JP4940843B2 - 画像形成システム - Google Patents

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本発明は、画像が形成されたシートに対して後処理を実行する画像形成システムに関するものである。
近年、画像を形成したシートに対して製本処理やステープル処理等の後処理を実行する画像形成システムが登場してきている。このような画像形成システムによれば出力したシートを束ねたり、出力したシートで本を形成したりすることができるため、ユーザーにとって利便性がよい。
ところで、製本処理やステープル処理等の後処理は、その能力に限界がある。製本処理やステープル処理を実行する場合は、通常、画像が形成されたシートを一旦スタッカに集積し、集積したシートを1部として製本処理やステープル処理を実行する。しかし、シートを集積するスタッカは一定の集積容量しかないため、スタッカの集積容量以上のシート枚数に対して製本処理やステープル処理を実行出来ない。また、一定枚数以上のシート束に対しては針を通せず良好なステープル処理が実行できないという事情もある。
そこで、後処理を実行できるシート枚数か否かを判断するという技術がある。
特許文献1に記載の技術は、以下のような技術である。原稿束の原稿枚数を原稿センサにより検知してカウントし、原稿画像の記録された記録紙束の記録紙枚数を予め取得する。この取得した記録紙枚数と所定の判定値とを比較することにより記録紙束に対するステープル処理の可否を判別し、この判別結果を表示部に表示する。
特許文献1に記載の技術によれば、後処理が出来るかどうか予め判断できるため、記録紙ロスや作業ロスを抑制することができる。
特開2001−130826号公報
特許文献1に記載の技術は、ステープルの処理能力に基づいて予め設定された1つの判定値を用いてステープル可否の判別を行っている。しかし、後処理の能力が一つの判定値に基づいて判別できるとは限らず、シートへの印刷形式が片面印刷なのか両面印刷なのかによって後処理の能力が異なる場合があり得る。
例えば、シートに生じるカールが片面印刷か両面印刷かによって異なるため、後処理の能力が片面印刷か両面印刷かによって異なる場合があり得る。この点を詳しく説明する。
トナーによりシート上に画像を形成すると、シートにはカールが発生する場合が多い。トナーにより画像を形成しようとすると、トナーを熱により溶融させる必要があるため、その熱の影響でシートの表裏に収縮差が生じるためである。一般的に片面印刷のほうが両面印刷より大きくカールしやすい。
前述したように後処理を実行する場合は一定枚数のシートをスタッカに集積するわけであるが、カールが発生しているシートはスタッカにおいて占有する空間が多くなる。そのため、カールが大きい片面印刷のシートの方が両面印刷のシートより少ない枚数しかスタッカに集積することが出来ず、後処理も少ない枚数しか実行できない。もし片面印刷のシートを基準に後処理能力を判別してしまうと、両面印刷の場合はその基準よりも多くのシート枚数に対して後処理を実行することが出来るにもかかわらず後処理の制限がかけられてしまうため、ユーザーの要望を制限してしまう可能性がある。
従って、本発明の目的は、後処理を実行出来るかどうか適正に判断できる画像形成システムを提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明に係る画像形成システムは、
1.シートに画像を形成する画像形成部と、
画像が形成されたシートに対して後処理を実行する後処理部と、
基本となる印刷形式としてシートに対して片面印刷を行うか両面印刷を行うかを設定する基本の印刷形式の設定手段と、
前記基本の印刷形式の設定手段で設定した印刷形式とは異なる印刷形式を設定する挿入シートの印刷形式の設定手段と、
前記基本の印刷形式の設定手段により設定された基本となる印刷形式が両面印刷であれば、後処理されるシート1部において挿入される片面印刷のシート枚数を検出し、前記基本となる印刷形式が片面印刷であれば、後処理されるシート1部において挿入される両面印刷のシート枚数を検出する属性検出手段と、
前記属性検出手段により検出された前記挿入されるシート枚数を、予め設定された前記基本の印刷形式に対応したシート枚数に換算する換算手段と、
前記換算手段により換算したシート枚数を用いて、後処理されるシート1部当たりの前記基本の印刷形式におけるシート枚数を算出する算出手段と、
前記後処理部における前記基本の印刷形式の後処理可能枚数と、前記算出手段により算出されたシート枚数とを比較し、前記算出されたシート枚数が前記後処理可能枚数を超えた場合に、前記画像形成部によるシートへの画像形成を禁止すべく前記画像形成部を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成システムであり、また、
2.シートを収容するシート収容部と、
シートに画像を形成する画像形成部と、
画像が形成されたシートに対して後処理を実行する後処理部と、
基本となる印刷形式としてシートに対して片面印刷を行うか両面印刷を行うかを設定する基本の印刷形式の設定手段と、
前記基本の印刷形式の設定手段で設定した印刷形式とは異なる印刷形式を設定する挿入シートの印刷形式の設定手段と、
前記シート収容部から排出される次のシートに対して、前記挿入シートの印刷形式の設定手段により設定された基本の印刷形式と異なる印刷形式により画像が形成されるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により次のシートが前記基本の印刷形式と異なる、前記挿入シートの印刷形式により画像が形成されると判断された場合、次のシート1枚分を予め設定された前記基本の印刷形式に対応したシート枚数に換算する換算手段と、
