JP2020100487A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、記憶媒体及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 中綴じ処理可能な後処理装置を用いて中綴じ可能枚数の制限を超えた場合にユーザの意向にあった選択を柔軟に行える操作性を提供すること。【解決手段】 1部あたりの出力枚数を算出すると共に、前記出力枚数が中綴じ可能枚数を超えたと判別した際、印刷を中止するか、中折り処理を実行するか、中綴じ処理を解除するかの何れかの選択をユーザに促す画面を表示手段に表示し、中綴じ処理を解除する選択が行われた場合に、ステイプル処理を実行した場合のステイプル出力枚数がステイプル可能枚数を超えたか否かを判別し、ステイプル可能と判断した際、中綴じ処理を解除して、後処理を実行せず積載トレイに積載するか、ステイプル処理を実行して積載トレイに積載するかの何れかの選択をユーザに促す画面を表示手段に表示する。【選択図】図36

Description

本発明は、中綴じ処理が可能な用紙後処理装置が接続されている画像形成装置、画像形成装置の制御方法、記憶媒体及びプログラムに関する。
従来、複数枚の用紙の中央を綴じた後、綴じられた用紙を2つに折り、本の形にして出力する中綴じ処理を実行する用紙後処理装置が知られている(特許文献1)。
この用紙後処理装置においては、図1のような構成で、画像形成装置から搬送された用紙は、ユーザによって設定されたフィニッシング処理の種類に応じて、積載トレイ101,102、中綴じ処理トレイ103のいずれかに排紙される。例えば、フィニッシング処理を実行しない場合、用紙は積載トレイ101に排紙される。通常のステイプル処理を実行する場合、積載トレイ102に排紙され、中綴じ処理を実行する場合、中綴じ処理トレイ103に排紙される。
近年、用紙後処理装置においては、図2のような構成で、ステイプル処理を実行する搬送パスと中綴じ処理を実行する搬送パスを共通化することで小型化を実現した装置も提案されている。例えば、中綴じ処理を実行する場合、ステイプル処理を実行する搬送パス104に進入した用紙を搬送ローラ対106の逆回転によりスイッチバックさせて、中綴じ処理を実行する搬送パス105に合流させる方式が採用されている。
ところで、用紙後処理装置の中綴じ処理部においては、装置上の制限として、中綴じ可能枚数の制限が存在する。従来、この中綴じ可能枚数の制限を超える画像データが入力された場合、用紙後処理装置の排紙先を自動的に変更し、中綴じ処理部に用紙が搬送されないように制御している画像処理装置も提案されている(特許文献2)。
特開2010−168134号公報 特開2002−331730号公報
しかしながら、図2のような構成の用紙後処理装置を用いて中綴じ可能枚数の制限を超える画像データが入力された場合、排紙先を中綴じ処理トレイから積載トレイに自動的に切り替えると、綴じ処理が実行されない。そのため、綴じられた成果物を生成するためには、オフラインでの後処理が必要となり、非常に煩わしい。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものである。その目的は、中綴じ処理を実行可能な装置で、中綴じ可能枚数の制限を超える画像データが入力された場合に中綴じ処理を解除しても、成果物のサイズを変更することなく、綴じ処理が可能な画像形成装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、
画像形成装置から排紙された複数枚の用紙を積載し、または、複数枚の用紙に対してステイプル処理を実行して排紙する積載トレイと複数枚の用紙に対して中綴じ処理もしくは中折り処理を実行して排紙する中綴じ処理トレイを備えた用紙後処理装置が接続されている画像形成装置において、前記画像形成装置に入力された画像データに基づいて1部あたりの出力枚数を算出すると共に、前記出力枚数が中綴じ可能枚数を超えたか否かを判別し、前記出力枚数が前記中綴じ可能枚数を超えたと判別した際、印刷を中止するか、中折り処理を実行するか、中綴じ処理を解除するかの何れかの選択をユーザに促す画面を表示手段に表示する制御を行う第一の制御手段を備え、前記第一の制御手段において、中綴じ処理を解除する選択が行われた場合に、ステイプル処理を実行した場合のステイプル出力枚数がステイプル可能枚数を超えたか否かを判別するステイプル処理可否判断手段と、前記ステイプル処理可否判断手段によってステイプル可能と判断した際、中綴じ処理を解除して、後処理を実行せず積載トレイに積載するか、ステイプル処理を実行して積載トレイに積載するかの何れかの選択をユーザに促す画面を表示手段に表示する制御を行う第二の制御手段を持つことを特徴とする。
本発明によれば、中綴じ処理可能な用紙後処理装置を用いて中綴じ可能枚数の制限を超えた場合に、印刷を中止するか、中綴じ処理を解除するか、他の綴じ処理を実行するか、ユーザの意向にあった選択を柔軟に行うことができ、ユーザの利便性が向上する。
先行技術の用紙後処理装置を示す図である。 先行技術の用紙後処理装置を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置を説明するための図である。 本実施形態に係るフィニッシャの構成を示す図である。 本実施形態に係るフィニッシャの構成を示す図である。 本実施形態に係るフィニッシャの構成を示す図である。 本実施形態に係るフィニッシャの構成を示す図である。 本実施形態に係るフィニッシャの構成を示す図である。 本実施形態に係るフィニッシャの構成を示す図である。 本実施形態に係るフィニッシャの構成を示す図である。 本実施形態に係るフィニッシャの構成を示す図である。 本実施形態に係るフィニッシャの構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る操作部501の構成を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係るレイアウト方法を示す図である。 本実施形態に係るレイアウト方法を示す図である。 本実施形態に係るレイアウト方法を示す図である。 本実施形態に係るレイアウト方法を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係る表示部505に表示される画面を示す図である。 本実施形態に係るレイアウト方法を示す図である。 本実施形態に係るレイアウト方法を示す図である。 本実施形態に係るレイアウト方法を示す図である。 本実施形態に係るフローチャートを示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図3は、本発明の実施形態を示す画像形成装置の構成を示す図である。本実施形態において、画像形成装置として、コピー・プリンタ・ファクシミリ等の機能を有する複合機を例に説明する。しかしながら、画像形成装置は、単機能の装置であってもよい。
図1において、画像形成装置は、スキャナ301とドキュメントフィーダ(DF)302と、カラー4色ドラムを備えるプリントエンジン313と、給紙デッキ314とフィニッシャ315とを有する。
まず、スキャナ301を中心に行われる読取動作について説明する。
