JP5928682B2 - 画像形成制御部および画像形成装置 - Google Patents
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Description
中折り後処理では、見開きでページが連続するように面付けをしており、綴じ方法に従って画像の出力順序を定める。
ところで、JOBの中には見開きのページ間で画像の連続性が必要なものがあり、ページ間隔シフトを設定すると見開きのページ間の画像が不連続になってしまい、見栄えが悪いという問題がある。
特許文献1では、中綴じの折りしろ部に画像補完して、見開きページの連続性を確保している。また、特許文献2では、見開きページの一方のページへ他方ページの境界近辺の画像を印字し、見開きページの連続性を確保している。
しかし、上記した画像形成装置では、冊子全体において見開きページの連続性を確保するため、テキストなどの独立ページでは却って見にくくなってしまっている。
中折り後処理のために面付けされる中折りJOBでページ間隔シフトを行う機能を有し、かつページ単位に前記ページ間隔シフトの設定を行うことが可能であり、
さらに、中綴じにおけるページ番号順で印刷イメージと当該ページの前記ページ間隔シフトの設定内容とを関連付けて表示させて前記ページ間隔の設定を可能にし、ページ間隔の設定に応じた印刷イメージと前記ページ間隔シフトの設定内容の表示更新を、ページ間隔の設定が変更されていない印刷イメージと前記ページ間隔シフトの設定内容の表示とともに行うことを可能にし、
JOB単位でのページ間隔設定がされたJOBの任意のページに対して操作部を通してユーザーによりページ単位での間隔設定が行われると、このページと見開きの関係にあるページに対し、JOB単位でのページ間隔設定からページ単位での前記間隔設定に自動的に変更する処理を行うことを特徴とする。
さらに本発明によれば、印刷イメージの表示を通してページ間隔シフトの状態を視覚によって容易に把握することができ、設定を行う場合にも印刷体裁を確認しつつ行うことができ、ページ単位でのページ間隔シフトの設定を直感的に(容易に)実施できるユーザーインターフェースを提供できる。
第1〜第9の本発明のいずれかの画像形成制御部と、
を備えることを特徴とする。
図1は、画像形成装置全体の中央断面図であり、機械的な構成を示している。以下に、その構成を説明する。
画像形成装置1は、画像形成装置本体1aの上部側に、CCD131を含むスキャナー部130、流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)135が設けられて、プラテンガラス137またはADF原稿読み取り用スリットガラス138を通して原稿の画像読取が可能になっている。
上記したスキャナー部130、流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)135、プラテンガラス137、ADF原稿読み取り用スリットガラス138などにより、スキャナー部130に係わる画像読込部が構成されている。
また、画像形成装置本体1aの上部側で、プラテンガラス137が位置しない箇所に、タッチパネルからなる操作部140が設けられて、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。操作部140は、本発明の操作部を構成するとともに本発明の表示部を兼用している。なお、本発明としては、操作部と表示部とを別体で構成することも可能である。
上記画像形成部151、給紙トレイ(1−3)153、大容量給紙トレイ154、搬送路、第二給紙ローラー155などによって、本発明のプリンター部150が構成されている。
なお、この実施形態では、後処理装置(FNS)170を備える画像形成装置1について説明をしているが、本発明としては後処理装置(FNS)を備えない画像形成装置であってもよい。画像形成制御部110は、画像形成装置1全体の制御を行うものであり、後述するCPU等によって構成される。ハードディスク(HDD)部123は、各種データが格納される。
画像形成装置1は、制御ブロック部100とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有するデジタルコピア本体と、LAN3を通して端末などの外部機器(端末PC)2から入力される画像データを処理し、またはスキャナー部130で得た画像データを、LAN3を通して外部機器(端末PC)2に転送可能にするプリントコントローラー160とを備えている。