前記換算手段により換算したシート枚数を用いて、後処理されるシート1部当たりの前記基本の印刷形式のシート枚数を算出する算出手段と、
前記後処理部における前記基本の印刷形式の後処理可能枚数と、前記算出手段により算出されたシート枚数とを比較し、前記算出手段により算出されたシート枚数が前記後処理可能枚数を超えた場合に、前記画像形成部による次のシートへの画像形成を禁止すべく前記画像形成部を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成システムであり、また、
3.前記後処理部における前記基本の印刷形式による後処理可能枚数と、前記算出手段により算出されたシート枚数とを比較し、前記算出手段により算出されたシート枚数が前記後処理可能枚数を超えた場合に、警告メッセージを表示する表示手段を有することを特徴とする前記1又は2に記載の画像形成システムであり、また、
4.前記後処理部は画像が形成されたシートに対してステープル処理を実行することを特徴とする前記1〜3の何れか1項に記載の画像形成システムであり、また、
5.前記後処理部は画像が形成されたシートに対して表紙でコの字状に覆う製本処理を実行することを特徴とする前記1〜3の何れか1項に記載の画像形成システムである。
本発明に係る画像形成システムによれば、後処理を実行出来るかどうか適正に判断できる。
図1は、画像形成システムの中央断面図である。
画像形成システムは画像形成装置A及び後処理装置Bを有し、画像形成装置Aと後処理装置Bは接続されている。
画像形成装置Aは電子写真方式によりシートS1に画像を形成するものであり、画像形成部A1、自動原稿搬送装置(ADF)A2、画像読取部A3を有する。画像形成部A1において、ドラム状の感光体1の周囲に帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写装置5A、分離装置5B及びクリーニング装置6が配置されており、帯電、露光、現像及び転写の各プロセスが実行され、シートS1にトナー像が形成される。
シート収容部として機能する給紙トレイ7Aには各々シートS1が収納されており、給紙トレイ7AからシートS1が1枚ずつ排出され、画像形成部A1へ搬送される。トナー像が転写されたシートS1は定着装置8において定着処理される。シートS1に片面印刷をする場合、定着処理されたシートS1はそのまま排紙ローラ7Bから画像形成装置Aの外へ排出される。一方、シートS1に両面印刷をする場合、定着処理されたシートS1は再給紙路7Cに搬送され、シートS1の裏面側にトナー像が形成される。
後処理装置Bは、画像形成装置Aから送り出されたシートS1に対して製本処理やステープル処理等の後処理を実行する。後処理装置Bは中間スタッカ30、後処理部として機能する製本スタッカ40、塗布部50、表紙を接合する接合部70を有し、更に搬送ローラ等により構成される搬送部10、排紙皿20、表紙収納部60、本排出部80を有する。
画像形成装置Aから後処理装置Bへ搬送されてきたシートS1は、搬送部10に設けられた切り替えゲート11により、排出路12を経て排紙皿20に排出されるか又は中間スタッカ30に搬送される。排紙皿20には後処理装置Bにおいて後処理を実行しない場合にシートS1が排出される。
後処理装置Bにおいて製本処理を実行する場合、シートS1は搬送経路13を経て中間スタッカ30に搬送される。中間スタッカ30ではシートS1が一時的に集積され、製本スタッカ40の受取準備が整うと、中間スタッカ30で集積されたシートS1の束が製本スタッカ40へ搬送される。製本スタッカ40では中間スタッカ30から搬送されたシートS1の束を整合する。なお、ステープル処理も製本スタッカ40において行われる。
1部の冊子枚数分のシートS1が集積されると製本スタッカ40が回転し、シートS1の束がほぼ垂直状態で保持される。そしてシートS1の束の背部である下面に塗布部50によって接着剤が塗布され、接合部70においてシートS1の束に表紙収納部60から搬送された表紙S2が接触し接着される。シートS1の束に表紙S2が接着されて作成された冊子は本排出部80に排出される。
図2及び図3は後処理装置Bにおける中間スタッカ30及び製本スタッカ40の拡大図である。図2は製本スタッカ40がシートS1を中間スタッカ30から受け取る位置にある状態を表し、図3は塗布部50がシートS1の束に接着剤を塗布する状態を表している。
製本スタッカ40は、図示しない駆動手段により回動されることにより、図2で示されるシートS1の中間スタッカ30からの受取位置と垂直状態である後処理実行位置との間を移動する。
前述したように、製本処理を実行する場合、画像形成装置Aから送り出されたシートS1は搬送経路13を通じて中間スタッカ30へ搬送される。中間スタッカ30と製本スタッカ40の間にはストッパー31が設置されている。製本スタッカ40の受取準備が整うと、ストッパー31が規制位置である実線の位置から破線の位置へ移動(解除)し、中間スタッカ30に集積されたシートS1が製本スタッカ40へ移動する。なお、製本スタッカ40の受取準備が整ったか否かは、製本スタッカ40が受取位置への移動を完了したことに基づき判断している。
製本スタッカ40へのシートS1の移動が終了すると、ストッパー31が再度実線の位置に戻り、画像形成装置Aから送り出されたシートS1の中間スタッカ30への集積が再開される。
