JP2005022175A - 画像形成装置 - Google Patents

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Kyoichiro Hayashi
京一郎 林
Yasushi Saito
靖 齊藤
Tatsuo Noda
辰夫 野田
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Abstract

【課題】小冊子モードで分冊処理を行なった場合に製本する際の作業負担の軽減及び作業の迅速化を図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、フィニッシャー6のステイプル装置625により中綴じ処理を行うことが可能な記録紙の上限枚数(中綴じ制限枚数B)を記憶する中綴じ制限枚数記憶部43と、原稿画像の印刷開始時点から印刷枚数Yをカウントする印刷枚数カウント部92と、印刷枚数カウント部92によりカウントされた印刷枚数Y及び中綴じ制限枚数Bから各分冊の製本順序を特定するための分冊番号Xを求める分冊番号算出部95と、分冊番号算出部95により求められた分冊番号を各分冊の表紙に形成する画像形成部300とを備える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の電子写真を利用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数枚数の原稿画像が両面印刷された記録紙の束をステープルで中綴じ処理を行い、更に2つ折りすることにより小冊子を作成する小冊子作成機能を有する画像形成装置においては、通常ステープルの処理能力により中綴じ可能な記録紙の枚数が制限されており、小冊子を作成する際に記録紙の枚数が制限枚数を超える場合は分冊処理を行なう(例えば、特許文献1,2)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−157178号公報
【特許文献2】
特開2003−15844号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記分冊処理により作成された複数の分冊を1冊にまとめる製本作業は、ユーザにより行なわれるものであり、記録紙の枚数、小冊子の作成部数が多く分冊数が多くなる程、手間がかかり作業効率を低下させるという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、小冊子を複数の分冊として製本する際の作業負担の軽減を図ることができる画像形成装置を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る画像形成装置は、原稿の画像が形成された複数枚数の記録紙に対し、後処理を行い小冊子を作成する小冊子モードを有し、原稿枚数が所定枚数より大きい場合に分冊処理を行う画像形成装置であって、前記小冊子モードにより作成される小冊子に用いる記録紙の枚数である小冊子枚数を記憶する小冊子枚数記憶手段と、原稿画像の印刷開始時点から印刷枚数をカウントするカウント手段と、前記カウント手段によりカウントされた印刷枚数及び前記小冊子記憶手段に記憶される小冊子枚数から各分冊の製本順序を特定するための分冊番号を求める分冊番号決定手段と、前記分冊番号決定手段により求められた分冊番号を各分冊の表紙に形成する画像形成手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、ユーザが複数の分冊を重ね合わせて製本する際に、各分冊の表紙に付された分冊番号から製本順序を知ることができ、特に原稿枚数や小冊子の作成部数が多い場合の製本作業の迅速化を図ることができる。
【0008】
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記所定数が前記算出された転写予定の記録紙の枚数の約数であるか否かを判断する約数判断手段と、前記所定数が前記算出された転写予定の記録紙の枚数の約数のときは、そのまま像形成手段による処理に導き、前記所定数が前記算出された転写予定の記録紙の枚数の約数でないときは、前記算出された転写予定の記録紙の枚数を前記所定数で除算したときの商より大きい整数値を設定し、前記算出された転写予定の記録紙の枚数を前記整数値で除算し割り切れた場合、このときの商であり、かつ、1より大きい値を新たな所定値として扱うようにする分冊処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、前記所定数が前記転写予定の記録紙の枚数の約数でない場合は、当該所定数を前記記録紙の枚数の約数に変更するので、各分冊に含まれる記録紙の枚数を均等にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものである。