原稿台に原稿をセットして読取動作を行う場合、ユーザは、原稿台307に原稿をセットしてDF302を閉じる。DF302が閉じられたことを開閉センサが検知すると、スキャナ301の筐体内にある反射式の原稿サイズ検知センサが、セットされた原稿サイズを検知する。原稿サイズが検知されたら、光源310は原稿を照射し、照射された光が、反射板311、レンズ312を介してCCD343に入射する。
CCD343は、入射された光をデジタル信号に変換し、スキャナ301のコントローラに送る。コントローラは、送られてきたデジタル信号に、所望の画像処理を行ってレーザ記録信号に変換し、画像データとしてメモリに格納する。
DF302上に原稿をセットして読取動作を行う場合、ユーザは、DF302の原稿セット部303のトレイ上に原稿をフェイスアップで載置する。原稿が載置されると、原稿有無センサ304は、原稿がセットされたことを検知する。
コントローラは、原稿有無検知センサ304によって、原稿がセットされたことを検知すると、原稿給紙ローラ305と搬送ベルト306を回転させて、原稿を原稿台307上の所定の位置まで搬送する。原稿を所定の位置まで搬送すると、コントローラは、原稿台での読み込みと同様の読取動作を行い、画像データをメモリに格納する。そして、読取動作が完了した原稿を、搬送ローラ308を経由して原稿排紙トレイ309へ排紙する。
DF302上にセットされた原稿が複数枚存在する場合、コントローラは、読取動作が完了した原稿を排紙すると同時に、給紙ローラ305を経由して次の原稿を給紙し、次の原稿の読取動作を行う。このようにして、複数枚の原稿の読取動作を行う。
次に、プリンタ313によって行われる印刷動作について説明する。
コントローラ内のメモリに一旦記憶された記録信号(印刷画像データ)は、プリンタ313へと転送され、レーザ記録部でYellow、Magenta、Cyan、Blackのそれぞれの色のための記録レーザ光に変換される。そして、当該記録レーザ光は、各色の感光体316に照射され、感光体に静電潜像を形成する。
そして、トナーカートリッジ317から供給されるトナーによりトナー現像を行い、可視化された画像は中間転写ベルト321に一次転写される。その後、中間転写ベルト321は時計回転方向に回転し、用紙カセット318、あるいは給紙デッキ314から給紙搬送路319を通って給送された記録紙が二次転写位置320に来たところで、中間転写ベルト321から記録紙へと画像が転写される。
画像が転写された記録紙は、定着器322で、加圧と熱によりトナーが定着され、排紙搬送路を搬送される。そして、記録紙は、フィニッシャへの排紙口325へと排紙される。両面印刷の場合には、定着器322を通過後に、フラッパ327が搬送路を切り替え、その後記録紙がスイッチバックして下方に送られ、両面印刷用紙搬送路330を経て再び二次転写位置320に給送され、両面印刷動作が実現される。
続いて、フィニッシャ315で行われる動作について説明する。
フィニッシャ315は、ユーザに指定された設定に応じて、記録紙に対して後処理を加える。具体的には、ステイプル(1箇所・2箇所綴じ)やパンチ(2穴・3穴・4穴)、中綴じ処理等の機能を有する。図3のフィニッシャ315は、積載トレイ328,329を備え、フィニッシャ315への排紙口325を通過した記録紙は、ユーザの設定によって、例えばコピー・プリンタ・FAXの機能ごとに排紙先が振り分けられる。
プリンタとして利用される場合、ドライバにより白黒プリント/カラープリント、用紙サイズ、2UP・4UP印刷・N−UP印刷、両面、ステイプル、パンチ、中綴じ、中折り、合紙、表紙、裏表紙などの各種設定が可能である。
(用紙後処理装置の動作説明)
次に、図4〜図12を参照してフィニッシャ315の構成及び動作を説明する。
図4において、フィニッシャ315は、搬送ローラ31〜39と、先端検知センサ50,53と、後端検知センサ48と、ステイプラ42と、突き板43と、ストッパ44と、折りローラ45,46と、束搬送ローラ対47とを備えている。フィニッシャ315は、画像形成装置のコントローラ部からのコマンドによって動作してもよいし、独自のコントローラによって動作してもよい。
画像形成装置から搬送された記録紙は、ユーザによって設定されたフィニッシング処理の種類に応じて、積載トレイ328,329、中綴じ処理トレイ331のいずれかに排紙される。
例えば、フィニッシング処理を実行しない場合、記録紙は積載トレイ328に排紙される。通常のステイプル処理を実行する場合、積載トレイ329に排紙され、後述する中綴じ処理や中折り処理を実行する場合、中綴じ処理トレイ331に排紙される。
画像形成装置から搬送された記録紙は、搬送ローラ31,37,38により記録紙の後端が後端検知センサ48で検知されてから、搬送ローラ37の下流方向に所定距離進むまで搬送される。そして、記録紙を挟持している搬送ローラ38が停止する(図5)。
次に、搬送ローラ38の逆回転により記録紙をスイッチバックさせて(図6)、ステイプラユニット61に用紙を搬送する(図7)。前記の動作を繰り返し、複数枚の記録紙がステイプラユニット61に順次搬送される。そして、束成果物を構成する全ての記録紙がステイプラユニット61に搬送されると、それらの記録紙は不図示の幅方向整合板によって幅方向を整合され、ステイプラユニット61で記録紙束を形成する。そして、形成された記録紙束は、搬送ローラ38を再度正転させることで、積載トレイ329に排出される。
画像形成装置から搬送された記録紙は、搬送ローラ31,37,38により記録紙の後端が後端検知センサ48にくるまで搬送される。そして、後端検知センサ48で記録紙の後端が検知されると、記録紙を挟持している搬送ローラ37,38が停止する(図8)。
次に、搬送ローラ37,38の逆回転により記録紙をスイッチバックさせて、搬送ローラ36により記録紙の先端が先端検知センサ50にくるまで搬送される。そして、先端検知センサ50で記録紙の先端が検知されると、記録紙を挟持している搬送ローラ36が減速し、斜行修正ローラ51のニップに記録紙の先端が突き当てられる(図9)。
記録紙の先端が斜行修正ローラ51のニップに突き当たった後も、搬送ローラ36はしばらく回転し続ける。そして、ループ空間において記録紙がループを形成した後、搬送ローラ36が停止する。
次に、斜行修正ローラ51が回転を始める。記録紙が斜行している場合は、斜行修正ローラ51によって斜行が修正される。そして、斜行が修正された記録紙は、搬送ローラ39の方向へ搬送される。記録紙の先端が先端検知センサ53によって検知されると、その時点から所定の量だけ記録紙が搬送され、記録紙の先端がストッパ44に突き当てられる(図10)。
この際、図10に示すように、ステイプラ42による綴じ位置が記録紙の中央部にくるように、記録紙はストッパ44によって位置決めされる。上記の動作を繰り返し、複数枚の記録紙が搬送パス内部41に順次搬送される。
そして、製本物を構成する全ての記録紙が搬送パス41内部に搬送されると、それらの記録紙は不図示の幅方向整合板によって幅方向を整合され、搬送パス41内部で記録紙束を形成する。
このとき、搬送パス41内部に搬送される記録紙は、製本物の本文の内側に該当する記録紙から順次搬送され、製本物の表紙に該当する記録紙が最後になるように搬送される。
そして、中綴じ処理を行うように設定されている場合、ステイプラ42が、記録紙束に対して綴じ処理を行う。ステイプラ42によって記録紙束が綴じられると、記録紙束を支持していたストッパ44が搬送方向下流側へ移動する。それに伴い、記録紙束が搬送方向下流へ移動する(図11)。
