JP2010000768A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010000768A
JP2010000768A JP2008163841A JP2008163841A JP2010000768A JP 2010000768 A JP2010000768 A JP 2010000768A JP 2008163841 A JP2008163841 A JP 2008163841A JP 2008163841 A JP2008163841 A JP 2008163841A JP 2010000768 A JP2010000768 A JP 2010000768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
recording paper
page
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008163841A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Miyazaki
昌彦 宮崎
Terumitsu Yoshimune
輝光 能宗
Masahiro Kashiwamoto
昌広 柏本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2008163841A priority Critical patent/JP2010000768A/ja
Publication of JP2010000768A publication Critical patent/JP2010000768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

【課題】画像形成装置において、多数の記録紙がステイプル処理される場合において、ステイプルされた記録紙束の中程頁の記録紙の画像、特に中程頁の記録紙のステイプル位置付近の画像が見づらくなることを防ぐこと。
【解決手段】用紙を積載する処理トレイと、入力画像データに基づいて画像形成手段により順次記録紙に画像を記録し、前記処理トレイに積重ねられた記録紙束に対してステイプル綴じ処理を行うステイプル処理手段を含む用紙後処理部と、制御部を備える画像形成装置において、前記制御部が、ステイプル処理される記録紙の枚数情報を取得して、この枚数情報に基づいて、画像をステイプル綴じ位置から離すように、ページ余白を変更可能である画像形成装置とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力画像データに基づいて画像形成手段により順次記録紙に画像を記録し、積重ねられた記録紙束に対してステイプル処理を行う画像形成装置に関し、詳細にはステイプル処理される記録紙の枚数に応じて、頁単位の画像をステイプル綴じ位置から離すように、ページ余白を変更可能とした画像形成装置に関する。
従来、複写機に代表される画像形成装置の後処理機構として、ステイプル手段が備えられているものがある。この種の複写機は、後処理トレイを備えており、オペレータが「ステイプル機能」を選択した場合には、一連の複写が終了し、後処理トレイへ排出された1組の複写用紙束は、揃えられた後にステイプル処理がなされるようになっている。
この種の処理ユニットは、スタックされた用紙束の先端をステイプルで綴じる先端綴じ、および用紙束の長手方向の中央を長手方向に沿って2箇所ステイプルで綴じる中央綴じなどのステイプル処理を行うことができるように設計されていることが多い。
このような画像形成装置のステイプル処理に関連する技術として、例えば特許文献1は、画像移動処理手段及び縮小処理手段を備えるステイプル機能付複写機を開示している。この発明によると、画像移動及び縮小処理手段により、画像を移動及び縮小することにより、ステイプル処理後の綴じ部分や周辺部分に画像がかかることを避け、綴じたコピーをめくった時に画像が欠けたり、見づらくなったりすることを防ぐことができる。
一方で、近年になり、前述のようなステイプル処理機能付き装置において、ステイプル処理上限枚数を増加させる技術の開発が進んでいる。例えば、特許文献2には、ステイプル処理が選択されたジョブにおいて、画像データ処理頁数が、所定のステイプル処理上限枚数を超えた場合は、ステイプル処理選択を解除することを可能とする画像形成装置が開示され、この装置によると、ステイプル処理選択が解除されると、画像が形成された用紙はスタック部へ供給されない。従って、この装置によると、スタック部を介して用紙束を排出することによるジャム発生を防止して、ステイプル処理上限枚数を増加させることができる。
特開平06−2331141号公報 特開2007−197188号公報
上記のようなステイプル処理上限枚数を増加させた画像形成装置において、記録紙束にステイプル処理を施した場合、ステイプル処理を施す記録紙の枚数が多くなるほど、記録紙束の中程の頁番号を有する記録紙のステイプル位置付近の画像が見づらくなるという問題を有していた。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、記録紙に画像形成した後ステイプル処理する画像形成装置において、ステイプル処理される記録紙の枚数に応じて、ページ余白を変更することにより、ステイプルされた記録紙束の中程頁の記録紙の画像、特にステイプル位置付近の画像が見づらくなることを防ぐことを課題とする。
請求項1に係る発明は、用紙を積載する処理トレイと、入力画像データに基づいて画像形成手段により順次記録紙に画像を記録し、前記処理トレイに積重ねられた記録紙束に対してステイプル綴じ処理を行うステイプル処理手段を含む用紙後処理部と、制御部を備える画像形成装置において、前記制御部が、ステイプル処理される記録紙の枚数情報を取得して、この枚数情報に基づいて、画像をステイプル綴じ位置から離すように、ページ余白を変更可能とすることを特徴とする画像形成装置に関する。
