JP3471870B2 - 印刷装置および処理方法 - Google Patents

印刷装置および処理方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置および処理方
法に関し、とくにプリンタ(制御)言語に依存せず、あ
るいはプリンタ言語にまたがってプリンタ各機能の設定
値の設定を行うことのできる、プリンタ言語の上位概念
に当たる制御言語(上位言語)を搭載し、かつ一つ以上
のプリンタ言語を有する印刷装置および処理方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の印刷装置では、印刷環境を
決めるためにプリンタ言語ごとに独自に制御コマンド群
を用意し、ホストコンピュータ(以下、ホストと略す)
が印字データと共にこの制御コマンドを送信すること
で、ホストから印刷装置に対して種々の動作の指示がな
されていた。具体的な制御コマンドとしては、例えば、
同一ページを複数枚印刷させるコピー枚数指定コマンド
や、文字の書体やサイズを選ぶフォント選択コマンド、
印刷画像の拡大・縮小を指定して、A3紙の画像データ
をA4紙に印刷するような指示をする拡大・縮小コマン
ドなど様々なコマンドがプリンタ制御言語ごとに定義さ
れている。そして、印刷装置はホストコンピュータから
のデータを受信すると、データ解析を行ない印字データ
と制御コマンドの区別を行ない、制御コマンドの場合は
その種類やパラメータを解析して所定の動作あるいは印
刷環境の設定を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな印刷装置において、ホストは通常制御コマンドと印
刷データを混在させて1つのデータファイルとして保存
し、必要に応じて印刷装置に送信している。このような
データは、ユーザが直接制御コマンドを入れながら作成
する場合もあれば、ワープロソフトや表計算ソフトのよ
うないわゆるアプリケーションソフトウェア(以下、ア
プリケーションと略す)上で自動的に制御コマンドが挿
入されて作られる場合もある。このため、使用するアプ
リケーションがその機能をサポートしていない場合、プ
リンタが利用したい機能を有していても、そのアプリケ
ーションからはその機能を利用できないという問題点が
あった。また、印刷装置が上位言語を備えており、上位
言語によって前述の機能をサポート可能な場合もある
が、その場合も上位言語による制御コマンドをユーザが
直接データ内に入れる場合と、アプリケーションにより
データ中に上位言語による制御コマンドが挿入される場
合がある。ところが、プリンタ言語と上位言語に同じ機
能についての設定を行なう項目があり、しかもそれらが
食い違っていた場合、一方の設定が優先的に設定され、
他方の設定は無効となってしまう。例えば、プリンタ言
語よりも上位言語の方が優先であれば、上位言語に対応
していないアプリケーションからは上位言語が設定した
印刷環境は変更できなかった。逆に、上位言語よりもプ
リンタ言語の方が優先であれば、既に作成したデータに
おいて印刷環境を変更したい場合、既に制御コマンドが
データに埋め込まれているため、ユーザが直接制御コマ
ンドを挿入する場合は、再度データの中をチェックして
不都合な制御コマンドをすべて修正する必要があり、ア
プリケーションにより設定された場合はアプリケーショ
ンを再実行して指示を与え直す必要があった。
【0004】また、上位言語により設定される印刷環境
の設定は直後のプリントジョブのみ、あるいは新たな設
定値が設定されるまで有効であった。このため、直後の
プリントジョブのみに有効な場合は、例え同じ設定項目
を同じ値に設定する場合にでも、毎回上位言語による設
定コマンドを送る必要があり、新たな設定値が設定され
るまで有効な場合には、既に設定された値を初期化する
かあるいはすべての設定項目を毎回設定しないと、前の
プリントジョブの設定を自動的に引き継いでしまい必ず
しも希望の印刷環境にはならなかった。
【0005】そこで本発明の目的は以上のような問題を
解消した印刷装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、少なくとも1つのプリンタ言語と、
前記プリンタ言語による複数のプリントジョブにまたが
って印刷装置の各機能の設定値を設定可能な上位言語と
を搭載した印刷装置において、プリントジョブにおい
て、前記プリント言語のコマンドによる設定項目の設定
値と、前記上位言語のコマンドによる前記設定項目の設
定値とが整合していないときに前記プリント言語による
設定値と前記上位言語による設定値とのいずれを優先す
るかを示す優先順位を設定する設定手段を有することを
特徴とする。