ストッパ44は、記録紙束の中央部が突き板43の位置にくるように、記録紙束を位置決めする。そして、ストッパ44によって位置決めされた記録紙束の折り目が形成される部分に対し、突き板43の先端が当接し、記録紙束を折りローラ45,46のニップに押し込んで記録紙束に折り目を形成する。そして、折りローラ45,46によって折り目が形成された記録紙束は、束搬送ローラ対47によって中綴じ処理トレイ331に排出される(図12)。
次に、画像形成装置のスキャナ部やプリンタ部、ネットワークインタフェース部の制御を行うコントローラのハード構成の詳細について図13を用いて説明する。
メインコントローラ401は、主にCPU402と、バスコントローラ403、及び各種I/Fコントローラ回路から構成される。
CPU402とバスコントローラ403は、機器全体の動作を制御するものであり、CPU402はROM404からROM I/F405を経由して読み込んだプログラムに基づいて動作する。また、外部のPCから受信したPDL(ページ記述言語)コードデータを解釈し、ラスターイメージデータに展開する動作も、このプログラムに記述されており、ソフトウェアによって処理される。バスコントローラ403は各I/Fから入出力されるデータ転送を制御するものであり、バスの調停やDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM406はDRAM I/F407によってメインコントローラ401と接続されており、CPU402が動作するためのワークエリアや、画像データを蓄積するためのエリアとして使用される。
コーデック408は、DRAM406に蓄積されたラスターイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、また逆に圧縮され蓄積されたコードデータをラスターイメージデータに伸長する。
SRAM409はコーデック408の一時的なワーク領域として使用される。コーデック408はI/F410を介してメインコントローラ401と接続され、DRAM406との間のデータの転送は、バスコントローラ403によって制御されDMA転送される。
グラフィックプロセッサ424は、DRAM406に蓄積されたラスターイメージデータに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、二値化の処理をそれぞれ行う。
SRAM425はグラフィックプロセッサ424の一時的なワーク領域として使用される。グラフィックプロセッサ424はI/Fを介してメインコントローラ401と接続され、DRAM406との間のデータの転送は、バスコントローラ403によって制御されDMA転送される。
ネットワークコントローラ411は、I/F413によってメインコントローラ401と接続され、コネクタ412によって外部ネットワークと接続される。ネットワークとしては一般的にイーサネット(登録商標)があげられる。外部のPCから受信した印刷データは、ネットワークコントローラ411によって受信制御され、CPU402へと送られる。CPU402は、送られた印刷データを、DRAM406あるいはHD440に格納して処理する。
汎用高速バス415には、拡張コネクタ414とI/O制御部416とが接続される。本実施形態で、フィニッシャ315とのコマンドの送受は、当該汎用高速バス415を通して行われる。I/O制御部416には、スキャナ部、プリンタ部の各CPUと制御コマンドを送受信するための調歩同期シリアル通信コントローラ417が2チャンネル装備されている。I/O制御部416は、I/Oバス418によってスキャナI/F回路426、プリンタI/F回路430に接続されている。
パネルI/F421は、LCDコントローラ420に接続され、図14に示す操作部501上の液晶画面に表示を行うためのI/Fと、ハードキーやタッチパネルキーの入力を行うためのキー入力I/Fとから構成される。
図14に示す操作部501は、液晶表示部と液晶表示部上に張り付けられたタッチパネル入力装置と、複数個のハードキーを有する。タッチパネルまたはハードキーにより入力された信号は前述したパネルI/F421を介してCPU402に伝えられ、液晶表示部はパネルI/F421から送られてきた画像データを表示するものである。液晶表示部には、本画像形成装置の操作における機能表示や画像データ等を表示する。操作部501については、後に説明する。
リアルタイムクロックモジュール422は、機器内で管理する日付と時刻を更新/保存するためのもので、バックアップ電池423によってバックアップされている。
E−IDE I/F439は、外部記憶装置を接続するためのものである。本実施例において、CPU402は、このE−IDE I/F439を介してハードディスクドライブ438を接続し、ハードディスク440へ画像データを記憶させたり、ハードディスク440から画像データを読み出す動作を行う。コネクタ427と432は、それぞれスキャナ部とプリンタ部とに接続され、同調歩同期シリアルI/F(428,433)とビデオI/F(429,434)とから構成される。
スキャナI/F426は、コネクタ427を介してスキャナ部と接続され、また、スキャナバス441によってメインコントローラ401と接続されており、スキャナ部から受け取った画像に対して所定の処理を施す機能を有する。さらに、スキャナI/F426は、スキャナ部から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、スキャナバス429に出力する機能も有する。スキャナバス429からDRAM406へのデータ転送は、バスコントローラ403によって制御される。
プリンタI/F430は、コネクタ432を介してプリンタ部と接続され、また、プリンタバス431によってメインコントローラ401と接続される。プリンタI/F430は、メインコントローラ401から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部へ出力する機能を有する。さらに、プリンタI/F430は、プリンタ部から送られたビデオ制御信号をもとに生成した制御信号を、プリンタバス431に出力する機能も有する。
DRAM406上に展開されたラスターイメージデータのプリンタ部への転送は、バスコントローラ403によって制御され、プリンタバス431、ビデオI/F434を経由して、プリンタ部へDMA転送される。
SRAM436は、バックアップ用電池から供給される電源により、装置全体が電源遮断されても記憶内容を保持できる構成となっているメモリであり、バス435を介してI/O制御部と接続されている。EEPROM437も同様にバス435を介してI/O制御部と接続されているメモリである。
次に、図14を用いて、操作部501について説明する。
ユーザは、操作部501を介して各種印刷設定を行なう。リセットキー502は、ユーザが設定した設定値などを取り消すためのキーである。ストップキー503は、動作中のジョブを中断させるためのキーである。テンキー504は、置数などの数値入力を行うためのキーである。
表示部505は、タッチパネルと液晶表示部が一体型となっておりCPU402からの指示に基づいて様々な画面を液晶表示部によって表示したり、タッチパネルを介してユーザから指示を受け付けたりする。
