JP5218787B2 - 画像形成装置および画像形成システム - Google Patents

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この発明は画像データに基づいて画像形成を行う画像形成装置および該画像形成装置と外部機器とが接続された画像形成システムに関するものである。
画像データに基づいて画像を形成して用紙に転写するプリンタ、ファクシミリ、複写機、複合機などの画像形成装置では、ジョブに関するデータに基づいて画像形成が行われ、さらに所望により後処理がなされる。また、該画像形成装置は外部機器が接続されて画像形成システムとして使用されるものであってもよい。
上記ジョブに関するデータは、出力対象の画像データと出力条件を規定するチケットとを含んでいる。チケットは画像データの出力条件を規定するデータであり、具体的には、両面/片面印刷の別、用紙の選択、倍率、出力部数、画像のシフト量、スタンプの位置、Nin1、章分け、綴じ方向等、小冊子にして出力、ステイプル、中綴じ、パンチ穴開け等、を規定する。チケットは、ジョブ単位のチケット、ページ単位のチケットなどによって構成される。
上記チケットは、通常は、画像形成装置に備える操作表示部や、画像形成装置に接続された外部機器に備えられる操作表示部を通して操作者によって編集、設定される。ただし該設定においては、例えばある機能や印刷属性と別のある機能や印刷属性とが、出力不可であったり矛盾したりしていて同時に設定できない排他の関係になる場合があり、従来の装置では、これらの関係を予め定めた規則に基づいて禁則として、チケット設定を制約している。
この際に、禁則となる設定が選択された場合、警告メッセージを表示することにより操作性を向上する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、設定編集作業に長けたユーザ向けの通常画面から設定作業に不慣れなユーザや複雑な設定を必要としないユーザ向けの簡単画面とを切り替えて表示可能とし、通常設定画面から簡単設定画面へ切り替える際に必要の無いモードを解除することによって設定操作性を向上させた画像形成装置も提案されている(特許文献2参照)。
特開2007−140662号公報 特開2007−249089号公報
上記の従来技術においては、種々のジョブチケット編集およびページ単位チケット編集において、先に設定されているチケットと、今設定しようとしているチケットとが禁則関係にある場合は、先のチケットが解除されたり、後のチケットの設定を受理しない(拒絶する)という処理がなされるのが一般的である。しかし、禁則関係にない場合、先のチケットは継承されることになる。このような場合に、例えば、ジョブ内のそれぞれのページに対し個別にある設定を施した後にジョブ全体設定を編集した場合、具体的には、ページ単位シフト設定後のジョブ全体面付け変更設定、ページ単位綴じ方向設定後のジョブ全体面付け変更設定などを行ったような場合、ページ順や面付けが変更になる。すなわち、ある面付け設定基準でページ単位設定を変更した後に、基準の面付けが変更されるため、ページ単位設定は保障されないことになる。この結果、それぞれのページに対し個別に設定した内容が不要もしくは問題となる場合がある。このような場合には、手動で不要な設定や問題となる設定を解除しなければならないため、設定編集処理が非効率的になる、また、誤プリントが発生する可能性がある、という問題もある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、先に設定されているチケットと後に設定しようとしているチケットとが禁則関係になくとも、いずれかのチケットを制限した方が望ましい場合やチケットの内容が保証されないような場合に、チケットの両立を制限してチケットの設定作業の効率化を図ることを可能にする画像形成装置および画像形成システムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像データに対応する出力条件を定めたチケットに基づいて出力を制御する制御部と、前記チケットの設定入力が可能な操作表示部とを備え、
前記制御部は、複数の前記チケットに基づいた前記制御が可能であり、複数の前記チケット間で禁則となるか否かを判別するとともに、前記禁則以外に複数のチケット間で両立を制限するものであるか否かを判別し、
第1のチケットが設定された後、前記操作表示部で第2のチケットが設定された場合、前記第1のチケットと前記第2のチケットが前記両立が制限されているものであると判別すると、前記操作表示部で、両チケットの設定を制限するか否かの選択操作を可能にすることを特徴とする。
他の本発明は、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像データに対応する出力条件を定めたチケットに基づいて出力を制御する制御部と、前記チケットの設定入力が可能な操作表示部を備え、
前記制御部は、複数の前記チケットに基づいた前記制御が可能であり、複数の前記チケット間で禁則となるか否かを判別するとともに、前記禁則以外に複数のチケット間で両立を制限するものであるか否かを判別し、
第1のチケットが設定された後、前記操作表示部で第2のチケットが設定された場合、前記第1のチケットと前記第2のチケットが前記両立が制限されているものであると判別すると、前記第1のチケットの設定を解除することを特徴とする。
さらに他の本発明は、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像データに対応する出力条件を定めたチケットに基づいて出力を制御する制御部と、前記チケットの設定入力が可能な操作表示部を備え、