請求項2に係る発明は、前記制御部は、画像の縮小及び/又は移動により、前記ページ余白を変更可能とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置に関する。
請求項3に係る発明は、前記制御部は、前記枚数情報に基づいて、前記記録紙束に対して少なくとも2つの縮小率及び/又は移動量を決定し、記録紙束の中央に近い頁ほど、画像をステイプル綴じ位置から離すように、前記ページ余白を設定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置に関する。
請求項4に係る発明は、前記制御部が、前記枚数情報に基づいて、前記記録紙束に対して1つの前記縮小率及び/又は移動量を決定し、前記記録紙束の各頁に対して一律に前記ページ余白を設定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置に関する。
請求項5に係る発明は、前記制御部は、ステイプル処理される記録紙束の枚数に比例して、画像をステイプル綴じ位置から離すように、前記ページ余白を設定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置に関する。
本発明の画像形成装置によると、記録紙に画像形成する際、ステイプル処理される記録紙の枚数に応じて、頁単位の画像をステイプル綴じ位置から離すように、ページ余白を変更することができる。詳細には、ステイプル処理される記録紙の枚数に応じて、頁単位の画像の縮小率及び/又は移動量を決定することができる。従って、記録紙束の中程の頁番号を有する記録紙の画像(特に、ステイプル位置付近の画像)が見づらくなるという従来技術の問題を解消することができる。
本発明の一実施形態によると、前記記録紙束に対して少なくとも2つの頁単位の画像の縮小率及び/又は移動量を決定し、記録紙束の中央に近い頁ほど、頁単位の画像をステイプル綴じ位置から離すように、ページ余白を変更することが可能である。この実施形態は、記録紙束の外側の頁において、不必要に頁単位の画像の位置を変更する必要がないという更なる利点を有する。
本発明の一実施形態によると、前記記録紙束に対して1つの頁単位の画像の縮小率及び/又は移動量を決定し、記録紙の各頁に対し一律の縮小率及び/又は移動量により、ページ余白を変更することができる。この実施形態は、記録紙束の頁を通して、ページ余白が揃っているためステイプル綴じした記録紙束の各頁を連続して見た場合、記録紙上の同じ位置に頁単位の画像が確認できるという更なる利点を有する。
本発明の一実施形態によると、ステイプル処理される記録紙束の枚数に比例して、画像をステイプル綴じ位置から離すように、前記ページ余白を変更することができる。即ち、ステイプル処理される記録紙が比較的多い場合は、ステイプル綴じ位置から頁単位の画像までの距離を比較的大きくし、ステイプル処理される記録紙が比較的少ない場合は、ステイプル綴じ位置から頁単位の画像までの距離を比較的小さくする。この場合、ページ余白が揃っているためステイプル綴じした記録紙束の各頁を連続して見た場合、記録紙上の同じ位置に頁単位の画像が確認できるという利点に加えて、ステイプル処理される記録紙の枚数が多い場合でも、特に記録紙束の中央に近い頁において、画像が見づらくなることを防ぐことができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものである。
本体部2には、本体部2の下部に配設された給紙部100と、この給紙部100の側方及び上方に配設された記録紙搬送部200と、この記録紙搬送部200の上方に配設された画像形成部(画像形成手段)300と、この画像形成部300よりも記録紙搬送方向下流側に配設された定着部400と、原稿上の画像を読み取る画像読取部500とが備えられている。
画像読取部500は、コンタクトガラス501上に載置された原稿に、露光ランプから光を照射し、その反射光を反射鏡を介してCCDラインセンサ等からなる光電変換部に導くことにより、原稿上の画像データを読み取るものである。尚、原稿載置部502の近傍位置下流側には原稿センサSDが配設されており、原稿載置部502に原稿束が載置されているか否かを検出すると共に、原稿載置部502に載置された原稿束の各原稿が原稿センサSDを通過する毎に検知信号が出力され、これにより原稿束の原稿枚数がカウントされるようになっている。
上記画像データが画像形成部300の露光ユニット303に伝えられ、帯電ユニット302によって表面が帯電された感光体ドラム301表面が露光される。そして、現像ユニット304から感光体ドラム301表面にトナーが供給され、転写ユニット305によって感光体ドラム301表面上のトナー画像が記録紙に転写される。トナー画像転写後の感光体ドラム301表面はクリーナー306及び除電ユニット307によって次の画像形成に備えられる。トナー画像が転写された記録紙は、定着部400の加熱ローラ401と加圧ローラ402によって加圧及び加熱されてトナー画像が定着される。尚、記録紙搬送路における定着部400の下流側位置には複写枚数をカウントするための記録紙センサSPが配設されている
給紙部100は、給紙カセット111又は給紙装置3に積載された記録紙の束を、給紙ローラ112又は捌きローラ32の回転動作によって最上位置の記録紙から1枚ずつ記録紙搬送部200に給紙するものである。記録紙搬送部200は、給紙部100から給紙された記録紙を、各種ローラ対202,203によって画像形成部300に搬送し、さらに画像形成部300から定着部400において画像形成がなされた記録紙を排出ローラ対205によって排出トレイ204上に排出するものである。なお、両面印刷時には、記録紙はスイッチバック部206によって画像転写面が反転された後に、再び画像形成部300に搬送される。
給紙装置3は、大量の記録紙を収容し、本体部2の画像形成部300に向けて記録紙を給送するものである。給紙装置3内では、大量の記録紙が積載されるリフト部31が上下移動し、積載された記録紙の最上部が捌きローラ32及び搬送ローラ対33が配設された本体部2への記録紙搬送位置にくるように調整して、捌きローラ32及び搬送ローラ対33によって記録紙を本体部2側に搬送するようになっている。