スタートキー506は原稿の読み込みなどジョブをスタートさせるためのキーである。クリアキー507は設定などをクリアするためのキーである。ランプ508は、ジョブの実行中である場合や、画像形成装置やフィニッシャ315にエラーが発生している場合に点灯することによって、ユーザに装置の状態を通知する。
次に、図15を用いて、操作部501の表示部505に表示される画面について説明する。
図15は、表示部505に表示される標準画面を示す図である。
画面上部に表示されているタブは、画像形成装置で実行可能な各機能を選択するためのタブである。左から順に、コピー機能(シンプル)、コピー機能(クイック)、送信/ファクス機能、ボックス機能を示している。
コピー機能(シンプル)、コピー機能(クイック)は、スキャナ部で読み取った原稿の画像データを、プリンタ部で印刷し、必要に応じて、ステイプルや中綴じ処理等のフィニッシング処理を行う機能である。ユーザは、コピー機能(シンプル)、コピー機能(クイック)が選択された状態で、コピー機能に関する設定を行うことができる。なお、コピー機能(クイック)は、コピー機能(シンプル)よりも多くの設定を1つの画面で設定することができる機能である。
送信/ファクス機能は、FAX送信やEメール送信、ファイルサーバへの送信などの送信機能である。
ボックス機能は、スキャナ部で読み込んだ画像データをHD440に格納する機能、または、HD440に格納されたデータの操作やプリントを行う機能である。
各機能のタブが選択されると、それぞれの詳細設定が出来る画面が表示される。図15に示す画面は、コピー機能(シンプル)が選択された状態のコピー設定画面であり、コピーに関する種々の設定をユーザから受け付ける。図15に示すコピー設定画面には、例えば、カラー/モノクロ/自動を選択するためのボタンや、片面/両面の指定を行うためのボタン、コピー倍率を指定するためのボタン、フィニッシング処理を行うためのボタン等が含まれている。
フィニッシング処理を行うためのボタンには2種類ある。1種類目は「仕上げ」ボタンである。「仕上げ」ボタンは、記録紙の端をステイプラによって綴じるステイプル処理を実行するための設定を受け付ける画面を表示させるためのボタンである。2種類目は「応用モード」ボタンである。「応用モード」ボタンは、画像形成装置に接続されたフィニッシャ315による中綴じ処理や中折り処理などのフィニッシング処理を実行するための設定を受け付ける画面を表示させるためのボタンである。
ユーザは、ステイプル処理が行われた束成果物を手に入れたい場合に、画像形成装置及びフィニッシャ315にステイプル処理を実行させるため、図15〜図17に示す画面を介して設定を行う。
ユーザによってステイプル処理を実行させるための設定が行われると、画像形成装置は、設定に基づいて印刷するページのレイアウトを行った画像を生成し、生成された画像に従って印刷を実行する。そして、フィニッシャ315は、設定に基づいて適切なフィニッシング処理を行う。
ユーザは、まず、図15に示す画面で「仕上げ」ボタンを押す。「仕上げ」ボタンが押されると、操作部に図16に示す画面が表示される。そして、図16に示す画面の「ホチキス+ソート」ボタンが押されることによって、図17に示すようなステイプル処理の設定を行うための画面が表示される。ユーザは、図17に示す「コーナー」ボタンを押すことにより、成果物の綴じ位置を決定することができる。また、「ダブル」ボタン、「針なしとじ」ボタンを押すことで、別のステイプル処理を選択することも可能である。
また、ユーザは、中綴じ処理や中折り処理が行われた製本物を手に入れたい場合に、画像形成装置及びフィニッシャ315に製本処理を実行させるため、図15、図18〜図28に示す画面を介して設定を行う。なお、本件でいう製本処理とは、記録紙を中綴じする中綴じ処理、及び記録紙を中折りする中折り処理を含むものとする。ユーザによって製本処理を実行させるための設定が行われると、画像形成装置は、設定に基づいて印刷するページのレイアウトを行った画像を生成し、生成された画像に従って印刷を実行する。そして、フィニッシャ315は、設定に基づいて適切なフィニッシング処理を行う。
ユーザは、まず、図15に示す画面で「応用モード」ボタンを押す。「応用モード」ボタンが押されると、操作部に図18に示す画面が表示される。そして、図18に示す画面の「製本」ボタンが押されることによって、図19に示すような製本処理の設定を行うための画面が表示される。ユーザは、図19に示す画面を介して、スキャナ部に読み込ませる原稿のサイズを指定する。図19に示す例では、原稿のサイズとして、A4サイズの原稿が指定されている。そして、図19に示す「次へ」ボタンが押されると、図20に示す画面が表示される。
ユーザは、図20の画面を介して、製本物を左開きにするか、右開きにするかを設定する。そして、図20の画面の「次へ」ボタンが押されると、図21に示す画面が表示される。ユーザは、図21に示す画面を介して、製本物の本文の用紙サイズを選択する。また、ユーザは、図21の画面を介して製本物に表紙をつけるか否かを設定することもできる。製本物に表紙をつける機能については、後に説明する。
図21に示す画面で「次へ」ボタンが押されると、図22に示す画面が表示される。図22に示す画面は、製本物の仕上がりを設定するための画面である。製本の仕上がりには下記の3つの形態がある。
形態1:中とじする(中綴じ処理を実行する)
形態2:サドル折り(中折り処理を実行する)
形態3:中とじしない(製本レイアウト処理を実行する)
形態1の場合、画像形成装置で印刷された記録紙は、フィニッシャ315に搬送され、ストッパ44によってフィニッシャ315の内部の図10に示す位置に蓄積される。そして、印刷された記録紙が所定の枚数揃ったところで、記録紙の中央を、ステイプラ42によって綴じる綴じ処理が行われる。その後、綴じ処理が実行された記録紙は、突き板43及び折りローラ45,46によって2つに折る折り処理が実行され、束搬送ローラ対47により搬送されて中綴じ処理トレイ331に排紙される。
形態2の場合、画像形成装置で印刷された記録紙は、フィニッシャ315に搬送され、フィニッシャ315の内部の図10に示す位置に蓄積される。そして、印刷された記録紙が、所定の枚数揃ったところで、突き板43及び折りローラ45,46によって2つに折る折り処理が実行され、束搬送ローラ対47により搬送されて中綴じ処理トレイ331に排紙される。この場合、綴じ処理は実行されない。
形態3の場合、製本用のレイアウトでページ画像を配置するが、綴じ処理も折り処理も行うことなく排紙する。この場合、中綴じ処理トレイ331ではなく、積載トレイ328に排紙する。
図22に示す画面で、製本物の仕上がりを設定して「OK」ボタンが押されると、図23に示す画面が表示される。CPU402は、図19〜図22に示す画面を介して受け付けた設定をDRAM406に保持しておく。そして、CPU402は、図23に示す画面を表示する場合に、製本の設定がされていることを画面に表示させる。そして、図23に示す画面において「閉じる」ボタンが押されると、CPU402は、図24に示す画面を表示させる。
図24に示す画面が表示された状態で、スタートキー506が押されると、CPU402は、DRAM406に格納された設定に従って、スキャナ部による原稿の読取動作及びプリンタ部による印刷動作を開始する。
以上のような操作を行うことで、ユーザは、中綴じ処理や中折り処理が実行された製本物を手に入れることができる。