【0011】
本体部2には、本体部2の下部に配設された給紙部100と、この給紙部100の側方及び上方に配設された用紙搬送部200と、この用紙搬送部200の上方に配設された画像形成部300と、この画像形成部300よりも記録紙搬送方向下流側に配設された定着部400と、原稿上の画像を読み取る画像読取部500とが備えられている。
【0012】
画像読取部500は、コンタクトガラス501上に載置された原稿に、露光ランプから光を照射し、その反射光を反射鏡を介してCCDラインセンサ等からなる光電変換部に導くことにより、原稿上の画像データを読み取るものである。
【0013】
上記画像データが画像形成部300の露光ユニット303に伝えられ、帯電ユニット302によって表面が帯電された感光体ドラム301表面が露光される。そして、現像ユニット304から感光体ドラム301表面にトナーが供給され、転写ユニット305によって感光体ドラム301表面上のトナー画像が記録紙に転写される。トナー画像転写後の感光体ドラム301表面はクリーナー306及び除電ユニット307によって次の画像形成に備えられる。トナー画像が転写された記録紙は、定着部400の加熱ローラ401と加圧ローラ402によって加圧及び加熱されてトナー画像が定着される。
【0014】
給紙部100は、給紙カセット111又は給紙装置3に積載された記録紙の束を、給紙ローラ112又は捌きローラ320の回転動作によって最上位置の記録紙から1枚ずつ用紙搬送部200に給紙するものである。用紙搬送部200は、給紙部100から給紙された記録紙を、各種ローラ対202,203によって画像形成部300に搬送し、さらに画像形成部300から定着部400において画像形成がなされた記録紙を排出ローラ対205によって排出トレイ204上に排出するものである。なお、両面印刷時には、記録紙はスイッチバック部206によって画像転写面が反転された後に、再び画像形成部300に搬送される。
【0015】
給紙装置3は、大量の記録紙を収容し、本体部2の画像形成部300に向けて記録紙を給送するものである。給紙装置3内では、大量の記録紙が積載されるリフト部310が上下移動し、積載された記録紙の最上部が捌きローラ320及び搬送ローラ対330が配設された本体部2への記録紙搬送位置にくるように調整して、捌きローラ320及び搬送ローラ対330によって記録紙を本体部2側に搬送するようになっている。
【0016】
フィニッシャー6について説明する。フィニッシャー本体600は、上記本体部2の排出ローラ対205から搬入されてきた用紙に対して、後処理としてパンチ処理を行うパンチ部601、搬入されてきた用紙を搬送する搬入ローラ対602、搬送されてきた用紙を用紙束として一時的にストックする用紙受台603、フィニッシャー本体600は、搬入ローラ対602によって搬送されてきた画像形成された用紙及び原稿の用紙を搬送する搬送ローラ対620、用紙受台603から搬送されてきた用紙をメイン排出トレイ623に排出する排出ローラ対607、用紙に対する後処理が間に合わない場合に搬送されてきた用紙を退避させる退避ドラム621、図示しない昇降機構によって昇降可能にされると共に用紙受台603から搬送されてきた用紙と搬入ローラ対602から直接搬送されてきた用紙の排出が可能とされた複数のビンからなるメールボックス622及びメイン排出トレイ623、搬入ローラ対602からの用紙の搬送方向を用紙受台603側とメールボックス622及びメイン排出トレイ623に用紙を排出する排出ローラ対607側とに切り換える搬送分岐ガイド624を備える。
【0017】
フィニッシャー本体600は、用紙受台603に搬入された用紙にステイプル処理を施すステイプル装置625、用紙受台603に搬入された用紙の下部端を受け止めて保持する受止部材626、用紙受台603から下部方向に向かって用紙を搬送する搬送ローラ対627、搬送ローラ対627から搬送されてきた用紙を中央で折りたたんで小冊子状態にする用紙中折り部628、及び用紙中折り部628で中折りされた用紙が排出される排出トレイ629を備える。
【0018】
用紙受台603は、受止部材626を用紙の搬出方向に移動させる駆動部(図略)を備える。そして、制御部(制御手段)10からの制御信号に応じて駆動部が駆動することにより、受止部材626で保持された用紙は、排出ローラ対607まで搬送され、排出ローラ対607によってメイン排出トレイ623に排出される。