前記制御部は、複数の前記チケットに基づいた前記制御が可能であり、複数の前記チケット間で禁則となるか否かを判別するとともに、前記禁則以外に複数のチケット間で両立を制限するものであるか否かを判別し、
第1のチケットが設定された後、前記操作表示部で第2のチケットを設定された場合、前記第1のチケットと前記第2のチケットが前記両立が制限されているものであると判別すると、前記第2のチケットの設定を拒絶することを特徴とする。
前記制御部は、前記出力の制御として、前記画像形成の制御を行い、後処理装置を備える場合には、前記画像形成に加えて後処理の制御を行う。
前記チケットは、画像形成装置に備える操作表示部や、画像形成装置に接続された外部機器に備える操作表示部を通して操作者が設定入力することができる。
前記制御部は、第1のチケットが設定された後、上記操作表示部で第2のチケットが設定された際に、両チケットが禁則の関係になくても、両立が制限される関係にあると判別すると、両チケットのいずれかを制限することができる。例えば、第1のチケットを解除するか、第2のチケットを拒絶する。また、両チケットが制限される関係にあると判別される場合、操作表示部に警告を表示するようにしてもよい。この場合、上記両チケットの制限を行うことなく、警告を表示するようにして、両チケットの設定変更を可能にするようにしてもよい。また、両チケットが両立が制限される関係の場合、両チケットの制限(例えばチケットの設定解除や設定拒絶)を行うか否かを前記操作表示部で選択操作できるようにしてもよい。
なお、第1のチケットと第2のチケットとは、いずれも操作表示部で設定入力されたものの他、例えば第1のチケットが初期設定によって設定され、第2のチケットが操作表示部で設定入力されたものであってもよい。
操作者によって両チケットの制限を行わないことが選択されると、両チケットの制限を行うことなく第1のチケットと第2のチケットに基づいて出力を行うことができる。これにより、操作者が望まない制限がされて出力されるのを回避できる。
上記第1のチケットと第2のチケットとは、例えばジョブ単位チケットとページ単位チケットの関係を有する場合があり、このような場合、両チケットが制限された方が望ましいことがある。
例えば、第1のチケットがページ単位シフト設定、ページ単位綴じ方向設定、ページ単位スタンプ設定設定であり、前記第2のチケットが面付け数変更設定もしくは表裏面付けページ変更設定もしくは後処理設定である場合を挙げることができる。
面付け数変更設定の例として、通常、Nin1、Nリピート、小冊子、無線綴じ等が挙げられる。
表裏面付けページ変更設定の例として、小冊子、無線綴じ、章分け、インターシート、PI挿入等が挙げられる。
後処理設定の例として、ステイプル、パンチ、折り等が挙げられる。
また、ジョブ単位チケット間、ページ単位チケット間でも同様に制限をした方が望ましいことがある。
なお、本発明の一部形態では、第1のチケット、第2のチケットとして規定しているが、本発明としてはチケットの数が制限されるものではなく、また、チケットの設定入力順序が連続するものに限定されるものではない。したがって、第1のチケットと第2のチケットの間に他のチケットが設定入力されるようなものであってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像データに対応する出力条件を定めたチケットに基づいて出力を制御する制御部とを備え、前記制御部は、複数の前記チケットに基づいた前記制御が可能であり、複数の前記チケット間で禁則となるか否かを判別するとともに、前記禁則以外に複数のチケット間で両立を制限するものであるか否かを判別するので、禁則以外にも両立を制限するチケットを制御部によって判別することで、チケットの設定/編集作業を効率化できる効果がある。
本発明の一実施形態における画像形成装置の全体図を示す。 同じく、画像形成システムの全体ブロック図を示す。 従来のチケット設定のフローチャートを示す。 本発明の一実施形態におけるフローチャートを示す。 同じく、他の実施形態におけるフローチャートを示す。 同じく、さらに他の実施形態におけるフローチャートを示す。 同じく、ページ単位シフト設定後に2in1を設定した場合に、ページ単位シフトを解除するか、2in1を拒絶する設定フロー例を示す。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、画像形成装置全体の中央断面図であり、機械的な構成を示している。以下に、その構成を説明する。
画像形成装置1は、その上部側に、CCD131を含むスキャナ部130、流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)135が設けられて、プラテンガラス137またはADF原稿読み取り用スリットガラス138を通して原稿の画像読取が可能になっている。
上記したスキャナ部130、流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)135、プラテンガラス137、ADF原稿読み取り用スリットガラス138などにより、スキャナ部に係わる画像読込部が構成されている。
また、画像形成装置1の上部側で、プラテンガラス137が位置しない箇所に、タッチパネルからなる操作部140が設けられて、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。
画像形成装置1の下部側には、複数の給紙トレイ(1−3)153(図では3段)が配置され、さらに画像形成装置1に付設するようにして同じく給紙トレイとなる大容量給紙トレイ154が配置されている。画像形成装置本体内には、給紙トレイから給紙される用紙を搬送する搬送路、第二給紙ローラー155などが設けられており、該搬送路途中に、LD部151a、感光体151b、帯電器151c、現像器151d、転写部151e、定着器151fなどで構成される画像形成部151が設けられている。