【0007】さらに請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記優先順位は、ホストからのコマンド或いはパネ
ルから選択されることを特徴とする。
【0008】さらに請求項3の発明は、請求項1或いは
2において、前記プリント言語のコマンドによる設定項
目の設定値と、前記上位言語のコマンドによる前記設定
項目の設定値とが違っているかを判断する判断手段と、
前記判断手段により違っていると判断された場合、前記
優先順位に従って、前記プリンタ言語による環境設定
か、前記上位言語による環境設定かを行なう環境設定手
段とを有することを特徴とする。さらに請求項4の発明
は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記上位言語
による環境設定の有効範囲がコマンドあるいはパネルに
よって設定されることを特徴とする。さらに、請求項5
の発明は、請求項1乃至4のいずれかにおいて、記印刷
装置は、レーザビームプリンタであることを特徴とす
る。さらに請求項6の発明は、少なくとも1つのプリン
タ言語と、前記プリンタ言語による複数のプリントジョ
ブにまたがって印刷装置の各機能の設定値を設定可能な
上位言語とを搭載した印刷装置における処理方法であっ
て、プリントジョブにおいて、前記プリント言語のコマ
ンドによる設定項目の設定値と、前記上位言語のコマン
ドによる前記設定項目の設定値とが違っているかを判断
する判断ステップと、前記判断ステップにより違ってい
ると判断された場合、プリントジョブにおいて、前記プ
リント言語のコマンドによる設定項目の設定値と、前記
上位言語のコマンドによる前記設定項目の設定値とが整
合していないときに前記プリント言語による設定値と前
記上位言語による設定値とのいずれを優先するかを示す
優先順位に従って、前記プリンタ言語による環境設定
か、前記上位言語による環境設定かを行なう環境設定ス
テップとを有することを特徴とする。
【0009】
【実施例】本実施例では、印刷装置としてレーザービー
ムプリンタを例にとり説明する。
【0010】本実施例の構成を説明する前に、本実施例
を適用するレーザービームプリンタの構成を図1を参照
して説明する。
【0011】図1は、本実施例に適用されるレーザービ
ームプリンタ(以下、LBPと略す)の内部構造を示す
断面図で、LBPは不図示のデータ源から文字パターン
の登録や定型書式(フォームデータ)などの登録が行え
る。同図において、1000はLBP本体であり、外部
に製造されているホストコンピュータ(図2の201)
から供給される文字情報(文字コード)やフォーム情報
あるいはマクロ命令などを入力して記憶するとともに、
それらの情報に従って対応する文字パターンやフォーム
パターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に像を
形成する。1012は操作のためのスイッチおよびLE
D表示器などが配されている操作パネル、1001はL
BP1000全体の制御およびホストコンピュータから
供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニッ
トである。この制御ユニット1001は、主に文字情報
を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザ
ドライバ1002に出力する。レーザドライバ1002
は半導体レーザ1003を駆動するための回路であり、
入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ1003か
ら発射されるレーザ光1004をオンオフ切り替えす
る。レーザ1004は回転多面鏡1005で左右方向に
振られ静電ドラム1006上を走査する。これにより、
静電ドラム1006上には文字パターンの静電潜像が形
成される。この潜像は、静電ドラム1006周囲の現像
ユニット1007により現像された後、記録紙に転送さ
れる。この記録紙にはカットシートを用い、カットシー
ト記録紙はLBP1000に装着した用紙カセット10
08に収納され、給紙ローラ1009および搬送ローラ
1010と1011とにより装置内に取り込まれて、静
電ドラム1006に供給される。
【0012】図2は、図1に示したLBP1000の構
成(ホストコンピュータを除く)を説明するブロック図
である。
【0013】図において、201はホストコンピュータ
で、画像情報の発生源として文字コード、外字フォント
あるいはフォーム情報またはマクロ登録情報などからな
る情報211をLBP1000に入力し、ページ単位で
文書情報などを印刷するように制御している。203は
前記ホストコンピュータ201からの情報211を入力
インタフェース部202を介して入力し、一時記憶する
受信バッファである。209は文字パターン発生器で、