用紙後処理部6について説明する。用紙後処理部本体60は、上記本体部2の排出ローラ対205から搬入されてきた用紙に対して、後処理としてパンチ処理を行うパンチ部601、搬入されてきた用紙を搬送する搬入ローラ対602、搬送されてきた用紙を用紙束として一時的にストックする処理トレイ603(用紙受台603)を備える。さらに、用紙後処理部本体60は、搬入ローラ対602によって搬送されてきた画像形成された用紙及び原稿の用紙を搬送する搬送ローラ対620、用紙受台603から搬送されてきた用紙をメイン排出トレイ623に排出する排出ローラ対607、用紙に対する後処理が間に合わない場合に搬送されてきた用紙を退避させる退避ドラム621、図示しない昇降機構によって昇降可能にされると共に用紙受台603から搬送されてきた用紙と搬入ローラ対602から直接搬送されてきた用紙の排出が可能とされた複数のビンからなるメールボックス622及びメイン排出トレイ623、搬入ローラ対602からの用紙の搬送方向を用紙受台603側とメールボックス622及びメイン排出トレイ623に用紙を排出する排出ローラ対607側とに切り換える搬送分岐ガイド624を備える。
用紙受台603は、受止部材626を用紙の搬出方向に移動させる駆動部(図略)を備える。そして、制御部80(制御手段)からの制御信号に応じて駆動部が駆動することにより、受止部材626で保持された用紙は、排出ローラ対607まで搬送され、排出ローラ対607によってメイン排出トレイ623に排出される。また、記録紙にステイプル処理する前に、この受止部材626が駆動されると、その上に配された記録紙をステイプラ625に対して移動可能となる(後に詳説する)。用紙受台603は、さらに幅合せ部材(図略)を備え、これは、用紙受台603上を幅方向に滑るように配されている。これにより、用紙受台603上に収容される記録紙を移動させることが可能となる(後に詳説する)。
用紙後処理部本体60には、用紙受台603に用紙を搬入する受台搬入ローラ(図略)と、用紙受台603への用紙の搬入を案内する可動案内部材及び静止案内部(図略)が、用紙の搬入方向に対して所定の間隔を置いて異なった位置に設けられている。これにより、サイズの異なる用紙や、用紙の向きにより搬送方向に対して長さの異なる用紙を、それぞれの用紙のサイズや向きに応じて用紙受台603に搬入する位置を変化させ、用紙の端部が揃った状態で用紙受台603に搬入すると共にステイプラ625でのステイプル処理が可能にされている。尚、本発明でいうステイプル処理手段は、少なくともステイプラ625を含むものである。
用紙後処理部駆動アクチュエータA1は、少なくともステイプラ625を駆動するアクチュエータである。
また、複合機1においては、原稿及び画像形成された用紙を排出するメールボックス622の排出ビンを選択する設定、用紙に対する後処理の設定は、操作者が操作パネル(後述)から操作指示を入力することによって可能とされている。
図2は、本発明の実施形態に係る複合機1の主要な制御構成を示すブロック図である。この図において、制御部80は、所定の演算乃至制御処理を行うCPU81と、所定の処理プログラムが記憶されているROM82と、処理データを一時的に記憶するRAM83とを備えている。
尚、本明細書で使用する「原稿(束)の枚数」とは、原稿載置部502に載置された原稿束の原稿枚数であり、この枚数は、原稿センサSDによりカウントされ得る。また「記録紙(束)の枚数」とは、ステイプル処理される予定の紙の枚数である。この枚数は、原稿(束)の枚数と、選択された複写モードとにより算出される枚数を示す。或いは、入力画像データが外部装置から入力される時は、前記入力画像データに含まれるプリント情報に含まれる枚数をさす場合がある。
さらに、本明細書でいう「頁単位の画像」とは、前記記録紙に形成される画像である。この画像は、記憶部84で記憶された画像データと選択された複写モード等によって決定される。また、「ページ余白」とは、記録紙上における頁単位の画像の周辺の領域である。従って、「ページ余白を変更する」とは、記録紙の端辺上の少なくとも1点から、頁単位の画像までの最短長さを小さくする或いは大きくすることを意味する。
さらに、「画像をステイプル綴じ位置から離すようにページ余白を変更する」とは、記録紙の端辺上の少なくとも1点から画像までの最短長さを変更することにより、記録紙上に形成される頁単位の画像とステイプル綴じ位置の距離(例えば、画像とステイプル綴じ位置との間の最短距離)を大きくすることを意味する。
CPU81には、操作パネル47(スタートボタン471、複写部数設定キー474、用紙処理設定キー475、複写モード選択キー476)、原稿センサSD、記録紙センサSP、集積高さセンサSS、及び位置センサSTが接続されて所定の信号が入力されるようになっている。
また、CPU81には、原稿給送部駆動モータM1、画像形成部駆動モータM2、記録紙搬送部駆動モータM3及び用紙後処理部駆動アクチュエータA1、画像処理手段900が接続される。前記原稿給送部駆動モータM1は、例えば、自動原稿給送部の給紙ローラや搬送ローラを駆動する。また、画像形成部駆動モータM2は、画像形成部300の感光体ドラム301等を駆動する。また、記録紙搬送部駆動モータM3は、例えば、記録紙搬送部200の給紙ローラ112等を駆動する。また、用紙後処理部駆動アクチュエータA1は、少なくともステイプラ625を駆動するアクチュエータである。さらにCPU81は、スキャナと接続されると共に、スキャナにより読み取られた原稿画像を記憶するための書き換え可能なメモリからなる記憶部84及び表示部が接続されている。
また、CPU81には、枚数情報取得手段811、ステイプル可否判別手段812、画像調整手段813、実行指示手段814の各機能実現手段を備えている。
尚、図2のブロック図は、本発明に特徴的な機能や手段を示すものに過ぎず、画像形成に必要不可欠な公知の要素や、或いは所望に応じて追加の機能や手段を含むことができる。例えば、CPU81には、スタートボタン471がONされたか否かを判別するスタート指示判別手段や、用紙処理キー475が操作されることに応じてステイプル処理を実行するモードに設定するための用紙処理設定手段等が含まれてもよい。