上記画像形成部151、給紙トレイ(1−3)153、大容量給紙トレイ154、搬送路、第2給紙ローラー155などによって、本発明のプリンタ部150が構成されている。
帯電器151c、現像器151d、転写部151eは、感光体151bの周囲に配置されている。帯電器151cは、画像書込み前に感光体151bの表面を一様に帯電する。LD部151aは、表面が一様に帯電された感光体151bに半導体レーザを照射することにより感光体151bに静電潜像を形成する。現像器151dは、LD部151aによって感光体151bに形成された静電潜像をトナー部材によって現像する。この現像処理によって感光体151bにトナー画像が形成される。転写部151eは、給紙トレイ(1−3)153や大容量給紙トレイ154から搬送されてきた用紙に感光体151bのトナー画像を転写する。トナー像が転写された用紙は、感光体151bから分離されて定着器151fに搬送される。感光体151bに残留したトナー部材は、クリーニング部によって除去される。
定着器151fは、搬送された用紙を加熱することにより用紙の表面側に転写されたトナー画像を定着する。定着処理が施された用紙は、片面印刷の場合には画像形成装置1側方に位置する後処理装置(FNS)170にそのまま搬送される。後処理装置(FNS)170では、ステイプル、パンチ、断裁などが行われる。一方、両面印刷の場合には、定着後の用紙がスイッチバックされて当該用紙の裏面側に画像形成部151で所定の画像が転写される。そして、両面に画像が形成された用紙は定着後に後処理装置(FNS)170に搬送される。
なお、この実施形態では、後処理装置(FNS)170を備える画像形成装置1について説明をしているが、本発明としては後処理装置(FNS)を備えない画像形成装置であってもよい。本体制御部110は、画像形成装置1全体の制御を行うものであり、後述するCPU等によって構成される。
図2は、デジタル複合機(コピア、プリンタ、スキャナ)である画像形成装置1の回路ブロックと外部機器2との接続を示しており、画像形成システムの全体ブロック図である。その内容を以下に詳細に説明する。
画像形成装置1は、本体制御部110とスキャナ部130と操作部140とプリンタ部150とを有するデジタルコピア本体と、LAN3を通して端末などの外部機器2から入力される画像データを処理し、またはスキャナ部130で得た画像データを、LAN3を通して外部機器2に転送可能にするプリントコントローラ160とを備えている。
本体制御部110には前記プリントコントローラ160に接続されたPCIバスを有しており、該PCIバスにDRAM制御IC115が接続されている。DRAM制御IC115には、圧縮メモリ121と伸長メモリ122とからなる画像メモリ120が接続されている。圧縮メモリ121は、圧縮画像データを格納するためのメモリであり、伸長メモリ122は、画像形成前にプリント対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。
また、PCIバスにはHDD123が接続されており、該HDD123には、スキャナ部130で取得した画像データやプリントコントローラ160に接続される外部機器2などにより生成された画像データ等を保存する。
上記プリントコントローラ160で取得される画像データやHDD123に格納された画像データは、プリント動作に伴ってPCIバスを通してDRAM制御ICへと送信される。
また、本体制御部110には、画像制御CPU111を備えており、該画像制御CPU111に前記DRAM制御IC115が接続されている。
また、画像制御CPU111には、ROMなどにより構成されるプログラムメモリ112とRAMで構成されるシステムメモリ113、フラッシュメモリなどにより構成される不揮発メモリ114が接続されている。該不揮発メモリ114には、画像形成装置1の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報、ユーザ設定値、出力設定の初期データ、禁則となるチケット関係の規則や禁則外で両立が制限されるチケット関係の規則などが格納されており、プログラムメモリ112には、上記画像制御CPU111を動作させるための本発明のプログラム等が格納されている。システムメモリ113は、画像制御CPU111が動作する際に、データを一時格納したり、ワークエリアとして用いられる。
画像制御CPU111は、前記プログラムメモリ112、システムメモリ113のデータや不揮発メモリ114の不揮発データを読み取り可能であり、また、所望のデータをシステムメモリ113や不揮発メモリ114に書き込むことが可能である。IO部116は、画像形成装置1内の各部との間で情報の授受を行うインターフェースとして動作する。
画像制御CPU111は、上記機械設定情報や印刷設定情報、チケットの規則などに従って画像形成装置1の各部を動作制御する。
画像制御CPU111は、上記プログラムメモリ112、システムメモリ113、不揮発メモリ114、IO部116などとともに本発明の制御部を構成する。制御部は、HDD123や圧縮メモリ121に格納された画像データおよびシステムメモリ113に格納されたジョブに関するデータ(チケットデータ、画像データアドレスなど)に基づいてJOBの予約、実行等の管理制御を行う。
また、画像制御CPU111には、記憶装置118が接続されており、該記憶装置118を通して外部の記憶媒体(USBなど)にデータを格納したり、外部の記憶媒体からデータを読み込むことができる。