後処理装置Bにおいて製本処理やステープル処理等の後処理を実行する場合は一定枚数のシートを中間スタッカ30や製本スタッカ40に集積するわけであるが、カールが発生しているシートS1は中間スタッカ30等において占有する空間が多くなる。そのため、カールが大きい片面印刷のシートS1の方が両面印刷のシートS1より少ない枚数しか中間スタッカ30等に集積することが出来ず、後処理も少ない枚数しか実行できない。もし片面印刷のシートを基準に後処理装置Bにおける後処理能力を判別してしまうと、両面印刷の場合はその基準よりも多くのシート枚数に対して後処理を実行することが出来るにもかかわらず後処理の制限がかけられてしまうため、ユーザーの要望を制限してしまう可能性がある。従って、本発明は後処理を実行出来るかどうか適正に判断できるようにしたものであり、以下内容を詳しく説明する。
まず、画像形成システムにおける制御系のブロック図を図4を用いて説明する。
画像形成装置Aにはパソコン等の端末であるPCと製本装置Bが接続されている。PCからLAN等の通信回線経由で画像がプリントコントローラA5に入力されると、CPU101(決定手段、算出手段、制御手段、属性検出手段、判断手段、換算手段)がDRAM制御IC102、圧縮・伸長IC103を機能させ、入力画像が画像メモリ104における圧縮メモリに保存される。
一方、原稿が画像読取部A3によって読み取られ画像が入力されると、入力画像が読取処理部108によって処理され、同様に画像メモリ104における圧縮メモリに保存される。
保存された画像をシートS1に形成する場合は、圧縮された画像を圧縮・伸長IC103により伸長させ、画像メモリ104におけるページメモリに展開する。そしてページメモリに展開された画像をもとにCPU101が画像形成部A1における画像形成制御部を制御し、画像をシートS1に形成する。CPU101には画像メモリ104のほか、画像形成システムにおける一連の動作を行うためのプログラムが記憶されたプログラムメモリ105、システムメモリ106、不揮発メモリ107が接続されている。製本装置Bの製本装置制御部B1は画像形成部A1の画像形成制御部と接続されており、画像形成部A1との関係で製本処理等の後処理を実行する。
図5〜図8は操作表示部A4における設定画面の詳細図である。
画像形成システムにおいて印刷を実行する場合は、図5〜図8に示す操作表示部A4において印刷条件を設定する。
図5は設定手段、表示手段として機能する操作表示部A4の基本画面を示す。A41では原稿形式と出力の基本となる印刷形式を選択する。例えば「両面−両面」の設定釦を押すと両面原稿を両面印刷で出力することとなる。
製本処理等の後処理を実行する場合は、まず応用機能釦A42を押す。応用機能釦A42が押されると図6に示すように応用機能に関する設定画面が表示され、次に設定画面における後処理釦A43を押す。後処理釦A43が押されると図7に示すように後処理に関する設定画面が表示される。例えばシートS1を表紙S2でコの字状に覆う製本処理を実行する場合は、設定画面におけるくるみ綴じの釦を押す。
ところで出力の基本となる印刷形式と異なる印刷形式を途中の頁に挿入したい場合、例えば出力の基本となる印刷形式は両面印刷であるが、途中に片面印刷の頁を入れたい場合があり得る。その場合は図6における出力形式設定釦A44を押し、図8に示す設定画面で詳細を設定する。図8の設定画面では挿入したい印刷形式と、その印刷形式を挿入するページ番号を入力する。例えば基本は両面印刷であるが、途中の頁に片面印刷の頁を挿入したい場合、片面印刷釦A45を押し、入力したいページ番号をテンキーで入力する。図8に示す設定画面ではP5〜P8が挿入されるページとなっている。
以下、片面印刷、両面印刷の設定内容により後処理が実行できるかどうか判断する動作について説明する。
図9は原稿の読取が完了してから印刷動作(複写)を実行する場合に後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。
まず、操作表示部A4において後処理の種類(製本処理など)や出力形式(片面印刷など)等の印刷条件を設定し(ステップS1)、画像形成装置Aに設置されているスタート釦を押して印刷ジョブを開始する(ステップS2)。
次に操作表示部A4で設定されたシートへの出力形式が片面印刷か否か判断する(ステップS3)。この判断は操作表示部A4を通じて設定された印刷条件の情報をもとにCPU101が判断する。
シートへの出力形式が片面印刷の場合は片面印刷用のリミット値を不揮発メモリ107から取得し(ステップS4)、片面印刷ではない場合、つまり両面印刷の場合は両面印刷用のリミット値を不揮発メモリ107から取得する(ステップS5)。このリミット値は後処理が可能な最大シート枚数(後処理可能枚数)であり、設定された印刷条件の情報をもとにCPU101がリミット値を決定する。ステップS4、S5で取得した各々のリミット値を基準として後処理が可能か否かCPU101が判断する。
片面印刷用のリミット値又は両面印刷用のリミット値を取得すると、原稿の読取動作を開始し(ステップS6)、原稿の読取が完了したと判断すると(ステップS7;Yes)出力するシート1部当たりのシート枚数を算出する(ステップS8)。この算出したシート枚数は後処理が可能か否かを判断するために使用される数値である。画像読取部A3により読み取られた原稿の画像情報は属性情報(シートサイズ、モード情報、後処理情報等)とともに1頁毎にページメモリに格納されており、1部当たりのシート枚数はページメモリに記憶されたページの数と、出力する印刷形式の情報(片面印刷or両面印刷)に基づいてCPU101が算出する。