文字コードに対応するパターン情報を記憶しているRO
Mと、その読み出しを制御する制御回路などを含み、文
字コードを入力すると、そのコードに対応する文字パタ
ーンのアドレスを算出するコードコンバート機能も有し
ている。204はLBPの制御系全体を制御するための
CPUであって、制御プログラムを格納したROMと作
業領域を有するRAMとを含み、内蔵ROMに記憶され
た図3,図4に示す如き制御プログラムを含む当該CP
Uの制御プログラムにより装置全体の制御を行なってい
る。制御プログラムには上位言語解析部と1つ以上のプ
リンタ言語解析部が含まれる。205は文字パターンに
展開されたパターン情報を、印刷イメージに対応して1
ページ分記憶しているページバッファ、206はページ
バッファ203からの各ページのパターン情報を記憶し
ているフレームバッファである。207は出力インタフ
ェース部で、フレームバッファ206よりのパターン情
報に対応したビデオ信号を発生し、印字機構部208と
の間でインタフェース制御を実行している。印字機構部
208は、出力インタフェース部207よりのビデオ信
号を入力し、このビデオ信号に基づいた画像情報を印刷
する。
【0014】図3は本実施例におけるメインデータ処理
手順の一例を示すフローチャートである。なお、S1〜
S3は各ステップを示す。
【0015】まず、ホストコンピュータから印刷データ
が入力され、受信処理を実行し、(S1)、受信したデ
ータの解析ルーチンを実行する(S2)。次いで、展開
・出力処理を実行し(S3)、その後受信処理に戻る。
【0016】図4は本実施例に係る第1の印刷方法にお
ける前記データ解析ルーチンの詳細手順の一例を示すフ
ローチャートである。なお、S11〜S23は各ステッ
プを示す。
【0017】まず、上位言語のコマンドであるか否かを
コマンドテーブルによって判断し(S11)、上位言語
のコマンドであれば、さらにそれが印刷環境設定のコマ
ンドであるか否かをコマンドテーブルによって判断し
(S12)、その結果がYESならば、その設定値に関
連のあるプリンタ言語の設定を同一ジョブ内で前もって
行なっているかを、あらかじめ関連する項目について持
っているフラグによって判断する(S13)。S12の
結果がNOならば、上位言語によるその他の処理(例え
ば、プリンタの状態や設定値をホストに返す)を行ない
(S17)、解析処理を終了する。(S13)の結果が
YESならば両者の設定が食い違っているかどうかを対
象設定項目の設定値を参照して判断し(S14)、NO
ならば上位言語による環境設定を行ない(S16)、あ
らかじめ関連する項目について持っているフラグをオン
にして、処理を終了する。S14の結果がYES(食い
違いあり)ならば上位言語優先になっているかどうかを
設定値を参照して判断し(S15)、NO(食い違いな
し)ならば上位言語による環境設定を行ない(S1
6)、あらかじめ関連する項目について持っているフラ
グをオンにして、処理を終了する。S15の結果がYE
Sならば上位言語による環境設定を行ない(S16)、
あらかじめ関連する項目について持っているフラグをオ
ンにして、処理を終了し、NOならば何も行なわずに処
理を終了する。(S11)の結果がNOであれば、それ
が印刷環境設定のコマンドであるか否かをコマンドテー
ブルによって判断し(S18)、その結果がYESなら
ば、その設定値に関連のある上位言語の設定を同一ジョ
ブ内で前もって行なっているかをあらかじめ関連する項
目について持っているフラグによって判断する(S1
9)。S18の結果がNOならば、プリンタ言語による
その他の処理(例えば、印刷データ解析処理)を行ない
(S23)、解析処理を終了する。S19の結果がYE
Sならば両者の設定が食い違っているかどうかを対象項
目の設定値を参照して判断し(S20)、NOならばプ
リンタ言語による環境設定を行ない(S22)、あらか
じめ関連する項目について持っているフラグをオンにし
て、処理を終了する。(S20)の結果がYES(食い
違いあり)ならばプリンタ言語優先になっているかどう
かを設定値を参照して判断し(S21)、NOならば
(食い違いなし)ならばプリンタ言語による環境設定を
行ない(S22)、あらかじめ関連する項目について持
っているフラグをオンにして、処理を終了する。(S2
1)の結果がYESならばプリンタ言語による環境設定
を行ない(S22)、あらかじめ関連する項目について
持っているフラグをオンにして、処理を終了し、NOな
らば何も行なわずに処理を終了する。
【0018】ここで、上位言語とプリンタ言語のいずれ
が有効であるかの設定は、コマンドによってあるいはパ
ネル1012からあらかじめ設定しておくものとする。
【0019】以上の処理により、同一プリントジョブ内
に同じ、あるいは設定値によって矛盾が生じるような項