上記プリントコントローラー160で取得される画像データーやハードディスク(HDD)部123に格納された画像データーは、プリント動作に伴ってPCIバスを通してDRAM制御IC115へと送信される。
また、画像制御CPU111には、ROMなどにより構成されるプログラムメモリー112とRAMで構成されるシステムメモリー113、フラッシュメモリーなどにより構成される不揮発メモリー114が接続されている。該不揮発メモリー114には、画像形成装置1の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報、ユーザ設定値、出力設定の初期データ、中折り後処理におけるページ間隔シフト設定などが格納されており、プログラムメモリー112には、上記画像制御CPU111を動作させるための本発明のプログラム等が格納されている。システムメモリー113は、画像制御CPU111が動作する際に、データーを一時格納したり、ワークエリアとして用いられる。
画像制御CPU111は、上記機械設定情報や印刷設定情報、ページ間隔シフト設定などに従って画像形成装置1の各部を動作制御する。
画像制御CPU111は、上記プログラムメモリー112、システムメモリー113、不揮発メモリー114、IO部116などとともに本発明の画像形成制御部110を構成する。画像形成制御部110は、ハードディスク(HDD)部123や圧縮メモリー121に格納された画像データーおよびシステムメモリー113に格納されたジョブに関するデータに基づいてJOBの作成、編集、予約、実行、削除等の管理制御を行う。
また、スキャナー部130での複数枚の原稿の読み取りを行うために、流し込みtype自動原稿給送装置135を有しており、該流し込みtype自動原稿給送装置135は、該装置全体の制御を行うADF制御部136を備えている。ADF制御部136は、前記画像制御CPU111とシリアル通信可能に接続されている。
操作部140では、画像制御CPU111の制御を受けて、LCD141によって、画像形成装置1における出力条件設定や動作制御条件などの機械設定入力、各給紙トレイの用紙情報(サイズ、紙種)の設定入力や、設定内容の表示、警告などの所望の情報等の表示などが可能になっている。また、中折り後処理における面付けの設定、JOB全体のページ間隔シフトの設定、ページ単位でのページ間隔シフトの設定、任意の一枚のプルーフ出力の指示操作などが可能になっている。また、中折り後処理における各ページの印刷イメージとページ単位でのページ間隔シフトの設定とを関連付けた表示が可能になっている。
プリンター部150は、上記画像形成部151の他、給紙トレイ(1−3)153、大容量給紙トレイ154で構成される給紙部、搬送路や第二給紙コントローラ−155を備える搬送部などにより構成される。
また、プリンター部150は、プリンター部150の全体(給紙、画像形成、排紙、後処理など)を制御するプリンター制御部152を備えており、プリンター制御部152は前記した画像制御CPU111に接続されている。プリンター制御部152は画像制御CPU111の制御指令に従って動作してプリンター部150を制御する。プリンター制御部152には、後処理装置(FNS)170全体を制御するFNS制御部171が接続されており、プリンター制御部152を介して後処理装置(FNS)170の制御がなされる。
先ず、画像形成装置1において画像データーを蓄積する手順について説明する。
第1に画像形成装置1において、スキャナー部130で画像を読み取り画像データーを生成する場合について説明する。スキャナー部130において原稿からCCD131により画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU111から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。原稿の読み取りは、流し込みtype自動原稿給送装置(ADF)135によって原稿を給送しつつ行ってもよく、また、プラテンガラス137上に原稿を置いて行ってもよい。
出力設定の1つとして中折り後処理の設定が可能である。中折り後処理として小冊子または無線綴じが選択されると、これらに応じて画面の面付けが行われる。面付け処理が行われた画像データーは、画像リスト化されて画像メモリー120に格納される。
感光体151bでは、トナー像が用紙転写された後、クリーニング部によって残留トナーが除去される。
ページノードのフォーマットでは、図3(a)に示すように、原稿ページ番号、ページ間隔シフト量(centerMargin)、見開き相手アドレス(pairAddress)、見開き先頭属性(topProperty)、画像アドレス…、次ノードアドレス、前ノードアドレスの項目が設定されている。