【0019】
フィニッシャー本体600には、用紙受台603に用紙を搬入する受台搬入ローラ(図略)と、用紙受台603への用紙の搬入を案内する可動案内部材及び静止案内部(図略)が、用紙の搬入方向に対して所定の間隔を置いて異なった位置に設けられている。これにより、サイズの異なる用紙や、用紙の向きにより搬送方向に対して長さの異なる用紙を、それぞれの用紙のサイズや向きに応じて用紙受台603に搬入する位置を変化させ、用紙の端部が揃った状態で用紙受台603に搬入すると共にステイプル装置625でのステイプル処理が可能にされている。
【0020】
ステイプル装置625は、制御部41からの制御信号により駆動する図示しない駆動部により移動可能に構成され、用紙受台603に搬入された用紙に通常のステイプル処理を行う場合は用紙の端付近の位置に移動させられると共に用紙の端付近にステイプル処理を施し、小冊子モードの際には用紙の中央付近に移動させられると共に用紙の中央付近にステイプル処理を施して中綴じを行う。
【0021】
用紙中折り部628は、ステイプル装置625で中綴じされた用紙を載置する中折り受台630、搬送ローラ対627から搬送されてきた用紙を中折り受台630へ搬入する搬入ローラ対631、中折り受台630に載置された用紙の中央付近の表裏を挟み込むように相対して設けられた押し込み部材632、及び中折ローラ対633により中折されて小冊子状態にされた用紙を排出トレイ629へ排出する排出ローラ対634等を備える。
【0022】
押し込み部材632は、図示しない駆動部により移動可能に構成され、中折ローラ対633方向へ移動させられることにより、中折り受台630に載置された用紙の中央付近を中折ローラ対633へ向かって押し込んで、中折するものである。中折ローラ対633は、押し込み部材632により押し込まれた用紙を、折りたたんで小冊子状態にすると共に排出ローラ対634へ搬送し、この2つ折りされた用紙が、排出ローラ対634によって排出トレイ629へ排出される。
【0023】
図2は、図1に示すデジタル複合機の電気的構成を主に示すブロック図である。デジタル複合機1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ネットワークI/F(インターフェース)部71、HDD(ハードディスクドライブ)81、及びフィニッシャー6を備える。
【0024】
操作パネル部51は、タッチパネル等から構成されるタッチパネル部52、及びスタートキー402及びテンキー403等から構成される操作キー部53を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を制御部41に与える。
【0025】
スキャナ部11は、図1に示す画像読み取り部500を構成する露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含む。スキャナ部11は、露光ランプ12により原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部21へ出力する。
【0026】
画像処理部21は、補正部22、画像加工部23及び画像メモリ24を含む。画像処理部21は、読み取られた画像データを必要に応じて補正部22及び画像加工部23により処理し、処理された画像データを画像メモリ24に記憶したり、プリンタ部31又はネットワークI/F部71等へ出力する。補正部22は、読み取られた画像データに対してレベル補正、γ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部23は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
【0027】
プリンタ部31は、図1に示す用紙搬送部200、画像形成部300、定着部400を含む。プリンタ部31は、スキャナ部11により読み取られた原稿データ、ネットワークI/F部71を介してパーソナルコンピュータ等から送信された印刷データ等の画像データを用いて画像を記録紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部200は記録紙を画像形成部300へ搬送し、画像形成部300は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、定着部400はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
【0028】