1部当たりのシート枚数を算出すると、ステップS4、S5で取得したリミット値と1部当たりのシート枚数を比較する(ステップS9)。リミット値より1部当たりのシート枚数が少なければ製本処置等の後処理が可能であると判断し、読み取った原稿の画像情報に基づいて印刷を開始する(ステップS10)。そして1部当たりの印刷が完了すると(ステップS11)、製本処理等の後処理を実行する(ステップS12)。一方、リミット値より1部当たりのシート枚数が多ければ図10に示すように操作表示部A4に警告メッセージを表示し(ステップS13)、シートへの画像形成及び後処理の実行を禁止する。一連の動作はCPU101が画像形成部A1等を制御する。
以上説明した図9のフローチャートでは原稿を複写する際の判断動作を説明したが、画像形成システムがPCから画像データを受信してプリントする場合の判断動作を図11に示す。図11で示すフローチャート図と図9のフローチャート図は同様な方法により後処理可否を判断している。図11で示すフローチャートでは原稿を読み取る代わりにデータを受信し(ステップS21)、その受信したデータをシートに印刷する際に後処理可否を判断している。
以上図9及び図11で説明したように、出力する印刷形式が片面印刷か両面印刷かによって後処理可否の基準となるリミット値を変え、そのリミット値と1部当たりのシート枚数を比較することにより後処理を実行できるか否か判断する。このようにすれば片面印刷、両面印刷の各々の印刷形式で適正に後処理が実行出来るかどうか判断できる。
図12は原稿の読取を開始するとともに印刷動作(複写)を開始する場合に後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。
まず、操作表示部A4において後処理の種類(製本処理など)や出力形式(片面印刷など)等の印刷条件を設定し(ステップS31)、画像形成装置Aに設置されているスタート釦を押して印刷ジョブを開始する(ステップS32)。
次に操作表示部A4で設定されたシートへの出力形式が片面印刷か否か判断する(ステップS33)。シートへの出力形式が片面印刷の場合は片面印刷用のリミット値を不揮発メモリ107から取得し(ステップS34)、片面印刷ではない場合、つまり両面印刷の場合は両面印刷用のリミット値を不揮発メモリ107から取得する(ステップS35)。このリミット値は後処理が可能な最大シート枚数(後処理可能枚数)である。
片面印刷用のリミット値又は両面印刷用のリミット値を取得すると、原稿の読取動作を開始し(ステップS36)、画像形成システム1から出力されるシートの生産性を向上するためにシートへの画像形成(印刷)も並行して開始する(ステップS37)。
そして原稿の読取が完了したと判断すると(ステップS38;Yes)、出力するシート1部当たりのシート枚数を算出する(ステップS38)。画像読取部A3により読み取られた原稿の画像情報は属性情報(シートサイズ、モード情報、後処理情報等)とともに1頁毎にページメモリに格納されており、1部当たりのシート枚数はページメモリに記憶されたページの数と、出力する印刷形式の情報(片面印刷or両面印刷)に基づいてCPU101が算出する。
1部当たりのシート枚数を算出すると、ステップS34、S35で取得したリミット値と1部当たりのシート枚数を比較する(ステップS39)。リミット値より1部当たりのシート枚数が少なければ製本処置等の後処理が可能であると判断し、印刷が完了するまで印刷動作を継続する。1部当たりの印刷が完了すると(ステップS41)、製本処理等の後処理を実行する(ステップS42)。一方、リミット値より1部当たりのシート枚数が多ければ、そのように判断された以降の印刷動作(シートへの画像形成)を禁止し(ステップS43)、図10に示すように操作表示部A4に警告メッセージを表示する(ステップS44)。一連の動作はCPU101が画像形成部A1等を制御する。
以上説明した図12のフローチャートでは原稿を複写する際の判断動作を説明したが、画像形成システムがPCから画像データを受信してプリントする場合の判断動作を図13に示す。図13で示すフローチャート図と図12のフローチャート図は同様な方法により後処理可否を判断している。図13で示すフローチャートでは原稿を読み取る代わりにデータを受信し(ステップS51)、その受信したデータをシートに印刷する際に後処理可否を判断している。
以上図12及び図13で説明したように、原稿の読取やデータの受信と並行して印刷動作を実行する場合でも、出力する印刷形式が片面印刷か両面印刷かによって後処理可否の基準となるリミット値を変え、そのリミット値と1部当たりのシート枚数を比較することにより後処理を実行できるか否か判断する。このようにすれば片面印刷、両面印刷の各々の印刷形式で適正に後処理が実行出来るかどうか判断できる。
次に出力されたシート1部において片面印刷と両面印刷が混在している場合の後処理可否の判断を図14〜図19を用いて説明する。
図14は原稿の読取が完了してから印刷動作(複写)を実行する場合に後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。
まず、操作表示部A4において後処理の種類(製本処理など)や出力形式(片面印刷など)等の印刷条件を設定する(ステップS71)。本フローチャートでは基本となる印刷形式を操作表示部A4の片/両面選択釦A41において両面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を操作表示部A4の出力形式設定釦A44を押して片面印刷と設定した場合を考える。印刷条件を設定したら画像形成装置Aに設置されているスタート釦を押して印刷ジョブを開始する(ステップS72)。