各ページのノードは、図3(b)(c)に示すように、画像メモリー120やハードディスク(HDD)部123の所定のアドレス(A、B、C、D、E…Z)に格納される。
画像リストでは、上記のようにページ毎にページ間隔シフト量が記録されており、さらに見開きの相手アドレス、見開きの先頭属性が記録される。この図の例では、ページ間隔シフトは各ページで同一のシフト量が設定されている。見開き先頭属性は、見開きの先頭に位置するページでON、見開きの先頭に位置しないページでOFFに設定されている。
この例では、原稿8枚の画像が、図4に示されたページ番号順で面付けされる。各ページでは、ページ間隔シフトがONにされて、所定のページ間隔シフト量(centerMargin;ページ間隔)が設定されている。
図5に示されたページ番号順で画像が面付けされ、各ページでは、ページ間隔シフトがONにされて、所定のページ間隔シフト量(centerMargin;ページ間隔)が設定されている。
小冊子では、図6(b)に示すように、上記原稿画像の連続性を確保するため、出力順3番目と6番目の画像が表示されるページでページ間隔シフトがOFFに設定される。これにより小冊子とした際に、第2、第3頁の原稿画像が見開きページで連続して表示される。その他のページはページ間隔シフトがONに設定されている。
無線綴じでは、図6(c)に示すように、出力順3番目と4番目の画像が表示されるページでページ間隔シフトがOFFに設定される。これにより無線綴じした際に、第2、第3頁の原稿画像が見開きページで連続して表示される。その他のページはページ間隔シフトがONに設定されている。
この例では、連続性を持たせたい画像が、図7(a)に示すように、中折り処理で面付けした際に、見開き関係にならない順序で位置している。このため、第3頁の原稿画像の前に白紙を追加する。この結果、連続性を持たせたい原稿画像は第4頁、第5頁に位置することになる。また、白紙の追加に伴って中折り処理の枚数に対し画像数に不足が生じるため、最後に3枚分の白紙を追加している。
上記原稿画像リストを小冊子または無線綴じに応じて面付けを行うと、図7(b)の画像リストに示すような出力順になる。
また、無線綴じでは、図7(c)に示すように連続性を持たせたい画像が出力順で1番目と6番目に割り当てられ、冊子状にした際に、第4頁、第5頁の見開きページで連続した画像となる。
先ず、任意の1ページを取得する(ステップs1)。ページ取得は、例えば操作部140を通してユーザーにより設定することができる。
任意のページPを取得すると、ページPのページ間隔シフトをONにするか否かの判定を行う(ステップs2)。
ページ間隔シフトをONにする場合(ステップs2、Yes)、ページPのページ間隔シフトをONにする(ステップs3)。一方、 ページ間隔シフトをOFFにする場合(ステップs2、No)、ページPのページ間隔シフトをOFFにする(ステップs4)。
上記のようにページPのページ間隔シフトは、ページ単位で設定が可能であり、例えば操作部140を通して操作者によって操作されることでページ単位でページ間隔シフトのON/OFFの設定を行うことができる。
JOB全体のページ間隔シフトがONに設定される(ステップs10)。JOB全体のページ間隔シフトの設定は、操作部140を通して操作者がONに設定するものであってもよく、また、初期設定でJOB全体のページ間隔シフトがONに設定されているものであってもよい。
次いで、ページ間隔シフトをOFFにするページがあるか否かの判定がなされる(ステップs11)。ページ単位でのページ間隔シフトのOFF設定は、例えば操作部140を通して操作者がページを指定した上で行うことができる。
ページ間隔シフトOFFのページがない場合(ステップs11、No)、処理を終了する。一方、ページ間隔シフトOFFのページがある場合(ステップs11、Yes)、ページ間隔シフトをOFFとしたページPのアドレスを取得する(ステップs12)。取得したアドレスにしたがって、当該ページにおけるページ間隔シフト(centerMargin)をOFFに設定し、画像メモリー等に記録する(ステップs13)。さらに、ステップs11に戻ってページ間隔シフトをOFFにするページがあるか否かの判定を行う(ステップs11へ)。
JOB全体のページ間隔シフトがOFFに設定される(ステップs20)。JOB全体のページ間隔シフトの設定は、操作部140を通して操作者がOFFに設定するものであってもよく、また、初期設定でJOB全体のページ間隔シフトがOFFに設定されているものであってもよい。