しかしながら、フィニッシャ315の能力(記録紙を綴じる能力や、記録紙を折る能力)により、一度に処理することができる記録紙の枚数には上限がある。例えば、折りローラ45,46の能力に限界があるため、記録紙は一度に25枚しか折ることができない。そこで、本実施形態において、中綴じ処理で画像を印刷するために必要な記録紙の枚数が25枚を超える場合、CPU402は、処理を中断し、図25に示すエラーポップアップを操作部に表示する。
図25は、表示部505に表示されるジョブの中断画面を示す図である。図25に示すエラーポップアップは、中綴じ処理で画像を印刷するために必要な記録紙の枚数が25枚を超えた後の動作をユーザから受け付ける。図25に示すエラーポップアップには、「中止」ボタン、「処理トレイに排紙」ボタン、「積載トレイに排紙」ボタンが含まれる。「中止」ボタンは、ジョブを強制終了させるためのボタンである。「処理トレイに排紙」ボタンは、綴じ処理のみを実行せずに、中折り処理を実行して中綴じ処理トレイ331に排紙するためのボタンである。
「積載トレイに排紙」ボタンを押下すると、図26に示す画面を表示する。そこで、ユーザは、各記録紙に対して綴じ処理も折り処理も実行せずに、製本レイアウト処理を実行して積載トレイ328に排紙するか、ステイプル処理に切り替えて成果物を生成して積載トレイ328に排紙するか、を選択する。
綴じ処理も折り処理も実行しない場合、ユーザは、別途、オフラインフィニッシャと呼ばれる製本専用の後処理装置を用いて、記録紙に対して綴じ処理や折り処理を実行して製本物を手に入れる。一方、ステイプル処理に切り替えた場合は、別途後処理を施す必要なく、束成果物を生成することが可能となる。
一方、中折り処理を実行するように設定されている場合にも、フィニッシャ315の能力(記録紙を折る能力)により、一度に処理することができる記録紙の枚数には上限がある。この場合、折りローラ45,46の能力によれば、記録紙を一度に25枚まで折ることができるが、中折り処理を実行する場合、折られた記録紙は綴じられずに束搬送ローラ対47によって搬送される。そのため、搬送中の記録紙がずれる可能性があり、ジャムの発生の原因になる。
そこで、本実施形態において、CPU402は、記録紙に対して中折り処理を実行する場合、フィニッシャ315の能力により一度に25枚まで折ることができる場合でも、5枚毎に記録紙を中折り処理して排紙させる。それによって、折られる記録紙を安定して搬送させることができ、ジャムが発生する可能性を低減することができる。
ステイプルレイアウト処理、製本レイアウト処理を実行して積載トレイ328に排紙する場合と、中綴じ処理や中折り処理を実行して中綴じ処理トレイ331に排紙する場合の画像レイアウトと印刷結果について、図27〜図30を用いて具体的に説明する。
図27は、ステイプル処理を実行して積載トレイ328に排紙する場合の原稿画像の各ページのレイアウト方法を説明するための図である。
積載トレイ328に排紙する場合、701に示される原稿の各ページの画像は、DRAM406上で、702に示されるようにレイアウトして保持される。そして、レイアウトが完了したら、ステイプル処理される成果物の表側に該当する用紙の画像からステイプル処理される成果物の裏側に該当する用紙の画像の順に印刷される。レイアウト後の画像の配置が図27のようになる場合、CPU402は、1枚目の表、1枚目の裏、2枚目の表、2枚目の裏、3枚目の表、3枚目の裏という順で印刷する。
そして、印刷された記録紙を搬送ローラ31、37、38、ステイプラユニット61により、ステイプル処理を実行して積載トレイ328に排紙させる。そして、排紙された印刷結果は図27に示すようになる。
図28は、左開きの製本レイアウト処理を実行して積載トレイ328に排紙する場合の原稿画像の各ページのレイアウト方法を説明するための図である。
積載トレイ328に排紙する場合、801に示される原稿の各ページの画像は、DRAM406上で、802に示されるようにレイアウトして保持される。
そして、レイアウトが完了したら、製本物の外側に該当する用紙の画像から製本物の内側に該当する用紙の画像の順に印刷される。レイアウト後の画像の配置が図28のようになる場合、CPU402は、1枚目の表、1枚目の裏、2枚目の表、2枚目の裏、3枚目の表、3枚目の裏という順で印刷する。そして、印刷された記録紙を搬送ローラ31〜35により、積載トレイ328に排紙させる。そして、排紙された印刷結果は図28に示すようになる。
図29は、左開きの中綴じ処理を実行して中綴じ処理トレイ331に排紙する場合の原稿画像の各ページのレイアウト方法を説明するための図である。
中綴じ処理で中綴じ処理トレイ331に排紙する場合、901に示される原稿の各ページの画像は、DRAM406上で、902に示されるようにレイアウトして保持される。そして、レイアウトが完了したら、製本物の内側に該当する用紙の画像から製本物の外側に該当する用紙の画像の順に印刷される。
レイアウト後の画像の配置が図29のようになる場合、CPU402は、1枚目の表、1枚目の裏、2枚目の表、2枚目の裏、3枚目の表、3枚目の裏という順で印刷する。そして、印刷された記録紙を搬送ローラ31,37,38により記録紙の後端が後端検知センサ48にくるまで搬送させた後、搬送ローラ37,38の逆回転により記録紙をスイッチバックさせて、搬送パス41内部に順に蓄積する。そして、綴じ処理を実行した後、折り処理を実行し、中綴じ処理トレイ331に排紙させる。そして、排紙された印刷結果は図29に示すようになる。
一方、綴じ処理を実行せずに、折り処理のみを実行して排紙する中折り処理を実行する場合、図22に示すように、ユーザは、「サドル折り」ボタンを選択する。
図30は、左開きの中折り処理を実行して中綴じ処理トレイ331に排紙する場合の原稿画像の各ページのレイアウト方法を説明するための図である。
中折り処理で中綴じ処理トレイ331に排紙する場合、1001に示される原稿の各ページの画像は、DRAM406上で、1002に示されるようにレイアウトして保持される。そして、レイアウトが完了したら、製本物の内側に該当する用紙の画像から製本物の外側に該当する用紙の画像の順に印刷される。
レイアウト後の画像の配置が図30のようになる場合、CPU402は、1枚目の表、1枚目の裏、2枚目の表、2枚目の裏、3枚目の表、3枚目の裏という順で印刷する。そして、印刷された記録紙を搬送ローラ31,37,38により記録紙の後端が後端検知センサ48にくるまで搬送させた後、搬送ローラ37,38の逆回転により記録紙をスイッチバックさせて、搬送パス41内部に順に蓄積する。そして、1部に含まれる記録紙の枚数が5枚を超える場合、5枚毎に折り処理を実行し、5枚毎に中綴じ処理トレイ331に排紙させる。
そして、排紙された印刷結果は図30に示すようになる。ユーザは、先に排紙された記録紙の束を、後から排紙された記録紙の束の中央に挟み込むように、記録紙の束を組み合わせることによって製本物を手に入れることができる。
一方、ユーザは、図18〜図23を用いて製本処理の設定を行う場合に、図21に示す画面に含まれる「表紙をつける」ボタンを押すことで、製本物に表紙をつける機能を利用することができる。例えば、「表紙をつける」ボタンが選択された状態で、図21の画面の「次へ」ボタンが押されると、図31に示す画面が表示される。