次に原稿の読取動作を開始し(ステップS73)、原稿の読取が完了したと判断すると(ステップS74;Yes)、出力するシート1部における片面印刷の枚数を検出する(ステップS76)。つまり、基本の印刷形式とは異なる印刷形式のシート枚数を検出する。片面印刷したシートのカール量は両面印刷したシートのカール量と異なるため、すべて両面印刷されたシート1部が中間スタッカ30等において占有する空間と、両面印刷されたシートと片面印刷されたシートを含むシート1部が中間スタッカ30等において占有する空間は異なる。つまり後処理可能な枚数(リミット値)が異なってくる。従って、片面印刷と両面印刷が混在している場合は設定された印刷条件や片面印刷又は両面印刷のシート枚数からリミット値を決定し、そのリミット値を基準として後処理が実行出来るかどうか判断する必要がある。本フローチャートでは基本となる印刷形式を両面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を片面印刷と設定したため、ステップS73では挿入される片面印刷の枚数を検出する。1部における片面印刷の枚数はページメモリに記憶されたページ毎の属性情報に基づいてCPU101が検出する。
1部における片面印刷の枚数を検出すると、その検出結果に基づきリミット値を決定する(ステップS76)。図15に示すような片面印刷の枚数によりリミット値が異なるテーブルが不揮発メモリ107に記憶されており、このテーブルを参照してリミット値をCPU101が決定する。
次に1部当たりのシート枚数を算出する(ステップS77)。1部当たりのシート枚数はページメモリに記憶されたページの数と、出力する印刷形式の情報(片面印刷or両面印刷)に基づいてCPU101が算出する。
1部当たりのシート枚数を算出すると、ステップS76で決定したリミット値と1部当たりのシート枚数を比較する(ステップS78)。リミット値より1部当たりのシート枚数が少なければ製本処置等の後処理が可能であると判断し、読み取った原稿の画像情報に基づいて印刷を開始する(ステップS79)。そして1部当たりの印刷が完了すると(ステップS80;Yes)、製本処理等の後処理を実行する(ステップS81)。一方、リミット値より1部当たりのシート枚数が多ければ図10に示すように操作表示部A4に警告メッセージを表示し(ステップS82)、シートへの画像形成及び後処理の実行を禁止する。一連の動作はCPU101が画像形成部A1等を制御する。
ところで本フローチャートでは基本となる印刷形式を両面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を片面印刷と設定した場合を考えたが、基本となる印刷形式を片面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を両面印刷と設定した場合でも同様に考えられる。この場合はステップS75において片面印刷の枚数ではなく両面印刷の枚数を検出し、その検出結果に基づきリミット値を決定するようにしてもよい。
図14のフローチャートでは原稿を複写する際の判断動作を説明したが、画像形成システムがPCから画像データを受信してプリントする場合の判断動作を図16に示す。図16で示すフローチャート図と図14のフローチャート図は同様な方法により後処理可否を判断している。図16で示すフローチャートでは原稿を読み取る代わりにデータを受信し(ステップS91)、その受信したデータをシートに印刷する際に後処理可否を判断している。
以上図14及び図16で説明したように、出力するシート1部において片面印刷と両面印刷が混在している場合に片面印刷又は両面印刷のシート枚数によりリミット値を変え、そのリミット値と1部当たりのシート枚数を比較することにより、後処理が可能か否か判断する。このようにすれば片面印刷、両面印刷の印刷条件によって後処理が実行出来るかどうか適正に判断できる。
図17はシート1枚を給紙する毎に後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。
まず、操作表示部A4において後処理の種類(製本処理など)や出力形式(片面印刷など)等の印刷条件を設定する(ステップS101)。本フローチャートでは基本となる印刷形式を操作表示部A4の片/両面選択釦A41において両面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を操作表示部A4の出力形式設定釦A44を押して片面印刷と設定した場合を考える。印刷条件を設定したら画像形成装置Aに設置されているスタート釦を押して印刷ジョブを開始する(ステップS102)。そして原稿の読取を開始し(ステップS103)、基本となる印刷形式である両面印刷用のリミット値を不揮発メモリ107から取得する(ステップS104)。
次に出力しようとする次頁の出力が片面印刷か否か判断する(ステップS105)。まだ1枚も印刷されていないければ次頁は最初の頁が該当し、もうすでに最初の頁が出力されていれば次頁は2頁を該当する。本フローチャートにおいて基本となる印刷形式は両面印刷であるが、後処理されるシート1部内に片面印刷が挿入されるとカールの影響等で後処理可能な最大シート枚数(リミット値)が異なってくる。従ってリミット値を変更するためにステップS105では片面印刷かどうか判断する。片面印刷かどうかの判断は、次頁のデータに関する属性情報に基づいてCPU101が判断する。
次頁の出力が片面印刷の場合は片面印刷のカウント値を1UPし(ステップS106)、片面印刷のカウント値を考慮してリミット値を変更する(ステップS107)。リミット値の変更は不揮発メモリ107に記憶されている図15に示すようなテーブルを参照して実行する。一方、次頁の出力が片面印刷ではない、つまり両面印刷である場合はリミット値を変更しない(ステップS108)。