次いで、ページ間隔シフトをONにするページがあるか否かの判定がなされる(ステップs21)。ページ単位でのページ間隔シフトのON設定は、例えば操作部140を通して操作者がページを指定した上で行うことができる。
ページ間隔シフトONのページがない場合(ステップs21、No)、処理を終了する。一方、ページ間隔シフトONのページがある場合(ステップs21、Yes)、ページ間隔シフトをONとしたページPのアドレスを取得する(ステップs22)。取得したアドレスにしたがって、当該ページPにおけるページ間隔シフト(centerMargin)をONに設定し、画像メモリー等に記録する(ステップs23)。さらに、ステップs21に戻ってページ間隔シフトをONにするページがあるか否かの判定を行う。
この手順では、JOB全体でページ間隔シフトがONに設定されている。
JOB全体のページ間隔シフトがONに設定される(ステップs30)。JOB全体のページ間隔シフトの設定は、操作部140を通して操作者がONに設定するものであってもよく、また、初期設定でJOB全体のページ間隔シフトがONに設定されているものであってもよい。
次いで、ページ間隔シフトをOFFにするページがあるか否かの判定がなされる(ステップs31)。ページ単位でのページ間隔シフトのOFFの設定は、例えば操作部140を通して操作者がページを指定した上で行うことができる。
一方、ページ間隔シフトOFFのページがある場合(ステップs31、Yes)、ページ間隔シフトをOFFとしたページPのアドレスを取得する(ステップs32)。取得したアドレスにしたがって、当該ページPにおけるページ間隔シフト(centerMargin)をOFFに設定し、画像メモリー等に記録する(ステップs33)。
見開き相手アドレスがP2のアドレスに一致する場合(ステップs35、Yes)、ページPのページ間隔シフトの設定と同様に、先頭ページアドレスにあるページP2のページ間隔シフトをOFFに設定する(ステップs36)。その後、ステップs31に戻ってページ間隔シフトをOFFにするページがあるか否かの判定を行う。
一方、見開き相手アドレスがP2に一致しない場合(ステップs35、No)、P2に2を加算してP2を更新し(ステップs37)、P2がNULL、すなわち見開き属性がNULLであるか否かの判定を行う(ステップs38)。P2がNULLであれば(ステップs38、Yes)、処理を終了し、P2がNULLでなければ(ステップs38、No)、ステップs35に戻り、ページPの見開き相手アドレス(pairAddress)がP2に一致するか否かを判定する。
上記手順により、ページ間隔シフトをOFFに設定したページと見開き関係にあるページで同様にページ間隔シフトをOFFにすることができる。
この手順では、JOB全体でページ間隔シフトがONに設定されている。
JOB全体のページ間隔シフトがONに設定される(ステップs40)。JOB全体のページ間隔シフトの設定は、操作部140を通して操作者がONに設定するものであってもよく、また、初期設定でJOB全体のページ間隔シフトがONに設定されているものであってもよい。
ページ間隔シフトOFFのページがない場合(ステップs41、No)、処理を終了する。
一方、ページ間隔シフトOFFのページがある場合(ステップs41、Yes)、ページ間隔シフトをOFFとしたページPのアドレスを取得する(ステップs42)。取得したアドレスにしたがって、当該ページPにおけるページ間隔シフト(centerMargin)をOFFに設定し、画像メモリー等に記録する(ステップs43)。
さらにページP2の見開き相手アドレスにPを設定し(ステップs51)、ページがずれるページP2以降で見開き先頭属性および見開き相手アドレスを更新する(ステップs52)。その後、ステップs41に戻って、ページ間隔シフトをOFFにするページがさらにあるか否かの判定を行う。
上記手順により、ページ単位でページ間隔シフトが設定され、かつ見開きの先頭ページにないページを次の見開きの先頭ページに移動させ、見開き関係にある次のページとの間でページ間隔シフトの設定を共通化できる。
先ず、ページ間隔シフトのシフト量(ページ間隔)を更新するページがあるか否かの判定を行う(ステップs60)。
ページ間隔シフトのシフト量を更新する場合(ステップs60、Yes)、更新するページをページPとする(ステップs61)。ページPの選択は、例えば、操作者が操作部140を通して設定することができる。
次いでページPに対するページ間隔シフトのシフト量を設定する(ステップs62)。ページ単位でのページ間隔シフトのシフト量は、例えば、操作者が操作部140を通して設定することができる。ページ単位でのページ間隔シフトのシフト量の設定後、ステップs60に移行して、さらに、ページ間隔を更新するページがあるか否かの判定を行う。