次に、前記スキャナ部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナ部130全体の制御を行うスキャナ制御部132とを備えている。スキャナ制御部132は、前記画像制御CPU111とシリアル通信可能に接続されている。また、前記CCD131は、該CCD131で読み取った画像データを処理する読み取り処理部117に接続され、該読み取り処理部117は前記したDRAM制御IC115に制御可能に接続されている。
また、スキャナ部130での複数枚の原稿の読み取りを行うために、流し込みtype自動原稿給送装置135を有しており、該流し込みtype自動原稿給送装置135は、該装置全体の制御を行うADF制御部136を備えている。ADF制御部136は、前記画像制御CPU111とシリアル通信可能に接続されている。
前記操作部140は、表示部と入力部とを兼ね、タッチパネルで構成されるLCD141と、操作部全体を制御する操作部制御部142とを備えており、該操作部制御部142は前記画像制御CPU111にシリアル通信可能に接続されている。操作部140では、画像制御CPU111の制御を受けて、LCD141によって、画像形成装置1における出力条件設定(チケット設定)や動作制御条件などの機械設定入力、各給紙トレイの用紙情報(サイズ、紙種)の設定入力や、設定内容の表示、警告などの所望の情報等の表示などが可能になっている。したがって、操作部140は、本発明の操作表示部に相当する。
また、前記DRAM制御IC115には、画像データを圧縮・伸長する圧縮・伸長IC124が接続されている。
書き込み処理部125は、プリンタ部150のLD151aなどを備える画像形成部151に接続され、LD部151aの動作に用いられる書き込みデータの処理を行う。
プリンタ部150は、上記画像形成部151の他、給紙トレイ(1−3)153、大容量給紙トレイ154で構成される給紙部、搬送路や第二給紙コントローラ−155を備える搬送部などにより構成される。
また、プリンタ部150は、プリンタ部150の全体(給紙、画像形成、排紙、後処理など)を制御するプリンタ制御部152を備えており、プリンタ制御部152は前記した画像制御CPU111に接続されている。プリンタ制御部152は画像制御CPU111の制御指令に従って動作してプリンタ部150を制御する。プリンタ制御部152には、後処理装置170全体を制御するFNS制御部171が接続されており、プリンタ制御部152を介して後処理装置170の制御がなされる。
また、上記のように前記DRAM制御IC115が接続されたPCIバスには、前記プリントコントローラ160のDRAM制御IC161が接続されている。前記プリントコントローラ160は、画像形成装置をネットワークプリンタやネットワークスキャナとして使用する場合に、LAN3に接続される外部機器2などから画像データ等を画像形成装置1で受信したり、スキャナ部130で取得した画像データをLAN3に接続される外部機器2などに送信したりするものである。プリントコントローラ160では、DRAM制御IC161に、DRAMなどで構成される画像メモリ162が接続されている。また、プリントコントローラ160では、共通バスに前記DRAM制御IC161と、プリントコントローラ160全体の制御を行うコントローラ制御CPU163、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、LAN3に接続されている。
次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
第1に画像形成装置1において、スキャナ部130で画像を読み取り画像データを生成する場合について説明する。スキャナ部130において原稿からCCD131により画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU111から指令を受けるスキャナ制御部132によってCCD131の動作制御を行う。原稿の読み取りは、流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)135によって原稿を給送しつつ行ってもよく、また、プラテンガラス137上に原稿を置いて行ってもよい。
画像制御CPU111はプログラムによって動作し、操作部140による操作に基づいてスキャナ部130への指令を発行する。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部117でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、DRAM制御IC115を介して圧縮・伸長IC124に送られて所定の方法によって圧縮される。圧縮されたデータは、DRAM制御IC115を介して圧縮メモリ121に格納される。また、HDD123に格納する場合は、圧縮メモリ121に一旦格納したデータをDRAM制御IC115を介してHDD123に送る。
この他に画像データは、LAN3を介して画像形成装置1に入力される。上記画像データとしては、例えば外部機器2などのアプリケーションプログラム等により生成されたものや他の画像形成装置により生成されたものが挙げられる。該データは、LAN3、LANインターフェース165を介してプリントコントローラ160で受信され、DRAM制御IC161によって画像メモリ162に一旦格納される。上記画像メモリ162に格納されたデータは、PCIバスを介してDRAM制御IC115に転送され、伸長メモリ122に一旦格納される。伸長メモリ122に格納されたデータは、DRAM制御IC115を介して圧縮・伸長IC124に送られて圧縮処理され、DRAM制御IC115を介して圧縮メモリ121に格納される。HDD123に格納する場合は、圧縮メモリ121に一旦格納したデータをDRAM制御IC115を介してHDD123に送る。