そして給紙済みのシート枚数に1枚加算した総シート枚数を算出する(ステップS109)。ステップS109の動作はこれからシート1枚給紙しても後処理が可能か否か判断するために行うものである。例えば、まだ給紙済みのシートがなければ総シート枚数は1枚となり、すでに給紙済みのシートが10枚あれば総シート枚数は11枚となる。
そしてリミット値と総シート枚数を比較する(ステップS110)。リミット値より総シート枚数が少なければ次のシートを出力しても製本処理等の後処理は可能であるため、1枚給紙し、そのシートに対して印刷を実行する(ステップS111)。そして次頁のデータがある場合(ステップS112;Yes)、ステップS105からS110までの動作を繰り返し、次頁のデータがない場合(ステップS112;Yes)、出力したシート1部に対して後処理を実行する(ステップS113)。
一方、リミット値より総シート枚数が多ければ、これ以上出力しても後処理が実行できないものと判断できるため印刷動作(シートへの画像形成)を禁止し(ステップS114)、図10に示すように操作表示部A4に警告メッセージを表示する(ステップS115)。一連の動作はCPU101が画像形成部A1等を制御する。
ところで本フローチャートでは基本となる印刷形式を両面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を片面印刷と設定した場合を考えたが、基本となる印刷形式を片面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を両面印刷と設定した場合でも同様に考えられる。この場合はステップS105において次頁の出力が両面印刷のカウント値を1UPし、両面印刷のカウント値に基づいてリミット値を変更するようにしてもよい。
また、図17のフローチャートでは原稿を複写する際の判断動作を説明したが、画像形成システムがPCから画像データを受信してプリントする場合でも同様な判断動作が考えられる。
以上図17で説明したように、出力形式がシート1部において片面印刷と両面印刷が混在している場合にシート1枚を給紙する毎に後処理可否を判断すれば片面印刷、両面印刷の印刷条件によって後処理が実行出来るかどうか適正に判断できる。
図18は原稿の読取が完了してから印刷動作(複写)を実行する場合に図14とは異なる方法で後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。
まず、操作表示部A4において後処理の種類(製本処理など)や出力形式(片面印刷など)等の印刷条件を設定する(ステップS121)。本フローチャートでは基本となる印刷形式を操作表示部A4の片/両面選択釦A41において両面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を操作表示部A4の出力形式設定釦A44を押して片面印刷と設定した場合を考える。印刷条件を設定したら画像形成装置Aに設置されているスタート釦を押して印刷ジョブを開始する(ステップS122)。そして原稿の読取を開始し(ステップS123)、原稿の読取動作が完了するまで読取動作を継続する(ステップS124)。
そして原稿の読取動作が完了すると、1部当たりの片面印刷の枚数を検出する(ステップS125)。この検出はページメモリに記憶されている原稿のページ毎の属性情報に基づいてCPU101が検出する。1部当たりの片面印刷の枚数を検出すると、検出した片面印刷の枚数を両面印刷の枚数に換算して1部当たりのシート枚数を算出する(ステップS126)。これは後処理可能か否かを両面印刷用のリミット値を基準にして判断するために行う。片面印刷したシートのカール量は両面印刷したシートのカール量と異なるため、カール量を考慮して例えば片面印刷1枚分を両面印刷3枚分に換算する。そして換算した結果をもとに1部当たりのシート枚数(本フローチャートでは両面印刷のシート枚数)を算出する。この換算及び算出はCPU101が行う。
そして両面印刷用のリミット値を不揮発メモリ107から取得し(ステップS127)、リミット値と1部当たりのシート枚数を比較する(ステップS128)。リミット値より1部当たりのシート枚数が少なければ製本処置等の後処理が可能であると判断し、読み取った原稿の画像情報に基づいて印刷を開始する(ステップS129)。そして1部当たりの印刷が完了すると(ステップS130;Yes)、製本処理等の後処理を実行する(ステップS131)。一方、リミット値より1部当たりのシート枚数が多ければ図10に示すように操作表示部A4に警告メッセージを表示し(ステップS132)、シートへの画像形成及び後処理の実行を禁止する。一連の動作はCPU101が画像形成部A1等を制御する。
本フローチャートでは基本となる印刷形式を両面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を片面印刷と設定した場合を考えたが、基本となる印刷形式を片面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を両面印刷と設定した場合でも同様に考えられる。この場合はステップS125において1部当たりの両面印刷の枚数を算出して片面印刷の枚数に換算し、片面印刷用のリミット値と比較して後処理が可能か否か判断しても良い。
また、図18のフローチャートでは原稿を複写する際の判断動作を説明したが、画像形成システムがPCから画像データを受信してプリントする場合でも同様な判断動作が考えられる。
以上図18で説明したように、出力形式がシート1部において片面印刷と両面印刷が混在している場合に基本となる印刷形式のシート枚数に換算して後処理可否を判断すれば片面印刷と両面印刷が混在していても後処理が実行出来るかどうか適正に判断できる。