一方、 ページ間隔シフトのシフト量を更新するページがない場合(ステップs60、No)、処理を終了する。
先ず、ページ間隔シフトのシフト量(ページ間隔)を更新するページがあるか否かの判定がなされる(ステップs70)。ページ単位でのページ間隔シフトのシフト量の更新は、例えば操作部140を通して操作者がページを指定した上で行うことができる。
ページ間隔シフトのシフト量更新のページがない場合(ステップs70、No)、処理を終了する。
一方、ページ間隔シフトのシフト量の更新がある場合(ステップs70、Yes)、ページ間隔シフトのシフト量を更新するページPのアドレスを取得する(ステップs71)。
取得したアドレスにしたがって、当該ページPにおけるページ間隔シフト(centerMargin)に所定のシフト量を設定し、画像メモリー等に記録する(ステップs72)。
見開き相手アドレスが先頭ページアドレスに一致する場合(ステップs74、Yes)、ページP2のページ間隔シフトのシフト量をページPのページ間隔シフトのシフト量と同じに設定する(ステップs75)。その後、ステップs70に戻ってページ間隔シフトのシフト量を更新するページがさらにあるか否かの判定を行う。
上記手順により、ページ間隔シフトのシフト量を設定したページと見開き関係にあるページで同様にページ間隔シフトのシフト量を設定することができる。
先ず、ページ間隔シフトのシフト量(ページ間隔)を更新するページがあるか否かの判定がなされる(ステップs80)。ページ単位でのページ間隔シフトのシフト量の更新は、例えば操作部140を通して操作者がページを指定した上で行うことができる。
ページ間隔シフトのシフト量更新のページがない場合(ステップs80、No)、処理を終了する。
一方、ページ間隔シフトのシフト量の更新がある場合(ステップs80、Yes)、ページ間隔シフトのシフト量を更新するページPのアドレスを取得する(ステップs81)。
取得したアドレスにしたがって、当該ページPにおけるページ間隔シフト(centerMargin)に所定のシフト量を設定し、画像メモリー等に記録する(ステップs82)。
ページPの見開き先頭属性がOFFでない場合(ステップs83、No)、すなわちページPが見開き先頭ページにある場合は、P2にページPの次のページを設定する(ステップs92)。次いで、ページP2のページ間隔シフトのシフト量(centerMargin)をページPと同じシフト量に設定し(ステップs93)、その後、ステップs80に戻って、ページ間隔を更新するページがさらにあるか否かの判定を行う。
一方、ページPの見開き先頭属性がOFFである場合(ステップs83、Yes)、すなわちページPが見開き先頭ページにない場合、ページPの前ページP0に白紙ノードを挿入して、ページP0の見開き先頭属性をOFFにし、ページP0の見開き相手アドレスにページP0の前ページのノードアドレスを記録する(ステップs84)。
まず、プルーフ出力をしたいページを取得する(ステップs100)。該ページは、例えば、操作者が操作部140を通して決定することができる。
次いで、上記ページの取得にしたがって、ページPが印字される用紙を出力するためのページリスト(用紙1枚分)がPlistとして設定される(ステップs101)。
次いで、見開きページの先頭ページアドレスがP2に記録され(ステップs102)、P2がページPの見開き相手アドレスに一致するか否かの判定がなされる(ステップs103)。
上記手順によれば、プルーフ出力に際し、見開き関係にあるページを同時に出力して印刷体裁を確認することができる。
また、ページ間隔シフト設定画面1400には、ページ単位設定釦1408が押釦可能に表示されている。ページ単位設定釦1408が押釦されると、図18に示すページ単位設定画面1410に遷移し、ページ単位でのページ間隔シフトの設定が可能になる。
また、ページ単位設定画面1410には、テンキー1413が押釦可能に表示されている。テンキー1413によって各ページのページ間隔を設定することができる。具体的には、原稿画像リスト1411の該当画像またはページ間隔表示部1412の該当欄を選択した後、テンキー1413で数値入力することで選択された任意のページについてページ間隔シフトのシフト量を設定することができる。
図では、原稿画像の第2頁および第3頁のページ間隔シフト量(ページ間隔)が0mmに設定され、その他のページ間隔シフト量(ページ間隔)が20mmに設定されている。この設定では、ページ単位でページ間隔シフトのシフト量が設定されているものであるが、ページ単位でページ間隔シフトのON/OFFが設定されているともいえる。