目が、上位言語とプリンタ言語の双方で設定されてお
り、それらに食い違いが生じた場合でも、利用者が真に
有効としたい方の設定を有効とすることができる。
【0020】次に、第2の印刷手順の具体例を図5の
(a)〜(d)を用いて示す。
【0021】図5の(a)〜(d)は、上位言語により
上位言語またはプリンタ言語の設定の有効範囲を定めた
例を図示したものである。
【0022】図5の(a)のように、プリントジョブは
プリンタ言語による印刷環境設定コマンドと印刷データ
の混合物である(ただし、必ずしも図のように印刷環境
設定コマンドの領域と印刷データの領域がきちんと2つ
に分かれているとは限らず、交互に入っていることもあ
る)。ここで、図5の(b)は上位言語による範囲設定
コマンドによって設定された、上位言語およびプリント
言語の印刷環境の有効範囲が、共に次の1プリントジョ
ブである場合の例を図示したものである。この場合、図
のように、上位言語およびプリンタ言語により設定され
た印刷環境の有効範囲が、共に次の1プリントジョブで
あるプリントジョブAのみであり、プリントジョブB以
降は元の印刷環境で印刷を行なうこととなる。また、図
5の(c)は上位言語による範囲設定コマンドによって
設定された印刷環境の有効範囲が、上位言語は上位言語
の同一項目の設定変更があるまでで、プリンタ言語は次
の1プリントジョブのみの場合の例を図示したものであ
る。この場合、プリンタ言語により設定された印刷環境
の有効範囲が、次の1プリントジョブであるプリントジ
ョブAのみであり、上位言語により設定された印刷環境
の有効範囲は上位言語の同一項目の設定変更があるまで
である。同様に、図5の(d)は上位言語による範囲設
定コマンドによって設定された印刷環境の有効範囲が、
上位言語の設定は次の1プリントジョブのみで、プリン
タ言語の設定はプリンタ言語の同一項目の設定変更があ
るまでの場合を図示したものである。
【0023】上記例において、設定された印刷環境の有
効範囲が1プリントジョブのみとするためには、範囲設
定がコマンドによってあるいはパネル1012から行な
われた時点で、一度すべて印刷環境を例えばCPU20
4内の記憶装置(RAM)の特定の領域に、または記憶
装置の特定の名称で複写しておき、1プリントジョブの
み設定を有効とするためのフラグをオンにしておく。そ
して、プリントジョブが終了する毎にそのフラグを参照
して、フラグがオンであれば記憶装置からすべての印刷
環境を複写して、印刷環境を復元し、フラグをオフにす
る。次に設定された印刷環境の有効範囲が同一項目の設
定変更があるまでの場合の実現法としては、範囲設定が
コマンドによってあるいはパネルから行なわれた時点
で、設定された印刷環境の有効範囲が同一項目の設定変
更があるまでであるというフラグをオンにし、範囲設定
がコマンドによってあるいはパネルから行なわれた時点
からその範囲が変更されるまで、印刷環境を設定するコ
マンド以外による印刷環境の変更を無効とする。
【0024】このように、印刷環境設定コマンドの有効
範囲を次の1プリントジョブのみとし、あるいは設定す
ることによって、1プリントジョブのための設定が他の
プリントジョブに影響を及ぼすことを避けることがで
き、また、毎回設定しなくても希望した範囲のプリント
ジョブまでを希望する印刷環境で印刷できる。
【0025】<他の実施例>その他の実施例としては以
下のようなものがある。
【0026】前記第1の印刷手順において、各プリンタ
言語の設定項目の設定値が、関連の強い上位言語の設定
項目の設定値と異なる。あるいはつじつまが合わない場
合の優先順位を先の例では上位言語あるいはプリンタ言
語という指定法によって指定していた。それ以外に第2
の印刷手順と同様に、あらかじる関連の強い項目が存在
する項目についてはプリントジョブが終了する毎にリセ
ットされる(オフにされる)フラグを持っておき、その
項目を設定する前に常にフラグを参照し、フラグがオン
であればその項目の設定を無効とし設定を行なわない機
構を用意し、上位言語あるいはプリンタ言語のいずれか
の設定項目が設定された時点で、先のフラグをオンにし
て、そのプリントジョブ内で先に設定されたものを優先
とする印刷方法、または、それと先の実施例で挙げた上
位言語の設定優先、プリンタ言語の設定優先の印刷方法
をホストからのコマンドあるいはパネルから選択する。
【0027】さらに第2,第3の印刷手順において、先
の例では有効範囲が次の1プリントジョブあるいは次に
同一項目の設定変更が行なわれるまでであったが、設定
後のプリントジョブのカウンタを内部に持つことによっ
て、上位言語、プリンタ言語それぞれの印刷環境設定コ
マンドの有効範囲をコマンドあるいはパネルからプリン
トジョブ単位で任意に指定する。
【0028】さらに上記のような印刷手順で、これまで