フィニッシャー6は、図1に示すステイプル装置625及び用紙中折り部628等から構成される。プリンタ部31によって画像形成された記録紙がフィニッシャー本体600に搬送され、用紙受け台603に所定枚数分の記録紙がストックされると、ステイプル装置625は記録紙の端付近または中央部分に移動されると共にステイプル処理を行う。用紙中折り部628は、ステイブル処理が施された記録紙を中折りし、小冊子状態にされた記録紙を排出トレイ629に排出する。
【0029】
ネットワークI/F部71は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して外部装置との間での種々のデータの送受信を制御する。HDD81は、スキャナ部11によって読み取られた画像データ及び当該画像データに設定されている出力形式等を記憶する。
【0030】
CPU42は、印刷予定枚数算出部91、印刷枚数カウント部92、分冊判定部93、画像加工制御部94、分冊番号算出部95、及び中綴じ制限枚数変更部96を備える。
【0031】
印刷予定枚数算出部91は、原稿枚数に基づき小冊子を作成するために必要な記録紙の枚数を印刷予定枚数Aとして算出する。印刷枚数カウント部92は、記録紙の画像形成終了毎にカウント数を1ずつ加算していき、処理済みの印刷枚数Yを求める。中綴じ制限枚数記憶部43は、フィニッシャー6のステイプル装置625により中綴じ処理を行うことが可能な記録紙の上限枚数(中綴じ制限枚数B)を記憶する。分冊判定部93は、印刷予定枚数算出部91により算出された印刷予定枚数Aと、中綴じ制限枚数記憶部43に記憶される中綴じ制限枚数Bとを比較し、分冊処理を行うか否かの判定を行う。画像加工制御部94は、小冊子モードの際に記録紙上の原稿画像のレイアウトや画像形成する順序等を決定し、画像加工部23に画像データの編集処理を実行させる。分冊番号算出部95は、印刷枚数カウント部92によりカウントされた印刷枚数Yを中綴じ制限枚数Bで割ることにより分冊番号Xを算出し、画像形成部300による画像形成処理中の記録紙が含まれる分冊が何分冊目であるかを判断する。中綴じ制限枚数変更部96は、均等割りモードが選択された場合、印刷予定枚数Aが中綴じ制限枚数Bの倍数であり、各分冊に含まれる記録紙の枚数が均等になるか否かの判断を行い、均等ではないと判断した場合は、中綴じ制限枚数Bを印刷予定枚数Aの約数に変更する。
【0032】
図3,図4は小冊子モードの処理を説明するためのフローチャートである。
【0033】
タッチパネル部52の初期画面には、図5に示す機能リスト画面G1が表示されており(ステップS1)、機能リスト画面G1から小冊子モードキーK1が選択されると(ステップS3)、小冊子モード設定画面がタッチパネル部52に表示される(ステップS5)。図6はタッチパネル部52に表示される小冊子モード設定画面の一例である。小冊子モード設定画面G2には、原稿の画像が片面または両面に形成されているかを設定するための原稿設定キーK1〜K3や、ステープルの綴じ位置を設定するための綴じ位置設定キーK4〜K6や、分冊処理を行う際に各分冊に含まれる記録紙を均一にする均等割りを設定するための均等割りキーK7等が表示されており、これらのキーが押下されることにより小冊子モードの条件が設定される。ステップS7において、スタートキー(図示省略)が押下されたか否かが判断され、スタートキーが押下された場合、ステップS9に移行し、スキャナ部11により原稿の画像データが読み込まれる。
【0034】
ステップS11において、印刷枚数カウント部92は印刷枚数Yをクリアし、印刷予定枚数算出部91は、A=(P+3)/4に原稿枚数Pを代入することで印刷予定枚数Aを算出する。ステップS13において、分冊判定部93は、印刷予定枚数Aが中綴じ制限枚数記憶部43に記憶される中綴じ制限枚数Bより大きいか否かを判断し、印刷予定枚数Aが中綴じ制限枚数Bより大きい場合は、分冊処理モードに移行する。
【0035】
ステップS20において、中綴じ制限枚数変更部96は、分冊の均等割りが設定されているか否かを判断し、分冊の均等割りが設定されている場合は、ステップS21に進み、中綴じ制限枚数Bが印刷予定枚数Aの約数であるか否かを判断し、中綴じ制限枚数Bが印刷予定枚数Aの約数であると判断した場合は、各分冊への均等割りが可能であると判断し、ステップS25に進む。中綴じ制限枚数変更部96は、中綴じ制限枚数Bが印刷予定枚数Aの約数ではないと判断した場合は、ステップS22に進み、印刷予定枚数Aを中綴じ制限枚数Bで除算したときの商を求め、この商より大きい整数値Zで印刷予定枚数Aを除算し、割り切れるか否かを判断する。中綴じ制限枚数変更部96は印刷予定枚数Aが整数値Zにより割り切れると判断した場合、ステップS23に進み、印刷予定枚数Aを整数値Zにより割った際に得られる商であり、かつ、1より大きい値を新たな中綴じ制限枚数Bとして設定し、印刷予定枚数Aが整数値Zにより割り切れないと判断した場合、均等割りが不可能であると判断しステップS25に進む。
