面図である。 本発明の第2実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート。 本発明の第3実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート。 本発明の第4実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート。 本発明の第6実施例を適用したレーザプリンタ及び製本機の概略構成正面図。 図10のレーザプリンタのブロック構成図。 図10の製本機による製本動作の説明図。 図11のレーザプリンタによる外装用紙画像形成制御処理を示すフローチャート。 図10の製本機による本文の断裁処理の説明図。 図10の製本機による外装用紙の表紙、背表紙及び裏表紙の描画領域と断裁処理の説明図。 図11のレーザプリンタによる画像カット処理を伴う外装用紙画像形成制御処理を示すフローチャート。 本発明の第7実施例を適用したレーザプリンタによる画像変倍処理を伴う外装用紙画像形成制御処理を示すフローチャート。 本発明の第8実施例を適用したレーザプリンタに格納されているフォントサイズテーブルの一例を示す図。 本発明の第8実施例を適用したレーザプリンタによるフォントサイズ制御処理を伴う外装用紙画像形成制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 画像形成装置
2 製本機
3 文書束
4 外装用紙
4a 表紙面
4b 背表紙面
4c 裏表紙面
4d 余白面
100 スキャナユニット
101 ADF
102 撮像部
103 排紙トレイ
110 コントローラ
111 主制御部
112 画像処理部
113 用紙テーブル
114 入力制御部
115 エンジン制御部
116 後処理制御部
120 プリンタユニット
121 給紙トレイ
122 プリントエンジン
123 排紙トレイ
130 ホストI/F
140 ディスプレイパネル
201 コントローラ
202 製本エンジン
203 排出トレイ
300 レーザプリンタ
301 本体部
302 本体給紙部
310 コントローラ
330 操作パネル
340 プリンタエンジン
311 ホストI/F
312 プログラムROM
313 フォントROM
314 パネルI/F
315 大容量記憶装置
316 CPU
317 RAM
318 NVRAM
319 エンジンI/F
320 オプションRAM
321 バス
350 フォントサイズテーブル
400 製本機
401 糊付け部
402 断裁部
501 本文(中紙)
511 表紙
512 背表紙
513 裏表紙
510 外装用紙
501G 本文画像領域
HS ホスト装置

Claims (17)

  1. 紙束をその紙面に垂直な方向に一枚の外装用紙で挟んで製本する製本機と接続可能な画像形成装置であって、前記製本された外装用紙において背表紙となる領域の幅であって前記紙束の厚さ方向の幅に関する背表紙幅情報を製本前に取得する背表紙幅情報取得手段と、前記取得された背表紙幅情報を用いて前記製本された外装用紙において背表紙となる領域を含む画像形成領域を特定する画像形成領域特定手段と、前記特定された画像形成領域に対して画像形成を実行する画像形成手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置本体に搬送する用紙を収容する給紙トレイを更に有し、前記画像形成手段は、前記給紙トレイから搬送された用紙に対して画像形成を実行することにより前記紙束を生成し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記紙束に含まれる用紙の枚数と前記用紙の厚さとに基づいて前記背表紙幅情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 夫々異なる種類の用紙を格納する複数の給紙トレイと、前記複数の給紙トレイに格納された用紙の厚さ情報を格納する用紙情報テーブルとを有し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記給紙トレイに格納された用紙への画像形成実行命令に応じて前記用紙情報テーブルから当該画像形成動作に用いられる用紙の厚さ情報を取得することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出手段を更に有し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記検出された用紙の厚さに基づいて前記背表紙幅情報を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段は、前記用紙に対する画像形成実行命令に含まれる画像情報から画像形成情報を生成する画像処理手段と、前記画像形成情報に基づいて画像形成を実行する画像形成実行手段とを有し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記画像形成情報の生成結果に基づいて前記紙束に含まれる用紙の枚数を特定することを特徴とする請求項2乃至4いずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置に接続された前記製本機の種類に応じて、前記画像形成情報の生成を完了した後、前記紙束の画像形成を先に実行するか前記外装用紙の画像形成を先に実行するか判断することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記紙束の画像形成において用いられる前記用紙の枚数をカウントする手段を更に有し、前記背表紙幅情報取得手段は、前記カウントされた用紙の枚数に基づいて前記紙束に含まれる用紙の枚数を特定することを特徴とする請求項2乃至4いずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記背表紙幅情報取得手段は、前記画像形成装置に接続された装置であって前記紙束の厚さを検出する紙束厚さ検出手段を有する他の装置から当該紙束の厚さ情報を取得し、前記取得した紙束の厚さ情報に基づいて前記背表紙幅情報を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記外装用紙への画像形成実行命令において指定されている用紙のサイズが前記特定された画像形成領域のサイズを満たさない場合、警告を発することを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記取得された背表紙幅情報に基づく情報を視覚的に表示する表示手段と、前記表示された情報に基づいてユーザが背表紙幅修正情報を入力する入力手段とを更に有し、前記画像形成領域特定手段は、前記取得された背表紙幅情報と前記入力された背表紙幅修正情報とに基づいて前記画像形成領域を特定することを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記背表紙幅情報取得手段は、前記背表紙幅修正情報に関する情報を格納し、前記格納された背表紙幅修正情報に基づいて前記取得した背表紙幅情報を修正することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成装置は、前記背表紙用の画像情報のサイズと前記画像形成領域特定手段によって特定された背表紙用画像形成領域のサイズを比較して、該背表紙用画像情報の方が大きいと、該背表紙用画像情報のうち該背表紙用画像形成領域に対応する画像情報部分のみを取り出して前記画像形成手段に該背表紙用画像形成領域に画像形成させる制御手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成装置は、前記背表紙用の画像情報のサイズと前記画像形成領域特定手段によって特定された背表紙用画像形成領域のサイズを比較して、該背表紙用画像情報のサイズと該背表紙用画像形成領域のサイズが異なると、該背表紙用画像情報を該背表紙用画像形成領域のサイズに合わせて変倍処理し、該変倍処理した背表紙用画像情報を用いて前記画像形成手段に該背表紙用画像形成領域に画像形成させる制御手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記画像形成装置は、前記画像形成領域特定手段によって特定された背表紙用画像形成領域のサイズに基づいて前記背表紙用画像情報のフォントサイズを選択するフォントサイズ選択手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 紙束をその紙面に垂直な方向に一枚の外装用紙で挟んで製本する製本機と接続可能な画像形成装置の制御方法であって、前記製本された外装用紙において背表紙となる領域の幅であって前記紙束の厚さ方向の幅に関する背表紙幅情報を製本前に取得し、前記取得した背表紙幅情報を用いて前記製本された外装用紙において背表紙となる領域を含む画像形成領域を特定し、前記特定された画像形成領域に対して画像形成を実行することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  16. 画像形成装置に請求項1から請求項14のいずれかに記載の画像形成装置として機能させること、または、請求項15に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータが制御可能にプログラミングしたことを特徴とする画像形成装置の制御プログラム。
  17. 請求項16に記載の画像形成装置の制御プログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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