上記画像データの蓄積に際しては、画像データの蓄積前または蓄積後に出力設定がなされる。該出力設定は、前記操作部140に操作入力が可能な設定画面を表示して、操作者による操作入力によって行うことができる。また、初期設定において出力設定項目が選択されており、操作者による設定入力がなされない場合にも該初期設定によって出力設定がなされる。
図7は、該設定画面1400を示すものであり、各種設定釦群1401が操作入力可能に表示される。例えば、設定釦群1401のうちから、とじしろ釦が操作者によって押下げられると、操作部140に、とじしろ設定画面1410が操作入力可能に表示される。この画面でページ単位設定釦が押下げられると、操作部140に、ページ単位綴じしろ設定画面1420が操作入力可能に表示される。該ページ単位綴じしろ設定画面1420で設定変更釦が押下げられるとページ単位綴じしろ値入力画面1430が入力可能に表示される。この画面でページ単位の綴じしろ値を入力することができる。この画面で確定釦を押下げると、設定画面1400に戻る。制御部では、上記入力に基づいてページ単位での綴じしろ設定に関するチケットを生成する。
また、設定画面1400の設定釦群1401のうちから、集約釦が操作者によって押下げられると、操作部140に、図7に示すように集約設定画面1440が操作入力可能に表示される。この画面で集約の設定入力を行い、閉じる釦を押すことで、制御部では集約設定に関するチケットを生成する。また、制御部では、初期設定によって所定の項目に関する出力設定がなされ、操作者による設定変更がなされないものについてはそのままチケットを生成する。
上記のように制御部は、チケット設定手段として機能する。
表1は、上記チケットを含み、システムメモリ113に格納されるジョブデータおよびページデータを示すものである。すなわち、ジョブ単位でのチケットとページ単位でのチケットとが含まれている。
Figure 0005218787
次に、画像形成装置1で画像出力を行う場合、システムメモリ113に格納されたジョブデータおよびページデータに基づいて画像データが読み出される。HDD123に画像データが格納されている場合、画像データをDRAM制御IC115を介して圧縮メモリ121に一旦格納する。圧縮メモリ121に格納されている画像データは、DRAM制御IC115を介して圧縮・伸長IC124に送出してデータを伸長する。伸長したデータはDRAM制御IC115を介して書き込み処理部125に送出して書き込みデータを生成し、LD部151aにおいて感光体151bへの書き込みを行う。
プリンタ部150では、画像制御CPU111の指令を受けたプリンタ制御部152によって給紙トレイ(1−3)153、大容量給紙トレイ154、搬送路などの各部の制御が行われる。プリンタ部150において、画像形成、用紙への転写、定着、搬送路による後処理装置(FNS)170への搬送、後処理装置(FNS)170での後処理などが順次行われて印刷出力が行われる。この際には、チケットとして設定されている出力条件に基づいて出力がなされる。
以下に、複数のチケットの設定がなされる際の処理手順について、図3〜図6フローチャートに基づいて説明を行う。
先ず、従来の禁則処理における処理手順を図3に基づいて説明する。該処理は、制御部によって実行される。
前記操作部140で、第1のチケット(チケットA)が設定入力されると、該入力結果が制御部で受け付けられ(ステップs1)、その後、第2のチケット(チケットB)が設定入力されると、該入力結果が制御部に受け付けられる(ステップs2)。
制御部では、上記チケットAとチケットBの関係が禁則関係にあるか否かの判別を行う(ステップs3))。禁則関係は、予め制御部に規則としてデータ格納されており、前記チケットの内容に応じて前記データが読み出されて禁則関係にあるか否かの判定がなされる。上記禁則としてのデータは、例えば不揮発メモリ114に格納しておく。
上記チケットの関係が禁則関係にない場合(ステップs3、NO)、チケットAにチケットBが継承される。一方、二つのチケットが禁則関係にある場合(ステップs3、YES)、先に設定入力されたチケットAを解除するか、後に設定入力されたチケットBの設定を拒絶する(ステップs4)。これにより禁則となる出力設定がなされることなくチケットの設定がなされる。しかし、この処理手順では、禁則以外で、両立を制限した方が望ましいチケットがある場合、操作者は手動でチケットの解除等を行ったり、問題のある形で出力がなされてしまったりする。
図4以降のフローチャートでは、従来の禁則以外に両立となるチケットを制限する本発明の処理手順を説明する。該処理はいずれも制御部の制御によって実行される。
なお、それぞれの処理手順で判別対象となるチケットの関係は表2に示しており、それぞれの関係はNo.1、2、3(丸数字)で区別している。
先ず、第1のチケット(チケットA)が設定される(ステップs10)。該設定は、操作部140で設定入力されたものでよく、また、初期設定によって自動的に設定されたものであってもよい。その後、操作部140を介して第2のチケット(チケットB)が設定入力されると、制御部に受け付けられる(ステップs11)。
制御部では、上記チケットAとチケットBの関係が禁則関係にあるか否かの判別を行う(ステップs12)。禁則関係は、上記と同様に不揮発メモリ114に格納されており、必要に応じて読み出され、上記判別に利用される。