【0036】
ステップS25において、画像加工制御部94は、印刷予定枚数Aを中綴じ制限枚数Bで割った値N(A/B)に余りが無い場合はその値Nを分冊数とし、印刷予定枚数Aを中綴じ制限枚数Bで割った値Nに余りが有る場合はN+1を分冊数とし、原稿の各ページの画像を何分冊目の何ページ目に形成するかを決定し、画像加工部23に原稿の画像データの編集処理を実行させる。
【0037】
ステップS27に進み、分冊番号算出部95は、印刷枚数Yを中綴じ制限枚数Bで割った場合に余りがあるか否かを判断し、余りが有ると判断した場合は、次に画像形成される記録紙は分冊の一枚目ではないと判断し、ステップS33に移行し、余りがないと判断した場合は、次に画像形成がされる記録紙は分冊の1枚目に該当すると判断し、ステップS29に移行する。分冊番号算出部95は、X=Y/B+1に印刷枚数Y及び中綴じ制限枚数Bを代入し分冊番号Xを求め、ステップS31において、分冊番号算出部95は、画像形成部300に対し記録紙の第1面に分冊番号Xを形成させるよう指示信号を出力する。そして、ステップS33において、画像形成部300は分冊番号算出部95からの指示信号を受信すると、記録紙の第1面に割り当てられた原稿の画像を形成すると共に記録紙の第1面の中央付近に分冊番号Xの画像を形成する。
【0038】
そして、記録紙の両面印刷が終了すると、ステップS33において、印刷枚数カウント部92は印刷枚数Yを1加算する。ステップS35において、CPU42は印刷枚数Yが印刷予定枚数Aに達したか否かを判断し、印刷枚数Yが印刷予定枚数Aに達していない場合は、ステップS27に戻り印刷処理を続行し、印刷枚数Yが印刷予定枚数Aに達した場合は処理を終了する。
【0039】
一方、ステップS13において、分冊判定部93により印刷予定枚数Aが中綴じ制限枚数B以下であると判断された場合は、ステップS15において、画像加工部23は小冊子用の画像データを作成し、ステップS17、19において、画像形成部300は、印刷枚数カウント部92によりカウントされる印刷枚数Yが印刷予定枚数Aに達するまで小冊子用の画像データによる画像形成処理を行う。
【0040】
また、記録紙の両面印刷と同時に、両面印刷が終了した記録紙がフィニッシャー本体600に搬送され、用紙受け台603に中綴じ制限枚数Bの記録紙が貯まると、制御部41からステイプル装置625及び用紙中折り部628に駆動信号が出力され、記録紙の中央部分がステイプル装置625により中綴じされると共に用紙中折り部628により中折り処理がされ、小冊子状態にされた記録紙が排出トレイ629に排出される。
【0041】
図7は小冊子モードにより作成された分冊を示す図である。
【0042】
小冊子モードにより例えば16枚の原稿用紙から小冊子を作成する際は、印刷予定枚数算出部91は、A=(P+3)/4にP=16を代入し、印刷予定枚数A=4を求める。中綴じ制限枚数記憶部43に記憶される中綴じ制限枚数Bとして2が設定されている場合、分冊判定部93は、印刷予定枚数Aと中綴じ制限枚数Bを比較し、印刷予定枚数Aが中綴じ制限枚数Bより大きいと判断し、分冊処理に移行する。即ち、画像加工制御部94は、印刷予定枚数Aを中綴じ制限枚数Bで割った分冊数N=2を基準に原稿画像のレイアウト等を決定し、画像形成部300は画像加工部23により編集された画像データに基づき記録紙上に画像形成を行なう。尚、ユーザがタッチパネル部52を用いて均等割りを設定している場合は、中綴じ制限枚数Bは印刷予定枚数Aの約数であるため、中綴じ制限枚数変更部96により中綴じ制限枚数Bは変更されずに分冊処理が行われる。
【0043】
図7(a)は分冊に含まれる記録紙上の原稿画像のレイアウトを説明するための図である。図に示すように、第1分冊S1の記録紙P1の第1面,第2面にはそれぞれ原稿の1、8枚目の画像データ及び原稿の2、7枚目の画像データが配置され、記録紙P2の第1面,第2面にはそれぞれ原稿の3、6枚目の画像データ及び原稿の4、5枚目の画像データが配置される。第2分冊S2の記録紙P3及びP4も中綴じ処理された状態で原稿9〜16枚目の画像データが順番通りになるように配置される。
【0044】