また、図2のブロック図は、CPU81において、枚数情報取得手段811、ステイプル可否判別手段812、画像調整手段813、実行指示手段814が、別個の手段として、各機能を果たすように記載されている。しかしながら、本発明の制御部80は、例えば、枚数情報取得とステイプル可否判別の両方の機能を有する手段を備えてもよいし、或いは、CPU81において、枚数情報取得手段811、ステイプル可否判別手段812、画像調整手段813、実行指示手段814の全ての機能を果たす手段を設けてもよい。
図3は、図2に示す複合機1の主要な動作を示すフローチャート図である。
まず、複写作業に先立ち、用紙処理設定キー475の操作によりステイプル処理を行うモードに設定される(図3中、ステップ1)と共に(これにより、ソートモードに自動設定される。)、複写部数設定キー474の操作により複写部数が設定され(図3中、ステップ2)、複写モード選択キー476の操作により複写モードが設定される(図3中、ステップ3)。そして、原稿載置部502に1ジョブ分の原稿束が載置され、スタートボタン471がONにされる(図3中、ステップ4)。
CPU81に含まれる枚数情報取得手段811は、複写モード選択キー476と原稿センサSDとに接続する。枚数情報取得手段811は、複写モード選択キー476が操作されることに応じて選択される「片面原稿/片面複写」、「両面原稿/両面複写」等の複写モード情報を含む信号を受信するとともに、原稿載置部502に載置された原稿束の原稿枚数をカウントするために設けられた原稿センサSDから出力される信号を受信する。さらに、枚数情報取得手段811は、得られた原稿枚数と設定された複写モード(このモード中の片面原稿か両面原稿かの原稿情報)とから原稿載置部502に載置された原稿束に対応する記録紙束の枚数を算出する(図3中、ステップ5)。
例えば、複写モードが「片面原稿/片面複写」に設定されていると記録紙束の枚数は原稿枚数と同数となり、複写モードが「片面原稿/両面複写」に設定されていると記録紙束の枚数は原稿枚数の2分の1となり、複写モードが「両面原稿/片面複写」に設定されていると記録紙束の枚数は原稿枚数の2倍となる。
枚数情報取得手段811により算出した記録紙束枚数の情報データは、ステイプル可否判別手段812へ送られる。
原稿束は、コンタクトガラス501上に給送され原稿の読み取りが行われ、この読み取られた原稿画像は、メモリへ格納され記憶部84に記憶される。画像の読み取りが終了した原稿は原稿排出部に排出される。原稿の両面に画像が形成されている場合は、各原稿の一面側の画像の読み取りが先に行われた後に他面側の画像の読み取りが順次行われる。
ステイプル可否判別手段812は、原稿載置部502に載置された原稿束に対応する記録紙束の枚数によりステイプル処理が可能であるか不可能であるかを判別するものであり、枚数情報取得手段811により算出された記録紙束の枚数と、用紙処理部37の処理能力に基づいて予め設定された判定値(例えば、記録紙束の枚数が50枚までであればステイプル処理が可能である場合、「50」以下の数値でROM82等に記憶されている。)とを比較し、記録紙束の枚数が判定値以下の場合はステイプル処理が可能であると判別し、判定値を超える場合はステイプル処理が不可能であると判別する(図3中、ステップ6)。
例えば、ステイプル処理が不可能と判別された場合は、表示部477にその旨を提示して、或いは警告音を鳴らして使用者に知らせてもよい(図3中、ステップ7)。この場合、使用者は、原稿枚数を減らす或いは複写モードの変更等を行わない限り、ステイプル処理を行うことはできない。
前記複写モードの変更は、使用者が所望の複写モードに変更してもよいし、或いは、CPU81に複写モードに関するプログラムを予め備えて、このプログラムにより、ステイプル可能枚数とするための1又はそれ以上の複写モードを選出して、表示部477にこれらを提示して、使用者はこれら提示された複写モードを選択してもよい。
ステイプル可否判別手段812により、ステイプル処理が可能であると判別された場合、ステイプル可否判別手段812は、枚数情報取得手段811から受信した記録紙束の枚数の情報のデータを画像調整手段813へ送る。画像調整手段813は、枚数情報取得手段から記録紙の枚数情報を含むデータを受けて、この枚数情報に基づいて、頁単の画像をステイプル綴じ位置から離すように、ページ余白を変更するか否かを決定して、必要に応じて、前記ページ余白を調整する。この「ページ余白を調整する」とは、例えば、頁単位の画像の縮小率及び/又はステイプル綴じ位置から離す方向の移動量を決定することを意味する(図3中、ステップ8)。
画像調整手段813は、ROM82と接続し、このROM82には、例えば、先端綴じの場合(スタックされた用紙束の先端をステイプルで綴じる場合)、或いは中央綴じの場合(用紙束の長手方向の中央を長手方向に沿って2箇所ステイプルで綴じる場合)等について、それぞれ演算式或いはテーブル等が格納されている。画像調整手段813は、これら演算式或いはテーブル等を利用して、記録紙枚数に対応する、頁単位の画像の「縮小率」及び/又は「移動量」を決定することにより、ページ余白を変更することができる。
例えば、前記テーブルの具体例は後に詳説するが、画像調整手段813は、特に中央に近い頁の記録紙上のステイプル付近の画像が見づらくなるほど記録紙束の枚数が多い場合において、記録紙束の中央に近い頁番号を有する記録紙のページ余白を変更させる。これにより、ステイプルされた記録紙束の中程の頁番号を有する記録紙上の画像が見づらくなるという問題を解消することができる。
詳細には、画像調整手段813は、記録紙束の枚数に応じて、記録紙束に対して2以上の縮小率及び/又は移動量を決定してもよい。この場合、中程の頁番号から頁番号が小さくなるにつれて及び中程の頁番号から頁番号が大きくなるにつれて、これら頁番号を有する記録紙に対応する縮小率及び/又は移動量を段階的に或いは連続的に調整することにより、ステイプル綴じ位置と頁単位の画像の距離を段階的に或いは連続的に大きくすることができる。これにより、小さい頁番号を有する記録紙及び大きい頁番号を有する記録紙(即ち、記録紙束を構成する外側の記録紙)において、不必要に縮小及び移動を行わないという利点も有する。