上記チケットの関係が禁則関係にある場合(ステップs12、YES)、先に設定されたチケットAを解除するか、後に設定入力されたチケットBの設定を拒絶し(ステップs13)、処理を終了する。このような関係(禁則)にあるチケットは、例えば表2でNo.1として表示されたものがある。
一方、上記チケットの関係が禁則関係にない場合(ステップs12、NO)、二つのチケットの関係において、チケットB設定によりチケットAが意味をなさないか、不要になるものであるか否かの判別がなされる(ステップs14)。この関係は、両立が制限されるチケット関係は、予め制御部に規則データとして格納されており、前記チケットの設定入力に応じて前記データが読み出されて両立が制限されるものであるか否かの判定がなされる。上記データは、例えば不揮発メモリ114に格納しておく。
上記チケットの関係が両立が制限される関係でない場合(ステップs14、NO)、チケットBをチケットAに継承して処理を終了する。このような関係にあるチケットは、例えば表2でNo.3として表示されたものがある。
一方、上記チケットの関係が両立が制限される関係である場合(ステップs14、YES)、チケットAを解除して処理を終了する。このような関係にあるチケットは、例えば表2でNo.2として表示されたものがある。
上記のように制御部は、チケットの解除を判別する手段として機能し、さらにチケットの設定を解除する手段として機能する。
次に、他の形態を図5に基づいて説明する。
第1のチケット(チケットA)が設定され(ステップs20)、その後、前記操作部140で、第2のチケット(チケットB)が設定入力されると、該入力結果が制御部に受け付けられる(ステップs21)。
制御部では、上記チケットAとチケットBの関係が禁則関係にあるか否かの判別を行う(ステップs22)。禁則関係の規則データは、上記と同様に不揮発メモリ114に格納されており、必要に応じて読み出され、上記判別に利用される。
上記チケットの関係が禁則関係にある場合(ステップs22、YES)、先に設定入力されたチケットAを解除するか、後に設定入力されたチケットBの設定を拒絶し(ステップs23)、処理を終了する。このような関係(禁則)にあるチケットは、例えば表2でNo.1として表示されたものがある。
上記チケットの関係が禁則関係にない場合(ステップs22、NO)、二つのチケットの関係において、チケットB設定によりチケットAが意味をなさないか、不要になるものであるか否かの判別がなされる(ステップs24)。上記と同様に不揮発メモリ114に格納されており、必要に応じて読み出され、上記判別に利用される。
上記チケットの関係が両立が制限される関係でない場合(ステップs24、NO)、チケットBをチケットAに継承して処理を終了する。このような関係にあるチケットは、例えば表2でNo.3として表示されたものがある。
一方、上記チケットの関係が両立が制限される関係である場合(ステップs24、YES)、チケットBを拒絶して処理を終了する。このような関係にあるチケットは、例えば表2でNo.2として表示されたものがある。
上記のように制御部は、チケットの拒絶を判別する手段として機能し、さらにチケットの設定を拒絶する手段として機能する。
さらに、他の形態を図6のフローチャートに基づいて説明する。この形態は、チケット間で禁則以外に両立が制限される関係にある場合に、前記制限を行うか否かを選択可能とする処理手順である。
第1のチケット(チケットA)が設定され(ステップs30)、前記操作部140で、その後、第2のチケット(チケットB)が設定入力されると、該入力結果が制御部に受け付けられる(ステップs31)。
制御部では、上記チケットAとチケットBの関係が禁則関係にあるか否かの判別を行う(ステップs32)。禁則関係の規則データは、上記と同様に不揮発メモリ114に格納されており、必要に応じて読み出され、上記判別に利用される。
上記チケットの関係が禁則関係にある場合(ステップs32、YES)、先に設定入力されたチケットAを解除するか、後に設定入力されたチケットBの設定を拒絶し(ステップs33)、処理を終了する。このような関係(禁則)にあるチケットは、例えば表2でNo.1として表示されたものがある。
上記チケットの関係が禁則関係にない場合(ステップs32、NO)、二つのチケットの関係において、チケットB設定によりチケットAが意味をなさないか、不要になるものであるか否かの判別がなされる(ステップs34)。上記と同様に不揮発メモリ114に格納されており、必要に応じて読み出され、上記判別に利用される。
上記チケットの関係が両立が制限される関係でない場合(ステップs34、NO)、チケットBをチケットAに継承して処理を終了する。このような関係にあるチケットは、例えば表2でNo.3として表示されたものがある。
一方、上記チケットの関係が両立が制限される関係である場合(ステップs34、YES)、前記操作部140にチケットAを解除するか否かを選択操作を行う画面を表示し、操作者による操作を求める(ステップs35)。このような関係にあるチケットは、例えば表2でNo.2として表示されたものがある。
チケットAを解除する、が選択されると(ステップs35、YES)、制御部はチケットAを解除して(ステップs36)、処理を終了する。一方、チケットAを解除しない、が選択されると(ステップs35、NO)、前記操作部140にチケットBを拒絶するか否かを選択操作を行う画面を表示し、操作者による操作を求める(ステップs37)。チケットBを拒絶する、が選択されると(ステップs37、YES)、制御部はチケットBを拒絶して(ステップs38)、処理を終了する。一方、チケットBを拒絶しない、が選択されると(ステップs37、NO)、チケットAにチケットBが継承されて処理が終了する。すなわち、チケットの解除も拒絶も選択されなければ、両立が制限される2つのチケットを所望により両立させて出力することが可能になる。