図19はシート1枚を給紙する毎に後処理可否を判断する図17とは異なる動作を説明するフローチャート図である。
まず、操作表示部A4において後処理の種類(製本処理など)や出力形式(片面印刷など)等の印刷条件を設定する(ステップS141)。本フローチャートでは基本となる印刷形式を操作表示部A4の片/両面選択釦A41において両面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を操作表示部A4の出力形式設定釦A44を押して片面印刷と設定した場合を考える。印刷条件を設定したら画像形成装置Aに設置されているスタート釦を押して印刷ジョブを開始する(ステップS142)。そして原稿の読取を開始し(ステップS143)、基本の印刷形式である両面印刷用のリミット値を不揮発メモリ107から取得する(ステップS144)。
そして次頁の出力が片面印刷か否か判断する(ステップS145)。まだ1枚も印刷されていないければ次頁は最初の頁が該当し、もうすでに最初の頁が出力されていれば次頁は2頁を該当する。次頁のデータに関する属性情報に基づいてCPU101が判断する。次頁の出力が片面印刷の場合は片面印刷のカウント値を1UPし(ステップS146)、次頁の出力が片面印刷ではない、つまり両面印刷である場合はリミット値を変更しない(ステップS145;No)。
次に片面印刷のカウント値を両面印刷の枚数に換算する(ステップS147)。これは後処理可能か否かを両面印刷用のリミット値を基準にして判断するために行う。片面印刷したシートのカール量は両面印刷したシートのカール量と異なるため、カール量を考慮して例えば片面印刷1枚分を両面印刷3枚分に換算する。例えば片面印刷のカウント値が6枚となっていれば、換算した両面印刷の枚数は18枚(6枚×3)となる。
次に次頁のシートを給紙済みとみなし、給紙済みの両面印刷の総シート枚数を算出する(ステップS148)。ステップS148の動作はこれからシート1枚給紙しても後処理が可能か否か判断するために行うものである。例えば、まだ給紙済みの両面印刷のシートがなく次頁の出力が両面印刷であれば総シート枚数は1枚(0枚+1枚)となり、すでに給紙済みの両面印刷のシートが10枚であり次頁の出力が片面印刷であれば、両面印刷に換算した3枚を加算して総シート枚数は13枚(10枚+3枚)となる。この換算及び算出はCPU101が行う。
そしてリミット値と総シート枚数を比較する(ステップS149)。リミット値より総シート枚数が少なければ次のシートを出力しても製本処理等の後処理は可能であるため、1枚給紙し、そのシートに対して印刷を実行する(ステップS150)。そして次頁のデータがある場合(ステップS151;Yes)、ステップS145からS149までの動作を繰り返し、次頁のデータがない場合(ステップS151;No)、出力したシート1部に対して後処理を実行する(ステップS152)。
一方、リミット値より総シート枚数が多ければ、これ以上出力しても後処理が実行できないものと判断できるため印刷動作(シートへの画像形成)を禁止し(ステップS153)、図10に示すように操作表示部A4に警告メッセージを表示する(ステップS154)。一連の動作はCPU101が画像形成部A1等を制御する。
ところで本フローチャートでは基本となる印刷形式を両面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を片面印刷と設定した場合を考えたが、基本となる印刷形式を片面印刷と設定し、途中の頁に挿入したい印刷形式を両面印刷と設定した場合でも同様に考えられる。この場合はステップS145において次頁の出力が両面印刷か判断し、両面印刷のカウント値を片面印刷の枚数に換算して片面印刷のリミット値と給紙済みの片面印刷の総シート枚数を比較するようにしてもよい。
また、図19のフローチャートでは原稿を複写する際の判断動作を説明したが、画像形成システムがPCから画像データを受信してプリントする場合でも同様な判断動作が考えられる。
以上図19で説明したように、出力形式がシート1部において片面印刷と両面印刷が混在している場合にシート1枚を給紙する毎に後処理可否を判断すれば片面印刷、両面印刷の印刷条件によって後処理が実行出来るかどうか適正に判断できる。
なお、本実施形態は画像形成装置Aと後処理装置Bが接続された画像形成システムとなっているが、画像形成装置Aと後処理装置Bが一体的となり、画像形成システム全体で1つの装置なっている形態であっても同様の効果を有する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、本発明は当該実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