或いは、画像調整手段813は、枚数情報に基づいて、記録紙束に対して1つの縮小率及び/又は移動量を決定してもよい。この一律の縮小率及び/又は移動量により、ステイプルされた記録紙束の中程の頁番号を有する記録紙上の画像が見づらくなることを防ぐとともに、記録紙の全頁に渡りページ余白を揃えることができる。
画像調整手段813が、枚数情報取得手段811により算出された枚数情報に基づいて縮小及び/又は移動が不要である(或いは、縮小率「100%」及び/又は移動量「0mm」)と決定した場合は、画像調整手段813は、実行指示手段814へ画像調整せずに画像を形成することを指示する。実行指示手段814は、画像調整不要の信号を画像処理手段900へ送信して、記憶した画像データを縮小及び/又は移動処理しないことを知らせる。或いは、画像調整手段813が、画像調整不要であると判断した場合は、実行指示手段814は、画像処理手段900に何ら信号を送らないことにより、画像データの修正を行わないように構成されてもよい。
一方、画像調整手段813が、枚数情報に基づいて、記録紙の頁単位の縮小率を算出する及び/又は画像の移動量を算出すると、算出された縮小率及び/又は移動量のデータは、実行指示手段814へ送られる。実行指示手段814は、縮小率及び/又は移動量に関する信号を画像処理手段900へ送信する。画像処理手段900は、これら縮小率及び/又は移動量の情報に基づいて頁単位の画像のデータを修正した後、修正後の画像データを光学ユニットに送る。尚、本発明でいう画像処理手段900とは、例えば、データ処理プログラムであってもよい。
実行指示手段815は、さらに、画像形成部駆動モータM2、記録紙搬送部駆動モータM3に対し画像形成を実行するよう信号を送り、さらに用紙後処理部駆動アクチュエータA1に対し前記ステイプル処理の指示を行う(図3中、ステップ11)。
前記用紙後処理部駆動アクチュエータA1は、用紙受台603に集積した記録紙束に対し、ステイプル処理を施すために駆動するアクチュエータである。このアクチュエータA1が駆動することにより、所定のステイプル位置にステイプル処理が行われる。
画像調整手段813は、実行指示手段814に縮小率及び/又は移動量のデータを送る前に、表示部477を制御してもよい。この場合、図4で示す如く、表示部477において、頁単位の画像の縮小率及び/又は移動量が使用者に提示される(図3中、ステップ9)。尚、図4中(A)及び(B)中の点線は、縮小率及び移動量においてともに変更なしの場合の画像位置を示すものとする。さらに、図4で示す縮小率及び移動量の変更に伴い変更されるページ余白を、図5(A)及び(B)それぞれに図示する。図5中(A)及び(B)において、「ページ余白」を斜線領域とし、「ページ余白変更なし」及び「ページ余白の変更あり」をそれぞれ示すものとする。
使用者が表示内容を承認する場合は、使用者により確認ボタンが押される。この場合、画像調整手段813は、この表示部477から送信されるページ余白(例えば、縮小率及び/又は移動量)の承認信号を受信した後、実行指示手段814にこれら情報を含む信号を送信する。
尚、使用者が、表示部477に提示されたページ余白(例えば、縮小率及び/又は移動量)を承認しない場合は、表示部477上で、画像の縮小率及び/又は移動量を任意に設定することが可能とされてもよい(図3中、ステップ10)。この時点において、使用者により決定された画像の縮小率及び/又は移動量に関する信号は、実行指示手段814に送信され、それ以降は画像調整手段813が決定した画像縮小率及び/又は移動量を使用者が承認した場合と同様の動作が起こる。
尚、本実施形態においては、図4で示す如く、ページ余白(例えば、縮小率及び/又は移動量)が算出された段階で、ステイプル可否の判定と画像の縮小率及び/又は移動量がまとめて表示部477上に表示されてもよい。
前述のようにして、記録紙束の枚数に応じて頁ごとに画像処理された画像が形成された後、ステイプルされ、ステイプル処理後の記録紙束は排出トレイ623上に排出される(図3中、ステップ12)。
尚、図3のフローチャート図で示す本発明の実施形態では、制御部80が、枚数情報取得手段811、ステイプル可否判別手段812、画像調整手段813及び実行指示手段814を備えていることを示す。しかしながら、例えば、制御部80は、枚数情報取得手段811とステイプル可否判別手段812の両方の機能を果たす1つの手段と、画像調整手段813及び実行指示手段814の両方の機能を果たす1つの手段を備えてもよい。或いは、制御部80は、枚数情報取得手段811、ステイプル可否判別手段812、画像調整手段813及び実行指示手段814のそれぞれの機能の全てを果たす1つの手段を備えてもよい。
即ち、本発明の制御部80とは、ステイプル処理される記録紙の枚数情報を取得して、この枚数情報に基づいて、記録紙上で頁単位の画像をステイプル綴じ位置から離すように、前記ページ余白を変更するために画像処理手段900を制御する制御部80をいう。
以下、図6を参照して、画像の縮小率及び/又は移動量を決定する方法について具体例とともに詳説する。
表示部477(表示パネル)において、複写モードが「片面原稿/両面複写」に設定される。一方、原稿載置部502に50枚の原稿束が載置(セット)され、これら原稿束が原稿センサSDを通過する毎に検知信号が出力される。
上記の複写モード「片面原稿/両面複写」及び原稿センサSDからの検知信号は、CPU81(枚数情報取得手段811)へ送られる。
枚数情報取得手段811は、ROMに格納された演算式[count=SD検知回数F(係数)F;(片面=1,両面=1/2,分割=2,2in1=1/2等)]と複写モード情報に基づき、枚数情報を取得する。図6の場合、複写モードが「2in1」、SD検知回数が50の場合、枚数情報取得手段811において、記録紙束の枚数(25枚)が得られる。