ユーザは、図31に示す画面によって、表紙のどの面に画像を印刷するかを設定することができる。ここでは、表紙のオモテ、表紙のウラ、裏表紙のオモテ、裏表紙のウラの各々に対して「コピーする」、「コピーしない」のいずれかの設定を受け付ける。そして、図31の画面の「次へ」ボタンが押されると、図32に示す画面が表示される。
ユーザは、図32に示す画面を介して、製本物の表紙の用紙サイズを選択する。そして、図32に示す画面で「次へ」ボタンが押されると、図22に示す画面が表示される。
図33は、左開きの製本物に表紙をつける製本レイアウト処理を実行して積載トレイ328に排紙する場合の原稿画像の各ページのレイアウト方法を説明するための図である。
積載トレイ328に排紙する場合、1101に示される原稿の各ページの画像は、DRAM406上で、1102に示されるようにレイアウトして保持される。そして、レイアウトが完了したら、製本物の表紙に該当する用紙の画像から製本物の本文に該当する用紙の画像の順に印刷される。
レイアウト後の画像の配置が図33のようになる場合、CPU402は、まず、1枚目の表(表紙)を印刷する。そして、CPU402は、2枚目の表(本文)、2枚目の裏(本文)、3枚目の表(本文)、3枚目の裏(本文)、4枚目の表(本文)、4枚目の裏(本文)という順で印刷する。そして、印刷された記録紙を搬送ローラ31〜35により、積載トレイ328に排紙させる。そして、排紙された印刷結果は図33に示すようになる。
図34は、左開きの製本物に表紙をつける中綴じ処理を実行して中綴じ処理トレイ331に排紙する場合の原稿画像の各ページのレイアウト方法を説明するための図である。
中綴じ処理で中綴じ処理トレイ331に排紙する場合、1201に示される原稿の各ページの画像は、DRAM406上で、1202に示されるようにレイアウトして保持される。そして、レイアウトが完了したら、製本物の本文に該当する用紙の画像から製本物の表紙に該当する用紙の画像の順に印刷される。
レイアウト後の画像の配置が図34のようになる場合、CPU402は、まず、1枚目の表(本文)、1枚目の裏(本文)、2枚目の表(本文)、2枚目の裏(本文)、3枚目の表(本文)、3枚目の裏(本文)という順で印刷する。そして、最後に、CPU402は、4枚目の表(表紙)を印刷する。
そして、印刷された記録紙を搬送ローラ31,37,38により記録紙の後端が後端検知センサ48にくるまで搬送させた後、搬送ローラ37,38の逆回転により記録紙をスイッチバックさせて、搬送パス41内部に順に蓄積する。そして、綴じ処理を実行した後、折り処理を実行し、中綴じ処理トレイ331に排紙させる。そして、排紙された印刷結果は図34に示すようになる。
図35は、左開きの製本物に表紙をつける中折り処理を実行して中綴じ処理トレイ331に排紙する場合の原稿画像の各ページのレイアウト方法を説明するための図である。
中折り処理で中綴じ処理トレイ331に排紙する場合、1301に示される原稿の各ページの画像は、DRAM406上で、1302に示されるようにレイアウトして保持される。そして、レイアウトが完了したら、製本物の本文に該当する用紙の画像から製本物の表紙に該当する用紙の画像の順に印刷される。
レイアウト後の画像の配置が図35のようになる場合、CPU402は、まず、1枚目の表(本文)、1枚目の裏(本文)、2枚目の表(本文)、2枚目の裏(本文)、3枚目の表(本文)、3枚目の裏(本文)という順で印刷する。そして、最後に、CPU402は、10枚目の表(表紙)を印刷する。そして、印刷された記録紙を搬送ローラ31,37,38により記録紙の後端が後端検知センサ48にくるまで搬送させた後、搬送ローラ37,38の逆回転により記録紙をスイッチバックさせて、搬送パス41内部に順に蓄積する。
そして、1部に含まれる記録紙の枚数が5枚を超える場合、5枚毎に折り処理を実行し、5枚毎に中綴じ処理トレイ331に排紙させる。そして、排紙された印刷結果は図35に示すようになる。
次に、図36を用いて、本実施形態におけるCPU402による制御手順を説明する。
CPU402は、ROM404に格納されたプログラムを実行することによって、図36のフローチャートに示す各ステップを実行する。
まず、CPU402は、スタートキー506によってジョブの実行要求を受け付けると、図36のフローチャートに示す処理を開始する。例えば、スキャナ部によって読み取られた原稿の画像をプリンタ部にて印刷するコピージョブの実行要求を受け付けた場合、CPU402は、原稿の画像をレイアウトして印刷し、印刷された記録紙に対して当該フローチャートの処理を行う。また、外部のPCから受け付けた画像をプリンタ部にて印刷するプリントジョブの実行要求を受け付けた場合、CPU402は、PCから受け付けた画像をレイアウトして印刷し、印刷された記録紙に対して当該フローチャートの処理を行う。
S5001において、CPU402は、製本が指定されているか否かを判断する。製本が指定されていると判断した場合には、CPU402は、S5004に処理を進め、製本が指定されていないと判断した場合には、S5002に処理を進める。
S5002に処理を進めた場合、CPU402は、排紙先を積載トレイ328に決定し、S5003に処理を進める。そして、S5003において、CPU402は、ユーザから受け付けた製本処理以外の設定に基づいて通常の印刷処理を実行する。例えば、フィニッシャ315による後処理を実行せず、画像形成装置による印刷を行って記録紙を排紙する場合がこれに該当する。
一方、S5004に処理を進めた場合、CPU402は、中綴じが指定されているか否かを判断する。中綴じが指定されていると判断した場合には、CPU402は、S5005に処理を進め、中綴じが指定されていないと判断した場合には、S5045に処理を進める。
S5045に処理を進めた場合、CPU402は、中折りが指定されているか否かを判断する。中折りが指定されていると判断した場合には、CPU402は、S5024に処理を進め、中折りが指定されていないと判断した場合には、S5037に処理を進める。
一方、中綴じが指定されている即ちS5005に処理を進めた場合、CPU402は、1部あたりの出力枚数を算出し、S5006に処理を進める。図29に示すように、2ページの画像を1ページにレイアウトする場合、1部あたりの出力枚数は、(総ページ数+3)/4の計算式により算出される。
S5006において、CPU402は、1部あたりの出力枚数がフィニッシャ315の中綴じ可能枚数を超えているか否かを判断する。中綴じ可能枚数を超えていると判断した場合には、CPU402は、S5018に処理を進め、中綴じ可能枚数を超えていないと判断した場合には、S5007に処理を進める。
S5007に処理を進めた場合、CPU402は、排紙先を中綴じ処理トレイ331に決定し、S5008に処理を進める。
S5008において、CPU402は、表紙をつける指定がされているか否かを判断する。表紙をつける指定がされていると判断した場合には、CPU402は、S5009に処理を進め、表紙をつける指定がされていないと判断した場合には、S5010に処理を進める。
S5009に処理を進めた場合、CPU402は、各ページのレイアウトを図34に示すような方法で行い、S5011に処理を進める。
S5011において、CPU402は、本文に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5012に処理を進める。
S5012において、CPU402は、本文に該当する用紙を搬送ローラ37,38によりスイッチバックさせた後、搬送パス41内部に順に蓄積するよう制御する。