画像形成部300による記録紙P1〜4の画像形成処理中に、分冊番号算出部95は印刷枚数カウント部92による印刷枚数Yを中綴じ制限枚数Bで割り、余りが無い時に次に印刷が行なわれる記録紙が分冊の1枚目の記録紙であると判断し、分冊番号Xを算出する。ここでは、分冊番号算出部95は、印刷枚数Y=0,2の際に印刷枚数Yは中綴じ制限枚数Bにより割り切れるため、印刷枚数Y及び中綴じ制限枚数BをX=Y/B+1に代入し、分冊番号X=1,2を求める。図7(b)は分冊番号Xが付された分冊を示す図である。画像形成部300は、記録紙P1の第1面に原稿画像を形成する際に分冊番号1を記録紙P1の中央上部付近に形成し、記録紙P3の第1面に原稿画像を形成する際に分冊番号2を記録紙P3の中央上部付近に形成する。
【0045】
このように、本実施形態によれば、分冊処理を行なう際に、画像形成部300は各分冊の表紙に分冊番号算出部95により求められた分冊番号Xを付すので、ユーザが分冊のページ数等を確認せずに容易に製本することができ、特に原稿枚数や小冊子の作成部数が多く大量の分冊が作成された場合に製本作業の負担を軽減し、作業の迅速化を図ることができる。また、均等割りが指定されており、分冊制限枚数Bが印刷予定枚数Aの約数でない場合は、分冊制限枚数Bを印刷予定枚数Aの約数に変更するので、各分冊に含まれる記録紙の枚数を均等にすることができる。
【0046】
なお、本実施形態では、小冊子を構成する記録紙の枚数として中綴じ制限枚数Bを用いているが、これには限定されず、ユーザが操作パネル部51により小冊子に含まれる記録紙の枚数を中綴じ制限枚数Bより少ない枚数に変更するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザが小冊子モードにより作成された複数の分冊を重ね合わせて製本をする際に、各分冊の表紙に付された分冊番号から製本順序を容易に知ることができ、製本作業の容易化及び迅速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるデジタル複合機の機械的構成を主に示す側面概略図である。
【図2】図1に示すデジタル複合機の電気的構成を主に示すブロック図である。
【図3】小冊子モードの処理を説明するためのフローチャートである。
である。
【図4】小冊子モードの処理を説明するためのフローチャートである。
である。
【図5】タッチパネル部に表示される機能リスト画面の一例である。
【図6】タッチパネル部に表示される小冊子モード設定画面の一例である。
【図7】小冊子モードにより作成された分冊を示す図である。
【符号の説明】
23 画像加工部
41 制御部
42 CPU
43 中綴じ制限枚数記憶部
91 印刷予定枚数算出部
92 印刷枚数カウント部
93 分冊判定部
94 画像加工制御部
95 分冊番号算出部
96 中綴じ制限枚数変更部
300 画像形成部

Claims (2)

  1. 原稿の画像を像形成手段によって記録紙の左右に転写し、後処理として小冊子を作成するための中綴じ処理を行う小冊子モードを備え、この小冊子モードは記録紙の枚数が所定数を越えるときには分冊可能に、分冊ごとの画像に並び替えると共に各記録紙に画像を転写するようになされた画像形成装置において、
    転写予定の記録紙の枚数を予め算出する枚数算出手段と、
    算出された記録紙の枚数が所定数を越えるか否かを判断する判断手段と、
    転写される記録紙の枚数をカウントするカウンタと、
    カウンタ出力に基づいて各記録紙に対する分冊番号を生成する分冊番号生成手段とを備え、
    前記像形成手段は、前記算出された記録紙の枚数が所定数を越えると判断されたときは、転写される記録紙の所定個所に前記生成された分冊番号を転写することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定数が前記算出された転写予定の記録紙の枚数の約数であるか否かを判断する約数判断手段と、
    前記所定数が前記算出された転写予定の記録紙の枚数の約数のときは、そのまま像形成手段による処理に導き、前記所定数が前記算出された転写予定の記録紙の枚数の約数でないときは、前記算出された転写予定の記録紙の枚数を前記所定数で除算したときの商より大きい整数値を設定し、前記算出された転写予定の記録紙の枚数を前記整数値で除算し割り切れた場合、このときの商であり、かつ、1より大きい値を新たな所定値として扱うようにする分冊処理手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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