ステイプル可否判別手段812は、得られた記録紙束の枚数(25枚)の情報データに基づいて、ROM82等に記憶されている判定値(例えば「上限50枚」)と記録紙束の枚数を比較した結果、ステイプルが可能であると判別する。
ステイプル可否判別手段812によりステイプルが可能であると判別されると、ステイプル可否判別手段812は、記録紙束の枚数データを、画像調整手段813へ送る。画像調整手段813は、予め使用者により入力された、或いは所定のステイプルの位置情報と、枚数情報取得手段811から枚数情報を取得する。尚、画像調整手段813は、画像の縮小率及び/又は移動量を決定する演算式及び/又はテーブルを格納するROMと接続している。画像調整手段813は、枚数情報と所定のステイプル位置情報を利用して、演算式及び/又はテーブルにより頁ごとに頁単位の画像の縮小率及び/又は移動量を算出する。
図7は、画像調整手段813と接続するROMに含まれ得るテーブル(1)の一例を示す。前記プログラムは、好ましくは、記録紙上のステイプル位置に応じて複数のテーブルを備える。図7に示すテーブルは、図4で示す如く、記録紙の左側2箇所にステイプルされるとき利用され得るテーブルの一例である。このテーブルにおいて、左列は記録紙枚数を、横軸には記録紙の頁番号を示し、記録紙枚数と頁番号が交差したところで得られる数値は、その記録紙と頁番号に対応するステイプル綴じ位置から離す方向への移動量(mm)を示す。テーブル(1)を参照すると、例えば、枚数情報取得手段811で、記録紙束の記録紙が「30枚」である情報を取得し、この情報がステイプル可否判別手段812を介して画像調整手段813に送られると、画像調整手段813は、この枚数情報をテーブル(1)と照らし合わせて、画像の移動が不要であると判断する(テーブル(1)において、*は移動量0mmであることを示す)。或いは、画像調整手段813が、枚数情報として、例えば「44枚」を認識すると、テーブル(1)により、記録紙束の1〜15枚目(即ち、第1頁〜第15頁)と、30〜44枚目(即ち、第30頁〜第44頁)の画像の移動量(mm)は「0」、即ち移動は不要と決定する。さらに、テーブル(1)は、16〜18枚目(第16頁〜第18頁)及び27〜29枚目(第27頁〜第29頁)の画像の移動量は5mm、19〜21枚目(第19頁〜第21頁)及び24〜26枚目(第24頁〜第26頁)の画像の移動量は8mm、22〜23枚目(第22頁〜第23頁)の画像の移動量は10mmであることを示す。
図7が示す如く、テーブル(1)は、記録紙束の外側の記録紙(1枚目と44枚目)に対応する第1の移動量(テーブル(1)の記録紙枚数が「44枚」である場合は、第1の移動量は、記録紙束の1〜15枚目(即ち、第1頁〜第15頁)と、30〜44枚目(即ち、第30頁〜第44頁)の画像の移動量であってもよい)と、中程の記録紙(22と23枚目)に対する第2の移動量を含む。また、このテーブル(1)において、第1の移動量は、第2の移動量より小さい。テーブル(1)は、さらに、前記最小の頁番号と前記中程頁番号との間の頁番号、及び前記最大の頁番号と前記中程頁番号との間の頁番号を有する他の記録紙(図7中、16〜21枚目と24〜29枚目)に対する他の移動量を含む。この他の移動量は、図7が示す如く、中程頁から最小及び最大頁(外側に)向かって段階的に小さくなってもよい。
図8は、前記他の移動量が、第1の移動量から第2の移動量に沿って、連続的に増加するテーブル(2)を示す。
図9は、本発明の他の実施形態に関するテーブル(3)を示す。このテーブル(3)によると、画像調整手段813により算出される移動量は、第1の移動量0mm(例えば記録紙「44枚」の時、第1頁〜第15頁と第30頁〜第44頁に対応する移動量)と第2の移動量5mm(例えば記録紙「44枚」の時、第16頁〜第29頁)の2段階である。
図10は、画像調整手段813が、前記枚数情報に基づいて、記録紙束に対して1つの移動量を決定し、記録紙の各頁に対し一律の移動量を与える場合に用いられるテーブル(4)を示す。図10で示されるように、本実施形態の制御部は、好ましくは、ステイプル処理される記録紙の枚数に比例して、ステイプル綴じ位置から頁単位の画像までの距離を大きくするような移動量を決定する。この場合、ステイプル処理される記録紙の枚数が多い場合でも、特に記録紙束の中央に近い頁において、画像が見づらくなることを防ぐことができるとともに、ステイプル綴じした記録紙束の各頁を連続して見た場合、記録紙上の同じ位置に頁単位の画像が確認できるという更なる利点を有する。
尚、前述したテーブル(1)は、移動量を示すものとして説明したが、例えば、このテーブル(1)の移動量に代えて縮小率を示してもよい。即ち、移動量0mmであるところを縮小率100%としてもよい。それぞれの頁においては、適切なステイプル綴じ位置と頁単位の間の距離を確保するために適切な縮小率が入力される。
画像調整手段813は、前述のようなテーブルや演算式を用いて算出された各頁単位の画像の縮小率および又は移動量のデータを実行指示手段815へ送る。実行指示手段814は、画像調整手段813で算出した縮小率データを画像処理手段900へ送り、画像処理手段900は、これら縮小率及び/又は移動量の情報に基づいて頁単位の画像のデータを修正する。
これにより、本実施形態により形成された記録紙上の画像は、画像調整手段813によりに決定した縮小率及び/又は移動量を反映している。
尚、本発明でいう画像処理手段900とは、例えば、データ処理プログラムであってもよい。
実行指示手段814は、画像処理手段900へ縮小率及び/又は移動量に関するデータを送信することに加えて、画像形成部駆動モータM2及び記録紙搬送部駆動モータM3に対し、実行指示信号を送信して、画像形成を開始させる。即ち、画像形成部駆動モータM2が実行指示信号を受信すると、光学ユニット42は記憶部84から読み出された原稿画像を感光体ドラム43に露光する。この読み出される原稿画像は、演算式或いはテーブル(1)に基づき、頁番号ごとに縮小率が異なる画像である。
上記のように、本発明の実施形態に係る複写機1は制御部80を備え、この制御部80は、ステイプル処理される記録紙束の枚数に応じて画像の縮小及び/又は移動の要否を決定し、更には、記録紙の頁番号毎に縮小率を変化させるように画像処理手段900を制御することができる。これにより、ステイプルされた記録紙束の中程頁の記録紙の画像、特にステイプル位置付近の画像が見づらくなることを防ぐことができる