画像形成システムの中央断面図である。 後処理装置Bにおける中間スタッカ30及び製本スタッカ40の拡大図である。 後処理装置Bにおける中間スタッカ30及び製本スタッカ40の拡大図である。 画像形成システムにおける制御系のブロック図である。 操作表示部A4における基本画面に関する説明図である。 操作表示部A4における応用機能の設定画面に関する説明図である。 操作表示部A4における後処理の設定画面に関する説明図である。 操作表示部A4における出力形式設定の設定画面に関する説明図である。 稿の読取が完了してから印刷動作(複写)を実行する場合に後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。 リミット値のテーブルに関する説明図である。 操作表示部A4における警告メッセージの画面に関する説明図である。 原稿の読取を開始するとともに印刷動作(複写)を開始する場合に後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。 画像形成システムがPCから画像データを受信してプリントする場合に後処理の可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。 原稿の読取が完了してから印刷動作(複写)を実行する場合に後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。 リミット値のテーブルに関する説明図である。 画像形成システムがPCから画像データを受信してプリントする場合に後処理の可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。 シート1枚を給紙する毎に後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。 原稿の読取が完了してから印刷動作(複写)を実行する場合に図14とは異なる方法で後処理可否を判断する動作を説明するフローチャート図である。 シート1枚を給紙する毎に後処理可否を判断する図17とは異なる動作を説明するフローチャート図である。
符号の説明
A 画像形成装置
A1 画像形成部
A3 画像読取部
A4 操作表示部
B 後処理装置
30 中間スタッカ
40 製本スタッカ
101 CPU
104 画像メモリ
105 プログラムメモリ
106 システムメモリ
107 不揮発メモリ

Claims (5)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像が形成されたシートに対して後処理を実行する後処理部と、
    基本となる印刷形式としてシートに対して片面印刷を行うか両面印刷を行うかを設定する基本の印刷形式の設定手段と、
    前記基本の印刷形式の設定手段で設定した印刷形式とは異なる印刷形式を設定する挿入シートの印刷形式の設定手段と、
    前記基本の印刷形式の設定手段により設定された基本となる印刷形式が両面印刷であれば、後処理されるシート1部において挿入される片面印刷のシート枚数を検出し、前記基本となる印刷形式が片面印刷であれば、後処理されるシート1部において挿入される両面印刷のシート枚数を検出する属性検出手段と、
    前記属性検出手段により検出された前記挿入されるシート枚数を、予め設定された前記基本の印刷形式に対応したシート枚数に換算する換算手段と、
    前記換算手段により換算したシート枚数を用いて、後処理されるシート1部当たりの前記基本の印刷形式におけるシート枚数を算出する算出手段と、
    前記後処理部における前記基本の印刷形式の後処理可能枚数と、前記算出手段により算出されたシート枚数とを比較し、前記算出されたシート枚数が前記後処理可能枚数を超えた場合に、前記画像形成部によるシートへの画像形成を禁止すべく前記画像形成部を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. シートを収容するシート収容部と、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像が形成されたシートに対して後処理を実行する後処理部と、
    基本となる印刷形式としてシートに対して片面印刷を行うか両面印刷を行うかを設定する基本の印刷形式の設定手段と、
    前記基本の印刷形式の設定手段で設定した印刷形式とは異なる印刷形式を設定する挿入シートの印刷形式の設定手段と、
    前記シート収容部から排出される次のシートに対して、前記挿入シートの印刷形式の設定手段により設定された基本の印刷形式と異なる印刷形式により画像が形成されるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により次のシートが前記基本の印刷形式と異なる、前記挿入シートの印刷形式により画像が形成されると判断された場合、次のシート1枚分を予め設定された前記基本の印刷形式に対応したシート枚数に換算する換算手段と、
    前記換算手段により換算したシート枚数を用いて、後処理されるシート1部当たりの前記基本の印刷形式のシート枚数を算出する算出手段と、
    前記後処理部における前記基本の印刷形式の後処理可能枚数と、前記算出手段により算出されたシート枚数とを比較し、前記算出手段により算出されたシート枚数が前記後処理可能枚数を超えた場合に、前記画像形成部による次のシートへの画像形成を禁止すべく前記画像形成部を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記後処理部における前記基本の印刷形式による後処理可能枚数と、前記算出手段により算出されたシート枚数とを比較し、前記算出手段により算出されたシート枚数が前記後処理可能枚数を超えた場合に、警告メッセージを表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記後処理部は画像が形成されたシートに対してステープル処理を実行することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記後処理部は画像が形成されたシートに対して表紙でコの字状に覆う製本処理を実行することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成システム。
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