チケット間で禁則以外に両立が制限される関係にある場合に、前記制限を行うか否かを選択可能とする画面表示の例を図7に示す。
図7では、既に説明したように、出力条件の設定を行う設定画面1400が操作部140に表示されて各種設定が可能になる。第1のチケットとしてページ単位綴じしろ設定画面1420によってページ単位の綴じしろ設定が先になされると、制御部では、該チケットの設定入力を受け付ける。その後、第2のチケットとしてジョブ単位で集約の設定がなされると、制御部では、第1のチケットと第2のチケットとが禁則の関係にあるか否かの判別がなされる。この例では、禁則の関係にないため、両立が制限されているチケットの関係にあるか否かが制御部で判別される。この関係は、ページ単位閉じ方向とNin1の関係を含むため、表2に示すように、両立が制限されている関係にある。
このため、制御部では、操作部140に、第1のチケット、すなわち、ページ単位綴じしろ設定を解除するか否かを選択させる解除選択画面1450を操作入力可能に表示する。
この解除選択画面1450で、解除する釦1451が選択されると、ページ単位綴じしろ設定を解除し、集約設定のチケットが受け入れられる。解除しない釦1452が選択されると、ページ単位綴じしろ設定のチケットが受け入れられる。
また、図6に示すフローチャートでは、解除しない釦1452が選択された場合、制御部では、操作部140に、Nin1の設定を拒絶するか否かを選択させる拒絶選択画面1460を操作入力可能に表示する。この拒絶選択画面1460で、拒絶する釦1461が選択されると、Nin1の設定を拒絶し、ページ単位綴じしろの設定のチケットが受け入れられる。拒絶しない釦1462が選択されると、ページ単位綴じしろの設定が継承されるとともにNin1設定のチケットが受け入れられる。
なお、上記説明では、第1のチケットの解除の選択を求める画面を表示し、解除が選択されない場合に第2のチケットの拒絶の選択を求める画面を表示するものとしたが、いずれの選択画面を先に表示するかはこれに限定されるものではない。また、いずれか一方のみの選択画面が表示されるようにしてもよい。一方のみに選択画面が表示されて解除や拒絶をしないことが選択されると、両立が制限されるチケットを両立させるようにすることができる。
次に、表2に示すチケットの組み合わせについて説明する。
これらの組み合わせでは、主として、ページ単位シフト設定後に面付け数または表裏面付けページまたは後処理が変更になるモード変更がなされた場合、ページ単位綴じ方向設定後に面付け数または表裏面付けページまたは後処理が変更になるモード変更がなされた場合、ページ単位スタンプ設定後に面付け数または表裏面付けページまたは後処理が変更になるモード変更がなされた場合に、主として禁則以外で両立が制限されるものとして規定している。
Figure 0005218787
これらの組み合わせのうち、例えば備考1で示されるNin1設定後のページ単位シフトは、Nin1設定ジョブの特定のページのみの画像位置を修正したときに、両者は禁則に該当しないものであり、その後のチケット設定でページ単位シフト設定によってこれを実現できる(図4〜図6のフローチャートでNo.3で示されるものである)。しかし、通常設定ジョブ(1in1)の特定ページのみの画像位置をページ単位シフト設定によって修正した後に、Nin1設定や小冊子設定によりページ順、面付け数を変更した場合は、前に設定したページ単位シフトは意味をなさないため、両立を制限するのが望ましい(図4〜図6のフローチャートでNo.2で示されるものである)。
また、表2の組み合わせのうち、例えば備考2で示されるジョブ全体シフト設定をした後に、ステイプルやパンチの後処理を設定した場合には、シフト設定によりステイプル位置と画像位置とが異なる場合が考えられるため、この場合は、シフト設定を解除するのが望ましい(図4〜図6のフローチャートでNo.2で示されるものである)。
また、表2の組み合わせのうち、例えば備考3で示されるように、ポートレイト原稿とランドスケープ原稿が混在しているジョブに対し、章分けまたはインターシートを設定し、ある特定の用紙の綴じ方向(表裏面付け)を変更したい場合は、ページ単位綴じ方向設定によってそれを実現できる(図4〜図6のフローチャートでNo.3で示されるものである)。しかし、ページ単位綴じ方向が既に設定されているジョブに対し、章分け設定またはインターシート設定により、表裏面付けページを変更した場合、章分け設定またはインターシート設定前には、裏面に面付けされたページが表面に面付けされる(その逆も)ことがあるため、前に設定したページ単位綴じ方向では、所望の出力物が得られない。この場合、ページ単位綴じ方向設定を解除するのが望ましい(図4〜図6のフローチャートでNo.2で示されるものである)。
また、表2の組み合わせのうち、例えば備考4で示されるように、章分け+ページ単位スタンプの組み合わせで、章先頭ページのみにスタンプを印字したい場合がある。章分け設定後に、ページ単位スタンプを設定する場合には、それを実現できる(図4〜図6のフローチャートでNo.3で示される)。しかし、ページ単位スタンプが設定された後に章分け設定を変更する場合には、元々ページ単位スタンプが設定されているページが章先頭ページであるかどうかは不定なので、ページ単位スタンプを解除するのが望ましい(図4〜図6のフローチャートでNo.2で示されるものである)。