本発明の他の実施形態について、図11を参照して説明する。
前述した実施形態では、複合機1は複写機であるため、光学ユニット42に入力される画像データ(入力画像データ)は原稿読取部500で原稿を読み取ることにより得るものであるが、光学ユニット42に入力される画像データをプリンタ等の場合のようにワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等の外部装置(91)から得るようにすることもできる。このように、外部装置から画像データを得る場合には、プリンタドライバからの送信されるプリント情報(P’’)に枚数情報が含まれている。また、画像データはPDLのデータとして送信され、メモリに格納される。CPU81の枚数情報取得手段811が、前記枚数情報を読み取り、これが「記録紙束の枚数情報」となる。また、このプリント情報の読取手段が「枚数情報取得手段」となる。
さらに、本発明に係る複写機1は、上記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、以下に述べるような種々の変形態様を採用することができる。
なお、本発明に係る複合機1は、上記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、以下に述べるような種々の変形態様を採用することができる。
(1)上記実施形態では、ステイプル処理が可能な場合にも表示部477に判別結果を表示するようにしているが、ステイプル処理が不能の場合にだけ判別結果を表示させるようにしてもよい。同様に、画像の縮小率及び/又は移動量の表示は画像が縮小及び/又は移動される場合のみ使用者に提示してもよい。また、使用者の注意をより喚起させるため、判別結果を点滅表示させたり、表示部477とは別に結果内容を表示する専用の表示部を設けるようにしたりしてもよい。
(2)上記実施形態では、ステイプル処理の可否判別結果と縮小率及び/又は移動量の情報を表示部477に表示して使用者に報知するようにしているが、この報知は表示部477への表示に限るものではない。例えば、音声出力手段を利用して音声により報知を行うこともできる。また、ステイプル処理が不能の場合にだけ報知を行うような場合等では、点滅発光手段を利用して発光により報知を行ったり、ブザー等の音出力手段を利用して音により報知を行ったりすることが可能である。
(3)上記実施形態では、用紙後処理部6が用紙受台603に排出された記録紙が所定枚数に達する毎にステイプル処理を行うように構成されたものであるが、このような構成のものに限定されるものではない。例えば、複数のビンを備えておき、各ビンに所定枚数の記録紙束を先に排出させておき、その後で各ビンの記録紙束に対して順次ステイプル処理を行うように構成することも可能である。
本発明の一実施形態に係る複写機の内部構成を概略的に示す図である。 図1に示す複写機の制御構成を示すブロック図である。 図2に示す制御構成を有する複写機の動作を説明するためのフローチャート図である。 (A)及び(B)はともに、本発明の一実施形態に係る複写機の表示部の表示内容の一例であり、画像調整手段813により決定された縮小率及び移動量を含む表示例である。 図4デ示す(A)及び(B)示した縮小率及び移動量に伴うページ余白の変更を示す。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 画像調整手段813に含まれ得るテーブル(1)を示す。 画像調整手段813に含まれ得るテーブル(2)を示す。 画像調整手段813に含まれ得るテーブル(3)を示す。 画像調整手段813に含まれ得るテーブル(4)を示す。 外部装置から画像データを得る場合における、枚数情報取得手段811が枚数情報を得る様子を示す図である。
符号の説明
1 複写機
2 本体部
6 用紙後処理部
80 制御部
81 CPU
84 記憶部(記憶手段)
300 画像形成部(画像形成手段)
500 原稿読取部
502 原稿載置部
603 用紙受台
625 ステイプラ
626 受止部材
811 枚数情報取得手段
812 ステイプル可否判別手段
813 画像調整手段
814 実行指示手段
900 画像処理手段

Claims (5)

  1. 用紙を積載する処理トレイと、
    入力画像データに基づいて画像形成手段により順次記録紙に画像を記録し、前記処理トレイに積重ねられた記録紙束に対してステイプル綴じ処理を行うステイプル処理手段を含む用紙後処理部と、
    制御部を備える画像形成装置において、
    前記制御部が、ステイプル処理される記録紙の枚数情報を取得して、この枚数情報に基づいて、画像をステイプル綴じ位置から離すように、ページ余白を変更可能とすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、画像の縮小及び/又は移動により、前記ページ余白を変更可能とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記枚数情報に基づいて、前記記録紙束に対して少なくとも2つの縮小率及び/又は移動量を決定し、記録紙束の中央に近い頁ほど、画像をステイプル綴じ位置から離すように、前記ページ余白を設定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部が、前記枚数情報に基づいて、前記記録紙束に対して1つの前記縮小率及び/又は移動量を決定し、前記記録紙束の各頁に対して一律に前記ページ余白を設定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、ステイプル処理される記録紙束の枚数に比例して、画像をステイプル綴じ位置から離すように、前記ページ余白を設定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