の例で述べたように印刷環境の有効範囲の設定と、各プ
リンタ言語の設定項目の設定値が、関連の強い上位言語
の設定項目の設定値と異なる、あるいはつじつまが合わ
ない場合の優先順位の設定とを共に行う。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリント言語のコマンドによる設定項目の設定値と、上
位言語のコマンドによる前記設定項目の設定値とが整合
していないときに上位言語とプリンタ言語とのいずれの
設定を優先するかを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を適用するレーザービームプリ
ンタの構成を説明する断面図である。
【図2】図1に示した本体の制御構成を説明するブロッ
ク図である。
【図3】本実施例に係る印刷装置における処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図4】本実施例に係る第1の印刷手順におけるデータ
解析ルーチンの詳細手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図5】同第2の印刷手順の具体例を示す図である。
【符号の説明】
201 ホストコンピュータ 202 入力インタフェース部 203 受信バッファ 204 CPU 205 ページバッファ 206 フレームバッファ 207 出力インタフェース部 208 印字機構部 209 文字パターン発生器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのプリンタ言語と、前記
    プリンタ言語による複数のプリントジョブにまたがって
    印刷装置の各機能の設定値を設定可能な上位言語とを搭
    載した印刷装置において、 プリントジョブにおいて、前記プリント言語のコマンド
    による設定項目の設定値と前記上位言語のコマンドによ
    る前記設定項目の設定値とが整合していないときに前記
    プリント言語による設定値と前記上位言語による設定値
    とのいずれを優先するかを示す優先順位を設定する設定
    手段を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記優先順位は、ホストからのコマンド
    或いはパネルから選択されることを特徴とする請求項1
    に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記プリント言語のコマンドによる設定
    項目の設定値と、前記上位言語のコマンドによる前記設
    定項目の設定値とが違っているかを判断する判断手段
    と、 前記判断手段により違っていると判断された場合、前記
    優先順位に従って、前記プリンタ言語による環境設定
    か、前記上位言語による環境設定かを行なう環境設定手
    段とを有することを特徴とする請求項1或いは2に記載
    の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記上位言語による環境設定の有効範囲
    がコマンドあるいはパネルによって設定されることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷装置は、レーザビームプリンタ
    であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
    載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのプリンタ言語と、前記
    プリンタ言語による複数のプリントジョブにまたがって
    印刷装置の各機能の設定値を設定可能な上位言語とを搭
    載した印刷装置における処理方法であって、 プリントジョブにおいて、前記プリント言語のコマンド
    による設定項目の設定値と、前記上位言語のコマンドに
    よる前記設定項目の設定値とが違っているかを判断する
    判断ステップと、 前記判断ステップにより違っていると判断された場合、
    プリントジョブにおいて、前記プリント言語のコマンド
    による設定項目の設定値と前記上位言語のコマンドによ
    る前記設定項目の設定値とが整合していないときに前記
    プリント言語による設定値と前記上位言語による設定値
    とのいずれを優先するかを示す優先順位に従って、前記
    プリンタ言語による環境設定か、前記上位言語による環
    境設定かを行なう環境設定ステップとを有することを特
    徴とする処理方法。
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