上記説明では、画像形成装置について説明したが、画像形成装置と外部機器とが接続された画像形成システムにおいても同様の効果を得ることができる。この場合、外部機器に上記した操作表示部を備え、該操作表示部においてチケットの設定やチケットの解除選択、拒絶選択を行うようにしたものであってもよい。チケット間の禁則の関係や両立の制限の関係は、画像形成装置に備える制御部によって判別を行うことができる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは当然に適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
2 外部機器
111 画像制御CPU
113 システムメモリ
130 スキャナ部
140 操作部
150 プリンタ部
160 プリントコントローラ

Claims (13)

  1. 画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像データに対応する出力条件を定めたチケットに基づいて出力を制御する制御部と、前記チケットの設定入力が可能な操作表示部とを備え、
    前記制御部は、複数の前記チケットに基づいた前記制御が可能であり、複数の前記チケット間で禁則となるか否かを判別するとともに、前記禁則以外に複数のチケット間で両立を制限するものであるか否かを判別し、
    第1のチケットが設定された後、前記操作表示部で第2のチケットが設定された場合、前記第1のチケットと前記第2のチケットが前記両立が制限されているものであると判別すると、前記操作表示部で、両チケットの設定を制限するか否かの選択操作を可能にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像データに対応する出力条件を定めたチケットに基づいて出力を制御する制御部と、前記チケットの設定入力が可能な操作表示部とを備え、
    前記制御部は、複数の前記チケットに基づいた前記制御が可能であり、複数の前記チケット間で禁則となるか否かを判別するとともに、前記禁則以外に複数のチケット間で両立を制限するものであるか否かを判別し、
    第1のチケットが設定された後、前記操作表示部で第2のチケットが設定された場合、前記第1のチケットと前記第2のチケットが前記両立が制限されているものであると判別すると、前記第1のチケットの設定を解除することを特徴とする画像形成装置。
  3. 画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、前記画像データに対応する出力条件を定めたチケットに基づいて出力を制御する制御部と、前記チケットの設定入力が可能な操作表示部を備え、
    前記制御部は、複数の前記チケットに基づいた前記制御が可能であり、複数の前記チケット間で禁則となるか否かを判別するとともに、前記禁則以外に複数のチケット間で両立を制限するものであるか否かを判別し、
    第1のチケットが設定された後、前記操作表示部で第2のチケットを設定された場合、前記第1のチケットと前記第2のチケットが前記両立が制限されているものであると判別すると、前記第2のチケットの設定を拒絶することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記解除に先だって、前記操作表示部で、解除する、解除しない、の選択操作を可能にし、解除しないが選択されると、前記第1のチケットの解除を行わないことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記拒絶に先だって、前記操作表示部で、拒絶する、拒絶しない、の選択操作を可能にし、拒絶しないが選択されると、前記第2のチケットの拒絶を行わないことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記出力制御として、前記画像形成または前記画像形成および後処理の制御を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 記制御部は、第1のチケットが設定された後、前記操作表示部で第2のチケットが設定された場合、前記第1のチケットと前記第2のチケットが前記両立が制限されているものであると判別すると、前記操作表示部に警告を表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1のチケットがページ単位シフト設定であり、前記第2のチケットが面付け数変更設定もしくは表裏面付けページ変更設定もしくは後処理設定であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1のチケットがページ単位綴じ方向設定であり、前記第2のチケットが面付け数変更設定もしくは表裏面付けページ変更設定もしくは後処理設定であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1のチケットがページ単位スタンプ設定設定であり、前記第2のチケットが面付け数変更設定もしくは表裏面付けページ変更設定もしくは後処理設定であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記複数のチケットがジョブ単位チケットとページ単位チケットとであることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記禁則となるチケット間の関係と、前記両立が制限されるチケット間の関係が予め規定されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成装置と、該画像形成装置に接続された外部機器とを備え、該外部機器に、請求項1〜12のいずれかに記載の操作表示部を備えることを特徴とする画像形成システム。
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