JP2008163841A 2008-06-23 2008-06-23 画像形成装置 Pending JP2010000768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163841A JP2010000768A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008163841A JP2010000768A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010000768A true JP2010000768A (ja) 2010-01-07

Family

ID=41582869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008163841A Pending JP2010000768A (ja) 2008-06-23 2008-06-23 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010000768A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012098889A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像情報処理装置、画像形成システム、及びプログラム
JP2013052628A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成制御部および画像形成装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06276383A (ja) * 1993-03-17 1994-09-30 Ricoh Co Ltd 画像記録装置
JPH07287428A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2004005468A (ja) * 2002-04-08 2004-01-08 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、印刷システム及び記憶媒体
JP2004066582A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06276383A (ja) * 1993-03-17 1994-09-30 Ricoh Co Ltd 画像記録装置
JPH07287428A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2004005468A (ja) * 2002-04-08 2004-01-08 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、制御プログラム、印刷システム及び記憶媒体
JP2004066582A (ja) * 2002-08-05 2004-03-04 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012098889A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像情報処理装置、画像形成システム、及びプログラム
JP2013052628A (ja) * 2011-09-05 2013-03-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成制御部および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6039249B2 (ja) シート処理装置、シート処理装置の制御方法、及びプログラム
JP4580431B2 (ja) 後処理装置
US9329555B2 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus
JP2006248685A (ja) シート後処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2012168275A (ja) 画像形成システム及びプリンタコントローラ
JP2008013275A (ja) シート処理装置、シート処理方法および画像形成システム
JP2007041353A (ja) 画像形成装置、画像形成システム
JP2005246870A (ja) 画像形成システムおよびその制御方法
US9986118B2 (en) Image forming apparatus that ensures reduced waste of recording sheet when performing trial printing
JP4638517B2 (ja) 画像処理装置
JP4808535B2 (ja) シート処理装置、および画像形成装置
JP2010000768A (ja) 画像形成装置
JP2008094570A (ja) 画像形成システム
JP2006215154A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007084270A (ja) シート処理装置、および画像形成装置
JP4252067B2 (ja) 後処理機能を備えた画像形成システム及びその画像形成装置
JP4155915B2 (ja) シート後処理装置及び画像形成装置
JP4369414B2 (ja) 画像形成装置及び中綴じ制御プログラム
JP2009280358A (ja) 画像形成装置
JP4267531B2 (ja) 画像形成装置
JP4164390B2 (ja) 画像形成装置
JP4070640B2 (ja) 画像形成装置
JP2005022175A (ja) 画像形成装置
JP2006349927A (ja) 画像形成システム
JP2004279952A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121217