S5013において、CPU402は、表紙に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5014に処理を進める。
S5014において、CPU402は、表紙に該当する用紙を搬送ローラ37,38によりスイッチバックさせた後、搬送パス41内部に蓄積するよう制御する。
S5015において、CPU402は、搬送パス41内部に蓄積された用紙束に対して綴じ処理を実行した後、折り処理を実行し、中綴じ処理トレイ331に排紙するよう制御する。
一方、S5010に処理を進めた場合、CPU402は、各ページのレイアウトを図29に示すような方法で行い、S5016に処理を進める。
S5016において、CPU402は、本文に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5017に処理を進める。
S5017において、CPU402は、本文に該当する用紙を搬送ローラ37,38によりスイッチバックさせた後、搬送パス41内部に順に蓄積するよう制御し、S5015に処理を進める。
一方、1部あたりの出力枚数がフィニッシャ315の中綴じ可能枚数を超えている即ちS5018に処理を進めた場合、CPU402は、処理を中断し、図25に示すエラーポップアップを操作部に表示し、S5019に処理を進める。
S5019において、CPU402は、図25に示すエラーポップアップの「中止」ボタンが押下されたか否かを判断する。「中止」ボタンが押下されたと判断した場合には、CPU402は、S5020に処理を進め、「中止」ボタンが押下されていないと判断した場合には、S5022に処理を進める。
S5020に処理を進めた場合、CPU402は、図25に示すエラーポップアップを非表示にし、S5021に処理を進める。
S5021において、CPU402は、ジョブを強制的に終了する処理を行い、処理を終える。
一方、S5022に処理を進めた場合、CPU402は、図25に示すエラーポップアップの「処理トレイに排紙」ボタンが押下されたか否かを判断する。「処理トレイに排紙」ボタンが押下されたと判断した場合には、CPU402は、S5023に処理を進め、「処理トレイに排紙」ボタンが押下されていないと判断した場合には、S5035に処理を進める。
S5023に処理を進めた場合、CPU402は、図25に示すエラーポップアップを非表示にし、S5024に処理を進める。
S5024において、CPU402は、排紙先を中綴じ処理トレイ331に決定し、S5025に処理を進める。
S5025において、CPU402は、表紙をつける指定がされているか否かを判断する。表紙をつける指定がされていると判断した場合には、CPU402は、S5026に処理を進め、表紙をつける指定がされていないと判断した場合には、S5027に処理を進める。
S5026に処理を進めた場合、CPU402は、各ページのレイアウトを図35に示すような方法で行い、S5028に処理を進める。
S5028において、CPU402は、本文に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5029に処理を進める。
S5029において、CPU402は、本文に該当する用紙を搬送ローラ37,38によりスイッチバックさせた後、搬送パス41内部に順に蓄積するよう制御する。
S5030において、CPU402は、表紙に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5031に処理を進める。
S5031において、CPU402は、表紙に該当する用紙を搬送ローラ37,38によりスイッチバックさせた後、搬送パス41内部に蓄積するよう制御する。
S5032において、CPU402は、搬送パス41内部に蓄積された用紙束に対して、5枚毎に折り処理を実行し、中綴じ処理トレイ331に排紙するよう制御する。
一方、S5027に処理を進めた場合、CPU402は、各ページのレイアウトを図30に示すような方法で行い、S5033に処理を進める。
S5033において、CPU402は、本文に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5034に処理を進める。
S5034において、CPU402は、本文に該当する用紙を搬送ローラ37,38によりスイッチバックさせた後、搬送パス41内部に順に蓄積するよう制御し、S5032に処理を進める。
一方、S5035に処理を進めた場合、CPU402は、図25に示すエラーポップアップの「積載トレイに排紙」ボタンが押下されたか否かを判断する。「積載トレイに排紙」ボタンが押下されたと判断した場合には、CPU402は、S5036に処理を進め、「積載トレイに排紙」ボタンが押下されていないと判断した場合には、S5019の処理に戻る。
S5036に処理を進めた場合、CPU402は、ステイプル処理する場合の1部あたりの出力枚数を算出する。出力枚数は、図29に示すように中綴じ処理であれば、12ページ原稿の場合、3枚となるが、ステイプル処理の場合は、図27に示すように6枚となる。ここで、ステイプル処理して得たい成果物は、中綴じ製本後のサイズとなる。例えば、S5001時点で選択されている用紙がA3サイズの場合、中綴じ処理を実施した成果物はA4サイズとなる。そのため、ここではA4サイズにレイアウトしてステイプルすることになる。
次にS5037において、CPU402は、出力枚数>ステイプル処理可能枚数となっているかを判断する。S5037にて、出力枚数>ステイプル処理可能枚数と判断した場合は、S5038に処理を進める。CPU402は、S5038にて図25に示すエラーポップアップを非表示にする。そして、CPU402は、S5039において、排紙先を積載トレイ328に決定し、S5040に処理を進める。
S5040において、CPU402は、表紙をつける指定がされているか否かを判断する。表紙をつける指定がされていると判断した場合には、CPU402は、S5041に処理を進め、表紙をつける指定がされていないと判断した場合には、S5042に処理を進める。
S5041に処理を進めた場合、CPU402は、各ページのレイアウトを図33に示すような方法で行い、S5043に処理を進める。
S5043において、CPU402は、表紙に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5044に処理を進める。
S5044において、CPU402は、綴じ処理及び折り処理を実行せずに表紙に該当する用紙を排紙するよう制御し、S5045に処理を進める。この場合、中綴じ処理トレイ331ではなく、積載トレイ328に排紙される。
一方、S5042に処理を進めた場合、CPU402は、各ページのレイアウトを図28に示すような方法で行い、S5045に処理を進める。
S5045において、CPU402は、本文に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5046に処理を進める。
S5046において、CPU402は、綴じ処理及び折り処理を実行せずに本文に該当する用紙を積載トレイ328に排紙するよう制御する。