上記画面では、ページ間隔シフトを含む印刷体裁が直感的に把握することができ、操作者によるページ単位でのページ間隔シフトの設定を容易に行うことができる。
2 外部機器
110 画像形成制御部
111 画像制御CPU
113 システムメモリー
130 スキャナー部
140 操作部
150 プリンター部
160 プリントコントローラー
Claims (13)
- 画像データに基づくJOBを管理して画像形成を制御する画像形成制御部において、
中折り後処理のために面付けされる中折りJOBでページ間隔シフトを行う機能を有し、かつページ単位に前記ページ間隔シフトの設定を行うことが可能であり、
さらに、中綴じにおけるページ番号順で印刷イメージと当該ページの前記ページ間隔シフトの設定内容とを関連付けて表示させて前記ページ間隔の設定を可能にし、ページ間隔の設定に応じた印刷イメージと前記ページ間隔シフトの設定内容の表示更新を、ページ間隔の設定が変更されていない印刷イメージと前記ページ間隔シフトの設定内容の表示とともに行うことを可能にし、
JOB単位でのページ間隔設定がされたJOBの任意のページに対して操作部を通してユーザーによりページ単位での間隔設定が行われると、このページと見開きの関係にあるページに対し、JOB単位でのページ間隔設定からページ単位での前記間隔設定に自動的に変更する処理を行うことを特徴とする画像形成制御部。 - ページ単位に前記ページ間隔シフトのON/OFFの設定を切り替えることが可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成制御部。
- ページ単位に前記ページ間隔シフトのシフト量の設定が可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成制御部。
- 前記ページ間隔シフトが設定されたページ(n)と見開き関係にあるページ(n−1またはn+1)に対し、前記ページ(n)と同じページ間隔シフトの設定を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成制御部。
- 前記ページ間隔シフトを設定したページ(n)が見開き先頭ページでない場合、前記ページ(n)の前のページ(n−1)に白紙を挿入し、前記ページ(n)の後のページ(n+1)に対し前記ページ(n)と同じページ間隔シフトの設定を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成制御部。
- 任意のページが印字される用紙をプルーフ出力する場合、そのページと見開き関係にある他方のページを同時に出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成制御部。
- ページ間隔シフトがONに設定された中折りJOBで、前記中折りJOB中の任意の複数ページのページ間隔シフトをOFFに設定することが可能であることを特徴とする請求項2記載の画像形成制御部。
- ページ間隔シフトがOFFに設定された中折りJOBで、前記中折りJOB中の任意の複数ページのページ間隔シフトをONに設定することが可能であることを特徴とする請求項2記載の画像形成制御部。
- 操作部の入力を受けて、ページ単位に前記ページ間隔シフトの設定を行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成制御部。
- JOBに従って画像形成を行う画像形成部と、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成制御部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 操作入力を受ける操作部を備え、
前記画像形成制御部は、前記操作部を通してページ単位での前記ページ間隔シフトの設定入力を可能にすることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。 - 所定ページの印刷イメージと当該ページの前記ページ間隔シフトの設定内容とを関連付けて表示可能な表示部を備えることを特徴とする請求項10または11記載の画像形成装置。
- 中折り後処理が可能な後処理部を備えることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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