一方で、S5037において、出力枚数≦ステイプル処理可能枚数と判断した場合は、S5050に処理を進める。CPU402は、S5050において図25に示すエラーポップアップを非表示にし、図26に示すステイプル切替画面を表示する。CPU402は、S5051、S5052にてステイプル処理に切り替えて排出するか否かを判断する。
図26において、「設定取消」ボタンが押下されたと判断した場合、CPU402はステイプル処理に切り替えずに排出すると判断する。そして、CPU402はS5070でステイプル処理切替画面を非表示にし、前述のS5038に進み、前述同様に処理を進める。
次に、図26において、「OK」ボタンが押下されたと判断した場合、CPU402はステイプル処理に切り替えて排出すると判断する。その場合、S5053において、ステイプル処理切替画面を非表示にする。さらにS5054において、CPU402は給紙する用紙サイズを決定する。例えば、S5001時点で選択されている用紙がA3サイズの場合、中綴じ処理を実施した成果物はA4サイズとなる。よって、S5054では、中綴じ処理時の成果物となる用紙サイズを選択する。
そして、CPU402は、S5055で最適なサイズがセットされているかどうか判断する。S5055で最適なサイズがない場合は、ユーザがセットするまで待ち、S5055で最適なサイズがセットされていると判断した場合はS5056の処理に進む。CPU402は、S5056において、排紙先を積載トレイ328に決定し、S5057に処理を進める。
S5057において、CPU402は、表紙をつける指定がされているか否かを判断する。表紙をつける指定がされていると判断した場合には、CPU402は、S5058に処理を進め、表紙をつける指定がされていないと判断した場合には、S5064に処理を進める。
S5058に処理を進めた場合、または、S5064に処理を進めた場合、CPU402は、各ページのレイアウトを図27に示すような方法で行う。次に、S5059に処理を進め、S5059において、CPU402は、表紙に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5060に処理を進める。
S5060において、CPU402は、ステイプラユニット61に表紙の用紙を排紙する。次に、S5061において、本文に該当する用紙に対して画像形成処理を行い、S5062に処理を進める。
S5062において、CPU402は、ステイプラユニット61に本文の用紙を排紙する。そして、S5063において、CPU402は、ステイプル処理を実行し、束成果物を積載トレイ328に排紙するよう制御する。
一方、S5064において、図27に示すようにレイアウト処理後、S5065において本文の画像形成処理を実施する。そして、CPU402は、S5066において前述のようにステイプラユニット61に用紙を排出し、ステイプル処理を実行し、束成果物を積載トレイ328に排紙するよう制御する。
以上のように制御することで、中綴じ処理可能な用紙後処理装置を用いて中綴じ可能枚数の制限を超えた場合に、印刷を中止するか、綴じ処理のみを解除するか、綴じ処理と折り処理を解除するか、ユーザの意向にあった選択を柔軟に行うことができる。
また、綴じ処理のみを解除した場合と綴じ処理と折り処理の両方を解除した場合の何れの場合も最適な画像レイアウトの成果物が得られるので、ユーザの利便性が向上する。
なお、上述した実施形態において、フィニッシャ315の中綴じ可能枚数が25枚、ステイプル可能枚数が50枚である場合について説明したが、これらの値に限られるものではない。
また、上述した実施形態において、5枚毎に折り処理を実行し、5枚毎に中綴じ処理トレイ331に排紙する場合について説明したが、これらの値に限られるものではない。
また、上述した実施形態では、製本物を左開きにする場合の原稿画像の各ページのレイアウト方法について説明したが、左開きに限られるものではない。
以下、本発明に係る画像形成装置で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。また、本発明は、データ処理プログラムを記憶した記憶媒体であってもよい。その場合、記憶媒体は、当該記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報、作成者等も記憶される場合がある。また、記憶媒体は、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、記憶媒体は、各種プログラムに従属するデータもディレクトリに管理している。また、当該記憶媒体に、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態におけるフローチャートに示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体を、システムあるいは装置に供給するようにしてもよい。また、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけに限られるものではない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
315 フィニッシャ、402 CPU、404 ROM、406 DRAM、
501 操作部

Claims (3)

  1. 画像形成装置から排紙された複数枚の用紙を積載し、ステイプル処理を実行して排紙することが可能な積載トレイと、複数枚の用紙に対して中綴じ処理もしくは中折り処理を実行して排紙する中綴じ処理トレイと、を備えた用紙後処理装置が接続されている画像形成装置において、
    前記画像形成装置に入力された画像データに基づいて1部あたりの出力枚数を算出すると共に、前記出力枚数が中綴じ可能枚数を超えたか否かを判別し、前記出力枚数が前記中綴じ可能枚数を超えたと判別した際、印刷を中止するか、中折り処理を実行するか、中綴じ処理を解除するかの何れかの選択をユーザに促す画面を表示手段に表示する制御を行う第一の制御手段を備え、
    前記第一の制御手段は、中綴じ処理を解除する選択が行われた場合に、ステイプル処理を実行した場合のステイプル出力枚数がステイプル可能枚数を超えたか否かを判別するステイプル処理可否判断手段と、
    前記ステイプル処理可否判断手段によってステイプル可能と判断した際、中綴じ処理を解除して、後処理を実行せず積載トレイに積載するか、ステイプル処理を実行して積載トレイに積載するかの何れかの選択をユーザに促す画面を前記表示手段に表示する制御を行う第二の制御手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第二の制御手段は、ステイプル処理を実行して積載トレイに積載することを選択した場合、前記中綴じ処理を実行後の成果物サイズの用紙を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第二の制御手段は、ステイプル処理を実行して積載トレイに積載することを選択した場合、前記中綴じ処理を実行する場合の画像形成順序から前記ステイプル処理を実行する場合の画像形成順序に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7401069B1 (ja) * 2023-06-20 2023-12-19 株式会社ゼスト 稼働状況集計システム、稼働状況集計方法及びプログラム

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